JP2002065058A - 接ぎ木ロボット - Google Patents

接ぎ木ロボット

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JP2002065058A JP2000267089A JP2000267089A JP2002065058A JP 2002065058 A JP2002065058 A JP 2002065058A JP 2000267089 A JP2000267089 A JP 2000267089A JP 2000267089 A JP2000267089 A JP 2000267089A JP 2002065058 A JP2002065058 A JP 2002065058A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリップ接合時の台木苗と穂木苗の接合ずれ
を防止して、接合率を向上させること。 【解決手段】 例えば、クリップ接合装置25はクリッ
プ接合部位で、クリップ123の一対の先端部(把持部
123b)が開いているとき、その間に台木苗搬送装置
及び穂木苗搬送装置からそれぞれ台木苗と穂木苗が十分
入り込むように(矢印(A))、台木苗搬送装置18及
び穂木苗搬送装置22の駆動制御をする。そうすると、
苗接合部位でクリップ123は先端部を閉じる動作をす
るだけで台木苗と穂木苗が接合できる。前記リップ接合
により、前に押し出されるクリップ123で苗が接合位
置からずれる従来技術のような不具合はなく、接合ずれ
を防止し、苗の接合率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は台木苗と穂木苗を自動的
に供給・接ぎ木する接ぎ木苗製造用の接ぎ木ロボットに
関し、特に、台木苗と穂木苗とをクリップ接合するため
の装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は接ぎ木苗製造用のロボットと
して多数の接ぎ木ロボットの出願をしている。本発明者
らの開発した出願発明の中で、例えば特開平8−242
2693号公報に開示された接き木ロボットは、それぞ
れ台木苗と穂木苗の供給装置にセットされた台木苗と穂
木苗を円弧状の動きをする各搬送装置で切断位置までそ
れぞれ搬送して、切断装置で台木苗と穂木苗をそれぞれ
切断し、さらに前記搬送装置で切断された台木苗と穂木
苗を接合部位までそれぞれ搬送して、該接合部位でクリ
ップにより台木苗と穂木苗を接合する接ぎ木ロボットで
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記本発明者らの開発
した特開平8−2422693号公報記載の発明の接ぎ
木ロボットは、台木苗と穂木苗を接合部位に搬送してか
ら、クリップを前記接合部位に押し出して台木苗と穂木
苗を接合していたが、この場合にはクリップを接合部位
に押し出した時に正しい接合部位に配置されていた台木
苗と穂木苗がクリップに押されて、正しい接合部位から
ずれでしまうことがあった。
【0004】そこで、本発明の課題はクリップ接合時の
台木苗と穂木苗の接合ずれを防止して、接合率を向上さ
せた接ぎ木ロボットを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は次の
構成によって達成される。すなわち、台木苗と穂木苗を
それぞれ切断した後、クリップで接合する部位に台木苗
と穂木苗をそれぞれ搬送する台木苗搬送装置18及び穂
木苗搬送装置22と、クリップフィーダ1から供給され
るクリップ123を用いて前記クリップ接合部位で台木
苗と穂木苗を接合するクリップ接合装置25を備えた接
ぎ木ロボットにおいて、前記クリップ接合装置25はク
リップ接合部位で、クリップ123の一対の先端部を開
