JP2010267355A - スタティックランダムアクセスメモリ - Google Patents

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Abstract

【課題】 スタティックランダムアクセスメモリの、メモリセルのデータの書き込み特性のばらつきを抑制する。
【解決手段】
メモリセル10と、メモリセルの電源ノード11に接続されたメタル配線20と、接続ノード31に接続され、容量成分を有するメタル配線ML1、ML2、ML3と、MOSトランジスタTR1、TR2と、MOSトランジスタTR1、TR2のゲート端子に接続され、MOSトランジスタTR1、TR2の電流通路の導通状態を決定する制御部32と、
メタル配線ML1とメタル配線ML2とメタル配線ML3とに蓄積された電荷を放電する放電部70とから構成されるか可変容量回路部30と、メタル配線10と可変容量回路部30の接続ノード31の間に接続され、メモリセル10の書き込み動作時に、メタル配線10と、接続ノード31を電気的に接続する接続切替部40とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、スタティックランダムアクセスメモリに係り、特にデータの書き込み特性のばらつきを抑制したスタティックランダムアクセスメモリに関する。
スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)は、複数のメモリセルから構成される。このため、データの読み出し、書き込みを正常に行うためには、メモリセル毎の書き込み動作、読み出し動作の特性のばらつきを抑制する必要がある。しかし、チップ面積を縮小するために素子を微細化すると、素子ばらつきが大きくなり、メモリセル毎の特性のばらつきが増大し、また、消費電力の低減のためにSRAMの電源電圧を低くすると、素子ばらつきの影響が相対的に大きくなり、メモリセル毎の特性のばらつきが増大する。
このような問題に対処するため、SRAMのメモリセルを構成するインバータの端子電圧を制御することが有効であることが知られている。インバータの端子電圧の制御技術の一つとして、インバータのPMOSトランジスタのソース端子をメタル配線からなる容量素子と接続し、チャージシェアリングすることによって、PMOSソース電圧を調整する技術が開示されている(例えば、非特許文献1参照。)。この技術では、メタル配線を用いることで簡易に容量素子を構成することができる利点がある。
しかし、メタル配線の電気容量は、メタル配線幅のばらつき、上下層配線との間隔等により変化するため、所望の容量値を得るのが難しい。このため、メモリセルごとの特性のばらつきを十分に抑制できないという問題がある。
S. Ohbayashi, et al., "A 65 nm SoC Embedded 6T-SRAM Design for Manufacturing with Read and Write Cell Stabilizing Circuits", Digest of Technical Papers, 2006 Symposium on VLSI Circuits, pp. 17-18
本発明は、スタティックランダムアクセスメモリの、メモリセルのデータの書き込み特性のばらつきを抑制することを目的とする。
本発明の一態様のスタティックランダムアクセスメモリは、
電源ノードと接地ノード間に接続され、第1のpMOSトランジスタと、第1のnMOSトランジスタから構成される第1のCMOSインバータと、前記電源ノードと前記接地ノード間に接続され、第2のpMOSトランジスタと、第2のnMOSトランジスタから構成され、前記第1のCMOSインバータの出力端が入力端に接続され、前記第1のCMOSインバータの入力端が出力端に接続された第2のCMOSインバータと、ゲート端子がワード線に接続され、第1電流通路の第1端が第1のビット線に接続され、前記第1電流通路の第2端が前記第1のCMOSインバータの出力端と前記第2のCMOSインバータの入力に端接続された第1の転送ゲートトランジスタと、ゲート端子が前記ワード線に接続され、第2電流通路の第1端が第2のビット線に接続され、前記第2電流通路の第2端が前記第2のCMOSインバータの出力端と前記第1のCMOSインバータの入力端接続された第2の転送ゲートトランジスタと、から構成されるメモリセルと、前記電源ノードに接続された第1のメタル配線と、接続ノードに接続され、容量成分を有する第2のメタル配線と、第3電流通路の第1端が前記接続ノードに接続された第1のMOSトランジスタと、前記第1のMOSトランジスタの第3電流通路の第2端に接続され、容量成分を有する第3のメタル配線と、前記第1のMOSトランジスタのゲート端子に接続され、前記第1のMOSトランジスタの第3電流通路の導通状態を決定する制御部と、前記第2のメタル配線が有する容量成分と前記第3のメタル配線が有する容量成分とに蓄積された電荷を放電する放電部と、から構成されるか可変容量回路部と、前記第1のメタル配線と前記可変容量回路部の接続ノードの間に接続され、前記メモリセルの書き込み動作時に、前記第1のメタル配線と、前記接続ノードを電気的に接続する接続切替部と、を備えることを特徴とする。 