JP2015169661A - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

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聡司 野添
隆二 鈴木
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Abstract

【課題】プロジェクタ等の筐体内の構成が視認者から見え難いヘッドアップディスプレイ装置の提供。【解決手段】ヘッドアップディスプレイ60は、ウィンドシールド110に表示像を投影することにより、この表示像の虚像35を、視認者から視認可能にする装置である。HUD60は、表示像の光を射出すプロジェクタ61と、プロジェクタ61等を収容する筐体65とを備えている。筐体65には、プロジェクタ61から射出された表示像の光を通過させる開口65aが形成されている。この開口65aは、表示像の光の透過を許容する防塵カバー70によって塞がれている。防塵カバー70は、可視光線を部分的に透過させる半透明に形成されており、筐体65内の構成を視認者から見え難くしている。【選択図】図2

Description

本発明は、ウィンドシールド等に表示像を投影することにより、表示像の虚像を視認可能にするヘッドアップディスプレイ装置に関する。
従来、例えば特許文献1に開示されているように、ヘッドアップディスプレイ装置は、表示像の光を射出する表示器と、この表示器等を収容するケーシング及びカバーからなる収容体とを備えている。この収容体のカバーには、表示器から射出される表示像の光を通過させる開口部が形成されている。開口部は、樹脂又はガラス等からなる防塵カバーによって塞がれている。防振カバーは、表示像の光を効率的に透過させるため、無色透明とされている。
特開2003−170761号公報
さて、特許文献1に開示の構成において、カバーの開口部に到達した外光は、当該開口部を塞ぐ防塵カバーを透過して、カバー及びケーシング内に入射する。そして、ケーシング内に入射した外光の一部は、表示器等の構成に反射され、開口部を通じてカバーの外部に再び射出される。開口部を塞いでいる防振カバーが上述したように無色透明であるため、外光は、ほとんど弱められることなく、カバーから射出されてしまい得る。こうしてカバーから射出された外光は、フロントウインドシールド等によって視認者側に反射され、視認者に到達する。その結果、フロントウインドシールドに映るケーシング内の構成が、視認者から見えてしまうのである。
本発明は、以上説明した問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、収容体内の構成が視認者から見え難いヘッドアップディスプレイ装置を提供することである。
上記目的を達成するために、第1の発明は、投影部(110)に表示像を投影することにより、表示像の虚像(35)を視認可能にするヘッドアップディスプレイ装置であって、表示像の光を射出する投影器(61)と、投影器から射出された表示像の光を通過させる開口(65a)を形成し、当該投影器を収容する収容体(65)と、開口を塞ぐように配置され、開口に到達する可視光線を部分的に透過させるとともに、表示像の光の透過を許容する特性を有する閉塞部材(70)と、を備える。
この発明では、収容体の開口に到達した外光は、当該開口を塞ぐ閉塞部材を透過して、収容体内に入射する。この閉塞部材が可視光線を部分的に透過させる半透明に形成されているため、収容体内に入射した外光は、確実に弱められる。そして、収容体内に入射した外光の一部は、投影器等の収容体に収容される構成に反射され、開口から収容体の外部に射出される。このとき外光は、半透明の閉塞部材を再び透過するため、いっそう弱められる。そのため、収容体から射出された外光が投影部によって視認者側に反射されても、こうした光の視認者による知覚は、困難となる。したがって、収容体内の構成が視認者から見え難いヘッドアップディスプレイ装置が実現される。
尚、上記括弧内の参照番号は、本発明の理解を容易にすべく、後述する実施形態における具体的な構成との対応関係の一例を示すものにすぎず、本発明の範囲を何ら制限するものではない。
