JP4371190B2 - 接ぎ木ロボット - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は台木苗と穂木苗を自動的に供給・接ぎ木する接ぎ木苗製造用の接ぎ木ロボットに関し、特に、台木苗と穂木苗とをクリップ接合するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は接ぎ木苗製造用のロボットとして多数の接ぎ木ロボットの出願をしている。本発明者らの開発した出願発明の中で、例えば特開平8−2422693号公報に開示された接き木ロボットは、それぞれ台木苗と穂木苗の供給装置にセットされた台木苗と穂木苗を円弧状の動きをする各搬送装置で切断位置までそれぞれ搬送して、切断装置で台木苗と穂木苗をそれぞれ切断し、さらに前記搬送装置で切断された台木苗と穂木苗を接合部位までそれぞれ搬送して、該接合部位でクリップにより台木苗と穂木苗を接合する接ぎ木ロボットである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記本発明者らの開発した特開平8−2422693号公報記載の発明の接ぎ木ロボットは、台木苗と穂木苗を接合部位に搬送してから、クリップを前記接合部位に押し出して台木苗と穂木苗を接合していたが、この場合にはクリップを接合部位に押し出した時に正しい接合部位に配置されていた台木苗と穂木苗がクリップに押されて、正しい接合部位からずれしまうことがあった。
そして、台木苗と穂木苗をそれぞれ切断する切断装置のカッター刃を洗浄する従来の洗浄装置は、水をクリーニングケース内に入れておくか又は水を浸したスポンジをクリーニングケース内に設けて、洗浄タイミングでカッター刃を前記水又は水を浸したスポンジに浸して洗浄していたが、植物の樹液は水では除去できず、カッター刃が十分洗浄できていなかった。
また、クリップを供給するクリップ供給装置のクリップフィーダ部にあるクリップの残りが少なくなると、従来のものは、アラームを発して、作業者の注意を喚起させていたが、接ぎ木ロボット本体の電源が入っている限り、連続運転停止中(待機中)でもクリップフィーダ部は動き続けていた。その場合、振動型のパーツフィーダはガイドレールに整列したクリップを押し続けることで、ガイドレール中のクリップの整列状態を乱すことになり、またクリップを押し続けると振動騒音が発生するという問題があった。
【0004】
そこで、本発明の課題はクリップ接合時の台木苗と穂木苗の接合ずれを防止して、接合率を向上させた接ぎ木ロボットを提供することである。また、本発明の課題は従来の洗浄装置より洗浄効果が高い洗浄装置を備えた接ぎ木ロボットを提供することである。更に、本発明の課題は接ぎ木ロボットの連続運転停止中にクリップ送りによる振動騒音の防止、クリップ整列状態の保持、及び次回の連続運転のためのクリップの補充ができる接ぎ木ロボットを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記課題は次の構成によって達成される。すなわち、先端にカッター刃(116,96)を取り付けた回転式カッターにより台木苗と穂木苗をそれぞれ切断する台木切断装置(19)及び穂木切断装置(23)と、該台木切断装置(19)及び穂木切断装置(23)により切断された台木苗と穂木苗をクリップ(123)で接合する部位にそれぞれ搬送する台木苗搬送装置(18)及び穂木苗搬送装置(22)と、クリップ(123)を整列させて、クリップ(123)をガイドする溝を形成したクリップガイドレール(9)に供給する振動型のパーツフィーダを備えたクリップフィーダ(1)から供給されるクリップ(123)を用いて前記クリップ接合部位で台木苗と穂木苗を接合するクリップ接合装置(25)と、前記台木切断装置(19)及び穂木切断装置(23)のカッター刃(116,96)をそれぞれ洗浄するための洗浄装置(109,107)と設けた接ぎ木ロボットにおいて、前記クリップ接合装置(25)クリップ接合部位でクリップ(123)の一対の先端部を開放する開放機構(発明の実施形態の狭窄ガイドレール125と、前記パーツフィーダによるクリップガイドレール(9)へのクリップ(123)の供給数を検出するセンサーと、前記パーツフィーダのオン、オフと接ぎ木ロボットの連続運転のオン、オフとを同期させると共に、接ぎ木ロボットの連続運転終了時に前記センサーからの検出信号によりクリップ(123)の供給数が所定の数まで減っている場合はパーツフィーダをオフするシーケンスプログラムとを設け、前記台木苗搬送装置(19)及び穂木苗搬送装置(23)前記開放機構(125)により開いた一対のクリップ先端部の間に台木苗と穂木苗を供給する駆動機構(発明の実施形態のアクチュエータ29,51,アクチュエータ回転軸31,53)を設け前記洗浄装置(109,107)は、それぞれアルコールを含む液体を溜めたタンク(85)と前記台木切断装置(19)及び穂木切断装置(23)のカッター刃(116,96)が挿し込まれる穴(85a)を有する吸水性弾性体(84)とを備えたケースからなり、台木切断装置(19)及び穂木切断装置(23)側にそれぞれ進退自在に配置した接ぎ木ロボットである。
【0006】
例えば、図10(a)のクリップ接合装置25の平面図に示すように、クリップ接合装置25はクリップ接合部位で、クリップ123の一対の先端部(把持部123b)が開いているとき、その間に台木苗搬送装置(18)及び穂木苗搬送装置(22)からそれぞれ台木苗と穂木苗が十分入り込むように(矢印(A))、台木苗搬送装置18及び穂木苗搬送装置22の駆動制御をする。そうすると、苗接合部位でクリップ123は先端部を閉じる動作をするだけで台木苗と穂木苗が接合できる。
【0007】
本発明のクリップ接合によれば、前に押し出されるクリップ123で苗が接合位置からずれる従来技術のような不具合はなく、接合ずれを防止し、苗の接合率が向上する。
また、植物の樹液を溶かすことのできるアルコール等を含む洗浄液を用いた洗浄装置(109,107)によって、洗浄液に浸すことによりカッター刃(116,96)に付着した樹液を溶かし、カッター刃(116,96)の耐性能が向上する。更に、パーツフィーダを接ぎ木ロボットの連続運転のオン、オフと同期させると共に、連続運転終了時にクリップ(123)の供給数が所定の数まで減っているとパーツフィーダをオフすることにより、接ぎ木ロボットの連続運転停止中にクリップ送りによる振動騒音の防止、クリップ整列状態の保持、及び次回の連続運転のためのクリップ(123)の補充ができる。
【0008】
【発明の効果】
本発明によれば、クリップ接合装置(25)はクリップ接合部位で、クリップ(123)の一対の先端部が開いている先端部の間隔に台木苗搬送装置(18)及び穂木苗搬送装置(22)から台木苗と穂木苗を供給するので、接合部位でクリップ(123)は先端部を閉じる動作をするだけで台木苗と穂木苗が接合できる。そのため、本発明のクリップ接合によれば、従来技術のようにクリップ(123)が正しい接合部位にある台木苗と穂木苗を前記接合部位からずらすことが無くなり、台木苗と穂木苗の接合後の活着率が良好になる。
【0009】
また、本発明によれば、植物の樹液を溶かすことのできるアルコール等を含む洗浄液を用いた洗浄装置(109,107)により、カッター刃(116,96)に付着した樹液を溶かし、カッター刃(116,96)の耐性能が向上すると共に、カッター刃(116,96)に付いた樹液などの付着物は容易に除去できるので、従来の洗浄装置より洗浄効果が著しく高くなる。更に、本発明によれば、パーツフィーダを接ぎ木ロボットの連続運転のオン、オフと同期させると共に、連続運転終了時にクリップ(123)の供給数が所定の数まで減っているとパーツフィーダをオフすることにより、接ぎ木ロボットの連続運転停止中にクリップ送りによる振動騒音の防止、クリップ整列状態の保持、及び次回の連続運転のためのクリップ(123)の補充ができる。
【0010】
【実施の形態】
本発明の実施の形態について図面と共に説明する。
まず、台木苗と穂木苗の接合を自動的に行う接ぎ木ロボットの概略を説明する。本実施の形態の接ぎ木ロボットの上面図を図1(天板を外した図)に、その部分(接ぎ木部)拡大図を図2に、前面図を図3に、側面図を図4にそれぞれ示す。
【0011】
本実施例の接ぎ木ロボットの接合苗作製のための機構は図1に示すようにクリップフィーダ部1と接ぎ木部2からなり、接ぎ木部2は台木部3と穂木部5および接合部6からなっている。
