JP3839211B2 - ワーク搬送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、自動車のドア小組みライン等を備えた車体組立てライン等におけるワーク搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、自動車の車体組立てラインの中には、特開昭61−119480号公報に示されているように、ドア取り外し工程で車体より取り外したドアを、取り外しドア搬送装置のハンガー上に移載し、ドアストレージ装置の入口側に搬送し、移載装置及びリフタ装置によって支持台(パレット)上に直立状態で支持するものがある。
【0003】
また、このドアを前記ドアストレージ装置からドア組立ラインに搬送する場合には、前記ドアを支持台(パレット)上に支持した状態でフリーフローコンベア(ベルトコンベア)上を搬送し、ドアに所定の部品の組付けを行い、ドア組立ラインの終端でこのドアを支持台(パレット)上から組立ドア搬送装置のハンガー上に移載してドア取り付け工程に搬送している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のワーク搬送装置にあっては、ドアとドア搬送装置のハンガーの位置決め、ハンガー装置上のドアと支持台との位置決め、支持台上のドアと組立ドア搬送装置のハンガーの位置決めが必要であり、搬送形態の異なる2工程間の移載には位置決め精度が要求されるため位置決め装置の構成が複雑となり、コスト高を招くという不具合がある。
【0005】
また、フリーフローコンベア(ベルトコンベア)上に支持台を載置して搬送するため、支持台自体は、コンベア上でフリーであるため部品組付け時に支持台が搬送方向に対して左右に揺動することが多々発生し、部品の組付けに支障を来す場合があり、また、ワークが揺動する中で作業者は歩行しながら部品の組付けを行う必要があり、例えばボルト螺旋の不良などによる組付不良が発生し作業があおられた場合や、ドアの側縁や下部の組付け時に作業姿勢が悪くなり作業者に負担がかかる不具合がある。
そこで、この発明は、ワークを簡単に位置決めでき、これにより作業者にかかる負担を軽減し、低コスト化を図ることができるワーク搬送装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、小組の必要なワークを小組工程(例えば、実施形態におけるドア組立ライン200)で小組し、小組の完了したワークを車体の取り付け工程(例えば、実施形態におけるドア取り付け工程700)で車体に取り付けるように構成したものであって、小組の必要なワークの投入工程(例えば、実施形態におけるドア取り外し工程600)に設けられた第1の移載装置(例えば、実施形態における移載装置30a)と、ワーク取り付け工程に設けられた第4の移載装置(例えば、実施形態における移載装置30d)と、ワークの小組工程のワーク投入側に設けられた第2の移載装置(例えば、実施形態における移載装置30b)及び第1のストレージ装置(例えば、実施形態におけるストレージ装置100)と、ワーク小組工程のワーク搬出側に設けられた第3の移載装置(例えば、実施形態における移載装置30c)及び第2のストレージ装置(例えば、実施形態におけるストレージ装置300)と、前記第1〜第4の移載装置を結んで搬送経路を構成する搬送ラインのハンガー装置(例えば、実施形態におけるハンガー装置51)とを備え、前記ワークの投入工程からワーク取り付け工程の間は、ワークをパレット(例えば、実施形態におけるパレットP1,P2)上に位置決め載置して搬送し、前記ワークの小組工程ではパレットをワークの搬送装置(例えば、実施形態におけるフロアコンベア201)上に位置決めした状態で搬送し、前記ワークを位置決めして載置するパレットに少なくとも2組の位置決め部(例えば、実施形態における係合孔91,92)を形成し、ワークをパレットごと受け渡す受け渡し側の装置には、一方の組の位置決め部(例えば、実施形態における係合孔92)に係合する位置合わせ部(例えば、実施形態におけるピン60a)を設け、ワークをパレットごと受け取る受け取り側の装置には、他方の組の位置決め部(例えば、実施形態における係合孔91)に係合する位置合わせ部(例えば、実施形態におけるピン101a)を設けたワーク搬送装置において、前記ワークの小組工程におけるワークの搬送装置は、複数の搬送プレート(例えば、実施形態における搬送プレート202)の連結部(例えば、実施形態における連結部202a)とチェーン(例えば、実施形態におけるチェーン203)がピン(例えば、実施形態におけるピン209)により連結され、作業者が同乗して小組可能な無軌道のフロアコンベアであって、
前記搬送プレートの上面には前記パレットの他方の組の位置決め部(例えば、実施形態における係合孔91)に係合する位置合わせ部(例えば、実施形態におけるピン204)を配設した支持部材(例えば、実施形態における支持部材205)が立設され、前記フロアコンベアのワーク搬送側の搬送プレートの上面は床面と面一に構成され、回送側は地下ピット(例えば、実施形態における地下ピット206)内を回送するように構成され、搬送プレートの下面両側にはガイドバー(例えば、実施形態におけるガイドバー207)が配設され、ガイドバーは、前記地下ピット内側面に軸支され搬送プレートを支持する二対の搬送ローラ(例えば、実施形態における搬送ローラー208,208)間の小径部(例えば、実施形態における小径部210)に係合ガイドされ、前記支持部材は作業者の姿勢に合わせた高さに形成されたことを特徴とする。
このように構成することで、ワークの投入工程からワーク取り付け工程までの間、及びワークの小組み工程を通じてワークは常に位置決めされた状態で搬送され、ワークの姿勢が変化するのを防止することが可能となる。
また、ワークを受け渡す場合において、ワークの受け渡し側と、受け取り側において各々が位置決め部と位置合わせ部によりワークを載置したパレットに対して正確に位置決めした状態を維持することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面と共に説明する。
図1はこの発明の実施形態のワーク搬送ラインの全体説明図である。具体的には車体組立ライン500にフロントドアとリアドアの小組みラインを併設した搬送ラインの説明図である。
図1において車体組立ライン500には左右のドア、具体的にはフロントドアとリアドアを取り外すドア取り外し工程600が振り分け配置され、各ドア取り外し工程600には、取り外されたドアをハンガーレール52に沿って移動する後述するドアハンガー53に移載するための第1の移載装置30aが併設されている。
【0011】
ハンガーレール52により構成される搬送ラインには、前記第1の移載装置30aに加え、ドア組立ライン200のワーク投入側にストレージ装置100と第2の移載装置30bが振り分けて配置され、また、ドア組立ライン200のワーク搬出側にストレージ装置300と第3の移載装置30cが振り分けて配置されている。
また、前記ハンガーレール52により構成される搬送ラインには、第4の移載装置30dが振り分けて配置され、この移載装置30dは車体組立ライン500のドア取り付け工程700に併設されている。以下、各装置等に分けて説明する。
【0012】
「第1の移載装置〜第4の移載装置30a、30b、30c、30d」
前記第1〜第4の移載装置30a、30b、30c、30dは、同一構成のものであるので、図11、図12に示すように、ドア組立ライン200とストレージ装置100との間に配置された第2の移載装置30bを例にして説明する。
図11に示すように、移載装置30bは、ストレージ装置100のローラーコンベア装置177(後において詳述する)の支持枠23上に設けられた搬送ローラー24の配置位置から側方に離間して断面矩形状支柱31を立設して備えている。この支柱31には昇降体32が昇降自在に支持されている。
即ち、支柱31の対向する一方の両側面には、張り出すように形成されたガイド部31aが鉛直方向に沿って設けられ、このガイド部31aに沿い昇降体32が図示しない駆動装置を介して上下動自在に構成されている。ここで、昇降体32は3つのガイドローラー33,33,34で構成される上下左右各一対の係合部35を、前記ガイド部31aに係合させることで、がたつきなく確実に支柱31に沿って昇降することができるようになっている。
【0013】
