JP2007086545A - 情報提示システム - Google Patents

情報提示システム Download PDF

Info

Publication number
JP2007086545A
JP2007086545A JP2005276887A JP2005276887A JP2007086545A JP 2007086545 A JP2007086545 A JP 2007086545A JP 2005276887 A JP2005276887 A JP 2005276887A JP 2005276887 A JP2005276887 A JP 2005276887A JP 2007086545 A JP2007086545 A JP 2007086545A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
projection
projection area
projector
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005276887A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinpei Hibiya
新平 日比谷
Kiyotaka Takehara
清隆 竹原
Masanori Kashiwagi
正徳 柏木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2005276887A priority Critical patent/JP2007086545A/ja
Publication of JP2007086545A publication Critical patent/JP2007086545A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Projection Apparatus (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Abstract

【課題】 ユーザにとって有用な情報を適切な場所、適切なタイミングで提示する。
【解決手段】 情報提示空間内の複数の投影領域から人感センサ12によって検出された情報提示空間内でのユーザの位置に基づき、固定ミラー17によって選択的に切り換えられる投影領域に、撮像カメラ11で撮像された画像データから特定された人物に対応する所定の情報を情報提供部14から取得して映像として投影するようプロジェクタ16を制御することで実現する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ユーザに情報を提示する情報提示システムに関し、詳しくは、ユーザにとって有用な情報を適切な場所、適切なタイミングで提示する情報提示システムに関する。
高度に発達した情報化社会へと発展した現代において、膨大な数の情報から自身にとって有用な情報を取捨選択することは非常に重要である。しかしながら、普段の日常生活においてすら様々な情報が氾濫しているため、それらの情報から有用な情報を適宜選択することは非常に困難となっている。また、取得した有用な情報をより有効に活用するために、適切なタイミングでの情報取得が望まれる。
このような要請に伴い、液晶ディスプレイといった画像表示装置や、プロジェクタといった投写型の画像表示装置を用いて、ユーザの位置に応じて、ユーザに所定の情報を提示する手法が考案されている。
例えば、視聴可能エリア内に入った人物の存在を検出し、人物の存在が検出されたことに応じて、複数の表示装置の中から対応する表示装置の表示画面に人物に対応する情報を提示する手法(特許文献1参照。)や、移動するユーザに追従してテキスト情報や映像情報を表示させる手法(特許文献2参照。)などが開示されている。
特開2003−195845号公報 特開2005−115270号公報
しかしながら、上述した特許文献1で開示されている手法は、テレビジョン放送をユーザが別な場所に移動した場合であっても継続的に視聴可能としているだけであり、上述した特許文献2で開示されている手法は、ユーザにとって有用であるかどうかに関わらず、企業が提供する広告などを半強制的に提示しているだけである。
そこで、本発明は、上述した事実に基づき提案されたものであり、ユーザにとって有用な情報をユーザの現在位置に応じた、適切な場所、適切なタイミングで提示することができる情報提示システムを提供することを目的とする。
本発明の情報提示システムは、上述した課題を解決するために、情報を提示する情報提示空間内での人物の位置を検出する位置検出手段と、情報提示空間内にいる人物を特定する人物特定手段と、情報を映像として投影するプロジェクタと、情報提示空間内の複数の投影領域から、位置検出手段によって検出された情報提示空間内での人物の位置に基づき、プロジェクタからの映像を投影させる投影領域を選択的に切り換える投影領域切換手段と、あらかじめ登録された人物に対応した所定の情報を提供する情報提供手段と、投影領域切換手段によって選択的に切り換えられた投影領域に、人物特定手段によって特定された人物に対応する所定の情報を情報提供手段から取得して映像として投影するようプロジェクタを制御する制御手段とを備える。
このように、本発明の情報提示システムは、情報提示空間内の様々な場所に容易に、人物特定を経て取得された提示情報をプロジェクタを介して提示させることができる。これにより、情報提示システムは、ユーザ毎に異なる有用な情報をユーザの現在位置に応じた、適切な場所、適切なタイミングで提示することを可能とする。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
まず、図1を用いて、本発明の第1の実施の形態として示す情報提示システム1について説明をする。図1に示すように情報提示システム1は、撮像カメラ11と、人感センサ12と、制御部13と、情報提供部14と、プロジェクタ16、複数の固定ミラー17(nは、自然数)を有する照明装置15Aとを備えている。
このような情報提示システム1は、例えば、図2に示すような情報提示空間である居住空間内の玄関などに設置され、撮像カメラ11、人感センサ12によって検出されるユーザの位置、ユーザの動線などに応じて、照明装置15Aのプロジェクタ16、固定ミラー17を介して、所定の投影領域にユーザにとって有用な情報を提示する。
撮像カメラ11、人感センサ12は、連動して機能することで、ユーザの位置、ユーザの向き、ユーザの動線、ユーザの人物特定などをするための情報を取得する。撮像カメラ11、人感センサ12は、情報提示をする空間内に出入するユーザを捉え易い位置、例えば、図2に示すような天井などに複数設けられる。
撮像カメラ11は、例えば、CCD(Charge Coupled Devices )を撮像素子とする広角カメラなどであり、人感センサ12と連動している。例えば、図2に示すように居住空間内の天井に取り付けられた複数の撮像カメラ11は、人感センサ12によってユーザが検知されたことに応じて、制御部13の制御により撮像を開始する。撮像された画像データは、制御部13に出力される。
人感センサ12は、対象物であるユーザの動きを検知し、検知結果をユーザの位置情報として制御部13に出力する。例えば、図2に示すように、人感センサ12を居住空間内の天井に複数設けることで、ユーザの存在する位置を正確に特定することができる。
