JP2002087344A - 自動車組立システムおよび自動車組立方法 - Google Patents
自動車組立システムおよび自動車組立方法Info
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Abstract
率を向上させ、かつ省スペース化する自動車組立システ
ムおよび自動車組立方法を提供することを課題とする。 【解決手段】 複数機種の自動車を組み立てることがで
き、複数機種の中にスライドドアおよび/またはテール
ゲートを備える機種を含む自動車組立システムであっ
て、フロントドアアッセンブリを組み立てるフロントド
アサブライン7と、リヤドアアッセンブリまたはスライ
ドドアアッセンブリを組み立てるリヤドアサブライン8
と、テールゲートアッセンブリを組み立てるテールゲー
トサブライン9と、フロントドアアッセンブリ、リヤド
アアッセンブリまたはスライドドアアッセンブリ、およ
びテールゲートアッセンブリを組み付けるメインライン
とを備えることを特徴とする。
Description
を組み立てる組立システムおよび組立方法に関し、特
に、機種の違いによる工数偏差を吸収して組立効率を向
上させ、かつ省スペース化する自動車組立システムおよ
び自動車組立方法に関する。
品を組み付けるメインラインと、メインラインで組み付
けるドア等のアッセンブリを組み立てるサブラインを備
える。メインラインは、メイン部品の種類や車体の組付
箇所等に対応してオーバヘッドコンベヤやフリクション
コンベヤ等の複数のコンベヤを用い、多数の工程に対応
して各作業者が配される。また、サブラインは、メイン
ラインの近傍に設けられ、組み立てるアッセンブリに対
応して各種コンベヤを用い、各工程に各作業者が配され
る。
ムから車体が搬送され、その車体にはドア等が取り付け
られている。そのため、自動車組立システムでは、各種
部品の組み付け時の作業性等を考慮して、まず、メイン
ラインで搬送される車体からドア等を取り外す。そし
て、自動車組立システムでは、ドアが取り外された車体
をそのままメインラインで搬送しながらメイン部品を組
み付け、取り外されたドアをサブラインで搬送しながら
サブ部品を組み付ける。例えば、ドアアッセンブリを組
み立てるサブラインは、右側のフロントドアとリヤドア
を1つのハンガで搬送するコンベヤと、左側のフロント
ドアとリヤドアを1つのハンガで搬送するコンベヤとの
2本のラインを備える。したがって、4ドア車の場合に
は各ハンガにフロントドアとリヤドアを吊り下げ、2ド
ア車の場合には各ハンガにはフロントドアしか吊り下げ
ない。最後に、自動車組立システムでは、サブラインで
組み立てられたドアアッセンブリをメインラインで取り
付ける。
少機種多量生産から多機種少量生産に移行し、自動車組
立システムとしては多数の機種を同一の組立ラインで組
み立てる組立システムが構成されている。なお、機種が
異なるとアッセンブリ形態、装備、仕様、部品点数等が
異なるため、自動車を組み立てる工程数が機種毎に異な
る。そのため、多機種対応の自動車組立システムでは、
全機種を組み立てるために、多機種中の最大工程数を有
する機種の組立工程に対応して組立ラインを構成してい
る。もちろん、メインラインとサブラインを有する場合
には、メインラインとともにサブラインも最大工程数を
有する機種の組立工程に対応してラインが構成される。
は小型車から大型車まであり、最大工程数を有する機種
の工程数は最低工程数を有する機種の工程数と比較して
かなり多い。したがって、多機種対応の自動車組立シス
テムは、メインラインを最大工程数を有する機種の組立
工程に対応して構成しているので、ライン長が長くなる
とともに、各工程に配される作業者の数も増大する。そ
のため、この自動車組立システムで最低工程数を有する
機種を組み立てる場合、メインラインでは作業が行われ
ない工程が非常に多くなり、作業者も余ることになる。
つまり、多機種の自動車を組み立てる場合、機種(車
種)の違いによって、工数偏差が発生して組立効率が低
下し、システム全体のスペースも大型化する。
やワゴン等があり、機種が異なると組付部品数や工程数
が異なる。例えば、ドア関連では、2ドア車、4ドア
車、リヤスライドドア車等の機種があり、またテールゲ
ートを備える機種もある。例えば、図7には従来の自動
車組立システムにおいてドア関連のアッセンブリを組み
立てるための工程数(5機種分)を示している。この5
機種のドア関連の構成は、A機種は4ドア(左右フロン
トドアと左右リヤドア)およびテールゲートであり、B
機種は3ドア(左右フロントドアおよびテールゲート)
であり、C機種は5ドア(左右フロントドアと左右リヤ
ドアおよびテールゲート)であり、D機種は左右フロン
トドアと左リヤドアおよびテールゲートであり、E機種
は左右フロントドアと左スライドドアおよびテールゲー
トである。したがって、この5機種対応の自動車組立シ
ステムでは、ドアアッセンブリを組み立てるサブライン
としては、最大工程数を有するA機種の組立工程(42
工程)に対応してラインが構成され、各工程に作業者が
配される。つまり、このサブラインは、フロントドアア
ッセンブリおよびリヤドアアッセンブリを組み立てる能
力として最大42工程を有する。しかし、B機種は左右
リヤドアがなく、また、D機種は特殊な左リヤドアであ
り、E機種はスライドドアであるため、サブラインでは
アッセンブリに組み立てないでメインラインでアッセン
ブリに組み立てる。そのため、このサブラインでは、リ
ヤドアアッセンブリを組み立てるための工程が余り、こ
の工程に配された多数の作業者が余ってしまう。さら
に、特殊な左リヤドア、スライドドアやテールゲートは
メインラインでアッセンブリに組み立てられるため、メ
インラインのライン長がスライドドア等およびテールゲ
ートを組み立てる工程分長くなり、その各工程に作業者
が配される。つまり、機種によってドア数や各ドアアッ
センブリを組み立てるための工程数が違うため、機種間
に工数偏差が発生する。さらに、多機種の場合、スライ
ドドアおよび/またはテールゲートを有する機種にも対
応しなければならないので、メインラインでの組立工程
が増加する。その結果、組立効率が低下し、システム全
体がスペース的に大型化する。
る工数偏差を吸収して組立効率を向上させ、かつ省スペ
ース化する自動車組立システムおよび自動車組立方法を
提供することにある。
明に係る自動車組立システムは、複数機種の自動車を組
み立てることができ、前記複数機種の中にスライドドア
および/またはテールゲートを備える機種を含む自動車
組立システムであって、フロントドアアッセンブリを組
み立てるフロントドアサブラインと、リヤドアアッセン
ブリまたはスライドドアアッセンブリを組み立てるリヤ
ドアサブラインと、前記フロントドアアッセンブリを組
み付けるとともに、前記リヤドアアッセンブリまたは前
記スライドドアアッセンブリを組み付けるメインライン
とを備えることを特徴とする。この自動車組立システム
によれば、リヤドアサブラインではリヤドアアッセンブ
リの他にスライドドアアッセンブリも組み立てることが
できるので、メインラインでスライドドアアッセンブリ
を組み立てる必要がない。そのため、メインラインのラ
イン長を短くすることができ、スライドドアまたはリヤ
ドアを備える機種間での工数偏差を吸収することができ
る。
て、テールゲートアッセンブリを組み立てるテールゲー
トサブラインを備え、前記メインラインで前記テールゲ
