JP2001319968A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トレンチ内に埋め込まれた高密度プラズマ酸
化膜の応力を緩和するようにした半導体装置の製造方法
を提供する。 【解決手段】 素子分離領域を有する半導体装置の製造
方法において、シリコン基板1にトレンチ4を形成し、
トレンチ4が完全に埋め込まれないようにトレンチ4内
に高密度プラズマ酸化膜6を成膜し、その後、高密度プ
ラズマ酸化膜6に対して熱処理を行い、プラズマ酸化膜
6,7の成膜と熱処理とを複数回繰り返して、トレンチ
4内に完全に高密度プラズマ酸化膜6,7を埋め込むこ
とにより素子分離領域を形成する。
化膜の応力を緩和するようにした半導体装置の製造方法
を提供する。 【解決手段】 素子分離領域を有する半導体装置の製造
方法において、シリコン基板1にトレンチ4を形成し、
トレンチ4が完全に埋め込まれないようにトレンチ4内
に高密度プラズマ酸化膜6を成膜し、その後、高密度プ
ラズマ酸化膜6に対して熱処理を行い、プラズマ酸化膜
6,7の成膜と熱処理とを複数回繰り返して、トレンチ
4内に完全に高密度プラズマ酸化膜6,7を埋め込むこ
とにより素子分離領域を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板に形成
されたトレンチ内に素子分離領域を形成するための半導
体装置の製造方法に関する。
されたトレンチ内に素子分離領域を形成するための半導
体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、半導体装置では、集積された
素子間を電気的に分離することが重要な要素の一つとな
っている。
素子間を電気的に分離することが重要な要素の一つとな
っている。
【0003】この目的のために、通常は、シリコン基板
にトレンチ(溝)を掘って絶縁物で埋め込むというトレ
ンチ素子分離法という手法が採用されている。微細なト
レンチを埋め込まなければならないことから、埋設材料
としては高密度プラズマ酸化膜が一般に用いられてい
る。
にトレンチ(溝)を掘って絶縁物で埋め込むというトレ
ンチ素子分離法という手法が採用されている。微細なト
レンチを埋め込まなければならないことから、埋設材料
としては高密度プラズマ酸化膜が一般に用いられてい
る。
【0004】しかしながら、この手法では、高密度プラ
ズマ酸化膜が成膜直後に大きな応力を持っているため、
トランジスタの性能が低下するという問題が起こる。
ズマ酸化膜が成膜直後に大きな応力を持っているため、
トランジスタの性能が低下するという問題が起こる。
【0005】例えば、IEDM (International Electron D
evice Meeting) Technical Digest(1999, pp.827-830)
にはトレンチ素子分離部による圧縮応力がトランジスタ
部にかかることによりNMOSトランジスタの性能が低下す
ることが記載されている。
evice Meeting) Technical Digest(1999, pp.827-830)
にはトレンチ素子分離部による圧縮応力がトランジスタ
部にかかることによりNMOSトランジスタの性能が低下す
ることが記載されている。
【0006】そこで、例えば、特開平11-176924号公報
には、トレンチ内壁に応力緩衝層としてシリコン窒化膜
等を薄く成膜するすることが開示されている。
には、トレンチ内壁に応力緩衝層としてシリコン窒化膜
等を薄く成膜するすることが開示されている。
【0007】ここで、この従来の製造方法を、図5及び
図6を参照して説明する。
図6を参照して説明する。
【0008】まず、図5(a)に示すように、シリコン基
板51上にパッド酸化膜52とパッド窒化膜53を成膜
し、フォトリソグラフィ工程とエッチングによりトレン
チパターンを形成する。パッド酸化膜52は一般に熱酸
