JP2002100196A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2002100196A
JP2002100196A JP2000292177A JP2000292177A JP2002100196A JP 2002100196 A JP2002100196 A JP 2002100196A JP 2000292177 A JP2000292177 A JP 2000292177A JP 2000292177 A JP2000292177 A JP 2000292177A JP 2002100196 A JP2002100196 A JP 2002100196A
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JP
Japan
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bit line
transistor
level
precharge
type mos
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Application number
JP2000292177A
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English (en)
Inventor
Mitsuaki Hayashi
林  光昭
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C17/00Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards
    • G11C17/08Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements
    • G11C17/10Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements in which contents are determined during manufacturing by a predetermined arrangement of coupling elements, e.g. mask-programmable ROM
    • G11C17/12Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements in which contents are determined during manufacturing by a predetermined arrangement of coupling elements, e.g. mask-programmable ROM using field-effect devices

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ読み出しの高速化とチップ面積の低減
が可能な半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 アドレス信号に基づき生成された複数の
列選択信号Cjに応じて複数のビット線BLjの各々を
選択する複数の第1トランジスタQCjを含むビット線
選択回路5と、複数のビット線の各々を充電する複数の
第2トランジスタQCNjを含むビット線充電回路9
と、複数のビット線の各々を接地電位に接続する複数の
第3トランジスタQNRjを含むビット線接地回路12
とを備えた。これにより、ビット線プリチャージ時の充
電時間とデータ読み出し時の放電時間を短縮するととも
に、プリチャージおよび読み出しに関係の無い隣接する
ビット線を接地電位に落とすことで、ビット線間容量の
増大に起因した誤動作もなく、ビット線間の間隔を可能
な限り短くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置に
関し、微細化と低電圧化において高速読み出しを実現す
る回路技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の半導体記憶装置として、
コンタクト方式のマスクROMの構成を示す回路図であ
る。コンタクト方式のマスクROMとは、メモリセルト
ランジスタのドレインとビット線との接続の有無を、R
OMデータの“1”及び“0”に対応させるものであ
る。
【0003】図9において、従来の半導体記憶装置は、
メモリセルアレイ1、行デコーダ2、プリチャージトラ
ンジスタ3、読み出し回路4、ビット線選択回路14、
および列デコーダ15から構成されている。
【0004】メモリアレイ1では、単一のN型MOSト
ランジスタにより形成されたメモリセルM(i,j)
(i=1〜m,j=1〜n)がm行n列のマトリックス
状に配列されて構成される。各メモリセルM(i,j)
のゲートは、ワード線Wi(i=1〜m)に各々接続さ
れ、そのソースは接地電位に接続され、そのドレイン
は、メモリセルデータが“0”の場合にビット線BLj
(j=1〜n)に各々接続され、メモリセルデータが
“1”の場合には浮遊状態にされる。
【0005】行デコーダ2は、行アドレスAR1〜AR
yとプリチャージ信号PCLKを入力とし、プリチャー
ジ信号PCLKが論理「L」レベルの時、全てのワード
線Wi(i=1〜m)を非選択とし、プリチャージ信号
PCLKが論理「H」レベルの時、行アドレスAR1〜
ARyの入力に対応したワード線Wi(i=1〜m)を
選択する。この従来例では、選択されたワード線Wiは
「H」レベルに、その他のワード線Wiは「L」レベル
とする。
【0006】プリチャージトランジスタ3は、そのソー
スが電源電位に接続され、そのゲートにプリチャージ信
号PCLKが入力され、そのドレインがビット線選択回
路14との接続点DINに接続されたP型MOSトラン
ジスタである。
【0007】読み出し回路4は、ビット線選択回路14
との接続点DINの信号を増幅し、出力端子DOUTへ
メモリデータを出力する。メモリセルデータにより接続
点DINが「H」レベルになる時、出力端子DOUTは
データ“1”を出力し、メモリセルデータにより接続点
DINが「L」レベルになる時、出力端子DOUTはデ
ータ“0”を出力する。
【0008】ビット線選択回路14は、ソースがビット
線BLj(j=1〜n)に各々接続され、ゲートがビッ
ト線選択信号Cj(j=1〜n)に接続され、ドレイン
が接続点DINに接続されたN型MOSトランジスタQ
Nj(j=1〜n)と、ドレインがビット線BLj(j
=1〜n)に各々接続され、ゲートがビット線選択信号
/Cj(j=1〜n)に接続され、ソースがプリチャー
ジトランジスタ3のドレイン及び読み出し回路4との接
続点DINに接続されたP型MOSトランジスタQPj
(j=1〜n)からなる。
【0009】列デコーダ15は、入力された列アドレス
AC1〜ACxに対応してビット線選択信号Cj(j=
1〜n)及び/Cj(j=1〜n)を選択する。この従
来例では、選択されたCj(j=1〜n)は「H」レベ
ルに、その他のCj(j=1〜n)は「L」レベルとな
る。また、選択された/Cj(j=1〜n)は「L」レ
ベルに、その他の/Cj(j=1〜n)は「H」レベル
となる。
【0010】以上のように構成された半導体記憶装置に
おいて、メモリセルM(i,j)のデータを読み出す動
作について、メモリセルM(2,2)の読み出し動作を
例にして、図10のタイミング図を用いて説明する。こ
の従来例では、ワード線Wi、ビット線選択信号Cjお
よび/Cj、ビット線BLj、接続点DIN、出力端子
DOUTの初期状態は接地電位としている。
【0011】図10において、プリチャージ信号PCL
Kが「L」レベルである期間に、行アドレスAR1〜A
Ryは、ワード線W2を選択するアドレスに遷移し行デ
コーダ2に入力されると共に、列アドレスAC1〜AC
xは、ビット線BL2を選択するアドレスに遷移し列デ
コーダ15に入力される。
【0012】これにより、行デコーダ2は全てのワード
線Wi(i=1〜m)を「L」レベルにして、ワード線
Wiをゲートの入力とするメモリセルM(i,j)を全
て非導通状態とし、列デコーダ15は2列目に対応する
ビット線選択信号C2を「H」レベルに、/C2を
「L」レベルにし、その他のビット線選択信号Cj(j
=1、3、…、n)を「L」レベルに、/Cj(j=
1、3、…、n)を「H」レベルにして、N型MOSト
ランジスタQN2とP型MOSトランジスタQP2のみ
を導通状態にし、その他のN型MOSトランジスタQN
j(j=1、3、…、n)とP型MOSトランジスタQ
Pj(j=1、3、…、n)を非導通状態とする。
【0013】プリチャージ信号PCLKは「L」レベル
であることから、プリチャージトランジスタ3は導通状
態となり、ビット線選択回路14との接続点DINと導
通状態にあるN型MOSトランジスタQN2及びP型M
OSトランジスタQP2に接続されたビット線BL2
は、時間t0c後に電源電位まで充電される。
【0014】次に、プリチャージ信号PCLKが「H」
レベルになることにより、行デコーダ2は、ワード線W
2を「H」レベルに、その他のワード線Wi(i=1、
3、…、m)を「L」レベルにし、ワード線W2がゲー
トに接続されたメモリセルM(2、j)(j=1〜n)
を導通状態にする。
【0015】メモリセルM(2,2)がビット線BL2
に接続されていない時、即ちROMデータが“1”の
時、接続点DINとビット線BL2に充電された電荷は
放電されることなく、読み出し回路4は出力端子DOU
Tにデータ“1”を出力する。一方、メモリセルM
(2,2)がビット線BL2に接続されている時、即ち
ROMデータが“0”の時、接続点DINとビット線B
L2に充電された電荷は放電され、読み出し回路4は、
時間t0r後に、出力端子DOUTにデータ“0”を出
力する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の半導体記
憶装置では以下の問題を有している。
【0017】半導体記憶装置において、数百〜数千のメ
モリセルトランジスタが接続されるために、負荷容量が
大きいビット線を電源電位まで充電するのに充電時間が
長くなるという問題があった。
【0018】また、ビット線へのプリチャージはビット
線選択回路14を構成するトランジスタを介して行われ
るため、プリチャージ時間を短縮するには、プリチャー
ジトランジスタ3のゲート幅とビット線選択回路14を
構成するトランジスタのゲート幅を大きくして、両方の
トランジスタのオン抵抗を下げる必要がある。
【0019】しかし、ビット線選択回路14を構成する
トランジスタのゲート幅を大きくすると、そのゲート容
量が増加し、ゲートに入力されるビット線選択信号の負
荷容量が大きくなり、プリチャージトランジスタ3によ
り充電される負荷容量も増加するため、ビット線選択に
時間を要してしまうという問題があった。
【0020】また、メモリセルトランジスタは小面積化
の観点から、そのゲート幅を可能な限り短くして構成さ
れるため、オン抵抗が高く、電源電位まで充電された電
荷を放電する時間も長くなるという問題があった。
【0021】更に、小面積化のために、マスクレイアウ
トで平行に配列されたビット線とビット線の間隔を微細
化技術の限界まで短くした場合、ビット線とビット線の
間の容量が増大し、これに起因する誤動作を生じるとい
う問題があった。
【0022】以下では、このビット線間の容量が増大す
ることに起因する誤動作について、図9の回路図と図1
1のタイミング図を用いて説明する。
【0023】図9において、例えばメモリセルM(2,
1)およびM(2,3)が各々、ビット線BL1および
BL3に接続され、その他のメモリセルM(i,j)は
ビット線BLjに接続されない状態であると想定する。
【0024】(1)図11において、第一の周期では、
プリチャージ信号PCLKが「L」レベルである期間
に、行アドレスAR1〜ARyは、ワード線W1を選択
するアドレスに遷移し行デコーダ2に入力されると共
に、列アドレスAC1〜ACxは、ビット線BL1を選
択するアドレスに遷移し列デコーダ15に入力される。
【0025】まず、行デコーダ2は全てのワード線Wi
(i=1〜m)を「L」レベル、ワード線Wi(i=1
〜m)がゲートに接続されたメモリセルM(i,j)を
非導通状態とし、列デコーダ15は、1列目に対応する
ビット線選択信号C1を「H」レベルに、/C1を
「L」レベルにし、その他のビット線選択信号Cj(j
=2〜n)を「L」レベルに、/Cj(j=2〜n)を
「H」レベルにして、N型MOSトランジスタQN1と
P型MOSトランジスタQP1を導通状態にし、その他
のN型MOSトランジスタQNj(j=2〜n)とP型
MOSトランジスタQPj(j=2〜n)を非導通状態
とする。
【0026】ここで、プリチャージ信号PCLKは
「L」レベルであることから、プリチャージトランジス
タ3は導通状態となり、ビット線選択回路14との接続
点DIN及び導通状態にあるN型MOSトランジスタQ
N1及びP型MOSトランジスタQP1に接続されたビ
ット線BL1が充電される。
【0027】次に、プリチャージ信号PCLKが「H」
レベルになることにより、行デコーダ2は、ワード線W
1を「H」レベルに、その他のワード線Wi(i=2〜
m)を「L」レベルにし、ワード線W1がゲートに接続
されたメモリセルM(1,j)(j=1〜n)を導通状
態とするが、メモリセルM(1,1)はビット線BL1
に接続されていないため、ビット線BL1に充電された
電荷は放電されることなく、第一の周期では、ビット線
BL1に充電された電位が維持される。
【0028】(2)次に、第二の周期では、プリチャー
ジ信号PCLKが「L」レベルである期間に、行アドレ
スAR1〜ARyは、ワード線W1を選択するアドレス
を維持し行デコーダ2に入力されると共に、列アドレス
AC1〜ACxは、ビット線BL3を選択するアドレス
に遷移し列デコーダ15に入力される。
【0029】まず、行デコーダ2は、全てのワード線W
i(i=1〜m)を「L」レベルにして、ワード線Wi
(i=1〜m)がゲートに接続されたメモリセルM
(i,j)を非導通状態とし、列デコーダ15は、3列
目に対応するビット線選択信号C3を「H」レベルに、
/C3を「L」レベルにし、その他のビット線選択信号
Cj(j=1、2、4、…、n)を「L」レベルに、/
Cj(j=1、2、4、…、n)を「H」レベルにし
て、N型MOSトランジスタQN3とP型MOSトラン
ジスタQP3を導通状態にし、その他のN型MOSトラ
ンジスタQNj(j=1、2、4、…、n)とP型MO
SトランジスタQPj(j=1、2、4、…、n)を非
導通状態とする。
【0030】ここで、プリチャージ信号PCLKは
「L」レベルであることから、プリチャージトランジス
タ3は導通状態となり、ビット線選択回路14との接続
点DIN及び導通状態のN型MOSトランジスタQN3
及びP型MOSトランジスタQP3に接続されたビット
線BL3が充電される。
【0031】次に、プリチャージ信号PCLKが「H」
レベルになることにより、行デコーダ2は、ワード線W
1を「H」レベルに、その他のワード線Wi(i=2〜
m)を「L」レベルにし、ワード線W1がゲートに接続
されたメモリセルM(1,j)(j=1〜n)を導通状
態とするが、メモリセルM(1,3)はビット線BL1
に接続されていないため、ビット線BL3に充電された
電荷は放電されることなく、第二の周期では、ビット線
BL3に充電された電位が維持される。また、第一の周
期で充電されたビットBL1も、第二の周期で放電され
ることなく充電された電位を維持する。
【0032】(3)次に、第三の周期では、プリチャー
ジ信号PCLKが「L」レベルである期間に、行アドレ
スAR1〜ARyは、ワード線W2を選択するアドレス
に遷移し行デコーダ2に入力されると共に、列アドレス
AC1〜ACxは、ビット線BL2を選択するアドレス
に遷移し列デコーダ15に入力される。
【0033】まず、行デコーダ2は、全てのワード線W
i(i=1〜m)を「L」レベルにして、ワード線Wi
(i=1〜m)にゲートが接続されたメモリセルM
(i,j)を非導通状態とし、列デコーダ15は、2列
目に対応するビット線選択信号C2を「H」レベルに、
/C2を「L」レベルにし、その他のビット線選択信号
Cj(j=1、3、…、n)を「L」レベルに、/Cj
(j=1、3、…、n)を「H」レベルにして、N型M
OSトランジスタQN2とP型MOSトランジスタQP
2を導通状態にし、その他のN型MOSトランジスタQ
Nj(j=1、3、…、n)とP型MOSトランジスタ
QPj(j=1、3、…、n)を非導通状態とする。
【0034】ここで、プリチャージ信号PCLKは
「L」レベルであることから、プリチャージトランジス
タ3は導通状態となり、ビット線選択回路14との接続
点DIN及び導通状態のN型MOSトランジスタQN2
及びP型MOSトランジスタQP2に接続されたビット
線BL2が充電される。
【0035】次に、プリチャージ信号PCLKが「H」
レベルになることにより、行デコーダ2は、ワード線W
2を「H」レベルに、その他のワード線Wi(i=1、
3、…、m)を「L」レベルにし、ワード線W2がゲー
トに接続されたメモリセルM(2,j)(j=1〜n)
を導通状態とする。
【0036】この時、上記で想定したように、メモリセ
ルM(2,1)およびM(2,3)は各々、ビット線B
L1およびBL3に接続されているため、第一の周期と
第二の周期でビット線BL1およびBL3に充電された
電荷が放電される。ビット線BL1およびBL3に充電
された電荷が放電されることにより、ビット線BL1と
BL3に挟まれ、第三の周期でプリチャージ信号PCL