ートアッセンブリを組み付けることを特徴とする。この
自動車組立システムによれば、テールゲートサブライン
を設けることによって、メインラインでテールゲートを
組み立てる必要がない。そのため、メインラインのライ
ン長を短くすることができる。
て、前記テールゲートアッセンブリを組み立てるための
工数として、前記メインラインまたは前記リヤドアサブ
ラインでの余剰工数を割り当てることを特徴とする。こ
の自動車組立システムによれば、機種の違いによって発
生するメインラインあるいはサブラインでの工数偏差を
利用して、テールゲートアッセンブリを組み立てる。つ
まり、メインラインおよびサブラインを最も工程数の多
い機種の組立工程に対応して構成しているので、工程数
の少ない機種を組み立てる場合には作業者が余る。そこ
で、メインラインあるいはリヤドアサブラインでの余剰
作業者によって、テールゲートアッセンブリを組み立て
る。その結果、機種の違いによる工数偏差が吸収され、
組立効率が向上する。
立方法は、複数機種の自動車を組み立てることができ、
前記複数機種の中にスライドドアおよび/またはテール
ゲートを備える機種を含む自動車組立方法であって、フ
ロントドアアッセンブリをフロントドアサブラインで組
み立てるフロントドア組立工程と、リヤドアまたはスラ
イドドアを備える機種の場合、リヤドアアッセンブリま
たはスライドドアアッセンブリをリヤドアサブラインで
組み立てるリヤドア組立工程と、前記フロントドアアッ
センブリをメインラインで組み付け、リヤドアまたはス
ライドドアを備える機種の場合には前記リヤドアアッセ
ンブリまたは前記スライドドアアッセンブリを前記メイ
ンラインで組み付けるドア組付工程とを含むことを特徴
する。この自動車組立方法によれば、リヤドア組立工程
でリヤドアアッセンブリあるいはスライドドアアッセン
ブリを同一のリヤドアサブラインで組み立てるので、ス
ライドドアまたはリヤドアを備える機種間の工数偏差を
吸収することができ、メインラインのライン長を短くす
ることができる。
記テールゲートを備える機種の場合、テールゲートアッ
センブリをテールゲートサブラインで組み立てるテール
ゲート組立工程と、前記テールゲートアッセンブリを前
記メインラインで組み付けるテールゲート組付工程とを
含むことを特徴とする。この自動車組立方法によれば、
テールゲート組立工程でテールゲートをテールゲートサ
ブラインで組み立てるので、メインラインのライン長を
短くすることができる。
記テールゲートアッセンブリを組み立てるための工数と
して、前記メインラインまたは前記リヤドアサブライン
での余剰工数を割り当てることを特徴とする。この自動
車組立方法によれば、機種の違いによって発生するメイ
ンラインあるいはサブラインでの工数偏差を利用して、
テールゲートアッセンブリを組み立てる。つまり、メイ
ンラインおよびサブラインを最も工程数の多い機種の工
程に対応して構成しているので、工程数の少ない機種を
組み立てる場合には作業者が余る。そこで、メインライ
ンあるいはリヤドアサブラインでの余剰作業者によっ
て、テールゲートアッセンブリを組み立てる。その結
果、機種の違いによる工数偏差が吸収され、組立効率が
向上する。
れるドアを、車体の外側に開くドアを「リヤドア」と
し、車体に沿って後方に滑らせて開くドアを「スライド
ドア」として区別する。
係る自動車組立システムおよび自動車組立方法の実施の
形態について説明する。
動車組立方法は、ドア関連のサブラインとしてフロント
ドアサブライン、リヤドアサブラインおよびテールゲー
トサブラインを備え、スライドドアを備える機種の場合
にはリヤドアサブラインでスライドドアアッセンブリを
組み立てることができ、テールゲートを備える機種の場
合にはテールゲートサブラインでテールゲートアッセン
ブリを組み立てることができる。さらに、この自動車組
立システムおよび自動車組立方法は、テールゲートアッ
センブリを組み立てるための工程に専用に作業者を配さ
ずに、メインラインあるいはリヤドアサブラインで余剰
となっている作業者によってテールゲートアッセンブリ
を組み立てることもできる。
は、特定の機能を集約的に組み付ける5つの組立ゾーン
に大きく分割され、伝達通線ゾーン、インテリアゾー
ン、下廻りゾーン、エクステリアゾーンおよび複合ゾー
ンを有する。そして、各ゾーンに、メインラインとして
伝達通線組立ライン、インテリア組立ライン、下廻り組
立ライン、エクステリア組立ラインおよび複合保証ライ
ンを備える。さらに、メインラインの近傍に、各種アッ
センブリを組み立てるサブラインを備える。この自動車
組立システムでは、伝達通線組立ラインの外側に沿って
フロントドアライン(フロントドアサブライン)とリヤ
ドアライン(リヤドアサブライン)が配設され、フロン
トドアラインの外側に沿ってテールゲートライン(テー
ルゲートサブライン)が配設される。なお、本実施の形
態では、自動車組立システムで組み立てる機種としてA
機種、B機種、C機種、D機種およびE機種の5機種と
する。ちなみに、その5機種に備えられるドア関連は、
A機種は4ドア(左右フロントドアと左右リヤドア)お
よびテールゲートであり、B機種は3ドア(左右フロン
トドアおよびテールゲート)であり、C機種は5ドア
(左右フロントドアと左右リヤドアおよびテールゲー
ト)であり、D機種は左右フロントドアと左リヤドアお
よびテールゲートであり、E機種は左右フロントドアと
左スライドドアおよびテールゲートである。また、本実
施の形態では、(1)5機種全てのテールゲートを取り
外し、サブラインでアッセンブリに組み立てる場合と、
(2)D機種とE機種のみテールゲートを取り外し、D
機種とE機種のみサブラインでアッセンブリに組み立て
る場合(すなわち、A〜C機種のテールゲートはメイン
ラインでアッセンブリに組み立てる場合)について説明
する。
ムの全体構成について説明する。自動車組立システム1
は、車体Fに組み付ける多種多様の部品を組み付け部位
(例えば、内装、外装、下廻り等)での部品の集合およ
びこの部品集合を構成する単機能毎の構成部品の集合を
集約することを基準として、複数の組立ゾーンに分割さ
れる。つまり、この自動車組立システム1は、自動車の
各機能に注目し、機能別に集中して部品を組み付ける。
そのため、各組立ゾーンでは、自動車の各機能に対応し
た要素作業が集中する。ちなみに、この組立ゾーン分割
は、車種等の条件により変更可能である。なお、本実施
の形態では、自動車組立システム1が特許請求の範囲に
記載の自動車組立システムに相当する。
線ゾーンWZ、インテリアゾーンIZ、下廻りゾーンU
Z、エクステリアゾーンEZおよび複合ゾーンCZに分
割される。そして、自動車組立システム1は、各ゾーン
にメインラインとして伝達通線組立ライン2、インテリ
ア組立ライン3、下廻り組立ライン4、エクステリア組
立ライン5および複合保証ライン6を備える。さらに、
自動車組立システム1は、メインライン2,3,4,
5,6の側方にフロントドアライン7等のサブラインや
ENGベア小組等のサブ組み付け等を備える。なお、自
動車組立システム1は、1階と2階に跨ってラインが配
置される。そこで、自動車組立システム1では、まず、
2階で伝達通線ゾーンWZでの組み付けが始まり、続い
て、インテリアゾーンIZの上流部IZ1での組み付け
が行われる。そして、自動車組立システム1では、イン
テリアゾーンIZの途中でドロップリフタDLによっ
て、2階から1階に車体Fを下ろす。さらに、自動車組
