JP2008107620A - スクリーン装置およびこれを用いたプロジェクションシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】リア投射のタイリングプロジェクションでありながら、プロジェクタの操作を容易にできるとともに、筐体の奥行きを確実に小さくでき、かつ構造が簡単で埃等の問題も生じないスクリーン装置およびこれを用いたプロジェクションシステムを提供すること
【解決手段】複数台のプロジェクタ20を用いてタイリングを行うプロジェクションシステム1において、スクリーン装置10を、内部が遮光された箱状の筐体11と、筐体11の開口部12を覆うスクリーン13とで構成し、筐体11外部には、プロジェクタ20からの出射光を入射するための小窓17を設け、筐体11内には、小窓17から入射した出射光の光路をスクリーン13側に折り返す反射ミラー16を配置した。
【選択図】図2

Description

本発明は、スクリーン装置およびこれを用いたプロジェクションシステムに関する。
従来、複数台の投射型プロジェクタを協調動作させてタイリングプロジェクションを行うことが知られている。タイリングプロジェクションにおいては、1台のプロジェクタを用いて投射を行う場合と比較し、画像を大きくできるうえ、明るくでき、さらには画素数を多くできるので高画質を実現できるというメリットがある。
一方、プロジェクタを用いた投射方式には、プロジェクタをスクリーンに対して視聴者と同じ側に設置し、視聴者側から投射するフロント投射と、プロジェクタをスクリーンに対して視聴者とは反対側の見えない位置に設置し、視聴者側から見てスクリーンの裏側から投射するリア投射とがある。フロント投射の場合、視聴者がプロジェクタの光路を遮ってスクリーン上に影が生じたりするが、リア投射の場合には、そのような影が生じる心配が無く、画像がかけるという問題が生じない。
そこで、リア投射を利用した種々のディスプレイが提案されている(例えば特許文献1,2)。これらのディスプレイは、リア投射によってタイリングプロジェクションを実現するものであり、外部から遮光された筐体内に複数台のプロジェクタおよび複数の反射ミラーが収容され、各プロジェクタからの投射画像が反射ミラーを介して筐体前面に位置したスクリーンに裏側から拡大投射される。
特開2002−6394号公報 特開2002−341452号公報
しかしながら、特許文献1,2のいずれの場合でも、筐体内にプロジェクタが収容されているため、プロジェクタのメンテナンスや調整が困難であるという問題がある。特に筐体内には、複数台のプロジェクタの他に、複数の反射ミラーが入りくんだ状態で配置されていたり、冷却空気の通風路が複雑に形成されていたりするため、プロジェクタを容易に操作することができないのである。また、筐体内にプロジェクタが収容されていると、筐体の奥行きが大きくなり、大きな設置スペースが必要になる。
しかも、筐体内にプロジェクタが収容されていると、プロジェクタからの放熱によって筐体内の温度が上昇するため、筐体外部から冷却空気を取り入れる冷却ファンが必要であったり、冷却後の冷却空気を排気する前述した通風路が必要になったりするなど、構造が複雑になる。さらには、冷却空気に混じって埃等を吸い込む可能性があり、埃が反射ミラーに付着して画質を劣化させるおそれがある。
本発明の目的は、リア投射のタイリングプロジェクションでありながら、プロジェクタの操作を容易にできるとともに、筐体の奥行きを確実に小さくでき、かつ構造が簡単で埃等の問題も生じないスクリーン装置およびこれを用いたプロジェクションシステムを提供することにある。
本発明は、複数台のプロジェクタの投射画像をスクリーンに並べて表示するためのスクリーン装置であって、内部が遮光された箱状の筐体と、筐体に設けられた開口部を覆うスクリーンとを備え、前記筐体には、当該筐体の外部に設けられた前記プロジェクタからの出射光を入射するための小窓が設けられ、前記筐体内には、前記小窓から入射した出射光の光路を前記スクリーン側に折り返す反射ミラーが配置されていることを特徴とする。
このような本発明によれば、小窓から入射した各プロジェクタの出射光は、反射ミラーで折り返されてスクリーンにリア側から投射され、リア投射のタイリングプロジェクションを実現できる。そして、この際、プロジェクタは筐体の外部に設けられるので、筐体内でのプロジェクタの操作を不要にでき、筐体の外部でプロジェクタを容易に操作あるいはメンテナンスできる。また、筐体内には主に反射ミラーが配置されているだけであるから、筐体の奥行きも小さくでき、設置スペースを小さくでき、かつ内部構造も簡素化できる。しかも、筐体にプロジェクタが収容されていないことにより、内部冷却用のファン等を不要にできるから、外部から筐体内に埃等が入り込む心配がなく、埃が反射ミラーに付着して画質を劣化させるおそれがない。
本発明では、前記小窓は、透光性を有する透光性部材で塞がれていることが望ましく、このような構成によって筐体内を確実に密閉でき、埃等の浸入をより確実に防止できる。
本発明では、複数台のプロジェクタによる出射光の光路の途中は、各投射画像での重畳部分の輝度を調整する遮光手段が設けられていることが望ましく、このような場合には、タイリングプロジェクションにおいて重畳部分が形成されていても、画像のつなぎ目を視認し難くでき、視聴者に違和感を生じさせることがない。
本発明では、前記遮光手段は、前記反射ミラーに設けられていてもよく、前記透光性部材に設けられていてもよく、こうすることで、出射光の光路を確実に遮ることができる。また、そのような遮光手段は着脱自在に設けられていることが望ましく、こうすることで、タイリングプロジェクションを実施する上で用いられるプロジェクタの台数や配置に応じた遮光手段を各種用意しておき、タイリングの形態に応じて交換して用いることができる。なお、遮光手段を前記透光性部材に設ける場合には、透光性部材ごと着脱自在に設けられていてもよい。
本発明では、前記反射ミラーは平面状であることが望ましい。反射ミラーが平面であると、反射ミラーの設置時の位置精度等を緩やかにでき、組立を容易にできる。
本発明では、前記反射ミラーは、鉛直に立設されていることが望ましく、こうすることで、反射面を歪み難くでき、良好な画像を投射できる。
本発明では、前記筐体の外部には、プロジェクタを支持する支持装置が取り付けられているか、または、プロジェクタが載置された載置手段を固定する固定手段が設けられていることが望ましく、出射光が筐体の小窓に確実に入射するよう位置決めされたプロジェクタを良好に維持でき、画像がズレるのを抑制できる。
そして、本発明のプロジェクションシステムは、前記スクリーン装置と、このスクリーン装置の筐体の外部に設けられて出射光を小窓から入射させるプロジェクタとを備えていることを特徴とし、このようなプロジェクションシステムにおいても、前記スクリーン装置を備えることで、前述したように、本発明の目的を達成できる。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係るプロジェクションシステム1を示す全体斜視図である。図1において、プロジェクションシステム1は、スクリーン装置10と、このスクリーン装置10の外部に取り付けられた複数台(本実施形態では4台)のプロジェクタ20とを備えており、これらのプロジェクタ20を用いたリア投射によるタイリングプロジェクションを実現するものである。
スクリーン装置10は、自立可能な剛性を有する中空箱状の筐体11を備えている。筐体11の前面には開口部12が設けられており、開口部12はリア投射用のスクリーン13で覆われている。筐体11の前面から奥側に折曲して設けられた左右の各側面部14には、上下2箇所の所定位置にプロジェクタ20を支持する支持装置15が設けられている。
ここで、支持装置15の具体的な構造は特に限定されないが、本実施形態では、図4に示すように、複数のアーム15Aを継手で互いに接続した構造のものを採用しており、上端に設けられたマウントプレート15Bにプロジェクタ20が載置固定される。アーム15Aの角度は所定範囲で調整可能であり、プロジェクタ20の位置調整が可能である。加えて、プロジェクタ20が筐体11の外部に配置されているので、その位置調整の他、プロジェクタ20自身の操作や、メンテナンス、各種の調整を簡単に行える。
なお、プロジェクタ20は、投射型の一般的なものであり、内部の光学ユニットの形式等は問わない。従ってここでは、プロジェクタ20の詳細な説明は省略し、以下には、スクリーン装置10のより具体的な構造にいついて説明する。
図2には、スクリーン装置10の内部構造が示されている。図2において、本実施形態でのスクリーン装置10の筐体11は、前後方向に縮められた六角形状であり、奥行きが非常に小さい形状となっている。従って、スクリーン装置10を壁Wに寄せて配置した場合でも、前側に大きく張り出すことがない。ただし、筐体11の形状は、これに限定されるものではなく、八角形や他の多角形状であってもよく、外観上の意匠性等を勘案して任意にデザインされてよい。
筐体11内には一対の反射ミラー16が上下(鉛直)方向に沿って立設されている。この反射ミラー16は、反射面16Aを含む全体が平面状とされている。タイリングプロジェクションを実施するうえで平面状の反射面16Aを有することは、曲面などの非平面状の反射面を有する場合に比して設置位置等に要求される精度を緩やかにでき、設計、製造、コストの面で優位である。
そして、各反射ミラー16においては、鉛直な一辺縁16Bが筐体11の背面に支持され、鉛直な他の辺縁16Cが互いに近接している。すなわち、一対の反射ミラー16は、前方側に突出するように平面視で山形状に配置されており、反射面16Aが筐体11の前記側面部14側に向いている。その他、図示しないが、反射ミラー16の裏面や辺縁を適宜な支持手段で支持してもよいことは勿論である。
その筐体11の各側面部14にはやはり、上下2箇所の所定位置に小窓17が設けられている。プロジェクタ20の出射光は、この小窓17から筐体11内に入射し、反射ミラー16で一度だけ反射して折り返されてスクリーン13に投射される。図3には、スクリーン装置10を正面から見た場合の右下に配置されたプロジェクタ20RL(図1も参照)での投射の様子が模式的に示されている。
この、図3に示すように、プロジェクタ20RLからの出射光は、一方の反射ミラー16の下側で反射され、スクリーン13に投射される。そして、図示しないが、プロジェクタ20の上方に位置したプロジェクタ20RUからの出射光は、一方の反射ミラー16の上側で反射され、スクリーン13に投射される。左側のプロジェクタ20LL,20LU(図1)からの出射光と他方の反射ミラー16での反射位置との関係も同様である。
なお、図3からも明らかなように、本実施形態での各反射ミラー16は、上下2台のプロジェクタ20に対応して上下方向に沿って連続して設けられていたが、上下に分割した構造でもよく、プロジェクタ20毎に一枚の反射ミラー16を対応させてもよい。また、プロジェクタ20が上下方向に3台以上設置されてタイリングプロジェクションを実施することも考えられ、そのような場合も、反射ミラー16をその設置台数に応じて適宜分割してよい。そして、反射ミラー16は、上下方向に沿って立設されていることで、反射面16Aでの歪みが生じ難く、歪みの少ない画像投影が行えるのも本実施形態の特徴である。
図4には、筐体11に設けられた小窓17部分の構造が示されている。この小窓17は、透明なガラス板やアクリル板といった透光性部材18で塞がれている。この透光性部材18で小窓17が塞がれ、また、前面の開口部12がスクリーン13で塞がれていることで、筐体11内は密閉されている。また、筐体11内にはプロジェクタ20が設置されていないため、従来のような冷却ファン等が筐体11には設けられておらず、筐体11内部に埃等が入り込む心配がない。
また、小窓17およびプロジェクタ20の投射レンズ21は、弾性を有するベローズ22で覆われており、小窓17から筐体11内に外光が入射するのを防止している。つまり、筐体11内は完全に遮光されている。ただし、このようなベローズ22は必要に応じて設けられればよく、周囲が暗い状況でスクリーン装置10が使用される場合のように、外光が小窓17から入り込む心配がない場合には、省いてもよい。
ところで、透光性部材18には、直交する2辺縁に沿った遮光手段19が設けられている。このような遮光手段19としては、透光性部材18と一体のND(ニュートラルデンシティ)フィルタや、適宜なプレート部材などを適用できる。そして、本実施形態の遮光手段19は透光性部材18の端縁側から離間するに従って遮光度合いが弱まるようにグラデーションが付与されている。
このような遮光手段19は、各プロジェクタ20による投射画像の重畳部分に対応して設けられるのである。図3には、プロジェクタ20RLの投射画像における重畳部分Fが一点鎖線で囲まれた領域として示されている。重畳部分Fのうち上側の水平部分は、上方に配置されるプロジェクタ20RU(図1)の投射画像が重なる部分であり、鉛直部分はプロジェクタ20LL(図1)の投射画像が重なる部分である。このような重畳部分Fでは、何らかの処理をしないと、出射光が重なっている分だけ輝度が大きくなることが知られており、画像のつなぎ目部分が判ってしまって視聴者に違和感を与える。
そこで、本実施形態では、プロジェクタ20の光路上に配置された透光性部材18に遮光手段19を施し、重畳部分Fに投射される光量を抑制し、重畳部分Fで出射光が重なることで通常の明るさが得られるようになっている。遮光手段19にグラデーションを付与してあるのは、実際のスクリーン13上での重畳部分Fと透光性部材18上での遮光手段19との位置関係が厳密に一致していない場合でも、スクリーン13上で画像の極端に暗い部分を生じさせないためである。
そして、図4で示した透光性部材18上での遮光手段19の位置は、スクリーン13の右上(正面から見た場合)に投射するプロジェクタ20RUに対応しており、ここを通過した出射光が反射ミラー16で反射してスクリーン13に投影されるとき、遮光手段19に対応した投射位置が丁度、プロジェクタ20RL,20LUとの重畳部分(不図示)となる。
