JP2001339672A - マルチビジョン装置 - Google Patents

マルチビジョン装置

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JP2001339672A
JP2001339672A JP2001070853A JP2001070853A JP2001339672A JP 2001339672 A JP2001339672 A JP 2001339672A JP 2001070853 A JP2001070853 A JP 2001070853A JP 2001070853 A JP2001070853 A JP 2001070853A JP 2001339672 A JP2001339672 A JP 2001339672A
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Tadashi Nishio
西尾  正
Koji Waki
光司 脇
Akihiro Kubota
明広 窪田
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Olympus Optical Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B37/00Panoramic or wide-screen photography; Photographing extended surfaces, e.g. for surveying; Photographing internal surfaces, e.g. of pipe
    • G03B37/04Panoramic or wide-screen photography; Photographing extended surfaces, e.g. for surveying; Photographing internal surfaces, e.g. of pipe with cameras or projectors providing touching or overlapping fields of view
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/13Projectors for producing special effects at the edges of picture, e.g. blurring
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3141Constructional details thereof
    • H04N9/3147Multi-projection systems

Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣接する投射画像がスクリーン上で重なり領
域を有するようにして1つの大画面画像を形成可能に構
成したことにより、隣り合う画像の境目を無くして高精
細な投影画像が得られるようにする。 【解決手段】マルチビジョン装置1は、背面投射型プロ
ジェクタ16と、この背面投射型プロジェクタ16を支
持するハウジング12aとからなる投射ユニット12を
複数配列して構成されてなる投射装置10と、投射装置
10と隔離して配置され、投射装置10から投射された
映像を表示するスクリーン11とを具備する。そして、
隣接する投射ユニット10から投射された映像同士は、
スクリーン11上で重なり領域を有し、この状態で前記
スクリーン11上に1つの映像を形成するように構成し
て、隣り合う画像の境目を無くして高精細な投影画像が
得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチビジョン装
置に関し、特に、背面投射型プロジェクタを収納した投
射ユニットを水平及び垂直方向に複数積み上げて構成さ
れた投射装置を備え、これら複数の投射ユニットからの
投射映像をスクリーンに拡大投影することにより、1つ
の大画面映像を表示するマルチビジョン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、表示装置の大画面化に伴い、画像
をスクリーン等に拡大投射して表示するプロジェクタが
注目されている。
【0003】このようなプロジェクタとしては、例えば
液晶パネルに入力映像信号に基づく画像を表示し、これ
を拡大投射することによりスクリーンに表示する液晶プ
ロジェクタなどがあり、表示装置の薄型,軽量、低電圧
駆動、低消費電力の点でこの液晶プロジェクタは現在の
表示装置の主流の方式となっている。
【0004】また、最近では、大画面化の要望により、
上記プロジェクタを複数台組み合わせることにより大画
面映像の表示を可能にする、いわゆるマルチビジョン装
置が、例えば企業の宣伝や各種イベントのディスプレイ
用として実用化されている。
【0005】一般にマルチビジョン装置には、筐体内部
に搭載された複数のプロジェクタと1つのスクリーンか
ら構成される装置や、プロジェクタとスクリーンをセッ
トで1つの投射ユニットとして構成し、さらにそれを例
えば3×3の構成で9台を積み上げ1つの投射装置とし
て構成された、いわゆるCUBEタイプの装置がある。
【0006】このようなマルチビジョン装置では、大画
面表示ということで、投影映像の高精細化を図ることが
急務であり、従来より種々様々な提案がなされている。
【0007】投影画像の高精細化を図るためには、マル
チビジョン装置において、如何に隣り合う画像の境目を
目立たなくするかということが重要であり、このような
目的を達成するためになされた提案としては、例えば特
開平6−178327号公報や米国特許5956000
号、あるいは特開平9−326981号公報に示されて
いる提案がある。
【0008】これらの提案によるマルチビジョン装置で
は、隣り合う投射ユニットからの投影像の一部を重ねあ
わせ、重ねあわせ部の画像データをスムージング処理す
ることにより、ひとつの大型画像を形成する。これによ
り、隣り合う画像の境目を目立たなくしようとしてい
る。
【0009】また、他の提案としては、例えば特開平8
−82854号公報や、特開平8−152677号公報
に示されているものがある。これらの提案では、複数の
投射ユニット個々にスクリーンを設けるのではなく、複
数のスクリーンを組合わせて大型のスクリーンユニット
を形成する。そして、その複数のスクリーンを、縦横に
積み上げられた投射ユニットの前面に配置することによ
り、ひとつの大型画像を形成する。これにより、隣り合
う画像の境目を目立たなくしようとしている。
【0010】また、他の提案としては、特開平9−21
1386号公報に記載されているものもある。この提案
では、プロジェクタとスクリーンの間に、光量調整部材
を設け、重ねあわせ部の光量を落とすようにしている。
これにより、結果的に隣り合う画像の境目を目立たなく
しようとしてる。
【0011】また、マルチビジョン装置を用いた画像投
影システムを構成することによって、高精細な投影画像
を得るための実現方法が提案されているものもあり、例
えば、本出願人により提案されている特願平9−326
981号公報に開示されている画像投影システムがあ
る。
【0012】この提案による画像投影システムは、高精
細画像データを生成する装置と、前記高精細画像データ
の少なくとも一部を投影するための複数のプロジェクタ
を有する画像投影装置と、前記高精細画像データの少な
くとも一部を選択・処理して前記複数のプロジェクタに
出力する画像処理装置とを具備して構成される。
【0013】このような画像投影システムでは、前記画
像投影装置によって各プロジェクタの画像を一部重ね合
わせて一つの大画像とする投影方法を実現するととも
に、前記画像処理装置によって画像の重ね合わせ部分が
スムーズにつながるための画像処理を行っている。その
画像処理の実現にあたっては、各プロジェクタのスクリ
ーンに投影された画像をデジタルカメラ等の撮像装置で
撮影し、各画像の位置、色、明るさ等のパラメータを取
得する。その後、パーソナルコンピュータ内の画像処理
装置によりそのパラメータを参照して元画像に処理を行
