JP2001342057A - ガラスセラミック焼結体およびそれを用いた多層配線基板 - Google Patents

ガラスセラミック焼結体およびそれを用いた多層配線基板

Info

Publication number
JP2001342057A
JP2001342057A JP2000161605A JP2000161605A JP2001342057A JP 2001342057 A JP2001342057 A JP 2001342057A JP 2000161605 A JP2000161605 A JP 2000161605A JP 2000161605 A JP2000161605 A JP 2000161605A JP 2001342057 A JP2001342057 A JP 2001342057A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
dielectric constant
thermal expansion
wiring board
sintered body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000161605A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3805173B2 (ja
Inventor
Kenichi Nagae
謙一 永江
Shinichi Suzuki
晋一 鈴木
Yoshihiro Nakao
吉宏 中尾
Masaya Kokubu
正也 國分
Masahiko Azuma
昌彦 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2000161605A priority Critical patent/JP3805173B2/ja
Priority to US09/773,161 priority patent/US6447888B2/en
Publication of JP2001342057A publication Critical patent/JP2001342057A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3805173B2 publication Critical patent/JP3805173B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/095Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00 with a principal constituent of the material being a combination of two or more materials provided in the groups H01L2924/013 - H01L2924/0715
    • H01L2924/097Glass-ceramics, e.g. devitrified glass
    • H01L2924/09701Low temperature co-fired ceramic [LTCC]