き、前記台木苗搬送装置18及び穂木苗搬送装置22は
前記開いた一対のクリップ123の先端部の間に台木苗
と穂木苗を供給する構成からなる接ぎ木ロボットであ
る。
【0006】例えば、図10(a)のクリップ接合装置
25の平面図に示すように、クリップ接合装置25はク
リップ接合部位で、クリップ123の一対の先端部(把
持部123b)が開いているとき、その間に台木苗搬送
装置及び穂木苗搬送装置からそれぞれ台木苗と穂木苗が
十分入り込むように(矢印(A))、台木苗搬送装置1
8及び穂木苗搬送装置22の駆動制御をする。そうする
と、苗接合部位でクリップ123は先端部を閉じる動作
をするだけで台木苗と穂木苗が接合できる。
【0007】本発明のクリップ接合によれば、前に押し
出されるクリップ123で苗が接合位置からずれる従来
技術のような不具合はなく、接合ずれを防止し、苗の接
合率が向上する。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、クリップ接合装置はク
リップ接合部位で、クリップの一対の先端部が開いてい
る先端部の間隔に台木苗搬送装置及び穂木苗搬送装置か
ら台木苗と穂木苗を供給するので、接合部位でクリップ
は先端部を閉じる動作をするだけで台木苗と穂木苗が接
合できる。
【0009】そのため、本発明のクリップ接合によれ
ば、従来技術のようにクリップが正しい接合部位にある
台木苗と穂木苗を前記接合部位からずらすことが無くな
り、台木苗と穂木苗の接合後の活着率が良好になる。
【0010】
【実施の形態】本発明の実施の形態について図面と共に
説明する。まず、台木苗と穂木苗の接合を自動的に行う
接ぎ木ロボットの概略を説明する。本実施の形態の接ぎ
木ロボットの上面図を図1(天板を外した図)に、その
部分(接ぎ木部)拡大図を図2に、前面図を図3に、側
面図を図4にそれぞれ示す。
【0011】本実施例の接ぎ木ロボットの接合苗作製の
ための機構は図1に示すようにクリップフィーダ部1と
接ぎ木部2からなり、接ぎ木部2は台木部3と穂木部5
および接合部6からなっている。
【0012】クリップフィーダ部1のクリップボウル7
外周からクリップガイドレール9を設け、その先端部に
接ぎ木部2を隣接させる。また、台木と穂木の各々を把
持、搬送するためのそれぞれの搬送装置18、22を接
ぎ木部2の天板15(図3)に懸架している。図1に示
す接ぎ木部2部分の拡大図を図2に示すが、台木部3は
台木苗供給装置17と台木苗搬送装置18および台木切
断装置19からなり、また、穂木部5も同様に穂木苗供
給装置21、穂木苗搬送装置22、穂木切断装置23か
らなっている。
【0013】台木苗供給装置17に人手により供給され
た台木苗はハンド76、77に把持される。そして、ハ
ンド76、77に把持された台木苗は図1の矢印(イ)
の方向に回転する台木苗搬送装置18により台木切断装
置19の位置(切断位置)まで搬送され、ここで、切断
装置19が回転してそのカッター刃により台木苗の胚軸
を斜めに切り落とす。台木切断装置19は先端にカッタ
ー刃を取り付けた回転式カッターであり、図1、図4の
矢印(ハ)方向に回転する。切断された台木は矢印
(ロ)方向に搬送され、接ぎ木部2で接合部6の接合装
置25(図2、図3参照)で穂木と接合される。
【0014】また、同様に人手により穂木苗供給装置2
1の穂木苗供給板14に供給された穂木苗は穂木苗搬送
装置22により矢印(ニ)方向(図1参照)に搬送さ
れ、切断位置で矢印(ヘ)方向(図1、図4参照)に回
転する穂木切断装置23によりその胚軸部分より上の組
織を残して、一部胚軸部と根部が切り落とされる。そし
て、子葉部分を持つ穂木は矢印(ホ)方向に搬送され、
接ぎ木部2において台木と、クリップフィーダ部1から
供給されるクリップで接合され、接合苗は適宜の方法で