立システム1では、1階でインテリアゾーンIZの下流
部IZ2→下廻りゾーンUZ→エクステリアゾーンEZ
→複合ゾーンCZの順に組み付けが行われる。なお、本
実施の形態では、伝達通線組立ライン2、インテリア組
立ライン3、下廻り組立ライン4、エクステリア組立ラ
イン5および複合保証ライン6が特許請求の範囲に記載
のメインラインに相当する。
ラインのライン長を短くかつ機種の違いによる工数偏差
を低減するために、車体Fからフロントドア、リヤドア
あるいはスライドドアおよびテールゲートを取り外し、
各アッセンブリをサブラインで組み立てる。そのため
に、自動車組立システム1は、左右両側のフロントドア
アッセンブリを組み立て可能なフロントドアライン7、
左右両側リヤドアおよび左右両側スライドドアを組み立
て可能なリヤドアライン8およびテールゲートを組み立
て可能なテールゲートライン9を備える。なお、本実施
の形態では、フロントドアライン7が特許請求の範囲に
記載のフロントドアサブラインに相当し、リヤドアライ
ン8が特許請求の範囲に記載のリヤドアサブラインに相
当し、テールゲートライン9が特許請求の範囲に記載の
テールゲートサブラインに相当する。
線、車内LAN配線、配管等を集約して組み付けるゾー
ンである。そのため、伝達通線ゾーンWZは、メインラ
インとして伝達通線組立ライン2を備える。伝達通線組
立ライン2では、その上流部ではオーバヘッドコンベヤ
OC1で搬送されながら各種部品が組み付けられ、その
下流部ではフリクションコンベヤFC1で搬送されなが
ら各種部品が組み付けられる。なお、伝達通線ゾーンW
Zは、車体Fに対する各種部品の組み付けが開始するゾ
ーンなので、下流での組み付けの作業性を向上させるた
めに、フリクションコンベヤFC1の上流部で車体Fか
らフロントドア、リヤドアあるいはスライドドアおよび
テールゲートを取り外す。そして、取り外されたフロン
トドア、リヤドアあるいはスライドドアおよびテールゲ
ートは、フリクションコンベヤFC1の外側に沿って配
設されたフロントドアライン7、リヤドアライン8およ
びテールゲートライン9に搬送され、各ライン7,8,
9で各アッセンブリに組み立てられる。
品や床部品等を集約して組み付けるゾーンであり、例え
ば、インストルメントパネル、ペダル、床マット、各ラ
イニング、シートベルト等を組み付ける。そのため、イ
ンテリアゾーンIZは、インテリア組立ライン3を備え
る。インテリア組立ライン3では、2階と1階共にフリ
クションコンベヤFC2,FC3で搬送されながら部品
が組み付けられる。なお、インテリアゾーンIZでは、
2階から1階に車体Fを移載するために、まず、車体F
がフリクションコンベヤFC2からオーバヘッドコンベ
ヤOC2に移載される。そして、2階のオーバヘッドコ
ンベヤOC2の下流かつ1階のフリクションコンべヤF
C3の上流に配設されたドロップリフタDLが、車体F
をオーバヘッドコンベヤOC2からフリクションコンべ
ヤFC3に移載する。
を集約して組み付けるゾーンであり、サスペンション、
エンジン、タイヤ等が組み付けられる。そのため、下廻
りゾーンUZは、下廻り組立ライン4を備える。下廻り
組立ライン4では、オーバヘッドコンべヤOC3で搬送
されながら部品が組み付けられる。
部品を集約して組み付けるゾーンであり、ウインドウガ
ラス、シート、バンパ、ドア等が組み付けられる。その
ため、エクステリアゾーンEZは、エクステリア組立ラ
イン5を備える。エクステリア組立ライン5では、フリ
クションコンベヤFC4,FC5で搬送されながら部品
が組み付けられる。なお、エクステリアゾーンEZは、
車体Fに対する各種部品の組み付けが終了するゾーンな
ので、フリクションコンベヤFC5の下流部で車体Fに
フロントドアアッセンブリ、リヤドアアッセンブリある
いはスライドドアアッセンブリおよびテールゲートアッ
センブリを取り付ける。そのために、各ライン7,8,
9で組み立てられたフロントドアアッセンブリ、リヤド
アアッセンブリあるいはスライドドアアッセンブリおよ
びテールゲートアッセンブリは、2階から1階に下ろさ
れ、フリクションコンベヤFC5の下流部まで搬送され
る。
み付けられた各種部品や装備の機能確認を行うゾーンで
あり、例えば、ライトの点灯確認、バッテリ結線、ター
ミナル結線等である。そのため、複合ゾーンCZは、複
合保証ライン6を備える。複合保証ライン6では、フリ
クションコンベヤFC6で搬送されながら各種検査が行
われる。
2,3,4,5,6は、多数の工程に分かれ、各工程に
は1人の作業者あるいは複数の作業者が配される。な
お、自動車組立システム1は、多機種の組み立てを可能
とするために、組み立てる全機種の中で最も工程数の多
い機種の組立工程に対応して各組立ライン2,3,4,
5,6が構成される。図4には5機種のメインラインで
の各工程数を示すが、E機種の工程数が最も多い。した
がって、自動車組立システム1の組立ライン(メインラ
イン)2,3,4,5,6は、E機種の組立工程に対応
して構成される。
ンも、多数の工程に分かれ、各工程には1人の作業者あ
るいは複数の作業者が配される。ちなみに、サブライン
には、機種の違いによる工数偏差を吸収するために、サ
ブライン専用に作業者が配されないサブラインもある。
なお、自動車組立システム1は、多機種の組み立てを可
能とするために、組み立てる全機種の中で最も工程数の
多い機種の組立工程に対応してサブラインも構成され
る。例えば、図3には5機種のドア関連のアッセンブリ
を組み立てるための工程数を示す。(1)全機種のテー
ルゲートを取り外す場合、フロントドアアッセンブリの
組み立てにはD機種の工程数(26工程)が多い、リヤ
ドアアッセンブリの組み立てにはA機種とC機種の工程
数(18工程)が多い、テールゲートアッセンブリの組
み立てにはA機種の工程数(13工程)が多い。したが
って、この場合には、フロントドアライン7はD機種の
組立工程に対応して構成され、リヤドアライン8はA機
種とC機種の組立工程に対応して構成され、テールゲー
トライン9はA機種の組立工程に対応して構成される。
連のアッセンブリを組み立てるサブラインの構成につい
て説明する。なお、図2の車体Fは、リヤにスライドド
アを備えるE機種を示している。
アッセンブリおよびリヤドアアッセンブリをサブライン
で組み立てるとともに、スライドドアアッセンブリおよ
びテールゲートアッセンブリもサブラインで組み立てる
ことができる。そのために、自動車組立システム1は、
フロントドアライン7、リヤドアライン8およびテール
ゲートライン9を備える。また、自動車組立システム1
は、フリクションコンベヤFC1の上流に、テールゲー
トを取り外すためのテールゲート取外工程TRPと、そ
の下流に全てのドア(スライドドアを含む)を取り外す
ためのドア取外工程DRPを有する(図2参照)。さら
に、自動車組立システム1は、フリクションコンベヤF
C5の下流に、テールゲートを取り付けるためのテール
ゲート取付工程TFPと、その下流に全てのドア(スラ
イドドアを含む)を取り付けるためのドア取付工程DF
Pを有する(図2参照)。
する。フロントドアライン7は、伝達通線ゾーンWZで
取り外されたフロントドアLFD,RFDに各種サブ部
品を組み付けてフロントドアアッセンブリLFA、RF
Aとする(図2参照)。ちなみに、フロントドアに関し
ては、全ての機種に左右両側のドアが備えられている。
したがって、フロントドアライン7では、常に、1台の