このような遮光手段19が設けられた透光性部材18は、例えば小窓17を挟むように設けられた一対の有底のガイドレール17Aに沿って落とし込まれており、着脱自在とされている。プロジェクションシステム1では、スクリーン装置10に4台のプロジェクタ20が設置されているが、常時4台のプロジェクタ20から画像を投射するとは限らない。つまり、右側2台または左側2台のプロジェクタ20から投射して縦長画像を形成したり、上側2台または下側2台のプロジェクタ20から投射して横長画像を形成したり、さらには、任意の1〜3台のプロジェクタ20から投射して変則的な画像を形成する場合などが考えられる。
このような場合には、その投射形態によって重畳部分Fの形成される位置が異なるため(1台の場合には重畳部分Fが存在しない)、遮光手段19が常に図4で示した位置に設けられていると、その投射形態に合わせた重畳部分Fの処理が行えない。そこで、遮光手段19を透光性部材18ごと着脱できるようにし、各種の投射形態に応じた位置に遮光手段19が設けられた透光性部材18をセットできるようにしてある。
〔第2実施形態〕
図5には、本発明の第2実施形態として、遮光手段19を反射ミラー16に設けた場合が示されている。ここでも、4台のプロジェクタ20のうち、プロジェクタ20RLのみが示されている。プロジェクタ20から投射された出射光は、反射ミラー16上において台形状の投射領域Pを形成するため、本実施形態での遮光手段19もその投射領域Pに応じた形状で設けられることになる。
〔第3実施形態〕
図6に示す第3実施形態では、プロジェクタ20が筐体11の一方の側面部14にのみ縦一列に複数台(図では1台のみを図示)設置されている場合が示されている。従って、スクリーン装置10の筐体11も、前述した第1実施形態と比べて横幅が小さい。このようなプロジェクションシステム1では、タイリングプロジェクションを行うことで縦長の投射画像を形成できる。
また、本実施形態では、プロジェクタ20が載置手段としての縦長箱状のサーバーラック30内に収容されている。サーバーラック30自身は、内部が略密閉されかつ遮光されたた筐体31を有し、この筐体31内に各プロジェクタ20が設置されるのであるが、筐体31はプロジェクタ20を専用に収容するためのものであるから、筐体31の背面側に扉等を設けておくことでプロジェクタ20のメンテナンスや操作等を支障なく行え、また、仮に、筐体31内を冷却するための冷却ファンが設けられた場合でも、埃等がスクリーン装置10の筐体11側に入り込むことはない。
さらに、サーバーラック30としては、EIA規格に準拠した一般的によく知られたものを適用できる。このようなサーバーラック30は、縦方向に沿って多数の取付孔が設けられたマウントアングルやマウントレールを備えており、高さ方向の設置位置を容易に調整できるようになっている。サーバーラック30の筐体31とスクリーン装置10の筐体11とは、例えば筐体11から延設された適宜なブラケット11Aを介して、ボルト11Bにより互いに固定することが可能である。そして、これらのブラケット11Aやボルト11Bが本発明に係る固定手段である。
また、筐体31にも筐体11側の小窓17に対応した小窓32が設けられており、プロジェクタ20の出射光が小窓17,32を通して筐体11内に入射する。そして、筐体11,31同士が固定された際には、これらの筐体11,31は互いに密着して隙間が形成されないようになっており、外光が隙間および透光性部材18を通って筐体11内に入り込むのを防止している。ただし、構造上そのような隙間が生じる場合には、必要に応じて遮光用のシール材を隙間内に介装させてもよい。
なお、サーバーラック30としては、内部が密閉された筐体31を有するものに限らず、フレームで構成されたフレームラックでもよい。フレームラックを用いた場合には、筐体31を有していないことで遮光できないため、前記第1実施形態で示したようなベローズ22を用いればよい。
〔第4実施形態〕
図7には、本発明の第4実施形態が示されている。前記各実施形態では、4台のプロジェクタ20が筐体11の左右の側面部14に2台ずつ設置されていたが、本実施形態では、筐体(不図示)の上面部に沿って2台設置され、下面部に沿っても2台設置される構造である。ただし、図7では、図面の見やすさを考慮して、上面部および下面部のそれぞれにプロジェクタ20を1台ずつ設置したように描かれている。
このような構成では、反射ミラー16が上下に配置されるとともに、反射ミラー16の反射面16Aがそれぞれ、入射光の向きに応じて筐体の上面部側および下面部側を向くようになる。なお、各反射ミラー16は、図示したように上下に離間してもよいが、第1実施形態のように辺縁同士が中央付近で近接可能な大きさを有していてもよい。また、1台のプロジェクタ20に1枚の反射ミラー16が対応しているが、反射ミラー16を横方向に延設し、第1実施形態のように2台のプロジェクタ20に1枚の反射ミラー16を対応させても勿論よい。
なお、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、数量などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、数量などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
本発明は、限られた設置スペースにタイリングプロジェクションが可能なプロジェクションシステムを迅速に設置する場合に好適であり、プレゼンテーション会場やデモンストレーション会場での各種の画像表示、あるいは店舗等での公告画像の表示などに利用することができる。
本発明の第1実施形態に係るプロジェクションシステムを示す全体斜視図。 スクリーン装置の内部構造を示す平面図。 スクリーン装置の内部構造を示す斜視図。 スクリーン装置の要部を拡大図して示す斜視図。 本発明の第2実施形態を示す斜視図。 本発明の第3実施形態を示す平面図。 本発明の第4実施形態を示す斜視図。
符号の説明
1…プロジェクションシステム、10…スクリーン装置、11…筐体、11A…固定手段を構成するブラケット、11B…固定手段を構成するボルト、12…開口部、15…支持装置、13…スクリーン、16…反射ミラー、17…小窓、18…透光性部材、19…遮光手段、20…プロジェクタ、30…載置手段であるサーバーラック。

Claims (9)

  1. 複数台のプロジェクタの投射画像をスクリーンに並べて表示するためのスクリーン装置であって、
    内部が遮光された箱状の筐体と、
    筐体に設けられた開口部を覆うスクリーンとを備え、
    前記筐体には、当該筐体の外部に設けられた前記プロジェクタからの出射光を入射するための小窓が設けられ、
    前記筐体内には、前記小窓から入射した出射光の光路を前記スクリーン側に折り返す反射ミラーが配置されている
    ことを特徴とするスクリーン装置。
  2. 請求項1に記載のスクリーン装置において、
    前記小窓は、透光性を有する透光性部材で塞がれている
    ことを特徴とするスクリーン装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のスクリーン装置において、
    複数台のプロジェクタによる出射光の光路の途中は、各投射画像での重畳部分の輝度を調整する遮光手段が設けられている
    ことを特徴とするスクリーン装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のスクリーン装置において、
    前記遮光手段は、前記反射ミラーに設けられているか、または前記透光性部材に設けられている
    ことを特徴とするスクリーン装置。
  5. 請求項4に記載のスクリーン装置において、
    前記遮光手段は着脱自在に設けられている
    ことを特徴とするスクリーン装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のスクリーン装置において、
    前記反射ミラーは平面状である
    ことを特徴とするスクリーン装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のスクリーン装置において、
    前記反射ミラーは鉛直に立設されている
    ことを特徴とするスクリーン装置。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のスクリーン装置において、
    前記筐体の外部には、プロジェクタを支持する支持装置が取り付けられているか、または、プロジェクタが載置された載置手段を固定する固定手段が設けられている
    ことを特徴とするスクリーン装置。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のスクリーン装置と、
    このスクリーン装置の筐体の外部に設けられて出射光を小窓から入射させるプロジェクタとを備えている
    ことを特徴とするプロジェクションシステム。
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