JP2005168464A - 接ぎ木装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オペレータがメンテナンス時に切断装置で不用意に傷つかないようにした安全性の高い接ぎ木装置を提供すること。
【解決手段】穂木用苗と台木用苗とをそれぞれ切断する切断装置と該切断装置で切断した穂木用苗と台木用苗とを接合する接合装置とを機体に設けた接ぎ木装置に、前記切断装置の周囲を覆う第一カバー15と、第一カバー15を機体に固定する固定手段69と、第一カバー15の内側に位置する第二カバーと、第一カバー15が固定解除されると切断装置の切断刃が第二カバーに覆われた状態に切換る手段とを設けた。第一カバー15が固定解除されると切断装置の切断刃が第二カバーに覆われた状態に切換るので、オペレータがメンテナンス等のために第一カバー15を開けても切断刃6は第二カバーに覆われているので、安全性が向上する。
【選択図】図12

Description

本発明は台木苗と穂木苗を自動的に供給・接ぎ木する接ぎ木装置に関するものである。
本出願人は多数の接ぎ木装置を出願している。
本発明者らの開発した出願発明の中で、例えば特開2002−650588号公報に開示された接き木装置は、それぞれ台木苗と穂木苗の供給装置に人手によりセットされた台木苗と穂木苗を円弧状の動きをする各搬送装置で切断位置までそれぞれ搬送して、切断装置で台木苗と穂木苗をそれぞれ切断し、さらに前記搬送装置で切断された台木苗と穂木苗を接合部位までそれぞれ搬送して、該接合部位でクリップにより台木苗と穂木苗を接合する接ぎ木装置である。
また、上記各搬送装置及び切断装置はケース(第一カバー)に覆われている構成であるが、これら装置各部のメンテナンスをするときには、ケースを外していた。
特開2002−65058号公報
上記接ぎ木装置の切断装置は、回転運動をするカミソリなどの切断刃で台木苗及び穂木苗をそれぞれ切断する装置であり、不用意にケースを外すとオペレータが切断刃に触れて傷つくおそれがある。
そこで、本発明の課題はオペレータがメンテナンス時に切断装置で不用意に傷つかないようにした安全性の高い接ぎ木装置を提供することである。
本発明の上記課題は、次の解決手段で解決される。
請求項1記載の発明は、穂木用苗と台木用苗とをそれぞれ切断する切断装置23、19と該切断装置23、19で切断した穂木用苗と台木用苗とを接合する接合装置25とを機体に設けた接ぎ木装置において、前記切断装置19、23の周囲を覆う第一カバー15と、該第一カバー15を機体に固定する固定手段69と、前記第一カバー15の内側に位置して穂木切断刃96と台木切断刃116をそれぞれ覆う状態と開放する状態に切換可能な第二カバー65、111と、前記第一カバー15が固定解除又は固定解除操作されると前記切断装置23、19の各切断刃96、116が前記第二カバー65、111にそれぞれ覆われた状態となるよう切り換える切換手段100(切換手段はコントローラ100だけでなく、機械的な切換手段でも良い)とを設けた接ぎ木装置である。
請求項2記載の発明は、穂木用苗と台木用苗とをそれぞれ切断する切断装置23、19と該切断装置23、19で切断した穂木用苗と台木用苗とを接合する接合装置25とを機体に設けた接ぎ木装置において、前記切断装置19、23の周囲を覆う第一カバー15と、該第一カバー15を機体に固定する固定手段69とを備え、前記切断装置19、23は駆動装置26の作動で動作するよう構成し、前記第一カバー15が固定解除又は固定解除操作されると前記駆動装置(ポンプ)26の作動が停止状態となるよう切り換える切換手段100を設けた接ぎ木装置である。
請求項3記載の発明は、穂木用苗と台木用苗とをそれぞれ切断する切断装置23、19と該切断装置23、19で切断した穂木用苗と台木用苗とを接合する接合装置25とを機体に設けた接ぎ木装置において、前記切断装置19、23の周囲を覆う第一カバー15と、該第一カバー15を機体に固定する固定手段69とを備え、前記切断装置19、23は駆動装置26の作動で動作するよう構成し、前記第一カバー15の内側に位置して穂木切断刃96と台木切断刃116をそれぞれ覆う状態と開放する状態に切換可能な第二カバー65、111と、前記第一カバー15が固定解除又は固定解除操作されると前記駆動装置(ポンプ)26の作動を停止させると共に前記切断装置23、19の各切断刃96、116が前記第二カバー65、111にそれぞれ覆われた状態となるよう切り換える切換手段を設けた接ぎ木装置である。
請求項1の発明によれば、第一カバー15が固定解除又は固定解除操作されると切断装置19、23の切断刃116、96が第二カバー111、65に覆われた状態に切換るので、オペレータがメンテナンス等のために第一カバー15を開けても、切断刃96、116は第二カバー65、111に覆われているので、オペレータに切断刃96、116が当たることを防止し、安全性が従来の接ぎ木装置に比較して向上する。
