JP6472987B2 - 映像投影システム - Google Patents

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Description

本発明は、プロジェクタ等の投影装置からスクリーンに映像を投影する映像投影システムに関する。
プロジェクタなどの投影装置からスクリーンに映像を投影する映像投影システムとしては種々の技術が提案されている。
例えば、特許文献1に記載の技術では、壁面にプロジェクタを設けて、プロジェクタから天井に映像を投影することが提案されている。
特開2004−312480号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、天井に映像等の映像を投影するが、映像の投影に合わせて、部屋の照明のオンオフを行う必要がある。
さらに、一般的に天井に照明が配置されるため、映像の投影位置に制限があり、改善の余地がある。
本発明は、上記事実を考慮して成されたもので、照明による制限を排除した映像の投影が可能な映像投影システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、天井に設けたスクリーンと、前記スクリーンへ映像又は照明光を投影する投影装置と、映像を投影する投影モードと、照明光を投影する照明モードと、を有し、前記投影モードの場合に、映像を前記スクリーンに投影するように前記投影装置を制御し、前記照明モードの場合に、照明光を前記スクリーンに投影するように前記投影装置を制御する制御手段と、人を検出する人検出手段と、を備え、前記制御手段が、前記照明モードの場合に、前記人検出手段の検出結果に基づいて、人が存在する領域へ照明光を投影するように、前記投影装置を制御する
請求項1に記載の発明によれば、スクリーンが天井に設けられて、該スクリーンに投影装置から映像又は照明光が投影される。
そして、制御手段では、映像を投影する投影モードと、照明光を照射する照明モードとを有して、投影モードの場合に、映像をスクリーンに投影するように投影装置が制御され、照明モードの場合には、照明光をスクリーンに投影するように投影装置が制御される。すなわち、照明モードの場合には、天井のスクリーンに照明光が投影されるので、間接照明として機能させることができ、照明が不要となる。また、投影モードの場合には、映像が天井のスクリーンに投影されるが、照明が不要であるため、投影範囲に制限がなくなる。従って、照明による制限を排除することができる。
また、本発明は、人を検出する人検出手段を備え、制御手段が、照明モードの場合に、人検出手段の検出結果に基づいて、人が存在する領域へ照明光を投影するように、投影装置を制御するする。
また、請求項2に記載の発明は、天井に設けたスクリーンと、前記スクリーンへ映像又は照明光を投影する投影装置と、映像を投影する投影モードと、照明光を投影する照明モードと、を有し、前記投影モードの場合に、映像を前記スクリーンに投影するように前記投影装置を制御し、前記照明モードの場合に、照明光を前記スクリーンに投影するように前記投影装置を制御する制御手段と、人を検出する人検出手段と、を備え、前記制御手段が、前記照明モードの場合に、前記人検出手段の検出結果に基づいて、人の移動に追従して照明光を投影するように、前記投影装置を制御する。
また、請求項3に記載の発明は、天井に設けたスクリーンと、前記スクリーンへ映像又は照明光を投影する投影装置と、映像を投影する投影モードと、照明光を投影する照明モードと、を有し、前記投影モードの場合に、映像を前記スクリーンに投影するように前記投影装置を制御し、前記照明モードの場合に、照明光を前記スクリーンに投影するように前記投影装置を制御する制御手段と、前記投影装置から前記スクリーンに投影された映像を見るための開口窓が設けられ、前記天井の下側に配置される下がり天井と、を備える。
以上説明したように本発明によれば、照明による制限を排除した映像の投影が可能な映像投影システムを提供することができる、という効果がある。
本発明の実施の形態に係る映像投影システムの概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る映像投影システムが配置された部屋を下側から天井を見た見上げ図である。 本発明の実施の形態に係る映像投影システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る映像投影システムによって天井に投影される投影内容の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る映像投影システムの制御装置で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る映像投影システムの変形例の概略構成を示す斜視図である。 各投影装置に下がり天井の2つの開口窓を対応する場合を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る映像投影システムの概略構成を示す斜視図であり、図2は、本発明の実施の形態に係る映像投影システムが配置された部屋を下側から天井を見た見上げ図である。
図1に示すように、映像投影システム10は、部屋の壁面に設けられた投影装置16と、天井に設けられたスクリーン12とを備えている。
本実施の形態に係る投影装置16は、映像の投影以外に、天井に反射した明るさで部屋を照明する間接照明として機能させるために、投影装置16から投影される光の明るさ(有効光束)は明るい方が望ましい。また、投影装置16の設置部の最低高さをかせぐために、反射板を供えた超短投写型が望ましい。
本実施の形態では、図1、2に示すように、4つの投影装置16が1部屋に設けられた例を説明する。すなわち2つの投影装置16が同一の壁面に設けられ、それぞれの投影装置16から天井のスクリーン12に投影された各映像が隣接する。一方、これとは対向する壁面に、2つの投影装置16が設けられ、それぞれの投影装置16から天井のスクリーン12に投影された各映像が隣接すると共に、対向する投影映像同士も隣接する。
本実施の形態では、各投影装置16からそれぞれ個別の映像又は照明光を投影することが可能とされていると共に、1つの映像を4分割して各投影装置16から投影することにより、天井のスクリーン12上で合成して1つの映像として投影することも可能とされている。このように、複数の投影装置16を用いて天井のスクリーン12へ映像を投影することにより、単一の投影装置16でスクリーン12全体へ投影する場合よりも、投影装置からスクリーン12までの距離を短くすることができ、省スペース化を図ることが可能となる。
なお、天井のスクリーン12は、天井全体をスクリーン12として投影可能な色に着色したものとしてもよいし、スクリーン12を天井に設けるようにしてもよい。また、スクリーン12は、超短投写のように浅い角度で映像を投影するため、同一の投影装置16の照射範囲内の平滑度が高いものが望まれる。また、投影装置16からの光の反射で床面までを照明するため、反射率の高い素材で仕上げられていることが望まれる。
また、各投影装置16の各々は、制御装置20によって制御される。制御装置20には、天空カメラ18が接続され、天空カメラ18によって撮影された空映像を各投影装置16から天井のスクリーン12に投影可能とされている。
なお、投影装置16を設置する壁面は、例えば、二重構造として、投影装置16やその配線を隠蔽し、動作音や排気熱を居住空間と隔離する構造としてもよい。
続いて、本発明の実施の形態に係る映像投影システム10の詳細な構成について説明する。図3は、本発明の実施の形態に係る映像投影システム10の構成を示すブロック図である。
映像投影システム10は、図3に示すように、制御装置20を備えており、制御装置20が複数の投影装置16を制御することによって、スクリーン12へ投影する映像を制御する。本実施の形態では、映像投影システム10は、照明モードと、映像モードとを備えて、制御装置20による投影装置16の制御によって照明モードと、映像モードが実現される。
制御装置20は、通信部22、映像記憶部24、映像制御部26、設定記憶部28、全体制御部30、及び電源部32を備えており、全体制御部30によって映像投影システム10が統括的に制御される。
通信部22は、インターネット等のネットワークを介して緊急地震速報サーバ34と接続されており、地震が発生した場合に地震情報を緊急地震速報サーバ34より受信し、受信結果を全体制御部30へ出力する。また、通信部22は、緊急地震速報サーバ34以外の外部のサーバ等から投影装置16からスクリーン12に投影する映像を取得するようにしてもよい。
映像記憶部24は、投影装置16からスクリーン12に投影するための各種映像を記憶する。記憶する映像は、通信部22から取得するようにしてもよいし、各種メディアから取得するようにしてもよい。
映像制御部26には、複数の投影装置16が接続されており、各投影装置16を制御することによって、スクリーン12への映像の投影や、照明光の投影を行う。映像制御部26は、映像モードの場合には、例えば、映像記憶部24に記憶された映像等を各投影装置16からスクリーン12へ投影する。このとき、各投影装置16からそれぞれ異なる映像を天井のスクリーン12に投影するようにしてもよいし、各投影装置16からの映像を天井のスクリーン12上で合成して1つの映像を投影するようにしてもよい。また、照明モードの場合には、映像制御部26は、各投影装置16から天井のスクリーン12へ照明光を投影することにより、間接照明として機能させることができる。そして、投影装置16の投影する領域を制御することにより、スポット的な間接照明も可能となる。
設定記憶部28には、入力・設定部36が接続されている。入力・設定部36は、映像投影システムの各種設定を行うための操作部として機能し、設定記憶部28には、入力・設定部36によって設定された映像投影システム10の各種設定が記憶される。
設定記憶部28に記憶される各種設定の一例としては、入力・設定部36によって目覚まし時間等を入力して、記憶することができる。例えば、目覚まし時間が設定記憶部28に記憶されている場合には、全体制御部30が目覚まし時間を監視して、目覚まし時間になったところで、映像制御部26を介して各投影装置16を制御することにより、映像や照明光によって部屋が明るくなるように制御する。或いは、目覚まし時間の所定時間前から徐々に部屋が明るくなるように、映像制御部26を介して各投影装置16を制御し、目覚まし時間になったところで最大輝度で照明するように、映像制御部26を介して各投影装置16を制御するようにしてもよい。また、このような目覚まし処理によって照明光や映像を投影する領域を予め設定して、設定記憶部28に記憶し、対応する領域のみが明るくなるように制御してもよい。
電源部32は、図示しない商用電源からの電力を、制御装置20の電力を必要とする各部へ供給する。また、電源部32には、非常用電源33が接続されており、停電等によって制御装置20の各部へ電力供給が不能になった場合に、非常用電源33の電力を制御装置20の各部や各投影装置16等へ供給することが可能とされている。なお、非常用電源33としては、各種バッテリを適用することが可能である。
また、全体制御部30には、各部屋の人の有無や、人の移動を検出するために人感センサ38が接続されていると共に、空を撮影する天空カメラ18が接続されている。これにより、全体制御部30は、照明モードの場合に、人感センサ38の検出結果を用いて、人の存在する領域へ照明光を投影したり、人の移動に追従して照明光移動させたりすることが可能とされている。また、天空カメラ18の撮影結果を天井のスクリーン12に表示したり、映像記憶部24に記憶することが可能とされている。
続いて、上述のように構成された本発明の実施の形態に係る映像投影システム10によって天井に投影される投影内容の一例について説明する。図4は、本発明の実施の形態に係る映像投影システム10によって天井に投影される投影内容の一例を示す図である。
図4(A)では、照明モードで部屋の半分を照明した例を示す。図4(A)の上半分の領域へ照明光を投影するように各投影装置16を制御することにより、部屋の半分を明るくすることが可能である。
図4(B)では、例えば、人感センサ38によって人の存在を検出し、検出した領域のみに照明を行った例を示す。人の位置と照明位置との対応については、照明領域と投影装置16から投影される映像の位置関係を予め設定記憶部28等に記憶しておくことにより、人の位置に対応する領域に光を照射することが可能となる。
図4(C)、(D)では、天空カメラ18によって撮影された空映像を投影した例を示す。空の映像は、天空カメラ18の撮影結果をリアルタイムで投影するようにしてもよいし、映像記憶部24に予め記憶した中から、入力・設定部36の操作等によって選択させて、投影するようにしてもよい。例えば、図4(C)では昼間の天空映像の一例を示し、図4(D)は夕方の天空映像の一例を示している。ここで、現在が昼間でリアルタイムに投影した結果を投影する場合、図4(C)のような昼間の現在の天空映像が投影され、映像記憶部24に記憶された天空映像を投影する(ディレイタイム)場合には、天空カメラ18で夕方に予め撮影して映像記憶部24に記憶しておいた、図4(D)のような夕方の天空映像が投影される。このように、天空カメラ18の撮影結果を投影することが可能であるため、天井が透明になったかのように部屋を広く感じさせることができる。また、リアルな映像が投影されるので、ゲリラ豪雨などの雨や落雷などを目で確認して備えることも可能となる。
図4(E)では、地震情報を投影した例を示す。この場合には、緊急地震速報サーバ34から通信部22が緊急地震速報を受信した場合に、全体制御部30が、映像制御部26を介して各投影装置16を制御して、受信した緊急地震速報に含まれる地震情報(例えば、地震波到達時間や、予想される最大震度等)を投影する。例えば、映像制御部26は、各投影装置16を制御して通信部22によって取得した地震情報を天井のスクリーン12に投影(図4(E)では、地震情報として地震波到達までのカウントダウン等の情報を投影した例を示す)するようにしてもよい。このとき、最大の明るさを背景として投影することにより、地震への注意を促すことができる。
