JPH0513437B2 - - Google Patents

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JPH0513437B2
JPH0513437B2 JP60018434A JP1843485A JPH0513437B2 JP H0513437 B2 JPH0513437 B2 JP H0513437B2 JP 60018434 A JP60018434 A JP 60018434A JP 1843485 A JP1843485 A JP 1843485A JP H0513437 B2 JPH0513437 B2 JP H0513437B2
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Minoru Yasuda
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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、時分割的に左右画像を順次呈示し、
これに同期して眼の前のシヤツタを切換える時分
割2眼式立体テレビジヨン装置に適用可能な、立
体テレビジヨン画像の観察方法に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
立体視に関しては、古くは立体写真、立体観察
鏡があり、これらはいずれも両眼視差を利用して
いた。
その後、赤色、青色のカラーフイルタや偏光フ
イルタを用い、同一スクリーンに表示された左右
像を、それぞれ左右眼で見る方式(例えば、立体
漫画、映画など)が実用化された。
更にその後に至つて、メガネを使わず、かつ覗
き込みのない方式が考えられた。その代表的なも
のとして、レンチキユラー方式やバリフオーカル
ミラー方式、レーザー光線を利用したホログラフ
イー、計算機ホログラムとコンピユーターグラフ
イツクスとの結合方式などがある。
一方、テレビジヨンを立体視する方式もいろい
ろ考案された。テレビジヨンの場合も基本的には
上述した方法を用いているが、左右それぞれの像
を表示するために、テレビジヨン受像機を2台も
しくはそれ以上(多眼式立体テレビジヨンの場
合)必要とし、装置が複雑で高価になるという欠
点があつた。
そこで、1台のテレビジヨン受像機を用いて立
体像を得るために、テレビジヨンのインターレー
ス走査を利用して各フイールド毎に左右の映像を
交互に表示し、その表示と同期したシヤツタを使
用して左右像を分離し、その左右像を左右眼に入
れて立体視する方式が考案された。かかる方式は
時分割(2眼)式立体テレビジヨンまたはステレ
オビジヨンと呼ばれている。
上述したシヤツタには、機械式シヤツタおよび
電子式シヤツタの両者が知られているが、PLZT
ランタン添加チタン酸ジルコン酸鉛(Lead
Lanthanum Zirconate Titanate)セラミツク素
子を用いた電子式シヤツタが一般的である。この
PLZTに関する文献として、例えば、ジヨン・エ
イ・ローズおよびローレンス・イー・マツクチア
リイ著による“電気光学セラミツク素子PLZTを
用いた立体コンピユータグラフイツクス”ソサエ
テイ・オブ・インフオメーシヨン・デイスプレイ
ボリユーム19/2 第2クオータ(1978)第69
頁〜第73頁(John A.ROSE and Lawrence E.
McCheary:“Stereoscopic Computer Graphics
using PLZT Electro−Optic Ceramics”
Proceeding of the S.I.D.Vol 19/2 Second
Quarter(1978)P69−P73)がある。また、液晶
を用いたシヤツタに関する文献として、 乾敏郎、近江栄美子、神谷貞義:“液晶シヤツ
タを用いたタキストスコープ”日本眼科紀要
Vol 35 No.5(1984)P968−971 がある。
第2図に電子シヤツタ式立体メガネを用いた従
来の時分割立体テレビジヨンシステムを示す。こ
のシステムでは、まず複写体2を2台のテレビカ
メラ(左と右)4,6で撮影し、インターレース
の同期信号に合わせて、第1フイールドは左カメ
ラ4、第2フイールドは右カメラ6というよう
に、フイールド画像ミクサ8を用いて1/60秒毎に
交互に切替え、もつてビデオ信号をテレビモニタ
10に表示している。
一方、観察に使用する立体メガネ12について
は、1/60秒毎にメガネを同期させて左右を切替え
ることにより、立体視を実現している。ここで、
1/60秒毎の切替えパルスは、スイツチングパルス
発生器14から送出される。
かかる時分割立体テレビジヨン方式は、“左右
眼に対して継時的に視差のある画像を50msec以
内の時間間隔で交互に呈示すると両眼立体視が成
立する”という視覚特性に基づいている。第2図
に示したフイールド切替方式(1/60秒=
16.6msec)は、この立体視成立条件(すなわち、
16.6msec<50msec)を満足するものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、第2図に示すフイールド切替えによる
従来の時分割立体テレビジヨン方式は、以下に述
べる欠点をもつている。
(1) 左右眼は、それぞれ、1フイールド期間(1/
60秒)ずつ交互に情報が入つたり、遮断された
りするので、30Hzの大面積フリツカーが画面上
に生じる。しかし、第3図に示すフリツカーに
対する人間の視覚特性図(D.H.Kellyによる)
から明らかなように、30Hzのフリツカーに対す
る感度はきわめて高い値を示しており、観察者
に大きなフリツカー妨害を与えることになる。
(2) フイールド毎に左右のテレビジヨンカメラの
信号を切替えているので、左右眼で見る画像の
垂直解像度は1/2になる。このため、現行
NTSC方式(走査線525本)では垂直解像度が
262.5本となり、走査線が粗く良好な画質が得
られない。
本発明は、このような時分割(2眼)式立体テ
レビジヨン方式のもつ欠点であるフリツカー妨害
と垂直解像度の劣化を、高品位テレビジヨン用デ
イスプレイを利用して改善しようとするものであ
る。換言すれば、本発明は、現行(テレビ)系と
高品位テレビジヨン用デイスプレイとのコンパテ
イビリテイの条件の下で、上述した問題点を解決
しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
このために、本発明では、フイールド周期は少
くとも1/60秒以下で、かつ、所要の解像度を有す
る走査線数の立体用左右画像を、それぞれ、前記
フイールド周期の1/2に時間軸圧縮変換して時分
割合成し、前記左右画像のフイールド周期と同じ
であつて、前記走査線数のほぼ2倍より多い走査
線を有する表示装置に、その時分割合成信号を印
加して前記左右画像を上下に分離して表示すると
ともに、その表示画像を第1の光学手段を介して
同一画像領域に表示し、前記左右画像を、それぞ
れ、左右の眼に対応させる第2の光学手段を介し
て観察するものである。
〔実施例〕
以下に、本発明の実施例を詳述する。
まず、フリツカーの妨害を改善するために、従
来1/60秒毎に左右眼に画像を呈示していたのをそ
の2倍の速度で、すなわち1/120秒毎に呈示する。
このようにすると、画面上の大面積フリツカーは
60Hzとなり、現行NTSC方式のフリツカーと同程
度になる。その結果、第3図からも明らかなよう
に視覚上ほとんど目立たなくなる。
一方、垂直解像度を改善するために、従来は左
カメラは第1フイールドのみ、右カメラは第2フ
イールドのみ利用していたが、本実施例では左カ
メラ、右カメラともにそれぞれ第1、第2フイー
ルドを全部有効に利用する。
このために第1図Aに示すように、左カメラ1
6用および右カメラ18用にそれぞれフイールド
メモリFMを2個づつ、合計4フイールド分のメ
モリを用意し、左右のカメラ16,18からの信号を
一度、各フイールドメモリFMに通常の速度(水
平:15.75kHz、垂直;60Hz)で書き込み、読み出
しは倍速度(水平:31.5kHz、垂直;120Hz)で行
ない、左右フイールドメモリの出力を1/120秒毎
に切換え、もつて第1図Bに示すように高品位テ
レビジヨンデイスプレイCRTの画面上半分に左
画像を、下半分に右画像を表示する。なお、第1
図AにおいてA/Dは書き込み用アナログ・デイ
ジタル変換器、D/Aは読出し用デイジタル・ア
ナログ変換器、SW1〜SW4は切替えスイツチを
示す。
このように表示された左右画像を光学手段を介
して合成しこれを観察する電子シヤツタ式メガネ
GLSも、従来の2倍の速度ある1/120秒で切替
え、各フイールドメモリFMの読み出しと同期さ
せてメガネを左右交互に切替える。
第4図は第1図Aに示したフイールドメモリ
FMの構成を、第5図AおよびBは本実施例の動
作を図式化したものである。すなわち、左右のカ
メラからの信号を、それぞれ第1フイールド、第
2フイールド用メモリに書き込む(垂直60Hz、水
平15.75Hz)。そして、読み出しを行う場合には、
第1フイールドの書込みが終了した時点から倍速
度(垂直120Hz、水平31.5Hz)で、左、右の順に
読み出す。
本実施例では、第5図Aに示す従来方式の倍速
度、つまり第5図Bに示すように、1/120秒毎に
左眼と右眼に交互に情報が入り、かつ第1フイー
ルドだけでなく第2フイールドも利用している。
第6図に示すブロツク図は、フイールドメモリ
FMへの書込みと読み出しの関係を示したもので
ある。現行NTSC方式の場合、サンプリング周波
数は3fsc(fsc:カラー副搬送波3.58MHz)または
4fsc(14.3MHz)に選ぶことが多い。したがつて、
読み出しのサンプリング周波数は6fscまたは8fsc
とする。
以下に、本発明実施例の動作をさらに詳しく説
明する。
第1図Aは、既に説明したとおり、本発明を適
用した時分割(2眼)式立体テレビジヨン装置の
系統図を示したものである。ここでは、左右のカ
メラ16,18から得られる信号をA/D変換し、ま
ず、左右それぞれの第1フイールド用メモリに書
き込む。それに引きつづいて第2フイールドへの
書き込みに移つた時点から、第1フイールドの情
報を倍速度1/120秒で左カメラ用フイールドメモ
リから読み出し、次の1/120秒後に右カメラ用第
1フイールドメモリの情報を1/120秒で読み出す。
この間に、左右のカメラ信号については、それぞ
れ第2フイールド用メモリへの書き込みを終了す
る。
続いて第2フイールドの情報を前と同様に倍速
度(1/120秒)で左カメラ用第2フイールドメモ
リから読み出し、その1/120秒後に右カメラ用第
2フイールドメモリから読み出すようにする。
この間に、左右のカメラ信号については、それ
ぞれの第1フイールドメモリへの書き込みを終了
している。
以下、同様の動作を繰り返すことにより、左右
眼への画像呈示時間間隔を従来の倍速度で行うこ
とができる。
第7図は以上述べたことを図式化したタイミン
グチヤートであり、左カメラおよび右カメラ用の
各第1、第2フイールドメモリへの書き込みモー
ドと、読み出しモードのタイミングを示してい
る。
第8図は、これらの信号を合成した時間軸変換
メモリ出力合成信号を示す波形図である。なお、
この電気信号は送像側で構成してもよいこと勿論
である。
第8図から明らかなように、1枚の画像(例え
ばAフレーム)がフイールドメモリに書き込まれ
てからそれが完全に読み出されるまでに1/60秒と
いう固定的な遅延が生じるが、この遅延は一定で
あり、静止画および動画の再生に何ら問題は生じ
ない。
なお、テレビカメラを現行テレビジヨン方式の
2倍もしくは4倍の速度で動作させると共に、電
子シヤツタ式立体メガネもそれと同期して切換え
ることにより、同様な立体テレビジヨン装置を構
成することができる。
次に、このようにして得られた時間軸圧縮合成
信号を高品位テレビジヨン用デイスプレイへ表示
する過程について詳述する。
第1図Bは、既に説明したとおり、フイールド
メモリFMから水平周波数31.5(kHz)、垂直周波
数120(Hz)で左画像(L)および右画像(R)を
読み出した時間軸圧縮合成信号を、高品位テレビ
ジヨン用デイスプレイに表示した様子を示したも
のである。
標準の高品位テレビジヨン用デイスプレイは、
フイールド周波数が60Hzであるから、第1図Bに
示すように一つの画面上に左画像と右画像とが上
下に画面上2分されて表示される。この場合、走
査線として1125本−1050本=75本が無効となる
が、左画像および右画像は、それぞれ2:1イン
ターレースの走査線525本を有する画像として表
示される。そこで、投写管を用いた表示画像の水
平偏向振幅を予め調整して、アスペクト比が4:
3となるように設定しておくと、拡大レンズを用
いてスクリーンに投写した場合にも、4:3の画
像を得ることができる。
第9図に、高品位テレビジヨン用投写形デイス
プレイを用いて立体画像を表示した一例を示す。
本図において、画面下部に表示された右画像
(R)は、表面反射鏡Mによつて全反射され、ハ
ーフミラーHMを介して、画面上部に表示された
左画像(L)と合成されて投写拡大レンズLに導
かれる。この拡大投写された左右画像は1/120秒
毎にスクリーン上で時分割呈示されるので、第1
図Aに関して述べた1/120秒シヤツタ付メガネ
GLSを用いることにより、立体画像を観察する
ことができる。
投写管として、第9図に示すように赤、緑、青
の3本30,32,34を使用するほか、1本で
投写が可能なカラー投写管(例えば高輝度インデ
ツクストロン管)などを利用することができる。
また、投写スクリーンとしては、背面投写形ある
いは前面投写形のいずれも使用することが可能で
ある。
次に、円偏光フイルタメガネを使用して立体画
像を観察する方法について述べる。
第10図に示すように、投写管の画面上部には
左旋回の円偏光板PLを、また画面下部には右旋
回の円偏光板PRを取付けると共に、第9図と同
様にミラーMおよびハーフミラーHMを用いて上
下に2分されている左、右画像を合成し、投写用
拡大レンズLを介してスクリーン上に投写する。
一方、これらの円偏光にされた左右画像を分離
して、左眼および右眼に呈示するために、左眼に
は左旋回の円偏光フイルタを、右眼には右旋回の
円偏光フイルタを装着してスクリーン上の画像を
観察する。かかる円偏光フイルタを使用すること
の利点は、いままで立体メガネに広く使用されて
きた偏光フイルタが例えば左眼0°に対し右眼90°
の直線偏光フイルタであるために、立体画像を観
察する際、顔や首が約10度傾斜すると立体視がで
きなくなるのに対し、円偏光フイルタにはかかる
欠点がないことである。また、液晶シヤツタ式メ
ガネに比べて、コストははるかに安くなるという
利点も有する。
第11図に、上述した円偏光フイルタの動作原
理を示す。円偏光フイルタは、直線偏光板42と
1/4波長位相差板40とを組み合わせることによ
り構成することができる。この場合、1/4波長位
相差板40の表裏を逆にすれば、左旋回もしくは
右旋回の円偏光フイルタを得ることができる。但
し、1/4波長位相差板40の透過率は100%に近い
ので、円偏光フイルタの透過率はほとんど直線偏
光フイルタの透過率で決定されてしまう。
なお、上記実施例においては2:1インターレ
ース走査を行つた画像に関して述べたが、左右画
像が順次走査の場合についても、左右画像を高規
格フレームレートのデイスプレイの上下に分離し
て表示し、上記実施例と同様の光学手段を介して
立体視し得ることは勿論である。
更に、高品位テレビジヨン用受像機が水平偏向
周波数34kHzまたは64kHzのいずれでも動作し得
る場合には、フイールドメモリからの水平読み出
しを64kHzとして倍速ノンインターレース方式で
読み出せば走査線が2倍となり、画面上に左画像
と右画像とを表示することができるので、走査線
数1050本の立体テレビジヨン画像を実現すること
ができる。
次に、本発明の他の実施例について説明する。
これまで述べてきた実施例では、左又は右カメ
ラの全視野にわたる両眼視差情報を用いて、立体
視を実現するものであつた。しかし、第12図に
示す両眼視差の弁別閾に関する視覚特性
(Rawlings、1969)によれば、注視点から離れる
につれて急激に両眼視差の弁別閾が高く(つま
り、感度が低下)なる。したがつて、注視点より
±8°(視角)以上離れた領域では、両眼視差情報
は不要である。
一方、現行テレビジヨン方式および高品位テレ
ビジヨン方式における注視点分布の測定結果(山
田・福田、1984年テレビジヨン学会全国大会予稿
“視線の動きからみた高品位テレビの特徴”)は、
第13図AおよびBに示すようになつている。す
なわち、第13図Aは高品位テレビの注視点分布
の例を、第13図Bは525方式テレビの注視点分
布の例を示すものであり、99.73%の確率で視線
は図示した楕円状の領域内に含まれることにな
る。換言すれば、第13図に示した楕円状の領域
より外側の周辺領域に注視点が移動する確率はほ
とんどないものと考えられる。
以上の知見を活用すれば、全画面領域にわたつ
て、左右カメラ間の視差情報を与える必要はな
く、ほぼ第13図に示した楕円状の領域内につい
てのみ視差情報を与えるようにし、その領域より
外側の範囲については左または右カメラの情報で
代用することができる。これによつて、フイール
ドメモリの節約を図ることができ、廉価にて本実
施例を実現することが可能となる。更に、このこ
とにより、伝送帯域を圧縮することもできる。
第14図は、上記の楕円状の注視点分布(第1
3図A,B参照)に近似した視野制限を与えるた
めの回路を付加した、時分割(2眼)式立体テレ
ビジヨン方式の一例を示したものである。その後
の処理過程は、第1図Aに関して述べたとおりで
ある。
本図において、2は被写体、16および18は
テレビカメラ、50および52は視野制限回路、
54および56はゲート信号発生器、A/Dはア
ナログ・デイジタル変換器を示す。このアナロ
グ・デイジタル変換器から得られるデイジタル出
力は、第1図Aに示した4個のフイールドメモリ
FMと同様のフイールドメモリに導入される。そ
の後の処理過程は、第1図Aに関して述べたとお
りである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、高品位テレビジヨン用デイス
プレイ(およびMUSEデコードメモリ)の特徴
を利用することにより、時分割(2眼)式立体テ
レビジヨン方式の欠点である、大面積フリツカー
および垂直解像度の劣化に関する問題点を解決す
ることができるので、高品質な立体テレビ画像を
実現することができる。
さらに、本発明を適用した立体テレビジヨン装
置には、以上述べた説明からも明らかなように、
現行テレビジヨンシステムの殆んど全ての映像機
器を利用することができるという大きな利点を有
している。
【図面の簡単な説明】
第1図AおよびBは本発明に係る2眼式立体テ
レビジヨン方式を説明する図、第2図は電子シヤ
ツタを用いた従来の時分割立体テレビジヨンシス
テムを説明する図、第3図はフリツカーに対する
視覚特性を示す線図、第4図および第5図A,B
はフイールドメモリの動作態様を説明する図、第
6図はフイールドメモリの書き込みおよび読出し
について説明する図、第7図および第8図はフイ
ールドメモリの書き込み/読み出しタイミングを
説明するタイミング図、第9図および第10図は
高品位テレビ用投写形デイスプレイを用いたカラ
ー立体画像表示を説明する図、第11図は円偏光
板の構成を説明する図、第12図は両眼視差の弁
別閾に関する視覚特性を示す線図、第13図Aお
よびBは注視点の分布例を示す線図、第14図は
左カメラまたは右カメラのいずれか一方における
画像周辺部を制限するようにした時分割2眼式立
体テレビジヨン方式を説明する図である。 2……被写体、4,6……テレビカメラ、8…
…フイールド画像ミクサ、10……テレビモニ
タ、12……メガネ、14……スイツチングパル
ス発生器、16,18……テレビカメラ、20…
…スイツチングパルス発生器、A/D……アナロ
グ・デイジタル変換器、D/A……デイジタル・
アナログ変換器、FM……フイールドメモリ、
SW1〜SW4……切替スイツチ、CRT……高品
位テレビジヨンデイスプレイ、GLS……メガネ、
50,52……視野制限回路、54,56……ゲ
ート信号発生部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フイールド周期は少くとも1/60秒以下で、か
    つ、所要の解像度を有する走査線数の立体用左右
    画像を、それぞれ、前記フイールド周期の1/2に
    時間軸圧縮変換して時分割合成し、前記左右画像
    のフイールド周期と同じであつて、前記走査線数
    のほぼ2倍より多い走査線を有する表示装置に、
    その時分割合成信号を印加して前記左右画像を上
    下に分離して表示するとともに、その表示画像を
    第1の光学手段を介して同一画像領域に表示し、
    前記左右画像を、それぞれ、左右の目に対応させ
    る第2の光学手段を介して観察するようにしたこ
    とを特徴とする立体テレビジヨン画像の観察方
    法。 2 前記左右画像が2:1飛び越し走査の画像で
    あるときは、左右両画像をフイールド毎に交互
    に、かつ、順次に時間軸圧縮して時分割合成し、
    前記表示装置に印加して、前記左右画像をフイー
    ルド毎に上下に分離して表示するようにしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の立体テ
    レビジヨン画像の観察方法。 3 前記左右画像が順次走査の画像であるとき
    は、左右両画像をフレーム毎に交互に、かつ、順
    次に時間軸圧縮して時分割合成し、前記表示装置
    に印加して、前記左右画像を上下に分離して表示
    するようにしたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の立体テレビジヨン画像の観察方法。 4 前記第1の光学手段は、反射鏡と半透明鏡に
    より構成したことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項ないし第3項のいずれかに記載の立体テレビ
    ジヨン画像の観察方法。 5 前記第2の光学手段は、前記表示装置の前面
    上下に配設した左まわりおよび右まわり円偏光板
    と、左まわりおよび右まわり円偏光板を用いた眼
    鏡により構成したことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の立体テレビジヨン画像の観察方
    法。 6 前記第2光学手段は、左右の表示画像に同期
    して切換え、それぞれ対応した左右像を左右眼に
    呈示する眼鏡により構成したことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の立体テレビジヨン画像
    の観察方法。
JP60018434A 1985-02-01 1985-02-01 立体テレビジョン画像の観察方法 Granted JPS61177889A (ja)

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JPS61177889A JPS61177889A (ja) 1986-08-09
JPH0513437B2 true JPH0513437B2 (ja) 1993-02-22

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JPS61177889A (ja) 1986-08-09

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