JP2551112B2 - 振動部品供給機における部品表裏整送装置 - Google Patents
振動部品供給機における部品表裏整送装置Info
- Publication number
- JP2551112B2 JP2551112B2 JP63195146A JP19514688A JP2551112B2 JP 2551112 B2 JP2551112 B2 JP 2551112B2 JP 63195146 A JP63195146 A JP 63195146A JP 19514688 A JP19514688 A JP 19514688A JP 2551112 B2 JP2551112 B2 JP 2551112B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inclined surface
- component
- parts
- track
- detection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Jigging Conveyors (AREA)
- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は振動部品供給機における部品表裏整送装置に
関する。
関する。
振動部品供給機はパーツフィーダとも呼ばれ、種々の
部品を所望の姿勢にして一個宛次工程に供給するのに広
く使用されている。このうち、表裏を揃えて板状の部品
を供給するものがあり、これに対して種々の整送手段が
開発されている。しかしながらいづれにせよ部品の表裏
を検出し、この検出に基づいて裏向きの部品をパーツフ
ィーダの内方へと排除するものであった。従って、パー
ツフィーダからの部品供給効率は満足すべきものではな
く、場合によっては該整送手段により約50%はパーツフ
ィーダの内方へと排除されてしまう。
部品を所望の姿勢にして一個宛次工程に供給するのに広
く使用されている。このうち、表裏を揃えて板状の部品
を供給するものがあり、これに対して種々の整送手段が
開発されている。しかしながらいづれにせよ部品の表裏
を検出し、この検出に基づいて裏向きの部品をパーツフ
ィーダの内方へと排除するものであった。従って、パー
ツフィーダからの部品供給効率は満足すべきものではな
く、場合によっては該整送手段により約50%はパーツフ
ィーダの内方へと排除されてしまう。
本出願人は上述の問題に鑑みて板状の部品を表裏を揃
えて効率良く次工程に供給することができる振動部品供
給機における部品表裏整送装置を提供することを目的と
して振動により部品を移送させるようにした振動部品供
給機において、断面形状がほゞV字状のトラックと、こ
のトラックの一方の傾斜面に対向して設けられた部品表
裏検出手段と、この検出手段の検出位置に近接して下流
側の前記一方の傾斜面に設けられた部品反転手段とから
成る部品表裏矯正装置及び、整送すべき板状の部品の巾
にほゞ等しい巾を有する水平移送面と、この水平移送面
に向ってそれぞれ下向きに傾斜する両側壁部とから成り
前記部品表裏矯正装置に接続される合流トラックを具備
し、前記板状の部品を前記一方の傾斜面上に導き、前記
板状の部品が前記部品表裏検出手段により裏であること
が検出されると前記部品反転手段により該部品を前記ト
ラックの他方の傾斜面へと反転駆動し、以後前記他方の
傾斜面に沿って移送させ、前記合流トラックにおいて前
記一方の傾斜面に沿って移送されてきた部品と、前記他
方の傾斜面に沿って移送されてきた部品とを合流するよ
うにしたことを特徴とする部品表裏整送装置を開示した
(特開昭59−74811号公報)。
えて効率良く次工程に供給することができる振動部品供
給機における部品表裏整送装置を提供することを目的と
して振動により部品を移送させるようにした振動部品供
給機において、断面形状がほゞV字状のトラックと、こ
のトラックの一方の傾斜面に対向して設けられた部品表
裏検出手段と、この検出手段の検出位置に近接して下流
側の前記一方の傾斜面に設けられた部品反転手段とから
成る部品表裏矯正装置及び、整送すべき板状の部品の巾
にほゞ等しい巾を有する水平移送面と、この水平移送面
に向ってそれぞれ下向きに傾斜する両側壁部とから成り
前記部品表裏矯正装置に接続される合流トラックを具備
し、前記板状の部品を前記一方の傾斜面上に導き、前記
板状の部品が前記部品表裏検出手段により裏であること
が検出されると前記部品反転手段により該部品を前記ト
ラックの他方の傾斜面へと反転駆動し、以後前記他方の
傾斜面に沿って移送させ、前記合流トラックにおいて前
記一方の傾斜面に沿って移送されてきた部品と、前記他
方の傾斜面に沿って移送されてきた部品とを合流するよ
うにしたことを特徴とする部品表裏整送装置を開示した
(特開昭59−74811号公報)。
然るに一般の振動パーツフィーダにおいては、部品表
裏矯正装置におけるV字状のトラックの検出面である一
方の傾斜面に上流側から全ての部品をこゝに導かねばな
らないのであるが、この上流側の部品の移送路は部品受
容器の径外方向に向かって下向きに傾斜する平面部とし
ての移送面であり、従って板状の部品は側壁部に片寄っ
て移送され、下流側の部品表裏矯正部におけるV字状の
トラックの一方の傾斜面へと導かれるのであるが、この
境界部においては平面部としての移送面と、検出面とし
ての傾斜面との間に段差があり、こゝに単列、単層で至
った板状の部品が全て検出面である一方の傾斜面に導か
れゝばよいが、この段差があるためにこゝを通過すると
きに部品は衝撃力を受け、これによる反跳力により他方
の傾斜面へと導かれる部品もある。これではせっかく部
品表裏矯正装置により部品の表裏を矯正しても下流側の
合流トラックに全ての部品を表向きにして、供給すると
いう作用を得ることができない。
裏矯正装置におけるV字状のトラックの検出面である一
方の傾斜面に上流側から全ての部品をこゝに導かねばな
らないのであるが、この上流側の部品の移送路は部品受
容器の径外方向に向かって下向きに傾斜する平面部とし
ての移送面であり、従って板状の部品は側壁部に片寄っ
て移送され、下流側の部品表裏矯正部におけるV字状の
トラックの一方の傾斜面へと導かれるのであるが、この
境界部においては平面部としての移送面と、検出面とし
ての傾斜面との間に段差があり、こゝに単列、単層で至
った板状の部品が全て検出面である一方の傾斜面に導か
れゝばよいが、この段差があるためにこゝを通過すると
きに部品は衝撃力を受け、これによる反跳力により他方
の傾斜面へと導かれる部品もある。これではせっかく部
品表裏矯正装置により部品の表裏を矯正しても下流側の
合流トラックに全ての部品を表向きにして、供給すると
いう作用を得ることができない。
なお、上記特開昭59−74811号公報の実施例では、上
記一般的な振動パーツフィーダとは異なり、その明細書
第3頁左側下欄第7行〜同第12行に「従って、・・・・
・整列している。」及び同第4頁左側上欄第15行〜同第
18行「単列、単層で・・・・・進行する。」の記載、及
び第3図の図示で、一方の傾斜面(検出面)へ上流側か
ら板状部品が「滑らかに導入される。」としているが、
その具体的構成はこれでは明確ではない。また、「整列
している」としているが、「段差」があって整列してい
ることも考えられる。
記一般的な振動パーツフィーダとは異なり、その明細書
第3頁左側下欄第7行〜同第12行に「従って、・・・・
・整列している。」及び同第4頁左側上欄第15行〜同第
18行「単列、単層で・・・・・進行する。」の記載、及
び第3図の図示で、一方の傾斜面(検出面)へ上流側か
ら板状部品が「滑らかに導入される。」としているが、
その具体的構成はこれでは明確ではない。また、「整列
している」としているが、「段差」があって整列してい
ることも考えられる。
本発明は上述のような問題に鑑みてなされ、本出願人
が先に開発した部品表裏矯正装置の検出面である一方の
傾斜面に上流側から確実に全ての板状部品をこゝに導く
ことができるようにし、他方の傾斜面には上流側から又
は一方の傾斜面側から板状部品が全く導入されることは
ないようにした振動部品供給機における部品表裏整送装
置を提供することを目的とする。