本発明の一実施形態によるHUDをコンビネーションメータ等と組み合わせた構成の表示装置において、運転席まわりに形成される複数の表示領域の配置を示す図である。 表示装置が備えるコンビネーションメータ及びHUDについて、それぞれの配置と機械的構成を示す図である。 表示装置の電気的構成を示すブロック図である。 HUDの構成を説明するための斜視図である。 HUDの平面図である。
図1に示す本発明の一実施形態によるヘッドアップディスプレイ(以下「HUD」)60は、コンビネーションメータ10等と組み合わせされることにより、車両に搭載される表示装置100を構成している。図1及び図2に示すように、表示装置100は、例えば走行速度等、車両に係わる種々の情報を複数の表示領域のそれぞれに表示する。尚、以下の説明では、静止状態にある車両において重力に沿う方向を下方向DDとし、下方向DDとは反対の方向を上方向UDとする。
HUD60は、凹面鏡等によって構成される光学系64、虚像35として表示される表示像の光を射出するプロジェクタ61、並びに光学系64及びプロジェクタ61を収容する筐体65を備えている。HUD60は、ウィンドシールド110の下方向DDに設置されたインスツルメントパネル120内に収容されている。HUD60は、コンビネーションメータ10よりも車両の前方向に配置されている。
HUD60は、プロジェクタ61から射出された表示像の光を光学系64によって反射させ、ウィンドシールド110内に規定された虚像表示領域111に向けて投影する。虚像表示領域111は、車両の前景を透過するウィンドシールド110のうちで、インスツルメントパネル120に設けられたフード部121の上方向UDに規定されている。運転席に着座する視認者は、虚像表示領域111によって車室内側に反射された光を知覚することにより、虚像表示領域111を通して、車両の前景に重ねられた虚像35を視認可能となる。
コンビネーションメータ10は、複数の表示領域が形成された正面側を運転席に向けた姿勢にて、フード部121によって区画されたインスツルメントパネル120内の空間122に収容されている。コンビネーションメータ10は、マルチ表示領域11、マルチ表示領域11の両側に配置された二つの指針表示領域15、及び複数のインジケータ18を形成している。マルチ表示領域11は、表示画面12に映し出される種々の画像32によって情報を表示する。各指針表示領域15は、回転する指針16によって情報を表示する。各インジケータ18は、文字及び記号等のアイコンを発光表示させることにより、車両に関する種々の警告を視認者に対し行う。
次に、図3に示す表示装置100の電気的構成を、コンビネーションメータ10及びHUD60のそれぞれについて、順に説明する。
コンビネーションメータ10は、液晶表示器13及びバックライト14、二つのステッパーモータ17、複数のインジケータ光源19、並びに制御部20を有している。
液晶表示器13は、例えば薄膜トランジスタを用いたThin Film Transistor(TFT)方式の表示器である。液晶表示器13は、表示画面12に沿って二次元に配列された複数の画素を有している。液晶表示器13は、制御部20に接続されており、制御部20から出力される制御信号に基づいて各画素を駆動する。液晶表示器13の表示画面12には、マルチ表示領域11にカラー表示される種々の画像が形成される。バックライト14は、複数の発光ダイオード(以下「LED」)等の光源によって、表示画面12の画像を透過照明する。バックライト14は、制御部20と接続されており、制御部20から出力される制御信号によって照明の輝度を制御される。
ステッパーモータ17は、指針16を駆動する電動機である。ステッパーモータ17は、制御部20と接続されており、制御部20から出力される制御信号に基づいて指針16を回転させる。インジケータ光源19は、例えばLED等である。各インジケータ光源19は、それぞれ制御部20と接続されており、制御部20から出力される制御信号に基づいて、各インジケータ18を発光表示させるための光を放出する。
制御部20は、プログラムによって作動するマイクロコンピュータ、車内Local Area Network(LAN)140との間で通信を行うインターフェース、並びに液晶表示器13、ステッパーモータ17、及び各光源等を駆動する駆動回路等によって構成されている。車内LAN140には、車両に搭載された複数の車載機器150に加えて、ステアリングスイッチ130等が接続されている。制御部20は、車内LAN140に出力された車両の情報を取得し、取得した情報に基づく制御信号を液晶表示器13、ステッパーモータ17、及び各光源等に出力する。
HUD60のプロジェクタ61は、液晶表示器62及び投影光源63を有している。液晶表示器62は、例えばTFT方式の表示器である。液晶表示器62は、制御部20に接続されており、制御部20から出力される制御信号に基づいて各画素を駆動する。液晶表示器62には、虚像表示領域111(図2参照)にカラー表示される種々の画像が形成される。投影光源63は、例えば高輝度なLEDを複数有している。投影光源63は、制御部20と接続されており、制御部20から出力される制御信号に基づき、虚像35(図2参照)として結像される光を、液晶表示器62に向けて放出する。
次に、HUD60の機械的構成を、図4及び図5に基づいて、図2を参照しつつ、さらに詳しく説明する。
HUD60は、上述の筐体65、光学系64、及びプロジェクタ61に加えて、防塵カバー70を備えている。
筐体65は、上側カバー65b及び下側ケース65cを有している。上側カバー65b及び下側ケース65c等を互いに組み付けることにより、プロジェクタ61及び光学系64を収容する収容空間65dが区画されている。上側カバー65b及び下側ケース65cは、それぞれ遮光性の樹脂材料によって形成されている。上側カバー65bの天井面には、開口65aが形成されている。
開口65aは、矩形状に形成されており、天井面を板厚方向に貫通している。開口65aは、光学系64の凹面鏡64b(後述する)と、虚像表示領域111との間に設けられている。開口65aは、光学系64からウィンドシールド110へ向かう表示像の光を通過させることができる。
光学系64は、平面鏡64a及び凹面鏡64bを有している。平面鏡64a及び凹面鏡64bは、透光性の樹脂材料又はガラス等の板材に、アルミニウム等の金属を蒸着させることにより形成されている。平面鏡64aには、平面状の反射面が形成されている。平面鏡64aは、反射面をプロジェクタ61と対向させた姿勢にて、下側ケース65cの周壁にクリップ等によって固定されている。平面鏡64aは、プロジェクタ61から射出された表示像の光を、反射面によって凹面鏡64bに向けて反射させる。
凹面鏡64bには、凹面状の反射面が形成されている。凹面鏡64bは、角度調整機構に保持されつつ、下側ケース65cに取り付けられている。角度調整機構は、反射面の向きを調整するための機構である。角度調整機能の作動によれば、凹面鏡64bの反射面からウィンドシールド110に向かう光軸の向きが調整される。凹面鏡64bは、平面鏡64aによって反射された表示像の光を、虚像表示領域111へ向けて反射させる。
プロジェクタ61は、上述の液晶表示器62(図3参照)及び投影光源63(図3参照)に加えて、投影光源63の熱を放出するヒートシンク61a、及びレンズを有している。プロジェクタ61は、ヒートシンク61aを筐体65の外部に突出させた状態で、収容空間65d内に配置されている。投影光源63から放出された光は、レンズの屈折作用により、平面鏡64aに向かう平行光とされる。この平行光は、液晶表示器62を透過することによって表示像の光となり、平面鏡64aに向けてプロジェクタ61から射出される。
防塵カバー70は、ポリカーボネート等の透光性の樹脂材料により、僅かに湾曲した板状に形成されている。防塵カバー70は、スクリュー等の締結部材又はスナップフィット等により、上側カバー65bに外側から取り付けられている。防塵カバー70は、開口65aを物理的に塞ぐことにより、開口65aを通じた収容空間65dへの塵及び埃等の侵入を防止している。防塵カバー70が表示像の光の透過を許容する構成であるため、表示像の光は、開口65aを通過することができる。
防塵カバー70を形成する材料中には、光を吸収する光吸収物質(例えば、カーボンブラック等)が分散されている。このようなスモーク材料によって形成された半透明の防塵カバー70は、入射した可視光線を減衰させつつ、当該可視光線の部分的な透過を許容する特性を有する。防塵カバー70による光の減衰作用は、光学的に中性とされ、波長依存性が小さくされている。そのため、防塵カバー70は、可視光線を波長域にかかわらず実質一様に減衰させることができる。具体的には、少なくとも波長が400〜600nmの光、望ましくは波長が360〜830nmの光が、実質一様に減衰される。防塵カバー70は、約2mmの板厚に形成されている。板厚方向に沿った可視光の透過率は、20%〜50%に規定されている。この可視光透過率の値は、上述の400〜600nm間における平均値である。防塵カバー70の可視光透過率は、ウィンドシールド110の可視光透過率(一般には、70%以上)よりも低くされている。
ここまで説明した本実施形態において、ウィンドシールド110を透過して開口65aに到達した外光は、当該開口65aを塞ぐ防塵カバー70をさらに透過して、筐体65内に入射する。この防塵カバー70が半透明に形成されていることで、筐体65内に入射した外光は、確実に弱められる。そして、筐体65内に入射した外光の一部は、プロジェクタ61及び光学系64等の収容空間65d内の各構成に反射され、開口65aから筐体65の外部に射出される。このとき外光は、半透明の防塵カバー70を再び透過するため、いっそう弱められる。そのため、筐体65から射出された外光がウィンドシールド110によって視認者側に反射されても、こうした光の視認者による知覚は、困難となる。したがって、筐体65内の構成が視認者から見え難いHUD60が実現される。
加えて本実施形態の防塵カバー70によれば、可視光線は、波長域にかかわらず、実質一様に減衰される。このように、防塵カバー70の波長依存性を小さくすることによれば、プロジェクタ61によって射出された光が半透明の防塵カバー70を透過した場合でも、この光の色調は、維持され得る。したがって、液晶表示器62によって描画された表示像の色調が、結像された虚像35においても、忠実に再現可能となる。
また本実施形態によれば、半透明の防塵カバー70が可視光線を吸収する構成であれば、防塵カバー70による外光の反射は、抑えられる。そのため、防塵カバー70によって反射された外光が視認者に到達し、ウィンドシールド110に映し出された防塵カバー70が視認者から見えてしまう事態は、回避可能となる。
さらに本実施形態のように、防塵カバー70の可視光透過率をウィンドシールド110の可視光透過率よりも低く抑える構成であれば、防塵カバー70を二回透過した外光は、確実に弱くなる。例えば、防塵カバー70の可視光透過率が20%であれば、ウィンドシールド110から視認者に反射される外光の光量は、開口65aに到達した光と比較して、4%(=0.2の自乗)未満となる。このように、少なくともウィンドシールド110よりも防塵カバー70の可視光透過率が低くされていれば、筐体65内の構成を隠す防塵カバー70の機能は、確実に発揮されるようになる。
尚、本実施形態において、HUD60が特許請求の範囲に記載の「ヘッドアップディスプレイ装置」に相当し、プロジェクタ61が特許請求の範囲に記載の「投影器」に相当し、筐体65が特許請求の範囲に記載の「収容体」に相当する。加えて、防塵カバー70が特許請求の範囲に記載の「閉塞部材」に相当し、ウィンドシールド110が特許請求の範囲に記載の「投影部」に相当する。
(他の実施形態)
以上、本発明による一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態及び組み合わせに適用することができる。
上記実施形態では、外光だけでなく表示像の光も暗色の防塵カバーによって減衰される。故に、プロジェクタにおける投影光源の光量は、無色透明の防塵カバーを採用した従来形態よりも、多くされている。具体的に、上述の投影光源には、発光素子の数を増やす及び光源への印加電力を増加させる等の改良が施されている。尚、投影光源を含む各光源は、LEDに限定されず、蛍光管及び有機ELパネル等を有していてもよい。
上記実施形態のプロジェクタは、TFT方式の液晶表示器と投影光源を組み合わせた構成であった。しかし、「投影器」の構成は、適宜変更可能である。例えば、TFT方式以外の液晶表示器が採用可能である。さらに、DLP(Digital Light Processing:登録商標)プロジェクタやCRTプロジェクタ等により、「投影器」が構成されていてもよい。さらに、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)を用いたレーザスキャナが、「投影器」の構成として含まれていてもよい。
上記実施形態において暗色のスモーク材により形成されていた防塵カバーの構成は、適宜変更可能である。例えば、無色透明のポリカーボネートの板材に、暗色のスモークフィルム材を貼り付けることにより、半透明の防塵カバーが形成されていてもよい。また防塵カバーの可視光透過率は、開口を塞いでいる部分の全域において実質均一であることが望ましいが、局所的に異なる値に規定されていてもよい。さらに、防塵カバーの材料は、ポリカーボネート以外の透光性材料、例えば、アクリル樹脂及び強化ガラス等であってもよい。
上記実施形態の防塵カバーは、可視光を実質一様に減衰させていたが、可視光線の波長域において僅かな波長依存性を有していてもよい。また、防塵カバーの透過に起因した色調の変更を予め想定したうえで、プロジェクタから投射される表示像の色調が、予め補正されていてもよい。こうした制御の採用によれば、波長依存性を有する半透明の材料が防塵カバーに採用可能となる。尚、紫外光及び赤外光の透過率は、適宜設定されてよい。
上記実施形態の防塵カバーは、開口よりも僅かに大きい板状に形成されていたが、防塵カバー及び開口の形状等は、適宜変更可能である。例えば防塵カバーは、開口の全域を塞ぐことができれば、上側カバーの上面全体を覆う形状であってもよく、上側カバーと一体で形成されていてもよい。また開口は、表示像の光を透過させることができれば、円形等に形成可能である。
上記実施形態では、表示像が投影される「投影部」として、車両のウィンドシールドが用いられていたが、「投影部」は、ウィンドシールドに限定されない。例えば、透光性樹脂により板状に形成され、インスツルメントパネル上面又はウィンドシールドの車室内側に取り付けられたコンバイナが、「投影部」に相当する構成として設置されていてもよい。
上記実施形態において、プログラムを実行した制御部により提供されていた虚像表示を制御する機能は、上述の構成と異なるハードウェア及びソフトウェア、或いはこれらの組み合わせによって提供されてよい。例えば、HUD内に設けられた制御回路によって、プロジェクタの液晶表示器を制御する機能が提供されてよい。さらに、プログラムによらないで所定の機能を果たす回路により、上述した表示の制御機能が提供されてよい。
上記実施形態では、コンビネーションメータ等と組み合わされることにより、車両用の表示装置を構成するHUDについて説明したが、本発明は、単体のHUD装置にも当然に適用可能である。
35 虚像、60 HUD(ヘッドアップディスプレイ装置)、61 プロジェクタ(投影器)、65 筐体(収容体)、65a 開口、70 防塵カバー(閉塞部材)、110 ウィンドシールド(投影部)

Claims (4)

  1. 投影部(110)に表示像を投影することにより、前記表示像の虚像(35)を視認可能にするヘッドアップディスプレイ装置であって、
    前記表示像の光を射出する投影器(61)と、
    前記投影器から射出された前記表示像の光を通過させる開口(65a)を形成し、当該投影器を収容する収容体(65)と、
    前記開口を塞ぐように配置され、前記開口に到達する可視光線を部分的に透過させるとともに、前記表示像の光の透過を許容する特性を有する閉塞部材(70)と、を備えるヘッドアップディスプレイ装置。
  2. 前記閉塞部材は、可視光線を波長域にかかわらず減衰させることを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  3. 前記閉塞部材は、可視光線を吸収することにより、当該閉塞部材を透過する可視光線を減衰させることを特徴とする請求項1又は2に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  4. 前記閉塞部材の可視光透過率は、前記投影部の可視光透過率よりも低いことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
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