JP4282545B2 - 車体組立ラインにおけるドア搬送方法及び搬送装置 - Google Patents

車体組立ラインにおけるドア搬送方法及び搬送装置 Download PDF

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Description

本発明は、車体の組立、生産ラインにおけるドア搬送技術に関する。
従来、車体組立ラインにおいて、通常、ドアは組立ラインの初工程で車体から取り外され、ドア搬送ラインのドアハンガに移載された後ドア小組ラインに向けて搬送され、ドア小組ラインでドアに小組部品を組み付けると、これを再びドアハンガに移載して車体組立ラインの取付部に向けて搬送し、ドア取付け個所において車体に取り付けるようにしている。このような技術として、例えば、図7に示すように、車体組立用メインライン51の途中に、ドアを取り外すための取外し個所51xと、ドアを取り付けるための取付け個所51yが設けられ、また、メインライン51の側方には、ドア小組ライン52が二本平行に配設されるような装置構成が一般的である。そして、このドア小組ライン52の一方側のスラットコンベアライン52aで左側ドアの小組を行い、他方側のスラットコンベアライン52bで右側ドアの小組を行うようにされ、また、前記取外し個所51xと取付け個所51yの間には、各スラットコンベアライン52a、52bに近接するような形態で二本のオーバーヘッド式のドア搬送ライン53a、53bが配設され、それぞれのドア搬送ライン53a、53bには、ハンガ54が走行自在にされている。
そして、取外し個所51xで車体Wから左右のドアを取り外した後、左側のドアについては、左側ドア搬送ライン53aのハンガ54に人手で搭載した後、左側ドア組付け用のスラットコンベアライン52aに送り込み、右側のドアについては、右側ドア搬送ライン53bのハンガ54に人手で搭載した後、右側ドア組付け用のスラットコンベアライン52bに送り込むことで、各ドアに小組部品を組み付けるようにしている。そして、各スラットコンベアライン52a、52bで小組が完了すると、そのドアは、再びハンガ54に人手で搭載され、各ドア搬送ライン53a、53bを通して取付け個所51yに搬送される。
一方、上記の装置構成は、取外したドアをハンガに移載したり、ハンガから降ろしたドアをスラットコンベアに移載するような作業を人手で行うようにしているが、このような移載作業を自動化したような技術(例えば、特許文献1参照。)も知られており、この技術では、車体を搬送するメインラインのドア取外し個所で左右のドアを取り外すと、車両一台分のドアを纏めて一台のハンガに自動移載してオーバーヘッドコンベアによりドア小組ラインまで搬送し、例えば、右側のドアをドア小組ラインの右側ドア小組スラットコンベア上に自動移載した後、ハンガをUターンさせて、左側のドアをドア小組ラインの左側ドア小組スラットコンベア上に自動移載するようにするとともに、ドア小組ラインからハンガにドアを自動移載する時も、ほぼ同様な構成で行うようにしている。
特開平4−358976号公報
ところが、図7に示すような装置構成では、ドア搬送ライン53a、53bが二本必要となり、占有面積が大きくなるばかりでなく、ドアハンガ54も左右ドア用が個々に必要になるためコスト高になるという問題があった。この際、ドア搬送ラインを一つにしてドアハンガに車両一台分のドアを載置して搬送することも考えられるが、取外し個所51xで取り外したドアをドアハンガ54に移載したり、ドアハンガ54上のドアをスラットコンベアライン52a、52bのパレット上に移載したり、スラットコンベアライン52a、52bのパレット上のドアをハンガ54に移載したり、取付け個所51yでハンガ54上のドアを車体Wに移載したりする場合に、少なくともいずれか一方側のドアを積載するための距離が長くなる等、移載工数が大きくなって人的労力が多大になるという問題がある。