が先に開発した部品表裏矯正装置の検出面である一方の
傾斜面に上流側から確実に全ての板状部品をこゝに導く
ことができるようにし、他方の傾斜面には上流側から又
は一方の傾斜面側から板状部品が全く導入されることは
ないようにした振動部品供給機における部品表裏整送装
置を提供することを目的とする。
上記の目的は、振動により板状の部品を移送させるよ
うにし、断面形状がほぼV字状のトラックと、該トラッ
クの一方の傾斜面に対向して設けられた部品表裏検出手
段と、該部品表裏検出手段の検出位置に近接して下流側
の前記一方の傾斜面に設けられた部品反転手段とから成
る部品表裏矯正装置とを具備し、前記一方の傾斜面上に
導かれた前記部品のうち、前記部品表裏検出手段により
裏であると検出された前記部品は前記部品反転手段によ
り前記トラックの他方の傾斜面へと反転駆動された後、
前記他方の傾斜面に沿って移送され、下流側の合流移送
面において前記一方の傾斜面に沿って移送された前記部
品と、前記他方の傾斜面に沿って移送されてきた前記部
品とを合流するようにした振動部品供給機における部品
表裏整送装置において、前記他方の傾斜面の上流側に、
該他方の傾斜面に連接される第1傾斜面と、前記一方の
傾斜面より水平に対する傾斜角が小さく、前記第1傾斜
面の下縁部にまで延びて形成される第2傾斜面と、該第
2傾斜面の下縁部に連接して、前記一方の傾斜面と傾斜
角が等しく、下流側に進むにつれて、順次その巾が大き
くなるように形成された第3傾斜面とから成る部品ひね
り部を設け、前記第3傾斜面は前記一方の傾斜面に面一
に連接され、前記第2傾斜面上には上流側から部品が単
層、単列で供給され、前記第1傾斜面側へと片寄って移
送されるようにしたことを特徴とする振動部品供給機に
おける部品表裏整送装置、によって達成される。
うにし、断面形状がほぼV字状のトラックと、該トラッ
クの一方の傾斜面に対向して設けられた部品表裏検出手
段と、該部品表裏検出手段の検出位置に近接して下流側
の前記一方の傾斜面に設けられた部品反転手段とから成
る部品表裏矯正装置とを具備し、前記一方の傾斜面上に
導かれた前記部品のうち、前記部品表裏検出手段により
裏であると検出された前記部品は前記部品反転手段によ
り前記トラックの他方の傾斜面へと反転駆動された後、
前記他方の傾斜面に沿って移送され、下流側の合流移送
面において前記一方の傾斜面に沿って移送された前記部
品と、前記他方の傾斜面に沿って移送されてきた前記部
品とを合流するようにした振動部品供給機における部品
表裏整送装置において、前記他方の傾斜面の上流側に、
該他方の傾斜面に連接される第1傾斜面と、前記一方の
傾斜面より水平に対する傾斜角が小さく、前記第1傾斜
面の下縁部にまで延びて形成される第2傾斜面と、該第
2傾斜面の下縁部に連接して、前記一方の傾斜面と傾斜
角が等しく、下流側に進むにつれて、順次その巾が大き
くなるように形成された第3傾斜面とから成る部品ひね
り部を設け、前記第3傾斜面は前記一方の傾斜面に面一
に連接され、前記第2傾斜面上には上流側から部品が単
層、単列で供給され、前記第1傾斜面側へと片寄って移
送されるようにしたことを特徴とする振動部品供給機に
おける部品表裏整送装置、によって達成される。
振動部品供給機において、部品は移送面としての傾斜
面を単列、単層で振動により移送され、この移送面と整
列して連接するV字状のトラックに導かれ、このトラッ
クの一方の傾斜面に対向して設けられた部品表裏検出手
段により部品の表裏を検出し、裏であることが検出され
ると検出手段の検出位置に近接して前記一方の傾斜面に
設けられた部品反転手段により裏である部品はトラック
の他方の傾斜面へと反転回動させ、以後、他方の傾斜面
に沿って移送させ、下流側の移送面において一方の傾斜
面に沿って移送されてきた部品とを合流させることによ
り、下流側には表向きの部品のみを移送する。
面を単列、単層で振動により移送され、この移送面と整
列して連接するV字状のトラックに導かれ、このトラッ
クの一方の傾斜面に対向して設けられた部品表裏検出手
段により部品の表裏を検出し、裏であることが検出され
ると検出手段の検出位置に近接して前記一方の傾斜面に
設けられた部品反転手段により裏である部品はトラック
の他方の傾斜面へと反転回動させ、以後、他方の傾斜面
に沿って移送させ、下流側の移送面において一方の傾斜
面に沿って移送されてきた部品とを合流させることによ
り、下流側には表向きの部品のみを移送する。
上流側の傾斜面とV字状のトラックの一方の検出傾斜
面とは整列して連接しているので、段差がなく、何ら衝
げき力を受けることなく円滑に全ての部品が検出面であ
る一方の傾斜面へと導かれることができる。
面とは整列して連接しているので、段差がなく、何ら衝
げき力を受けることなく円滑に全ての部品が検出面であ
る一方の傾斜面へと導かれることができる。
以下、本発明の実施例による振動部品供給機もしくは
振動パーツフィーダについて図面を参照して説明する。
振動パーツフィーダについて図面を参照して説明する。
第1図及び第2図において振動パーツフィーダは全体
として(1)で示され、このボウル(2)内には公知の
ような螺旋状のトラック(3)が形成され、又、その底
部には第2図に示すように可動コア(4)が固定されて
おり、これは複数の傾斜板ばね(5)によりベース
(6)と結合されている。ベース(6)にはコイル
(7)を巻装した電磁石(8)が固定され、これは可動
コア(4)とは空隙を置いて対向している。コイル
(7)に交流を通電すると、公知のようにねじり振動力
を発生するのであるが、このようにして構成されるねじ
り振動駆動部全体は筒状のカバー(9)により被覆され
ている。そして振動パーツフィーダ(1)全体は防振ゴ
ム(10)により床上に支持されている。又、本実施例で
は長方形状の板状の部品mを処理対象とする。
として(1)で示され、このボウル(2)内には公知の
ような螺旋状のトラック(3)が形成され、又、その底
部には第2図に示すように可動コア(4)が固定されて
おり、これは複数の傾斜板ばね(5)によりベース
(6)と結合されている。ベース(6)にはコイル
(7)を巻装した電磁石(8)が固定され、これは可動
コア(4)とは空隙を置いて対向している。コイル
(7)に交流を通電すると、公知のようにねじり振動力
を発生するのであるが、このようにして構成されるねじ
り振動駆動部全体は筒状のカバー(9)により被覆され
ている。そして振動パーツフィーダ(1)全体は防振ゴ
ム(10)により床上に支持されている。又、本実施例で
は長方形状の板状の部品mを処理対象とする。
第1図において螺旋状のトラック(3)の上流側から
各装置について説明するとトラック(3)のほゞ中間部
分には部品排除装置(11)が設けられ、これから約1回
り下流側においてはトラック(3)の排出端に連接して
連絡トラック部(12)が形成されている。そして下流側
に向けて順次、整列トラック部(13)、本発明に係わる
部品ひねり部(14)、表裏検出部又は矯正部(15)、傾
倒部(16)、第2部品表裏検出部又は矯正部(17)、裏
部品排除部(18)、部品姿勢保持トラック部(19)が配
設されている。更に螺旋状のトラック(3)には複数の
円弧状の切欠(20)が形成されている。
各装置について説明するとトラック(3)のほゞ中間部
分には部品排除装置(11)が設けられ、これから約1回
り下流側においてはトラック(3)の排出端に連接して
連絡トラック部(12)が形成されている。そして下流側
に向けて順次、整列トラック部(13)、本発明に係わる
部品ひねり部(14)、表裏検出部又は矯正部(15)、傾
倒部(16)、第2部品表裏検出部又は矯正部(17)、裏
部品排除部(18)、部品姿勢保持トラック部(19)が配
設されている。更に螺旋状のトラック(3)には複数の
円弧状の切欠(20)が形成されている。
次に、特に第5図を参照して部品排除装置(11)につ
いて説明する。取付板(30)はボウル(2)の取付部
(31)に形成されたねじ穴(32)にボルト(33)を螺合
締め付けることにより固定される。又、取付板(30)に
はボルト(34)がコイルばね(35)を介して挿通されて
おり、これにはゲートブロック(36)が螺着固定されて
いる(第4図参照)。ゲートブロック(36)は全体とし