い、各プロジェクタに出力する。このようにして複数の
投影画像をあたかも1枚の画像のように投影することに
より、このときの投影画像のスムーズなつなぎを実現し
ている。これにより、投影画像の高精細化を図ることが
可能となる。
【0014】さらに、投影画像の高精細化を図るための
技術としては、例えば特開平6−284363号公報
や、米国特許5902030号に記載されている提案が
ある。これらの提案では、各プロジェクタの光軸がスク
リーンに対して直角とならないようなオフセット量を持
ち、かつ各オフセットの方向が異なるプロジェクタを組
合わせ、その投影部が上下隣り合うように配置した構成
となっている。これにより、あたかもひとつの光源から
照射されたようにすることで、隣り合う投影像の境目近
傍における指向性の違いによる影響、すなわち明るさの
不均一性を緩和するようにしている。
【0015】また、他の技術としては、例えば特開平5
−316454号公報、特開平8−154222号公報
及び特開平7−333727号公報に記載されているも
のもある。特開平5−316454号公報に記載の提案
では、投射ユニットを収納するハウジングの中で、投射
ユニットを、上下方向に位置を可変にできる機構を設け
たことにより、積み上げた投射ユニットの主光束を監視
者にすべて向けることで、画面ごとの輝度変化を抑制す
るようにしている。
【0016】また、特開平8−154222号公報に記
載の提案では、投射ユニットを収納するハウジングの中
で、該投射ユニットの上下方向の位置を可変可能とする
機構と、ハウジングとスクリーンとの距離を可変可能と
する機構とを有する。投射ユニットと組合わされるスク
リーンの大きさが選択されると、その選択に応じて投射
ユニットの上下方向の位置と、スクリーンまでの距離
を、これらの機構によって変更することにより、画面サ
イズの微調整を行うことができるようにしている。
【0017】さらに、特開平7−333727号公報に
記載の提案では、投射ユニットを収納するハウジングの
中で、投射ユニットが前後方法にスライド自在に設ける
ことによって、保守点検時、投射ユニットのみを簡単に
取り出して作業ができるようにしている。
【0018】そして、前述した例えば特開平6−178
327号公報、米国特許5956000号や特開平9−
326981号公報、あるいは特開平8−82854号
公報や特開平8−152677号公報に記載では、隣り
合う投射ユニットからの投影像の一部を重ねあわせるこ
とで、境目のない大型画像を形成する技術が提案されて
いる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかし、例えばCUB
Eタイプのマルチビジョン装置のように搬送性の良い小
さな投射ユニットを積み重ねてそれぞれ拡大投影するこ
とによってスクリーンにひとつの大型画像を表示するデ
ィスプレイ装置では、境目のない大型画像を形成するこ
とは困難である。また、マルチビジョン装置のスクリー
ンの工夫によって目地なし画像を得るような提案もなさ
れているが、このような提案では、隣り合う投影画像の
境界部が存在するため、高精度の位置合わせが必要とな
ってしまう。また、スクリーンと投射光が少しでもずれ
ると、隣り合う投射光を防ぐ遮光板が影になってしま
い、高精細な投影画像が得られないといった問題点があ
った。
【0020】また、前述した例えば特開平9−2113
86号公報では、光量調整部材の設置場所について提案
されているが、例えばCUBEタイプのマルチビジョン
装置のように複数の投射ユニットを組合わせて構成した
場合には、適用することができないという問題点があっ
た。
【0021】また、前述したように特願平9−3269
81号公報に開示されている画像投影システムのよう
に、マルチビジョン装置を用いた画像投影システムを構
成することにより、投影画像の高精細化を図ることも考
えられる。しかし、このような画像投影システムでは、
上記同様、CUBEタイプのマルチビジョン装置では複
数の投射ユニットを組合わせているので、画像調整(キ
ャリブレーション)用の撮影をしようとするプロジェク
タに隣り合うプロジェクタからの投影画像の光によっ
て、撮影する画像パターンを正常に撮影することが困難
となる。つまり、隣り合う投影画像の影響によって該画
像投影システムによる補正機能を有効に利用できないと
いう不都合もあった。
【0022】また、例えば特開平6−284363号公
報や、米国特許5902030号には、縦2列横2列の
組み合わせた場合についての対応策の提案がなされてい
るが、それ以上の数の組合わせの場合については対応策
が述べられていない。つまりいわゆるマルチビジョン装
置に対しての対応策は示されていない。また、これら特
開平6−284363号公報や、米国特許590203
0号に示された方法では、オフセットの方向が異なるプ
ロジェクタを使用するため、投射ユニットを共通化でき
ず、高価な装置となってしまうという問題点もあった。
【0023】さらに、前述した例えば特開平5−316
454号公報、特開平8−154222号公報及び特開
平7−333727号公報に記載の技術では、投射ユニ
ット内で前後に移動する機構や、垂直方向についての上
下可能な機構及び若干の角度変化機構を設けた構成とな
る提案がなされている。しかし、水平方向についての角
度変化については述べられていない。
【0024】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上記
問題点に鑑みてなされたもので、隣接する投射画像がス
クリーン上で重なり領域を有するようにして1つの大画
面画像を形成可能に構成したことにより、隣り合う画像
の境目を無くして高精細な投影画像が得られるようにす
ることを目的とする。
【0025】本発明のマルチビジョン装置は、背面投射
型プロジェクタとこの背面投射型プロジェクタを支持す
るハウジングとからなる投射ユニットを複数配列して構
成されてなる投射装置と、投射装置と隔離して配置され
投射装置から投射された映像を表示するスクリーンとを
具備し、隣接する投射ユニットから投射された映像同士
は、スクリーン上で重なり領域を有し、かつスクリーン
上に1つの映像が形成されることを特徴とするものであ
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0027】発明の実施の形態について図面を参照して
説明する。まず、第1の実施の形態について説明する。
【0028】図1乃至図7は本発明に係るマルチビジョ
ン装置の第1の実施の形態を示す。図1は、本発明に係
るマルチビジョン装置の概略構成例を示す側面図であ
る。図2は、本発明に係るマルチビジョン装置の概略構
成例を示す平面図である。図3は、本発明に係るマルチ
ビジョン装置のスクリーン上の投影画像の例を示す正面
図である。図4は、マルチビジョン装置における複数の
投射ユニットを積み上げた状態の例を示す斜視図であ
る。図7は、図1のマルチビジョン装置に対して画像調
整撮影を行う場合の画像投影システム構成の例を示す構
成図である。なお、図中では、光学系の光束については
説明簡略化のため、特徴となる光学系の光束のみが示さ
れている。図1及び図2に示すように、マルチビジョン
装置1は、投射装置10と、スクリーン11と、光量減
少部材13、14と、その投射装置10を支持する支持
部材24と、スクリーン11と投射装置10との位置決
めを行う位置決め部材25と、台座28により構成され
ている。投射装置10は、背面投射型プロジェクタ(以
下、プロジェクタと略記)16と、このプロジェクタ1
6を支持するハウジング12aとからなる投射ユニット
12を、水平および垂直方向に複数配置して構成され
る。スクリーン11は、その投射装置10と隔離して配
置され、投射装置10から投射された映像が表示され
る。投射光の光量を減少させるための光量減少部材1
3、14は、投射ユニット12の前面側に複数設けられ
ている。なお、図1では、光量減少部材13のみを、図
2では光量減少部材14のみが示されている。台座28
は、支持部材24と併設される。台座28には、スクリ
ーン11及び位置決め部材25が取り付けられている。
【0029】なお、本実施の形態では、CUBEタイプ
と呼ばれる箱形の投射ユニット12を、水平方向に3
