JP2012027104A - 表示装置 - Google Patents

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孝澄 和田
Makoto Masuda
麻言 増田
Kenzo Okubo
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Abstract

【課題】
透過型スクリーンと、光源を備え、光源を点灯させることにより、画像信号に応じたカラー画像を透過型スクリーン上に表示する表示装置において、鮮明なカラー画像を得ることのできる表示装置を提供することを課題とする。また、手の届かない位置に設けられた透過型スクリーン上に表示される選択項目を入力操作できる表示装置を提供することを課題とする。
【解決手段】
本発明は、透過型スクリーンの背面側から光源を用いてカラー画像を透過型スクリーンに投影するとともに、このカラー画像を、透過型スクリーンと一体的に配置された撮像手段にて光源の点灯と同期して撮像することで、上記課題を解決する。また、この撮像手段にて、透過型スクリーンの前面側の被写体である視認者の動作を検出するとともに、この動作に対応した目印を透過型スクリーンに表示することで、上記課題を解決する。
【選択図】図7

Description

本発明は、透過型スクリーンにカラー画像を表示する表示装置に関するものである。
近年、表示装置としてはタッチパネル方式が知られており、現金自動支払い機、券売機、ガソリンスタンド、無人駐車場等で使われている。しかしながら、いずれのタッチパネルも比較的小さい画面を覗きこむようにして操作することが前提とされていた。
そこで、特開2006−4330号公報(特許文献1)には、図8に示すように、表示装置100としてのスクリーン101の背面側から赤外線照射を行ない、赤外線カメラ103をスクリーン101の背面側に配置して、スクリーン101の前面側の被写体102に反射してスクリーン101を透過して戻ってきた赤外線を赤外線カメラ103で撮影することより、被写体102の動きをスクリーン101の映像に反映させ、スクリーン101に表示される選択項目を非接触で入力操作する表示装置が提案されている。
特開2006−4330号公報
しかしながら、特許文献1では、図8に示すように、スクリーン101から離れた視認者としての被写体102が、赤外線カメラ103で照射され、スクリーン101に映し出されているため、スクリーン101に表示される選択項目を非接触で入力操作することができるものの、スクリーン101と被写体102との間に赤外線吸収ガラスが設けられているような場合には、被写体102の動きを認識できず、被写体102の指示を検出することができないという問題があった。例えばドライブスルーの場合における、スクリーンと被写体の間にある車の赤外線吸収ガラスである。これにより、外光に含まれる赤外線成分が吸収され、熱を帯びることにより撮像が妨げられるためである。
また、可視光ではなく、赤外線撮影するため、図8に示す赤外線カメラ103には、別途、照明として、専用の赤外線LEDユニット104が必要であった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、透過型スクリーンの背面側から光源を用いてカラー画像を透過型スクリーンに投影するとともに、このカラー画像を透過型スクリーンと一体的に配置された撮像手段にて、可視光で撮影することで、熱による影響なく鮮明なカラー画像を得ることのできる表示装置を提供することにある。
また、透過型スクリーン上から照射される光を撮像手段の照明として用い、撮像することで、別途、照明を配設しなくても、鮮明なカラー画像を得ることのできる表示装置を提供することにある。
更に、この撮像手段にて、透過型スクリーンの前面側の被写体である視認者の動作を検出することで、被写体の動きを容易に認識できるとともに、この動作に対応した目印を透過型スクリーンに表示することで、透過型スクリーンに表示される選択項目を非接触で選択して決定できる表示装置を提供することにある。
本発明は、透過型スクリーンと、光源を備え、前記光源を点灯させることにより、画像信号に応じたカラー画像を前記透過型スクリーン上に表示する表示装置であって、前記カラー画像を撮像する撮像手段が前記透過型スクリーンと一体的に配置され、前記撮像手段は前記点灯と同期して撮像することを特徴とする表示装置である。
また、本発明は、前記光源は、複数の単色光源で構成され、前記複数の単色光源の発光周期内に順次点灯するとともに、前記発光周期或いは前記発光周期の整数倍の期間を撮像周期として撮像することを特徴とする表示装置である。
また、本発明は、前記複数の単色光源の発光色は、赤,緑,青の3種類であることを特徴とする表示装置である。
また、本発明は、前記複数の単色光源は、異なる点灯比率で前記点灯が実行されることを特徴とする表示装置である。
また、本発明は、前記発光周期内に前記複数の単色光源が同時に点灯する期間を有することを特徴とする表示装置である。
また、本発明は、前記撮像手段は、前記撮像手段の被写体の動作を検出するとともに、前記動作は透過型スクリーン上に表示されることを特徴とする表示装置である。
また、本発明は、前記被写体は視認者であり、前記動作は前記視認者の手の動きであり、前記手の動きに対応した目印が、前記透過型スクリーン上に表示されることを特徴とする表示装置である。
また、本発明は、前記目印は、前記透過型スクリーン上の表示を選択決定できる入力操作手段であることを特徴とする表示装置である。
また更に、本発明は、前記選択決定は、前記目印が一定時間継続して指示されることで実行されることを特徴とする表示装置である。
本発明によれば、透過型スクリーンと、光源を備え、光源を点灯させることにより、画像信号に応じたカラー画像を透過型スクリーン上に表示する表示装置であって、カラー画像を撮像する撮像手段が透過型スクリーンと一体的に配置され、撮像手段は点灯と同期して撮像されるため、透過型スクリーンから照射される光を撮像手段の照明として使うことができ、鮮明なカラー画像を取得することができる。
また、本発明によれば、光源は、複数の単色光源で構成され、複数の単色光源の発光周期内に順次点灯するとともに、発光周期或いは発光周期の整数倍の期間を撮像周期として撮像されるため、即ち、複数の単色光源の点灯の一巡もしくは複数回の繰り返しで一つのカラー画像を表示するため、鮮明なカラー画像を取得することができる。
また、本発明によれば、複数の単色光源の発光色は、赤,緑,青の3種類であるため、各々の単色光源を透過型スクリーン上に順次投影すれば、1つのカラー画像を表示することができる。
また、本発明によれば、複数の単色光源は、異なる点灯比率で点灯が実行されるため、自由な色合いに変更することができ、例えば、人間の視感度が高い単色光源である緑の点灯時間が長くなるような点灯比率とすれば、明るいカラー画像を取得することができる。
また、本発明によれば、発光周期内に複数の単色光源が同時に点灯する期間を有するため、同時に点灯する期間は、最大輝度の白色光で、光量も強く、この期間に撮像されるカラー画像は、鮮明に取得することができる。
また、本発明によれば、撮像手段は、被写体の動作を検出するとともに、動作は透過型スクリーン上に表示されるため、被写体の動きを容易に認識することができる。
また、本発明によれば、被写体は視認者であり、視認者の手の動きに対応した目印が、透過型スクリーン上に表示されるため、視認者は、透過型スクリーン上の目印を手の動きで操作することができる。
また、本発明によれば、目印は、透過型スクリーン上の表示を選択決定できる入力操作手段であるため、視認者は、非接触での入力操作を実現することができる。
また更に、本発明によれば、選択決定は、目印が一定時間継続して指示されることで実行されるため、透過型スクリーン上の表示を確実に選択決定することができる。
本発明に係る表示装置の概略構成を模式的に示した図である。 本発明に係る光源の構成を説明する図である。 本発明に係る表示装置のコントローラの構成を示すブロック図である。 本発明に係る表示装置が備える光源の発光タイミング並びに撮像手段の同期信号を示す図である。 本発明に係る表示装置が備える光源の発光タイミング並びに撮像手段の同期信号を示す図である。 本発明に係る表示装置が備える光源の発光タイミング並びに撮像手段の同期信号を示す図である。 本発明に係る表示装置を用いて、被写体である視認者にて操作される様子を説明する図である。 本発明の従来例となる表示装置の概略構成を模式的に示した図である。(a)本発明の従来例となる表示装置の概略構成を模式的に示した平面図である。(b)本発明の従来例となる表示装置の概略構成を模式的に示した側面図である。
本発明の表示装置に係る実施の形態について説明する。図1は、本発明に係る表示装置1の概略構成を模式的に示した図である。
表示装置1は、透過型スクリーン2、リフレクタミラー5、投影ユニット10、撮像手段20、コントローラ30を備える。
透過型スクリーン2は、車の窓ガラス7の後方に被写体40がいる前面側に配置されるレンチキュラレンズ3と、投影ユニット10側に配置されるフレネルレンズ4とが向かい合わせで配置される。レンチキュラレンズ3の被写体40側表面には、透明保護シートを配置することもできる。
レンチキュラレンズ3は、水平方向に伸びる不図示の黒色部と投影ユニット10からの光が透過する不図示のレンズ部が交互に配置される。
フレネルレンズ4は、投影ユニット10からの投射光の光軸中心に対応した同心円状のレンズで構成され、全ての方向からの投射光がレンチキュラレンズ3のレンズ部に入るように導光される。
投影ユニット10から拡大投射される画像信号に応じたカラー画像の投射光6は、透過型スクリーン2の背面側に透過型スクリーン2と対向して、湾曲した状態で設けられたリフレクタミラー5に投射され、このリフレクタミラー5にて反射された投射光6が、透過型スクリーン2の背面に投射される。透過型スクリーン2は、拡大投射される画像信号に応じたカラー画像の投射光6によって、透過型スクリーン2の前面にカラー画像を表示する。
撮像手段20は、透過型スクリーン2の前面側の被写体40である視認者の動作を撮像するCCD(Charge Coupled Device)カメラであり、透過型スクリーン2と一体的に近傍配置されている。
撮像手段20は、投影ユニット10の光源の点灯と同期して撮像するため、透過型スクリーン2で照らされたカラー画像を撮像手段20の照明として使うことができ、鮮明なカラー画像を取得することができる。なお、コントローラ30では、表示装置1の制御が行われる。
図2は、図1に示した投影ユニット10の構成を示す図である。投影ユニット10の光源は、発光色の異なる複数の単色光源を備える。発光色は赤、緑、青の3種類である。
赤10a、緑10b、青10cの単色光源は、順次点灯される。赤10a、緑10b、青10cからの光は、コリメータレンズ11で平行光に変換され、ダイクロイックミラー12a,12bで、各々の光が同一の光軸上に導光される。同一の光軸上に導光された光は、ロッドレンズ13、フライアイレンズ14を通過する。通過した光は、ミラー15で反射される。
反射された光は、拡散光となるように、凸レンズ16を通過させたのち、DMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)17に入射する。その後、DMD17に入射した光は、DMD17で反射される。反射した光は、拡大光学系で構成されるプロジェクションレンズ18で拡散されて、透過型スクリーン2上に投影される。
DMD17とは、1つのマイクロミラーが1つの画素を構成し、画素数に応じて、多数のマイクロミラーが二次元的に配列されたものである。
また、DMD17は、各々のマイクロミラーの振れ角が画像信号に応じて2値的に変化するように、制御される。すなわち、赤10a、緑10b、青10cの単色光源の点灯と同時に、画像信号に応じて、マイクロミラーの振れ角がオン/オフされる。例えば、赤10aの単色光源が点灯した場合、直ちに画像信号の赤の成分を含む画素に対応するマイクロミラーがオンされ、マイクロミラーで赤10aの単色光源からの光を反射させる。この際、画像信号の赤の成分を含まない画素に対応するマイクロミラーはオフされており、不図示の光吸収板に吸収される。
マイクロミラーで順次反射された赤10a、緑10b、青10cの光は、プロジェクションレンズ18に入射され、その後、プロジェクションレンズ18で拡散されて、透過型スクリーン2に投影される。
このようにして、赤10a、緑10b、青10cの単色光源の点灯と同期して、画像信号に応じた光を透過型スクリーン2に順次投影することで、1つのカラー画像を透過型スクリーン2に表示することができる。また、マイクロミラーがオンされている時間を変えれば、画素単位で光量を変えることができる。画像形成のための光学系としては、マイクロミラーに限らず、汎用されている走査光学系を使用できることは言うまでもない。
光源としては、LED(Light Emitting Diode)等の固体発光素子を用いたが、半導体レーザを用いることもできる。
このように、光源として、固体発光素子を用いることにより、光源の寿命が、プロジェクタ等のランプ光源、或いは照明用光源として一般に使用されている蛍光灯よりも長く、光源として長時間の使用が可能である。
図3は、図1に示した表示装置1のコントローラ30の構成を示すブロック図である。図3に示すように、コントローラ30は、メインコントローラ31、DMDコントローラ32、LEDドライバ部33、操作部34、画像処理部35で構成される。
メインコントローラ31は、表示装置1の制御を行うためのCPU,メモリ等で構成される制御部である。操作部34から操作信号を受信したメインコントローラ31は、この操作信号をDMDコントローラ32に送信する。
操作部34は、ユーザが表示装置1に対して各種操作を行うための操作ボタンを備えたリモコンである。
DMDコントローラ32は、DMD17のマイクロミラーのオン/オフを制御するとともに、LEDドライバ部33を制御して、光源10の点灯を制御する。
撮像手段20には、投影ユニット10の光源の点灯と同期してLEDドライバ部33を介して同期信号が送信される。これにより、図1に示す透過型スクリーン2上で照らされたカラー画像を撮像手段20の照明として使うことができ、鮮明なカラー画像を取得することができる。その後、画像処理部35にて調整されたカラー画像は、メインコントローラ31に送信される。
DMDコントローラ32は、複数の単色光源を備える光源を点灯する際、異なる点灯比率で点灯させても、同時に点灯させても良い。これにより、投影ユニット10の光源の点灯と同期して撮像手段20で撮像されたカラー画像を自由な色合いに変更することができる。
これについて、図4、図5、図6に基づいて具体的に説明する。図4、図5、図6は、表示装置1が備える赤10a、緑10b、青10cの単色光源の発光タイミング並びに各単色光源の点灯と同期して撮像される撮像手段20に送信される同期信号を示す図である。図5、図6は、特に、各単色光源の発光周期内に各単色光源が同時に点灯する期間を含む場合を示す図である。
<実施例1>
図4に示すように、赤10a、緑10b、青10cの単色光源の発光周期をT、赤10aの点灯期間をT1、緑10bの点灯期間をT2,青10cの点灯期間をT3とする。赤10a、緑10b、青10cの単色光源は、この順に点灯される。各点灯期間の積算値は、T1+T2+T3=T、即ち発光周期Tと一致する。また、各単色光源の点灯期間に応じて各単色光源の光量も決定される。例えば、赤10a、緑10b、青10cの単色光源の点灯比率を1:2:1とすることで、白色光を得ることができる。この場合、人間の視感度が高い単色光源である緑10bの点灯比率が長いため、明るいカラー画像を取得することができる。
このように、各単色光源は、異なる点灯比率で点灯が実行されるため、自由な色合いに変更することができ、各単色光源の点灯と同期して撮像手段20で撮像されるカラー画像も自由な色合いに変更することができる。
撮像周期Tcは、各単色光源の発光周期Tの整数倍の期間とされれば、複数の単色光源の点灯の複数回の繰り返しで一つのカラー画像を表示させられるため、鮮明なカラー画像を取得することができる。
<実施例2>
図5では、赤10a、緑10b、青10cの単色光源の発光周期をT、赤10aの点灯期間をT4、緑10bの点灯期間をT5,青10cの点灯期間をT6とする。赤10a、緑10b、青10cの単色光源は、まず、赤10aと緑10bが同時点灯し、赤10aの点灯が終わり、赤10aより点灯時間の長い緑10bの点灯が終わらないうちに、青10cが点灯することで、緑10bと青10cが同時点灯する。また、各単色光源の点灯期間に応じて各単色光源の光量が決定される。このように、複数の単色光源が同時に点灯する期間、高輝度の白色光を得ることができる。赤10aと青10cの単色光源の点灯期間を、緑10bの単色光源の点灯期間より短くしているが、同一としても良い。
赤10a、緑10b、青10cの単色光源の点灯期間を適宜増減させれば、自由な色合いに変更することができ、白色光のみならず、電球色や昼光色のような光を再現することができる。赤10a、緑10b、青10cの全ての単色光源が点灯しない期間も設けているが、連続点灯させても良い。
撮像周期Tcは、各単色光源の発光周期Tの整数倍の期間とされれば、複数の単色光源の点灯の複数回の繰り返しで一つのカラー画像を表示させられるため、鮮明なカラー画像を取得することができる。
<実施例3>
図6では、赤10a、緑10b、青10cの単色光源の発光周期をT、赤10aの点灯期間をT7、緑10bの点灯期間をT8,青10cの点灯期間をT9とする。赤10a、緑10b、青10cの単色光源は、この順に点灯される。各単色光源の点灯期間に応じて各単色光源の光量が決定される。例えば、赤10a、緑10b、青10cの単色光源の点灯比率を1:2:1とすることで、白色光を得ることができる。赤10aと青10cの単色光源の点灯期間を、緑10bの単色光源の点灯期間より短くしているが、同一としても良い。
赤10a、緑10b、青10cの単色光源の点灯期間を適宜増減させれば、自由な色合いに変更することができる。赤10a、緑10b、青10cの全ての単色光源が点灯しない期間も設けているが、連続点灯させても良い。
赤10a、緑10b、青10cの全ての単色光源を同時点灯する、すなわち、ストロボ発光する点灯期間を設け、この点灯期間をT10とすると、この点灯期間では、各単色光源を順次点灯する場合に比べて、3倍の光量を得ることができ、最大輝度の白色光を得ることができる。点灯期間T10は、赤10aと青10cの単色光源の点灯期間の半分と短くしたものの、この期間を撮像期間T11に充当させれば、短時間であっても鮮明なカラー画像を取得できることになる。
したがって、屋外等の明るい場所でも、図1に示す透過型スクリーン2上で充分な輝度を得ることができる。また、透過型スクリーン2の背面に投射される投射光や透過型スクリーン2の前面側からの外光に含まれる赤外線成分が、透過型スクリーン2の反射防止コーティング等に吸収され、鮮明なカラー画像が得られにくい場合にも、透過型スクリーン2上で充分な輝度も得ることができる。
次に、本発明に係る表示装置1を用いて、被写体40である視認者にて操作される様子を図7を用いて説明する。図7は、操作される様子が明瞭となるように、図1の透過型スクリーン2の向きを変えた図である。
図7に示すように、透過型スクリーン2の背面側から光源10を用いてカラー画像を透過型スクリーン2に投影するとともに、このカラー画像を透過型スクリーン2と一体的に配置された撮像手段20にて、透過型スクリーン2の前面側の被写体40である視認者の動作を検出する。
撮像手段20は、投影ユニット10の光源の点灯と同期して撮像するため、透過型スクリーン2上で照らされたカラー画像を撮像手段20の照明としても使うことができ、別途、照明を配設することなく、視認者の動作を容易に認識できる。例えば、動作として、視認者の手の動きを撮像手段20にて容易に認識できる。すなわち、視認者は、透過型スクリーン2上の目印50を、図7に示す上下左右の矢印の方向に動かす手の動きだけで操作することができる。
これは、透過型スクリーン2の表示と視認者の手の動きによって、対話形式のインタラクティブな操作ができることを示している。これは、例えば、音声による伝達ができない場合に有用である。
もし、視認者の手の動きが速くて認識しづらいときには、図6のように、赤10a、緑10b、青10cの全ての単色光源を同時点灯する期間T10を撮像期間T11と同一の期間及びタイミングとすれば、最大輝度の白色光を得ることができ、図6に示す視認者の手の動きを確実に認識できる。これにより、透過型スクリーン2上に目印50を確実に表示することができる。また、これは、透過型スクリーン2と視認者との間に、車の赤外線吸収ガラスがあって、外光に含まれる赤外線成分が吸収され、熱を帯びて、視認者の指示を検出しづらい場合にも、このような可視光からなる各単色光源の同時点灯を行うことで、視認者の指示の検出が容易となる。
一方、このように、最大輝度の白色光の場合、視認者は眩しさを感じることになるが、図6に示した赤10a、緑10b、青10cの全ての単色光源が同時点灯される期間T10と同一の撮像期間T11を各単色光源の発光周期Tに対して充分に短い期間とすれば、視認者に眩しさを感じさせることなく、撮像することができる。この期間の長さ及びタイミングは、撮像手段20であるCCDカメラの感度、周囲の明るさ、視認者の動きの速さに応じて、適宜、変更すれば良い。
また、このように、撮像手段20にて、視認者の動作を認識するだけでなく、視認者の手の届かない離れた位置に設けられた透過型スクリーン2上に、視認者の動作に対応した目印50を表示することで、目印50は、透過型スクリーン2に表示される選択項目を非接触で選択して決定できる入力操作手段とすることもできる。これにより、視認者は、例えば、ドライブスルーで、手の届かない位置に設けられた透過型スクリーン2に表示される選択項目を非接触で選択して決定することができる。
なお、透過型スクリーン2に表示される選択項目を非接触で選択して決定できるのは、目印50にて、透過型スクリーン2に表示される選択項目を一定期間継続して指示された場合、すなわち、一定期間、目印50の移動がないときに限定して実行される。このように、一定期間継続して指示された時点で実行されることで、透過型スクリーン2上の表示を確実に選択決定することができる。
1 表示装置
2 透過型スクリーン
3 レンチキュラレンズ
4 フレネルレンズ
5 リフレクタミラー
6 投射光
7 窓ガラス
10 投影ユニット
10a、10b、10c 単色光源
11 コリメータレンズ
12a、12b ダイクロイックミラー
13 ロッドレンズ
14 フライアイレンズ
15 ミラー
16 凸レンズ
17 DMD
18 プロジェクシンレンズ
20 撮像手段
30 コントローラ
31 メインコントローラ
32 DMDコントローラ
33 LEDドライバ部
34 操作部
35 画像処理部
40 被写体
50 目印
T 発光周期
T1 点灯期間(T2、T3、T4、T5、T6、T7)
T8 撮像期間
Tc 撮像周期


Claims (9)

  1. 透過型スクリーンと、光源を備え、前記光源を点灯させることにより、画像信号に応じたカラー画像を前記透過型スクリーン上に表示する表示装置であって、前記カラー画像を撮像する撮像手段が前記透過型スクリーンと一体的にまたは近接して配置され、前記撮像手段は前記点灯と同期して撮像することを特徴とする表示装置。
  2. 前記光源は、複数の単色光源で構成され、前記複数の単色光源の発光周期内に順次点灯するとともに、前記発光周期或いは前記発光周期の整数倍の期間を撮像周期として撮像することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記複数の単色光源の発光色は、赤,緑,青の3種類であることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記複数の単色光源は、異なる点灯比率で前記点灯が実行されることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  5. 前記発光周期内に前記複数の単色光源が同時に点灯する期間を有することを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  6. 前記撮像手段は、前記撮像手段の被写体の動作を検出するとともに、前記動作は透過型スクリーン上に表示されることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  7. 前記被写体は視認者であり、前記動作は前記視認者の手の動きであり、前記手の動きに対応した目印が、前記透過型スクリーン上に表示されることを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
  8. 前記目印は、前記透過型スクリーン上の表示を選択決定できる入力操作手段であることを特徴とする請求項6または7に記載の表示装置。
  9. 前記選択決定は、前記目印が一定時間継続して指示されることで実行されることを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の表示装置。
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