JP2002087346A - 車体搬送装置および車体搬送方法 - Google Patents

車体搬送装置および車体搬送方法

Info

Publication number
JP2002087346A
JP2002087346A JP2000279834A JP2000279834A JP2002087346A JP 2002087346 A JP2002087346 A JP 2002087346A JP 2000279834 A JP2000279834 A JP 2000279834A JP 2000279834 A JP2000279834 A JP 2000279834A JP 2002087346 A JP2002087346 A JP 2002087346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle body
vehicle
center
hanger
gravity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000279834A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3976223B2 (ja
Inventor
Akira Namikawa
明 南川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2000279834A priority Critical patent/JP3976223B2/ja
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to GB0210386A priority patent/GB2373766B/en
Priority to US10/129,007 priority patent/US6695126B2/en
Priority to CA002390936A priority patent/CA2390936C/en
Priority to PCT/JP2001/007900 priority patent/WO2002022433A1/ja
Priority to BR0107194-7A priority patent/BR0107194A/pt
Priority to CN01802771.7A priority patent/CN1206125C/zh
Publication of JP2002087346A publication Critical patent/JP2002087346A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3976223B2 publication Critical patent/JP3976223B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D65/00Designing, manufacturing, e.g. assembling, facilitating disassembly, or structurally modifying motor vehicles or trailers, not otherwise provided for
    • B62D65/02Joining sub-units or components to, or positioning sub-units or components with respect to, body shell or other sub-units or components
    • B62D65/18Transportation, conveyor or haulage systems specially adapted for motor vehicle or trailer assembly lines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Chain Conveyers (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成によって複数車種の車体を安定し
て搬送することができる車体搬送装置および車体搬送方
法を提供することを課題とする。 【解決手段】 複数車種の車体Fを吊り下げて搬送する
車体搬送装置1であって、車体Fを吊り下げた状態で支
持し、搬送路(搬送レール)25に沿って移動する吊下
搬送手段(ハンガ)20と、各車種の車体Fの重心に基
づいて、吊下搬送手段20における車体Fの支持位置を
調整する位置調整手段(車体支持部)32,32とを備
え、吊下搬送手段20は、各車種の車体Fに対応して車
体Fを支持する複数の車体支持部を有する重心管理プレ
ート22,22,23,23を備えることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体を吊り下げて
搬送する車体搬送装置および車体搬送方法に関し、特
に、車体の吊り下げ状態を安定させた車体搬送装置およ
び車体搬送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車組立ラインでは、組付部品や車体
の組付箇所等に対応して複数の車体搬送装置によって車
体を搬送し、各種部品を組み付ける。例えば、車体搬送
装置として、車体に下廻り部品を組み付けるためにはオ
ーバヘッドコンベヤ等が用いられ、車体にインテリア部
品等を組み付ける場合にはフリクションコンベヤ等が用
いられる。オーバヘッドコンベヤは、搬送レールに吊り
下がったハンガによって車体を支持し、このハンガを搬
送レールに沿って移動させる。ハンガは、前後左右に4
本のアームを備え、この4本のアームの車体支持部によ
って車体を前後左右4箇所で車体を支持する。また、フ
リクションコンベヤは、パレットに車体を載置し、この
パレットを搬送レールに沿って移動させる。パレット
は、車体にタイヤが装着されている場合にはタイヤが直
接載置され、タイヤが装着されていない場合には車体の
底部が車体支持部に載置される。
【0003】また、自動車組立ラインでは、1つのライ
ンにおいて、単一の車種の車体が組み立てられるのでは
なく、複数の車種の車体が組み立てられる。そのため、
オーバヘッドコンベヤ等の車体搬送装置は、全長や重量
等の異なる車体を搬送しなければならない。例えば、特
開平2−117508号公報には、車両の前後輪を保持
し、車両を吊り下げて搬送する車両搬送装置が開示され
ている。この車両搬送装置は、前輪用保持部材または後
輪用保持部材のいずれか一方を車両の前後方向に移動可
能な機構を備え、ホイールベースの異なる車両を搬送す
ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、オーバヘッ
ドコンベヤは、車体を吊り下げて支持するため、車体を
載置して搬送するフリクションコンベヤ等と比較する
と、搬送時における車体の安定性に欠ける。さらに、前
記したように車種が異なると車体の全長や重量等が異な
るため、車体の重量バランスが車種によって異なる。そ
のため、重量バランスの異なる複数車種の車体を前後左
右のアームの位置が変わらないハンガで支持すると、搬
送時における車体の安定性がさらに悪くなる。特に、工
場内のレイアウト等によってオーバヘッドコンベヤの搬