請求項2の発明によれば、第一カバー15が固定解除又は固定解除操作されると駆動装置26の作動が停止するので、オペレータが第一カバー15を開けたときには、切断装置19、23が動作しないため、オペレータに切断刃116、96が当たることを防止し、安全性が従来の接ぎ木装置に比較して向上する。
請求項3の発明によれば、第一カバー15が固定解除又は固定解除操作されると切断装置19、23の駆動装置26の作動を停止させると共に切断装置19、23の各切断刃116、96が第二カバー111、65に覆われた状態に切換るので、オペレータがメンテナンス等のために第一カバー15を開けた時は切断刃96、116は第二カバー65、111に覆われており、かつ、切断装置19、23が動作しないため、オペレータに切断刃116、96が当たることを防止し、安全性が従来の接ぎ木装置に比較して向上する。
本発明の実施の形態について以下図面と共に説明する。
まず、台木苗と穂木苗の接合を自動的に行う接ぎ木装置の概略を説明する。本実施の形態の接ぎ木装置の上面図を図1(第一カバー15は透明板)に、その部分(接ぎ木部)拡大図を図2に、前面図を図3に、側面図を図4にそれぞれ示す。
本実施例の接ぎ木装置の接合苗作製のための機構は図1に示すようにクリップフィーダ部1と接ぎ木部2からなり、接ぎ木部2は台木部3と穂木部5および接合部6からなっている。接合部6で接合された苗は接ぎ木搬送ベルト16で養生室13(図G)に送られる。
クリップフィーダ部1のクリップボウル7外周からクリップガイドレール9を設け、その先端部に接ぎ木部2を隣接させる。また、台木と穂木の各々を把持、搬送するためのそれぞれの搬送装置18、22を接ぎ木装置本体10側に懸架している。図1に示す接ぎ木部2部分の拡大図を図2に示すが、台木部3は台木苗供給装置17と台木苗搬送装置18および台木切断装置19からなり、また、穂木部5も同様に穂木苗供給装置21、穂木苗搬送装置22、穂木切断装置23からなっている。そして、これら搬送装置18、22及び切断装置19、23を透明な第一カバー15で覆っている。
台木苗供給装置17に人手あるいは自動に供給された台木苗はハンド76、77に把持される。そして、ハンド76、77に把持された台木苗は図1の矢印(イ)の方向に回転する台木苗搬送装置18により台木切断装置19の位置(切断位置)まで搬送され、ここで、切断装置19が回転してその切断刃により台木苗の胚軸を斜めに切り落とす。台木切断装置19は先端に切断刃を取り付けた回転式切断刃であり、図1、図4の矢印(ハ)方向に回転する。切断された台木は矢印(ロ)方向に搬送され、接ぎ木部2で接合部6の接合装置25(図2、図3参照)で穂木と接合される。
また、同様に人手により穂木苗供給装置21の穂木苗供給板14に供給された穂木苗は穂木苗搬送装置22により矢印(ニ)方向(図1参照)に搬送され、切断位置で矢印(ヘ)方向(図1、図4参照)に回転する穂木切断装置23によりその胚軸部分より上の組織を残して、一部胚軸部と根部が切り落とされる。そして、子葉部分を持つ穂木は矢印(ホ)方向に搬送され、接ぎ木部2において台木と、クリップフィーダ部1から供給されるクリップで接合され、接合苗は適宜の方法で鉢に移植される。
次に、台木苗供給装置17と台木苗搬送装置18の説明をする。
まず、台木苗供給装置17と台木苗搬送装置18について図2、図3で説明する。台木苗供給装置17には台木苗胚軸把持ハンド76と子葉除去ハンド77と一対のハンド76を開閉する胚軸把持ハンドシリンダと一対のハンド77の開閉用の子葉除去ハンドシリンダ(図示せず)とハンド77を上下方向に移動させるための昇降シリンダ(図示せず)が設けられ、さらに図示しないが、台木苗子葉除去ハンド77の下方に上側胚軸規制板と胚軸把持ハンド76の下方に下側胚軸規制板とがあり、またハンド77の一方に固定された胚軸引き起こし板も設けられている。
一対の台木苗把持ハンド76は人手あるいは自動に供給される台木苗の根鉢近くの胚軸を把持するためのもので、一対の子葉除去ハンド77は胚軸の把持後に、該ハンド77を上下方向に昇降させることで、切断時に邪魔になる子葉を除去するためのものである。一対の台木苗胚軸把持ハンド76と一対の子葉除去ハンド77の先端が開き、この一対のハンド76、77間に台木苗の胚軸を受け入れた後に、閉じて、これを把持し、その後、子葉除去ハンド77は台木苗を上下方向にスライドさせて胚軸を鉛直方向に固定支持する。この子葉除去ハンド77の上下方向へのスライドは昇降シリンダ80で行われるが、胚軸を把持したまま、スライドさせるために、該ハンド77の内側には胚軸把持用のハンド溝(図示せず)を設けても良い。このハンド溝が胚軸を把持する時にできる円が台木苗の胚軸径と略同径になるようにしておく。そして、子葉除去ハンド77が台木苗を受け取る際には、ハンド溝により確実に台木苗の胚軸を把持することができる。また、台木苗を把持した後に子葉除去ハンド77をスライドさせるので、台木苗搬送装置18に受け渡す位置では胚軸把持ハンド76と子葉除去ハンド77の間の胚軸にある不要な子葉はそり落とされ、この両ハンド76、77間に十分な間隔ができ、この部分で胚軸把持ハンド77が胚軸を確実に把持することができると同時に、切断装置19による切断もスムーズに行える。