一方、特許文献1の技術の場合、オーバーヘッドコンベアの搬送レールを蛇行させつつ長く敷設し、しかも右側ドア小組スラットコンベアを左側ドア小組スラットコンベアより長くする必要があり、コスト高になるとともに占有面積も大きくなるという不具合があった。また、大量生産時には、ドアハンガ上に移載する作業や、ドア小組ラインに移載する作業などを自動で行うようにしているが、中量または少量生産の場合は、人が行える作業を人に置き換えるようにしており、例えばオーバーヘッドコンベアのドアハンガから左右のドア小組ラインへの移載や、左右のドア小組ラインからオーバーヘッドコンベアのドアハンガへの移載を人手で行うようにしているが、この場合には、前記例と同様に、移載工数が大きくなって人的労力が多大になるという問題がある。
そこで本発明は、特に人手を活用してドアの移載作業を行う際に、人的労力の軽減が図られるとともに、占有面積の少ない設備構成が可能なドア搬送装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、車体搬送用のメインラインのドア取外し個所で車体から取り外した車両一台分のドアをドア搬送用コンベアの1台のハンガに移載してドア小組ラインに向けて搬送した後、それぞれのドアをドア小組ラインに投入し、ドア小組ラインで小組の完了した各ドアを前記ハンガで受取ってメインラインのドア取付け個所に向けて搬送するようにしたドア搬送方法において、前記ハンガにドアを搭載しまたは積み降ろす移載個所において、該ハンガを、前記ドア搬送用コンベアに係合させた状態で垂直軸周りに回転させ、ドア搬送時とドア移載時のハンガの姿勢を変換させ、前記メインラインのドア取外し箇所及び前記メインラインのドア取付け箇所では、前記ハンガの向きを前記メインラインに対して直角にするようにした。
このように、ドアを移載する際、ハンガを垂直軸周りに回転させることで、車両一台分のドアを同時に一台のハンガに搭載したり、一台のハンガから車両一台分のドアを同時に降ろすような作業を楽に行うことができるようになり、移載に伴う人的労力の軽減化が図られると同時に、ドア搬送用コンベアが一本に纏まり、しかもドア搬送用コンベアを短くできるため、省スペース化が図られる。
そして、本発明では、この際の装置として、前記ドア搬送用コンベアラインの途中の移載個所に、前記ハンガを前記ドア搬送用コンベアに係合させた状態で垂直軸周りに回転させることのできる回転機構を設け、前記メインラインのドア取外し箇所及び前記メインラインのドア取付け箇所では、前記ハンガの向きを前記メインラインに対して直角にするようにした。ここで、ドア搬送用コンベアラインの途中の移載個所とは、車体から取り外した車両一台分のドアをハンガに搭載する個所や、ドア小組ラインのパレットにドアを移載するためハンガからドアを降ろす個所や、ドア小組ラインから小組の終えたドアをハンガに移載する個所や、再びドアを車体に取り付けるためハンガからドアを降ろす個所である。


車体組立ラインにおいて、ドアを取り外して小組部品を組み付けた後、これを再び車体に取り付けるような作業を行うにあたり、ドア搬送用コンベアの途中の移載個所でハンガを垂直軸周りに回転させることで、車両一台分のドアの移載作業が楽に行えるようになり、移載に伴う人的労力の軽減化が図られると同時に、ドア搬送用コンベアが一本に纏まり、しかもドア搬送用搬路を短くできるため設備スペースの小型化が図られる。
本発明の実施の形態について添付した図面に基づき説明する。ここで、図1は本発明のドア搬送装置を適用した車両組立ラインのライン構成の一例を示す概略図、図2はドア搬送装置の正面図、図3は図2のA視図、図4は回転位相決め部の内部透視図、図5は図4のB視図、図6は図5のC−C視図である。
本発明に係るドア搬送方法及び搬送装置は、車両組立ラインにおいて、車体からドアを取り外してドア小組ラインに搬送すると同時に、小組が完了したドアを車体に取り付ける個所に搬送するドア搬送用コンベアの設備スペースを小型化し、また、ドア移載を人手作業によって行う際に、人的労力の軽減を図ることができるようにされている。
車体組立ラインは、図1に示すように、車体を搬送する車体組立メインライン1を備えており、このメインライン1の途中には、ドア取外し個所1xとドア取付け個所1yが設けられるとともに、このメインライン1の側方には、ドアに小組部品を組み付けるためのドア小組ライン2が配設されている。そして、このドア小組ライン2は、左側ドア小組用と右側ドア小組用の二本のスラットコンベアライン2a、2bを平行に備えており、各スラットコンベアライン2a、2bの始端3pから終端3qに向けてドアをパレットで搬送することで小組部品を組み付けることができるようにされている。
そして、ドア取外し個所1x近傍の移載部Xからスラットコンベアライン2a、2bの始端3p近傍の移載部P、終端3q近傍の移載部Q、ドア取付け個所1y近傍の移載部Yを経由して再びドア取外し個所1x近傍の移載部Xに戻る無端状オーバーヘッド式のドア搬送用コンベアライン4が設けられており、このドア搬送用コンベアライン4には、車両一台分のドアを搭載可能なハンガ5が設けられるとともに、ドア取外し個所1x近傍の移載部Xとドア取付け個所1y近傍の移載部Yとの間のドア搬送用コンベアライン4はメインライン1と平行にされている。
前記ハンガ5は、図2に示すように、ドア搬送用コンベアライン4の搬送レール6を走行自在なフロントトロリ7、センタトロリ8、リヤトロリ9を備えており、フロントトロリ7とセンタトロリ8は連結杆11により連結され、センタトロリ8とリヤトロリ9は各支持軸12、13を介して基枠14に連結されている。そして、フロントトロリ7やセンタトロリ8やリヤトロリ9は、断面コの字型の搬送レール6にそれぞれ支持ローラ15と振れ止めローラ16により支持されている。
前記基枠14の中央部には、支持柱17が取り付けられており、この支持柱17は、上部支持柱17aと下部支持柱17bとが回転位相決め部18を介して連結されている。そして、下部支持柱17bの下端部は、ハンガ部材19の中央部に接合されている。
ハンガ部材19の先端側には、図3にも示すように、左右のフロントドアWfを支持するフロントドア支持板21a、21bが配設され、後端側には、左右のリヤドアWrを支持するリヤドア支持板22a、22bが配設されている。そして、左右のフロントドア支持板21a、21bには、フロントドアWfの下端部を載置する載置部材23と、フロントドアWfのヒンジ部側を前方から支持する支持部材24が立設されており、また、フロントドアWfの掛け金部側を後方から支持する揺動式の支持部材25が設けられている。
また、左右のリヤドア支持板22a、22bには、リヤドアWrの下端部を載置する載置部材26と、リヤドアWrのヒンジ部側を前方から支持する支持部材27が立設されており、また、リヤドアWrの掛け金部側を後方から支持する揺動式の支持部材28が設けられている。
前記回転位相決め部18は、図4に示すように、下部支持柱17bの上端に円盤部材29が取り付けられ、この円盤部材29の周縁の円周上等間隔に六本の支持柱31がボルト32により固定されている。そして、この支持柱31の上部には、前記円盤部材29より若干小径で且つ中央部に上部支持柱17aを挿通せしめることのできる半円孔を有する半円盤部材33が左右対称に配設され、ボルト32で固定されている。また、それぞれの半円盤部材33の中央部下面には、左右対称な位置に下方に向けて突出する突起部34が設けられており、この突起部34は、その長さ方向に対して、基端側から先端側に向けてテーパ状に先細りになるように略台形状に形成されている。
そして、前記円盤部材29と半円盤部材33の外周部には、円筒部材35が取り付けられ、また、円盤部材29の中央部には、ピン部材36が立設されている。
一方、半円盤部材33の半円孔を挿通した上部支持柱17aの下端部には、インデックス部材37が取り付けられ、このインデックス部材37の周縁部には、前記突起部34を嵌合せしめることのできる切欠き部38が円周上等間隔に四ヶ所形成されている。そして、この切欠き部38は、図6にも示すように、前記突起部34の形状に対応し、長さ方向に対して上面側から下面側に向けてテーパ状に先細りとなる形状にされている。
また、インデックス部材37の中央部にはスリーブ部材39が圧入されており、このスリーブ部材39の中央の挿通孔に、前記ピン部材36が摺動自在に挿通している。
ところで、図1に示すドア搬送用コンベアライン4のうち、それぞれの移載部X、Y、P、Qには、ハンガ5を垂直軸周りに回転させるための回転機構40(図2)が設けられている。
この回転機構40は、図2に示すように、基板41上に配設されるターンテーブル42と、このターンテーブル42を回転駆動するためのサーボモータ43と、ターンテーブル42上に配設される油圧式昇降シリンダ44を備えており、この油圧式昇降シリンダ44のロッド先端に昇降円盤45が取り付けられている。そして、この昇降円盤45が上昇すると、ハンガ5のハンガ部材19下面に当接し、ハンガ部材19を所定ストローク持ち上げることができるようにされている。
また、ドア搬送用コンベアライン4の搬送レール6の近傍には、各移載部X、Y、P、Qに該当する個所に、図3に示すようなストッパ装置46とリミットスイッチ47が設けられる一方、ハンガ5のフロントトロリ7にはロッド48が取り付けられている。そして、各移載部X、Y、P、Qの位置までハンガ5が走行してくると、ロッド48がリミットスイッチ47を蹴ることにより、ストッパ装置46が作動してハンガ5を停止させることができるようにされている。
以上のような構成のドア搬送用コンベアライン4の作用等について説明する。
まず、空の状態のハンガ5がドア取外し個所1x近傍の移載部Xの位置まで来ると、ロッド48がリミットスイッチ47を蹴ってストッパ装置46によりハンガ5が停止する。次いで、回転機構40の昇降シリンダ44が伸長作動し、昇降円盤45がハンガ部材19の下面に当接し、ハンガ部材19と下部支持柱17bを所定ストローク上昇させる。
これにより、図4の鎖線に示す状態から実線に示すように、それまでインデックス部材37の切欠き部38に係合していた半円盤部材33の突起部34が上昇して、上部支持柱17aと下部支持柱17bの係合が解除され、次いで、サーボモータ43によりターンテーブル42が90度回転することにより、ハンガ部材19の向きがメインライン1に対して直角となる。
その後、昇降シリンダ44が縮退作動し、下部支持柱17bとハンガ部材19が下降すると、半円盤部材33の突起部34がインデックス部材37の位相が90度異なる切欠き部38に係合する。
この状態で左側ドア用の作業員が車体Wから取り外した左側フロントドアWf、左側リヤドアWrをハンガ5の左側フロントドア支持板21a、左側リヤドア支持板22a上に載置して固定し、右側ドア用の作業員が車体Wから取り外した右側フロントドアWf、右側リヤドアWrをハンガ5の右側フロントドア支持板21b、右側リヤドア支持板22b上に載置して固定する。
この際、ハンガ部材19の向きはメインライン1に対して直角方向を向いているため、左右両方のドアの移載作業が楽に行われる。
車両一台分のドアがハンガ5に移載されると、作業者はスイッチを操作することにより油圧式昇降シリンダ44を伸長作動させる。すると、昇降円盤45が上昇し、ハンガ部材19と下部支持柱17bを所定ストローク上昇させ、突起部34とインデックス部材37の係合が解除される。次いで、サーボモータ43が作動してターンテーブル42が90度回転し、ハンガ5の向きがメインライン1と平行になる。次いで、昇降シリンダ44が縮退作動し、突起部34とインデックス部材37の切欠き部38が係合し、ハンガ部材19の姿勢が固定される。そして、この状態でハンガ5は搬送レール6に沿ってドア小組ライン2に向けて走行する。
次に、ハンガ5がスラットコンベアライン2a、2bの始端3p近傍の移載部Pまでくると、ロッド48がリミットスイッチ47を蹴ってストッパ装置46によりハンガ5が停止する。次いで、前記と同様な要領によりハンガ5のハンガ部材19の向きが90度変換され、この状態で左側スラットコンベアライン2a側の作業員が左側フロントドアWf、左側リヤドアWrをハンガ5から降ろし、左側スラットコンベアライン2a上のパレットに移載する。また右側スラットコンベアライン2a側の作業員が右側フロントドアWf、右側リヤドアWrをハンガ5から降ろし、右側スラットコンベアライン2b上のパレットに移載する。
次いで作業者はスイッチを操作することで、ハンガ5のハンガ部材19の姿勢は元の姿勢に変換され、スラットコンベアライン2a、2bの終端3q側近傍の移載部Qに向けて走行する。
一方、パレット上に移載された左右のドアWf、Wrは各スラットコンベアライン2a、2bを流動し、その間に小組部品が組み付けられる。
ハンガ5がスラットコンベアライン2a、2bの終端3q近傍の移載部Qまで来ると、前記と同様な手順によりハンガ部材19の姿勢が90度変換され、小組の完了した左右のドアWf、Wrが作業員によってハンガ5に移載される。そして、移載が完了すると、ハンガ部材19の姿勢が90度変換され、ドア取付け個所1y近傍の移載部Yに向けて走行する。
ハンガ5が移載部Yに到達すると、ロッド48がリミットスイッチ47を蹴ってストッパ装置46によりハンガ5が停止する。次いで、前記と同様な要領によりハンガ部材19の向きが90度変換され、メインライン1に対して直角方向となる。そして、左側ドア用の作業員がハンガ5上の左側フロントドアWf、左側リヤドアWrを車体Wに取り付け、右側ドア用の作業員がハンガ5上の右側フロントドアWf、右側リヤドアWrを車体Wに取り付ける。
そして、すべてのドアが取り付けられると、空になったハンガ5は、ハンガ部材19の姿勢を搬送状態に戻し、ドア取外し個所1x近傍の移載部Xに向けて走行し、この操作が繰り返されるが、移載時のハンガ部材19の姿勢が移載に容易な姿勢に変換されるため、左右のドア共、移載作業を楽に行うことができる。
また、ドア搬送用コンベアライン4が一本に纏まり、しかも搬路を短くできるため、設備スペースの小型化が図られる。
なお、本発明は以上のような実施形態に限定されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載した事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を奏するものは本発明の技術的範囲に属する。
車両組立ラインにおいて、車体から取外したドアを小組ラインに向けて搬送し、小組の完了したドアを車体に向けて搬送し取付ける際、ドアの移載部でドア搬送用ハンガの姿勢を変換することで、ハンガに車両一台分のドアを移載する作業を楽に行うことができ、また、ドア搬送用レールを一本に纏め、しかも短くできるため省スペース化が図られる。
本発明のドア搬送装置を適用した車両組立ラインのライン構成の一例を示す概略図 ドア搬送装置の正面図 図2のA視図 回転位相決め部の内部透視図 図4のB視図 図5のC−C視図 従来の車両組立ラインのライン構成の一例を示す説明図
符号の説明
1…車両組立メインライン、1x…ドア取外し個所、1y…ドア取付け個所、2…小組ライン、4…ドア搬送用コンベアライン、5…ハンガ、19…ハンガ部材、40…回転機構、P、Q、X、Y…移載部、W…車体。

Claims (2)

  1. 車体搬送用のメインラインのドア取外し個所で車体から取り外した車両一台分のドアをドア搬送用コンベアの1台のハンガに移載してドア小組ラインに向けて搬送した後、それぞれのドアをドア小組ラインに投入し、ドア小組ラインで小組の完了した各ドアを前記ハンガで受取ってメインラインのドア取付け個所に向けて搬送するようにしたドア搬送方法であって、前記ハンガにドアを搭載しまたは積み降ろす移載個所において、該ハンガを、前記ドア搬送用コンベアに係合させた状態で垂直軸周りに回転させ、ドア搬送時とドア移載時のハンガの姿勢を変換させ、前記メインラインのドア取外し箇所及び前記メインラインのドア取付け箇所では、前記ハンガの向きを前記メインラインに対して直角にすることを特徴とする車体組立ラインにおけるドア搬送方法。
  2. 車体搬送用のメインラインのドア取外し個所で車体から取り外した車両一台分のドアをドア搬送用コンベアの1台のハンガに移載してドア小組ラインに向けて搬送した後、それぞれのドアをドア小組ラインに投入し、ドア小組ラインで小組の完了した各ドアを前記ハンガで受取ってメインラインのドア取付け個所に向けて搬送するようにしたドア搬送装置であって、前記ドア搬送用コンベアラインの途中の移載個所に、前記ハンガを、前記ドア搬送用コンベアに係合させた状態で垂直軸周りに回転させることのできる回転機構を設け、前記メインラインのドア取外し箇所及び前記メインラインのドア取付け箇所では、前記ハンガの向きを前記メインラインに対して直角にすることを特徴とする車体組立ラインにおけるドア搬送装置。
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