JPH05165097A - 投写型表示装置 - Google Patents

投写型表示装置

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Publication number
JPH05165097A
JPH05165097A JP3333434A JP33343491A JPH05165097A JP H05165097 A JPH05165097 A JP H05165097A JP 3333434 A JP3333434 A JP 3333434A JP 33343491 A JP33343491 A JP 33343491A JP H05165097 A JPH05165097 A JP H05165097A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
projection
display device
mirror
housing
Prior art date
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Pending
Application number
JP3333434A
Other languages
English (en)
Inventor
Fusaaki Yamada
房明 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3333434A priority Critical patent/JPH05165097A/ja
Publication of JPH05165097A publication Critical patent/JPH05165097A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設置位置が限定されない投写型表示を得る。 【構成】筐体11の投写口11a に蓋20を設け、使用時にこ
の蓋20を開くことにより、蓋20に取付けられた反射ミラ
ー17が所定の角度に設置され画像を反射投写するように
構成されている。この反射ミラー17を取付けた蓋20の設
置角度が任意に調整できるようになっているか、又は、
開いた蓋20は固定しておき、蓋20に設置した反射ミラー
17を回動自在に調整できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、設置位置が限定されな
い投写型表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は例えば特開昭63−247720
号公報に示された従来の投写型表示装置を示す原理図で
ある。図において、1は反射鏡2を有する光源、4aお
よび4bはコンデンサレンズで、その間に赤外線フィル
ター3が設置されている。6は偏光パネルで、その先に
色分離用のダイクロイックミラー5a、5bと色合成用
のダイクロイックミラー5c、5dおよび全反射ミラー
10a、10bが所定の位置に設置されている。一方、
前記色分離用ダイクロイックミラー5a、5bによって
色分離された各光路上には、各々の光を受けるように透
過型液晶パネル7a、7b、7cが配置されている。8
は投写レンズ、9は投写画像を映すスクリーンである。
【0003】次に動作について説明する。各透過型液晶
パネル7a、7b、7cには電気信号によりモノクロー
ム画像が形成されている。今、光源1から照射された白
色光は、直接または反射鏡2で反射され、コンデンサレ
ンズ4aを通り赤外線フィルター3により白色光の熱線
部分が除去された後、コンデンサレンズ4bと偏光パネ
ル6を通り光分離用の第1のダイクロイックミラー5a
に入射される。ここでは赤色光のみが直角方向に反射さ
れ、青色光、緑色光は透過して第2のダイクロイックミ
ラー5bに入るが、ここでは青色光のみを直角方向に反
射し緑色光は透過する。次に、透過した緑色光は透過型
液晶パネル7cに入射し、モノクローム画像を緑色に光
変調した後、色合成用のダイクロイックミラー5dによ
り直角方向に反射させられ投写レンズ8に入射する。一
方、前記ダイクロイックミラー5aによって分離された
赤色光は、全反射ミラー10bで直角方向に反射させら
れて透過型液晶パネル7aに入射し、モノクローム画像
を赤色に光変調した後、色合成用のダイクロイックミラ
ー5c、5dを透過して投写レンズ8に入射する。同様
に、前記ダイクロイック5bによって分離された青色光
は、透過型液晶パネル7bに入射し、モノクローム画像
を青色に光変調した後、色合成用のダイクロイックミラ
ー5cで直角方向に反射させられその先のダイクロイッ
クミラー5dを透過して投写レンズ8に入射する。
【0004】このように、赤、青、緑の3原色の画像情
報が色合成用のダイクロイックミラー5c、5dにより
合成され投写レンズ8により拡大投影されたカラー画像
がスクリーン9に映し出されるが、このような構成をも
った従来の装置では、スクリーン上のカラー画像の映写
位置をずらすためには、例えば図8に示すような方法が
用いられていた。すなわち、図8において、床27から
スクリーン9の中央までの高さXに映写位置をあわせよ
うとすると適当な高さの置台26aや置台26bを必要
な高さに積み重ね、その上に投写型表示装置25を設置
していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の投写型表示装置
は以上のように構成されているので、スクリーン上での
上下左右の所定の位置に、装置から投写される画像の光
軸が合うように装置を設置しなければならなく、装置の
設置位置が制限されるばかりか、装置が設置される高さ
に応じた置台を必要とするなどの問題点があった。
【0006】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、スクリーンの位置と無関係に装