鉢に移植される。
【0015】次に、台木苗供給装置17と台木苗搬送装
置18の説明をする。まず、台木苗供給装置17と台木
苗搬送装置18について図2、図3で説明する。台木苗
供給装置17には台木苗胚軸把持ハンド76と子葉除去
ハンド77と一対のハンド76を開閉する胚軸把持ハン
ドシリンダと一対のハンド77の開閉用の子葉除去ハン
ドシリンダ(図示せず)とハンド77を上下方向に移動
させるための昇降シリンダ80が設けられ、さらに図示
しないが、台木苗子葉除去ハンド77の下方に上側胚軸
規制板と胚軸把持ハンド76の下方に下側胚軸規制板と
があり、またハンド77の一方に固定された胚軸引き起
こし板も設けられている。
【0016】一対の台木苗把持ハンド76は人手により
供給される台木苗の根鉢近くの胚軸を把持するためのも
ので、一対の子葉除去ハンド77は胚軸の把持後に、該
ハンド77を上下方向に昇降させることで、切断時に邪
魔になる子葉を除去するためのものである。一対の台木
苗胚軸把持ハンド76と一対の子葉除去ハンド77の先
端が開き、この一対のハンド76、77間に台木苗の胚
軸を受け入れた後に、閉じて、これを把持し、その後、
子葉除去ハンド77は台木苗を上下方向にスライドさせ
て胚軸を鉛直方向に固定支持する。この子葉除去ハンド
77の上下方向へのスライドは昇降シリンダ80で行わ
れるが、胚軸を把持したまま、スライドさせるために、
該ハンド77の内側には胚軸把持用のハンド溝(図示せ
ず)を設けても良い。このハンド溝が胚軸を把持する時
にできる円が台木苗の胚軸径と略同径になるようにして
おく。そして、子葉除去ハンド77が台木苗を受け取る
際には、ハンド溝により確実に台木苗の胚軸を把持する
ことができる。また、台木苗を把持した後に子葉除去ハ
ンド77をスライドさせるので、台木苗搬送装置18に
受け渡す位置では胚軸把持ハンド76と子葉除去ハンド
77の間の胚軸にある不要な子葉はそり落とされ、この
両ハンド76、77間に十分な間隔ができ、この部分で
台木苗搬送装置18の胚軸把持ハンド77が胚軸を確実
に把持することができると同時に、切断装置19による
切断もスムーズに行える。
【0017】従来は図13に示すように台木苗と穂木苗
の供給装置のいずれの把持ハンドにおいても(図13で
は台木苗の胚軸把持ハンド76’を示す)、左右方向の
位置(接ぎ木ロボット正面に向かって左右方向、以下同
じ)でのハンド供給位置の基準を設けて、前記供給位置
基準に基づきクリップ接合部位での各苗の胚軸接合面で
位置合わせを行う接ぎ木ロボットを本発明者らは提案し
た。しかしながら、各苗の左右方向の位置についての供
給位置基準を決めていたので、接ぎ木ロボット前後方向
の苗供給位置はフリーであり、苗供給位置がフリーにな
るために苗供給者のミスや把持ハンド76’の把時ミス
を発生していた。
【0018】また、従来は図14(a)のハンド部分の
平面図に示すように苗供給位置の一対の開閉式の把持ハ
ンド76”を用いる場合は、図14(b)に示すように
一対の把持ハンド76”の中央を供給位置基準とし、一
対の把持ハンド76”の中央で苗を把持できるように把
持ハンド76”を閉じて苗を把持していた。しかし、こ
の場合には図14(c)のハンド部分の前面図にに示す
ようにエアー式の把持ハンド76”で強制的に苗を前記
中央に寄せるため、苗の胚軸が折れることがあった。
【0019】そこで、本発明では図5の要部平面略図に
示すように、台木供給装置の台木苗胚軸把持ハンド76
の一方はエアハンドからなる可動ハンド76aとし、他
方は固定ハンド76bとする。そして固定ハンド76b
とハンド基部との直交する角部を苗供給基準位置とす
る。また、穂木供給装置21の穂木胚軸把持ハンド67
の一方はエアハンドからなる可動ハンド67aとし、他
