JP2005107465A - 光学ユニット及びプロジェクタ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、光学ユニット、特にプロジェクタ等に用いる投影レンズに対して他の光学部品を、高精度に配置することが必要なユニットにおいて、モバイル用途に適したより小型化を達成した光学ユニットを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、請求項1に記載するように、ケース体と、このケース体に設けられた投影レンズ又は撮影レンズを配置する第1の配置部と、このケース体に設けられた第2のレンズを配置する矩形状の第2の配置部と、この配置部に配置される側面が矩形状の第2のレンズとを有することを特徴とする光学ユニットである。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明は、請求項1に記載するように、ケース体と、このケース体に設けられた投影レンズ又は撮影レンズを配置する第1の配置部と、このケース体に設けられた第2のレンズを配置する矩形状の第2の配置部と、この配置部に配置される側面が矩形状の第2のレンズとを有することを特徴とする光学ユニットである。
【選択図】 図1
Description
本発明は、レンズの高精度な位置合わせを必要とする光学ユニット、及びビデオプロジェクタに関するものである。
出願人は、先に、特願2001−71937号に示される画像表示装置を出願した。この画像表示装置は、白色光源と、白色光源からの光線を2次光源として集光する集光ミラーと、2次光源の位置に配置され、白色光を時間的に光の3原色に分解するカラーフィルタと、コンデンサレンズと、第1及び第2の折り返しミラーと、2次元に配列された各ピクセルの微小ミラーの傾きを変化させることにより反射光の角度を変化させてオン/オフ状態を作る反射表示手段と、この反射表示手段によって表された画像をスクリーンに拡大して投影する投影レンズとを備えるものである。
図5は、上記従来技術の構造図であり、10は白色光源のアーク(発光点)、11は集光ミラーとしての楕円ミラー、15は輪帯部分が光の三原色(赤、緑、青)に分割された回転可能なカラーフィルタ、13は光学部品であるライトトンネル、16はコンデンサレンズ、17は折り返しミラーとしての平面ミラー、18は第2の折り返しミラーとしての球面ミラー、19は反射表示手段としてのDMD(ディジタルマイクロミラーデバイス)、3は第2のコンデンサレンズ、20は投影レンズである。
ここで、DMD19は、「光学」(vol.25,No.6,p.313〜314,1996年)に記載されているように、2次元的に配列した各ピクセルが微小なミラーから構成され、各ピクセルごとにその直下に配置されたメモリー素子による静電界作用によって上記微小ミラーの傾きを制御し、反射光の反射角度を変化させることによってオン/オフ状態を作る反射形表示素子である。そして、ピクセルがオフの状態では、当該ピクセルの微小ミラーによる反射光が投影レンズに入射せず、ピクセルがオンの状態では、当該ピクセルの微小ミラーによる反射光が投影レンズ20に入射してスクリーンに画像を形成するように光学系部品を配置する必要がある。なお、各ピクセルの微小ミラーのオン時の傾き角は、DMD19の光線の入射面に対して10度から12度程度と決められている。
特開2002−268010号
従来の第2のコンデンサレンズの取り付け構造を図3に示す。
ケース体1の第1の配置部には図示しない投影レンズ体が配置、固定される。
第2のコンデンサレンズ3は、コンデンサレンズ位置決め用フレーム7に接着剤で固定されており、この位置決め用フレーム7の底面の図示しないねじ穴にて光学ユニットのケース体1に配置、固定されている。
また、ケース体1の第2の配置部4には図示しないDMDが配置、固定される。
従来用いられている第2のコンデンサレンズ3の正面図を図3に示す。この第2のコンデンサレンズは、DMDに光源からの照明光を導くと共に、DMDからの反射光を投影レンズに導くため球面構造のレンズの一部を利用しており、正確な位置合わせが必要なため、レンズの縁に円形状を残しており、この円形状を用いて、フレームに位置合わせしている。そのため、従来の光学ユニットは高さ方向において小型化が困難であった。
ケース体1の第1の配置部には図示しない投影レンズ体が配置、固定される。
第2のコンデンサレンズ3は、コンデンサレンズ位置決め用フレーム7に接着剤で固定されており、この位置決め用フレーム7の底面の図示しないねじ穴にて光学ユニットのケース体1に配置、固定されている。
また、ケース体1の第2の配置部4には図示しないDMDが配置、固定される。
従来用いられている第2のコンデンサレンズ3の正面図を図3に示す。この第2のコンデンサレンズは、DMDに光源からの照明光を導くと共に、DMDからの反射光を投影レンズに導くため球面構造のレンズの一部を利用しており、正確な位置合わせが必要なため、レンズの縁に円形状を残しており、この円形状を用いて、フレームに位置合わせしている。そのため、従来の光学ユニットは高さ方向において小型化が困難であった。
上記課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載するように、ケース体と、このケース体に設けられた投影レンズ装置を配置する第1の配置部と、このケース体に設けられた第2のレンズを配置する第2の配置部と、この配置部に配置される側面が矩形状の第2のレンズとを有することを特徴としている。特に、第2のレンズを矩形としてレンズを小型化すると共に、ケース体に直接レンズを組み込む構造としている。
なお、請求項2、3に記載するように、第2のレンズを本体ケースに組み込む際に、板バネと位置調節構造を用いることで、正確に位置合わせを行うことが可能となる。
本発明によれば、第2のレンズを矩形形状とし、更に光学ユニットのケース体に直接取り付けるため、小型化が可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態を示す斜視図であり、DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)を用いたプロジェクタに用いられる光学系部品の位置関係を示している。
これらの図において、1は光学ユニットのケース体、2は図示しない投影レンズ装置を取付ける第1のレンズ配置部。3は図示しないDMDに光を照射すると共にDMDからの反射光を投影レンズに導く第2のコンデンサレンズ、4は第2のコンデンサレンズ4を取付ける第2のレンズ配置部である。このレンズ3の背後には図示しないDMDが配置、固定される。
尚、第1のレンズ配置部2には投影レンズを固定するためのねじ穴6が設けられ、第2のレンズ配置部4にはコンデンサレンズ4の位置調節及び固定用のねじ穴7が設けられている。
コンデンサレンズ3は高精度に位置調節を行う必要があるため、第2のレンズ配置部の開口寸法より小さい寸法形状をしており、このコンデンサレンズ3を第2のレンズ配置部4に微調整可能に配置するため、板ばね5がコンデンサレンズ4の四方側面に配置されている。
これらの図において、1は光学ユニットのケース体、2は図示しない投影レンズ装置を取付ける第1のレンズ配置部。3は図示しないDMDに光を照射すると共にDMDからの反射光を投影レンズに導く第2のコンデンサレンズ、4は第2のコンデンサレンズ4を取付ける第2のレンズ配置部である。このレンズ3の背後には図示しないDMDが配置、固定される。
尚、第1のレンズ配置部2には投影レンズを固定するためのねじ穴6が設けられ、第2のレンズ配置部4にはコンデンサレンズ4の位置調節及び固定用のねじ穴7が設けられている。
コンデンサレンズ3は高精度に位置調節を行う必要があるため、第2のレンズ配置部の開口寸法より小さい寸法形状をしており、このコンデンサレンズ3を第2のレンズ配置部4に微調整可能に配置するため、板ばね5がコンデンサレンズ4の四方側面に配置されている。
図2にプロジェクタの全体構成を示す。
10は光源であり、この光源10の周囲には反射鏡(リフレクタ)11が設けられている。
この光源10の光放出開口にはレンズ12が設けられており、このレンズ12の焦点にライトトンネル13の光入力面が配置されている。
尚、ライトトンネル13は光を均一化するためのものである。
本プロジェクタは、より小型化を実現するために、光源10は光軸が、投影方向に平行になるように設けられており、このため、光源10からの光を直角に導くようにミラー14が設けられている。
ライトトンネル13の光出力端にはカラーホイール15が設けられており、このカラーホイール15は、赤、青、緑の光を透過させるフィルタからなり、このフィルタが回転可能に配置されている。
カラーホイール15の光出力面には、第1のコンデンサレンズ16が設けられており、この第1のコンデンサレンズ16から連続して出力される赤、青、緑の均一光は、第1の折り返しミラー17、第2の折り返しミラー18により光軸を調節され、第2のコンデンサレンズ3を介してDMD19に入射される。
第2のコンデンサレンズ3は、折り返しミラーとの対向面が凸形状面であり、凸レンズの球面の一部を矩形状に削り取った形状を成している。尚、その曲率は表面反射によるハレーションが少なくなるように設計されている。
DMD19は複数の微小なミラーから成り、各入射光の色の画像を形成させるため、各ミラーの内で画像を形成するミラーをオンとすることで、オン状態のミラーの光を投影レンズ側へ反射する。
尚、投影レンズは複数のレンズから構成されている。
10は光源であり、この光源10の周囲には反射鏡(リフレクタ)11が設けられている。
この光源10の光放出開口にはレンズ12が設けられており、このレンズ12の焦点にライトトンネル13の光入力面が配置されている。
尚、ライトトンネル13は光を均一化するためのものである。
本プロジェクタは、より小型化を実現するために、光源10は光軸が、投影方向に平行になるように設けられており、このため、光源10からの光を直角に導くようにミラー14が設けられている。
ライトトンネル13の光出力端にはカラーホイール15が設けられており、このカラーホイール15は、赤、青、緑の光を透過させるフィルタからなり、このフィルタが回転可能に配置されている。
カラーホイール15の光出力面には、第1のコンデンサレンズ16が設けられており、この第1のコンデンサレンズ16から連続して出力される赤、青、緑の均一光は、第1の折り返しミラー17、第2の折り返しミラー18により光軸を調節され、第2のコンデンサレンズ3を介してDMD19に入射される。
第2のコンデンサレンズ3は、折り返しミラーとの対向面が凸形状面であり、凸レンズの球面の一部を矩形状に削り取った形状を成している。尚、その曲率は表面反射によるハレーションが少なくなるように設計されている。