図6には前記穂木苗供給装置21と台木苗供給装置17にそれぞれ苗を自動的に受け渡しする穂木苗自動受渡装置11と台木苗自動受渡装置12を含めた接ぎ木装置の平面図を示す。以下、苗自動受渡装置11、12を含めない接ぎ木装置部分を接ぎ木装置本体10ということにする。
穂木苗自動受渡装置11と台木苗自動受渡装置12は同一構造であり、接ぎ木装置本体10の左右対称位置に配置されるので以下、穂木苗自動受渡装置11についてだけ説明する。
穂木苗自動受渡装置11では、穂木苗はセルトレイ42を配置した苗載置台43を接ぎ木装置本体10の正面視右側に隣接配置する。苗載置台43上のセルトレイ42はトレイ搬送ベルト44により前側(矢印D方向)に搬送される構成になっている。そして前記苗載置台43の左右横幅方向(接ぎ木装置を正面から見た左右方向を左右又は横方向という)に該苗載置台43を股いで、各セルトレイ42の上方に苗受渡装置駆動装置36を設ける。苗受渡装置駆動装置36を矢印F方向から見た図を図7に示す。
苗受渡装置駆動装置36は左右方向に伸びた2つの第一レール45と第二レール46を備え、苗受渡装置駆動装置36の先端には上から順に子葉支持ハンド48と茎挟持ハンド49がその基部が苗受渡アーム47に一体的に設けられている。苗受渡アーム47は上下移動モータ54の回転により、第一レール45にネジ溝を設けて立設された上下移動軸35を上下動自在に位置を変えることができ、第一レール45に沿って横移動する。また、苗受渡アーム47の基部にはエアシリンダ50a(子葉支持ハンド48用)、50b(茎挟持ハンド49用)が設けられ、エアパイプを介してエア調整部50に接続されている。該エア調整部50のエアーシリンダ50a、50bがそれぞれ前記子葉支持ハンド48と茎挟持ハンド49の開閉動作を行う駆動源となる。第一レール45は苗受渡アーム47を本体10の方向に移動させるレールであり、苗受渡アーム47は横移動アクチュエータ47aにより支持され第一レール45に沿って左右方向に向けて移動可能になっている。
また、第二レール46には茎切断刃57が設けられ、切断刃57は横移動モータ46aにより第二レール46上を左右方向に移動可能になっており、横移動モータ46aを駆動源として第二レール46上を移動する茎切断刃57により茎切断刃57はセルトレイ42内に植付けられた苗の茎の根元側を切断することができる。
従って、穂木苗側では、トレイ搬送ベルト44で搬送されるセルトレイ42内の穂木苗のうちで、まず図6の左手前側の第一列のセルトレイ42a内の穂木苗から順番に最初の横一列のセルトレイ42の苗を挟持、切断していく。その間はトレイ搬送ベルト44は停止しており、横一列のセルトレイ42内の苗が全て本体10に順次受け渡されると、次の列のセルトレイ42内の穂木苗を挟持、切断するためにトレイ搬送ベルト44は少し移動する。
この一連の苗受渡アーム47の横移動の上下移動とトレイ搬送ベルト44の移動は、それぞれの移動量を図示しない各センサで検出して制御装置100で制御して行う。
セルトレイ42の穂木苗の挟持、切断は次のような手順で行われる。
トレイ搬送ベルト44が前進して適正位置に停止すると、子葉支持ハンド48及び茎挟持ハンド49が穂木苗の子葉の左右両側の位置にくるよう、苗受渡アーム47が第一レール45と上下移動軸35に沿って横移動及び上下移動する。その後、エアーシリンダ50a、50bが作動して子葉支持ハンド48が茎を直接挟持しないで子葉の葉の部分を支持し、茎挟持ハンド49は穂木苗の茎を直接挟持するのでなく、茎が振れるのを防止する。その後、茎切断刃57を横移動モータ46aで作動させて前記ハンド49で挟持された苗の根元側の茎が切断される。
子葉支持ハンド48は図8(a)の先端部の斜視図に示すように、一対のハンド48aの先端部にそれぞれアーチ型の子葉支え48bとそれぞれのハンド48aに掛け渡した一対のブリッジ48cが設けられている。一対のハンド48aは矢印A方向に間隔をエアシリンダ50aの作動で調整できる機構になっており、子葉を挟みつけるのではなく、一対のハンド48aの間隔は子葉の最大幅以上には狭くならないようにブリッジ48cでその移動量が調整される。
セルトレイ42内の苗は図8(b)の斜視図に示すように子葉支持ハンド48の先端部一対の子葉支え48bの間の空間内にアーチ型の子葉支え48bに沿って子葉が広がるように支えられる。図8(c)の平面図の点線で示す方向に子葉が伸びている苗はアーチ型の子葉支え48bの上を子葉が滑ることで実線位置に方向修正されて子葉支持ハンド48に挟持されることになる。ただし、図8(d)の平面図に示す方向に子葉が伸びている苗は子葉支持ハンド48で正常に挟持することはできない。
子葉支え48bと茎挟持ハンド49が穂木苗の茎を間接的に保持した状態で、切断刃57を横移動させて、切断刃57で根を切断する。根切断後の穂木苗を茎挟持ハンド49が離すと、もし子葉の展開方向が図8(c)の点線で示す位置にあると、子葉支え48bのアーチ形状に沿って正しい実線で示す位置に移動する。
次いで、苗受渡アーム47は接ぎ木装置本体10の苗供給装置21に向けて第一レール45上を移動し、苗供給装置21の前方位置に苗受渡アーム47が搬送されることを図示しないリミットスイッチ等で検知すると、エア調節部50により駆動されて子葉支持ハンド48が開き、苗供給装置21に苗を受け渡す。
前記穂木苗自動受渡装置11の構造は台木苗の自動受渡装置12と共通しており、接ぎ木装置本体の左右側部の対称位置にそれぞれ配置されているので、台木苗自動受渡装置12についての説明は省略する。
苗自動受渡装置12、11からそれぞれ台木苗供給装置17と穂木苗供給装置21に供給された台木苗と穂木苗は台木苗供給装置17と穂木苗供給装置21のそれぞれ苗把持ハンド76、67から台木苗搬送装置18と穂木苗搬送装置22に受け渡されてそれぞれの切断装置19、23に搬送される。
次に、台木苗搬送装置18と台木切断装置19について、主に図3、図5により説明をする。図5(a)は台木部3側の切断装置19と台木苗搬送装置18を接ぎ木装置の台木部側の側壁方向から見た側面図である。
台木苗搬送装置18の台木搬送用回転アクチュエータ29の下部には台木搬送アーム支持体30が該アクチュエータ回転軸31を中心に回転自在に支持されている。台木搬送アーム支持体30には、該支持体30に支持された台木搬送アーム押出シリンダ33、該シリンダ33に固定された台木搬送アーム34と該搬送アーム34先端の台木把持部(一対の台木胚軸把持ハンド37と台木根鉢把持ハンド38)が設けられている。前記ハンド37、38はそれぞれエアシリンダ37a、38aにより台木を把持するように開閉制御される。台木苗供給装置17の台木苗のセット位置まで押し出された台木搬送アーム34先端の台木胚軸把持ハンド37と台木根鉢把持ハンド38が作動して前記両ハンド37、38が台木苗を把持する。台木胚軸把持ハンド37と台木根鉢把持ハンド38の作動と同時に台木搬送用回転アクチュエータ29も作動して、前記ハンド37、38で把持した台木苗を切断位置まで搬送する。
また、一対の台木胚軸補助ハンド39が台木搬送アーム支持体30に固定される支持板40に支持され、アクチュエータ41内のエアシリンダ(図示せず)により開閉される。台木苗供給装置17のハンド76、77に把持された台木苗の位置まで押し出された台木搬送アーム34先端の台木胚軸把持ハンド37と台木根鉢把持ハンド38が作動して前記両ハンド37、38が台木苗を把持する。
台木胚軸把持ハンド37と台木根鉢把持ハンド38の作動と同時に台木搬送用回転アクチュエータ29も作動して、前記ハンド37、38で把持した台木苗を切断位置まで搬送する。切断位置では台木搬送アーム34が引っ込んで、その時台木胚軸補助ハンド39が胚軸を把持する。
台木胚軸補助ハンド39の切断刃通過面の形状は台木切断時に台木切断装置19の切断刃116の回転軌跡と接するような形状として、切断時苗の位置決めが不安定になりやすいのを防ぎ、胚軸を固定する。好ましくは、この切断刃通過面の形状を鉛直線に対してほぼ25〜30°の傾斜角度にする。胚軸の切断角度が鈍角であると、切断面積が小さくなり、後述するクリップ123(図15参照)での台木との接合性能が悪くなるので、前記25〜30°の傾斜角度で胚軸を切断する場合が、最も活着性能が良い。したがって、台木切断装置19のカッターアーム115の回転軌跡が前記台木胚軸補助ハンド39の切断刃通過面の形状に沿うように、カッターアーム115の回転軸を設置する必要がある。
次に、台木切断装置19を図5(a)の側面図と図5(b)の図5(a)の矢印S方向(装置の正面側)から見た台木切断刃部分図で説明する。なお、切断装置19、23は台木部3、穂木部5にそれぞれ設けられているが、両方に共通する機構からなるものである。
カッター駆動シリンダ99(図5参照)は鉛直方向に向いた支柱112に支持されていて、その回転軸113にカッターアーム115が取り付けられている。このカッターアーム115の先端に該アーム115と直交する方向に切断軌跡を有する切断刃116の支持部117が取り付けられている。カッターアーム115への切断刃支持部117の取り付け位置の調整はカッターアーム115に設けられた調整ボルト118等の調整具で行う。
切断装置駆動シリンダ99に図13(b)に示すマニホールド89からエアパイプ99a、99bを通してエアーを供給され、切断刃116の駆動が行われる。
また、カッターアーム115には切断刃116が胚軸に当たる前に切断刃116の回転軌跡内にある台木苗の胚軸を台木苗搬送装置18側に押しつけるための台木押さえ具121が設けられている。
さらに、また、切断刃116の切断軌跡の下端部に相当する位置で台木切断刃第二カバー111を設ける。そして、台木苗切断装置19は、その初期位置は図5(a)に示すように鉛直線上に対して少し傾斜した状態に保持してあり、台木苗切断装置19に回転運動用のエアがなくなると、台木切断刃116は自重で切断軌跡を通り、第二カバー111内に収納される。
また、切断刃116を洗浄するための洗浄装置110をカッターアーム115の下方に設ける。この洗浄装置110は上下式シリンダー81によって可動し、洗浄液体を保持したクリーニングケース82を設ける。
次に穂木苗搬送装置22と穂木切断装置23の説明をする。
図3と図9に穂木苗搬送装置22と穂木切断装置23の側面図、図10に穂木切断装置23の正面図を示すように、穂木苗搬送装置22は穂木搬送用回転アクチュエータ51と該アクチュエータ51の下部の穂木搬送アーム支持体52が該アクチュエータ回転軸53を中心に回転自在に支持されている。穂木搬送アーム支持体52には、該支持体52に支持された穂木搬送アーム押出シリンダ55、該シリンダ55により伸縮される穂木搬送アーム56と該搬送アーム56先端には穂木胚軸把持ハンド59が設けられている。前記ハンド59は穂木搬送アーム56先端に設けられたアクチュエータ(図示せず)により穂木を把持するように開閉制御される。また、穂木搬送アーム56は押出量調整シム60により、その押し出し量が調整され、搬送アーム押出シリンダ55で押し出される。
穂木搬送アーム支持体52の下部に設けられたアーム61の先端にはエアシリンダ62が設けられ、そのエアシリンダ62により胚軸補助ハンド64が穂木の胚軸切断時の胚軸の支持を確実にし、胚軸の切断も確実に行うことができる。また、胚軸補助ハンド64の切断刃96の通過面の形状は穂木切断時に穂木切断装置23の切断刃96の回転軌跡と接するような形状とする。好ましくは、この切断刃通過面の形状を鉛直線に対してほぼ25〜30°の傾斜角度にする。胚軸の切断角度が鈍角であると、切断面積が小さくなり、台木との接合性能が悪くなるので、前記25〜30°の傾斜角度で胚軸を切断する場合が、最も活着性能が良い。
したがって、穂木切断装置23のカッターアーム94の回転軌跡が前記穂木胚軸把持ハンド59の切断刃通過面の形状に沿うように、カッターアーム94の回転軸を設置する必要がある。
また、穂木切断装置23も台木切断装置19と同様の構造からなり、切断装置駆動シリンダ90の回転軸93、カッターアーム94、切断刃支持台95、切断刃96、切断刃調整ネジ97があり、カッターアーム94への切断刃支持台95の取り付け位置の調整はカッターアーム94に設けられた調整ボルト92等の調整具で行う。
切断装置駆動シリンダ90に図13(b)に示すマニホールド89からエアパイプ90a、90bを介してエアーを供給され、切断刃96の駆動が行われる。
また、カッターアーム94には胚軸の切断の邪魔にならないように、切断刃96が胚軸に当たる前に切断刃96の回転軌跡内にある苗の子葉(切り落とす子葉)などを払いのけるためのローラ101が設けられている。
さらに、切断刃96を洗浄するための洗浄装置を設けるが、図9には図示していない。
また、切断刃96の切断軌跡の下端部に相当する位置に穂木切断刃第二カバー65を設ける。該穂木切断刃第二カバー65は図10に示すようにボックス状の形状で、その上面と正面視で右側側面をなすL字状の板体で閉じられ、その下方側と正面側と正面視で左側面が開放されたカバー体である。
そして、穂木苗切断装置23は、その初期位置は図9に示すように鉛直線に対して少し傾斜した状態(約5〜10度)に保持してあり、切断刃96を回転運動用のエアの供給が無くなると、切断刃96は自重で切断軌跡を通り、穂木切断刃第二カバー65内に収納されることになる。
前記穂木苗切断装置23の初期位置が、鉛直線に対して少し傾斜した状態であると、エアシリンダ90内のエアーを抜くと自重で切断刃96が下方に回転動作して第二カバー65で覆われた状態となり、第一カバー15を開けた時に切断刃96でオペレータが傷つくことがない。
また、穂木切断刃第二カバー65は切断刃支持台95の取り付け位置の調整時にも切断刃96を覆うことができ、オペレータを傷つけるおそれは無い。また、図示していないが、切断刃96を洗浄するための洗浄装置はカッターアーム96の下方に設ける。
本実施例では切断装置19、23は回転形式のものを説明したが、上記以外の構成のものとして図示していないが、切断装置23、19は接ぎ木装置基体の支柱に取り付けられた平行四辺形の形の切断刃ブラケットの鉛直方向に対して傾斜した方向に設けられている一辺に切断刃96、116を固定したものを用い、搬送装置18、22の回転搬送時に台木苗または穂木苗の胚軸部分を切断する形式のものを用いても良い。また、切断装置19、23の切断刃部分をスライド可能な構成として搬送装置18、22の回転搬送時に台木苗または穂木苗の胚軸部分を切断する形式のものを用いても良い。
次に第一カバー15を開放するときの動作について説明する。
図11の側面図に示すように第一カバー15が接ぎ木装置本体10の可動装置を覆うように設けられているが、図12の斜視図に示すようにその前側下端部には接ぎ木装置本体10側にロック用ソレノイドまたはモータからなるアクチュエータ66と該アクチュエータ66で伸縮するロッド66aと、該ロッド66aを挿入できるロック板68aを取り付けておき、伸張したロッド66aが挿入されるロック板68bを第一カバー15側に取り付け、これらをカバーロック装置69と呼ぶことにする。そして、適所に設けたロック解除スイッチを入れることで、例えば10秒後に前記アクチュエータ66を作動させ、ロックを解除すると、手動で第一カバー15を開放できる。
ロック解除スイッチ71d(図13)を入れると、前記10秒の間にポンプの作動が停止状態になり、台木苗切断装置19、及び穂木苗切断装置23は作動を停止し、さらに、エア切換弁70が切り換わり切断装置駆動シリンダ90、99及びエアパイプ90a、b、99a、b内のエアが抜けることで、台木苗切断装置19、及び穂木苗切断装置23はそれぞれ自重で落下して第二カバー111、65に覆われる。
10秒経過して、カバーロック装置68が解除されてオペレータが第一カバー15を開放したときには、切断装置19、23を作動させるエアが抜けているため、切断装置19、23が不意に作動することがないため、オペレータにとって安全性が向上する。
また、切断刃96、116は第二カバー65、111内に覆われているため、オペレータが不用意に切断刃96、116に触れることがなく、オペレータの安全が保たれる。
なお、本実施の形態では切断刃96、116それぞれに第二カバー65、111で覆う構成にしているが、一つのカバーで切断装置96、116を覆うように構成しても良い。
カバーロック装置69のロック解除などを行う制御ブロック図を図13(a)に示し、そのシステムエア切換弁70の構成を図13(b)に示す。なお、モード切換スイッチ71はダイヤル等の選択式のスイッチになっており、接ぎ木装置のクリップフィーダ部1の動作を切る切スイッチ71aと、自動連続運転をする自動スイッチ71b、接ぎ木の位置調整をするための手動スイッチ71c、カバーロック装置69のロック解除を行うロック解除スイッチ71d等を備えている。また、切断装置96、116の作動を停止させる安全制御に関するフローを図14に示す。
穂木苗と台木苗がそれぞれの苗供給装置21、17に供給されたときに、穂木胚軸把持ハンド67と台木胚軸把持ハンド76がそれぞれの胚軸の径を図示しないゲージやセンサ等の検出手段で計測できるようにしておき、その計測値が基準設定値よりプラスマイナス1.0mm以上のずれがあると接ぎ木装置の運転を中止する構成にしても良い。こうすることで、異常な苗を取り除くことができ、全体に均質な苗の接ぎ木ができる。
次にクリップ供給装置とクリップ接合装置25について図15に示す。
クリップ供給装置のクリップフィーダ部1(図1参照)はクリップボウル7の内面に沿って螺旋状の上昇路を持つ振動型のパーツフィーダにクリップ123の取手部123aの両端部をガイドする溝を形成した振動トラフからなるクリップガイドレール9を接続して、そのガイドレール9の先端は接ぎ木部2に臨むクリップ接合装置25が接続している。図15にはクリップガイドレール9に接続するクリップ接合装置25の要部上面図を示す。
クリップフィーダ部1にあるクリップ123の残りが少なくなると、従来のものは、アラームを発して、作業者の注意を喚起させていたが、接ぎ木装置本体の電源が入っている限り、連続運転停止中(待機中)でもクリップフィーダ部1は動き続けていた。その場合、振動型のパーツフィーダはガイドレール9に整列したクリップ123を押し続けることで、ガイドレール9中のクリップ123の整列状態を乱すことになり、またクリップ123を押し続けると振動騒音が発生する。
そこで、本実施例の接ぎ木装置においては、クリップ123を整列させてガイドレール9にクリップ123を供給するパーツフィーダを本体の連続運転のオン、オフと同期させる。この場合に、連続運転終了と同時にクリップオーバーフローセンサーでクリップの供給数を確認し、所定の数にまで減るとパーツフィーダをオフするシーケンスプログラムを組み込んでおく。
こうして、接ぎ木装置の連続運転停止中にクリップ送りによる振動騒音の防止、クリップ整列状態の保持、及び次回の連続運転のためのクリップの補充ができる。
図15に示すように、このガイドレール9の先端は接ぎ木部2の台木と穂木の接合部6(図1参照)の直前で前記クリップ123の取手部123aの両端部のガイド間隔を狭め、クリップ123の把持部123bを開放するための狭窄ガイドレール125が接続している。ここで把持部123bを開放した状態で前進したクリップ123(図15(a))が台木と穂木の接合位置に来ると、クリップ開閉具126がクリップ123の取手部123aの付勢を開放する方向に移動して(図15(b))、把持部123bにより台木と穂木を接合状態に保つ。
図15(a)のクリップ接合装置25の平面図に示すように、クリップ接合装置25はクリップ接合部位で、クリップ123の一対の先端部(把持部123b)が開いているとき、その間に台木苗搬送装置18及び穂木苗搬送装置22からそれぞれ台木苗と穂木苗が十分入り込むように(矢印(A))、台木苗搬送装置18及び穂木苗搬送装置22の駆動制御をする。なお、クリップ123の内面に接触する位置まで接合苗を駆動すると、クリップ123の内面で胚軸位置が矯正されて安定する。こうして、苗接合部位でクリップ123は先端部を閉じる動作をするだけで台木苗と穂木苗が接合できる。
図15(a)には従来法によるクリップ接合部位での苗接合の仕方も示している。すなわち従来法ではクリップ接合部位にある苗に向けて矢印B方向にクリップ123を押し出す方法であった。また、図16(a)、(b)にはクリップ接合装置25の側面図を示し、図16(c)、(d)には従来技術のクリップ接合装置25の側面図を示す。
図15(a)に示す本発明法と従来法の比較及び図16(a)、(b)と図16(c)、(d)を比較して分かるように、本発明のクリップ接合によれば、前に押し出されるクリップ123で苗が接合位置からずれる従来技術のような不具合はなく、接合ずれを防止し、苗の接合率が向上する。
図17には他の実施例の成形クリップ123’の斜視図を示す。
成形クリップ123’がパーツフィーダ1より苗把持部までの進行のために用いている羽根部の後側に羽根部と同一線上に突起123c’を設けたものであり、この突起123c’を設けることにより図15に示すクリップ開閉具126のガイド溝に沿ってクリップ123’を前進させるとき、上下方向にずれることがないという利点がある。
接ぎ木装置で接合された苗は養生室13に送られ、ここで接合苗は人工環境によって養生される。養生室13には加湿器75と湿度センサ73を室内に設け、さらに強制加湿スイッチ72を制御盤(図示せず)に設けておき、図18の養生室13の略図、図19の制御ブロック図、図20の制御フローチャートに示すように通常時の湿度センサ73の測定値に基づき加湿器74を作動させて行う湿度調整以外に、強制加湿スイッチ72の入力でも加湿器74が作動するようにした。
従来の養生室13内の加湿調整方法では室内の湿度センサ73の測定値が設定値より偏差があると、その偏差に応じて加湿器74の作動を行うか、湿度センサ73が無い場合には、タイマーのオンオフにより行っていた。
しかし、養生中の苗の様子によっては、オペレータの判断等で湿度センサ73による湿度検出値以上の加湿が必要な場合があり、本実施例では、このような場合にも対応できるように強制加湿スイッチ72の入力で、加湿器74が湿度センサ73に基づく湿度制御機能を停止させて、強制的に加湿できるようにした。
また、従来、養生室13から養生後の苗を出庫する場合に、急激な環境変化により、苗がしおれることがあった。それを防ぐためには養生室13の外部の環境にならす必要があるので、本実施例では外気と同じ条件にするために強制的に換気を行う強制換気スイッチ78を設けておき、適宜このスイッチ78を作動させて、吸気ダクト79を開放し、換気ファン91を回す。
本発明の一実施例の接ぎ木装置の上面図である。 図1の接ぎ木装置の接ぎ木部の上面図である。 図1の接ぎ木装置の接ぎ木部の前面図である。 図1の接ぎ木装置の接ぎ木部の側面図である。 図1の接ぎ木装置の台木苗搬送装置と台木切断装置の側面図(図5(a))と図5(a)の矢印S方向から見た台木切断刃部分図(図5(b))である。 図1の接ぎ木装置の穂木苗自動受渡装置と台木苗自動受渡装置を含めた接ぎ木装置の平面図である。 図6の苗受渡装置駆動装置を矢印F方向から見た図である。 図1の接ぎ木装置の穂木苗自動受渡駆動装置の子葉支持ハンド先端部の斜視図(図8(a)、図8(b))、平面図(図8(c)、図8(d))である。 図1の接ぎ木装置の穂木苗搬送装置と穂木切断装置の側面図である。 図1の接ぎ木装置の穂木切断装置の正面図である。 図1の接ぎ木装置の側面図である。 図1の接ぎ木装置のケースのロック装置の斜視図である。 図1の接ぎ木装置の安全制御の制御ブロック図(図13(a))とそのシステムエア切換弁の構成図(図13(b))である。 図1の接ぎ木装置のカッタモードを含めた安全制御のフロー図である。 図1の接ぎ木装置のクリップ掛け装置の上面図である。 図1の接ぎ木装置のクリップ接合装置の側面図(図16(a)、(b))と従来技術のクリップ接合装置の側面図(図16(c)、(d))である。 図1の接ぎ木装置でも用いるクリップの斜視図である。 図1の接ぎ木装置で接ぎ木された接合苗の養生室の斜視図である。 図1の接ぎ木装置で接ぎ木された接合苗の養生室の制御ブロック図である。 図1の接ぎ木装置で接ぎ木された接合苗の養生室の制御フローチャートである。
符号の説明
1 クリップフィーダ部 2 接ぎ木部
3 台木部 5 穂木部
6 接合部 7 クリップボウル
9 クリップガイドレール 10 接ぎ木装置本体
11 穂木苗自動受渡装置 12 台木苗自動受渡装置
13 養生室 14 穂木苗供給板
15 ケース(第一カバー) 16 接ぎ木搬送ベルト
17 台木苗供給装置 18 台木苗搬送装置
19 台木切断装置 21 穂木苗供給装置
22 穂木苗搬送装置 23 穂木切断装置
25 クリップ接合装置 26 駆動装置
29 台木搬送用回転アクチュエータ 30 台木搬送アーム支持体
