JP2002009125A - 単一シャフト複ブレード真空スロットバルブ、およびその実装方法 - Google Patents

単一シャフト複ブレード真空スロットバルブ、およびその実装方法

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    • Y10T137/0514Gate valve

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】他方のモジュール修理中でも、半導体処理クラ
スタツール構造の一つのモジュールで動作を継続できる
スロットバルブの提供。 【解決手段】処理モジュールと搬送モジュールのような
隣接する真空チャンバの間の真空容器内214に、単一
スロットバルブシャフト232が設けられている。単一
シャフトアクチュエータには、バルブ真空容器の2つの
スロットのそれぞれに対して別々のバルブが設けられて
おり、真空容器の各スロットは、単一シャフト232の
位置に従って閉じたり開いたりする。これらのバルブに
より、隣接する処理モジュールが修理のために開放され
ている間も搬送モジュール内の真空状態を保つことが可
能になる。この単一シャフト232により、駆動装置の
可動範囲を制限し、バルブを開位置に保つとともにスロ
ットから垂直に離れていない位置に保つストッパを用い
ることによって修理のために開放バルブにアクセスでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】一般には、本発明は半導体処
理装置のモジュール用のバルブに関し、より詳細には、
2つのクレードル板に取り付けられ、複スロットバルブ
を支える単一軸アクチュエータと、半導体処理装置の別
々のチャンバの間にそのようなバルブを実装する方法に
関し、その方法においては、スロットのシール面に対し
てそのバルブが閉じる際に、少なくともひとつのクレー
ドルのひとつの回動軸がそのバルブの取り付け面と垂直
に一直線上に配置されることで、そのバルブがシール面
に対して直角に動き、一方のチャンバの修理中に他方の
チャンバ内で動作を継続することが可能である。半導体
処理装置は複数チャンバ真空システムでもよい。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造においては、複数
のプロセスチャンバを連結し、例えば連結されたチャン
バの間で基板もしくはウェーハの移動を可能にする。そ
のような移動は、例えば連結されたチャンバの隣接した
壁に備えつけられたスロットもしくはポートを通してウ
ェーハを移動させる搬送モジュールを経由して行われ
る。例えば、搬送モジュールは一般に、半導体エッチン
グシステム、物質蒸着システム、およびフラットパネル
・ディスプレイ・エッチングシステムなど様々な基板処
理モジュールと組み合わせて用いられる。清浄さと処理
精度の高さへの要求が高まるにつれて、処理工程中およ
び工程間での作業員との相互作用の量を減少させる必要
性が高まってきた。この要求は、(通常、減圧状態、例
えば真空状態に保たれた)中間操作装置として働く搬送
モジュールの実現により部分的に満たされた。一例とし
て、搬送モジュールは、基板が貯蔵されている1つ以上
のクリーンルーム格納設備と、基板が実際に処理され
る、例えば、エッチングもしくはその直後に蒸着が行わ
れる多数の基板処理モジュールとの間に物理的に配置さ
せることができる。この様に、基板の処理が必要な際に
は、搬送モジュール内に配置されたロボットアームを用
いて、格納庫から選択された基板を取り出し、多数の処
理モジュールのひとつに送り込むことも可能である。
【0003】当業者によく知られているように、多数の
格納設備と処理モジュールの間で基板を「搬送する」搬
送モジュールの配列は、「クラスタツール構造」システ
ムと呼ばれることが多い。図1は、搬送モジュール10
6に連結する様々なチャンバを示す典型的な半導体処理
クラスタツール構造100を表している。搬送モジュー
ル106が、個々に最適化されて様々な製造処理を実行
できる3つの処理モジュール108a−108cに連結
されているのが示されている。一例として、処理モジュ
ール108a−108cは、変成器結合プラズマ(TC
P)基板エッチング、層の蒸着および/またはスパッタ
リングを実行するために実装することができる。
【0004】搬送モジュール106には、搬送モジュー
ル106に基板を送り込むために実装することのできる
ロードロック104が連結されている。ロードロック1
04は、基板が格納されているクリーンルーム102に
連結してもよい。ロードロック104は、取り出しおよ
び配送装置として機能するとともに、搬送モジュール1
06とクリーンルーム102との間の圧力変化インター
フェースとしても機能する。従って、クリーンルーム1
02を大気圧に保つ一方で、搬送モジュール106を一
定気圧(例えば、真空)に保つことができる。圧力の変わ
り目でモジュール間の漏れを防ぐ、または処理中に搬送
モジュール106から処理モジュールを密封するため
に、様々な種類のゲートドライブバルブが、様々なモジ
ュールの隔離に用いられている。
【0005】ゲートドライブバルブに関する詳しい情報
については、米国特許番号4,721,282を参照す
ることができ、それは参照によりここに組み入れられ
る。そのようなゲートドライブバルブは米国特許番号
5,667,197でも開示されている。その特許にお
いては、2つのポート開口部と、2つのポート開口部の
うちひとつに対してひとつのバルブのみを有する従来技
術のバルブハウジングが開示されている。従って、バル
ブを持たないポートを閉じるのは不可能である。また、
‘282特許のゲートプレートバルブは、隣接した搬送
チャンバと処理チャンバの間のポートを閉じるために開
示されており、中間バルブハウジングは提供されていな
い。ゲートプレート用の駆動装置は、内部ポートに向か
って垂直軌道および回動円弧軌道の一連の動作でゲート
プレートを動かし、内部ポートの密閉もしくは閉鎖の効
果を生じる。
【0006】米国特許5,150,882は、減圧チャ
ンバとエッチングチャンバを含めた様々な処理システム
チャンバ間のひとつのバルブを開示している。そのバル
ブは、ストッパプレートがかなりの衝撃でローラに衝突
するように、空気シリンダとトグルの配列によってゲー
ト開口部と接合および離脱するよう動かされる。ゲート
がゲート開口部に向かって動くように、フィッティング
プレートの初期の垂直運動が、反時計回りに回転するリ
ンクによって水平運動に変えられる。従来技術の問題を
防ぐために‘882特許では、二ホウ化物硬合金からス
トッパプレートが作られている。更に、そのひとつの空
気シリンダの単一の動きは、止められることなく、ロー
ラとストッパプレートの接合後にも動作を継続する。こ
のように、特別な材料を必要とすることに加え、‘88
2特許は、隣接した処理チャンバ間に2つのバルブを提
供していない。
【0007】クラスタツール構造システム用の他のバル
ブには、2つのバルブそれぞれに対して別々のアクチュ
エータが含まれているが、そのために、バルブ作動ハウ
ジングの幅を増加させたり、もしくはその幅を減少させ
ようという試みがなされている場合には、アクチュエー
タがバルブに力を掛ける位置を制限したりする傾向があ
る。更に、そのようなバルブには、2つの別々のアクチ
ュエータそれぞれに対して別々のベローズが必要にな
る。そのようなベローズの価格がかなりの額(例えば、
2000年の米ドルで800.00ドルから1000.
00ドルの範囲)であるため、ベローズが2つ必要であ
ると多大な費用が掛かる。更に一般的には、そのような
別々のアクチュエータはそれぞれ、別々の空気シリンダ
によって動かされ、2つのバルブそれぞれに対して1つ
ずつ別々のアクチュエータが必要な場合には、それによ
っても費用が高くなる。
【0008】更に別のクラスタツール構造システム用バ
ルブは、アクチュエータを取り付けるための回動軸を1
つ備えたクレードルを1つ含むが、回動軸はアクチュエ
ータによって運ばれる2つのバルブ両方のバルブシール
面と一列に並ぶように移動できない。
【0009】上述の観点から、隣接した処理もしくは搬
送チャンバの間のバルブアセンブリが要望されている。
そのバルブアセンブリは複バルブに対して1本のシャフ
トを持っており、このため、ベローズを1つ省くことに
よりアセンブリの費用が削減される。1本のシャフトが
2個の回動可能に取り付けられたクレードルに取り付け
られ、スロットのシール面に対してそのバルブが閉じる
際に1個のクレードルの少なくとも1個の回動軸がバル
ブの取り付け面と垂直方向に一直線に並ぶことにより、
そのバルブがシール面に垂直に運動するようになってい
る。また、2アクチュエータ複バルブの空気駆動装置が
1つ省略でき、例えば他のチャンバで修理が実行されて
いる場合にも、そのようなチャンバ内の動作を継続する
ことができる。
【0010】
【発明の概要】概して、本発明は、搬送チャンバと処理
チャンバのように、隣接したチャンバもしくはモジュー
ルの間のハウジングに両面スロットバルブを支える単一
シャフトを設けることによりこれらの要求を満たす。例
えば、他のポートが開いたままの状態で、処理チャンバ
に隣接した1つのハウジングポート、もしくは搬送チャ
ンバに隣接した1つのハウジングポートを選択的に閉じ
られるように、2つのバルブハウジングのポートもしく
はスロットそれぞれに対して、選択的に閉じたり開いた
りすることができる別々のバルブが提供されている。例
えば、バルブを選択的に閉じることにより、隣接した処
理チャンバが大気に開放されていて修理が実行できるよ
うになっている間、例えば搬送チャンバを真空に保つの
が容易になる。その結果、処理チャンバの修理後に搬送
チャンバを所望の真空状態にするためのポンプダウンサ
イクルが不要となり、処理チャンバの修理のために搬送
チャンバに対してその他の操作を行う必要がなくなるた
め、かなりの休止時間を削減することができる。
【0011】更に、搬送チャンバが真空になるように搬
送チャンバへのバルブを閉じた状態では、開いている処
理チャンバから(砕けたウェーハのような)破片が通過
するのを処理チャンバへの開いているバルブによって防
ぎ、その破片が搬送チャンバに混入しないようにするこ
とが可能である。それ故一般に、腐食した後に修理で交
換する必要があるのは処理チャンバに近接したバルブド
アだけで、搬送チャンバは交換中も真空のままでよい。
【0012】更に、両面スロットバルブにはこれらの利
点があると同時に、開いているバルブで修理実行中に一
方もしくは両方の開いているバルブに簡単にアクセスす
ることが可能である。第1のクレードルに取り付けられ
た第1駆動装置によって動かされるとともに、第2のク
レードルに取り付けられた第2と第3駆動装置によって
も動かされる単一シャフトにより、そのような簡単なア
クセスが提供される。1つのバルブを閉じるために、第
1駆動装置が収縮されて第1のクレードルを回転させ、
第2ドライブが伸長されて第1のクレードル上で第2の
クレードルを回転させる。一方のバルブが閉じて、他方
のバルブがそのポートに対して開いているが横方向に離
れていない(すなわち垂直方向に離れていない)位置に
くると、第1および第2駆動装置が停止する。両方のバ
ルブが修理される際には、第1および第2駆動装置は、
単一シャフトを開シャフト位置の中心に保ち、それぞれ
のバルブの開位置を維持するような位置に、両方のクレ
ードルをストッパまで伸長する。この開シャフト位置で
は、修理作業員は手袋をはめて開バルブに手を伸ばすこ
とができる。
【0013】第3駆動装置は、単一シャフトを動かし、
それによって両方のバルブを開位置から離れる方向、か
つ、それぞれのポートから離れる方向に、横(例えば
下)に動かす役割も果たすことが可能である。開バルブ
が下方向に動かされることにより、ポート周辺のシール
面を露出するので、例えば、シール面の清掃が可能にな
る。下方向に動かされたバルブと点検口(通常は蓋で閉
じられている)の間の垂直距離のために、一般に、垂直
に動かした後に作業員が修理のために保護手袋を着用し
た手をバルブに伸ばすのは困難である。しかしながら、
下方向に動かされた位置では、バルブは、ドアが密閉す
る面を含め、バルブドア周辺の清掃の妨げとならない。
【0014】更に、両方のスロットバルブドアに設けら
れるシャフトを1本のみにすることにより、例えば、隣
接した搬送チャンバと処理チャンバの間のバルブハウジ
ングが占めるクリーンルーム内の実際の空間を削減す
る。また、そのような1本のシャフトは、スロットバル
ブドアそれぞれの中心に力を掛けるため、スロットバル
ブドアを閉じておくのに必要な力が少なくて済む。更
に、2つのアクチュエータを備えるために2つのベロー
ズを要するバルブアセンブリとは対照的に、1本のシャ
フトと1つのベローズしか必要ではない。
【0015】更に、2つのクレードル板に取り付けら
れ、両面スロットバルブを支える単一シャフトにより、
スロットのシール面に対してそのバルブが閉じる際に、
少なくとも1つのクレードルの1つの回動軸がそのバル
ブの取り付け面と垂直方向に一直線上に配置されている
ことによって、そのバルブがシール面に向かって垂直に
動くようになっている。
【0016】このように、2つの隣接したチャンバのう
ち1つのチャンバで通常動作が継続している間に、2つ
のチャンバのうち他方のチャンバで多くの種類の修理を
実行可能であることが理解できるだろう。例えば、その
ような修理には、チャンバもしくはバルブハウジングか
らウェーハの破片を取り除いたり、ポートのシール面を
清掃したり、チャンバ内部を清掃したり、シールの表面
に影響するバルブの部材(例えば、ドアやO―リング)
を取り除いたり交換したりする作業が含まれる。例え
ば、半導体処理の通常運転を行うそのようなチャンバを
維持するためのこれらの作業およびその他の作業を、こ
こでは「修理」と呼ぶ。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の説明は、他方のモジュー
ルの修理中に、半導体処理クラスタツール構造の1つの
モジュールで動作を継続することができることを保証す
ることに関してなされている。本発明は、半導体処理装
置のモジュール用バルブ、より詳細には両面スロットバ
ルブの単一バルブシャフトに関し、また、半導体処理装
置の別々のモジュール間にそのようなバルブを実装する
方法に関して説明されている。しかしながら、当業者に
とっては、本発明がこれらの具体的な詳細の一部もしく
はすべてがなくとも実行可能であることは明白であろ
う。その他にも、本発明を分かりにくくしないように、
よく知られたプロセスの動作は詳細に説明していない。
【0018】図2によると、本発明は一般に、搬送モジ
ュール202および処理モジュール206を有し、搬送
モジュールと202と処理モジュール206のうち隣接
するモジュール間に両面スロットバルブが位置する半導
体処理クラスタツール構造200を含むと説明されてい
る。図2を平面図として見ると、搬送モジュール202
と、処理モジュール206と、両面スロットバルブ20
4の合計床面積によって構造の占有面積が決まってい
る。モジュール202、204および206を稼動する
ために一緒に密閉する方法を考慮せずに、搬送モジュー
ル202および処理モジュール206の床面積を第1に
決定できることが理解できるだろう。個々の両面スロッ
トバルブ204が、モジュール202,206を稼動す
るために一緒に密閉する方法を規定するため、それぞれ
個々の両面スロットバルブ204の占有面積が、クラス
タツール構造200の占有面積を減少させようとする場
合に重要になる。従って、それぞれ個々の両面スロット
バルブ204の占有面積を減少させるには、個々の両面
スロットバルブ204それぞれの幅Wをできる限り減少
させることが重要である。
【0019】図3は、本発明の両面スロットバルブ20
4のひとつがクラスタツール構造200の2つのモジュ
ール間に位置するバルブ真空容器(もしくはハウジン
グ)212を含むことを示している。示されているよう
に、2つのモジュールは、搬送モジュール202と処理
モジュール206のうちの1つであり、バルブ真空容器
212がクラスタツール構造200の任意の2モジュー
ル間に設置可能なことが理解される。バルブ真空容器2
12は、対向した壁214によって規定される幅Wを有
する。処理モジュール206に最も近いそれぞれの壁2
14の側面は、「PM側面」と呼ぶことができ、搬送モ
ジュール202に最も近いそれぞれの壁214の側面
は、「TM側面」と呼ぶことができる。バルブ真空容器
212は、対向した端壁216によって規定される長さ
Lを有し、幅Wと長さLを乗じることにより、個々の両
面スロットバルブ204の占有面積が決定される。
【0020】ポート(もしくはスロットもしくは開口部)
218は、それぞれの壁214に設けられておりて、例
えば1つのモジュールと他のモジュールの間でウェーハ
(示されていない)を搬送できるようになっている。図
3に示すように、一方のそのようなモジュールは搬送モ
ジュール202で、他方のそのようなモジュールは処理
モジュール206であり、スロット218Pが処理モジ
ュール206に隣接し、スロット218Tが搬送モジュ
ール206に隣接している。スロット218はそれぞ
れ、概ね長方形の形状で、それぞれのスロット218を
閉じるために備えられているドア(もしくは側方ドア)
222の概ね長方形の形状よりも各辺が短い。ドア22
2とスロット218では、角が丸いので、それぞれの長
方形の形状を「概ね長方形である」と呼ぶ。ドア222
はそれぞれ、真空容器212の対向した壁214の対向
したシール面226に重なるシール周辺部224を有す
る。後述のようにドア222が閉位置にある際に、シー
ル面226に対して押し付けられ耐真空もしくは耐ガス
密閉を提供するO−リング228などのシールデバイス
をシール周辺部224に設けてもよい。代わりに、ドア
222に対してシールデバイスの加硫を行ってもよい
し、交換可能なシール有するほかの種類のシールデバイ
スを用いてもよい。壁214のドア222−2は、搬送
モジュール202と処理モジュール206の間に圧力シ
ールとして機能する。この様に、例えばPM側面は、T
M側面が標準真空レベル(例えば、80〜100mTo
rr)状態である間に、外気に対して通気してもよい。
更に、バルブ204は、処理モジュール206が真空で
ある間に搬送モジュール202を通気し、搬送モジュー
ル202が真空レベルにある間に処理モジュール206
を通気できるように設計されている。
【0021】ドア222−1と記され、図3の右側に示
されているドア222の1つに関しては、それぞれのス
ロット218Pは、単一シャフトアセンブリ232の動
作により選択的に閉じることができる。例えば、処理モ
ジュール206が修理されている間、単一シャフトアセ
ンブリ232を用いることにより、例えば、搬送モジュ
ール202内で作業を継続することが可能である。それ
故、搬送モジュール202と処理モジュール206のう
ち選択した方だけを停止させれば、選択したモジュール
の修理が可能になる。単一シャフトアセンブリ232の
作動結果の1つとして、図3に示すようにドア222が
閉位置もしくは開位置に配置される。X軸は、ゆるいア
ーチ形を示し、その軌道に沿ってドア222が閉位置か
ら開位置まで動く。開位置においては、ドア222はい
ずれも、ドア222と壁214の間の空間234を規定
している。アクチュエータ232の他の作動様式では、
図3に示すZ軸に沿った下もしくは上位置にドア222
を配置させる。
【0022】図4Aは、搬送モジュール202、処理モ
ジュール206、および1つの両面スロットバルブ20
4を示している。制御装置402は、バルブ204に接
続されており、ドア222−1,222−2を制御する
ための単一シャフトアセンブリ232の動作を含むバル
ブ204の動作を制御している。制御装置402は、コ
ンピュータワークステーション、すなわちツール組み込
み式制御装置404に接続されている。制御装置402
は、電子装置406を介してバルブ204に接続してい
る。図4Bは、一連のスイッチ408,410および4
12を備えた電子装置406の上部を示している。 ス
イッチはそれぞれ、開位置と閉位置へのドア222の動
作制御用、下位置と上位置へのドア222の動作制御
用、モジュール202と206のどちらを修理するかの
選択用(例えば、処理モジュール206が「PM」で、
搬送モジュール202が「TM」)である。制御装置4
02とスロットバルブ204の間に送信される信号41
4の例は、「ドア開」と「ドア閉」である。
【0023】図5および図6A〜6Dには、以下の動作
に対して2つのドア222−1,222−2を支援する
単一シャフトアセンブリ232が示されている。図6B
によると、閉じたドア222−1は、図6Aに示されて
いる開位置に向かって左に動くようになっている。図6
Dに示されるように、閉じたドア222−2は、図6A
に示されている開位置に向かって右に動くようになって
いる。それぞれのドア222のシール周辺部224が、
真空容器212のシール面226に近づきそれぞれのス
ロット218を閉じる際には、閉じられつつあるドア2
22の取り付け面222Mは、シール面226に向かっ
て基本的に垂直に動く。それ故、X軸は一般に、壁21
4の面、シール面224、取り付け面222Mに垂直に
示されている。後述のように、単一シャフトアセンブリ
232は、そのように基本的に垂直に動くようにドア2
22に対して設置されたクレードル軸CL,CRに取り
付けられている。図6A〜6Dには、ドア222−1,
222−2の軌道がクレードル軸CL,CRに対して幾
分アーチ形であるにもかかわらず、ドア222の開位置
が真空容器212の側壁214に垂直でそこから離れて
いるといえる程、アーチの半径が大きいことが示されて
いる。開位置においては、ドア222がそれぞれのドア
222とそれぞれの壁214の間の空間234を規定し
ている。ドア222が開位置にある際には、上述のよう
に、修理を行うバルブ204へ簡単にアクセスできる。
垂直下方の(すなわち、横方向に空間のあいた)位置で
はなく、図6Aに示した開かつ上位置にあるバルブ20
4に初めに簡単にアクセスできることの利点は、蓋23
6が真空容器212から外される際に、開かつ上位置で
修理作業員が手袋をはめた手(示されていない)でバル
ブ204のドア222に届くことができることである。
【0024】Z軸は、上述の垂直もしくは横方向もしく
は空間配置に関係し、図5および図6A〜6Dにも示さ
れている。Z軸は、単一シャフトアセンブリ232の軸
で、ドア222は、その軸に沿ってスロット218に対
して上位置と下位置の間を動く。図6Aと図6Bを比較
すると、Z軸が動いて、特に、クレードルの軸CL,C
Rを中心に、垂直方向(図6A)から図6Bおよび図6
Dに示すような方向のいずれかに、例えば垂直から角T
RもしくはTL傾けられた方向のいずれかにまで回転す
ることが分かるだろう。クレードル軸を中心とした方向
の変化、およびクレードル軸からドア222の中心まで
の距離A(図6D)により、ドア222が、図6Bに示す
閉位置(O−リング228がシール面226に接してい
る)から図6Aに示す開位置(ドア222が空間234
によって壁214から隔てられている)に向かってX軸
の方向に動く。
【0025】単一シャフトアセンブリ232は、底板3
02の上部に取り付けられた上部バルブ真空容器212
に入れられている。真空容器212は、X軸と一直線に
配置されたスロット218P,218Tを有し、蓋23
6による密閉に適合した上部開口部を有する。ベローズ
306の下端304は、密閉して底板302に取り付け
られている。ベローズ306の上端308は、密閉した
状態で上部ベローズ板に取り付けられている。底板30
2および上部ベローズ板310に対して密閉されてお
り、また、蓋236はバルブ真空容器212の上部に対
して密閉されており、真空容器212は、例えば、スロ
ット218Pを通して掛けられる真空の圧力に耐えられ
る程強くなっている。ベローズ306は、中空の円筒形
をしており、空洞312を規定している。
【0026】図5は、主ピボット枠318の互いに離れ
た2つの枠部材316に固定した底板302を示してい
る。枠部材316は、底板302から下向きに延びてお
り、クラスタツール構造200の基部(示されていな
い)に取り付けることができる。枠部材316の下部に
は、枠部材316に第1モータ320を取り付けるため
に、ブリッジ319が設けられている。モータ320
は、例えば第1クレードル324に連結したピストンロ
ッド322を有する単動式空気モータでもよい。第1ク
レードル324は、右側の軸CRを中心に回転するため
に間隔をおいた2つの枠部材316の間の上方に取り付
けられる。右側のクレードル軸CRと同軸にある対向す
る2つの第1クレードル回動軸326は、枠部材316
から第1クレードル324に回動軸を提供する。図5に
は、左側の部材316の回動軸(ピボット)326が、
部材316および第1クレードル324の両方にわたっ
て延びているのが示されており、右側の部材316の回
動軸326が、図解のために断面図で示されている。図
6A〜6Dには、対向する2つの第1クレードルの回動
軸326が、第1クレードル324の右上に示されてい
る。
【0027】図6A、6C、および6Dに示すように、
第1モータ320は第1の位置、すなわち伸長位置を有
しており、この位置では、ピストンロッド322が第1
クレードル324を、ドアの開動作(図6Aおよび6
C)もしくは左のドア222−2の閉動作(図6D)た
めの位置におく。第1モータ320はまた、第2の位
置、すなわち収縮位置を有しており、この位置では、ピ
ストンロッド322が第1クレードル324を、右のド
ア222−1の閉動作(図6B)のための位置におく。
【0028】図6A〜6Dは、第1クレードル324に
設置されたクレードル軸CLを示している。図5は、左
側のクレードル軸CLと同軸にある対向する2つの第2
クレードル回動軸330を示しており、これらの回動軸
は、第2クレードル332の間隔を置いた複数のアーム
331に対して第1クレードル324からの回動支持を
提供する。図5には、右側のアーム331用の旋回軸3
30がアーム331と第1クレードル324の両方に伸
びている様子が示されている。枠318の右側の部材3
16と第1クレードル324の右側部分の間にある旋回
軸326は、図解のために断面図で示されている。
【0029】図6A〜6Dには、対向する第2クレード
ル旋回軸330が、第2クレードル332の左上に示さ
れている。このように、第2クレードル332は、第1
クレードル324に関する軸CLを中心に回動可能であ
る。その回動は、第1クレードル324に取り付けら
れ、それと共に移動する第2モータ334によって引き
起こされる。第2モータ334は、例えば第2クレード
ル332に連結されたピストンロッド336を有する単
動式空気モータでもよい。図5は、第1クレードル32
4および第2クレードル332に固定された第2モータ
334を示しており、第2クレードル332は、左のク
レードル軸CRおよび旋回軸330を中心に第2クレー
ドル332を回動させるためのピン338に、ロッド3
36を取り付けられるように設けられた切欠き部337
で切断されている。
【0030】第2モータ334は、第1位置すなわち伸
長位置を有しており、この位置では、第1モータ320
が第1(伸長)位置にあるときに、ピストンロッド33
6が第2クレードル332を、ドアの開動作(図6Aお
よび6C)のための位置におく。第2モータ334はま
た、第1モータ320が収縮位置にある際には、右のド
ア222−1の閉動作(図6B)のために、この第1
(伸長)位置を用いる。第2モータ334はまた、第2
位置すなわち収縮位置を有しており、この位置では、第
1モータ320が伸長位置にあるときに、ピストンロッ
ド336が第2のクレードル332を、左のドア222
−2の閉動作(図6D)のための位置におく。
【0031】ピストンロッド322,336の同時伸長
位置は、ドア222の開位置に対応しており、第1およ
び第2モータがそれぞれのピストンロッド322,33
6をそれぞれのストッパ350−1,350−2に押し
付けることによって実現される。各ストッパは、それぞ
れのピストンロッド322,336とそれぞれのクレー
ドル324,332の可動範囲を制限している。
【0032】第2クレードル332はまた、第3モー
タ、すなわち上下動モータ356も支えている。第2ク
レードル332に固定された上下動モータ356によ
り、ピストンロッド358は伸長もしくは収縮可能であ
り、第2クレードル332の開口部362に備えられた
ベアリング360を通って滑動する。ベローズ306
は、ピストンロッド358のドア取り付け部364を収
納するための中空な円筒形の空洞312を有する。図6
A〜6Cに示すように、そのようなベアリング360に
より、第3モータ(上下動)モータ356のピストンロ
ッド358が伸長もしくは収縮することを許容し、それ
によってベローズ板310を上下動させる。ベローズ板
310は、2つのドア222−1,222−2が蝶番の
ピン366を中心に回動するのを支えるドア取り付け部
364を支持する。ドア取り付け部364が、それぞれ
のドア222の中点の中心においてドア222に取り付
けられており、それぞれのドア222の長辺(もしくは
Y軸方向)の中心に位置する取り付け部364によって
それぞれのドア222が支えられるようになっている。
ドア222の中心がドア取り付け部364に取り付けら
れている結果として、ドア取り付け部364によってそ
れぞれのドア222にかかるX軸方向の閉じる力F(図
6A)が、それぞれのドア222に一様にかかる。ま
た、1つの単一シャフトアセンブリ232により、バル
ブ本体に2つの別々のアクチュエータを備えるバルブの
幅よりも、真空容器212の幅Wをかなり削減すること
ができる。実際、真空容器212の幅Wは、例えば約
6.5インチしか必要ない。
【0033】図6Aおよび6Cから、上下動モータ35
6のピストンロッド358が伸長されている時には、ド
ア222が上方位置(図6A、6Bおよび6D)にある
と共に、ベローズ306が伸長していることが理解でき
る。上下動モータ356のピストンロッド358が収縮
されている時には、ドア222が下方位置(図6C)に
動かされると同時に、ベローズ306が折りたたまれ、
その結果、スロット218T,218Pの間が一直線に
開放され、モジュール202,206の間のウェーハ
(示されていない)の搬送が可能になる。次に、単一シ
ャフトアセンブリ232が、別々のモータ320,33
4を用いて、真空容器212のそれぞれ第1および第2
の壁214−1,214−2にほぼ直交するX軸の第1
の方向に沿って、ドア222を同時に動かすように動作
することが理解できる。ドア222が開位置にある場合
には、アセンブリ232が真空容器212の壁214に
ほぼ平行な第2の(横もしくは垂直の)方向にドア22
2を動かす。
【0034】上述のように、単一シャフトアセンブリ2
32は、2つのドア222−1,222−2を支え、X
軸は、ゆるいアーチ形を示し、その軌道に沿ってドア2
22が閉位置から開位置まで動く。閉じたドア222−
1は、図6Aに示された開位置に向かって左方向に動く
と述べたが、図6Dに示すように、閉じたドア222−
2は図6Aに示す開位置に向かって右方向に動く。
【0035】第1クレードル324が右側の軸CRを中
心に図6Bにおいて時計回りに回動すると、例えば、左
側のクレードル軸CLが第1クレードル軸CRに対して
上方に動く。それ故、第2クレードル軸CLは、右のド
ア222−1が閉じている際には、第1クレードル軸C
Rよりも上方に位置することになる。第1クレードル3
24が、図6Bに示す右のドアの閉位置から図6Dに示
す左のドアの閉位置に向かって反時計回りに回転する
と、クレードル軸CLは、第1クレードル軸CRに対し
て下方に動き、左のドア222−2が閉じられ、軸C
R,CLはZ軸に沿って同じ高さになる。X軸方向の軸
CR,CLの間隔と、軸CRに対する軸CLのこのよう
な動きにより、以下の利点があると考えられる。それぞ
れのドア222のシール周辺部224が、真空容器21
2のシール面226に近づきそれぞれのスロット218
を閉じると、そのように閉じている時のそれぞれのクレ
ードル軸CL,CRの位置により、閉じられつつあるド
ア222の取り付け面222Mに所望の動作をさせるこ
とが可能になる。クレードル軸CL,CRの間隔および
位置と、両面スロットバルブ204を支える2つのクレ
ードル324,332に取り付けられた単一軸アセンブ
リ232により、スロット218のシール面226に対
してドア222が閉じる際に、1つのクレードル324
もしくは332の少なくとも1つの旋回軸(すなわち軸
CLもしくはCR)が、そのドア222の取り付け面2
22Mと垂直方向に一直線に配置され(例えば、図6B
および6Dの垂直の矢印Cを参照)、そのドア222が
シール面226に向かって垂直に動くようになってい
る。そのような取り付け面222Mの動きは、基本的に
シール面226に垂直であるのが望ましい。そのような
垂直の動きによって、より確実にシール面226にO−
リング228が適切に着座する。
【0036】従来技術のクラスタツール構造100で満
たされていない要求が、搬送モジュール202および処
理モジュール206のような隣接したモジュール206
および202の間の真空容器212内にある上述の両面
スロットバルブ204によって満足されている。別々の
ドア222が2つのバルブハウジングポート218のそ
れぞれに対して単一シャフトアセンブリ232上に設け
られているので、例えば、処理モジュール206に隣接
する1つのハウジングポート218Pと搬送モジュール
202に隣接する1つのハウジングポート218Tは、
他方のポートが開放している間も、選択的に閉じること
が可能である。例えば、選択的に閉じることにより、隣
接した処理モジュール206が大気に開放されていて修
理が実行できるようになっている間、搬送モジュール2
02を真空に保つのが容易になる。その結果、処理モジ
ュール206の修理後に搬送モジュール202を所望の
真空状態にするためのポンプダウンサイクルが不要とな
り、処理モジュール206の修理のために搬送モジュー
ル202に対してその他の操作を行う必要がなくなるた
め、かなりの休止時間を削減することができる。更に、
搬送モジュール202を真空に保つことにより、1つの
処理モジュール206の修理が行われている間に搬送モ
ジュール202を用いて生産を継続することができるた
め、クラスタツール構造200の総生産性が上がる。
【0037】また、搬送モジュールが真空になるように
搬送モジュール202へのドアバルブ222−2を閉じ
た状態では、開いている処理モジュール206から(示
されていないが、砕けたウェーハのような)破片が通過
するのを処理モジュール206につながる開放ドアバル
ブ222−1によって防ぎ、その破片が搬送モジュール
202に混入しないようにすることができる。それ故一
般に、腐食して修理で交換する必要があるのは処理モジ
ュール206に近接したバルブドア222−1だけであ
り、搬送モジュール202は交換中も真空のままでよ
い。
【0038】更に、両面スロットバルブ204にはこれ
らの利点があると同時に、開放ドアバルブ222で修理
を行う際に、一方もしくは両方の開放ドアバルブ222
に簡単にアクセスできる。そのような簡単なアクセス
は、第1、第2、および第3駆動装置320,334お
よび356によって動かされる単一シャフトアセンブリ
232によって提供される。
【0039】図5に示すように、(左のドア222−2
のような)1つのドアバルブ222を閉じるために、第
3モータ356がストッパ350−3に向かって伸長す
る。第1モータ324が、それぞれのストッパ350−
1に向かって作動され(伸長され)、静止した状態に保
たれる。このように、第1モータ324が第1クレード
ル324を垂直位置(図6A)に保ち、第2モータ33
4が図6Dに示されたドア閉位置に作動し(収縮し)、
第2クレードル332を傾けて、左のドアバルブ222
−2を閉位置にするとともに、右のドア222−1を開
位置に、また、両方のドアバルブ222を上方位置にす
る。
【0040】両方のバルブ222が修理される場合に
は、第1モータ320および第2モータ334が作動さ
れ(伸長され)、それぞれのストッパ350−1,35
0−2に向かって動かされる。このとき、クレードル3
24,332が垂直に保たれ(図6A)、ドア222が
中心の開位置に保たれる。この開位置では、修理作業員
は手袋をはめて開放ドアバルブ222に手を伸ばすこと
ができる。次に第3モータ356は、単一シャフトアセ
ンブリ232のドア取り付け部364を動かし、それに
よって両方のドアバルブ222を開位置から離し、それ
ぞれのポート218から離して図6Dに示す下方位置へ
と横に(すなわち下向きに)動かし、ポート218の周
囲のシール面226を露出させることが可能である。そ
の露出により、例えば、シール面226の清掃が可能に
なる。
【0041】横方向に動かされたドアバルブ222と点
検口262(通常は蓋236で閉じられている)の間の垂
直距離のために、一般に、垂直下向きに動かした後に作
業員が修理のためにドアバルブ222に手を伸ばすのは
困難である。しかしながら、横方向下向きに動かされた
位置では、ポート218T,218Pの間が完全に開放
されているので、ドアバルブ222は、ドアバルブ22
2が密閉する面226を含むドアバルブ222の周囲を
作業員が清掃する妨げにならず、1つのモジュールから
次のモジュールへのウェーハ(示されていない)の搬送
が可能である。
【0042】更に、両方のスロットバルブドア222に
は、幅Wを削減するために1つの単一ドア取り付け部の
みが設けられており、例えば、隣接した搬送モジュール
202と処理モジュール206の間のバルブハウジング
212が占めるクリーンルーム内の実際の空間を削減す
る。また、そのような単一ドア取り付け部364は、ス
ロットバルブドア222それぞれの中心に力Fを掛ける
ため、スロットバルブドア222を閉じておくのに必要
な力Fが少なくて済む。更に、2つのアクチュエータを
備えるために2つのベローズを要する他のバルブアセン
ブリと異なり、1つの単一ドア取り付け部364と1つ
のベローズ306しか必要ではない。
【0043】そして、2つの隣接したモジュール20
2,206のうち1つのモジュール(例えば202)で
通常動作が継続している間に、2つのモジュールの他方
のモジュール(例えば隣接した処理モジュール206)
で多くの種類の修理を行うことができることが理解でき
るだろう。例えば、そのように通常動作を継続できるこ
とで、搬送モジュール202に隣接したもう1つの処理
モジュール206と共にその搬送モジュール202を用
いて、クラスタツール構造200の総生産性もしくは全
体の生産性を高めることが可能になる。例えば、1つの
処理モジュール206のそのような修理には、その1つ
の処理モジュール206もしくはバルブハウジング21
2からウェーハの破片を取り除いたり、ポート218の
シール面226を清掃したり、処理モジュール内部を清
掃したり、バルブ204の部材(例えば、ドア222や
O―リング228)を取り除いたり交換したりする作業
が含まれる。
【0044】これらの利点が得られると同時に、取り付
け面222Mに所望の動作をさせることができる。それ
故、それぞれのドア222のシール周辺部224が、真
空容器212のシール面226に近づいてそのスロット
218を閉じると、そのように閉じている時のそれぞれ
のクレードル軸CLおよびCRの位置により、閉じられ
つつあるドア222の取り付け面222Mを基本的にシ
ール面226と垂直に動かすことが可能になる。そのよ
うな垂直の動きによって、より確実にシール面226に
O−リング228が適切に着座する。
【0045】理解を深めるために従来技術をある程度詳
しく説明したが、明らかに、いくらかの変更と修正が添
付の特許請求の範囲内で行われる可能性がある。従っ
て、本実施形態は、例示的なもので、制限的なものでは
ないと考えられ、本発明は、ここに示した詳細に限定さ
れず、添付の特許請求の範囲および等価物の範囲内で修
正可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】搬送モジュールに連結する様々な処理モジュー
ルを示す典型的な従来技術の半導体処理クラスタツール
構造を示す図であり、1つの処理もしくは搬送モジュー
ル内のドアバルブが1つであるため、モジュールのいず
れかの修理を可能にするためには処理および搬送モジュ
ールそれぞれを停止する必要があることを示す図であ
る。
【図2】搬送モジュールと処理モジュールのうち隣接し
た2モジュール間に位置した本発明の両面スロットバル
ブを示す図であり、搬送モジュールと処理モジュール間
のバルブハウジングのバルブ真空容器に2つのドアバル
ブがあるため、モジュールのうち選択した一方を修理す
るのに選択したモジュールのみを停止すればよいことを
示す図である。
【図3】対向した壁によって限定された幅を有するバル
ブ真空容器と、ウェーハを搬送モジュールから処理モジ
ュールへ移動させるための各壁のスロットを示す本発明
の両面スロットバルブの平面図であり1つのシャフトの
動きにより2つのドアバルブのうち1つで選択的に1つ
のスロットを閉じて、選択されたモジュールの修理中に
他方のモジュール内で作業を継続することが可能である
ことを示す図である。
【図4A】バルブのそれぞれの第1ドアおよびそれぞれ
の第2ドアの動作制御を行うための制御装置の略図であ
り、制御装置が両面スロットバルブの操作に用いられる
コンピュータワークステーションに接続されていること
を示す図である。
【図4B】バルブの第1のドアおよび第2のドアの動作
制御を容易にするための制御装置に入力を行う3つのス
イッチを示す図である。
【図5】第2のクレードルに取り付けられた1本のシャ
フトと第1のクレードルに取り付けられた第2のクレー
ドルを示す本発明の両面スロットバルブの縦断面図であ
り、それぞれ第1および第2のクレードル上の第1およ
び第2モータがドアを開くもしくは閉位置に動かすこと
を示す図である。
【図6A】開かつ上方位置にある本発明の2つのバルブ
ドアと、2つのドアを支える単一シャフトとを示す略縦
断面図である。
【図6B】他方のバルブドアの修理を容易にするために
閉かつ上方位置にある本発明の左側バルブドアを示す図
6Aと同様の縦断面図である。
【図6C】バルブスロットの修理を容易にするために、
下方かつ開位置にある本発明の2つのバルブドアを示す
図6Aおよび図6Bと同様の縦断面図である。
【図6D】他方のバルブドアの修理を容易にするため
に、閉かつ上方位置にある本発明の右側バルブドアを示
す略図である。
フロントページの続き (72)発明者 グレゴリー・エー.・トマッシュ アメリカ合衆国 カリフォルニア州95125 サン・ホセ,ハートフォード・アベニュ ー,830 Fターム(参考) 5F031 CA02 CA05 FA01 FA02 FA12 MA07 MA28 MA29 MA32 NA05 NA10 PA06 PA23

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体処理クラスタツール構造の配列内
    で用いる両面スロットバルブであって、 第1の面および第2の面を有するハウジングであって、
    前記第1の面に第1のスロットおよび前記第2の面に第
    2のスロットを有し、前記ハウジングの第1の面に連結
    された第1のモジュールと前記ハウジングの第2の面に
    連結された第2のモジュールとの間の基板の搬送を可能
    にするハウジングと、 前記ハウジング内に動作可能に取り付けられ、前記第1
    のスロットを閉じることを可能にする第1のドアと、 前記ハウジング内に動作可能に取り付けられ、前記第2
    のスロットを閉じることを可能にする第2のドアと、 前記第1および第2のドアのそれぞれに連結した単一シ
    ャフトと、 前記第1および第2のドアの一方を選択的にそれぞれの
    閉位置に移動させて、それぞれのスロットを閉じるため
    の前記単一シャフトを支える複クレードルアセンブリ
    と、を備える両面スロットバルブ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の両面スロットバルブであ
    って、 前記単一シャフトは中心位置を有し、 前記単一シャフトが前記中心位置にある際に、前記第1
    のドアおよび前記第2のドアのそれぞれが、前記第1の
    スロットと前記第2のスロットのそれぞれから離れてそ
    れらの間に位置する開位置にあり、 前記複クレードルアセンブリは、 第1および第2のクレードルと、 各クレードルのための個別の駆動装置であって、それぞ
    れが伸長位置を有し、それぞれの伸長位置にある際に、
    前記第1のドアおよび前記第2のドアが開位置に保たれ
    るように前記単一シャフトを中心位置に保つ駆動装置
    と、を含む、両面スロットバルブ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の両面スロットバルブであ
    って、 前記第1のクレードルは、前記ハウジングに対して回動
    可能に取り付けられて前記第2のクレードルを支えてお
    り、前記第2のクレードルは、前記単一シャフトを支
    え、前記第1のクレードルに対して回動可能にに取り付
    けらており、各駆動装置はそれぞれ収縮位置も有する、
    両面スロットバルブ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の両面スロットバルブであ
    って、更に、 前記個別の駆動装置を操作するための制御装置であっ
    て、前記個別の駆動装置の一方を伸長位置に置き、前記
    個別の駆動装置の他方を収縮位置に置き、前記第1およ
    び第2のドアの一方を選択的にそれぞれの閉位置に移動
    させて前記スロットを閉じるために、前記第1および第
    2のドアをバルブ開閉軌道に沿ってそれぞれの開および
    閉位置から閉および開位置へ移動させる制御装置を備え
    る、両面スロットバルブ。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の両面スロットバルブであ
    って、 前記複クレードルアセンブリは、 前記個別の駆動装置の一方は、前記クレードルの一方に
    取り付けられた2つのモータを有しており、前記2つの
    モータの一方は、前記スロットの間の中心位置において
    前記単一シャフトを移動させて、前記第1のモジュール
    と前記第2のモジュールとの間で前記基板の搬送を可能
    にする、両面スロットバルブ。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の両面スロットバルブであ
    って、前記複クレードルアセンブリは、 前記ハウジングを支持する枠と、 前記ハウジングに対して動くように前記枠に取り付けら
    れた第1のクレードルと、 前記ハウジングに対して動くように前記第1のクレード
    ルに取り付けられた第2のクレードルと、を備え、 前記単一シャフトは、前記第1および第2のクレードル
    のそれぞれが前記ハウジングに対して動くことにより、
    前記ハウジング内の前記単一シャフトの位置が変化し
    て、前記スロットの選択された一方が開または閉となる
    ように、前記第2のクレードルに取り付けられている、
    両面スロットバルブ。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の両面スロットバルブであ
    って、 前記複クレードルアセンブリは、更に、 各クレードルを第1の共通の方向に移動させ、前記単一
    シャフトを移動させて前記スロットの一方を閉じるため
    の駆動装置を含む、両面スロットバルブ。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の両面スロットバルブであ
    って、 前記複クレードルアセンブリは、更に、 各クレードルを第1の共通の方向に移動させ、前記単一
    シャフトを移動させて前記スロットの一方を閉じるとと
    もに、各クレードルを第2の共通の方向に移動させ、前
    記単一シャフトを移動させて前記スロットの他方を閉じ
    るための駆動装置を含む、両面スロットバルブ。
  9. 【請求項9】 半導体処理クラスタツール構造の配列内
    で用いる両面スロットバルブの製造方法であって、 第1の面と第2の面を有し、第1の面に第1のスロット
    および第2の面に第2のスロットを有することで第1の
    モジュールと第2のモジュール間の基板の搬送を可能に
    するハウジングを準備する工程と、 前記第1のモジュールを前記ハウジングの前記第1の面
    に取り付ける工程と、 前記第2のモジュールを前記ハウジングの前記第2の面
    に取り付ける工程と、 前記ハウジング内に第1のドアを設けて、前記第1のス
    ロットを閉じることを可能にする工程と、 前記ハウジング内に第2のドアを設けて、前記第2のス
    ロットを閉じることを可能にする工程と、 第1の直線軌道に沿って動かすために、前記第1および
    第2のドアを単一シャフトに取り付ける工程と、 前記第1および第2のドアの一方を選択的にそれぞれ移
    動させて各スロットを閉じるための離間した回動軸を有
    する複クレードル構造上で、前記単一シャフトを支持す
    る工程と、を備える方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の方法であって、 前記支持工程は、前記単一軸が中心位置にある際に、前
    記第1のドアおよび前記第2のドアそれぞれが、前記第
    1のスロットと前記第2のスロットそれぞれから離れて
    それらの間にある開位置にくるように、前記単一軸に中
    心位置を提供する、方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の方法であって、 前記支持工程は、 前記複クレードル構造に第1および第2のクレードルを
    設ける工程と、 前記離間した回動軸の一方を、閉位置にあるドアの一方
    と一直線に配置させる工程と、 前記第1および第2のドアの一方の選択的な動きが各ス
    ロットの面に垂直になるように、前記離間した回動軸の
    それぞれに前記クレードルをそれぞれ取り付ける工程
    と、 を含む方法。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の方法であって、 前記支持工程は、 前記複クレードル構造に第1および第2のクレードルを
    設ける工程と、 前記第1のクレードルが前記第2のクレードル上におい
    て前記離間した回動軸の一方の上で回動して第1および
    第2の回動位置の間で動くように、前記1のクレードル
    を取り付ける工程と、 前記第1のクレードル上に前記単一シャフトを取り付け
    る工程と、 前記第2のクレードルが前記離間した回動軸の他方の上
    で回動して第3および第4の回動位置の間で動くよう
    に、前記ハウジングから離れた位置に前記第2のクレー
    ドルを取り付ける工程と、 それぞれ前記第1および第3の回動位置において前記第
    1および第2クレードルのそれぞれの回動を制限して、
    前記単一シャフトをドア開位置に置く工程と、を含む方
    法。
  13. 【請求項13】 請求項12に従って製造された両面ス
    ロットバルブの動作方法であって、 前記第1のクレードルを前記第2の回動位置に置く動作
    を引き起こす第1の動作と、 前記第2のクレードルを前記第4の回動位置に置く動作
    を引き起こす第2の動作と、を備え、 前記第1と第2の動作は、前記単一シャフトが前記ドア
    の一方を移動させて前記第1のスロットを閉じる位置に
    なるように前記単一シャフトを動作させ、 前記方法は、さらに、 前記第1のクレードルを前記第1の回動位置に置く動作
    を引き起こす第3の動作と、 前記第2のクレードルを前記第3の回動位置に置く動作
    を引き起こす第4の動作と、を備え、 前記第3と第4の動作は、前記単一シャフトが前記ドア
    の他方を移動させて前記第2のスロットを閉じる位置に
    なるように前記単一シャフトを動作させる、方法。
  14. 【請求項14】 半導体処理クラスタツール構造内で両
    面スロットバルブを動作させるための方法であって、 第1のモジュールと第2のモジュールの間に前記両面ス
    ロットバルブを連結する工程と、 前記両面スロットバルブに第1と第2のスロットを設
    け、前記第1のモジュールと前記第2のモジュール間の
    基板の搬送を可能にする工程と、 前記第1と第2のスロットをそれぞれ閉じるために前記
    両面スロットバルブ内に第1と第2のドアを設ける工程
    と、 前記第1と第2のドアを単一シャフトに取り付ける工程
    と、 それぞれが前記第1および第2のクレードルそれぞれに
    別々に連結された2つの駆動装置を動作させることによ
    り、前記クレードルの一方に取り付けられた前記単一シ
    ャフトにスロットを閉じる力を印可し、前記単一シャフ
    トを前記第1および第2のスロットの一方に向かって移
    動させ、それによって、前記一方のスロットに対応する
    ドアが前記一方のスロットを閉じるとともに、他方のス
    ロットに対応するドアは他方のスロットを開放したまま
    にしておく工程と、を含む方法。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の方法であって、更
    に、 前記2つの駆動装置を作動させて、駆動装置の一方を伸
    長し、駆動装置の他方を収縮させる工程を含む、方法。
  16. 【請求項16】 請求項14記載の方法であって、 前記印可工程が、 前記回動用クレードルの一方を他方に取り付ける工程
    と、 前記他方の回動用クレードルを、前記第1および第2ス
    ロットを含むバルブハウジングに取り付ける工程と、 前記クレードルの一方に前記単一シャフトを取り付け、
    前記2つの駆動装置のそれぞれが前記クレードルの1つ
    を回動させるようにする工程と、を含み、 前記方法は、さらに、 前記一方のクレードルに対して前記単一シャフトを動か
    し、前記ドアを前記スロットから離すことにより、前記
    第1と第2のモジュールの間の基板の搬送を可能にする
    工程を含む、方法。
  17. 【請求項17】 処理モジュールと搬送モジュールを備
    えた半導体処理クラスタツール構造の配列内で用いる両
    面スロットバルブであって、 第1の処理モジュール側および第2の搬送モジュール側
    を有する真空容器であって、第1の壁面を有する前記第
    1の側に取り付けられた処理モジュール用のスロット
    と、第2の壁面を有する前記第2の側に取り付けられた
    搬送モジュール用のスロットを有することによって、前
    記処理モジュールと前記搬送モジュール間の基板の搬送
    を可能にする前記真空容器と、 閉鎖軌道に沿って前記処理モジュールおよび前記搬送モ
    ジュールそれぞれに対して近づく方向と離れる方向に前
    記真空容器内で動くことが可能なドア取り付け端とし
    て、前記閉鎖軌道にほぼ垂直であるアクセス軌道に沿っ
    て前記真空容器から離れる方向に動き、前記処理モジュ
    ールスロットと前記搬送モジュールとの間を直線的に開
    放することが可能なドア取り付け端を有する単一シャフ
    トと、 前記閉鎖軌道に沿って動くように前記単一シャフトの前
    記ドア取り付け端に取り付けられ、前記処理モジュール
    用スロットを開閉する第1のドアと、 前記閉鎖軌道に沿って動くように前記単一シャフトの前
    記ドア取り付け端に取り付けられ、前記搬送モジュール
    用スロットを開閉する第2のドアと、 上方位置と、前記直線的な開放路から離れて前記2つの
    スロットと各スロットの壁へのアクセスを可能にする下
    方位置との間の前記アクセス軌道に沿って動くように、
    前記単一シャフトに取り付けられた前記第1および第2
    のドアと、 前記ドア取り付け端が前記アクセス軌道および前記閉鎖
    軌道に沿って動くように、前記単一シャフトを運ぶため
    の複クレードルアセンブリと、 前記複クレードルアセンブリ上の軸駆動機構であって、
    前記閉鎖軌道に沿って前記処理モジュールと前記搬送モ
    ジュールのそれぞれに対して近づく方向と離れる方向に
    前記真空容器内で前記単一シャフトの前記ドア取り付け
    端を動かすために前記複クレードル上に設けられた第1
    の駆動機構と、前記アクセス軌道に沿って前記真空容器
    に対して近づく方向と離れる方向に前記軸駆動ドア取り
    付け端を動かすための第2の駆動機構とを有する軸駆動
    機構と、を備える両面スロットバルブ。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の両面スロットバルブ
    であって、 前記複クレードルアッセンブリは、第1の軸を中心に回
    動するように前記第2のクレードルに取り付けられた第
    1のクレードルと、第2の軸を中心に回動するように前
    記真空容器に取り付けられた第2のクレードルとを有
    し、 前記単一シャフトは前記第1のクレードルに取り付けら
    れており、 前記第1の駆動機構は、前記第1および第2のクレード
    ルを回動させて、前記真空容器内で前記アクチュエータ
    の前記ドア取り付け端を前記閉鎖軌道に沿って前記処理
    モジュールスロットおよび前記搬送モジュールスロット
    に対して近づく方向と離れる方向に動かすように前記第
    1および第2のクレードルに取り付けられており、 前記第2の駆動機構は、前記ドア取り付け端を前記アク
    セス軌道に沿って前記真空容器に対して近づく方向と離
    れる方向に動かすように前記第1のクレードルに取り付
    けられている、両面スロットバルブ。
  19. 【請求項19】 請求項17記載の両面スロットバルブ
    であって、更に、 前記第1と第2の駆動装置を別々に制御する制御装置
    と、 前記制御装置に接続され、前記処理モジュールを修理す
    るために前記第1のドアを前記閉位置以外の位置に置く
    こととともに、前記搬送モジュールが修理モード以外の
    モードで稼動できるように前記第2のドアを前記閉位置
    に置くことを可能にするコンピュータワークステーショ
    ンと、を含む両面スロットバルブ。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の両面スロットバルブ
    であって、 前記真空容器は、前記ドアの修理を容易にするドアアク
    セスポートを有し、 前記コンピュータワークステーションは、前記制御装置
    が前記軸駆動機構を作動させて前記第1と第2のドアを
    前記アクセス軌道に沿って前記上方位置に移動させ、ま
    た、前記第1のドアを前記閉鎖軌道に沿って開位置に移
    動させるとともに、前記第2のドアを前記閉鎖軌道に沿
    って移動させてて前記第2のスロットを閉じることによ
    って、前記開位置にある前記第1のドアを、前記ドアア
    クセスポートから供給される新しいとドアとの交換する
    ための位置に置くためのコンピュータプログラム命令を
    含む、両面スロットバルブ。
  21. 【請求項21】 複数チャンバ真空システム内で用いる
    両面スロットバルブであって、 第1の面と第2の面とを有するハウジングであって、第
    1の面に第1のスロットを有するとともに第2の面に第
    2のスロットを有し、前記ハウジングの第1の面に連結
    された第1のチャンバと前記ハウジングの第2の面に連
    結された第2のチャンバ間の基板の搬送を可能にするハ
    ウジングと、 前記ハウジング内で動くように取り付けられ、前記第1
    のスロットを閉じることを可能にする第1のドアと、 前記ハウジング内で動くように取り付けられ、前記第2
    のスロットを閉じることを可能にする第2のドアと、 前記第1と第2のドアのそれぞれに連結した単一シャフ
    トと、 前記単一シャフトを支え、前記第1と第2のドアを選択
    的にそれぞれの閉位置に移動させて、各スロットを閉じ
    るための複クレードルアセンブリと、含む両面スロット
    バルブ。
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