Landscapes

  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】焼結性に優れ、高熱膨張ガラスセラミック焼結
体と同時焼成が可能であり、かつ高熱膨張係数および高
誘電率を有するガラスセラミック焼結体と、有機樹脂を
絶縁材料とするプリント基板への実装信頼性に優れ、か
つコンデンサを内蔵した配線基板を得る。 【解決手段】40〜400℃における熱膨張係数が6〜
18×10-6/℃のガラス成分50〜70体積%と、フ
ィラー成分30〜50体積%とからなり、該フィラー成
分としてa)チタン酸ランタンと、b)チタン酸塩と、
c)ジルコニウム含有酸化物と、を含み、40〜400
℃における熱膨張係数が8×10-6/℃以上、1MHz
の比誘電率14以上のガラスセラミック焼結体を多層配
線基板の内層として少なくとも1層使用し、該層の上下
面にメタライズ電極を形成することにより多層配線基板
にコンデンサを内蔵させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高熱膨張係数を有
するガラスセラミックスと同時焼成可能な、高誘電率の
ガラスセラミック焼結体と、かかる高誘電率セラミック
スを具備した多層配線基板に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、多層配線基板は、絶縁層が多層に積
層された絶縁基板の表面または内部にメタライズ配線層
が配設された構造からなり、代表的な例として、LSI
等の半導体素子収納用パッケージが挙げられる。このよ
うなパッケージとしては、絶縁層がアルミナ等のセラミ
ックスからなるものが多用され、さらに最近では、銅メ
タライズと同時焼成を可能にしたガラスセラミックスを
絶縁基板とするものも実用化されている。
【0003】このようなセラミックス多層配線基板にお
いては、半導体素子の集積度が高まるに従い、プリント
基板などの外部回路基板と接続するための接続端子数も
増大する傾向にあり、より小型化を図る方法として、セ
ラミック多層配線基板の下面に半田からなる球状の接続
端子を取り付けた、ボールグリッドアレイ(BGA)が
接続端子を最も高密度化できる構造として知られてい
る。このボールグリッドアレイ(BGA)は、外部電気
回路上の配線導体上に前記接続端子を載置当設させ、2
50〜400℃の温度で加熱処理することにより、前記
接続端子を溶融させて接続する。
【0004】この実装方法では、従来のアルミナ、ムラ
イトなどのセラミックスを用いたセラミックス回路基板
の熱膨張係数が約4〜7×10-6/℃であるのに対し、
該基板を半田実装するガラス−エポキシ絶縁層を用いた
プリント基板の熱膨張係数は、約11〜18×10-6
℃であったため、半導体素子の作動時に発する熱によ
り、セラミックス多層配線基板と外部回路基板の熱膨張
差に起因する大きな熱応力が発生するという問題があっ
た。そして、この熱応力は接続端子数が増加するほど影
響が大きくなり、半導体素子の作動と停止の繰り返しに
よりこの熱応力が接続端子に印加され、接続端子が配線
導体より剥離するという問題があった。
【0005】このような問題に対して、本出願人は、高
熱膨張のガラスと高熱膨張のフィラーを用いた高熱膨張
ガラスセラミック焼結体によって絶縁基板を形成した配
線基板を提案した。
【0006】一方、携帯電話、ノートパソコン等の携帯
用情報端末の急激な普及に伴い、搭載される電子部品の
小型化が強く望まれている。一例として、携帯電話のス
イッチング回路及びパワーアンプ回路は、複数の抵抗体
およびコンデンサにより構成され、従来、これらの素子
は個々に電気回路基板上に設置されており、小型化及び
製造コスト削減の妨げとなっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】携帯用電子機器などに
搭載される電子部品を小型化するためには、半導体素子
を収納するセラミックス配線基板のみならず、該配線基
板を実装するプリント板などの外部回路基板を小型化す
る必要がある。しかし、従来はセラミックス配線基板、
コンデンサ、および抵抗を個々に外部回路基板上に実装
していたため、小型化が困難という問題、および実装の
ための製造コストが高くなるという問題があった。
【0008】そこで、セラミックス多層配線基板の内部
に、高誘電率のセラミックス層を介装させたコンデンサ
内蔵基板が提案されている。高誘電率の誘電体材料とし
ては、従来からBaO−TiO2系、PbO−TiO2
などを主とする複合ペロブスカイト系誘電体材料が知ら
れているが、かかる誘電体材料はガラスセラミックスと
同時焼成することができない。
【0009】そこで、本出願人は、先に高熱膨張のガラ
スとフィラー成分としてBaTiO 3、CaTiO3など
を添加した高熱膨張、高誘電率系のガラスセラミック焼
結体を提案した。
【0010】しかしながら、かかるガラスセラミック焼
結体では、ガラスの種類によっては上記のBaTi
3、CaTiO3によって焼結性が大きく阻害され、低
温で緻密質な焼結体が得られないという問題があった。
【0011】従って、本発明は、焼結性に優れ、高熱膨
張ガラスセラミック焼結体と同時焼成が可能であり、か
つ高熱膨張係数および高誘電率を有するガラスセラミッ
ク焼結体と、有機樹脂を絶縁材料とするプリント基板へ
の実装信頼性に優れ、かつコンデンサを内蔵した多層配