Kが「L」レベル時に充電されたビット線BL2の電荷
は、ビット線BL1とビット線BL2の線間容量、及び
ビット線BL2とビット線BL3の線間容量を介して放
電され、ビット線BL2の電位が下がる。この結果、接
続点DINの電位も下がり「H」レベルから「L」レベ
ルとなり、読み出し回路4は、出力端子DOUTに、メ
モリセルM(2,2)に記憶されたデータ“1”とは異
なる“0”を誤って出力することになる。これは、ビッ
ト線間の容量が増大するほど顕著になる。
【0037】本発明は、上記したような従来の半導体記
憶装置における問題を解決するものであり、その目的
は、データ読み出しの高速化を可能にすると共に、ビッ
ト線間の間隔を可能な限り短くしチップ面積を削減して
も誤動作の発生しない半導体記憶装置を提供することに
ある。
【0038】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る半導体記憶装置は、外部から入力され
るアドレス信号に応じて、マトリクス状に配列されたメ
モリセルからデータを読み出す半導体記憶装置であっ
て、アドレス信号に基づき生成された複数の列選択信号
に応じて複数のビット線の各々を選択する複数の第1ト
ランジスタを含むビット線選択回路と、複数のビット線
の各々を充電する複数の第2トランジスタを含むビット
線充電回路とを備えたことを特徴とする。
【0039】この半導体記憶装置において、複数の第1
および第2トランジスタはN型MOSトランジスタであ
り、複数の第1トランジスタは各々、複数の列選択信号
の各々が供給されるゲートと、複数のビット線の各々に
接続されたソースと、複数のビット線を共通に充電する
プリチャージトランジスタおよびメモリセルからデータ
を出力するための読み出し回路に共通に接続されたドレ
インとを有し、複数の第2トランジスタは各々、外部か
ら入力されるビット線プリチャージ信号が共通に供給さ
れるゲートと、電源電位が供給されるソースと、前記複
数のビット線の各々に接続されたドレインとを有するこ
とが好ましい。
【0040】または、複数の第1および第2トランジス
タはN型MOSトランジスタであり、複数の第1トラン
ジスタは各々、複数の列選択信号の各々が供給されるゲ
ートと、複数のビット線の各々に接続されたソースと、
複数のビット線を共通に充電するプリチャージトランジ
スタおよびメモリセルからデータを出力するための読み
出し回路に共通に接続されたドレインとを有し、複数の
第2トランジスタは各々、複数の第1選択信号の各々が
供給されるゲートと、電源電位が供給されるソースと、
複数のビット線の各々に接続されたドレインとを有する
ことが好ましい。
【0041】さらに、複数のビット線の各々を接地電位
に接続する複数の第3トランジスタを含むビット線接地
回路を備え、複数の第3トランジスタはN型MOSトラ
ンジスタであり、その各々は、前記複数の列選択信号と
は反対の論理状態を有する複数の第2選択信号の各々が
供給されるゲートと、接地電位に接続されたソースと、
前記複数のビット線の各々に接続されたドレインとを有
することが好ましい。
【0042】この場合、複数の第1選択信号は、複数の
第2選択信号に基づき生成され複数の第2選択信号から
所定時間の遅れを有することが好ましい。
【0043】または、複数の第1選択信号は、アドレス
信号およびプリチャージトランジスタを制御する信号に
基づき生成されることが好ましい。
【0044】上記の構成によれば、ビット線に共通のプ
リチャージに加えて、ビット線毎に設けた第2トランジ
スタによりプリチャージを行うことで、ビット線プリチ
ャージ時における充電時間とメモリセルデータ読み出し
時における放電時間を短縮することができ、データ読み
出しの高速化が可能になると共に、プリチャージおよび
読み出しに関係の無い隣接するビット線を接地電位に落
とすことで、ビット線間の間隔を可能な限り短くしチッ
プ面積を削減しても、ビット線間容量の増大に起因した
誤動作をなくすことができる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0046】(第1実施形態)図1は、本発明の第1実
施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す回路図であ
る。
【0047】図1において、半導体記憶装置は、メモリ
セルアレイ1、行デコーダ2、プリチャージトランジス
タ3、読み出し回路4、ビット線選択回路5、列デコー
ダ6、およびビット線プリチャージトランジスタ群7か
ら構成されている。なお、同図において、メモリセルア
レイ1、行デコーダ2、プリチャージトランジスタ3、
および読み出し回路4については、従来例と同様である
ので、同一の構成要素には同一の符号を付して、その説
明を省略する。
【0048】ビット線選択回路5は、ソースがビット線
BLj(j=1〜n)に各々接続され、ゲートがビット
線選択信号Cj(j=1〜n)に各々接続され、ドレイ
ンがプリチャージトランジスタ3のドレイン及び読み出
し回路4との接続点DINAに接続されたN型MOSラ
ンジスタQCj(j=1〜n)からなる。
【0049】列デコーダ6は、入力された列アドレスA
C1〜ACxに対応したビット線選択信号Cj(j=1
〜n)を選択出力する。なお、本実施形態では、選択さ
れたビット線選択信号Cjは論理「H」レベルに、選択
されない他のビット線選択信号Cjは論理「L」レベル
となる。
【0050】ビット線プリチャージトランジスタ群7
は、ソースが電源電位に接続され、ゲートにはビット線
プリチャージ信号NCLKが供給され、ドレインがビッ
ト線BLj(j=1〜n)に各々接続されたN型MOS
トランジスタQNCj(j=1〜n)から構成される。
【0051】以上のように構成された半導体記憶装置に
おいて、メモリセルM(i,j)のデータを読み出す動
作について、メモリセルM(2,2)の読み出し動作を
例にして、図2のタイミング図を用いて説明する。な
お、本実施形態では、ワード線Wi、ビット線選択信号
Cj、ビット線BLj、接続点DINA、ビット線プリ
チャージ選択信号NCLK、および出力端子DOUTの
初期状態は接地電位としている。
【0052】図2において、プリチャージ信号PCLK
が「L」レベルである期間に、行アドレスAR1〜AR
yは、ワード線W2を選択するアドレスに遷移し行デコ
ーダ2に入力されると共に、列アドレスAC1〜ACx
は、ビット線BL2を選択するアドレスに遷移し列デコ
ーダ6に入力される。
【0053】まず、行デコーダ2は、全てのワード線W
i(i=1〜m)を「L」レベルにして、ワード線Wi
がゲートに接続されたメモリセルM(i,j)を全て非
導通状態とし、列デコーダ6は、2列目に対応するビッ
ト線選択信号C2を「H」レベルにし、その他のビット
線選択信号Cj(j=1、3、…、n)を「L」レベル
にして、N型MOSトランジスタQC2を導通状態に
し、その他のN型MOSトランジスタQCj(j=1、
3、…、n)を非導通状態とする。
【0054】また、プリチャージ信号PCLKが「L」
レベルで、ビット線プリチャージ信号NCLKが「H」
レベルである期間において、プリチャージトランジスタ
3とN型MOSトランジスタQNC2は導通状態とな
る。この時、接続点DINAと、導通状態のN型MOS
トランジスタQC2に接続されたビット線BL2とが、
プリチャージトランジスタ3とN型MOSトランジスタ
QNC2によって充電され、接続点DINAは電源電位
(VDD)に、ビット線BL2は、電源電位(VDD)
とN型MOSトランジスタQC2の閾値(VTC2)と
の差(VDD−VTC2)に、あるいは電源電位とN型
MOSトランジスタQNC2の閾値(VTNC2)の差
(VDD−VTNC2)にまで、時間tc1で充電され
る。
【0055】次に、プリチャージ信号PCLKが「H」
レベルに、ビット線プリチャージ信号NCLKが「L」
レベルになることにより、行デコーダ2は、ワード線W
2を「H」レベルに、その他のワード線Wi(i=1、
3、…、m)を「L」レベルにして、ワード線W2がゲ
ートに接続されたメモリセルM(2,j)(j=1〜
n)を導通状態とする。
【0056】ここで、メモリセルM(2,2)がビット
線BL2に接続されていない時、即ちROMデータが
“1”の時、接続点DINAとビット線BL2に充電さ
れた電荷は放電されることなく、読み出し回路4は出力
端子DOUTにデータ“1”を出力する。一方、メモリ
セルM(2,2)がビット線BL2に接続されている
時、即ちROMデータが“0”の時は、接続点DINA
とビット線BL2に充電された電荷は放電され、読み出
し回路4は、時間t1r後に、出力端子DOUTにデー
タ“0”を出力する。
【0057】上記のように、本実施形態によれば、ビッ
ト線の充電電位は電源電位からN型MOSトランジスタ
の閾値分低い電位までとなる。例えば、電源電圧が1.