て円柱形状であるが、その下方一部に略半円柱形状の切
欠部(36b)を備えており、これに対向する部分がゲー
ト部(36a)として働くようになっている。そしてこの
ゲートブロック(36)はボウル(2)の側壁部(38)に
形成された孔(37)に嵌合するように構成され、ゲート
ブロック(36)を孔(37)に嵌合し、ボルト(34)を螺
合締め付けることによりコイルばね(35)のばね力によ
り孔(37)内にゲートブロック(36)がその閉位置にお
いて固定されるようになっている。そしてこのゲート部
(36a)が側壁部(38)とほゞ整列して螺旋状のトラッ
ク(3)上の部品mの移送を何ら妨げないようにしてい
る。又、孔(37)に連通して側壁部(38)には通孔(3
9)が形成され、後述するようにボウル(2)内の部品
mをすべて外部に排除するときにはボルト(34)を緩め
ゲートブロック(36)を回動させ、切欠部(36b)をト
ラック(3)及び通孔(39)に連通させることによりボ
ウル(2)内の部品mを通孔(39)を通って外部に排除
し得るように構成されている。
いて説明する。取付板(30)はボウル(2)の取付部
(31)に形成されたねじ穴(32)にボルト(33)を螺合
締め付けることにより固定される。又、取付板(30)に
はボルト(34)がコイルばね(35)を介して挿通されて
おり、これにはゲートブロック(36)が螺着固定されて
いる(第4図参照)。ゲートブロック(36)は全体とし
て円柱形状であるが、その下方一部に略半円柱形状の切
欠部(36b)を備えており、これに対向する部分がゲー
ト部(36a)として働くようになっている。そしてこの
ゲートブロック(36)はボウル(2)の側壁部(38)に
形成された孔(37)に嵌合するように構成され、ゲート
ブロック(36)を孔(37)に嵌合し、ボルト(34)を螺
合締め付けることによりコイルばね(35)のばね力によ
り孔(37)内にゲートブロック(36)がその閉位置にお
いて固定されるようになっている。そしてこのゲート部
(36a)が側壁部(38)とほゞ整列して螺旋状のトラッ
ク(3)上の部品mの移送を何ら妨げないようにしてい
る。又、孔(37)に連通して側壁部(38)には通孔(3
9)が形成され、後述するようにボウル(2)内の部品
mをすべて外部に排除するときにはボルト(34)を緩め
ゲートブロック(36)を回動させ、切欠部(36b)をト
ラック(3)及び通孔(39)に連通させることによりボ
ウル(2)内の部品mを通孔(39)を通って外部に排除
し得るように構成されている。
連絡トラック部(12)は第3図及び第16図に示すよう
な断面形状を有し、第1図に示すような角度範囲で延び
ているのであるが、側壁部(40a)(40b)は中央部の移
送面(40c)に向かって下向きに傾斜しており、一方の
側壁部(40a)に連接して垂直側壁部(40d)が上方へと
延びている。移送面(40c)の巾は移送すべき部品mの
巾にほゞ等しい。
な断面形状を有し、第1図に示すような角度範囲で延び
ているのであるが、側壁部(40a)(40b)は中央部の移
送面(40c)に向かって下向きに傾斜しており、一方の
側壁部(40a)に連接して垂直側壁部(40d)が上方へと
延びている。移送面(40c)の巾は移送すべき部品mの
巾にほゞ等しい。
連絡トラック部(12)からは整列トラック部(13)へ
と導かれるのであるが、次にこの整列トラック部(13)
についてその上流側から説明すると、第3図に示される
ようにボウル側壁部(43)には傾斜面(42)がボウル
(2)の径内方向に向かって下向きに傾斜して形成さ
れ、こゝに連絡トラック部(12)からの部品mが導かれ
るようになっている。従って部品mはこの傾斜面(42)
の傾斜により第3図において側壁部(40b)側に片寄っ
て移送されるようになっている。即ち、連絡トラック部
(12)の一方の側壁部(40b)に整列して第4図及び第
6図に示すような側壁部(48)が形成されているが、こ
れに沿って部品mが移送され、ボウル(2)の径外方に
は溝(44)が形成されている。従って狭路となっている
移送路(47)を多列で移送されてきた部品で径外方の列
の部品mは全て溝(44)内に落下し、一列で移送路(4
7)を移送されるようになっている。又、第6図におい
て、側壁部(48)の移送路(47)からの高さは長方形状
の部品mの厚みよりは小さいが部品mを安定に支持する
だけの高さがあり、こゝで重なった部品mはこの側壁部
(48)の上面を滑走してボウル(2)の内方に排除され
るようになっている。又、溝(44)に落下して部品mは
ねじり振動により移送され、貫通孔(45)に落下し通孔
(46)を通ってボウル(2)の内部へと戻されるように
なっている。
と導かれるのであるが、次にこの整列トラック部(13)
についてその上流側から説明すると、第3図に示される
ようにボウル側壁部(43)には傾斜面(42)がボウル
(2)の径内方向に向かって下向きに傾斜して形成さ
れ、こゝに連絡トラック部(12)からの部品mが導かれ
るようになっている。従って部品mはこの傾斜面(42)
の傾斜により第3図において側壁部(40b)側に片寄っ
て移送されるようになっている。即ち、連絡トラック部
(12)の一方の側壁部(40b)に整列して第4図及び第
6図に示すような側壁部(48)が形成されているが、こ
れに沿って部品mが移送され、ボウル(2)の径外方に
は溝(44)が形成されている。従って狭路となっている
移送路(47)を多列で移送されてきた部品で径外方の列
の部品mは全て溝(44)内に落下し、一列で移送路(4
7)を移送されるようになっている。又、第6図におい
て、側壁部(48)の移送路(47)からの高さは長方形状
の部品mの厚みよりは小さいが部品mを安定に支持する
だけの高さがあり、こゝで重なった部品mはこの側壁部
(48)の上面を滑走してボウル(2)の内方に排除され
るようになっている。又、溝(44)に落下して部品mは
ねじり振動により移送され、貫通孔(45)に落下し通孔
(46)を通ってボウル(2)の内部へと戻されるように
なっている。
次に本発明に係る部品表裏整送部について説明する
が、これは上述したように上流側から、部品ひねり部
(14)、表裏検出部(15)及び傾倒部(16)が配設され
ることにより構成されている。部品ひねり部(14)は第
7図乃至第11図に示されるように構成されるが、これを
順次説明すると、第10図に示すように部品ひねり部(1
4)においては、移送路は断面が、V字形状であるがこ
れが第7図乃至第9図に示すように順次深くなるように
形成されており、すなわち移送面の断面形状がトラック
のV字形状へと連続的に変化しており、第7図において
はV溝(51)が非常に小さいがこれが下流側に向うにつ
れて第8図に示すように漸次、V溝(52)を構成する一
方の傾斜壁が広くなり第9図においては、ほゞ他方の側
壁部(54b)と一方の斜面側壁部(54a)(上記傾斜壁と
面一)とはほゞ等しくなる。このようにして形成される
V字形状の溝(54)に対し第7図乃至第9図に示すよう
に部品mが漸次(下流側から上流側を見て)時計方向に
回転していき、第11図に示すように傾斜面(63)に沿っ
て片寄って移送されるようになり、狭路としての傾斜し
た傾斜面(64)を移送されるようになる。又、この部分
において部品mが重なっている場合には切欠部(62)に
落下するようになっている。
が、これは上述したように上流側から、部品ひねり部
(14)、表裏検出部(15)及び傾倒部(16)が配設され
ることにより構成されている。部品ひねり部(14)は第
7図乃至第11図に示されるように構成されるが、これを
順次説明すると、第10図に示すように部品ひねり部(1
4)においては、移送路は断面が、V字形状であるがこ
れが第7図乃至第9図に示すように順次深くなるように
形成されており、すなわち移送面の断面形状がトラック
のV字形状へと連続的に変化しており、第7図において
はV溝(51)が非常に小さいがこれが下流側に向うにつ
れて第8図に示すように漸次、V溝(52)を構成する一
方の傾斜壁が広くなり第9図においては、ほゞ他方の側
壁部(54b)と一方の斜面側壁部(54a)(上記傾斜壁と
面一)とはほゞ等しくなる。このようにして形成される
