JP2001348117A - 部品姿勢選別装置 - Google Patents

部品姿勢選別装置

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JP2001348117A
JP2001348117A JP2001039152A JP2001039152A JP2001348117A JP 2001348117 A JP2001348117 A JP 2001348117A JP 2001039152 A JP2001039152 A JP 2001039152A JP 2001039152 A JP2001039152 A JP 2001039152A JP 2001348117 A JP2001348117 A JP 2001348117A
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慎二 中島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光ダイオードの正姿勢を確実に検出するこ
と。 【解決手段】 振動フィーダ内の振動トラックT2 に沿
って透明部Q1 と不透明部P1 とからなる部品L1 を移
送し、該振動トラックT2 に近接して部品姿勢検出手段
52を配設し、該部品姿勢検出手段により正姿勢の部品
であると検出されるとそのまま前記振動トラックT2
下流側に移送するが、前記部品姿勢検出手段により部品
が異姿勢であると検出されると空気噴出手段51を作動
させて、該異姿勢の部品を前記振動トラックから排除す
るようにした部品姿勢選別装置において、前記部品姿勢
検出手段は中心に一本又は複数本で成る投光用光ファイ
バ素線gと、該投光用光ファイバ素線の周りに配設され
各々一本又は複数本で成る受光用光ファイバ素線hを備
えており、かつ検出位置にある前記部品に対して近接し
て斜め上方に配設され、前記透明部を上方にした正姿勢
部品と、該正姿勢以外の異姿勢の部品とを、前記受光用
光ファイバ素線が受ける反射光の受光レべル差で検出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は部品姿勢選別装置、
特に発光ダイオ−ドの姿勢選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は本発明に適用される部品としての
発光ダイオ−ドを示すが図1Aに示す発光ダイオ−ドL
1は逆T字形形状を呈し、白又は銀色の直方形状の不透
明部P1とレンズの働きをする透明部Q1とからなって
おり不透明部P1に発光ダイオ−ド本体が埋設されてお
り透明部Q1を透して外方に赤色光を発射するようにし
ている。なお図示せずとも不透明部P1の両端に電極を
備えている。不透明部P1の長さl’(エル・ダッシ
ュ)は3.2mm、巾a’は1.6mm、厚さd’は
0.5mmであり、透明部Q1の長さl(エル)は図示
するように不透明部の長さl’(エル・ダッシュ)より
は小さくその巾aは不透明部の巾a’と等しい。またそ
の厚みdは1.0mmである。このような部品L1を矢
印方向に図示する姿勢で移送する場合、図25で示すよ
うな移送姿勢選別装置が考えられる。図25において振
動トラックTは移送面2と側壁部3とからなっており、
この側壁部3に当接しながら発光ダイオ−ドL1が振動
により移送される。側壁部3には図26で示すようなT
字型の開口3aが形成されており、この両側に図25に
おいて発光体1aと受光体1bが設けられており、開口
3aを均一に透光している。ここに発光ダイオ−ドL1
が至ると図26(A)で示すようにその透明部Q1を上
方にして移送されてくる。この場合には開口3aの図示
したような関係で移送されてくる。この場合には開口3
aの水平部を完全に遮光することはないので図示しない
空気噴出手段から空気を噴出せずそのまま図において振
動により右方へと移送される。次に図26(C)に示さ
れるように天地逆にして移送されてきた部品L1はその
不透明部P1が開口3aの水平部を完全に遮光し、また
透明部Q1は開口3aの垂直部を覆う形と成るがここは
透明部であるので光を完全に遮断することはない。しか
しながら上述したように不透明部P1を上方にした部品
は異姿勢であるのにもかかわらず透明部Q1が開口3a
の垂直部を覆っても、光を透すので排除されるべき姿勢
であるのに排除されないことになる。従ってこのような
部品姿勢選別装置は用いることは出来ない。もし透明部
Q1 が図26(B)に示すように不透明なら開口3a
を全体を完全に遮光するので異姿勢と判断し噴出空気に
より排除される。次に図27で示すような反射型の部品
姿勢選別装置5がある。この場合には受光用の光フィバ
−と投光用の光ファイバ−を備えており、投光用の光フ
ァイバ−からの光をその先端部に設けたレンズ5aによ
り部品L1上に焦点を結ぶようにしている。例えばこの
レンズ5aから発光ダイオ−ドL1までの距離は7〜8
mmである。この検出装置としての部品姿勢選別装置で
図示するような姿勢の部品L1とこれと異なる異姿勢の
ダイオ−ドL1’とを区別する。しかし、不透明部P1
にはこの範囲内で何らかの小さいマ−クMが施されてい
ることが多く、また、この部品の切断加工の際には透明
部Q1あるいは不透明部P1にバリがつくことがあり、
あるいは透明部Q1を不透明部P1に接着するのに接着
剤を用いているがこの接着剤がはみ出ている場合もあ
る。従って選別装置5は厳密に発光ダイオ−ドL1の表
面から反射する反射光を検出して、その姿勢を判別する
際、マ−クMやばりのために受光レベルが変動し正姿勢
を判断しがたくしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の問題に
鑑みてなされ、例えば発光ダイオ−ドの正姿勢を確実に
検出することの出来る部品姿勢選別装置を提供すること
を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の課題は、部品供給
機内の移送路に沿って部品を移送し、該移送路に近接し
て部品姿勢検出手段を配設し、該部品姿勢検出手段によ
り所望の姿勢にある部品であると検出されるとそのまま
前記移送路の下流側に移送するが、前記部品姿勢検出手
段により部品が所定の姿勢でないと検出されると部品排
除手段を作動させて、該所定の姿勢でない部品を前記移
送路から排除するようにした部品姿勢選別装置におい
て、前記部品姿勢検出手段は中心に一本又は複数本の投
光用光ファイバ素線で成る投光部と、該投光部の周りに
配設され各々一本又は複数本の受光用光ファイバ素線で
成る受光部を一または複数備えており、かつ検出位置に
ある前記部品に対して近接して配設され、前記受光部が
受ける反射光の受光レべルにより前記部品の姿勢及び/
又は移送状態を検出するようにしたことを特徴とする部
品姿勢選別装置、によって解決される。
【0005】又は、振動フィーダ内の振動トラックに沿
って透明部と不透明部とからなる部品を移送し、該振動
トラックに近接して部品姿勢検出手段を配設し、該部品
姿勢検出手段により所定の姿勢の部品であると検出され
るとそのまま前記振動トラックの下流側に移送するが、
前記部品姿勢検出手段により部品が異姿勢であると検出