化で形成し、シリコン基板51とパッド窒化膜53の間
の応力を緩和させる役割をする。
板51上にパッド酸化膜52とパッド窒化膜53を成膜
し、フォトリソグラフィ工程とエッチングによりトレン
チパターンを形成する。パッド酸化膜52は一般に熱酸
化で形成し、シリコン基板51とパッド窒化膜53の間
の応力を緩和させる役割をする。
【0009】次に、図5(b)に示すように、パッド窒化
膜パターンをマスクとして、シリコン基板51をエッチ
ングしてトレンチTを形成する。
膜パターンをマスクとして、シリコン基板51をエッチ
ングしてトレンチTを形成する。
【0010】続いて、エッチング時に発生するトレンチ
T近傍の結晶欠陥を回復させるために、トレンチTの側
壁と底部に熱酸化膜54を形成する。そして、後続工程
で形成される高密度プラズマ酸化膜の応力を緩和させる
ための緩衝層55としてシリコン窒化膜(20〜100Å)
を形成する。
T近傍の結晶欠陥を回復させるために、トレンチTの側
壁と底部に熱酸化膜54を形成する。そして、後続工程
で形成される高密度プラズマ酸化膜の応力を緩和させる
ための緩衝層55としてシリコン窒化膜(20〜100Å)
を形成する。
【0011】次に、図5(c)に示すように、トレンチT
の内部を高密度プラズマ酸化膜56で埋設し、化学的機
械的研磨(CMP)によって、トレンチT部分以外の高密
度プラズマ酸化膜11を除去する。
の内部を高密度プラズマ酸化膜56で埋設し、化学的機
械的研磨(CMP)によって、トレンチT部分以外の高密
度プラズマ酸化膜11を除去する。
【0012】次に、図6に示すように、パッド窒化膜5
3とパッド酸化膜52をウェットエッチングによって除
去して活性領域を露出させる。これ以降はトランジスタ
素子形成工程に続く。この技術はトレンチTの内壁に応
力緩衝層55を形成しているので、高密度プラズマ酸化
膜56の応力緩和には一応の効果を奏している。
3とパッド酸化膜52をウェットエッチングによって除
去して活性領域を露出させる。これ以降はトランジスタ
素子形成工程に続く。この技術はトレンチTの内壁に応
力緩衝層55を形成しているので、高密度プラズマ酸化
膜56の応力緩和には一応の効果を奏している。
【0013】しかし、高密度プラズマ酸化膜56の圧縮
応力を緩和させるためには引っ張り応力を持つシリコン
窒化膜を緩衝層55とするのが望ましいが、トレンチT
内の高密度プラズマ酸化膜56は緩衝層55に対して体
積があるため、薄いシリコン窒化膜では十分ではない。
応力を緩和させるためには引っ張り応力を持つシリコン
窒化膜を緩衝層55とするのが望ましいが、トレンチT
内の高密度プラズマ酸化膜56は緩衝層55に対して体
積があるため、薄いシリコン窒化膜では十分ではない。
【0014】また、シリコン窒化膜は膜中の窒素含有量
が多いほど大きな引っ張り応力を持つが、窒素含有量を
増やすと膜の絶縁性が損なわれるため、応力の大きい窒
化膜を用いるのは適当ではないという問題もある。
が多いほど大きな引っ張り応力を持つが、窒素含有量を
増やすと膜の絶縁性が損なわれるため、応力の大きい窒
化膜を用いるのは適当ではないという問題もある。
【0015】同じ理由から、シリコン窒化膜からなる緩
衝層55を厚くすることも望ましくない。また、シリコ
ン基板51との応力差が大きいとシリコン基板51に結
晶欠陥が入るので、この点からもあまり応力の大きい膜
を緩衝層55として使うことはできない。
衝層55を厚くすることも望ましくない。また、シリコ
ン基板51との応力差が大きいとシリコン基板51に結
晶欠陥が入るので、この点からもあまり応力の大きい膜
を緩衝層55として使うことはできない。
【0016】例えば、特開平5-304205号公報には、上述
したシリコン窒化膜の欠点を考慮して、窒素とシリコン
の組成比が異なるシリコン窒化膜でトレンチを埋め込む
技術が開示されている。