置から投写される画像の光軸をスクリーンの所定の位置
に合わせることのできる投写型表示装置を得ることを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る投写型表示
装置は、筐体の投写口に蓋を設け、この蓋を装置使用時
に開くことにより蓋に取付けられた反射ミラーが所定の
角度に設置されるように構成し、しかも設置角度を任意
に調整できるようにしたものである。
【0008】
【作用】本発明における投写型表示装置は、投写口の蓋
に取付けられた反射ミラーの設置角度を外部より調整す
ることにより、光軸に対して投影される画像の投影角度
を変更できる。
【0009】
【実施例】
実施例1.以下、本発明を図に基づいて説明する。図1
は本発明の一実施例による投写型表示装置を示す原理図
である。図において、1〜11は従来例で説明をしたも
のと同一であるので省略する。12は全反射ミラー13
が固定ミラーホルダー14に押え板15とネジ16とで
固定された固定ミラーで、筐体11の所定の位置にネジ
16で取付けられている。17は、前記固定ミラー12
と同様に全反射ミラー13が可変ミラーホルダー18に
押え板15とネジ16とで固定された可変ミラーで、同
期軸19で筐体11に回転自在に取付けられた投写口1
1aの蓋20にネジ16で取付けられている。
【0010】この固定ミラー12と可変ミラー17の近
傍を詳細に示した図が、図2、図3であり投写レンズ8
の前記固定ミラー12が筐体11の内部に所定の角度で
設置されている。また蓋20に取付けられた前記可変ミ
ラー17の可変ミラーホルダー18には、外周面に歯車
が形成されたアーム部18aが設けられており、このア
ーム部18aの歯車とかみ合う車歯部22aを一端に有
し他端を筐体11の外部に突出させた調整つまみ22が
筐体11に設置されている。23は前記同期軸19が貫
通する蓋20の軸受部20aと筐体内壁との間の位置
で、同期軸19に取付けられた圧縮バネである。
【0011】次に動作について説明する。従来装置と同
様の光路を動作を経て赤、青、緑の3原色に分離された
光が、各色に対応した透過型液晶パネル7a〜7cの画
像を光変調させ再び色合成して投写レンズに入射するこ
とは従来装置と同じである。
【0012】本発明の特徴的な点は、投写口レンズ8よ
り出た光は、その先に設置された固定ミラー12で反射
され投写口11aより投写されるが、投写口の蓋20に
取付けられた可変ミラー17で反射し進行方向を変えら
れてスクリーン9上にカラー画像を映し出す。ここで、
蓋20は同期軸19を中心として回動自在であり、筐体
11外側の調整つまみをまわすことにより端部の歯車部
22aが回転し、この歯車部22aとかみ合っているア
ーム部18aを備えた可変ミラー17を同期軸19を中
心に回動させる。この動作により可変ミラーホルダーに
取付けられた全反射ミラーも回動するので、光軸に対す
る設置角度が変化し投写角度を変更することができる。
【0013】一方、同期軸19に取付けられた圧縮バネ
23により蓋20の軸受部20aを両側から押えつけて
いるので蓋20は任意の角度で静止することができ、し
かも、装置に振動その他の外力が加わっても蓋20は動
かないようになっている。従って、可変ミラー17も角
度調整が終った後もその姿勢を維持しつづけることがで
きる。
【0014】実施例2.なお、上記実施例では3枚の透
過型液晶パネル7a〜7cを用いて光源から出た白色光
をダイクロイックミラー5a〜5dで赤、青、緑に分離
・合成し、投写レンズ8の先の2枚の全反射ミラー13
を用いて合成した画像の投写角度を変更する例を示した
が、図4に示すように1枚のカラー液晶パネルを用いて
も、あるいは投写レンズの先に可変ミラー17を1枚だ
け設けたものであってもよい。
【0015】実施例3.さらに、図5に示すように蓋2
0を貫通し、間に圧縮バネ23を配した調整ネジ24を
可変ミラーホルダー18にネジ込み、蓋20と可変ミラ
ーホルダー18との間隔を調整できるようにし、一方、
可変ミラーホルダー18の他端には、蓋20に設けられ
た支持部20bで回動自在に保持することにより、蓋2
0は所定の位置に固定し可変ミラーホルダー18の設置
角度を変えてもよい。
【0016】実施例4.また、図6に示すように可変ミ
ラー17を横方向に配置することにより投写される画像
を横方向に移動させることもできる。さらに、可変ミラ
ー17を縦方向および横方向の両方に可変可能とするこ
とにより全ての方向に対して画像を移動させることがで
きる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば筐体の投
写口に蓋を設け、この蓋に取付けられた反射ミラーを介
してカラー画像が投写されるので、該反射ミラーの設置
角度を調整することにより投写角度が変更でき、スクリ
ーンの位置に関係なく投写する部屋のいかなる位置にで
も装置を設置し得る効果がある。
【0018】また、動作させないときは蓋を閉じるの
で、可変ミラーも筐体内に収納され小スペース化ができ
る他、筐体内部への塵の侵入を防ぐ効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による投写型表示装置を示す
原理図である。
【図2】本発明の一実施例による投写型表示装置を示す
実体断面図である。
【図3】本発明の一実施例による投写型表示装置を示す
実体斜視図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す原理図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す原理図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す原理図である。
【図7】従来の投写型表示装置を示す原理図である。
【図8】従来の投写型表示装置の設置方法を示す側面図
である。
【符号の説明】
1 光源 7 透過型液晶パネル 8 投写レンズ 9 スクリーン 11 筐体 12 固定ミラー 17 可変ミラー 20 蓋
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の投写型表示装置
は以上のように構成されているので、スクリーン上での
上下左右の所定の位置に、装置から投写される画像の光
軸が合うように装置を設置しなければならなく、装置の
設置位置が制限されるばかりか、装置が設置される高さ
に応じた置台もしくは、装置全体を傾けるための傾斜台
を必要とするなどの問題点があった。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】この固定ミラー12と可変ミラー17の近
傍を詳細に示した図が、図2、図3であり投写レンズ8
前方に前記固定ミラー12が筐体11の内部に所定の
角度で設置されている。また蓋20に取付けられた前記
可変ミラー17の可変ミラーホルダー18には、外周面
に歯車が形成されたアーム部18aが設けられており、
このアーム部18aの歯車とかみ合う車歯部22aを一
端に有し他端を筐体11の外部に突出させた調整つまみ
22が筐体11に設置されている。23は前記同期軸1
9が貫通する蓋20の軸受部20aと筐体内壁との間の
位置で、同期軸19に取付けられた圧縮バネである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】次に動作について説明する。従来装置と同
様の光路動作を経て赤、青、緑の3原色に分離された
光が、各色に対応した透過型液晶パネル7a〜7cの画
像を光変調させ再び色合成して投写レンズに入射するこ
とは従来装置と同じである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば筐体の投
写口に蓋を設け、この蓋に取付けられた反射ミラーを介
してカラー画像が投写されるので、該反射ミラーの設置
角度を調整することにより投写角度が変更でき、スクリ
ーンの位置に関係なく投写する部屋のいかなる位置にで
高さや傾きを調整するための置台や傾斜台なしで装置
を設置し得る効果がある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内部の光源と投写レンズの間に液晶
    パネルを備え、前記光源から照射された光を前記液晶パ
    ネルで光変調した後、前記投写レンズで筐体外部に設置
    されたスクリーン上に拡大投影する投写型表示装置にお
    いて、影像が投写される筐体の投写口に回動自在の蓋を
    設け、該蓋の内側に反射ミラーを取付け、前記蓋の設置
    角度が任意に可変することを特徴とする投写型表示装
    置。
  2. 【請求項2】 影像が投写される筐体の投写口に回動自
    在の蓋を設け、該蓋の内側に設置角度が任意に調整でき
    る反射ミラーを取付けたことを特徴とする請求項第1項
    記載の投写型表示装置。
JP3333434A 1991-12-17 1991-12-17 投写型表示装置 Pending JPH05165097A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3333434A JPH05165097A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 投写型表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3333434A JPH05165097A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 投写型表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05165097A true JPH05165097A (ja) 1993-06-29

Family

ID=18266065

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3333434A Pending JPH05165097A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 投写型表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05165097A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6877862B2 (en) 2002-03-20 2005-04-12 Nec Viewtechnology, Ltd. Projector
JP2009300934A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Seiko Epson Corp プロジェクタ
JP2010145451A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Canon Inc 画像投射装置
US8113666B2 (en) 2008-03-19 2012-02-14 Seiko Epson Corporation Projector and reflection apparatus with adjustable reflection section
JP2018097381A (ja) * 2018-02-02 2018-06-21 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター、及び、プロジェクターの表示制御方法

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