JPH08231031A - 振動パーツフィーダ及びこれに使用される光ファイバセンサ - Google Patents

振動パーツフィーダ及びこれに使用される光ファイバセンサ

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JPH08231031A
JPH08231031A JP7059954A JP5995495A JPH08231031A JP H08231031 A JPH08231031 A JP H08231031A JP 7059954 A JP7059954 A JP 7059954A JP 5995495 A JP5995495 A JP 5995495A JP H08231031 A JPH08231031 A JP H08231031A
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optical fiber
chip
plate
track
fiber sensor
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JP7059954A
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Shuichi Narukawa
修一 成川
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Shinko Electric Co Ltd
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Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 微小な部品についても、精度高く選別し得る
選別装置、および該装置に使用される光ファイバセンサ
を提供すること。 [構成] 捩り振動パーツフィーダ2のボウル21に設
けた裏向き品反転部40におけるチップ抵抗Rに対し光
ファイバセンサ61によって光を照射し、反射光量の大
小によって表裏を判定し、裏向きのチップ抵抗Rは副溝
49を設けた反転箇所で噴出空気で反転させて表向きと
する。使用する光ファイバセンサ61は先端部を破損の
限界近くまで屈曲させた状態で曲げ剛性の大きいステン
レス曲管63に挿入して振動パーツフィーダ2のサポー
ト部材52に取り付け、光電スイッチアンプ73と接続
される他端部との間でコンパクトに架張される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は振動パーツフィーダをベ
ースとする部品の選別装置、および該装置に使用される
光ファイバセンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】部品の表裏、形状等を選
別し整列させて次工程へ供給するために、振動パーツフ
ィーダのトラックを移送される部品に光センサ類から光
を照射してその表裏、形状、移送の停止等を判定するこ
とは広く行われている。
【0003】使用される光センサには、例えば発光素子
と受光素子と共に照射光を絞るためのレンズ系を樹脂内
に一体的にモールドしたものがあり、発光素子からの照
射光が部品で反射される反射光を受光素子で捉え、反射
光量の大小によって例えば板状部品の表裏が判定され
る。しかし、この光センサは各要素を樹脂内にモールド
するため寸法的、重量的に大となり、振動パーツフィー
ダへの取り付けが困難なので、振動パーツフィーダ外に
設置した支柱から垂下させることが多く、従って微小な
部品を対象とする場合の精度は期待する程に高くない。
【0004】これに代えて、光ファイバセンサも用いら
れる。光ファイバセンサは多数本の光ファイバを束ねて
往路用と復路用に分け、先端部にはレンズ系が取り付け
られており、他端部は光制御器、例えば光電スイッチア
ンプに接続されている。そして往路用の光ファイバから
の光がレンズ系を経由して部品にスポット状に照射さ
れ、その反射光が再度レンズ系を経由して復路用の光フ
ァイバを戻り、光電スイッチアンプにおいて反射光量の
大小が判定される。
【0005】光ファイバセンサにおいては往路用と復路
用との光ファイバをまとめても、又、先端部のレンズ系
を収容するレンズホールダも最大径を3〜5mmφとす
ることができるので、先端部を振動パーツフィーダへ取
り付けることができるいう利点がある。しかし、周知の
ように、光ファイバは小さい半径に屈曲すると破損する
ので、実際の使用に際しては、以下に示す従来例のよう
に、振動パーツフィーダに取り付ける先端部と光電スイ
ッチアンプに接続される他端部との間において、大きい
半径で架張することを要し、かつ、そのことによって輸
送時や修理、調整のメンテナンス時等において、光ファ
イバを折り曲げてしまい破損させることが多い。
【0006】(第1従来例)図13はセラミック基板の
片面にカーボン抵抗膜を有するチップ抵抗M(巾1mm
×長さ1mm×厚さ0.4mm)とチップ抵抗N(巾1
mm×長さ2mm×厚さ0.4mm)との混在する系で
良品とカーボン抵抗膜の形成されていない不良品とを選
別する選別装置200の側面図であり、図14はその平
面図である。選別装置200は捩り振動パーツフィーダ
をベースに作製されており、ボウル211は駆動部21
2で捩り振動される。浅皿状のボウル211の底面21
2にチップ抵抗M、Nが収容され、捩り振動を受けて矢
印rで示す方向に移送される。底面212に起点222
Aを有する平板トラック222がボウル211の周壁2
22Wに沿ってスパイラル状に上昇するように設けられ
ており、チップ抵抗M、Nは平板トラック222上を移
送される。
【0007】平板トラック222の最上部の周回におい
て、早出しゲート223が設けられており、ボウル21
1内のチップ抵抗M、Nを緊急的に取り出す場合に開と
され、定常的な場合には使用されない。早出しゲート2
23の下流側には第1切欠き231が形成されており、
平板トラック222の幅を狭めて過剰に移送されてくる
チップ抵抗M、Nを転落させ、一周内側の平板トラック
222へ戻すようにされている。更には、第1切欠き2
31の下流側には第1分離板241と第2分離板242
が設けられており、それぞれ積み重なって移送されてく
るチップ抵抗M、Nを崩すように働く。すなわち、第1
分離板241はチップ抵抗M、Nの1.5層の厚みを持
ち、積み重なったチップ抵抗M、Nのうち、3層目以上