DMD19は複数の微小なミラーから成り、各入射光の色の画像を形成させるため、各ミラーの内で画像を形成するミラーをオンとすることで、オン状態のミラーの光を投影レンズ側へ反射する。
尚、投影レンズは複数のレンズから構成されている。
本実施例では、光学ユニットとして、図1に示した光学ユニットのケース体1に、投影レンズ第2のコンデンサレンズ3が固定され一体となり、第1のコンデンサレンズ、DMD、及び折り返しミラーからなるユニット内に配置、固定される。
第2のコンデンサレンズ3は、矩形状に切り出されているため、切り出し制度が位置合わせの精度に反映され、円形のレンズの設計上の円周を位置合わせとして用いる場合に比べ、位置合わせ精度は劣ることになるが、位置調節機能7を付加することによりそれを補っている。
尚、第2のコンデンサレンズ3は、位置が微調整された後に接着剤にてケース体1に固定される。
第2のコンデンサレンズ3は、矩形状に切り出されているため、切り出し制度が位置合わせの精度に反映され、円形のレンズの設計上の円周を位置合わせとして用いる場合に比べ、位置合わせ精度は劣ることになるが、位置調節機能7を付加することによりそれを補っている。
尚、第2のコンデンサレンズ3は、位置が微調整された後に接着剤にてケース体1に固定される。
本発明は、上記一実施例に限定されるものではなく、例えば、DMDではなくCCD撮像素子を用いたデジタルカメラの光学ユニットとしても利用できる。この場合も、CCD撮像素子の前面に設けられるレンズ(第2のレンズ)を矩形状に構成し、光学ユニットに直接配置、固定することにより、より小型化が実現できる。
また、ケース体の構造、各部品の配置構造も図1に限定されるものではない。
また、ケース体の構造、各部品の配置構造も図1に限定されるものではない。
本発明では、プロジェクタやカメラなどの光学ユニットに利用することができる。
1:光学ユニットのケース体
2:第1の配置部
3:第2のコンデンサレンズ
4:第2の配置部
5:板ばね
7:微調整部
2:第1の配置部
3:第2のコンデンサレンズ
4:第2の配置部
5:板ばね
7:微調整部
Claims (4)
- ケース体と、このケース体に設けられた投影レンズ又は撮影レンズを配置する第1の配置部と、このケース体に設けられた第2のレンズを配置する矩形状の第2の配置部と、この配置部に配置される側面が矩形状の第2のレンズとを有することを特徴とする光学ユニット。
- 前記ケース体と前記第2のレンズとの間に設けられた板バネを有することを特徴とする請求項1項記載の光学ユニット。
- 前記ケース体の第2の配置部には、第2のレンズの位置を微調整する位置調節手段を有することを特徴とする請求項1項記載の光学ユニット。
- 光学ユニットのケース体と、このケース体に設けられた投影レンズ装置を配置する第1の配置部と、このケース体に設けられた第2のレンズを配置する第2の配置部と、この配置部に配置される側面が矩形状の第2のレンズと、このレンズに対向して設けられた光変調装置と、前記第2のレンズを通して光を照射する光源装置とを有することを特徴とするプロジェクタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003374967A JP2005107465A (ja) | 2003-09-30 | 2003-09-30 | 光学ユニット及びプロジェクタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003374967A JP2005107465A (ja) | 2003-09-30 | 2003-09-30 | 光学ユニット及びプロジェクタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005107465A true JP2005107465A (ja) | 2005-04-21 |
Family
ID=34544247
Family Applications (1)
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JP2003374967A Pending JP2005107465A (ja) | 2003-09-30 | 2003-09-30 | 光学ユニット及びプロジェクタ装置 |
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JP (1) | JP2005107465A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008216867A (ja) * | 2007-03-07 | 2008-09-18 | Sanyo Electric Co Ltd | 投写型表示装置 |
JP2020509555A (ja) * | 2017-03-03 | 2020-03-26 | シグニファイ ホールディング ビー ヴィSignify Holding B.V. | 表面又は空中照明効果を生成するための照明システム |
-
2003
- 2003-09-30 JP JP2003374967A patent/JP2005107465A/ja active Pending
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