線基板を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
に対して種々検討を重ねた結果、高熱膨張のガラス成分
に、フィラーとしてチタン酸ランタンと、チタン酸バリ
ウム、チタン酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム、
チタニアの群から選ばれる少なくとも1種と、ジルコニ
ウム含有酸化物のうちの少なくとも1種を添加含有させ
ることによって、焼結性を損なうことなく高熱膨張化と
ともに高誘電率化を同時に達成でき、かつ従来の高熱膨
張ガラスセラミック焼結体と同時焼成可能なガラスセラ
ミック焼結体が得られることを見出し、本発明に至っ
た。
【0013】即ち、本発明のガラスセラミック焼結体
は、ガラス成分50〜70体積%と、フィラー成分30
〜50体積%とからなり、該フィラー成分として、a)
チタン酸ランタンと、b)チタン酸カルシウム、チタン
酸ストロンチウム、チタン酸バリウム、チタニアの群か
ら選ばれる少なくとも1種と、c)ジルコニウム含有酸
化物から選ばれる少なくとも1種と、を含み、40〜4
00℃における熱膨張係数が8×10-6/℃以上であ
り、かつ1MHzにおける比誘電率が14以上であるこ
とを特徴とするものである。
【0014】なお、上記の構成においては、前記a)の
含有量をx、b)の含有量を(1−x)として両成分の
重量比を表した場合、xが0.2≦x≦0.8の範囲に
あることが、あるいは前記c)の含有量をy、前記a)
とb)との合計量を(1−y)として両成分の重量比を
表した場合、yが0.05≦y≦0.3の範囲にあるこ
とが望ましい。また前記ガラス成分は、40〜400℃
における熱膨張係数が6〜18×10-6/℃であること
が望ましい。
【0015】さらに、本発明によれば、上記のガラスセ
ラミック焼結体をセラミックス絶縁層が多層に積層され
た絶縁基板の表面および/または内部にメタライズ配線
層が配設されている多層配線基板における絶縁基板とし
て用いる。
【0016】なお、かかる多層配線基板においては、前
記高誘電率のガラスセラミック焼結体からなる絶縁層
が、40〜400℃における熱膨張係数が6〜18×1
-6/℃のガラス成分50〜70体積%と、フィラー成
分30〜50体積%とからなり、比誘電率が10未満の
低誘電率ガラスセラミック焼結体からなる絶縁層と積層
されてなること、あるいは前記高誘電率のガラスセラミ
ック焼結体からなる絶縁層が、一対の電極層間に配設さ
れており、該一対の電極によって所定の静電容量が引き
出されることが望ましい。
【0017】かかる発明によれば、絶縁基板として用い
るガラスセラミック焼結体が、いずれも高熱膨張特性を
具備することから、プリント基板などの有機樹脂を含む
絶縁基体からなる外部回路基板に実装した状態で、熱サ
イクルが印加されても、熱膨張差に起因する熱応力の発
生を抑制することができる結果、長期にわたり安定した
実装が可能となる。しかも、このガラスセラミック焼結
体は、高熱膨張特性に加え、高誘電率を有することか
ら、コンデンサとして高い静電容量を引き出すことでき
るためにコンデンサ素子などの部品を基板に実装する必
要がなく、配線基板を含めた電子機器の小型化に寄与す
ることができる。しかも、このガラスセラミック焼結体
は、低誘電率の高熱膨張ガラスセラミック焼結体との積
層化が可能であるために、配線基板内に高誘電率ガラス
セラミック焼結体を内蔵させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明のガラスセラミック焼結体
は、ガラス成分とフィラー成分によって構成される。ガ
ラス成分とフィラー成分とは、ガラス成分:50〜70
体積%と、フィラー成分:30〜50体積%の割合で配
合する。これは、ガラス成分が50体積%よりも少な
く、フィラー成分が50体積%よりも多いと、銅と同時
焼成可能な温度域において良好な緻密体が得られず、ガ
ラス成分が70体積%よりも多く、フィラー成分が30
体積%よりも少ない場合、焼結体としての誘電率を高め
ることが難しくなるためである。 (ガラス)ガラス成分としては、40〜400℃におけ
る熱膨張係数が6〜18×10-6/℃あることが焼結体
の高熱膨張化を図る上で望ましい。また、基板の製造過
程でめっき工程を必要とすることから、耐薬品性を有す
ることが望まれる。
【0019】このような高熱膨張のガラス成分として
は、公知の高熱膨張性のガラスが使用でき、例えばリチ
ウム珪酸系ガラス、PbO系ガラス、BaO系ガラス、
ZnO系ガラスなどが使用することができる。なお、上
記ガラス成分の熱膨張係数は、結晶化ガラスの場合に
は、焼成温度で熱処理した後の熱膨張係数を示すもので
あり、線膨張係数を意味する。
【0020】リチウム珪酸系ガラスとしては、Li2
を5〜30重量%、特に5〜20重量%の割合で含有す
るものであり、焼成後に高熱膨張係数を有するリチウム
珪酸を析出するものが好適に使用される。また、上記リ
チウム珪酸系ガラスとしては、Li2O以外にSiO2
必須の成分として含むが、SiO2はガラス全量中、6
0〜85重量%の割合で存在し、SiO2とLi2Oとの
合量がガラス全量中、65〜95重量%であることがリ
チウム珪酸結晶を析出させる上で望ましい。
【0021】また、こららの成分以外に、Al23、M
gO、TiO2、B23、Na2O、K2O、P25、Z