送方向が上下方向に傾斜する場合、ハンガに支持された
車体が上下方向に傾いた状態で搬送される。そこで、オ
ーバヘッドコンベヤの中には、車体搬送時の安定性を確
保するために、車体の車種(すなわち、車体の全長や重
量バランス)に対応してアームの位置を前後方向に移動
させて車体を支持するハンガを備えるものがある。この
場合、ハンガには、アームを前後方向に移動させるため
の複雑な機構が必要となる。
【0005】そこで、本発明の課題は、簡単な構成によ
って複数車種の車体を安定して搬送することができる車
体搬送装置および車体搬送方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決した本発
明に係る車体搬送装置は、複数車種の車体を吊り下げて
搬送する車体搬送装置であって、前記車体を吊り下げた
状態で支持し、搬送路に沿って移動する吊下搬送手段
と、前記各車種の車体の重心に基づいて、前記吊下搬送
手段における前記車体の支持位置を調整する位置調整手
段とを備えることを特徴とする。この車体搬送装置によ
れば、位置調整手段によって、各車種の車体の重心と吊
下搬送手段の中心とが一致あるいは略一致する位置に車
体を前後方向に移動させる。そのため、この車体搬送装
置は、吊下搬送手段において重量バランスが取られた状
態で車体を支持するので、車体を安定して搬送すること
ができる。
【0007】さらに、前記車体搬送装置において、前記
吊下搬送手段は、前記各車種の車体に対応して前記車体
を支持する複数の車体支持部を有する重心管理プレート
を備えることを特徴とする。この車体搬送装置によれ
ば、吊下搬送手段の前後左右のアームに各々備えられる
重心管理プレートの車体支持部の間隔が、各車種の車体
に対応して変わる。そこで、この車体搬送装置では、各
車種の車体に対応して車体支持部に車体を支持させる
と、各車種の車体の重心と吊下搬送手段の中心とが一致
あるいは略一致する。そのため、各車種に応じて車体の
全長や重量バランスが変わった場合でも吊下搬送手段の
アームの前後方向の位置を移動させる機構を必要としな
いので、複数車種に対応した吊下搬送手段の構成を簡単
化することができる。
【0008】前記課題を解決した本発明に係る車体搬送
方法は、複数車種の車体を吊り下げて搬送する車体搬送
方法であって、前記車体を吊り下げた状態で支持し、搬
送路に沿って移動する吊下搬送手段を備え、前記各車種
の車体の重心に基づいて、前記吊下搬送手段における前
記車体の支持位置を調整する位置調整工程を含むことを
特徴とする。この車体搬送方法によれば、位置調整工程
によって、各車種の車体の重心と吊下搬送手段の中心と
が一致あるいは略一致する位置に車体を前後方向に移動
させる。そのため、この車体搬送方法は、吊下搬送手段
において重量バランスが取られた状態で車体を支持する
ので、車体を安定して搬送することができる。
【0009】さらに、前記車体搬送方法において、前記
吊下搬送手段は、前記各車種の車体に対応して前記車体
を支持する複数の車体支持部を有する重心管理プレート
を備え、前記位置調整工程は、前記各車種に応じて、前
記車体支持部に前記車体を載置させることを特徴とす
る。この車体搬送方法によれば、吊下搬送手段の前後左
右のアームに各々備えられる重心管理プレートの車体支
持部の間隔が、各車種の車体に対応して変わる。そこ
で、この車体搬送方法では、位置調整工程で各車種の車
体に対応して車体支持部に車体を支持させると、各車種
の車体の重心と吊下搬送手段の中心とが一致あるいは略
一致する。そのため、各車種に応じて車体の全長や重量
バランスが変わった場合でも吊下搬送手段のアームの前
後方法の位置を移動させる機構を必要としないので、複
数車種に対応した吊下搬送手段の構成を簡単化すること
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係る車体搬送装置および車体搬送方法の実施の形態を説
明する。
【0011】本発明に係る車体搬送装置および車体搬送
方法は、複数車種の車体の各重心に基づいて、吊下搬送
手段における車体の支持位置を調整する。特に、この車
体搬送装置および車体搬送方法は、各車種に対応して設
けられた重心管理プレートの車体支持部に車体を支持さ
せるために、車体の位置を調整する。すると、各車種の
車体の重心と吊下搬送手段の中心とが一致あるいは略一
致する位置に、車体が吊下搬送手段に支持される。その
ため、この車体搬送装置および車体搬送方法では、各車
種の車体に対応して重量バランスが取られた状態で吊下
搬送手段によって車体を支持でき、車体搬送時の安定性
に非常に優れる。
【0012】本実施の形態では、本発明に係る車体搬送
装置および車体搬送方法を、四輪自動車を組み立てる自
動車組立ラインに配設されるオーバヘッドコンベヤに適
用する。また、本実施の形態では、塗装ラインの最下流
に配設されたフリクションコンベヤで搬送されてきた車
体をオーバヘッドコンベヤに移載するドロップリフタ
に、車体の支持位置を調整する位置調整手段を組み込
む。なお、本実施の形態では、このオーバヘッドコンベ
ヤで、大型乗用車、中型乗用車、小型乗用車の3車種の
車体を搬送することとする。なお、本実施の形態では、
前後方向は、車体の車長方向であり、各コンベヤの搬送
方向でもある。左右方向は、車体の幅方向であり、各コ
ンベヤの搬送方向に対して垂直方向でもある。
【0013】それでは、図1乃至図6を参照して、本実
施の形態に係る車体搬送装置の構成について説明する。
車体搬送装置1は、複数車種の車体Fを吊り下げて搬送
するとともに、各車種に応じて、吊り下げ搬送する際の
車体の支持位置を調整する。つまり、車体搬送装置1
は、各車種の車体Fの重量バランスの違いを、ハンガ2
0のアーム21,21の前後間隔および左右間隔を変え
ずに、重心管理プレート22,22,23,23で吸収
する。そのために、車体搬送装置1は、車体Fを吊り下
げて搬送するためのオーバヘッドコンベヤ2と、車体F
の支持位置を調整する手段を備えるドロップリフタ3か
ら構成される(図1および図2参照)。なお、ドロップ
リフタ3は、フリクションコンベヤ4で搬送されてきた
車体Fをオーバヘッドコンベヤ2に移載する移載装置で
ある。なお、本実施の形態では、車体搬送装置1が、特
許請求の範囲に記載の車体搬送装置に相当する。
【0014】ここで、図1および図2を参照して、フリ
クションコンベヤ4の構成について簡単に説明してお
く。フリクションコンベヤ4は、塗装ラインの最下流に
配設され、塗装された車体Fを自動車組立ラインの最上
流まで搬送する。フリクションコンベヤ4は、多数のパ
レット40,・・・上に車体F,・・・を支持し、この
パレット40,・・・が搬送レール44,44に沿って
前後が接した状態で移動する。各パレット40は、その
上面に左右両側かつ前後に全4個の搬送用車体支持部4
1,・・・を備え、この搬送用車体支持部41,・・・
によって車体Fのジャッキアップポイントを支持する。
また、各パレット40は、その下面に左右両側かつ前後
に全4個の車輪42,・・・を備え、この車輪42,・
・・が搬送レール44,44に係合する。ちなみに、パ
レット40は、車体Fが移載される際には、パレット固
定部43によって所定の位置に固定される。
【0015】それでは、図1乃至図4を参照して、オー
バヘッドコンベヤ2の構成について説明する。オーバヘ
ッドコンベヤ2は、自動車組立ラインの最上流に配設さ
れ、車体Fを吊り下げた状態で搬送する。さらに、オー