制御部13は、当該情報提示システム1を統括的に制御する制御手段である。制御部13は、撮像カメラ11、人感センサ12から出力される情報に基づき、情報提示システム1において、ユーザに情報を提示する対象となる空間内、例えば、図2に示すようよな居住空間内におけるユーザの位置、ユーザの向き、ユーザの動線などをそれぞれ求め、さらにユーザの人物特定を行う。ユーザの動線は、例えば、所定の時間間隔で求められるユーザの位置を特定する位置情報の履歴を用いる。
制御部13は、例えば、撮像カメラ11で撮像されたユーザの顔の画像データをパターンマッチングによる認証処理によりユーザの人物特定をする。なお、ユーザの人物特定は、撮像カメラ11で撮像された画像データに基づいてなされる以外にも、例えば、ユーザに与えたICカードを用いて、ICカードを一意に特定するカードIDを被認証情報とする認証処理や、被認証情報として指紋情報、虹彩情報といった生体情報を用い、生体認証処理を実行することで行うようにしてもよい。
ユーザの位置は、人感センサ12により検知する以外にも、ユーザに情報を提示する対象となる空間の床面に敷き詰めた圧力センサにより検知するようにしてもよい。
また、制御部13は、ユーザの位置を特定する位置情報、ユーザの動線を示す動線情報、ユーザを一意に特定する人物情報に基づき、情報提示システム1でユーザに提示する提示情報を情報提供部14から取得し、取得した提示情報を位置情報で特定される提示領域に提示するよう、照明装置15Aのプロジェクタ16を制御する。
例えば、制御部13は、取得された位置情報に基づき、提示領域である図2に示すような投影領域FD1〜FD3から、ユーザの最も近くにある投影領域を選択する。そして、制御部13は、情報提供部14から取得した提示情報を、プロジェクタ16で扱うことのできる信号形態に変換してプロジェクタ16に出力する。このとき、制御部13は、プロジェクタ16、固定ミラー17を介して映像を投影する投影領域の状態に応じて、投影する映像に補正処理を施す。
情報提供部14は、例えば、家庭内に設けられた家庭内サーバ、ネットワーク上に構築されたメールサーバ、各種情報を提供する情報提供サーバなどである。
プロジェクタ16、複数の固定ミラー17は、照明装置15A内に構成されており、例えば、図2に示すように、情報提示する空間内の天井などに設けられる。図3に照明装置15Aの概略構成を示す。
このように、プロジェクタ16、固定ミラー17を照明装置15A内に設けるのは、情報提示システム1において、プロジェクタ16、固定ミラー17を、居住空間内に設置した際に、居住空間の景観を損なうことがないようにするためである。つまり、図3に示すようにプロジェクタ16、固定ミラー17は、照明装置15Aのランプシェード15Sに内に内包されるため居住空間の景観が保たれる。
また、このようにプロジェクタ16を照明装置15A内に設けることで、プロジェクタ16から出射される光を照明光の一部として利用することができるという利点もある。
プロジェクタ16は、例えば、空間変調素子として透過形の液晶表示素子を用い、光源ランプから出射される光を液晶表示素子により空間変調して、さらに光学系で所望の倍率とした光を投影領域に投影することで映像情報や文字情報を映像としてユーザに提示する。プロジェクタ16は、固定設置されるため、図2に示すような投影領域FD1乃至FD3に対して、提示情報を投影するには、固定ミラー17を介することになる。プロジェクタ16は、制御部13からの投影指示命令情報を受け取ると、制御部13から出力される提示情報を固定ミラー17に投影する。
固定ミラー17は、プロジェクタ16から出射された提示情報により空間変調された光を、あらかじめ定められた投影領域に反射投影するように反射面の角度が調整され、天井などに固定設置されている。
例えば、図2に示すように、玄関扉に設けられた投影領域FD1、床面に設けられた投影領域FD2、収納キャビネットに設けられた投影領域FD3毎に、3つの固定ミラー17、17、17が用意され、それぞれの反射面が投影領域に応じた角度となるようにセッティングされる。この固定ミラー17の反射面の角度などの設置情報は、情報提供部14に記憶されている。
図4に、プロジェクタ16から出射される1フレーム分の画像の一例を示す。図4に示すように、プロジェクタ16から出射される1フレーム分の画像は、図2に示す投影領域FD1乃至FD3に反射投影する固定ミラー17の位置と反射面の角度とに応じて決定される画像領域GF1乃至GF3を有している。
つまり、図4に示す画像領域GF1乃至GF3には、それぞれ投影領域FD1乃至FD3に投影させる提示情報が記載されており、プロジェクタ16から出射された空間変調された光のうち、画像領域GF1乃至GF3のみが、固定ミラー17、17、17にそれぞれ投影され、各固定ミラー17、17、17で反射されることで、投影領域FD1乃至FD3に提示情報が投影される。
このとき、固定ミラー17、17、17に投影されない光、例えば、図4に示す領域LF1は、照明装置15Aのランプシェード15Sへと照射されることになる。このとき、ランプシェード15Sの表面に光を拡散させるような処理を施しておくことで、プロジェクタ16から照射された光を照明装置15Aの照明光の一部として利用することができる。当然、固定ミラー17、17、17で反射される光は、透過するようにランプシェード15Sの表面を透明にしておく。
また、投影領域FD1乃至FD3は、ユーザの位置に応じて選択されるため、図4に示す画像領域GF1乃至GF3のうち、提示情報を投影させない投影領域に対応する画像領域は、輝度がゼロとなるように、例えば、黒色を示す画像を形成するようにする。例えば、投影領域としてFD1が選択された場合には、画像領域GF1以外の画像領域GF2、GF3を黒色を示す画像が形成されるようにする。
情報提供部14は、上述したような 固定ミラー17の反射面の角度といった設置情報の他に、プロジェクタ16と投影領域との距離情報や方向情報、投影領域の表面の状態を示した表面情報(表面の色彩や凹凸形状を示す情報)を、当該投影領域に情報提示する際のユーザの位置情報と対応づけて記憶する。また、各投影領域FD1乃至FD3に対応する画像領域GF1乃至GF3との関係も情報提供部14に記憶させておく。
これらの情報は、ユーザの位置情報が取得され、投影される投影領域が決定された際に、決定された投影領域に投影された提示情報が、ユーザの位置に応じて歪んだり視認しにくくなった場合の補正用として制御部13に用いられる。制御部13は、これらの情報に基づく画像処理により補正を行う。
例えば、図2において、投影領域FD1が設けられた玄関扉が少し開いていたり、外部からの光が投影領域FD1の投影面に差し込んでいたり、投影面の凹凸形状や色彩などが情報提供部14に記憶されたデフォルトの設定値と異なる状態に変化していることが、撮像カメラ11からの画像データなどより判別できる場合には、この情報に基づき投影領域に投影する映像に補正を施す。これにより、ユーザの位置から適切に提示情報を視認することができる。
上述したように撮像カメラ11で撮像された画像から投影領域の投影面の形状の変化を認識する手法としては、例えば、プロジェクタ16からの投影光に可視領域外の光である近赤外光によるグリットパターンを重畳させておき、投影面に投影されたグリットパターンの形状の変化を観測することで実現できる。
続いて、図5に示すフローチャートを用いて、情報提示システム1の制御部13の処理動作について説明をする。なお、制御部13の処理動作を説明するにあたり、情報提示システム1は、図2に示すような居住空間内の玄関で用いられるものとする。
ステップS1において、制御部13は、人感センサ12でユーザの動きを検知したことに応じて、撮像カメラ11による撮像を開始させ、画像データを取得する。制御部13は、取得した画像データから玄関にいるユーザの人物特定を行い、ユーザの位置情報の履歴から動線情報を取得する。
ステップS2において、制御部13は、求めたユーザの動線情報よりユーザが帰宅したのかどうか判断をする。例えば、制御部13は、取得したユーザの動線情報から、玄関の扉を開けて住宅内の廊下に向かって動いていると判断できる場合には、ユーザが帰宅したと判断し、廊下から玄関に向かって動いていると判断できる場合には、ユーザが帰宅ではなく外出する状態であると判断する。ユーザが帰宅した状態であると判断できる場合には、ステップS3へと進み、ユーザが外出する状態であると判断できる場合には、ステップS4へと進む。
ステップS3において、制御部13は、ユーザが帰宅したと判断したことに応じて、特定した人物の人物情報に基づき、帰宅時に有用な情報を情報提供部14から取得する。
制御部13は、情報提供部14からユーザにとって有用な情報を取得するにあたり、図6に示すような、ユーザを一意に特定するユーザID毎に、動線情報で判断される外出時と帰宅時のそれぞれに取得すべき情報をあらかじめ定めたテーブルを保持している。
制御部13は、動線情報から判断されるユーザの現在の状態と、人物特定されたことで分かるユーザIDといった人物情報に基づき、図6に示すようなテーブルを参照し、情報提供部14から該当するユーザにとって有用な情報を取得する。
例えば、人物特定により、ユーザIDが“ma”というユーザが特定されたとすると、制御部は13は、図6に示すテーブルを参照して、訪問者の画像を取得することを把握する。訪問者の画像は、ユーザの外出中に、図示しないインターフォンカメラで撮像され家庭内サーバに記憶されるため、制御部13は、情報提供部14である家庭内サーバから訪問者の画像データを取得する。
また、人物特定により、ユーザIDが“fa”というユーザが特定されたとすると、制御部13は、図6に示すテーブルを参照して、ユーザに届いているメールを取得することを把握する。制御部13は、情報提供部14であるメールサーバからユーザID“fa”に届いているメールを取得する。
ステップS4において、制御部13は、ユーザが外出する状態であると判断したことに応じて、特定した人物の人物情報に基づき、外出時に有用な情報を情報提供部14から取得する。
制御部13は、動線情報から判断されるユーザの現在の状態と、人物特定されたことで分かるユーザIDといった人物情報に基づき、図6に示すようなテーブルを参照し、情報提供部14から該当するユーザにとって有用な情報を取得する。
例えば、人物特定により、ユーザIDが“ma”というユーザが特定されたとすると、制御部は13は、図6に示すテーブルを参照して、天気予報、戸締まり情報を取得することを把握する。
制御部13は、あらかじめユーザ毎に登録されているユーザの地域情報に基づき、インターネット上から天気予報情報を取得する。戸締まり情報は、住宅内において戸締まりが必要とされる箇所を戸締まりする度に、その旨が家庭内サーバに記憶されるため、制御部13は、情報提供部14である家庭内サーバから戸締まり情報を取得する。
なお、情報提示システム1を設置した空間が、ユーザの動線とユーザの部屋内での行動との対応付けが困難である、例えば、リビングなどの空間である場合は、動線情報によるユーザの行動推測を実行せず、人物特定結果に基づいて情報を取得する。
ステップS5において、制御部13は、ユーザの位置情報に基づき、ユーザの現在の位置が投影領域FD1乃至FD3のいずれかの近傍であるかどうかを判断する。制御部13は、ユーザの現在の位置が投影領域FD1乃至FD3のいずれかの近傍である場合は、ステップS6へと進み、投影領域FD1乃至FD3の近傍でない場合には、ユーザが、撮像カメラ11、人感センサ12の検出範囲からすぐ立ち去ってしまったと判断して処理を終了する。
ステップS6において、制御部13は、ユーザに提示する提示情報を投影する投影領域を投影領域FD1乃至FD3の中から決定し、決定された投影領域に、プロジェクタ16から良好に投影可能なように、ステップS3又はステップS4で取得した提示情報に対して補正処理を行う。
そして、制御部13は、プロジェクタ16から投影可能なように補正処理を施された提示情報と、提示情報の投影を指示する投影指示命令情報とをプロジェクタ16に送信する。
これにより、プロジェクタ16から映像として投影された提示情報は、固定ミラー17で反射され、ユーザの現在位置の近傍に存在する投影領域に提示される。
このように、本発明の第1の実施の形態として示す情報提示システム1は、プロジェクタ16から投影された提示情報を投影領域に反射投影する複数の固定ミラー17を用いることで、情報提示空間内の様々な場所に容易に、人物特定を経て取得された提示情報を映像として提示することができる。これにより、情報提示システム1は、ユーザ毎に異なる有用な情報をユーザの現在位置に応じた、適切な場所、適切なタイミングで提示することができる。
また、固定ミラー17を用いているため、非常に低コストでありながら、容易に複数の投影領域の中からユーザの位置に応じた適切な投影領域を選択することができる。
さらに、ランプシェード15Sに施した拡散効果により、固定ミラー17に投影されない光を照明光の一部として利用することができるため、照明器具の数を減らすことができ低コスト化を図ることができる。
[第2の実施の形態]
続いて、図7を用いて、本発明の第2の実施の形態として示す情報提示システム2について説明をする。情報提示システム2は、図1を用いて説明した第1の実施の形態として示す情報提示システム1の複数の固定ミラー17に換えて、可動ミラー18を用いた構成となっている。したがって、本発明の第2の実施の形態として示す情報提示システム2の構成について説明するにあたり、上述した第1の実施の形態として示す情報提示システム1と重複する箇所については、同一符号を付して説明を一部省略する。
このような可動ミラー18を備えた情報提示システム2は、例えば、図8に示すような情報提示空間である居住空間内の玄関などに設置され、撮像カメラ11、人感センサ12によって検出されるユーザの位置、ユーザの動線などに応じて、照明装置15Bのプロジェクタ16、可動ミラー18を介して、所定の投影領域にユーザにとって有用な情報を提示する。図9に、照明装置15Bの概略構成を示す。
図9に示すように、可動ミラー18は、可動反射面18aが上下方向、左右方向への回転が自在となるような駆動モータを備えており天井などに設置される。このとき、可動ミラー18は、プロジェクタ16から出射される提示情報により空間変調された光を、駆動された可動反射面18aにより投影領域に反射投影した際に、ユーザの視認性が損なわれることがないように設置される。
可動ミラー18の可動反射面18aは、制御部13から出力される投影方向指示情報に応じて、投影方向指示情報で指定される投影領域へプロジェクタ16からの光を反射投影するように駆動モータによって駆動される。このように、可動ミラー18の可動反射面18aは、制御部13によって駆動制御される。
制御部13は、人感センサ12などによって検知されるユーザの位置を示す位置情報に基づき、提示領域である図8に示すような投影領域FD1乃至FD3から、ユーザの最も近くにある投影領域を選択する。制御部13は、この選択された投影領域に、可動ミラー18によってプロジェクタ16から投影される提示情報を反射投影されるように、可動反射面18aを駆動制御する投影方向指示情報を生成して可動ミラー18に出力する。
図10に、プロジェクタ16から出射される1フレーム分の画像の一例を示す。図10に示すように、プロジェクタ16から出射される1フレーム分の画像は、可動ミラー18の可動反射面18aの向きに応じて決定される画像領域GF4を有している。
つまり、図10に示す画像領域GF4には、投影領域に投影させる提示情報が記載されており、プロジェクタ16から出射された空間変調された光のうち、画像領域GF4のみが可動ミラー18の可動反射面18aにて反射されることで投影領域に提示情報が映像として投影される。
このとき、可動ミラー18の可動反射面18aに投影されない光、例えば、図10に示す領域LF2は、照明装置15Bのランプシェード15Sへと照射されることになる。このとき、ランプシェード15Sの表面に光を拡散させるような処理を施しておくことで、プロジェクタ16から照射された光を照明装置15Aの照明光の一部として利用することができる。当然、可動ミラー18の可動反射面18aで反射される光は、透過するようにランプシェード15Sの表面を透明にしておく。
画像領域GF4は、可動ミラー18の可動反射面18aの向き(角度)によって決まるため、可動反射面18aが駆動された際には、随時、制御部13によりプロジェクタ16へ出力される提示情報の補正処理がなされる。
制御部13は、補正処理を実行するにあたり、以下に示すような情報を情報提供部14にあらかじめ記憶させておき、上述した可動反射面18aの角度情報と共に適宜参照して補正処理を行う。例えば、情報提供部14は、プロジェクタ16と投影領域との距離情報や方向情報、投影領域の表面の状態を示した表面情報(表面の色や形状を示す情報)を、当該投影領域に情報提示する際のユーザの位置情報と対応づけて記憶している。
これらの情報は、ユーザの位置情報が取得され、投影される投影領域が決定された際に、決定された投影領域に投影された提示情報が、ユーザの位置に応じて歪んだり視認しにくくなった場合の補正用として用いられる。制御部13は、これらの情報に基づく画像処理により補正を行う。
例えば、図8において、投影領域FD1が設けられた玄関扉が少し開いていたり、外部からの光が投影領域FD1の投影面に差し込んでいたり、投影面の形状や色などが情報提供部14に記憶されたデフォルトの設定値と異なる状態に変化していることが、撮像カメラ11からの画像データなどより判別できる場合には、この情報に基づき投影領域に投影する映像に補正を施す。これにより、ユーザの位置から適切に提示情報を視認することができる。
上述したように撮像カメラ11で撮像された画像から投影領域の投影面の形状の変化を認識する手法としては、例えば、プロジェクタ16からの投影光に可視領域外の光である近赤外光によるグリットパターンを重畳させておき、投影面に投影されたグリットパターンの形状の変化を観測することで実現できる。
続いて、図11に示すフローチャートを用いて、情報提示システム2の制御部13の処理動作について説明をする。なお、制御部13の処理動作を説明するにあたり、情報提示システム2は、図8に示すような居住空間内の玄関で用いられるものとする。
また、情報提示システム2の制御部13の処理動作は、図5に示すフローチャートを用いて説明した情報提示システム1の制御部13の処理動作のステップS1乃至ステップS5までの動作が全く同じであり、ステップS6に換えてステップS6Aとなっただけであるので変更のあったステップのみ説明をする。
ステップS6Aにおいて、制御部13は、ユーザに提示する提示情報を投影する投影領域を投影領域FD1乃至FD3の中から決定し、決定された投影領域に、プロジェクタ16から良好に投影可能なように、ステップS3又はステップS4で取得した提示情報に対して補正処理を行う。
そして、制御部13は、プロジェクタ16から投影可能なように補正処理を施された提示情報と、提示情報の投影を指示する投影指示命令情報とをプロジェクタ16に送信する。
また、制御部13は、決定された投影領域にプロジェクタ16から投影された提示情報を反射投影するように、可動ミラー18に対して投影方向指示情報を送信する。
これにより、プロジェクタ16から映像として投影された提示情報は、可動ミラー18で反射され、ユーザの現在位置の近傍に存在する投影領域に提示される。
このように、本発明の第2の実施の形態として示す情報提示システム2は、プロジェクタ16から投影された提示情報を投影領域に反射投影する可動ミラー18を用いることで、情報提示空間内の様々な場所に容易に、人物特定を経て取得された提示情報を映像として提示することができる。これにより、情報提示システム2は、ユーザ毎に異なる有用な情報をユーザの現在位置に応じた、適切な場所、適切なタイミングで提示することができる。
また、可動ミラー18を用いているため、上述した複数の固定ミラー17を用いる場合と較べて、映像を投影させる投影領域の選択の自由度が増すことができるという利点がある。
[第3の実施の形態]
続いて、図12を用いて、本発明の第3の実施の形態として示す情報提示システム3について説明をする。情報提示システム3は、図1を用いて説明した本発明の第1の実施の形態として示す情報提示システム1の複数の固定ミラー17を取り除き、プロジェクタ16に換えて、投影方向を自在に動かすことができる可動式のプロジェクタ19を用いた構成となっている。したがって、本発明の第3の実施の形態として示す情報提示システム3の構成について説明するにあたり、上述した本発明の第1の実施の形態として示す情報提示システム1と重複する箇所については、同一符号を付して説明を一部省略する。
このような可動式のプロジェクタ19とした情報提示システム3は、例えば、図13に示すような情報提示空間である居住空間内の玄関などに設置され、撮像カメラ11、人感センサ12によって検出されるユーザの位置、ユーザの動線などに応じて、照明装置15Cのプロジェクタ19を介して、所定の投影領域にユーザとって有用な情報を提示する。
図14に、照明装置15Cの概略構成を示す。図14に示すように、プロジェクタ19は、天井などに取り付けられ、上下方向、左右方向の回転移動が自在となる駆動モータによる駆動によって、投影光を出射する投影部19Lの投影方向を自在に変えることができる。
プロジェクタ19は、制御部13から出力される投影方向指示情報に応じて、投影方向指示情報で指定される投影領域へ投影部19Lから出射される投影光が投影されるように駆動モータにより駆動される。
制御部13は、人感センサ12などによって検知されるユーザの位置を示す位置情報に基づき、提示領域である図13に示すような投影領域FD1乃至FD3から、ユーザの最も近くにある投影領域を選択する。制御部13は、この選択された投影領域に、プロジェクタ19から投影される提示情報を投影するように、プロジェクタ19を駆動制御する投影方向指示情報を生成してプロジェクタ19に出力する。
図15に、プロジェクタ19から出射される1フレーム分の画像の一例を示す。図15に示すように、プロジェクタ19から出射される1フレーム分の画像は、投影部19Lの向きに応じて決定される画像領域GF5を有している。
画像領域GF5は、投影部19Lの向き(角度)によって決まるため、プロジェクタ19が駆動された際には、随時、制御部13によりプロジェクタ19へ出力される提示情報の補正処理がなされる。
制御部13は、補正処理を実行するにあたり、以下に示すような情報を情報提供部14にあらかじめ記憶させておき、上述した投影部19Lの角度情報と共に適宜参照して補正処理を行う。例えば、情報提供部14は、プロジェクタ19と投影領域との距離情報や方向情報、投影領域の表面の状態を示した表面情報(表面の色彩や凹凸形状を示す情報)を、当該投影領域に情報提示する際のユーザの位置情報と対応づけて記憶している。
これらの情報は、ユーザの位置情報が取得され、投影される投影領域が決定された際に、決定された投影領域に映像として投影された提示情報が、ユーザの位置に応じて歪んだり視認しにくくなった場合の補正用として用いられる。制御部13は、これらの情報に基づく画像処理により補正を行う。
例えば、図13において、投影領域FD1が設けられた玄関扉が少し開いていたり、外部からの光が投影領域FD1の投影面に差し込んでいたり、投影面の凹凸形状や色彩などが情報提供部14に記憶されたデフォルトの設定値と異なる状態に変化していることが、撮像カメラ11からの画像データなどより判別できる場合には、この情報に基づき投影領域に投影する映像に補正を施す。これにより、ユーザの位置から適切に提示情報を視認することができる。
上述したように撮像カメラ11で撮像された画像から投影領域の投影面の形状の変化を認識する手法としては、例えば、プロジェクタ19からの投影光に可視領域外の光である近赤外光によるグリットパターンを重畳させておき、投影面に投影されたグリットパターンの形状の変化を観測することで実現できる。
本発明の第3の実施の形態として示す情報提示システム3は、図12に示すようにプロジェクタ19に付属カメラ19Cを備えているため、プロジェクタ19の投影方向、つまり、投影領域の投影面の状態を撮像することができる。また、付属カメラ19Cは、オートフォーカス機能を有しており、このオートフォーカス機能により被写体である投影領域の投影面までの距離を測定することができる。
制御部13は、この付属カメラ19Cによって撮像された投影領域の投影面の状態に応じて、ユーザの位置情報に応じて決定された投影領域を変更したり、プロジェクタ19から投影させる提示情報の映像補正をしたり、さらにオートフォーカス機能により測定された投影面までの距離に応じて歪み補正などを行う。
付属カメラ19Cで撮像される投影領域の投影面の画像は、人物特定用に設けられている撮像カメラ11で撮像される画像よりも投影面を的確に撮像することができるため、精度の高い補正処理を実現できる。
続いて、図16に示すフローチャートを用いて、情報提示システム3の制御部13の処理動作について説明をする。なお、制御部13の処理動作を説明するにあたり、情報提示システム3は、図13に示すような居住空間内の玄関で用いられるものとする。
ステップS11において、制御部13は、人感センサ12でユーザの動きを検知したことに応じて、撮像カメラ11による撮像を開始させ、画像データを取得する。制御部13は、取得した画像データから玄関にいるユーザの人物特定を行い、ユーザの位置情報の履歴から動線情報を取得する。
そして、制御部13は、取得した動線情報、特定した人物の人物情報に基づき、情報提供部14からユーザにとって有用な情報を取得する。
また、制御部13は、ユーザの位置情報に基づき、ユーザに提示する提示情報を投影する投影領域を投影領域FD1乃至FD3の中から決定する。
ステップS12において、制御部13は、決定された投影領域にプロジェクタ19から投影された提示情報を投影するように、プロジェクタ19に対して投影方向指示情報を送信する。制御部13から送信された投影方向指示情報に基づき、プロジェクタ19の図示しない駆動モータが駆動し、決定された投影領域を向くように、プロジェクタ19の角度調整がなされる。このとき、プロジェクタ19が備える付属カメラ19Cによる撮像が開始される。
ステップS13において、制御部13は、決定された投影領域へと向けられたプロジェクタ19が備える付属カメラ19Cによって撮像された撮像画像より、投影領域の投影面の凹凸や色彩状態を示した投影面状態情報を取得する。
ステップS14において、制御部13は、取得した投影面状態情報より、ステップS11で決定された投影領域を変更するかどうか判断をする。制御部13は、投影領域を変更する場合はステップS15へと進み、投影領域の変更をしない場合はステップS17へと進む。
ここで、制御部13による投影領域の変更判断処理について具体的に説明する。例えば、投影領域の通常時における投影面、つまり、提示情報を投影するのに最良の状態の投影面の状態を撮像した画像データをあらかじめ登録しておき、付属カメラ19Cで撮像された撮像画像との差分を取ることで、投影領域の投影面の凹凸の違い、色彩の違い、障害物の存在の有無を把握して投影領域を変更するかどうかを判断する。
例えば、ステップS13において、付属カメラ19Cで居住空間内の床面である投影領域F1を撮像した画像が、図17(a)に示すような画像であったとする。また、システム設定時に、あらかじめ登録された投影領域F1を付属カメラ19Cで撮像した画像が、図17(b)に示すような画像であったとする。制御部13は、図17(a)、(b)の画像の差分をとることで、図17(a)に示す投影領域F1に存在する提示情報を提示する投影面には相応しくない障害物HZ1、HZ2の存在を把握する。
なお、比較基準となる画像データの登録は、システム設定時ばかりではなく、通常時における投影領域の投影面の状態に変化があった場合に随時行うことができる。
ステップS15において、制御部13は、ステップS11で決定された投影領域の変更が必要なことに応じて、新たな投影領域を決定する。例えば、図17(c)に示すように、元の投影領域F1の近傍にあり、投影面の状態が通常時と変わらない投影領域F2を新たな投影領域とする。
ステップS16において、制御部13は、投影方向指示情報をプロジェクタ19に送信して、ステップS15で決定された投影領域の中心が、付属カメラ19Cで撮像した際に撮像画面の中心となるようにプロジェクタ19の角度調整を行う。
このとき、ステップS11で取得された提示情報を投影させる所望の投影画像サイズの領域を確保することができなかった場合、制御部13は、投影方向指示情報をプロジェクタ19に送信して、プロジェクタ19を上下左右に動かすことで、所望の投影画像サイズとなる投影領域を確保する。
そして、制御部13は、決定された投影領域へと向けられたプロジェクタ19が備える付属カメラ19Cによって撮像された撮像画像より、再び投影領域の投影面の凹凸や色彩状態を示した投影面状態情報を取得する。
また、制御部13は、付属カメラ19Cのオートフォーカス機能により測定される投影領域の投影面までの距離情報を取得する。
ステップS17において、制御部13は、ステップS13で取得された投影領域の投影面状態情報からRGB信号情報などを取得して、この投影面に映像として投影させる提示情報に色調調整などの映像補正が必要かどうか判断をする。制御部13は、映像補正が必要な場合はステップS18へと進め、映像補正が必要でない場合はステップS19へと進める。
ステップS18において、制御部13は、投影面状態情報に基づき、映像として提示する提示情報に対し映像補正処理を実行する。
ステップS19において、制御部13は、プロジェクタ19の投影方向(投影角度)を示す投影方向情報と、投影面までの距離情報とから、この投影面に映像として投影させる提示情報に歪み補正が必要かどうかを判断する。制御部13は、歪み補正が必要な場合はステップS20へと進め、歪み補正が必要でない場合はステップS21へと進める。
ステップS20において、制御部13は、映像として提示する提示情報に対し歪み補正処理を実行する。
ステップS21において、制御部13は、プロジェクタ19から投影可能なように補正処理を施された提示情報と、提示情報の投影を指示する投影指示命令情報とをプロジェクタ19に送信する。
ステップS22において、プロジェクタ19は、投影指示命令情報に応じて、提示情報を決定された投影領域に投影する。
このように、本発明の第3の実施の形態として示す情報提示システム3は、投影方向を自在に調整することができるプロジェクタ19を用いて、情報提示空間内の様々な場所に容易に、人物特定を経て取得された提示情報を提示させることができる。これにより、情報提示システム3は、ユーザ毎に異なる有用な情報をユーザの現在位置に応じた、適切な場所、適切なタイミングで提示することができる。
また、付属カメラ19Cにより撮像した投影領域の投影面の状態に応じて、投影領域の再選択、投影させる映像の補正処理を高い精度で行うことができるため、ユーザに対して提示情報を高い視認性の映像として提示することができる。
さらに、オートフォーカス機能により取得することができる投影領域の投影面までの距離情報とプロジェクタ19の投影角度を示した投影方向情報とにより、投影領域に投影する映像の歪み補正を行うことができるため、ユーザに対して高い視認性で提示情報を映像として提示することができる。
なお、付属カメラ19C及びオートフォーカス機能は、第3の実施の形態として示す情報提示システム3ばかりではなく、本発明の第2の実施の形態として示す情報提示システム2にも備えることができ、これにより同様の手法を適用することで映像補正、歪み補正などを高い精度で実行することができる。
この場合、付属カメラ19Cは、プロジェクタ16に映像を投影された可動ミラー18の映像反射方向と連動して動くようにすることで、投影領域の投影面の状態を撮像することができ、オートフォーカス機能による投影面までの距離計測を実行することができる。また、歪み補正に用いる投影領域の投影面までの投影方向情報としては、可動ミラー18の可動反射面18aの投影面に対する投影角度を用いる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明の第1の実施の形態として示す情報提示システムの構成について説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態として示す情報提示システムの適用例について示した図である。 本発明の第1の実施の形態として示す情報提示システムが備える照明装置の構成について示した図である。 プロジェクタから出射される1フレーム分の画像の様子を示した図である。 本発明の第1の実施の形態として示す情報提示システムの動作について説明するためのフローチャートである。 情報提示システムに登録されたユーザ毎に提示させる情報の一例を記述したテーブルを示した図である。 本発明の第2の実施の形態として示す情報提示システムの構成について説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態として示す情報提示システムの適用例について示した図である。 本発明の第2の実施の形態として示す情報提示システムが備える照明装置の構成について示した図である。 プロジェクタから出射される1フレーム分の画像の様子を示した図である。 本発明の第2の実施の形態として示す情報提示システムの動作について説明するためのフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態として示す情報提示システムの構成について説明するための図である。 本発明の第3の実施の形態として示す情報提示システムの適用例について示した図である。 本発明の第3の実施の形態として示す情報提示システムが備える照明装置の構成について示した図である。 プロジェクタから出射される1フレーム分の画像の様子を示した図である。 本発明の第3の実施の形態として示す情報提示システムの動作について説明するためのフローチャートである。 投影領域を選択し直す手法について説明するための図である。
符号の説明
1 情報提示システム
2 情報提示システム
3 情報提示システム
11 撮像カメラ
12 人感センサ
13 制御部
14 情報提供部
15A 照明装置
15B 照明装置
15C 照明装置
15S ランプシェード
16 プロジェクタ
17 固定ミラー
18 可動ミラー
18a 可動反射面
19 プロジェクタ
19C 付属カメラ

Claims (8)

  1. 情報を提示する情報提示空間内での人物の位置を検出する位置検出手段と、
    前記情報提示空間内にいる人物を特定する人物特定手段と、
    情報を映像として投影するプロジェクタと、
    前記情報提示空間内の複数の投影領域から、前記位置検出手段によって検出された前記情報提示空間内での人物の位置に基づき、前記プロジェクタからの映像を投影させる投影領域を選択的に切り換える投影領域切換手段と、
    あらかじめ登録された人物に対応した所定の情報を提供する情報提供手段と、
    前記投影領域切換手段によって選択的に切り換えられた投影領域に、前記人物特定手段によって特定された人物に対応する所定の情報を前記情報提供手段から取得して映像として投影するよう前記プロジェクタを制御する制御手段とを備えること、
    を特徴とする情報提示システム。
  2. 前記投影領域の投影面の状態を検出する投影面状態検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記投影面状態検出手段によって検出された前記投影領域の投影面の状態に基づき、前記プロジェクタから前記投影領域に投影させる映像を補正処理すること
    を特徴とする請求項1記載の情報提示システム。
  3. 前記投影領域の投影面の状態を検出する投影面状態検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記投影面状態検出手段によって検出された前記投影領域の投影面の状態に基づき、前記プロジェクタからの映像を投影させる投影領域を、前記投影領域切換手段によって選択的に切り換えられた投影領域とは異なる他の投影領域へと切り換えるよう制御すること
    を特徴とする請求項1記載の情報提示システム。
  4. 前記投影領域切換手段は、前記情報提示空間内の複数の投影領域と対応する複数の固定ミラーからなり、
    前記プロジェクタから投影される映像を、前記複数の固定ミラーのうち前記情報提示空間内での人物の位置に基づく投影領域に対応する固定ミラーで前記投影領域に反射して、前記投影領域を選択的に切り換えること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の情報提示システム。
  5. 前記投影領域切換手段は、前記情報提示空間内の複数の投影領域に対応するよう反射面が自在に動く可動ミラーからなり、
    前記プロジェクタから投影される映像を、前記可動ミラーで前記情報空間内での人物位置に基づく投影領域に反射して、前記投影領域を選択的に切り換えること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の情報提示システム。
  6. 前記投影領域切換手段は、前記プロジェクタの投影方向を任意に調整可能な、前記プロジェクタを動かす可動機構であり、
    前記可動機構により前記プロジェクタの投影方向が、前記情報空間内での人物位置に基づく投影領域となるように調整することで、前記投影領域を選択的に切り換えること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の情報提示システム。
  7. 前記投影領域切換手段によって選択的に切り換えられた前記投影領域の投影面までの距離を測定する距離測定手段と、
    前記距離測定手段によって測定される前記投影領域の投影面までの距離を示す距離情報と前記投影領域の投影面までの投影方向を示す投影方向情報とから、前記プロジェクタから投影される映像の歪みを補正する歪み補正手段とを備えること
    を特徴とする請求項5又は請求項6記載の情報提示システム。
  8. 前記プロジェクタから投影される映像のうち、前記投影領域切換手段によって選択的に切り換えられた前記投影領域に投影される映像以外の映像光を前記情報提示空間内に拡散させる拡散照明手段を備えること
    を特徴とする請求項1記載の情報提示システム。
JP2005276887A 2005-09-22 2005-09-22 情報提示システム Pending JP2007086545A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005276887A JP2007086545A (ja) 2005-09-22 2005-09-22 情報提示システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005276887A JP2007086545A (ja) 2005-09-22 2005-09-22 情報提示システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007086545A true JP2007086545A (ja) 2007-04-05

Family

ID=37973566

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005276887A Pending JP2007086545A (ja) 2005-09-22 2005-09-22 情報提示システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007086545A (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1145154A (ja) * 1997-07-28 1999-02-16 Melco:Kk マウス
JP2008203426A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Seiko Epson Corp プロジェクタ及び投写パラメータ設定方法
JP2009123048A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Toyota Motor Corp 情報提供装置
WO2010044204A1 (ja) * 2008-10-15 2010-04-22 パナソニック株式会社 光投射装置
JP2010181981A (ja) * 2009-02-03 2010-08-19 Panasonic Electric Works Co Ltd 操作表示装置
JP2010204486A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Ricoh Co Ltd 光学系及び画像表示装置
JP2011118253A (ja) * 2009-12-07 2011-06-16 Sharp Corp 映像投映方法、映像投映装置、投映台及び映像投映システム
JP2012234060A (ja) * 2011-05-02 2012-11-29 Ricoh Co Ltd 映像表示装置
WO2013001432A1 (en) * 2011-06-29 2013-01-03 Koninklijke Philips Electronics N.V. Intelligent lighting network for generating light avatars
JP2013122553A (ja) * 2011-12-12 2013-06-20 Nikon Corp 表示システム、表示プログラムおよび表示方法
JP2013546024A (ja) * 2010-11-17 2013-12-26 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ スキャナ室用の画像投影システム
JP2014163954A (ja) * 2013-02-21 2014-09-08 Seiko Epson Corp プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法
JP2015162784A (ja) * 2014-02-27 2015-09-07 株式会社リコー 画像投影装置、画像投影装置の制御方法、および画像投影装置の制御プログラム
CN105376510A (zh) * 2014-09-01 2016-03-02 中兴通讯股份有限公司 一种投影方法及投影装置
JP2016171040A (ja) * 2015-03-13 2016-09-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明装置及びそれを備えた照明システム
WO2018056195A1 (ja) * 2016-09-21 2018-03-29 日本電気株式会社 投射システム、投射方法およびプログラム記録媒体
WO2018056194A1 (ja) * 2016-09-21 2018-03-29 日本電気株式会社 投射システム
WO2020031740A1 (ja) * 2018-08-10 2020-02-13 ソニー株式会社 制御装置および制御方法、並びにプログラム

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1145154A (ja) * 1997-07-28 1999-02-16 Melco:Kk マウス
JP2008203426A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Seiko Epson Corp プロジェクタ及び投写パラメータ設定方法
JP2009123048A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Toyota Motor Corp 情報提供装置
US8446288B2 (en) 2008-10-15 2013-05-21 Panasonic Corporation Light projection device
WO2010044204A1 (ja) * 2008-10-15 2010-04-22 パナソニック株式会社 光投射装置
JP2010181981A (ja) * 2009-02-03 2010-08-19 Panasonic Electric Works Co Ltd 操作表示装置
JP2010204486A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Ricoh Co Ltd 光学系及び画像表示装置
JP2011118253A (ja) * 2009-12-07 2011-06-16 Sharp Corp 映像投映方法、映像投映装置、投映台及び映像投映システム
US9438869B2 (en) 2010-11-17 2016-09-06 Koninklijke Philips N.V. Image projector system for a scanning room
JP2013546024A (ja) * 2010-11-17 2013-12-26 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ スキャナ室用の画像投影システム
JP2012234060A (ja) * 2011-05-02 2012-11-29 Ricoh Co Ltd 映像表示装置
WO2013001432A1 (en) * 2011-06-29 2013-01-03 Koninklijke Philips Electronics N.V. Intelligent lighting network for generating light avatars
US9572227B2 (en) 2011-06-29 2017-02-14 Philips Lighting Holding B.V. Intelligent lighting network for generating light avatars
JP2013122553A (ja) * 2011-12-12 2013-06-20 Nikon Corp 表示システム、表示プログラムおよび表示方法
JP2014163954A (ja) * 2013-02-21 2014-09-08 Seiko Epson Corp プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法
JP2015162784A (ja) * 2014-02-27 2015-09-07 株式会社リコー 画像投影装置、画像投影装置の制御方法、および画像投影装置の制御プログラム
CN105376510A (zh) * 2014-09-01 2016-03-02 中兴通讯股份有限公司 一种投影方法及投影装置
JP2016171040A (ja) * 2015-03-13 2016-09-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明装置及びそれを備えた照明システム
WO2018056195A1 (ja) * 2016-09-21 2018-03-29 日本電気株式会社 投射システム、投射方法およびプログラム記録媒体
WO2018056194A1 (ja) * 2016-09-21 2018-03-29 日本電気株式会社 投射システム
JPWO2018056195A1 (ja) * 2016-09-21 2019-06-24 日本電気株式会社 投射システム、投射方法およびプログラム
JPWO2018056194A1 (ja) * 2016-09-21 2019-07-11 日本電気株式会社 投射システム
US10887563B2 (en) 2016-09-21 2021-01-05 Nec Corporation Projection system, projection method, and program recording medium
US11172179B2 (en) 2016-09-21 2021-11-09 Nec Corporation Projection system
WO2020031740A1 (ja) * 2018-08-10 2020-02-13 ソニー株式会社 制御装置および制御方法、並びにプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007086545A (ja) 情報提示システム
JP6186599B1 (ja) 投影装置
TW591201B (en) Pointed position detection device and pointed position detection method
US20090244097A1 (en) System and Method for Providing Augmented Reality
WO2013136822A1 (ja) 情報処理装置、画像センサ装置及びプログラム
US20060238617A1 (en) Systems and methods for night time surveillance
EP1100277A1 (en) Devices with embedded projectors
JP5643153B2 (ja) 光投影装置
TWI539227B (zh) 監測方法及攝影機
KR101450733B1 (ko) 차량 하부 검색 장치 및 방법
JP2012222820A (ja) 直接的なアイコンタクトを増進するビデオ会議ユニット
JP2013543142A (ja) 360度自動追跡ハンティングカメラ及びその制御方法
CN101406047A (zh) 基于投影仪的周边照明系统
JP4650256B2 (ja) 情報提示システム
US7336294B2 (en) Arrangement and method for improved communication between participants in a videoconference
WO2019017023A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2010250249A (ja) 投写型映像表示装置
JP2017167180A (ja) プロジェクター
US20160119614A1 (en) Display apparatus, display control method and computer readable recording medium recording program thereon
JP2011090236A (ja) 角度自動設定表示機
JP2002072351A (ja) プロジェクタ
KR102482341B1 (ko) 차량 단속영역좌표 자동 보정 시스템
JP2012027104A (ja) 表示装置
JP6472987B2 (ja) 映像投影システム
JP2005249946A (ja) 表示装置の欠陥検査装置