JP6474676B2 - プロジェクタ、およびそれを用いた映像投写方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プロジェクタに係り、特に狭い空間に設置可能なプロジェクタの構造、およびそれを用いた映像投写方法に関する。
会議やプレゼンテーション等の用途に映像を拡大して投写するプロジェクタが広く用いられている。また、近年、投写面までの投写距離を短くして、スペースを有効活用できる超短焦点プロジェクタも製品化されている。
本技術分野の背景技術として、特開2013−122491号公報(特許文献1)がある。特許文献1には、非球面ミラーを備える超短焦点投写系を有することで投写距離の短い机上投写を可能としたプロジェクタおよびこのプロジェクタにより床面投写や壁面投写を行うことが開示されている。また、そのプロジェクタの筐体には投写光学系110から出射される光を通す投写口210が設けられる。また、投写光学系110、照明光学系120、DMD(Digital Micromirror Device)70、反射プリズム80を有し、さらに、投写光学系110は、投写レンズ群111、および反射ミラー112を有する。投写レンズ群111は、DMD70から出射された色成分光を反射ミラー112側に出射する構成が開示されている。
特開2013−122491号公報
プロジェクタによって投写する映像を、会議やプレゼンテーション以外の用途に用いることが考えられる。例えば、ホテルやショップ等に空間の雰囲気を演出するための環境映像等を表示することが考えられる。
一方で、同様の目的で、ムードのある空間を演出するために照明としての間接照明がある。間接照明とは、直接光源が見えないようにして、壁や天井などに光を当て、反射光で室内を照らす照明であり、文字通り間接的に照明することでやさしい明かりとなり、ムードのある空間を演出するのに適している。
間接照明の手法として、例えば、以下のような手法がある。1つは、天井を照らす間接照明であって、天井への間接照明の手法の一種であるコーブ照明がある。これは、天井の隅や壁にくぼみや庇を設け、その内部に光源(照明器具)を隠して、天井面に柔らかな光を拡散させる照明手法である。また、上部から壁面を照らす間接照明であるコーニス照明がある。これは、天井と壁のコーナーに光源を遮蔽する回り縁をつけ、壁面を間接照明で照らす方法である。
このように、間接照明のための建造物の構造である、くぼみや庇、回り縁等の一般的な間接照明構造部分に、プロジェクタを収めることができれば、照明の代わりに映像を表示することができ、より効果的な空間演出が可能となる。その際、課題となるのが、本来、照明器具が設置される間接照明構造部分のような狭い空間に設置可能とし、設置した際にプロジェクタ本体を見えにくくする小型化が可能なプロジェクタ構造である。
特許文献1には、上記課題である、狭い空間に設置可能とし、設置した際にプロジェクタ本体を見えにくくする小型化の点について考慮されていない。
本発明は、上記課題を解決するものであり、特に、一般的な間接照明構造部分に設置可能なプロジェクタを提供することである。
上記課題を解決するために、例えば、特許請求の範囲に記載の構成を採用する。本発明は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、光源から射出された光を映像信号に応じて変調し投写光を投写する画像投写部と、画像投写部から投写される投写光を反射するミラーとが配置された筐体を有するプロジェクタであって、筐体は、投写光を投写する投写口を有する前面と、前面に対する背面とで挟まれる側面のうちミラーが配置された側の側面を第1の接地面、画像投写部が配置された側の第1の接地面に対向する側面を第2の接地面としたとき、第1の接地面の前面から背面までの奥行D1と第2の接地面の前面から背面までの奥行D2との関係が、D2<D1となる形状を有する構成とする。
本発明によれば、一般的な間接照明構造部分に設置可能なプロジェクタを提供することが出来る。
実施例1におけるプロジェクタの斜視図である。 実施例1におけるプロジェクタの前面からみた上面図である。 図2のA−A断面における断面図である。 図2のB−B断面における断面図である。 実施例2におけるプロジェクタの斜視図である。 実施例2におけるプロジェクタの前面からみた上面図である。 図6のC−C断面における断面図である。 実施例3におけるプロジェクタを複数台連結した外観図である。 実施例3におけるプロジェクタの連結設置時の背面の斜視図である。 実施例4におけるコーブ照明に対応した天井への投写を行う場合の設置状態断面図である。 実施例4におけるコーブ照明に対応した天井への投写を行う場合のプロジェクタを2台連結した設置状態斜視図である。 実施例4における折上げ天井部へ2台のプロジェクタの映像投写面を「二」の字連結した設置状態斜視図である。 実施例4における折上げ天井部へ4台のプロジェクタの映像投写面を「田」の字連結した設置状態斜視図である。 実施例4におけるコーニス照明に対応した壁への投写を行う場合の設置状態断面図である。 実施例4におけるコーニス照明に対応した壁への投写を行う場合のプロジェクタを2台連結した設置状態斜視図である。 実施例4における間接照明用の照明配置空間から壁への投写を行う他の場合の設置状態断面図である。 図16の設置状態斜視図である。 実施例4における間接照明用の照明配置空間から床面への投写を行う場合の設置状態断面図を示している。 図18の設置状態斜視図である。 実施例4におけるプロジェクタを壁に設置し壁への投写を行う場合の設置状態断面図である。 図20の設置状態斜視図である。 実施例4におけるプロジェクタを机上設置した状態の断面図である。 図22の設置状態斜視図である。 実施例5におけるプロジェクタを複数台用いて投写する場合の表示例である。 実施例5における床面への投写の場合の表示例である。 一般的な間接照明に用いる照明設置部分の構造図である。
以下、図面を用いて本発明の実施例について説明する。
まず、本発明の前提となる、一般的な間接照明の設置構造について説明する。
図26は、一般的な間接照明に用いる照明設置部分の構造図である。図26において、(A)は、天井への間接照明の一種であるコーブ照明における構造図とその概略寸法を示している。900は天井、901は壁を示しており、902が照明903を配置する庇部分の長さであり、その推奨値が約150mmである。また、庇部分から上へ延びる縁部分の高さ904が約40mm、縁部分と天井との開口部高さ905は150mm以上である。また、(B)は、上部から壁面を照らす間接照明であるコーニス照明における構造図とその概略寸法を示している。天井900から立ち下がる縁の高さ906は約150mm、縁の最下部から壁901側に伸びる庇の先端から壁901までの開口部の幅907は100〜200mmである。
よって、これらの一般的な間接照明に用いる構造部分の概略寸法に対応して、それに設置可能なプロジェクタを提供する必要がある。
図1に本実施例におけるプロジェクタの斜視図を示す。図1において、プロジェクタ100は、後述する光変調装置で得られた映像がレンズユニットを介して、投写レンズ101からミラー102に投写される。投写レンズ101からの投写光は、ミラー102の表面で反射されて投写光用の投写口103から拡大投写される。ミラー102で反射された投写光はプロジェクタ100の投写口側の前面104の斜め方向に投写され、例えば、スクリーンや壁面や机やテーブルなどの表面に投写されて、映像光を形成する。ミラー102は、レンズユニットとミラーからなる光学系で、プロジェクタから映像投写面までの距離が短くても、歪が無く十分拡大された映像を表示可能な投写性能を確保できればよいので、任意の形状が可能であるが、例えば凸面ミラーや平面ミラーでもよい。ミラー102で反射された投写光は拡大されて投写されるため、その光路と干渉しないように投写口内に干渉回避部として窪み105を設けている。なお、150は電源のオン/オフ等の操作を行う操作部、151は投写表示される画像を外部から入力するための端子部、152は装置内部の空気の排気を行う排気口、また、図示しないが、排気口の対する面に吸気口を備える。また、153は脚部であって、脚部153側を下にして、脚部153をスライドすることでプロジェクタ100を使用可能と出来るようになっている。また、154は後述する連結用凹部である。
図2にプロジェクタ100の前面からみた上面図を示す。図2において、110はLEDやレーザ等からなる光源を有する光学ユニット、111は光学ユニット110が有する光源からの光を外部からの映像信号に応じて変調する光変調装置であって、例えば、マイクロミラーや反射型液晶パネルからなる反射式や、透過式の液晶パネル等からなる。光変調装置111で得られた映像光は、プリズム112で合成され、複数のレンズからなるレンズユニット113を介して、投写レンズ101からミラー102に投写される。また、114は電源部である。なお、レンズユニット113は、映像の拡大投写に伴う各種の歪み、例えば、斜め入射による歪みや台形歪みなどを補正するために必要な、回転対称でない自由曲面形状のレンズ等を含めて、各種のレンズを含んで構成されている。また、光学ユニット110、光変調装置111、プリズム112、レンズユニット113、投写レンズ101とをまとめて画像投写部と呼ぶ。
図3に図2のA−A断面における断面図を示す。投写レンズ101からの投写光はミラー102で反射されプロジェクタ100の投写口側の前面104から斜め方向に投写される。よって、ミラー102はプロジェクタの前面104に対して斜めに配置されている。また、投写口103は防塵のために透明な防塵カバー115を備えている。
また、図4に図2のB−B断面における断面図を示す。ミラー102で反射された投写光の光路と干渉しないための干渉回避部としての窪み105は、それを形成する面116も、ミラー102に対応してプロジェクタの前面104に対して斜めに形成されている。
ここで、図3に示すように、プロジェクタ100の筐体において、投写口103がある面を前面104、その対する面を背面120と定義し、前面と背面で挟まれる側面のうちミラー102の配置されている側の側面を第1の接地面130、光学ユニット110または、光学ユニット110、光変調装置111、プリズム112、レンズユニット113、投写レンズ101からなる画像投写部が配置されている側の第1の接地面130と対する側面を第2の接地面140と定義する。また、第1の接地面130と第2の接地面140との距離を高さHと定義する。この状態で、第1の接地面130の前面から背面までの奥行D1と第2の接地面140の前面から背面までの奥行D2との関係が、D2<D1の関係となるような外観形状とする。
言い換えれば、プロジェクタ100は直方体ではなく、前面が傾斜面で構成されており、第1、第2の接地面以外の側面が台形形状となっている。
これにより、プロジェクタを第1の接地面130で設置した時、接地面130側斜め下からの視線に対して対する第2の接地面140の奥行が狭いことで、本体を見えにくくすることができる。
また、ミラー102で反射された投写光の光路はミラー102から離れるにしたがって拡大されるので、奥行D1とD2が同じ場合に比べて、D2を小さくすることで、光路と干渉しないための投写口とミラー102との距離を近づけることができ、前面104上の投写口の面積を小さくできる。また、光路と干渉しないように投写口内に設けた窪み105の幅も同様の理由により小さくできるので、図2に示すように、投写口幅W2を小さくできる。よって、本実施例によるプロジェクタは小型化が可能になる。
なお、前述した、一般的な間接照明に用いる構造部分の概略寸法に対応して、本実施例におけるプロジェクタ100は、高さHは、コーブ照明の場合の、縁高さ40mm+開口部高さ150mm=190mm以下で、コーニス照明の場合を考慮すると、120mm程度が望ましい。また、幅Wは約350mm、奥行D1は約90mm、D2は約40mm程度が望ましい。
また、プロジェクタの筐体における前面、背面、側面は平面ではなくて曲面でもよいが、構造を簡単にでき、またシンプルな形状で違和感がない形状を望むならば平面が望ましい。
以上のように、本実施例は、光源から射出された光を映像信号に応じて変調し投写光を投写する画像投写部と、画像投写部から投写される投写光を反射するミラーとが配置された筐体を有するプロジェクタであって、筐体は、投写光を投写する投写口を有する前面と、前面に対する背面とで挟まれる側面のうちミラーが配置された側の側面を第1の接地面、画像投写部が配置された側の第1の接地面に対向する側面を第2の接地面としたとき、第1の接地面の前面から背面までの奥行D1と第2の接地面の前面から背面までの奥行D2との関係が、D2<D1となる形状を有する構成とする。
また、光学ユニットからの光を外部からの映像信号に応じて変調し投写し、投写した光を反射するミラーを有し、ミラーを介して外部に投写する投写口とを備えたプロジェクタであって、プロジェクタの筐体において、投写口を備えた前面と隣り合った面であって、ミラーを配置した側の第1の接地面と、光学ユニットを配置した側の第1の接地面と対する第2の接地面の前面から対向する背面への奥行寸法をそれぞれD1、D2としたとき、D2がD1よりも小さく形成された構成とする。
本実施例によれば、間接照明構造部分に、プロジェクタを収めることが可能となる。これにより、光だけでなく映像も表示することができ、より効果的な空間演出が可能となる。また、プロジェクタが、間接照明構造部分に収まるので、目線の位置からプロジェクタを見えにくくすることが可能となり、外観の見栄えが向上する。
本実施例はさらに小型化を図った例について説明する。なお、実施例1と同じ機能は同じ符号をつけ、その説明は省略する。
図5,6,7に本実施例におけるプロジェクタ200の外観図を示す。図5は斜視図、図6はプロジェクタ200の前面からみた上面図、図7は図6のC−C断面における断面図である。
図5において、実施例1の図1と異なる点は、プロジェクタ200の投写口203側の前面が2つの傾きの異なる面201、202で構成されている点である。すなわち、図7に示すように、図1の前面104に対して、その前面のほぼ中央部分の屈曲ポイントBPで奥行き方向に屈曲する2つの傾きの異なる面201、202で構成されている。これにより、実施例1に比べて、光路と干渉しないための面202上での投写口203とミラー102との距離をより近づけることができるので、面202上の投写口203の面積を小さくでき、光路と干渉しないように投写口内に設けた窪み205の幅も小さくでき、図2に示すように、投写口幅W4を小さくできる。なお、面201、202は平面ではなくて曲面でもよいが、構造を簡単にでき、またシンプルな形状で違和感がない形状を望むならば平面が望ましい。また、実施例1と同様に、投写口203は防塵のために透明な防塵カバー215を備えている。
よって、本実施例によるプロジェクタはより小型化が可能になる。
本実施例は、実施例1,2で説明したプロジェクタを複数台設置する際に、容易に設置可能なプロジェクタ構造およびその設置構成について説明する。
表示範囲を広く取りたい場合や連続で広い範囲の表示を行いたい場合、複数台のプロジェクタを所定位置に設置する必要がある。図8は、本実施例におけるプロジェクタを複数台連結する様子を示している。本実施例におけるプロジェクタは、図1でも示したように、連結用凹部154を有している。そして、連結用凹部154に連結レール300を挿入することで、プロジェクタは連結レール方向に移動は可能となるが、それと直交する方向への動きが規制される。そのため、プロジェクタを複数台設置する場合に、プロジェクタの左右方向のみの位置調整を行い、前後の位置調整は、1台のプロジェクタの設置箇所を規定するだけで他のプロジェクタの位置調整は不要となり、設置の調整が容易となる。
また、図9に本実施例におけるプロジェクタの連結設置時の背面の斜視図を示す。図9に示すように、プロジェクタの電源302、コネクタ303に接続される電源ケーブル304やケーブル305を連結レール300内に通すことで配線処理が可能となり、すっきりまとめることができる。また、連結レール300内にケーブル類を通したあとはケーブル蓋301で蓋をすることで外観上の見栄えも向上できる。
なお、本実施例では連結用凹部として説明したが、プロジェクタは連結レール方向に移動でき、前後の移動を規制できればよいので、これに限定するものではない。例えば、連結用の穴でも、切欠きでも、凸部でもよい。
また、図8,9では、実施例1でのプロジェクタ100を用いて説明しているが、実施例2でのプロジェクタ200でも適用できることは言うまでもない。
以上のように、本実施例によれば、プロジェクタを複数台設置する際に設置位置調整が容易となり、かつ、外観上の見栄えも向上できるという効果がある。
本実施例は、実施例1,2,3で説明したプロジェクタの設置状態について説明する。
図10は、コーブ照明に対応した天井900への投写を行う場合の設置状態断面図を示している。図10に示すように、間接照明の場合の照明を配置する庇部分にプロジェクタ100を設置している。本実施例におけるプロジェクタ100は、高さHが190mm以下120mm程度、奥行D1は約90mm、D2は約40mm程度であるので、縁高さを考慮して、充分間接照明用の照明配置空間に設置可能である。400は映像投写範囲である。本体高さHが低いほど下からの目線の位置から本体が見えにくく、設置性も高い。また、奥行D2が短いことで本体が見えにくくなる。
図11は、コーブ照明に対応した天井への投写を行う場合の2台連結した場合の設置状態斜視図を示している。410はプロジェクタ100の横連結設置位置を示しており、図示した庇の裏側に設置されている。この横連結設置は、例えば、実施例3によって2台のプロジェクタを連結設置することで実施できる。411は映像投写面1、412は映像投写面2を示している。
図12は、本実施例における折上げ天井部へのプロジェクタ設置状態斜視図である。2台のプロジェクタの映像投写面を「二」の字連結した設置例を示している。420、421はプロジェクタ100の設置位置を示しており、図示した天井部分の裏側に設置されている。422、423はそれぞれのプロジェクタの映像投写面1、2を示している。