車体Fに対してフロントドアアッセンブリLFA、RF
Aを組み立てる。なお、フロントドアライン7での組立
は、組立ライン(メインライン)2,3,4,5での組
立と同期させる。つまり、車体Fは、ドア取外工程DR
PでフロントドアLFD,RFDが取り外された後、組
立ライン(メインライン)2,3,4,5でメイン部品
が組み付けられ、ドア取付工程DFPに搬送される。そ
して、車体Fがドア取付工程DFPに搬送された時に同
期して、フロントドアライン7で組み立てられたフロン
トドアアッセンブリLFA,RFAがドア取付工程DF
Pに搬送される。
ンベヤFC1の外側に沿って配設され、フリクションコ
ンベヤ70を備える。フリクションコンベヤ70は、多
数のパレット71,・・・が循環するように配置され、
各パレット71,・・・上にフロントドアLFD(また
はRFD)を支持し、このパレット71,・・・が搬送
レール(図示せず)に沿って前後が接した状態で移動す
る。各パレット71は、その上面に左フロントドア支持
部72または右フロントドア支持部73を備え、このフ
ロントドア支持部72,73によってフロントドアLF
D,RFDの底部と側部を支持する。また、各パレット
71,・・・は、その下面に左右両側かつ前後に全4個
の車輪(図示せず)を備え、この車輪が搬送レールに係
合する。
トドアLFDおよび右フロントドアRFDのアッセンブ
リを組み立てるために、前後2個のパレット71,71
を用いて1台分の車体FのフロントドアLFD,RFD
を搬送する。そのために、左フロントドアLFDを支持
するための左フロントドア支持部72と右フロントドア
RFDを支持するための右フロントドア支持部73がパ
レット71,・・・上に交互に配設される。なお、フロ
ントドア支持部72,73は、全機種のフロントドアL
FD,RFDを支持可能な機構を備える。また、フロン
トドア支持部72,73は、作業性を向上させるため
に、フロントドアLFD,RFDに対する作業高さを可
変とする昇降機構を備えていてもよい。
コンベヤ70でフロントドアLFD,RFDを搬送しな
がら、ドアガラス、ドアミラー、ドアロックアッセンブ
リ、ドアライニング等を組み付ける。なお、フロントド
アライン7は、5機種の中でフロントドアアッセンブリ
を組み立てるために必要な工程数が最も多い機種の組立
工程に対応して工程編成される。
ア受取位置74とドア取外工程DRP間にはオーバヘッ
ドコンベヤOC4が配設され、フロントドアLFD,R
FDをドア取外工程DRPからフロントドア受取位置7
4まで搬送する。また、フロントドアライン7のフロン
トドアアッセンブリ搬送位置75とドア取付工程DFP
間にはオーバヘッドコンベヤOC5が配設され、フロン
トドアアッセンブリLFA,RFAをフロントドアアッ
センブリ搬送位置75からドア取付工程DFPまで搬送
する。
る。リヤドアライン8は、伝達通線ゾーンWZで取り外
されたリヤドアまたはスライドドアSDに各種サブ部品
を組み付けてリヤドアアッセンブリまたはスライドドア
アッセンブリSAとする(図2参照)。ちなみに、リヤ
ドアに関しては、機種によって、左右両側にドアが備え
られる機種、左側のみドアが備えられる機種、左側スラ
イドドアが備えられる機種あるいは全くドアが備えられ
ない機種(なお、本実施の形態の5機種の中にはない機
種)等がある。したがって、リヤドアライン8では、左
右両側のリヤドアアッセンブリを組み立てる場合、左側
のリヤドアアッセンブリのみ組み立てる場合、左側のス
ライドドアアッセンブリSAを組み立てる場合あるいは
全くアッセンブリを組み立てない場合等がある。なお、
リヤドアライン8での組立は、組立ライン(メインライ
ン)2,3,4,5での組立と同期させる。つまり、車
体Fは、ドア取外工程DRPでリヤドアあるいはスライ
ドドアSDが取り外された後、組立ライン(メインライ
ン)2,3,4,5でメイン部品が組み付けられ、ドア
取付工程DFPに搬送される。そして、車体Fがドア取
付工程DFPに搬送された時に同期して、リヤドアライ
ン8で組み立てられたリヤドアアッセンブリまたはスラ
イドドアSAがドア取付工程DFPに搬送される。
ヤFC1の外側に沿って配設され、フリクションコンベ
ヤ80を備える。フリクションコンベヤ80は、多数の
パレット81,・・・が循環するように配置され、各パ
レット81,・・・上にリヤドアまたはスライドドアS
Dを支持し、このパレット81,・・・が搬送レール
(図示せず)に沿って前後が接した状態で移動する。各
パレット81は、その上面に左リヤドア支持部82また
は右リヤドア支持部83を備え、このリヤドア支持部8
2,83によってリヤドアまたはスライドドアSDの底
部と側部を支持する。また、各パレット81,・・・
は、その下面に左右両側かつ前後に全4個の車輪(図示
せず)を備え、この車輪が搬送レールに係合する。
ヤドアまたはスライドドアSDのアッセンブリを組み立
てるために、前後2個のパレット81,81を用いて1
台分の車体Fの左右両側のリヤドアまたはスライドドア
SDを搬送する。そのために、左リヤドアまたは左スラ
イドドアSDを支持するための左リヤドア支持部82と
右リヤドアまたは右スライドドアを支持するための右リ
ヤドア支持部83がパレット81,・・・上に交互に配
設される。なお、リヤドア支持部82,83は、全機種
のリヤドアを支持可能な機構を備えるとともに、全機種
のスライドドアを支持可能な機構を備える。また、リヤ
ドア支持部82,83は、作業性を向上させるために、
リヤドアまたはスライドドアSDに対する作業高さを可
変とする昇降機構を備えていてもよい。
ベヤ80でリヤドアまたはスライドドアSDを搬送しな
がら、ドアガラス、ドアロックアッセンブリ、ドアライ
ニング等を組み付ける。なお、リヤドアライン8は、5
機種の中でリヤドアアッセンブリまたはスライドドアア
ッセンブリSAを組み立てるために必要な工程数が最も
多い機種の組立工数に対応して工程編成される。
置84とドア取外工程DRP間にはオーバヘッドコンベ
ヤOC6が配設され、リヤドアまたはスライドドアSD
をドア取外工程DRPからリヤドア受取位置84まで搬
送する。また、リヤドアライン8のリヤドアアッセンブ
リ搬送位置85とドア取付工程DFP間にはオーバヘッ
ドコンベヤOC7が配設され、リヤドアアッセンブリま
たはスライドドアアッセンブリSAをリヤドアアッセン
ブリ搬送位置85からドア取付工程DFPまで搬送す
る。
する。テールゲートライン9は、伝達通線ゾーンWZで
取り外されたテールゲートTGに各種サブ部品を組み付
けてテールゲートアッセンブリTAとする(図2参
照)。ちなみに、テールゲートに関しては、機種によっ
て、備えられる機種と備えられない機種がある(本実施
の形態は、5機種全てテールゲートが備えられる)。し
たがって、テールゲートライン9では、テールゲートア
ッセンブリTAを組み立てる場合と組み立てない場合が
ある。さらに、テールゲートアッセンブリTAをテール
ゲートライン9で組み立てない場合にも、テールゲート
TGを備えない機種の場合と、テールゲートTGを備え
る機種であるがテールゲートTGを車体Fから取り外さ
ないで組立ライン(メインライン)2,3,4,5のい
ずれかの組立ラインで組み付ける場合がある。なお、テ
ールゲートライン9での組立は、組立ライン(メインラ
イン)2,3,4,5での組立と同期させる。つまり、
車体Fは、テールゲート取外工程TRPでテールゲート
TGが取り外された後、組立ライン(メインライン)