nO、Fなどが配合されていてもよい。なお、リチウム
珪酸ガラス中には、B23は1重量%以下であること
が、耐薬品性、耐水性の点から望ましい。
【0022】PbO系ガラスとしては、PbOを主成分
とし、さらにB23、SiO2のうち少なくとも一成分
を含有するものであり、焼成後にPbSiO3、PbZ
nSiO4などの高熱膨張の結晶相が析出するものが好
適に使用される。とりわけPbO(65〜85重量%)
−B23(5〜15重量%)−ZnO(6〜20重量
%)−SiO2(0.5〜5重量%)−BaO(0〜5
重量%)から成る結晶性ガラスや、PbO(50〜60
重量%)−SiO2(35〜50重量%)−Al2
3(1〜9重量%)から成る結晶性ガラスが望ましい。
【0023】さらに、ZnO系ガラスとしては、ZnO
を10重量%以上含有するものであり、焼成後にZnO
・Al23、ZnO・nB23などの高熱膨張の結晶相
が析出するものが好適に使用される。ZnO成分以外
に、SiO2(60重量%以下)、Al23(60重量
%以下)、B23(30重量%以下)、P25(50重
量%以下)、アルカリ土類酸化物(20重量%以下)、
Bi23(30重量%以下)などが配合されていてもよ
い。とりわけZnO:10〜50重量%−Al23:1
0〜30重量%−SiO2:30〜60重量%から成る
結晶性ガラスやZnO:10〜50重量%%−Si
2:5〜40重量%−Al23:0〜15重量%−B
aO:0〜60重量%−MgO:0〜35重量%から成
る結晶性ガラスが望ましい。
【0024】BaO系ガラスとしては、BaOを5重量
%以上含有し、非晶質ガラス、または焼成後にBaO・
2SiO2、BaAl2Si28、BaB2Si28など
の結晶相を析出する結晶化ガラスが採用される。BaO
以外の成分をしてSiO2、Al23、B23、P
25、アルカリ土類金属酸化物、アルカリ金属酸化物、
ZrO2などを含む場合もある。
【0025】上記のガラスのうち、特に高熱膨張化およ
び化学的安定性の点から、BaOを15〜60重量%、
Al23を1〜10重量%。SiO2を25〜60重量
%の割合でそれぞれ含有するBaO系ガラスが最も望ま
しい。
【0026】さらに、上記ガラスの屈伏点は、400〜
800℃、特に400〜700℃であることが望まし
い。これは、ガラスおよびフィラーからなる混合物を成
形する場合、有機樹脂などの成形用バインダーを添加す
るが、このバインダーを効率的に除去するとともに、絶
縁基体と同時に焼成されるメタライズと焼成条件のマッ
チングを図るために必要であり、屈伏点が400℃より
低いと、ガラスが低い温度で焼結を開始するため、例え
ば、Ag、Cuなどの焼結温度が600〜800℃のメ
タライズとの同時焼成ができず、また成形体の緻密化が
低温で開始するためにバインダーは分解揮発できなくな
り、バインダー成分が残留し、特性に影響を及ぼす結果
になるためである。一方、屈伏点が800℃より高い
と、ガラス量を多くしないと焼結しにくくなり、相対的
に高価なガラスの使用量が増加するため、コスト削減の
妨げとなる。
【0027】一方、フィラー成分としては、 a)チタン酸ランタン(α=15ppm/℃、ε=4
5)と、 b)チタン酸カルシウム(α=13ppm/℃、ε=1
80)、チタン酸ストロンチウム(α= 9ppm/
℃、ε=300)、チタン酸バリウム(α=14ppm
/℃、ε=13000)、チタニア(α=9ppm/
℃、ε=80)の群から選ばれる少なくとも1種と、 c)ジルコニウム含有酸化物のうちの少なくとも1種
と、の3つの成分を必須の成分として含有するものであ
る。
【0028】これらの成分によれば、成分a)は、材料
の高誘電率化、高熱膨張化、焼結性の向上に寄与する。
また、成分b)は、上記成分a)のみでは、高誘電率化
に限界があるのを補い、焼結体のさらに高誘電率化を向
上させる役割をなす。成分c)は、材料の焼結性の向上
および高誘電率化の役割をなす。
【0029】なお、a)チタン酸ランタンとしては、L
23・nTiO2(n=2〜5の整数)で表され、 La23・2TiO2(α=15×10-6)/℃、ε=45) La23・3TiO2(α=14×10-6)/℃、ε=47) La23・4TiO2(α=14×10-6)/℃、ε=51) La23・5TiO2(α=13×10-6)/℃、ε=55) が挙げられる。
【0030】なお、c)ジルコニウム含有酸化物として
は、 ZrO2 (α=10ppm/℃、 ε=30) MgZrO3(α=9.2ppm/℃、ε=32) CaZrO3(α=9.2ppm/℃、ε=32) SrZrO3(α=9.5ppm/℃、ε=30) BaZrO3(α=9.3ppm/℃、ε=40) の群から選ばれる少なくとも1種、取りわけ、焼結性の
向上および熱膨張化の観点からZrO2が最も望まし
い。
【0031】さらに、本発明によれば、前記a)の含有
量をx、b)の含有量を(1−x)として両成分の重量
比を表した場合、xが0.2≦x≦0.8の範囲にある
こと、また、成分c)の含有量をy、成分a)と成分
b)との合計量を(1−y)として両成分の重量比を表
した場合、yが0.05≦y≦0.3の範囲にあること
が望ましい。これは、適切な焼成温度において所望する
比誘電率と高熱熱膨張特性を示す緻密体を得ることがで
き、上記の比率xが0.2よりも小さいと、緻密体が得
られにくく、また熱膨張係数が低くなりやすく、xが
0.8よりも大きいと焼結性が向上するが、比誘電率が