31 アクチュエータ回転軸 33 台木搬送アーム押出シリンダ
34 台木搬送アーム 35 上下移動軸
36 苗受渡装置駆動装置 37 台木胚軸把持ハンド
38 台木根鉢把持ハンド 37a、38a エアシリンダ
39 台木胚軸補助ハンド 40 支持板
41 アクチュエータ 42 セルトレイ
43 苗載置台 44 トレイ搬送ベルト
45 第一レール 46 第二レール
47a 横移動アクチュエータ 47 苗受渡アーム
48 子葉支持ハンド 48a ハンド
48b 子葉支え 48c ブリッジ
49 茎挟持ハンド 50 エア調整部
50a、50b エアシリンダ 51 穂木搬送用回転アクチュエータ
52 穂木搬送アーム支持体 53 アクチュエータ回転軸
54 モータ 55 穂木搬送アーム押出シリンダ
56 穂木搬送アーム 57 茎切断刃
59 穂木胚軸把持ハンド 60 押出量調整シム
61 アーム 62 エアシリンダ
64 胚軸補助ハンド 65 第二カバー
66 アクチュエータ 66a ロッド
67 穂木胚軸把持ハンド 68a、68b ロック板
69 カバーロック装置 71d ロック解除スイッチ
70 システムエア切換弁 71 モード切換スイッチ
76 台木苗胚軸把持ハンド 77 子葉除去ハンド
79 吸気ダクト 81 上下式シリンダー
82 クリーニングケース 89 マニホールド
90 切断刃駆動用エアシリンダ 90a、90b エアパイプ
91 換気ファン 92 調整ボルト
94 カッターアーム 93 切断刃駆動用エアシリンダ回転軸
95 切断刃支持台 96 切断刃
97 切断刃調整ネジ 99 切断刃駆動シリンダ
99a、99b エアパイプ 100 切換手段
101 ローラ 110 台木切断刃洗浄装置
111 台木切断刃第二カバー 112 支柱
113 回転軸 115 台木カッターアーム
116 台木切断刃 117 支持部
118 調整ボルト 119 ネジ
120 調整板 121 台木押さえ具
123、123’ クリップ 123a クリップ取手部
123b クリップ把持部 123c’突起
125 狭窄ガイドレール 126 クリップ開閉具

Claims (3)

  1. 穂木用苗と台木用苗とをそれぞれ切断する切断装置23、19と該切断装置23、19で切断した穂木用苗と台木用苗とを接合する接合装置25とを機体に設けた接ぎ木装置において、
    前記切断装置19、23の周囲を覆う第一カバー15と、
    該第一カバー15を機体に固定する固定手段69と、
    前記第一カバー15の内側に位置して穂木切断刃96と台木切断刃116をそれぞれ覆う状態と開放する状態に切換可能な第二カバー65、111と、
    前記第一カバー15が固定解除又は固定解除操作されると前記切断装置23、19の各切断刃96、116が前記第二カバー65、111にそれぞれ覆われた状態となるよう切り換える切換手段100とを設けたことを特徴とする接ぎ木装置。
  2. 穂木用苗と台木用苗とをそれぞれ切断する切断装置23、19と該切断装置23、19で切断した穂木用苗と台木用苗とを接合する接合装置25とを機体に設けた接ぎ木装置において、
    前記切断装置19、23の周囲を覆う第一カバー15と、
    該第一カバー15を機体に固定する固定手段69とを備え、
    前記切断装置19、23は駆動装置26の作動で動作するよう構成し、
    前記第一カバー15が固定解除又は固定解除操作されると前記駆動装置26の作動が停止状態となるよう切り換える切換手段100を設けたことを特徴とする接ぎ木装置。
  3. 穂木用苗と台木用苗とをそれぞれ切断する切断装置23、19と該切断装置23、19で切断した穂木用苗と台木用苗とを接合する接合装置25とを機体に設けた接ぎ木装置において、
    前記切断装置19、23の周囲を覆う第一カバー15と、
    該第一カバー15を機体に固定する固定手段69とを備え、
    前記切断装置19、23は駆動装置26の作動で動作するよう構成し、
    前記第一カバー15の内側に位置して穂木切断刃96と台木切断刃116をそれぞれ覆う状態と開放する状態に切換可能な第二カバー65、111と、
    前記第一カバー15が固定解除又は固定解除操作されると前記駆動装置26の作動を停止させると共に前記切断装置23、19の各切断刃96、116が前記第二カバー65、111にそれぞれ覆われた状態となるよう切り換える切換手段100を設けたことを特徴とする接ぎ木装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102742408A (zh) * 2012-06-26 2012-10-24 浙江理工大学 基于视觉的子叶方向可调式上苗末端执行器
KR101993408B1 (ko) * 2019-01-15 2019-07-05 주식회사 청공 자동 접목 장치

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