2,3,4,5でメイン部品が組み付けられ、テールゲ
ート取付工程TFPに搬送される。そして、車体Fがテ
ールゲート取付工程TFPに搬送された時に同期して、
テールゲートライン9で組み立てられたテールゲートア
ッセンブリTAがテールゲート取付工程TFPに搬送さ
れる。
ンベヤ80の外側に沿って配設され、フリクションコン
ベヤ90を備える。フリクションコンベヤ90は、多数
のパレット91,・・・が一直線上に配置され、各パレ
ット91,・・・上にテールゲートTGを支持し、この
パレット91,・・・が搬送レール(図示せず)に沿っ
て前後が接した状態で移動する。各パレット91は、そ
の上面にテールゲート支持部92を備え、このテールゲ
ート支持部92によってテールゲートTGの底部と側部
を支持する。また、各パレット91,・・・は、その下
面に左右両側かつ前後に全4個の車輪(図示せず)を備
え、この車輪が搬送レールに係合する。
ルゲートTGを支持可能な機構を備える。また、テール
ゲート支持部92は、作業性を向上させるために、テー
ルゲートTGに対する作業高さを可変とする昇降機構を
備えていてもよい。
コンベヤ90でテールゲートTGを搬送しながら、リヤ
ガラス、テールゲートライニング等を組み付ける。な
お、テールゲートライン9は、5機種の中でテールゲー
トアッセンブリTAを組み立てるために必要な工程数が
最も多い機種の組立工程に対応して工程編成される。
ト受取位置94とテールゲート取外工程TRP間にはオ
ーバヘッドコンベヤOC8が配設され、テールゲートT
Gをテールゲート取外工程TRPからテールゲート受取
位置94まで搬送する。また、テールゲートライン9の
テールゲートアッセンブリ搬送位置95とテールゲート
取付工程TFP間にはオーバヘッドコンベヤOC9が配
設され、テールゲートアッセンブリTAをテールゲート
アッセンブリ搬送位置95からテールゲート取付工程T
FPまで搬送する。
ドアライン7、リヤドアライン8およびテールゲートラ
イン9の工程編成について説明する。前記したように、
本実施の形態では、(1)5機種全てのテールゲートを
取り外す場合(すなわち、5機種全てテールゲートライ
ン9でテールゲートアッセンブリを組み立てる場合)と
(2)D機種とE機種のみテールゲートを取り外す場合
(すなわち、D、E機種はテールゲートライン9で、A
〜C機種は組立ライン(メインライン)2,3,4,5
でテールゲートアッセンブリを組み立てる場合)があ
る。そこで、(1)と(2)の場合について各々工程編
成を行う。なお、工程編成を行う上で基本的な考え方と
して、5機種全てに対応可能とするために、自動車組立
システム1で組み立てる全機種の中で最も工程数の多い
機種の組立工程に対応して工程編成を行う。
す場合について説明する。 フロントドアライン7の工程編成では、A〜E機種の左
右両側のフロントドアアッセンブリを組み立てるための
各工程数を比較する。この比較の結果、D機種が26工
程で最も多い(図3参照)。そこで、フロントドアライ
ン7は、D機種の組立工程に対応して工程編成され、各
工程に作業者が配される。なお、各工程における作業は
機種毎に異なるので、各工程作業は機種に対応して設定
される。したがって、フロントドアライン7では、A〜
E機種に備えられる全ての左右両側のフロントドアアッ
センブリを組み立てることができる。
機種の左右両側のリヤドアアッセンブリを組み立てるた
めの各工程数を比較する。なお、リヤにスライドドアを
有する機種(E機種)については、スライドドアアッセ
ンブリを組み立てるための工程数を比較する。この比較
の結果、A機種とC機種が18工程で最も多い(図3参
照)。そこで、リヤドアライン8は、A機種とC機種の
組立工程に対応して工程編成され、各工程に作業者が配
される。なお、各工程における作業は機種毎に異なるの
で、各工程作業は機種に対応して設定される。したがっ
て、リヤドアライン8は、A〜E機種に備えられる全て
の左右両側のリヤドアアッセンブリあるいはスライドド
アアッセンブリを組み立てることができる。
〜E機種のテールゲートアッセンブリを組み立てるため
の各工程数を比較する。この比較の結果、A機種が13
工程で最も多い(図3参照)。そこで、テールゲートラ
イン9は、A機種の組立工程に対応して工程編成され、
各工程に作業者が配される。なお、各工程における作業
は機種毎に異なるので、各工程作業は機種に対応して設
定される。したがって、テールゲートライン9は、A〜
E機種に備えられる全てのテールゲートアッセンブリを
組み立てることができる。
D機種の特殊な左リヤドアやE機種のスライドドアのア
ッセンブリを組立可能な工程編成とすることによって、
機種の違いによる工数偏差を吸収する。つまり、図7の
D機種やE機種のサブライン欄のハッチング部分の余剰
工数を左リヤドアアッセンブリやスライドドアアッセン
ブリを組み立てる工数として利用し、工数偏差を低減す
る。なお、(1)の工程編成の場合、フロントドアライ
ン7、リヤドアライン8およびテールゲートライン9に
編成された全ての工程に作業者が配されているので、機
種によって作業者が移動して他の工程の作業を行うこと
はない。
取り外す場合について説明する。 (2)の場合、(1)の場合と違って、テールゲートラ
イン9に編成された各工程に専用に作業者を配さない。
というのは、図4に示すように、機種の違いによって、
メインライン2、3,4,5,6の工程数(工数)が異
なる。特に、自動車組立システム1では、A機種、B機
種、C機種の工程数が少ない。また、自動車組立システ
ム1のメインライン2,3,4,5,6の工程編成は、
工程数の最も多いE機種の対応して行われ、各工程に作
業者が配されている。そのため、A機種、B機種および
C機種を組み立てる場合、メインライン2,3,4,
5,6では多数の工程で作業者が余ってしまう。そこ
で、A機種、B機種およびC機種の場合、その余剰作業
者(余剰工数)を利用して、テールゲートを取り外すこ
となく、組立ライン(メインライン)2,3,4,5の
いずれかの組立ラインでテールゲートのアッセンブリを
組み立てる。
またはスライドドアを備えないので、リヤドアライン8
では右側のリヤドアまたはスライドドアのアッセンブリ
を組み立てる必要がない。そのため、D機種とE機種の
リヤドアアッセンブリを組み立てる場合、リヤドアライ
ン8では多数の工程で作業者が余ってしまう。そこで、
D機種およびE機種の場合、その余剰作業者(余剰工
数)を利用して、テールゲートライン9でテールゲート
アッセンブリを組み立てる。
は、(1)と同様の工程編成を行うので、説明を省略す
る。
機種の左右両側のリヤドアアッセンブリを組み立てるた
めの各工程数およびD、E機種の左側のリヤドアアッセ
ンブリ(またはスライドドアアッセンブリ)とテールゲ
ートアッセンブリを組み立てるための各工程数を比較す
る。ここで、D、E機種のみテールゲートアッセンブリ
を組み立てるための工程数も比較の対象とするのは、テ
ールゲートライン9の各工程には専用に作業者を配さな
いでリヤドアライン8に配された作業者を利用し、かつ
A〜C機種についてはテールゲートアッセンブリを組立
ライン(メインライン)2,3,4,5で組み立てるか
らである。この比較の結果、D機種とE機種がリヤドア
アッセンブリ(またはスライドドアアッセンブリ)とテ
ールゲートアッセンブリを組み立てる工程数が合計して
22工程で最も多い(図3参照)。そこで、リヤドアラ
