JP2016171040A - 照明装置及びそれを備えた照明システム - Google Patents

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山内 健太郎
Kentaro Yamauchi
健太郎 山内
平松 宏司
Koji Hiramatsu
宏司 平松
岸本 晃弘
Akihiro Kishimoto
晃弘 岸本
龍海 瀬戸本
Tatsumi Setomoto
龍海 瀬戸本
河村 亮
Akira Kawamura
亮 河村
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Abstract

【課題】照明装置において、映像を投影して照明演出を行うときに、投影面の属性に応じて適切な照明光を投影する。
【解決手段】照明システム1は、任意の投影面に映像を投影する光投影部21と、投影面に投影される映像の光描画データLDDを送受信する通信部22と、投影面の属性に関する投影面データPDに応じて通信部22が受信した光描画データLDDを補正して補正光描画データRLDを生成し、この補正光描画データRLDを光投影部21に出力する投影映像調整部23と、を備える。この構成によれば、投影面データPDに応じて、光描画データLDDを補正して照明光2Lを投影するので、投影面の属性に応じて適切な照明光を投影することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、光投影装置を用いた照明装置及びそれを備えた照明システムに関する。
従来から、ショーウィンドウにおける商品展示や、イベント施設における舞台演出では、スポットライトといった照明装置からの光を被投影物体に投影することにより、顧客や観客の注目を集め、展示物等の印象を強める照明演出が用いられている。この種の照明演出を行うものとして、ユーザの操作に応じて、予め設定された所定のベース形状群から照明光のベース形状を選択することによって一又は複数のベース形状を選択し、一又は複数のベース形状の照明光によって被照射物体を覆うように、照明光のベース形状の位置を決定する照明装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、上記照明装置では、照明光の仕様や形状、大きさの設定が自在なプロジェクタを用いて、空間や被投影物体に対して光が照射される。また、この種の照明装置では、照明光としては、カメラで撮影した画像を用いることができる。例えば、カメラで撮影した画像データを、インターネットを介してサーバへ送信して、種々の用途に利用できるようにしたシステムが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許5319999号公報 特開2009−157897号公報
しかしながら、上記のようなプロジェクタで映像を投影する照明装置を用いた場合、空間に照射される照明光は、プロジェクタの光源出力のみならず、映像の輝度や、コントラスト、明るい色調の領域と暗い領域の色調のバランス等により変化する。また、上記照明装置では、例えば、空間を構成する任意の投影面に照明光を投影できる一方で、壁面や床面、天井といった投影面の属性によって照明光の適切な明るさや色温度は異なる。例えば、上記照明装置で映像を投影する照明演出を行う場合、人の目に触れやすい壁面に、輝度が低く、コントラストが強い映像を投影したとしても、演出効果が低くなる。また、床面にコントラストが強く、彩度の高い映像を投影したとしても、雑多な印象を与える虞がある。
本発明は、上記課題を解決するものであり、光投影装置を用いて映像を投影して照明演出を行うときに、壁面や床面、天井といった投影面の属性に応じて適切な照明光を投影することができる照明装置及びそれを備えた照明システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、任意の投影面に映像を投影する光投影部を備えた照明装置であって、前記投影面に投影される映像の光描画データを送受信する通信部と、前記投影面の属性に関する投影面データに応じて前記通信部が受信した前記光描画データを補正して補正光描画データを生成し、該補正光描画データを前記光投影部に出力する投影映像調整部と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、映像が投影される投影面の属性に関する投影面データに応じて、投影映像調整部が映像の光描画データを補正して、光投影部が照明光を投影するので、投影面の属性に応じて適切な照明光を投影することができる。