【0012】
クリップフィーダ部1のクリップボウル7外周からクリップガイドレール9を設け、その先端部に接ぎ木部2を隣接させる。また、台木と穂木の各々を把持、搬送するためのそれぞれの搬送装置18、22を接ぎ木部2の天板15(図3)に懸架している。図1に示す接ぎ木部2部分の拡大図を図2に示すが、台木部3は台木苗供給装置17と台木苗搬送装置18および台木切断装置19からなり、また、穂木部5も同様に穂木苗供給装置21、穂木苗搬送装置22、穂木切断装置23からなっている。
【0013】
台木苗供給装置17に人手により供給された台木苗はハンド76、77に把持される。そして、ハンド76、77に把持された台木苗は図1の矢印(イ)の方向に回転する台木苗搬送装置18により台木切断装置19の位置(切断位置)まで搬送され、ここで、切断装置19が回転してそのカッター刃により台木苗の胚軸を斜めに切り落とす。台木切断装置19は先端にカッター刃を取り付けた回転式カッターであり、図1、図4の矢印(ハ)方向に回転する。切断された台木は矢印(ロ)方向に搬送され、接ぎ木部2で接合部6の接合装置25(図2、図3参照)で穂木と接合される。
【0014】
また、同様に人手により穂木苗供給装置21の穂木苗供給板14に供給された穂木苗は穂木苗搬送装置22により矢印(ニ)方向(図1参照)に搬送され、切断位置で矢印(ヘ)方向(図1、図4参照)に回転する穂木切断装置23によりその胚軸部分より上の組織を残して、一部胚軸部と根部が切り落とされる。そして、子葉部分を持つ穂木は矢印(ホ)方向に搬送され、接ぎ木部2において台木と、クリップフィーダ部1から供給されるクリップで接合され、接合苗は適宜の方法で鉢に移植される。
【0015】
次に、台木苗供給装置17と台木苗搬送装置18の説明をする。
まず、台木苗供給装置17と台木苗搬送装置18について図2、図3で説明する。台木苗供給装置17には台木苗胚軸把持ハンド76と子葉除去ハンド77と一対のハンド76を開閉する胚軸把持ハンドシリンダと一対のハンド77の開閉用の子葉除去ハンドシリンダ(図示せず)とハンド77を上下方向に移動させるための昇降シリンダ80が設けられ、さらに図示しないが、台木苗子葉除去ハンド77の下方に上側胚軸規制板と胚軸把持ハンド76の下方に下側胚軸規制板とがあり、またハンド77の一方に固定された胚軸引き起こし板も設けられている。
【0016】
一対の台木苗把持ハンド76は人手により供給される台木苗の根鉢近くの胚軸を把持するためのもので、一対の子葉除去ハンド77は胚軸の把持後に、該ハンド77を上下方向に昇降させることで、切断時に邪魔になる子葉を除去するためのものである。一対の台木苗胚軸把持ハンド76と一対の子葉除去ハンド77の先端が開き、この一対のハンド76、77間に台木苗の胚軸を受け入れた後に、閉じて、これを把持し、その後、子葉除去ハンド77は台木苗を上下方向にスライドさせて胚軸を鉛直方向に固定支持する。この子葉除去ハンド77の上下方向へのスライドは昇降シリンダ80で行われるが、胚軸を把持したまま、スライドさせるために、該ハンド77の内側には胚軸把持用のハンド溝(図示せず)を設けても良い。このハンド溝が胚軸を把持する時にできる円が台木苗の胚軸径と略同径になるようにしておく。そして、子葉除去ハンド77が台木苗を受け取る際には、ハンド溝により確実に台木苗の胚軸を把持することができる。また、台木苗を把持した後に子葉除去ハンド77をスライドさせるので、台木苗搬送装置18に受け渡す位置では胚軸把持ハンド76と子葉除去ハンド77の間の胚軸にある不要な子葉はそり落とされ、この両ハンド76、77間に十分な間隔ができ、この部分で台木苗搬送装置18の胚軸把持ハンド77が胚軸を確実に把持することができると同時に、切断装置19による切断もスムーズに行える。
【0017】
従来は図13に示すように台木苗と穂木苗の供給装置のいずれの把持ハンドにおいても(図13では台木苗の胚軸把持ハンド76’を示す)、左右方向の位置(接ぎ木ロボット正面に向かって左右方向、以下同じ)でのハンド供給位置の基準を設けて、前記供給位置基準に基づきクリップ接合部位での各苗の胚軸接合面で位置合わせを行う接ぎ木ロボットを本発明者らは提案した。しかしながら、各苗の左右方向の位置についての供給位置基準を決めていたので、接ぎ木ロボット前後方向の苗供給位置はフリーであり、苗供給位置がフリーになるために苗供給者のミスや把持ハンド76’の把時ミスを発生していた。
【0018】
また、従来は図14(a)のハンド部分の平面図に示すように苗供給位置の一対の開閉式の把持ハンド76”を用いる場合は、図14(b)に示すように一対の把持ハンド76”の中央を供給位置基準とし、一対の把持ハンド76”の中央で苗を把持できるように把持ハンド76”を閉じて苗を把持していた。しかし、この場合には図14(c)のハンド部分の前面図にに示すようにエアー式の把持ハンド76”で強制的に苗を前記中央に寄せるため、苗の胚軸が折れることがあった。
【0019】
そこで、本発明では図5の要部平面略図に示すように、台木供給装置の台木苗胚軸把持ハンド76の一方はエアハンドからなる可動ハンド76aとし、他方は固定ハンド76bとする。そして固定ハンド76bとハンド基部との直交する角部を苗供給基準位置とする。また、穂木供給装置21の穂木胚軸把持ハンド67の一方はエアハンドからなる可動ハンド67aとし、他方は固定ハンド67bとする。そして固定ハンド67bとハンド基部との直交する角部を苗供給基準位置とする。
【0020】
接ぎ木ロボットにおいて左右対称に台木苗と穂木苗をクリップ接合装置25前面の接合部位にそれぞれ供給する際に、接合基準位置を台木側及び穂木側の前記台木苗胚軸把持ハンド76及び穂木胚軸把持ハンド67の各固定ハンド76b、67b側のハンド基部とのコーナ部を苗供給基準位置として、その苗供給基準位置を基にして接合部位での苗接合時の基準位置を設計すると、各苗の胚軸の端面同士を合わせ易くなり、苗接合が正しく行え、接合苗の活着率が高くなる。
【0021】
このように、台木苗、穂木苗共に、苗供給位置の基準面を2カ所の平面部が交差するコーナ部としたことで苗の大小や供給者の苗の供給位置への入れ方の違いによって接合ズレが発生することがなく、一対のハンドの内の片側のハンドのみが開閉動作をする可動ハンドを用いることで把持ハンド76、67自体が基準位置を持ち、苗を掴む時点でクリップ接合時のずれを無くすことができる。
【0022】
台木苗と穂木苗は台木苗供給装置17と穂木苗供給装置21のそれぞれ苗把持ハンド76、67から台木苗搬送装置18と穂木苗搬送装置22に受け渡されてそれぞれの切断装置19、23に搬送される。
【0023】
次に、台木苗搬送装置18と台木切断装置19について、主に図3、図7により説明をする。図7は台木部3側の切断装置19と台木苗搬送装置18を接ぎ木ロボットの台木部側の側壁方向から見た側面図である。
【0024】
台木苗搬送装置18の台木搬送用回転アクチュエータ29は天板15に支持され、該アクチュエータ29の下部には台木搬送アーム支持体30が該アクチュエータ回転軸31を中心に回転自在に支持されている。台木搬送アーム支持体30には、該支持体30に支持された台木搬送アーム押出シリンダ33、該シリンダ33に固定された台木搬送アーム34と該搬送アーム34先端の台木把持部(一対の台木胚軸把持ハンド37と台木根鉢把持ハンド38)が設けられている。前記ハンド37、38はそれぞれエアシリンダ37a、38aにより台木を把持するように開閉制御される。台木苗供給装置17の台木苗のセット位置まで押し出された台木搬送アーム34先端の台木胚軸把持ハンド37と台木根鉢把持ハンド38が作動して前記両ハンド37、38が台木苗を把持する。台木胚軸把持ハンド37と台木根鉢把持ハンド38の作動と同時に台木搬送用回転アクチュエータ29も作動して、前記ハンド37、38で把持した台木苗を切断位置まで搬送する。
【0025】
また、一対の台木胚軸補助ハンド39が台木搬送アーム支持体30に固定される支持板40に支持され、アクチュエータ41内のエアシリンダ(図示せず)により開閉される。台木苗供給装置17のハンド76、77に把持された台木苗の位置まで押し出された台木搬送アーム34先端の台木胚軸把持ハンド37と台木根鉢把持ハンド38が作動して前記両ハンド37、38が台木苗を把持する。
【0026】
台木胚軸把持ハンド37と台木根鉢把持ハンド38の作動と同時に台木搬送用回転アクチュエータ29も作動して、前記ハンド37、38で把持した台木苗を切断位置まで搬送する。切断位置では台木搬送アーム34が引っ込んで、その時台木胚軸補助ハンド39が胚軸を把持する。
【0027】
台木胚軸補助ハンド39のカッター刃通過面の形状は台木切断時に台木切断装置19のカッター刃116の回転軌跡と接するような形状として、切断時苗の位置決めが不安定になりやすいのを防ぎ、胚軸を固定する。好ましくは、このカッター刃通過面の形状を鉛直線に対してほぼ25〜30°の傾斜角度にする。胚軸の切断角度が鈍角であると、切断面積が小さくなり、後述するクリップ123(図10参照)での台木との接合性能が悪くなるので、前記25〜30°の傾斜角度で胚軸を切断する場合が、最も活着性能が良い。したがって、台木切断装置19のカッターアーム115の回転軌跡が前記台木胚軸補助ハンド39のカッター刃通過面の形状に沿うように、カッターアーム115の回転軸を設置する必要がある。
【0028】
次に、台木切断装置19を図7、図8により説明する。なお、切断装置19、23は台木部3、穂木部5にそれぞれ設けられているが、両方に共通する機構からなるものである。
【0029】
カッター駆動シリンダ99(図9参照)は鉛直方向に向いた支柱112に支持されていて、その回転軸113にカッターアーム115が取り付けられている。このカッターアーム115の先端に該アーム115と直交する方向に切断軌跡を有するカッター刃116の支持部117が取り付けられている。カッターアーム115へのカッター刃支持部117の取り付け位置の調整はカッターアーム115に設けられた調整ボルト118等の調整具で行う。また、カッター駆動用モータ114の取り付け高さの調整は支柱112に設けられたネジ119と長孔を備えた調整板120との調整具で行う。
【0030】
また、カッターアーム115にはカッター刃116が胚軸に当たる前にカッター刃116の回転軌跡内にある台木苗の胚軸を台木苗搬送装置18側に押しつけるための台木押さえ具121が設けられている。
【0031】
また、カッター刃116を洗浄するための洗浄装置110をカッターアーム115の下方に設ける。この洗浄装置110は上下式シリンダー81によって可動し、洗浄液体を保持したクリーニングケース82を設ける。
【0032】
前記クリーニングケース82内にはアルコール、アセトンなどを含む洗浄液を入れ、また揮発防止のために開閉自在な一対の蓋83を設けておき、カッター刃116を洗浄するときに、図8(b)に示すようにクリーニングケースの蓋83を開けて、図8(a)に示すように上下式シリンダー81によりクリーニングケース82を上に移動して、カッター刃116を洗浄液中に浸けて洗浄をする。
【0033】
上記カッター刃116の洗浄のタイミングは図示しない接ぎ木ロボットのコントロールパネルのクリーニングスイッチのオン、オフにより行う。
【0034】
従来の洗浄装置は、水をクリーニングケース内に入れておくか又は水を浸したスポンジをクリーニングケース内に設けて、洗浄タイミングでカッター刃116を前記水又は水を浸したスポンジに浸して洗浄していたが、植物の樹液は水では除去できず、カッター刃116が十分洗浄できていなかった。
【0035】
そこで、本発明では植物の樹液を溶かすことのできるアルコール等を含む洗浄液に浸すことによりカッター刃116に付着した樹液を溶かし、カッター刃116の耐性能を向上させた。
【0036】
また、図6(a)に台木切断装置19の要部側面図を示すようにカッター刃116の取付け位置の前面にスポンジ状の洗浄液含浸体を設けた洗浄装置109を進退自在に配置する構成としても良い。
【0037】
前記洗浄装置109は不織布などの吸水性弾性体84をカッター刃116が挿入される位置に配置し、該吸水性弾性体84の後側にアルコールなどの液体を溜めたタンク85を備えたケースからなり、カッター刃116を洗浄するときには、図6(b)に示すように、この洗浄装置109を前進させて吸水性弾性体84の前面の設けられた穴85aにカッター刃116を挿し込む。
【0038】
図6に示す洗浄装置109を用いると、カッター刃116に付いた樹液などの付着物は容易に除去できるので、前記従来の洗浄装置より洗浄効果が著しく高くなった。
【0039】
次に穂木苗搬送装置22と穂木切断装置23の説明をする。
図3、図9に示すように、穂木苗搬送装置22は穂木搬送用回転アクチュエータ51と該アクチュエータ51の下部の穂木搬送アーム支持体52が該アクチュエータ回転軸53を中心に回転自在に支持されている。穂木搬送アーム支持体52には、該支持体52に支持された穂木搬送アーム押出シリンダ55、該シリンダ55により伸縮される穂木搬送アーム56と該搬送アーム56先端には穂木胚軸把持ハンド59が設けられている。前記ハンド59は穂木搬送アーム56先端に設けられたアクチュエータ(図示せず)により穂木を把持するように開閉制御される。また、穂木搬送アーム56は押出量調整シム60により、その押し出し量が調整され、搬送アーム押出シリンダ55で押し出される。
【0040】
穂木搬送アーム支持体52の下部に設けられたアーム61の先端にはエアシリンダ62が設けられ、そのエアシリンダ62により胚軸補助ハンド64が穂木の胚軸切断時の胚軸の支持を確実にし、胚軸の切断も確実に行うことができる。また、胚軸補助ハンド64のカッター刃96の通過面の形状は穂木切断時に穂木切断装置23のカッター刃96の回転軌跡と接するような形状とする。好ましくは、このカッター刃通過面の形状を鉛直線に対してほぼ25〜30°の傾斜角度にする。胚軸の切断角度が鈍角であると、切断面積が小さくなり、台木との接合性能が悪くなるので、前記25〜30°の傾斜角度で胚軸を切断する場合が、最も活着性能が良い。
【0041】
したがって、穂木切断装置23のカッターアーム94の回転軌跡が前記穂木胚軸把持ハンド59のカッター刃通過面の形状に沿うように、カッターアーム94の回転軸を設置する必要がある。
【0042】
また、穂木切断装置23も台木切断装置19と同様の構造からなり、カッター駆動用モータの回転軸93、カッターアーム94、カッター刃支持台95、カッター刃96、カッター刃調整ネジ97、長穴98、カッター刃96の洗浄装置107などがある。また、カッタアーム94には胚軸の切断の邪魔にならないように、カッター刃96が胚軸に当たる前にカッター刃96の回転軌跡内にある苗の子葉(切り落とす子葉)などを払いのけるためのローラ101が設けられている。
【0043】
カッター刃96を洗浄するための洗浄装置107はカッターアーム96の下方に設ける。この洗浄装置107は上下式シリンダー86によって可動し、洗浄液体を保持したクリーニングケース87を設ける。
【0044】
前記クリーニングケース87内にはアルコール、アセトンなどを含む洗浄液を入れ、図8で説明した台木切断装置19と同様に図示しないクリーニングケース87の蓋を開けて、上下式シリンダー86によりクリーニングケース87を上に移動して、カッター刃96を洗浄液中に浸けて洗浄をする。
【0045】
また穂木苗のカッター刃96の洗浄は図6に示す洗浄装置109と同様な構成のものを使用しても良い。
【0046】
本実施例では切断装置19、23は回転形式のものを説明したが、図示していないが、切断装置19、23は接ぎ木ロボット基体の支柱に取り付けられた平行四辺形の形のカッターブラケットの鉛直方向に対して傾斜した方向に設けられている一辺にカッター刃を固定したものを用い、搬送装置18、22の回転搬送時に台木苗または穂木苗の胚軸部分を切断する形式のものを用いても良い。また、切断装置19、23の切断刃部分をスライド可能な構成として搬送装置18、22の回転搬送時に台木苗または穂木苗の胚軸部分を切断する形式のものを用いても良い。
【0047】
次にクリップ供給装置とクリップ接合装置25について図10に示す。
クリップ供給装置のクリップフィーダ部1(図1参照)はクリップボウル7の内面に沿って螺旋状の上昇路を持つ振動型のパーツフィーダにクリップ123の取手部123aの両端部をガイドする溝を形成した振動トラフからなるクリップガイドレール9を接続して、そのガイドレール9の先端は接ぎ木部2に臨むクリップ接合装置25が接続している。図10にはクリップガイドレール9に接続するクリップ接合装置25の要部上面図を示す。
【0048】
このとき、クリップフィーダ部1にあるクリップ123の残りが少なくなると、従来のものは、アラームを発して、作業者の注意を喚起させていたが、接ぎ木ロボット本体の電源が入っている限り、連続運転停止中(待機中)でもクリップフィーダ部1は動き続けていた。その場合、振動型のパーツフィーダはガイドレール9に整列したクリップ123を押し続けることで、ガイドレール9中のクリップ123の整列状態を乱すことになり、またクリップ123を押し続けると振動騒音が発生する。
【0049】
そこで、本発明の接ぎ木ロボットにおいては、クリップ123を整列させてガイドレール9にクリップ123を供給するパーツフィーダを本体の連続運転のオン、オフと同期させる。この場合に、連続運転終了と同時にクリップオーバーフローセンサーでクリップの供給数を確認し、所定の数にまで減るとパーツフィーダをオフするシーケンスプログラムを組み込んでおく。
【0050】
こうして、接ぎ木ロボットの連続運転停止中にクリップ送りによる振動騒音の防止、クリップ整列状態の保持、及び次回の連続運転のためのクリップの補充ができる。
【0051】
図10に示すように、このガイドレール9の先端は接ぎ木部2の台木と穂木の接合部6(図1参照)の直前で前記クリップ123の取手部123aの両端部のガイド間隔を狭め、クリップ123の把持部123bを開放するための狭窄ガイドレール125が接続している。ここで把持部123bを開放した状態で前進したクリップ123(図10(a))が台木と穂木の接合位置に来ると、クリップ開閉具126がクリップ123の取手部123aの付勢を開放する方向に移動して(図10(b))、把持部123bにより台木と穂木を接合状態に保つ。
【0052】
図10(a)のクリップ接合装置25の平面図に示すように、クリップ接合装置25はクリップ接合部位で、クリップ123の一対の先端部(把持部123b)が開いているとき、その間に台木苗搬送装置18及び穂木苗搬送装置22からそれぞれ台木苗と穂木苗が十分入り込むように(矢印(A))、台木苗搬送装置18及び穂木苗搬送装置22の駆動制御をする。なお、クリップ123の内面に接触する位置まで接合苗を駆動すると、クリップ123の内面で胚軸位置が矯正されて安定する。こうして、苗接合部位でクリップ123は先端部を閉じる動作をするだけで台木苗と穂木苗が接合できる。
【0053】
図10(a)には従来法によるクリップ接合部位での苗接合の仕方も示している。すなわち従来法ではクリップ接合部位にある苗に向けて矢印B方向にクリップ123を押し出す方法であった。また、図11(a)、(b)にはクリップ接合装置25の側面図を示し、図11(c)、(d)には従来技術のクリップ接合装置25の側面図を示す。
【0054】
図10(a)に示す本発明法と従来法の比較及び図11(a)、(b)と図11(c)、B(d)を比較して分かるように、本発明のクリップ接合によれば、前に押し出されるクリップ123で苗が接合位置からずれる従来技術のような不具合はなく、接合ずれを防止し、苗の接合率が向上する。
【0055】
以上本発明の実施の形態の接ぎ木ロボットの一連の動きを図12のフローチャートに示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の接ぎ木ロボットの上面図。
【図2】 図1の接ぎ木ロボットの接ぎ木部の上面図。
【図3】 図1の接ぎ木ロボットの接ぎ木部の前面図。
【図4】 図1の接ぎ木ロボットの接ぎ木部の側面図。
【図5】 図1の接ぎ木ロボットの台木苗供給装置と穂木苗供給装置の各把持ハンドと接合装置のクリップの要部平面図。
【図6】 図1の接ぎ木ロボットの進退自在の切断装置の側面図。
【図7】 図1の接ぎ木ロボットの台木苗搬送装置と台木切断装置の側面図。
【図8】 図7の台木切断装置の要部側面図とクリーニングケースの側面図。
【図9】 図1の接ぎ木ロボットの穂木苗搬送装置と穂木切断装置の側面図。
【図10】 図1の接ぎ木ロボットのクリップ掛け装置の上面図。
【図11】 図1の接ぎ木ロボットのクリップ接合装置の側面図(図11(a)、(b))と従来技術のクリップ接合装置の側面図(図11(c)、(d))。
【図12】 図1の接ぎ木ロボットの作動シーケンスを示す図。
【図13】 従来技術の台木苗供給装置の苗把持ハンドの平面図。
【図14】 従来技術の台木苗供給装置の苗把持ハンドの平面図(図14(a)、図14(b))と正面図(図14(c))。