5Vで、N型MOSトランジスタの閾値が0.5Vの場
合、充電される電位は1.0Vと、従来例における電源
電位までの充電に対して、大幅に電位を下げることがで
きるため、充電時間も大幅な短縮が可能となる。また、
接続点DINAに接続されたプリチャージトランジスタ
3に加え、ビット線に直接接続されたトランジスタQC
Nj(j=1〜n)を用いてビット線を充電することに
より、ビット線の充電時間を高速化が可能となる。これ
らにより、本実施形態におけるビット線のプリチャージ
時の充電時間t1cを、従来例におけるビット線のプリ
チャージ時の充電時間t0cよりも短くすることが出来
る。
【0058】さらに、ゲートが接続されたワード線Wi
により選択されたメモリセルM(i,j)がビット線に
接続されていた場合、放電する時間も高速化が可能とな
り、本実施形態におけるメモリセルデータ“0”の読み
出し時の放電時間t1rを、従来例におけるメモリセル
データ“0”の読み出し時の放電時間t0rよりも短く
することが出来る。
【0059】(第2実施形態)図3は、本発明の第2実
施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す回路図であ
る。
【0060】図3において、半導体記憶装置は、メモリ
セルアレイ1、行デコーダ2、プリチャージトランジス
タ3、読み出し回路4、ビット線選択回路5、列デコー
ダ6、ビット線プリチャージ選択回路8、およびビット
線プリチャージトランジスタ群9から構成されている。
なお、同図において、メモリセルアレイ1、行デコーダ
2、プリチャージトランジスタ3、読み出し回路4、ビ
ット線選択回路5、および列デコーダ6については、第
1実施形態と同様であるので、同一の構成要素には同一
の符号を付して、その説明を省略する。
【0061】ビット線プリチャージ選択回路8は、列ア
ドレスAC1〜ACxとプリチャージ信号PCLKを入
力とし、プリチャージ信号PCLKが「L」レベルの時
は、全てのビット線プリチャージトランジスタ選択信号
NCLKj(j=1〜n)を非選択とし、プリチャージ
信号PCLKが「H」レベルの時は、入力された列アド
レスAC1〜ACxに対応したビット線プリチャージト
ランジスタ選択信号NCLKj(j=1〜n)を選択す
る。なお、本実施形態では、選択されたビット線プリチ
ャージトランジスタ選択信号NCLKjは「H」レベ
ル、選択されない他のビット線プリチャージトランジス
タ選択信号NCLKjは「L」レベルとする。
【0062】ビット線プリチャージトランジスタ群9
は、ソースが電源電位に接続され、ゲートにはビット線
プリチャージトランジスタ選択信号NCLKj(j=1
〜n)が各々供給され、ドレインがビット線BLj(j
=1〜n)に各々接続されたN型MOSトランジスタQ
NCj(j=1〜n)から構成される。
【0063】以上のように構成された半導体記憶装置に
ついて、メモリセルM(i,j)のデータを読み出す動
作について、メモリセルM(2,2)の読み出し動作を
例にして、図4のタイミング図を用いて説明する。な
お、本実施形態では、ワード線Wi、ビット線選択信号
Cj、ビット線BLj、接続点DINA、ビット線プリ
チャージトランジスタ選択信号NCLKj、および出力
端子DOUTの初期状態は接地電位としている。
【0064】図4において、プリチャージ信号PCLK
が「L」レベルである期間に、行アドレスAR1〜AR
yは、ワード線W2を選択するアドレスに遷移し行デコ
ーダ2に入力されると共に、列アドレスAC1〜ACx
は、ビット線BL2を選択するアドレスに遷移し、列デ
コーダ6とビット線プリチャージ選択回路8に入力され
る。
【0065】まず、行デコーダ2は、全てのワード線W
i(i=1〜m)を「L」レベルにして、ワード線Wi
がゲートに接続されたメモリセルM(i,j)を全て非
導通状態とし、列デコーダ6は、2列目に対応するビッ
ト線選択信号C2を「H」レベルにし、その他のビット
線選択信号Cj(j=1、3、…、n)を「L」レベル
にして、N型MOSトランジスタQC2を導通状態に
し、その他のN型MOSトランジスタQCj(j=1、
3、…、n)を非導通状態とする。
【0066】次に、ビット線プリチャージ選択回路8
は、ビット線プリチャージトランジスタ選択信号NCL
K2を「H」レベルに、その他のNCLKj(j=1、
3、…、n)を「L」レベルとし、ビット線プリチャー
ジトランジスタ選択信号NCLKj(j=1〜n)がゲ
ートに入力されるビット線毎のプリチャージトランジス
タ群9において、ビット線プリチャージトランジスタ選
択信号NCLK2がゲートに入力されるN型MOSトラ
ンジスタQNC2のみを導通状態とし、その他のN型M
OSトランジスタQNCj(j=1、3、…、n)を非
導通状態とする。
【0067】この結果、プリチャージ信号PCLKが
「L」レベルである期間において、プリチャージトラン
ジスタ3、N型MOSトランジスタQC2、およびN型
MOSトランジスタQNC2は導通状態となり、接続点
DINAと、N型MOSトランジスタQC2とN型MO
SトランジスタQNC2に接続されたビット線BL2と
が、プリチャージトランジスタ3とN型MOSトランジ
スタQNC2によって充電され、接続点DINAは電源
電位(VDD)に、ビット線BL2は、電源電位(VD
D)とN型MOSトランジスタQC2の閾値(VTC
2)との差(VDD−VTC2)に、あるいは電源電位
とN型MOSトランジスタQNC2の閾値(VTNC
2)との差(VDD−VTNC2)にまで、時間t1c
で充電される。
【0068】次に、プリチャージ信号PCLKが「H」
レベルになることにより、行デコーダ2は、ワード線W
2を「H」レベルに、その他のワード線Wi(i=1、
3、…、m)を「L」レベルにして、ワード線W2がゲ
ートに接続されたメモリセルM(2,j)(j=1〜
n)を導通状態とする。
【0069】ここで、メモリセルM(2,2)がビット
線BL2に接続されていない時、即ちROMデータが
“1”の時、接続点DINAとビット線BL2に充電さ
れた電荷は放電されることなく、読み出し回路4は出力
端子DOUTにデータ“1”を出力する。一方、メモリ
セルM(2,2)がビット線BL2に接続されている
時、即ちROMデータが“0”の時は、接続点DINA
とビット線BL2に充電された電荷は放電され、読み出
し回路4は、時間t1r後に、出力端子DOUTにデー
タ“0”を出力する。
【0070】以上のように、本実施形態によれば、第1
実施形態と同様に、ビット線の充電時間を高速化(t1
c<t0c)することが可能となり、メモリセルデータ
読み出し時のビット線の放電時間も高速化(t1r<t
0r)することが可能となることに加え、更に、読み出
しを行うメモリセルM(i,j)が配置されたビット線
BLjのみに充電を行うため、大幅な低消費電力化が実
現出来る。
【0071】(第3実施形態)図5は、本発明の第3実
施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す回路図であ
る。
【0072】図5において、半導体記憶装置は、メモリ
セルアレイ1、行デコーダ2、プリチャージトランジス
タ3、読み出し回路4、ビット線選択回路5、列デコー
ダ6、ビット線プリチャージ選択回路8、ビット線プリ
チャージトランジスタ群9、ビット線接地選択回路1
1、およびビット線接地トランジスタ群12から構成さ
れている。なお、同図において、メモリセルアレイ1、
行デコーダ2、プリチャージトランジスタ3、読み出し
回路4、ビット線選択回路5、列デコーダ6、ビット線
プリチャージ選択回路8、ビット線プリチャージトラン
ジスタ群9については、第2実施形態と同様であるの
で、同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明
を省略する。
【0073】ビット線接地選択回路11は、入力された
列アドレスAC1〜ACxに対応したビット線接地トラ
ンジスタ選択信号RCLKj(j=1〜n)を選択す
る。なお、本実施形態では、選択されたビット線接地ト
ランジスタ選択信号RCLKj(j=1〜n)は「L」
レベル、選択されない他のビット線接地トランジスタ選
択信号RCLKj(j=1〜n)は「H」レベルとす
る。
【0074】ビット線接地トランジスタ群12は、ソー
スが接地電位に接続され、ゲートにはビット線接地トラ