V字形状の溝(54)に対し第7図乃至第9図に示すよう
に部品mが漸次(下流側から上流側を見て)時計方向に
回転していき、第11図に示すように傾斜面(63)に沿っ
て片寄って移送されるようになり、狭路としての傾斜し
た傾斜面(64)を移送されるようになる。又、この部分
において部品mが重なっている場合には切欠部(62)に
落下するようになっている。
以上の構成において、傾斜面(42)及びこれに面一な
傾斜面(49)が本発明に係わる第2傾斜面を構成し、そ
の水平に対する傾斜角は後述する第12図の検出面(72)
(一方の傾斜面)より小さい。また、相互に面一な傾斜
面(51b)(52b)(54b)が第1傾斜面、下流側に向か
うにつれ漸次、その巾が大きくなり(従ってV溝(51)
(52)(54)の深さが漸次、大きくなる)相互に面一な
傾斜面(51a)(52a)(54a)が第3傾斜面を構成す
る。この第3傾斜面は後述する第12図の検出面(72)と
水平に対する傾斜角は相等しく面一に連接されている。
傾斜面(49)が本発明に係わる第2傾斜面を構成し、そ
の水平に対する傾斜角は後述する第12図の検出面(72)
(一方の傾斜面)より小さい。また、相互に面一な傾斜
面(51b)(52b)(54b)が第1傾斜面、下流側に向か
うにつれ漸次、その巾が大きくなり(従ってV溝(51)
(52)(54)の深さが漸次、大きくなる)相互に面一な
傾斜面(51a)(52a)(54a)が第3傾斜面を構成す
る。この第3傾斜面は後述する第12図の検出面(72)と
水平に対する傾斜角は相等しく面一に連接されている。
以上のようにして表裏検出部(15)に部品mが導入さ
れるのであり、この表裏検出部(15)が特許請求の範囲
においての部品表裏矯正装置に相当する。すなわち、表
裏検出部(15)においては第12図に示されるようにV字
形状のトラックを形成しており、一方の斜面が検出面
(72)であり他方の斜面が傾斜面(73)であり、この傾
斜面(73)は裏向きの部品mを表向きに反転させるのに
用いられる移送面として構成されている。表裏検出部
(15)は第13図に示すように、検出面(72)の一部には
窪み(74)が形成されており、これは表裏検出方式が反
射型であるので光線を乱反射させるために用いられてい
る。即ちこの上方には、一方の傾斜面である検出面(7
2)に対向して部品表裏検出手段である表裏検出素子(6
8)が設けられているが、これには発光素子と受光素子
が設けられており発光素子からの光線は窪み(74)に対
して投光されこの上に部品mが存在しないときにはこの
光を乱反射するので受光素子の受光レベルは低くなって
いる。そして表向きの部品mが至った時には、表側が非
鏡面性であり光を反射しにくい面であり、従って表向き
の部品mが窪み(74)の上を通過したときには表裏検出
素子(68)の受光素子の受光レベルはほとんど変化する
ことがなく、表向きと判断しそのまゝこの部品mを下流
側へと導くようにしているが、裏向きの部品m′が至っ
たときには裏面が鏡面性であるために発光素子からの光
線を指向性をもって受光素子へと反射し、従って受光素
子の受光レベルが高くなって裏向きであると判断する。
すると、第12図に示すように、表裏検出素子(68)の下
流側に取付板(65)を介して取付けられた部品反転手段
である空気噴出ノズル(69)から圧縮空気が供給され、
これは通孔(70)を通り、更にこれに連通する上下方向
の通孔(71)を通ってノズル孔(71a)から圧縮空気が
噴出され、これにより表裏検出素子(68)により裏向き
であると判断された部品m′は他方の傾斜面(73)へと
圧縮空気により反転させられる。即ち、他方の傾斜面
(73)では表側を上向きにして移送されることになる。
れるのであり、この表裏検出部(15)が特許請求の範囲
においての部品表裏矯正装置に相当する。すなわち、表
裏検出部(15)においては第12図に示されるようにV字
形状のトラックを形成しており、一方の斜面が検出面
(72)であり他方の斜面が傾斜面(73)であり、この傾
斜面(73)は裏向きの部品mを表向きに反転させるのに
用いられる移送面として構成されている。表裏検出部
(15)は第13図に示すように、検出面(72)の一部には
窪み(74)が形成されており、これは表裏検出方式が反
射型であるので光線を乱反射させるために用いられてい
る。即ちこの上方には、一方の傾斜面である検出面(7
2)に対向して部品表裏検出手段である表裏検出素子(6
8)が設けられているが、これには発光素子と受光素子
が設けられており発光素子からの光線は窪み(74)に対
して投光されこの上に部品mが存在しないときにはこの
光を乱反射するので受光素子の受光レベルは低くなって
いる。そして表向きの部品mが至った時には、表側が非
鏡面性であり光を反射しにくい面であり、従って表向き
の部品mが窪み(74)の上を通過したときには表裏検出
素子(68)の受光素子の受光レベルはほとんど変化する
ことがなく、表向きと判断しそのまゝこの部品mを下流
側へと導くようにしているが、裏向きの部品m′が至っ
たときには裏面が鏡面性であるために発光素子からの光
線を指向性をもって受光素子へと反射し、従って受光素
子の受光レベルが高くなって裏向きであると判断する。
すると、第12図に示すように、表裏検出素子(68)の下
流側に取付板(65)を介して取付けられた部品反転手段
である空気噴出ノズル(69)から圧縮空気が供給され、
これは通孔(70)を通り、更にこれに連通する上下方向
の通孔(71)を通ってノズル孔(71a)から圧縮空気が
噴出され、これにより表裏検出素子(68)により裏向き
であると判断された部品m′は他方の傾斜面(73)へと
圧縮空気により反転させられる。即ち、他方の傾斜面
(73)では表側を上向きにして移送されることになる。
次に第14図を参照して合流移送面である傾倒部(16)
について説明する。この傾倒部(16)は表裏検出部(1
5)における検出面(72)及び傾斜面(73)の下流側に
連接するが、下流側に向って下方に且つ中央部に向かっ
て下向き傾斜するような三角形状の傾斜面(75a)(75
b)及びこの間に下流側に向かって巾が広くなる平面部
(76)からなっている。即ち、表裏検出部(15)におけ
る一方の検出面(72)と三角形状の一方の傾斜面(75
a)とは連接しているが、検出面(72)に沿って移送さ
れてきた部品mは傾斜面(75a)に至るとこの傾斜面(7
5a)に沿って中央部の平面部(76)へ滑走し表裏を変え
ることなく、即ちそのまゝ表向きで横臥して下流側に導
かれる。同様にして他方の傾斜面(73)によって移送さ
れてきた部品mは他方の傾斜面(75b)へと移送され下
流側へと移送されるとゝもに平面部(76)へと滑走し、
やはり表向きの姿勢を維持して横臥した姿勢で下流側へ
と移送されるようになっている。尚、平面部(76)はボ
ウル(2)の径外方に向かって下向きに傾斜しているの
で、側壁部(77)に片寄って下流側へと移送されるよう
になっている。
について説明する。この傾倒部(16)は表裏検出部(1
5)における検出面(72)及び傾斜面(73)の下流側に
連接するが、下流側に向って下方に且つ中央部に向かっ
て下向き傾斜するような三角形状の傾斜面(75a)(75
b)及びこの間に下流側に向かって巾が広くなる平面部
(76)からなっている。即ち、表裏検出部(15)におけ
る一方の検出面(72)と三角形状の一方の傾斜面(75
a)とは連接しているが、検出面(72)に沿って移送さ
れてきた部品mは傾斜面(75a)に至るとこの傾斜面(7
5a)に沿って中央部の平面部(76)へ滑走し表裏を変え
ることなく、即ちそのまゝ表向きで横臥して下流側に導
かれる。同様にして他方の傾斜面(73)によって移送さ
れてきた部品mは他方の傾斜面(75b)へと移送され下
流側へと移送されるとゝもに平面部(76)へと滑走し、
やはり表向きの姿勢を維持して横臥した姿勢で下流側へ
と移送されるようになっている。尚、平面部(76)はボ
ウル(2)の径外方に向かって下向きに傾斜しているの
で、側壁部(77)に片寄って下流側へと移送されるよう
になっている。
本実施例によれば更に下流側に第2部品表裏整送装置
が設けられており、これは部品表裏整送装置と同様な構