【符号の説明】
1 クリップフィーダ部 2 接ぎ木部
3 台木部 5 穂木部
6 接合部 7 クリップボウル
9 クリップガイドレール 14 穂木苗供給板
15 天板 17 台木苗供給装置
18 台木苗搬送装置 19 台木切断装置
21 穂木苗供給装置 22 穂木苗搬送装置
23 穂木切断装置 25 クリップ接合装置
29 台木搬送用回転アクチュエータ 30 台木搬送アーム支持体
31 アクチュエータ回転軸 33 台木搬送アーム押出シリンダ
34 台木搬送アーム 37 台木胚軸把持ハンド
38 台木根鉢把持ハンド 37a、38a エアシリンダ
39 台木胚軸補助ハンド 40 支持板
41 アクチュエータ
51 穂木搬送用回転アクチュエータ 52 穂木搬送アーム支持体
53 アクチュエータ回転軸 55 穂木搬送アーム押出シリンダ
56 穂木搬送アーム 59 穂木胚軸把持ハンド
60 押出量調整シム 61 アーム
62 エアシリンダ 64 胚軸補助ハンド
67 穂木胚軸把持ハンド 76 台木苗胚軸把持ハンド
76a 胚軸把持ハンドシリンダ 77 子葉除去ハンド
80 昇降シリンダ 81 上下式シリンダー
82 クリーニングケース 83 蓋
84 吸水性弾性体 85 タンク
85a 穴 86 上下式シリンダー
87 クリーニングケース 94 カッターアーム
93 カッター駆動用モータの回転軸 95 カッター刃支持台
96 カッター刃 97 カッター刃調整ネジ
98 長穴 99 カッター駆動シリンダ
101 ローラ 107 穂木カッター刃洗浄装置
109、110 台木カッター刃洗浄装置
112 支柱 113 回転軸
114 カッター駆動用モータ 115 台木カッターアーム
116 台木カッター刃 117 支持部
118 調整ボルト 119 ネジ
120 調整板 121 台木押さえ具
123 クリップ 123a クリップ取手部
123b クリップ把持部 125 狭窄ガイドレール
126 クリップ開閉具

Claims (1)

  1. 先端にカッター刃(116,96)を取り付けた回転式カッターにより台木苗と穂木苗をそれぞれ切断する台木切断装置(19)及び穂木切断装置(23)と、該台木切断装置(19)及び穂木切断装置(23)により切断された台木苗と穂木苗をクリップ(123)で接合する部位にそれぞれ搬送する台木苗搬送装置(18)及び穂木苗搬送装置(22)と、クリップ(123)を整列させて、クリップ(123)をガイドする溝を形成したクリップガイドレール(9)に供給する振動型のパーツフィーダを備えたクリップフィーダ(1)から供給されるクリップ(123)を用いて前記クリップ接合部位で台木苗と穂木苗を接合するクリップ接合装置(25)と、前記台木切断装置(19)及び穂木切断装置(23)のカッター刃(116,96)をそれぞれ洗浄するための洗浄装置(109,107)と設けた接ぎ木ロボットにおいて、
    前記クリップ接合装置(25)クリップ接合部位でクリップ(123)の一対の先端部を開放する開放機構(125)と、前記パーツフィーダによるクリップガイドレール(9)へのクリップ(123)の供給数を検出するセンサーと、前記パーツフィーダのオン、オフと接ぎ木ロボットの連続運転のオン、オフとを同期させると共に、接ぎ木ロボットの連続運転終了時に前記センサーからの検出信号によりクリップ(123)の供給数が所定の数まで減っている場合はパーツフィーダをオフするシーケンスプログラムとを設け、
    前記台木苗搬送装置(19)及び穂木苗搬送装置(23)前記開放機構(125)により開いた一対のクリップ先端部の間に台木苗と穂木苗を供給する駆動機構(29,31,51,53)を設け
    前記洗浄装置(109,107)は、それぞれアルコールを含む液体を溜めたタンク(85)と前記台木切断装置(19)及び穂木切断装置(23)のカッター刃(116,96)が挿し込まれる穴(85a)を有する吸水性弾性体(84)とを備えたケースからなり、台木切断装置(19)及び穂木切断装置(23)側にそれぞれ進退自在に配置した
    ことを特徴とする接ぎ木ロボット。
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