本発明の別態様のスタティックランダムアクセスメモリは、電源ノードと接地ノード間に接続され、第1のpMOSトランジスタと、第1のnMOSトランジスタから構成される第1のCMOSインバータと、前記電源ノードと前記接地ノード間に接続され、第2のpMOSトランジスタと、第2のnMOSトランジスタから構成され、前記第1のCMOSインバータの出力端が入力端に接続され、前記第1のCMOSインバータの入力端が出力端に接続された第2のCMOSインバータと、ゲート端子がワード線に接続され、第1電流通路の第1端が第1のビット線に接続され、前記第1電流通路の第2端が前記第1のCMOSインバータの出力端と前記第2のCMOSインバータの入力に端接続された第1の転送ゲートトランジスタと、ゲート端子が前記ワード線に接続され、第2電流通路の第1端が第2のビット線に接続され、前記第2電流通路の第2端が前記第2のCMOSインバータの出力端と前記第1のCMOSインバータの入力端接続された第2の転送ゲートトランジスタと、から構成されるメモリセルと、前記電源ノードに接続された第1のメタル配線と、第3電流通路の第1端が接続ノードに接続された第1のMOSトランジスタと、第4電流通路の第1端が前記接続ノードに接続された第2のMOSトランジスタと、前記第1のMOSトランジスタの第3電流通路の第2端に接続され、容量成分を有する第2のメタル配線と、前記第2のMOSトランジスタの第4電流通路の第2端に接続され、容量成分を有する第3のメタル配線と、前記第1のMOSトランジスタのゲート端子と、前記第2のMOSトランジスタのゲート端子とに接続され、前記第1のMOSトランジスタの第3電流通路と、前記第2のMOSトランジスタの第4電流通路の導通状態を決定する制御部と、前記第2のメタル配線が有する容量成分と前記第3のメタル配線が有する容量成分とに蓄積された電荷を放電する放電部と、から構成されるか可変容量回路部と、前記第1のメタル配線と前記可変容量回路部の接続ノードの間に接続され、前記メモリセルの書き込み動作時に、前記第1のメタル配線と、前記接続ノードを電気的に接続する接続切替部とを備えることを特徴とする。
本発明は、スタティックランダムアクセスメモリの、メモリセルのデータの書き込み特性のばらつきを抑制することを可能とする。
本発明の実施例1に係るSRAMのメモリセルと、可変容量回路部と、接続切替部の構成を示す回路図である。 本発明の実施例1に係るSRAMの構成を示す回路図である。 本発明の実施例1に係るSRAMの書き込み時、読み込み時における、ワード線と、切替信号端子と、MOSトランジスタのゲートと、にそれぞれ入力する信号、及び、そのときのメタル配線と、接続ノードと、における電圧を示す図である。 本発明の実施例2に係るSRAMのメモリセルと、可変容量回路部と、接続切替部の構成を示す回路図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るSRAMのメモリセルと、可変容量回路部と、接続切替部の構成を示す回路図である。
図1に示すように、本実施例のSRAMは、メモリセル10と、メタル配線20と、可変容量回路部30と、接続切替部40とを有する。
メモリセル10は、CMOSインバータIV1、IV2、転送ゲートトランジスタTG1、TG2から構成される。CMOSインバータIV1は、電源ノード11と接地ノード間に接続され、pMOSトランジスタであるロードトランジスタLO1、nMOSトランジスタであるドライバトランジスタDR1から構成される。CMOSインバータIV2は、電源ノード11と接地ノード間に接続され、pMOSトランジスタであるロードトランジスタLO2、nMOSトランジスタであるドライバトランジスタDR2から構成される。CMOSインバータIV1の出力と、CMOSインバータIV2の入力が接続され、CMOSインバータIV1の入力と、CMOSインバータIV2の出力が接続されている。転送ゲートトランジスタTG1は、MOSトランジスタであり、ゲート端子がワード線WLに接続され、電流通路の一端(ソース端子又はドレイン端子)がビット線BLに接続され、その他端(ソース端子又はドレイン端子)がCMOSインバータIV1の出力端とCMOSインバータIV2の入力端に接続されている。ここで、電流通路とは、MOSトランジスタのソース領域、チャネル領域、ドレイン領域により構成される、電流が流れる通路を指す。以下、電流通路について同様である。転送ゲートトランジスタTG2は、MOSトランジスタであり、ゲート端子がワード線WLに接続され、電流通路の一端(ソース端子又はドレイン端子)がビット線/BLに接続され、その他端(ソース端子又はドレイン端子)がCMOSインバータIV2の出力端とCMOSインバータIV1の入力端に接続されている。
メタル配線20は、メモリセル10の電源ノード11に接続される。メタル配線20は、容量成分Cpを有する。