成を有し、これの上流側には、すなわち部品表裏整送装
置の傾倒部(16)との間には上述した部品ひねり部(1
4)と同様な部品ひねり部が設けられており、こゝで部
品mは再びV字型の通路の一方の傾斜面に沿って移送さ
れるべくひねられ、第2表裏検出部(17)に至り上述と
同様な構成に導かれるようになっている。また、第2表
裏検出部(17)の下流側には傾倒部が取付けられてお
り、これら第2表裏検出部(17)及び傾倒部は、部品表
裏整送装置の表裏検出部(15)及び傾倒部(16)と全く
同一の構成を有するのでその説明は省略する。
が設けられており、これは部品表裏整送装置と同様な構
成を有し、これの上流側には、すなわち部品表裏整送装
置の傾倒部(16)との間には上述した部品ひねり部(1
4)と同様な部品ひねり部が設けられており、こゝで部
品mは再びV字型の通路の一方の傾斜面に沿って移送さ
れるべくひねられ、第2表裏検出部(17)に至り上述と
同様な構成に導かれるようになっている。また、第2表
裏検出部(17)の下流側には傾倒部が取付けられてお
り、これら第2表裏検出部(17)及び傾倒部は、部品表
裏整送装置の表裏検出部(15)及び傾倒部(16)と全く
同一の構成を有するのでその説明は省略する。
次に更に下流側に配設される裏部品排除部(18)につ
いて第15図を参照して説明する。第15図においてブロッ
ク(81)の上面に取付板(82)がボルト(83)により固
定されており、この取付板(82)に表裏検出素子(84)
が取付けられている。又、ブロック(81)には圧縮空気
の噴出ノズル(86)が固定されており、これは通孔(8
7)及びノズル(87a)を介して圧縮空気を噴出し、表裏
検出素子(84)の検知信号により裏向きであるときには
表裏検出素子(84)の下方に至った部品m′をボウル
(2)の径内方に排除できるようになっている。即ち、
移送面(85)により移送されてきた部品mは表裏検出素
子(84)により表裏が検出され、表向きの部品mはその
まゝ下流側に導かれるが、裏向きの部品m′が至ると噴
出ノズル(86)に接続される図示しない電磁弁の働きに
より圧縮空気がノズル孔(87a)より噴出され、裏向き
の部品m′がボウル(2)の径内方へ排除される。この
排除された部品m′は通孔(88)を通ってボウル(2)
の内方へ戻される。即ち、本実施例では表裏検出部(1
5)及び第2表裏検出部(17)により表向きの部品mは
そのまま表向きで、裏向きの部品m′は反転させて下流
側へ導くようにしているが、更に確実に表向きの部品m
のみを次工程に供給するために裏部品排除部(18)を設
けている。
いて第15図を参照して説明する。第15図においてブロッ
ク(81)の上面に取付板(82)がボルト(83)により固
定されており、この取付板(82)に表裏検出素子(84)
が取付けられている。又、ブロック(81)には圧縮空気
の噴出ノズル(86)が固定されており、これは通孔(8
7)及びノズル(87a)を介して圧縮空気を噴出し、表裏
検出素子(84)の検知信号により裏向きであるときには
表裏検出素子(84)の下方に至った部品m′をボウル
(2)の径内方に排除できるようになっている。即ち、
移送面(85)により移送されてきた部品mは表裏検出素
子(84)により表裏が検出され、表向きの部品mはその
まゝ下流側に導かれるが、裏向きの部品m′が至ると噴
出ノズル(86)に接続される図示しない電磁弁の働きに
より圧縮空気がノズル孔(87a)より噴出され、裏向き
の部品m′がボウル(2)の径内方へ排除される。この
排除された部品m′は通孔(88)を通ってボウル(2)
の内方へ戻される。即ち、本実施例では表裏検出部(1
5)及び第2表裏検出部(17)により表向きの部品mは
そのまま表向きで、裏向きの部品m′は反転させて下流
側へ導くようにしているが、更に確実に表向きの部品m
のみを次工程に供給するために裏部品排除部(18)を設
けている。
裏部品排除部(18)の下流側には押さえ板(89)が配
設され、この下方の移送面(90)に移送された部品mは
その姿勢を保持しながら、単列、単層で下流側の部品姿
勢保持トラック部(19)に導かれる。次にこの部品姿勢
保持トラック部(19)について第16図を参照して説明す
る。
設され、この下方の移送面(90)に移送された部品mは
その姿勢を保持しながら、単列、単層で下流側の部品姿
勢保持トラック部(19)に導かれる。次にこの部品姿勢
保持トラック部(19)について第16図を参照して説明す
る。
第16図においては上述の連絡トラック部(12)が明示
されるが、この左方に部品姿勢保持トラック部(19)が
配設されている。これは取付ブロック(91)がボルト
(92)によりボウル(2)に対して固定されているが、
この取付ブロック(91)のボウル(2)の径内方部分に
押さえ板(93)がボルト(94)により固定されており、
取付ブロック(91)に形成される溝(95)、即ち、これ
が移送面であるがこの上方の約半分を覆うように取付け
られている。そして取付ブロック(91)のボウル(2)
の径内方側部分は側壁部(91a)として働く。第16図に
示すように部品mは横方向においても高さ方向において
もその姿勢が規制されることにより、次工程には確実に
表向きで単層、単列で所定の姿勢で供給されるようにな
っている。
されるが、この左方に部品姿勢保持トラック部(19)が
配設されている。これは取付ブロック(91)がボルト
(92)によりボウル(2)に対して固定されているが、
この取付ブロック(91)のボウル(2)の径内方部分に
押さえ板(93)がボルト(94)により固定されており、
取付ブロック(91)に形成される溝(95)、即ち、これ
が移送面であるがこの上方の約半分を覆うように取付け
られている。そして取付ブロック(91)のボウル(2)
の径内方側部分は側壁部(91a)として働く。第16図に
示すように部品mは横方向においても高さ方向において
もその姿勢が規制されることにより、次工程には確実に
表向きで単層、単列で所定の姿勢で供給されるようにな
っている。
本発明の実施例による振動パーツフィーダは以上のよ
うに構成されるのであるが、次にこの作用について説明
する。
うに構成されるのであるが、次にこの作用について説明
する。
長方形状の部品mはボウル(2)内に多量に投入され
ているものとする。コイル(7)に交流を通電すると、
ねじり振動力が発生し、ボウル(2)は公知のねじり振
動を行う。これにより螺旋状のトラック(3)に沿って
部品mは移送され、切欠(20)に至ると多列で至った部
品mはこゝで1列とされ、下流側へと導かれる。即ち、
流量を規制して下流側へと導くことになる。そして部品
排除装置(11)に至るが、今この部品排除装置(11)に
おいてはゲートブロック(36)は閉位置を取っており、
部品mはゲート部(36a)に沿って移送され、下流側へ
と進行する。そして螺旋状の排出端に接続される連絡ト
ラック部(12)に至ると第3図で明らかなように、部品
mは傾斜した側壁部(40a)(40b)の作用を受けて、中
央部の移送面(40c)へと滑動させる力を受けるのであ
るがこれによって横向きの部品mは長手方向を移送方向
に向けるような作用も受け、従って大部分の部品mは連
絡トラック部(12)を通過した後は長手方向を移送方向
に向けて整列トラック部(13)へと導かれる。整列トラ
ック部(13)においては第6図に明示されるように移送
路(47)に沿って且つボウル(2)の径内方の側壁部
(48)に片寄って移送されるのであるが、こゝに多列で
至った部品mは溝(44)へと落下し、こゝをねじり振動
を受けて移送され、貫通孔(45)に落下し、通孔(46)
を通ってボウル(2)内へと戻される。又、移送路(4
7)上で重なった部品mは、移送路(47)の底面から側
壁部(48)の上面までの高さが部品mの厚みよりは小さ
くしていることにより、且つ移送路(47)がボウル
(2)の径内方へと下向きに傾斜しているのでボウル
(2)の径内方に向かって滑落する。次いで移送路(4
7)を通過した部品mは部品ひねり部(14)に導かれる
のであるが第7図乃至第9図に示されるように下流側に
向うにつれてV字状のV溝(51)は徐々に連続的に深く
なり、これに伴い部品mは側壁部(50)に片寄って移送
されるようになる。又、V溝(51)からV溝(52)、
(54)と漸次深くなることにより、部品mの上面がボウ
ル(2)の上方を向いていたのが徐々にボウル(2)の
径内方を向く方向に回動力を受け、部品mのボウル
(2)の径内方側の側面が第9図に示すように側壁部
(54b)と当接若しくはそれに近い状態で斜面側壁部(5
4a)上を移送される。そして第11図に示すように一方の
斜面側壁部(54a)が傾斜面(63)に接続し、他方の側
壁部(54b)が切欠かれて狭路となる傾斜面(64)に接
続して、傾斜面(63)(64)よりなるトラックを傾斜面
(63)に沿って移送される。尚、傾斜面(64)は部品m
の厚みとほゞ等しいので重なってこゝに至った部品mは
切欠部(62)へ滑落しボウル(2)の内部に戻される。
次に部品mは第12図及び第13図に明示される表裏検出部
(15)へと導かれるのであるが、第11図に明示されるよ
うな傾斜面(63)はこの表裏検出部(15)における傾斜
した検出面(72)に面一で接続し、部品mはこの検出面
(72)に導かれる。又、傾斜面(63)と検出面(72)が
従来と異なり段差を形成せず面一で接続されているた
め、傾斜面(63)から検出面(72)に移行するときに衝
撃力を受け他方の傾斜面(73)に向かって反跳力により
反転することがなく部品mは検出面(72)に導入され
る。そして部品mは検出面(72)を単層、単列で導入さ
れ、即ち1個づゝ部品mはこゝを移送され、今この部品
mの表側が非鏡面性であり、裏側が鏡面性であることに
より、第13図に明示されるような窪み(74)上に部品m
が至っても表向きの部品mであればこの上方にある表裏
検出素子(68)の受光レベルは部品mが窪み(74)の上
を通過しない時とほとんど変化せず、圧縮空気がノズル
孔(71a)から噴出することなくこの検出面(72)上を
下流側に移送されるが、裏向きの部品m′、即ち鏡面性
の面を表裏検出素子(68)側に向けた部品m′は窪み
(74)の上方に至ると表裏検出素子(68)の受光レベル
が大きく変化し、これによりノズル孔(71a)より圧縮
空気が噴出し、部品m′は他方の傾斜面(73)へ反転さ
れ、裏側、即ち鏡面性のある面を下向きにして、非鏡面
性の表側を上向きにして下流側へ導かれる。そして表裏
検出部(15)から傾倒部(16)へと導かれるのである。
傾斜面(73)を移送されてきた部品m′は傾斜面(75
b)上を下方に滑走して平面部(76)においては全ての
部品mが表向きとなって下流側へと導かれる。尚、平面
部(76)はボウル(2)の径外方に向かって下向きに傾
斜しているので側壁部(77)に沿って移送される。又、
検出面(72)上を表側を上向きにして移送される部品m
は傾斜面(75a)へと導かれ、傾斜面(75a)上を下方に
滑走して平面部(76)に表側を上向きにして横臥した姿
勢で導かれる。尚、理論的には表裏検出部(15)により
全ての部品mが傾倒部(16)の平面部(76)においては
表側を上向きにして下流側に導かれるのであるが、中に
は部品mのばりや振動の不均一により傾倒部(16)を通
過しても尚、裏向きの部品m′が存在する場合がある。
あるいは部品投入時に表裏検出部(15)の下流側にはね
とんだ部品mがある場合がある。第2表裏検出部(17)
はこれに対処するためのものであり、確実に次工程へ全
ての部品mを表向きにして供給している。そして更にこ
の下流側には裏部品排除部(18)が設けられており、こ
れは第15図に明示されるが、こゝでは移送面(85)に沿
って移送され、表裏検出素子(84)の下方に至りもし裏
向きであると検知されると、図示しない電磁弁が開放さ
れ圧縮空気が噴出ノズル(86)を通ってノズル孔(87
a)より噴出し、裏向きである部品m′をボウル(2)
の内方へ排除し、通孔(88)を通ってボウル(2)の内
部に戻されるようになっている。よって裏部品排除部
(18)を通過した部品mは全て表向きであり、押さえ板
(89)の下方の移送面(90)を通って部品姿勢保持トラ
ック部(19)に導かれ、その姿勢を保持して、表向きの
部品mが次工程に1個ずつ供給されることができる。
ているものとする。コイル(7)に交流を通電すると、
ねじり振動力が発生し、ボウル(2)は公知のねじり振
動を行う。これにより螺旋状のトラック(3)に沿って
部品mは移送され、切欠(20)に至ると多列で至った部
品mはこゝで1列とされ、下流側へと導かれる。即ち、
流量を規制して下流側へと導くことになる。そして部品
排除装置(11)に至るが、今この部品排除装置(11)に
おいてはゲートブロック(36)は閉位置を取っており、
部品mはゲート部(36a)に沿って移送され、下流側へ
と進行する。そして螺旋状の排出端に接続される連絡ト
ラック部(12)に至ると第3図で明らかなように、部品
mは傾斜した側壁部(40a)(40b)の作用を受けて、中
央部の移送面(40c)へと滑動させる力を受けるのであ
るがこれによって横向きの部品mは長手方向を移送方向
に向けるような作用も受け、従って大部分の部品mは連
絡トラック部(12)を通過した後は長手方向を移送方向
に向けて整列トラック部(13)へと導かれる。整列トラ
ック部(13)においては第6図に明示されるように移送
路(47)に沿って且つボウル(2)の径内方の側壁部
(48)に片寄って移送されるのであるが、こゝに多列で
至った部品mは溝(44)へと落下し、こゝをねじり振動
を受けて移送され、貫通孔(45)に落下し、通孔(46)
を通ってボウル(2)内へと戻される。又、移送路(4
7)上で重なった部品mは、移送路(47)の底面から側
壁部(48)の上面までの高さが部品mの厚みよりは小さ
くしていることにより、且つ移送路(47)がボウル
(2)の径内方へと下向きに傾斜しているのでボウル
(2)の径内方に向かって滑落する。次いで移送路(4
7)を通過した部品mは部品ひねり部(14)に導かれる
のであるが第7図乃至第9図に示されるように下流側に
向うにつれてV字状のV溝(51)は徐々に連続的に深く
なり、これに伴い部品mは側壁部(50)に片寄って移送
されるようになる。又、V溝(51)からV溝(52)、
(54)と漸次深くなることにより、部品mの上面がボウ
ル(2)の上方を向いていたのが徐々にボウル(2)の
径内方を向く方向に回動力を受け、部品mのボウル
(2)の径内方側の側面が第9図に示すように側壁部
(54b)と当接若しくはそれに近い状態で斜面側壁部(5
4a)上を移送される。そして第11図に示すように一方の
斜面側壁部(54a)が傾斜面(63)に接続し、他方の側
壁部(54b)が切欠かれて狭路となる傾斜面(64)に接
続して、傾斜面(63)(64)よりなるトラックを傾斜面
(63)に沿って移送される。尚、傾斜面(64)は部品m
の厚みとほゞ等しいので重なってこゝに至った部品mは
切欠部(62)へ滑落しボウル(2)の内部に戻される。
次に部品mは第12図及び第13図に明示される表裏検出部
(15)へと導かれるのであるが、第11図に明示されるよ
うな傾斜面(63)はこの表裏検出部(15)における傾斜
した検出面(72)に面一で接続し、部品mはこの検出面
(72)に導かれる。又、傾斜面(63)と検出面(72)が
従来と異なり段差を形成せず面一で接続されているた
め、傾斜面(63)から検出面(72)に移行するときに衝
撃力を受け他方の傾斜面(73)に向かって反跳力により
反転することがなく部品mは検出面(72)に導入され
る。そして部品mは検出面(72)を単層、単列で導入さ
れ、即ち1個づゝ部品mはこゝを移送され、今この部品
mの表側が非鏡面性であり、裏側が鏡面性であることに
より、第13図に明示されるような窪み(74)上に部品m
が至っても表向きの部品mであればこの上方にある表裏
検出素子(68)の受光レベルは部品mが窪み(74)の上
を通過しない時とほとんど変化せず、圧縮空気がノズル
孔(71a)から噴出することなくこの検出面(72)上を
下流側に移送されるが、裏向きの部品m′、即ち鏡面性
の面を表裏検出素子(68)側に向けた部品m′は窪み
(74)の上方に至ると表裏検出素子(68)の受光レベル
が大きく変化し、これによりノズル孔(71a)より圧縮
空気が噴出し、部品m′は他方の傾斜面(73)へ反転さ
れ、裏側、即ち鏡面性のある面を下向きにして、非鏡面