低くなる傾向にある。
【0032】また、上記の比率yが0.05よりも小さ
いと緻密体の特に比誘電率が低くなりやすく、0.3よ
りもも大きいと熱膨張が低くなりやすい。
【0033】なお、フィラー成分としては、前記a)
b)c)に加え、熱膨張係数などの特性を微調整するた
めに他のフィラー成分を含有せしめることができる。例
えば、クリストバライト、クォーツ(石英)、トリジマ
イト、MgO、ペタライト、フォルステライト(2Mg
O・SiO2)、スピネル(MgO・Al23)、ウォ
ラストナイト(CaO・SiO2)、モンティセライト
(CaO・MgO・SiO2)、ネフェリン(Na2O・
Al23、SiO2)、リチウムシリケート(Li2O・
SiO2)、ジオプサイト(CaO・MgO・2Si
2)、メルビナイト(2CaO・MgO・2Si
2)、アケルマイト(2CaO・MgO・2Si
2)、カーネギアイト(Na2O・Al23・2SiO
2)、エンスタタイト(MgO・SiO2)、ホウ酸マグ
ネシウム(2MgO・B23)、セルシアン(BaO・
Al23・2SiO2)、B23・2MgO・2Si
2、ガーナイト(ZnO・Al23)、ペタライト
(LiAlSi410)などが挙げられる。
【0034】本発明のガラスセラミック焼結体を作製す
るには、上記のガラス成分およびフィラー成分を上記の
所定の割合で混合し、これに適当な有機樹脂バインダー
を添加した後、所望の成形手段、例えば、金型プレス、
冷間静水圧プレス、射出成形、押し出し成形、ドクター
ブレード法、カレンダーロール法、圧延法等により任意
の形状に成形し、これを焼成する。
【0035】上記の成形体の焼成にあたっては、まず、
成形のために配合したバインダー成分を除去する。バイ
ンダーの除去は700℃前後の大気雰囲気中で行われる
が、配線導体として、例えばCuを用いる場合には、1
00〜750℃の水蒸気を含有する窒素雰囲気中で行わ
れる。この時、成形体の収縮開始温度は700〜850
℃程度であることが望ましく、かかる収縮開始温度がこ
れより低いとバインダーの除去が困難となるため、成形
体中の結晶化ガラスの特性、特に屈伏点を前述したよう
に制御することが必要となる。
【0036】焼成は、850〜1050℃の酸性雰囲気
または非酸化性雰囲気中で行われ、これにより相対密度
90%以上まで緻密化される。この時の焼成温度が85
0℃より低いと緻密化することができず、1050℃を
超えるとメタライズ配線層との同時焼成でメタライズ層
が溶融してしまう。但し、Cu等の配線導体と同時焼成
する場合には、非酸化性雰囲気中で焼成される。
【0037】こうして作製された本発明のガラスセラミ
ック焼結体中には、ガラス成分から生成した結晶相、ガ
ラス成分とフィラー成分との反応により生成した結晶
相、あるいはフィラー成分、あるいはフィラー成分が分
解して生成した結晶相等が存在し、これらの結晶相の粒
界にはガラス相が存在する。
【0038】このようにして作製された本発明のガラス
セラミック焼結体は、40〜400℃における熱膨張係
数が8×10-6/℃以上、1MHzにおける誘電率が1
4以上の高熱膨張、高誘電率のガラスセラミック焼結体
である。しかも、850〜1050℃の焼成温度で焼成
可能であるため、Cu等の低抵抗金属との同時焼成が可
能である。
【0039】また、本発明によれば、上記高誘電率、高
熱膨張係数セラミックスを配線基板の絶縁基板材料とし
て用いることで配線基板の小型化を図ることができる。
【0040】また、図1に示すように、セラミックス絶
縁層1a、1b、1cが多層に積層された絶縁基板1の
表面および/また内部にメタライズ配線層2が配設され
ている多層配線基板において、セラミックス絶縁層のう
ち少なくとも1層1bを上記高熱膨張、高誘電率のガラ
スセラミック焼結体によって形成し、その上下にCuな
どの導体から成る電極層3−3を形成し、スルホール導
体4−4などを経由して基板表面のメタライズ配線層2
と接続することにより、配線層2−2間で所定の静電容
量を取り出すことができる。
【0041】この時、前記高誘電率ガラスセラミック焼
結体からなる絶縁層は、40〜400℃における熱膨張
係数が6〜18×10-6/℃のガラス成分50〜70体
積%と、フィラー成分30〜50体積%とからなり、比
誘電率が10未満の低誘電率ガラスセラミック焼結体か
ら成る絶縁層間に積層されていることが望ましい。
【0042】この低誘電率のガラスセラミック焼結体は
前記のガラスセラミック焼結体から高誘電率フィラー成
分を除く以外はまったく同様にして容易に形成できる。
【0043】このような高誘電体層を具備する多層配線
基板は、前述したガラス粉末、およびフィラー粉末から
なる低誘電率のガラスセラミックス組成物に、適当な有
機バインダー、溶剤、可塑材を添加混合することにより
スラリーを作製し、かかるスラリーを周知のドクターブ
レード等の塗工方式によるグリーンシート成形法によ
り、グリーンシート状に成形する。そして、メタライズ
配線層として、適当な金属粉末に有機バインダー、溶
剤、可塑材を添加混合して得た金属ペーストを前記グリ
ーンシートに周知のスクリーン印刷法により、所定のパ
ターンに印刷塗布する。また、場合によっては、前記グ
リーンシートに適当な打ち抜き加工を行いスルーホール
を形成し、このホール内にもメタライズペーストを充填
する。
【0044】一方、上記と同様の方法により成形、打ち
抜き、電極層の印刷を行った高熱膨張、高誘電率のガラ
スセラミックグリーンシートを作製する。
【0045】そして、上記の低誘電率ガラスセラミック
グリーンシートと高誘電率のガラスセラミックグリーン
シートとを積層し、グリーンシート積層体とメタライズ
を同時焼成することにより、コンデンサを内蔵する多層
配線基板を得ることができる。
【0046】本発明によって、高熱膨張、高誘電率ガラ
スセラミック層により構成されるコンデンサを内蔵した
高熱膨張多層配線基板は、有機樹脂を含有するプリント
基板などにボール状半田端子や半田を介して実装した場
合においても温度サイクルに対する長期信頼性の実装が
可能である。しかも、コンデンサを内蔵することによ
り、該基板を実装するプリント基板などの外部回路基板
の小型化を図ることができる。
【0047】
【実施例】実施例1 ガラス粉末として、SiO2:41重量%−BaO:3
7重量%−B23:10重量%−Al23:7重量%−
CaO:5重量%から成るガラス(屈伏点700℃、熱
膨張係数6.5×10-6/℃、Pb量50×10-6
下)に対して、フィラーとしてLa2Ti27、CaT
iO3、ZrO2を準備した。
【0048】上記ガラス粉末とフィラー粉末とを表1に
示す比率で秤量調合し、溶剤を加えてボールミルを用い
て粉砕混合した後、有機バインダー、可塑材を加えて十
分混合させてスラリーを作製し、ドクターブレード法に
より厚み500μmのグリーンシートを作製した。得ら
れたグリーンシートより、50mm×50mmのサンプ
ルを作製し、水蒸気を含有する窒素雰囲気中750℃に
て脱バインダー後、910℃において窒素雰囲気中で焼
成を行った。
【0049】得られた焼結体に対して、気孔率をアルキ
メデス法によって測定するとともに、40〜400℃に
おける熱膨張係数、1MHzにおける比誘電率と、−4
0〜100℃における比誘電率の温度係数(τε)をそ
れぞれ測定しその結果を表1に示した。 実施例2 実施例1で用いたガラス粉末に対して、フィラーとして
La2Ti27、TiO2、ZrO2を準備した。上記ガ
ラス粉末を表2に示すように45〜75体積%、フィラ
ー粉末合量を25〜55体積%の割合で変化させ秤量調
合し、溶剤を加えてボールミルを用いて粉砕混合した
後、有機バインダー、可塑材を加えて重分混合させてス
ラリーを作製し、ドクターブレード法により厚み500
μmのグリーンシートを作製した。得られたグリーンシ
ートより、50mm×50mmのサンプルを作製し、7
00℃において水蒸気を含有する窒素雰囲気中で脱バイ
ンダー後、910℃において窒素雰囲気中で焼成を行っ
た。そして、実施例1と同様にして評価を行なった。 実施例3 ガラス粉末として、SiO2:29重量%−BaO:5
5重量%−B23:7重量%−Al23:2重量%−Z
nO:7重量%から成るガラス(屈伏点657℃、熱膨
張係数10.8×10-6/℃、Pb量50×10-6
下)に対して、フィラーとしてLa2Ti27、SrT
iO3、ZrO2を準備した。上記ガラス粉末を表3のよ
うにガラス粉末40〜75体積%、フィラー粉末合量を
25〜60体積%の割合で変化させ秤量調合し、溶剤を
加えてボールミルを用いて粉砕混合した後、有機バイン
ダー、可塑材を加えて重分混合させてスラリーを作製
し、ドクターブレード法により厚み500μmのグリー
ンシートを作製した。得られたグリーンシートより、5
0mm×50mmのサンプルを作製し、700℃におい
て水蒸気を含有する窒素雰囲気中で脱バインダー後、9
10℃において窒素雰囲気中で焼成を行った。そして、
実施例1と同様にして評価を行なった。
【0050】
【表1】
【0051】
【表2】
【0052】
【表3】
【0053】表1〜3に示すように、ガラス量が45体
積%の場合は、ガラス量が少ないために所望する焼成温
度では緻密体が得られない。ガラス量50体積%の場合
は全体的にガラス量が少ないため緻密体が得られにくい
が、La2Ti27、あるいはZrO2の添加によって緻
密体が得られることがわかる。ガラス量60体積%の場
合にはいずれの組成物においても緻密体が得られるが、
La2Ti27の比率が低い場合には熱膨張係数が小さ
く、高い場合には比誘電率が低く所望する特性が得られ
にくくなることがわかる。またZrO2の添加比率を高
くするに従い熱膨張係数が小さくなり、比誘電率が低く
なることもわかる。ガラス量70体積%の場合には、ガ
ラス量が多く、焼結性も高くなるが、La2Ti27
ZrO2の添加比率が高い場合と一部成分の溶出があ
り、焼成用の治具と一部反応が観察された。
【0054】ガラス量が75体積%の場合は、熱膨張係
数が低く、ガラス量が多いために所望する焼成温度では
成分の溶出があり焼成用の治具との反応が発生した。
【0055】また、フィラーとしてCaTiO3、Sr
TiO3のみ、または、これらとZr化合物のみの場合
には、熱膨張係数が8×10-6/℃以上に高めることが
難しく、またLa2Ti27、またはこれとZr化合物
との組み合わせでは、8×10−6/℃以上の高熱膨張
性を具備するものの、緻密性とともに比誘電率を14以
上に高めることが難しい。また、Zr化合物無添加の場
合にも、緻密性を高めつつ比誘電率を14以上に高める
ことが難しい。
【0056】これに対して、本発明品は、いずれも8×
10-6/℃以上の高熱膨張特性とともに、比誘電率を1
4以上に高めることができるとともに、τεは±300
×10-6/℃以内に抑えることができた。なお、チタン
酸ランタンとチタン酸塩およびZr含有化合物は、それ
らの含有比率xが0.2≦x≦0.8、0.05≦y≦
0.3の範囲で良好な特性を示した。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のガラスセ
ラミック焼結体は、40〜400℃における熱膨張係数
が8×10-6/℃以上、且つ、1MHzにおける比誘電
率が14以上であることを特徴とし、高熱膨張ガラスセ
ラミック絶縁層よりなる多層配線基板の内部に配設して
用いることにより、コンデンサを内蔵した高熱膨張配線
基板を提供できるようになる。このコンデンサ内蔵高熱
膨張セラミック多層配線基板は、小型化に有効なボール
グリッドアレイ実装方法の長期信頼性が高く、従来、外
部回路基板に実装されていたコンデンサが不要となるた
め、外部回路基板の小型化、および実装コストの削減に
有効であり、急速に普及しつつある携帯用電子機器の小
型化に大いに貢献できるものと期待される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配線基板における一実施例を説明する
ための概略断面図である。
【符号の説明】
1 絶縁基板 1a、1b、1c 絶縁層 2 メタライズ配線 3 電極 4 スルーホール導体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 3/46 H01L 23/12 N 23/14 C (72)発明者 國分 正也 鹿児島県国分市山下町1番4号 京セラ株 式会社総合研究所内 (72)発明者 東 昌彦 鹿児島県国分市山下町1番4号 京セラ株 式会社総合研究所内 Fターム(参考) 4G030 AA08 AA10 AA13 AA16 AA17 AA35 AA36 AA37 BA09 BA12 CA08 GA09 5E346 AA12 AA15 AA23 AA25 AA38 AA43 BB01 BB20 CC18 DD34 EE24 EE29 GG02 GG03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス成分50〜70体積%と、フィラー
    成分30〜50体積%とからなり、該フィラー成分とし
    て a)チタン酸ランタンと、 b)チタン酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム、チ
    タン酸バリウム、チタニアの群から選ばれる少なくとも
    1種と、 c)ジルコニウム含有酸化物から選ばれる少なくとも1
    種と、を含み、40〜400℃における熱膨張係数が8
    ×10-6/℃以上であり、かつ1MHzにおける比誘電
    率が14以上であることを特徴とするガラスセラミック
    焼結体。
  2. 【請求項2】前記a)の含有量をx、b)の含有量を
    (1−x)として両成分の重量比を表した場合、xが
    0.2≦x≦0.8の範囲にあることを特徴とする請求
    項1のガラスセラミック焼結体。
  3. 【請求項3】前記c)の含有量をy、前記a)とb)と
    の合計量を(1−y)として両成分の重量比を表した場
    合、yが0.05≦y≦0.3の範囲にあるとこと特徴
    とする請求項1のガラスセラミック焼結体。
  4. 【請求項4】前記ガラス成分の40〜400℃における
    熱膨張係数が6〜18×10-6/℃であることを特徴と
    する請求項1乃至請求項3のいずれか記載のガラスセラ
    ミック焼結体。
  5. 【請求項5】セラミックス絶縁層が多層に積層された絶
    縁基板の表面および/または内部にメタライズ配線層が
    配設されている多層配線基板において、前記セラミック
    ス絶縁層のうち少なくとも1層が請求項1乃至請求項4
    のいずれか記載のガラスセラミック焼結体からなること
    を特徴とする多層配線基板。
  6. 【請求項6】前記高誘電率のガラスセラミック焼結体か
    らなる絶縁層が、40〜400℃における熱膨張係数が
    6〜18×10-6/℃のガラス成分50〜70体積%
    と、フィラー成分30〜50体積%とからなり、比誘電
    率が10未満の低誘電率ガラスセラミック焼結体からな
    る絶縁層と積層されてなることを特徴とする請求項5記
    載の多層配線基板。
  7. 【請求項7】前記高誘電率のガラスセラミック焼結体か
    らなる絶縁層が、一対の電極層間に配設されており、該
    一対の電極によって所定の静電容量が引き出されること
    を特徴とする請求項5または請求項6記載の多層配線基
    板。
JP2000161605A 2000-01-31 2000-05-31 ガラスセラミック焼結体およびそれを用いた多層配線基板 Expired - Fee Related JP3805173B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000161605A JP3805173B2 (ja) 2000-05-31 2000-05-31 ガラスセラミック焼結体およびそれを用いた多層配線基板
US09/773,161 US6447888B2 (en) 2000-01-31 2001-01-30 Ceramic wiring board

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000161605A JP3805173B2 (ja) 2000-05-31 2000-05-31 ガラスセラミック焼結体およびそれを用いた多層配線基板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001342057A true JP2001342057A (ja) 2001-12-11
JP3805173B2 JP3805173B2 (ja) 2006-08-02

Family

ID=18665607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000161605A Expired - Fee Related JP3805173B2 (ja) 2000-01-31 2000-05-31 ガラスセラミック焼結体およびそれを用いた多層配線基板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3805173B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002326863A (ja) * 2001-04-27 2002-11-12 Kyocera Corp セラミック組成物およびそれを用いた多層配線基板
WO2004094338A1 (ja) * 2003-04-21 2004-11-04 Asahi Glass Company, Limited 誘電体形成用無鉛ガラス、誘電体形成用ガラスセラミックス組成物、誘電体および積層誘電体製造方法
JP2005101478A (ja) * 2003-08-27 2005-04-14 Kyocera Corp コンデンサ内蔵ガラスセラミック多層配線基板
JP2008037739A (ja) * 2005-12-21 2008-02-21 Murata Mfg Co Ltd ガラスセラミック組成物、ガラスセラミック焼結体および積層型セラミック電子部品

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002326863A (ja) * 2001-04-27 2002-11-12 Kyocera Corp セラミック組成物およびそれを用いた多層配線基板
WO2004094338A1 (ja) * 2003-04-21 2004-11-04 Asahi Glass Company, Limited 誘電体形成用無鉛ガラス、誘電体形成用ガラスセラミックス組成物、誘電体および積層誘電体製造方法
US7544629B2 (en) 2003-04-21 2009-06-09 Asahi Glass Company, Limited Non-lead glass for forming dielectric, glass ceramic composition for forming dielectric, dielectric, and process for producing laminated dielectric
JP2005101478A (ja) * 2003-08-27 2005-04-14 Kyocera Corp コンデンサ内蔵ガラスセラミック多層配線基板
JP4658465B2 (ja) * 2003-08-27 2011-03-23 京セラ株式会社 コンデンサ内蔵ガラスセラミック多層配線基板
JP2008037739A (ja) * 2005-12-21 2008-02-21 Murata Mfg Co Ltd ガラスセラミック組成物、ガラスセラミック焼結体および積層型セラミック電子部品

Also Published As

Publication number Publication date
JP3805173B2 (ja) 2006-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5056528B2 (ja) 絶縁体セラミック組成物およびそれを用いた絶縁体セラミック
JP5040918B2 (ja) ガラスセラミック組成物、ガラスセラミック焼結体および積層セラミック電子部品
JP2001247360A (ja) 絶縁体磁器、セラミック多層基板、セラミック電子部品及び積層セラミック電子部品
US6447888B2 (en) Ceramic wiring board
JP2002167274A (ja) 低温焼結磁器組成物およびそれを用いた多層配線基板
JP3805173B2 (ja) ガラスセラミック焼結体およびそれを用いた多層配線基板
JP2001106571A (ja) 誘電体セラミック組成物及びセラミック電子部品
JP2003063861A (ja) 複合積層セラミック電子部品及びその製造方法
JP3955389B2 (ja) コンデンサ内蔵基板およびその製造方法
JP4578134B2 (ja) コンデンサ内蔵ガラスセラミック多層配線基板
JP3793557B2 (ja) ガラスセラミック焼結体およびそれを用いた多層配線基板
JP2002043759A (ja) 多層配線基板
JP2003040670A (ja) 高熱膨張磁器組成物、高熱膨張磁器およびその製造方法、並びに多層配線基板およびその実装構造
JP2003342064A (ja) ガラスセラミック焼結体および多層配線基板
JP2002068832A (ja) ガラスセラミック焼結体およびそれを用いた多層配線基板
JP4077625B2 (ja) 低温焼成磁器組成物および低温焼成磁器の製造方法
JP4699769B2 (ja) セラミック多層基板の製造方法
JP3559407B2 (ja) ガラスセラミック焼結体およびそれを用いた多層配線基板
JP4761647B2 (ja) セラミック組成物およびそれを用いた多層配線基板
JP4281549B2 (ja) 誘電体磁器組成物およびこれを用いた積層セラミック部品
JP2004083373A (ja) 高熱膨張磁器組成物、高熱膨張磁器およびその製造方法、並びに多層配線基板およびその実装構造
JP4057853B2 (ja) ガラスセラミック焼結体および多層配線基板
JP2002020163A (ja) ガラスセラミック焼結体及びそれを用いた多層配線基板
JP2003063855A (ja) ガラスセラミック焼結体およびその製造方法、およびそれを用いた多層配線基板
JP2003026472A (ja) 積層セラミック電子部品の製造方法、積層セラミック電子部品および積層セラミック電子部品製造用の生の複合積層体

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060324

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060428

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060509

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090519

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100519

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110519

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110519

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120519

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120519

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130519

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees