JP2001301477A - 不整地走行用四輪車 - Google Patents

不整地走行用四輪車

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JP2001301477A
JP2001301477A JP2000125284A JP2000125284A JP2001301477A JP 2001301477 A JP2001301477 A JP 2001301477A JP 2000125284 A JP2000125284 A JP 2000125284A JP 2000125284 A JP2000125284 A JP 2000125284A JP 2001301477 A JP2001301477 A JP 2001301477A
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隆 七戸
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    • F16H48/42Constructional details characterised by features of the input shafts, e.g. mounting of drive gears thereon
    • F16H2048/423Constructional details characterised by features of the input shafts, e.g. mounting of drive gears thereon characterised by bearing arrangement
    • F16H2048/426Constructional details characterised by features of the input shafts, e.g. mounting of drive gears thereon characterised by bearing arrangement characterised by spigot bearing arrangement, e.g. bearing for supporting the free end of the drive shaft pinion

Abstract

(57)【要約】 【課題】 重量バランスと走行安定性に優れた不整地走
行用四輪車を提供する。 【解決手段】 車体前後方向中心線(L1)を基準とし
て、トルクコンバータの回転軸中心線(L3)と、変速
機構Mからの駆動力を前輪または後輪に伝達するドライ
ブシャフトまたはプロペラシャフトの長手方向中心線
(L2)とを左右に振り分けて対向配置している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鞍乗り型四輪バギー
車などの不整地走行用四輪車に関する。
【0002】
【従来の技術】泥濘、湿地、砂地、雪面或いは砂利面な
どの不整地を走行する車両として、低圧のバルーンタイ
ヤを装着した四輪車が、実開昭63−104117号公
報、実公平5−6181号公報あるいは実公平7−23
285号公報等に提案されている。
【0003】斯かる不整地走行用四輪車は、エンジンか
らの駆動力をクラッチを介して多段式変速機に入力し、
この多段式変速機からの駆動力でドライブシャフトを回
転せしめ、このドライブシャフトの回転をプロペラシャ
フト及びディファレンシャルギヤを介して横方向に配置
される左右の駆動軸に伝達し、これら駆動軸の回転で左
右の前輪(後輪)を回転せしめるようにしている。
【0004】また、ディファレンシャルギヤの一般的な
構造は、リングギヤ、左右一対のサイドギヤ及びこれら
サイドギヤ間に噛合する一対のピニオンからなり、プロ
ペラシャフトの回転をリングギヤに伝達し、このリング
ギヤの回転で一方のサイドギヤを回転せしめ、この一方
のサイドギヤの回転をピニオンを介して他方のサイドギ
ヤに伝達する。そして、左右のサイドギヤ外側に伸びる
軸部には等速ジョイントを介して駆動軸の一端が連結さ
