JP2002027341A - テレビジョンチューナ - Google Patents

テレビジョンチューナ

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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビジョン信号とFM放送信号とは、帯域
や信号の電界強度が異なるが、1つの回路で、テレビジ
ョン信号とFM放送信号との両方を受信できるようにし
て、小型で低価格のテレビジョンチューナを提供する。 【解決手段】 テレビジョン信号をテレビジョンの中間
周波数帯に周波数変換すると共に、FM放送信号を中間
周波数帯における音声中間周波数に周波数変換して、中
間周波同調回路6内に、第一の並列同調回路14と第二
の並列同調回路15とを並列に接続し、テレビジョン信
号を受信する場合には、第一の並列同調回路14のみに
よって広帯域で同調し、FM放送信号を受信する場合に
は、第一の並列同調回路14と第二の並列同調回路15
とによって狭帯域で同調した

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン信号
のみならずFM放送信号を受信可能としたテレビジョン
チューナに関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン信号とFM放送信号とは、
帯域幅が異なっており、テレビジョン信号の帯域幅が6
MHzであり、FM放送信号の帯域が200kHzであ
る。また、受信レベルの点でも異なっており、テレビジ
ョン信号は、FM放送信号よりも、6dB程度、受信レ
ベルが高い。
【0003】従来、テレビジョン信号とFM放送信号と
を1つのテレビジョンチューナで受信する場合は、テレ
ビジョン信号用のSAWフィルタと、FM放送信号用の
SAWフィルタとをテレビジョンチューナの中間周波回
路に設け、テレビジョン信号を受信する際には、テレビ
ジョン信号受信用のSAWフィルタによって妨害波を排
除し、FM放送信号を受信する際には、FM放送信号用
SAWフィルタによって妨害波を排除していた。
【0004】従来のテレビジョンチューナの構成を図8
に従って説明する。図8においてアンテナ71で受信し
たテレビジョン信号またはFM放送信号はアンテナ同調
回路72によって同調され、高周波増幅器73によって
増幅され、高周波同調回路74によって同調される。ア
ンテナ同調回路72と高周波同調回路74とは、それぞ
れバラクタダイオード(図示せず)を有しており、後述
するPLL回路82から発振周波数制御電圧がそれぞれ
のバラクタダイオードのカソードに印加され、同調周波
数が受信する周波数となるように制御される。
【0005】混合器75には、高周波同調回路74から
出力されたテレビジョン信号またはFM放送信号が入力
されると共に、局部発振器81から局部発振信号が入力
される。局部発振器81は、受信するテレビジョン信号
の中心周波数またはFM放送信号よりも約44MHz高
い周波数の局部発振信号を出力するようにPLL回路8
2から入力される発振周波数制御電圧よって制御されて
いる。従って、混合器75は、テレビジョン信号を中心
周波数が44MHzの中間周波数帯に周波数変換すると
共に、FM放送信号を44MHzに周波数変換する。ま
た、PLL回路82から出力される発振周波数制御電圧
は、前述した通り、アンテナ同調回路72と高周波同調
回路74とにも印加される。
【0006】混合器75で周波数変換されたテレビジョ
ン信号またはFM放送信号は、中間周波同調回路76で
同調され、切替スイッチ77に入力される。切替スイッ
チはバンドデコーダ83によって制御されており、テレ
ビジョン信号を受信する際には、切替スイッチ77が、
中間周波同調回路76とテレビジョン信号用SAWフィ
ルタ78とを接続し、テレビジョン信号が、テレビジョ
ン信号用SAWフィルタ78を通過する。テレビジョン
信号用SAWフィルタ78の帯域は、6MHzとなって
いる。一方、FM放送信号を受信する際には、切替スイ
ッチ77が、中間周波同調回路76と中間周波増幅器7
9とを接続し、FM放送信号を中間周波増幅器79で増
幅して、テレビジョン信号とのレベルの差を無くしてか
ら、FM放送信号用SAWフィルタ80を通過させる。
FM放送信号用SAWフィルタ80の帯域は、1.5M
Hzとなっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のテレ
ビジョンチューナは、テレビジョン信号とFM放送信号
とを受信するために帯域の異なるSAWフィルタをテレ
ビジョン信号とFM放送信号との為に別々に設ける必要
があり、小型化と低価格化の妨げとなっていた。
【0008】そこで、本発明の目的は、SAWフィルタ
等の部品点数を削減して、小型化可能で低価格なテレビ
ジョンチューナを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のテレビジョンチューナは、テレビジョン信
号又はFM放送信号が入力され、前記テレビジョン信号
をテレビジョンの中間周波数帯に周波数変換すると共
に、前記FM放送信号を前記中間周波数帯における音声
中間周波数に周波数変換する混合器と、前記混合器より
も後段に設けられた中間周波同調回路とを備え、前記中
間周波同調回路を前記中間周波数帯の略中央の周波数に
同調する第一の並列同調回路と、前記音声中間周波数よ
り低い周波数に同調する第二の並列同調回路と、前記第
二の並列同調回路に直列に接続されたスイッチ手段とか
ら構成し、前記第一の並列同調回路の両端と、前記第二
の同調回路と前記スイッチ手段とからなる直列回路の両
端とに、前記中間周波帯の信号と前記音声中間周波数帯
の信号とを印加し、テレビジョン信号を受信する場合は
前記スイッチ手段をオフ状態として、FM放送信号を受
信する場合には前記スイッチ手段をオン状態として、前
記第一の同調回路と前記第二の同調回路とからなる並列
回路を前記音声中間周波数に同調させ、スイッチ手段の
オン・オフを切り換えることによって前記中間周波同調
回路の同調周波数と帯域幅とを変化させた。
【0010】また、本発明のテレビジョンチューナは、
テレビジョン信号又はFM放送信号が入力され、前記テ
レビジョン信号をテレビジョンの中間周波数帯に周波数
変換すると共に、前記FM放送信号を前記中間周波数帯
における音声中間周波数に周波数変換する混合器と、前
記混合器よりも後段に設けられた中間周波同調回路とを
備え、前記中間周波同調回路を第一の並列同調回路と第
二の並列同調回路と前記第二の並列同調回路に直列に接
続された第一のバラクタダイオードとから構成し、前記
第一の並列同調回路又は前記第二の並列同調回路の何れ
か一方の並列同調周波数を前記中間周波数帯域の中央よ
りも高く、他方の同調回路の並列同調周波数は前記音声
中間周波数より低く設定し、前記第一の並列同調回路の
両端と、前記第二の同調回路と前記第一のバラクタダイ
オードとからなる直列回路の両端とに、前記中間周波帯
の信号と前記音声中間周波数帯の信号とを印加し、テレ
ビジョン信号を受信する場合は前記第一のバラクタダイ
オードに逆方向のバイアス電圧を印加して、前記第二の
並列同調回路と前記第一のバラクタダイオードとによっ
て、受信するテレビジョンチャネルに対して高い方に隣
接するテレビジョンチャネルの映像搬送波に対応する中
間周波数帯の周波数に直列同調させると共に、直列接続
された前記第二の並列同調回路及び前記第一のバラクタ
ダイオードと、前記第一の並列同調回路との並列回路を
前記中間周波数帯に同調させて、FM放送信号を受信す
る場合には前記第一のバラクタダイオードを導通状態と
して、前記第一の並列同調回路と前記第二の並列同調回
路とからなる並列回路を前記音声中間周波数に同調さ
せ、第一のバラクタダイオードのバイアス電圧を切り換
えることによって前記中間周波同調回路の同調周波数と
帯域幅とを変化させた。
【0011】また、本発明のテレビジョンチューナは、
前記混合器よりも後段に中間周波増幅器と、前記中間周
波増幅回器の出力端とグランドとの間に接続された直列
同調回路とを設け、前記直列同調回路は、途中の点を出
力端としており、前記直列同調回路の同調周波数が変更
可能であって、テレビジョン信号を受信する場合は前記
直列同調回路の同調周波数を前記中間周波数帯の帯域外
として、FM放送信号を受信する場合は前記直列同調回
路の同調周波数を前記音声中間周波数の周波数に合わ
せ、テレビジョン信号とFM放送信号とのレベルを調整
した。
【0012】また、本発明のテレビジョンチューナは、
前記第一の並列同調回路は互いに並列に接続された第一
のインダクタンス素子と第一のコンデンサとを有し、前
記第二の並列同調回路は互いに並列に接続された第二の
インダクタンス素子と第二のコンデンサとを有し、前記
直列同調回路は互いに直列に接続された第二のバラクタ
ダイオードと第三のインダクタンス素子と第三のコンデ
ンサとを有すると共に第二のスイッチ手段を介して第三
のコンデンサに並列接続された第四のコンデンサとを有
し、前記直列同調回路の途中の点を出力端として、テレ
ビジョン信号を受信する場合は前記第一のバラクタダイ
オードと前記第二のバラクタダイオードとに逆方向のバ
イアス電圧を印加すると共に、第二のスイッチ手段をオ
フ状態にして、FM放送信号を受信する場合は前記第一
のバラクタダイオードと前記第二のバラクタダイオード
とに順方向のバイアスを印加すると共に、第二のスイッ
チ手段をオン状態にした。
【0013】また、本発明のテレビジョンチューナは、
前記中間周波同調回路にトラップ回路を設け、前記トラ
ップ回路は、互いに並列に接続された第四のインダクタ
ンス素子と第三のバラクタダイオードとを有し、テレビ
ジョン信号を受信する場合には、前記第三のバラクタダ
イオードに逆方向のバイアス電圧を印加して、前記トラ
ップ回路によって受信するテレビジョンチャネルに対し
て低い方に隣接するテレビジョンチャネルの音声搬送波
に対応する中間周波数帯の周波数の信号を減衰させ、F
M放送信号を受信する場合にはテレビジョン信号を受信
する場合と比較して前記第三のバラクタダイオードに印
加する逆方向のバイアス電圧を低くしてトラップ周波数
を中間周波数帯の映像搬送波と音声搬送波との間の周波
数として、それぞれにあった帯域特性とした。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明のテレビジョンチューナを
図1乃至図7に従って説明する。図1は、本発明のテレ
ビジョンチューナのブロック図を示し、図2は、図1に
示すアンテナ同調回路2の一実施例を示し、図3は、図
1に示す高周波同調回路4の一実施例を示し、図4は、
図1に示す局部発振器9の一実施例を示し、図5は、図
1に示す中間周波同調回路6と第一の切換回路11との
一実施例を示し、図6は、図1に示す中間周波増幅回路
7と第二の切換回路12との一実施を示し、図7は、図
1に示す中間周波同調回路6と第一の切換回路11との
別の実施例を示す。
【0015】まず、図1において、テレビジョンチュー
ナは、アンテナ同調回路2と、高周波増幅器3と、高周
波同調回路4と、混合器5と、中間周波同調回路6と、
中間周波増幅回路7と、SAWフィルタ8と、局部発振
器9と、PLL回路10と、第一の切換回路11と、第
二の切換回路12と、バンドデコーダー13とを備えて
いる。
【0016】アンテナ1で受信したテレビジョン信号ま
たはFM放送信号は、アンテナ同調回路2によって同調
される。アンテナ同調回路2は、図2に示すとおりに、
第四のバラクタダイオード32を有しており、端子TU
から第四のバラクタダイオード32のカソードに印加さ
れる逆方向のバイアス電圧によって、同調周波数が変化
するようになっている。バイアス電圧は、PLL回路1
0から出力される後述する発振周波数制御電圧と同一の
電圧であって、アンテナ同調回路2の同調周波数が、受
信する信号の周波数と一致するように第四のバラクタダ
イオード32の容量を変化させるようになっている。
尚、端子LBと端子HBとは、VHFのローバンドとハ
イバンドとを切り換える為の端子であって、バンドデコ
ーダー13に接続されている。VHFローバンドを受信
する際には、端子LBが端子HBより高電圧となり、第
一ののスイッチダイオード35をオフ状態にして、VH
Fハイバンドを受信する際には、端子LBが端子HBよ
り低電圧となり、第一ののスイッチダイオード35をオ
ン状態にする。
【0017】アンテナ同調回路2を通過したテレビジョ
ン信号またはFM放送信号は、高周波増幅器3で増幅さ
れ、高周波同調回路4によって同調される。高周波同調
回路4は、図3に示すとおりに、第五のバラクタダイオ
ード33a〜33cを有しており、端子TUから第五の
バラクタダイオード33a〜33cのカソードに印加さ
れる逆方向のバイアス電圧によって、同調周波数が変化
するようになっている。バイアス電圧は、後述するPL
L回路10から出力される発振周波数制御電圧と同一の
電圧であって、高周波同調回路4の同調周波数が、受信
する信号の周波数と一致するように第五のバラクタダイ
オード33a〜33cの容量を変化させる。尚、端子L
Bと端子HBとは、VHFのローバンドとハイバンドと
を切り換える為の端子であって、バンドデコーダー13
に接続されている。VHFローバンドを受信する際に
は、端子LBが端子HBより高電圧となり、第二のスイ
ッチダイオード36a,36bをオフ状態にして、VH
Fハイバンドを受信する際には、端子LBが端子HBよ
り低電圧となり、第二ののスイッチダイオード36a,
36bをオン状態にする。
【0018】高周波同調回路4を通過したテレビジョン
信号またはFM放送信号は、局部発振器9から出力され
る局部発振信号と共に、混合器5に入力され、混合器5
で周波数変換され、中間周波同調回路6へ出力される。
局部発振器9は、図4に示すとおりに、第六のバラクタ
ダイオード34を有しており、PLL回路10から、端
子TUを介して第六のバラクタダイオード34のカソー
ドに印加される発振周波数制御電圧によって、局部発振
信号の周波数が周波数が変化するようになっている。テ
レビジョン信号を受信する場合には、局部発振器9が、
受信するテレビジョン信号の中心周波数よりも44MH
z高い周波数の局部発振信号を出力する。一方、FM放
送信号を受信する場合には、局部発振器9が、受信する
FM放送信号の周波数よりも41.25MHz高い周波
数の局部発振信号を出力する。テレビジョン信号の周波
数帯域幅は6MHzなので、混合器5によって、テレビ
ジョン信号は、41MHzから47MHzの中間周波数
帯に周波数変換され、その中心周波数は、44MHz
で、音声中間周波数は41.25MHzで、映像中間周
波数は45.75MHzとなる。一方、FM放送信号
は、テレビジョン信号の音声中間周波数と同一の41.
25MHzに周波数変換される。
【0019】局部発振器9の端子37は、後述する第一
の切換回路11(図5参照)の非反転出力端子41に接
続されており、テレビジョン信号を受信する際には、端
子37から第六のバラクタダイオード34のアノードに
0Vの電圧が印加され、FM放送信号を受信する際に
は、端子37から第六のバラクタダイオード34のアノ
ードに2Vの電圧が印加される。従って、PLL回路1
0から出力される発振周波数制御電圧と、局部発振器9
が出力する局部発振信号の周波数との関係が、テレビジ
ョン信号受信時とFM放送信号受信時とで変化する。つ
まり、FM放送信号受信時には、テレビジョン信号受信
時に対して、局部発振信号の周波数に対する発振周波数
制御電圧が2V高くなるので、アンテナ同調回路2の第
四のバラクタダイオード32と高周波同調回路4の第五
のバラクタダイオード33a〜33cとのカソードに印
加される電圧と局部発振信号の周波数の関係が変化す
る。このため、テレビジョン信号を受信する場合には、
アンテナ同調回路2と高周波同調回路4との同調周波数
が、局部発振信号の周波数に対して、44MHz低い周
波数となり、FM放送信号を受信する場合には、アンテ
ナ同調回路2と高周波同調回路4との同調周波数が、局
部発振信号の周波数に対して、41.25MHz低い周
波数になる。
【0020】混合器5で周波数変換されたテレビジョン
信号又はFM放送信号は、中間周波同調回路6に入力さ
れる。中間周波同調回路6は、平衡型の回路であって、
第一の並列同調回路14と第二の並列同調回路15と、
第二の並列同調回路15に直列に接続されたスイッチダ
イオードからなるスイッチ手段28と、トラップ回路1
7とを有しており、第一の並列同調回路14の両端と、
第二の並列同調回路15とスイッチ手段28とからなる
直列同調回路の両端とに周波数変換されたテレビジョン
信号又はFM放送信号が印加される。第一の並列同調回
路14は、第一のコンデンサ18と第一のインダクタン
ス素子24a,24bとを有しており、中間周波数帯の
中央の周波数である44MHzで同調し、帯域は6MH
zである。また、第二の並列同調回路15は、第二のコ
ンデンサ19と第二のインダクタンス素子25とを有し
ており、音声中間周波数より低い約38MHzで同調
し、帯域は、ほぼ1.8MHzである。また、トラップ
回路17は、第四のインダクタンス素子27と、第三の
バラクタダイオード31と、第五のコンデンサ22とが
互いに並列に接続され、平衡線路の一方の線路上に挿入
されている。
【0021】また、中間周波同調回路6は、第一の切換
回路11に接続されており、第一の切換回路11は、電
源端子38と、バンドスイッチ入力端子39と、非反転
出力端子41と、反転出力端子42とを有している。第
一の切換回路11は、集積回路化されているが、その等
価回路には、第一のスイッチトランジスタ44と、第二
のスイッチトランジスタ45と、第三のスイッチトラン
ジスタ46と、第一の抵抗48と、第二の抵抗49と、
第三の抵抗50と、第四の抵抗51とを含んでいる。第
一のスイッチトランジスタ44は、NPN型のトランジ
スタであって、エミッタが接地され、ベースは、第一の
抵抗48を介してバンドスイッチ入力端子39に接続さ
れ、コレクタは、第二の抵抗49を介して接地されると
共に反転出力端子42に接続される。また、第二のスイ
ッチトランジスタ45は、PNP型のトランジスタであ
って、コレクタが第三の抵抗50を介して接地されると
共に非反転出力端子41に接続され、エミッタが電源端
子38に接続され、ベースが第三のスイッチトランジス
タ46のコレクタに接続される。第三のスイッチトラン
ジスタ46は、NPN型のトランジスタであって、エミ
ッタが接地され、ベースが第四の抵抗51を介してバン
ドスイッチの入力端子39に接続されている。そして、
5Vの第一の電源電圧B1が第一のインダクタンス素子
24a,24bの中間に印加され、第一のインダクタン
ス素子24aを介して、スイッチ手段28のアノード
と、第三のバラクタダイオード31のカソードとに印加
される。また、第一の電源電圧B1は、第一の切換回路
11の電源端子38にも印加される。そして、30Vの
第二の電源電圧B2は、第一の切換回路11にシャント
されてから、スイッチ手段28のカソードに接続され
る。
【0022】テレビジョン信号を受信する際には、バン
ドスイッチ入力端子39にバンドデコーダ13から0V
の電圧が印加される。すると、第一のスイッチトランジ
スタ44がオフになり、第二の電源電圧B2が、第二の
抵抗49と第六の抵抗53とによって分圧され、反転出
力端子42の電圧が10Vとなり、スイッチ手段28の
カソードに入力される。従って、スイッチ手段28に逆
方向のバイアス電圧が印加されるので、オフ状態とな
り、中間周波同調回路6は、第一の並列同調回路14の
みによって並列同調し、同調周波数は44MHzで帯域
は6MHzとなる。
【0023】また、バンドスイッチ入力端子39にバン