イン8は、D機種とE機種の組立工程に対応して工程編
成され、各工程に作業者が配される。なお、各工程にお
ける作業は機種毎に異なるので、各工程作業は機種に対
応して設定される。したがって、リヤドアライン8は、
A〜E機種に備えられる全ての左右両側のリヤドアアッ
センブリあるいはスライドドアアッセンブリを組み立て
ることができる。
〜C機種は組立ライン(メインライン)2,3,4,5
でテールゲートアッセンブリを組み立てるので、D、E
機種のテールゲートアッセンブリを組み立てるための各
工程数を比較する。この比較の結果、E機種が12工程
で最も多い(図3参照)。そこで、テールゲートライン
9は、E機種の組立工程に対応して工程編成されるが、
各工程には作業者が配されない。とういのうは、テール
ゲートライン9では、リヤドアライン8での余剰作業者
によって各工程の作業を行うからである。なお、各工程
における作業は機種毎に異なるので、各工程作業は機種
に対応して設定される。したがって、テールゲートライ
ン9は、D、E機種に備えられる全てのテールゲートア
ッセンブリを組み立てることができる。
インライン2,3,4,5,6における機種の違いによ
る余剰工数(余剰作業者)を利用してテールゲートアッ
センブリを組み立てる。また、D,E機種に関しては、
リヤドアライン8における機種の違いによる余剰工数
(余剰作業者)を利用してテールゲートアッセンブリを
組み立てる。そのため、(1)と比較して、機種の違い
による工数偏差を更に吸収することができる。
ドアライン8でスライドドアアッセンブリ等を組み立て
可能としたので、メインラインでスライドドアアッセン
ブリ等を組み立てる必要がなくなり、リヤドアライン8
での工程偏差も低減する。そのため、自動車組立システ
ム1では、機種の違いによる工数偏差を吸収することが
できる。また、この自動車組立システム1は、機種の違
いによるメインライン2,3,4,5,6の余剰作業者
やリヤドアライン8での余剰作業者を利用してテールゲ
ートアッセンブリを組み立てるので、メインライン2,
3,4,5,6やリヤドアライン8での余剰作業者が低
減し、テールゲートライン9に専用の作業者を配する必
要がない。そのため、自動車組立システム1では、機種
の違いによる工数偏差を更に吸収することができる。そ
の結果、この自動車組立システム1は、システム全体と
して工数偏差が吸収され、組立効率が向上する。
ば、テールゲートライン9をサブラインとして設けたの
で、メインラインのライン長がテールゲートアッセンブ
リを組み立てるための工程分短くなる。さらに、この自
動車組立システム1は、リヤドアライン8でスライドド
アアッセンブリ等を組み立てるので、メインラインのラ
イン長がスライドドアアッセンブリ等を組み立てるため
の工程分短くなる。
テールゲートやスライドドアを車体から取り外して組み
付け作業を行うので、従来の組み付け作業に比較して非
常に作業性が向上する。例えば、従来のテールゲートへ
の組み付け作業では、テールゲートが車体に取り付けら
れているので、テールゲートに部品を組み付ける際には
上向き作業が多い、テールゲートが回動するために締付
作業等で揺れが発生し、テールゲートの開閉が重いおよ
びテールゲートへの歩行導線が長い等の理由によって、
作業性が悪かった。また、テールゲートへの部品の組み
付けやインテリア部品の組み付けの際にテールゲートを
頻繁に開閉しなければならないので、他の作業者に対す
る安全性を確保しなければならなかった。しかし、この
自動車組立システム1では、テールゲート単体を固定し
て作業できるので、これらの従来の作業性の悪さ等を解
消でき、作業者の負担を軽減することができる。
組立システム1による自動車組立方法をフローチャート
に沿って説明する。特に、フロントドア、リヤドア(ま
たはスライドドア)およびテールゲートの組立方法を、
5機種全てテールゲートを取り外す場合と5機種中のD
機種とE機種のみテールゲートを取り外す場合について
各々説明する。なお、説明に対応して、図1および図2
を参照する。また、図5および図6では5機種全ての場
合の組立方法を並行して示しているので、説明でも5機
種全ての場合を並行して説明する。
ベヤは制御装置によって各々制御され、この制御装置は
搬送されてくる車体Fに関する情報がIDカード等によ
って入力され、車種、機種、車幅および車長等の情報を
得ている。さらに、自動車組立システム1もシステム全
体を統括する制御装置によって制御され、この制御装置
は各コンベヤの制御装置等を統括し、フロントドアライ
ン7等での組立と組立ライン(メインライン)2,3,
4,5での組立とを同期制御している。また、自動車組
立システム1では、機種に応じて各作業者の作業内容を
変えたりあるいは各作業者が他のラインに移動したりす
る必要があるので、現在流れている機種に関する情報や
次に流れる機種に関する情報を示す表示装置等を備え
る。
ートを取り外す場合について説明する。最初に、自動車
組立システム1では、図示しない塗装システムから搬送
されてきた車体Fを、オーバヘッドコンベヤOC1を経
由してフリクションコンベヤFC1で搬送する。そし
て、自動車組立システム1では、5機種全てに対して、
フリクションコンベヤFC1のテールゲート取外工程T
RPで車体Fからテールゲートを取り外す(S10)。
そして、自動車組立システム1では、取り外されたテー
ルゲートをオーバヘッドコンベヤOC8で搬送し、テー
ルゲートライン9のテールゲート受取位置94まで搬送
する。
の場合には、フリクションコンベヤFC1のドア取外工
程DRPで車体Fから左右両側のフロントドアと左右両
側のリヤドアを取り外す(S20A)。また、自動車組
立システム1では、B機種の場合には、ドア取外工程D
RPで車体Fから左右両側のフロントドアを取り外す
(S20B)。また、自動車組立システム1では、C機
種の場合には、ドア取外工程DRPで車体Fから左右両
側のフロントドアと左右両側のリヤドアを取り外す(S
20C)。また、自動車組立システム1では、D機種の
場合には、ドア取外工程DRPで車体Fから左右両側の
フロントドアと左側のリヤドアを取り外す(S20
D)。また、自動車組立システム1では、E機種の場合
には、ドア取外工程DRPで車体Fから左右両側のフロ
ントドアと左側のスライドドアを取り外す(S20
E)。そして、自動車組立システム1では、取り外され
たフロントドアをオーバヘッドコンベヤOC4で搬送
し、フロントドアライン7のフロントドア受取位置74
まで搬送する。さらに、自動車組立システム1では、取
り外されたリヤドア(またはスライドドア)をオーバヘ
ッドコンベヤOC6で搬送し、リヤドアライン8のリヤ
ドア受取位置84まで搬送する。
フロントドア等が取り外された車体Fに対するメインラ
インでの組立とフロントドア等に対するサブラインでの
組立に分かれる。
種全てに対して、組立ライン(メインライン)2,3,
4,5で車体Fに各種メイン部品を組み付ける(S3
0)。もちろん、機種によって組み付けるメイン部品が
異なり、組立工程も異なる。そして、自動車組立システ
ム1では、各種メイン部品が組み付けられた車体Fはフ
リクションコンベヤFC5のテールゲート取付位置TF
Pまで搬送される。
組立システム1では、5機種全てに対して、フロントド
アライン7で左右両側のフロントドアに各種サブ部品を
組み付け、フロントドアアッセンブリを組み立てる(S
31)。もちろん、機種によって組み付けるサブ部品が
異なり、組立工程も異なる。そして、自動車組立システ
ム1では、そのフロントドアアッセンブリを、オーバヘ
ッドコンベヤOC5によってフロントドアアッセンブリ
搬送位置75からフリクションコンベヤFC5のドア取
付工程DFPまで搬送する。なお、本実施の形態では、
S31での工程が特許請求の範囲に記載のフロントドア
組立工程に相当する。
C、D機種に対して、リヤドアライン8で左右両側(ま
たは左側)のリヤドアに各種サブ部品を組み付け、リヤ
ドアアッセンブリを組み立てる(S32)。また、自動
車組立システム1では、E機種に対して、リヤドアライ
ン8で左側のスライドドアに各種サブ部品を組み付け、
スライドドアアッセンブリを組み立てる(S33)。も
ちろん、機種によって組み付けるサブ部品が異なり、組
立工程も異なる。そして、自動車組立システム1では、
そのリヤドアアッセンブリまたはスライドドアアセンブ
リを、オーバヘッドコンベヤOC7によってリヤドアア
ッセンブリ搬送位置85からフリクションコンベヤFC
5のドア取付工程DFPまで搬送する。なお、本実施の
工程では、S32およびS33での工程が特許請求の範
囲に記載のリヤドア組立工程に相当する。
種全てに対して、テールゲートライン9でテールゲート
に各種サブ部品を組み付け、テールゲートアッセンブリ
を組み立てる(S34)。もちろん、機種によって組み
付けるサブ部品が異なり、組立工程も異なる。そして、
自動車組立システム1では、そのテールゲートアッセン
ブリを、オーバヘッドコンベヤOC9によってテールゲ
ートアッセンブリ搬送位置95からフリクションコンベ
ヤFC5のテールゲート取付工程TFPまで搬送する。
なお、本実施の形態では、S34での工程が特許請求の
範囲に記載のテールゲート組立工程に相当する。
種全てに対して、テールゲート取付工程TFPでテール
ゲートアッセンブリを車体Fに取り付ける(S40)。
なお、自動車組立システム1では、車体Fがテールゲー
ト取付工程TFPに搬送されてくるタイミングと、組み
立てられたテールゲートアッセンブリがテールゲート取
付工程TFPに搬送されてくるタイミングとを同期させ
ている。なお、本実施の形態では、S40での工程が特
許請求の範囲に記載のテールゲート組付工程に相当す
る。
の場合には、フリクションコンベヤFC5のドア取付工
程DFPで左右両側のフロントドアアッセンブリと左右
両側のリヤドアアッセンブリを車体Fに取り付ける(S
50A)。また、自動車組立システム1では、B機種の
場合には、ドア取付工程DFPで左右両側のフロントド
アアッセンブリを車体Fに取り付ける(S50B)。ま
た、自動車組立システム1では、C機種の場合には、ド
ア取付工程DFPで左右両側のフロントドアアッセンブ
リと左右両側のリヤドアアッセンブリを車体Fに取り付
ける(S50C)。また、自動車組立システム1では、
D機種の場合には、ドア取付工程DFPで左右両側のフ
ロントドアアッセンブリと左側のリヤドアアッセンブリ
を車体Fに取り付ける(S50D)。また、自動車組立
システム1では、E機種の場合には、ドア取付工程DF
Pで左右両側のフロントドアアッセンブリと左側のスラ
イドドアアッセンブリを車体Fに取り付ける(S50
E)。なお、自動車組立システム1では、車体Fがドア
取付工程DFPに搬送されてくるタイミングと、組み立
てられたフロントドアアッセンブリ、リヤドアアッセン
ブリ(またはスライドドアアッセンブリ)がドア取付工
程DFPに搬送されてくるタイミングとを同期させてい
る。なお、本実施の形態では、S50A,S50B,S
50C,S50DまたはS50Eでの工程が特許請求の
範囲に記載のドア組付工程に相当する。
Fに対する全ての組立が終了した後に複合ゾーンCZで
最終的に品質保証し、次のシステムに車体Fを流す。
とE機種のみテールゲートを取り外す場合について説明
する。なお、ここでの説明においては、前記した機種全
てテールゲートを取り外す場合の組立方法と同一の組立
工程に対して図5で付した同一符号を付し、詳細な説明
を省略する。
しない塗装システムから搬送されてきた車体Fを、オー
バヘッドコンベヤOC1を経由してフリクションコンベ
ヤFC1で搬送する。そして、自動車組立システム1で
は、D、E機種に対して、フリクションコンベヤFC1
のテールゲート取外工程TRPで車体Fからテールゲー
トを取り外す(S60)。そして、自動車組立システム
1では、取り外されたテールゲートをオーバヘッドコン
ベヤOC8で搬送し、テールゲートライン9のテールゲ
ート受取位置94まで搬送する。ちなみに、A〜C機種
の車体Fは、テールゲートが取り付いた状態で後工程に
流れていく。
からフロントドアおよびリヤドア(またはスライドド
ア)を取り外す(S20A,S20B,S20C,S2
0D,S20E)。そして、自動車組立システム1で
は、フロントドア等が取り外された車体Fに対するメイ
ンラインでの組立とフロントドア等に対するサブライン
での組立に分かれる。
種全てに対して、組立ライン(メインライン)2,3,
4,5で車体Fに各種メイン部品を組み付ける(S7
0)。もちろん、機種によって組み付けるメイン部品が
異なり、組立工程も異なる。さらに、自動車組立システ
ム1では、A〜C機種に対しては、組立ライン(メイン
ライン)2,3,4,5でテールゲートに各種部品を組
み付け、テールゲートアッセンブリを組み立てる(S7
1)。なお、組立ライン2,3,4,5のいずれの組立
ラインでテールゲートに部品を組み付けるかは、機種に
よって異なる。つまり、機種によって、組み付けるメイ
ン部品が異なり、工程編成が異なる。そのため、機種に
よって、組立ライン2,3,4,5において作業が行わ
れない工程が異なり、余剰な作業者が発生する箇所が異
なる。そこで、自動車組立システム1では、その余剰作
業者が発生した箇所にテールゲートに組み付けるための
工程を編成する。また、自動車組立システム1では、テ
ールゲートに部品を組み付ける作業性の良い箇所等に工
程を編成し、その箇所に余剰作業者を移動させて組み付
けを行う場合もある。そして、自動車組立システム1で
は、各種メイン部品が組み付けられた車体Fがフリクシ
ョンコンベヤFC5のテールゲート取付位置TFPまで
搬送される。
組立システム1では、5機種全てに対して、フロントド
アライン7でフロントドアアッセンブリを組み立て(S
31)、そのフロントドアアッセンブリをフリクション
コンベヤFC5のドア取付工程DFPまで搬送する。さ
らに、自動車組立システム1では、リヤドアライン8
で、A、C、D機種に対してリヤドアアッセンブリを組
み立て(S32)、E機種に対してスライドドアアッセ
ンブリを組み立てる(S33)。そして、自動車組立シ
ステム1では、そのリヤドアアッセンブリまたはスライ
ドドアアセンブリをフリクションコンベヤFC5のドア
取付工程DFPまで搬送する。
E機種に対して、テールゲートライン9でテールゲート
に各種サブ部品を組み付け、テールゲートアッセンブリ
を組み立てる(S72)。もちろん、機種によって組み
付けるサブ部品が異なり、組立工程も異なる。なお、テ
ールゲートライン9での組立では、組立ライン(メイン
ライン)2,3,4,5での余剰作業者がテールゲート
ライン9まで移動して組み付け作業を行う。そして、自
動車組立システム1では、そのテールゲートアッセンブ
リを、オーバヘッドコンベヤOC9によってテールゲー
トアッセンブリ搬送位置95からフリクションコンベヤ
FC5のテールゲート取付工程TFPまで搬送する。な
お、本実施の形態では、S72での工程も特許請求の範
囲に記載のテールゲート組立工程に相当する。
E機種に対して、テールゲート取付工程TFPでテール
ゲートアッセンブリを車体Fに取り付ける(S80)。
なお、自動車組立システム1では、D、E機種の場合、
車体Fがテールゲート取付工程TFPに搬送されてくる
タイミングと、組み立てられたテールゲートアッセンブ
リがテールゲート取付工程TFPに搬送されてくるタイ
ミングとを同期させている。なお、本実施の形態では、
S80での工程も特許請求の範囲に記載のテールゲート
組付工程に相当する。
にフロントドアアッセンブリおよびリヤドアアッセンブ
リ(またはスライドドアアッセンブリ)を取り付ける
(S50A,S50B,S50C,S50D,S50
E)。なお、自動車組立システム1では、車体Fがドア
取付工程DFPに搬送されてくるタイミングと、組み立
てられたフロントドアアッセンブリ、リヤドアアッセン
ブリ(またはスライドドアアッセンブリ)がドア取付工
程DFPに搬送されてくるタイミングとを同期させてい
る。
Fに対する全ての組立が終了した後に複合ゾーンCZで
最終的に品質保証し、次システムに車体Fを流す。
イン8でリヤに取り付けられる全てのドアのアッセンブ
リを組み立てるので、メインラインでの工数偏差を低減
するとともに、リヤに取り付けられるドアを組み立てる
工数偏差が低減する。また、この自動車組立方法は、機
種の違いによるメインライン2,3,4,5,6の余剰
作業者やリヤドアライン8での余剰作業者を利用してテ
ールゲートアッセンブリを組み立てるので、機種の違い
による工数偏差が更に低減する。その結果、この自動車
組立方法は、システム全体として工数偏差が吸収され、
組立効率が向上する。
されることなく、様々な形態で実施される。例えば、自
動車組立システム1にA〜E機種を組み立てる場合につ
いて説明したが、他の機種に対しても適用可能であり、
適用する全機種に基づいて工程編成を行う。また、5機
種中のD機種とE機種のみテールゲートを取り外す場合
にもテールゲートライン9を設け、テールゲートライン
9でアッセンブリを組み立てるように構成したが、リヤ
ドアライン8をテールゲートアッセンブリが組み立て可
能なラインとすることによって、テールゲートライン9
を設けなくてもよい。
テムは、リヤドアサブラインではリヤドアアッセンブリ
の他にスライドドアアッセンブリも組み立てることがで
きるので、メインラインでスライドドアアッセンブリを
組み立てる必要がない。そのため、自動車組立システム
では、メインラインのライン長を短くすることができ、
システム全体を省スペース化できる。さらに、自動車組
立システムでは、スライドドアまたはリヤドアを備える
機種間での工数偏差を吸収することができ、組立効率が
向上する。
ムは、テールゲートサブラインを設けることによって、
メインラインでテールゲートを組み立てる必要がない。
そのため、自動車組立システムでは、メインラインのラ
イン長を短くすることができ、システム全体を更に省ス
ペース化できる。
ムは、機種の違いによって発生するメインラインあるい
はサブラインでの工数偏差を利用してテールゲートアッ
センブリを組み立てるので、機種の違いによる工数偏差
を吸収し、組立効率が更に向上する。
は、リヤドア組立工程でリヤドアアッセンブリあるいは
スライドドアアッセンブリを同一のリヤドアサブライン
で組み立てるので、メインラインでスライドドアアッセ
ンブリを組み立てる必要がない。そのため、自動車組立
方法では、メインラインのライン長を短くすることがで
き、システム全体を省スペース化できる。さらに、自動
車組立方法では、スライドドアまたはリヤドアを備える
機種間での工数偏差を吸収することができ、組立効率が
向上する。
は、テールゲート組立工程でテールゲートをテールゲー
トサブラインで組み立てるので、メインラインでテール
ゲートを組み立てる必要がない。そのため、自動車組立
方法では、メインラインのライン長を短くすることがで
き、システム全体を更に省スペース化できる。
は、機種の違いによって発生するメインラインあるいは
サブラインでの工数偏差を利用してテールゲートアッセ
ンブリを組み立てるので、機種の違いによる工数偏差を
吸収し、組立効率が更に向上する。
構成図である。
ドアラインおよびテールゲートラインの構成図である。
立てられる各機種(5機種)のドア関連のアッセンブリ
を組み立てるための工程数を示す図である。
立てられる各機種(5機種)のメインラインでの工程数
を示す図である。
ャートである(5機種全てテールゲートを取り外す場
合)。
ャートである(5機種中のD機種とE機種のみテールゲ
ートを取り外す場合)。
機種(5機種)のドア関連のアッセンブリを組み立てる
ための工程数を示す図である。
ン) 8・・・リヤドアライン(リヤドアサブライン) 9・・・テールゲートライン(テールゲートサブライ
ン)
Claims (6)
- 【請求項1】 複数機種の自動車を組み立てることがで
き、前記複数機種の中にスライドドアおよび/またはテ
ールゲートを備える機種を含む自動車組立システムであ
って、 フロントドアアッセンブリを組み立てるフロントドアサ
ブラインと、 リヤドアアッセンブリまたはスライドドアアッセンブリ
を組み立てるリヤドアサブラインと、 前記フロントドアアッセンブリを組み付けるとともに、
前記リヤドアアッセンブリまたは前記スライドドアアッ
センブリを組み付けるメインラインと、 を備えることを特徴とする自動車組立システム。 - 【請求項2】 テールゲートアッセンブリを組み立てる
テールゲートサブラインを備え、 前記メインラインで前記テールゲートアッセンブリを組
み付けることを特徴とする請求項1に記載の自動車組立
システム。 - 【請求項3】 前記テールゲートアッセンブリを組み立
てるための工数として、前記メインラインまたは前記リ
ヤドアサブラインでの余剰工数を割り当てることを特徴
とする請求項1または請求項2に記載の自動車組立シス
テム。 - 【請求項4】 複数機種の自動車を組み立てることがで
き、前記複数機種の中にスライドドアおよび/またはテ
ールゲートを備える機種を含む自動車組立方法であっ
て、 フロントドアアッセンブリをフロントドアサブラインで
組み立てるフロントドア組立工程と、 リヤドアまたはスライドドアを備える機種の場合、リヤ
ドアアッセンブリまたはスライドドアアッセンブリをリ
ヤドアサブラインで組み立てるリヤドア組立工程と、 前記フロントドアアッセンブリをメインラインで組み付
け、リヤドアまたはスライドドアを備える機種の場合に
は前記リヤドアアッセンブリまたは前記スライドドアア
ッセンブリを前記メインラインで組み付けるドア組付工
程と、 を含むことを特徴する自動車組立方法。 - 【請求項5】 前記テールゲートを備える機種の場合、 テールゲートアッセンブリをテールゲートサブラインで
組み立てるテールゲート組立工程と、 前記テールゲートアッセンブリを前記メインラインで組
み付けるテールゲート組付工程と、 を含むことを特徴とする請求項4に記載の自動車組立方
法。 - 【請求項6】 前記テールゲートアッセンブリを組み立
てるための工数として、前記メインラインまたは前記リ
ヤドアサブラインでの余剰工数を割り当てることを特徴
とする請求項4または請求項5に記載の自動車組立方
法。
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