したシリコン窒化膜の欠点を考慮して、窒素とシリコン
の組成比が異なるシリコン窒化膜でトレンチを埋め込む
技術が開示されている。
【0017】この従来の製造方法を図7を参照して説明
する。
する。
【0018】まず、図7(a)に示すように、シリコン基
板71内に、トレンチをパターニングした後でシリコン
酸化膜72を成膜し、その上に窒素含有量の小さい(応
力は小さく絶縁性が高い)第1シリコン窒化膜73を成
膜する。
板71内に、トレンチをパターニングした後でシリコン
酸化膜72を成膜し、その上に窒素含有量の小さい(応
力は小さく絶縁性が高い)第1シリコン窒化膜73を成
膜する。
【0019】さらに、窒素含有量の大きい(応力は大き
く絶縁性が低い)第2シリコン窒化膜74でトレンチを
埋め込む。第2シリコン窒化膜74の応力のシリコン基
板への影響は第1シリコン窒化膜73で低減されるとし
ている。
く絶縁性が低い)第2シリコン窒化膜74でトレンチを
埋め込む。第2シリコン窒化膜74の応力のシリコン基
板への影響は第1シリコン窒化膜73で低減されるとし
ている。
【0020】次に、図7(b)に示すように、CMPによって
トレンチ部分以外の膜を除去して活性領域を露出させ
る。
トレンチ部分以外の膜を除去して活性領域を露出させ
る。
【0021】しかし、この技術にも問題がある。図7に
は示されていないが、CMPによってトレンチを何らかの
膜で埋め込む場合は、前述したようにパッド膜をCMP停
止層として用いてシリコン基板が掘れないようにする必
要がある。
は示されていないが、CMPによってトレンチを何らかの
膜で埋め込む場合は、前述したようにパッド膜をCMP停
止層として用いてシリコン基板が掘れないようにする必
要がある。
【0022】この技術ではトレンチ内をシリコン窒化膜
で埋め込むので、シリコン酸化膜等(窒化膜と膜質の異
なる材料)をパッド膜として用いることになる。
で埋め込むので、シリコン酸化膜等(窒化膜と膜質の異
なる材料)をパッド膜として用いることになる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
シリコン窒化膜の方がシリコン酸化膜よりも硬いので、
シリコン酸化膜をCMPストッパーにして良好にトレンチ
素子分離を形成するのは難しい。CMPストッパーとして
シリコン窒化膜を、トレンチ埋め込み材料としてはシリ
コン酸化膜を用いるのが良い。
シリコン窒化膜の方がシリコン酸化膜よりも硬いので、
シリコン酸化膜をCMPストッパーにして良好にトレンチ
素子分離を形成するのは難しい。CMPストッパーとして
シリコン窒化膜を、トレンチ埋め込み材料としてはシリ
コン酸化膜を用いるのが良い。
【0024】一方、トレンチ内を高密度プラズマ酸化膜
で埋め込む場合、酸化膜成膜後やCMP後に700−10
00℃の熱処理を行って凝縮させて応力を緩和する技術
が知られている。しかし、トレンチ内を完全に埋め込ん
だ後の熱処理では酸化膜はシリコン基板に水平な方向に
は動きようがないため、その応力緩和効果は十分ではな
い。
で埋め込む場合、酸化膜成膜後やCMP後に700−10
00℃の熱処理を行って凝縮させて応力を緩和する技術
が知られている。しかし、トレンチ内を完全に埋め込ん
だ後の熱処理では酸化膜はシリコン基板に水平な方向に
は動きようがないため、その応力緩和効果は十分ではな
い。
【0025】そこで、本発明は、上記従来技術の問題点
に鑑みて成されたものであり、その目的は、トレンチ内
に埋め込まれた高密度プラズマ酸化膜の応力を緩和する
ようにした半導体装置の製造方法を提供することにあ
る。
に鑑みて成されたものであり、その目的は、トレンチ内
に埋め込まれた高密度プラズマ酸化膜の応力を緩和する
ようにした半導体装置の製造方法を提供することにあ
る。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、素子分離領域を有する半導体装置の製
造方法において、半導体基板にトレンチを形成し、トレ
ンチが完全に埋め込まれないように、トレンチ内に高密
度プラズマ酸化膜を成膜し、その後、高密度プラズマ酸
化膜に対して熱処理を行い、このプラズマ酸化膜の成膜
と熱処理とを複数回繰り返して、トレンチ内に完全に高
密度プラズマ酸化膜を埋め込むことにより素子分離領域
を形成する。
に、本発明では、素子分離領域を有する半導体装置の製
造方法において、半導体基板にトレンチを形成し、トレ
ンチが完全に埋め込まれないように、トレンチ内に高密
度プラズマ酸化膜を成膜し、その後、高密度プラズマ酸
化膜に対して熱処理を行い、このプラズマ酸化膜の成膜
と熱処理とを複数回繰り返して、トレンチ内に完全に高
密度プラズマ酸化膜を埋め込むことにより素子分離領域
を形成する。
【0027】ここで、前記熱処理は、前記高密度プラズ
マ酸化膜の有する応力を緩和するために実施される。
マ酸化膜の有する応力を緩和するために実施される。
【0028】この場合、前記熱処理は、700℃から1
000℃の範囲内で実施されることが好ましい。
000℃の範囲内で実施されることが好ましい。
【0029】また、前記成膜される最初の高密度プラズ
マ酸化膜は、好ましくは、トレンチの幅の1/2より薄い
膜厚を有する。
マ酸化膜は、好ましくは、トレンチの幅の1/2より薄い
膜厚を有する。
【0030】ここで、前記高密度プラズマ酸化膜は、高
密度プラズマCVD法により形成されたシリコン酸化膜で
ある。
密度プラズマCVD法により形成されたシリコン酸化膜で
ある。
【0031】また、本発明では、素子分離領域を有する
半導体装置の製造方法において、半導体基板にトレンチ
を形成し、トレンチが完全に埋め込まれないように、ト
レンチ内に第1の高密度プラズマ酸化膜を成膜し、第1
の高密度プラズマ酸化膜に対して第1の熱処理を行い、
トレンチ内の隙間に第2の高密度プラズマ酸化膜を成膜
し、第2の高密度プラズマ酸化膜に対して第2の熱処理
を行い、これにより、トレンチ内に高密度プラズマ酸化
膜を完全に埋め込んで素子分離領域を形成する。
半導体装置の製造方法において、半導体基板にトレンチ
を形成し、トレンチが完全に埋め込まれないように、ト
レンチ内に第1の高密度プラズマ酸化膜を成膜し、第1
の高密度プラズマ酸化膜に対して第1の熱処理を行い、
トレンチ内の隙間に第2の高密度プラズマ酸化膜を成膜
し、第2の高密度プラズマ酸化膜に対して第2の熱処理
を行い、これにより、トレンチ内に高密度プラズマ酸化
膜を完全に埋め込んで素子分離領域を形成する。
【0032】ここで、前記第1及び第2の熱処理は、前
記第1及び第2の高密度プラズマ酸化膜の有する応力を
緩和するためにそれぞれ実施される。
記第1及び第2の高密度プラズマ酸化膜の有する応力を
緩和するためにそれぞれ実施される。
【0033】この場合、前記第1及び第2の熱処理の内
の少なくとも一方は、700℃から1000℃の範囲内
で実施されることが望ましい。
の少なくとも一方は、700℃から1000℃の範囲内
で実施されることが望ましい。
【0034】さらに、前記第1及び第2の熱処理は、窒
素雰囲気内で実施されることが好ましい。
素雰囲気内で実施されることが好ましい。
【0035】また、前記第1の高密度プラズマ酸化膜
は、好ましくは、トレンチの幅の1/2より薄い膜厚を有
する。
は、好ましくは、トレンチの幅の1/2より薄い膜厚を有
する。
【0036】ここで、前記第1及び第2の高密度プラズ
マ酸化膜は、高密度プラズマCVD法により形成されたシ
リコン酸化膜である。
マ酸化膜は、高密度プラズマCVD法により形成されたシ
リコン酸化膜である。
【0037】
【作用】本発明では、トレンチ素子分離方法において、
トレンチ内を高密度プラズマCVD法によるシリコン酸化
膜(高密度プラズマ酸化膜)で埋め込むときに、トレン
チ幅の1/2より薄い膜厚の酸化膜成膜と高温熱処理を繰