ドデコーダ13から0Vの電圧が印加されると、第三の
スイッチトランジスタ46がオフになり、第二のスイッ
チトランジスタ45がオフになる。すると、非反転出力
端子41の電圧が0Vとなり、第三のバラクタダイオー
ド31に印加される逆方向のバイアス電圧は5Vとなり
第三のバラクタダイオード31の容量値が比較的小さく
なる。この状態では、トラップ回路17で減衰される信
号の周波数が、受信するテレビジョンチャネルに対して
低い方に隣接するテレビジョンチャネルの音声搬送波に
対応する中間周波数帯の周波数である47.25MHz
となるようになっている。
【0024】一方、FM放送信号を受信する際には、バ
ンドスイッチ入力端子39にバンドデコーダ13から5
Vの電圧が印加される。すると、第一のスイッチトラン
ジスタ44がオンになり、反転出力端子42の電圧が0
Vとなり、スイッチ手段28のカソードに入力される。
従って、スイッチ手段28に順方向のバイアス電圧が印
加されるので、オン状態となり、中間周波同調回路6
は、第一の並列同調回路14と第二の並列同調回路15
とからなる並列回路によって並列同調し、同調周波数
は、第一の並列同調回路14と第二の並列同調回路15
の間の周波数の41.25MHzとなり、帯域は第一の
並列同調回路14と第二の並列同調回路15のどちらよ
りも狭いほぼ1.5MHzとなる。
【0025】また、バンドスイッチ入力端子39にバン
ドデコーダ13から5Vの電圧が印加されると、第三の
スイッチトランジスタ46がオンになり、第二のスイッ
チトランジスタ45がオンになる。すると、非反転出力
端子41から5Vの電圧が出力され、第七の抵抗54と
第八の抵抗55とで分圧されて、第三のバラクタダイオ
ードのアノードに4Vの電圧がかかるので、第三のバラ
クタダイオード31に印加される逆方向のバイアス電圧
は1Vとなり、第三のバラクタダイオード31の容量値
が比較的大きくなるが、この状態では、トラップ回路1
7で減衰される信号の周波数が、中間周波数の音声搬送
波より若干高い43MHzとなるようになっている。
【0026】中間周波同調回路6で同調されたテレビジ
ョン信号またはFM放送信号は、中間周波増幅回路7に
入力される。中間周波増幅回路7は、図6に示す通り
に、NPN型トランジスタからなる増幅器58と、増幅
器58の出力端に一端が接続された第二のバラクタダイ
オード30及び第六のコンデンサ23と、第二のバラク
タダイオード30及び第六のコンデンサ23の他端に一
端が接続された第三のインダクタンス素子26と、第三
のインダクタンス素子26の他端に接続され第二の切換
回路12を介してグランドにシャントされた第四のコン
デンサ21と、第三のインダクタンス素子26の他端と
グランドとの間に設けられた第三のコンデンサ20とを
有し、第三のコンデンサ20の両端の電圧が出力端60
から出力される。第二の切換回路12は、出力端子43
が第四のコンデンサ21に接続されており、出力端子4
3は、比較的抵抗値の大きな第九の抵抗56を介して接
地されると共に、第四のスイッチトランジスタ47のコ
レクタに接続される。第四のスイッチトランジスタ47
はエミッタが接地され、ベースが第十の抵抗57を介し
て、第二のバンドスイッチ入力端子40に接続されてい
る。
【0027】テレビジョン信号を受信する際には、第二
のバンドスイッチ入力端子40にバンドデコーダ13か
ら0Vの電圧が印加され、第四のスイッチトランジスタ
47がオフになる。第九の抵抗56は、抵抗値が高いた
め、出力端子43が開放された状態となる。このため、
第二のバラクタダイオード30に逆方向のバイアス電圧
が印加され、第六のコンデンサ23と第二のバラクタダ
イオード30と第三のインダクタンス素子26と第三の
コンデンサ20とから直列同調回路16が構成される。
この直列同調回路16の同調周波数は、50MHzと中
間周波数帯(41MHz〜47MHz)より3MHz高
く、帯域外となっているので、テレビジョン信号が同調
されず、信号のレベルが低く抑えられる。
【0028】一方、FM放送信号を受信する際には、第
二のバンドスイッチ入力端子40にバンドデコーダ13
から5Vの電圧が印加され、第四のスイッチトランジス
タ47がオンになり、出力端子43が接地される。この
ため、第二のバラクタダイオード30に順方向のバイア
ス電圧が印加され、第二のバラクタダイオード30が導
通するので、増幅器58と出力端60との間のインダク
タンス値がテレビジョン信号受信時と比べて大きくな
る。また、第四のコンデンサ21が接地されるので、出
力端60とグランドとの間のキャパシタンス値がテレビ
ジョン信号受信時に比べて大きくなる。従って、増幅器
58と出力端60との間のインダクタンス成分と、出力
端60とグランドとの間のキャパシタンス成分とからな
る直列同調回路16の同調周波数がテレビジョン信号の
受信時よりも低くなる。この同調周波数は、音声中間周
波数である41.25MHzとなっているので、FM放
送信号が同調され、信号のレベルが大きくなり、テレビ
ジョン信号のレベルと同程度となる。
【0029】中間周波増幅回路7で増幅されたテレビジ
ョン信号またはFM放送信号は、SAWフィルタ8に入
力される。SAWフィルタ8の通過帯域は41MHzか
ら47MHzであって、テレビジョン信号の中間周波数
帯を通過させる。尚、SAWフィルタ8の通過帯域は、
音声中間周波数に周波数変換されたFM放送信号の帯域
よりも広いが、FM放送信号を受信する場合には、中間
周波同調回路6によって、受信するFM放送信号が同調
されるので、受信するFM放送信号に隣接する信号は中
間周波同調回路6によって除去される。
【0030】図7は図5に示す中間周波同調回路6の第
二の並列同調回路15に第一のバラクタダイオード29
が接続された場合の実施の形態を示す。第一の並列同調
回路14と第二の並列同調回路15と第一のバラクタダ
イオー29以外は、図5に示す実施の形態と同様である
のでその説明は省略する。
【0031】テレビジョン信号を受信する場合には、第
一のバンドスイッチ入力端子39にバンドデコーダ13
から0Vの電圧が印加され第一のバラクタダイオード2
9のカソードに10Vの電圧が印加され、第一のバラク
タダイオード29に5Vの逆方向のバイアス電圧が加わ
り、第一のバラクタダイオード29がキャパシタとな
る。すると、第一のバラクタダイオード29と第二の並
列同調回路15とによって直並列同調回路が構成され
る。この直並列同調回路は受信するテレビジョンチャネ
ルに対して高い方に隣接するテレビジョンチャネルの映
像搬送波に対応する39.75MHzで直列同調する。
中間周波同調回路6は、第二の並列同調回路15と第一
のバラクタダイオード29からなる直並列同調回路の直
列同調周波数が、そのまま直列同調周波数となる。ま
た、中間周波同調回路6の並列同調周波数は、中間周波
数帯である44MHzとなるように、第一のコンデンサ
18と第二のコンデンサ19と第一のインダクタンス素
子24a,24bと第二のインダクタンス素子25と第
一のバラクタダイオード29が選ばれる。
【0032】FM放送信号を受信する場合には、第一の
バンドスイッチ入力端子39にバンドデコーダ13から
5Vの電圧が印加され第一のバラクタダイオード29の
カソードに0Vの電圧が加わり、第一のバラクタダイオ
ード29に順方向のバイアス電圧が印加されるので、第
一のバラクタダイオード29が導通する。すると、中間
周波同調回路6は、第一の並列同調回路14と第二の並
列同調回路15とからなる並列回路によって並列同調す
る。この並列同調の周波数は、音声中間周波数である4
1.25MHzとなるように第一のコンデンサ18と第
二のコンデンサ19と第一のインダクタンス素子24
a,24bと第二のインダクタンス素子25とが選ばれ
る。
【0033】檜山
【発明の効果】以上のように、本発明のテレビジョンチ
ューナの中間周波同調回路は、第一の並列同調回路と第
二の並列同調回路と第二の並列同調回路に直列に接続さ
れたスイッチ手段とを有し、テレビジョン信号を受信す
る場合には、スイッチ手段をオフにして、第一の並列同
調回路でテレビジョン信号の中間周波数帯の信号を同調
し、FM放送信号を受信する場合には、スイッチ手段を
オンにして、第一の並列同調回路と第二の並列同調回路
とで音声中間周波数を同調したので、1つの中間周波同
調回路によって、テレビジョン信号とFM放送信号とを
所望の周波数及び帯域で同調することができ、低価格化
と小型化とが可能となる。
【0034】また、本発明のテレビジョンチューナの中
間周波同調回路は、第一の並列同調回路と第二の並列同
調回路と第二の並列同調回路に直列に接続された第一の
バラクタダイオードとを有し、テレビジョン信号を受信
する場合には、第一のバラクタダイオードに逆方向のバ
イアス電圧を印加して、中間周波同調回路を直並列同調
させ、受信するテレビジョンチャネルに対して高い方に
隣接するテレビジョンチャネルの映像搬送波に対応する
中間周波数帯の周波数に直列同調させるとともに、中間
周波数帯に並列同調させて、FM放送信号を受信する場
合には、第一のバラクタダイオードに順方向のバイアス
電圧を印加して、FM放送信号を受信する場合には、第
一のバラクタダイオードを導通状態として、中間周波同
調回路を音声中間周波数に並列同調させたので、1つの
中間周波同調回路によって、テレビジョン信号とFM放
送信号とを所望の周波数及び帯域で同調することがで
き、小型化可能となる。特に、上側隣接チャネルの信号
を除去できるので、妨害波の除去に効果がある。
【0035】また、本発明のテレビジョンチューナの中
間周波増幅器の出力端とグランドとの間に接続された直
列同調回路は、同調周波数が変更可能であって、テレビ
ジョン信号を受信する場合には、直列同調回路の同調周
波数を中間周波数帯の帯域外として、FM放送信号を受
信する場合には、直列同調回路の同調周波数を中間周波
数の帯域外として、FM放送信号を受信する場合は、直
列同調回路の同調周波数を音声中間周波数の周波数に合
わせたので、FM放送信号の利得が、テレビジョン信号
の利得よりも大きくなるので、テレビジョン信号とFM
放送信号とのレベルを同程度にできる。
【0036】また、本発明のテレビジョンチューナの第
一の並列同調回路は互いに並列に接続された第一のイン
ダクタンス素子と第一のコンデンサとを有し、第二の並
列同調回路は互いに並列に接続された第二のインダクタ
ンス素子と第二のコンデンサとを有し、直列同調回路は
互いに直列に接続された第二のバラクタダイオードと第
三のインダクタンス素子と第三のコンデンサとを有する
と共に第二のスイッチ手段を介して第三のコンデンサに
並列接続された第四のコンデンサとから構成したので、
テレビジョンチューナを安価にできる。
【0037】また、本発明のテレビジョンチューナの中
間周波同調回路にトラップ回路を設け、テレビジョン信
号を受信する場合には、トラップ回路によって受信する
テレビジョンチャネルに対して低い方に隣接するテレビ
ジョンチャネルの音声搬送波に対応する中間周波数帯の
周波数の信号を減衰させ、FM放送信号を受信する場合
には、トラップ周波数を中間周波数帯の映像搬送波と音
声搬送波との間の周波数としたので、1つのトラップ回
路によって、テレビジョン信号とFM放送信号との妨害
波を除去できるので、小型化可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビジョンチューナのブロック図
【図2】本発明のテレビジョンチューナに用いられるア
ンテナ同調回路の一実施例を示す回路図
【図3】本発明のテレビジョンチューナに用いられる高
周波同調回路の一実施例を示す回路図
【図4】本発明のテレビジョンチューナに用いられる局
部発振器の一実施例を示す回路図
【図5】本発明のテレビジョンチューナに用いられる中
間周波同調回路と第一の切換回路との一実施例を示す回
路図
【図6】本発明のテレビジョンチューナに用いられる中
間周波増幅回路の一実施例を示す回路図
【図7】本発明のテレビジョンチューナに用いられる中
間周波同調回路の別の実施例を示す回路図
【図8】従来のテレビジョンチューナのブロック図
【符号の説明】
1 アンテナ 2 アンテナ同調回路 3 高周波増幅器 4 高周波同調回路 5 混合器 6 中間周波同調回路 7 中間周波増幅回路 8 SAWフィルタ 9 局部発振器 10 PLL回路 11 第一の切換回路 12 第二の切換回路 13 バンドデコーダ 14 第一の並列同調回路 15 第二の並列同調回路 16 直列同調回路 17 トラップ回路 18 第一のコンデンサ 19 第二のコンデンサ 20 第三のコンデンサ 21 第四のコンデンサ 22 第五ののコンデンサ 23 第六ののコンデンサ 24a,24b 第一のインダクタンス素子 25 第二のインダクタンス素子 26 第三のインダクタンス素子 27 第四のインダクタンス素子 28 スイッチ手段 29 第一のバラクタダイオード 30 第二のバラクタダイオード 31 第三のバラクタダイオード 32 第四のバラクタダイオード 33a〜33c 第五のバラクタダイオード 34 第六のバラクタダイオード 35 第一ののスイッチダイオード 36a,36b 第二のスイッチダイオード 37 端子 38 電源端子 39 第一のバンドスイッチ入力端子 40 第二のバンドスイッチ入力端子 41 非反転出力端子 42 反転出力端子 43 出力端子 44 第一のスイッチトランジスタ 45 第二のスイッチトランジスタ 46 第三のスイッチトランジスタ 47 第四のスイッチトランジスタ 48 第一の抵抗 49 第二の抵抗 50 第三の抵抗 51 第四の抵抗 52 第五の抵抗 53 第六の抵抗 54 第七の抵抗 55 第八の抵抗 56 第九の抵抗 57 第十の抵抗 58 トランジスタ 59 スイッチトランジスタ 60 出力端

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン信号又はFM放送信号が入
    力され、前記テレビジョン信号をテレビジョンの中間周
    波数帯に周波数変換すると共に、前記FM放送信号を前
    記中間周波数帯における音声中間周波数に周波数変換す
    る混合器と、前記混合器よりも後段に設けられた中間周
    波同調回路とを備え、前記中間周波同調回路を前記中間
    周波数帯の略中央の周波数に同調する第一の並列同調回
    路と、前記音声中間周波数より低い周波数に同調する第
    二の並列同調回路と、前記第二の並列同調回路に直列に
    接続されたスイッチ手段とから構成し、前記第一の並列
    同調回路の両端と、前記第二の並列同調回路と前記スイ
    ッチ手段とからなる直列回路の両端とに、前記中間周波
    帯の信号と前記音声中間周波数帯の信号とを印加し、テ
    レビジョン信号を受信する場合は前記スイッチ手段をオ
    フ状態として、FM放送信号を受信する場合には前記ス
    イッチ手段をオン状態として、前記第一の同調回路と前
    記第二の同調回路とからなる並列回路を前記音声中間周
    波数に同調させたことを特徴とするテレビジョンチュー
    ナ。
  2. 【請求項2】 テレビジョン信号又はFM放送信号が入
    力され、前記テレビジョン信号をテレビジョンの中間周
    波数帯に周波数変換すると共に、前記FM放送信号を前
    記中間周波数帯における音声中間周波数に周波数変換す
    る混合器と、前記混合器よりも後段に設けられた中間周
    波同調回路とを備え、前記中間周波同調回路を第一の並
    列同調回路と第二の並列同調回路と前記第二の並列同調
    回路に直列に接続された第一のバラクタダイオードとか
    ら構成し、前記第一の並列同調回路又は前記第二の並列
    同調回路の何れか一方の並列同調周波数を前記中間周波
    数帯域の中央よりも高く、他方の同調回路の並列同調周
    波数を前記音声中間周波数より低く設定し、前記第一の
    並列同調回路の両端と、前記第二の並列同調回路と前記
    第一のバラクタダイオードとからなる直列回路の両端と
    に、前記中間周波帯の信号と前記音声中間周波数帯の信
    号とを印加し、テレビジョン信号を受信する場合は前記
    第一のバラクタダイオードに逆方向のバイアス電圧を印
    加して、前記第二の並列同調回路と前記第一のバラクタ
    ダイオードとによって、受信するテレビジョンチャネル
    に対して高い方に隣接するテレビジョンチャネルの映像
    搬送波に対応する中間周波数帯の周波数に直列同調させ
    ると共に、直列接続された前記第二の並列同調回路及び
    前記第一のバラクタダイオードと、前記第一の並列同調
    回路との並列回路を前記中間周波数帯に同調させて、F
    M放送信号を受信する場合には前記第一のバラクタダイ
    オードを導通状態として、前記第一の並列同調回路と前
    記第二の並列同調回路とからなる並列回路を前記音声中
    間周波数に同調させたことを特徴とするテレビジョンチ
    ューナ。
  3. 【請求項3】 前記混合器よりも後段に中間周波増幅器
    と、前記中間周波増幅器の出力端とグランドとの間に接
    続された直列同調回路とを設け、前記直列同調回路は、
    途中の点を出力端としており、前記直列同調回路の同調
    周波数が変更可能であって、テレビジョン信号を受信す
    る場合は前記直列同調回路の同調周波数を前記中間周波
    数帯の帯域外として、FM放送信号を受信する場合は前
    記直列同調回路の同調周波数を前記音声中間周波数の周
    波数に合わせたことを特徴とする請求項1又は2記載の
    テレビジョンチューナ。
  4. 【請求項4】 前記第一の並列同調回路は互いに並列に
    接続された第一のインダクタンス素子と第一のコンデン
    サとを有し、前記第二の並列同調回路は互いに並列に接
    続された第二のインダクタンス素子と第二のコンデンサ
    とを有し、前記直列同調回路は互いに直列に接続された
    第二のバラクタダイオードと第三のインダクタンス素子
    と第三のコンデンサとを有すると共に第二のスイッチ手
    段を介して第三のコンデンサに並列接続された第四のコ
    ンデンサとを有し、前記直列同調回路の途中の点を出力
    端として、テレビジョン信号を受信する場合は前記第一
    のバラクタダイオードと前記第二のバラクタダイオード
    とに逆方向のバイアス電圧を印加すると共に、第二のス
    イッチ手段をオフ状態にして、FM放送信号を受信する
    場合は前記第一のバラクタダイオードと前記第二のバラ
    クタダイオードとに順方向のバイアスを印加すると共
    に、第二のスイッチ手段をオン状態にしたことを特徴と
    する請求項3記載のテレビジョンチューナ。
  5. 【請求項5】 前記中間周波同調回路にトラップ回路を
    設け、前記トラップ回路は、互いに並列に接続された第
    四のインダクタンス素子と第三のバラクタダイオードと
    を有し、テレビジョン信号を受信する場合には、前記第
    三のバラクタダイオードに逆方向のバイアス電圧を印加
    して、前記トラップ回路によって受信するテレビジョン
    チャネルに対して低い方に隣接するテレビジョンチャネ
    ルの音声搬送波に対応する中間周波数帯の周波数の信号
    を減衰させ、FM放送信号を受信する場合にはテレビジ
    ョン信号を受信する場合と比較して前記第三のバラクタ
    ダイオードに印加する逆方向のバイアス電圧を低くして
    トラップ周波数を中間周波数帯の映像搬送波と音声搬送
    波との間の周波数としたことを特徴とする請求項1乃至
    4何れかに記載のテレビジョンチューナ。
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