JPH0544915U - 振動部品供給機 - Google Patents

振動部品供給機

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JPH0544915U
JPH0544915U JP10339191U JP10339191U JPH0544915U JP H0544915 U JPH0544915 U JP H0544915U JP 10339191 U JP10339191 U JP 10339191U JP 10339191 U JP10339191 U JP 10339191U JP H0544915 U JPH0544915 U JP H0544915U
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修一 成川
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神鋼電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) [目的] 板状部品に不純物や油が付着することなく、
安全に所望の向きで次工程に部品を供給できること。 [構成] ねじり振動パーツフィーダ1において、トラ
ック3bの背後にはボウル2の壁部を貫通する小孔29
が形成されており、部品排除装置21におけるピストン
25のピン24は排除すべき部品がトラック3b上に移
送されると、ピン24の先端が小孔29を貫通してトラ
フ3b上に突出される。一方、これの駆動信号を送るた
めにピン24と対向している反射式の表裏選別用センサ
ー30は、部品50の表と裏との反射率の違いから部品
50の向きを判断する。トラック3bは部品50の表面
とほぼ同一の反射率とされており、部品50が表向きで
トラック3bに移送されれば、光の反射率は殆ど変化せ
ず、部品50はトラック3bを通過する。部品50が裏
であれば、ピストン25のピン24の先端がトラック3
b上に突出し、部品51を排除する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は振動部品供給機における部品表裏選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】
振動部品供給機はパーツフィーダとも呼ばれ、種々の部品を所望の姿勢にして 一個づつ次工程に供給するのに広く使用されている。このうち、部品の表裏をそ ろえて供給するものがあり、これに対して種々の整送手段が開発されている。
【0003】 その一例をあげれば、部品排除手段が振動部品供給機の移送面であるトラック に小孔を形成させて、その小孔に圧縮空気噴出用ノズルの噴出口を移送面に向け たものがある。これは、例えば部品を表に向けて次工程に供給したい場合に、ト ラック上を移送されてきた部品の表裏を部品表裏確認センサーで確認した後、部 品が所望の姿勢でない面、すなわち裏向きで移送されている場合は、ノズルから 圧縮空気を噴出し、裏向き部品を排除するものである。
【0004】 しかしながら、振動部品供給機により整送される部品には種々の部品がある。 例えば図6は、ある電気部品50を示すが、これは図に示すように円形の板状で あり、ゴム51の裏面にガラエポ(ガラスエポキシ樹脂)52を取りつけたもの である。上述したように、従来ではこのような電気部品50をエアーコンプレッ サによる圧縮空気をノズルを用い、排除していたが、エアーコンプレッサによる 圧縮空気は油分や水分が含まれ、また空気中には不純物も含まれている。一方、 電気部品には種々の材料が用いられ、このような不純物の混入した圧縮空気を噴 射されると、腐食したり化学変化を起こすものもある。これでは高度の精密性が 要求される電気部品の性能を劣化させる。
【0005】
【考案が解決しようとする問題点】
本考案は以上の問題に鑑みてなされ、振動部品供給機で移送される部品が腐食 されたり、化学変化を受けることなく、安全に表裏選別されて次工程に供給でき る振動部品供給機を提供することを目的とする。
【0006】
【問題点を解決するための手段】