台、垂直方向に3台それぞれ配設されてなる9台の(3
×3)のCUBEタイプのマルチビジョン装置として構
成した場合を示しているが、これに限らず垂直方向及び
水平方向にn×n(n=2、3、4、・・)台の投射ユ
ニット12を配置して投射装置10を構成してもよい。
【0030】例えば、このようなマルチビジョン装置1
では、入力信号が図示しない画像分割手段によって9つ
(=3×3)に分割され、投射ユニット12内のプロジ
ェクタ16の解像度に合わせて適宜拡大・縮小される。
その分割された画像信号がそれぞれ対応する投射ユニッ
ト12内のプロジェクタ16に送られることで、1つの
スクリーン11に大きな1つの画像が映し出されるよう
になっている。
【0031】次に、本実施の形態の特徴となる構成およ
び作用について、垂直方向と水平方向に分けて順次説明
する。本実施の形態のマルチビジョン装置1は、図1に
示すように、垂直方向においては、上述したようにプロ
ジェクタ16を内蔵した投射ユニット12が垂直方向に
3台積み重ねて構成されている。
【0032】また、前記スクリーン11は、つなぎめの
ない一枚で形成された透過型の大型スクリーンであっ
て、前記投射装置10の前面に隔離するように設けら
れ、各投射ユニット12内のプロジェクタ16からの投
影画像を映し出すようになっている。
【0033】このとき、本実施の形態では、スクリーン
11上で隣り合う投影画像が重なり合うように、投射ユ
ニット12のハウジングの垂直方向の長さ(以下、高さ
という)H0を、スクリーン11へのプロジェクタ16
の投影画像の高さH1より小さく構成している。つま
り、次の式(1)の関係を満足するように投射ユニット
12のハウジング12aが構成され、かつ投射ユニット
12内の垂直方向のプロジェクタ16の位置決めがなさ
れている。
【0034】 H0<H1 …(1) また、投射ユニット12のハウジング12aの前面の位
置Bは、隣り合う投射光が、投射方向に向かって最初に
重なる点C1、C2のある平面の位置Cよりもプロジェ
クタ16側になるように構成されている。
【0035】この場合、図1において、プロジェクタ1
6の投射レンズ先端位置をA、投射ユニット12の前面
位置をB、隣り合う投射ユニット12からの投射光が最
初に交差する位置をC、スクリーン11の位置をD、A
とBとの距離をL1、AとCとの距離をL2、AとDと
の距離をL3(すなわち、プロジェクタ16の投射時の
焦点距離)とすると、これらの距離の関係は、次の式
(2)に示すものとなる。
【0036】 L1<L2、且つL2<L3 …(2) 従って、投射ユニット12の前面の位置Bは、この式
(2)によって定義される。
【0037】ところで、本実施の形態では、上記式
(2)を満足するようにマルチビジョン装置1の各構成
要素を配置し構成すると、投射ユニット12の集合体で
ある投射装置10全体の高さH2は、投影画像の全体高
さH3よりも小さい。そこで、本実施の形態では、高さ
調整のための支持部材24が設けられている。該支持部
材24の上に投射装置10を載せることにより、該支持
部材24の高さによって投影画像の全体の高さH3と投
射装置10全体の高さH2との差分を調整、つまり投射
装置10の高さ調整を行っている。
【0038】また、スクリーン11と投射ユニット12
との距離(L3−L1)を精度よく確保するために、図
1に示すような位置決め部材25が、投射装置10又は
支持部材24に設けられて固定されている。なお、この
位置決め部材25として、例えば、スクリーン11のフ
レーム枠を上下で支えるように、そのフレーム枠に固定
されたアーム状または柱状のものを上下に設けることに
より、スクリーン11と投射ユニット12との距離を一
定に保つように位置決めしてもよい。さらに、この位置
決め部材25は、これに限定されるものではなく、例え
ばスクリーン11と投射ユニット12の間の光漏れや外
光の浸入を防ぐ遮光板、又は外装板(枠部材等)を用い
て構成しても良い。この場合も、同様に位置決め等の機
能を果すことが可能である。また、前記位置決め部材2
5及びスクリーン11を載せてその高さ調整を行うため
の台座28が、図1に示すように前記支持部材24の前
方に配置されている。
【0039】従来のマルチビジョン装置では、スクリー
ン上の投影画像の高さH3と、投射ユニット12の積み
上げ高さ(投射装置の高さ)H2は略同一であったが、
本発明の場合には、積み重ねられた投射ユニット12の
全体高さ(投射装置10の高さ)H2より、位置決め部
材25の間隔H4が必ず大きくなるように構成する。す
なわち、H2とH4の関係は、次の式(3)を満たす。
【0040】 H4>H2 …(3) 本実施の形態では、各投射ユニット12,前記支持部材
24,位置決め部材25及び台座28によって、上記式
(3)の関係を満足するように構成している。
【0041】ところで、本実施の形態のマルチビジョン
装置1の水平方向における構成は、図2に示すようにな
っている。プロジェクタ16を内蔵した投射ユニット1
2が水平方向に3台、併設されている。
【0042】前記同様、スクリーン11が、前記投射装
置10の前面に隔離するように配置され、各投射ユニッ
ト12内のプロジェクタ16からの投影画像を映し出す
ようになっている。
【0043】このとき、水平方向においても、スクリー
ン11上で隣り合う投影画像が重なり領域を有するよう
に、投射ユニット12のハウジング12aの水平方向の
長さ(以下、幅という。)W0を、スクリーン11への
プロジェクタ16の投影画像の幅W1より小さく構成し
ている。つまり、次の式(4)の関係を満足するように
投射ユニット12のハウジング12aが構成され、かつ
投射ユニット12内の水平方向のプロジェクタ16の位
置決めがなされている。
【0044】 W0<W1 …(4) また、投射ユニット12のハウジング12aの前面の位
置Bは、図1で説明した通りである。つまり、投射ユニ
ット12のハウジング12aの前面の位置Bは隣り合う
投射光が投射方向に向かって最初に重なる点C3、C4
のある平面の位置Cよりもプロジェクタ16側になるよ
うに構成されている。
【0045】上述したように、垂直方向において、スク
リーン11と投射ユニット12との距離(L3−L1)
を精度よく確保するために位置決め部材25を設けてい
るが、水平方向においても同様な位置決め部材26を投
射装置10に設けて固定している。
【0046】なお、この位置決め部材26として、上述
した垂直方向の場合と同様に、例えば、スクリーン11
のフレーム枠に固定されたアーム状または柱状のものを
左右に設けることにより、スクリーン11と投射ユニッ
ト12との距離を一定に保つように位置決めをなすよう
にしてもよい。さらに、位置決め部材26もこれらに限
定されるものではなく、例えばスクリーン11と投射ユ
ニット12の間の光漏れや外光の浸入を防ぐ遮光板、又
は外装板(枠部材等)を用いて構成しても良い。この場
合も前述したように垂直方向における機能と同様に位置
決め等の機能を果すことが可能である。
【0047】従来のマルチビジョン装置では、スクリー
ン上の投影画像の幅W3と、投射ユニット12の並べた
全体の幅(投射装置10の幅)W2は略同一であった
が、本発明の場合には、並べた投射ユニット12の全体
幅(投射装置10の幅)W2より、位置決め部材26の
間隔W4が必ず大きくなるように構成する。すなわち、
W2とW4の関係は、次の式(5)の関係を満たす。
【0048】 W4>W2 …(5) 本実施の形態では、各投射ユニット12及び位置決め部
材26によって、上記式(5)の関係を満足するように
構成している。
【0049】このような構成のマルチビジョン装置1を
スクリーン11側からみると、図3に示すように、縦が
3つ、横が3つのマトリックス状の投影画像が表示され
る。
【0050】このとき、隣り合う投影画像は重なるよう
になっているため、例えば、右上の画像URは、中上の
画像UCと重なり部分18を形成し、また下側では、右
中の投影画像CRと重なり部分19を形成している。さ
らに、左斜め下の中央の投影画像CCとも重なり部分2
0が生じることになり、つまり、中上、中央、右中の3
つの隣り合う投影画像との重なり領域が形成されること
になる。このように、複数の投射ユニットから投射され
た映像同士は、スクリーン11上で重なり領域を有し、
