JPH07302064A - 表示装置 - Google Patents
表示装置Info
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- JPH07302064A JPH07302064A JP6093327A JP9332794A JPH07302064A JP H07302064 A JPH07302064 A JP H07302064A JP 6093327 A JP6093327 A JP 6093327A JP 9332794 A JP9332794 A JP 9332794A JP H07302064 A JPH07302064 A JP H07302064A
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- Japan
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- display
- liquid crystal
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- display device
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/12—Picture reproducers
- H04N9/31—Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
- H04N9/3141—Constructional details thereof
- H04N9/3147—Multi-projection systems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Details Of Television Scanning (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 現行の表示装置のまま、表示画面のアスペク
ト比を変える。像の重なり部分の輝度差を解消する。 【構成】 画像を水平方向に分割するように画像信号を
分けて、第1の表示手段1及び第2の表示手段2にそれ
ぞれ送る転送手段と、前記第1及び第2の表示手段によ
って表示される各分割画像が水平方向に一部重なって並
んで表示されるように制御を行なう制御手段と、該分割
画像の重なり部分の表示光量を調整する手段109,1
10と、を備える。
ト比を変える。像の重なり部分の輝度差を解消する。 【構成】 画像を水平方向に分割するように画像信号を
分けて、第1の表示手段1及び第2の表示手段2にそれ
ぞれ送る転送手段と、前記第1及び第2の表示手段によ
って表示される各分割画像が水平方向に一部重なって並
んで表示されるように制御を行なう制御手段と、該分割
画像の重なり部分の表示光量を調整する手段109,1
10と、を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表示装置、更に言えば、
現行のテレビ受像機のような画面縦横比(アスペクト
比)が3:4の表示画面や、今後普及が期待されるハイ
ビジョンテレビのようにアスペクト比が9:16の表示
画面のように、表示画面アスペクト比が異なるような表
示画像を同一表示装置で表示可能な表示装置に関する。
現行のテレビ受像機のような画面縦横比(アスペクト
比)が3:4の表示画面や、今後普及が期待されるハイ
ビジョンテレビのようにアスペクト比が9:16の表示
画面のように、表示画面アスペクト比が異なるような表
示画像を同一表示装置で表示可能な表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、表示装置として、高画質で臨場感
あふれる画像が得られるものとして、ハイビジョンテレ
ビに代表されるワイド画面表示型の表示装置が注目され
ている。
あふれる画像が得られるものとして、ハイビジョンテレ
ビに代表されるワイド画面表示型の表示装置が注目され
ている。
【0003】表示画面のアスペクト比は、そこに表示す
る映像信号の規格(日米のNTSC、欧州のPAL、ハ
イビジョン等)により決まっている(NTSCは3:
4、ハイビジョンは9:16)。この中で、ハイビジョ
ン対応の受像機は、現状では高価であり、一般に普及す
るにはいたっていない。そこで、ハイビジョン映像を現
行の3:4のアスペクト比の受像機で見ようとすると、
別売りのダウンコンバータにより信号を変換する必要が
あった。このダウンコンバータは、もともとのハイビジ
ョン信号を間引きして現行のテレビ受像機で受像できる
ようにしている。例えば、ダウンコンバータの代表的方
式であるMUSE方式では、解像度は、静止画でもとも
との信号の1/2、動画では1/8にまで落としてい
る。
る映像信号の規格(日米のNTSC、欧州のPAL、ハ
イビジョン等)により決まっている(NTSCは3:
4、ハイビジョンは9:16)。この中で、ハイビジョ
ン対応の受像機は、現状では高価であり、一般に普及す
るにはいたっていない。そこで、ハイビジョン映像を現
行の3:4のアスペクト比の受像機で見ようとすると、
別売りのダウンコンバータにより信号を変換する必要が
あった。このダウンコンバータは、もともとのハイビジ
ョン信号を間引きして現行のテレビ受像機で受像できる
ようにしている。例えば、ダウンコンバータの代表的方
式であるMUSE方式では、解像度は、静止画でもとも
との信号の1/2、動画では1/8にまで落としてい
る。
【0004】一方、近年、液晶パネルを用いた表示装置
の開発が盛んである。液晶パネルは薄型・軽量・低消費
電力等、従来のCRT表示装置に比べて優れた特徴が有
り、OA機器用モニターや携帯型テレビ、更には、大画
面表示が可能なプロジェクションテレビなどへの応用が
とくに注目を集めている。また、最近では、2枚の液晶
パネルを用い左右の眼に別々の映像をみせることで人工
的に立体的な1枚の映像を見られるゴーグル型表示装置
の研究開発も盛んである。
の開発が盛んである。液晶パネルは薄型・軽量・低消費
電力等、従来のCRT表示装置に比べて優れた特徴が有
り、OA機器用モニターや携帯型テレビ、更には、大画
面表示が可能なプロジェクションテレビなどへの応用が
とくに注目を集めている。また、最近では、2枚の液晶
パネルを用い左右の眼に別々の映像をみせることで人工
的に立体的な1枚の映像を見られるゴーグル型表示装置
の研究開発も盛んである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のうち殆どが、表示画面のアスペクト比は、現行テレビ
の3:4であり、また、ハイビジョン対応の液晶パネル
も開発されているが、技術的に難しく、高価で、実用に
はいたっていない。すなわち、現状では、ハイビジョン
映像のように、高画質で臨場感あふれるワイド画面表示
が可能な表示装置を容易に手にいれることは出来ない。
のうち殆どが、表示画面のアスペクト比は、現行テレビ