ンジスタ選択信号RCLKj(j=1〜n)が各々供給
され、ドレインがビット線BLj(j=1〜n)に各々
接続されたN型MOSトランジスタQNRj(j=1〜
n)から構成される。
【0075】以上のように構成された半導体記憶装置に
ついて、メモリセルM(i,j)のデータを読み出す動
作について、第一の周期でメモリセルM(1,1)のデ
ータを、第二の周期でメモリセルM(1,3)のデータ
を、第三の周期でメモリセルM(2,2)のデータを読
み出す動作を例として、図6のタイミング図を用いて説
明する。ここで、メモリセルM(2,1)、M(2,
3)は各々ビット線BL1、BL3に接続され、メモリ
セルM(1,1)、M(1,3)、M(2,2)を含む
他のメモリセルM(i,j)はビット線BLjに接続さ
れない状態であると想定する。
【0076】なお、本実施形態では、ワード線Wi、ビ
ット線選択信号Cj、ビット線BLj、接続点DIN
A、ビット線プリチャージトランジスタ選択信号NCL
Kj、ビット線接地トランジスタ選択信号RCLKj、
および出力端子DOUTの初期状態は接地電位としてい
る。
【0077】(1)図6において、第一の周期では、プ
リチャージ信号PCLKが「L」レベルである期間に、
行アドレスAR1〜ARyは、ワード線W1を選択する
アドレスに遷移し行デコーダ2に入力されると共に、列
アドレスAC1〜ACxは、ビット線BL1を選択する
アドレスに遷移し、列デコーダ6、ビット線プリチャー
ジ選択回路8、およびビット線接地選択回路11に入力
される。
【0078】まず、行デコーダ2は、全てのワード線W
i(i=1〜m)を「L」レベルにして、ワード線Wi
がゲートに接続されたメモリセルM(i,j)を全て非
導通状態とし、列デコーダ6は、1列目に対応するビッ
ト線選択信号C1を「H」レベルにし、その他のビット
線選択信号Cj(j=2〜n)を「L」レベルにして、
N型MOSトランジスタQC1を導通状態にし、その他
のN型MOSトランジスタQCj(j=2〜n)を非導
通状態とする。
【0079】次に、ビット線プリチャージ選択回路8
は、ビット線プリチャージトランジスタ選択信号NCL
K1を「H」レベルに、その他のビット線プリチャージ
トランジスタ選択信号NCLKj(j=2〜n)を
「L」レベルとし、ビット線プリチャージトランジスタ
選択信号NCLKj(j=1〜n)がゲートに入力され
るビット線プリチャージトランジスタ群9において、ビ
ット線プリチャージトランジスタ選択信号NCLK1が
ゲートに入力されるN型MOSトランジスタQNC1を
導通状態とし、その他のN型MOSトランジスタQNC
j(j=2〜n)を非導通状態とする。
【0080】また、ビット線接地選択回路11は、ビッ
ト線接地トランジスタ選択信号RCLK1を「L」レベ
ルに、その他のビット線接地トランジスタ選択信号RC
LKj(j=2〜n)を「H」レベルとし、ビット線接
地トランジスタ選択信号RCLKj(j=1〜n)がゲ
ートに入力されるビット線接地トランジスタ群12にお
いて、ビット線接地トランジスタ選択信号RCLK1が
ゲートにされるN型MOSトランジスタQNR1を非導
通状態とし、その他のN型MOSトランジスタQNRj
(j=2〜n)を導通状態とする。
【0081】この結果、プリチャージ信号PCLKが
「L」レベルである期間において、ビット線BL1を除
くビット線BLjは接地電位となり、またプリチャージ
トランジスタ3、N型MOSトランジスタQC1、およ
びN型MOSトランジスタQNC1は導通状態となり、
接続点DINAと、N型MOSトランジスタQC1およ
びN型MOSトランジスタQNC1に接続されたビット
線BL1とが、プリチャージトランジスタ3とN型MO
SトランジスタQNC1によって充電され、接続点DI
NAは電源電位(VDD)に、ビット線BL1は、電源
電位(VDD)とN型MOSトランジスタQC1の閾値
(VTC1)との差(VDD−VTC1)に、あるいは
電源電位とN型MOSトランジスタQNC1の閾値(V
TNC1)との差(VDD−VTNC1)にまで、時間
t1cで充電される。
【0082】次に、プリチャージ信号PCLKが「H」
レベルになることにより、行デコーダ2は、ワード線W
1を「H」レベルに、その他のワード線Wi(i=2〜
m)を「L」レベルにして、ワード線W1がゲートに接
続されたメモリセルM(1,j)(j=1〜n)を導通
状態とする。
【0083】ここで、上記で想定したように、メモリセ
ルM(1,1)はビット線BL1に接続されていない
(即ち、ROMデータが“1”である)ので、接続点D
INAとビット線BL1に充電された電荷は放電される
ことなく、読み出し回路4は出力端子DOUTにデータ
“1”を出力する。
【0084】(2)次に、第二の周期において、プリチ
ャージ信号PCLKが「L」レベルである期間に、行ア
ドレスAR1〜ARyは、ワード線W1を選択するアド
レスを維持し行デコーダ2に入力されると共に、列アド
レスAC1〜ACxは、ビット線BL3を選択するアド
レスに遷移し、列デコーダ6、ビット線プリチャージ選
択回路8、およびビット線接地選択回路11に入力され
る。
【0085】まず、行デコーダ2は、全てのワード線W
i(i=1〜m)を「L」レベルにして、ワード線Wi
がゲートに接続されたメモリセルM(i,j)を全て非
導通状態とし、列デコーダ6は、3列目に対応するビッ
ト線選択信号C3を「H」レベルにし、その他のビット
線選択信号Cj(j=1、2、4、…、n)を「L」レ
ベルにして、N型MOSトランジスタQC3を導通状態
にし、その他のN型MOSトランジスタQCj(j=
1、2、4、…、n)を非導通状態とする。
【0086】次に、ビット線プリチャージ選択回路8
は、ビット線プリチャージトランジスタ選択信号NCL
K3を「H」レベルに、その他のビット線プリチャージ
トランジスタ選択信号NCLKj(j=1、2、4、
…、n)を「L」レベルとし、ビット線プリチャージト
ランジスタ選択信号NCLKj(j=1〜n)がゲート
に入力されるビット線プリチャージトランジスタ群9に
おいて、ビット線プリチャージトランジスタ選択信号N
CLK3がゲートに入力されるN型MOSトランジスタ
QNC3を導通状態とし、その他のN型MOSトランジ
スタQNCj(j=1、2、4、…、n)を非導通状態
とする。
【0087】また、ビット線接地選択回路11は、ビッ
ト線接地トランジスタ選択信号RCLK3を「L」レベ
ルに、その他のビット線接地トランジスタ選択信号RC
LKj(j=1、2、4、…、n)を「H」レベルと
し、ビット線接地トランジスタ選択信号RCLKj(j
=1〜n)がゲートに入力されるビット線接地トランジ
スタ群12において、ビット線接地トランジスタ選択信
号RCLK3がゲートに入力されるN型MOSトランジ
スタQNR3を非導通状態とし、その他のN型MOSト
ランジスタQNRj(j=1、2、4、…、n)を導通
状態とする。
【0088】この結果、プリチャージ信号PCLKが
「L」レベルである期間において、ビット線BL3を除
くビット線BLjは接地電位となり、またプリチャージ
トランジスタ3、N型MOSトランジスタQC3、およ
びN型MOSトランジスタQNC3は導通状態となり、
接続点DINAと、N型MOSトランジスタQC3およ
びN型MOSトランジスタQNC3に接続されたビット
線BL3とが、プリチャージトランジスタ3とN型MO
SトランジスタQNC3によって充電され、接続点DI
NAは電源電位(VDD)に、ビット線BL3は、電源
電位(VDD)とN型MOSトランジスタQC3の閾値
(VTC3)との差(VDD−VTC3)に、あるいは
電源電位とN型MOSトランジスタQNC3の閾値(V
TNC3)との差(VDD−VTNC3)にまで、時間
t1cで充電される。
【0089】次に、プリチャージ信号PCLKが「H」
レベルになることにより、行デコーダ2は、ワード線W
1を「H」レベルに、その他のワード線Wi(i=2〜
m)を「L」レベルにして、ワード線W1がゲートに接
続されたメモリセルM(1,j)(j=1〜n)を導通
状態とする。
【0090】ここで、上記で想定したように、メモリセ
ルM(1,3)はビット線BL3に接続されていない
(即ち、ROMデータが“1”である)ので、接続点D
INAとビット線BL3に充電された電荷は放電される
ことなく、読み出し回路4は出力端子DOUTにデータ
“1”を出力する。
【0091】(3)次に、第三の周期において、プリチ