方は固定ハンド67bとする。そして固定ハンド67b
とハンド基部との直交する角部を苗供給基準位置とす
る。
【0020】接ぎ木ロボットにおいて左右対称に台木苗
と穂木苗をクリップ接合装置25前面の接合部位にそれ
ぞれ供給する際に、接合基準位置を台木側及び穂木側の
前記台木苗胚軸把持ハンド76及び穂木胚軸把持ハンド
67の各固定ハンド76b、67b側のハンド基部との
コーナ部を苗供給基準位置として、その苗供給基準位置
を基にして接合部位での苗接合時の基準位置を設計する
と、各苗の胚軸の端面同士を合わせ易くなり、苗接合が
正しく行え、接合苗の活着率が高くなる。
【0021】このように、台木苗、穂木苗共に、苗供給
位置の基準面を2カ所の平面部が交差するコーナ部とし
たことで苗の大小や供給者の苗の供給位置への入れ方の
違いによって接合ズレが発生することがなく、一対のハ
ンドの内の片側のハンドのみが開閉動作をする可動ハン
ドを用いることで把持ハンド76、67自体が基準位置
を持ち、苗を掴む時点でクリップ接合時のずれを無くす
ことができる。
【0022】台木苗と穂木苗は台木苗供給装置17と穂
木苗供給装置21のそれぞれ苗把持ハンド76、67か
ら台木苗搬送装置18と穂木苗搬送装置22に受け渡さ
れてそれぞれの切断装置19、23に搬送される。
【0023】次に、台木苗搬送装置18と台木切断装置
19について、主に図3、図7により説明をする。図7
は台木部3側の切断装置19と台木苗搬送装置18を接
ぎ木ロボットの台木部側の側壁方向から見た側面図であ
る。
【0024】台木苗搬送装置18の台木搬送用回転アク
チュエータ29は天板15に支持され、該アクチュエー
タ29の下部には台木搬送アーム支持体30が該アクチ
ュエータ回転軸31を中心に回転自在に支持されてい
る。台木搬送アーム支持体30には、該支持体30に支
持された台木搬送アーム押出シリンダ33、該シリンダ
33に固定された台木搬送アーム34と該搬送アーム3
4先端の台木把持部(一対の台木胚軸把持ハンド37と
台木根鉢把持ハンド38)が設けられている。前記ハン
ド37、38はそれぞれエアシリンダ37a、38aに
より台木を把持するように開閉制御される。台木苗供給
装置17の台木苗のセット位置まで押し出された台木搬
送アーム34先端の台木胚軸把持ハンド37と台木根鉢
把持ハンド38が作動して前記両ハンド37、38が台
木苗を把持する。台木胚軸把持ハンド37と台木根鉢把
持ハンド38の作動と同時に台木搬送用回転アクチュエ
ータ29も作動して、前記ハンド37、38で把持した
台木苗を切断位置まで搬送する。
【0025】また、一対の台木胚軸補助ハンド39が台
木搬送アーム支持体30に固定される支持板40に支持
され、アクチュエータ41内のエアシリンダ(図示せ
ず)により開閉される。台木苗供給装置17のハンド7
6、77に把持された台木苗の位置まで押し出された台
木搬送アーム34先端の台木胚軸把持ハンド37と台木
根鉢把持ハンド38が作動して前記両ハンド37、38
が台木苗を把持する。
【0026】台木胚軸把持ハンド37と台木根鉢把持ハ
ンド38の作動と同時に台木搬送用回転アクチュエータ
29も作動して、前記ハンド37、38で把持した台木
苗を切断位置まで搬送する。切断位置では台木搬送アー
ム34が引っ込んで、その時台木胚軸補助ハンド39が
胚軸を把持する。
【0027】台木胚軸補助ハンド39のカッター刃通過
面の形状は台木切断時に台木切断装置19のカッター刃
116の回転軌跡と接するような形状として、切断時苗
の位置決めが不安定になりやすいのを防ぎ、胚軸を固定
する。好ましくは、このカッター刃通過面の形状を鉛直
線に対してほぼ25〜30°の傾斜角度にする。胚軸の
切断角度が鈍角であると、切断面積が小さくなり、後述
するクリップ123(図10参照)での台木との接合性
