JPH0243127A - 車輌組立ラインにおける下部品の供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、自動車の組立ラインにリヤサスペンション等
の下部品を供給する装置に閉する。

（従来技術） オーバーへラドコンベアによって搬送されてくる車体に
リヤサスペンション等の下部品を個別に組付けでゆく方
式は多くの作業員と長大な組立ラインを要するが、本出
願人は、このような問題に対してすでに特開昭５６−１
０３６６号公報において新規かつ合理的な下部品の組付
は方法を提案している。

これは、車体の下部に装着するリヤサスペンション等を
搬送パレット上で組付け、このパレットをメインライン
上を搬送されてくる車体と同期させて搬送しつつパレッ
トにセットした下部品を車体の下部に装着するようにし
たもので、この組付は法は作業が集中的にしかも容易に
行なえる利点を有するが、反面において、メインライン
とパレットを同期して搬送するようにしているため部品
の位曹決めが難しく、かつ、下部品組付けのためのサブ
ラインが停止したような場合には、メインラインも停止
させなければならないといった面でざらに改善すべき余
地を残している。

（発明が解決しようとする課題） 本発明はかかる問題に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、車体と下部品との位置合わせが容易で
、しかも相互のラインにたとえ支障が生じでも可及的に
他方のラインに及ぼすことなく、効率よく下部品を供給
することのできる新たな下部品の供給装置を提供するこ
とにある。

（課題を解決するための手段） すなわち、本発明はかかる課題を達成するための車輌組
立ラインにおける下部品の供給装置として、下部品の組
付は用サブラインに、上段を組付は移送用、下段を返送
用となした２段式の搬送コンベアを配設するとともに２
、この搬送コンベアと、車輌組立ラインのタクト搬送部
に配設した車体への下部品組付は部署との間に、搬送コ
ンベアの各段に接続する昇降自在な２段式コンベアを配
設して、実パレットの下部品組付は部署への移送と空パ
レットの返送を同時に行なえるようにしたものである。

（実施例） そこで以下に図示した実施例についで説明する。

はじめに、自動車組立ラインのうち特に本発明の特徴と
する下部品の組付はステーションを第２図により説明す
る。

図中符号１で示したメインラインはオーバーヘッドコン
ベアにより構成され、ハンガー１１によって正常姿勢に
保持した車体Ｗ１をこの組付はステーションの部分では
タクト搬送するように構成されでいる。

一方、この車体Ｗ１に取付ける例えばリヤサスペンショ
ン組立体Ｗ２の組付は用サブコンベア２は、部品容器Ｃ
と一体となった治具パレットＰを搬送しつつその上でリ
ヤサスペンション組立体を組付けるコンベアとしで構成
され、メインライン１に対して平行に敷設されたこのコ
ンベア２は、メインライン１のタクト搬送時間間隔と同
じかもしくはこれより短い時間間隔をもってタクト搬送
されるよう駆動ユニット２１に結合されている。

このサブコシベア２には、その始端側に治具パレットＰ
１８：サブコンベア２に投入するパレット投入りフタ２
２が配設され、またその終端側には、組付けを終えて部
品容器Ｃと切離した治具パレットＰをストックしつつこ
れらを順に後述する方向転換袋Ｎ４へ送り出すストック
コンベア２３と、方向転換装置１４により向きを変えら
れた治具パレットＰを順に自動車ボディ搬送ライン１６
直下のワークマウントユニット８へと搬送すると同時に
、ワークマウントユニット８から払い出された空の治具
パレットｐｔ返送する昇降コンベア５が順に配設されて
いる。

これらのコンベア２．２３．５と、方向転換袋Ｗ！４は
、下段にパレット返送コンベアを持つ上下２段のコンベ
アとして構成され、自動車ボディＷ工にリセサスペンシ
ョン組立体Ｗｘａマウシトして空になった治具パレット
Ｐ％、昇降コンベア５の下段のコンベアに移乗させた上
、方向転換装置４、ストックコンベア２３及びサブコン
ベアの各下段に設けたパレット返送コシベアを介して上
記したパレット投入りフタ２２のもとべと返送するよう
に構成されでいる。