されると部品排除手段を作動させて、該異姿勢の部品を
前記振動トラックから排除するようにした部品姿勢選別
装置において、前記部品姿勢検出手段は光学系を有し前
記部品に対し投光の焦点を結ぶ第1部品姿勢検出装置
と、前記振動トラックの両側に設けた相対向する発光素
子と受光素子とでなる第2部品姿勢検出装置とでなり、
かつ前記振動トラックの一部に反射度の低い黒点部を形
成し、通常は前記第1部品姿勢検出装置は該黒点部に向
って投光させており、前記部品の不透光部により第2部
品姿勢検出装置の前記発光素子からの光線が遮断される
と該部品は異姿勢と判断し、また前記第1の部品姿勢検
出装置の投光の反射による受光レべルが所定レベル以上
であると前記部品排除手段により前記振動トラックから
排除するようにしたことを特徴とする部品姿勢選別装
置、によって解決される。
【0006】又は、部品供給機内の移送路に沿って部品
を移送し、該移送路に近接して部品姿勢検出手段を配設
し、該部品姿勢検出手段により所望の姿勢にある部品で
あると検出されるとそのまま前記移送路の下流側に移送
するが、前記部品姿勢検出手段により部品が所定の姿勢
でないと検出されると部品排除手段を作動させて、該所
定の姿勢でない部品を前記移送路から排除するようにし
た部品姿勢選別装置において、前記部品姿勢検出手段は
一本又は複数本の投光用光ファイバ素線で成る投光部
と、該投光部に並設され一本又は複数本の受光用光ファ
イバ素線で成る受光部とを備え、かつ検出位置にある前
記部品に対して近接して配設され、前記受光部が受ける
反射光の受光レべルにより前記部品の姿勢を検出するよ
うにしたことを特徴とする部品姿勢選別装置、によって
解決される。
【0007】以上のような請求項1の構成によりいわば
面全体を平均化して受光レべルとすることにより確実に
正姿勢と異姿勢とを又は所定の部品移送状態を判別する
ことが出来る。又、請求項6の構成により、黒点部と異
姿勢の部品との反射光のレベル差により、又は光線の遮
断により、異姿勢を選別して排除することができる。
又、請求項10の構成により、近接した部分の光反射レ
ベルが最大となることにより異姿勢又は正姿勢の部品を
判別することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0009】図2および図3は本発明に係る部品姿勢選
別装置を設けたボウル12と楕円振動駆動部11を備え
た振動パ−ツフィ−ダ10を示す。楕円振動駆動部11
は図2においてボウル12はだ円振動駆動部11と結合
されており、これはボウル12と基台部14とを結合す
る等角度間隔で配設された垂直板バネと一対の水平振動
駆動部15と垂直振動駆動部16とからなり、これらに
相互に位相のずれた電流を流すことによりボウル12は
楕円振動を行なう。また防振ゴムrは基台部14を床S
上に防振支持している。
【0010】図3で示すようにボウル12はほぼ円形で
あるが、スパイラル状のトラックTは本実施の形態では
反時計方向に形成されており、その上流側から順次半円
弧状の切欠きで成る単列にする単列部21及び層調整部
22、早出し・流量調整部23、断面がU字状の円弧状
のトラック24、25から成っており円弧状のトラック
25から一列でダイオ−ドL1は本発明に係るの部品整
列部26に導入される。この部品整列部26には第1部
品姿勢選別部30、第2部品姿勢選別部31及び第3部
品姿勢選別部32が設けられており所定の姿勢の発光ダ
イオ−ドL1が部品姿勢保持トラック部33から一個ず
つ外方に供給されるように成っている。
【0011】最上流側の振動トラック部Tから発光ダイ
オ−ドL1が大量に下流側に振動によって移送されるの
であるが半円弧状切欠き21に至った発光ダイオ−ドL
1が減列されて第1の層調整部22に至る。ここでは図
5で示すようにそのボ−ル内方側の端部に発光ダイオ−
ドL1の高さよりはやや小さい厚さの分離板22aが設
けられておりここで多層及び多列で到来した発光ダイオ
−ドLlは図4で示すようにこの縁部に沿って最下層部
の発光ダイオ−ドL1が移送され、その上層部が分離板
22aに乗って運ばれる。従ってこの下流側では単層の
発光ダイオ−ドL1及びボ−ルの側壁部に沿って重なっ
ているか単層の発光ダイオ−ドL1が下流側に導かれ第
2の円弧状切欠き21では再び減列され第2の層調整部
22の分離板22aでは上流側の層調整部22の分離板
22aと同様な作用を受けて単層の部品と多層の部品と
で列をなして早出し流量調整部23に至る。ここでも半
円弧状の切欠き21との共同作用で流量調整を行い円弧
状のトラック24では横向きの部品は長手方向に矯正さ
れ下流側の円弧状トラック25には更にこれを流量調整
されて確実に長手方向にしてこの下流側からは上述した
ように長手方向を移送方向に向けて単列で一個ずづ部品
整列部26内に導かれる。
【0012】図6に明示されるように第1の部品姿勢検
出装置30は振動トラックTの両側に配設された発光体
30aと受光体30bとから成っている。発光体30a
からの光線は受光体30bに投光される。またこの振動
トラックとの関係では横向きの異姿勢である発光ダイオ
−ドL1の不透明部P1を遮光するように位置調整され
ており部品がここを通過しない時には受光体30bによ
り最大のレべルで光を受光しているが不透明部P1より
遮光されるとこの部品は異姿勢であると判断し空気噴出
手段により振動トラックの外方に排除するようにしてい
る。しかしながら天地逆の発光ダイオ−ドは、すなわち
不透明部P1を上方にしている部品は透明部Q1の高さ
範囲内で光を通過させるので遮光することなく横向きで
はないと判断して下流側へと導かれる。このためにこの
下流側に第2の部品姿勢検出装置31を設けている。
【0013】図7は第2部品姿勢検出装置31の断面図
であるが図に於いてボウル12にアッタチメントとして
振動トラック形成ブロック40が固定されており、この
移送面には黒色の詰め物41が面一に設けられている。
ボウル12の側壁部及び振動トラック形成ブロック40
に空気噴出口43が形成され、これは水平通孔44と連
通しており振動トラック部S1の側壁に開口している。
振動トラック部S1を挟んで両側に発光体45a及び受
光体45bが設けられており、これらにより公知の透過
型センサ−が構成される。
【0014】振動トラックTのトラック部S1に埋没さ
れた黒色スポット41に投光するように反射型センサ−
47が設けられており、この端部のレンズ部47aによ
り振動トラックTのトラック部S1の黒色スポット41
に焦点を結ぶ様にしている。この反射型センサ−47は
公知の構成をし、リ−ド端子48には受光用ファイバ及
び発光用ファイバが接続され受光用ファイバ−で受けた
光を図示しない受光装置に供給している。この場合も従
来技術で述べた光学系を有する反射型センサ−と同様に
レンズ47aから黒点部41までの距離は7mm前後で
ある。なお第1の部品姿勢選別装置30と第2の部品姿
勢選別装置31との間には図24に明示されるワイパー
ブレードWが配設されている。この下縁部8Oと移送面
Sとの間の距離Hは発光ダイオードL1の2倍の高さよ
りは小さいが一個の発光ダイオードL1の高さl(エ
ル)よりは大きい。従って図示するように重なっている