本発明の第1の実施形態に係る照明装置及びそれを備えた照明システムの構成を示す斜視図。 上記照明システムのブロック構成図。 上記照明システムの動作例を示す斜視図。 上記実施形態の変形例に係る照明システムのブロック構成図。 上記実施形態の別の変形例に係る照明システムのブロック構成図。 本発明の第2の実施形態に係る照明装置及びそれを備えた照明システムの構成を示す斜視図。 上記照明システムのブロック構成図。
本発明の第1の実施形態に係る照明装置及びそれを備えた照明システムについて、図1乃至図3を参照して説明する。図1に示すように、本実施形態の照明システム1は、任意の空間10内に経時的に変化する映像を投影する光投影装置(照明装置2)と、照明装置2を制御する制御装置3と、を備える。制御装置3は、照明装置2の操作内容をユーザUが入力するための入力部4と無線又は有線により接続されている。図例の空間10は、壁面W、床面F、天井Cにより構成されており、本実施形態では、これら壁面W、床面F、天井Cが投影面となる。照明システム1は、空間10内の任意の位置の照度値といった投影面の環境情報を検出する投影面検出部5を更に備える。
照明システム1は、入力部4をユーザUが操作することにより、照明装置2から照明光2Lを投影して、空間10及び物体(図例では、壁面W)等の特定の投影範囲を明るく照明する。なお、図例では、照明装置2と制御装置3とが別体である構成を示すが、後述する変形例で説明するように、制御装置3の一部又は全部の構成が照明装置2に組み込まれていてもよい。
投影面検出部5は、投影面の属性に関する投影面データPD(後述する図2も参照)を取得する各種センサ又はカメラ等であり、図例では、照明光2Lが投影された壁面Wに取り付けられている。ここで言う投影面の属性とは、投影面が、空間を構成する壁面Wや床面F、天井Cであるか、又は空間に配置された物体(不図示)であるかといった、照明光2Lが投影される対象物を言う。図例では、投影面検出部5には、重力センサが内蔵されており、投影面検出部5が設置された対象物が垂直な壁面Wであることを投影面データPDとして取得する。
また、投影面データPDには、投影面の照度、投影面に投影された照明光2LのコントラストやFeu値も含まれる。図示した例では、投影面検出部5は、予め設定された時間間隔で、壁面Wの輝度を持続的に計測して制御装置3に送信する。投影面検出部5は、専用のデバイスが用いられてもよいし、携帯端末やパーソナルコンピュータ等の電子機器、又は空気清浄機やエアコン等の家電に組み込まれた各種センサで通信機能を備えたものが転用されてもよい。また、複数の位置の投影面データPDを取得できるように、投影面検出部5が複数用いられてもよく、入力部4に投影面検出部5の機能が組み込まれていてもよい。
図2に示すように、照明装置2は、任意の投影面に映像を投影する光投影部21と、投影面に投影される映像の光描画データLDを送受信する通信部22と、を備える。なお、光描画データLDは、後述するように、制御装置3から送信される。光投影部21は、照明装置2には、汎用の液晶プロジェクタやDLPプロジェクタ等が適宜に用いられる。照明装置2の光源には、一般的なメタルハライドランプ、LED、レーザ等が好適に用いられる。また、通信部22は、制御装置3との間で有線又は無線による制御信号の通信を可能とするものであり、例えば、HDMI(登録商標)に準じた配線接続端子、100base−tに準じたLAN系統、IEEE802.11に準じた無線LAN等から成る。
また、照明装置2は、投影面の属性に関する投影面データPDに応じて通信部22が受信した光描画データLDを補正して補正光描画データRLDを生成し、この補正光描画データRLDを光投影部21に出力する投影映像調整部23を備える。投影映像調整部23には、汎用のCPU及びメモリ等から成るマイコンが用いられる。
制御装置3は、照明装置2、入力部4及び投影面検出部5との間で無線又は有線により通信信号を送受信する通信部31と、静止画像や動画等の映像を含むコンテンツデータCDを保存するデータ保存部32と、を備える。また、制御装置3は、入力部4から送信される操作信号MSに基づいて、データ保存部32に保存された映像コンテンツデータCDから、照明装置2から投影される照明光2Lの仕様及び条件を設定して光データLDを生成する演算部33を備える。制御装置3は、汎用のパーソナルコンピュータ又はサーバであり、演算部33には、照明装置2に用いられるCPUよりも複雑な演算処理を行い得る高性能CPUが用いられる。
演算部33は、光データLDを描画処理して照明装置2へ送信される光描画データLLDを生成する。データ保存部32には、コンテンツデータCDに加えて、演算部33により生成された光データLD及び光描画データLDDが保存される。演算部33は、入力部4からの操作信号MSに応じて、適宜にそれらのデータを通信部31を介して照明装置2等の外部デバイスに送信することができる。
演算部33は、操作信号MSに従って、照明光2Lの仕様及び条件を設定する。光の仕様には、主として、照明光2Lの色温度、濃淡及び彩度が含まれる。なお、一般的な照明光は、電球色、温白色、白色、昼白色、昼光色といった白色を中心とする光色の光であるが、本実施形態では、赤色、緑色、青色といった原色光やそれらを混色により得られる任意の色の光を含む。また、複数の照明光2Lが重複する場合、それらはレイヤー個別に設定され、また。レイヤー毎の色に透明度を設定することもできる。
光の条件には、空間10の所定の投影範囲内で光を投影する位置と、設定された位置に投影する光の形状と、設定された形状の光のサイズがある。まず、演算部33は、設定された光の仕様に基づいて、照明装置2から投影される照明光2Lの投影可能な投影範囲における照明光2Lの中心座標を設定し、上記中心座標に紐付けられる照明光2Lの2次元的な投影形状を設定する。次に、演算部33は、照明光2Lの投影形状の高さ及び幅を規定する。このようにして、演算部33は、設定された光の仕様、位置、形状、サイズといった特性情報を統合して光データLDを生成する。ここで言う特性情報には、照度、輝度、光度、光束、色温度、演色性等が含まれ得る。光データLDは描画処理され、光描画データLLDが照明装置2に送信される。
入力部4は、操作ボタンやタッチパネルを含む操作部41と、操作部41により入力された操作内容から操作信号MSを生成する制御部42と、操作信号MSを制御装置3へ送信する通信部43と、を備える。入力部4は、光の仕様、位置、形状及びサイズのうち、少なくとも一つ以上の設定パラメータをユーザUの手元で変更可能とする。なお、入力部4は、操作部41の一部構成として、入力部4自体の傾きを計測する傾き計測部(不図示)を備え、計測された傾きから操作信号を生成するものであってもよい。入力部4には、例えば、汎用のプレゼンテーションマウスが好適に用いられる。
また、制御装置3の演算部33は、投影面検出部5が取得した投影面データPDから、光描画データLDDを補正するための補正値を算出して補正データRDとして生成し、その補正データRDを照明装置2に送信する。また、照明装置2の投影映像調整部23は、演算部33が送信した投影面データPDに基づいて演算部33が送信した補正データRDを用いて、光描画データLDを補正して補正光描画データRLDを生成する。
上記のように構成された照明システム1の動作について、上記図1、図2に加えて、図3を参照して説明する。図1の例では、照明装置2から照明光2Lにより、壁面Wに木漏れ日の映像が投影されている。ここでは、予め、木漏れ日の映像コンテンツデータCDから、光データLD及び光描画データLDDが生成され、光描画データLDDが照明装置2に送信され、光投影部21が光描画データLDDに基づいて照明光2Lを投影しているものとする。
投影面検出部5は、それ自身が設置された対象物が垂直な壁面Wであることを検知し、また、照明光2Lにより投影された映像の輝度を計測し、これらを投影面データPDとして取得する。人の目に触れやすい壁面Wは、輝度が高く、コントラストが強いことが望ましいのに対して、図1の例における投影面検出部5で検出された壁面Wの輝度が低いとする。このとき、投影面データPDを受信した制御装置3は、演算部33の処理により映像の輝度及びコントラストを高めるための補正データRDを生成し、補正データRDを照明装置2に送信する。照明装置2では、通信部22を介して補正データRDを受信すると、投影映像調整部23は、補正データRDに基づいて、従前の光描画データLDDの輝度及びコントラストを高める補正をして、補正光描画データRLDを生成する。
光投影部21は、補正光描写データRLDに基づいて照明光2Lを投影する。その結果、図3に示すように、壁面Wに投影された木漏れ日の映像の輝度及びコントラストが強くなる。このように、照明システム1及びこれに用いられる照明装置2によれば、映像を投影して照明演出を行うときに、補正データRDに基づいて、光描画データLDDを補正して照明光2Lを投影するので、投影面の属性によって適切な照明光を投影することができる。また、投影面検出部5で検出された投影面データPDから、補正値を算出するので、例えば、外光や他の照明装置の光の影響を受けた場合でも、自動的に投影面に投影される照明光2Lを調整することができ、投影面の属性に応じた照明を行うことで、映像の投影による照明演出の効果を高めることができる。
図4は、上記実施形態の変形例に係る照明システム1の構成を示す。この変形例では、照明装置2が、投影面データPDから光描画データLDDを補正するための補正値を算出する演算部24を更に備える。近年は、照明装置2に用いられるような汎用のマイコンに組み込まれるCPUも高性能化しており、制御装置3の演算部33と同様の処理を行うことができる。そこで、照明装置2に用いられるマイコンが、上記の投影映像調整部23の処理に加えて、演算部24としての処理も行う。これにより、制御装置3からは、光描写データLDD及び投影面データPDが送信されれば、補正データRDを照明装置2で自ら生成することができる。光描画データLDは、汎用のデジタルカメラでも送信することができ、本変形例によれば、制御装置3としてパーソナルコンピュータやサーバを用いることなく、より簡易な構成で照明システム1を構築することができる。
また、本変形例では、照明装置2が、光描画データLDを保存するデータ保存部25を更に備える。データ保存部25には、照明装置2に用いられるマイコンのメモリが用いられる。このように、光描写データLDDが照明装置2に保存されていると、投影面検出部5から、投影面の環境変化が投影面データPDとして送信されれば、補正データRDを照明装置2で自ら生成することができる。投影面検出部5は、一般的な輝度センサであってもよく、本変形例によれば、投影面データPDさえ供給されれば、実質的に制御装置3が無い状態でも、照明システム1を構築することができる。
図5は、上記実施形態の別の変形例に係る照明システム1の構成を示す。この変形例では、照明装置2が、投影面データPDを生成する投影面検出部26を更に備える。本変形例によれば、投影面データPDも照明装置2によって取得されるので、実質的に照明装置2だけでも、照明システム1を構築することができる。また、投影面検出部26を設けることで、その照明装置2自身が照明光2Lを投影している投影面を識別して、その投影面の設定目標に応じて、投影内容を適宜に補正することができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る照明装置及びそれを備えた照明システムについて、図6及び図7を参照して説明する。本実施形態の照明システム1は、複数の照明装置2A,2B,2Cを備える。照明装置2Aは、壁面Wに照明光2Laを投影し、照明装置2Bは、床面Fに照明光2Lbを投影し、照明装置2Cは、天井Cに照明光2Lcを投影する。また、壁面Wには、照明装置2Aに対応する投影面検出部5Aが、床面Fには、照明装置2Bに対応する投影面検出部5Bが、天井Cには、照明装置2Cに対応する投影面検出部5Cが、夫々設けられている。また、照明装置2A,2B,2Cは、互いに通信部22を介して光描画データLLD又は補正光描画データRLDを送受信する。
複数の照明装置2A,2B,2Cが用いられる場合、1つの照明装置2Aから投影された光が、例えば、壁面Wで反射して、床面Fの明るさに影響し得る。本実施形態では、各投影面検出部5A,5B,5Cで検出された各投影面データPDから、各照明装置2A,2B,2Cの各補正データRD及び補正光描画データRLDが生成され、補正光描画データRLDが、各通信部22を介して各照明装置2A,2B,2Cに送信される。従って、本実施例によれば、照明装置2A,2B,2Cの各照明光2La,2Lb,2Lcの互いの影響を加味した上で、各投影面(壁面W、床面F、天井C)に投影される映像の輝度やコントラスト等を最適化することができる。
具体例としては、床面Fは、作業性を確保するための輝度は一定以上必要であるが、空間が煩雑な雰囲気にならないように、コントラストや彩度は相対的に低く設定されることが望ましい。壁面Wは、人目に付き易いので、映像が映えるように、コントラストは高く設定されるが、作業性を確保する必要はないので、輝度は床面Fより低く設定されることが望ましい。天井Cは、開放感を高めるために、壁面Wよりも輝度を高めることが望ましい。本実施形態によれば、このような複合的な照明制御を、各投影面検出部5A,5B,5Cで検出された各投影面データPDに基づいて自動的に行うことができる。また、いずれかの照明装置2が異常を起こした場合でも、他の照明装置2が相補的に照明光2Lを投影することができる。
また、本実施形態において、壁面W、床面F、天井Cの輝度バランスを調整することで、人間か感じる明るさ感を表すFeu値を高めるように、補正値を設定することができる。更に、広さ感やくつろぎ感を確保するような照明演出を行うために、床面Fと壁面Wの輝度比や、輝度分布の重心を所定位置に調整するような補正値を設定することもできる。
また、本実施形態の照明システム1では、複数の照明装置2のいずれかが、演算部24を備える。図7に示す例では、照明装置2Aが演算部24及びデータ保存部25を有し、補正値を算出して補正データRDを生成したり、光描画データLDDを保存する機能を有する一方、照明装置2B,2Cは、そのような機能を有していない。すなわち、照明装置2Aを親機、照明装置2B,2Cを子機とし、補正データRDや光描画データLDDは、互いの通信部22を介して、親機から各子機へ送信される。この構成によれば、子機である照明装置2B,2Cには、簡易に構成された廉価品を適用することができる。また、同じ映像コンテンツに基づく光描写データLDDであっても、各照明装置2A,2B,2Cにおいて補正値が変化することで、各投影面では、見え方の異なった映像として投影することができる。
また、投影面検出部5に、磁気センサを内蔵させて、投影面の位置や方角を投影面データPDとして用いることもできる。この場合、例えば、東側の壁面Wの投影面から太陽が昇り、天井Cの投影面を推移し、西側の壁面Wに太陽が沈むといった映像による演出を行うことができる。このとき、色温度を各投影面で変化させることで、リアリティのある照明演出を行うことができる。
また、本実施形態の照明システム1では、各照明装置2A,2B,2Cが投影する映像として、上述した太陽の移動のような動画の映像コンテンツが好適に用いられる。また、例えば、星空の移動、雲の移動といった、壁面W、床面F、天井Cの全面を用い、投影する照明光2La,2Lb,2lcが互いに影響し得る映像コンテンツを見栄えよく再生することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。例えば、照明装置2によって照明光2Lが投影される投影面は、壁面W、床面F、天井Cに限らず、空間に置かれた任意の物体に適用され得る。この場合、例えば、照明装置2の投影空間に置かれた物体の側面や背面、その陰になる床面や背面等にも夫々異なる光を投影又は照射することができ、3次元的な照明演出を行なうことができる。
1 照明システム
10 空間
2,2A,2B,2C 照明装置(光投影装置)
21 光投影部
22 通信部
23 投影映像調整部
24 演算部
25 データ保存部
5 投影面検出部
LDD 光描画データ
PD 投影面データ
RD 補正データ
RLD 補正光描画データ

Claims (7)

  1. 任意の投影面に映像を投影する光投影部を備えた照明装置であって、
    前記投影面に投影される映像の光描画データを送受信する通信部と、
    前記投影面の属性に関する投影面データに応じて前記通信部が受信した前記光描画データを補正して補正光描画データを生成し、該補正光描画データを前記光投影部に出力する投影映像調整部と、を備えたことを特徴とする照明装置。
  2. 前記投影面データから前記光描画データを補正するための補正値を算出する演算部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記光描画データを保存するデータ保存部を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記投影面データを取得する投影面検出部を更に備えることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の照明装置。
  5. 請求項2乃至請求項4のいずれか一項に記載の照明装置を複数備え、
    前記複数の照明装置は、互いに前記通信部を介して前記光描画データ又は前記補正光描画データを送受信することを特徴とする照明システム。
  6. 前記複数の照明装置のいずれかが、前記演算部を備えることを特徴とする請求項5に記載の照明システム。
  7. 前記映像が動画であることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の照明システム。
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