一方、サブコンベア２の始端部−側に敷設した容器搬送
コンベア３は、その始端側に容器リフタ３１が、終端側
に投入ブツシャユニット３２かそれぞれ配設されでいて
、このコンベア３によって搬送してきた部品容器Ｃ＋パ
レット投入リフタ２２上の治具パレットＰに結合するこ
とにより部品を供給するように構成されている。この容
器搬送コンベア３の下段にはまた、サブコンベア２の終
端部−側から容器リック３１のもとべと伸びる容器返送
コンベアが設けられてあり、サブコンベア２の終端部−
例に配設した払い出しユニット２４によってサブコンベ
ア２上の治具パレットＰがら空になった部品容器Ｃを離
脱させた上、容器返送リフタ３３により容器返送コンベ
ア上へ降ろして容器リフタ３１のもとへ返送するように
構成されでいる。

第１図は、方向転換袋Ｍ４がらワークマウントユニット
８に至る本発明の特徴部分を示したものである。

方向転換袋Ｍ４は、基台４１に立設した主軸４２に枠体
４３を回動自在に取付け、さらにこの枠体４３にモータ
４４．４４によって駆動される２組のローラコンベア４
５Ｕ、４５Ｌｔ上下２段に配設したものとして構成され
ている。

方、メインライン１の直下に配設したワークマウントユ
ニット８は、例えば本出願人がすでに特開昭６０−５６
６８２号公報において開示した装置のように、昇降コン
ベア５の終端部もしくはストックコンベア９の終端部と
車体ｗ１への下部品組付は位置との間に張設した無端状
の蛇腹コンベア８１と、エアシリンダ８２に駆動されて
上記した面位Ｍ間を往復動するパレット載百台８３とに
よって構成されでいる。

ところで、第３．４図は方向転換装置４とワークマウン
トユニット８との間に配設した昇降コンベア５の詳細を
示したもので、基盤５１上に立設した機枠５２には、そ
の前面にガイドレール５３．５３が縦に固定されでいて
、ここには、リフトフレーム５４が摺動部材５５．５５
を介して取付けられでいる。このリフトフレーム５４は
、リヤサスペンション組立体Ｗ２を保持した治具パレッ
トＰをワークマウントユニ・ント８へ送り込むと同時に
、このワークマウントユニット８から払い出された治具
パレットＰをパレット投入りフタ２２のもとへ返送する
よう昇降動するもので、リフトフレーム５４の上端に固
定したプレート５６には、基盤５１上に立設した油゛圧
式駆動シリンダ５７のロッド端が結合し、また、プレー
ト５６の上端に設けたチェーン接続部５８．５８には、
機枠５２の上部に軸支したスプロケットホイール６０．
６０により前後に振り分けられたチェーン５９の一端が
結合し、その他端は、機枠５２の背面両側に設けたガイ
ドレール６］に案内されで上下動するバランシングラエ
ート６２と結合して衝合いがとられるようになっている
。

このリフトフレーム５４の前面には、また、上下各２本
の片持梁６４Ｕ、６４Ｌが固定され、ざらにこれらの各
片持梁６４Ｕ、６４Ｌには、治具パレットＰの走行台を
なす昇降フレーム６６Ｕ、６６Ｌが方向転換袋Ｍ４の２
段のローラコンベア４５Ｕ、４５Ｌと同じ間隔をもって
上下２段に取付けられでいる。

これらの各昇降フレーム６６Ｕ、６６Ｌには多数のロー
ラ６８・・・・が平行に軸支され、各ローラ６８・・・
・は、これらの一端に固定したスプロケットホイール６
９・・・・を介してフレーム６６に固定した駆動モータ
７ｏのスプロケットホイール７１とチェーン７２・・・
・をもって結合している。また、これらの各昇降フレー
ム６６Ｕ、６６Ｌには、それぞれその両端部にストッパ
ー軸７３．７３が軸支され、第５図に示したように、こ
れらはその軸端に設けたアーム７・４．７４を昇降フレ
ーム６６の一側に固定したシリンダ７５のロッド端に結
合することによりシリンダ７５に駆動されて回動し、こ
の軸７３．７３に固定したラバー付きのストッパー片７
６を治具パレットＰの走行経路上に起伏させることによ
って、このフレーム６６上に移載された治具パレットＰ
の位置決め拘止と通過を可能にしでいる。