の3:4であり、また、ハイビジョン対応の液晶パネル
も開発されているが、技術的に難しく、高価で、実用に
はいたっていない。すなわち、現状では、ハイビジョン
映像のように、高画質で臨場感あふれるワイド画面表示
が可能な表示装置を容易に手にいれることは出来ない。
【0006】本発明の目的は、現行の表示装置の技術を
使い、なおかつ、表示画面のアスペクト比が変えられる
表示装置を提供することにある。
使い、なおかつ、表示画面のアスペクト比が変えられる
表示装置を提供することにある。
【0007】更に言えば、例えば、ハイビジョンの映像
信号を表示する場合、出来るだけもともとの解像度を損
なうこと無しに映像表示が出来る表示装置を提供するこ
とにある。
信号を表示する場合、出来るだけもともとの解像度を損
なうこと無しに映像表示が出来る表示装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、第1の表示手段と、第2の表示手段と、画像を水
平方向に分割するように画像信号を分けて、該第1の表
示手段及び該第2の表示手段にそれぞれ送る転送手段
と、前記第1及び第2の表示手段によって表示される各
分割画像が水平方向に一部重なって並んで表示されるよ
うに制御を行なう制御手段と、該分割画像の重なり部分
の表示光量を調整する手段と、を備えた表示装置であ
る。
明は、第1の表示手段と、第2の表示手段と、画像を水
平方向に分割するように画像信号を分けて、該第1の表
示手段及び該第2の表示手段にそれぞれ送る転送手段
と、前記第1及び第2の表示手段によって表示される各
分割画像が水平方向に一部重なって並んで表示されるよ
うに制御を行なう制御手段と、該分割画像の重なり部分
の表示光量を調整する手段と、を備えた表示装置であ
る。
【0009】以下、本発明の原理について、本発明を液
晶ディスプレイを用いたゴーグル型テレビに用いた場合
を取り上げて説明を行う(液晶ディスプレイの他、CR
T、EL等のその他のディスプレイを用いることもでき
る)。
晶ディスプレイを用いたゴーグル型テレビに用いた場合
を取り上げて説明を行う(液晶ディスプレイの他、CR
T、EL等のその他のディスプレイを用いることもでき
る)。
【0010】まず、本発明の理解の容易化のため、ゴー
グル型テレビを用いた従来の画像表示について説明を行
う。図5に示すように、ゴーグル型テレビは、右眼用の
表示手段1(第1の表示手段)、左眼用の表示手段2
(第2の表示手段)から構成され、表示手段1は右眼1
01の前に配置された右眼用拡大レンズ104、右眼用
液晶ディスプレイ103からなり、表示手段2は左眼1
02の前に配置された左眼用拡大レンズ106、左眼用
液晶ディスプレイ105からなる。右眼用液晶ディスプ
レイ103上に表示された画像は右眼用拡大レンズ10
4を介して右眼101に入るが、その画像は右眼用拡大
レンズ104により拡大され、虚像が右眼101からあ
る距離Dだけ離れた位置に生ずる。同様に、左眼用液晶
ディスプレイ105上に表示された画像についても、虚
像が左眼102からある距離Dだけ離れた位置に生ず
る。
グル型テレビを用いた従来の画像表示について説明を行
う。図5に示すように、ゴーグル型テレビは、右眼用の
表示手段1(第1の表示手段)、左眼用の表示手段2
(第2の表示手段)から構成され、表示手段1は右眼1
01の前に配置された右眼用拡大レンズ104、右眼用
液晶ディスプレイ103からなり、表示手段2は左眼1
02の前に配置された左眼用拡大レンズ106、左眼用
液晶ディスプレイ105からなる。右眼用液晶ディスプ
レイ103上に表示された画像は右眼用拡大レンズ10
4を介して右眼101に入るが、その画像は右眼用拡大
レンズ104により拡大され、虚像が右眼101からあ
る距離Dだけ離れた位置に生ずる。同様に、左眼用液晶
ディスプレイ105上に表示された画像についても、虚
像が左眼102からある距離Dだけ離れた位置に生ず
る。
【0011】ところで、人間の左右の眼はdeye(日
本人の平均は62mm)だけ離れている。そしてこの両
眼間距離が物体の位置情報を得るのに大変重要な役割を
果たしていることが知られている。人間が眼からDだけ
離れたところにある物体を注視するときは眼のピントを
Dの距離に調整するとともに、両眼の光軸を物体に向け
る両眼幅輳を行う。このピント調節と両眼幅輳が連動す
ることにより、眼に負担をかけることなく大脳中枢で両
眼から得た像を融像処理しているのである。
本人の平均は62mm)だけ離れている。そしてこの両
眼間距離が物体の位置情報を得るのに大変重要な役割を
果たしていることが知られている。人間が眼からDだけ
離れたところにある物体を注視するときは眼のピントを
Dの距離に調整するとともに、両眼の光軸を物体に向け
る両眼幅輳を行う。このピント調節と両眼幅輳が連動す
ることにより、眼に負担をかけることなく大脳中枢で両
眼から得た像を融像処理しているのである。
【0012】従来、ゴーグル型テレビで画像表示を行お
うとする場合、図5に示すように両眼からDだけ離れた
ところに左右の拡大虚像が一致して結像するように、両
眼の中心と各液晶ディスプレイ及び拡大レンズとの距離
L(ここではL3 に設定されているものとする。)が設
定されており、液晶ディスプレイの画面の中心を見たと
き左右の眼は眼からDだけ離れた拡大虚像にピント調節
し、幅輳角θで幅輳している。このように左右の液晶デ
ィスプレイと左右の拡大レンズを配置することで、ピン
ト調節と両眼幅輳が無理無く連動した状態にあるため眼
に負担をかけることなく融像処理が行なわれ、あたかも
眼からDだけ離れた位置に1つの大きな画面が置かれて
いるように見える。これが、従来行なわれてきた、いわ
ゆるゴーグル型テレビの原理となっている。今、例えば
図6のような円盤を被写体として右側及び左側から撮影
し、図5のゴーグル型テレビの表示手段1、2の液晶デ
ィスプレイ103、105にそれぞれの画像信号を送っ
て表示を行なったとすると、それぞれ生じた虚像が融像
し立体画像が見える。
うとする場合、図5に示すように両眼からDだけ離れた
ところに左右の拡大虚像が一致して結像するように、両
眼の中心と各液晶ディスプレイ及び拡大レンズとの距離
L(ここではL3 に設定されているものとする。)が設
定されており、液晶ディスプレイの画面の中心を見たと
き左右の眼は眼からDだけ離れた拡大虚像にピント調節
し、幅輳角θで幅輳している。このように左右の液晶デ
ィスプレイと左右の拡大レンズを配置することで、ピン
ト調節と両眼幅輳が無理無く連動した状態にあるため眼
に負担をかけることなく融像処理が行なわれ、あたかも
眼からDだけ離れた位置に1つの大きな画面が置かれて
いるように見える。これが、従来行なわれてきた、いわ
ゆるゴーグル型テレビの原理となっている。今、例えば
図6のような円盤を被写体として右側及び左側から撮影
し、図5のゴーグル型テレビの表示手段1、2の液晶デ
ィスプレイ103、105にそれぞれの画像信号を送っ
て表示を行なったとすると、それぞれ生じた虚像が融像