は周壁222Wに沿って移送され、下から2層は第1分
離板241の平板トラック222の幅の中央まで斜めに
張り出している斜交端面に沿って移送される。第2分離
板242はチップ抵抗M、Nの厚さの0.5倍の厚さと
されており、チップ抵抗M、Nの1層のみは斜めに張り
出している斜交端面に沿って移送され、2層目以上は周
壁222Wに沿って移送されてチップ抵抗M、Nの積み
重なりが崩される。更には第2切欠き232が平板トラ
ック222の幅を更に狭める小切欠き232Aと共に設
けられており、以降、チップ抵抗M、Nは1列で移送さ
れるようになる。
【0008】更に舟底トラック251、導入トラック2
52を経て、チップ抵抗M、Nは第1選別部261にお
ける選別姿勢とされて第1選別部261へ導入される。
図15は図14における[15]−[15]線方向の第
1選別部261の断面図である。トラックブロック26
4Aと264Bとの間に側板263がわたされてビス2
65で取り付けられており、チップ抵抗M、Nはトラッ
クブロック264Bの側板263を載置している面26
2上に乗り、側板263に傾倒した状態で移送される。
側板263に傾倒するチップ抵抗M(又はN)の後背位
置に円錐状の小孔263Hが形成されており、サポート
部材281Sに固定された光ファイバセンサ281から
の光が小孔263Hを通してチップ抵抗M(又はN)の
裏面に照射される。
【0009】光ファイバセンサ281は光ファイバ28
3とその先端に取り付けられているレンズホールダ28
2、及び図13、図14に示す他端部の光電スイッチア
ンプ284とからなり、レンズホールダ282内には光
束を絞りチップ抵抗M(又はN)の面に焦点を結ばせる
レンズ系が内蔵されている。すなわち、光電スイッチア
ンプ284からの光は光ファイバ283からレンズホー
ルダ282を経由してチップ抵抗M(又はN)の裏面へ
照射され、その反射光はレンズホールダ282を経由し
光ファイバ283から光電スイッチアンプ284へ戻
る。チップ抵抗M(又はN)の表面を照射する光ファイ
バセンサ285についても同様であり、光ファイバ27
5の先端部にレンズホールダ286を有し、他端部は光
電スイッチアンプ288と接続されている。
【0010】反射光量が大きい場合には反射面はセラミ
ック基板の白、反射光量が小の場合には反射面はカーボ
ン抵抗膜の黒と判定され、両面とも白の場合は不良品と
して空気噴出ノズル286から噴出される空気によって
チップ抵抗M(又はN)はトラック292へ吹き飛ばさ
れて排除される。図14へ戻り、第1選別部261を通
過した良品のチップ抵抗M、Nはサイズ選別部271で
選別されて、チップ抵抗Mはシュート275を経て容器
276へ、又、チップ抵抗Nはシュート278を経て容
器279へ収容される。一方、トラック292へ不良品
として排除されたチップ抵抗M、Nは同じく光ファイバ
センサ281’、285’を使用する第2選別部26
1’において両面の再チェックが行われて、誤って不良
品とされた良品のチップ抵抗M、Nがあればこれらはボ
ウル211へ戻され、不良品のチップ抵抗M、Nは容器
296へ収容される。
【0011】以上が第1従来例の構成と作用の概要であ
るが、図13、図14に示すように、光ファイバセンサ
281の光ファイバ283は先端部を固定するサポート
部材281Sと、他端部が接続される光電スイッチアン
プ284との間において、据付け基板219をはみ出し
て架張され、光ファイバセンサ285の光ファイバ28
7はサポート部材285Sと光電スイッチアンプ288
との間で、ボウル211の上方にかぶさるように架張さ
れている。ボウル211の上方には図示せずともチップ
抵抗M、Nを補給するホッパのシュートや、ボウル21
1内のチップ抵抗M、Nの欠乏を監視する検知センサも
設けられるので錯綜した空間であり、光ファイバ287
の存在は各種作業の障害となるし、据付け基板219か
らはみ出す光ファイバ283も輸送時、移動時に支障と
なって、何れの場合も光ファイバ283、287は折り
曲げられ破損される。光ファイバセンサ281’、28
5’についても同様である。
【0012】(第2従来例)図16は第2従来例として
の、一方の面に対称的に配置された3個の突起部を有す
る円形ばねQの選別装置300の平面図であり、概して
は円形ばねQの補給源としてのホッパ310と捩り振動
パーツフィーダ320と直線振動パーツフィーダ350
とからなっている。捩り振動パーツフィーダ320のボ
ウル331の底面332に起点333Aを有するトラッ
ク333が渦巻き状に形成されている。トラック333
は当初V溝状とされてV溝面333aと333bとを有
しているがV溝面333bは途中で漸滅的に高さを低く
されており、円形ばねQはV溝面333bに乗りV溝面
333aに傾倒する姿勢のものが残って移送が続けられ
る。
【0013】トラック333の最上部の周回において、
トラック面333aとの間に1枚の円形ばねQを通過さ
せる間隙をあけてワイパー334が設けられており、円
形ばねQの重なりが除かれる。ワイパー334の下流側
には第1切欠き341、第2切欠き342が設けられて
トラック面333bの幅を狭めており、突起部がV溝面
333aに接している裏向きの円形ばねQが排除され
る。第2切欠き342の下流側には円形ばねQを緊急的
に取り出す場合の早出しゲート344が設けられている
が、選別が定常的に進行している場合には使用されな
い。その他、ホッパー310にボウル331内での円形
ばねQの欠乏を知らせるための欠乏検知センサ349が
設けられている。
【0014】トラック333の下流端には円形ばねQの
表裏を選別し重なりを排除するための直線振動パーツフ
ィーダ350の振動トラフ361が接続されている。図
16における[17]−[17]線方向の側面図である
図17を参照して、振動トラフ361の移送面362は
紙面の裏側から表側に向かって下がり傾斜とされ、傾斜
下端から移送面362のほぼ中央までの間には移送方向
と平行な多数の条溝363が形成されている。振動トラ
フ361の上流部分には、なお存在する重なった円形ば
ねQを停止させるストッパピン396と、停止される重
なった円形ばねQを排除する空気噴出口385、突起部
を下にした裏向きの円形ばねQを排除する空気噴出口3
68a、及びオーバーフローによって移送の停止される
円形ばねQを排除する圧縮空気配管381からの空気噴
出口384が設けられ、重なった円形ばねQやオーバー
フロー状態にある円形ばねQの移送の停止を検知する5