れ、この駆動軸の他端(外側端)は同じく等速ジョイン
トを介して車輪に連結されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の構造で説明した
ように、ディファレンシャルギヤと左右の前輪の間には
駆動力を伝達する駆動軸が配置されるが、独立懸架タイ
プの場合には、これら駆動軸がディファレンシャルギヤ
との連結部を中心として揺動し得るように、等速ジョイ
ントによって連結している。
【0006】そして、安定した走行を可能とするために
は、左右の車輪の上下方向の揺動幅が異なることは好ま
しくない。そこで、左右の駆動軸の長さを等しくするこ
とが走行安定性を確保する上で前提とされる条件にな
る。
【0007】左右の駆動軸の長さを等しくすると、ディ
ファレンシャルギヤの中心が略車体中心線上に位置する
ことになる。勿論、ディファレンシャルギヤを構成する
左右一対のサイドギヤの一方の軸部を長くすることで、
駆動軸の長さを等しくしたままでディファレンシャルギ
ヤを左右いずれか一方に寄せて配置できるが、重両バラ
ンス的には、ディファレンシャルギヤの中心と車体の中
心とが略一致することが好ましい。
【0008】上記のように、ディファレンシャルギヤを
車体の中心に略一致させて配置すると、ディファレンシ
ャルギヤを構成するリングギヤは左右いずれか一方にず
れることになり、このリングギヤに一端のギヤが噛合す
るプロペラシャフト及びこれに駆動力を伝達するドライ
ブシャフトも左右いずれか一方にずれることになり、ア
ンバランスが助長される。
【0009】トルクコンバータを設けない従来の不整地
走行用四輪車にあって、このアンバランスを是正するに
は前記したようにディファレンシャルギヤを左右いずれ
か一方に寄せて配置し、これと反対側にプロペラシャフ
ト及びドライブシャフトを配置することになるが、この
場合には左右のサイドギヤの軸部長さを異ならせるなど
ディファレンシャルギヤの構造が複雑化する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明は、エンジンの駆動力を前輪及び後輪に伝達するよ
うにした不整地走行用四輪車において、前記エンジンの
クランク軸から変速機の入力軸に至る動力伝達経路にト
ルクコンバータを設け、このトルクコンバータの回転軸
中心線と、前記変速機からの駆動力を前輪または後輪に
伝達するドライブシャフトの長手方向中心線とを車体中
心線を基準として左右に対向配置した。
【0011】上記構成とすることで、重量物であるトル
クコンバータとドライブシャフトとが左右に振り分けら
れて、重両バランスがとれ走行安定性が増す。
【0012】また、請求項2に記載したように、同じく
重量物であるディファレンシャルギヤについても車体中
心に配置することで、更に重両バランスがとれることに
なる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る不整地走
行用四輪車のうち前輪のみ独立懸架タイプとしたものの
全体平面図、図2は図1に示した不整地走行用四輪車の
全体側面図、図3は図1に示した不整地走行用四輪車の
ディファレンシャルギヤ廻りの拡大断面図、図4は図1
に示した不整地走行用四輪車のプロペラシャフトと後輪
の駆動軸との連結部の拡大断面図、図5は本発明に係る
不整地走行用四輪車のうち前後輪とも独立懸架タイプと
したものの全体平面図、図6は図5に示した不整地走行
用四輪車の全体側面図である。
【0014】図に示した不整地走行用四輪車は鞍乗型の
四輪バギー車であり、この四輪バギー車はパイプを溶接
してなる車体フレーム1の前部に左右一対の操向輪兼駆
動輪である前輪2が独立して懸架され、車体フレーム1
の後部に左右一対の駆動輪である後輪3が一体的に懸架
され、これら前輪2及び後輪3は接地面圧が0.25kg
/cm2以下の低圧バルーンタイヤを用いている。
【0015】車体フレーム1の前端には前輪を操向する
ハンドル4が設けられ、また、図2に示すように、車体
フレーム1の前後方向中間部には燃料タンク5が配設さ
れ、この燃料タンク5よりも後方側で車体フレーム1の