り返すようにした。
トレンチ内を高密度プラズマCVD法によるシリコン酸化
膜(高密度プラズマ酸化膜)で埋め込むときに、トレン
チ幅の1/2より薄い膜厚の酸化膜成膜と高温熱処理を繰
り返すようにした。
【0038】具体的には、トレンチ内に隙間(空間)が
できる程度に高密度プラズマ酸化膜を成膜し、例えば、
500-1000℃の熱処理を行って応力を緩和する。この工程
を2回以上くりかえしてトレンチを埋め込む。
できる程度に高密度プラズマ酸化膜を成膜し、例えば、
500-1000℃の熱処理を行って応力を緩和する。この工程
を2回以上くりかえしてトレンチを埋め込む。
【0039】トレンチに隙間のある状態で、つまり膜変
形の自由度がある状態で、高密度プラズマ酸化膜に熱処
理を施すため効果的に応力を緩和することが可能であ
る。
形の自由度がある状態で、高密度プラズマ酸化膜に熱処
理を施すため効果的に応力を緩和することが可能であ
る。
【0040】従って、トレンチ素子分離部の応力を小さ
くでき、高性能の半導体装置を製造可能である。
くでき、高性能の半導体装置を製造可能である。
【0041】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明の第
1の実施の形態を、図1及び図2を参照して説明する。
1の実施の形態を、図1及び図2を参照して説明する。
【0042】まず、図1(a)に示すように、シリコン基
板1上に、厚さ100Åのパッド酸化膜2と厚さ2000Åの
パッド窒化膜3とをそれぞれ成膜し、リソグラフィ技術
とエッチングによってトレンチ形状(トレンチパター
ン)に加工する。
板1上に、厚さ100Åのパッド酸化膜2と厚さ2000Åの
パッド窒化膜3とをそれぞれ成膜し、リソグラフィ技術
とエッチングによってトレンチ形状(トレンチパター
ン)に加工する。
【0043】次に、図1(b)に示すように、パッド窒化
膜3をマスクとしてシリコン基板1を深さ0.4μmだけ
エッチングしてトレンチ4を形成する。その後、トレン
チ側壁と底部に熱酸化膜5を100Åの膜厚で形成する。
これはトレンチエッチングによって発生した結晶欠陥を
回復させるために必要なものである。
膜3をマスクとしてシリコン基板1を深さ0.4μmだけ
エッチングしてトレンチ4を形成する。その後、トレン
チ側壁と底部に熱酸化膜5を100Åの膜厚で形成する。
これはトレンチエッチングによって発生した結晶欠陥を
回復させるために必要なものである。
【0044】次に、図1(c)に示すように、第1の高密
度プラズマ酸化膜6を成膜する。この膜厚はトレンチが
完全に埋まってしまわないように設定する。
度プラズマ酸化膜6を成膜する。この膜厚はトレンチが
完全に埋まってしまわないように設定する。
【0045】例えば、最小幅0.4μmのトレンチ素子分
離領域を形成したいのであれば、トレンチ幅の1/2より
薄い膜厚、例えば1000Åに成膜する。
離領域を形成したいのであれば、トレンチ幅の1/2より
薄い膜厚、例えば1000Åに成膜する。
【0046】続いて、窒素雰囲気で800℃、10分の熱処
理を行い、成膜時に第1の高密度プラズマ酸化膜6が持
つ応力を緩和する。
理を行い、成膜時に第1の高密度プラズマ酸化膜6が持
つ応力を緩和する。
【0047】次に、図2(a)に示すように、トレンチ
の隙間(空間)に、第2の高密度プラズマ酸化膜7を成
膜する。続いて、所望の熱処理(700℃〜1000℃程度)
を行う。このようにして、図2(a)に示すように、トレ
ンチ内をシリコン酸化膜で埋め込む。この例では、第2
の高密度プラズマ酸化膜7で完全にトレンチを埋め込ん
でいるので、高密度プラズマ酸化膜の成膜工程と熱処理
工程とが2回繰り返されたことになる。
の隙間(空間)に、第2の高密度プラズマ酸化膜7を成
膜する。続いて、所望の熱処理(700℃〜1000℃程度)
を行う。このようにして、図2(a)に示すように、トレ
ンチ内をシリコン酸化膜で埋め込む。この例では、第2
の高密度プラズマ酸化膜7で完全にトレンチを埋め込ん
でいるので、高密度プラズマ酸化膜の成膜工程と熱処理
工程とが2回繰り返されたことになる。
【0048】次に、図2(b)に示すように、CMP(ケミカ
ル・メカニカル・ポリッシング)によってトレンチ以外
の第1及び第2の高密度プラズマ酸化膜6,7を除去す
る。CMPはパッド窒化膜3が露出した時点で停止させ
る。
ル・メカニカル・ポリッシング)によってトレンチ以外
の第1及び第2の高密度プラズマ酸化膜6,7を除去す
る。CMPはパッド窒化膜3が露出した時点で停止させ
る。
【0049】次に、図2(c)に示すように、パッド窒化
膜3とパッド酸化膜2をウェットエッチングによって除
去して活性領域を露出させる。これ以降は、トランジス
タ素子形成工程に続く。
膜3とパッド酸化膜2をウェットエッチングによって除
去して活性領域を露出させる。これ以降は、トランジス
タ素子形成工程に続く。
【0050】この第1の実施の形態による方法では、ト
レンチ内に隙間(空間)を残す程度の膜厚の高密度プラ
ズマ酸化膜の成膜と熱処理を繰り返しているので、熱処
理によって高密度プラズマ酸化膜が収縮あるいは膨張す
るときの自由度が大きい。従って、効果的に膜応力を緩
和することができるという利点が得られる。
レンチ内に隙間(空間)を残す程度の膜厚の高密度プラ
ズマ酸化膜の成膜と熱処理を繰り返しているので、熱処
理によって高密度プラズマ酸化膜が収縮あるいは膨張す
るときの自由度が大きい。従って、効果的に膜応力を緩
和することができるという利点が得られる。
【0051】ここで、上記第1の実施の形態において、
一度に成膜する高密度プラズマ酸化膜の膜厚や熱処理温
度は上記の値に限定されるものではない。
一度に成膜する高密度プラズマ酸化膜の膜厚や熱処理温
度は上記の値に限定されるものではない。
【0052】特に、熱処理温度は700℃〜1000℃程度で
あれば効果がある。成膜と熱処理の回数は2回以上であ
れば何回であっても良い。
あれば効果がある。成膜と熱処理の回数は2回以上であ
れば何回であっても良い。
【0053】また、最上層の高密度プラズマ酸化膜に対
する熱処理はCMP後に行っても良い。この例では、図2
(a)の段階で熱処理を行ったが、図2(b)の段階で熱処理
を行っても良い。その理由は、最後に成膜する高密度プ
ラズマ酸化膜はトレンチ内に大量に残存するわけではな
いので、その膜応力の寄与は比較的小さいからである。
する熱処理はCMP後に行っても良い。この例では、図2
(a)の段階で熱処理を行ったが、図2(b)の段階で熱処理
を行っても良い。その理由は、最後に成膜する高密度プ
ラズマ酸化膜はトレンチ内に大量に残存するわけではな
いので、その膜応力の寄与は比較的小さいからである。
【0054】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態を図3及び図4を参照して説明する。
の実施の形態を図3及び図4を参照して説明する。
【0055】前記第1の実施の形態では、トレンチを高
密度プラズマ酸化膜で完全に埋め込んでからCMPを行う
方法であった。熱収縮率あるいは熱膨張率が非常に大き
い高密度プラズマ酸化膜を用いる場合、全面に膜がある
状態で熱処理を行うとトレンチ近傍のシリコン基板に結
晶欠陥が入る可能性がある。本実施の形態ではその問題
を回避する方法を示す。
密度プラズマ酸化膜で完全に埋め込んでからCMPを行う
方法であった。熱収縮率あるいは熱膨張率が非常に大き
い高密度プラズマ酸化膜を用いる場合、全面に膜がある
状態で熱処理を行うとトレンチ近傍のシリコン基板に結
晶欠陥が入る可能性がある。本実施の形態ではその問題
を回避する方法を示す。
【0056】まず、前記第1の実施の形態と同様に、図
3(a)に示すように幅0.4μm、深さ0.4μmトレンチ4