以上の目的は、内周壁部にスパイラル状のトラックを備えたボウルをねじり振 動させて、前記トラックに沿って板状部品を移送させ、前記トラックに近接して 配設させた表裏選別装置によって、移送中の板状部品の表裏を検知し、該検知に より裏向ききの板状部品を部品排除装置の駆動により、前記ボウルの内方へ戻す ようにした振動部品供給機において、前記部品排除装置は前記トラックに形成し た小孔を出入り自在なピン部材からなり、通常は前記トラック面より後退した位 置にあるが、前記表裏選別装置が移送中の板状部品が裏であることを検知すると ピン駆動手段により、前記トラック面から突出され、これにより該板状部品は前 記ボウル内に突き落とされるようにしたことを特徴とする振動部品供給機によっ て達成される。
【0007】
【作用】
表裏選別装置を設け、トラック上をねじり振動力により移送されている板状部 品が裏であれば、部品排除装置のピン部材が圧縮空気によるピン駆動手段により 、裏向ききの板状部品をボウルの内方に突き落とすので、板状部品を何ら化学的 に損傷させることなく所望の向きで次工程に供給できる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例による振動部品供給機について図面を参照して説明する 。なお、本実施例において振動パーツフィーダにより移送する部品は従来例で説 明した部品50を用いる。また、部品50はゴム51面を表とし、ガラエポ52 面を裏とする。
【0009】 本実施例の振動部品供給機は図1及び図2に示すように、振動パーツフィーダ 1とこれに接続される直線振動フィーダ10とからなり、これらは共通の架台2 0上に設置されている。
【0010】 振動パーツフィーダ1のボウル2内には公知のようにらせん状のトラック3が 形成され、またそのボウル2の底部には図1に示すような可動コア4が固定され ており、複数の傾斜板ばね5によりベースブロック6と結合されている。ベース ブロック6にはコイル7を巻装した電磁石8が固定され、これは可動コア4とは 空隙をおいて対向している。コイル7に交流を通電すると、公知のようにねじり 振動力を発生するのであるが、このようにして構成されるねじり振動駆動部全体 は筒状のカバー9により被覆されている。そして振動パーツフィーダ1全体は図 示されていない防振ゴムにより架台20上に支持されている。
【0011】 直線振動フィーダ10には直線的なトラフ10aが設けられ、このトラフ10 aはベースブロック12と一対の板ばね13、14により結合され、底部には可 動コア15を固定させている。ベースブロック12上にはコイル16を巻装させ た電磁石17が固定され、これは可動コア15と空隙をおいて対向している。ま た、直線振動フィーダ10全体は防振機構Gにより架台20上に支持されている 。
【0012】 次に、振動パーツフィーダ1の各構成について説明すると、ボウル2の円錐形 状の底面17には円盤形状の部品50が多量に投入されている。また、ボウル2 のほぼ逆円錐形状の内周壁面には、らせん状のトラック3が形成されている。
【0013】 トラック3の上流の部品50の登り口3aでは部品50がトラック3に導入さ れやすいように、移送路の溝は、やや平坦に厚く形成されているが、トラック3 の下流側に行くに従って、図3に示すように移送路の斜面の傾斜角αは大きくな り、この傾斜αはトラック3cまで保持される。また切込溝18の肉厚tもトラ ック3の下流側に行くに従って小さくなり、部品50の厚さに比べ、ほぼ同一あ るいはわずかに小さく形成されている。また、斜面の巾Tは部品50の径よりも やや大きく形成されている。
【0014】 図4は裏向き姿勢の部品排除装置21を示す。部品排除装置21は最上段に位 置するトラック3bの背後にアーム22を介して取り付けられている。また、ト ラック3bの背後にはボウル2の壁部を貫通する小孔29と凹所28とが形成さ れており、ピストン25のピン24が非作動時には凹所28を貫通し、その先端 部が小孔29内にわずかに挿入されている。部品排除装置21の作動時では、ピ ストン25は空気供給口26からシリンダ27内に圧縮空気が供給され、ピスト ン25がこれを受け、ピン24を図面右方に押動し、その先端(図示の破線)が トラフ3b上に突出される。ピン24を復帰位置に戻すのはシリンダ27内に設 けられているばねにより行なわれる。このピン24が安定して駆動できるように 、凹所28の壁部28aにあてがって金属製のブッシュ23が設けられ、このブ ッシュ23に小孔29が形成されている。ピン24を駆動させるための圧縮空気 の供給手段としては、架台20上に電磁弁34が電磁弁取付台34aを介して取 り付けられ、この電磁弁34が開閉することにより、図示されていないコンプレ ッサからの圧縮空気を部品排除装置21に供給又は遮断している。
【0015】 他方、部品排除装置21を駆動する信号を送る表裏選別用センサー30は図1 及び図2に示すように、支柱35にセンサーアンプ33とアーム36を介してセ ンサー取付部37とが取り付けられ、このセンサー取付部37はトラック3bと 対向する面、すなわち部品排除装置21のピン24が摺動する小孔29が形成さ れている面に近接して、センサーの発光部31と受光部32とが取り付けられて いる。この表裏選別用センサー30は反射式センサーであり、発光部31で発光 された光の反射を受光部32が受け、反射率の相違から部品50の表裏を判断す る。
【0016】 トラック3bは部品50の表面であるゴム51とほぼ同一の反射率とされてお り、部品50が表向きでゴム51面を発光部31及び受光部32に向けてトラッ ク3bに移送されれば、光の反射率は殆ど変化せず、部品50はトラック3bを 通過する。
【0017】 部品50が排除すべき姿勢であるガラエポ52面である裏を向いていれば、反 射率が大きく変化し、発光部31からの光の所定値以上の反射のレベル変化を受 光部32が受け、図1及び図2で示すセンサーアンプ33にこの変化が出力され て、このセンサーアンプ33が電磁弁34を開き、圧縮空気が図4で示す空気供 給口26からノックシリンダ27に供給されて、ピストン25がこれを受け、ピ ン24の先端がトラック3b上に突出し、裏向き部品50はトラック3b上から ボウル2の内方に排除される。なお、電磁弁34の開閉はピストン25が作動で きるような圧縮空気を供給するだけでよく、瞬時に行なわれる。
【0018】 図2に示す振動パーツフィーダ1のトラック3bの下流側であるトラック3c では傾斜が徐々に緩やかになり、更にトラック3cの下流側のトラック3dでは 図5に示すように水平となる。また、トラック3dの水平となっている移送路は 蓋38がされている。
【0019】 トラック3の下流側端部はわずかに隙間43を開けて、反転シュート39が直 線振動フィーダ10側に金具39aにより取り付けられている。この隙間43は 振動パーツフィーダ1と直線振動フィーダ10が駆動しているときに接触しない 程度の間隔が開けられている。
【0020】 反転シュート39は図1に示されているように、反円弧形状であり、その内部 に移送路40が円周に沿って形成され、部品50が重力及び振動力で落下し、か つ移送されて反転される。移送路40の下方端部は直線振動フィーダ10の移送 路11に接続されている。
【0021】 直線振動フィーダ10の移送路11の上流側には光電方式のオーバフロー検知 器42が設けられ、取付金具41aを介して発光部42aが直線振動フィーダ1 0に取り付けられ、これに対向して受光部42bが設けられ、また移送路11上 を横断して、発光部42aと受光部42bとが貫通するような孔が形成されてい る。
【0022】 すなわち、部品50がここを通過すると、オーバフロー検知器42の発光部4 2aから発した光が遮断され、遮断されている時間が長ければ、オーバフローの 状態と判断し、オーバフロー検知器42は図示されていない制御装置に信号を送 る。この制御装置は、振動パーツフィーダ1と直線振動フィーダ10の移送速度 の調整や、駆動の停止をすることができ、これらを制御する。
【0023】 また、直線振動フィーダ10の移送路11の上方は隙間11aを開けて蓋19 がされており、この隙間の上方で、直線振動フィーダ10の中央側端部に、取付 金具45により表裏確認用センサー44が取り付けられている。この表裏確認用 センサー44も、前述の表裏選別用センサー30と同様に反射式であり、これと 対向する移送路11面は、部品50の裏面のガラエポ52と同一の反射率となっ ている。なお、この表裏確認用センサー44は、反射率の異なる表向きの部品5 0を検出すると、図示されていない警報ブザーを鳴らす。
【0024】 本考案の実施例による振動部品供給機は、以上のように構成されているが、次 にその作用について説明する。
【0025】 振動パーツフィーダ1及び直線振動フィーダ10に電源が供給されて、矢印a 及びbの方向にねじり振動力及び直線振動力が加えられると、ボウル2の円錐形 状の底面に投入されている部品50は遠心力作用を受けて、表裏の区別なしにト ラック3の部品登り口3aに導かれる。部品登り口3aでは、移送路の傾斜がや や平坦であるので、部品50は重なって移送されるが、トラック3が下流側に向 かうにつれて、図3に示すように切込溝18の肉厚tは、部品50の厚さとほぼ 同じに形成されているので、部品50が厚み方向で重なって移送されることはな く、重なってきた部品50はボウル2の内方に戻される。また、トラック3の斜 面の巾Tが部品の高さよりもやや大きく形成されているので、高さ方向に重なっ て移送されることはない。
【0026】 このように、部品50が一列宛、ほぼ等速度でトラック3上で下流側に移送さ れ、図4に示すトラック3b上では表裏選別用センサー30の発光部31が光を 発しており、その反射した光を受光部32で受け、部品50が裏向きであれば、 反射レベルが大きく変わり、センサーアンプ33がこれを受け、電磁弁34を開 放し圧縮空気をシリンダ27に供給する。この圧縮空気によりピストン25が作 動して、ピン24の先端はトラック3b上に突出する。これにより、トラック3 b上の部品50は瞬時に、かつ正確にトラック3b上からボウル2の内方に排除 される。また、ブッシュ23はピン24の小孔29内を摺動するように案内して いるので、ピン24の先端部が振動を受けて偏心することなく、常に確実に部品 50を排除する。
【0027】 一方、部品50が表向きであればトラック3bと反射率が殆ど変わらないため 、センサーアンプ33は何ら信号を電磁弁34に出力せず、部品50はここを通 過する。
【0028】 部品50が更に下流側に移送され、トラック3dで水平となり、振動パーツフ ィーダ1の排出端まで移送される。トラック3dでは蓋38がされているので、 部品50はその姿勢を保持され、重なることなく、また表裏を変えることなく、 そのままの姿勢で確実に反転シュート39に供給される。
【0029】 トラック3d上において、部品50は表面側を上向きにして移送されたが、こ の反転シュート39により、180度回転されて裏返しとなる。よって、部品5 0が直線振動フィーダ10の移送路11上に供給されるときはガラエポ52面の 裏側を上に向けて移送される。
【0030】 直線振動フィーダ10では、図1に示す矢印bの方向に振動力を受け、部品5 0は移送路11上を左方に移送されるが、部品のばりや変形により移送路で詰り が生じる場合がある。または、オーバフロー気味に移送路11上を移送されて部 品50の詰りが生じる場合もある。オーバフロー検知器42は移送路11上の部 品50の移送状態を検知して、部品50が連続的に、途切れることなく、移送路 11上に移送されているとき、または停止しているときはオーバフローと判断し て、振動パーツフィーダ1の部品50の移送速度を遅らせて、直線振動フィーダ 10への部品50の供給を少なくする。あるいは振動パーツフィーダ1からの部 品50の供給を停止する。それでもオーバフローが確認されるときは、詰りが生 じたと判断し、ブザーをならす。
【0031】 部品50が所望の移送速度で移送路11上を移送されているときは、上述した オーバフロー検知器42は制御器に信号を送らず、部品mは移送路11の排出端 まで移送され、所望の向きで次工程に供給される。もし、何らかの原因で表裏選 別用センサー30が故障した場合などは、直線振動フィーダ10の表裏確認用セ ンサー44がこれを検知し、図示されていない警報機で作業者に知らせる。
【0032】 以上、本考案の実施例について説明したが、勿論、本考案はこれに限定され ることなく、本考案の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0033】 例えば以上の実施例では、裏向きの部品50を1本のピン24を突出させてボ ウル2の内方に排除させたが、これに代えて複数本、例えば前後、または上下に 並設させた2本のピンに(部品の大きさに応じてこのピッチを変えるものとする )により裏向きの部品をボウル2の内方に排除してもよい。この場合は1本のピ ンをフォーク状に形成して1つのシリンダで作動させるようにしてもよい。
【0034】 また、以上の実施例では裏向きの部品は断面が円形のピンにより部品50をボ ウル2の内方に突き落としたが、これに代えてピンの先端部に部品の形状に応じ た面積を有する平板、例えば方形の小さな板をピンの軸方向に垂直に取付け、部 品50を効率よくボウル2の内方に突き落としてもよい。
【0035】 また、以上の実施例では裏向きの部品はボウル2の材質に応じて、反射型の表 裏選別用センサー30で判断させて、半円弧状の反転シュート39により反転さ せて、所望の姿勢にして次工程に供給させるようにしたが、勿論部品50を再び 裏向ききにして次工程に供給する必要がないときは、反転シュート39は設けな くてもよい。
【0036】 また、以上の実施例では検出センサーとして反射型のセンサーを用いたが、こ れに限ることなく、表裏のうち一方の面が磁気を帯びているものであれば、また 磁性材でなるものであれば、磁気検出センサーを用いてもよい。
【0037】 また、以上の実施例では反射型の表裏選別用センサー30に対向し、かつ近接 して部品排除装置21を設けたが、これに限らず部品排除装置21を、所定の距 離を離して下流側に設けてもよい。この場合は、裏向きの部品50を表裏選別用 センサー30が裏向きの部品を検知してから、時間をあけて部品排除装置21の ピン24を作動させればよく、部品50の移送状態を考慮してピストン25を駆 動させる時間を設定すればよい。勿論、この場合は部品50の間隔は充分に長い ものとする。
【0038】 また、以上の実施例では表裏選別用センサー30により、単に反射光のレベル の高低を判断し、裏向ききの検出をしたが、これは色別、例えば赤と白、黒と白 、黒と黄等の色レベルにより反射光のレベルを判断してもよい。この場合、反射 光の表裏を判断すべき色に応じて、発光がいずれかの色を有するものであっても よい。
【0039】 更に、部品50の表面と裏面との表面粗さに大きな差がある場合、検出装置か ら反射光の散乱をみて表裏を判断してもよい。
【0040】 また、以上の実施例では振動パーツフィーダ1のボウル2の側壁部に貫通孔を 形成し、これに部品50を突き落とすためのピンを摺動自在に嵌合させたが、こ れに代えて移送面に斜め方向に貫通孔を形成し、これに実施例のようなピンを摺 動自在に嵌合して、移送面の側壁部に傾倒した姿勢で部品50を供給するのとは 異なり、充分に巾の広い移送面上で部品を横臥した姿勢で搬送する場合にこのよ うな構成を適用すればよい。
【0041】 また、本実施例では板状部品として電気部品50を用いたが、これは不純物や 油に影響されやすい部品であれば、全てのものに適用して大きな効果が得られる 。
【0042】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案の振動部品供給機は部品排除装置のピン部材が、ピ ン駆動手段により、裏向きの板状部品をボウルの内方に突き落とすので、板状部 品に不純物や油が付着することなく、また化学変化を受けることなく、安全に所 望の向きで次工程に部品を供給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例による振動部品供給機の部分破断正面
図である。
【図2】同平面図である。
【図3】図2における[3]−[3]線方向の拡大断面
図である。
【図4】図2における[4]−[4]線方向の拡大断面
図である。
【図5】図2における[5]−[5]線方向の拡大断面
図である。
【図6】Aは従来例及び本実施例により振動部品供給機
により移送される部品の平面図であり、Bは同側断面図
である。
【符号の説明】
1 振動パーツフィーダ 2 ボウル 3 トラック 3c トラック 21 部品排除装置 23 ブッシュ 24 ピン 27 シリンダ 29 小孔 30 表裏選別用センサー 50 部品
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 47/256

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周壁部にスパイラル状のトラックを備
    えたボウルをねじり振動させて、前記トラックに沿って
    板状部品を移送させ、前記トラックに近接して配設させ
    た表裏選別装置によって、移送中の板状部品の表裏を検
    知し、該検知により裏向ききの板状部品を部品排除装置
    の駆動により、前記ボウルの内方へ戻すようにした振動
    部品供給機において、前記部品排除装置は前記トラック
    に形成した小孔を出入り自在なピン部材からなり、通常
    は前記トラック面より後退した位置にあるが、前記表裏
    選別装置が移送中の板状部品が裏であることを検知する
    とピン駆動手段により、前記トラック面から突出され、
    これにより該板状部品は前記ボウル内に突き落とされる
    ようにしたことを特徴とする振動部品供給機。
  2. 【請求項2】 前記ピン駆動手段は圧縮空気噴出手段に
    より駆動されるシリンダである請求項1に記載の振動部
    品供給機。
  3. 【請求項3】 前記ピン部材は前記小孔にブッシュによ
    り摺動自在に案内される請求項1に記載の振動部品供給
    機。
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