性の表側を上向きにして下流側へ導かれる。そして表裏
検出部(15)から傾倒部(16)へと導かれるのである。
傾斜面(73)を移送されてきた部品m′は傾斜面(75
b)上を下方に滑走して平面部(76)においては全ての
部品mが表向きとなって下流側へと導かれる。尚、平面
部(76)はボウル(2)の径外方に向かって下向きに傾
斜しているので側壁部(77)に沿って移送される。又、
検出面(72)上を表側を上向きにして移送される部品m
は傾斜面(75a)へと導かれ、傾斜面(75a)上を下方に
滑走して平面部(76)に表側を上向きにして横臥した姿
勢で導かれる。尚、理論的には表裏検出部(15)により
全ての部品mが傾倒部(16)の平面部(76)においては
表側を上向きにして下流側に導かれるのであるが、中に
は部品mのばりや振動の不均一により傾倒部(16)を通
過しても尚、裏向きの部品m′が存在する場合がある。
あるいは部品投入時に表裏検出部(15)の下流側にはね
とんだ部品mがある場合がある。第2表裏検出部(17)
はこれに対処するためのものであり、確実に次工程へ全
ての部品mを表向きにして供給している。そして更にこ
の下流側には裏部品排除部(18)が設けられており、こ
れは第15図に明示されるが、こゝでは移送面(85)に沿
って移送され、表裏検出素子(84)の下方に至りもし裏
向きであると検知されると、図示しない電磁弁が開放さ
れ圧縮空気が噴出ノズル(86)を通ってノズル孔(87
a)より噴出し、裏向きである部品m′をボウル(2)
の内方へ排除し、通孔(88)を通ってボウル(2)の内
部に戻されるようになっている。よって裏部品排除部
(18)を通過した部品mは全て表向きであり、押さえ板
(89)の下方の移送面(90)を通って部品姿勢保持トラ
ック部(19)に導かれ、その姿勢を保持して、表向きの
部品mが次工程に1個ずつ供給されることができる。
次に部品排除装置(11)の作用について説明する。
処理する部品mの種類を代えたい場合、例えば同一形
状であるが厚みの異なる部品mに代えたい場合、先の残
存部品mを排除しなければならないが、このときには第
5図において、ボルト(34)を緩めることによりコイル
ばね(35)の張力が弱まり、ゲートブロック(36)を取
付板(30)に押しつけていた力が弱まり、ゲートブロッ
ク(36)は回動自在となる。ゲートブロック(36)を回
動させ、切欠部(36b)をトラック(3)と通孔(39)
とを連通させ、更にトラック(3)側の開口を最大にな
るような位置に向けて、再びボルト(34)を締めつけ、
コイルばね(35)の圧縮力を高めゲートブロック(36)
を固定する。ボルト(34)はコイルばね(35)による圧
縮力を受けているため、振動力により緩むことがないの
で、ゲートブロック(36)はトラック(3)と通孔(3
9)を連通した状態を維持する。残存部品mはねじり振
動力を受けて移送され、こゝに至ると切欠部(36b)を
介して通路(39)を通ってボウル(2)の外部に排除さ
れる。又、こゝより上流側の部品mは部品姿勢保持トラ
ック部(19)の排出端より外部に排除される。全ての部
品mが外部に排除された後には再びボルト(34)を緩
め、ゲートブロック(36)のゲート部(36a)がトラッ
ク(3)の側壁部(38)と整列する位置でボルト(34)
を締め付けコイルばね(35)のばね力によりゲートブロ
ック(36)は固定される。
状であるが厚みの異なる部品mに代えたい場合、先の残
存部品mを排除しなければならないが、このときには第
5図において、ボルト(34)を緩めることによりコイル
ばね(35)の張力が弱まり、ゲートブロック(36)を取
付板(30)に押しつけていた力が弱まり、ゲートブロッ
ク(36)は回動自在となる。ゲートブロック(36)を回
動させ、切欠部(36b)をトラック(3)と通孔(39)
とを連通させ、更にトラック(3)側の開口を最大にな
るような位置に向けて、再びボルト(34)を締めつけ、
コイルばね(35)の圧縮力を高めゲートブロック(36)
を固定する。ボルト(34)はコイルばね(35)による圧
縮力を受けているため、振動力により緩むことがないの
で、ゲートブロック(36)はトラック(3)と通孔(3
9)を連通した状態を維持する。残存部品mはねじり振
動力を受けて移送され、こゝに至ると切欠部(36b)を
介して通路(39)を通ってボウル(2)の外部に排除さ
れる。又、こゝより上流側の部品mは部品姿勢保持トラ
ック部(19)の排出端より外部に排除される。全ての部
品mが外部に排除された後には再びボルト(34)を緩
め、ゲートブロック(36)のゲート部(36a)がトラッ
ク(3)の側壁部(38)と整列する位置でボルト(34)
を締め付けコイルばね(35)のばね力によりゲートブロ
ック(36)は固定される。
以上、本発明の実施例について説明したが勿論本発明
はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に基
づいて種々の変形が可能である。
はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に基
づいて種々の変形が可能である。
例えば、以上の実施例では部品mの表裏を確実に選別
するために、表裏検出部(15)及び第2表裏検出部(1
7)が用いられ、更に裏部品排除部(18)も設けたが、
勿論、場合によっては第2表裏検出部(17)及び裏部品
排除部(18)を省略することもできる。また表裏検出部
(15)の検出面(72)に段差なく導くために第7図乃至
第9図に示すV字状のV溝(51)(52)(54)を漸次深
くすることにより、部品の姿勢をひねり、このひねった
後は第11図に示すように狭路となった傾斜面(64)に沿
って傾斜面(63)に横臥した姿勢で単列、単層で移送し
たが、場合によっては傾斜面(64)を狭路とせず、第9
図に示すV字形状のV溝(54)を第12図に示す表裏検出
部(15)の下方のV字状の溝に整列して接続するように
してもよい。
するために、表裏検出部(15)及び第2表裏検出部(1
7)が用いられ、更に裏部品排除部(18)も設けたが、
勿論、場合によっては第2表裏検出部(17)及び裏部品
排除部(18)を省略することもできる。また表裏検出部
(15)の検出面(72)に段差なく導くために第7図乃至
第9図に示すV字状のV溝(51)(52)(54)を漸次深
くすることにより、部品の姿勢をひねり、このひねった
後は第11図に示すように狭路となった傾斜面(64)に沿
って傾斜面(63)に横臥した姿勢で単列、単層で移送し
たが、場合によっては傾斜面(64)を狭路とせず、第9
図に示すV字形状のV溝(54)を第12図に示す表裏検出
部(15)の下方のV字状の溝に整列して接続するように
してもよい。
以上述べたように本発明の振動部品供給機における部
品表裏整送装置によれば、部品の表裏を確実に選択して
次工程に供給できる。
品表裏整送装置によれば、部品の表裏を確実に選択して
次工程に供給できる。
第1図は本発明の実施例による振動パーツフィーダの平
面図、第2図は同部分破断側面図、第3図は連絡トラッ
ク部を示すための第1図におけるIII−III線方向の拡大
断面図、第4図は部品排除装置及びこの近傍を示すため
の第1図におけるIV−IV線方向の拡大断面図、第5図は
部品排除装置の構成を示す斜視図、第6図は整列トラッ
ク部を示すための第1図におけるVI−VI線方向の拡大断
面図、第7図乃至第9図はそれぞれ部品ひねり部を示す
ための第1図におけるVII−VII線方向、VIII−VIII線方
向及びIX−IX線方向の拡大断面図、第10図は整列トラッ
ク部と部品ひねり部の斜視図、第11図は、第1図におけ
るXI−XI線方向の拡大断面図、第12図は部品表裏検出部
を示すための第1図におけるXII−XII線方向の拡大断面
図、第13図は同部品表裏検出部を示すための第12図にお
けるXIII−XIII線方向の拡大平面図、第14図は傾倒部の
斜視図、第15図は裏部品排除部を示すための第1図にお
けるXV−XV線方向の拡大断面図及び第16図は部品姿勢保
持トラック部を示すための第1図におけるXVI−XVI線方