上部には跨座式のシート6が配設され、このシート6及
び前記燃料タンク5の下方には、エンジンE、トルクコ
ンバータTおよび変速機構Mを含むパワーユニットPが
搭載されている。
【0016】エンジンEのシリンダブヘッドの前面側の
排気ポートには排気管8の一端部が接続され、この排気
管8の他端はパワーユニットPの側方を通って車体後側
部に設けたマフラー9に接続される。尚、シリンダ後面
側には吸気系が接続される。
【0017】エンジンEの下方にはクランクケース10
が配置され、このクランクケース10内に回転自在に支
承されるクランク軸11の一端はトルクコンバータTの
ポンプインペラに連結され、クランク軸11の他端は発
電機12に連結され、この発電機12の外側にはリコイ
ルスタータ13が配置されている。
【0018】トルクコンバータTからの駆動力は後述す
る変速機構Mを介してドライブシャフト14に伝達さ
れ、このドライブシャフト14の前端部は等速ジョイン
ト15を介して前輪用のプロペラシャフト16に連結さ
れ、ドライブシャフト14の後端部は等速ジョイント1
7を介して後輪用のプロペラシャフト18に連結され、
この後輪用のプロペラシャフト18はスイングアーム1
9内に収められている。
【0019】前輪用のプロペラシャフト16の回転はデ
ィファレンシャルギヤ20を介して左右の駆動軸21,
21に伝達され、この駆動軸21の回転が図示しない等
速ジョイントを介して前輪2に伝達される。
【0020】前記ディファレンシャルギヤ20の構造
は、図3に示すようにケース22内にボールベアリング
23を介してボックス24を回転自在に設け、このボッ
クス24にリングギヤ25を取り付け、前記前輪用のプ
ロペラシャフト16にの先端部に設けたピニオンギヤ2
6をリングギヤ25に噛合せしめ、このリングギヤ25
の回転を左右一対のサイドギヤ27の一方のサイドギヤ
に伝達せしめ、さらに一方のサイドギヤ27の回転を左
右一対のサイドギヤ27,27間に噛合したピニオンギ
ヤ28,28で他方のサイドギヤ27に伝達し、各サイ
ドギヤ27,27の中心穴にスプライン嵌合している軸
部29,29を回転せしめる。そして、左右の軸部29
と左右の駆動軸21がそれぞれ等速ジョイント30で連
結され、この連結部は蛇腹カバー31で覆われている。
【0021】また、後輪用のプロペラシャフト18を収
納したスイングアーム19の後端部にはパイプ材からな
るサイドメンバー32が設けられ、このサイドメンバー
32内に後輪3を回転せしめる駆動軸33が収納されて
いる。
【0022】駆動軸33への駆動力を伝達する構造は、
図4に示すように、スイングアーム19の後端部にケー
ス34を設け、このケース34内にボールベアリング3
5を介してピニオン36を、またボールベアリング37
を介して筒体38をそれぞれ回転軸が90°異なるよう
に回転自在に配置し、ピニオン36には等速ジョイント
39を介して後輪用のプロペラシャフト18からの駆動
力が伝達される。
【0023】また、前記筒体38の内側に前記駆動軸3
3を軸方向の長さ調整が可能となるようにスプライン嵌
合し、また筒体38の外側にリングギヤ40をスプライ
ン嵌合し、このリングギヤ40に前記ピニオン36を噛
合し、結局、後輪用のプロペラシャフト18からの駆動
力が後輪3に伝達される。
【0024】ここで、図1に示すように、前記ディファ
レンシャルギヤ20は、車体前後方向中心線(L1)上
にその中心が略一致するように配置され、ドライブシャ
フト14(プロペラシャフト15,18)の長手方向に
沿った中心線(L2)は前記車体前後方向中心線(L
1)を基準として、車体左側に車体前後方向中心線(L
1)と平行に配置され、トルクコンバータTの回転軸中
心線(L3)は前記車体前後方向中心線(L1)を基準
として車体右側に車体前後方向中心線(L1)と平行に
配置されている。
【0025】このように、車体前後方向中心線(L1)
を基準として、トルクコンバータの回転軸中心線(L
3)と、変速機構Mからの駆動力を前輪または後輪に伝
達するドライブシャフトまたはプロペラシャフトの長手
方向中心線(L2)とを左右に振り分けて対向配置した
ので、重量バランスを高めることが可能になる。
【0026】図5は本発明に係る不整地走行用四輪車の
うち前後輪とも独立懸架タイプとしたものの全体平面
図、図6は図5に示した不整地走行用四輪車の全体側面
図である。前記実施例と同一の部材については同一の番
号を付し、説明を省略する。
【0027】この実施例にあっては、フレーム1の後部
を構成する左右のレール部材1a,1aのそれぞれにア
ーム41,42の一端を揺動自在に支持し、これらアー
ム41,42の先端を後輪3に連結し、更に各後輪3と
車体フレーム1との間に緩衝器43を配置し、左右の後
輪3,3が独立して揺動(独立懸架)する構造になって
いる。また、駆動軸33への駆動力の伝達及び駆動軸3
3から後輪3への駆動力の伝達は、等速ジョイント4
4,45を介して行う。
【0028】この実施例にあっても、車体前後方向中心
線(L1)を基準として、トルクコンバータTの回転軸
中心線(L3)と、ドライブシャフト14の長手方向中
心線(L2)とを左右に振り分けて対向配置している。
【0029】次に、パワーユニットPの構造及びパワー
ユニットの油圧制御について、図7〜図11に基づいて
説明する。ここで、図7はパワーユニットの断面図、図
8は図7のトルクコンバータを中心とした部分の要部拡
大図、図9は図7の多段変速機構を中心とした部分の要
部拡大図、図10は図7〜図9に示したパワーユニット
の油圧制御回路図、図11は油圧制御回路図の別実施例
を示す図である。
【0030】先ず、エンジンEのクランクケース10に
は前記シリンダブロック7が上下方向に設けられ、この
シリンダブロック7内側にはスリーブ51を介してピス
トン52が摺動自在に嵌装され、シリンダブロック7上
部のシリンダヘッド53にはキャブレータ54及びコネ
クチングチューブ55が接続されている。
【0031】前記クランクケース10内にはクランク軸
11がボールベアリング57,57を介して回転自在に
支承され、このクランク軸11と前記ピストン52とが
コネクティングロッド58を介して連結している。
【0032】前記クランク軸11は車体前後方向に平行
に配置され、このクランク軸11のクランクケース10
から前方(図7において左方)に突出した部分はフロン
トカバー59内に収められるとともに前端部がボールベ
アリング60にて回転自在に支持され、クランクケース
10から後方(図7において右方)に突出した部分はリ
ヤカバー61内に収められる。
【0033】リヤカバー61内に臨むクランク軸11に
は発電機12のロータ63が取り付けられ、このロータ
63の内側に配置されるステータ64はリヤカバー61
に固着され、更にクランク軸11の後端にはリコイルス
タータ13が取り付けられている。
【0034】また、前記フロントカバー59内にトルク
コンバータTが配設されている。トルクコンバータTは
ポンプインペラ65、タービンランナ66及びステータ
インペラ67からなり、内部には油が充填されている。
【0035】ポンプインペラ65は前記クランク軸11
と一体的に回転し、タービンランナ66はポンプインペ
ラ65と対向配置され、またクランク軸11に対し回転
自在に同軸状に配置されるタービン軸に固着され、この
タービン軸と前記ポンプインペラ65とは一方向クラッ
チを介して連結している。そして、内部に充填した油を
介してポンプインペラ65の回転がタービンランナ66
に伝達され、プライマリーギヤ、クラッチを介して変速
機構Mに動力が伝達される。
【0036】前記ステータインペラ67のステータ軸は
一方向クラッチを介してクランクケースに固定される支
持部材廻りに回転可能とされ、ポンプインペラ65の回
転とタービンランナ66の回転差が大きい時にはステー
タインペラ67が回転せず、タービンランナ66からの
油の流れをスムーズに流すことで、ステータインペラ6
7へのトルク反力をトルク増幅させる。一方、ポンプイ
ンペラ65とタービンランナ66との回転差が小さい時
には、ステータインペラ67は抵抗にならないように空
転する。
【0037】変速機構Mはクランクケース10と一体的
に形成されたミッションケース70内に収められ、クラ
ンク軸11と平行な入力軸71がボールベアリング72
を介してミッションケース70に回転自在に支持され、
また同じくクランク軸11と平行な出力軸73がボール
ベアリング74を介してミッションケース70に回転自
在に支持されている。
【0038】そして、入力軸71の一端(トルクコンバ
ータ側)にはクラッチ80を設けている。このクラッチ
80は前記トルクコンバータTとクランクケース10と
の間に配置され、車体の前後方向から見てその一部がト
ルクコンバータTに重なるようにすることで、スペース
の有効利用を図っている。
【0039】クラッチ80は入力軸71廻りに回転可能
とされるクラッチセンタ81と、このクラッチセンタ8
1に緩衝ばね82を介して連結されるとともに前記トル
クコンバータTの駆動歯車69と噛合する被動歯車83
と、クラッチセンタ81の外周に相対回転不能に噛合す
る複数枚の第1クラッチ板84と、この複数の第1クラ
ッチ板84の間に重合配置される複数枚の第2クラッチ
板85と、これら第1クラッチ板84及び第2クラッチ
板85を収納するとともに第2クラッチ板85の外周を
相対回転不能に噛合せしめて前記入力軸71と一体に回
転するクラッチドラム86と、このクラッチドラム86
内に摺動自在に嵌合されるピストン87とを備える。
【0040】ピストン87とクラッチドラム86内側と
の間には油室88が形成され、ピストン87の油室88
とは反対側にはスプリング89を配置し、このスプリン
グ89にて油室88が縮小する方向にピストン87を付
勢している。
【0041】また、前記入力軸71には油路76が軸方
向に形成され、この油路76と前記油室88とが油路7
7で連通し、更に油路76にはフロントカバー59を貫
通した配管78を介して油が供給される。
【0042】而して、配管78、油路76、77を介し
て油室88内に油が供給されると、スプリング89に抗
してピストン87が移動し、第1クラッチ板84と第2
クラッチ板85とを圧接せしめ、クラッチ80をオンに
し、トルクコンバータTからの動力を入力軸71に伝達
する。逆に、油室88内の油を抜くことでピストン87
が逆方向に移動し、第1クラッチ板84と第2クラッチ
板85とが離れ、クラッチ80がオフになる。
【0043】ここで、本実施例にあっては、クラッチ8
0のオン・オフはアイドリングセンサ及び変速操作セン
サからの信号に基づいて行うようにしている。即ち、エ
ンジンのアイドリング状態の時及び変速操作の時にはク
ラッチ80をオフにし、トルクコンバータTからの動力
を入力軸71に伝達しないようにする。これにより、ア
イドリング時のクリープ現象を無くすとともに変速操作
時の抵抗を小さくすることができる。
【0044】前記入力軸71には駆動歯車91,92,
93が入力軸と一体または別体ではあるが入力軸71と
一体的に回転するように設けられ、また、前記出力軸7
3には被動歯車101,102,103,104が回転
自在に設けられている。そして、駆動歯車91と被動歯
車101が噛合しており、これら駆動歯車91と被動歯
車101で第1速歯車列を構成し、駆動歯車92と被動
歯車102が噛合しており、これら駆動歯車92と被動
歯車102で第2速歯車列を構成し、駆動歯車93と被
動歯車103が噛合しており、これら駆動歯車93と被
動歯車103で第3速歯車列を構成し、更に、入力軸7
1と出力軸73との間に図示しない中間軸が存在し、こ
の中間軸に設けた中間歯車を介して前記駆動歯車91と
被動歯車104が噛合しており、これら駆動歯車91、
中間歯車及び被動歯車104で後進歯車列を構成してい
る。
【0045】更に前記出力軸73には出力軸73と一体
的に回転するとともに軸方向に移動可能なドグクラッチ
105,106をスプライン嵌合せしめている。これら
ドグクラッチ105,106を後述するシフトフォーク
によって択一的に被動歯車101,102,103,1
04の何れかに係合せしめることで、第1速、第2速、
第3速或いは後進歯車列が確立する。尚、ドグクラッチ
105,106が何れの被動歯車にも係合していない状
態がニュートラル位置になる。
【0046】そして、出力軸73と平行にドライブシャ
フト14がミッションケース70にボールベアリング1
11,112を介して回転自在に支持され、前記出力軸
73に設けた駆動歯車107とドライブシャフト14に
設けた被動歯車113とが噛合しているので、確立した
歯車列に応じたギヤ比及び回転方向でドライブシャフト
14が回転せしめられ、この回転駆動力がプロペラシャ
フトを介して前輪2及び後輪3に伝達される。
【0047】ミッションケース70には出力軸73と平
行に軸120が設けられ、この軸120に摺動自在にシ
フトフォーク121,122が設けられている。図面で
は、線の交錯を避けるためドグクラッチ105,106
とシフトフォーク121,122とを離しているが、実
際にはドグクラッチ105とシフトフォーク121とが
係合し、ドグクラッチ106とシフトフォーク122と
が係合している。
【0048】前記シフトフォーク121,122の基端
部は、軸120と平行に配設されたシフトドラム123
のカム溝124,125に係合し、シフトドラム123
はシフトスピンドル126の回転を扇状歯車127及び
被動歯車128を介してシフトドラム125に伝達する
ことで行う。
【0049】前記シフトスピンドル126の回転は図示
しない電動モータの回転を減速歯車列を介して伝達する
ことで行う。また、シフトドラム123の回動量によっ
てシフトポジションが決定されるため、シフトポジショ
ンを検知するための検知器129をシフトドラム123
の後端に取り付けている。
【0050】図10はパワーユニットPの油圧制御回路
図であり、この実施例では油をトルクコンバータT、ク
ラッチ80の作動油として使用するとともにクランク軸
11、シリンダヘッド53及び変速機構Mに供給する潤
滑油としても使用している。
【0051】オイルパン140内の油は、オイルストレ
ーナ141を介してクーラポンプ142で吸引されオイ
ルクーラ143にて冷却されて再びオイルパン140内
に戻される。
【0052】また、オイルパン140内の油はオイルス
トレーナ141を介してフィードポンプ144で吸引さ
れオイルフィルター145、アッキュムレータ146を
介してリニアソレノイドバルブ147に送られ、このリ
ニアソレノイドバルブ147を操作することで油がクラ
ッチ80の油室88に供給され、ピストン87を図10
において右方に移動せしめ、第1クラッチ板と第2クラ
ッチ板とを圧接させてクラッチ80をオンにする。
【0053】クラッチ80がオンになることで、前記し
たようにトルクコンバータTからの駆動力が変速機構M
に伝達される。尚、クラッチバルブ148を操作するこ
とで、油室88内の油は排除され、クラッチ80がオフ
状態になる。
【0054】また、オイルフィルター145を通過した
油の一部はシリンダヘッド53及び変速機構(ミッショ
ン)Mに潤滑油として供給され、残りの油はトルクコン
バータTに作動油として供給され、さらにトルクコンバ
ータTを出た油はクランク軸11に潤滑油として供給さ
れる。そして、潤滑油或いは作動油として使用された油
は再びオイルパン140に集められる。
【0055】図11は油圧制御回路図の別実施例を示す
図であり、この実施例にあっては、クラッチを2つ、即
ちクラッチ80Aとクラッチ80Bに分け、クラッチ8
0Aをオンにすることで、第1速(Low)、第2速
(2nd)及び後進(Rvs)の選択が可能になり、ク
ラッチ80Bをオンにすることで、第3速(3rd)の
選択が可能になるようにしている。
【0056】また、この別実施例にあっては、フィード
ポンプ144とオイルフィルター145との間にはリリ
ーフバルブを設けずにレギュレータバルブ148を設
け、更に、リニアソレノイドバルブ147の下流側にシ
フトバルブ149を配置し、このシフトバルブ149を
シフトソレノイドバルブ150で操作することで、油を
クラッチ80Aとクラッチ80Bの何れかに選択的に供
給するようにしている。
【0057】図11に示した実施例にあっては、同図の
シフトモードの欄に示すように、セレクターレバーをL
レンジに入れると、リニアソレノイドバルブ147はオ
ン、シフトソレノイドバルブ150はオフ、クラッチ8
0Aはオン、クラッチ80Bはオフとなり、第1速(L
ow)が確立する。
【0058】また、セレクターレバーをDレンジに入れ
ると、リニアソレノイドバルブ147はオン、シフトソ
レノイドバルブ150はオフ、クラッチ80Aはオン、
クラッチ80Bはオフとなり、第2速(2nd)が確立
し、速度センサーからの指令によりシフトソレノイドバ
ルブ150がオン、クラッチ80Aがオフ、クラッチ8
0Bがオンになると第3速(3rd)が確立する。
【0059】また、セレクターレバーをNレンジに入れ
ると、リニアソレノイドバルブ147、シフトソレノイ
ドバルブ150、クラッチ80A及びクラッチ80Bの
全てがオフとなり、ニュートラル位置が確立する。
【0060】更に、セレクターレバーをRレンジに入れ
ると、リニアソレノイドバルブ147がオン、シフトソ
レノイドバルブ150がオフ、クラッチ80Aがオン及
びクラッチ80Bがオフとなり、後進位置が確立する。
【0061】以上の操作において、ニュートラルの際に
はクラッチ80A、クラッチ80Bともオフにしてクリ
ープ現象を回避し、変速操作の際にもクラッチをオフに
して、変速機の切換摺動部に伝達トルクに起因する摩擦
が作用しないようにして、変速機の切換え抵抗を小さく
する。
【0062】図12はパワーユニットの別実施例を示す
図7と同様の断面図であり、この実施例にあっては、ド
ライブシャフト14と、ミッションケース70の前側ま
で延長したフロントカバー59にボールベアリング15
1を介して回転自在に支承される前輪用プロペラシャフ
ト152とを前記実施例のように等速ジョイントで連結
せずに、これらの間に動力伝達のオン・オフを行うクラ
ッチ153を介設している。
【0063】而して、クラッチ153がオンの状態で
は、ドライブシャフト14を介して前輪用プロペラシャ
フト152に動力が伝達され、前後輪とも駆動輪とな
り、クラッチ153がオフの状態では、前輪用プロペラ
シャフト152への動力の伝達が遮断されるので、前輪
は操向輪としての役割のみになる。
【0064】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
バギー車等の不整地走行用四輪車の前後方向の車体中心
線を基準として、トルクコンバータの回転軸中心線と、
変速機からの駆動力を前輪または後輪に伝達するドライ
ブシャフトの長手方向中心線とを左右に振り分けて対向
配置したので、重量バランスを高めることができ、走行
安定性に優れた不整地走行用四輪車を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る不整地走行用四輪車のうち前輪の
み独立懸架タイプとしたものの全体平面図
【図2】図1に示した不整地走行用四輪車の全体側面図
【図3】図1に示した不整地走行用四輪車のディファレ
ンシャルギヤ廻りの拡大断面図
【図4】図1に示した不整地走行用四輪車のプロペラシ
ャフトと後輪の駆動軸との連結部の拡大断面図
【図5】本発明に係る不整地走行用四輪車のうち前後輪
とも独立懸架タイプとしたものの全体平面図
【図6】図5に示した不整地走行用四輪車の全体側面図
【図7】本発明に係る不整地走行用四輪車に搭載される
パワーユニットの断面図
【図8】図7のトルクコンバータを中心とした部分の要
部拡大図
【図9】図7の多段変速機構を中心とした部分の要部拡
大図
【図10】図7〜図9に示したパワーユニットの油圧制
御回路図
【図11】油圧制御回路図の別実施例を示す図
【図12】パワーユニットの別実施例を示す断面図
【符号の説明】
1…車体フレーム、2…前輪、3…後輪、4…ハンド
ル、5…燃料タンク、6…シート、7…シリンダ、8…
排気管、9…マフラー、10…クランクケース、11…
クランク軸、12…発電機、13…リコイルスタータ、
14…ドライブシャフト、15…等速ジョイント、16
…プロペラシャフト、17…等速ジョイント、18…プ
ロペラシャフト、19…スイングアーム、20…ディフ
ァレンシャルギヤ、21…駆動軸、22…ケース、23
…ボールベアリング、24…ボックス、25…リングギ
ヤ、26…ピニオンギヤ、27…サイドギヤ、28…ピ
ニオンギヤ、29…軸部、30…等速ジョイント、31
…蛇腹カバー、32…サイドメンバー、33…駆動軸、
34…ケース、35…ボールベアリング、36…ピニオ
ン、37…ボールベアリング、38…筒体、39…等速
ジョイント、40…リングギヤ、41,42…アーム、
43…緩衝器、44,45…等速ジョイント、51…ス
リーブ、52…ピストン、53…シリンダヘッド、54
…キャブレータ、55…コネクチングチューブ、57…
ボールベアリング、58…コネクティングロッド、59
…フロントカバー、60…ボールベアリング、61…リ
ヤカバー、63…発電機のロータ、64…発電機のステ
ータ、65…トルクコンバータのポンプインペラ、66
…トルクコンバータのタービンランナ、67…トルクコ
ンバータのステータインペラ、68…タービン軸、69
…駆動歯車、70…ミッションケース、71…入力軸、
72…ボールベアリング、73…出力軸、74…ボール
ベアリング、80,80A,80B…クラッチ、81…
クラッチセンタ、82…緩衝ばね、83…被動歯車、8
4…第1クラッチ板、85…第2クラッチ板、86…ク
ラッチドラム、87…ピストン、88…油室、89…ス
プリング、91,92,93…駆動歯車、101,10
2,103,104…被動歯車、105,106…ドグ
クラッチ、107…駆動歯車、113…被動歯車、12
0…軸、121,122…シフトフォーク、123…シ
フトドラム、124,125…カム溝、126…シフト
スピンドル、127…扇状歯車、128…被動歯車、1
29…検知器、140…オイルパン、141…オイルス
トレーナ、142…クーラポンプ、143…オイルクー
ラ、144…フィードポンプ、145…オイルフィルタ
ー、146…アッキュムレータ、147…リニアソレノ
イドバルブ、148…レギュレータバルブ、149…シ
フトバルブ、150…シフトソレノイドバルブ、151
…ボールベアリング、152…前輪用プロペラシャフト
152、153…クラッチ、E…エンジン、P…パワー
ユニット、M…変速機構、T…トルクコンバータ、L1
…車体前後方向中心線、L2…ドライブシャフトの長手
方向に沿った中心線、L3…トルクコンバータの回転軸
中心線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B62M 19/00 B62M 19/00 (72)発明者 大利 裕史 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3D011 AA07 AB01 AD11 AG04 AH01 AJ02 3D039 AA02 AA03 AA04 AA05 AB08 AC03 AC21 AC22 AC24 AC36 AC37 AC65 AC77 AD05 AD25 AD53 3D042 AA01 AB17 BA01 BB01 CA03 CB02 CB12 DC02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの駆動力を前輪又は後輪に伝達
    するようにした不整地走行用四輪車において、前記エン
    ジンのクランク軸から変速機の入力軸に至る動力伝達経
    路にトルクコンバータを設け、このトルクコンバータの
    回転軸中心線と、前記変速機からの駆動力を前輪または
    後輪に伝達するドライブシャフトの長手方向中心線とを
    車体前後方向中心線を基準として左右に対向配置したこ
    とを特徴とする不整地走行用四輪車。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の不整地走行用四輪車に
    おいて、前記前輪及び後輪は独立懸架タイプとされ、ド
    ライブシャフトの駆動力がプロペラシャフト及びディフ
    ァレンシャルギヤを介して前輪に伝達され、前記ディフ
    ァレンシャルギヤの中心が略車体中心線上にあることを
    特徴とする不整地走行用四輪車。
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