本の光ファイバセンサ391がサポート部材373に抑
え板376と共に取り付けられている。なお、空気噴出
口368aと移送方向に並ぶ空気噴出口368b、36
8cからは移送路362をはずれる円形ばねQを排除す
るための空気が噴出される。すなわち、光ファイバセン
サ391は光ファイバ393の先端に取り付けられてい
るレンズホールダ392と、図16に示す他端部の光電
スイッチアンプ395とからなっている。
【0015】光ファイバセンサ391の取り付けの詳細
は図17における[18]−[18]線方向の断面を示
す図18に示すように、振動トラフ361の移送面36
2上のガイドブロック365にスペーサ372を介して
サポート部材373がボルト375で固定されており、
そのサポート部材373に対し、レンズ系を内蔵するレ
ンズホールダ392を先端部に取り付けた光ファイバ3
93の5本が取付部材395と共に固定されている。5
本の光ファイバセンサ391を円形ばねQの直径にほぼ
等しい長さの1次元アレイとして移送方向とは直角な方
向に並べられているのは側壁板367に接して移送され
る円形ばねQを照射した時に、5本の光ファイバ391
の何れかに円形ばねQが検知されるようにするためであ
る。5本の光ファイバセンサ391の下方において、移
送面362に切欠き溝378が形成されており、その底
面は鏡面仕上げの円形ばねQより低い光反射率とされて
いる。これは鋸歯状の条溝363によって照射光が散乱
されて光ファイバセンサ391が誤判定することを防ぐ
ためである。
【0016】図17へ戻り、振動トラフ361の下流部
分には移送方向に並び、エアシリンダで独立して上下さ
れる2本のストッパピン397と398が振動トラフ3
61の下方から移送面362へ突き出されて、円形ばね
Qを1枚ずつ次工程への供給ステージ401へ送り込む
ように働き、上方にはストッパピン398が下がった時
に円形ばねQの移送を介助する空気噴出ノズル388と
その圧縮空気配管387とが設けられている。又、図1
6に示すように圧縮空気配管381、387等の他端は
据付基板302上の電磁弁ユニット389に接続されて
いる。
【0017】以上が第2従来例の構成と作用の概要であ
るが、図16に示すように光ファイバセンサ391はサ
ポート部材373に固定される先端部と他端部の光電ス
イッチアンプ395との間において、光ファイバ393
が第1従来例と同様にボウル331の上方にかぶさるよ
うに架張されており、メンテナンス時などにおいて光フ
ァイバ393を破損させ易い。
【0018】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上述の問題
に鑑みてなされ、振動パーツフィーダをベースとし、通
常サイズの板状部品については勿論のこと、微小な板状
部品についても精度高く表裏を選別し得る選別装置を提
供することを目的とする。
【0019】更には、その振動パーツフィーダに使用さ
れる光ファイバセンサを提供することを目的とする。
【0020】
【問題点を解決するための手段】以上の目的は、表裏の
光反射率が異なる板状部品の表裏を選別するための振動
パーツフィーダ内に、断面がV字形状のトラックの内壁
の一面に接して移送される板状部品に対し、光ファイバ
センサによって光を照射し反射光量の大小を検知して該
板状部品の表裏を判定し、裏向きと判定された板状部品
は前記断面がV字形状のトラックの内壁の他面へ噴出空
気によって反転させて表向きとする裏向き部品反転部を
備えた表裏選別装置において、前記裏向きの板状部品が
反転される箇所の前記内壁の他面の下端部分に水平方向
に板状部品の厚さと同等の横幅を有する移送方向の溝が
形成されていることを特徴とする表裏選別装置、によっ
て達成される。
【0021】又、以上の目的は、先端にレンズ系を取り
付けた光ファイバの先端部分が曲げの許容限度近くまで
屈曲された状態において曲げ剛性の大きい曲管に挿入さ
れ保護されると共に振動パーツフィーダの取付部材に固
定され、前記光ファイバの他端部が該振動パーツフィー
ダ以外の箇所に設置された光制御器に接続されているこ
とを特徴とする光ファイバセンサ、によって達成され
る。
【0022】
【作用】請求項1の振動パーツフィーダによる表裏選別
装置では、裏向きの板状部品が断面V字形状のトラック
の内壁の一面から他面へ噴出空気で反転される箇所にお
いて、他面の下端部分に設けられている移送方向の溝に
板状部品の下側になっている端部が引っ掛かるので、容
易かつ確実に反転される。
【0023】請求項2の光ファイバセンサは、先端部に
おいて光ファイバが許容限度近くまで屈曲されて曲げ剛
性の大きい曲管に挿入され保護されているので、その箇
所でそれ以上屈曲して破損することは無い。又、その屈
曲によって、先端部が固定されている振動パーツフィー
ダにおける取付部材と他端部が接続されている光制御器
との間において光ファイバがコンパクトに架張されるの
で、輸送時、メンテナンス時等にも光ファイバの破損を
招かない。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例の振動パーツフィーダ
による部品の選別装置、及びこれに使用される光ファイ
バセンサについて図面を参照して具体的に説明する。
【0025】図1は表裏選別の対象とされるチップ抵抗
Rの斜視図であり、白色のセラミック基板Sの片面の中
央部は黒色のカーボン抵抗膜Cとされ、長辺方向の両端
部は電極Eとされている。チップ抵抗Rにはサイズの異
なるものが3種あり、長辺の長さLは1.6〜3.2m
m、短辺の長さWは0.8〜1.6mm、厚さTは0.
4〜0.6mmの範囲にある。そして、カーボン抵抗膜
Cの設けられている面を上にして、白抜き矢印で示す長
辺方向へ整列させ排出させることの要請がある。以降、
カーボン抵抗膜Cのある面を上に向けているものを表向
き、カーボン抵抗膜Cを下に向けているものを裏向きと
称する。そして、図2に示すように、裏向きのチップ抵
抗Rは選別プロセスの中で白抜き矢印uの如く表向きに
反転させることが行われる。
【0026】(第1実施例)図3は第1実施例としての
チップ抵抗Rの表裏選別装置1の部分破断側面図であ
り、図4はその平面図である。すなわち、表裏選別装置
1はチップ抵抗Rの移送方向を整え表向きとする捩り振
動パーツフィーダ2に、姿勢の整えられたチップ抵抗R
を次工程へ1列で供給する直線振動パーツフィーダ3が
接続されて構成されている。
【0027】図3、図4に示すように、捩り振動パーツ
フィーダ2はチップ抵抗Rを収容し、移送方向と表裏と
を整える浅椀状のボウル21と、このボウル21に捩り
振動を与える駆動部11とからなっている。駆動部11
においては、図3を参照して、ボウル21の底板と一体
的に固定されて可動コアを兼ねる可動ブロック12が円
周上で等角度間隔に配置された傾斜板ばね13によって
下方の固定ブロック14と連結されている。固定ブロッ
ク14上にはコイル15を巻装した電磁石16が可動ブ
ロック12と僅かの間隙をあけ対向して設けられてい
る。駆動部11の周囲は防音カバー17で覆われてお
り、駆動部11はボウル21と共に床面と接する共通ベ
ース板9上の基板7に防振ゴム18を介して設置されて
いる。そして、コイル15に交流が通電されることによ
り、ボウル21に上方から見て反時計方向の捩り振動を
与える。
【0028】ボウル21は図4を参照して、底面22に
多数のチップ抵抗Rが表裏不定のまま多数に収容され、
底面22に起点24Aを有する平板トラック24がボウ
ル21の周壁23に沿いスパイラル状に上昇するように
設けられている。平板トラック24はチップ抵抗Rの移
送路であり、ボウル21の径外方へ向いて若干下がり傾
斜とされているので、チップ抵抗Rは表裏不定、移送方
向不定のまま横臥した姿勢で周壁23に接して移送され
る。
【0029】平板トラック24の途中には先ず切欠き2
5、26が形成されて平板トラック24の幅が狭めら
れ、過剰に移送されてくるチップ抵抗Rを転落させボウ
ル21の底面22、又は一周下の平板トラック24へ戻
して移送量が調整される。切欠き26の下流側の周壁2
3には早出しゲート27が設けられており、緊急的にボ
ウル21内のチップ抵抗Rを取り出す場合に使用され
る。すなわち、摘み28を時計方向に廻すことにより早
出しゲート27が開とされチップ抵抗Rは排出トラック
29の方へ取り出される。
【0030】早出しゲート27の下流側において、平板
トラック24の直上方にワイパー31が設けられて周壁
23に固定されている。すなわち、平板トラック24と
ワイパー31との間には重なっていないチップ抵抗Rの
みが通過し得る間隙が設けられているので、重なって移
送されてくるチップ抵抗Rは最下層のチップ抵抗Rのみ
が通過し、重なって上層にあるチップ抵抗Rはワイパー
31の上流側の端面32の傾斜に導かれて一周下の平板
トラック24へ転落し戻されるようになっている。
【0031】ワイパー31の下流側には上流側の切欠き
25、26と同様な切欠き33が設けられると共に、平
板トラック24の幅は徐々に狭められ長辺を移送方向と
するチップ抵抗Rのみが通過し得る幅とされている。従
って短辺を移送方向として移送されて来たチップ抵抗R
はバランスを失って内側の窪み351 へ転落して排除さ
れる。窪み351 は、これに続いて平板トラック24の
上昇に伴い設けられている窪み352 、353 と共に、
ボウル21の径内方へ向かって下がり傾斜とされている
ので、転落したチップ抵抗Rは内側の平板トラック24
へ戻される。
【0032】狭められた平板トラック24の下流側に
は、チップ抵抗Rを選別に適した姿勢とする第1選別ト
ラック34が接続されてその下流側に裏向き反転部40
が設けられ、続く第2選別トラック36を挟んで裏向き
品排除部80が設けられて、その下流側は排除トラック
37となっている。
【0033】第1選別トラック34は図示せずとも、後
述の裏向き品反転部40のV溝トラック44と整合性を
持たせるべく、移送面を平板トラック24の径外方へ向
いての下がり傾斜から、その外周端を固定して徐々に水
平化させ、更には内周端に転落阻止壁を設けると共に傾
斜を強め、下流端部においてはボウル21の径内方へ向
いて水平面とは45度の角度を持つ下がり傾斜の面とさ
れており、その断面は滑落阻止壁と共に傾斜L字形状と
なっている。従ってチップ抵抗Rは傾斜面上に傾倒して
滑落阻止壁上を移送される。
【0034】裏向き品反転部40は、図4における
[5]−[5]線方向の断面を示す図5を参照して、ボ
ウル21の周縁部に取付部材41がボルト42によって
固定されており、この取付部材41に対しトラックブロ
ック43がボルト44で取り付けられている。トラック
ブロック43には断面が開き角度の大きいV溝トラック
44が形成されており、ボウル21の径内方を向くV溝
面44aは水平面と45度の角度を有し、上流側の第1
選別トラック34における傾斜面と整合されている。
又、V溝トラック44には、V溝面44bの下端部を切
り欠いてV溝面44aの下端からチップ抵抗Rの厚さT
と同等の水平方向の幅を有する移送方向の副溝49が形
成されている。
【0035】更には、取付部材41にスペーサ51を介
して、サポート部材52がサポート部材52に設けた長
孔54を挿通する2本のボルト53によて取付部材41
に固定されている。長孔54はサポート部材52の矢印
aの水平方向の位置調整を可能とする。そしてサポート
部材52の他端に形成されている上下方向の傾斜溝55
に詳細を後述する光ファイバセンサ61の先端部が嵌入
され、抑え板56を介し2本のボルト57で固定されて
いる。そして、この固定は矢印bの上下方向への調整が
可能である。光ファイバセンサ61の固定は図5におけ
る[6]−[6]線方向の断面図である図6にも示され
ている。
【0036】図5を参照し、光ファイバセンサ61は被
覆69を有する往路用の光ファイバ62aと復路用の光
ファイバ62bとの2本が、先端部において被覆69を
除いて、エルボ部64とこれに一体的で外面に雄ねじを
有する直管部65とからなるステンレス曲管63に挿入
されており、直管部65の雄ねじに対して位置決め用の
ストッパとなるナット66と共にレンズ系68を内蔵す
る雌ねじ付きのレンズホールダ67が螺着されている。
なお、このステンレス曲管63におけるエルボ部64は
光ファイバ62a、62bの曲げの許容限界に近い曲げ
半径、例えば5〜10mmRとして作製されている。
又、直管部65の外面の雄ねじはサポート部材52へ固
定する場合の滑り止めとしても作用する。
【0037】光ファイバ62a、62bの他端部は図
3、図4に示す光制御器としての光電スイッチアンプ7
3に接続されている。そして光電スイッチアンプ73か
らの光は往路用光ファイバ62aからレンズ系68を経
由してチップ抵抗Rを照射する。すなわち、図5へ戻り
V溝トラック44の内壁面44a上にあるチップ抵抗R
の傾斜して下側となっている端面から0.8mm離れた
箇所を照射点とし、照射点を立てた垂直線nとは27.
5度の角度をなす光軸l(エル)で照射するようにセッ
トされている。又、チップ抵抗Rからの反射光のうちの
レンズ系68へ入るものが復路用の光ファイバ62bを
通って光電スイッチアンプ73へ戻る。
【0038】更には、V溝トラック44上にチップ抵抗
Rが存在しない時の、光ファイバセンサ61からの光の
照射点を中心としてトラック部材43が小円柱状にくり
抜かれてチップ抵抗Rのカーボン抵抗膜Cと同色の黒色
樹脂がモールドされ、表面をV溝トラック44と整合さ
せて検出スポット48が形成されている。すなわち、照
射点にある表向きのチップ抵抗Rからの反射光量はチッ
プ抵抗Rが存在しない時の反射光量とほぼ同等であり、
照射点に裏向きで白色のチップ抵抗Rが到達した時のみ
反射光量が大きく異なることから、裏向きのチップ抵抗
Rが容易に識別されることになる。
【0039】そして、戻る反射光量が小である場合、光
電スイッチアンプ73はチップ抵抗Rが表向きであると
判定し、何等作動しないのでチップ抵抗Rは裏向き品反
転部40をそのまま通過するが、反射光量が大である場
合、光電スイッチアンプ73はチップ抵抗Rが裏向きで
あると判定し、後述の裏向きのチップ抵抗Rを反転させ
る空気噴出孔74に通じる図4の電磁弁78を瞬時的に
開とする。なお、電磁弁78は光電スイッチアンプ73
と共に共通ベース板9上にボルト72で固定した支柱7
1に並べて取り付けられている。
【0040】先述したように、光ファイバセンサ61の
他端は、図3、図4を参照して、被覆69を解かれ、共
通ベース板9にボルト72で固定された支柱71に取り
付けられている光電スイッチアンプ73に接続されてい
る。そして、図3には光ファイバセンサ61と同様な後
述する光ファイバセンサ61’が示されているので、こ
れを参照して、被覆69’を有する光ファイバ62
a’、62b’はステンレス曲管63’において曲げの
許容限界近くまで曲げられていることにより、サポート
部材52’と光電スイッチアンプ73’との間で、光フ
ァイバ62a’、62b’はコンパクトに架張されてい
る。
【0041】裏向き品反転部40の裏向きチップ抵抗R
の反転箇所は図5に示したチップ抵抗Rの表裏判定箇所
の極下流において、図7の断面図に示すようにトラック
ブロック43には、裏向きと判定されたチップ抵抗Rを
反転させるための空気噴出孔74がV溝トラック44の
V溝面44aに傾倒し長辺を移送方向とするチップ抵抗
Rの上端部の下面に位置するように開口して設けられて
いる。空気噴出孔74はチップ抵抗Rの重心より上方位
置においてV溝面44aに開口させることが好ましい。
この空気噴出孔74は取付部材41の下面からトラック
ブロック43まで穿設して設けられている空気孔75
通じている。
【0042】裏向きのチップ抵抗Rは噴出空気によって
反転されるが、この時、V溝トラック44に副溝49が
ない場合、裏向きのチップ抵抗Rが反転されずにそのま
まの姿勢で水平移動するように吹き飛ばされることがあ
る。しかし、この副溝49を付することにより、傾斜し
ているチップ抵抗Rの下側となっている長さ方向の端部
が副溝49へ落ち込み引っ掛かるので、平行移動的な反
転されない吹き飛ばしが防がれる。なお、V溝面44b
の上端には阻止壁47が設けられており、吹き飛ばされ
るチップ抵抗Rのオーバーランを防いでいる。チップ抵
抗Rは裏向きのチップ抵抗Rが反転された後、V溝トラ
ック44のV溝面44a、又は44bの何れかに傾倒し
て表向きで長辺を移送方向として移送される。
【0043】図4を参照し、裏向き品反転部40の下流
側に接続されている第2選別トラック36は図示せずと
も上流側のV溝トラック44におけるV溝面44a上の
チップ抵抗RとV溝面44b上のチップ抵抗Rとを合流
させる断面が舟底形状のトラックとされ、次いで長辺を
移送方向とするチップ抵抗Rのみが通過し得る狭幅とさ
れて裏向き品排除部80に接続されている。
【0044】裏向き品排除部80は裏向き品反転部40
とトラック形状は異なるもののほぼ同様に構成されてい
る。すなわち、トラックブロックにボウル21の径外方
へ向いて10度の下がり傾斜で幅1mmの狭幅トラック
が外周壁と共に形成されている。それ以外は、前述の光
ファイバセンサ61と同様な光ファイバセンサ61’が
取り付けられており、その光ファイバ62a’、62
b’は先端部において曲げの許容限界近くまで曲げられ
ステンレス曲管63’を挿通してサポート部材52’に
固定されていること、サポート部材52’と光電スイッ
チアンプ73’との間で光ファイバ62a’、62b’
が被覆69’と共にコンパクトに架張されていること、
チップ抵抗Rに立てた垂直線と角度27.5度の光軸で
光ファイバセンサ61’からの光が照射されること、狭
幅トラックに検出スポットが設けられていることなどは
全く同様である。そしてこの光ファイバセンサ61’に
よってチップ抵抗Rの表裏が最終的にチェックされる。
更には、光ファイバセンサ61’による表裏判定箇所の
極下流において狭幅トラックの外周壁には空気噴出孔が
開口されており、光ファイバセンサ61’で裏向きと判
定されたチップ抵抗Rがボウル21の方へ吹き飛ばされ
るようになっている。
【0045】図3、図4を参照して、光ファイバセンサ
61’の光電スイッチアンプ73’と裏向き品排除部8
0の空気噴出孔への圧縮空気配管77’が接続されてい
る電磁弁78’とは支柱71’に並べて取り付けられて
いる。又、支柱71と71’との間には光電スイッチア
ンプ73、73’及び電磁弁78、78’と、図示しな
い電源ボックスとを接続するための共通の端子台6が設
置されている。
【0046】図4を参照し、裏向き品排除部80の下流
側となる排出トラック37は断面を図示せずとも、裏向
き品排除部80におけるボウル21の径外方へ向かって
10度の下がり傾斜の面を徐々にひねって水平面とされ
ると共に長辺を移送方向とするチップ抵抗Rが1列で移
送される幅をあけて両側壁が形成されており、かつ天井
面としての抑え板38を設けてチップ抵抗Rの重なりや
逸脱を防いでいる。更には下流端には緊急時用の排出ゲ
ートを付したトンネル状の下流端トラック39が設けら
れている。
【0047】下流端トラック39の下流端には直線振動
パーツフィーダ3の振動トラフ111が接続されてい
る。すなわち、図3、図4を参照して、直線振動パーツ
フィーダ2はチップ抵抗Rを整送する振動トラフ111
と、これに直線振動を与える駆動部101とからなって
いる。駆動部101においては、図3に示すように、振
動トラフ111の底板と一体的に固定された可動ブロッ
ク102が前後一対の傾斜板ばね103によって下方の
固定ブロック104と連結されており、可動ブロック1
02からは可動コア102Cが垂下されている。固定ブ
ロック104上にはコイル105を巻装した電磁石10
6が可動コア102Cと僅かの間隔をあけ対向して設置
されている。駆動部101の周囲は防音カバー107に
よって覆われており、駆動部101は振動トラフ111
と共に共通ベース板9上に基板8を介して固定されてい
る前後一対の防振板ばね108を有する架台109に設
置されている。そして、コイル105に交流が通電され
ることにより、振動トラフ111に矢印qで示す方向の
直線振動を与える。
【0048】振動トラフ111の断面は図示せずとも基
本的には表向きのチップ抵抗Rが長辺を移送方向として
単列で整送されるトンネル状とされており、天井面とな
る抑え板117が3個のねじ118によってねじ止めさ
れている。隣設するボウル21の直上方となる振動トラ
フ111の上流端部には振動トラフ111のボウル21
とは反対側の側壁に開口するエアジェット112が設け
られ対向するボウル21側の側壁がチップ抵抗Rの長さ
Lよりは長く切り欠かれている。このエアジェット11
2は振動トラフ111内でチップ抵抗Rのオーバーフロ
ーが検知された時に後続して移送されてくるチップ抵抗
Rをボウル21内へ戻す。
【0049】又、エアジェット112の下流にはチップ
抵抗Rのオーバーフローを監視する光センサ113の発
光素子113aと受光素子113bとが、振動トラフ1
11の上下に対向して取り付けられており、光路となる
天井面の抑え板117と振動トラフ111の移送面には
細孔が設けられている。すなわち光センサ113におけ
る発光素子113aから受光素子113bに至る光がチ
ップ抵抗Rによって断続される場合にはチップ抵抗Rが
定常的に移送されていると判定され、光の断続が所定秒
数以上途切れる場合にはチップ抵抗Rの移送がオーバー
フローによって停止されていると判定されるようになっ
ている。そしてオーバーフローが検知された場合には図
示しないコントローラによって上述のエアジェット11
2から空気が連続的に噴出されるようになっている。上
記の光センサ113において、受光素子113bは天井
面としての抑え板117より離れて高く設けられている
が、発光素子113aからの光は変調されているので外
光による誤作動は発生しない。なお、振動トラフ111
は駆動部101と幅方向に若干ずらせて設置しているの
で図4において板ばね103、108とその取付ボルト
が見られる。
【0050】本発明の第1実施例による板状部品の表裏
選別装置、及びこれに使用される光ファイバセンサは以
上のように構成されるが、次にその作用について説明す
る。
【0051】図3、図4を参照して捩り振動パーツフィ
ーダ2のボウル21には多数のチップ抵抗Rが表裏不定
で収容され、捩り振動パーツフィーダ2の駆動部11に
おけるコイル15、直線振動パーツフィーダ3の駆動部
101におけるコイル105には交流が通電されて駆動
状態にあり、光ファイバセンサ61、61’や電磁弁7
8、78’及び空気噴出孔74等の圧縮空気源も作動状
態にあるものとする。
【0052】図3において、ボウル21の底面22上の
チップ抵抗Rは捩り振動を受け、周辺部へ移動すると共
に矢印pで示す方向へ移送され、起点24Aから平板ト
ラック24へ乗り周壁23に接して移送されてスパイラ
ル状に上昇する。この時、チップ抵抗Rは表裏不定であ
り、主として長辺を移送方向とするが、短辺を移送方向
とするものも存在し、又、重なっているものもある。
【0053】平板トラック24の途中に設けられている
切欠き25、26において、過剰に移送されてくるチッ
プ抵抗Rが転落しボウル21の底面22、又は1周下の
平板トラック24へ戻される。切欠き26の下流側には
早出しゲート27が設けられているが、緊急的に排出す
る場合を除いて、早出しゲート27が開とされることは
ない。
【0054】早出しゲート27の下流側に設けられてい
るワイパー31に至り、移送されてくるチップ抵抗Rの
うち、単層のものはそのままワイパー31の下方の間隙
を通過して移送されるが、重なっているチップ抵抗Rは
最下層の一層のみがワイパー31の下方を通過し、上層
のチップ抵抗Rはワイパー31の上流側端面32の傾斜
に導かれて一周下の平板トラック24へ転落し戻され
る。
【0055】ワイパー31の下流側に設けられている切
欠き33に至り、なお過剰気味のチップ抵抗Rは転落し
て一周下の平板トラック24へ戻され、残るチップ抵抗
Rは切欠き33によって狭められた平板トラック24を
周壁23に接して移送される。平板トラック24の幅は
なお徐々に狭められているので、短辺を移送方向に向け
ているチップ抵抗Rはバランスを失って窪み351 、3
2 、353 へ転落して排除され、長辺を移送方向とす
るチップ抵抗Rのみが残って移送が続けられる。そして
窪み351 、352 、353 へ落ちたチップ抵抗Rは傾
斜に従って一周下の平板トラック24へ戻される。
【0056】平板トラック24の下流端からチップ抵抗
Rは第1選別トラック34へ移行されるが、その移送面
は平板トラック24と同じボウル21の径外方へ向いて
の下がり傾斜から水平化され、更にはボウル21の径内
方へ向いて下がり傾斜とされており、下流端部において
チップ抵抗Rはボウル21の径内方へ向いて45度傾斜
とされ移送される。
【0057】第1選別トラック34の下流端からチップ
抵抗Rは裏向き品反転部40へ移行する。図5を参照
し、裏向き品反転部40において、チップ抵抗Rは上流
の第1選別トラック34における45度の傾斜面と整合
されているV溝トラック44のV溝面44aへ傾倒し表
裏不定のまま導入される。V溝面44a上のチップ抵抗
Rを臨むように上方から光ファイバセンサ61のレンズ
ホールダ62が配設され、光ファイバセンサ61の光電
スイッチアンプ73からの光が往路用光ファイバ62a
からレンズ系68を経由し、チップ抵抗Rの表面に立て
た垂直線nと27.5度の角度をもつ光軸l(エル)で
照射され、かつその光軸方向の反射光がレンズ系68か
ら復路用光ファイバ62bを経由して光電スイッチアン
プ73へ戻って反射光量の大小が判定される。
【0058】すなわち、光反射率の小さい黒色のカーボ
ン抵抗膜Cからの反射光量は小さいので、光電スイッチ
アンプ73はこれを表向きと判定し、光反射率の大きい
白色のセラミック基板Sからの反射光量は大きいので、
光電スイッチアンプ73はこれを裏向きと判定する。そ
して光ファイバセンサ61からの光のV溝トラック44
上への照射点を中心として形成されている検出スポット
48によって、チップ抵抗Rが存在しない場合には光フ
ァイバセンサ61は表向きのチップ抵抗Rが存在する場
合と同等の反射光量を検出している。従って、裏向きの
チップ抵抗Rが検出スポット48上へ到達した場合にの
み大きい反射光量を検出するので、チップ抵抗Rの表裏
の判定精度が著しく向上する。
【0059】光ファイバセンサ61の光電スイッチアン
プ73が裏向きのチップ抵抗Rを検出すると、図3、図
4に示す電磁弁78を瞬時的に開とするので、検出スポ
ット48の極下流に設けられている反転個所において図
7のAに示す裏向きのチップ抵抗Rは空気噴出孔74か
ら噴出される空気によってV溝トラック44のV溝面4
4aから矢印のように反転され、図7のBに示すように
V溝面44bに傾倒して表向きとされる。この反転箇所
において、V溝面44bの下端部を切り欠いて設けられ
ている副溝49にチップ抵抗Rの下側になっている端部
が引っ掛かるのでチップ抵抗Rは容易かつ確実に反転さ
れる。そして、この裏向き品反転部40以降、チップ抵
抗RはV溝面44aまたは44bの何れかに傾倒して表
向きとなって移送される。
【0060】裏向き品反転部40に続く第2選別トラッ
ク36においては、上流側のV溝面44a、44bにお
けるチップ抵抗Rが合流され、下流端部においては長辺
を移送方向とするチップ抵抗Rがボウル21の径外方へ
向いて下がり傾斜10度の傾斜面を移送される。
【0061】第2選別トラック36に続く裏向き品排除
部80に至り、チップ抵抗Rはボウル21の径外方を向
いて10度の下がり傾斜のトラック上において、光ファ
イバセンサ61と全く同様な光ファイバセンサ61’に
よって最終的に表裏がチェック判定され、裏向きと判定
されたチップ抵抗R、例えば上流側の裏向き品反転部4
0で表向きにされ損なったチップ抵抗Rは噴出空気によ
ってボウル21へ戻される。
【0062】裏向き品排除部80の下流となる排出トラ
ック37においては、表向きで長辺を移送方向に向けた
チップ抵抗Rが抑え板38に助けられ移送姿勢を乱され
ることなく1列となって移送され、下流端トラック39
を経て、直線振動パーツフィーダ3の振動トラフ111
へ移行される。
【0063】直線振動パーツフィーダ3の振動トラフ1
11においては移送路が抑え板117によってトンネル
状に形成されており、チップ抵抗Rは逸脱したり重なり
を発生することなく下流端から次工程へ供給される。こ
の間、何らかの原因によってチップ抵抗Rのオーバーフ
ローが発生して移送が停止されると、振動トラフ111
の上流部分に設けられている光センサ113によって検
知され、エアジェット112から空気が噴出されて後続
するチップ抵抗Rはボウル21へ戻される。
【0064】(第2実施例)図8、図9は第2実施例と
しての円形ばね選別装置2の一部を構成する直線振動パ
ーツフィーダ120の側面図であり、図9は図8におけ
る[9]−[9]線方向の断面図である。基本的には第
2従来例に示した図17、図18と同様であるので、同
じ構成要素には同一の符号を付して説明は省略する。第
2実施例の直線振動パーツフィーダ120が第2従来例
の直線振動パーツフィーダ350と異なるところは5本
の光ファイバセンサ121の光ファイバ123を曲げの
許容限界近くまで曲げた状態で金属管124に挿通し保
護して、取付部材125を介し直線振動パーツフィーダ
120上のサポート部材373に固定していることにあ
る。光ファイバ123の先端部にはレンズホールダ12
2が取り付けられ他端部には光電スイッチアンプ395
が接続されていることは同様である。そして光ファイバ
123が先端部の取付部材125と他端部の光電スイッ
チアンプ395との間でコンパクトに架張され、第2従
来例の図16における光ファイバ393がボウル331
の上方へかぶさるような状態とはならない。従って本実
施例の円形ばね選別装置2のメンテナンス時、移動時、
その他において、光ファイバ123を折り曲げてしまい
破損するような事態は避けられる。
【0065】図19は従来例の表裏選別用のV字形状ト
ラックと、これよりは改良された表裏選別用V字形状の
トラックを示すものであるが、(A)の従来例のV字形
状のトラックWは上述したようにV字形状の斜面W1
2 とからなっている。この谷W0 は稜線として形成さ
れ、一面W2 に凹所を形成し、これに黒色の、例えば合
成樹脂を充填させることにより、センサマークSとして
いるが、板状部品mはこの上を通過し、裏向きであれ
ば、点線の矢印で示すように噴出空気により他面W1
反転させたいのであるが、この板厚によっては、或いは
その噴出空気の受ける位置によっては、斜面W1 に沿っ
てほぼその姿勢で矢印aで示すように外方へと散ってし
まう。これでは表裏の反転作用が行えないのを上記実施
例においては、このようなことを回避し、確実に裏向き
にして他面W1 に沿って下流側へと導くことができたの
であるが、(B)は上記実施例の効果を更に明らかにす
るために示すものでV字形状のトラックW’の両面W
1 ’、W2 ’のなす角は(A)図とほぼ同様であるが、
この谷部に振動による移送方向に沿って溝W0 ’が形成
されている。これにより板状部品mはその板厚内で他面
1 ’と溝W0 ’との間に形成される稜線に図示するよ
うに支持される。この状態で振動により移送されなが
ら、矢印で示す方向に噴出空気を受ける。矢印bで示す
ように他面W1 ’に(A)図の場合よりは安定して反転
される。然しながら、この場合でも部品mの長手方向の
中心で、幅方向で中心に噴出空気を当てなければ、この
中心の周りにモーメントを受けて、場合によってはW
2 ’面で、表裏を反転させる場合がある。従って上記実
施例よりは、噴出空気を吹き付ける位置を制限されるこ
とになる。上記実施例では、長手方向において、いかな
る位置においても、或いは幅方向において、いかなる位
置において噴出空気を当てても確実に他面に反転させる
ことができる。
【0066】以上、本発明の各実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれらに限定されることなく、本発
明の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0067】例えば第1実施例において図7に示す断面
形状の副溝49を設けたが、この様な断面形状に限ら
ず、チップ抵抗Rの反転が容易かつ確実に行われる限り
において、いかなる断面形状としてもよい。
【0068】又、第1実施例においては、裏向き品排除
部80は1箇所としたが、選別精度を極度に向上させる
ために、直列に2箇所に設けてもよい。
【0069】又、第1実施例においては選別対象として
チップ抵抗Rの白色のセラミック基板Sと黒色のカーボ
ン抵抗膜Cとを識別する場合を採り上げたが、光反射率
の差が識別可能な組み合わせである限りにおいて、黒色
と白色との組み合わせ以外の組み合わせについても選別
は可能である。
【0070】又、第1実施例においては検出スポット4
8はトラックブロック43を円柱状にくり抜いた小孔に
黒色樹脂をモールドして形成させたが、白色と褐色とを
選別する場合には検出スポットを褐色にすることが好ま
しいことはいうまでもない。又、検出スポットの形成に
は着色金属板を象嵌してもよい。
【0071】又、第1実施例においては、光ファイバを
曲げの許容限界近くまで曲げて挿通させる曲げ剛性の大
きい曲管としてステンレス製のエルボ部64と直管部6
5とが一体的に接続されたステンレス曲管63を採用し
て捩り振動パーツフィーダ2に取り付けたが、ステンレ
ス曲管63の第1変形例として図5に対応する図10に
示すように、エルボ部64’と直管部65’とを独立さ
せ、直管部65’をねじ付きナット86でエルボ部6
4’に締め付けるような構造の曲管63”としてもよ
い。この場合にはねじ付きナット86のみを操作して、
光ファイバセンサ61の先端部を捩り振動パーツフィー
ダ2のサポート部材52から取り外すことができる。
【0072】又、同様な断面図である図11を参照し、
ステンレス曲管63の第2変形例として実施例で使用し
たステンレス曲管63のエルボ部64よりも曲げ半径の
大きい円弧状のステンレス製のエルボ部64”を持つス
テンレス曲管84としてもよい。この場合、第1実施例
のエルボ部64とこの第2変形例におけるエルボ部6
4”とのそれぞれの両端面位置は一致させて挿通されて
いる光ファイバ62a、62bの曲げ半径を大にし得
る。
【0073】又、更には、同様な断面を示す図12を参
照し、ステンレス曲管63の第3変形例として、第1実
施例におけるエルボ部64を曲げ剛性の大きいメタルホ
ース(螺旋管)85として直管部65”を取り付けても
よい。この場合、メタルホース85を矢印のように上下
に動かし得るので光ファイバセンサの先端部の捩り振動
パーツフィーダ2への取り付け、取り外しの操作性が向
上する。
【0074】又、第1実施例においては光ファイバセン
サ61の先端部をサポート部材52に対し抑え板56と
共にボルト57で固定したが、これ以外の固定方法、例
えば空気圧や油圧で押しつける方法、ばねで挟み込む方
法、その他各種の固定方法を採用し得る。
【0075】又、第1実施例においてはステンレス曲管
63の直管部65をサポート部材52に固定したがエル
ボ部64を固定するようにしてもよい。
【0076】又、第1実施例、第1変形例から第3変形
例までにおいて、光ファイバ62a、62bを金属製の
曲管に挿入したが、必ずしも金属製の曲管でなる必要は
なく、曲げ剛性の大きいプラスチックの曲管、例えばガ
ラス繊維強化プラスチックの曲管としてもよい。
【0077】又、第1実施例において、光ファイバセン
サ61、61’の先端部を捩り振動パーツフィーダ2に
取り付けてチップ抵抗Rの表裏選別に適用し、第2実施
例においては光ファイバセンサ121の先端部を直線振
動パーツフィーダ120に取り付けて円形ばねQの移送
の停止の検知に適用したが、本発明の光ファイバセンサ
はこれら以外に先端部を振動パーツフィーダに取り付け
て部品の形状認識、個数カウント、その他に利用し得
る。
【0078】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1による板状
部品の表裏選別装置によれば、表裏の選別に光ファイバ
センサの先端部を振動パーツフィーダにおける表裏選別
箇所に直接に取り付けているので微小な板状部品につい
てその表裏を精度高く選別し得る。
【0079】又、使用する光ファイバセンサは先端部に
おいて光ファイバを曲げの許容限界近くまで屈曲させた
状態で曲げ剛性の大きい曲管に挿入し保護して振動パー
ツフィーダの取付部材に固定しているので、屈曲させた
部分が更に曲げられて破損することはなく、かつそのよ
うに屈曲させたことによって振動パーツフィーダの取付
部材に取り付けた先端部と光電スイッチアンプに接続さ
れている他端部との間において光ファイバがコンパクト
に架張され、輸送時やメンテナンス時における光ファイ
バの破損を免れ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例における選別対象としてのチップ抵抗の
斜視図であり、Aはカーボン抵抗膜面、Bはセラミック
基板面を示す。
【図2】チップ抵抗の反転を示す斜視図である。
【図3】第1実施例のチップ抵抗の表裏選別装置の部分
破断側面図である。
【図4】同装置の平面図である。
【図5】図4における[5]−[5]線方向の断面図で
ある。
【図6】図5における[6]−[6]線方向の断面図で
ある。
【図7】裏向き品反転部における裏向きのチップ抵抗の
反転の作用を示す断面図であり、図5の断面の極下流に
相当する。(A)は反転前、(B)は反転後を示す。
【図8】第2実施例の円形ばねの選別装置における振動
トラフの側面図であり、図17と対応する。
【図9】図8における[9]−[9]線方向の断面図で
あり、図18と対応する。
【図10】光ファイバセンサを挿通させる曲管の第1変
形例を示す断面図であり、図5に対応する。
【図11】光ファイバセンサを挿通させる曲管の第2変
形例を示す断面図であり、図5に対応する。
【図12】光ファイバセンサを挿通させる曲管の第3変
形例を示す断面図であり、図5に対応する。
【図13】第1従来例のチップ抵抗の選別装置の側面図
である。
【図14】同装置の平面図である。
【図15】図14における[15]−[15]線方向の
断面図である。
【図16】第2従来例の円形ばねの選別装置の平面図で
ある。
【図17】図16における[17]−[17]線方向の
側面図である。
【図18】図17における[18]−[18]線方向の
断面図である。
【図19】本実施例の効果を説明するためのV字溝の断
面図で(A)は従来例のV字溝、(B)は従来の改良さ
れたV字溝である。
【符号の説明】
1 チップ抵抗の表裏選別装置 2 捩り振動パーツフィーダ 3 直線振動パーツフィーダ 11 駆動部 21 ボウル 24 平板トラック 40 裏向き品反転部 44 V溝トラック 48 検出スポット 49 副溝 61 光ファイバセンサ 62 光ファイバ 63 ステンレス曲管 64 エルボ部 65 直管部 67 レンズホールダ 73 光電スイッチアンプ 74 空気噴出孔 78 電磁弁 R チップ抵抗

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表裏の光反射率が異なる板状部品の表裏
    を選別するための振動パーツフィーダ内に、断面がV字
    形状のトラックの内壁の一面に接して移送される板状部
    品に対し、光ファイバセンサによって光を照射し反射光
    量の大小を検知して該板状部品の表裏を判定し、裏向き
    と判定された板状部品は前記断面がV字形状のトラック
    の内壁の他面へ噴出空気によって反転させて表向きとす
    る裏向き部品反転部を備えた表裏選別装置において、前
    記裏向きの板状部品が反転される箇所の前記内壁の他面
    の下端部分に水平方向に板状部品の厚さと同等の横幅を
    有する移送方向の溝が形成されていることを特徴とする
    表裏選別装置。
  2. 【請求項2】 先端にレンズ系を取り付けた光ファイバ
    の先端部分が曲げの許容限度近くまで屈曲された状態に
    おいて曲げ剛性の大きい曲管に挿入され保護されると共
    に振動パーツフィーダの取付部材に固定され、前記光フ
    ァイバの他端部が該振動パーツフィーダ以外の箇所に設
    置された光制御器に接続されていることを特徴とする光
    ファイバセンサ。
  3. 【請求項3】 前記曲管が曲げ剛性の大きいメタルホー
    スである請求項2に記載の光ファイバセンサ。
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