能が悪くなるので、前記25〜30°の傾斜角度で胚軸
を切断する場合が、最も活着性能が良い。したがって、
台木切断装置19のカッターアーム115の回転軌跡が
前記台木胚軸補助ハンド39のカッター刃通過面の形状
に沿うように、カッターアーム115の回転軸を設置す
る必要がある。
【0028】次に、台木切断装置19を図7、図8によ
り説明する。なお、切断装置19、23は台木部3、穂
木部5にそれぞれ設けられているが、両方に共通する機
構からなるものである。
【0029】カッター駆動シリンダ99(図9参照)は
鉛直方向に向いた支柱112に支持されていて、その回
転軸113にカッターアーム115が取り付けられてい
る。このカッターアーム115の先端に該アーム115
と直交する方向に切断軌跡を有するカッター刃116の
支持部117が取り付けられている。カッターアーム1
15へのカッター刃支持部117の取り付け位置の調整
はカッターアーム115に設けられた調整ボルト118
等の調整具で行う。また、カッター駆動用モータ114
の取り付け高さの調整は支柱112に設けられたネジ1
19と長孔を備えた調整板120との調整具で行う。
【0030】また、カッターアーム115にはカッター
刃116が胚軸に当たる前にカッター刃116の回転軌
跡内にある台木苗の胚軸を台木苗搬送装置18側に押し
つけるための台木押さえ具121が設けられている。
【0031】また、カッター刃116を洗浄するための
洗浄装置110をカッターアーム115の下方に設け
る。この洗浄装置110は上下式シリンダー81によっ
て可動し、洗浄液体を保持したクリーニングケース82
を設ける。
【0032】前記クリーニングケース82内にはアルコ
ール、アセトンなどを含む洗浄液を入れ、また揮発防止
のために開閉自在な一対の蓋83を設けておき、カッタ
ー刃116を洗浄するときに、図8(b)に示すように
クリーニングケースの蓋83を開けて、図8(a)に示
すように上下式シリンダー81によりクリーニングケー
ス82を上に移動して、カッター刃116を洗浄液中に
浸けて洗浄をする。
【0033】上記カッター刃116の洗浄のタイミング
は図示しない接ぎ木ロボットのコントロールパネルのク
リーニングスイッチのオン、オフにより行う。
【0034】従来の洗浄装置は、水をクリーニングケー
ス内に入れておくか又は水を浸したスポンジをクリーニ
ングケース内に設けて、洗浄タイミングでカッター刃1
16を前記水又は水を浸したスポンジに浸して洗浄して
いたが、植物の樹液は水では除去できず、カッター刃1
16が十分洗浄できていなかった。
【0035】そこで、本発明では植物の樹液を溶かすこ
とのできるアルコール等を含む洗浄液に浸すことにより
カッター刃116に付着した樹液を溶かし、カッター刃
116の耐性能を向上させた。
【0036】また、図6(a)に台木切断装置19の要
部側面図を示すようにカッター刃116の取付け位置の
前面にスポンジ状の洗浄液含浸体を設けた洗浄装置10
9を進退自在に配置する構成としても良い。
【0037】前記洗浄装置109は不織布などの吸水性
弾性体84をカッター刃116が挿入される位置に配置
し、該吸水性弾性体84の後側にアルコールなどの液体
を溜めたタンク85を備えたケースからなり、カッター
刃116を洗浄するときには、図6(b)に示すよう
に、この洗浄装置109を前進させて吸水性弾性体84
の前面の設けられた穴85aにカッター刃116を挿し
込む。
【0038】図6に示す洗浄装置109を用いると、カ
ッター刃116に付いた樹液などの付着物は容易に除去
できるので、前記従来の洗浄装置より洗浄効果が著しく
高くなった。
【0039】次に穂木苗搬送装置22と穂木切断装置2
3の説明をする。図3、図9に示すように、穂木苗搬送
装置22は穂木搬送用回転アクチュエータ51と該アク