図13は、本実施例における折上げ天井部へのプロジェクタ設置状態斜視図であり、4台のプロジェクタの映像投写面を「田」の字連結した設置例を示している。430、431はプロジェクタ100の横連結設置位置を示しており、図示した天井部分の裏側に設置されている。432、433、434、435はそれぞれのプロジェクタの映像投写面1、2、3、4を示している。横連結設置は、例えば、実施例3によって2台のプロジェクタを連結設置することで設置する。
図14は、コーニス照明に対応した壁901への投写を行う場合の設置状態断面図を示している。図14に示すように、間接照明の場合の照明を配置する天井900から立ち下がる縁の内側にプロジェクタ100を設置している。本実施例におけるプロジェクタ100は、高さHが150mm以下120mm程度、奥行D1は約90mm、D2は約40mm程度であるので、充分間接照明用の照明配置空間に設置可能である。440は映像投写範囲である。本体高さHが低いほど、下からの目線の位置から本体が見えにくく、設置性も高い。また、奥行D2が短いことで本体が見えにくくなる。
図15は、コーニス照明に対応した壁901への投写を行う場合の2台連結した場合の設置状態斜視図を示している。441はプロジェクタ100の横連結設置位置を示しており、図示した縁の裏側に設置されている。横連結設置は、例えば、実施例3によって2台のプロジェクタを連結設置することで実施できる。442、443はそれぞれ映像投写面1、2を示している。
図16は、間接照明用の照明配置空間から壁への投写を行う他の場合の設置状態断面図を示している。図16に示すように、間接照明の場合の照明を配置する窪みの内側にプロジェクタ100を設置している。本実施例におけるプロジェクタ100は、高さHが150mm以下120mm程度、奥行D1は約90mm、D2は約40mm程度であるので、充分間接照明用の照明配置空間に設置可能である。450は映像投写範囲である。本体高さHが低いほど、上からの目線の位置から本体が見えにくく、設置性も高い。また、奥行D2が短いことで本体が見えにくくなる。
図17は、図16の場合の設置状態斜視図を示している。451はプロジェクタ100の設置位置を示しており、図示した壁の裏側に設置されている。452は映像投写面を示している。
図18は、間接照明用の照明配置空間から床面908への投写を行う場合の設置状態断面図を示している。図18に示すように、間接照明の場合の照明を配置する窪みの内側にプロジェクタ100を設置している。本実施例におけるプロジェクタ100は、高さHが150mm以下120mm程度、奥行D1は約90mm、D2は約40mm程度であるので、充分間接照明用の照明配置空間に設置可能である。460は映像投写範囲である。本体高さHが低いほど、上からの目線の位置から本体が見えにくく、設置性も高い。また、奥行D2が短いことで本体が見えにくくなる。
図19は、図18の場合の設置状態斜視図を示している。461はプロジェクタ100の設置位置を示しており、図示した壁の裏側に設置されている。462、463はそれぞれ映像投写面1,2を示している。
図20は、間接照明用の照明配置空間からではなく、プロジェクタ100を壁に設置し壁への投写を行う場合の設置状態断面図を示している。図20に示すように、プロジェクタ100は、脚部153をスライドして、脚部153側を壁に設置することで壁への投写を行うことが出来る。
図21は、図20の場合の設置状態斜視図を示している。プロジェクタ100の脚部153側を壁に設置することで壁への投写を行い、471が映像投写面となる。
図22は、プロジェクタ100の設置例として、一般的な机上での設置状態断面図を示している。図22に示すように、プロジェクタ100は、脚部153をスライドして、脚部153側を机上909に設置することで机上への投写を行うことが出来る。
図23は、図22の机上への投写を行う場合の設置状態斜視図を示している。プロジェクタ100の脚部153側を机上に設置することで机上への投写を行い、481が映像投写面となる。
なお、本実施例では、実施例1でのプロジェクタ100を用いて説明しているが、実施例2でのプロジェクタ200でも適用できることは言うまでもない。
本実施例は、実施例1,2,3で説明したプロジェクタを用いた表示の応用例について説明する。
図24は、プロジェクタを複数台用いて投写する場合、個々のプロジェクタによる案内表示はもちろん、複数のプロジェクタの投写を混合して表示するブレンド機能を使い、全体で1つの映像の表示を行う例を示している。すなわち、図24に示すように、コーニス照明に対応した壁901への投写を行う場合のプロジェクタを複数台連結して500で示す縁の裏側に設置する。そして501で示す映像投写面に、複数のプロジェクタで1つの映像を表示している。このように、複数のプロジェクタの投写で1つの映像の表示を行うことができるので、複雑な表現や様々な演出が可能である。また、例えば、全体の一部のみを定期的に変える場合に全体を変更する必要がない等のメリットもある。
図25は、床面への投写の場合の、表示例を示している。すなわち、図25に示すように、プロジェクタを510で示す壁の裏側に設置する。そして511、512で示す映像投写面に、通常の案内表示の他、センサー等で人を感知しWELCOMEメッセージを表示したり、緊急時の避難誘導案内の他、光と動画による様々な演出が可能となる。
上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
100,200:プロジェクタ、101:投写レンズ、102:ミラー、103、203:投写口、104:前面、105,205:窪み、110:光学ユニット、111:光変調装置、112:プリズム、113:レンズユニット、114:電源部、115,215:防塵カバー、116:窪みを形成する面、120:背面、130:第1の接地面、140:第2の接地面、150:操作部、151:端子部、152:排気口、153:脚部、154:連結用凹部、201,202:面、300:連結レール、301:ケーブル蓋、302:電源、303:コネクタ、304:電源ケーブル、305:ケーブル、400,440,450,470,480,511,512:映像投写範囲、410,430,431,441,461、500:横連結設置位置、411、412、422,423、432、433、434、435,442,443,452,462,463,471,481,501:映像投写面、420,421,451,510:設置位置、900:天井、901:壁、902:庇の長さ、903:照明、904:縁の高さ、905:縁部分と天井との開口部高さ、906:天井から立ち下がる縁の高さ、908:床面、909:机上

Claims (5)

  1. 光源から射出された光を映像信号に応じて変調し投写光を投写する画像投写部と、該画像投写部から投写される投写光を反射するミラーとが配置された筐体を有するプロジェクタであって、
    前記筐体は、前記投写光を投写する投写口を有する前面と、該前面に対する背面とで挟まれる側面のうち前記ミラーが配置された側の側面を第1の側面、前記画像投写部が配置された側の側面であって前記第1の側面に対向する側面を第2の側面としたとき、前記第1の側面における前面から背面への方向の奥行D1と前記第2の側面における前面から背面への方向の奥行D2との関係が、D2<D1となる形状を有し、
    前記背面には凹部が設けられており、前記前面から背面への奥行きの方向である第1の方向と、前記第1の側面と前記第2の側面が対向する方向である第2の方向との、両者の方向に直交する方向である第3の方向に前記凹部が延伸するように構成したことにより、前記プロジェクタと他のプロジェクタを壁または天井である平面に沿って前記第3の方向に並べて設置した場合に、前記プロジェクタの背面と前記壁または前記天井である前記平面を合わせて設置した状態のまま前記他のプロジェクタの電源ケーブルを前記凹部を介して前記第3の方向に配線することが可能なように構成した、
    ことを特徴とするプロジェクタ。
  2. 請求項1に記載のプロジェクタであって、
    前記投写口を覆う防塵カバーを備えることを特徴とするプロジェクタ。
  3. 請求項1に記載のプロジェクタであって、
    前記前面が傾斜面で構成されていることを特徴とするプロジェクタ。
  4. 請求項に記載のプロジェクタであって、
    前記傾斜面がほぼ中央で屈曲し、2つの面で構成されていることを特徴とするプロジェクタ。
  5. 請求項に記載のプロジェクタであって、
    前記画像投写部は、
    光源を有する光学ユニットと、
    該光学ユニットが有する光源からの光を外部からの映像信号に応じて変調する光変調装置と、
    該光変調装置で得られた映像光を合成するプリズムと、
    該プリズムからの映像光の歪補正を行うレンズユニットと、
    該レンズユニットからの映像光を投写する投写レンズと、
    からなることを特徴とするプロジェクタ。
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