を形成する。
3(a)に示すように幅0.4μm、深さ0.4μmトレンチ4
を形成する。
【0057】次に、図3(b)に示すように、第1の高密
度プラズマ酸化膜6を1000Åの膜厚で成膜する。
度プラズマ酸化膜6を1000Åの膜厚で成膜する。
【0058】次に、図3(c)に示すように、CMPによって
パッド窒化膜3上の第1高密度プラズマ酸化膜6を除去
した上で、窒素雰囲気で800℃、10分の熱処理を行う。
パッド窒化膜3上の第1高密度プラズマ酸化膜6を除去
した上で、窒素雰囲気で800℃、10分の熱処理を行う。
【0059】次に、図4(a)に示すように、さらに第2
の高密度プラズマ酸化膜7を1000Åの膜厚で成膜してト
レンチを完全に埋め込む。
の高密度プラズマ酸化膜7を1000Åの膜厚で成膜してト
レンチを完全に埋め込む。
【0060】次に、図4(b)に示すように、CMPを行いト
レンチ以外の第2の高密度プラズマ酸化膜7を除去す
る。そして窒素雰囲気で800℃、10分の熱処理を行う。
レンチ以外の第2の高密度プラズマ酸化膜7を除去す
る。そして窒素雰囲気で800℃、10分の熱処理を行う。
【0061】次に、図4(c)に示すように、パッド窒化
膜3とパッド酸化膜2をウェットエッチングによって除
去する。
膜3とパッド酸化膜2をウェットエッチングによって除
去する。
【0062】本実施の形態による方法では、トレンチ内
に高密度プラズマ酸化膜を成膜してパッド窒化膜上の膜
を除去してから熱処理を行う。従って、熱収縮率あるい
は熱膨張率が非常に大きい高密度プラズマ酸化膜であっ
ても、シリコン基板に結晶欠陥を発生させることなく応
力を緩和することができる。
に高密度プラズマ酸化膜を成膜してパッド窒化膜上の膜
を除去してから熱処理を行う。従って、熱収縮率あるい
は熱膨張率が非常に大きい高密度プラズマ酸化膜であっ
ても、シリコン基板に結晶欠陥を発生させることなく応
力を緩和することができる。
【0063】本実施の形態においても、一度に成膜する
高密度プラズマ酸化膜の膜厚や熱処理温度は上記の値に
限定されるものではない。また、成膜と熱処理あるいは
CMPの回数も特に上記のように限定されない。
高密度プラズマ酸化膜の膜厚や熱処理温度は上記の値に
限定されるものではない。また、成膜と熱処理あるいは
CMPの回数も特に上記のように限定されない。
【0064】
【発明の効果】本発明では、トレンチに隙間のある状態
で、つまり膜変形の自由度がある状態で、高密度プラズ
マ酸化膜に熱処理を施すため効果的に応力を緩和するこ
とができる。
で、つまり膜変形の自由度がある状態で、高密度プラズ
マ酸化膜に熱処理を施すため効果的に応力を緩和するこ
とができる。
【0065】従って、トレンチ素子分離領域の応力を小
さくでき、高性能の半導体装置を製造できる。
さくでき、高性能の半導体装置を製造できる。
【図1】本発明の第1の実施の形態による半導体装置の
製造方法を示す図である。
製造方法を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による半導体装置の
製造方法を示す図である。
製造方法を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態による半導体装置の
製造方法を示す図である。
製造方法を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態による半導体装置の
製造方法を示す図である。
製造方法を示す図である。
【図5】従来の半導体装置の製造方法を示す図である。
【図6】従来の半導体装置の製造方法を示す図である。
【図7】従来の他の半導体装置の製造方法を示す図であ
る。
る。
1 シリコン基板 2 パッド酸化膜 3 パッド窒化膜 4 トレンチ 5 熱酸化膜 6 第1の高密度プラズマ酸化膜 7 第2の高密度プラズマ酸化膜
Claims (11)
- 【請求項1】 素子分離領域を有する半導体装置の製造
方法において、 半導体基板にトレンチを形成し、 トレンチが完全に埋め込まれないように、トレンチ内に
高密度プラズマ酸化膜を成膜し、 その後、高密度プラズマ酸化膜に対して熱処理を行い、 このプラズマ酸化膜の成膜と熱処理とを複数回繰り返し
て、トレンチ内に完全に高密度プラズマ酸化膜を埋め込
むことにより、素子分離領域を形成することを特徴とす
る半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 前記熱処理は、前記高密度プラズマ酸化
膜の有する応力を緩和するために実施されることを特徴
とする請求項1の半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 前記熱処理は、700℃から1000℃
の範囲内で実施されることを特徴とする請求項1の半導
体装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記成膜される最初の高密度プラズマ酸
化膜は、前記トレンチの幅の1/2より薄い膜厚を有する
ことを特徴とする請求項1の半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 前記高密度プラズマ酸化膜は、高密度プ
ラズマCVD法により形成されたシリコン酸化膜であるこ
とを特徴とする請求項1の半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 素子分離領域を有する半導体装置の製造
方法において、 半導体基板にトレンチを形成し、 トレンチが完全に埋め込まれないように、トレンチ内に
第1の高密度プラズマ酸化膜を成膜し、 第1の高密度プラズマ酸化膜に対して第1の熱処理を行
い、 トレンチ内の隙間に、第2の高密度プラズマ酸化膜を成
膜し、 第2の高密度プラズマ酸化膜に対して第2の熱処理を行
い、 これにより、トレンチ内に高密度プラズマ酸化膜を完全
に埋め込んで素子分離領域を形成することを特徴とする
半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】 前記第1及び第2の熱処理は、前記第1
及び第2の高密度プラズマ酸化膜の有する応力を緩和す
るためにそれぞれ実施されることを特徴とする請求項6
の半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】 前記第1及び第2の熱処理の内の少なく
とも一方は、700℃から1000℃の範囲内で実施さ
れることを特徴とする請求項6の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項9】 前記第1及び第2の熱処理は、窒素雰囲
気内で実施されることを特徴とする請求項8の半導体装
置の製造方法。 - 【請求項10】 前記第1の高密度プラズマ酸化膜は、
前記トレンチの幅の1/2より薄い膜厚を有することを特
徴とする請求項6の半導体装置の製造方法。 - 【請求項11】 前記第1及び第2の高密度プラズマ酸
化膜は、高密度プラズマCVD法により形成されたシリコ
ン酸化膜であることを特徴とする請求項6の半導体装置
の製造方法。
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2000
- 2000-05-10 JP JP2000136566A patent/JP2001319968A/ja not_active Withdrawn
-
2001
- 2001-05-01 US US09/845,306 patent/US6436790B2/en not_active Expired - Fee Related
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