チュエータ51の下部の穂木搬送アーム支持体52が該
アクチュエータ回転軸53を中心に回転自在に支持され
ている。穂木搬送アーム支持体52には、該支持体52
に支持された穂木搬送アーム押出シリンダ55、該シリ
ンダ55により伸縮される穂木搬送アーム56と該搬送
アーム56先端には穂木胚軸把持ハンド59が設けられ
ている。前記ハンド59は穂木搬送アーム56先端に設
けられたアクチュエータ(図示せず)により穂木を把持
するように開閉制御される。また、穂木搬送アーム56
は押出量調整シム60により、その押し出し量が調整さ
れ、搬送アーム押出シリンダ55で押し出される。
【0040】穂木搬送アーム支持体52の下部に設けら
れたアーム61の先端にはエアシリンダ62が設けら
れ、そのエアシリンダ62により胚軸補助ハンド64が
穂木の胚軸切断時の胚軸の支持を確実にし、胚軸の切断
も確実に行うことができる。また、胚軸補助ハンド64
のカッター刃96の通過面の形状は穂木切断時に穂木切
断装置23のカッター刃96の回転軌跡と接するような
形状とする。好ましくは、このカッター刃通過面の形状
を鉛直線に対してほぼ25〜30°の傾斜角度にする。
胚軸の切断角度が鈍角であると、切断面積が小さくな
り、台木との接合性能が悪くなるので、前記25〜30
°の傾斜角度で胚軸を切断する場合が、最も活着性能が
良い。
【0041】したがって、穂木切断装置23のカッター
アーム94の回転軌跡が前記穂木胚軸把持ハンド59の
カッター刃通過面の形状に沿うように、カッターアーム
94の回転軸を設置する必要がある。
【0042】また、穂木切断装置23も台木切断装置1
9と同様の構造からなり、カッター駆動用モータの回転
軸93、カッターアーム94、カッター刃支持台95、
カッター刃96、カッター刃調整ネジ97、長穴98、
カッター刃96の洗浄装置107などがある。また、カ
ッタアーム94には胚軸の切断の邪魔にならないよう
に、カッター刃96が胚軸に当たる前にカッター刃96
の回転軌跡内にある苗の子葉(切り落とす子葉)などを
払いのけるためのローラ101が設けられている。
【0043】カッター刃96を洗浄するための洗浄装置
107はカッターアーム96の下方に設ける。この洗浄
装置107は上下式シリンダー86によって可動し、洗
浄液体を保持したクリーニングケース87を設ける。
【0044】前記クリーニングケース87内にはアルコ
ール、アセトンなどを含む洗浄液を入れ、図8で説明し
た台木切断装置19と同様に図示しないクリーニングケ
ース87の蓋を開けて、上下式シリンダー86によりク
リーニングケース87を上に移動して、カッター刃96
を洗浄液中に浸けて洗浄をする。
【0045】また穂木苗のカッター刃96の洗浄は図6
に示す洗浄装置109と同様な構成のものを使用しても
良い。
【0046】本実施例では切断装置19、23は回転形
式のものを説明したが、図示していないが、切断装置1
9、23は接ぎ木ロボット基体の支柱に取り付けられた
平行四辺形の形のカッターブラケットの鉛直方向に対し
て傾斜した方向に設けられている一辺にカッター刃を固
定したものを用い、搬送装置18、22の回転搬送時に
台木苗または穂木苗の胚軸部分を切断する形式のものを
用いても良い。また、切断装置19、23の切断刃部分
をスライド可能な構成として搬送装置18、22の回転
搬送時に台木苗または穂木苗の胚軸部分を切断する形式
のものを用いても良い。
【0047】次にクリップ供給装置とクリップ接合装置
25について図10に示す。クリップ供給装置のクリッ
プフィーダ部1(図1参照)はクリップボウル7の内面
に沿って螺旋状の上昇路を持つ振動型のパーツフィーダ
にクリップ123の取手部123aの両端部をガイドす
る溝を形成した振動トラフからなるクリップガイドレー
ル9を接続して、そのガイドレール9の先端は接ぎ木部
2に臨むクリップ接合装置25が接続している。図10
にはクリップガイドレール9に接続するクリップ接合装
置25の要部上面図を示す。
【0048】このとき、クリップフィーダ部1にあるク
リップ123の残りが少なくなると、従来のものは、ア
ラームを発して、作業者の注意を喚起させていたが、接
ぎ木ロボット本体の電源が入っている限り、連続運転停
止中(待機中)でもクリップフィーダ部1は動き続けて
いた。その場合、振動型のパーツフィーダはガイドレー
ル9に整列したクリップ123を押し続けることで、ガ
イドレール9中のクリップ123の整列状態を乱すこと
になり、またクリップ123を押し続けると振動騒音が
発生する。
【0049】そこで、本発明の接ぎ木ロボットにおいて
は、クリップ123を整列させてガイドレール9にクリ
ップ123を供給するパーツフィーダを本体の連続運転
のオン、オフと同期させる。この場合に、連続運転終了
と同時にクリップオーバーフローセンサーでクリップの
供給数を確認し、所定の数にまで減るとパーツフィーダ
をオフするシーケンスプログラムを組み込んでおく。
【0050】こうして、接ぎ木ロボットの連続運転停止
中にクリップ送りによる振動騒音の防止、クリップ整列
状態の保持、及び次回の連続運転のためのクリップの補
充ができる。
【0051】図10に示すように、このガイドレール9
の先端は接ぎ木部2の台木と穂木の接合部6(図1参
照)の直前で前記クリップ123の取手部123aの両
端部のガイド間隔を狭め、クリップ123の把持部12
3bを開放するための狭窄ガイドレール125が接続し
ている。ここで把持部123bを開放した状態で前進し
たクリップ123(図10(a))が台木と穂木の接合
位置に来ると、クリップ開閉具126がクリップ123
の取手部123aの付勢を開放する方向に移動して(図
10(b))、把持部123bにより台木と穂木を接合
状態に保つ。
【0052】図10(a)のクリップ接合装置25の平
面図に示すように、クリップ接合装置25はクリップ接
合部位で、クリップ123の一対の先端部(把持部12
3b)が開いているとき、その間に台木苗搬送装置18
及び穂木苗搬送装置22からそれぞれ台木苗と穂木苗が
十分入り込むように(矢印(A))、台木苗搬送装置1
8及び穂木苗搬送装置22の駆動制御をする。なお、ク
リップ123の内面に接触する位置まで接合苗を駆動す
ると、クリップ123の内面で胚軸位置が矯正されて安
定する。こうして、苗接合部位でクリップ123は先端
部を閉じる動作をするだけで台木苗と穂木苗が接合でき
る。
【0053】図10(a)には従来法によるクリップ接
合部位での苗接合の仕方も示している。すなわち従来法
ではクリップ接合部位にある苗に向けて矢印B方向にク
リップ123を押し出す方法であった。また、図11
(a)、(b)にはクリップ接合装置25の側面図を示
し、図11(c)、(d)には従来技術のクリップ接合
装置25の側面図を示す。
【0054】図10(a)に示す本発明法と従来法の比
較及び図11(a)、(b)と図11(c)、B(d)
を比較して分かるように、本発明のクリップ接合によれ
ば、前に押し出されるクリップ123で苗が接合位置か
らずれる従来技術のような不具合はなく、接合ずれを防
止し、苗の接合率が向上する。
【0055】以上本発明の実施の形態の接ぎ木ロボット
の一連の動きを図12のフローチャートに示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の接ぎ木ロボットの上面
図。
【図2】 図1の接ぎ木ロボットの接ぎ木部の上面図。
【図3】 図1の接ぎ木ロボットの接ぎ木部の前面図。
【図4】 図1の接ぎ木ロボットの接ぎ木部の側面図。
【図5】 図1の接ぎ木ロボットの台木苗供給装置と穂
木苗供給装置の各把持ハンドと接合装置のクリップの要