ャージ信号PCLKが「L」レベルである期間に、行ア
ドレスAR1〜ARyは、ワード線W2を選択するアド
レスに遷移し行デコーダ2に入力されると共に、列アド
レスAC1〜ACxは、ビット線BL2を選択するアド
レスに遷移し、列デコーダ6、ビット線プリチャージ選
択回路8、およびビット線接地選択回路11に入力され
る。
【0092】まず、行デコーダ2は、全てのワード線W
i(i=1〜m)を「L」レベルにして、ワード線Wi
がゲートに接続されたメモリセルM(i,j)を全て非
導通状態とし、列デコーダ6は、2列目に対応するビッ
ト線選択信号C2を「H」レベルにし、その他のビット
線選択信号Cj(j=1、3、…、n)を「L」レベル
にして、N型MOSトランジスタQC2を導通状態に
し、その他のN型MOSトランジスタQCj(j=1、
3、…、n)を非導通状態とする。
【0093】次に、ビット線プリチャージ選択回路8
は、ビット線プリチャージトランジスタ選択信号NCL
K2を「H」レベルに、その他のビット線プリチャージ
トランジスタ選択信号NCLKj(j=1、3、…、
n)を「L」レベルとし、ビット線プリチャージトラン
ジスタ選択信号NCLKj(j=1〜n)がゲートに入
力されるビット線プリチャージトランジスタ群9におい
て、ビット線プリチャージトランジスタ選択信号NCL
K2がゲートに入力されるN型MOSトランジスタQN
C2を導通状態とし、その他のN型MOSトランジスタ
QNCj(j=1、3、…、n)を非導通状態とする。
【0094】また、ビット線接地選択回路11は、ビッ
ト線接地トランジスタ選択信号RCLK2を「L」レベ
ルに、その他のビット線接地トランジスタ選択信号RC
LKj(j=1、3、…、n)を「H」レベルとし、ビ
ット線接地トランジスタ選択信号RCLKj(j=1〜
n)がゲートに入力されるビット線接地トランジスタ群
12において、ビット線接地トランジスタ選択信号RC
LK2がゲートに入力されるN型MOSトランジスタQ
NR2のみを非導通状態とし、その他のN型MOSトラ
ンジスタQNRj(j=1、3、…、n)を導通状態と
する。
【0095】この結果、プリチャージ信号PCLKが
「L」レベルである期間において、ビット線BL2を除
くビット線BLjは接地電位となり、またプリチャージ
トランジスタ3、N型MOSトランジスタQC2、およ
びN型MOSトランジスタQNC2は導通状態となり、
接続点DINAと、N型MOSトランジスタQC2およ
びN型MOSトランジスタQNC2に接続されたビット
線BL2とが、プリチャージトランジスタ3とN型MO
SトランジスタQNC2によって充電され、接続点DI
NAは電源電位(VDD)に、ビット線BL2は、電源
電位(VDD)とN型MOSトランジスタQC2の閾値
(VTC2)との差(VDD−VTC2)に、あるいは
電源電位とN型MOSトランジスタQNC2の閾値(V
TNC2)との差(VDD−VTNC2)にまで、時間
t1cで充電される。
【0096】次に、プリチャージ信号PCLKが「H」
レベルになることにより、行デコーダ2は、ワード線W
2を「H」レベルに、その他のワード線Wi(i=1、
3、…、m)を「L」レベルにして、ワード線W2がゲ
ートに接続されたメモリセルM(2,j)(j=1〜
n)を導通状態とする。
【0097】ここで、メモリセルM(2,2)はビット
線BL2に接続されていない(即ち、ROMデータが
“1”である)ので、接続点DINAとビット線BL2
に充電された電荷は放電されることなく、読み出し回路
4は出力端子DOUTにデータ“1”を出力する。
【0098】以上のように、本実施形態によれば、第2
実施形態と同様に、ビット線の充電時間を高速化(t1
c<t0c)することが可能となると共に、メモリセル
データ読み出し時のビット線の放電時間も高速化(t1
r<t0r)することが可能となる。また、読み出しを
行うメモリセルM(i,j)が配置されたビット線BL
jのみに充電を行うため、大幅な低消費電力化が実現出
来る。
【0099】また、以上に加え、更に本実施形態によれ
ば、選択されたビット線をプリチャージする期間に、選
択されたビット線を除くビット線は接地電位となるた
め、選択されたメモリセルを読み出す際に、選択された
メモリセルを有するビット線とそれに隣接するビット線
との間に生じる配線間容量を介して、電荷が隣接ビット
線へ移動することが無く、そのため配線間容量が大きく
なっても誤動作することが無く、配線間を微細化の限界
まで縮小することが可能となり、小面積化も可能とな
る。
【0100】(第4実施形態)図7は、本発明の第4実
施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す回路図であ
る。
【0101】図7において、半導体記憶装置は、メモリ
セルアレイ1、行デコーダ2、プリチャージトランジス
タ3、読み出し回路4、ビット線選択回路5、列デコー
ダ6、ビット線プリチャージトランジスタ群9、ビット
線接地選択回路11、ビット線接地トランジスタ群1
2、およびタイミング回路13から構成されている。な
お、同図において、メモリセルアレイ1、行デコーダ
2、プリチャージトランジスタ3、読み出し回路4、列
デコーダ6、ビット線プリチャージトランジスタ群9、
ビット線接地選択回路11、およびビット線接地トラン
ジスタ群12は、第3実施形態と同様であるので、同一
の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略す
る。
【0102】タイミング回路13は、プリチャージ信号
PCLKとビット線接地トランジスタ選択信号RCLK
j(j=1〜n)を入力とし、プリチャージ信号PCL
Kが「L」レベルの期間に、ビット線接地トランジスタ
選択信号RCLKj(j=1〜n)とは逆位相のビット
線プリチャージトランジスタ選択信号DNCLKj(j
=1〜n)を時間tdだけ遅延させて出力し、プリチャ
ージ信号PCLKが「H」レベルの期間には、全てのビ
ット線プリチャージトランジスタ選択信号DNCLKj
(j=1〜n)を「L」レベルにする。ビット線プリチ
ャージトランジスタ選択信号DNCLKjは、ビット線
プリチャージトランジスタ群9を構成するN型MOSト
ランジスタQNCj(j=1〜n)のゲートに各々入力
されている。
【0103】以上のように構成された半導体記憶装置に
ついて、メモリセルM(i,j)のデータを読み出す動
作について、第一の周期でメモリセルM(1,1)を、
第二の周期でM(1,3)を、第三の周期でM(2,
2)のデータを読み出す動作を例として、図8のタイミ
ング図を用いて説明する。ここで、メモリセルM(2,
1)、M(2,3)は各々ビット線BL1、BL3に接
続され、メモリセルM(1,1)、M(1,3)、M
(2,2)を含む他のメモリセルM(i,j)はビット
線BLjに接続されない状態であると想定する。
【0104】なお、本実施形態では、ワード線Wi、ビ
ット線選択信号Cj、ビット線BLj、接続点DIN
A、ビット線プリチャージトランジスタ選択信号DNC
LKj、ビット線接地トランジスタ選択信号RCLK
j、および出力端子DOUTの初期状態は接地電位とし
ている。
【0105】(1)図8において、第一の周期では、プ
リチャージ信号PCLKが「L」レベルである期間に、
行アドレスAR1〜ARyは、ワード線W1を選択する
アドレスに遷移し行デコーダ2に入力されると共に、列
アドレスAC1〜ACxは、ビット線BL1を選択する
アドレスに遷移し、列デコーダ6およびビット線接地選
択回路11に入力される。
【0106】まず、行デコーダ2は、全てのワード線W
i(i=1〜m)を「L」レベルにして、ワード線Wi
がゲートに接続されたメモリセルM(i,j)を全て非
導通状態とし、列デコーダ6は、1列目に対応するビッ
ト線選択信号C1を「H」レベルにし、その他のビット
線選択信号Cj(j=2〜n)を「L」レベルにして、
N型MOSトランジスタQC1を導通状態にし、その他
のN型MOSトランジスタQCj(j=2〜n)を非導
通状態とする。
【0107】次に、ビット線接地選択回路11は、ビッ
ト線接地トランジスタ選択信号RCLK1を「L」レベ
ルに、その他のビット線接地トランジスタ選択信号RC
LKj(j=2〜n)を「H」レベルとし、ビット線接
地トランジスタ選択信号RCLKj(j=1〜n)がゲ
ートに入力されるビット線接地トランジスタ群12にお
いて、ビット線接地トランジスタ選択信号RCLK1が
ゲートに入力されるN型MOSトランジスタQNR1の
みを非導通状態とし、その他のN型MOSトランジスタ
QNRj(j=2〜n)を導通状態とする。
【0108】また、タイミング回路13は、ビット線接
地トランジスタ選択信号RCLK1が「L」レベルに、
その他のビット線接地トランジスタ選択信号RCLKj
(j=2〜n)が「H」レベルに遷移したのを受け、時
間td後に、ビット線プリチャージトランジスタ選択信
号DNCLK1を「H」レベルに、その他のビット線プ
リチャージトランジスタ選択信号DNCLKj(j=2
〜n)を「L」レベルとする。ビット線プリチャージト
ランジスタ選択信号DNCLKjがゲートに入力される
ビット線プリチャージトランジスタ群9において、ビッ
ト線プリチャージトランジスタ選択信号DNCLK1が
ゲートに入力されるN型MOSトランジスタQNC1は
導通状態となり、その他のN型MOSトランジスタQN
Cj(j=2〜n)は非導通状態となる。
【0109】この結果、プリチャージ信号PCLKが
「L」レベルである期間において、ビット線BL1を除
くビット線BLjは接地電位となり、またプリチャージ
トランジスタ3、N型MOSトランジスタQC1、およ
びN型MOSトランジスタQNC1は導通状態となり、
接続点DINAと、N型MOSトランジスタQC1およ
びN型MOSトランジスタQNC1に接続されたビット
線BL1とが、プリチャージトランジスタ3とN型MO
SトランジスタQNC1によって充電され、接続点DI
NAは電源電位(VDD)に、ビット線BL1は、電源
電位(VDD)とN型MOSトランジスタQC1の閾値
(VTC1)との差(VDD−VTC1)に、あるいは
電源電位とN型MOSトランジスタQNC1の閾値(V
TNC1)との差(VDD−VTNC1)にまで、時間
t1cで充電される。
【0110】次に、プリチャージ信号PCLKが「H」
レベルになることにより、行デコーダ2は、ワード線W
1を「H」レベルに、その他のワード線Wi(i=2〜
m)をLレベルにして、ワード線W1がゲートに接続さ
れたメモリセルM(1,j)(j=1〜n)を導通状態
とする。
【0111】ここで、上記で想定したように、メモリセ
ルM(1,1)はビット線BL1に接続されていない
(即ち、ROMデータが“1”である)ので、接続点D
INAとビット線BL1に充電された電荷は放電される
ことなく、読み出し回路4は出力端子DOUTにデータ
“1”を出力する。
【0112】(2)次に、第二の周期において、プリチ
ャージ信号PCLKが「L」レベルである期間に、行ア
ドレスAR1〜ARyは、ワード線W1を選択するアド
レスを維持し行デコーダ2に入力されると共に、列アド
レスAC1〜ACxは、ビット線BL3を選択するアド
レスに遷移し、列デコーダ6およびビット線接地選択回
路11に入力される。
【0113】まず、行デコーダ2は、全てのワード線W
i(i=1〜m)を「L」レベルにして、ワード線Wi
がゲートに接続されたメモリセルM(i,j)を全て非
導通状態とし、列デコーダ6は、3列目に対応するビッ
ト線選択信号C3を「H」レベルにし、その他のビット
線選択信号Cj(j=1、2、4、…、n)を「L」レ
ベルにして、N型MOSトランジスタQC3のみを導通
状態にし、その他のN型MOSトランジスタQCj(j
=1、2、4、…、n)を非導通状態とする。
【0114】次に、ビット線接地選択回路11は、ビッ
ト線接地トランジスタ選択信号RCLK3を「L」レベ
ルに、その他のビット線接地トランジスタ選択信号RC
LKj(j=1、2、4、…、n)を「H」レベルと
し、ビット線接地選択信号RCLKj(j=1〜n)が
ゲートに入力されるビット線接地トランジスタ群12に
おいて、ビット線接地トランジスタ選択信号RCLK3
がゲートに入力されるN型MOSトランジスタQNR3
のみを非導通状態とし、その他のN型MOSトランジス
タQNRj(j=1、2、4、…、n)を導通状態とす
る。
【0115】また、タイミング回路13は、ビット線接
地トランジスタ選択信号RCLK3が「L」レベルに、
その他のビット線接地トランジスタ選択信号RCLKj
(j=1、2、4、…、n)が「H」レベルに遷移した
のを受け、時間td後に、ビット線プリチャージトラン
ジスタ選択信号DNCLK3を「H」レベルに、その他
のビット線プリチャージトランジスタ選択信号DNCL
Kj(j=1、2、4、…、n)を「L」レベルとす
る。DCLKjがゲートに入力されるビット線プリチャ
ージトランジスタ群9において、ビット線プリチャージ
トランジスタ選択信号DNCLK3がゲートに入力され
るN型MOSトランジスタQNC3は導通状態となり、
その他のN型MOSトランジスタQNCj(j=1、
2、4、…、n)は非導通状態となる。
【0116】この結果、プリチャージ信号PCLKが
「L」レベルである期間において、ビット線BL3を除
くビット線BLjは接地電位となり、またプリチャージ
トランジスタ3、N型MOSトランジスタQC3、およ
びN型MOSトランジスタQNC3は導通状態となり、
接続点DINAと、N型MOSトランジスタQC3およ
びN型MOSトランジスタQNC3に接続されたビット
線BL3は、プリチャージトランジスタ3とN型MOS
トランジスタQNC3によって充電され、接続点DIN
Aは電源電位(VDD)に、ビット線BL3は、電源電
位(VDD)とN型MOSトランジスタQC3の閾値
(VTC3)との差(VDD−VTC3)に、あるいは
電源電位とN型MOSトランジスタQNC3の閾値(V
TNC3)の差(VDD−VTNC3)にまで、時間t
1cで充電される。
【0117】次に、プリチャージ信号PCLKが「H」
レベルになることにより、行デコーダ2は、ワード線W
1を「H」レベルに、その他のワード線Wi(i=2〜
m)を「L」レベルにして、ワード線W1がゲートに接
続されたメモリセルM(1,j)(j=1〜n)を導通
状態とする。
【0118】ここで、上記で想定したように、メモリセ
ルM(1,3)はビット線BL3に接続されていない
(即ち、ROMデータが“1”である)ので、接続点D
INAとビット線BL3に充電された電荷は放電される
ことなく、読み出し回路4は出力端子DOUTにデータ
“1”を出力する。
【0119】(3)次に、第三の周期において、プリチ
ャージ信号PCLKが「L」レベルである期間に、行ア
ドレスAR1〜ARyは、ワード線W2を選択するアド
レスに遷移し行デコーダ2に入力されると共に、列アド
レスAC1〜ACxは、ビット線BL2を選択するアド
レスに遷移し、列デコーダ6およびビット線接地選択回
路11に入力される。
【0120】まず、行デコーダ2は、全てのワード線W
i(i=1〜m)を「L」レベルにして、ワード線Wi
がゲートに接続されたメモリセルM(i,j)を全て非
導通状態とし、列デコーダ6は、2列目に対応するビッ
ト線選択信号C2を「H」レベルにし、その他のビット
線選択信号Cj(j=1、3、…、n)を「L」レベル
にして、N型MOSトランジスタQC2のみを導通状態
にし、その他のN型MOSトランジスタQCj(j=
1、3、…、n)を非導通状態とする。
【0121】次に、ビット線接地選択回路11は、ビッ
ト線接地トランジスタ選択信号RCLK2を「L」レベ
ルに、その他のビット線接地トランジスタ選択信号RC
LKj(j=1、3、…、n)を「H」レベルとし、ビ
ット線接地トランジスタ選択信号RCLKj(j=1〜
n)がゲートに入力されるビット線接地トランジスタ群
12において、ビット線接地トランジスタ選択信号RC
LK2がゲートに入力されるN型MOSトランジスタQ
NR2のみを非導通状態とし、その他のN型MOSトラ
ンジスタQNRj(j=1、3、…、n)を導通状態と
する。
【0122】また、タイミング回路13は、ビット線接
地トランジスタ選択信号RCLK2が「L」レベルに、
その他のビット線接地トランジスタ選択信号RCLKj
(j=1、3、…、n)が「H」レベルに遷移したのを
受け、時間td後に、ビット線プリチャージトランジス
タ選択信号DNCLK2を「H」レベルに、その他のビ
ット線プリチャージトランジスタ選択信号DNCLKj
(j=1、3、…、n)を「L」レベルとする。DCL
Kjがゲートに入力されるビット線プリチャージトラン
ジスタ群9において、ビット線プリチャージトランジス
タ選択信号DNCLK2がゲートに入力されるN型MO
SトランジスタQNC2は導通状態となり、その他のN
型MOSトランジスタQNCj(j=1、3、…、n)
は非導通状態となる。
【0123】この結果、プリチャージ信号PCLKが
「L」レベルである期間において、ビット線BL2を除
くビット線BLjは接地電位となり、またプリチャージ
トランジスタ3、N型MOSトランジスタQC2、およ
びN型MOSトランジスタQNC2は導通状態となり、
接続点DINAと、N型MOSトランジスタQC2およ
びN型MOSトランジスタQNC2に接続されたビット
線BL2とが、プリチャージトランジスタ3とN型MO
SトランジスタQNC2によって充電され、接続点DI
NAは電源電位(VDD)に、ビット線BL2は、電源
電位(VDD)とN型MOSトランジスタQC2の閾値
(VTC2)との差(VDD−VTC2)に、あるいは
電源電位とN型MOSトランジスタQNC2の閾値(V
TNC2)との差(VDD−VTNC2)にまで、時間
t1cで充電される。
【0124】次に、プリチャージ信号PCLKが「H」
レベルになることにより、行デコーダ2は、ワード線W
2を「H」レベルに、その他のワード線Wi(i=1、
3、…、m)を「L」レベルにして、ワード線W2がゲ
ートに接続されたメモリセルM(2,j)(j=1〜
n)を導通状態とする。
【0125】ここで、上記で想定したように、メモリセ
ルM(2,2)はビット線BL2に接続されていない
(即ち、ROMデータが“1”である)ので、接続点D
INAとビット線BL2に充電された電荷は放電される
ことなく、読み出し回路4は出力端子DOUTにデータ
“1”を出力する。
【0126】以上のように、本実施形態によれば、第3
実施形態と同様に、ビット線のプリチャージにおける充
電時間の高速化(t1c<t0c)、メモリセルデータ
読み出し時におけるビット線の放電時間の高速化(t1
r<t0r)、低消費電力化、および小面積化が可能に
なることに加え、ビット線接地トランジスタが非導通状
態になった後に、ビット線プリチャージトランジスタを
導通状態に出来るため、ビット線プリチャージトランジ
スタとビット線接地トランジスタが同時に導通すること
を回避でき、貫通電流を発生させることが無いため、電
源を安定化でき、また無駄な電力を削減することができ
る。
【0127】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ビット線プリチャージ時における充電時間とメモリセル
データ読み出し時における放電時間を短縮することで、
データ読み出しの高速化を可能にすると共に、プリチャ
ージおよび読み出しに関係の無い隣接するビット線を接
地電位に落とすことで、ビット線間の間隔を可能な限り
短くしチップ面積を削減しても、ビット線間容量の増大
に起因した誤動作の発生しない半導体記憶装置を実現す
ることが可能になる、という格別の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る半導体記憶装置
の構成を示す回路図
【図2】 本発明の第1実施形態に係る半導体記憶装置
の動作を示すタイミング図
【図3】 本発明の第2実施形態に係る半導体記憶装置
の構成を示す回路図
【図4】 本発明の第2実施形態に係る半導体記憶装置
の動作を示すタイミング図
【図5】 本発明の第3実施形態に係る半導体記憶装置
の構成を示す回路図
【図6】 本発明の第3実施形態に係る半導体記憶装置
の動作を示すタイミング図
【図7】 本発明の第4実施形態に係る半導体記憶装置
の構成を示す回路図
【図8】 本発明の第4実施形態に係る半導体記憶装置
の動作を示すタイミング図
【図9】 従来の半導体記憶装置の構成を示す回路図
【図10】 従来の半導体記憶装置の動作を示すタイミ
ング図
【図11】 従来の半導体記憶装置の問題を説明するた
めの動作を示すタイミング図
【符号の説明】
1 メモリセルアレイ 2 行デコーダ 3 プリチャージトランジスタ 4 読み出し回路 5 ビット線選択回路 6 列デコーダ 7 ビット線プリチャージトランジスタ群 8 ビット線プリチャージ選択回路 9 ビット線プリチャージトランジスタ群 11 ビット線接地選択回路 12 ビット線接地トランジスタ群 13 タイミング回路
【手続補正書】
【提出日】平成13年7月12日(2001.7.1
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】または、複数の第1選択信号は、アドレス
信号によって選択されるビット線のみをプリチャージす
るよう生成されることが好ましい。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入力されるアドレス信号に応じ
    て、マトリクス状に配列されたメモリセルからデータを
    読み出す半導体記憶装置であって、 前記アドレス信号に基づき生成された複数の列選択信号
    に応じて複数のビット線の各々を選択する複数の第1ト
    ランジスタを含むビット線選択回路と、 前記複数のビット線の各々を充電する複数の第2トラン
    ジスタを含むビット線充電回路とを備えたことを特徴と
    する半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の第1および第2トランジスタ
    はN型MOSトランジスタであり、 前記複数の第1トランジスタは各々、前記複数の列選択
    信号の各々が供給されるゲートと、前記複数のビット線
    の各々に接続されたソースと、前記複数のビット線を共
    通に充電するプリチャージトランジスタおよび前記メモ
    リセルからデータを出力するための読み出し回路に共通
    に接続されたドレインとを有し、 前記複数の第2トランジスタは各々、外部から入力され
    るビット線プリチャージ信号が共通に供給されるゲート
    と、電源電位が供給されるソースと、前記複数のビット
    線の各々に接続されたドレインとを有することを特徴と
    する請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の第1および第2トランジスタ
    はN型MOSトランジスタであり、 前記複数の第1トランジスタは各々、前記複数の列選択
    信号の各々が供給されるゲートと、前記複数のビット線
    の各々に接続されたソースと、前記複数のビット線を共
    通に充電するプリチャージトランジスタおよび前記メモ
    リセルからデータを出力するための読み出し回路に共通
    に接続されたドレインとを有し、 前記複数の第2トランジスタは各々、複数の第1選択信
    号の各々が供給されるゲートと、電源電位が供給される
    ソースと、前記複数のビット線の各々に接続されたドレ
    インとを有することを特徴とする請求項1記載の半導体
    記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の第1選択信号は、前記アドレ
    ス信号および前記プリチャージトランジスタを制御する
    信号に基づき生成されることを特徴とする請求項3記載
    の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記半導体記憶装置はさらに、前記複数
    のビット線の各々を接地電位に接続する複数の第3トラ
    ンジスタを含むビット線接地回路を備えたことを特徴と
    する請求項3記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の第3トランジスタはN型MO
    Sトランジスタであり、その各々は、前記複数の列選択
    信号とは反対の論理状態を有する複数の第2選択信号の
    各々が供給されるゲートと、接地電位に接続されたソー
    スと、前記複数のビット線の各々に接続されたドレイン
    とを有することを特徴とする請求項5記載の半導体記憶
    装置。
  7. 【請求項7】 前記複数の第1選択信号は、前記複数の
    第2選択信号に基づき生成され前記複数の第2選択信号
    から所定時間の遅れを有することを特徴とする請求項6
    記載の半導体記憶装置。
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