なお図中符号７７は、下段の水平フレーム６６Ｌが上段
の水平フレーム６６Ｕの位置まで上昇した点でリフトフ
レーム５４の上昇を抑えるべく、機枠５２の前面上部に
ブラケット２８を介して取付けたシヨ・ンクアブンーバ
を示しており、また第１図申付号９は、昇降コンベア５
とワークマウントユニット８との門に必要に応して設け
られるストックコンベアを示しでいる。

つぎに上述した装置による治具パレットＰの移送動作に
ついて説明する。

リヤサスペンション部品−式ｖｔ１．Ｍｔ、、、た部品
客器Ｃが容器搬送コンベア３上に投入され、ついで投入
ブツシャユニット３２により投入リフタ２２側へ押出さ
れで治具パレットＰの一側に結合されると、サブコンベ
ア２は、駆動ユニット２１により一定のタクト時間間隔
をもっで駆動されつつ部品容器Ｃと一体となった治具パ
レットＰを順次組付はステーションへと送り出して組付
けを行なう。そして、一連の組付は工程が終了し、部品
客器Ｃと一体の治具パレットＰがサブコンベア２の終端
に達すると、その側方に配設された払い出しユニット２
４は部品容器Ｃを治具パレットＰがら離脱させ、容器返
送リフタ３３はこれを返送コンベア上に降下させて容器
返送リフタ３１のもとべと返送する一方、サブコンベア
２終端部に接続したストックコンベア２３は、組付けを
終えた治具パレットＰをこのコシベア２３上にストック
しつつ、これらを順につぎの方向転換装Ｈ４へ送り込む
。

一方方向転換装置４は、治具パレットＰが上段のローラ
コンベア４５Ｕ上に送り込まれると、９０°回転してコ
ンベア４５Ｕによりこの治具パレットＰ１つぎの昇降コ
ンベア５へと送り出す。

他方昇降コンベア５は、当初、第１図の実線位置、つま
りリフトフレーム５４を下降させて、その上段の昇降フ
レーム６６Ｕが方向転換装置４の上段のローラコンベア
４５Ｕと同じ高さに位雷させでおり、ここに方向転換装
置４から治具パレットＰが送られてくると、昇降コンベ
ア５は上段のローラ６８を駆動しで治具パレットＰｊ＆
つぎのストックコンベア９上に移載する。

ワークマウントユニット８は、ストックコンベア９に治
具パレットＰが送り込まれると、シリング８２によりパ
レット載置台８３を猜退させてストックコンベア９から
治具パレットＰを受取り、ついでハンガー１１により吊
持された車体Ｗ１がこの組付はステージヨシに移送され
でくると、これに同期させて治艮パレ・ントＰを車体Ｗ
ｌの下方に送り込み、その上に載置されたリセサスペン
ション組立体Ｗ２を車体Ｗ１の所定位冒に組付ける。そ
して以上の組付は作業か終了すると、パレット載置台８
３は後退して保持した空の治具パレットｐｔストックコ
ンベア９上に移載する。

一方、この間に上段の昇降フレーム６６ＬＩ上１こは、
すてにつぎの治具パレットＰが送り込まれていて、治具
パレットＰの返送動作が始まる前に、昇降コンベア５は
その駆動シリンダ５７をもってリフトフレーム５４を上
昇させ、これと一体の昇降フレーム６６Ｕ、６６Ｌを第
１．３図の２点鎖線位雷、つまり、下段の昇降フレーム
６６Ｌがストックコンベア９と同じ高さになるよう上昇
させ、ざらに下段の昇降フレーム６６Ｌ前端部のストッ
パー片７３を起立させて、ストックコンベア９土の治具
パレットＰを下段の昇降フレーム６６Ｌ上へ受入れる。