その状態でスクリーン11上に1つの映像が掲載され
る。
【0051】液晶プロジェクタやDLP(商標)(Di
gital Light Processing(商
標))プロジェクタでは、黒色画像を形成しようとして
も液晶を透過する漏れ光や、DMD(Digital
Micromirror Device)素子の周辺部
のわずかな反射光が存在し、完全には投射光をカットで
きない。したがって、本発明のように重ね合わせ部分が
あると、黒色画像のわずかな漏れ光が重ね合わさった部
分に加算されてしまい、他の画像領域よりも明るく見え
てしまうという問題がある。
【0052】そこで、このような問題を解決するために
は、投射光の光量を減少するための光量減少部材を光路
中に設け、重ね合わせ領域の光量を減少させている。本
実施の形態のマルチビジョン装置1においては、投射ユ
ニット12の前面に複数の光量減少部材を設置すること
により、重ねあわせ部分に対応する投射光の光量を減少
させて、均一な明るさの投射画像が得られるように構成
した。
【0053】前記光量減少部材の具体的な設置例を図4
を参照しながら説明する。本実施の形態のマルチビジョ
ン装置1は、図4に示すように、複数の投射ユニット1
2を積み上げて構成されており、これらの複数の投射ユ
ニット12からなる投射装置10の前面には、垂直方
向、水平方向に対してそれぞれ所定の光学特性を有する
複数の光量減少部材13,14が、図1及び図2の側面
図における光路の一部を遮るように設置されている。
【0054】例えば、図4に示すように、各投射ユニッ
ト12の前面には、プロジェクタ16の投射光を遮らな
いように開口27が設けられている。その各投射ユニッ
ト12の前面の開口27の周囲には、取付板部17が形
成されている。この開口27の周囲の取付板部17に
は、水平方向の光量減少部材13、垂直方向の光量減少
部材14、さらに4つの重ね合わせ部分の光学調整特性
を備える調整部材15が、それぞれその取り付け位置を
調整可能に取り付けられるようになっている。
【0055】投射ユニット12の置かれる位置によっ
て、これらの光量減少部材13,14,15が、開口2
7の一部を通る投射光を遮るように、開口27の全周に
亘り設けられるのか、3辺または2辺に亘り設けられる
のかが決定される。その各光量減少部材の位置に合わせ
て対応する光学特性を有する光量減少部材が配置される
ことになる。
【0056】次に、各光量減少部材の取付位置の調整に
ついて説明する。各投射ユニット12を積載する位置
が、予め決定している場合には、設置前に各光量減少部
材13,14,15を調整可能に固定する。本発明で
は、縦横に積み上げた後でもスクリーン11と投射ユニ
ット12の前面の間には空間が存在するため、そこに作
業者が容易に手を入れたり入り込んで、各光量減少部材
の取付位置の調整をすることができる。つまり、本発明
では、投射ユニット12の前面に光量減少部材が取付位
置を調整可能に設けることによって、すなわち取り付け
位置を変更できるようになっているので、設置後にその
光量減少部材の位置の調整作業を容易に実施することが
できる。よって、設置された状態を考慮して、光量減少
部材の取り付け位置の精密な調整作業を設置時にしなく
てもよい。また、設置時の床の凹凸など回避できない障
害があり、精度よく積み上げられない場合でも、設置後
に取付位置の調整をして対応できるという利点も有して
いる。なお、本実施の形態にて使用した光量減少部材と
しては、滑らかに透過光が変化するガラス、又は透明ア
クリル板を用いる。なお、全くの光をカットするための
不透明部材、例えば板金部材を用いた場合でも、十分に
その効果を発揮することは可能である。なお、光量減少
部材の設置方法としては、図5および図6に示すように
してもよい。図5は、マルチビジョン装置の投射ユニッ
ト12内に光量減少部材を設けた状態の例を示す斜視図
である。図5は、マルチビジョン装置の投射ユニット1
2の一つを示す。図4では投射ユニット12の開口27
に、光量減少部材を設けていたが、図5では、投射ユニ
ット12内に、プロジェクタ16と開口27の間に、光
量減少部材13、14、15が図示しない手段により固
定されている。各光量減少部材は、プロジェクタ16か
らの投射画像の重ね合わせ部分の光量が、図4と同様に
調整されるような位置に固定される。その固定は、各投
射ユニットの設置状態に合わせて予め固定してもよい
し、あるいは手動によりまたはモータ等の駆動手段によ
り垂直あるいは水平方向に移動可能としてもよい。光量
減少部材は、図4に示すように各投射ユニット12の位
置に応じて、上下左右の辺の必要なところに設けられ
る。図5に示す投射ユニット12は、開口27の4辺に
光量減少部材が設けられているので、図4における真中
の投射ユニットである。
【0057】図6は、投射装置10とスクリーン11の
間に別個に光量減少部材ユニット29を設けた状態の例
を示す斜視図である。投射装置10とスクリーン11の
間に、光量減少部材をまとめた板状の光量減少部材ユニ
ット29が設けられている。ここでは、光量減少部材ユ
ニット29は、9つの投射ユニット12の開口27から
投射される投射光に応じて、9つの開口30を有してい
る。各開口30を通過した投射光は、スクリーン11上
に投影画像を生成する。各開口30には、プロジェクタ
16からの投射画像の重ね合わせ部分の光量を、図4と
同様に調整するような位置に、光量減少部材13,1
4、15が固定される。すなわち、このユニット29に
は、各投射ユニット12からの光量を調整する光量減少
部材がまとめて設けられている。また、光量減少部材ユ
ニット29を図示しないスライド機構に固定すれば、光
量減少部材ユニット29を投射装置10の外へ水平方向
(あるいは垂直方向)にスライドするように取り出せる
ので、各光量減少部材の位置調整を容易に行うことがで
きる。
【0058】次に、本発明のマルチビジョン装置1に対
して映像調整撮影(以下、キャリブレーション撮影とい
う。)を行う場合のシステム構成例を図7を参照しなが
ら説明する。本発明のマルチビジョン装置1は、キャリ
ブレーション撮影を行う場合にも、映像調整を行うのに
設けられた画像投影システムによる映像調整機能を有効
に利用することができるようになっている。一般に映像
調整を行うための画像投影システムとしては、例えば特
願平9−326981号公報に記載の画像投影システム
がある。その画像投影システムと略同様にシステム構成
することにより、映像調整を行う。つまり、本実施の形
態では、本発明のマルチビジョン装置1と、該装置1の
複数のプロジェクタ16により投影されたスクリーン1
1上のマルチ映像を撮影する撮像装置22と、撮像装置
22により得られる画像データに基づき、前記複数のプ
ロジェクタの投影条件を調整する調整装置(図示せず)
とを含んでシステム構成する。
【0059】その場合、パーソナルコンピュータ等から
なるの調整装置による制御によって各プロジェクタ16
から調整用表示パターンをスクリーン11に投影させ、
それをデジタルカメラ等の撮像装置22で撮影したり、
あるいはや測色計で測色したりして撮像画像データを得
る。この撮像画像データは再度調整装置(図示せず)に
供給される。
【0060】なお、撮像装置22は、例えばユーザが視
聴する代表位置としてマルチビジョン装置1のスクリー
ン11に対向する正面に位置決めされるとともに、スク
リーン11全体を含む領域(撮影範囲)を撮影できるよ
うにセットされる。この場合、撮像装置22の高さHH
は、観客者の視点の高さである。高さを保つために三脚
21を用いて固定しても良い。なお、高さ維持のために
は、三脚以外のものでも全く問題はなく、専用の載置台
を用いても良い。
【0061】調整装置は、内部に搭載された画像処理手
段によって、供給された撮像画像データを用いて、画像
位置合わせ、色合わせ、明るさ合わせ等の調整や補正を
行うためのバラメータを算出する。調整装置は、算出さ
れたパラメータに基づき元画像データを変換して、各プ
ロジェクタ16への入力画像信号を調整する。各プロジ
ェクタ16は、調整されたその信号に基づいた画像を投
影する。これにより、入力画像の解像度を生かした高精
細度な投影画像が得られるようになっている。
【0062】本実施の形態では、このような映像調整を
有効的に行うために、図7に示すように各投射ユニット
12に内蔵されるプロジェクタ16の投射レンズの前
に、シャッター部材23が設置されている。
【0063】すなわち、各投影ユニット12からの投影
画像を補正するためのキャリブレーション撮影時、隣り
合う投射ユニット12の投影画像の影響を除去するため
に、前記シャッター部材23を用いて一時的に他の投影
画像を遮断する。図7では、上段の投射ユニット12の
投影画像を撮像装置22によって撮影するために、中
段、下段の投射ユニット12に対応するシャッター部材
23が作動している状態を表している。これら2つのシ
ャッター部材23が作動して、対応する投射ユニット1
2の投影画像の照射を強制的に遮断し、上段の投射ユニ
ット12のみ投影画像が照射されている。つまり、本実
施の形態では、一度にスクリーン11上の投影画像を撮
像して調整するのではなく、シャッター部材を用いて部
分的に投影画像の撮影を行い、調整する。
【0064】シャッター部材23の機構としては、モー
タによりシャッター部材23を光路中に進退させるも
の、あるいはソレノイドでシャッターを開閉するものな
どの機構のものである。すなわち、このようなシャッタ
ー部材がない場合には、1台1台電源を落とさなければ
ならず、一旦電源を落とすと立ち上がるまでに数分、光
源が安定するまでに30分ほどかかってしまい、映像調
整の時間が数時間に及んでしまうことも考えられること
から、このようなシャッター機構を採用することによ
り、そのロスタイムを防ぐことができ、数分での映像調
整を可能にしている。
【0065】前記シャッター部材23は、前述したパー
ソナルコンピュータ等の調整装置によってそのシャッタ
ー動作が制御されるようになっており、また、本実施の
形態のマルチビジョン装置1に対するキャリブレーショ
ン撮影においても前記調整装置によって自動的に制御が
なされるようになっている。
【0066】したがって、本実施の形態によれば、投影
画像よりも小さいハウジングの投射ユニットを積み上げ
ることによって、隣り合う投影画像は必ず重なりが生
じ、その重なり部分を画像処理することで、つなぎ目の
ない高精細な投影画像を得ることができる。投射ユニッ
ト12の水平および垂直方向に積み上げられた位置によ
って、各投射ユニットの光量減少部材13,14,15
の取付の有無が決定される。そして、投射ユニット12
の前面に設けられた投射光の開口27を有する取付板1
7に、光量減少部材13,14,15がその取り付け位
置が調整可能に取り付けられている。よって、縦横に、
すなわち垂直および水平方向に投射ユニット12を積み
上げた後でも容易に光量減少部材の取り付け位置の調整
を行うことが可能である。また、プロジェクタ16の投
射光を一時的に遮断するシャッター部材23を各投射ユ
ニット12内に設けたことにより、キャリブレーション
撮影時に、撮影対象以外のプロジェクタ16の投影画像
をカットするができる。よって、撮影対象以外の投射光
が入らないため、正確なキャリブレーション撮影を行う
ことが可能となる。
【0067】次に第2の実施の形態について説明する。
【0068】図8乃至図12は本発明に係るマルチビジ
ョン装置の第2の実施の形態を示す。図8は各プロジェ
クタに水平、垂直方向に位置と角度の調整可能な駆動装
置を備えた場合のマルチビジョン装置の概略構成を示す
斜視図である。図9は図8の駆動装置を含む電気回路部
分の構成を示すブロック図である。図10は該マルチビ
ジョン装置の一部の構成についての側面図である。図1
1は該マルチビジョン装置の一部の構成についての平面
図である。図12は該マルチビジョン装置のスクリーン
上の投射画像を説明するための説明図である。なお、図
中では、前記第1の実施の形態と同様に光学系の光束に
ついては説明簡略化のため、特徴となる光学系の光束の
みが示されている。
【0069】本実施の形態のマルチビジョン装置の全体
構成は、前記第1の実施の形態におけるマルチビジョン
装置1と略同様に構成されており、異なる点は、各投射
ユニットに内蔵されるプロジェクタ16が、駆動装置に
よって水平及び垂直方向において、位置と、投射光の投
射方向すなわち投射角度を調整可能に取り付けられて構
成したことである。
【0070】例えば、図8に示すマルチビジョン装置
は、9台の投射ユニット51〜59を、水平方向に3
台、垂直方向に3台それぞれ配設されてなる9台の(3
×3)のCUBEタイプのマルチビジョン装置として構
成したものである。
【0071】投射ユニット51〜59は、それぞれのハ
ウジングの内部に背面投射型プロジェクタ61〜69を
内蔵している。また、図示はしないが、前記第1の実施
の形態と同様にハウジング内部には、図7に示すような
シャッター部材、投射ユニット前面には、図4および図
7に示すような光量減少部材を有している。
【0072】本実施の形態の投射ユニット51〜59
は、それぞれ内蔵するプロジェクタ61〜69の位置が
投射ユニット内で水平、垂直方向に移動してその位置が
変更可能となり、さらにプロジェクタの投射光の投射す
る方向すなわち投射角度が水平および垂直方向に変更可
能となる駆動装置60a〜60i(図8では図示せず)
を備えて構成されている。これら駆動装置60a〜60
iは、例えばモータ等の回転駆動装置及び回転動力伝達
機構を備え、このモータの回転動力が回転動力伝達機構
に伝達されることによってプロジェクタの投射ユニット
内での高さと投射光の角度を水平、垂直方向に自在に調
整する。この回転伝達機構としては、例えばギアトレイ
ン、チェーンギア、カムーカムフロア等がある。また回
転駆動装置としては、モータやリニアモータ、あるいは
超音波モータがある。
【0073】また、回路ブロック的には、図9に示すよ
うに、それぞれの投射ユニット51〜59に備えられた
駆動装置60a〜60iは、前述したマルチビジョン装
置内又は外部に設置された制御装置10Aによって、そ
の駆動制御がなされるようになっており、各プロジェク
タ61〜69の位置および投射方向の変更が簡単に行う
ことができるようになっている。
【0074】さらに、本実施の形態の特徴となる構成及
び作用を、垂直方向、水平方向に分けて順次説明する。
本実施の形態のマルチビジョン装置1の垂直方向におい
て、図10に示すように、スクリーン11と積み重ねた
投射ユニット51〜53との位置関係は、前記第1の実
施の形態における式(1)、式(2)および式(3)の
関係を満足している。同様に投射ユニット56,54,
58の縦列、投射ユニット57,55,59の縦列も、
その関係は満足している状態にある。
【0075】このような構成のマルチビジョン装置1で
は、重なり部の投射光のなす角θ1が大きいと、見る方
向によって光の強度が違い合わせ目が目立ってしまう。
つまり指向性の影響を受けてしまうことがある。このた
め、拡散性の高いスクリーンを用いれば、そうした影響
は軽減することができるが、一般には拡散性の高いスク
リーンは、入力光に対して出力光の強度が弱くなる傾向
がある。そこで、本実施の形態では、投射ユニット51
〜59内でのプロジェクタ61〜69の位置を、前記駆
動装置60a〜60iによって例えば3段階に調整でき
るよう構成されている。さらに、隣り合う投射光のなす
角θを小さくするために、プロジェクタの角度を調整で
きるように構成されている。
【0076】例えば、制御装置10Aは、中央に位置す
るプロジェクタ62の投射ユニット52内の底面からの
高さをh0とした場合、上段の投射ユニット51内のプ
ロジェクタ61の高さhLが、h0>hLで、且つ投射
プロジェクタ61の投射光が上方に傾くように投射ユニ
ット51の駆動装置60aを制御して、プロジェクタ6
1の位置と角度を調整する。また、制御装置10Aは、
下段に位置する投射ユニット53内のプロジェクタ63
の高さhHが、hH>h0で且つプロジェクタ63の投
射光が下方に傾くように投射ユニット53の駆動装置6
0cを制御して、プロジェクタ63の位置と角度を調整
する。
【0077】このように設置することで、重なり部分の
投射光のなす角θ1は、前記第1の実施の形態の場合よ
りも格段に小さくすることができ、上述した指向性の影
響を軽減することができる。
【0078】一方、マルチビジョン装置の水平方向にお
いて、図11に示すようにスクリーン11と横に並べた
投射ユニット54,52,55との位置関係において
も、前記第1の実施の形態における式(2)、式(4)
および式(5)の関係を満足している。同様に投射ユニ
ットの56,51,57の横列、投射ユニット58,5
3,59の横列もその関係は満足している状態にある。
【0079】このような構成のマルチビジョン装置1で
は、重なり部の投射光のなす角θ2が大きいと、垂直方
向と同様に見る方向によって光の強度が違い合わせ目が
目立ってしまう。つまり上述したような指向性の影響を
受けてしまうことになる。このため、拡散性の高いレン
チキュラーレンズと組合わせたスクリーンを用いれば、
そうした影響は軽減することができるが、一般には拡散
性の高いスクリーンは、入力光に対して出力光の強度が
弱くなる傾向がある。
【0080】そこで本実施の形態では、そのなす角θ2
を小さくするために、投射ユニット51〜59内での背
面投射プロジェクタ61〜69の水平方向における位置
と、投射光の投射方向すなわち投射角度を、前記駆動装
置60a〜60iによって例えば3段階に調整できるよ
う構成されている。
【0081】例えば、制御装置10Aは、中央に位置す
る背面投射プロジェクタ62の投射ユニット52内の水
平方向の位置をそのハウジングの右からw0の距離(ハ
ウジングの水平方向の距離)としたとき、右隣の投射ユ
ニット55内のプロジェクタ65の水平方向におけるハ
ウジングの右からの距離(wH)が大きくなるように制
御する。すなわち、プロジェクタ65は中央寄りとな
り、wH>w0となる。さらに、制御装置10Aは、プ
ロジェクタ65の投射方向が外側に傾くように投射ユニ
ット55の駆動装置60eを制御して変更し、その変更
状態を維持する。また、制御装置10Aは、左隣の投射
ユニット54内のプロジェクタ64は、その水平方向に
おけるハウジングの右からwLの距離が小さくなって中
央寄りとなり、wL<w0となるように制御する。さら
に、制御装置10Aは、プロジェクタ64の投射方向が
外側に傾くように投射ユニット54の駆動装置60dを
制御して変更し、その設置状態を保持する。
【0082】このように設置することで、重なり合わせ
部分の投射光のなす角θ2は、前記第1の実施の形態の
場合よりも格段に小さくすることができ、上述した指向
性の影響を軽減することができる。
【0083】さらに、本実施の形態においては、図10
及び図11で示すように、中央のプロジェクタ62を中
心として、周囲の投射ユニット内のプロジェクタ61,
63〜69の位置を中央に寄せ、上下、左右方向に傾け
るため、スクリーン11との距離が離れてしまうことに
なる。そこで、中央に寄せ、上下、左右方向に傾ける際
には、投射光の出口中心からスクリーンまでの距離L0
が一定になるように、δ分だけスクリーン11側に各プ
ロジェクタを移動するように制御装置10Aによる駆動
制御によって調整されるようになっている。すなわち、
少なくとも、中央のプロジェクタ62からみて、上下、
左右、斜め方向のプロジェクタ61、63乃至69は、
スクリーンの方向において移動可能となっている。
【0084】ところで、本実施の形態のマルチビジョン
装置では、上述したようなプロジェクタの位置と投射角
度制御を行うと、図12に示すように、中央のプロジェ
クタのみが長方形の形状を維持する。しかし、他のプロ
ジェクタによる周囲の投影画像については、歪みを持っ
て投影されることになる。図12において、投影される
投影画像は9つある。スクリーン11上に、点線で示す
ように、左側の上、中、下にUL、CL、LLの3つ、
中央の上、中、下にUC、CC、LCの3つ、そして右
側の上、中、下にUR、CR、LRの3つの投影画像が
投影される。
【0085】しかし、本実施の形態においても、その歪
みを調整するために、前記第1の実施の形態と同様な画
像投影システムを用いる。すなわち、図12に示す状態
の投影画像を、画像調整のための撮影を行う撮像装置2
2(図7)で撮影し、調整装置によって得られた画像デ
ータに基づいて必要なパラメータを算出する。そして、
算出されたパラメータに基づいて、投影する画像信号を
調整して投影する。このように投影画像の補正処理を行
うことにより、結果的には、図12に示す太線で囲んだ
ような長方形の歪みのない画像を表示させることが可能
となる。
【0086】この場合、前記第1の実施の形態にて示し
た投影画像(図3参照)に比べ、重なり部分が複雑な形
状になるが、光量減少部材13,14,15は、前記し
たように、縦横に積み上げたあとでも調整作業が容易に
行なうことができる。従って、上述した歪み等の画像調
整の後に、光量減少部材の調整を行うことができるの
で、満足する投影画像が得られることは明らかである。
【0087】したがって、本実施の形態によれば、投射
ユニットのハウジングの中で、各プロジェクタ16の水
平および垂直方向の位置、水平、垂直の両方向における
投射角度、大型スクリーン11との距離が可変にできる
駆動装置60a〜60iを備えた投射ユニット51〜5
9によって、マルチビジョン装置が構成されている。従
って、縦横積み上げた際に、積み上げられた位置によっ
て、ハウジングの中のプロジェクタ61〜69の位置を
選択し、隣り合う投射光のなす角が小さくなるように投
射光の向きを水平、垂直において調整し設定することが
できるため、重なりあう投影画像の部分の指向性の影響
を減少させることができる。よって、重ね合わせ部分の
指向性の少ない、且つ目地のない大型多画素画面を、設
置の簡単なマルチビジョン方式で実現できる。他の作
用、効果については、前記第1の実施の形態と同様であ
る。
【0088】なお、本実施の形態では、縦3列横3列の
投射ユニットを配置した構成について説明したが、縦横
いくつかの投射ユニットを組み合わせて構成されるマル
チビジョン装置においても応用させることが可能であ
る。組合わせる列数により投射ユニット内のプロジェク
タの位置の可変段数を設定することで実現できる。
【0089】また、本実施の形態においては、投射ユニ
ット51〜59内に、それぞれ内蔵されたプロジェクタ
61〜69の位置や角度を垂直方向、水平方向に調整可
能な駆動装置60a〜60iを設けて構成した場合につ
いて説明したが、手動で各プロジェクタの水平、垂直方
向における位置や角度を自在に調整可能な調整機構を設
けて構成しても良い。また、各投射ユニット51〜59
内のプロジェクタ61〜69に有する投射レンズをズー
ム機能を備えるズームレンズとして構成し、各プロジェ
クタ61〜69のズーム機能を用いて、重ね合わせ部分
の指向性を少なくするようにしても良い。次に、第3の
実施の形態について説明する。
【0090】図13乃至図15は本発明に係るマルチビ
ジョン装置の第3の実施の形態を示す。図13は、第2
の実施の形態で説明した駆動装置60aないしiを用い
ずにスクリーンとの距離を一定の確保するために各投射
ユニットをそれぞれずらして設置した場合のマルチビジ
ョン装置の一部の構成についての側面図である。図14
は該マルチビジョン装置の一部の構成についての平面図
である。図15は該マルチビジョン装置の概略構成を示
す斜視図である。なお、図中では、前記第1及び第2の
実施の形態と同様に光学系の光束については説明簡略化
のため、特徴となる光学系の光束のみが示されている。
【0091】本実施の形態では、前記第2の実施の形態
における各投射ユニットの駆動装置を設けずとも、各投
射ユニットを設置時にそれぞれずらして配置して設置す
ることにより、スクリーンとの距離を一定に確保して指
向性の影響を少なくなるように構成した。これによっ
て、投射ユニット内の位置決め機構の簡略化及び駆動装
置の削除による低コスト化と、設置作業者による誤組立
作業の防止を図ることが可能である。その他の構成につ
いては前記第2の実施の形態と同様である。
【0092】例えば、図15に示すマルチビジョン装置
は、9台の投射ユニット71〜79を、水平方向に3
台、垂直方向に3台それぞれ配設されてなる9台の(3
×3)のCUBEタイプのマルチビジョン装置として構
成したものである。それぞれの投射ユニット71〜79
の投射光の出口中心からスクリーンまでの距離を一定に
確保するために、スクリーンに向かってそれぞれ前後方
向に所定量ずらして設置されている。
【0093】投射ユニット71〜79は、それぞれのハ
ウジングの内部に背面投射型プロジェクタ81〜89を
内蔵している。また、図示はしないが、前記第1の実施
の形態と同様にハウジング内部には、図7に示すような
シャッター部材、投射ユニット前面には、図4および図
7に示すような光量減少部材を有している。
【0094】さらに、本実施の形態の特徴となる構成及
び作用を、垂直方向、水平方向に分けて順次説明する。
本実施の形態のマルチビジョン装置1の垂直方向におい
て、図13に示すように、スクリーン11と積み重ねた
投射ユニット71〜73との位置関係は、前記第1の実
施の形態における式(1)、式(2)および式(3)の
関係を満足している。同様に投射ユニット76,74,
78の縦列、投射ユニット77,75,79の縦列も、
その関係は満足している状態にある。
【0095】このような構成のマルチビジョン装置1で
は、重なり合わせ部分の投射光のなす角θ1が大きい
と、見る方向によって光の強度が違い合わせ目が目立っ
てしまう。つまり指向性の影響を受けてしまうことにな
る。そこで、本実施の形態では、前記第2の実施の形態
と同じように、そのなす角θを小さくするために、投射
ユニット71〜79内でのプロジェクタ81〜89の高
さ方向の位置を、駆動装置を用いずに例えば3段階に調
整できるような調整機構(図示せず)を有して構成され
ている。
【0096】中央に位置する投射ユニット72内のプロ
ジェクタ82の高さをh0とした場合、上段の投射ユニ
ット71内のプロジェクタ81の高さhLが、h0>h
Lで且つプロジェクタ81の投射光が上方に傾くように
図示しない調整機構により該プロジェクタ81の位置を
調整する。そして、その状態が維持される。また、下段
に位置する投射ユニット73内のプロジェクタ83の高
さhHがhH>h0の関係を満たし、且つプロジェクタ
83の投射光が下方に傾くように図示しない調整機構に
より該プロジェクタ83の位置を調整し、その状態が維
持される。
【0097】このように設置することで、重なり合わせ
部分の投射光のなす角θ1は、前記第1の実施の形態の
場合よりも格段に小さくすることができ、上述した指向
性の影響を軽減することができる。
【0098】一方、マルチビジョン装置の水平方向にお
いては、図14に示すようにスクリーン11と横に並べ
た投射ユニット74,72,75との位置関係は、前記
第1の実施の形態における式(2)、式(4)そして式
(5)の関係を満足している。同様に投射ユニット7
6,71,77の横列、投射ユニット78,73,79
の横列も、その関係は満足している状態にある。
【0099】このような構成のマルチビジョン装置で
は、重なりあわせ部の投射光のなす角θ2が大きいと、
見る方向によって光の強度が違い合わせ目が目立ってし
まう。つまり指向性の影響を受けてしまうことになる。
そこで、本実施の形態では、前記第2の実施の形態と同
じように、そのなす角θ2を少なくするために、投射ユ
ニット71〜79内での背面投射プロジェクタ81〜8
9の水平方向の位置を駆動装置を用いずに例えば3段階
に調整できるような調整機構(図示せず)を有して構成
されている。
【0100】中央に位置する投射ユニット82内のプロ
ジェクタ72の水平方向の位置をそのハウジングの右か
らw0の距離(ハウジング内の水平方向の距離)とした
とき、右隣の投射ユニット75内のプロジェクタ85の
水平方向におけるハウジングの右からの距離のwHが大
きくなる。すなわち、プロジェクタ85は中央寄りとな
り、wH>w0となる。さらに、プロジェクタ85の投
射方向が外側に傾くように図示しない調整機構により該
プロジェクタ85の姿勢を調整し、その状態が維持され
る。また、左隣の投射ユニット74内のプロジェクタ8
4は、水平方向においてハウジングの右からwLの距離
が小さくなって、中央寄りとなり、wL<w0となる。
さらに、プロジェクタ84の投射方向が外側に傾くよう
に図示しない調整機構により該プロジェクタ84の姿勢
を調整し、その状態が維持される。
【0101】このように設置することで、重なり部分の
投射光のなす角θ2は、前記第1の実施の形態の場合よ
りも格段に小さくすることができ、指向性の影響を軽減
することができる。
【0102】また、本実施の形態においては、図13及
び図14で示すように、中央のプロジェクタ82を中心
として、周囲の投射ユニット内のプロジェクタ81,8
3〜89の位置を中央に寄せ、投射方向を上下、左右方
向に傾けるため、スクリーン11との距離が離れてしま
うことになる。そこで、スクリーン11と各プロジェク
タとの距離L0を一定に確保するために、垂直方向にお
いては、投射ユニット72を基準としてその上下方向の
投射ユニット71,73を、スクリーン11側にずらす
ようにして寄せて設置する。また、水平方向において
は、この縦3列の投射ユニット71,72,73を中心
として、左右それぞれの投射ユニットをスクリーン11
側にずらすように寄せて設置する。すなわち、図15に
示すようにそれぞれの投射ユニットをこうした配置形態
に設置することで、各プロジェクタとスクリーン11と
の距離L0を一定にし、その状態を確保することが可能
となる。
【0103】したがって、本実施の形態によれば、ハウ
ジングの中で各プロジェクタの水平および垂直方向の位
置、さらに水平、垂直の両方向の投射角度が可変にでき
る投射ユニット71〜79によりマルチビジョン装置が
構成されている。従って、縦横積み上げた際に、積み上
げられた位置によって、ハウジングの中のプロジェクタ
81〜89の位置を選択し、かつ隣り合う投射光のなす
角が小さくなるように、投射光の向きを水平、垂直にお
いてそれぞれの調整機構を用いて容易に調整することが
できる。また、スクリーンとの距離調整を、投射ユニッ
トをスクリーンへの投射方向において前後方向にずらし
て積み上げることで調整する。これによって、設置の際
に目視でその設置状態を確認することができるので、作
業者による誤設置の防止を図ることができるという効果
もある。さらに、各投射ユニット内に駆動装置が設けら
れていないので、コスト的にも前記第2の実施の形態よ
りも低コストで実施することができるという効果もあ
る。他の作用、効果については、前記第1の実施の形態
と同様である。
【0104】なお、本実施の形態では、縦3列横3列の
投射ユニットを配置した構成について説明したが、縦横
いくつかの投射ユニットを組み合わせて構成されるマル
チビジョン装置においても応用させることが可能であ
る。組合わせる列数により投射ユニット内のプロジェク
タの位置の可変段数を設定することと、投射ユニットの
前後の位置関係をその段数に合せて設定することで実現
できる。
【0105】また、本発明に係る第1乃至第3の実施の
形態においては、複数の投射ユニットを積み上げて投射
装置として設置した場合について説明したが、勿論、図
示はしないが各投射ユニット間、あるいは全体の投射ユ
ニットをそれぞれ固定する固定手段によってその設置状
態が保持されるようになっており、安全対策についても
十分配慮がなされている。また、キャリブレーション撮
影を行うのに必要な撮像装置や調整装置等は、マルチビ
ジョン装置の本体内あるいは外部に配置することが考え
られるが、作業性を考慮すれば、マルチビジョン装置本
体内に収容することが望ましい。
【0106】なお、第一乃至第三の実施の形態におい
て、スクリーン上に映し出される投影画像のサイズを大
きくしたいときは、図16に示すようなスペーサを投射
ユニット間に設けてもよい。図16に示すように、隣接
する投射ユニット間の間隔を変更すなわち調整する機構
であるスペーサ71が投射ユニット12の間に設けられ
ている。スペーサ71を投射ユニット12の間に設け、
プロジェクタ16からスクリーン11までの距離を大き
くすれば、各投射光の重ね合わせ量(OL)を増やすこ
となく、投射画像は拡大される。投影画像の垂直方向の
長さは、スペーサを設けないときの長さH3から、H5
に変更される。ここでは、垂直方向において投射ユニッ
ト間にスペーサを設けているのが示されているが、水平
方向においても同様にスペーサが設けられている。スペ
ーサの高さあるいは幅の長さを変更することで、投影画
像のサイズを自由に変更することができる。このよう
に、投射ユニット間にスペーサを設け、プロジェクタと
スクリーン間の距離をL0から(L0+α)に長くすれ
ば、各投射光の重ね合わせ量(OL)を増やすことな
く、投影画像を大きくすることができる。なお、投射ユ
ニット間の間隔を可変にする手動あるいは自動の機構を
設けて、投射ユニット間の間隔を調整するようにしても
よい。
【0107】また、本発明は、前述した第1乃至第3の
実施の形態に限定されるものではなく、これらの実施の
形態の組み合わせや応用も本発明に適用されるものであ
る。
【0108】以上、説明したように、隣接する投射画像
がスクリーン上で重なるようにして1つの大画面画像を
形成可能に構成したことにより、隣り合う画像の境目を
無くして高精細な投影画像が得られるとともに、簡単に
光量調整部材の位置調整を行うことができる。また、画
像投影システムを用いてキャリブレーション撮影を行う
場合でも、隣り合う画像の影響を除去して該画像投影シ
ステムによる映像調整機能を有効に利用することも可能
となる。さらに、共通の投射ユニットを使用し、縦横に
積み重ねた複数の投射ユニットの設置位置に応じて投射
ユニット内のプロジェクタの投影方向を変更させること
により、あたかも一つの光源から投射されたような良好
な投影画像を得ることができる。これにより、投影画像
の高精細化を可能にした高性能なマルチビジョン装置を
提供することが可能となる。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
隣接する投射画像がスクリーン上で重なり領域を有する
ようにして1つの大画面画像を形成可能に構成したこと
により、隣り合う画像の境目を無くして高精細な投影画
像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマルチビジョン装置の第1の実施の形
態を示し、本発明に係るマルチビジョン装置の概略構成
例を示す側面図である。
【図2】本発明に係るマルチビジョン装置の概略構成例
を示す平面図である。
【図3】本発明に係るマルチビジョン装置のスクリーン
上の投影画像の例を示す正面図である。
【図4】マルチビジョン装置における複数の投射ユニッ
トを積み上げた状態の例を示す斜視図である。
【図5】マルチビジョン装置の投射ユニット内に光量減
少部材を設けた状態の例を示す斜視図である。
【図6】投射装置とスクリーンの間に別個に光量減少部
材ユニットを設けた状態の例を示す斜視図である。
【図7】図1のマルチビジョン装置に対して画像調整撮
影を行う場合の画像投影システム構成の例を示す構成図
である。
【図8】本発明のマルチビジョン装置の第2の実施の形
態を示し、各プロジェクタに水平、垂直方向に位置と角
度の調整可能な駆動装置を備えた場合のマルチビジョン
装置の概略構成を示す斜視図である。
【図9】駆動装置を含む電気回路部分の構成を示すブロ
ック図である
【図10】 本発明に係るマルチビジョン装置の一部の
構成についての側面図である。
【図11】 本発明に係るマルチビジョン装置の一部の
構成についての平面図である。
【図12】本発明に係るマルチビジョン装置のスクリー
ン上の投射画像を説明するための説明図である。
【図13】本発明のマルチビジョン装置の第3の実施の
形態を示し、スクリーンとの距離を一定の確保するため
に各投射ユニットをそれぞれずらして設置した場合のマ
ルチビジョン装置の一部の構成についての側面図であ
る。
【図14】本発明に係るマルチビジョン装置の一部の構
成についての平面図である。
【図15】本発明に係るマルチビジョン装置の概略構成
を示す斜視図である。
【図16】本発明に係るマルチビジョン装置の投射ユニ
ット間にスペーサを設けて投影画像を拡大表示した場合
の例を説明するためのマルチビジョン装置の一部の構成
についての側面図である。
【符号の説明】
1・・・マルチビジョン装置 10・・・投射装置 10A・・・制御装置 11・・・スクリーン 12、51〜59、71〜79・・・投射ユニット 12a・・・ハウジング 13、14、29・・・光量減少部材ユニット 16、61〜69、81〜89・・・プロジェクタ 17・・・取付板部 18、19、20・・・重なり部分 22・・・撮像装置 24・・・支持部材 25・・・位置決め部材 27、30・・・開口 28・・・台座 60a〜60i・・・駆動装置 代理人 弁理士 伊 藤 進

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】背面投射型プロジェクタと、この背面投射
    型プロジェクタを支持するハウジングとからなる投射ユ
    ニットを複数配列して構成されてなる投射装置と、 前記投射装置と隔離して配置され、前記投射装置から投
    射された映像を表示するスクリーンと、を具備し、 隣接する前記投射ユニットから投射された映像同士は、
    前記スクリーン上で重なり領域を有し、かつ前記スクリ
    ーン上に1つの映像が形成されることを特徴とするマル
    チビジョン装置。
  2. 【請求項2】前記各投射ユニットには、投射光の光量を
    減少させる光量減少部材が設けられていることを特徴と
    する請求項1に記載のマルチビジョン装置。
  3. 【請求項3】前記光量減少部材は、前記投射ユニットへ
    の取り付け位置が調整可能であることを特徴とする請求
    項2に記載のマルチビジョン装置。
  4. 【請求項4】前記各投射ユニットには、投射光を一時的
    に遮断するシャッター部材が設けられていることを特徴
    とする請求項1に記載のマルチビジョン装置。
  5. 【請求項5】前記各背面投射型プロジェクタは、前記投
    射ユニット内での位置の変更が可能に支持されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のマルチビジョン装置。
  6. 【請求項6】前記各投射ユニット内での位置の変更は、
    水平および垂直方向において可能であることを特徴とす
    る請求項5に記載のマルチビジョン装置。
  7. 【請求項7】前記各背面投射型プロジェクタは、前記投
    射ユニットにおいて、投射光の投射方向を変更可能に支
    持されていることを特徴とする請求項1に記載のマルチ
    ビジョン装置。
  8. 【請求項8】前記各投射光の投射方向の変更は、水平お
    よび垂直方向において可能であることを特徴とする請求
    項7に記載のマルチビジョン装置。
  9. 【請求項9】前記各背面投射型プロジェクタは、前記投
    射ユニットが配置された位置に応じ、前記投射ユニット
    内での位置の変更がなされることを特徴とする請求項5
    に記載のマルチビジョン装置。
  10. 【請求項10】前記各背面投射型プロジェクタは、前記
    投射ユニットが配置された位置に応じ、前記投射光の投
    射方向の変更がなされることを特徴とする請求項5に記
    載のマルチビジョン装置。
  11. 【請求項11】前記投射ユニットの一部または前記背面
    投射型プロジェクタの一部は、配置された位置に応じ
    て、前記スクリーンとの距離が変更可能であることを特
    徴とする請求項1に記載のマルチビジョン装置。
  12. 【請求項12】前記スクリーンの高さをHs、横幅をW
    sとし、前記スクリーンに対向する側の前記投射装置の
    高さをHp、横幅をWpとしたとき、前記投射装置の大
    きさがHp<Hs、Wp<Wsとなる関係を満たすこと
    を特徴とする請求項1に記載のマルチビジョン装置。
  13. 【請求項13】前記投射ユニットから前記スクリーン上
    に投射された投射画像の高さをHs、横幅をWsとし、
    前記スクリーンに対向する側の前記投射ユニットの高さ
    をHp、横幅をWpとしたとき、前記投射ユニットの大
    きさが、Hp<Hs、Wp<Wsとなる関係を満たすこ
    とを特徴とする請求項1に記載のマルチビジョン装置。
  14. 【請求項14】隣接する前記投射ユニット間の距離を変
    更する機構をさらに有することを特徴とする請求項1に
    記載のマルチビジョン装置。
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