発光ダイオードL1’はワイパーブレ−ドWの下方を通
過する時に上に重なっている発光ダイオードL1’は下
縁部80によりボ−ルの内方へと導かれ落下する。より
多層で重なって到来する発光ダイオードも全て下方に落
下する。後述するような重なり方で移送される部品を除
いては単層で第2の部品姿勢検出装置30に導かれ後述
するような正姿勢の判定を行うものである。
【0015】図8は下流側の第3部品姿勢検出装置32
の詳細を示すがボウル12には振動トラック形成ブロッ
ク40がアタッチメントとして取り付られており、この
一部に後述する様に垂直な溝Nが形成され、ここに本発
明に係るレンズを有しない反射型センサ−52が挿入し
て設けられている。これはボウル12に対し取付ブロッ
ク53により固定されており、また振動トラック形成ブ
ロック40には空気噴出弁50に接続されたねじブロッ
クに連設した通孔51を形成させており制御部からの信
号を受けて空気を噴出させて異姿勢の部品L1を振動ト
ラックの外方に排除するようにしている。
【0016】上流側の第2部品姿勢選別装置31におけ
る部品との関連構成を更に詳細に説明すれば図9ないし
図12の如くなる。すなわち図11において反射型部品
姿勢センサー47の光軸は上述したようにトラックT1
の移送面S1に埋設された黒色詰物41(合成樹脂で成
る)の中心に向かって投射されているのであるが発光ダ
イオードL1の透光部Q1を通り不透明の基板P1に投
射される。これによりこの時の反射レベルは直接、黒点
41を投射しているときより受光レベルが上がるが、所
定レベル以下である。また図10の天地逆にした姿勢で
はこの基板P1が上方にあるので反射センサー47の光
軸はこれに反射されて受光レベルは所定値より大とな
る。従って空気噴出孔51からは空気を噴出して側方に
排除される。
【0017】次に図11においては不透明部P1を側壁
W1に当接させて移送されているがこの場合には不透明
部P1が図7で示すように発光体45bの投光の光線を
遮断することにより異姿勢と判断されて空気を噴出させ
て側方に排除される。また図12に示すように透明部Q
1を側壁部W1に当接しながら移動されてきたときもや
はり投光は遮断され側方に排除されるように構成されて
いる。
【0018】次に下流側の第3部品姿勢検出装置32に
おいてはトラック部T2に近接して配設されるが図13
で示すように反射型センサー52の管の径が0.82m
mに対しこれには中央に径が0.5mmの光ファイバの
素線gが埋設されておりこれを中心として周囲に径が
0.25mmの光ファイバ素線hが等角度間隔に8本埋
設されている。またこれは図8でも明示されるようにそ
の端面と発光ダイオードL1との距離が1.5ないし
1.0mmと非常に近接している。よって図示した発光
ダイオードL1との位置関係をとる。図14は天地を逆
にした発光ダイオードL1との位置関係を示す。図15
ないし図17は他種の発光ダイオードL2(図1B)と
の位置関係を示しこの装置が共用できることを示してい
る。図18は上流側の第2の部品姿勢選別装置31とこ
の部品L2との位置関係を示している。
【0019】以上、本発明の実施の形態の構成について
説明したが次にこの作用について説明する。
【0020】ボウル12内には図示せずとも多量の発光
ダイオードL1が貯蔵されている。垂直及び水平電磁石
加振部15、16を励磁すると公知のようにボウル12
はだ円振動を行いボウル12内の部品L1は図3におい
て反時計方向に高速で移送される。上流側から円弧状の
切欠き21によりその流量が調整されてまた層厚規整部
22及び23によりその列数はより多くなるが、重なり
がとられ円弧状のトラック部24、25に導入されそこ
から1列でアタッチメントとしての部品整送部26に供
給される。
【0021】下流側の部品姿勢検出装置32に至ると図
13で示すように正姿勢の部品L1はその透明部Q1を
センサー52の光ファイバー素線gからの投光を受け
る。これにより反射された光は周囲に配設された光ファ
イバー素線hで受けられることにより従来のレンズを使
った反射型センサーにくらべていわばぼやけた状態でこ
の透明部Q1を検出するために文字や傷などの微細な変
化はあってもこれにより正姿勢なのに受光レベルを不安
定とすることなく正しく正姿勢と検出してそのまま下流
側に導く。
【0022】次に図14で示すように天地逆にした異姿
勢の部品L1はセンサー52の投光用ファイバセンサー
gからの光をこの不透明な基板P1で受けることにより
反射レベルが大きく高くなる。よってこの異姿勢の部品
は空気を噴出されてこの振動トラックからボウル内へと
排除される。また、図27で示すようにマークMがあっ
ても、これをぼやけて見るので、所定レベルより反射レ
ベルが大となり空気を噴出させる。
【0023】以上のようにして正姿勢は確実に下流側へ
と導かれるのであるが図11及び図12で示すような異
姿勢のワークは下流側の部品姿勢検出装置32では誤判
定される場合がある。すなわちこのような小さな部品は
切断加工の際にはそのバリが小さく残っておりまた透明
部Q1と不透明部P1とは接着されるがこの接着剤がこ
れらの境界からはみ出ている場合がある。図示ではこれ
を示していないがこのような異姿勢の部品L1は下流側
の部品姿勢検出装置32では誤判定される場合があるの
で上流側の部品姿勢選別装置30でこのような姿勢を確
実に異姿勢であるとして排除している。
【0024】次に本発明の実施の形態によれば他種のダ
イオードL2についても姿勢を選別することができる。
寸法比は図示する通りである。
【0025】図15〜図17で示すように部品L2は透
明部Q2 が上述のダイオードL1に比べて薄い。しか
しながら全体として直方形状でありセンサー52の光軸
とトラックPの移送面S2とのなす角は15度である。
これは部品L1と共通である。
【0026】本発明の実施の形態によれば上述のように
部品としてのダイオードL1、L2の正姿勢を判定でき
るのみならず図19、図20で示すように前後で部品が
重なった場合にもこの重なり部品を排除することができ
る。すなわち図19において前方の部品L1の後端部に
後の部品L1’の不透明な基板P1の前端部が重なって
いる。また図20では前後の部品L1の後端部及び前端
部に部品L1’がブリッジのような形で重なっている。
このような重なり部品に対しても実施の形態による構成
により重なり部品を排除することができる。この作用に
ついては図22及び図23で明らかであるが図22で示
すように前方の部品L1の基板Pに後ろの部品L1’の
前端が乗っているような場合にはセンサーとは図示した
関係にあり図22Aでは透明部Q1の内部を通る領域を
明らかにしているが図22Bでは表面の投光部を明らか
にしている。図21と図22を比べると透明部Q1の投
光部の面積は明らかに図22で示すように部分的に重な
った部品の方が大きい。従ってセンサーの受光レベルは
より高くこの差を検出して空気を噴出させる。よってこ
の重なり部品は除去される。前後の部品L1にブリッジ
状に重なった部品L1’に対しても図23A同23Bに
示すよう投射され表面部はやはり図21と比べてより大
きい。従って反射レベルは高くなってこの差を利用して
この重なり部品L1’を排除することができる。上述の