向の拡大断面図である。 なお図において、 (1)……振動パーツフィーダ (3)……トラック (12)……連絡トラック部 (15)……表裏検出部 (16)……傾倒部 (51)……V溝 (52)……V溝 (54)……V溝 (63)……傾斜面 (69)……空気噴出ノズル (72)……検出面 (73)……傾斜面
面図、第2図は同部分破断側面図、第3図は連絡トラッ
ク部を示すための第1図におけるIII−III線方向の拡大
断面図、第4図は部品排除装置及びこの近傍を示すため
の第1図におけるIV−IV線方向の拡大断面図、第5図は
部品排除装置の構成を示す斜視図、第6図は整列トラッ
ク部を示すための第1図におけるVI−VI線方向の拡大断
面図、第7図乃至第9図はそれぞれ部品ひねり部を示す
ための第1図におけるVII−VII線方向、VIII−VIII線方
向及びIX−IX線方向の拡大断面図、第10図は整列トラッ
ク部と部品ひねり部の斜視図、第11図は、第1図におけ
るXI−XI線方向の拡大断面図、第12図は部品表裏検出部
を示すための第1図におけるXII−XII線方向の拡大断面
図、第13図は同部品表裏検出部を示すための第12図にお
けるXIII−XIII線方向の拡大平面図、第14図は傾倒部の
斜視図、第15図は裏部品排除部を示すための第1図にお
けるXV−XV線方向の拡大断面図及び第16図は部品姿勢保
持トラック部を示すための第1図におけるXVI−XVI線方
向の拡大断面図である。 なお図において、 (1)……振動パーツフィーダ (3)……トラック (12)……連絡トラック部 (15)……表裏検出部 (16)……傾倒部 (51)……V溝 (52)……V溝 (54)……V溝 (63)……傾斜面 (69)……空気噴出ノズル (72)……検出面 (73)……傾斜面
Claims (1)
- 【請求項1】振動により板状の部品を移送させるように
し、断面形状がほぼV字状のトラックと、該トラックの
一方の傾斜面に対向して設けられた部品表裏検出手段
と、該部品表裏検出手段の検出位置に近接して下流側の
前記一方の傾斜面に設けられた部品反転手段とから成る
部品表裏矯正装置とを具備し、前記一方の傾斜面上に導
かれた前記部品のうち、前記部品表裏検出手段により裏
であると検出された前記部品は前記部品反転手段により
前記トラックの他方の傾斜面へと反転駆動された後、前
記他方の傾斜面に沿って移送され、下流側の合流移送面
において前記一方の傾斜面に沿って移送された前記部品
と、前記他方の傾斜面に沿って移送されてきた前記部品
とを合流するようにした振動部品供給機における部品表
裏整送装置において、前記他方の傾斜面の上流側に、該
他方の傾斜面に連接される第1傾斜面と、前記一方の傾
斜面より水平に対する傾斜角が小さく、前記第1傾斜面
の下縁部にまで延びて形成される第2傾斜面と、該第2
傾斜面の下縁部に連接して、前記一方の傾斜面と傾斜角
が等しく、下流側に進むにつれて、順次その巾が大きく
なるように形成された第3傾斜面とから成る部品ひねり
部を設け、前記第3傾斜面は前記一方の傾斜面に面一に
連接され、前記第2傾斜面上には上流側から部品が単
層、単列で供給され、前記第1傾斜面側へと片寄って移
送されるようにしたことを特徴とする振動部品供給機に
おける部品表裏整送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63195146A JP2551112B2 (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 振動部品供給機における部品表裏整送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63195146A JP2551112B2 (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 振動部品供給機における部品表裏整送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0248328A JPH0248328A (ja) | 1990-02-19 |
JP2551112B2 true JP2551112B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=16336203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63195146A Expired - Lifetime JP2551112B2 (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 振動部品供給機における部品表裏整送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2551112B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4534271B2 (ja) * | 1999-08-04 | 2010-09-01 | シンフォニアテクノロジー株式会社 | 部品姿勢選別装置 |
JP4967418B2 (ja) * | 2006-03-31 | 2012-07-04 | シンフォニアテクノロジー株式会社 | 部品供給装置 |
CN104760736B (zh) * | 2015-04-16 | 2016-11-09 | 潍坊路加精工有限公司 | 一种光猫管体打标装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5974811A (ja) * | 1982-10-22 | 1984-04-27 | Shinko Electric Co Ltd | 振動部品供給機における部品表裏整送装置 |
-
1988
- 1988-08-04 JP JP63195146A patent/JP2551112B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0248328A (ja) | 1990-02-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3514053B2 (ja) | 部品整送装置 | |
JP2551112B2 (ja) | 振動部品供給機における部品表裏整送装置 | |
JPH09239169A (ja) | 縫製用ボタン取付ミシンへのボタン自動供給装置 | |
JP4034891B2 (ja) | 振動式部品供給機における部品表裏整列装置 | |
JPH0127928B2 (ja) | ||
JP4470278B2 (ja) | 部品整送方法及びその装置 | |
JPH01313210A (ja) | 振動複数列部品供給機 | |
JPH09221217A (ja) | 部品整送装置 | |
KR100347059B1 (ko) | 진동부품공급장치 | |
JPH0134894B2 (ja) | ||
WO2021229936A1 (ja) | ボルト供給装置 | |
JP4441954B2 (ja) | 部品整列装置 | |
JP3546476B2 (ja) | 部品の整送装置 | |
JPH08231031A (ja) | 振動パーツフィーダ及びこれに使用される光ファイバセンサ | |
JP2001130734A (ja) | 微小部品整列供給装置 | |
JP4524856B2 (ja) | 部品選別供給装置 | |
JP3259610B2 (ja) | 部品整送装置 | |
JPH0524632A (ja) | 偏平円柱形状の部品用振動部品整送装置 | |
JPH0544915U (ja) | 振動部品供給機 | |
JPH0221458Y2 (ja) | ||
JPH0665568B2 (ja) | 振動部品供給機 | |
JPH09156755A (ja) | 部品の姿勢判別装置 | |
JP3114435B2 (ja) | 円形皿状部品の整列装置 | |
JPH07251917A (ja) | 振動部品整送装置 | |
JPH01288516A (ja) | 振動部品整送装置の制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |