JP2000107960A - シャトルコンベアと、シャトルコンベアを用いたボルト仮置き用設備 - Google Patents

シャトルコンベアと、シャトルコンベアを用いたボルト仮置き用設備

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JP2000107960A
JP2000107960A JP10277604A JP27760498A JP2000107960A JP 2000107960 A JP2000107960 A JP 2000107960A JP 10277604 A JP10277604 A JP 10277604A JP 27760498 A JP27760498 A JP 27760498A JP 2000107960 A JP2000107960 A JP 2000107960A
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三益 永福
Tomoyasu Nakao
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワーク受取りステージおよびワーク戻しステ
ージと作業ステージとの間にワークを往復動させる用途
に適したシャトルコンベアを提供する。 【解決手段】 シャトルコンベア12は、横方向に往復
移動可能なシャトル本体40を備えている。シャトル本
体40に設けた昇降可能なシャトルアーム61,62
は、ワーク受取りステージT1からボルト仮置きステー
ジT2に向う往路において第1の旋回位置にあってパレ
ット15の両側縁部を支持する。ワークは、ボルト仮置
きステージT2からワーク払い出しステージT3へはサ
ブコンベア14で移動する。シャトルアーム61,62
は、ワーク払い出しステージT3からワーク戻しステー
ジT4に向う復路において180°反転し、パレット1
5の両側縁部を支持する。ボルト仮置きステージT2
に、ハウジング1を乗せる仮受け台80と、ハウジング
1の中心出しを行なうワークガイド機構13が設けられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば機械部品の
組立工程などに好適に使用されるシャトルコンベアと、
シャトルコンベアを用いたボルト仮置き用設備に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車の駆動軸などに装備される差動機
は、図15に示すようなハウジング1とディファレンシ
ャルキャリア2を備えている。ハウジング1の両側部に
車軸管3が設けられている。ハウジング1の端面に円形
の開口部4が形成されており、この開口部4の周縁部に
複数本のボルト5が周方向に所定ピッチで設けられてい
る。これらのボルト5はハウジング1の端面から突出し
ている。
【0003】ボルト5は、ディファレンシャルキャリア
2をハウジング1に締結するために使用される。各ボル
ト5は、ハウジング1に形成されたボルト挿入孔6に予
め仮置きされた状態で、ボルト圧入機に搬入され、ボル
ト圧入機によってハウジング1の内側からボルト挿入孔
6に圧入される。このためボルト5をボルト挿入孔6に
圧入する前に、予め全てのボルト5を、手作業などによ
りハウジング1のボルト挿入孔6に差し込む作業が行な
われている。この作業をこの明細書ではボルト仮置き作
業と呼ぶ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のボルト仮置き作
業を行なったのち、ボルト圧入機までハウジング1を搬
送するために、図16に示すようにハウジング1をパレ
ット7に乗せることがある。その場合、ハウジング1の
下面側に突出する全てのボルト5をパレット7のボルト
受入れ孔8に挿通する必要がる。このため、ハウジング
1を1台ずつ巻上機などによって持ち上げ、全てのボル
ト5をパレット7のボルト受入れ孔8に対して位置決め
しつつ、ボルト受入れ孔8に同時に挿通する作業を行な
う必要がある。このためボルト仮置き作業に時間がかか
るだけでなく、労力を要する作業でもあった。
【0005】また、ボルト仮置きステージ等の作業ステ
ージは、作業員の安全を確保するためにメインコンベア
から十分離れた位置に設ける必要があるため、メインコ
ンベアからボルト仮置きステージまでハウジング1を搬
送する作業や、ボルトの仮置き作業が終了したハウジン
グ1をボルト仮置きステージから再びメインコンベア上
に戻す作業に時間がかかり、労力を要していた。
【0006】従って本発明の目的は、ハウジング等のワ
ークを、メインコンベア上に設けたワーク受取りステー
ジおよびワーク戻しステージとメインコンベアから離間
した位置に設けた作業ステージとの間で、パレットごと
容易に移送することができるシャトルコンベアと、ボル
トの仮置き作業を容易に行なうことができるようなボル
ト仮置き用設備を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を果たすため
の本発明のシャトルコンベアは請求項1に記載したよう
に構成され、シャトル本体はそのシャトルアームによっ
てワークが置かれたパレットを保持した状態で、シャト
ル走行機構により、ワークが置かれたパレットの受け渡
しをするワーク受取りステージおよびワーク戻しステー
ジと、前記パレットに置かれたワークに対して作業を行
なうための作業ステージとの間を往復移動する。ワーク
受取りステージから作業ステージに向う往路移動時にシ
ャトルアームは第1の旋回位置にある。
【0008】作業ステージからワーク戻しステージに向
う復路移動時にはシャトルアームが反転して第2の旋回
位置となることにより、サブコンベアからワークをパレ
ットごと受け取り、メインコンベアまで搬送する。シャ
トルアームは、前記いずれの旋回位置にあってもパレッ
トの縁部の所定位置を支持できるような凸部等の位置決
め部を有しているとよい。このシャトルアームは、昇降
機構によって昇降駆動され、メインコンベアに対しパレ
ットの受け渡しを行なう際にシャトルアームがコンベア
下まで移動する。また、シャトル本体がワーク受取りス
テージおよびワーク戻しステージと作業ステージとの間
を横行する際に、シャトルアームは昇降機構によって搬
送高さまで上昇する。
【0009】本発明のボルト仮置き用設備は請求項2に
記載したように構成され、シャトルコンベアによって保
持されたワークは、ボルト仮置きステージにおいて、シ
ャトルアームと一体に降下し、その降下の途中でワーク
が仮受け台に乗る。シャトルアームがさらに降下するこ
とにより、パレットがサブコンベア上に乗る。この状態
で、ワークのボルト挿入孔にボルトを仮置きし、必要に
応じてサブリングをパレット本体に乗せる。そののち仮
受け台が降下することにより、ワークがパレットに向っ
て降下するとともに、その途中でワークの開口部にガイ
ド部材が進入してワークの心出しがなされつつワークが
パレット上に乗る。このためワークから突出するボルト
の位置とパレットのボルト受入れ孔の位置が合うように
なる。
【0010】こうしてパレット上に乗ったワークは、サ
ブコンベアによってワーク払い出しステージまで搬送さ
れる。このワーク払い出しステージでは前記シャトルア
ームが反転して第2の旋回位置にあり、シャトルアーム
によってワークがパレットごと受け取られたのち、メイ
ンコンベア側のワーク戻しステージに向って移送され
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態のボ
ルト仮置き用設備10について、添付図面を参照して説
明する。図1(平面図)に概略を示すボルト仮置き用設
備10は、ワークの一例としての車両用差動機のハウジ
ング1を搬送するメインコンベア11と、メインコンベ
ア11のワーク受取りステージT1からボルト仮置きス
テージ(作業ステージ)T2までの間およびワーク払い
出しステージT3からワーク戻しステージT4までの間
を往復移動するシャトルコンベア12と、ボルト仮置き
ステージT2に設けたワークガイド機構13と、ボルト
仮置きステージT2からワーク払い出しステージT3に
わたるサブコンベア14と、ハウジング1を乗せるため
のパレット15などを備えている。
【0012】ワーク受取りステージT1とワーク戻しス
テージT4は、ハウジング1が置かれたパレット15の
受け渡しをするためにメインコンベア11上に設けられ
ている。作業ステージとしてのボルト仮置きステージT
2は、パレット15に置かれたハウジング1に対して作
業を行なうためにメインコンベア11から離間してサブ
コンベア14側に配設されている。
【0013】メインコンベア11は、パレット15上に
ハウジング1を乗せた状態で、図1および図2等におい
て矢印F1で示す方向に、コンベア駆動機構11a(図
3に一部を示す)によって移動する。パレット15上に
乗ったハウジング1はメインコンベア11の両側に車軸
管3が突出し、かつ、開口部4を下に向けた姿勢で、上
記F1方向に搬送される。
【0014】図2に示すようにメインコンベア11はコ
ンベアフレーム16にほぼ水平に設置されている。メイ
ンコンベア11の下方に、パレット返送コンベア17が
設けられている。パレット返送コンベア17は、メイン
コンベア11の搬送方向とは逆向き(図2に矢印Rで示
す方向)に移動し、メインコンベア11の搬送上流側に
下記パレット15を返す機能を担っている。
【0015】図4にパレット15の一例を示す。このパ
レット15は,パレット本体15aと、必要に応じてパ
レット本体15aに設ける着脱可能なサブリング15b
とを含んでいる。パレット本体15aの上面側に、ハウ
ジング1のおおまかな位置を規制するためのブラケット
20が設けられており、図5に示すようにハウジング1
を水平な姿勢で保持できるようになっている。パレット
本体15aの中央に、円形の開口部21が形成されてお
り、開口部21の周りに所定ピッチで複数のボルト受入
れ孔22が設けられている。ボルト受入れ孔22は前記
ボルト5を挿通可能な内径であり、パレット本体15a
を上下方向に貫通している。
【0016】サブリング15bは、後述するボルト仮置
きステージT2において,ハウジング1の種類に応じて
パレット本体15a上の所定位置に載置される。サブリ
ング15bの中央にも円形の開口部25が形成されてお
り、この開口部25の周りに所定ピッチで複数のボルト
受入れ孔26が設けられている。これらボルト受入れ孔
26も前記ボルト5を挿通可能な内径であり、各ボルト
受入れ孔26はサブリング15bを上下方向に貫通して
いる。パレット本体15aの一部に、ハウジング1の種
類等を識別可能なデータを記録したIDカード等の識別
部27が設けられている。
【0017】パレット本体15aの所定位置に位置決め
用の孔30が形成されている。この位置決め用の孔30
に、ボルト仮置きステージT2に設けた下記ロケーショ
ンピン121(図11に示す)を下側から挿入すること
により、ボルト仮置きステージT2におけるパレット本
体15aの位置が規制されるようになっている。
【0018】ワーク受取りステージT1からボルト仮置
きステージT2までの間およびワーク払い出しステージ
T3からワーク戻しステージT4までの間を往復移動す
るシャトルコンベア12は、メインコンベア11によっ
てワーク受取りステージT1まで搬送されてきたハウジ
ング1をパレット15ごとボルト仮置きステージT2ま
で移送する機能と、ボルト仮置きステージT2において
ボルト5が仮置きされたハウジング1を、パレット15
に乗せたままワーク払い出しステージT3からメインコ
ンベア11上のワーク戻しステージT4まで戻す機能を
担っている。
【0019】シャトルコンベア12は図6から図9に示
すように構成されている。このシャトルコンベア12
は、水平方向に延びる横フレーム35と、横フレーム3
5を工場の床側に支える縦フレーム36(図2に示す)
などから構築されたフレーム構体37を有している。図
1等に示すように、横フレーム35は、メインコンベア
11の側方に位置するボルト仮置きステージT2に向っ
てメインコンベア11の搬送方向F1と直交する方向に
延びている。この横フレーム35に沿って、シャトル本
体40が水平方向に往復移動するように構成されてい
る。
【0020】シャトル本体40を移動させるためのシャ
トル走行機構41は、横フレーム35に沿って水平方向
に設けたラック42(図7に示す)と、ラック42に噛
み合うギヤ43と、ギヤ43を回転させるモータ44
と、ラック42と平行な横行ガイド45などを備えて構
成されている。モータ44はシャトル本体40に搭載さ
れており、モータ44によってギヤ43を回転させるこ
とにより、シャトル本体40が、ワーク受取りステージ
T1とボルト仮置きステージT2との間を往復移動する
ことができるようになっている。
【0021】シャトル本体40は、横行ガイド45に沿
って水平方向に移動する可動ベース50と、可動ベース
50の下部に設けた昇降体51と、昇降体51を昇降さ
せるためのアクチュエータ52を有する昇降機構53
と、昇降体51が上下方向に真っ直ぐに移動できるよう
に昇降体51の上下方向の動きを案内する左右一対のガ
イドロッド54などを備えて構成されている。
【0022】前記アクチュエータ52は2本の流体圧シ
リンダ52a,52bを直列に連結したデュアルシリン
ダタイプであり、シリンダ52a,52bがいずれも伸
び側に作動したときに、後述するシャトルアーム61,
62が下降端すなわちサブコンベア14よりも低い位置
Lまで降下し、シリンダ52a,52bがいずれも縮み
側に作動したときに、シャトルアーム61,62が上昇
端すなわち搬送高さHまで上昇するようになっている。
また一方のシリンダ52aが伸び側、他方のシリンダ5
2bが縮み側に作動した状態において、シャトルアーム
61,62が中間の高さすなわちメインコンベア11よ
りも少し低い位置Mまで下がるといった具合である。
【0023】昇降体51は左右一対のシャトルアーム6
1,62を備えている。これらシャトルアーム61,6
2は、それぞれロータリアクチュエータ63によって垂
直軸64を中心に互いに同期して水平面内で180°の
範囲で旋回可能である。すなわちシャトルアーム61,
62は、図8に示すようにシャトル本体40の正面側を
向いた第1の旋回位置から、2点鎖線で示す中立位置N
を経て、図9に示すようにシャトル本体40の背面側を
向く180°反転した第2の旋回位置にわたって、往復
回動できるように構成されている。ロータリアクチュエ
ータ63は、シャトルアーム61,62を旋回させるた
めの旋回機構65を構成する。
【0024】これらシャトルアーム61,62に、それ
ぞれ水平方向に延びる前後一対の支持部材66,67が
設けられている。これら支持部材66,67の両端に
は、パレット15の両側縁部68を支持可能な形状の位
置決め部として機能する上向きの凸部70,71が設け
られている。パレット15の両側縁部68には、前記凸
部70,71が下側から係合可能な形状の凹部(図示せ
ず)が形成されており、これら凹部に対して凸部70,
71がパレット15の下側から嵌合することにより、シ
ャトルアーム61,62に対するパレット15の位置が
規制された状態でシャトルアーム61,62上にパレッ
ト15が水平に支持されるようになっている。
【0025】さらに詳しくは、シャトルアーム61,6
2が図8に示す第1の旋回位置にあるときに、支持部材
66,67の一端側に位置する凸部70がパレット15
の縁部68を支持し、シャトルアーム61,62が図9
に示す第2の旋回位置まで反転したときに、支持部材6
6,67の他端側に位置する凸部71がパレット15の
縁部68を支持するようになっている。このシャトルア
ーム61,62は、パレット15を支持する必要のない
場合には、ストッパ機構72が作動することにより、前
記中立位置Nに止めておくこともできる。
【0026】次に、図10〜図13を参照して、ボルト
仮置きステージT2について説明する。ボルト仮置きス
テージT2は、作業員によるボルト仮置き作業を補助す
るために、ハウジング1の中心出しを行なうためのワー
クガイド機構13と、ボルト5を仮置したハウジング1
をワーク払い出しステージT3まで搬出するためのサブ
コンベア14を備えている。
【0027】さらに詳しくは、ワークガイド機構13
は、ハウジング1の車軸管3を下側から支えるための左
右一対の仮受け台80を有する仮受け部81と、これら
仮受け台80の内側に位置する中心出し(センタリン
グ)用のガイド部82と、パレット15の位置決めを行
なうパレット位置決め機構83などを備えている。
【0028】仮受け部81は、前記仮受け台80と、仮
受け台80を昇降させるためのボールねじ機構などを用
いた仮受け台昇降機構85を備えている。仮受け台昇降
機構85は、図12等に一部を示す上下方向に延びるリ
ードスクリュー86と、リードスクリュー86に螺合す
るナット部材87と、モータ88と、モータ88の回転
力を左右一対の仮受け台80の各リードスクリュー86
に同時に伝えるためのベルトおよびプーリ等の伝動部材
89などを備えており、モータ88を回転させることに
より、伝動部材89を介して、左右一対の仮受け台80
が、互いに同期して上下方向に同一高さまで移動できる
ように構成されている。すなわちこの仮受け台80は、
図11に示す上昇位置と、図12に示す下降位置とにわ
たって往復移動する。
【0029】仮受け台80の上端には、仮受け台80が
前記上昇位置にあるときに車軸管3を水平な姿勢に支持
することのできる形状(例えばV状)の支持部90が形
成されている。この支持部90によって支持されたハウ
ジング1は、車軸管3を中心として前後方向(図11に
矢印Qで示す方向)に回転することができる。
【0030】図10に示すようにガイド部82は、ボル
ト仮置きステージT2に放射状に配置された複数(例え
ば6体)のガイド部材95を備えている。これらのガイ
ド部材95は、ハウジング1の開口部4の内径に応じ
て、図11等に示す連動機構96により、互いに開閉す
る方向に移動可能とし、その開き量Wを調整できるよう
になっている。各ガイド部材95の上端部の外側の面
に、テーパ状に傾斜した案内斜面95aが形成されてい
る。
【0031】連動機構96の一例は、水平方向に延びる
ねじ軸97と、このねじ軸97と一体に回転するベベル
ギヤ98と、ベベルギヤ98を回転させるサーボモータ
99と、ねじ軸97に螺合しかつガイド部材95と一体
にねじ軸97の軸線方向に螺進する雌ねじ部材100な
どを備えている。サーボモータ99の回転運動は、ベベ
ルギヤ98を介して各ねじ軸97に同等に伝達され、ね
じ軸97が回転することにより、その回転量と回転方向
に応じて、各雌ねじ部材100が同じ量だけ移動し、こ
れに伴い各ガイド部材95が互いに同期して同一方向
(開閉する方向)に移動するといった構成である。
【0032】これらガイド部材95や連動機構96は、
固定ベース110に対して上下方向に移動可能な昇降ベ
ース111に設けられている。昇降ベース111は、固
定ベース110に設けた上下方向に沿うガイドレール1
12に沿って昇降し、アクチュエータの一例としての流
体圧シリンダ機構113によって、図11に示す下降位
置と、図12に示す上昇位置(ストッパ114によって
規制される高さ)にわたって昇降させることができるよ
うになっている。
【0033】パレット位置決め機構83は、エアシリン
ダ等のアクチュエータ120によって昇降駆動されるロ
ケーションピン121を備えており、アクチュエータ1
20によってロケーションピン121を上昇させたとき
に、ロケーションピン121がパレット15の位置決め
用の孔30に挿入されることにより、ボルト仮置きステ
ージT2におけるパレット15の水平方向の位置決めを
可能にしている。
【0034】サブコンベア14は、ボルト仮置きステー
ジT2からワーク払い出しステージT3にわたって水平
方向に延び、サブコンベア14上に乗ったパレット15
とハウジング1を、ワーク払い出しステージT3まで前
進(矢印F3で示す方向に移動)させることができるよ
うになっている。
【0035】次に、この実施形態のボルト仮置き用設備
10を用いたボルト仮置き作業の工程について、図14
に示すフローチャート等を参照して説明する。 [工程:S1] 図1において、メインコンベア11に
よって、図示左側から、パレット15とその上に乗った
ハウジング(ワーク)1が、シャトル位置すなわちワー
ク受取りステージT1まで搬入されてくる。この搬入の
時点でパレット本体15aにサブリング15bは乗せら
れていない。サブリング15bは、後述する工程S5に
おいて必要に応じてパレット本体15aに乗せられる。 [工程:S2] 図2あるいは図7等に示すように、シ
ャトルアーム61,62が搬送高さHまで上昇する。こ
のときシャトルアーム61,62は図8に示すように第
1の旋回位置にある。 [工程:S3] シャトル走行機構41が作動し、シャ
トル本体40がラック42と横行ガイド45に沿ってボ
ルト仮置きステージT2まで矢印F2方向に横行(往
路)することにより、ハウジング1がパレット15ごと
ワークガイド機構13の真上まで運ばれる。このときガ
イド部材95は、パレット15の移動経路と干渉しない
ようにするために、シリンダ機構113が縮み側に作動
することによって下降位置まで下がっている。各ガイド
部材95は、ハウジング1の開口部4の内径に応じて、
その開き量W(図11に示す)が連動機構96によって
調整される。 [工程:S4] ハウジング1とパレット15がワーク
ガイド機構13の真上まで移動したのち、シリンダ機構
113が伸び側に作動することによって、ガイド部材9
5が図12に示す上昇位置まで上昇する。仮受け台80
は仮受け台昇降機構85によって図11に示す上昇位置
に移動している。
【0036】そしてシャトルコンベア12の昇降機構5
3が作動することにより、シャトルアーム61,62が
下降端Lまで降下する。シャトルアーム61,62が下
降端Lまで降下する途中で、まず、仮受け台80の支持
部90の上にハウジング1の車軸管3が乗り、さらにシ
ャトルアーム61,62が下降端Lまで下がることによ
り、パレット15がサブコンベア14上に乗る。 [工程:S5] 車軸管3が支持部90上に乗ったら、
図13(A)に示すようにハウジング1の開口部4が作
業者側を向くように、車軸管3を中心にハウジング1を
手で90°程度回転させる。そしてハウジング1の開口
部4に手を入れるなどして、ハウジング1の内側からボ
ルト5をボルト挿入孔6に通したのち、図13(B)に
示すようにハウジング1の開口部4が下を向くように車
軸管3を中心にハウジング1の姿勢を元に戻す。また、
ハウジング1の種類に応じてパレット本体15a上にサ
ブリング15bを乗せる作業も行なう。ハウジング1の
種類によっては、サブリング15bを乗せないこともあ
る。 [工程:S6] 仮受け台昇降機構85のモータ88を
作動させることにより、仮受け台80を降下させる。図
12に示すように、仮受け台80が降下する途中で、ハ
ウジング1の開口部4の内周縁4aが、ガイド部材95
の案内斜面95aに接しながら下がるため、図12に想
像線で示すようにハウジング1が車軸管3を中心として
多少傾いていても、開口部4の内周縁4aが各ガイド部
材95の案内斜面95aにならうように接しながら下が
ることにより、ハウジング1がパレット15に近付くに
つれて、ハウジング1が水平な姿勢になるとともに、ワ
ークガイド機構13に対するハウジング1の中心出し
(センタリング)も同時になされる。
【0037】このときハウジング1の周方向の位置は、
左右一対の仮受け台80の支持部90によって所定位置
に規制されているから、ハウジング1がパレット15上
に乗る前に、全てのボルト5がパレット本体15aのボ
ルト受入れ孔22またはサブリング15bのボルト受入
れ孔26の位置に合うようになる。すなわち、パレット
本体15a上にサブリング15bを乗せている場合に
は、各ボルト5はサブリング15bのボルト受入れ孔2
6に挿通される。サブリング15bを乗せていない場合
には、各ボルト5はパレット本体15aのボルト受入れ
孔22に挿通される。こうしてボルト5の仮置き作業が
終了となる。 [工程:S7] 前記工程S6においてボルト5の仮置
きが終了したのち、サブコンベア14が矢印F3方向に
前進することにより、ハウジング1がパレット15ごと
ワーク払い出しステージT3まで前進する。またシャト
ルアーム61,62が180°反転してシャトル本体4
0の背面側(第2の旋回位置)を向く。 [工程:S8] 昇降機構53が作動して、シャトルア
ーム61,62が搬送送高さHまで上昇することによ
り、ハウジング1がパレット15ごと持ち上げられる。 [工程:S9] シャトル走行機構41が作動し、シャ
トル本体40が矢印F4方向に横行(復路)することに
よって、ハウジング1がパレット15ごとメインコンベ
ア11上のワーク戻しステージT4上に移動し図9に示
す状態となる。 [工程:S10] 昇降機構53が作動し、シャトルア
ーム61,62がメインコンベア11下の中間高さMま
で降下することにより、メインコンベア11上にハウジ
ング1がパレット15ごと乗る。 [工程:S11] メインコンベア11が矢印F1方向
に前進することにより、ハウジング1がパレット15ご
と次工程へ送られる,シャトルアーム61,62は18
0°反転して元の方向(第1の旋回位置)を向き、図8
の状態に戻る。
【0038】以上の一連の工程S1〜S11を経ること
により、ハウジング1台分のボルト仮置き作業が終了す
る。そして新たなハウジング1がメインコンベア11か
らシャトルコンベア12によってボルト仮置きステージ
T2に送られ、前述のボルト仮置き工程S1〜S11が
繰り返される。
【0039】
【発明の効果】請求項1に記載したシャトルコンベアに
よれば、ワーク受取りステージおよびワーク戻しステー
ジと作業ステージとの間を往復移動するシャトル本体の
シャトルアームを、往路移動時と復路移動時とで反転さ
せることにより、シャトルアームの向きに応じてワーク
の移動経路を切り換えてパレットごとワークを移動させ
ることができる。このため1台のシャトルコンベアを用
いていながらメインコンベアとサブコンベア等の動きに
関連付けたシャトル搬送が可能である。
【0040】請求項2に記載したボルト仮置き用設備に
よれば、シャトルコンベアによってワークをパレットご
と降下させるだけの簡単な動作により、パレットからワ
ークを分離させることができ、ワークのボルト仮置き作
業が可能になるとともに、パレット上にサブリングを乗
せることもできるようになる。そして仮受け台を降下さ
せたときにガイド部材によってワークの中心出しを行な
うことができ、パレットのボルト受入れ孔に対するボル
トの位置決めが自動的になされる。こうしてパレット上
へのワークの移載自動化も可能となり、ボルトの仮置き
作業を容易にかつ迅速に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態のシャトルコンベアを有
するボルト仮置き用設備の平面図。
【図2】 図1に示されたボルト仮置き用設備の側面
図。
【図3】 図1に示されたボルト仮置き用設備の正面
図。
【図4】 図1に示されたボルト仮置き用設備のパレッ
トの平面図。
【図5】 図4に示されたパレットにワークを乗せた状
態の平面図。
【図6】 図1に示されたシャトルコンベアの正面図。
【図7】 図1に示されたシャトルコンベアの側面図。
【図8】 図1に示されたシャトルコンベアの平面図。
【図9】 図8に示されたシャトルコンベアのシャトル
アームが反転した状態の平面図。
【図10】 図1に示されたボルト仮置き用設備のボル
ト仮置きステージの平面図。
【図11】 図10中のXI−XI線に沿う断面図。
【図12】 図11に示されたボルト仮置きステージの
ガイド部材が降下した状態の断面図。
【図13】 図11に示されたボルト仮置きステージの
仮受け台とワークの一部を断面で示す側面図。
【図14】 図1に示されたボルト仮置き用設備を用い
たボルト仮置き作業を工程順に示すフローチャート。
【図15】 差動機用のハウジングを示す斜視図。
【図16】 図15に示されたハウジングとパレットの
一部を示す断面図。
【符号の説明】
1…ハウジング 4…開口部 5…ボルト 10…ボルト仮置き用設備 11…メインコンベア 12…シャトルコンベア 13…ワークガイド機構 14…サブコンベア 15…パレット 22,26…ボルト受入れ孔 40…シャトル本体 41…シャトル走行機構 53…昇降機構 61,62…シャトルアーム 65…旋回機構 80…仮受け台 85…仮受け台昇降機構 90…支持部 95…ガイド部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メインコンベア上に設けられ、ワークが置
    かれたパレットの受け渡しをするためのワーク受取りス
    テージおよびワーク戻しステージと、前記メインコンベ
    アから離間して配設されかつ前記パレットに置かれたワ
    ークに対して作業するためのサブコンベア側に設けた作
    業ステージとを有し、 前記ワーク受取りステージおよびワーク戻しステージと
    前記作業ステージとの間を往復移動可能なシャトル本体
    と、 前記シャトル本体を往復移動させるシャトル走行機構
    と、 前記シャトル本体を昇降させる昇降機構と、 前記シャトル本体に設けられて第1の旋回位置から第2
    の旋回位置にわたって略水平方向に反転可能とし、前記
    シャトル本体の往路移動時には前記第1の旋回位置にあ
    ってパレットを支持しかつ前記シャトル本体の復路移動
    時には前記第2の旋回位置に反転して前記パレットを支
    持するシャトルアームと、 前記シャトルアームを前記第1の旋回位置と前記第2の
    旋回位置とにわたって回動させる旋回機構と、 を具備したことを特徴とするシャトルコンベア。
  2. 【請求項2】開口部を有するワークを保持した状態でワ
    ーク受取りステージおよびワーク戻しステージとボルト
    仮置きステージとの間を往復移動しかつ昇降可能なシャ
    トルアームを有するシャトルコンベアと、 前記シャトルアームによって保持された前記ワークがシ
    ャトルアームと一体に降下したときに前記ワークを受け
    止める支持部を有する仮受け台と、 前記仮受け台を昇降させる仮受け台昇降機構と、 前記仮受け台昇降機構により前記仮受け台が降下して前
    記ワークがサブコンベア上に乗る途中において前記ワー
    クの開口部に進入して前記ワークの心出しを行なうガイ
    ド部材と、 を具備したことを特徴とするシャトルコンベアを用いた
    ボルト仮置き用設備。
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