重なりは上流側のワイパーブレードWで除去できなかっ
たのであるがワイパーブレードWの作用により、ここで
は確実にこのような重なりを除去できる。
【0027】図28は従来広く用いられている重なり除
去手段としてのワイパー50を示すがこのワイパー50
の下縁部と移送面S0との間には図示するような間隔、
もしくは距離があり部品L1が図示するように重なって
きた場合には確かに重なり部品は除去することができ
る。しかしながらこの部分での振動によってはまたこの
部品L1は上述したように切断加工によるバリや接着剤
がはみ出していたりするので詰まることがある。しかし
ながら本発明の実施の形態の第3の部品姿勢検出装置3
2によれば上方で規整する部材がないのでこのような詰
まりを未然に防止することができる。
【0028】また図29にはこれに代えてマイクロゲー
ジGを用いるものであるがつまみ90の回動によりロッ
ド91を上下動することができる。これにより部品L1
の重なりを除去することができるがこのようなゲージG
は高価であり、ロッド91の断面形状も円形であればこ
れらの間の隙間に部品L1が閉塞することも考えられ
る。しかしながら本発明の実施の形態によればこのよう
な高価な追加構成を加えることなくまた詰まりを未然に
防いで重なりを除去することができる。
【0029】図30及び図31は本発明の第2の実施の
形態による振動部品姿勢選別供給装置の全体を示す。こ
れは図1において、不透明部P1の厚さd’が0.18
mmと特に小さい発光ダイオードL1に好適な実施の形
態である。天地逆の姿勢の部品をその不透明部P1で図
26で示されるスリット3a(T字形状であるが、今、
水平部のみで成るとする)で検出することが考えられる
が、d’が0.18mmと小さい場合には、これより小
さいスリットを形成することが困難であり、場合によっ
ては光を透過させることができない。このような部品に
対し本実施の形態は好適である。架台Kには垂直な板ば
ねY1、Y2を介して共通の防振ブロックRが取り付け
られており、この上にリニア振動フィーダ65が配設さ
れている。振動パーツフィーダ60は公知のように構成
され図示せずともベースブロックに電磁石が固定されて
おり、ベースブロックと可動ブロックとは等角度間隔で
配設される複数の重ね板ばねにより結合されており可動
ブロックの底面には可動コアが取り付けられこれが電磁
石と空隙を置いて対向している。可動ブロックの上面に
はボウル61が固定されておりこれにはスパイラル状の
トラック62が形成されている。第1の実施の形態では
図2に示すように楕円振動駆動部が用いられたが、本実
施の形態では通常の直線的なねじりの振動駆動部が用い
られ、これは最も一般的なねじり振動駆動部である。
【0030】リニア振動フィーダ65においては、直線
的なトラフとしてのその共通の取り付けブロック66の
上に種々のブロックを緊密に取り付けておりその前方部
で下方に板ばね取り付けブロック67を介して下方のケ
ースブロック68と板ばね69a、69bにより結合さ
れており、ケースブロック68内には電磁石が固定され
ている。
【0031】共通の取り付けブロック66の左端部に
は、上述と同様な構成のリニア振動駆動部が結合されて
いる。すなわち、板ばね取り付けブロック67’、ケー
スブロック68’、これらを結合する板ばね69a’、
69b’より成るものである。共通の取り付けブロック
66はこれら一対のリニア振動駆動部により板ばね69
a、69b、69a’、69b’の斜め方向に対しほぼ
垂直方向に直線振動を行うのであるが、取り付けブロッ
66にはそれぞれ緊密なブロックを介して上流側から部
品導入部70、重ね排除部72、横向き姿勢排除部7
4、表裏選別部76、不良部品排除部78、シュート部
80、オーバーフロー部82が取り付けられている。こ
れらの詳細につき、以下、図を参照して詳細に説明す
る。
【0032】図30、図31に明示されるように共通の
取り付けブロック66の左端部上面には、部品導入通路
形成用ブロック84が取り付けられており、この中に部
品導入用の断面がほぼU字状の導入溝84bが形成され
ており、この外方は平面部84aとされている。図30
に示すように、導入溝84bには、途中から合流するよ
うに合流溝84c、84dが連接されている。振動パー
ツフィーダ60のボウル61のスパイラルトラック62
の下流側端部に連接して断面がほぼU字形状の部品整列
用トラック64が形成されているが、この下端部は、や
はり図44に明示されるように、部品導入通路形成用ブ
ロック84の端部にオーバーラップして直上方にあり、
図示するように部品L1は部品整列用トラック64から
排出されると、リニア振動フィーダ65の上流側端部に
図示するような状態で供給される。次に部品重なり排除
部72は、図35に明示されるように、直線的なトラッ
クTの側壁部SにトラックTの移送面から部品L1の2
倍の巾a’より低いが1個の部品L1の巾a’よりは低
い位置に、丸穴Bが形成されている。この部分では、す
でに図37で示すように、トラックTは直線的で外方に
向かって(振動パーツフィーダ60側に向って)15度
上向き傾斜とされている。次に重なり排除部72に連接
する横向き姿勢排除部74について図34を参照して説
明すると、共通の取り付けブロック66の上面には、直
線的な通路形成ブロック100が取り付けられており、
これと開口形成用ブロック101との間に図35で明示
されるようなスリット状の開口102(この巾は0.2
mmと充分に大きい)が形成されており、この両側に発
光体30a’と、受光体30b’が配設されている。ま
た共通の取り付けブロック66には、空気噴出用の通路
103が形成されており、これは上述の開口102と連
接している。次に天地逆の姿勢の部品を排除する部品表
裏選別部76について説明すると、図37に明示される
ように、光センサ110が取り付け部材300に図示す
るように固定されており、その先端の小径部111内に
は、1本の投光用光ファイバ素線及びこれと並列して受
光用の光ファイバ素線が内挿されており、その端部は小
径部111の端部と面一とされている。また、この小径
部111の先端部と天地逆さまとなった部品L1の上面
との間の距離は、本実施の形態によれば0.1mmとさ
れている。このように非常に近接している。光口センサ
の小径部111の下方の側壁部Sには空気噴出口B’が
形成されている。図27に示されるように、レンズ5a
付きの反射型センサ5では、レンズ5aの焦点を部品L
1’のマークMに結ぶようにセンサ位置設定をすること
が考えられるが、マークMは、図示するT字形状や三角
形状があり、また濃淡も不均一であり、正確に反射光レ
ベルで異姿勢を判定することができない場合がある。ま
た不透明部P1の両端に形成される電極eに焦点を結ぶ
べくセンサ位置設定をすることも考えられるが、これで
は正姿勢の部品L1と異姿勢の部品L1’との区別がで
きなくなる恐れがある。すなわちレンズ5aには収差が
あり、この範囲内では反射光のレベル差が小さくなるか
らである。従って、本実施例では、投光用光ファイバと
してレンジ無しの細型光ファイバ素線を用いている。ま
た、本実施の形態では図38から明らかなように、光セ
ンサの小径部111から移送路Tまでの距離は異姿勢の
部品L1’の電極eまでの距離に比べ相対的に充分に大
きいので、移送路Tが多少の光反射性の材質でなるとし
てもこれに非光反射性にするために黒く塗ったり、黒い
樹脂を埋め込んだりする必要はない。次に不良部品排除
部78について図39及び図40を参照して説明する
と、取り付けブロック121には貫通ねじ孔が形成さ
れ、この内壁部に細目ねじ121aが形成されている。
これにほぼ円筒形状の細目ねじロッド125が螺合して
おり、その中間部において、取り付けブロック121の
図において左方には貫通孔121bが形成されて、これ
にばね124が圧縮状態で挿入されており、押さえ板a
によりボルトbで圧縮状態で保持されて、細目ねじロッ
ド125の側壁部を押圧している。
【0033】リニア振動フィーダ65の下流側にはシュ
ート部80が形成されているが、これには図41で明示
されるようなひねり通路131が形成されている。これ
は図41でも示されているように、エンドミルMを一点
鎖線に示すように、順次、先端部を水平に対して15度
から水平に向かって傾斜させながらブロックBを切削し
ていく。すなわち、垂直な線をその軸芯Cに対しdから
d’へと傾倒させながら、回転して移送方向へと移動さ
せる。よって、図42で示すような入り口は、水平Hに
対して15度傾斜下向きのトラックとして形成されてい
るが、出口においては図43に明示されるように水平の
移送路131とされており、これに押さえ板135がそ
の正姿勢を保持するようにブロック体Bに対して固定さ
れている。なお、図30においてオーバーフロー排除部
82は透過型のセンサで発光体と受光体とで成り、この
間の直線的なトラックで部品Lがオーバーフローすると
振動パーツフィーダ60の駆動を停止させるようにして
いる。以上、本発明の実施の形態の構成を説明をした
が、次にこの作用及び効果について説明する。
【0034】本実施の形態では、部品姿勢選別用にリニ
ア振動フィーダ65が用いられているが、まず、この効
果について説明する。図45で示すように、一般的に振
動パーツフィーダHは円弧状のトラックJを有し、これ
は側壁部Jaに対し下向きに(本実施の形態では15
度)傾斜している。図45Bで示すように、部品L1
は、側壁部Jaに沿ってねじり振動により移送されるの
であるが、部品L1の側縁部は直線であるので、円弧状
の側壁部Jaとは前後端で線接触する。従って、ねじり
振動の振巾や、このボールの径Rによっては部品L1は
不安定な移送状態となり、せっかく整列されたとしても
再び不整列の状態となる恐れがある。然るに、本実施の
形態では、図46で示されるようにリニア振動フィーダ
Kには直線的なトラックNが形成されており、これもや
はり側壁部Naに向かって下向きに(やはり15度)傾
斜している。従って、図46Bで示すように部品L1は
側壁部Naに沿って移送されるのであるが、この場合に
は側壁部Naも部品L1の側縁部も直線であるので、全
面的に面接触して移送される。従って、部品の走行は安
定しており、既に整列されておれば、その姿勢を確実に
保持して下流側へと移送される。あるいは、この下流側
で何らかの整列手段に至るとしても安定した姿勢で走行
して導入されるので、確実に所望の整列状態とされるこ
とができる。更に図45で示すように、ボウルの円弧状
の移送路Jは、径Rの大きさにもよるが、加工精度を出
しにくく、それだけ部品加工費が上昇する。然るに、リ
ニア振動フィーダKのトラックNでは、これを形成する
部材を直線的に加工することができるので、加工精度の
向上を図り、部品加工費を大幅に低下させることができ
る。本実施の形態はこのような効果を奏するものであ
る。
【0035】振動パーツフィーダ60から供給される部
品L1はリニア振動フィーダ65の上流側端部で図44
で示すように長手方向を向けて移送方向に供給されるの
であるが、段差を持って供給されるので、第1の実施の
形態のように、整列した部品をその姿勢を保持して姿勢
保持部33からリニア振動フィーダに供給するためにリ
ニア振動フィーダにも姿勢保持トラック部を形成して、
いわばトンネル内にわずかな移送トラック間の隙間をお
いて供給されねばならないので、閉塞をおこしやすく、
トラブルが多かったが、本実施の形態では、このような
トンネルを形成させる必要が無いので、トラブルが全く
無い。本実施の形態では振動フィーダパーツフィーダ6
0は単に多量の部品Lを貯蔵するだけの働きをし、必要
に応じて早出機構63を介して早出しもするものであ
る。なお、図30において、Xは部品空検知手段であ
る。これによってボウル61内の部品が空、若しくは空
に近くなると、図示しない振動フィーダから部品を供給
する。リニア振動フィーダ65の上流側端部に一団とな
って供給される部品L1は平面84aまたは溝84b内
に導かれ、溝84b内では長手方向を移送方向に向けて
下流側に導かれる。平面部84aに落下した部品L1
は、図30で示すように、下流側の溝84c、84dに
落下すると、メインの溝84b内へと合流される。この
下流側端部には、ブロック部材が嵌挿され、これに図3
5で示すように重ね排除部72ではトラックTは既に図
32からも明らかに示すように直線的な移送路Tとされ
ているので、側壁Sに沿って移送され、丸穴Bに巾方向
で重なった部品L1が到来すると、丸穴Bからは常に空
気が噴出されているので、この重なった部品は図30で
明らかなように、振動パーツフィーダ60のボウル61
内へと排除される。図34、図35で明らかな横向き部
品排除部74に至るが、ここでは横向きの部品はスリッ
ト102を全体的に閉塞する瞬間があるので、発光体3
0a’からの光線は完全に遮断され、これを図示しない
制御器が検知して空気噴出通路103を通ってスリット
102へと噴出する。なお、図34から明らかなよう
に、空気噴出通路103とスリット102とは相連通し
ている。なお、このスリット101は、図35において
移送路T面から0.2mm上方で0.2mmの幅で形成
されている。他方、部品L1の巾a’は0.8mmであ
る。これにより確実に上述の横向き排除の作用を受ける
のであるが、もしこの代わりに丸穴B’を側壁部Sに形
成される場合には図36で示すように、丸穴B’は径は
0.4〜0.5mm以上でなければ正確に加工すること
ができず、従って上下逆さまの部品がこの穴B’に至る
と、今、不透明部P1の厚みは0.18mmと非常に薄
く、この穴B’の一部に引っかかって円滑な移送を妨害
する。然しながら、図35で示すようなスリット102
では、上下逆さまの部品の不透明部Pの上縁部はこのス
リット102より上方にあるので、何ら移送を阻害され
ることは無い。次に部品表裏選別装置76について説明
するが、まず部品L1が取り得る姿勢について図47を
参照して説明する。透明部Q1を上方にし、透明部P1
を移送面Tに接触した状態で移送される部品が正姿勢で
あり(1)、次いで上下逆さまになった姿勢(2)は異
姿勢であり、更に異姿勢として横向きすなわち不透明部
P1を側壁部Sに当接させた状態(3)又は同じく横向
きであるが(4)で示すように透明部Q1を側壁部5に
当接させた状態を取り得る。(2)(3)(4)の異姿
勢については上述したようにスリット102を通過する
時に、振動パーツフィーダ60側に排除されるが、
(2)の姿勢の部品は、この表裏選別部76で排除され
る。なお、部品L1の詳細は図1では不透明部には電極
eを図示しなかったが、図35、図48で示すように前
後端部に金色の電極eを取り付けている。従って、図3
8で示すように、光センサー110の小径管部111の
先端部に近接するように到来すると、これと電極eとの
距離がh1(例えば0.5mm)と最も近づくことによ
り、これからの光反射レベルは非常に大きくなる。これ
によって、上下逆さまの異姿勢であると判別して丸孔D
からの噴出空気により振動パーツ側へと排除される。な
お、図ではh1は部品との寸法(h’)比では正確には
図示されていない。図38で示すように、正姿勢の部品
L1’がこの光センサ110の小径部111の下方に至
った時には、その電極eと光センサの小径部111の先
端との距離h’は図示するように大きくなるので、同じ
くこの電極eに光線が投射されたとしても、これから反
射する光の強度は大幅に小さくなって、反射光レベルは
上下逆さまの姿勢の場合よりは遥かに低下する。従っ
て、空気を噴出させることなくそのまま下流側へと送ら
れる。なお、図38において小径部111内の投光用光
ファイバZ及び受光用光ファイバZ’(いずれも0.5
mm巾と非常に細い)は点線で示され、それらの端部は
細管としての小径部111の端部と面一である。次に不
良品選別部78では、図40で示すように良品の部品L
1はその全高が許容範囲H(小径部111の下端から移
送路Tまでの距離)内にあるので、ねじブロック125
の下端部125bの下方を通過するが、不良品L1’は
全高が(h+Δh)(例えば接着剤tのため)でHより
大となっているので、ねじブロック125の下端部12
5bに当接して下流側への移送が妨げられ、周面に沿っ
て側方へと排除される。なお、このΔhの許容値はねじ
ブロック125の上端部に形成した溝125aにドライ
バを使って微調整することができる。細目ねじであるの
でそのピッチは非常に小さく、厳密に規制することがで
きる。なお、JIS工業用語大辞典によると、『細目ね
じとは並目ねじに比べて直径に対するピッチの割合が細
かいねじ「B0101」』と提示され、また並目ねじと
は同辞典によれば、『直径とピッチとの組み合わせが一
般的で最も普通に用いられている三角ねじ「B010
1」』と定義されている。
【0036】次にシュート部80の下流側に図41で示
すようなねじり溝131が形成されているのであるが、
その入り口では図42で示すように水平線に対し15度
傾斜しているが、この溝131を振動により移送される
途上、漸次、水平姿勢へとひねられ、図43で示すよう
に出口では水平となって次工程に供給することができ
る。図49で示すように、従来は水平線に対して傾斜し
た姿勢から水平にするためには、図49Aで示すように
断面がV字形状の溝Vが下流側に向けて幅を漸次小さく
し、その途上で水平姿勢になるべく水平面部Sに横倒さ
せる。このような方法では、部品の走行状態を不安定と
し、特にLED(発光ダイオード)のような部品L1で
は、その不透明部P1が前又は後で重なることがあり、
次工程に正姿勢で1個ずつ供給することができなくな
る。また図49Bで示すように、15度傾斜の移送面
V’から段差を持って水平面部S’へとパタンと横倒さ
せて水平状態にする場合には、やはりこの段差で不透明
部Pが前後で重なる場合が多い。これでは次工程に正姿
勢で1個ずつ供給することができなくなるのであるが、
本発明の実施の形態では図41〜図43で示すように漸
次15度傾斜の姿勢から水平状態にその両側を支持され
た状態で姿勢変換するので、何ら不透明部P1を前後で
重ならせることなく次工程には所定の姿勢で1個ずつ分
離して供給することができる。
【0037】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、勿論、本発明はこれらに限定されることなく、本
発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
【0038】例えば以上の実施の形態では、適用される
部品としては発光ダイオードL1、L2を説明したが図
1に示すような形状に限定することなく図1Cに示すよ
うに正確に直方形状の発光ダイオードにも適用可能であ
る。この場合にはやはり直方形状の厚みの大きい不透明
な基板P3と薄膜状の透明部L3とからなりやはりこれ
らは接着剤で貼られ切断加工が行われるのでバリや接着
剤のはみ出しが多少あっても上述の発光ダイオードとL
1 、L2 同様に確実にその姿勢を判定することができ
る。
【0039】また以上の発明では、部品として発光ダイ
オードを説明したがこれに限ることなく透明部が上方を
占め非透明部が下方を占めるような部品すべてに本発明
は適用可能である。
【0040】また以上の第1の実施の形態では、振動ト
ラックは振動パーツフィーダに設けられたがこれに限る
ことなく直線的なトラフを有しこれを直線振動させる振
動リニアフィーダにも本発明は適用可能である。あるい
は他の部品供給機であってもよい。
【0041】また以上の第1の実施の形態では最上流側
の第1の部品姿勢検出装置30により部品の不透明部P
が発光体30aからの光線を遮断することにより異姿勢
であると判断したが第2部品姿勢検出装置31によって
も同様に検出することが出来るのでこの第1の部品姿勢
検出装置を省略することが出来る。しかしながら本実施
の形態に適用される発光ダイオードL1、L2、L3の
ようにその透明部と不透明部との間を接着剤で接着させ
てその接着剤がはみ出しているような場合や小さなマー
クMが施されていて第2部品姿勢選別装置31以下で誤
判定される場合があるので設けることが好ましい。第2
の部品姿勢選別装置31では異姿勢のワ−ク部品を全て
排除出来るのであるがやはり上述のように接着剤やバリ
の影響でこの方式の選別装置では誤判定する場合があ
る。従ってこれを設けた方がより正確に異姿勢、正姿勢
を判定することが出来る。接着剤の影響が皆無であれば
第3の部品姿勢検出装置32又は上流側の部品姿勢検出
装置31により確実に正姿勢を判定することが出来る。
【0042】また以上の第1の実施の形態では第3の部
品姿勢検出装置32で用いられる反射型センサ−は中央
部の投光ファイバーはファイバー素線1本でなるとした
らこれを複数本重ねて更に大きな径の投光用ファイバー
でなる投光部としても良くまたその周囲に配設される受
光用ファイバーも1本の素線で形成されることなく更に
大きな受光部とするためにそれぞれ複数本を重ねて1本
の受光部としても良く更にこの数も図示のごとく8本で
なく更に10本又これ以上として実質的に受光面を更に
大きくするようにしても良い。
【0043】以上の第2の実施の形態では、リニア振動
フィーダの共通のブロック上に上述の選別又は検出装置
を取り付けたが、これらは第1の実施の形態のように振
動パーツフィーダのボウルに取り付けてもほぼ同様な効
果を奏することができる。直線的なトラックの効果をそ
のまま得ることはできないが、径Rの大きさやねじり振
動の大きさによっては円滑に整列作用を受けることがで
きる。また、部品も発光ダイオードに限ることなく、他
の部品にも本発明は適用可能である。例えば図50に示
すような形状の部品Mが端部に光反射性の表面Maを持
つ場合、図37、図38に示す表裏選別部が適用可能で
ある。光反射部Maからの小径部111内の受光用光フ
ァイバに達する反射光の強さは、(B)の方が充分に識
別できる強さとなることにより、異姿勢又は正姿勢と判
定できる。更に、上述の発光ダイオードL1の不透明部
P1に電極eが取り付けられていなくとも、不透明部P
1の材質によっては図38でL1と、L1’の姿勢の部
品を判別することができる。更に本発明の表裏選別部7
6によれば、図22で示すように、部分的に異なった部
品L1’の電極e(図示せず)を検知することも可能
で、これを排除することができる。勿論、この下流側の
不良部品選別部78で排除することができるが、その負
荷を小とすることができる。また不良部品選別部78は
通常のワイパーとして用いることもできる。なお、本願
明細書の実施の形態では、正姿勢とは図47の(1)の
姿勢としたが、場合によっては(2)の姿勢を正姿勢と
してもよい。また、第1の実施の形態では特に説明しな
かったが、部品姿勢保持部33では部品は水平状態とさ
れているが、この上流側の水平線に対する15度の傾斜
からこの水平状態にするのに、第2の実施の形態による
図41に示す方法でねじり溝を形成するようにしてもよ
い。勿論、この場合にはエンドミルMにより上記した方
法で形成される。このような場合には、15度傾斜から
水平状態にする時に部品の姿勢がくずされることがな
い。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように本発明の部品姿勢選別
装置によれば、部品、特に発光ダイオードのような微小
部品を確実に所定の姿勢で次工程に供給することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に適用可能な部品としての
発光ダイオードの斜視図で1Aは第一種の発光ダイオー
ド、Bは第二種の発光ダイオード、Cは第3種の発光ダ
イオードの斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に適用される振動パ
ーツフィーダの全体を示す側面図である。
【図3】同平面図である。
【図4】層調節部の拡大平面図である。
【図5】図4における[5]−[5]線方向断面図であ
る。
【図6】図3における[6]−[6]線方向拡大断面図
である。
【図7】図3における[7]−[7]線方向拡大断面図
である。
【図8】図3における[8]−[8]線方向拡大断面図
である。
【図9】本発明の実施の形態の作用を示すための要部の
拡大斜視図である。
【図10】同作用を示す拡大斜視図である。
【図11】同作用を示す拡大斜視図である。
【図12】同作用を示す拡大斜視図である。
【図13】本発明の第1の実施の形態に適用される反射
型センサーと部品との関係を示す拡大斜視図である。
【図14】同拡大斜視図である。
【図15】図1Bの部品に対するセンサーとの関係を示
す拡大断面図である。
【図16】作用を示す拡大斜視図である。
【図17】他作用を示す拡大斜視図である。
【図18】図1Bの発光ダイオードの拡大斜視図で上流
側の第2部品姿勢選別装置との関係を示す図である。
【図19】本発明の第1の実施の形態により部品の重な
り除去にも適用されることを示し重なった部品と共に示
す拡大斜視図である。
【図20】重なりの変形を示す同拡大斜視図である。
【図21】センサーの投光と受光面との関係を示しAは
拡大正面図でBは同平面図である。
【図22】重なった部品に対する図21と同様な図でA
は正面図及びBは同平面図である。
【図23】重なり部品とセンサとの関係を示しAは正面
図であり、Bは同平面図である。
【図24】ワイパーブレードと部品L1との関係を示す
正面図である。
【図25】従来例の部品姿勢選別装置の拡大側面図であ
る。
【図26】図25の装置の正面図であり作用を示す図、
Aは正姿勢の部品を示し、Bは天地逆の異姿勢の部品を
示し、Cは透明部を有する部品との関係を示す図であ
る。
【図27】他従来例の部品姿勢選別装置の斜視図であ
る。
【図28】従来例のワイパーブレードの側面図である。
【図29】他従来例のワイパーブレードの作用を行うギ
ャップゲージの側面図である。
【図30】本発明の第2の実施の形態による部品姿勢選
別装置の平面図である。
【図31】同部品姿勢選別装置の側面図である。
【図32】同部品選別装置におけるリニア振動フィーダ
の上流側の拡大平面図である。
【図33】同下流側部分の拡大平面図である。
【図34】図32における[34]−[34]線方向拡大断
面図である。
【図35】図32における[35]線方向から見た拡大側
面図である。
【図36】図35においてスリット状の開口を形成した
理由を説明するための側面図である。
【図37】図32における[37]−[37]線方向拡大断
面図である。
【図38】図37における[38]線方向から見た拡大側
面図である。
【図39】図32における[39]−[39]線方向拡大断
面図である。
【図40】図39において[40]線方向から見た拡大側
面図である。
【図41】リニア振動フィーダの下流部に形成されるひ
ねりトラック及びこの下降方向を示すための拡大斜視図
である。
【図42】図33における[42]−[42]線方向拡大断
面図である。
【図43】図33における[43]−[43]線方向拡大断
面図である。
【図44】図30における振動パーツフィーダとリニア
振動フィーダとの接続部の拡大斜視図である。
【図45】従来の振動パーツフィーダのボウルの一部を
示す図で、Aは斜視図、Bは平面図である。
【図46】従来のリニア振動フィーダの一部を示し、A
は斜視図、Bは平面図である。
【図47】本発明の実施の形態に適用される部品の側面
図で、各々取り得る姿勢を示す。
【図48】同部品を示し、Aは側面図、Bは平面図、C
は背面図である。
【図49】従来の横倒し装置を示し、Aはその一例を、
Bは更に他例を示す断面図である。
【図50】本発明に適用可能な他部品例を示し、Aは正
姿勢、Bは異姿勢を示す。
【符号の説明】
10 部品姿勢選別装置 12 ボウル 30 第1部品姿勢選別装置 31 第2部品姿勢選別装置 32 第3部品姿勢選別装置 60 部品姿勢選別装置 61 ボウル 65 リニア振動フィーダ 72 部品重なり排除部 74 横向部品排除部 76 部品表裏選別部 78 不良部品排除部 80 シュート部 L1 第1発光ダイオード L2 第2発光ダイオード L3 第3発光ダイオード T 振動トラック

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品供給機内の移送路に沿って部品を移
    送し、該移送路に近接して部品姿勢検出手段を配設し、
    該部品姿勢検出手段により所望の姿勢にある部品である
    と検出されるとそのまま前記移送路の下流側に移送する
    が、前記部品姿勢検出手段により部品が所定の姿勢でな
    いと検出されると部品排除手段を作動させて、該所定の
    姿勢でない部品を前記移送路から排除するようにした部
    品姿勢選別装置において、 前記部品姿勢検出手段は中心に一本又は複数本の投光用
    光ファイバ素線で成る投光部と、該投光部の周りに配設
    され各々一本又は複数本の受光用光ファイバ素線で成る
    受光部を一または複数備えており、かつ検出位置にある
    前記部品に対して近接して配設され、前記受光部が受け
    る反射光の受光レべルにより前記部品の姿勢及び/又は
    移送状態を検出するようにしたことを特徴とする部品姿
    勢選別装置。
  2. 【請求項2】 前記部品供給機は振動フィ−ダであり、
    前記移送路は振動トラックであることを特徴とする請求
    項1に記載の部品姿勢選別装置。
  3. 【請求項3】 前記振動フィーダは螺旋状トラックを有
    するボウル式パーツフィーダであることを特徴とする請
    求項2に記載の部品姿勢選別装置。
  4. 【請求項4】 前記振動フィーダは直線的な振動トラッ
    クを有する振動リニアフィーダであることを特徴とする
    請求項2に記載の部品姿勢選別装置。
  5. 【請求項5】 前記部品は透明部と不透明部とから成る
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の部品
    姿勢選別装置。
  6. 【請求項6】 前記透明部を上方にした部品が正姿勢で
    あるが、正姿勢の部品と部分的に重なっている部品は、
    これら部品の反射光の受光レベル差を検出して該重なっ
    た部品を前記部品排除手段により前記振動トラックから
    排除するようにしたことを特徴とする請求項5に記載の
    部品姿勢選別装置。
  7. 【請求項7】 振動フィーダ内の振動トラックに沿って
    透明部と不透明部とからなる部品を移送し、該振動トラ
    ックに近接して部品姿勢検出手段を配設し、該部品姿勢
    検出手段により所定の姿勢の部品であると検出されると
    そのまま前記振動トラックの下流側に移送するが、前記
    部品姿勢検出手段により部品が異姿勢であると検出され
    ると部品排除手段を作動させて、該異姿勢の部品を前記
    振動トラックから排除するようにした部品姿勢選別装置
    において、 前記部品姿勢検出手段は光学系を有し前記部品に対し投
    光の焦点を結ぶ第1部品姿勢検出装置と、前記振動トラ
    ックの両側に設けた相対向する発光素子と受光素子とで
    なる第2部品姿勢検出装置とでなり、 かつ前記振動トラックの一部に反射度の低い黒点部を形
    成し、通常は前記第1部品姿勢検出装置は該黒点部に向
    って投光させており、前記部品の不透光部により第2部
    品姿勢検出装置の前記発光素子からの光線が遮断される
    と該部品は異姿勢と判断し、また前記第1の部品姿勢検
    出装置の投光の反射による受光レべルが所定レベル以上
    であると前記部品排除手段により前記振動トラックから
    排除するようにしたことを特徴とする部品姿勢選別装
    置。
  8. 【請求項8】 前記部品姿勢検出手段の上流側に前記振
    動トラックの両側に設けた相対向する発光素子と受光素
    子とで成る補助部品姿勢検出手段を設け、前記部品の不
    透明部により前記発光素子からの光線が遮断されると異
    姿勢と判断し該部品を前記部品排除手段により、前記振
    動トラックから外方へと排除するようにしたことを特徴
    とする請求項5乃至7のいずれかに記載の部品姿勢選別
    装置。
  9. 【請求項9】 前記部品姿勢検出手段の下流側に補助部
    品姿勢検出手段を設け、該補助部品姿勢検出手段は中心
    に一本又は複数本の投光用光ファイバ素線でなる投光部
    と、該投光部の周りに配設され各々一本又は複数本の受
    光用光ファイバ素線で成る受光部を一または複数備えて
    おり、かつ検出位置にある前記部品に対して近接して配
    設され、前記透明部を上方にした正姿勢部品と、該正姿
    勢以外の異姿勢の部品とを、前記受光部が受ける反射光
    の受光レべル差で検出するようにしたことを特徴とする
    請求項7又は8に記載の部品姿勢選別装置。
  10. 【請求項10】 前記部品は発光ダイオ−ドであること
    を特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の部品姿勢
    選別装置。
  11. 【請求項11】 部品供給機内の移送路に沿って部品を
    移送し、該移送路に近接して部品姿勢検出手段を配設
    し、該部品姿勢検出手段により所望の姿勢にある部品で
    あると検出されるとそのまま前記移送路の下流側に移送
    するが、前記部品姿勢検出手段により部品が所定の姿勢
    でないと検出されると部品排除手段を作動させて、該所
    定の姿勢でない部品を前記移送路から排除するようにし
    た部品姿勢選別装置において、 前記部品姿勢検出手段は一本又は複数本の投光用光ファ
    イバ素線で成る投光部と、該投光部に並設され一本又は
    複数本の受光用光ファイバ素線で成る受光部とを備え、
    かつ検出位置にある前記部品に対して近接して配設さ
    れ、レンズ系を介することなく、直接、前記投光部から
    の光を前記部品に投光し、レンズ系を介することなく前
    記受光部が受ける反射光の受光レべルにより前記部品の
    姿勢を検出するようにしたことを特徴とする部品姿勢選
    別装置。
  12. 【請求項12】 前記部品供給機は振動フィ−ダであ
    り、前記移送路は振動トラックであることを特徴とする
    請求項11に記載の部品姿勢選別装置。
  13. 【請求項13】 前記振動フィーダは直線的な振動トラ
    ックを有する振動リニアフィーダであることを特徴とす
    る請求項12に記載の部品姿勢選別装置。
  14. 【請求項14】 前記部品は透明部と不透明部とから成
    り、前記不透明部は光反射度の高い部分を有し、該不透
    明部を上方にして移送される前記部品を前記部品姿勢検
    出手段が検出することを特徴とする請求項12又は13
    に記載の部品姿勢選別装置。
  15. 【請求項15】 前記部品姿勢検出手段の下流側にワイ
    パ手段を配設し、正姿勢の部品であるが、高さ方向で許
    容以上の誤差のある部品は、該ワイパ手段により前記移
    送路から側方へ排除するようにしたことを特徴とする請
    求項1〜14のいずれかに記載の部品姿勢選別装置。
  16. 【請求項16】 前記ワイパ手段は細目ねじを備えてい
    ることを特徴とする請求項15に記載の部品姿勢選別装
    置。
  17. 【請求項17】 前記細目ねじはコイルばねで周面が押
    圧されて、回り止めされていることを特徴とする請求項
    16に記載の部品姿勢選別装置。
  18. 【請求項18】 前記移送路はエンドミルの部品移送方
    向における移動と傾倒とで形成された断面が凹形状のね
    じり移送路部を有することを特徴とする請求項1〜17
    のいずれかに記載の部品姿勢選別装置。
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