バヘッドコンベヤ2は、複数車種の車体Fを安定した状
態で吊り下げるために、各車種の車体Fの重心とハンガ
20の中心とを略一致(または一致)させて車体Fを支
持する。なお、ハンガ20の中心は、前後左右に配設さ
れた前部アーム21a,21aおよび後部アーム21
b、21bを基準とした前後方向および左右方向の中心
であり、二次元での中心である。したがって、各車種の
車体Fの重心とハンガ20の中心とを略一致させる場
合、車体Fの重心の水平方向の位置(2次元)とハンガ
20の中心位置とを略一致させる。ちなみに、各車種の
車体Fの重心とハンガ20の中心とを厳密に一致させれ
ば、搬送時の安定性がさらに向上する。しかし、搬送時
における上下方向に最大傾斜した場合等の搬送条件を考
慮して、搬送中に車体Fが最初に支持された位置からハ
ンガ20に対して全く動かなければ(つまり、十分に安
定性が確保されていれば)、厳密に一致するほどの精度
を要求しない。また、車体Fは、搬送中に各種部品が組
み付けられるので、最初に支持された時の重心から多少
重心が移動する。
【0016】オーバヘッドコンベヤ2は、主に、ハンガ
20,・・・、トロリ部24,・・・、搬送レール25
および図示しない駆動源を備える。各ハンガ20には、
アーム21,21、前部重心管理プレート22,22、
後部重心管理プレート23,23等を備える。また、各
ハンガ20は、トロリ部24を介して搬送レール25に
吊り下がる。さらに、オーバヘッドコンベヤ2は、各ハ
ンガ20に設けられた各トロリ部24が前後のトロリ部
24,24と連結し、ハンガ20,・・・がトロリ部2
4,・・・を介して連結する。そして、オーバヘッドコ
ンベヤ2は、トロリ部24,・・・によってハンガ2
0,・・・の前後間隔を等間隔に保持し、トロリ部2
4,・・・を前記した駆動源で駆動して、ハンガ20,
・・・を搬送レール25に沿って移動させる。なお、本
実施の形態では、ハンガ20が特許請求の範囲に記載の
吊下搬送手段に相当し、重心管理プレート22,22,
23,23が特許請求の範囲に記載の重心管理プレート
に相当し、搬送レール25が特許請求の範囲に記載の搬
送路に相当する。
【0017】ハンガ20は、上部中央にトロリ支持フレ
ーム20aが配設され、トロリ部24と連結する。そし
て、ハンガ20は、トロリ支持フレーム20aの下部に
アーム支持フレーム20bが配設される。さらに、ハン
ガ20は、アーム支持フレーム20bの左右両側に、ア
ーム21,21が回動自在に配設される。なお、アーム
21,21は、図示しないハンガ20の開閉機構によっ
て、車体Fを支持する際には閉じ、車体Fを開放する際
には左右両側に開く。また、アーム21,21は、図示
しないハンガ20の開閉時ロック機構によって、閉じた
時には車体Fを抱え込む状態(図3の(a)図の実線で
示す状態)でロックされ、開いた時には車体Fがドロッ
プリフタ3によって上下移動可能な状態(図3の(a)
図の2点鎖線で示す状態)でロックされる。
【0018】アーム21は、前後方向に延びる前後支持
フレーム21cの前端に前部アーム21aの一端(上
端)が配設され、前後支持フレーム21cの後部に後部
アーム21bの一端(上端)が配設される。さらに、ア
ーム21は、前部アーム21aの他端側(下端側)と後
部アーム21bの他端側(下端側)を支持フレーム21
dで連結して支持する。
【0019】前部アーム21aは、車体Fを支持した場
合に上下方向(垂直方向)に延びる主フレーム21eを
備える。さらに、前部アーム21aは、主フレーム21
eの他端(下端)にハンガ20の左右方向中央に延びる
支持フレーム21fが垂設される。また、前部アーム2
1aは、主フレーム21eの一端(上端)にハンガ20
の左右方向中央に延びる連結フレーム21gが垂設され
る。なお、連結フレーム21gは、アーム支持フレーム
20bに回動自在に配設される。そして、支持フレーム
21fの先端部に、前部重心管理プレート22が設けら
れる。
【0020】後部アーム21bは、車体Fを支持した場
合に上下方向(垂直方向)に延びる主フレーム21hを
備える。さらに、後部アーム21bは、主フレーム21
hの他端(下端)にハンガ20の左右方向中央に延びる
支持フレーム21iが垂設される。また、後部アーム2
1bは、主フレーム21hの一端(上端)にハンガ20
の左右方向中央に延びる連結フレーム21jが垂設され
る。なお、連結フレーム21jは、アーム支持フレーム
20bに回動自在に配設される。そして、支持フレーム
21iの先端部に、後部重心管理プレート23が設けら
れる。
【0021】前部重心管理プレート22は、基台22a
を備え、この基台22aにアーム21が閉じた時に車体
Fの前部のジャッキアップポイントを支持するためのジ
ャッキアップポイント支持部22b,22c,22dが
形成される。基台22aは、長方形の板状であり、ゴム
性である。ジャッキアップポイント支持部22b,22
c,22dは、各車種の車体Fのジャッキアップポイン
トを収納可能な形状であり、基台22aに凹状に形成さ
れる。ジャッキアップポイント支持部22b,22c,
22dの形成される各位置は、ジャッキアップポイント
支持部23b,23c,23dとの間で、各車種の車体
Fの重心とハンガ20の中心とを略一致(または一致)
させてハンガ20によって車体Fを支持できる位置であ
る。なお、ジャッキアップポイント支持部22bは大型
乗用車の車体Fの前部のジャッキアップポイントを支持
し、ジャッキアップポイント支持部22cは中型乗用車
の車体Fの前部のジャッキアップポイントを支持し、ジ
ャッキアップポイント支持部22dは小型乗用車の車体
Fの前部のジャッキアップポイントを支持する。
【0022】後部重心管理プレート23は、基台23a
を備え、この基台23aにアーム21が閉じた時に車体
Fの前部のジャッキアップポイントを支持するためのジ
ャッキアップポイント支持部23b,23c,23dが
形成される。基台23aは、長方形の板状であり、ゴム
性である。ジャッキアップポイント支持部23b,23
c,23dは、各車種の車体Fのジャッキアップポイン
トを収納可能な形状であり、基台23aに凹状に形成さ
れる。ジャッキアップポイント支持部23b,23c,
23dの形成される各位置は、ジャッキアップポイント
支持部22b,22c,22dとの間で、各車種の車体
Fの重心とハンガ20の中心とを略一致(または一致)
させてハンガ20によって車体Fを支持できる位置であ
る。なお、ジャッキアップポイント支持部23bは大型
乗用車の車体Fの後部のジャッキアップポイントを支持
し、ジャッキアップポイント支持部23cは中型乗用車
の車体Fの後部のジャッキアップポイントを支持し、ジ
ャッキアップポイント支持部23dは小型乗用車の車体
Fの後部のジャッキアップポイントを支持する。
【0023】例えば、大型乗用車の車体Fの場合、ジャ
ッキアップポイント支持部22b,22bおよびジャッ
キアップポイント支持部23b,23bが、大型乗用車
の車体Fの前後左右4箇所のジャッキアップポイントを
支持する位置に形成されている。そして、大型乗用車の
車体Fがジャッキアップポイント支持部22b,22
b,23b,23bで支持されると、この車体Fの重心
とハンガ20の中心とが略一致(または一致)する。そ
の結果、車体Fがハンガ20に対して重量バランスが取
られた状態で支持され、搬送中における車体Fの全姿勢
に対して安定性が確保される。なお、本実施の形態で
は、ジャッキアップポイント支持部22b,22c,2
2d,23b,23c,23dが、特許請求の範囲に記
載の車体支持部に相当する。
【0024】トロリ部24は、トロリ支持フレーム20
aの前後2箇所に配設された連結部24a,24bを介
してハンガ20と連結する。そして、前部連結部24a
には前方に向けて前部ロードバー24cが設けられ、後
部連結部24bには後方に向けて後部ロードバー24d
が設けられる。前部ロードバー24cおよび後部ロード
バー24dは、ハンガ20の前後間隔を確保するため
に、大型乗用車の車体Fの全長等を考慮して所定の長さ
を有する。さらに、前部連結部24aの上端には、搬送
レール25に係合して回転するローラ24e,24eが
設けられる。また、後部連結部24bの上端には、搬送
レール25に係合して回転するローラ24f,24fが
設けられる。さらに、前部ロードバー24cの前端に
は、前方のトロリ部24と連結するためのトロリ部間連
結部24gが設けられる。また、後部ロードバー24d
の後端には、後方のトロリ部24と連結するためのトロ
リ部間連結部24hが設けられる。そして、トロリ部2
4は、トロリ部間連結部24gを介して前方のトロリ部
24と連結するとともに、トロリ部間連結部24hを介
して後方のトロリ部24と連結する。さらに、トロリ部
間連結部24gの上端には、搬送レール25に係合して
回転するローラ24i,24iが設けられる。また、ト
ロリ部間連結部24hの上端には、搬送レール25に係
合して回転するローラ24j,24jが設けられる。
【0025】次に、図1および図2、図5および図6を
参照して、ドロップリフタ3の構成について説明する。
ドロップリフタ3は、主に、ポスト30,30、スライ
ダ31,31、移載用車体支持部32,32、モータ3
3、ワイヤ34,34,34、カウンタウエイト35、
アーム開閉部36,36およびハンガ位置確認部37等
から構成される。ドロップリフタ3は、フリクションコ
ンベヤ4で搬送されてきた車体Fをオーバヘッドコンベ
ヤ2に移載するとともに、移載中に、車体Fの車種に応
じて車体Fを前後方向に移動させてハンガ20での支持
位置を調整する。なお、ドロップリフタ3は、図示しな
い制御装置によって各部が制御され、この制御装置も構
成に含むものとする。ちなみに、この制御装置は、ドロ
ップリフタ3専用の制御装置であってもよいし、自動車
組立ライン全体を制御する制御装置等であってもよい。
【0026】ポスト30,30は、オーバヘッドコンベ
ヤ2のハンガ20およびフリクションコンベヤ4のパレ
ット40の左右両側に垂設される。また、ポスト30,
30は、スライダ31,31の搬送路であり、スライダ
31,31が係合して昇降する。
【0027】スライダ31,31は、左右両側のポスト
30,30に各々係合し、ポスト30,30に沿ってフ
リクションコンベヤ4とオーバヘッドコンベヤ2間を昇
降する。各スライダ31は、ワイヤ34を介して、モー
タ33の駆動力により昇降する。さらに、モータ33に
はワイヤ34を介してカウンタウエイト35が接続さ
れ、カウンタウエイト35とスライダ31,31および
車体Fとの間で重量バランスが取られている。そのた
め、モータ33の駆動力が小さくても、スライダ31,
31を昇降させることができる。ちなみに、2個のスラ
イダ31,31は、1個のモータ33によって昇降され
る。
【0028】移載用車体支持部32,32は、互いに向
かい合う方向で各スライダ31,31の下面に設けら
れ、車体Fのサイドシルを支持する。また、移載用車体
支持部32,32は、各スライダ31,31のレール3
1a,・・・に沿って左右方向(すなわち、車体Fに対
して接近/離間する方向)に移動自在であり(図5参
照)、車体Fを支持する時には最接近し、車体Fをハン
ガ20に移載する時には最離間する。さらに、移載用車
体支持部32,32は、車体Fの前後方向に支持位置を
調整するために、車体Fを載置した状態で車体Fを前後
方向に移動させる。ちなみに、移載用車体支持部32,
32によって支持位置が調整されると、車体Fは、前部
のジャッキアップポイントが前部重心管理プレート22
のジャッキアップポイント支持部22b,22c,22
dの中の車種に応じたいずれかのジャッキアップポイン
ト支持部の上方に位置し、後部のジャッキアップポイン
トが後部重心管理プレート23のジャッキアップポイン
ト支持部23b,23c,23dの中の車種に応じたい
ずれかのジャッキアップポイント支持部の上方に位置す
る(図4参照)。なお、本実施の形態では、移載用車体
支持部32,32が、特許請求の範囲に記載の位置調整
手段に相当する。
【0029】そのために、各移載用車体支持部32は、
本体32a、支持フレーム32b,32b、前後方向案
内レール32c,32c、移動ジョイント32d,32
d,32d,32d、移動フレーム32e,32e、連
結フレーム32f、載置部フレーム32g,32g,3
2g、車体載置部32h,32h,32h、駆動フレー
ム32i、駆動ジョイント32j、エアシリンダ32
k、ピストン32l、ストッパ32m,32m、着座セ
ンサ32nおよび図示しないエアの吸引/供給装置を備
える(図5参照)。
【0030】移載用車体支持部32は、本体32aがス
ライダ31のレール31a,31aに沿って左右方向に
移動自在であり、その先端の前後方向2箇所に支持フレ
ーム32b,32bが設けられる。支持フレーム32
b,32b間には、前後方向案内レール32c,32c
が架設される。前後方向案内レール32c,32cは、
前方側が支持フレーム32bに支持され、後方側が支持
フレーム32bを貫通して後方に延びる。
【0031】各前後方向案内レール32cは、前後方向
2箇所に、前後方向に移動自在な移動ジョイント32
d,32dが周設される。さらに、前方に設けられた2
個の移動ジョイント32d,32dの間には移動フレー
ム32eが架設されるとともに、後方に設けられた2個
の移動ジョイント32d,32dの間には移動フレーム
32eが架設される。そして、2個の移動フレーム32
e,32eの間には、その先端部に連結フレーム32f
が架設され、移動ジョイント32d,・・・の前後方向
の移動に伴って連結フレーム32fが前後方向に移動す
る。また、2個の移動フレーム32e,32eの間に
は、その下部に駆動フレーム32iが架設され、エアシ
リンダ32kのピストン32lの前後方向の移動に伴っ
て駆動フレーム32iが前後方向に移動する。なお、ピ
ストン32lの先端は、駆動ジョイント32jを介して
駆動フレーム32iに接続される。
【0032】さらに、連結フレーム32fは、前後方向
3箇所に、載置部フレーム32g,32g,32gを介
して車体載置部32h,32h,32hが設けられる。
車体載置部32h,32h,32hは、移載時に車体F
のサイドシルの前後3箇所を載置して支持する。なお、
3個の車体載置部32h,32h,32hは、支持する
平面積において、後方の車体載置部32hの平面積が他
の車体載置部32h,32hより小さい。また、車体F
を移載する際、前方2個の車体載置部32h,32h
が、前部重心管理プレート22と後部重心管理プレート
23との間に位置する。そして、最後方の車体載置部3
2hは、大型乗用車の車体Fの後部を支持するために配
置される。さらに、真中の車体載置部32hの前方側に
着座センサ32nが設けられ、この着座センサ32n
が、車体Fが移載用車体支持部32で支持されているか
否かの信号を前記した制御装置に送信する。
【0033】前記した構成を備える移載用車体支持部3
2は、エアの吸引/供給装置(図示せず)によってエア
シリンダ32kからエアを吸引またはエアシリンダ32
kにエアを供給し、エアシリンダ32kを駆動する。そ
して、移載用車体支持部32は、エアシリンダ32kの
ピストン32lが前後方向に移動すると、駆動ジョイン
ト32j、駆動フレーム32i、移動フレーム32e,
32e、連結フレーム32f、載置部フレーム32g,
32g,32gを介して、車体載置部32h,32h,
32hが車体Fを載置して前後方向に移動する。なお、
移載用車体支持部32の前後方向の移動は、ストッパ3
2m,32mによって規制される。
【0034】アーム開閉部36,36は、各ポスト3
0,30の上部に設けられ、オーバヘッドコンベヤ2の
ハンガ20の開閉機構および開閉時ロック機構に作用す
る。つまり、アーム開閉部36,36は、ハンガ20の
開閉機構に作用してアーム21,21を左右両側に開閉
させる。さらに、アーム開閉部36、36は、ハンガ2
0の開閉時ロック機構に作用してアーム21,21を開
いた状態あるいは閉じた状態でロックする。
【0035】ハンガ位置確認部37は、車体Fを移載す
る際に、ハンガ20がドロップリフタ3に対して所定の
位置に停止しているか否かを確認する。つまり、車体F
がハンガ20に対して所定の位置に停止していない場合
に、移載用車体支持部32,32が車体Fの車種に応じ
て車体Fの支持位置を調整する。この場合、移載用車体
支持部32,32と重心管理プレート22,22,2
3,23との位置関係が、前後方向にずれている。その
ため、車体Fの前部のジャッキアップポイントが前部重
心管理プレート22,22のジャッキアップポイント支
持部22b,22b,22c,22c,22d,22d
の中の車種に応じたいずれかのジャッキアップポイント
支持部の上方に位置しないとともに、車体Fの後部のジ
ャッキアップポイントが後部重心管理プレート23,2
3のジャッキアップポイント支持部23b,23b,2
3c,23c,23d,23dの中の車種に応じたいず
れかのジャッキアップポイント支持部の上方に位置しな
い。そこで、ハンガ位置確認部37が、ハンガ20に車
体Fを移載する前に、ハンガ20の位置が所定の位置に
あるか否かを確認する。なお、ハンガ位置確認部37
は、一方側の後部アーム21b位置によって、ハンガ2
0の位置を確認する。
【0036】そのために、ハンガ位置確認部37は、本
体37a、位置確認ピン用レール37b、リミットスイ
ッチ用レール37c、スライダ37d、支持ブラケット
37e、位置確認ピン37f、リミットスイッチ用スラ
イダ37g,37g、リミットスイッチ37h,37
h、上下位置確認部37i、連結フレーム37j、ピス
トンフレーム37k、ピストン37l、エアシリンダ3
7m、支持ブラケット37n,37nおよびエアの吸引
/供給装置(図示せず)等が備えられる(図6参照)。
さらに、一方側の後部アーム21bにも、主フレーム2
1hの底部に位置確認穴21kを備える。
【0037】ハンガ位置確認部37は、本体37aがド
ロップリフタ3の後部のフレーム38に対して垂設され
る。そして、本体37aは、前方側面に位置確認ピン用
レール37bが配設されるとともに、外側面にリミット
スイッチ用レール37cが配設される。位置確認ピン用
レール37bにはスライダ37dが係合され、スライダ
37dが上下方向に案内される。さらに、スライダ37
dには支持ブラケット37eが取り付けられ、支持ブラ
ケット37eの先端に位置確認ピン37fが垂設され
る。位置確認ピン37fは、ハンガ20の位置確認穴2
1kに挿入可能な形状を有し、ハンガ20がドロップリ
フタ3に対して所定の位置で停止している場合に位置確
認穴21kに挿入する位置に配置される。なお、所定の
位置とは、車体Fを車種に応じて、移載用車体支持部3
2,32からハンガ20の重心管理プレート22,2
2,23,23のジャッキアップポイント支持部22b
〜22d,23b〜23dに移載可能な位置である。
【0038】また、リミットスイッチ用レール37cに
は、上下方向2箇所にリミットスイッチ用スライダ37
g,37gが係合される。そして、リミットスイッチ用
スライダ37g,37gは、位置確認ピン37fの上下
方向移動範囲を規定するために、リミットスイッチ用レ
ール37cに固定される。リミットスイッチ用スライダ
37g,37gには、リミットスイッチ37h,37h
が各々設けられる。リミットスイッチ37h,37h
は、ピストン37lの上下移動の上限および下限を設定
するために、上下位置確認部37iが当接すると前記し
た制御装置に信号を送信する。上下位置確認部37i
は、連結フレーム37jおよびピストンフレーム37k
を介してピストン37lの上端に接続し、ピストン37
lの上下移動に従って上下移動する。
【0039】ピストン37lは、下側がエアシリンダ3
7mに嵌入し、エアシリンダ37mによって上下移動す
る。ちなみに、エアシリンダ37mは、リミットスイッ
チ37h,37hからの信号に基づいた制御装置からの
指令により、エアの吸引/供給装置(図示せず)によっ
てエアが吸引またはエアが供給され、駆動する。また、
エアシリンダ37mは、支持ブラケット37n,37n
を介して本体37aに取り付けられる。さらに、ピスト
ン37lの先端に取り付けられたピストンフレーム37
kは、支持ブラケット37eに固設される。
【0040】つまり、エアシリンダ37mへのエアの供
給またはエアシリンダ37mからのエアの吸引によって
ピストン37lが上下移動すると、ピストンフレーム3
7kおよび支持ブラケット37eを介して位置確認ピン
37fが上下移動するともに、ピストンフレーム37k
および連結フレーム37jを介して上下位置確認部37
iが上下移動する。そして、上下2箇所に配置されたリ
ミットスイッチ37h,37hに上限位置および下限位
置が規定され、位置確認ピン37fがハンガ20の位置
確認穴21kに挿入位置(上限位置)または退避位置
(下限位置)間を上下移動する。
【0041】次に、本実施の形態に係る車体搬送方法に
ついて説明する。なお、この車体搬送方法は、ドロップ
リフタ3での移載時の動作に沿って説明する。なお、本
実施の形態では、ドロップリフタ3での移載時の車体F
に対する支持位置の調整が、特許請求の範囲に記載の位
置調整工程に相当する。
【0042】それでは、図7および図8を参照して、ド
ロップリフタ3での移載時の動作について説明する。ド
ロップリフタ3は、前記したように制御装置によって制
御される。この制御装置は、搬送されてくる車体Fに関
する情報がIDカード等によって入力され、車種、車幅
および車長等の情報を得ている。ちなみに、オーバヘッ
ドコンベヤ2およびフリクションコンベヤ4も、図示し
ない制御装置によって制御される。なお、この制御装置
は、各コンベヤ専用の制御装置であってもよいし、ドロ
ップリフタ3と共通の制御装置等であってもよい。
【0043】まず、フリクションコンベヤ4は、制御装
置からの指令に基づいて、搬送用車体支持部41,・・
・に支持された車体Fをドロップリフタ3に対して所定
の位置に停止させるために、パレット40を停止させ
る。そして、フリクションコンベヤ4は、パレット固定
部43によってパレット40を固定する(図1および図
2参照)。なお、所定の位置とは、ドロップリフタ3の
移載用車体支持部32,32で車体Fのサイドシルを支
持可能な位置である。なお、車体Fは、フリクションコ
ンベヤ4に対して前後方向および左右方向の支持位置が
調整された状態で搬送用車体支持部41,・・・で支持
されている。また、オーバヘッドコンベヤ2は、制御装
置からの指令に基づいて、車体Fがドロップリフタ3に
よって前後方向に位置調整された場合には車体Fのジャ
ッキアップポイントがハンガ20の重心管理プレート2
2,22,23,23で支持可能な位置に、ハンガ20
を停止させる。
【0044】そして、ドロップリフタ3は、制御装置か
らの指令に基づいて、移載用車体支持部32,32を車
体Fに接近する方向に移動させ、移載用車体支持部3
2,32によって車体Fのサイドシルを支持する。この
とき、車体Fは、フリクションコンベヤ4のパレット4
0に対して前後左右で位置決めされているので、車種に
応じて決まった位置で移載用車体支持部32,32に支
持される。車体Fを支持後、ドロップリフタ3は、制御
装置からの指令に基づいて、モータ33を回転駆動し、
車体Fを移載用車体支持部32,32で支持した状態で
スライダ31,31を上昇させる(図7の(a)図参
照)。
【0045】続いて、ドロップリフタ3は、制御装置か
らの指令に基づいて、オーバヘッドコンベヤ2のハンガ
20で車体Fのジャッキアップポイントを支持可能な位
置より少し上方にスライダ31,31を停止させる。こ
のとき、オーバヘッドコンベヤ2は、ハンガ20の前部
アーム21a,21aおよび後部アーム21b,21b
を開いた状態で(図3参照)、ハンガ20を停止させて
いる。
【0046】スライダ31,31が停止すると、ドロッ
プリフタ3は、制御装置からの指令に基づいて、移載用
車体支持部32のエアシリンダ32kからエアを吸入ま
たはエアシリンダ32kにエアを供給し、エアシリンダ
32kを駆動する(図5参照)。ちなみに、制御装置
は、車体Fのジャッキアップポイントをハンガ20の前
部重心管理プレート22のジャッキアップポイント支持
部22b,22c,22dおよび後部重心管理プレート
23のジャッキアップポイント支持部23b,23c,
23dのいずれのジャッキアップポイント支持部で支持
するかの車種に応じたデータを備え(図4参照)、さら
に車種に応じて移載用車体支持部32,32の前後方向
の移動量のデータを備えている。そこで、移載用車体支
持部32,32は、制御装置の指令に基づいてエアシリ
ンダ32kを駆動し、車体載置部32h,32h,32
hに載置された車体Fを前記した移動量分前後方向に移
動させる(図5参照、図7の(b)図参照)。すると、
車体Fの4箇所のジャッキアップポイントが、ジャッキ
アップポイント支持部22b,22c,22dおよびジ
ャッキアップポイント支持部23b,23c,23dの
中の車種に対応するジャッキアップポイント支持部で支
持可能な位置となる。
【0047】移載用車体支持部32,32による位置調
整後、ドロップリフタ3は、制御装置からの指令に基づ
いて、アーム開閉部36,36をオーバヘッドコンベヤ
2のハンガ20に作用させ、前部アーム21a,21a
および後部アーム21b,21bを閉じる(図1および
図2参照)。さらに、ドロップリフタ3は、制御装置か
らの指令に基づいて、ハンガ位置確認部37のエアシリ
ンダ37mにエアを供給し、エアシリンダ37mを駆動
する(図6参照)。そして、ハンガ位置確認部37は、
上側のリミットスイッチ37hで上下位置確認部37i
が検知されるまで、エアシリンダ37mを駆動して位置
確認ピン37fを上昇させる(図6参照)。その結果、
後部アーム21b(ひいては、ハンガ20)がドロップ
リフタ3に対して所定の位置に位置している場合には、
位置確認ピン37fがハンガ20の位置確認穴21kに
挿入する(図6参照、図8の(c)図参照)。なお、位
置確認ピン37fがハンガ20の位置確認穴21kに挿
入されない場合、ドロップリフタ3による車体Fの移載
を停止する。
【0048】ハンガ20の位置確認後、ドロップリフタ
3は、制御装置からの指令に基づいて、モータ33を回
転駆動し、車体Fを移載用車体支持部32,32で支持
した状態でスライダ31,31を下降させる。すると、
車体Fは、ドロップリフタ3の移載用車体支持部32,
32によるサイドシルでの支持から、オーバヘッドコン
ベヤ2の重心管理プレート22,22,23,23によ
るジャッキアップポイントでの支持に移る(図8の
(d)図参照)。このとき、車体Fは、大型乗用車の場
合にはジャッキアップポイントがジャッキアップポイン
ト支持部22b,22b,23b,23bに載置され、
中型乗用車の場合にはジャッキアップポイントがジャッ
キアップポイント支持部22c,22c,23c,23
cに載置され、小型乗用車の場合にはジャッキアップポ
イントがジャッキアップポイント支持部22d,22
d,23d,23dに載置される。その結果、各車種の
車体Fの重心がハンガ20の中心と略一致(または一
致)し、車体Fがハンガ20に対して重量バランスが取
られた状態で支持される。
【0049】移載後、ドロップリフタ3は、制御装置か
らの指令に基づいて、ハンガ位置確認部37のエアシリ
ンダ37mからエアを吸引し、エアシリンダ37mを駆
動する(図6参照)。そして、ハンガ位置確認部37
は、下側のリミットスイッチ37hで上下位置確認部3
7iが検知されるまで、エアシリンダ37mを駆動して
位置確認ピン37fを下降させる(図6参照)。さら
に、スライダ31,31が下降後、オーバヘッドコンベ
ヤ2は、制御装置からの指令に基づいて、ハンガ20で
支持されている車体Fを搬送する。そして、車体Fは、
重量バランスが取られた状態で、各部品が組み付けられ
る。
【0050】本実施の形態の車体搬送装置および車体搬
送方法によれば、ドロップリフタ3の移載用車体支持部
32,32によって車体Fの車種に応じて支持位置を調
整し、ハンガ20の重心管理プレート22,22,2
3,23の車種に対応したジャッキアップポイント支持
部22b〜22d,23b〜23dに車体Fを載置させ
る。すると、車体Fの重心(2次元)とハンガ20の中
心(2次元)とが略一致または一致し、車体Fがハンガ
20に対して重量バランスが取られた位置で支持され
る。そのため、オーバヘッドコンベヤ2での搬送中に車
体Fが水平状態から傾いた状態で搬送されても、車体F
がハンガ20に対して動くことなく、安定した状態で搬
送される。また、ハンガ20は、重心管理プレート2
2,23に車種に応じたジャッキアップポイント支持部
22b〜22d,23b〜23dを形成することによっ
て、非常に簡単な構成で車種間の全長、全幅および重心
位置等の違いを吸収することができる。
【0051】以上、本発明は、前記の実施の形態に限定
されることなく、様々な形態で実施される。例えば、ド
ロップリフタに位置調整手段を組み込んだが、位置調整
手段を単体装置として構成してもよいし、他の装置に組
み込んでもよい。また、重心管理プレートに3車種に対
応するジャッキアップポイント支持部を設けたが、車種
の数を限定することなくジャッキアップポイント支持部
を設けることができる。また、重心管理プレートでジャ
ッキアップポイントを支持する構成としたが、車体の別
の箇所を支持するように構成してもよい。
【0052】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る車体搬送装置
は、位置調整手段によって、各車種の車体の重心と吊下
搬送手段の中心とが一致あるいは略一致する位置に車体
の支持位置を調整する。そのため、この車体搬送装置
は、吊下搬送手段で重量バランスが取られた状態で車体
を支持することができるので、車体を安定して搬送する
ことができる。
【0053】本発明の請求項2に係る車体搬送装置は、
重心管理プレートに車種に応じた車体支持部を設けるこ
とによって、車種の違いによる車体の全長、全幅および
重心位置等の違いを吸収することができる。そのため、
車体搬送装置は、各車種の車体に対応して各車体支持部
に車体を支持させると、各車種の車体の重心と吊下搬送
手段の中心とが一致あるいは略一致する。その結果、車
体搬送装置は、複数車種の車体を安定した状態で搬送で
きる吊下搬送手段の構成が非常に簡単化する。
【0054】本発明の請求項3に係る車体搬送方法は、
位置調整工程において、各車種の車体の重心と吊下搬送
手段の中心とが一致あるいは略一致する位置に車体の支
持位置を調整する。そのため、この車体搬送方法は、吊
下搬送手段で重量バランスが取られた状態で車体を支持
することができるので、車体を安定して搬送することが
できる。
【0055】本発明の請求項4に係る車体搬送方法は、
重心管理プレートに車種に応じた車体支持部を設けるこ
とによって、車種の違いによる車体の全長、全幅および
重心位置等の違いを吸収することができる。そのため、
車体搬送装置は、位置調整工程において各車種の車体に
対応して各車体支持部に車体を支持させると、各車種の
車体の重心と吊下搬送手段の中心とが一致あるいは略一
致する。その結果、車体搬送方法は、非常に簡単な構成
の吊下搬送手段によって、複数車種の車体を安定した状
態で搬送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る車体搬送装置の正面図であ
る。
【図2】本実施の形態に係る車体搬送装置の側面図であ
る。
【図3】本実施の形態に係るオーバヘッドコンベヤであ
り、(a)は正面図であり、(b)は側面図である。
【図4】図3のオーバヘッドコンベヤの重心管理プレー
トであり、(a)は平面図であり、(b)は一方側の斜
視図である。
【図5】本実施の形態に係るドロップリフタの移載用車
体支持部であり、(a)は平面図であり、(b)はA−
A線側断面図である。
【図6】本実施の形態に係るドロップリフタのハンガ位
置確認部であり、(a)は正面図であり、(b)は側面
図であり、(c)は平面図である。
【図7】本実施の形態に係る車体搬送装置の動作説明図
であり、(a)はドロップリフタのスライダ上昇中の動
作図であり、(b)はドロップリフタによる車体の支持
位置の調整中の動作図である。
【図8】本実施の形態に係る車体搬送装置の動作説明図
であり、(c)はドロップリフタによるハンガの位置確
認中の動作図であり、(d)はドロップリフタのスライ
ダ下降中の動作図である。
【符号の説明】
1・・・車体搬送装置 2・・・オーバヘッドコンベヤ 3・・・ドロップリフタ 4・・・フリクションコンベヤ 20・・・ハンガ(吊下搬送手段) 22,22・・・前部重心管理プレート(重心管理プレ
ート) 22b,22c,22d・・・ジャッキアップポイント
支持部(車体支持部) 23,23・・・後部重心管理プレート(重心管理プレ
ート) 23b,23c,23d・・・ジャッキアップポイント
支持部(車体支持部) 25・・・搬送レール(搬送路) 32,32・・・移載用車体支持部(位置調整手段) 37・・・ハンガ位置確認部 F・・・車体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数車種の車体を吊り下げて搬送する車
    体搬送装置であって、 前記車体を吊り下げた状態で支持し、搬送路に沿って移
    動する吊下搬送手段と、 前記各車種の車体の重心に基づいて、前記吊下搬送手段
    における前記車体の支持位置を調整する位置調整手段
    と、 を備えることを特徴とする車体搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記吊下搬送手段は、前記各車種の車体
    に対応して前記車体を支持する複数の車体支持部を有す
    る重心管理プレートを備えることを特徴とする請求項1
    に記載の車体搬送装置。
  3. 【請求項3】 複数車種の車体を吊り下げて搬送する車
    体搬送方法であって、前記車体を吊り下げた状態で支持
    し、搬送路に沿って移動する吊下搬送手段を備え、 前記各車種の車体の重心に基づいて、前記吊下搬送手段
    における前記車体の支持位置を調整する位置調整工程を
    含むことを特徴とする車体搬送方法。
  4. 【請求項4】 前記吊下搬送手段は、前記各車種の車体
    に対応して前記車体を支持する複数の車体支持部を有す
    る重心管理プレートを備え、 前記位置調整工程は、前記各車種に応じて、前記車体支
    持部に前記車体を載置させることを特徴とする請求項3
    に記載の車体搬送方法。
JP2000279834A 2000-09-14 2000-09-14 車体搬送装置および車体搬送方法 Expired - Fee Related JP3976223B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000279834A JP3976223B2 (ja) 2000-09-14 2000-09-14 車体搬送装置および車体搬送方法
US10/129,007 US6695126B2 (en) 2000-09-14 2001-09-12 Device and method for transporting body
CA002390936A CA2390936C (en) 2000-09-14 2001-09-12 Apparatus and method for transferring vehicle bodies
PCT/JP2001/007900 WO2002022433A1 (fr) 2000-09-14 2001-09-12 Procédé et dispositif de transport de carrosserie
GB0210386A GB2373766B (en) 2000-09-14 2001-09-12 Apparatus and method for transferring vehicle bodies
BR0107194-7A BR0107194A (pt) 2000-09-14 2001-09-12 Aparelho e método para a transferência de corpos de veìculo
CN01802771.7A CN1206125C (zh) 2000-09-14 2001-09-12 传输车体的装置和方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000279834A JP3976223B2 (ja) 2000-09-14 2000-09-14 車体搬送装置および車体搬送方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002087346A true JP2002087346A (ja) 2002-03-27
JP3976223B2 JP3976223B2 (ja) 2007-09-12

Family

ID=18764780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000279834A Expired - Fee Related JP3976223B2 (ja) 2000-09-14 2000-09-14 車体搬送装置および車体搬送方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6695126B2 (ja)
JP (1) JP3976223B2 (ja)
CN (1) CN1206125C (ja)
BR (1) BR0107194A (ja)
CA (1) CA2390936C (ja)
GB (1) GB2373766B (ja)
WO (1) WO2002022433A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007013348A1 (ja) * 2005-07-25 2007-02-01 Daifuku Co., Ltd. 搬送用走行体の配送設備
KR101595369B1 (ko) * 2015-07-17 2016-02-26 (주)텍코 자동차 부품 세척장치
KR101600849B1 (ko) * 2015-07-17 2016-03-21 (주)텍코 자동차 부품 세척 시스템

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITMI20022526A1 (it) * 2002-11-28 2004-05-29 Geico Spa Impianto automatico per il trattamento di scocche di
JP3983183B2 (ja) * 2003-02-18 2007-09-26 トヨタ車体株式会社 搬送設備
JP4336161B2 (ja) * 2003-08-11 2009-09-30 本田技研工業株式会社 車体の移載装置
KR100527487B1 (ko) * 2003-12-11 2005-11-09 현대자동차주식회사 프레스 라인의 패널 이송용 위치 결정장치
JP4265454B2 (ja) * 2004-03-19 2009-05-20 中西金属工業株式会社 オーバーヘッドコンベア
US20060032728A1 (en) * 2004-08-10 2006-02-16 Smith J R Apparatus for removing vehicle from vehicle assembly conveyor system
US8000835B2 (en) * 2006-12-01 2011-08-16 Lockheed Martin Corporation Center of gravity sensing and adjusting load bar, program product, and related methods
CN100450858C (zh) * 2007-03-12 2009-01-14 江苏天奇物流系统工程股份有限公司 摩擦旋转车门装配机构
ITMI20071705A1 (it) * 2007-08-30 2009-02-28 Geico Spa Impianto automatico per il trattamento ad immersione di scocche di veicoli con assenza di connessioni meccaniche per la sincronizzazione degli elevatori.
JP4507015B2 (ja) * 2008-01-15 2010-07-21 株式会社ダイフク 滑り荷台利用の搬送装置
JP4538820B2 (ja) * 2008-02-05 2010-09-08 株式会社ダイフク 摩擦駆動トロリーコンベヤ
JP4562008B2 (ja) * 2008-02-14 2010-10-13 株式会社ダイフク 吊り下げ搬送装置
CN101734475B (zh) * 2009-12-07 2011-09-21 江苏天奇物流系统工程股份有限公司 摩擦式底盘线输送系统
ITTO20120241A1 (it) * 2012-03-19 2013-09-20 Cpm S P A Impianto per assemblare parti meccaniche su scocche di veicoli
CN102897648A (zh) * 2012-10-23 2013-01-30 江苏天奇物流系统工程股份有限公司 基于汽车深度拆解输送系统通用吊具
CN103538857B (zh) * 2013-10-17 2015-12-30 济南拓展输送设备有限公司 一种悬挂输送机专用快速挂钩及悬挂轴
CN104590428B (zh) * 2014-11-27 2017-01-18 天津博信汽车零部件有限公司 一种汽车车身输送吊具
CN104944143A (zh) * 2015-05-11 2015-09-30 苏州瑞钰特自动化科技有限公司 一种轿车涂装生产流水线传输操作平台
KR102406119B1 (ko) * 2016-12-07 2022-06-07 현대자동차 주식회사 어태치먼트, 및 이를 구비한 운반 장치
CN107399688A (zh) * 2017-08-24 2017-11-28 广东利元亨智能装备有限公司 一种物料车提升设备
US10822043B1 (en) 2019-06-06 2020-11-03 Mahindra N.A. Tech Center Method of interconnecting a chassis and a body
EP3789281B8 (en) 2019-09-04 2022-06-01 Ford Global Technologies, LLC Automatically operating vehicle body unloading system
CZ2020130A3 (cs) * 2020-03-11 2021-05-26 Ĺ KODA AUTO a.s. Výtah převěšovací stanice karoserií

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58199276A (ja) 1982-05-12 1983-11-19 Mazda Motor Corp 車体の位置決め装置
US4579062A (en) * 1984-12-24 1986-04-01 Mid-West Conveyor Company, Inc. Automatic latching assembly for car body carriers
JPS62130997A (ja) 1985-12-03 1987-06-13 本田技研工業株式会社 ワ−ク搬送用ハンガ−装置
JPH0717266B2 (ja) 1986-03-05 1995-03-01 ダイハツ工業株式会社 搬送装置
JPH04269133A (ja) 1991-02-21 1992-09-25 Mazda Motor Corp ワークの位置決め方法およびその装置
JP2548013Y2 (ja) * 1991-10-03 1997-09-17 三菱自動車工業株式会社 ワーク支持装置
JP2833388B2 (ja) 1992-11-30 1998-12-09 三菱自動車工業株式会社 オーバーヘッドハンガーおよびその自動切換装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007013348A1 (ja) * 2005-07-25 2007-02-01 Daifuku Co., Ltd. 搬送用走行体の配送設備
GB2439903A (en) * 2005-07-25 2008-01-09 Daifuku Kk Delivery facility for traveling body for transportation
GB2439903B (en) * 2005-07-25 2008-12-17 Daifuku Kk Transportation facility for traveling body for transportation
KR101595369B1 (ko) * 2015-07-17 2016-02-26 (주)텍코 자동차 부품 세척장치
KR101600849B1 (ko) * 2015-07-17 2016-03-21 (주)텍코 자동차 부품 세척 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
CN1392854A (zh) 2003-01-22
CA2390936A1 (en) 2002-03-21
US20020175053A1 (en) 2002-11-28
CN1206125C (zh) 2005-06-15
CA2390936C (en) 2007-05-22
WO2002022433A1 (fr) 2002-03-21
GB2373766A (en) 2002-10-02
US6695126B2 (en) 2004-02-24
BR0107194A (pt) 2002-07-02
JP3976223B2 (ja) 2007-09-12
GB0210386D0 (en) 2002-06-12
GB2373766B (en) 2003-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002087346A (ja) 車体搬送装置および車体搬送方法
US8353396B2 (en) Door conveying apparatus
CN103648711A (zh) 组装作业用输送装置
US7225914B2 (en) Transfer apparatus for transferring body side of automotive vehicle and transfer method thereof
JP3925832B2 (ja) 組立ラインにおける車体の位置決めシステムおよびその位置決め方法
JP2585575B2 (ja) クレ−ンの組み立て方法
JP3348986B2 (ja) 倒立搬送を可能にしたコンベヤ装置
JP4357734B2 (ja) フロントドア開口部周りの車体構成部材用ハンガー
JP2009227185A (ja) 車両組立ラインにおけるドア搬送装置およびドア搬送方法
JP3775719B2 (ja) 車体移載装置および車体移載方法
JP3468274B2 (ja) 吊り下げ搬送装置
JP2920787B2 (ja) サスペンションアッシィの搬送ハンガ
JPH0649540Y2 (ja) 物品の搬送装置
JPH081168Y2 (ja) パワーアンドフリーコンベヤ
JPH0367775A (ja) 移動体使用の搬送設備
JPH107376A (ja) 搬送装置
JP3063358B2 (ja) 吊下げ搬送装置
JPS62225473A (ja) 車体への後ドア−供給装置
JP2646930B2 (ja) 吊下搬送装置
JPH05278823A (ja) ハンガー装置
JPS583717Y2 (ja) トランスリフト・モノレ−ル搬送方式における搬送物品の昇降装置
JP2571012B2 (ja) 走行クレーン用支柱
JPS6330189B2 (ja)
JPH0321323Y2 (ja)
JPH0448567B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060517

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070307

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070502

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070613

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070615

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100629

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110629

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110629

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120629

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130629

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130629

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140629

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees