JP2001514391A - 集積回路テスタ用のプログラム可能なフォーマッタ回路 - Google Patents

集積回路テスタ用のプログラム可能なフォーマッタ回路

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JP2001514391A
JP2001514391A JP2000508018A JP2000508018A JP2001514391A JP 2001514391 A JP2001514391 A JP 2001514391A JP 2000508018 A JP2000508018 A JP 2000508018A JP 2000508018 A JP2000508018 A JP 2000508018A JP 2001514391 A JP2001514391 A JP 2001514391A
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アーキン・ブライアン・ジェイ
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Abstract

(57)【要約】 多チャネル集積回路テスタのチャネル用フォーマッタ回路(16)は、ドライブ制御回路(72)と比較回路(74)とランダムアクセスメモリ(RAM)(70)を有する。RAMは、入力フォーマット選択デ−タのそれぞれの値を対応するフォーマット制御データに変換して、ドライブ制御回路と比較回路に供給する。ドライブ制御回路(72)は、テスタチャネルが被測定デバイス(DUT)の端子に供給するテスト信号の状態を決定する一組のドライブ制御信号を発生する。比較回路は、前記端子におけるDUT出力信号が期待される論理状態であるか否かを判断する。ドライブ回路及び比較回路は、RAMのフォーマット制御データ出力によって制御されるマルチプレクサ(84,86)を用いて、いろいろな選択可能なデータ源のうちから選択し、ドライブ制御信号の所望の状態又はDUT出力信号の期待される状態をレファレンスする。このフォーマッタアーキテクチャは、入力基準データの柔軟な利用を可能とし、実に様々な選択可能なドライブフォーマットと比較フォーマットを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の背景 発明の技術分野 本発明は、一般的には、集積回路(IC)テスタに関するが、特には、様々な
ドライブ及び比較フォーマットを提供するプログラム可能なフォーマッタを備え
たICテスタに関する。
【0002】 関連技術の説明 代表的なパーピン集積回路テスタは、パターン発生器と、被測定集積回路デバ
イス(DUT)の各ピンに対して1つずつのチャネルを設けた一組のテスタチャ
ネルを有する。テスタは、テストを、連続する一組のテストサイクルに編成し、
それぞれのテストサイクル中に各チャネルが対応するDUTのピンにおいてテス
ト作業を実施する。例えば、テスタチャネルは、テスト信号入力をDUT端子に
供給するか、若しくは、該端子においてDUTの出力信号を監視し、更に、DU
T出力信号が期待したような挙動をしない場合には、「故障(FAIL)」指示
信号を生成する。
【0003】 テスタは、それぞれのテストサイクル中に、それぞれのテスタチャネルに対し
「フォーマット設定(formatset)」データ(FSET)と「時間設定
(timeset)」データ(TSET)と基準データ(PG)を供給するパタ
ーン発生器を有する。FSETデータは、チャネルがテストサイクル中に使用す
べき特定のドライブフォーマット又は比較フォーマットをレファレンスする。「
ドライブフォーマット(drive format)」は、チャネルがテストサ
イクル中にその出力テスト信号の状態を制御する特別のやり方である。「比較フ
ォーマット(compare format)」は、DUT出力信号がテストサ
イクル中に期待されているように挙動しているか否かをチャネルが判断する特別
なやり方である。TSETデータは、例えば、テスト信号状態変化やDUT出力
信号比較のようなイベントが起こるべきテストサイクル中のある時間を示す。P
Gデータは、テスト信号の所望の状態又はDUT出力信号の期待される状態を示
すために使用される。
【0004】 代表的なテスタチャネルは、テスト信号状態(ハイ又はロー若しくは3状態(
tristate))を示す一組のドライブ制御信号に応じて、DUTにテスト
信号を発生するためのピンエレクトロニクス回路を有する。ピンエレクトロニク
ス回路は、また、前記端子におけるDUT出力信号を監視し、そして、DUT出
力信号が目下ハイ論理レベルよりも上にあるか否か、若しくは、ロー論理レベル
よりも下にあるか否かを示す比較ハイ信号(CH)と比較ロー信号(CL)を生
成する。前記ピンエレクトロニクス回路に加えて、それぞれのテスタチャネルは
、また、一又はそれ以上のタイミング信号発生器とフォーマッタ回路を有する。
それぞれのタイミング信号発生器は、それぞれのテストサイクルの開始時点でパ
ターン発生器からTSETデータを受信し、TSETデータによって示されたテ
ストサイクル中のある時点でフォーマッタ回路へのタイミング信号パルス入力を
生成する。フォーマッタ回路は、それぞれのテストサイクルの開始時点でパター
ン発生器からFSETデータを受信して、ピンエレクトロニクス回路へのドライ
ブ制御信号入力を発生し、それがFSETデータによって示されたドライブフォ
ーマットを実施することを可能にする。フォーマッタは、PGデータを使用して
、ドライブ制御信号の状態を決定し、制御信号に状態変化を生成する時には基準
としてタイミング信号を使用する。フォーマッタ回路は、また、ピンエレクトロ
ニクス回路の比較ハイ出力(CH)と出力(CL)をサンプリングして、FSE
Tデータによってもレファレンスされた比較フォーマットを用いて、テストサイ
クル中に故障信号FAILをアサートすべきか否かを決定する。指定された比較
フォーマットに従って、PGデータはCHデータ及びCLデータの期待状態をレ
ファレンスすることができる。タイミング信号は、いつフォーマッタがCLデー
タとCHデータをサンプリングするかを示す。
【0005】 図7に示されているように、代表的な先行技術のフォーマッタは、データT1
、T2、PG及びFSETを受信し、一対のフリップフロップ3Aと3Bのセッ
ト入力とリセット入力に加えられる4つ一組の出力信号を生成する論理回路2を
有する。フリップフロップ3Aは、Dドライブ信号を生成し、そして、フリップ
フロップ3Bは、Zドライブ信号を生成する。FSETデータは、フォーマッタ
がテストサイクル中に生成できる限られた組数のDとZのドライブ信号フォーマ
ットのうちの1つをレファレンスする。特に、FSETデータは、D信号及びZ
信号がテストサイクル中に行われるべき状態変化の数(0−2)を示すと共に、
それぞれの状態変化がT1若しくはT2信号エッジにおいて生じるべきか否かを
示す。FSETデータによってレファレンスされたドライブ信号フォーマットは
、また、D信号又はZ信号が変更されるべき状態を示すための基準としてPGデ
ータのビットを論理回路2が使用すべきか否かを示す。
【0006】 FSETデータは、それとは別に、比較フォーマットをレファレンスすること
ができる。テスタチャネルが比較作業をすべき時、PGデータはCHデータやC
Lデータの期待される状態を示すことができる。選択された比較フォーマットに
従って、フォーマッタ回路はT1タイミング信号又はT2タイミング信号のうち
の1つのエッジにおいてCHデータとCLデータをサンプリングするか、又は、
T1及びT2信号の間のウィンドウ時間の最中にCHデータとCLデータを監視
する。先行技術のフォーマッタは、PGデ−タとFSETデータを処理して、ウ
ィンドウ比較器5とエッジ比較器6の制御作業のための信号を生成する別の論理
回路4を有する。論理回路4からの制御データによって可動にされた場合、ウィ
ンドウ比較器5はDUTからのCHデータとCLデータを監視し、CHデータ及
び/又はCLデータがT1タイミング信号とT2タイミング信号によって制限さ
れたウィンドウ時間中のいずれかの時に非期待状態を通す時には故障FAIL信
号をアサートし、そして、ORゲート7を介してそれを出力する。エッジ比較器
6が論理回路4からの信号によって可動にされる時には、それはT1信号又はT
2信号のエッジを受信した場合にCH又はCLが非期待状態であればORゲート