し立体画像が見える。
【0013】なお、上記ゴーグル型テレビにおいて、眼
からDだけ離れたところにある左右の拡大虚像が一致し
ない場合を考えて見る。ここで、図3のように、レンズ
の光軸を幅輳させてみた場合を考える。このとき、画面
の中心においては、ピント調節も幅輳角も眼との距離D
に合っているが、画面の両端では左右の像にずれが生じ
ているのがわかる。この状態で、先述したように2つの
液晶ディスプレイの画面を1つの画面として見ようとし
たとき、2重像になって見えたりする。
からDだけ離れたところにある左右の拡大虚像が一致し
ない場合を考えて見る。ここで、図3のように、レンズ
の光軸を幅輳させてみた場合を考える。このとき、画面
の中心においては、ピント調節も幅輳角も眼との距離D
に合っているが、画面の両端では左右の像にずれが生じ
ているのがわかる。この状態で、先述したように2つの
液晶ディスプレイの画面を1つの画面として見ようとし
たとき、2重像になって見えたりする。
【0014】次に本発明の原理について説明する。
【0015】本発明者らは、上述のような2つの拡大虚
像を人間の眼がどのように捕らえていくかという点に関
して、更に検討を重ねた。
像を人間の眼がどのように捕らえていくかという点に関
して、更に検討を重ねた。
【0016】図5のような左右の拡大虚像が一致した状
態から、図2に示すように両眼の中心と各液晶ディスプ
レイ及び拡大レンズとの距離を大きくして(距離L1 >
距離L3 )、各々の拡大虚像を左右方向にずらしていく
と、表示手段1、表示手段2によって作られる虚像が重
ならない部分が生じ、更に両眼の中心と各液晶ディスプ
レイ及び拡大レンズとの距離を大きくしていくと、図3
に示すように表示手段1、表示手段2によって作られる
虚像が並んで接するようになる(距離L2 >距離L
1 )。
態から、図2に示すように両眼の中心と各液晶ディスプ
レイ及び拡大レンズとの距離を大きくして(距離L1 >
距離L3 )、各々の拡大虚像を左右方向にずらしていく
と、表示手段1、表示手段2によって作られる虚像が重
ならない部分が生じ、更に両眼の中心と各液晶ディスプ
レイ及び拡大レンズとの距離を大きくしていくと、図3
に示すように表示手段1、表示手段2によって作られる
虚像が並んで接するようになる(距離L2 >距離L
1 )。
【0017】図3において、2つの拡大虚像の中心にお
いては、ピント調節も幅輳角も眼との距離Dに合ってい
るので問題はない。一方、画面の両端では左右どちらか
一方の拡大虚像のみが存在する。
いては、ピント調節も幅輳角も眼との距離Dに合ってい
るので問題はない。一方、画面の両端では左右どちらか
一方の拡大虚像のみが存在する。
【0018】図2及び図3の場合、上述したように、こ
の2つの拡大虚像に移し出される画面が全く同一(図6
のような別角度から撮ったものも含む)のものである
と、人間の眼は、この2つの画面を何とか一つの画面の
ようにとらえようとして、結果として眼に負担がかか
り、視野闘争を生じる。しかし、本発明者は、この2つ
の拡大虚像の画面が全く異なったものであると、人間の
眼はそれをもはや1つの画面としてではなく、2つの画
面としてとらえようとし、大脳中枢において融像処理が
行なわれ、ついには、2つの画面があたかも画面中心で
つながっているように見えることを見出した。例えば、
図4(a)のような円盤を被写体として撮影を行い、図
3のようなゴーグル型テレビの表示手段1、2の液晶デ
ィスプレイ103、105に図4(b)のような円盤画
像を分割した画像信号をそれぞれ送って表示を行なった
とすると、それぞれ生じた虚像がつながって図4(c)
にような円盤の画像が見える。
の2つの拡大虚像に移し出される画面が全く同一(図6
のような別角度から撮ったものも含む)のものである
と、人間の眼は、この2つの画面を何とか一つの画面の
ようにとらえようとして、結果として眼に負担がかか
り、視野闘争を生じる。しかし、本発明者は、この2つ
の拡大虚像の画面が全く異なったものであると、人間の
眼はそれをもはや1つの画面としてではなく、2つの画
面としてとらえようとし、大脳中枢において融像処理が
行なわれ、ついには、2つの画面があたかも画面中心で
つながっているように見えることを見出した。例えば、
図4(a)のような円盤を被写体として撮影を行い、図
3のようなゴーグル型テレビの表示手段1、2の液晶デ
ィスプレイ103、105に図4(b)のような円盤画
像を分割した画像信号をそれぞれ送って表示を行なった
とすると、それぞれ生じた虚像がつながって図4(c)
にような円盤の画像が見える。
【0019】ところで、図2のように虚像が重なってい
る場合は、重なっている部分Sが同一画像となるように
重畳しても、例えば図4(d)に示すように、その重な
り部分Sが重ならない部分に比べて明るくなってしまう
(輝度がほぼ2倍となる。)。
る場合は、重なっている部分Sが同一画像となるように
重畳しても、例えば図4(d)に示すように、その重な
り部分Sが重ならない部分に比べて明るくなってしまう
(輝度がほぼ2倍となる。)。
【0020】そこで、本発明では分割画像の重なり部分
の表示光量を調整する手段を設けて、重なる部分と重な
らない部分とで輝度差を無くさんとしている。
の表示光量を調整する手段を設けて、重なる部分と重な
らない部分とで輝度差を無くさんとしている。
【0021】
【実施例】以下、上記原理に基づく本発明の構成につい
て、実施例に基づき図面を用いて詳細に説明する。 (第1の実施例)図1は本発明の第1の実施例を示すた
めの模式図である。
て、実施例に基づき図面を用いて詳細に説明する。 (第1の実施例)図1は本発明の第1の実施例を示すた
めの模式図である。
【0022】本実施例の基本構成は、図2に示したゴー
グル型テレビの構成と同じであるが、本実施例では虚像
107と虚像108との重なり部分の輝度を低減させる
ために、左右像が重なり合う部分の表示手段1,2の光
路上に透過率0.5のNDフィルター109,110を
配置して、重なる部分と重ならない部分との輝度差を解
消している。また、左右対にある液晶ディスプレイ及び
拡大レンズの両眼中心からの距離Lが可変となってい
る。本実施例において、液晶ディスプレイの他、CR
T、EL等のその他のディスプレイを用いることもでき
ることは勿論である。
グル型テレビの構成と同じであるが、本実施例では虚像
107と虚像108との重なり部分の輝度を低減させる
ために、左右像が重なり合う部分の表示手段1,2の光
路上に透過率0.5のNDフィルター109,110を
配置して、重なる部分と重ならない部分との輝度差を解
消している。また、左右対にある液晶ディスプレイ及び
拡大レンズの両眼中心からの距離Lが可変となってい
る。本実施例において、液晶ディスプレイの他、CR
T、EL等のその他のディスプレイを用いることもでき
ることは勿論である。
【0023】なお、液晶ディスプレイ103,105と
拡大レンズ104,106との距離をU、拡大レンズ1
04,106と眼101,102との距離をT、虚像1
07,108と拡大レンズ104,106との距離をD
´、左右の拡大レンズ104,106の焦点距離をとも
にFとすると、レンズの公式よりD´、U、T、F間に
は次の関係が成立する。
拡大レンズ104,106との距離をU、拡大レンズ1
04,106と眼101,102との距離をT、虚像1
07,108と拡大レンズ104,106との距離をD
´、左右の拡大レンズ104,106の焦点距離をとも
にFとすると、レンズの公式よりD´、U、T、F間に
は次の関係が成立する。
【0024】1/F=−1/(D´−T)+1/U 本実施例で用いた液晶パネルは、水平画素数600、垂
直画素数500、画面のアスペクト比は4:3のもので
ある。
直画素数500、画面のアスペクト比は4:3のもので
ある。
【0025】このような構成の表示装置において、得よ
うとするアスペクト比の画面に合わせて、液晶ディスプ
レイの両眼中心からの距離Lを所望の値に調整して虚像
の重なり具合いを調整し、透過率0.5のNDフィルタ
ー109,110を液晶ディスプレイ103,105上
に配置することで、重なる部分と重ならない部分との輝
度差のない、所望のアスペクト比の画面を得ることがで
きる。なお、NDフィルター109,110は液晶ディ
スプレイ103,105と眼101,102との間のど
の位置に配置してもよい。
うとするアスペクト比の画面に合わせて、液晶ディスプ
レイの両眼中心からの距離Lを所望の値に調整して虚像
の重なり具合いを調整し、透過率0.5のNDフィルタ
ー109,110を液晶ディスプレイ103,105上
に配置することで、重なる部分と重ならない部分との輝
度差のない、所望のアスペクト比の画面を得ることがで
きる。なお、NDフィルター109,110は液晶ディ
スプレイ103,105と眼101,102との間のど
の位置に配置してもよい。
【0026】以下上記構成の表示装置の動作について説
明を行なう。図1のように左右対にある液晶ディスプレ
イ及び拡大レンズの両眼中心からの距離を調整して、虚
像が一部重なりあうように設定した場合は、上述したよ
うに、2つの拡大虚像に移し出される画面が全く同一の
ものであると、人間の眼は、この2つの画面を何とか一
つの画面のようにとらえようとして、結果として眼に負
担がかかり、視野闘争を生じる。しかし、この2つの拡
大虚像の画面が全く異なったものであると、人間の眼は
それをもはや1つの画面としてではなく、2つの画面と
してとらえようとし、大脳中枢において融像処理が行な
われる。そして、ついには、2つの画面があたかも画面
中心でつながっているように見える。
明を行なう。図1のように左右対にある液晶ディスプレ
イ及び拡大レンズの両眼中心からの距離を調整して、虚
像が一部重なりあうように設定した場合は、上述したよ
うに、2つの拡大虚像に移し出される画面が全く同一の
ものであると、人間の眼は、この2つの画面を何とか一
つの画面のようにとらえようとして、結果として眼に負
担がかかり、視野闘争を生じる。しかし、この2つの拡
大虚像の画面が全く異なったものであると、人間の眼は
それをもはや1つの画面としてではなく、2つの画面と
してとらえようとし、大脳中枢において融像処理が行な
われる。そして、ついには、2つの画面があたかも画面
中心でつながっているように見える。
【0027】この結果、人間の眼には、あたかも画面の
アスペクト比が変化した画面が見られるようになる。2
つの拡大虚像の重なり幅を調整することにより、例えば
ハイビジョンテレビのアスペクト比である16:9のワ
イド画面表示が可能となる。また、この場合、実際に人
間の眼に見られる画面の水平解像度は、単純に用いた液
晶パネルよりも大きく、垂直解像度は、用いた液晶パネ
ルのそれそのものとなる。例えば、用いた液晶パネルが
NTSC仕様で、水平画素数が600、垂直画素数が5
00の時、16:9のワイド画面表示をした場合、60
万画素相当(水平画素数1200×垂直画素数500)
の映像を見ているのと同等となる。この解像度の場合、
ハイビジョン映像の規格と比較すると、垂直解像度が約
半分(ハイビジョンは1125本)となるが、水平方向
は約40MHzの解像度があり、MUSE方式の映像
(水平方向は約20MHz)に比べ、充分高解像度の映
像が楽しめる。そして虚像の重なり部分と重ならない部
分との輝度差を解消することが出来る。
アスペクト比が変化した画面が見られるようになる。2
つの拡大虚像の重なり幅を調整することにより、例えば
ハイビジョンテレビのアスペクト比である16:9のワ
イド画面表示が可能となる。また、この場合、実際に人
間の眼に見られる画面の水平解像度は、単純に用いた液
晶パネルよりも大きく、垂直解像度は、用いた液晶パネ
ルのそれそのものとなる。例えば、用いた液晶パネルが
NTSC仕様で、水平画素数が600、垂直画素数が5
00の時、16:9のワイド画面表示をした場合、60
万画素相当(水平画素数1200×垂直画素数500)
の映像を見ているのと同等となる。この解像度の場合、
ハイビジョン映像の規格と比較すると、垂直解像度が約
半分(ハイビジョンは1125本)となるが、水平方向
は約40MHzの解像度があり、MUSE方式の映像
(水平方向は約20MHz)に比べ、充分高解像度の映
像が楽しめる。そして虚像の重なり部分と重ならない部
分との輝度差を解消することが出来る。
【0028】ここで、実際に用いられるゴーグル型テレ
ビの構成について図7を用いて説明する。図1に示し
た、右眼用液晶ディスプレイ103と右眼用拡大レンズ
104、左眼用液晶ディスプレイ105と左眼用拡大レ
ンズ106は、それぞれユニット化されて表示収容部3
01に収容されている(液晶パネルは、水平画素数60
0、垂直画素数500、画面のアスペクト比は4:3の
ものである)。この表示収容部301の両表示ユニット
をユニットごと動かすためのドライバーユニットは収容
部302に収容され、フレーム部304に取り付けられ
たボリューム303により所望の間隔に設定でき、所望
のアスペクト比の画面を楽しむことができる。
ビの構成について図7を用いて説明する。図1に示し
た、右眼用液晶ディスプレイ103と右眼用拡大レンズ
104、左眼用液晶ディスプレイ105と左眼用拡大レ
ンズ106は、それぞれユニット化されて表示収容部3
01に収容されている(液晶パネルは、水平画素数60
0、垂直画素数500、画面のアスペクト比は4:3の
ものである)。この表示収容部301の両表示ユニット
をユニットごと動かすためのドライバーユニットは収容
部302に収容され、フレーム部304に取り付けられ
たボリューム303により所望の間隔に設定でき、所望
のアスペクト比の画面を楽しむことができる。
【0029】このようなゴーグル型テレビにおいて、外
部からハイビジョン映像信号を水平方向に2分割して左
右それぞれの液晶ディスプレイに転送し、またボリュー
ム303によって左右表示ユニットの距離を調整して図
1の虚像が得られるようにしたところ、16:9のアス
ペクト比の映像を見ることが出来た。そして、走査線の
数はハイビジョン信号規格(1125本)の約半分しか
ないが、これに対してはインターレース信号の奇数フィ
ールド信号と偶数フィールド信号をそれぞれ同一走査線
に信号転送することで、フリッカのない、解像度の高い
十分な画像が得られることがわかった。 (第2の実施例)図8,図9に本発明の第2の実施例を
示す。図8は左右の虚像が一部重なって隣接している状
態を示す図であり、図9はその重なり領域を広げた状態
を示す図である。
部からハイビジョン映像信号を水平方向に2分割して左
右それぞれの液晶ディスプレイに転送し、またボリュー
ム303によって左右表示ユニットの距離を調整して図
1の虚像が得られるようにしたところ、16:9のアス
ペクト比の映像を見ることが出来た。そして、走査線の
数はハイビジョン信号規格(1125本)の約半分しか
ないが、これに対してはインターレース信号の奇数フィ
ールド信号と偶数フィールド信号をそれぞれ同一走査線
に信号転送することで、フリッカのない、解像度の高い
十分な画像が得られることがわかった。 (第2の実施例)図8,図9に本発明の第2の実施例を
示す。図8は左右の虚像が一部重なって隣接している状
態を示す図であり、図9はその重なり領域を広げた状態
を示す図である。
【0030】本実施例においても第1の実施例と同様
に、虚像207と虚像208との重なり部分の輝度を低
減させるために、左右像が重なり合う部分の表示手段の
光路上に透過率0.5のNDフィルター209,210
を配置し、左右対にある液晶ディスプレイ及び拡大レン
ズの両眼中心からの距離Lを可変としているが、本実施
例では更に液晶ディスプレイ上に表示される画像の位置
を変えることで、虚像の重なり具合いを任意に調整可能
としている。
に、虚像207と虚像208との重なり部分の輝度を低
減させるために、左右像が重なり合う部分の表示手段の
光路上に透過率0.5のNDフィルター209,210
を配置し、左右対にある液晶ディスプレイ及び拡大レン
ズの両眼中心からの距離Lを可変としているが、本実施
例では更に液晶ディスプレイ上に表示される画像の位置
を変えることで、虚像の重なり具合いを任意に調整可能
としている。
【0031】なお、本実施例において、液晶ディスプレ
イの他、CRT、EL等のその他のディスプレイを用い
ることもできることは勿論である。ゴーグル型テレビの
基本構成は第1の実施例と同様である。
イの他、CRT、EL等のその他のディスプレイを用い
ることもできることは勿論である。ゴーグル型テレビの
基本構成は第1の実施例と同様である。
【0032】図8に示すように、人間の左右の眼20
1、202(距離deye)に対応して、右眼用液晶デ
ィスプレイ203と右眼拡大レンズ204、左眼用液晶
ディスプレイ205と左眼用拡大レンズ206を、液晶
パネルの中心距離を両眼の中心位置からL4 だけ離して
配置する。各々の液晶ディスプレイの映像の拡大レンズ
を通しての虚像207、208が拡大レンズから距離D
´の位置に存在する。
1、202(距離deye)に対応して、右眼用液晶デ
ィスプレイ203と右眼拡大レンズ204、左眼用液晶
ディスプレイ205と左眼用拡大レンズ206を、液晶
パネルの中心距離を両眼の中心位置からL4 だけ離して
配置する。各々の液晶ディスプレイの映像の拡大レンズ
を通しての虚像207、208が拡大レンズから距離D
´の位置に存在する。
【0033】なお、液晶ディスプレイ203,205と
拡大レンズ204,206との距離をU、拡大レンズ2
04,206と眼201,202との距離をT、左右の
拡大レンズ204,206の焦点距離をともにFとする
と、レンズの公式よりD´、U、T、F間には次の関係
が成立する。
拡大レンズ204,206との距離をU、拡大レンズ2
04,206と眼201,202との距離をT、左右の
拡大レンズ204,206の焦点距離をともにFとする
と、レンズの公式よりD´、U、T、F間には次の関係
が成立する。
【0034】1/F=−1/(D´−T)+1/U 本実施例では使用する液晶パネルは、水平画素数100
0、垂直画素数500、画面が通常の4:3に比べいく
らか横長のサイズである6:3のアスペクト比を持って
いる。
0、垂直画素数500、画面が通常の4:3に比べいく
らか横長のサイズである6:3のアスペクト比を持って
いる。
【0035】以下本実施例の構成の特徴について更に詳
しく説明を行なう。図1の第1の実施例では液晶ディス
プレイの表示領域上に配置されるNDフィルターの相対
的な位置が変わらないため、予め虚像を重ね合わせる領
域を設定する必要があるが、本実施例では上記のように
使用する液晶パネルは、画面が通常の4:3に比べいく
らか横長のサイズである6:3のアスペクト比を持って
おり、液晶ディスプレイの表示領域は液晶ディスプレイ
上で移動可能となっているため、表示領域に対するND
フィルターの位置を相対的に変えることができ、左右対
にある液晶ディスプレイ及び拡大レンズの両眼中心から
の距離Lを調整することとあいまって、NDフィルター
によって虚像の重なる部分と重ならない部分との輝度差
を作らない状態を保ちつつ虚像の重なり具合いを任意に
調整し、前述した本発明の原理に基づき虚像をつない
で、重なる部分と重ならない部分との輝度差のない、任
意のアスペクト比の画面を得ることができる。
しく説明を行なう。図1の第1の実施例では液晶ディス
プレイの表示領域上に配置されるNDフィルターの相対
的な位置が変わらないため、予め虚像を重ね合わせる領
域を設定する必要があるが、本実施例では上記のように
使用する液晶パネルは、画面が通常の4:3に比べいく
らか横長のサイズである6:3のアスペクト比を持って
おり、液晶ディスプレイの表示領域は液晶ディスプレイ
上で移動可能となっているため、表示領域に対するND
フィルターの位置を相対的に変えることができ、左右対
にある液晶ディスプレイ及び拡大レンズの両眼中心から
の距離Lを調整することとあいまって、NDフィルター
によって虚像の重なる部分と重ならない部分との輝度差
を作らない状態を保ちつつ虚像の重なり具合いを任意に
調整し、前述した本発明の原理に基づき虚像をつない
で、重なる部分と重ならない部分との輝度差のない、任
意のアスペクト比の画面を得ることができる。
【0036】例えば、図8のようにNDフィルター、及
び液晶ディスプレイ、拡大レンズが所望の位置に設定さ
れていたとすると、図9に示すように図8の状態から液
晶ディスプレイ、拡大レンズを図中矢印の方向に移動さ
せるとともに、表示領域を中央部に移動させれば、ND
フィルターによって虚像の重なる部分と重ならない部分
との輝度差を作らない状態を保ちつつ虚像の重なり具合
いを任意に調整することができる。
び液晶ディスプレイ、拡大レンズが所望の位置に設定さ
れていたとすると、図9に示すように図8の状態から液
晶ディスプレイ、拡大レンズを図中矢印の方向に移動さ
せるとともに、表示領域を中央部に移動させれば、ND
フィルターによって虚像の重なる部分と重ならない部分
との輝度差を作らない状態を保ちつつ虚像の重なり具合
いを任意に調整することができる。
【0037】なお、本実施例において、得ようとするア
スペクト比の画面が決っている場合は、液晶ディスプレ
イの両眼中心からの距離Lを変えなくても、液晶ディス
プレイの表示領域の位置を変えることで虚像の重なり具
合いを調整し、透過率0.5のNDフィルター209,
210を液晶ディスプレイ203,205上に配置する
ことで、重なる部分と重ならない部分との輝度差のな
い、所望のアスペクト比の画面を得ることができること
は勿論である。
スペクト比の画面が決っている場合は、液晶ディスプレ
イの両眼中心からの距離Lを変えなくても、液晶ディス
プレイの表示領域の位置を変えることで虚像の重なり具
合いを調整し、透過率0.5のNDフィルター209,
210を液晶ディスプレイ203,205上に配置する
ことで、重なる部分と重ならない部分との輝度差のな
い、所望のアスペクト比の画面を得ることができること
は勿論である。
【0038】次に上記構成の表示装置の動作について説
明を行なう。図8,9のように表示した場合、2つの拡
大虚像に移し出される画面が全く同一のものであると、
人間の眼は、この2つの画面を何とか一つの画面のよう
にとらえようとして、結果として眼に負担がかかり、視
野闘争を生じる。しかし、この2つの拡大虚像の画面が
全く異なったものであると、人間の眼はそれをもはや1
つの画面としてではなく、2つの画面としてとらえよう
とし、大脳中枢において融像処理が行なわれる。そし
て、ついには、2つの画面があたかも画面中心でつなが
っているように見える。
明を行なう。図8,9のように表示した場合、2つの拡
大虚像に移し出される画面が全く同一のものであると、
人間の眼は、この2つの画面を何とか一つの画面のよう
にとらえようとして、結果として眼に負担がかかり、視
野闘争を生じる。しかし、この2つの拡大虚像の画面が
全く異なったものであると、人間の眼はそれをもはや1
つの画面としてではなく、2つの画面としてとらえよう
とし、大脳中枢において融像処理が行なわれる。そし
て、ついには、2つの画面があたかも画面中心でつなが
っているように見える。
【0039】この結果、人間の眼には、あたかも画面の
アスペクト比が変化した画面が見られるようになる。本
実施例では、2つの拡大虚像の重なり幅を調整すること
により、例えばハイビジョンテレビのアスペクト比であ
る16:9のワイド画面表示が可能となった。また、こ
の場合、実際に人間の眼に見られる画面の水平解像度
は、単純に用いた液晶パネルの2倍、垂直解像度は、用
いた液晶パネルのそれそのものとなる。例えば、各液晶
パネルの画像表示領域の水平画素数が700、垂直画素
数が500、16:9のワイド画面表示をした場合、7
0万画素相当(水平画素数1400×垂直画素数50
0)の映像を見ているのと同等となる。この解像度の場
合、ハイビジョン映像の規格と比較すると、垂直解像度
が約半分(ハイビジョンは1125本)となるが、水平
方向は約50MHzの解像度があり、MUSE方式の映
像(水平方向は約20MHz)に比べ、充分高解像度の
映像が楽しめる。そして虚像の重なり部分と重ならない
部分との輝度差を解消することが出来る。 (第3の実施例)図10に本発明の第3の実施例を示
す。第1及び第2の実施例では虚像によって表示を行な
う表示装置について説明したが、本実施例では実像を投
影するプロジェクション型液晶表示装置に本発明を適用
した場合について説明する。
アスペクト比が変化した画面が見られるようになる。本
実施例では、2つの拡大虚像の重なり幅を調整すること
により、例えばハイビジョンテレビのアスペクト比であ
る16:9のワイド画面表示が可能となった。また、こ
の場合、実際に人間の眼に見られる画面の水平解像度
は、単純に用いた液晶パネルの2倍、垂直解像度は、用
いた液晶パネルのそれそのものとなる。例えば、各液晶
パネルの画像表示領域の水平画素数が700、垂直画素
数が500、16:9のワイド画面表示をした場合、7
0万画素相当(水平画素数1400×垂直画素数50
0)の映像を見ているのと同等となる。この解像度の場
合、ハイビジョン映像の規格と比較すると、垂直解像度
が約半分(ハイビジョンは1125本)となるが、水平
方向は約50MHzの解像度があり、MUSE方式の映
像(水平方向は約20MHz)に比べ、充分高解像度の
映像が楽しめる。そして虚像の重なり部分と重ならない
部分との輝度差を解消することが出来る。 (第3の実施例)図10に本発明の第3の実施例を示
す。第1及び第2の実施例では虚像によって表示を行な
う表示装置について説明したが、本実施例では実像を投
影するプロジェクション型液晶表示装置に本発明を適用
した場合について説明する。
【0040】図10のプロジェクションユニット401
には第1の表示手段を構成する右用液晶ディスプレイと
右用拡大レンズと投影光源、第2の表示手段を構成する
左用液晶ディスプレイと左用拡大レンズと投影光源がそ
れぞれユニット化されて収納されている。更に両液晶デ
ィスプレイの映像を映し出す位置を制御するためのコン
トロールユニットも内蔵している。
には第1の表示手段を構成する右用液晶ディスプレイと
右用拡大レンズと投影光源、第2の表示手段を構成する
左用液晶ディスプレイと左用拡大レンズと投影光源がそ
れぞれユニット化されて収納されている。更に両液晶デ
ィスプレイの映像を映し出す位置を制御するためのコン
トロールユニットも内蔵している。
【0041】かかる構成の表示装置は、例えば、16:
9のハイビジョン信号のときは、図10に示されるよう
に、2つの投影画像の重なりを少なくするように、それ
ぞれの液晶ディスプレイに映し出される映像位置を調整
できるようになっている。そして、投影画像の重なり部
分に対応して第1又は第2の実施例のようなNDフィル
ターが設けられている。用いた液晶ディスプレイは、水
平画素数1000、垂直画素数500、画面のアスペク
ト比は6:3のものである。
9のハイビジョン信号のときは、図10に示されるよう
に、2つの投影画像の重なりを少なくするように、それ
ぞれの液晶ディスプレイに映し出される映像位置を調整
できるようになっている。そして、投影画像の重なり部
分に対応して第1又は第2の実施例のようなNDフィル
ターが設けられている。用いた液晶ディスプレイは、水
平画素数1000、垂直画素数500、画面のアスペク
ト比は6:3のものである。
【0042】このようなプロジェクション型液晶表示装
置に、外部からハイビジョン対応の映像信号を入力し投
影映像を見たところ、16:9のアスペクト比の映像を
見ることが出来た。この際、送られてくるハイビジョン
映像信号を水平方向に2分割して左右それぞれの液晶デ
ィスプレイに転送した。また、走査線の数はハイビジョ
ン信号規格(1125本)の約半分しかないが、これに
対してはインターレース信号の奇数フィールド信号と偶
数フィールド信号をそれぞれ同一走査線に信号転送する
ことで、フリッカのない、解像度の高い充分な画像が得
られ、そして投影像の重なり部分と重ならない部分との
輝度差を解消することが出来ることがわかった。 (第4の実施例)第1〜第3の実施例は、光学的に虚像
の重なり部分の明るさを調整するものであったが、本実
施例及び後述する第5、第6の実施例は電気的な処理に
より第1,第2の実施例における虚像の重なり部分、又
は第3の実施例における投影像の重なり部分の明るさを
調整するものである。
置に、外部からハイビジョン対応の映像信号を入力し投
影映像を見たところ、16:9のアスペクト比の映像を
見ることが出来た。この際、送られてくるハイビジョン
映像信号を水平方向に2分割して左右それぞれの液晶デ
ィスプレイに転送した。また、走査線の数はハイビジョ
ン信号規格(1125本)の約半分しかないが、これに
対してはインターレース信号の奇数フィールド信号と偶
数フィールド信号をそれぞれ同一走査線に信号転送する
ことで、フリッカのない、解像度の高い充分な画像が得
られ、そして投影像の重なり部分と重ならない部分との
輝度差を解消することが出来ることがわかった。 (第4の実施例)第1〜第3の実施例は、光学的に虚像
の重なり部分の明るさを調整するものであったが、本実
施例及び後述する第5、第6の実施例は電気的な処理に
より第1,第2の実施例における虚像の重なり部分、又
は第3の実施例における投影像の重なり部分の明るさを
調整するものである。
【0043】図11は、本発明の第4の実施例に用いる
信号処理回路の構成を示す図である。これは、ハイビジ
ョン映像信号の互いに隣接する信号走査線同士が多くの
場合、ほぼ一致することを利用して、この隣接する2本
のハイビジョン信号から1本のNTSCのアスペクト比
16:9のワイド表示信号を形成する装置である。
信号処理回路の構成を示す図である。これは、ハイビジ
ョン映像信号の互いに隣接する信号走査線同士が多くの
場合、ほぼ一致することを利用して、この隣接する2本
のハイビジョン信号から1本のNTSCのアスペクト比
16:9のワイド表示信号を形成する装置である。
【0044】ハイビジョン映像信号501は、映像信号
処理回路503で増幅等の処理を受け、黒信号502と
映像信号513の切り換えスイッチ506、510を通
して左右の表示装置507、508に入る。一方、映像
信号501からは同期分離回路504で同期信号が分離
され、タイミング信号発生回路505に入り、ここから
映像信号と黒信号の切換えスイッチ制御信号509、5
14及び左右表示装置の制御信号511、512が出力
される。
処理回路503で増幅等の処理を受け、黒信号502と
映像信号513の切り換えスイッチ506、510を通
して左右の表示装置507、508に入る。一方、映像
信号501からは同期分離回路504で同期信号が分離
され、タイミング信号発生回路505に入り、ここから
映像信号と黒信号の切換えスイッチ制御信号509、5
14及び左右表示装置の制御信号511、512が出力
される。
【0045】以下、表示装置としてアスペクト比4:3
の水平、垂直画素数がそれぞれ600、500の液晶デ
ィスプレイを用いる。左右2つのディスプレイを並べた
場合アスペクト比は8:3になる。ここにアスペクト比
16:9のワイド画面を表示するためには図13に示す
ように、1水平走査期間の前側半分の映像信号を左眼用
ディスプレイの右側2/3の領域に、次の水平走査期間
の後側半分の映像信号を右眼用ディスプレイの左側2/
3の領域に表示する。
の水平、垂直画素数がそれぞれ600、500の液晶デ
ィスプレイを用いる。左右2つのディスプレイを並べた
場合アスペクト比は8:3になる。ここにアスペクト比
16:9のワイド画面を表示するためには図13に示す
ように、1水平走査期間の前側半分の映像信号を左眼用
ディスプレイの右側2/3の領域に、次の水平走査期間
の後側半分の映像信号を右眼用ディスプレイの左側2/
3の領域に表示する。
【0046】上記の装置では、左眼用信号と右眼用信号
を図12に示すように、互いに1水平走査期間ずらして
交互にサンプリングを行ない、左右の液晶ディスプレイ
に図13のようなワイド画面表示を実現しているが、図
14では簡単のために、1水平期間ずらして左右信号を
同一の時間に重ねて示してある。虚像の重なり部分の明
るさを調整するには、左映像信号のサンプリングと右映
像信号のサンプリングが重なる部分について図14のよ
うに数画素単位でそれぞれ映像信号と黒信号とを切り換
える。また左映像と右映像とでは互いに映像信号と黒信
号との位置が逆になるようにする。このようにすること
により、人間の左右眼の間の積分作用により、映像及び
輝度の不連続が緩和される。 (第5の実施例)図15は本発明の第5の実施例であ
る。第4の実施例においては、左右の重なり部分で、左
右の映像信号と黒信号とを交互に切り換えて輝度差を無
くしたが、本実施例では重なり部分の映像信号を図15
のように1/2に減衰することで輝度差を緩和した。映
像信号の減衰は図16のような映像信号処理回路の前段
に配置された減衰回路516をスイッチ515で選択す
ることで実現される。その他の回路構成は図11と同様
である。
を図12に示すように、互いに1水平走査期間ずらして
交互にサンプリングを行ない、左右の液晶ディスプレイ
に図13のようなワイド画面表示を実現しているが、図
14では簡単のために、1水平期間ずらして左右信号を
同一の時間に重ねて示してある。虚像の重なり部分の明
るさを調整するには、左映像信号のサンプリングと右映
像信号のサンプリングが重なる部分について図14のよ
うに数画素単位でそれぞれ映像信号と黒信号とを切り換
える。また左映像と右映像とでは互いに映像信号と黒信
号との位置が逆になるようにする。このようにすること
により、人間の左右眼の間の積分作用により、映像及び
輝度の不連続が緩和される。 (第5の実施例)図15は本発明の第5の実施例であ
る。第4の実施例においては、左右の重なり部分で、左
右の映像信号と黒信号とを交互に切り換えて輝度差を無
くしたが、本実施例では重なり部分の映像信号を図15
のように1/2に減衰することで輝度差を緩和した。映
像信号の減衰は図16のような映像信号処理回路の前段
に配置された減衰回路516をスイッチ515で選択す
ることで実現される。その他の回路構成は図11と同様
である。
【0047】なお、画像を水平方向に分割するように画
像信号を分ける処理は、信号処理回路を用いなくても、
例えば、被写体を撮影するときに被写体を分割して撮影
し別々に映像信号を転送すれば、同様に本発明を適用す
ることが出来る。
像信号を分ける処理は、信号処理回路を用いなくても、
例えば、被写体を撮影するときに被写体を分割して撮影
し別々に映像信号を転送すれば、同様に本発明を適用す
ることが出来る。
【0048】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、現行の表示装置の技術を使い、なおかつ、表示画
面のアスペクト比が変えられる表示装置を提供すること
ができる。更に言えば、例えば、ハイビジョンの映像信
号を表示する場合、出来るだけもともとの解像度を損な
うこと無しに映像表示が出来る表示装置を提供すること
ができる。
れば、現行の表示装置の技術を使い、なおかつ、表示画
面のアスペクト比が変えられる表示装置を提供すること
ができる。更に言えば、例えば、ハイビジョンの映像信
号を表示する場合、出来るだけもともとの解像度を損な
うこと無しに映像表示が出来る表示装置を提供すること
ができる。
【0049】なお、本発明は液晶ディスプレイを用いた
表示装置に限られるものではなく、他のディスプレイ、
例えば、CRT、プラズマディスプレイ、ELディスプ
レイ等を用いても同様の効果があることは言うまでもな
い。
表示装置に限られるものではなく、他のディスプレイ、
例えば、CRT、プラズマディスプレイ、ELディスプ
レイ等を用いても同様の効果があることは言うまでもな
い。
【図1】本発明の表示装置の第1の実施例を説明するた
めの模式図である。
めの模式図である。
【図2】本発明の表示装置の原理を説明するための模式
図である。
図である。
【図3】本発明の表示装置の原理を説明するための模式
図である。
図である。
【図4】図2又は図3の表示装置の画像表示動作を説明
するための図である。
するための図である。
【図5】従来のゴーグル型テレビの構成を示す模式図で
ある。
ある。
【図6】図5の画像表示動作を説明するための図であ
る。
る。
【図7】ゴーグル型テレビの構成を示す図である。
【図8】本発明の表示装置の第2の実施例を説明するた
めの模式図である。
めの模式図である。
【図9】本発明の表示装置の第2の実施例を説明するた
めの模式図である。
めの模式図である。
【図10】本発明の表示装置の第3の実施例の構成図で
ある。
ある。
【図11】本発明の第4の実施例の信号処理回路の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図12】図11の信号処理回路の動作を説明するため
のタイミングチャートである。
のタイミングチャートである。
【図13】図11の画像表示動作を説明するための図で
ある。
ある。
【図14】図11の信号処理回路の動作を説明するため
のタイミングチャートである。
のタイミングチャートである。
【図15】本発明の第5の実施例の信号処理回路の動作
を説明するためのタイミングチャートである。
を説明するためのタイミングチャートである。
【図16】本発明の第5の実施例の信号処理回路の構成
を示す図である。
を示す図である。
1 右眼用の表示手段1(第1の表示手段) 2 左眼用の表示手段2(第2の表示手段) 101,201 右眼 102,202 左眼 103,203 右眼用液晶ディスプレイ 104,204 右眼用拡大レンズ 105,205 左眼用液晶ディスプレイ 106,206 左眼用拡大レンズ 107,207 虚像 108,208 虚像 109,209 NDフィルター 110,210 NDフィルター 301 表示収容部 302 収容部 303 ボリューム 304 フレーム部 401 プロジェクションユニット 501 ハイビジョン映像信号 502 黒信号 503 映像信号処理回路 504 同期分離回路 505 タイミング信号発生回路 506 切り換えスイッチ 507 左眼用表示装置 508 右眼用表示装置 509 切換えスイッチ制御信号 510 切り換えスイッチ 511 制御信号 512 制御信号 513 映像信号 514 切換えスイッチ制御信号 515 スイッチ 516 1/2減衰回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 3/22 A 3/27 5/64 511 A
Claims (6)
- 【請求項1】 第1の表示手段と、第2の表示手段と、
画像を水平方向に分割するように画像信号を分けて、該
第1の表示手段及び該第2の表示手段にそれぞれ送る転
送手段と、前記第1及び第2の表示手段によって表示さ
れる各分割画像が水平方向に一部重なって並んで表示さ
れるように制御を行なう制御手段と、該分割画像の重な
り部分の表示光量を調整する手段と、を備えた表示装
置。 - 【請求項2】 前記第1の表示手段は右眼用の表示手
段、前記第2の表示手段は左眼用の表示手段であり、前
記第1及び第2の表示手段は、それぞれ、眼の前に配置
された拡大光学系と表示素子とからなり、表示される画
像は虚像である請求項1記載の表示装置。 - 【請求項3】 前記第1及び第2の表示手段は、それぞ
れ、投影光源、表示素子、及び拡大光学系からなり、表
示される画像は実像である請求項1記載の表示装置。 - 【請求項4】 前記表示光量を調整する手段は、光学フ
ィルターである請求項1〜請求項3のいずれかの請求項
に記載の表示装置。 - 【請求項5】 前記表示光量を調整する手段は、画像信
号の振幅を調整する手段である請求項1〜請求項3のい
ずれかの請求項に記載の表示装置。 - 【請求項6】 前記表示光量を調整する手段は、前記第
1及び第2の手段に画像信号と黒信号とを交互に送る手
段である請求項1〜請求項3のいずれかの請求項に記載
の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6093327A JPH07302064A (ja) | 1994-05-02 | 1994-05-02 | 表示装置 |
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JP6093327A JPH07302064A (ja) | 1994-05-02 | 1994-05-02 | 表示装置 |
Publications (1)
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JPH07302064A true JPH07302064A (ja) | 1995-11-14 |
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ID=14079187
Family Applications (1)
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JP6093327A Pending JPH07302064A (ja) | 1994-05-02 | 1994-05-02 | 表示装置 |
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JP (1) | JPH07302064A (ja) |
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1994
- 1994-05-02 JP JP6093327A patent/JPH07302064A/ja active Pending
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