この昇降体32には搬送方向と直交する方向に延出する4本の受材36が設けられている。この受材36の上面には受材36に沿ってレール部36aが設けられ、このレール部36aに沿って摺動自在に摺動部材37が設けられ、摺動部材37は、図11に示すように2本づつ連結部材39により連結されている。そして、前記受材36に支持された各々の進退動用シリンダユニット38,38のシリンダロッド38a,38a先端が前記連結部材39に取り付けられ、連結部材39、つまり摺動部材37がレール部36aに沿って移動できるようになっているている。
ここで、このシリンダユニット38の伸張によって延出した摺動部材37先端は、図11、図18に示すように前記搬送ローラー24の位置まで入り込むことができるよう、搬送ローラー24とその下方の支持枠23に切欠部40(図18に示す)が設けられており、この摺動部材37の先端側上面には、後述するパレットPの係合孔91に係合するピン37aが設けられている。
【0014】
「ドア取り外し工程600、ドア取り付け工程700」
図21、図22に示すように、車体組立ライン500の両側に配設されたドア取り外し工程600、ドア取り付け工程700にはフロントドア用パレットP1及びリアドア用パレットP2を載置するための載置台800が配設されている。前記載置台800は支持枠801に支持ローラー802が軸支されたもので、前記支持枠801には前記移載装置30a、30dの摺動部材37との干渉を避けるための切欠部803が各々開設されている。また、支持枠801の上端両側はパレットPをガイドするため略鉤形に形成されている。
【0015】
「ハンガー装置51」
図10に示すように、ハンガー装置51は、ドア組立てライン200に沿って上方に設けられた断面I形のハンガーレール52と、このハンガーレール52を走行する前後一対のドアハンガー53,53からなり、これらドアハンガー53には、複数の搬送ローラー54,54……が設けられている。
【0016】
この搬送ローラー54は、ローラー軸をハウジング55に軸支されてハンガーレール52上面上を転動可能に構成され、その一箇所(複数箇所であっても良い)には駆動装置56が連結されている。また、ハウジング55には各々吊下げ部57が設けられ、一方のドアハンガー53の一対の吊下げ部57,57間に上横杆58aが配設されると共に、上横杆58aの前後には各縦杆59,59が吊下されている。そして、2本の縦杆59,59の下端側には、下横杆58bが取り付けられ、この下横杆58bにパレットPを支えるためのパレット受部材60が設けられいる。
【0017】
前記パレット受部材60は、ハンガーレール52直下の下横杆58bを挟んで両側に各一対設けられている。パレット受部材60にはその上面にパレットPの係合孔92に係合するピン60aが突設されている。
更に、前後のドアハンガー53の間には連結杆61が架け渡されており、1つの駆動装置56によって前後2つ及び左右各2つ計4つのパレットPを同時に搬送できるように構成されている。また、各下横杆58bの下面には振れ止めローラー58cが取り付けられている。
【0018】
「パレットP」
図2から図9に示すように、パレットPは、フロントドア用パレットPlとリアドア用パレットP2とで構成されている。図2から図5に示すようにフロントドア用パレットPlは、基板71上に設けられた2ケ所の支え部材72,73でドア下端部を支え、前方のドアヒンジ側を保持する保持部材74と、後方側を保持する保持装置75との計4ケ所でドアを保持するよう構成されている。
【0019】
保持装置75は、基板71側のレール71aに摺動自在に取り付けた取り付け部材76と、この取り付け部材76に枢着される揺動アーム77を備え、この揺動アーム77と取り付け部材76との間にリンク機構78を介装し、揺動アーム77の上方前面側に上下2つの弾性部材79を介して連結するL型プレート80を揺動自在に設けている。そして、このL型プレート80の側方には、ドア端部を保持する保持部材81が設けられている。
上記リンク機構78の前方には、取り付け部材76上にストッパー部材82が配設されて、リンク機構78の動きを規制している。
【0020】
パレットPの前記基板71には、図13、図14、図16に示すようにストレージ装置100の台板101の各ピン101a(図14、図16に示す)に係合する一対の係合孔91と、ハンガー装置51(図10に示す)のパレット受部材60の各ピン60aに係合する一対の係合孔92が穿設されている。
そして、前記係合孔91は、図11、図21に示す移載装置30a,30b,30c,30dの摺動部材37のピン37aにも係合される。尚、両係合孔91,92は同一直線状に位置しており、各係合孔91のスパンは係合孔92よりも大きく、係合孔92よりも外側に位置している。尚、両係合孔91、92は同一直線状に配置されていなくてもよく、また、各々のスパンは自由に設定することができる。
【0021】
一方、リアドア用パレットP2は、図6〜図9に示すように、フロントドア用パレットP1の保持装置75がスライド式に構成されているのとは異なり基板71に固定されている点以外はフロントドア用パレットP1と同様であるので同一部分に同一符号を付して説明は省略する。
【0022】
「第1、第2のストレージ装置100、300」
図1に示すように、第1、第2のストレージ装置100、300は共に同一構成であり、また、左右のストレージ装置も同一構成であるので、第1のストレージ装置100によって説明する。
第15図はパレット移載・ストレージ装置100(移載装置30bを含んだ表現)の左半分100aを模式的に示す平面図であり、図13に示すようにハンガー装置51のハンガーレール52の直下に振れ止めローラー58cが案内される振れ止めレール102が敷設され、この振れ止めレール102の一側に図15、図16に示すように第1のフロントドアストレージ103と第1のリアドアストレージ104が前記ハンガーレール52と直角に配設されている。
【0023】
図13、図14、図16に示すように、前記第1のフロントドアストレージ103と第1のリアドアストレージ104の基端側にはパレットPを搬送するための駆動モータ105が配設され、前記駆動モータ105からの駆動力は、前記各ストレージ103,104の枠体107上面両側に敷設されたチェーン106(図13に示す)に伝達され、これによりパレットPを前記各ストレージ103,104の基端側から先端に向けて搬送するようになっている。前記枠体107の基端側にはハンガー装置51からパレットPを前記各ストレージ103,104に敷設されたチェーン106上に移載するための移載部111が配設されている。
【0024】
図14、図16に示すように前記移載部111は枠体109に支持された駆動シリンダ112によりガイドレール110に沿って摺動可能に配設され、前記移載部111には上面にピン101aを立設した一対の台板101が昇降シリンダ113及びガイドバー114により昇降自在に支持されている。
【0025】
また、図16に示すように各ストレージ103,104の略中央部には第1のストッパー装置115が配設されている。この第1のストッパー装置115は枠体107に立設された昇降シリンダ117と前記昇降シリンダ117のロッド先端に配設されたストッパープレート116により構成されている。更に、前記第1のストッパー装置115の搬出側にはパレットPを180度回転するための回転装置118が配設されている。この回転装置118は、回転プレート159上の中央部に立設された昇降シリンダ122と、前記昇降シリンダ122のロッド先端に配設された回転プレート119及び回転プレート119の上面に立設されたピン120(前記係合孔91に係合する)より構成されている。また、前記回転プレート119上であって前記昇降シリンダ122の一側には第2のストッパー装置123が配設されている。
【0026】
前記第2のストッパー装置123は、前記回転プレート159上に立設された昇降シリンダ125と、前記昇降シリンダ125のロッド先端に配設されたストッパープレート124より構成されている。また、前記第1のフロントドアストレージ103と第1のリアドアストレージ104の枠体107の先端側には、前記第1のフロントドアストレージ103と第1のリアドアストレージ104に平行に敷設された第2のフロントドアストレージ150と第2のリアドアストレージ151に向けてローラーコンベア装置152,152が配設されている。
【0027】
前記ローラーコンベア装置152,152は、図13に示すように基板上に立設された昇降シリンダ153、前記昇降シリンダ153のロッド先端に配設された略U字形の枠体154、前記枠体154に軸支された複数のローラー155、前記ローラー155を駆動するため前記枠体154に配設された駆動モータ156より構成されている。また、図16に示すように前記ローラーコンベア装置152,152間には、基板上に立設され支持柱の先端に配設された略U字形の枠体158にローラー157が軸支されている。尚、154aは枠体154の先端側のストッパー部を示す。
【0028】
また、図17に示すように、前記第2のフロントドアストレージ150と第2のリアドアストレージ151の基端側にはパレットPを搬送するための駆動モータ160が配設され、前記駆動モータ160からの駆動力は、前記各ストレージ150,151の枠体161上面両側に敷設されたチェーン161aに伝達され、これによりパレットPを前記各ストレージ150,151の先端側から基端側に向けて搬送するようになっている。
【0029】
前記各ストレージ150,151の略中央部には第3のストッパー装置162が配設されている。この第3のストッパー装置162は枠体161に立設された昇降シリンダ163と前記昇降シリンダ163のロッド先端に配設されたストッパープレート164により構成されている。更に、前記各ストレージ150,151の先端側には前記第1のフロントドアストレージ103と第1のリアドアストレージ104に配設されたローラーコンベア装置152,152と同軸上にローラーコンベア装置165,165が配設されている。
前記ローラーコンベア装置165,165は、基板上に立設された昇降シリンダ166、前記昇降シリンダ166のロッド先端に配設された略U宇形の枠体167、前記枠体167に軸支された複数のローラー168、前記ローラー168を駆動するため前記枠体に配設された駆動モータ169により構成されている。
【0030】
そして、前記第2のフロントドアストレージ103側のローラーコンベア装置165の一側にはパレットPを停止させるためのストッパープレート165aが配設されている。また、前記第3のストッパー装置162よりも基端側に、搬出用のローラーコンベア装置170,170が配設されている。前記搬出用のローラーコンベア装置170,170は、基板上に立設された昇降シリンダ171、前記昇降シリンダ171のロッド先端に配設された略U字形の枠体172、前記枠体172に軸支された複数のローラー173、前記ローラー173を駆動するため前記枠体に配設された駆動モータ174により構成されている。
また、前記ローラーコンベア装置170,170間には、基板上に立設され支持柱の先端に配設された略U宇形の枠体175にローラー176が軸支されている。
【0031】
前記第2のフロントドアストレージ150と第2のリアドアストレージ151の一側には、前記搬出用ローラーコンベア装置170,170と同軸上に移載用のローラーコンベア装置177が配設されている。前記移載用のローラーコンベア装置177は支持枠23に搬送ローラー24が軸支され、更に、前記搬送ローラー24を回転させるための駆動モータ178が支持されている。
そして、前記支持枠23には前述したように前記移載装置30b、30cの摺動部材37との干渉を避けるための切欠部40が穿設されている。また、支持枠23の上端両側はパレットPをガイドするために略鉤形に形成されている。尚、図17中230は昇降シリンダ、231はストッパープレートを示す。
【0032】
「ドア組立ライン200」
図19、図20に示すように移載装置30b、30cの支柱31,31間に一対のフロアコンベア201,201が敷設されている。フロアコンベア201は複数の搬送プレート202の連結部202aとチェーン203がピン209により連結された無限軌道を構成している。前記搬送プレート202の上面には前記パレットPの係合孔91に挿通するピン204を立設した支持部材205が立設されている。また、フロアコンベア201のワーク搬送側の搬送プレート202の上面は床面と面一に構成され、回送側は地下ピット206内を回送するように構成されている。搬送プレート202の下面両側にはガイドバー207が配設され、前記地下ピット206内側面に軸支され搬送プレート202を支持する搬送ローラー208,208間の小径部210に係合ガイドされる構成となっている。尚、前記支持部材205は作業者の姿勢に合わせた高さに設定されており、作業者に無理な姿勢を強いて負担がかからないようになっている。
【0033】
次に作用について説明する。
車体組立ライン500のドア取り外し工程600で取り外されたフロントドア及びリアドアは、図21及び図22に示したように載置台800のパレットPl,P2上に位置決め載置され、移載装置30aにより上昇し、上昇端で待機しているハンガー装置51のパレット受部材60上にドアの内面が対向するごとくパレットP1,P2ごと載置されストレージ装置100に向けて搬送される。このとき、移載装置30aのピン37aをパレットPの係合孔91に挿入した状態で、パレットPをハンガー装置51の係合孔92に位置決めした状態で受け渡すため、パレットPは位置ずれを起こさない。
【0034】
そして、ストレージ装置100に到着したハンガー装置51は図13に示すように振れ止めレール102内にハンガー装置51の振れ止め口−ラ58cが係合することにより位置決めされる。次に、図14に示すように前記第1のフロントドアストレージ103と第1のリアドアストレージ104の移載部111の昇降シリンダ113を伸張し、パレットPの係合孔91と台板101の上面に配設されたピン101aを係合させ、ハンガー装置51からパレットPを移載部111の台板101上に移載し、更に、図16に示す駆動シリンダ112により移載部111を先端側に向けて移動させ、次に、図14に示す前記昇降シリンダ113を収縮させることによりパレットPを前記第1のフロントドアストレージ103と第1のリアドアストレージ104のチェーン106上に移載し、基端側から先端側に向けて搬送する。
【0035】
ここで、前記第1のフロントドアストレージ103と第1のリアドアストレージ104に配設された第1のストッパー装置115と第2のストッパー装置123は連動しており、前記第2のストッパー装置123の昇降シリンダ125は、常時伸張しており、前記第1のストッパー装置115の昇降シリンダ117は常時収縮している。
図13に示すようにパレットPが1台第1ストッパー装置115上を通過すると昇降シリンダ117が伸張し、次のパレットPはストッパープレート116により停止される。
【0036】
前記第1ストッパー装置115上を通過したパレットPは第2のストッパー装置123のストッパープレート124に当接すると、次に、回転装置118が伸張し、回転プレート119のピン120とパレットPの係合孔91とが係合位置決めされ、更に、チェーン106から離間される。そして、回転プレート159が転動し、これによりパレットPは180度回転する。即ち、今までストレージの基端側を向いていたドアの内面が、先端側を向くこととなる。
そして、前記第2のストッパー装置123の昇降シリンダ125が収縮し、これによりパレットPは再びチェーン106により搬送されることとなる。次に、パレットPはローラーコンベア装置152の枠体154の先端側のストッパー部154aに当接する。
【0037】
次いで、昇降シリンダ153が伸張しパレットPはチェーン106上からローラーコンベア装置152のローラー155に移載され、駆動モータ156により前記第2のフロントドアストレージ150及び第2のリアドアストレージ151に向けて搬送され、パレットPは前記第2のフロントドアストレージ150及び第2のリアドアストレージ151のローラーコンベア装置165上に移載される。
【0038】
そして、前記それぞれフロントドアを載置したパレットP1及びリアドアを載置したパレットP2は、第2のフロントドアストレージ側及び第2のリアドアストレージ側に配設された図17に示す昇降シリンダ230を介して下方から伸張してきたストッパープレート231により移動を規制されて停止する。
次に、昇降シリンダ166が収縮し、パレットP1,P2はローラーコンベア装置165からチェーン161a上に移載される。そして、パレットPが1台第3のストッパー装置162上を通過すると昇降シリンダ163が伸張し、ストッパープレート164により次のパレットPの進行を停止させる。
【0039】
そして、前記第3のストッパー装置162上を通過したパレットPは、前記ローラーコンベア装置165と同様の作動をする搬出用のローラーコンベア装置170によりその前方の移載用のローラーコンベア装置177に向けて搬出される。搬出されたパレットP1,P2は図示しないストッパー装置により定位置に停止される。
【0040】
次に、図18に示すように移載装置30bの進退動用シリンダユニット38が伸張し、更に、昇降体32が下方から上昇することによりパレットPは移載用のローラーコンベア装置177から摺動部材37上のピン37aを係合孔92に係止させることにより位置決め載置される。
そして、進退動用シリンダユニット38が収縮し、昇降体32が下方に向けて下降し、下降端直前で再度進退動用シリンダユニット38が伸張し、更に、昇降体32が下降するとパレットPは図11に示すドア組立ライン200の支持部材205上のピン204に係合孔91を係合させた状態で位置決めして移載される。
【0041】
このようにして、図20に示すように前記ドア組立ライン200上に載置されたパレットP上のドアに対して作業者はフロアコンベア201の搬送プレート202に乗った状態で最適な姿勢で部品の組付け作業を行うのである。
尚、この実施形態においては、フロアコンベア201が左右のドア用に夫々配設されていたが1つのフロアコンベア上に左右のドアを載置してもよい。また、ドアヘの組付け部品はフロアコンベアサイド或いはフロアコンベア上に置いてもよい。
【0042】
そして、組付けの完了したドアは、図1に示すようにフロアコンベア後端で移載装置30cに移載される。この時パレットPは支持部材205上でパレットPの係合孔91と支持部材205上のピン204により位置決めされているため、パレットPを再度位置決めする必要はない。そして、移載装置30cに移載されたパレットPはストレージ装置300、移載装置30dを経由して車体組立ライン500のドア取り付け工程700に向けて搬送され、再度車体に取り付けられる。尚、前記移載装置30c以降については、前述と装置構成が同じであり、逆作動をするのみであるので説明を省略する。
【0043】
以上のように、この実施形態によれば、パレットPの係合孔91、91と係合孔92,92を用いて、パレットP、即ちワークを位置決めした状態で受け渡し、移載し、搬送できるメリットがある。とりわけ、フロアコンベア201上にパレットPを位置決めした状態で載置し、作業者が前記フロアコンベア201上に同乗して部品の組付けを行うため、作業者に負担をかけず作業性が大幅に向上し、また、フロアコンベア201からのパレットP搬出時の位置決めの必要がなくなるため、装置を小型化することが可能である。
【0044】
尚、この発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、ワークはフロントドア、リアドアの小組みに限られず、エンジンフードやトランクリッドの小組み、リアサスペンション、フロントサスペンションの小組みの搬送装置にも適用することができる。また、前記係合孔とピンとの組み合わせを逆にしてもよい。
【0045】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1に記載した発明によれば、ワークの投入工程からワーク取り付け工程までの間、及びワークの小組み工程を通じてワークは常に位置決めされた状態で搬送され、ワークの姿勢が変化するのを防止することが可能となるため、簡単に位置決めを行なうことができ、とりわけ、ワークの小組み工程においてワークを安定して搬送でき、作業者の負担を軽減することができるという効果がある。
また、ワークを受け渡す場合において、ワークの受け渡し側と受け取り側において各々が位置決め部と位置合わせ部によりワークを載置したパレットに対して正確に位置決めした状態を維持することが可能となるため、ワークを受け渡す側と受け取る側とにおいて位置ずれなくワークを移載することができるという効果がある。
そして、搬送プレートに立設された支持部材は、ワークの搬送装置であるフロアコンベアの該搬送プレートに同乗して小組する作業者の姿勢に合わせた高さに設定されているため、作業者に無理な姿勢を強いて負担がかからないようになる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態の主としてドア小組搬送装置のレイアウトを示す図である。
【図2】 この発明の実施形態のフロントドア搬送用パレットの正面図である。
【図3】 図2のA矢視図である。
【図4】 図2のB矢視図である。
【図5】 この発明の実施形態のフロントドア搬送用パレットの平面図である。
【図6】 この発明の実施形態のリアドア搬送用パレットの正面図である。
【図7】 図6のC矢視図である。
【図8】 図6のD矢視図である。
【図9】 この発明の実施形態のリアドア搬送用パレットの平面図である。
【図10】 この発明の実施形態のドア搬送ハンガー装置の正面図である。
【図11】 この発明の実施形態の昇降装置の正面図である。
【図12】 図11の昇降装置の側面図である。
【図13】 この発明の実施形態のパレット移載・ストレージ装置の正面図である。
【図14】 図13のE矢視図である。
【図15】 図13のパレット移載・ストレージ装置の模式的平面図である。
【図16】 図15の第1のフロントドアストレージ及びリアドアストレージを示す平面図である。
【図17】 図15の第2のフロントドアストレージ及びリアドアストレージを示す平面図である。
【図18】 ローラーコンベア装置と移載装置の一部を示す平面図である。
【図19】 この発明の実施形態のドア組立ラインの正面図である。
【図20】 図19のドア組立ラインの側面図である。
【図21】 この発明の実施形態のドア取り外し工程、ドア取り付け工程の正面図である。
【図22】 この発明の実施形態のドア取り外し工程、ドア取り付け工程の側面図である。
【符号の説明】
30a 移載装置(第1の移載装置)
30b 移載装置(第2の移載装置)
30c 移載装置(第3の移載装置)
30d 移載装置(第4の移載装置)
51 ハンガー装置
60a、101a ピン(位置合わせ部)
91、92 係合孔(2組の位置決め部)
100 ストレージ装置(第1のストレージ装置)
200 ドア組立ライン(小組工程)
201 フロアコンベア(ワークの搬送装置)
300 ストレージ装置(第2のストレージ装置)
600 ドア取り外し工程(投入工程)
700 ドア取り付け工程(取り付け工程)
P1、P2(P) パレット
Claims (1)
- 小組の必要なワークを小組工程で小組し、小組の完了したワークを車体の取り付け工程で車体に取り付けるように構成したものであって、小組の必要なワークの投入工程に設けられた第1の移載装置と、ワーク取り付け工程に設けられた第4の移載装置と、ワークの小組工程のワーク投入側に設けられた第2の移載装置及び第1のストレージ装置と、ワーク小組工程のワーク搬出側に設けられた第3の移載装置及び第2のストレージ装置と、前記第1〜第4の移載装置を結んで搬送経路を構成する搬送ラインのハンガー装置とを備え、前記ワークの投入工程からワーク取り付け工程の間は、ワークをパレット上に位置決め載置して搬送し、前記ワークの小組工程ではパレットをワークの搬送装置上に位置決めした状態で搬送し、前記ワークを位置決めして載置するパレットに少なくとも2組の位置決め部を形成し、ワークをパレットごと受け渡す受け渡し側の装置には、一方の組の位置決め部に係合する位置合わせ部を設け、ワークをパレットごと受け取る受け取り側の装置には、他方の組の位置決め部に係合する位置合わせ部を設けたワーク搬送装置において、前記ワークの小組工程におけるワークの搬送装置は、複数の搬送プレートの連結部とチェーンがピンにより連結され、作業者が同乗して小組可能な無軌道のフロアコンベアであって、
前記搬送プレートの上面には前記パレットの他方の組の位置決め部に係合する位置合わせ部を配設した支持部材が立設され、前記フロアコンベアのワーク搬送側の搬送プレートの上面は床面と面一に構成され、回送側は地下ピット内を回送するように構成され、搬送プレートの下面両側にはガイドバーが配設され、ガイドバーは、前記地下ピット内側面に軸支され搬送プレートを支持する二対の搬送ローラ間の小径部に係合ガイドされ、前記支持部材は作業者の姿勢に合わせた高さに形成されたことを特徴とするワーク搬送装置。
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