7を介して故障FAIL信号をアサートする。
【0007】 フォーマッタに入力されるFSETデータが特定のドライブフォーマットか又
は比較フォーマットを選択し、そして、そのFSETデータがたった4ビットで
あるので、それは16個のドライブフォーマットか又は比較フォーマットのうち
の1つしか選択することができない。なぜならば、4ビットワードはたった16
個の異なる値しかとることができないからである。16個の異なるフォーマット
の特性は、論理回路2と4の設計によって決定される。したがって、先行技術の
論理デコーダ2と4は、特別に設計されてテスタが行うことを予定しているテス
トの種類にとって必要であるドライブフォーマットと比較フォーマットを提供す
る。したがって、集積回路のためのテストを設計する時には、利用者は限られた
数の有効ドライブフォーマットと有効比較フォーマットを考慮しなければならな
い。利用者は、論理回路2又は4に対して設計されていないドライブフォーマッ
ト又は比較フォーマットを指定することはできない。
【0008】 図7のフォーマッタアーキテクチャは、ドライブフォーマットと比較フォーマ
ットを提供する時にはむしろその入力データの利用に柔軟性がなくなり、したが
って、限られた数のドライブフォーマットと比較フォーマットだけを提供するも
のである。必要なのは、入力データとタイミング信号を利用してドライブフォー
マットと比較フォーマットを生成して、非常に多くの数の有効なドライブフォー
マットと比較フォーマットを提供して、利用者が利用すべきテストフォーマット
を設計するための柔軟性を得られるようなやり方で高度に柔軟性のある集積回路
テスタ用のフォーマッタである。
【0009】発明の要約 本発明の集積回路テスタは、パターン発生器とそれぞれが被測定集積回路デバ
イス(DUT)の各ピンに対応している一組のテスタチャネルを有する。前記テ
スタは、テストを一組の連続するテストサイクルに編成するが、各テストサイク
ル中にそれぞれのチャネルは、テスト信号入力をDUT端子に供給するか、又は
、前記端子においてDUT出力信号を監視してDUT出力信号が期待されたよう
な挙動をしない時には故障「FAIL」指示信号を生成する。テスタは、それぞ
れのテストサイクルの開始前に、それぞれのテスタチャネルに対して供給される
「フォーマット設定(formatset)」データ(FSET)と「時間設定
(timeset)」データ(TSET)と基準データ(PG)を生成するパタ
ーン発生器を有する。FSETデータは、チャネルが前記サイクル中に使用すべ
き特定のドライブフォーマット又は比較フォーマットをレファレンスする。
【0010】 それぞれのテスタチャネルは、テスト信号状態(ハイ又はロー若しくは3状態
(tristate))を示す一組のドライブ制御信号に応じて、DUTにテス
ト信号を発生するためのピンエレクトロニクス回路を有する。該ピンエレクトロ
ニクス回路は、また、前記端子におけるDUT出力信号を監視し、そして、DU
T出力信号が目下ハイ論理レベルよりも上にあるか否か、若しくは、ロー論理レ
ベルよりも下にあるか否かを示す比較ハイ信号(CH)と比較ロー信号(CL)
を生成する。
【0011】 前記ピンエレクトロニクス回路に加えて、それぞれのテスタチャネルは、また
、2つのタイミング信号発生器と本発明に関するフォーマッタ回路を有する。そ
れぞれのタイミング信号発生器は、それぞれのテストサイクルの開始時点でパタ
ーン発生器からTSETデータを受信し、TSETデータによって示されたテス
トサイクル中のある時点でタイミング信号パルスを生成する。フォーマッタ回路
は、ドライブ制御回路と比較回路とランダムアクセスメモリ(RAM)を有する
。該RAMはFSETデータの各値を対応するフォーマット制御データに変換し
てドライブ制御回路と比較制御回路に供給する。
【0012】 本発明のある局面に関して、ドライブ制御回路は、一組のパルス整形器を有し
、それぞれのパルス整形器が個々のドライブ制御信号を発生する。それぞれのパ
ルス整形器は、それぞれが2つのタイミング信号の個々に対応している2つのマ
ルチプレクサを有している。それぞれのマルチプレクサは、入力として、パター
ン発生器によって生成された基準データビットPGと、反転PGビットと、ハー
ドウェアハイ及びロー論理ビットと、もう一方のマルチプレクサの以前の出力に
整合しているビットを受信する。それぞれのマルチプレクサは、RAMのフォー
マット制御データ出力の個々の部分に応じて選択されたその入力のうちの1つに
よって決定される状態を有する出力信号を生成する。それぞれのパルス整形器は
、また、ドライブ制御信号のうちの1つの状態を設定して、マルチプレクサの対
応するタイミング信号のそれぞれのパルスに応じてそれぞれのマルチプレクサの
出力信号の状態を整合する論理回路を有する。
【0013】 本発明の他の局面に関して、比較回路はハイ期待値選択回路とロー期待値選択
回路を有する。それぞれの期待値選択回路は、それぞれが2つのタイミング信号
のそれぞれに対応している2つのマルチプレクサを有する。それぞれのマルチプ
レクサは、入力として、パターン発生器によって生成された基準データビットP
Gと、反転PGビットと、ハードウェアハイ及びロー論理ビットと、もう一方の
マルチプレクサの以前の出力に整合しているビットを受信する。それぞれのマル
チプレクサは、フォーマッタRAMのフォーマット制御データ出力の個々の部分
に応じて選択されたその入力のうちの1つによって決定される状態を有する出力
信号を生成する。比較回路は、また、マルチプレクサの対応するタイミング信号
のパルスに応じてそれぞれの期待値回路のマルチプレクサによって生成された出
力信号をサンプリングし、ピンエレクトロニクス回路によって発生された比較ビ
ットに対してサンプリングされた期待信号の比較を行い、その比較結果に応じて
故障(FAIL)信号を発生する故障(FAIL)論理回路を有する。
【0014】 本発明の別の局面に関して、比較回路は、また、2つのマルチプレクサを設け
たウィンドウ期待値回路を有する。それぞれのマルチプレクサは、入力として、
パターン発生器によって生成された基準データビットPGと、反転PGビットと
、ハードウェアハイ及びロー論理ビットと、もう一方のマルチプレクサの以前の
出力に整合しているビットを受信する。それぞれのマルチプレクサは、RAMの
フォーマット制御データ出力の個々の部分に応じて選択されたその入力のうちの
1つによって決定される状態を有する出力ウィンドウ制御信号を生成する。ウィ
ンドウ期待値回路は、また、ウィンドウ制御信号と2つのタイミング信号とピン
エレクトロニクス回路によって生成された比較ハイビットと比較ロービットを受
信するウィンドウ論理回路を有する。ウィンドウ論理回路は、CH又はCLビッ
トが2つのタイミング信号のパルス間のウィンドウ時間中のいずれかの時にハイ
又はローに遷移したかを示す4つの信号を生成する。2つのウィンドウ制御信号
のそれぞれの状態は、どのタイミング信号がタイムウィンドウを解放するのか、
そして、どのタイミング信号がそれを閉鎖するのかを決定する。故障(FAIL
)論理回路は、2つのタイミング信号のパルスに応じて指示信号をサンプリング
し、そして、2又はそれ以上の指示信号がアサートされる場合には、故障(FA
IL)信号をアサートする。
【0015】 本発明のフォーマッタ回路は、入力データとタイミング信号を柔軟に使用して
、実に様々なドライブフォーマットと比較フォーマットを提供する。したがって
、被測定デバイスのそれぞれの端子において実に様々なドライブフォーマットと
比較フォーマットのうちのいずれかを行う能力をテスタに付与する集積回路テス
タのフォーマッタ回路を提供することが本発明の目的である。
【0016】 本明細書の結論部分は本発明の主題を特に指摘し且つ明確に権利を主張して
いる。しかし、いわゆる当業者は、同じ参照符号が同じ部材を指し示している添
付の図面を参照して明細書の残りの部分を読むことによって、本発明の機構と操
作方法の双方を、さらにその効果と目的と共に、最もよく理解するだろう。
【0017】好適な実施の形態の説明 図1は、被測定集積回路デバイス(DUT)12の測定を実施するための本発
明に関する集積回路テスタ10を示している。テスタ10は、それぞれのチャネ
ルがDUT12の各ピン又は各端子に対応するN個一組のチャネルCH(1)−
CH(N)を有する。テスタ10は、テストを一組の連続するテストサイクルに
編成し、それぞれのテストサイクル中において、それぞれのチャネルCH(1)