図4(F)は、地震波到達後に投影する内容の一例を示す。図4(F)の例では、各テレビチャンネルや、避難用照明を投影した例を示す。すなわち、地震波到達後に、各投影装置16からそれぞれテレビ等の各種メディア情報を天井のスクリーン12に投影することにより、地震被害等の情報収集が可能となる。
続いて、上述のように構成された本発明の実施の形態に係る映像投影システム10の制御装置20で行われる具体的な処理について説明する。図5は、本発明の実施の形態に係る映像投影システム10の制御装置20で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図5の処理は、例えば、制御装置20の電源が投入された場合に開始する。
まず、ステップ100では、 全体制御部30が、設定記憶部28から入力・設定内容を取得してステップ102へ移行する。例えば、入力・設定部36によって目覚まし処理の設定があるか否か等の情報を取得する。
ステップ102では、全体制御部30が、モード指示があるか否かを判定する。具体的には、映像モードや照明モードの指示が、入力・設定部36が操作されて指示されたか否かを判定し、該判定が肯定された場合にはステップ104へ移行し、否定された場合にはステップ106へ移行する。
ステップ104では、全体制御部30が、指示されたモード(本実施の形態では、映像モード又は照明モード)を実行するように各部を制御してステップ106へ移行する。
例えば、映像モードを実行する場合には、全体制御部30は、指定された映像や、天空カメラ18によって撮影された天空映像を投影するように、映像制御部26を介して各投影装置16を制御する。天空カメラ18の撮影結果を投影する場合には、図4(C)、(D)のような映像を投影する。
一方、照明モードを実行する場合には、全体制御部30は、指定された部分に照明光を投影するように各投影装置16を制御する。本実施の形態では、天井のスクリーン12に各投影装置16から照明光が投影されるので、間接照明として機能させることができる。そして、例えば、図4(A)に示すように、照明モードで部屋の半分を照明するように各投影装置16を制御するようにしてもよいし、図4(B)に示すように、人感センサ38によって検出した人の領域のみを照明するようにしてもよい。なお、人感センサ38の検出結果を用いて照明するか否かは、入力・設定部36の操作によって選択可能にしてもよい。
ステップ106では、全体制御部30が目覚まし設定があるか否かを判定する。すなわち、全体制御部30は、設定記憶部28に目覚まし処理の設定がされている否かを判定し、該判定が肯定された場合にはステップ108へ移行し、否定された場合にはステップ110へ移行する。
ステップ108では、全体制御部30が目覚まし時刻になったか否かを判定し、該判定が否定された場合にはステップ112へ移行し、肯定された場合にはステップ110へ移行する。
ステップ110では、全体制御部30が、映像制御部26を介して各投影装置16を制御することにより目覚まし処理を実行してステップ112へ移行する。
目覚まし処理の一例としては、上述したように、目覚まし時間になったところで、全体制御部30が、映像制御部26を介して各投影装置16を制御することにより、映像や照明光によって部屋が明るくなるように制御するようにしてもよしい、目覚まし時間の所定時間前から徐々に部屋が明るくなるように、映像制御部26を介して各投影装置16を制御し、目覚まし時間になったところで最大輝度で照明するように、映像制御部26を介して各投影装置16を制御するようにしてもよい。このように、音による目覚めではなく段階的に明るくなる映像や照明光による目覚めの方が自然に近く、快適に目覚めることができる。また、音による目覚ましよりも特定の人のみを覚醒させることができる。
なお、目覚まし処理を行う領域が設定記憶部28に予め記憶されている場合には、対応する領域のみが明るくなるように制御してもよい。
また、目覚まし処理を行う場合には、天井のスクリーン12に光のみを投影するようにしてもよいし、予め定めた映像パターンを投影するようにしてもよい。映像パターンとしては、天空カメラ18の撮影結果を投影するようにしてもよい。この場合には、目覚まし開始時刻の実際の空が暗い場合には、予め撮影して映像記憶部24に記憶された天空映像を投影するようにしてもよい。また、近くで就寝中の人がいる場合には、映像のうち、就寝中の人に近い部分は明るさを落とし、明るさの漏れを抑制するように投影装置16を制御するようにしてもよい。
一方、ステップ112では、全体制御部30が、通信部22によって緊急地震速報を受信したか否かを判定し、該判定が否定された場合にはステップ116へ移行し、肯定された場合にはステップ114へ移行する。
ステップ114では、全体制御部30が地震報知処理を実行してステップ116へ移行する。地震報知処理としては、例えば、図4(E)に示すように、各投影装置16から地震情報を投影し、地震波到達後には、図4(F)に示すように、各テレビチャンネルや、避難用照明を各投影装置16から天井のスクリーン12に投影する。
そして、ステップ116では、全体制御部30が、制御装置20の電源がオフされた否かを判定し、該判定が否定された場合にはステップ100に戻って上述の処理を繰り返し、判定が肯定された場合には、所定の終了処理等を経て一連の処理を終了する。
なお、図6に示すように、開口窓14Aを有する下がり天井14を設けて、天井を二重構造としてもよい。図6は、本発明の実施の形態に係る映像投影システムの変形例の概略構成を示す斜視図である。
例えば、各投影装置16の投影映像に対応して、下がり天井14に開口窓14Aを設ける。すなわち、各投影装置16から天井のスクリーン12に投影された映像を、下がり天井14の各開口窓14Aを介して見ることになる。これにより、各投影装置16の光の明るさや色のばらつき、或いは、投影開始直後の歪みがあっても、各投影装置16から投影された映像のつなぎ目を目立たなくすることができる。
また、天空カメラ18によって撮影された映像を各投影装置16から投影する場合には、下がり天井14により奥行き感が得られ、本物の天窓に近いリアリティを演出することができる。
さらには、各投影装置16から投影する各映像を、その下の居住者毎に異なる映像や照明光を投影する場合には、隣への明かり漏れの影響も緩和することができる。
なお、開口窓14Aは、各投影装置16に対応して設けるようにしてもよいが、図7(B)に示すように、上記の実施の形態と同様に、4つの投影装置16から天井のスクリーン12に映像を投影し、図7(A)に示すように、下がり天井14に8つの開口窓14Aを設けて、各投影装置16に2つの開口窓14Aが対応するようにしてもよい。
また、上記の実施の形態における投影装置16の数やスクリーン12の数、変形例の下がり天井14の開口窓14Aの数等は、上記に限定されるものではない。
また、上記の実施形態における制御装置20で行われる処理は、プログラムとして記憶媒体に記憶して流通可能なようにしてもよいし、ハードウエアで行われる処理としてもよい。
10 映像投影システム
12 スクリーン
14 下がり天井
14A 開口窓
16 投影装置
18 天空カメラ
20 制御装置
22 通信部
26 映像制御部
28 設定記憶部
33 非常用電源
36 入力・設定部
38 人感センサ

Claims (3)

  1. 天井に設けたスクリーンと、
    前記スクリーンへ映像又は照明光を投影する投影装置と、
    映像を投影する投影モードと、照明光を投影する照明モードと、を有し、前記投影モードの場合に、映像を前記スクリーンに投影するように前記投影装置を制御し、前記照明モードの場合に、照明光を前記スクリーンに投影するように前記投影装置を制御する制御手段と、
    人を検出する人検出手段と、
    を備え
    前記制御手段が、前記照明モードの場合に、前記人検出手段の検出結果に基づいて、人が存在する領域へ照明光を投影するように、前記投影装置を制御する映像投影システム。
  2. 天井に設けたスクリーンと、
    前記スクリーンへ映像又は照明光を投影する投影装置と、
    映像を投影する投影モードと、照明光を投影する照明モードと、を有し、前記投影モードの場合に、映像を前記スクリーンに投影するように前記投影装置を制御し、前記照明モードの場合に、照明光を前記スクリーンに投影するように前記投影装置を制御する制御手段と、
    人を検出する人検出手段と、
    を備え
    前記制御手段が、前記照明モードの場合に、前記人検出手段の検出結果に基づいて、人の移動に追従して照明光を投影するように、前記投影装置を制御する映像投影システム。
  3. 天井に設けたスクリーンと、
    前記スクリーンへ映像又は照明光を投影する投影装置と、
    映像を投影する投影モードと、照明光を投影する照明モードと、を有し、前記投影モードの場合に、映像を前記スクリーンに投影するように前記投影装置を制御し、前記照明モードの場合に、照明光を前記スクリーンに投影するように前記投影装置を制御する制御手段と、
    前記投影装置から前記スクリーンに投影された映像を見るための開口窓が設けられ、前記天井の下側に配置される下がり天井と、
    を備えた映像投影システム。
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