そして、この治具パレット５が前端部のストップアーム
７８に衝当った点て後端部のスト・ンブアーム７８を起
立させて固定した後、リフトフレーム５４を下降させて
、下段の昇降フレーム６６Ｌを第１図の実線位置、つま
り、方向転換装置４の下段のローラコンベア４５Ｌと同
じ高さになるまで下降させ、前端部のストップアーム７
８を倒して治具パレットｐｔ方向転換装置４の下段のロ
ーラコンベア４５Ｌ上に移載する。

他方、方向転換装Ｍ４は治具パレットＰの移載とともに
ざきと逆に９０°反転し、下段のローラコンベア４５ｍ
を作動させで治具パレットＰを図示しないストックコン
ベア２３下方に設けたパレット返送コンベアへと移し、
ここからサブコンベア２下段のパレット返送コンベアを
介して投入リック２２のもとべと返送する。

なお、以上は下部品の組付は供給ラインに方向転換装置
４を介装し、メインコンベア１に対してサブコンベア２
か平行になるようレイアウトしたものであるが、スペー
ス的に余裕があるか、あるいはサブコンベアの全長が短
いような場合には、この方向転換装Ｍ４を省くことがで
きる。

また、上述した昇降コンベア５については、これを上下
２段に構成すればこの部分で治具パレットＰの移送と返
送を同時に行なえる有利性を発揮するが、特にこのよう
な要請がない場合にはこれを１段の昇降コンベアとして
構成することもできる。

（効果） 以上述べたように本発明によれば、下部品組付は用の２
段式コンベアと、車体のククト搬送部に設けた車体への
下部品組付は部署との間に、昇降コンベアを配設するよ
うにしたので、昇降コンベアを介してタクト搬送される
下部品と、メインライン上をタクト搬送される車体との
間で正確な位置合わせを行なうことができるとともに、
タクト搬送の時間間隔を利用した昇降コンベアの昇降動
作によって、１本のサブラインで同時にパレットの移送
と返送の同操作を可能となして、下部品の組付はステー
ションの配設スペースを大巾に削減することができる。

しかも、この昇降コンベアを２段に構成することにより
、パレットの移送と返送を同時に行なうことを可能とし
て下部品の供給時間を短縮することができるとともに、
メインライン、サブラインのいずれかの部品移送に支Ｉ
ＩＩをきたした場合には、この昇降コンベアを一時的な
スト・νクコンベアとなしでその一時的なストッ、りを
可能にする。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す下部品供給製雪の側面
図、第２図は下部品組付はステーションの全容を示した
図、第３図、Ｍ４図は昇降コンベアの側面図と上面図、
第５図は治具パレットのストッパー機構を示した図であ
る。 １・・・・メインコンベア ２・・・・サブコンベア ２３・・・・ストックコシベア ３・・・・部品容器搬送コンベア ４・・・・方向転換製雪 ５・・・・昇降コンベア ５４・・・・リフトフレーム ５７・・・・駆動シリンダ ６２・・・・バランシングラエート ６６ＬＩ、６６Ｌ・−・・昇降フレーム７６・・・・ス
トップアーム ８・・・・ワークマウントユニット ９・・・・ストックコンベア

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、下部品の組付け用サブラインに、上段を組付け移送
   用、下段を返送用となした２段式の搬送コンベアを配設
   し、該搬送コンベアと、車輌組立ラインのタクト搬送部
   に配設した車体への下部品組付け部署との間に、上記搬
   送コンベアの各段に接続する昇降自在なコンベアを配設
   した車輌組立ラインにおける下部品の供給装置。 ２、上記昇降自在なコンベアを、上記搬送コンベアの各
   段に接続する上下２段式のコンベアとなした請求項１記
   載の車輌組立ラインにおける下部品の供給装置。 ３、上記搬送コンベアと上記昇降自在なコンベアとの間
   に、２段式の搬送方向、転換手段を配設した請求項１記
   載の車輌組立ラインにおける下部品の供給装置。