部平面図。
【図6】 図1の接ぎ木ロボットの進退自在の切断装置
の側面図。
【図7】 図1の接ぎ木ロボットの台木苗搬送装置と台
木切断装置の側面図。
【図8】 図7の台木切断装置の要部側面図とクリーニ
ングケースの側面図。
【図9】 図1の接ぎ木ロボットの穂木苗搬送装置と穂
木切断装置の側面図。
【図10】 図1の接ぎ木ロボットのクリップ掛け装置
の上面図。
【図11】 図1の接ぎ木ロボットのクリップ接合装置
の側面図(図11(a)、(b))と従来技術のクリッ
プ接合装置の側面図(図11(c)、(d))。
【図12】 図1の接ぎ木ロボットの作動シーケンスを
示す図。
【図13】 従来技術の台木苗供給装置の苗把持ハンド
の平面図。
【図14】 従来技術の台木苗供給装置の苗把持ハンド
の平面図(図14(a)、図14(b))と正面図(図
14(c))。
【符号の説明】
1 クリップフィーダ部 2 接ぎ木部 3 台木部 5 穂木部 6 接合部 7 クリップ
ボウル 9 クリップガイドレール 14 穂木苗
供給板 15 天板 17 台木苗
供給装置 18 台木苗搬送装置 19 台木切
断装置 21 穂木苗供給装置 22 穂木苗
搬送装置 23 穂木切断装置 25 クリッ
プ接合装置 29 台木搬送用回転アクチュエータ 30 台木搬
送アーム支持体 31 アクチュエータ回転軸 33 台木搬
送アーム押出シリンダ 34 台木搬送アーム 37 台木胚
軸把持ハンド 38 台木根鉢把持ハンド 37a、38
a エアシリンダ 39 台木胚軸補助ハンド 40 支持板 41 アクチュエータ 51 穂木搬送用回転アクチュエータ 52 穂木搬
送アーム支持体 53 アクチュエータ回転軸 55 穂木搬
送アーム押出シリンダ 56 穂木搬送アーム 59 穂木胚
軸把持ハンド 60 押出量調整シム 61 アーム 62 エアシリンダ 64 胚軸補
助ハンド 67 穂木胚軸把持ハンド 76 台木苗
胚軸把持ハンド 76a 胚軸把持ハンドシリンダ 77 子葉除
去ハンド 80 昇降シリンダ 81 上下式
シリンダー 82 クリーニングケース 83 蓋 84 吸水性弾性体 85 タンク 85a 穴 86 上下式
シリンダー 87 クリーニングケース 94 カッタ
ーアーム 93 カッター駆動用モータの回転軸 95 カッタ
ー刃支持台 96 カッター刃 97 カッタ
ー刃調整ネジ 98 長穴 99 カッタ
ー駆動シリンダ 101 ローラ 107 穂木
カッター刃洗浄装置 109、110 台木カッター刃洗浄装置 112 支柱 113 回転
軸 114 カッター駆動用モータ 115 台木
カッターアーム 116 台木カッター刃 117 支持
部 118 調整ボルト 119 ネジ 120 調整板 121 台木
押さえ具 123 クリップ 123a ク
リップ取手部 123b クリップ把持部 125 狭窄
ガイドレール 126 クリップ開閉具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台木苗と穂木苗をそれぞれ切断した後、
    クリップで接合する部位に台木苗と穂木苗をそれぞれ搬
    送する台木苗搬送装置及び穂木苗搬送装置と、クリップ
    フィーダから供給されるクリップを用いて前記クリップ
    接合部位で台木苗と穂木苗を接合するクリップ接合装置
    を備えた接ぎ木ロボットにおいて、 前記クリップ接合装置はクリップ接合部位で、クリップ
    の一対の先端部を開き、前記台木苗搬送装置及び穂木苗
    搬送装置は前記開いた一対のクリップ先端部の間に台木
    苗と穂木苗を供給する構成からなることを特徴とする接
    ぎ木ロボット。
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