−CH(N)は、対応するDUT端子においてテスト作業を実施する。例えば、
テスタチャネルは、テスト信号入力をDUT端子に供給するか、又は、該端子に
おいてDUT出力信号を監視して、DUT出力信号が期待されたようには挙動し
ない場合には故障出力FAIL信号を生成する。
【0018】 テスタ10は、それぞれのテストサイクルに対して、「フォーマット設定(f
ormatset)」データ(FSET)と「時間設定(timeset)」デ
ータ(TSET)と周期設定(periodset)」データ(PSET)と基
準データ(PG)を生成するパターン発生器22を有する。FSETデータは、
チャネルが前記サイクル中に使用すべき特定のドライブフォーマット又は比較フ
ォーマットをレファレンスする。「ドライブフォーマット(drive for
mat)」は、チャネルがテストサイクル中にその出力テスト信号の状態を制御
する特別のやり方である。ドライブフォーマットは、テストサイクル中の連続す
るテスト信号の状態を決定するデータをチャネルが取得するやり方も含んでいる
。「比較フォーマット(compare format)」は、DUT出力信号
がテストサイクル中に期待されているように挙動しているか否かをチャネルが判
断する特別なやり方である。比較フォーマットは、出力信号の期待される状態を
チャネルが判断するやり方とチャネルがその期待される状態に対して出力信号を
比較して故障(FAIL)信号を生成するやり方を含んでいる。TSETデータ
は、例えば、テスト信号状態変化やDUT出力信号比較のようなイベントが起こ
るテストサイクル中のある時間を示している。PSETデータ値は、テストサイ
クルがどの程度の長さ存続すべきかを示している。
【0019】 PSETデータ値は、それぞれのテストサイクルの開始時に、周期発生器20
に供給される。周期発生器20は、基準信号BOCとデータ値CVRNを発生す
ることによって、PSETデータ値に応答する。BOC信号は、それぞれのチャ
ネルCH(1)−CH(N)に、次のテスト信号が、マスタクロック信号MCL
Kの次のパルスに続いて始まることを知らせる。CVRNデータは、該次のMC
LK信号の後でどのくらい経ってから次のテストサイクルが実際に始まるかを示
している。
【0020】 それぞれのテスタチャネルCH(1)−CH(N)は、一組のドライブ制御信
号(D、Z、VH)に応じて、DUTにテスト信号を発生するためのピンエレク
トロニクス回路14を有する。D制御信号は、ピンエレクトロニクス回路14に
、その出力テスト信号を高論理レベルにドライブすべきか、又は、低論理レベル
にドライブすべきかを知らせる。VH制御信号は、ピンエレクトロニクス回路に
、その出力信号を二次的な電圧にドライブすべきか否かを知らせる。Z制御信号
は、ピンエレクトロニクス回路に、いつその出力テスト信号を三状態(tris
tate)にするのかを知らせる。各テストサイクル中において、ピンエレクト
ロニクス回路14は、また、DUT端子で(もしあれば)DUT出力信号を監視
し、DUT出力信号が目下ハイ論理レベルよりも上にあるか否か、又は、ロー論
理レベルよりも下にあるのか否かを示す比較ハイ信号と比較ロー信号(CHとC
L)を生成する。
【0021】 ピンエレクトロニクス回路14に加えて、それぞれのチャネルCH(1)−C
H(N)は、フォーマッタ回路16と2つのタイミング信号発生器18と19を
有する。それぞれのタイミング信号発生器18又は19は、それぞれのテストサ
イクルの開始時にパターン発生器22からTSETデータを、そして、周期発生
器20からBOC信号とCVRN信号を受信して、前記TSETデータによって
示されたテストサイクルの開始に続いてある遅延を伴ってそれぞれのテストサイ
クル中に一度出力タイミング信号T1又はT2をパルス化する。
【0022】 フォーマッタ回路16は、FSETデータをパターン発生器20から受信して
、ドライブ制御信号D、Z、VHをピンエレクトロニクス回路14に送り、それ
がFSETデータによって示されたドライブフォーマットを実施するようにする
。ある種のドライブフォーマットにおいては、PGデータは、フォーマッタがド
ライブ制御信号を設定すべき状態を示している。タイミング信号T1とT2は、
フォーマッタ回路16にいつドライブ制御信号D、Z、VHの状態を調整するの
かを知らせる。FSETデータが比較フォーマットをレファレンスした時、フォ
ーマッタ回路16は、T1及び/又はT2タイミング信号によって示される時点
でピンエレクトロニクス回路の比較ハイ出力CHと出力CLをサンプリングして
、該サンプルからテストサイクル中に故障(FAIL)信号をアサートすべきか
否かを決定する。ある種の比較フォーマットにおいて、PGデータは、CHデー
タとCLデータの期待される状態をレファレンスする。テスト中、パターン発生
器22は、また、フォーマッタ16によって生成された故障(FAIL)データ
を受信して、格納して処理する。
【0023】 実施されるべきテストを規定するために、入力プログラミングデータが従来式
のホストコンピュータ24にイーサネット(ETHERNET)バス26を介し
て供給される。ホストコンピュータ24は、前記プログラミングデータを、従来
式のコンピュータバス28を介して、フォーマッタ16やパターン発生器22や
周期発生器20やタイミング発生器18と19やピンエレクトロニクス回路14
内の各種の制御レジスタやメモリに配送する。パターン発生器22に供給された
プログラミングデータは、各テストサイクルに対してそのデータPSET、TS
ET、FSET、PGの出力パターンをどのように生成するのかをパターン発生
器に知らせる。パターン発生器22に供給されたプログラミングデータは、サイ
クル周期の長さをPSETのそれぞれの可能な値に関連付ける。タイミング発生
器18と19に供給されたプログラミングデータは、T1及びT2タイミング信
号パルスの遅延をTSETのそれぞれの可能な値に関連付ける。ピンエレクトロ
ニクス回路14に供給されたプログラミングデータは、ハイ及びローテスト信号
電圧と出力信号の比較論理レベルを含むDUT12の各種パラメータを示してい
る。それぞれのチャネルのフォーマッタ回路16に供給されたプログラミングデ
ータは、特定のドライブフォーマットと制御フォーマットをそれぞれ可能なFS
ETデータの値に関連付ける。
【0024】 周期発生器 図2は、図1の周期発生器エッジ発生器20をより詳細なブロック図で図示し
たものである。テストサイクルは、マスタクロックサイクルMCLKに整数と小
数をかけたものに亘っている。図2に関連して、周期発生器20は、RAM30
とカウンタ32とアキュムレータ34を有する。図1のパターン発生器22から
のPSETデータによってアドレスされたRAM30は、それぞれのアドレスに
図1のホスト24からのプログラミングデータを記憶する。該プログラミングデ
ータは、PSETのそれぞれの値を周期の長さに関連付けし、MCLK周期の整
数部分と小数部分に換算したテストサイクルの持続期間を示す整数値(WHOL
E)と小数値(FRACTION)を含んでいる。それぞれのBOC信号パルス
の立ち下がり縁で、整数値データWHOLEはカウンタ32にロードされ、小数
値データFRACTIONはアキュムレータ34によって累積される。そして、
カウンタ32は、MCLK信号パルスをカウントし始める。そのカウントが整数
値WHOLEに達した時には、カウンタ32は次のBOCパルスを発生する。B
OCパルスの立ち上がり縁は、図1のパターン発生器22に対して、新たなPS
ET値を生成するように知らせて、それによって、RAM30が次のテストサイ
クルのためのWHOLE/FRACTIONデータ対を生成するようにする。前
記BOC信号によってクロックされたアキュムレータ34は、連続的に小数値F
RACTIONデータを累積してCVRNデータを生成する。アキュムレータ3
4は、累積されたCVRNデータが1MCLKサイクルを越える周期を示した時
にはオーバーフローし、そして、カウンタ32の+1入力にオーバーフロー信号
OFを提供する。次いで、カウンタ32が整数値WHOLEをロードした時には
、そのカウント限界をWHOLE+1に設定する。したがって、カウンタ32の
BOC出力は、次のテストサイクルの開始前の最後のMCLKパルスを示してい
る。CVRNデータは、次のテストサイクルが実際に始まる前記MCLKパルス
に引き続く1MCLKサイクルの小数部分を示している。
【0025】 図2に詳記されている図1のタイミング信号発生器18は、図1のパターン発
生器22からのTSETデータによって示されたある遅延を伴って、それぞれの
テストサイクルの開始後に一度タイミング信号T1をパルス化する。周期発生器
20からのBOCとCVRNデータは、テストサイクルの開始を示す。タイミン
グ発生器18は、図1のパターン発生器22からのTSETデータによってアド
レスされるRAM36を有する。RAM36は、TSETの各値を遅延時間に関
連付けしたそれぞれのアドレスに図1のホスト24からのプログラミングデータ
を記憶する。BOC信号は、MCLK信号によってクロックされたカウンタ60
をロード可能にする。ロード可能の時は、カウンタ60はRAM36のデータ出
力の一部(ETCA)をロードする。その後、カウンタ60はETCAデータに
よって示されたカウント限界までカウントして、その後、出力信号T1’を生成
する。プログラム可能な遅延回路62は入力データDELAYによって決められ
る遅延を伴ってT1’信号を遅延する。一対の加算器64と66は、アキュムレ
ータ34のCVRN出力とレジスタ52に格納された補正データ値CALをRA
M36のデータ出力の他の部分(ETCB)に加えて、遅延DELAYデータ値
を生成する。ホストコンピュータ24は、テスト前にレジスタ68内に補正デー
タCALを格納しておく。CALデータ値は、それぞれのチャネルに対して個別
に調節され、MCLKの状態変化とDUT端子に到達したテスト信号の結果とし
て起こる状態変化の間のチャネル対チャネルの遅延差を校正する。
【0026】 タイミング信号発生器は、それぞれのテストサイクル中にT1信号パルスを生
成する。選択されたBOC信号は、次のテストサイクルが次のMCLKパルスの
後のある時点で始まることを示す。CRVNデータは、次のテストサイクルが実
際に始まるにはそのMCLKパルスの後どれだけかかるかを示している。ETC
A値は、次のテストサイクルの開始に引き続いてT1’パルスが発生する前にカ
ウンタ60が待機すべきMCLKサイクルの数を示している。ETCBデータは
、T1信号パルスを生成するために、遅延回路62がT1’信号を遅延すべき時
間を示している。遅延回路62の調節可能な遅延は、MCLKの周期の0−1の
範囲内である。タイミング信号発生器19は、図2のタイミング発生器18と構
造上同じである。
【0027】 フォーマッタ 図3は、本発明に関する図1のフォーマッタ16を詳細なブロック図形式で図
示したものである。図3に関連して、フォーマッタ16は、各テストサイクルの
間にパターン発生器22から4ビットのFSETデータ値を受信する。FSET
データは、テストサイクル中にDUT端子においてテスタチャネルによって実行
されるべき特定のテストフォーマットを示す。4ビットのFSETデータ値は、
その1つ1つがそれぞれのFSETデータの値に対応している16個の記憶位置
を有するRAM70をアドレスする。テスト開始前に、図1のホストコンピュー
タ24は、コンピュータバス28を介して、RAM70のそれぞれの記憶位置に
フォーマット制御データ(FORMAT)を記憶する。それぞれのチャネルは多
くの異なる種類のテストフォーマットを実行できるけれども、フォーマッタ16
に供給されたFSETデータ値はたった4ビットであり、16の異なる値のみを
とる。したがって、FSETデータ値はフォーマッタが生成することのできる多
くの異なるテストフォーマットのうちからたった16個のみを表しているにすぎ
ない。それぞれのテスタチャネルのフォーマッタ16のRAM70の16個の記
憶位置に記憶されたデータは、テスト中においてチャネルが実行できるであろう
多くの可能なテストフォーマットのうちからどの16個かを決定する。チャネル
はテスト中に16個のドライブ又は比較フォーマットのうちから1つだけを実施
するものであるかもしれないが、このことはテスタ能力の重大な限界ではない。
なぜならば、テストは通常いずれか1つのDUTターミナルにおいては16以下
の異なるドライブ及び比較フーマットを必要としているからである。更に、それ
ぞれのテスタチャネルのフォーマッタ16のRAM70が図1のホスト24から
異なるプログラミングデータを受信することができるので、テスタチャネルは、
必ずしも同じ16個のテストフォーマットのためにプログラムされるべきではな
い。
【0028】 テスト中に到来したFSETデータ値がRAM70をアドレスする時は、RA
M70はアドレスされたFORMATデータの一部をドライブ論理回路72に読
み出し、そして、アドレスされたFORMATデータの他の部分を比較論理回路
74に読み出す。ドライブ論理回路72は、また、図1のタイミング発生器18
と19からT1及びT2タイミング信号を受信すると共に、パターン発生器22
から基準データビットPGを受信する。D、Z、VH出力信号の状態変化の特定
のシーケンスがFORMATデータによって制御され、これらの状態変化のタイ
ミングがT1及びT2タイミング信号によって制御されながら、ドライブ論理回
路72は、出力信号D、Z、VHをピンエレクトロニクス回路14に供給する。
ある種のドライブフォーマットにおいては、パターン発生器2からの基準データ
PGは、D、Z及び/又はVH信号がドライブされるべき状態を示している。他
のドライブフォーマットにおいては、D、Z及び/又はVH信号の新たな状態は
そのフォーマット自体によって特定され、PGデータからは独立している。
【0029】 比較論理回路74は、また、T1及びT2タイミング信号と基準データPGと
、同様に、図1のピンエレクトロニクス回路14の比較ハイ(CH)及び比較ロ
ー(CL)出力信号を受信する。比較論理回路74はCH及び/又はCL信号を
期待された状態と比較して、CH及びCL信号の状態がテストサイクル中におい
て期待されたものでない場合には、故障信号FAILをアサートする。FORM
ATデータは、比較論理回路74が比較を実行してT1及びT2信号が比較のタ
イミングを制御するために用いられる方法(フォーマット)を制御する。ある種
の比較フォーマットの場合、2ビットの基準データPGは、期待される状態のC
H及びCL信号状態を示す。他のフォーマットにおいては、期待される状態は、
フォーマット自体によって特定され、そして、PGデータとは無関係である。
【0030】 ドライブ論理 図4は、図3のドライブ論理回路72をより詳細なブロック図形式で図示した
ものである。ドライブ論理回路72は、それぞれが図1のピンエレクトロニクス
回路14に供給されるドライブ信号D、Z、VHを発生する3個一組の同じパル
ス整形器80−82を有する。パルス整形器80は、セット入力とリセット入力
(S、R)を有し、Dドライブ信号を生成するフリップフロップ76を有する。
パルス整形器80は、また、それぞれが図3のRAM70からのFORMATデ
ータの個々の部分によって制御される一対のマルチプレクサ84と86を有して
いる。マルチプレクサ84は、7つの入力信号データから選択して、フリップフ
ロップ76のS入力とR入力を制御する論理回路88に入力信号Aを提供する。
これら7つのデータ信号には、図1のパターン発生器22からの2つのPGビッ
ト(PG1とPG2)と、ハードウェアハイ及びロー論理レベル(「0」及び「
1」)とT2によってクロックされたラッチ96によって一テストサイクル遅延
されたマルチプレクサ86のB出力信号が含まれる。マルチプレクサ84は、ま
た、インバータ90によって反転されたPG1ビットとPG2ビットも受信する
。マルチプレクサ86は、また、7つの入力データ信号から選択して、入力信号
Bを論理回路88に提供するが、該データ信号には、反転及び非反転PGビット
(PG1とPG2)と、ハードウェアハイ及びロー論理レベルとT1によってク
ロックされたラッチ94によって一テストサイクル遅延されたマルチプレクサ8
4のA出力信号を含む。
【0031】 論理回路88は、一組の4つのANDゲート88A−88DとへのORゲート
88E、88Fを有する。ANDゲート88AはT1信号とマルチプレクサ84
のA出力を受信してORゲート88Eの入力をドライブする。ANDゲート88
BはT2信号とマルチプレクサ86のB出力を受信してORゲート88Eの他の
入力をドライブする。ORゲート88Eは、フリップフロップ76のセット入力
Sをドライブする。ANDゲート88DはT1信号とマルチプレクサ84の(反
転された)A出力を受信してORゲート88Fの入力をドライブする。ANDゲ
ート88CはT1タイミング信号とマルチプレクサ86の(反転された)B出力
を受信してORゲート88Eの入力をドライブする。ORゲート88Fは、フリ
ップフロップ76のリセット入力Sをドライブする。
【0032】 T1信号が入力信号Aを論理回路88に対して可能にして、そして、T1がア
サートされた場合、前記信号Aの状態によって、それがフリップフロップ76を
セットするかリセットするかのいずれかをするようにする。同様に、論理回路8
8へ入力されるT2タイミング信号が信号Bを可能にして、それがフリップフロ
ップ76をセットするかリセットするかのいずれかをするようにする。したがっ
て、T1とT2タイミング信号は、ピンエレクトロニクス回路に供給されるドラ
イブ信号Dのエッジのタイミングを制御するが、一方、FORMATデータ値は
データ源を選択してドライブ信号が変化する状態を制御する。ドライブ信号Zと
VHを生成するパルス整形器81と82は、回路80と同じである。したがって
、図4から明らかなように、ドライブ論理回路72に入力されるFORMATデ
ータは、7つの入力源のうちの1つを選択し、それぞれの出力信号D、VH、Z
における制御状態変動を制御し、そして、これらの状態変動のタイミングをとる
ための基準としてT1及び/又はT2信号を選択する。
【0033】 比較論理 図5は、図3の比較論理回路74をより詳細なブロック図形式で図示したもの
である。比較論理回路74は、一組の「期待値データ選択」回路92−95を有
する。ハイ期待値データ選択回路92は、それぞれのテストサイクルの間に2つ
の出力信号HE1とHE2を生成する。HE1信号は、DUT出力がT1タイミ
ング信号の立ち上がり縁に対して論理的にハイになるものと期待される場合にア
サートされる。T1信号はHE1信号と図1の前記ピンエレクトロニクス回路か
らの比較ハイ信号CHをクロックしてラッチ96を介して故障(FAIL)論理
回路98に送られる。DUTが適切に作動している場合であって、DUT出力信
号がT1信号のエッジに対して論理的に「1」であることが期待される時には、
CHとHE1の双方がハイとなる。HE1がハイの時に故障(FAIL)論理回
路98へのCH入力がローである場合には、DUT出力は誤りであり、故障(F
AIL)論理回路98が故障信号FAILをアサートする。DUT出力がT2タ
イミング信号の立ち上がり縁に対して論理的にハイであることが期待される時に
は、HE2信号はテストサイクル中にアサートされる。T2信号は、HE2信号
とCH信号をクロックしてラッチ100を介して故障(FAIL)論理回路98
に送られる。故障(FAIL)論理回路は、CHがハイにならないことによって
HE2がハイになった時にはいつでも故障(FAIL)信号をアサートする。
【0034】 ハイ期待値データ選択回路92は、HE1とHE2信号を生成する一対のマル
チプレクサ102と104を有しており、それぞれのマルチプレクサは図3のフ
ォーマッタのRAM70からのFORMATデータの別々の部分によって制御さ
れる。マルチプレクサ102は、非反転及び反転ビットPG1とPG2とハード
ウェア論理0ビットと1ビットとラッチ106によって一テストサイクル遅延さ
れたマルチプレクサ104のHE2信号出力を含む7つの入力のうちの1つを選
択することによって、HE1信号を生成する。マルチプレクサ104は、また、
非反転及び反転ビットPG1とPG2とハードウェア論理0ビットと1ビットと
ラッチ108によって一テストサイクル遅延されたマルチプレクサ102のHE
1信号出力を含む7つの入力のうちの1つを選択することによって、HE2信号
を生成する。したがって、FORMATデータは、ピンエレクトロニクス回路の
比較ハイ出力CHの期待状態を示すデータ源を選択し、そして、T1又はT2タ
イミング信号エッジに対して期待される出力がサンプリングされるべきか否かを
決定する。
【0035】 ロー期待値データ選択回路93と強制パス/故障(force pass/f
ail)期待値データ選択回路94とウィンドウ選択期待値データ選択回路95
は、ハイ期待データ選択回路92と同様であるが、FORMATデータの別々の
部分によって制御される。ロー期待値回路は、ロー期待信号LE1又はLE2を
アサートして、T1又はT2タイミング信号のいずれかのエッジに対していつD
UT出力信号が論理的にローとされるべきであるかを示す。ピンエレクトロニク
ス回路からの比較ローデータCLと共に、これらの信号は、また、故障(FAI
L)論理回路98の入力に対してラッチ96と100によってラッチされる。故
障(FAIL)論理回路は、LE1かLE2のいずれかがハイであるがその対応
するCL入力がローである時に故障(FAIL)信号をアサートする。強制パス
/故障回路94は、F1又はF2信号をアサートして、CH又はCLの状態にか
かわらず、故障(FAIL)論理回路が強制的にT1又はT2タイミング信号の
エッジに対して故障(FAIL)信号をアサート若しくはデアサートするように
する。F1及びF2信号は、また、それぞれラッチ96と100を通過して強制
論理回路の入力にまで至る。
【0036】 「ウィンドウ期待モード」の操作において、DUTは、いずれか2つのT1と
T2のタイミングエッジの間のウィンドウ時間の最中にコンスタントハイ又はコ
ンスタントロー若しくは三状態の出力信号を生成することが期待されるが、タイ
ムウィンドウ中には不正確な状態への「突然の障害(glitch)」を期待し
ない。ハイ期待値(hi_expect)回路92と同様であるウィンドウ期待
値データ選択回路95Aは、ウィンドウがT1又はT2時に解放されるべきか否
かを示す出力信号WOT1とWOT2を生成する。同じウィンドウ期待値データ
選択回路95Bは、ウィンドウがT1又はT2時に閉鎖されるべきか否かを示す
出力信号WCT1又はWCT2を生成する。ウィンドウ論理回路116は、T1
、T2、CH、CL、W1、W2の各信号を受信して、ラッチ96と100を通
過して故障(FAIL)論理回路98にまで至る4つ一組の出力指示信号を生成
する。CH_H信号は、ウィンドウ時間中のある時点においてCH信号がハイに
なったか否かを示し、CH_L信号はウィンドウ時間中のある時点においてCH
信号がローに移行したか否かを示す。CL_H信号は、ウィンドウ時間中のある
時点においてCL信号がハイになったか否かを示し、CH_L信号はウィンドウ
中のある時点においてCH信号がローに移行したか否かを示す。ラッチ96と1
00は、T1とT2のエッジに対して、故障(FAIL)論理回路98にこれら
の信号を供給する。故障(FAIL)論理回路98は、故障(FAIL)信号を
アサートして、CH_HとCH_Lが共に真である時か、又は、CL_HとCL
_Lが共に真である時に、DUT出力信号が期待されていない状態に移行したこ
とを示す。
【0037】 ウィンドウ回路116は、一組のANDゲート116A−116Hと、一組の
フリップフロップ116J−116Nと、一組のORゲート116Q−116R
を有する。T1信号とWOT1信号を受信したANDゲート116Aと、T2信
号とWOT2信号を受信したANDゲート116Bは、ORゲート116Qの入
力をドライブしてフリップフロップ116Jのセット入力を制御する。T1信号
とWCT1信号を受信したANDゲート116Cと、T2信号とWCT2信号を
受信したANDゲート116Bは、ORゲート116Rの入力をドライブしてフ
リップフロップ116Jのリセット入力を制御する。フリップフロップ116J
は、ウィンドウ時間が解放される時にセットされ、ウィンドウが閉鎖される時に
リセットされる。ORゲート116Rの出力は、フリップフロップ116K−1
16Nの全てをリセットする。フリップフロップ116Jの出力と反転した比較
ハイ信号CHを受信したANDゲート116Eは、CH_L信号を生成するフリ
ップフロップ116Kのセット入力をドライブする。フリップフロップ116J
の出力比較ハイ信号CHを受信したANDゲート116Fは、CH_H信号を生
成するフリップフロップ116Lのセット入力をドライブする。フリップフロッ
プ116Jの出力と反転した比較ロー信号CLを受信したANDゲート116G
は、CL_L信号を生成するフリップフロップ116Mのセット入力をドライブ
する。フリップフロップ116Jの出力と比較ロー信号CLを受信したANDゲ
ート116Hは、CL_H信号を生成するフリップフロップ116Lのセット入
力をドライブする。
【0038】 図3乃至図5から推論できるように、フォーマッタ16は膨大な範囲のドライ
ブフォーマット又は比較フォーマットのうちのいずれかを生成することができる
。図4のドライブ回路72のパルス整形器80に入力されるフォーマット(FO
RMAT)データは、49の異なるD信号ドライブフォーマットのうちのいずれ
かを選択することができるが、D信号ドライブフォーマットのそれぞれは、7つ
のデータ源のうちの選択された1つに関して、D信号を、T1及び/又はT2信
号のいずれかに対して立ち上がるか又は立ち下がるかのようにする。同様に、ド
ライブ回路72のパルス整形器81と82に入力されるフォーマット(FORM
AT)データも、49までのZ信号ドライブフォーマットと49までのVHドラ
イブ信号フォーマットを提供できる。したがって、ドライブ回路72に入力され
るフォーマット(FORMAT)データは、全ドライブフォーマットを選択して
、D、Z、VHドライブフォーマットの493の異なる組み合わせのうちからい ずれか1つを提供することができる。図5の比較回路74は、それぞれが49個
の異なる比較フォーマットを提供する4つのデータセクション回路92−95を
提供するので、比較回路74は494個の選択可能な比較フォーマットを提供す る。図3の4ビットのFSETアドレスRAM70は16のドライブ及び比較フ
ォーマットのうちの1つだけをレファレンスするけれども、RAM70に適切な
FSET対FORMAT翻訳データをロードすることによって、利用者は、非常
に広範囲の入手可能なフォーマットの中からそれぞれのテスタチャネルに対して
16個のフォーマットを個別に選択することができる。
【0039】 パターン発生器 図6は、図1のパターン発生器22をより詳細なブロック図形式で図示したも
のである。パターン発生器22は、それぞれの主テストサイクルの開始において
BOC信号によってクロックされるカウンタ120を有する。テスト開始以来生
じた主テストサイクルの数を示しているカウンタ120の出力カウントは、ラン
ダムアクセスパターンメモリ122とランダムアクセス収集メモリ124をアド
レスする。パターンメモリ122は、それぞれがコンピュータバス28と従来の
バスインタフェース回路126を経由して図1のホストコンピュータ24からの
PSET、TSET、FSET、PGの各パターンデータによって予めロードさ
れている、各主テストサイクル用のアドレス可能な記憶位置を有する。ホストは
、また、テスト開始前に、バスインタフェース126を介して、カウンタ120
にカウント限界値を供給する。ホストコンピュータ24は、バスインタフェース
126を介して、カウンタ120のリセット入力に開始信号STARTを送るこ
とによってテストを開始する。START信号は、カウント限界COUNTにカ
ウンタ120をリセットしてテストを開始する。カウンタ120はそのADDR
を0にリセットして、その後その出力カウントADDRをBOC信号の各パルス
に対してインクリメントし始める。したがって、それぞれの主テストサイクルの
開始前に、BOC信号によって指示されるように、カウンタ120はアドレス入
力ADDRをパターンメモリ122にインクリメントして、テストサイクルに対
して適切な出力データパターンを生成する。テストの最後において、カウンタ1
20はそのカウント制限をオーバーフローにして、バスインタフェース126と
バス128を介して、最終信号ENDをホストコンピュータに転送する。
【0040】 テスト中、ORゲート128は全てのチャネルによって生成される故障(FA
IL)信号を論理和演算をして、データ入力として収集メモリ124に供給され
る単独のFAILビットを生成する。それぞれのテストサイクルの開始時点でB
OCによってライトイネーブルにされ、カウンタ120のADDR出力によって
アドレスされる収集メモリ124は、現状のアドレスに故障(FAIL)ビット
を記憶する。テストの終わりにおいて、ホストコンピュータは、バス28とイン
タフェース回路126を介して、収集メモリ124から故障(FAIL)データ
を読んでテスト結果を得ることができる。
【0041】 上記の明細書は本発明の好適な実施の形態を説明してきたが、いわゆる当業者
は本発明から逸脱することなくその広範な諸相において前記好適な実施の形態に
対して多くの改作をすることができる。したがって、添付の特許請求の範囲は、
本発明の真の範囲内及び本発明の精神の範囲内にある全ての改作を保護すること
を意図している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の集積回路テスタを図示している。
【図2】 図1の周期発生器と1つのタイミング発生器をより詳細なブロック図形式で図
示している。
【図3】 図1の代表的なフォーマッタをより詳細なブロック図形式で図示している。
【図4】 図3のドライブ論理回路をより詳細なブロック図形式で図示している。
【図5】 図3の比較論理回路をより詳細なブロック図形式で図示している。
【図6】 図1のパターン発生器をより詳細なブロック図形式で図示している。
【図7】 従来のフォーマッタ回路を示している。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年2月29日(2000.2.29)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定集積回路デバイス(DUT)に対してテストを実施す
    るタイプの集積回路テスタ用のフォーマッタであって、前記テスタが連続するテ
    ストサイクル中に前記DUTにテスト信号を送るピンエレクトロニクス回路を有
    し、前記フォーマッタが、それぞれのテストサイクルの開始前に、入力タイミン
    グ信号とフォーマット選択データと基準データを受信して、それらに応答して、
    ピンエレクトロニクス回路がテストサイクル中にどのようにテスト信号を制御す
    べきかを示す状態を有する一組のドライブ信号を発生し、前記フォーマッタが、
    多重のアドレスにアドレス可能なフォーマット制御データを記憶するためのラ
    ンダムアクセスメモリであって、それぞれのテストサイクルの開始前に前記入力
    フォーマット選択データによってアドレスされ、それに応じてアドレスされた記
    憶フォーマット制御データを読み出すものと、 前記入力タイミング信号と前記入力基準信号と前記ランダムアクセスメモリか
    ら読み出された前記フォーマット制御信号に応じてドライブ制御信号を生成する
    ドライブ論理回路であって、前記フォーマット制御データが、ドライブ論理回路
    に対して、ドライブ論理回路が前記ドライブ信号の状態を設定する時点を前記入
    力タイミング信号のうちのどの入力タイミング信号が制御すべきかを知らせると
    共に、ドライブ論理回路に対して、前記ドライブ信号の状態を前記基準データに
    よって示された状態に設定すべきか否かを知らせるものとからなるフォーマッタ
  2. 【請求項2】 前記テスタが前記テストを実施する前に、前記フォーマット
    制御データを前記ランダムアクセスメモリに書き込む手段を更に有することを特
    徴とする前記請求項1に記載のフォーマッタ。
  3. 【請求項3】 前記ドライブ制御回路が、それぞれが別々に前記ドライブ信
    号のうちの1つを発生する複数のパルス整形器を有し、該パルス整形器が、 複数のマルチプレクサであって、それぞれのマルチプレクサが前記タイミング
    信号の個々の1つ1つに対応しており、それぞれのマルチプレクサが前記基準デ
    ータに由来するビットを含む複数の入力データビットとハードウェアハイ及びロ
    ー論理レベルビットを受信し、それぞれのマルチプレクサが前記フォーマット制
    御データの個々の部分に応じて選択された前記入力データビットのうちの1つに
    よって決定される状態を有する出力信号を生成するものと、 前記複数のタイミング信号と前記マルチプレクサによって生成される出力信号
    を受信して、それに応じて前記ドライブ信号のうちの1つを発生する論理手段を
    有することを特徴とする前記請求項1に記載のフォーマッタ。
  4. 【請求項4】 前記マルチプレクサのそれぞれへの前記データ入力の1つが
    、前記マルチプレクサのうちの他のマルチプレクサの出力信号に由来するもので
    あることを特徴とする請求項3に記載のフォーマッタ。
  5. 【請求項5】 前記論理手段が、マルチプレクサの対応するタイミング信号
    のそれぞれのパルスに応じてそれぞれのマルチプレクサの出力信号の状態に関連
    して、発生された制御信号の状態を設定することを特徴とする前記請求項3に記
    載のフォーマッタ。
  6. 【請求項6】 前記論理手段が、 前記ドライブ信号を生成するためのフリップフロップであって、セット入力と
    リセット入力を有し、前記セット入力が信号パルスを受信した時に一の状態に前
    記ドライブ信号をドライブすると共に、前記リセット入力が信号パルスを受信し
    た時には前記ドライブ信号を他の状態にドライブするものと、 それぞれのマルチプレクサの出力信号と該マルチプレクサの対応するタイミン
    グ信号を論理積演算して、複数のセット信号を生成し、そして、該セット信号を
    論理和演算して前記フリップフロップのセット入力をドライブする手段と、 それぞれのマルチプレクサの出力信号を反転して、結果的に生じた反転出力信
    号と前記マルチプレクサの対応するタイミング信号を論理積演算して、複数のリ
    セット信号を生成し、そして、該リセット信号を論理和演算して前記フリップフ
    ロップのリセット入力をドライブする手段を有することを特徴とする前記請求項
    5に記載のフォーマッタ。
  7. 【請求項7】 前記ピンエレクトロニクス回路が、また、前記DUTによっ
    て生成された出力信号を監視して、前記出力信号の論理状態を示す比較データを
    生成し、更に、前記フォーマッタが前記比較データと前記タイミング信号と前記
    ランダムアクセスメモリから読み出された前記フォーマット制御データを受信す
    る比較回路を有し、該比較回路が前記フォーマット制御データによって示された
    方法で前記比較データを処理して、前記タイミング信号によって示された時間中
    において期待された状態に出力信号があるか否かを決定し、前記フォーマット制
    御データが、また、前記タイミング信号がどのように前記時間を示すのかを指示
    することを特徴とする前記請求項1に記載のフォーマッタ。
  8. 【請求項8】 前記比較回路が、 複数の期待値選択回路であって、1つ1つが前記比較ビットのそれぞれに対応
    していて、1つ1つが前記タイミング信号のそれぞれに対応している複数のマル
    チプレクサをそれぞれの期待値選択回路が有し、それぞれのマルチプレクサが前
    記基準データから派生するビットとハードウェアハイ及びロー論理レベルビット
    を有する複数の入力データビットを受信し、それぞれのマルチプレクサが前記フ
    ォーマット制御データの個々の部分に応じて選択された前記入力データビットの
    うちの1つによって決定される状態を有する期待信号を生成するものと、 前記期待値選択回路のマルチプレクサの対応タイミング信号のパルスに応じて
    それぞれの期待値選択回路のマルチプレクサによって生成された期待信号をサン
    プリングして、前記比較データに対してサンプリングされた期待信号の比較を実
    施し、更に、該比較結果に応じて前記故障信号の状態を設定する故障論理手段と
    を有することを特徴とする前記請求項7に記載のフォーマッタ。
  9. 【請求項9】 前記比較回路が、更に、ウィンドウ期待値回路を有し、 該ウィンドウ期待値回路が、 前記複数の入力データビットを受信して、前記フォーマット制御データの一部
    に応じて選択される前記入力データビットのうちの1つによって決定される状態
    を有する第1のウィンドウ制御信号を生成する第1のマルチプレクサと、 前記入力データビットを受信して、前記フォーマット制御データの一部に応じ
    て選択される前記入力データビットのうちの1つによって決定される状態を有す
    る第2のウィンドウ制御信号を生成する第2のマルチプレクサと、 前記第1と第2のウィンドウ制御信号と2つの前記タイミング信号と前記比較
    ビットを受信して、前記比較ビットのそれぞれに対応する一対の指示信号を生成
    するウィンドウ論理手段であって、それぞれの対の第1の指示信号が対応する比
    較ビットがウィンドウ時間中のいずれかの時に論理的にハイであったか否かを示
    し、前記対の第2の指示信号が対応する比較ビットが前記ウィンドウ時間中のい
    ずれかの時に論理的にローであったか否かを示し、前記ウィンドウ時間が2つの
    タイミング信号のうちの1つをパルス化すると共に開始して終了し、そして、前
    記第1と第2のウィンドウ制御信号の状態が前記2つのタイミング信号のどのパ
    ルスがウィンドウ時間を開始して、前記2つのタイミング信号のどのパルスが前
    記ウィンドウ時間を終了するかを決定するウィンドウ論理手段とからなることを
    特徴とする前記請求項8に記載のフォーマッタ。
  10. 【請求項10】 入力フォーマット制御データと入力データビットと複数の
    タイミング信号を受信して、それに応じて、複数の制御信号を生成する集積回路
    テスタ用のドライブ制御回路であって、複数のパルス整形器を有し、それぞれの
    パルス整形器が前記制御信号のうちの個々のものを発生するものであり、該パル
    ス整形器が、 複数のマルチプレクサであって、それぞれのマルチプレクサが前記タイミング
    信号の個々のものに対応しており、それぞれのマルチプレクサが前記入力データ
    ビットを受信し、それぞれのマルチプレクサが受信したフォーマット制御データ
    の個々の部分に応じて選択された前記入力データビットのうちの1つによって決
    定される状態を有する出力信号を生成するものと、 前記複数のタイミング信号と前記マルチプレクサによって生成された出力信号
    を受信し、それに応じて、前記制御信号の1つを発生するドライブ論理手段とを
    有するドライブ制御回路。
  11. 【請求項11】 それぞれの前記マルチプレクサに対する前記データ入力の
    1つが前記他のマルチプレクサの出力信号から派生することを特徴とする前記請
    求項10に記載のドライブ制御回路。
  12. 【請求項12】 前記ドライブ論理手段がマルチプレクサに対応するタイミ
    ング信号のそれぞれのパルスに応じて、マルチプレクサの出力信号の状態に関連
    して発生された制御信号の状態を設定することを特徴とする前記請求項10に記
    載のドライブ制御回路。
  13. 【請求項13】 前記ドライブ論理手段が、 前記制御信号を生成するためのフリップフロップであって、セット入力とリセ
    ット入力を有し、前記セット入力が信号パルスを受信した時に一の状態に前記制
    御信号をドライブすると共に、前記リセット入力が信号パルスを受信した時には
    前記制御信号を他の状態にドライブするものと、 それぞれのマルチプレクサの出力信号と該マルチプレクサの対応するタイミン
    グ信号を論理積演算して、複数のセット信号を生成し、そして、セット信号を論
    理和演算して前記フリップフロップのセット入力をドライブする手段と、 それぞれのマルチプレクサの出力信号を反転して、結果的に生じた反転出力信
    号と前記マルチプレクサの対応するタイミング信号を論理積演算して、複数のリ
    セット信号を生成し、そして、該リセット信号を論理和演算して前記フリップフ
    ロップのリセット入力をドライブする手段を有することを特徴とする前記請求項
    12に記載のドライブ制御回路。
  14. 【請求項14】 入力フォーマット制御データと複数の入力データビットと
    複数の入力比較ビットと複数のタイミング信号を受信して、それに応じて、前記
    比較ビットが期待された状態を有するか否かを示す故障信号を生成する、集積回
    路用の比較回路であって、該比較回路が、 複数の期待値選択回路であって、それぞれが前記比較ビットのそれぞれに対応
    していて、それぞれの期待値選択回路が複数のマルチプレクサを有し、それぞれ
    のマルチプレクサが前記タイミング信号のそれぞれに対応していて、それぞれの
    マルチプレクサが前記入力データビットを受信し、フォーマット制御データの個
    々の部分に応じて選択された前記入力データビットの1つによって決定される状
    態を有する期待信号を生成するものと、 前記期待値選択回路のマルチプレクサの対応タイミング信号のパルスに応じて
    それぞれの期待値選択回路のマルチプレクサによって生成された期待信号をサン
    プリングして、前記入力比較ビットに対してサンプリングされた期待信号の比較
    を実施し、更に、該比較結果に応じて前記故障信号の状態を設定する故障論理回
    路とを有する比較回路。
  15. 【請求項15】 前記マルチプレクサのそれぞれへの前記データ入力の1つ
    が、前記他のマルチプレクサの出力信号から派生することを特徴とする前記請求
    項14に記載の比較回路。
  16. 【請求項16】 前記入力データビットを受信して、前記フォーマット制御
    データの一部に応じて選択される前記入力データビットのうちの1つによって決
    定される状態を有する第1のウィンドウ制御信号を生成する第1のマルチプレク
    サと、 前記入力データビットを受信して、前記フォーマット制御データの一部に応じ
    て選択される前記入力データビットのうちの1つによって決定される状態を有す
    る第2のウィンドウ制御信号を生成する第2のマルチプレクサと、 前記第1と第2のウィンドウ制御信号と前記2つのタイミング信号と前記比較
    ビットを受信して、前記比較ビットのそれぞれに対応する一対の指示信号を生成
    するウィンドウ論理手段であって、それぞれの対の第1の指示信号が対応する比
    較ビットがウィンドウ時間中のいずれかの時に論理的にハイであったか否かを示
    し、前記対の第2の指示信号が対応する比較ビットが前記ウィンドウ時間中のい
    ずれかの時に論理的にローであったか否かを示し、前記ウィンドウ時間が2つの
    タイミング信号のうちの1つをパルス化すると共に開始して終了し、そして、前
    記第1と第2のウィンドウ制御信号の状態が前記2つのタイミング信号のどのパ
    ルスがウィンドウ時間を開始して、前記2つのタイミング信号のどのパルスが前
    記ウィンドウ時間を終了するかを決定するウィンドウ論理手段と からなるウィンドウ期待値回路を有することを特徴とする前記請求項14に記載
    の比較回路。
  17. 【請求項17】 前記故障論理回路が、また、前記2つのタイミング信号の
    それぞれのパルスに応じて前記ウィンドウ論理手段によって生成される指示信号
    をサンプリングし、サンプリングした指示信号の状態に応じて前記故障信号の状
    態を設定することを特徴とする前記請求項16に記載の比較回路。
  18. 【請求項18】 入力フォーマット選択データと入力データビットと入力比
    較ビットと複数のタイミング信号を受信して、それに応じて複数のドライブ制御
    信号と故障信号を生成する、集積回路テスタ用のフォーマッタであって、該フォ
    ーマッタが、 前記入力フォーマット選択データのそれぞれの値を対応するフォーマット制御
    データに変換するデコーディング手段と、 複数の第1のマルチプレクサであって、それぞれの第1のマルチプレクサが前
    記タイミング信号の個々のものに対応しており、それぞれの第1のマルチプレク
    サが前記入力データビットを受信し、それぞれの第1のマルチプレクサが受信し
    たフォーマット制御データの個々の部分に応じて選択される前記入力データビッ
    トのうちの1つによって決定される状態を有する出力信号を生成するものと、 前記複数のタイミング信号と前記第1のマルチプレクサによって生成された出
    力信号を受信し、それに応じて、前記制御信号の1つを発生するドライブ論理手
    段と、 複数の期待値選択回路であって、それぞれが前記比較ビットのそれぞれに対応
    していて、複数の第2のマルチプレクサを有しており、それぞれの第2のマルチ
    プレクサが前記タイミング信号のそれぞれに対応していて、それぞれの第2のマ
    ルチプレクサが前記入力データビットを受信し、前記フォーマット制御データの
    個々の部分に応じて選択される前記入力データビットの1つによって決定される
    状態を有する期待信号を生成するものと、 前記第2のマルチプレクサの対応タイミング信号のパルスに応じてそれぞれの
    第2のマルチプレクサによって生成された期待信号をサンプリングして、前記入
    力比較ビットに対してサンプリングされた期待信号の比較を実施し、更に、該比
    較結果に応じて前記故障信号の状態を設定する故障論理回路とを有するフォーマ
    ッタ。
  19. 【請求項19】 前記第1のマルチプレクサのそれぞれへの前記データ入力
    の1つが、前記他の第1のマルチプレクサの出力信号から派生することを特徴と
    する前記請求項18に記載のフォーマッタ。
  20. 【請求項20】 前記ドライブ論理手段が前記第1のマルチプレクサに対応
    するタイミング信号のそれぞれのパルスに応じて、それぞれの第1のマルチプレ
    クサの出力信号の状態に関連して発生された制御信号の状態を設定することを特
    徴とする前記請求項18に記載のフォーマッタ。
  21. 【請求項21】 前記ドライブ論理手段が、 前記制御信号を生成するためのフリップフロップであって、セット入力とリセ
    ット入力を有し、前記セット入力が信号パルスを受信した時に一の状態に前記制
    御信号をドライブすると共に、前記リセット入力が信号パルスを受信した時には
    前記制御信号を他の状態にドライブするものと、 それぞれの前記第1のマルチプレクサの出力信号と該第1のマルチプレクサの
    対応するタイミング信号を論理積演算して、複数のセット信号を生成し、そして
    、該セット信号を論理和演算して、前記フリップフロップのセット入力をドライ
    ブする手段と、 それぞれの第1のマルチプレクサの出力信号を反転して、結果的に生じた反転
    出力信号と前記第1のマルチプレクサの対応するタイミング信号を論理積演算し
    て、複数のリセット信号を生成し、そして、該リセット信号を論理和演算して、
    前記フリップフロップのリセット入力をドライブする手段とを有することを特徴
    とする前記請求項20に記載のフォーマッタ。
  22. 【請求項22】 前記第1のマルチプレクサのそれぞれへの前記データ入力
    の1つが、前記他の第1のマルチプレクサの出力信号から派生することを特徴と
    する前記請求項18に記載のフォーマッタ。
  23. 【請求項23】 更に、ウィンドウ期待値回路を有し、該ウィンドウ期待値
    回路が、 前記入力データビットを受信して、前記フォーマット制御データの一部に応じ
    て選択される前記入力データビットのうちの1つによって決定される状態を有す
    る第1のウィンドウ制御信号を生成する第3のマルチプレクサと、 前記入力データビットを受信して、前記フォーマット制御データの一部に応じ
    て選択される前記入力データビットのうちの1つによって決定される状態を有す
    る第2のウィンドウ制御信号を生成する第4のマルチプレクサと、 前記第1と第2のウィンドウ制御信号と前記2つのタイミング信号と前記比較
    ビットを受信して、前記比較ビットのそれぞれに対応する一対の指示信号を生成
    するウィンドウ論理手段であって、それぞれの対の第1の指示信号が対応する比
    較ビットがウィンドウ時間中のいずれかの時に論理的にハイであったか否かを示
    し、前記対の第2の指示信号が対応する比較ビットが前記ウィンドウ時間中のい
    ずれかの時に論理的にローであったか否かを示し、前記ウィンドウ時間が2つの
    タイミング信号のうちの1つをパルス化すると共に開始して終了し、そして、前
    記第1と第2のウィンドウ制御信号の状態が前記2つのタイミング信号のどのパ
    ルスがウィンドウ時間を開始して、前記2つのタイミング信号のどのパルスが前
    記ウィンドウ時間を終了するかを決定するウィンドウ論理手段とからなることを
    特徴とする前記請求項18に記載のフォーマッタ。
  24. 【請求項24】 前記故障論理手段が、また、前記2つのタイミング信号の
    それぞれのパルスに応じて、前記ウィンドウ論理手段によって生成される指示信
    号をサンプリングし、該サンプリングされた指示信号の状態に応じて前記故障信
    号の状態を設定することを特徴とする前記請求項23に記載のフォーマッタ。
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