可変容量回路部30は、接続ノード31に接続され、容量成分C1を有するメタル配線ML1と、電流通路の一端(ソース端子又はドレイン端子)が接続ノード31に接続されたMOSトランジスタTR1と、MOSトランジスタTR1の他端(ソース端子又はドレイン端子)に接続され、容量成分C2を有するメタル配線ML2と、電流通路の一端(ソース端子又はドレイン端子)がMOSトランジスタTR1の電流通路のメタル配線ML2が接続された側の端(ソース端子又はドレイン端子)に接続されたMOSトランジスタTR2と、MOSトランジスタTR2の他端(ソース端子又はドレイン端子)に接続され、容量成分C3を有するメタル配線ML3と、MOSトランジスタTR1、TR2のゲート端子に接続され、MOSトランジスタTR1の電流通路及びMOSトランジスタTR2の電流通路の導通状態を決定する容量制御部32と、メタル配線ML1が有する容量成分C1とメタル配線ML2が有する容量成分C2とメタル配線ML3が有する容量成分C3に蓄積された電荷を放電する放電部70とを有して構成される。
可変容量回路部30は、容量制御部32によりMOSトランジスタTR1、TR2の導通状態が決定されることにより、可変容量回路部30の電気容量Cを調整することができる。例えば、MOSトランジスタTR1が導通状態、MOSトランジスタTR2が非導通状態の場合、可変容量回路部30の電気容量Cは、1/C=1/C1+1/C2により与えられる。MOSトランジスタTR1、TR2が共に導通状態である場合、可変容量回路部30の電気容量Cは、1/C=1/C1+1/C2+1/C3により与えられる。MOSトランジスタTR1、TR2のゲート端子に印加する電圧は、製造時に決定され、容量制御部32に設定される。
接続切替部40は、メタル配線20と可変容量回路の接続ノード31の間に接続され、メモリセル10の書き込み動作時に、メタル配線20と、接続ノード31を電気的に接続する機能を有する。接続切替部40は、例えば、図1に示すように、相補接続されたPMOSトランジスタPM1と、NMOSトランジスタNM1を有して構成される。接続切替部40のPMOSトランジスタPM1とNMOSトランジスタNM1のゲートに共通に接続された端子を切替信号端子42とする。切替信号端子42に切替信号Lowが入力するとき、PMOSトランジスタPM1が導通状態、NMOSトランジスタNM1が非導通状態となり、メタル配線20には電源電圧Vddが電気的に接続される。切替信号端子42に切替信号Highが入力するとき、PMOSトランジスタPM1が非導通状態、NMOSトランジスタNM1が導通状態となり、メタル配線20には可変容量回路部30の接続ノード31が電気的に接続される。
可変容量回路部30が有する放電部70は、メタル配線ML1、ML2、ML3が有する容量成分C1、C2、C3に溜まった電荷を放電する機能を有する。放電部70は、例えば、電流通路の一端(ソース端子又はドレイン端子)がメタル配線ML1に接続され、電流通路の他端(ソース端子又はドレイン端子)が接地電位に接続されたMOSトランジスタTR11と、電流通路の一端(ソース端子又はドレイン端子)がメタル配線ML2に接続され、電流通路の他端(ソース端子又はドレイン端子)が接地電位に接続されたMOSトランジスタTR12と、電流通路の一端(ソース端子又はドレイン端子)がメタル配線ML3に接続され、電流通路の他端(ソース端子又はドレイン端子)が接地電位に接続されたMOSトランジスタTR13と、MOSトランジスタTR11、TR12、TR13のゲート端子に接続され、MOSトランジスタTR1の電流通路、MOSトランジスタTR2の電流通路、及びMOSトランジスタTR3の電流通路の導通状態を制御するディスチャージ制御部33を有して構成される。ディスチャージ制御部33により、MOSトランジスタTR11、TR12、TR13の電流通路を導通状態とすることで、メタル配線ML1、ML2、ML3が有する容量成分C1、C2、C3に溜まった電荷を放電することができる。なお、放電部70は、上記以外の構成に限定されず、容量成分C1、C2、C3に溜まった電荷を放電することができる構成であればよい。例えば、MOSトランジスタTR11、TR12、TR13に代えて、PN接合ダイオードなどを用いてもよい。
また、可変容量回路部30のメタル配線ML1の容量成分C1、メタル配線ML2の容量成分C2、メタル配線ML3の容量成分C3の電気容量を異なるように構成してもよい。例えば、容量成分の電気容量を、C1>C2>C3となるように構成する。メタル配線ML1、ML2、ML3の容量成分C1、C2、C3の電気容量を調整するには、例えば、メタル配線の配線幅を調整することにより実現できる。
また、可変容量回路部30のMOSトランジスタTR1、TR2はNMOSトランジスタとすることで後述する効果が得られる。
次に、図1に示すように構成したSRAMのメモリセル10と、メタル配線20と、可変容量回路部30と、接続切替部40の動作について説明する。ここで、MOSトランジスタTR1、TR2の電流通路は、共に導通状態になるよう設定されている場合について説明する。
メモリセル10が、読み出し動作時又は選択されていない時(非選択時)には、接続切替部40の接続切替端子42には接続切替信号Lowが入力する。このため、メタル配線20は電源電圧Vddに電気的に接続される。これにより、メモリセル10の電源ノード11に電源電圧が与えられる。このとき、可変容量回路部30は、ディスチャージ制御部33により、MOSトランジスタTR11、TR12、TR13の電流通路を導通状態とすることで、メタル配線ML1、ML2、ML3が有する容量成分C1、C2、C3に溜まった電荷を放電する。
メモリセル10が書き込み動作時には、接続切替部40の接続切替端子42に接続切替信号Highが入力する。このため、メタル配線20は可変容量回路部30の接続ノード31に電気的に接続される。これにより、メタル配線20と可変容量回路部30がチャージシェアリングする。このとき、メタル配線ML1、ML2、ML3の容量成分C1、C2、C3に溜まった電荷は放電されているため、メタル配線ML1、ML2、ML3は低電位であり、メタル配線20の容量成分Cpは、電源電圧により電荷がチャージされているため高電圧となっている。このため、メタル配線20と可変容量回路部30がチャージシェアリングすることにより、メタル配線20の電圧は低電圧にシフトする。これにより、メタル配線20が接続されたメモリセル10の電源ノード11の電圧が低電圧となる。
このように、メモリセル10の読み出し動作時には、メモリセル10の電源ノード11が接続されたメタル配線20に電源電圧が与えられ、メモリセル10の書き込み動作時には、メモリセル10の電源ノード11が接続されたメタル配線20が可変容量回路部と電気的に接続されチャージシェアリングをする。
このとき、チャージシェアリング後のメタル配線20の電圧は、メタル配線20の容量成分Cpと、可変容量回路部30の容量成分Cの値により決定される。このため、可変容量回路部30の容量成分Cを、容量制御部32により製造時に調整することにより、チャージシェアリング後のメタル配線20の電圧が所望の電圧となるようにすることが可能となる。従来、本実施例の可変容量回路部30に相当するメタル配線が1本のメタル配線により構成されていたため、メタル配線の容量成分のばらつきにより、チャージシェアリング後に、所望の電圧とならない問題があった。本実施形態では、複数のメタル配線ML1、ML2、ML3を用い、容量制御部32により、容量成分Cの電気容量を調整することを可能にしたことにより、チャージシェアリング後のメタル配線20の電圧を所望の電圧に近づけることを可能にした。これにより、メモリセルのデータの書き込み特性のばらつきを抑制することを可能とする。
次に、図2を参照して、図1に示したメモリセル10と、メタル配線20と、可変容量回路部30と、接続切替部40とを適用したSRAMの構成について説明する。図2は、本発明の実施例1に係るSRAMの構成を示す回路図である。
本実施例の説明では、メモリセルアレイを構成する複数のサブアレイのうち、2つのサブアレイS1、S2について説明する。ビット線BL0、/BL0を共有するメモリセルM0−0、M1−0、・・・M15−0が1つのサブアレイS1を構成する。同様に、ビット線BL1、/BL1を共有するメモリセルM0−1、M1−1、・・・M15−1が1つのサブアレイS2を構成する。また、各メモリセルは、ワード線WL0〜WL15に接続されている。メモリセルM0−0〜M15−0、M0−1〜M15−1は、それぞれ、図1で示したメモリセル10と同様の構成である。
ワード線WL0〜WL15は、ローデコーダ50に接続されている。ビット線BL0、/BL0、及びBL1、/BL1はカラムデコーダ60に接続される。ローデコーダ50は、外部から入力されるローアドレスをデコードしてワード線WL0〜WL15のいずれかを選択する。カラムデコーダ60は、外部から入力するカラムアドレスをデコードしてビット線BL0、/BL0、又はBL1、/BL1を選択する。
メタル配線20−0には、サブアレイS1に含まれるメモリセルの電源ノード11が共通に接続される。同様に、メタル配線20−1には、サブアレイS2に含まれるメモリセルの電源ノード11が共通に接続される。メタル配線20−0は、容量成分Cp0を有する。メタル配線20−1は、容量成分Cp1を有する。メタル配線20−0、20−1は、それぞれ、接続切替部40−0、40−1に接続されている。
接続切替部40−0、40−1は、図1で示した接続切替部40と同様の構成である。接続切替部40−0、40−1は、切替信号端子42−0、42−1に入力する、カラムデコーダ60からの切替信号CSL0、CSL1により制御される。例えば、メモリセルM0−0が選択され書き込み動作する場合、カラムデコーダ60が接続切替部40−0に出力する切替信号CSL0をHighとすることにより、メタル配線20−0と、可変容量回路部30の接続ノード31を電気的に接続する。このとき、カラムデコーダ60が接続切替部40−1に出力する切替信号CSL1をLowとすることにより、メタル配線20−1は、電源電圧Vddに電気的に接続される。同様に、メモリセルM0−1が選択され書き込み動作する場合、カラムデコーダ60は接続切替部40−1に出力する切替信号CSL1をHighとすることにより、メタル配線20−1と可変容量回路部30の接続ノード31が電気的に接続される。このとき、カラムデコーダ60が接続切替部40−0に出力する切替信号CSL0をLowとすることにより、メタル配線20−0は、電源電圧Vddに電気的に接続される。このように、接続切替部40−0、40−1を介してメタル配線20−0、20−1を接続することにより、データ書き込み時と、データ読み出し時で、メモリセルの電源ノードを電源電圧とするか、チャージシェアリングにより低電圧とするか、選択することができる。さらに、複数の接続切替部40−0、40−1をローデコーダにより制御することにより、複数のサブアレイS1、S2で、1つの可変容量回路部30を共有することができる。
可変容量回路部30は、図1で示した可変容量回路部30と同様の構成、機能、動作であるので、詳細な説明は省略する。可変容量回路部30は、複数のメモリセルM0−0〜M15−0、M0−1〜M15−1のうち、ワード線WL0〜WL15と、ビット線BL0、/BL0、BL1、/BL1により選択されることにより書き込み動作中で、かつ、接続切替部40−0、40−1により、接続ノード31に電気的に接続されたメタル配線20−0、20−1に電源ノードが接続されたメモリセルと、チャージシェアリングする。さらに、チャージシェアリング後に、メタル配線ML1、ML2、ML3に溜まった電荷を、ディスチャージ制御部33によりMOSトランジスタTR11、TR12、TR13の電流通路を導通状態とすることで、放電する。
次に、メモリセルの読み出し時、書き込み時のメタル配線、接続ノードの電圧について、図3を参照して説明する。図3は、本発明の実施例1に係るSRAMの書き込み時、読み込み時における、ワード線WL0と、接続切替部40−0、40−1の切替信号端子42−0、42−1と、MOSトランジスタTR11、TR12、TR13のゲートと、にそれぞれ入力する信号、及び、そのときのメタル配線20−0、20−1と、接続ノード31と、における電圧を示す図である。以下、サブアレイS1のメモリセルM0−0が読み出し、書き込みの選択セルである場合について説明する。このとき、サブアレイS1は選択サブアレイ、サブアレイS2は非選択サブアレイである。
読み出し動作時には、選択セル(メモリセルM0−0)が接続されているワード線WL0に、動作クロックに同期して、High信号とLow信号が入力する。読み出し動作時には、メタル配線20−0、20−1が接続された接続切替部40−0の切替信号端子42−0、42−1に入力する切替信号CSL0、CSL1をLowとすることにより、メタル配線20−0、20−1が電源電圧Vddに電気的に接続され、メタル配線20−0、20−1の電圧がHigh(高電圧)となる。
読み出し動作時に、ワード線WL0に入力する信号がHighのとき、選択セル(メモリセルM0−0)から、データを読み出す。読み出し動作時に、ワード線WL0に入力する信号がLowのとき、選択セル(メモリセルM0−0)から読み出したデータを外部に出力する。さらに、読み出し動作時には、ディスチャージ制御部33からMOSトランジスタTR11、TR12、TR13のゲートに入力するディスチャージ信号をHighとすることにより、メタル配線ML1、ML2、ML3の容量成分C1、C2、C3に溜まった電荷を放電させ、接続ノード31の電圧をLow(低電圧)とする。
書き込み動作時には、選択セル(メモリセルM0−0)が接続されているワード線WL0に、動作クロックに同期してHigh信号とLow信号が入力する。ワード線WL0に、High信号が入力するとき、選択セル(メモリセルM0−0)に対してデータの書き込みを行う。
書き込み動作時に、ワード線WL0に入力する信号がHighのとき、選択セル(メモリセルM0−0)に接続されたメタル配線20−0が接続された接続切替部40−0の切替信号端子42−0に入力する信号CSL0をHighとし、非選択サブアレイに接続されたメタル配線20−1が接続された接続切替部40−1の切替信号端子42−1に入力する信号CSL1をLowとする。これにより、メタル配線20−0が可変容量回路部30の接続ノード31と電気的に接続され、メタル配線20−0が電源電圧Vddに電気的に接続され、メタル配線20−1の電圧がHigh(高電圧)となる。これにより、メタル配線20−0と可変容量回路部30(メタル配線ML1、ML2、ML3)がチャージシェアリングし、メタル配線20−0の電圧がフローティング状態となる。可変容量回路部30の電圧(接続ノード31の電圧、又はメタル配線ML1、ML2、ML3の電圧)は、書き込み動作時に、ディスチャージ信号によりLow(低電圧)とされているため、メタル配線20−0は可変容量回路部30とチャージシェアリングすることにより、低電圧となる。また、このとき、ディスチャージ制御部33からMOSトランジスタTR11、TR12、TR13のゲートに入力するディスチャージ信号はLowとされている。
書き込み動作時に、ワード線WL0に入力する信号がLowのとき、切替信号端子に入力する信号CSL0、CSL1は、Lowとすることにより、メタル配線20−0、20−1は、電源電圧Vddに接続され、Hihg(高電圧)となる。このとき、ディスチャージ制御部33からMOSトランジスタTR11、TR12、TR13のゲートに入力するディスチャージ信号をHighとし、メタル配線ML1、ML2、ML3の容量成分C1、C2、C3に溜まった電荷を放電させ、接続ノード31の電圧をLow(低電圧)とする。
以上のように、本発明の実施例1に係るスタティックランダムアクセスメモリでは、メモリセルの書き込み動作時に、メモリセルの電源ノードに接続されたメタル配線を接続切替部を介して可変容量回路部30の接続ノードに接続することにより、メタル配線と可変容量回路部30の間でチャージシェアリングさせる。これにより、メモリセルの書き込み動作時に、メモリセルの電源ノードの電圧が低電圧となり、書き込み動作の安定性が向上する。このとき、可変容量回路部30の容量成分Cを、容量制御部32により調整することができる構成とすることにより、従来、メタル配線とチャージシェアリングするメタル配線が1本のみの場合に、このメタル配線の容量成分のばらつきによりメモリセルの書き込み動作にばらつきが生じる問題があったが、本実施例のようにチャージシェアリングするメタル配線を複数本用意し、さらに、複数のメタル配線の容量C(合成容量)を調整することより、従来の問題を低減することができる。
さらに、ディスチャージ制御部を設け、MOSトランジスタTR11、TR12、TR13の電流通路を導通状態とすることで、メタル配線ML1、ML2、ML3が有する容量成分C1、C2、C3に溜まった電荷を放電することができる。これにより、チャージシェアリングにより、メモリセルの電源ノードの電圧をさらに低電圧とすることができる。
さらに、可変容量回路部30のメタル配線ML1、ML2、ML3の容量成分C1、C2、C3を異ならせることで、可変容量回路部30の容量成分Cの値を決定する自由度を高くすることができる。
また、可変容量回路部30のMOSトランジスタTR1、TR2にPMOSトランジスタを用いることで、NMOSトランジスタで構成するより、効率よくチャージシェアリングすることができる。MOSトランジスタTR1、TR2にNMOSトランジスタを用いる場合、接続ノード31が高電位となるとMOSトランジスタTR1、TR2の電流通路が非導通状態となり、メタル配線20と可変容量回路部30とが十分にチャージシェアリングできない場合がある。これは、通常、NMOSトランジスタ(しきい値Vth)のソース端子またはドレイン端子に印加される電圧が電源電圧としきい値電圧との差(Vdd−Vth)より大きくなるとNMOSトランジスタの電流通路が非導通状態となるためである。これに対し、MOSトランジスタTR1、TR2にPMOSトランジスタを用いる場合は、上述のような問題がなくなり、効率よくチャージシェアリングすることができる。 また、可変容量回路部30のMOSトランジスタTR11、TR12、TR13にNMOSトランジスタを用いることで、PMOSトランジスタで構成するより、効率よくメタル配線ML1、ML2、ML3の容量成分C1、C2、C3に溜まった電荷を放電することができる。MOSトランジスタTR11、TR12、TR13にPMOSトランジスタを用いる場合、メタル配線ML1、ML2、ML3の電位がPMOSトランジスタのしきい値Vthより下がるとpMOSトランジスタの電流通路が非導通状態となることにより、十分に放電ができない場合がある。これに対し、MOSトランジスタTR11、TR12TR13にNMOSトランジスタを用いる場合は、上述のような問題がなくなり、十分に放電をすることができる。
なお、本実施例では、可変容量回路に3本のメタル配線ML1、ML2、ML3を用いているが、2本以上であればよい。メタル配線を増やす場合には、メタル配線ML1とメタル配線ML2の間のMOSトランジスタTR1のように、MOSトランジスタとメタル配線を対にして増設していく構成とする。
図4は、本発明の実施例2に係るSRAMのメモリセルと、可変容量回路部と、接続切替部の構成を示す回路図である。
図4に示すように、本実施例のSRAMは、メモリセル10と、メタル配線20と、可変容量回路部80と、接続切替部40とを有する。実施例1と同様の構成については、同一の符号を付し、説明を省略する。
本実施例に係るSRAMは、可変容量回路部80において、実施例1に係るSRAMと異なる。本実施例に係るSRAMの構成(ビット線、ワード線、ローデコーダ、カラムデコーダ等)は、図2に示した実施例1に係るSRAMの構成と同様であるので、図及び説明を省略する。
実施例2に係るSRAMの可変容量回路部80は、電流通路の一端(ソース端子又はドレイン端子)が接続ノード81に接続されたMOSトランジスタTR1と、MOSトランジスタTR1の他端(ソース端子又はドレイン端子)に接続され、容量成分C1を有するメタル配線ML1と、電流通路の一端(ソース端子又はドレイン端子)が接続ノード81に接続されたMOSトランジスタTR2と、MOSトランジスタTR2の他端(ソース端子又はドレイン端子)に接続され、容量成分C2を有するメタル配線ML2と、電流通路の一端(ソース端子又はドレイン端子)が接続ノード81に接続されたMOSトランジスタTR3と、MOSトランジスタTR3の他端(ソース端子又はドレイン端子)に接続され、容量成分C3を有するメタル配線ML3と、MOSトランジスタTR1、TR2、TR3のゲート端子接続され、MOSトランジスタTR1、MOSトランジスタTR2、MOSトランジスタTR3の電流通路の導通状態を決定する容量制御部32と、メタル配線ML1が有する容量成分C1とメタル配線ML2が有する容量成分C2とメタル配線ML3が有する容量成分C3に蓄積された電荷を放電する放電部70とを有して構成される。なお、放電部70は、図4に示す構成に限定されず、実施例1と同様に容量成分C1、C2、C3に溜まった電荷を放電することができる構成であればよい。
可変容量回路部30は、容量制御部32によりMOSトランジスタTR1、TR2、TR3の導通状態が決定されることにより、可変容量回路部30の電気容量を調整することができる。例えば、MOSトランジスタTR1が導通状態、MOSトランジスタTR2が導通状態、MOSトランジスタTR3が非導通状態の場合、可変容量回路部30の電気容量Cは、1/C=1/C1+1/C2により与えられる。MOSトランジスタTR1が導通状態、MOSトランジスタTR2が非導通状態、MOSトランジスタTR3が導通状態の場合、1/C=1/C1+1/C3により与えられる。MOSトランジスタTR1、TR2、TR3のゲート端子に印加する電圧は、製造時に決定され、容量制御部32に設定される。
本実施例の可変容量回路部80は、実施例1の可変容量回路部30と同様に、メモリセル20の書き込み動作時に、容量制御部32が、メモリセル20の電源ノードに接続されたメタル配線20とチャージシェアリングする。これにより、メモリセル20の書き込み動作時に、メモリセルの電源ノードの電圧を低電圧にすることができる。これにより、メモリセルの書き込み動作時に、メモリセルの電源ノードの電圧が低電圧となり、書き込み動作の安定性が向上する。このとき、可変容量回路部30の容量成分Cを、容量制御部32により調整することができる構成とすることにより、従来、メタル配線とチャージシェアリングするメタル配線が1本のみの場合に、このメタル配線の容量成分のばらつきによりメモリセルの書き込み動作にばらつきが生じる問題があったが、本実施例のようにチャージシェアリングするメタル配線を複数本用意し、さらに、複数のメタル配線の容量C(合成容量)を調整することより、従来の問題を低減することができる。
さらに、可変容量回路部80の容量成分Cは、メタル配線ML1、ML2、ML3の容量成分C1、C2、C3の7つの組み合わせ(C1、C2、C3、C1・C2、C1・C3、C2・C3、C1・C2・C3)の容量を生成することができる。つまり、メタル配線をn本用いた場合には、
Figure 2010267355
通りの組み合わせの容量を生成することができる。これにより、メタル配線ML1、ML2、ML3の容量成分C1、C2、C3を異ならせることで、自由度の高い容量Cを生成することが可能である。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々、変更して実施できることは勿論である。
なお、図1、図2、図4では、容量成分Cp、C1、C2、C3について、メタル配線の一部に集中して存在しているように示されているが、実際には、容量成分はメタル配線に分布して存在している。
また、図1、図2、図4では、MOSトランジスタTR1、TR2をPMOSトランジスタで示しているが、NMOSトランジスタであってもよい。
同様に、図1、図2、図4では、MOSトランジスタTR11、TR12、TR13をNMOSトランジスタで示しているが、PMOSトランジスタであってもよい。
10、M0−0、M1−0、M15−0、M0−1、M1−1、M15−1 メモリセル
11 電源ノード
20、20−0、20−1 メタル配線
30 可変容量回路部
31 接続ノード
32 容量制御部
33 ディスチャージ制御部
40、40−0、40−1 接続切替部
42、42―0、42−1 切替信号端子
50 ローデコーダ
60 カラムデコーダ
70 放電部
IV1、IV2 CMOSインバータ
LO1、LO2 ロードトランジスタ
DR1、DR2 ドライバトランジスタ
TG1、TG2 転送ゲートトランジスタ
BL、/BL、BL0、/BL0、BL1、/BL1 ビット線
WL、WL0、WL1、WL15 ワード線
Vdd 電源電圧
TR1、TR2、TR11、TR12、TR13 MOSトランジスタ
Cp、C1、C2、C3、Cp0、Cp1 容量成分
ML1、ML2、ML3 メタル配線

Claims (5)

  1. 電源ノードと接地ノード間に接続され、第1のpMOSトランジスタと、第1のnMOSトランジスタから構成される第1のCMOSインバータと、前記電源ノードと前記接地ノード間に接続され、第2のpMOSトランジスタと、第2のnMOSトランジスタから構成され、前記第1のCMOSインバータの出力端が入力端に接続され、前記第1のCMOSインバータの入力端が出力端に接続された第2のCMOSインバータと、ゲート端子がワード線に接続され、第1電流通路の第1端が第1のビット線に接続され、前記第1電流通路の第2端が前記第1のCMOSインバータの出力端と前記第2のCMOSインバータの入力に端接続された第1の転送ゲートトランジスタと、ゲート端子が前記ワード線に接続され、第2電流通路の第1端が第2のビット線に接続され、前記第2電流通路の第2端が前記第2のCMOSインバータの出力端と前記第1のCMOSインバータの入力端接続された第2の転送ゲートトランジスタと、から構成されるメモリセルと、
    前記電源ノードに接続された第1のメタル配線と、
    接続ノードに接続され、容量成分を有する第2のメタル配線と、第3電流通路の第1端が前記接続ノードに接続された第1のMOSトランジスタと、前記第1のMOSトランジスタの第3電流通路の第2端に接続され、容量成分を有する第3のメタル配線と、前記第1のMOSトランジスタのゲート端子に接続され、前記第1のMOSトランジスタの第3電流通路の導通状態を決定する制御部と、前記第2のメタル配線が有する容量成分と前記第3のメタル配線が有する容量成分とに蓄積された電荷を放電する放電部と、から構成されるか可変容量回路部と、
    前記第1のメタル配線と前記可変容量回路部の接続ノードの間に接続され、前記メモリセルの書き込み動作時に、前記第1のメタル配線と、前記接続ノードを電気的に接続する接続切替部と
    を備えることを特徴とするスタティックランダムアクセスメモリ。
  2. 電源ノードと接地ノード間に接続され、第1のpMOSトランジスタと、第1のnMOSトランジスタから構成される第1のCMOSインバータと、前記電源ノードと前記接地ノード間に接続され、第2のpMOSトランジスタと、第2のnMOSトランジスタから構成され、前記第1のCMOSインバータの出力端が入力端に接続され、前記第1のCMOSインバータの入力端が出力端に接続された第2のCMOSインバータと、ゲート端子がワード線に接続され、第1電流通路の第1端が第1のビット線に接続され、前記第1電流通路の第2端が前記第1のCMOSインバータの出力端と前記第2のCMOSインバータの入力に端接続された第1の転送ゲートトランジスタと、ゲート端子が前記ワード線に接続され、第2電流通路の第1端が第2のビット線に接続され、前記第2電流通路の第2端が前記第2のCMOSインバータの出力端と前記第1のCMOSインバータの入力端接続された第2の転送ゲートトランジスタと、から構成されるメモリセルと、
    前記電源ノードに接続された第1のメタル配線と、
    第3電流通路の第1端が接続ノードに接続された第1のMOSトランジスタと、第4電流通路の第1端が前記接続ノードに接続された第2のMOSトランジスタと、前記第1のMOSトランジスタの第3電流通路の第2端に接続され、容量成分を有する第2のメタル配線と、前記第2のMOSトランジスタの第4電流通路の第2端に接続され、容量成分を有する第3のメタル配線と、前記第1のMOSトランジスタのゲート端子と、前記第2のMOSトランジスタのゲート端子とに接続され、前記第1のMOSトランジスタの第3電流通路と、前記第2のMOSトランジスタの第4電流通路の導通状態を決定する制御部と、前記第2のメタル配線が有する容量成分と前記第3のメタル配線が有する容量成分とに蓄積された電荷を放電する放電部と、から構成されるか可変容量回路部と、
    前記第1のメタル配線と前記可変容量回路部の接続ノードの間に接続され、前記メモリセルの書き込み動作時に、前記第1のメタル配線と、前記接続ノードを電気的に接続する接続切替部と
    を備えることを特徴とするスタティックランダムアクセスメモリ。
  3. 前記放電部が、
    第5電流通路の第1端が前記第2のメタル配線に接続され、前記第5電流通路の第2端が接地電位に接続された第3のMOSトランジスタと、
    第6電流通路の第1端が前記第3のメタル配線に接続され、前記第6電流通路の第2端が接地電位に接続された第4のMOSトランジスタと、
    前記第3のMOSトランジスタのゲート端子と、前記第4のMOSトランジスタのゲート端子に接続され、前記第3のMOSトランジスタの第5電流通路と、前記第4のMOSトランジスタの第6電流通路の導通状態を制御するディスチャージ制御部と、
    とから構成されることを特徴とする請求項1または2記載のスタティックランダムアクセスメモリ。
  4. 前記第2メタル配線の容量成分の電気容量と、前記第3メタル配線の容量成分の電気容量が異なることを特徴とする請求項1乃至3記載いずれか1項記載のスタティックランダムアクセスメモリ。
  5. 請求項1記載の第1のMOSトランジスタと、請求項2記載の第1のMOSトランジスタ及び第2のMOSトランジスタが、nMOSトランジスタであることを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項記載のスタティックランダムアクセスメモリ。
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