JP2001292365A - 撮像装置及びその製造方法 - Google Patents

撮像装置及びその製造方法

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JP2001292365A
JP2001292365A JP2000106269A JP2000106269A JP2001292365A JP 2001292365 A JP2001292365 A JP 2001292365A JP 2000106269 A JP2000106269 A JP 2000106269A JP 2000106269 A JP2000106269 A JP 2000106269A JP 2001292365 A JP2001292365 A JP 2001292365A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、携帯機器等に搭載される撮像装
置において、その部品点数を減少して小型化・薄型化を
図ることを目的とする。 【解決手段】 この発明に係る撮像装置は、基板1に受
光部2aを有する撮像素子2を載置し、この撮像素子2
と基板1とを電気的に接続する接続手段を封止する封止
部及び上記受光部2aを開口する側壁部5cを樹脂によ
り形成する一方、受光部2aに光を結像させる結像レン
ズ3を支持する鏡筒4を樹脂形成した側壁部5cに固着
手段により固着した構成としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CCDイメージ
センサ等の各種の撮像素子が用いられる撮像装置及びそ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の撮像装置としては、例えば実願平
2−46226号(実開平4−5660号)のマイクロ
フィルム(以下、公知資料という。)に記載されたもの
があった。この公知資料には、撮像素子(半導体チッ
プ)を筐体内に収納してその筐体内を撮像素子と共に透
光性樹脂で充填することで、撮像素子を筐体と一体形成
して筐体自体をパッケージとする一方、撮像素子の受光
面に被写体像を結像する結象レンズ部を支持する鏡筒を
筐体に固着する構成が開示されている。また、その公知
資料には、筐体は撮像素子をボンデイングするリードフ
レームを収納する構成も開示されている。この公知資料
に開示された構成では、被写体は結像レンズにより撮像
素子上の受光面に結像され、その被写体の光学情報が光
電変換されて撮像素子から電気信号として出力される。
このとき、結像レンズにより結像される被写体情報が撮
像素子上の受光面に結像されたときに、焦点が合ってい
ないと正確な情報として出力されない。このため、従来
の撮像装置では、鏡筒と筐体とを固着するためのねじ部
を設け、結像レンズ部と撮像素子との距離を調整して組
立てることにより焦点を合わせるように構成している。
尚、その公知資料には、パッケージ、鏡筒、筐体は遮光
性の材質とされ、組立後に、撮像装置の内部に不必要な
外光が侵入しないようにされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
撮像装置では、結像レンズ部と撮像素子との距離を調整
して焦点を合わせるために鏡筒及び筐体の部品が個別に
必要であり、それらの部品コストやそれらを組立てる工
程等のコストが発生していた。また、従来の撮像装置で
は、各部品の組み立て部分や組立公差等を撮像装置の設
計時に考慮する必要があるため、撮像装置の小型化にも
弊害があった。さらに、従来の撮像装置では、それらの
鏡筒や筐体等の部品は部品コスト低減のために、一般的
には成形により得られるが、一度成形部品の金型を設計
すると頻繁にその形状を変更することが困難であり、撮
像装置が組み込まれる本体側の機器の設計にも制限を与
える場合もあった。一方、上述の公知資料に開示された
従来の撮像装置では、撮像素子の封止機能を確実にする
ために、パッケージ内に光透過性樹脂を充填するが、こ
の樹脂により微妙な光の屈折率の変化が生じて撮像性能
に影響を及ぼすことから、撮像素子上を覆う封止樹脂は
透光性に優れたものが必要である。また、封止後の光学
的特性に歪みのない均一な樹脂技術が要求され、充填す
る封止樹脂材料の選定及び充填時の定量化技術が困難に
なるという課題もあった。
【0004】そこで、この発明は上記のような課題を解
決するためになされたもので、部品点数を減少して小型
化・低コスト化を実現しうる新規な撮像装置を提供する
ことを目的とする。また、この発明はこのような新規な
撮像装置を製造するための効率的な撮像装置の製造方法
をも提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る撮像装置は、導電パターンが形成された基板と、この
基板上に設けられた受光部を有する撮像素子と、この撮
像素子と上記導電パターンとを電気的に接続する接続手
段と、この接続手段を封止する封止部及び上記受光部を
開口する側壁部を樹脂により形成した封止部材と、上記
受光部に光を結像させる結像レンズ部と、この結像レン
ズ部を支持する鏡筒部と、上記側壁部に上記鏡筒部を固
着した固着手段とを備えたものである。
【0006】この発明の請求項2に係る撮像装置は、受
光部を有する撮像素子と、この撮像素子の電気的な接続
部分を封止し、上記受光部を開口する側壁部を樹脂によ
り形成した封止部材と、上記受光部に光を結像させる結
像レンズ部と、この結像レンズ部を支持する鏡筒部と、
この鏡筒部を上記受光部に対して移動可能に上記側壁部
に装着し、上記受光部と上記結像レンズ部との距離を調
整する調整手段とを備えたものである。
【0007】この発明の請求項3に係る撮像装置は、上
記封止部材を遮光性樹脂により構成したことを特徴とす
る請求項1又は2に記載のものである。
【0008】この発明の請求項4に係る撮像装置は、上
記固着手段を上記側壁部と上記鏡筒部とを螺合して固定
したことを特徴とする請求項1又は2に記載のものであ
る。
【0009】この発明の請求項5に係る撮像装置は、上
記調整手段を上記側壁部と上記鏡筒部とを螺合すること
により、上記鏡筒部を上記受光部に対して移動可能とし
たことを特徴とする請求項2に記載のものである。
【0010】この発明の請求項6に係る撮像装置は、上
記側壁部の内側又は外側にねじ溝を形成し、上記鏡筒部
の外側又は内側にねじ溝を形成し、上記側壁部と上記鏡
筒部とを螺合したことを特徴とする請求項1乃至5のい
ずれかに記載のものである。
【0011】この発明の請求項7に係る撮像装置の製造
方法は、基板上に受光部を有する撮像素子を配設する配
設工程と、上記基板と上記撮像素子とを電気的に接続す
る接続工程と、上記基板と上記撮像素子とを電気的に接
続する接続手段を封止し、かつ、上記受光部を開口させ
る側壁部を形成するための形状を有する金型を上記基板
及び上記撮像素子上に当接させる当接工程と、この当接
工程において封止樹脂を射出し、この封止樹脂により上
記金型の形状に対応した封止形状を形成する封止形状形
成工程と、この封止形状形成工程において形成された上
記側壁部に固着部を形成する固着部形成工程と、上記受
光部に光を結像させる結像レンズ部を支持する鏡筒部を
上記側壁部の固着部に固着する固着工程とを備えたもの
である。
【0012】この発明の請求項8に係る撮像装置の製造
方法は、基板上に受光部を有する撮像素子を配設する配
設工程と、上記基板と上記撮像素子とを電気的に接続す
る接続工程と、上記基板と上記撮像素子とを電気的に接
続する接続手段を封止し、かつ、上記受光部を開口させ
る側壁部及びこの側壁部に固着部を形成するための形状
を有する金型を上記基板及び上記撮像素子上に当接させ
る当接工程と、この当接工程において封止樹脂を射出
し、この封止樹脂により上記金型の形状に対応した封止
形状を形成する封止形状形成工程と、この封止形状形成
工程において形成された上記側壁部の固着部に上記受光
部に光を結像させる結像レンズ部を支持する鏡筒部を固
着する固着工程とを備えたものである。
【0013】この発明の請求項9に係る撮像装置の製造
方法は、上記金型の上記撮像素子に当接する部分に樹脂
性部材を配設したことを特徴とする請求項7又は8に記
載のものである。
【0014】この発明の請求項10に係る撮像装置の製
造方法は、上記樹脂性部材を上記受光部の周辺部のみに
当接するように形成したことを特徴とする請求項9に記
載のものである。
【0015】この発明の請求項11に係る撮像装置の製
造方法は、基板上に受光部を有する撮像素子を配設する
配設工程と、上記基板と上記撮像素子とを電気的に接続
する接続工程と、上記撮像素子の上記受光部の周辺に弾
性体を形成する弾性体形成工程と、上記基板と上記撮像
素子とを電気的に接続する接続手段を封止し、上記弾性
体に接して上記受光部を開口させる側壁部を形成するた
めの形状を有する金型を上記基板及び上記弾性体に当接
させる当接工程と、この当接工程において封止樹脂を射
出し、この封止樹脂により上記金型の形状に対応した封
止形状を形成する封止形状形成工程と、この封止形状形
成工程において形成された上記側壁部の固着部に上記受
光部に光を結像させる結像レンズ部を支持する鏡筒部を
固着する固着工程とを備えたものである。
【0016】この発明の請求項12に係る撮像装置の製
造方法は、上記当接工程が一方の金型により上記受光部
を開口させる側壁部の内側形状を形成し、他方の金型に
より上記撮像素子の電気的な接続部分を封止して上記側
壁部の外側における固着部の形状を形成することを特徴
とする請求項7,8又は11のいずれかに記載のもので
ある。
【0017】この発明の請求項13に係る撮像装置は、
基板上に設けられた受光部を有する撮像素子と、この撮
像素子の電気的な接続部分を封止する封止部及び上記受
光部を開口する側壁部を有する樹脂封止部材と、上記側
壁部の内側に配設されて上記受光部を開口する遮光性部
材と、上記受光部に光を結像させる結像レンズ部と、こ
の結像レンズ部を支持する鏡筒部と、上記側壁部の外側
に上記鏡筒部を固着した固着手段とを備えたものであ
る。
【0018】この発明の請求項14に係る撮像装置は、
上記遮光性部材の一端部が上記側壁部の上端に係止さ
れ、その他端部が上記撮像素子の表面と離隔して設けら
れたことを特徴とする請求項13に記載のものである。
【0019】この発明の請求項15に係る撮像装置は、
上記鏡筒を上記側壁部に固着するときに、その回動を阻
止する回動止め手段を上記遮光性部材に設けたことを特
徴とする請求項13又は14に記載のものである。
【0020】この発明の請求項16に係る撮像装置は、
基板上に設けられた受光部を有する撮像素子と、この撮
像素子の電気的な接続部分を封止する封止部及び上記受
光部を開口する側壁部を有する樹脂封止部材と、上記受
光部に光を結像させる結像レンズ部と、この結像レンズ
部を支持する鏡筒部と、上記側壁部の外側に上記鏡筒部
を固着する固着手段と、上記結像レンズ部に対応した開
口部が形成され、少なくとも上記側壁部及び上記鏡筒部
を覆うカバー部材とを備えたものである。
【0021】この発明の請求項17に係る撮像装置は、
上記カバー部材を上記樹脂封止部材に固定し、その開口
部が上記結像レンズ部に対応する位置になるように位置
決め手段を形成したことを特徴とする請求項17に記載
のものである。
【0022】この発明の請求項18に係る撮像装置は、
上記カバー部材を少なくとも上記受光部の位置より上部
における上記樹脂封止部材を覆うようにしたことを特徴
とする請求項16又は17に記載のものである。
【0023】この発明の請求項19に係る撮像装置は、
基板上に設けられた受光部を有する撮像素子と、この撮
像素子の少なくとも上記受光部上に配設された透光性板
と、この透光性板上に配設された結像レンズ部と、上記
透光性板の側面部に接触して形成された側壁部を有し、
上記撮像素子の上記基板との電気的な接続部分を封止す
る樹脂封止部材と、上記結像レンズ部を上記側壁部に支
持する支持手段とを備えたものである。
【0024】この発明の請求項20に係る撮像装置は、
上記樹脂封止部材の側壁部を上記透光性板の上面よりも
高く形成したことを特徴とする請求項19に記載のもの
である。
【0025】この発明の請求項21に係る撮像装置の製
造方法は、貫通穴を設けた基板上に受光部を有する撮像
素子を配置する配置工程と、上記撮像素子上に結像レン
ズ部を有する凸型形状の光学素子を載置する載置工程
と、上記基板と上記撮像素子とを電気的に接続する接続
部分に空隙を形成する形状であって、上記光学素子の上
記結像レンズ部の周辺部に当接する当接部分に弾性部材
を設けた上側金型を上記光学素子に当接させる当接工程
と、この当接工程において封止樹脂を上記空隙に射出
し、この封止樹脂により上記金型の形状に対応した封止
形状を形成する封止形状形成工程とを備えたものであ
る。
【0026】この発明の請求項22に係る撮像装置の製
造方法は、基板上に受光部を有する撮像素子を配置する
配置工程と、上記撮像素子上に結像レンズ部を有する光
学素子を載置する載置工程と、上記基板と上記撮像素子
とを電気的に接続する接続部分に空隙を形成する形状で
あって、上記結像レンズ部との間に空隙を形成し、上記
光学素子の上面及び側面の一部に当接する当接部分を形
成した上側金型を上記光学素子に当接させる当接工程
と、この当接工程において封止樹脂を上記空隙に射出
し、この封止樹脂により上記金型の形状に対応した封止
形状を形成する封止形状形成工程とを備えたものであ
る。
【0027】この発明の請求項23に係る撮像装置は、
基板と、この基板上に設けられた撮像素子と、この撮像
素子上に設けられた結像レンズ部を有する光学素子と、
上記結像レンズ部を露出して上記撮像素子及び上記光学
素子の表面を封止する封止樹脂と、開口部を有する筐体
と、この筐体に設けられたホルダと、上記結像レンズ部
が上記開口部に対応するときに、上記ホルダが取り付け
られる上記封止樹脂に設けられたホルダ取り付け部と、
上記基板上に設けられ、上記撮像素子と電気的信号の入
出力を行うインターフェース端子部とを備えたものであ
る。
【0028】この発明の請求項24に係る撮像装置は、
基板と、この基板の一方の面側に設けられた結像レンズ
部を有する光学素子と、上記基板の他方の面側に設けら
れ、上記結像レンズ部による光を受光する受光部を上記
基板の近傍に配置された撮像素子と、上記基板上に設け
られて上記撮像素子と電気的信号の入出力を行うインタ
ーフェース端子部と、上記結像レンズ部を露出させて上
記光学素子及び上記撮像素子を封止するように設けられ
た封止樹脂とを備えたものである。
【0029】この発明の請求項25に係る撮像装置は、
上記撮像素子の上記基板と反対側に係止部を設け、この
係止部により収納される機器の基板に取り付けられたこ
とを特徴とする請求項25に記載のものである。
【0030】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態1.以下、この
発明の実施の形態1について、図1、図2、図3を用い
て説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係る撮
像装置の構成を説明する構成図である。図1において、
1は基板、2は受光部2aを有する撮像素子、3は結像
レンズ、4は結像レンズ3を支持する鏡筒で、取り付け
用のねじ部ねじ溝4aを形成している。5はねじ部5b
を側壁部5cに形成した封止樹脂である。撮像素子2
は、D/B法等により基板1上の所定の位置に配置し、
撮像素子2上の入出力端子(図示せず)及び基板1上の
回路(導電)パターン(図示せず)は、W/B法等によ
り金属線(図示せず)によって電気的に接続している。
封止樹脂5は、この金属線による接続部及び撮像素子2
の側面部に吸湿や異物の侵入を防止するために、又は外
力等による破損防止のために形成している。また、この
封止樹脂5は硬質で加工性のある材料、例えばホットメ
ルト等により構成している。一方、撮像素子2の受光面
2aは、その上部を開口させるために側壁部5cによっ
て開口部5aを形成している。その側壁部5cの周縁部
には、結像レンズ3を支持する鏡筒4に設けられた取り
付けねじ4aと対応するねじ部5bを加工・形成して、
鏡筒4を側壁部5cに螺着・固定している。
【0031】次に、この発明の実施の形態1に係る撮像
装置の製造方法を図2(a)(b)(c)を用いて説明
する。図2(a)(b)(c)において、図1と同一の
符号は同一又は相当部分を示すためその説明は省略す
る。ここで、6は、封止樹脂5を形成するための金型で
ある。但し、金型6は上側金型6のみ図示し、下側金型
は図示していない。図2(a)は、金型6が基板1及び
撮像素子2に当接する前の状態を示す当接前工程図であ
る。図2(b)は、金型6が基板1及び撮像素子2上に
当接時の状態を示す当接時工程図である。もっとも、以
下の当接時工程にあっては、金型6が基板1又は撮像素
子2と僅かな隙間を持たせる場合も含むものとする。さ
て、当接時工程図において、金型6はその一部が基板1
の上面に当接した状態で、その中央部が撮像素子2上の
受光面2aに不要な応力が加わることなく当接するよう
に精度良く加工を施している。このとき、金型6は、基
板1と撮像素子2とを電気的に接続する金属線を封止
し、かつ、受光面2aを開口させる側壁部5cを形成す
るための形状を形成している。したがって、金型6と撮
像素子2及び基板1との間には、図2(b)に示すよう
に、空隙部が形成される。この当接時工程において、硬
質で加工性のある封止樹脂5を射出し、連続して冷却す
ることにより、図2(c)に示すように、瞬時に封止樹
脂5の特定の形状を得ることができる。図2(c)は、
封止樹脂5の形成後における金型6の開放状態を示す当
接後工程図である。尚、金型6は一般には製品である撮
像装置の表側と裏側の2つのパートによって構成される
が、図2(a)(b)(c)ではこの発明に係る撮像装
置の表側の上側金型6のみを図示し、その裏側の下側金
型は図示していない。
【0032】次に、図3(a)(b)(c)は、この実
施の形態1に係る撮像装置の製造・組立方法について説
明するための組立工程説明図である。図3(a)は、図
2に示した各工程により、硬質で加工性のある側壁部5
cを有する封止樹脂5を形成したときの構成図である。
撮像素子2の受光面2aの上部には側壁部5cにより開
口部5aを形成している。図3(b)に示すように、封
止樹脂5の開口部5aを形成する側壁部5cの内壁部に
は鏡筒4に設けられたねじ部4aと対応するようにねじ
部5bを形成する。次に、図3(c)に示すように、封
止樹脂5の側壁部5cに結像レンズ3を支持するための
鏡筒4を固着する。図3(a)(b)(c)において、
図1と同一符号は同一又は相当部分を示すため説明は省
略する。このようにこの発明の実施の形態1によれば、
硬質で加工性のある材料を封止樹脂5に用いることによ
り、鏡筒4を封止樹脂5の側壁部5cに取り付けるため
のねじ部5bを封止樹脂5の側壁部5cに加工して一体
的に形成することができる。したがって、筐体等の別の
部品は不要となり、部品点数を減らすことができるほ
か、筐体等の組立部分を設ける必要がないため、撮像装
置の小型化が実現できる。また、この発明の実施の形態
1において、赤外光除去機能を有するIRフィルター等
の光学部品類(図示せず)を配設してもよい。尚、以下
に説明する実施の形態においては、撮像素子2の入出力
端子部、基板回路パターン、金属線等は図示しないもの
とする。
【0033】発明の実施の形態2.次に、この発明の実
施の形態2について、図4、図5を用いて説明する。図
4は、この発明の実施の形態2に係る撮像装置の断面構
成を示す構成図である。図4において、図1と同一符号
は同一又は相当部分を示すため説明は省略する。図4に
おいては、この発明の実施の形態1に係る撮像装置とは
鏡筒4のねじ部4aと封止樹脂5のねじ部5bの配置関
係が相違する。図5は、この発明の実施の形態2に係る
撮像装置において鏡筒4を封止樹脂5の側壁部5cに固
着する前の状態を示す説明図である。図5において、図
1と同一符号は同一又は相当部分を示すため説明は省略
する。この実施の形態2における撮像装置では、図5に
示すように、鏡筒4の取り付けねじ部4aを鏡筒4の内
壁に設け、それに対応する封止樹脂5の側壁部5cにお
けるねじ部5bを側壁部5c及び開口部5aの外側に形
成している。したがって、この発明の実施の形態2に係
る撮像装置によれば、前述の実施の形態1において説明
した効果を奏するほか、硬質で加工性のある封止樹脂5
のねじ部5bの加工時に発生する加工屑等が封止樹脂5
の開口部5aの内部に落下して撮像素子2の受光面2a
上に付着することを防止することでき、筐体4の組立時
に筐体4のねじ部4aと封止樹脂5のねじ部5bの摺動
により発生する塵埃等についても、封止樹脂5の開口部
5aの内部に落下して撮像素子2の受光面2a上に付着
することを防止することができ、さらに、撮像装置の生
産工程における不良率を低減できるため生産コストを低
減することもできる。
【0034】発明の実施の形態3.次に、この発明の実
施の形態3について、図6、図7、図8及び図9を用い
て説明する。この発明の実施の形態3に係る撮像装置
は、安定した品質を得るための構成に関する。図6は、
この発明の実施の形態3に係る撮像装置の一部の構成を
説明するための構成図である。図6において、図1と同
一符号は同一又は相当部分を示すため説明は省略する。
封止樹脂5は、硬質で加工性のある材料からなり、撮像
素子2の受光面2aの上部は開口部5aを形成してい
る。図7は、この実施の形態3に係る撮像装置を製造す
るときに使用する上側金型6の構成を説明するための説
明図である。図7に示すように、この上側金型6はその
内面の中央部には金属ほど硬質でない、例えばテフロン
(登録商標)等の軟質部材6aを配設している。図8
は、撮像装置の封止工程において金型6が基板1及び撮
像素子2の上面に当接した当接時工程図である。金型6
の軟質部材6aが撮像素子2の受光面2aの上面に当接
して閉じられている。このとき、金型6は、基板1と撮
像素子2とを電気的に接続する接続線を封止し、かつ、
受光面2aを開口させる側壁部5cを形成するための形
状を呈している。
【0035】図9(a)(b)は、この発明の実施の形
態3に係る撮像装置における他の製造工程図である。こ
こでいう金型6は、金型6の内面の中央部に配設する軟
質部材6a、例えばテフロン等を図9(a)に示すよう
に、逆凹型形状に形成し、金型6が閉じた、即ち当接時
工程の状態で図9(b)に示すように、金型6の軟質部
材6aが撮像素子2における受光面2a以外の周縁部に
当接するようにする。こうすることにより、この発明の
実施の形態3に係る撮像装置は、封止樹脂5の成形用の
金型6に形成した硬質の金属部分が撮像素子2上に当接
しないため、図6に示すように、封止樹脂5の開口部5
aを形成する場合に、撮像素子2を特に撮像素子2の受
光面2aを傷めることなく、安定した品質を得ることが
できる。尚、この発明の実施の形態3を説明するため
に、金型6は撮像装置の表側だけの上側金型を図示し、
その裏側の下側金型は図示していない。
【0036】発明の実施の形態4.次に、この発明の実
施の形態4について、図10、図11及び図12を用い
て説明する。図10は、この発明の実施の形態4に係る
撮像装置の断面構成を説明するための断面構成図であ
る。尚、図1と同一符号は同一又は相当部分を示すため
説明を省略する。図10において、7は、撮像素子2の
受光面2a周縁部分に設けた弾性体で、封止樹脂5を成
形する際に金型6が撮像素子2の上面と直接当接しない
ようにして成形時に撮像素子2が破損しないようにして
いる。弾性体7については、図11(a)(b)を用い
て説明する。図11(a)(b)において、図10と同
一符号を付してその説明は省略する。図11(a)は、
弾性体7を撮像素子2の受光面2a以外の部分に構成し
た状態を示す平面図、図11(b)は、その断面構成図
である。図11(a)に示すように、弾性体7は撮像素
子2の受光面2aの周縁部に構成している。図12は、
金型6の中央部が弾性体7に当接したときの当接時状態
図である。このとき、金型6の中央応部は撮像素子2と
は直接当接しないように構成する。また、図12に示す
ように、金型6は封止樹脂5を形成するための空隙を形
成するように構成している。
【0037】弾性体7は、例えば、通常は液状で加熱等
により化学反応し固体化(弾性体化)するものがある。
ところが、このような液状の弾性体7はディスペンサ装
置などにより精度よく配置されるが、液体塗布のため若
干の塗布量ばらつきや硬化時の体積変化などにより、数
μmレベルでの形状制御は困難である。しかしながら、
弾性体の特性を利用し、予め設計値により算出される撮
像素子2と金型6の空隙部寸法よりも硬化後の弾性体7
の高さが高くなるように弾性体7を配置することによ
り、金型6が図12に示すような閉じた状態で、必ず金
型6が弾性体7と当接するように構成することができ
る。したがって、弾性体7の変形により弾性体7の硬化
後の高さが撮像素子2と金型6の空隙部寸法より高くな
った場合の圧力を吸収しながら、封止樹脂5が撮像素子
2の受光面2a上に侵入することを防ぐことができる。
【0038】このように、この発明の実施の形態4に係
る撮像装置によれば、弾性体7は、封止樹脂5の成形用
の金型6が直接に撮像素子2に当接しないようにするた
め、図6に示すように封止樹脂5の開口部5aを形成す
るときに、撮像素子2の受光面2aを傷めることなく安
定した品質を得ることができ、金型6に金属以外の部品
を配置する必要がなく、それら軟質部品の消耗による品
質ばらつきを管理する必要がなくなり、工程品質の向上
と生産コスト低減を図ることができる。この実施の形態
4に係る説明においても、金型6は製品の表側だけを図
示し、製品の裏側の金型を図示していない。
【0039】発明の実施の形態5.次に、この発明の実
施の形態5に係る撮像装置の製造方法について、図1
3、図14を用いて説明する。図13は、この発明の実
施の形態5に係る撮像装置の断面構成図である。この発
明の実施の形態5に係る撮像装置は、基板1、撮像素子
2及びそれらを電気的に接続する部分を封止する封止樹
脂5を有し、この封止樹脂5の側壁部5cに形成される
ねじ部5bが、封止樹脂5の成形用の金型6により形成
するようにしたものである。図14(a)(b)(c)
及び(d)は、この発明の実施の形態5に係る撮像装置
を製造するための工程を説明する製造工程図である。図
14(a)に示すように、金型6は、撮像素子2の受光
面2aに対向する位置の開口部5aを形成するための金
型6−1と封止樹脂5の側壁部5cの外側にねじ部5b
を形成するための金型6−2とにより構成している。図
14(a)は、金型6−1及び金型6−2が閉じた状態
を示す工程図である。この状態で、図14(b)に示す
ように、樹脂を射出して封止樹脂5を成形する。つい
で、封止樹脂5を成形後に、図14(c)(d)に示す
ように金型6−1及び6−2を開放する。こうして、図
14(d)に示すように封止樹脂5の側壁部5cにねじ
部5bが形成される。このねじ部5bは、図示しない鏡
筒4のねじ部4aが固着される。尚、撮像素子2の受光
面2aと鏡筒4に支持された結像レンズ3との距離は鏡
筒4を回動することにより調整することができる。以上
のように、この発明の実施の形態5によれば、結像レン
ズ3を支持する鏡筒4を取り付けるため、封止樹脂5の
側壁部5cにねじ部5bを一体化して形成することか
ら、製造工数が減り、前述の実施の形態1においても説
明したように、筐体等の別部品が不要となって部品点数
を減らすことができ、低コスト化が可能となる。
【0040】発明の実施の形態6.次に、この発明の実
施の形態6について、図15、図16を用いて説明す
る。図15は、この発明の実施の形態6に係る撮像装置
を示す断面構成図である。尚、図15において図1と同
一符号は同一又は相当部分を示すため説明は省略する。
図15において、8は、封止樹脂5の側壁部5cの内壁
に配設した筒状の遮光性材である。この遮光性部材8の
外形寸法は、側壁部5cの内壁径に応じた寸法とし、そ
の内径寸法は受光面2aに干渉しない寸法としている。
図16は、遮光性部材8の構成を説明する正面図、平面
図である。図17は、この発明の実施の形態6に係る撮
像装置の組立前段階における配置位置関係を示す展開図
である。図17に示すように、遮光性部材8は、撮像素
子2の受光面2aに結像レンズ3により結像される被写
体情報以外の不必要な外光が封止樹脂5の側壁部5cを
透過して入射することを遮断するので、撮像装置の性能
が向上するとともに、外部に遮光性のカバー等を設ける
必要がなく撮像装置を小型化できる。
【0041】発明の実施の形態7.次に、この発明の実
施の形態7について、図18を用いて説明する。図18
は、この発明の実施の形態7に係る撮像装置を説明する
ための一部拡大図を付記した断面構成図である。図18
において、図15と同一符号は同一又は相当部分を示す
ためその説明は省略する。図18に示す一部拡大図のよ
うに、遮光性部材8を封止樹脂5の側壁部5cの内壁に
配置したときに、その遮光性部材8の下端は撮像素子2
と当接しないように微小空隙を設けている。こうすれ
ば、この発明の実施の形態7に係る撮像装置を組み立て
る際に、遮光性部材8が撮像素子2に当接することによ
る撮像素子2の破損が発生する恐れがないため、工程品
質の向上と生産コスト低減を図ることができる。
【0042】発明の実施の形態8.次に、この発明の実
施の形態8について、図19、図20、図21を用いて
説明する。図19は、この発明の実施の形態8に係る撮
像装置を示す断面構成図である。図19に示すこの発明
の実施の形態8に係る撮像装置は、遮光性部材8が側壁
部5cに組み込まれたときに、回動しないようにするた
めに回動止め機構を遮光性部材8に形成している。尚、
図19において、図15と同一符号は同一又は相当部分
をしめすためその説明は省略する。ここで、図20
(a)(b)を用いて回動止め機構について説明する。
図20(a)は、この発明の実施の形態8に係る撮像装
置の遮光性部材8の正面図及び平面図である。図20
(a)に示すように、遮光性部材8の筒状部の外形部に
回動止め用の凸部8aを形成している。図20(b)
は、この発明の実施の形態8に係る撮像装置を示す平面
図である。遮光性部材8が封止樹脂5に組み込まれたと
き、回動止め用の凸部8aが嵌合する回動止め用の凹部
5dを形成している。尚、図20(a)(b)におい
て、図19と同一符号は同一又は相当部分を示すためそ
の説明は省略する。このように、この発明の実施の形態
8に係る撮像装置によれば、遮光性部材8が封止樹脂5
の側壁部5cに組み込まれた後、遮光性部材8が側壁部
5cの内側で回動しないようにしているため、結像レン
ズ3を支持する鏡筒4を封止樹脂5に一体的に形成した
ねじ部5bに組み込むときに、遮光性部材8が共回りに
より回動せず、遮光部材8と封止樹脂5の開口部5aの
内壁との摺動による発塵を防ぐことができる。また、撮
像装置の工程品質を向上することもできる。
【0043】また、図21(a)(b)は、この発明の
実施の形態8に係る別の一実施例を示す構成図及び平面
図である。図21(a)は、遮光性部材8の正面図及び
平面図である。ここでは、図20(a)に示すような回
動止め用の凸部8aは設けていない。その代わりに封止
樹脂5の側壁部5cに組み込まれる遮光性部材8の形状
を4角形としている。図21(b)は、図21(a)に
示す遮光性部材8に対応した部分の平面図である。その
封止樹脂5の開口部5aが4角形に対応した形状として
いる。尚、図21(a)(b)において、図19と同一
符号は、同一又は相当部分を示すためその説明は省略す
る。このように遮光性部材8を4角形とすると、封止樹
脂5の開口部5aの形状もこのような形状に構成して
も、鏡筒4の組立時における供回りによる遮光性部材8
の回動を防ぐことができ、図20に示すような撮像装置
と同様の効果を得ることができる。即ち、この発明の実
施の形態8に係る撮像装置によれば、遮光性部材8に設
けた回動止め機構の形状に限定されるものではなく、遮
光性部材8が封止樹脂5の側壁部5cの内側で回動しな
いような構造を設けていればよい。
【0044】発明の実施の形態9 次に、この発明の実施の形態9について、図22を用い
て説明する。図22は、この発明の実施の形態9に係る
撮像装置を示す構成図である。図22において、図1と
同一符号は同一又は相当部分を示すため説明は省略す
る。この発明の実施の形態9に係る撮像装置は、硬質で
加工性のある封止樹脂5を遮光性材料としている。した
がって、この実施の形態9によれば、遮光性のある封止
樹脂5が加工性を有し、撮像素子2の受光面2aに結像
レンズ3により結像される被写体情報以外の不必要な外
光が入射することを遮断することができ、製品の性能を
向上するとともに、外部に遮光性のカバー等を設ける必
要がなく省部品化・小型化を図ることもできる。
【0045】発明の実施の形態10.次に、この発明の
実施の形態10について、図23、図24を用いて説明
する。図23は、この発明の実施の形態10に係る撮像
装置を示す構成図である。図23において、図1と同一
符号は同一又は相当部分を示すためその説明は省略す
る。この発明の実施の形態10に係る撮像装置は、硬質
で加工性のある封止樹脂5にカバー9を取り付けるため
の凹部5eを一体的に設けたものである。ここで、10
はカバー9を取り付けるためのねじである。図24は、
この発明の実施の形態9に係る撮像装置において、カバ
ー9を封止樹脂5に取り付ける前の構成を示す展開図で
ある。図24に示すように、硬質で加工性のある封止樹
脂5に凹部5eを一体的に加工しておく。カバー9は凹
部5eと対応する位置に通し穴9aが設けられ、ねじ1
0により組立一体化される。カバー9は結像レンズ3と
対応する位置に開口部9bを有し、結像レンズ3による
被写体情報の入光を妨げないようにしている。尚、図2
4において、図23と同一符号は同一又は相当部分を示
すためその説明は省略する。このように、この発明の実
施の形態10によれば、カバー9を必要とする撮像装置
において、硬質で加工性のある封止樹脂5にカバー9を
一体的に設けることができるため、撮像装置の省部品化
・小型化を図ることができる。ところで、カバー9は開
口部9bにテーパを設け、結像レンズ3に対して絞り機
能を有してもよい。また、遮光性の部品として、結像レ
ンズ3以外からの外光入射を遮光する機能を有してもよ
い。
【0046】発明の実施の形態11.次に、この発明の
実施の形態11について、図25、図26を用いて説明
する。図25は、この発明の実施の形態11に係る撮像
装置を示す構成図である。図25において、図23と同
一符号は同一又は相当部分を示すためその説明は省略す
る。この発明の実施の形態11に係る撮像装置では、硬
質で加工性のある封止樹脂5に2個以上の位置決め用凹
部5eを一体的に設け、これらの凹部5eに対応する位
置にカバー9の位置決め用の凸部9cを設けたものであ
る。図26は、この発明の実施の形態11に係る撮像装
置のカバー9を取り付ける前の構成を示す展開図であ
る。図26に示すように、硬質で加工性のある封止樹脂
に位置決め用凹部5eを一体的に加工しておく。カバー
9は位置決め用の凹部5eと対応する位置に位置決め用
凸部9cが設けられ、凹部5eと凸部9cの嵌合により
カバー9の開口部9bと結像レンズ3の相対位置が決め
られる。尚、図26において、図25と同一符号は同一
又は相当部分を示すためその説明は省略する。このよう
に、この発明の実施の形態11によれば、硬質で加工性
のある封止樹脂5にカバー9の取り付け相対精度を向上
するための凹部5eを一体的に設けることができるた
め、カバー9の開口部9bと結像レンズ3の相対位置を
容易に所定の相対位置精度内に組立てることができ、撮
像装置の省部品化・小型化を図ることができる。ここ
で、この実施の形態11は、前述の実施の形態10と併
用してもよい。
【0047】発明の実施の形態12.次に、この発明の
実施の形態12について、図27を用いて説明する。図
27(a)(b)は、この発明の実施の形態12に係る
撮像装置を示す構成図である。図27において、図23
と同一符号は、同一又は相当部分を示すためその説明は
省略する。この発明の実施の形態12に係る撮像装置で
は、封止樹脂5にカバー9が取り付けられる位置を撮像
素子2の上面より低い位置とした。このようにすること
により、封止樹脂5を遮光性の材料とせずとも、図27
(b)に矢印で示す水平方向からの入射光が撮像素子2
の上面の受光面2aに到達することを防ぐことができる
ため、当然にカバー9以外の遮光性部品を配置する必要
がなくなり、撮像装置としての性能が向上するととも
に、撮像装置の省部品化・小型化を図ることができる。
もっとも、この実施の形態12は前述の実施の形態10
又は11と併用してもよい。
【0048】発明の実施の形態13.次に、この発明の
実施の形態13について、図28を用いて説明する。図
28は、この発明の実施の形態13に係る撮像装置を示
す構成図である。この発明の撮像装置では、撮像素子2
の上面に透光性板11を配置し、硬質で加工性のある材
料の封止樹脂5により透光性板11、撮像素子2及び基
板1を一体化し、また、撮像素子2上の受光面2aに対
向する封止樹脂5の位置に開口部5aを設けたものであ
る。尚、図28において、図1と同一符号は同一又は相
当部分を示すためその説明は省略する。図29、図30
は、それぞれこの発明の実施の形態13に係る撮像装置
の構成を示す構成図及び製造工程を示す工程図である。
図29に示すように、透光性板11を撮像素子2の受光
面2a上における所定の位置に配置する。ここで、図3
0に示すように、撮像素子2及び透光性板11の側面部
分に空隙を形成し、透光性板11との間に封止樹脂5の
側壁部を形成するように、上側金型6を基板1に接する
ように閉じる。この段階で、封止樹脂5を空隙部に射出
・成形する。このとき、金型6はその一部が基板1に当
接した状態で、その中央部が透光性板11に不要な応力
が加わることなく当接するように精度良く加工すること
により、撮像素子2の受光面2aに対向する封止樹脂5
の位置に開口部5aを形成することができる。尚、図2
9、図30において、図28と同一符号は同一又は相当
部分を示すためその説明は省略する。このように、この
発明の実施の形態13によれば、封止樹脂5が加工性を
有することから、前述までの実施の形態に説明した省部
品化・小型化の効果を有するとともに、透光性板11を
封止樹脂5により容易に一体化することができる。ま
た、受光面2aを含む撮像素子2を精度良く吸湿等から
封止することができ、製造ラインにおいての取り扱いが
容易になり、生産性向上による生産コスト低減を図るこ
ともできる。ここで、透光性板11は赤外光遮断機能等
の光学機能を有する透光性板としてもよい。尚、この発
明の実施の形態13においても、金型6は製品の表側に
おける上側金型だけを図示し、製品の裏側における下側
金型の図示していない。
【0049】発明の実施の形態14.次に、この発明の
実施の形態14について、図31を用いて説明する。こ
の発明の実施の形態14は、安定した品質で得るための
構成に関するものである。図31は、この実施の形態1
4に係る撮像装置の封止樹脂5を形成するための上側及
び下側金型6、6が基板1等に当接する前の段階を示す
当接前工程図である。この上側金型6は製品の表側にお
ける内面中央部に弾性材質6bを配置している。また、
基板1に撮像素子2の裏面に到達する貫通穴1aを設
け、製品の裏側における下側金型の貫通穴1aに対応す
る位置に弾性材質6bを形成する。このとき、弾性材質
6bの径は基板1の貫通穴1aよりも小さく形成してい
る。図32は、上側及び下側金型6,6が基板1に当接
した段階の当接時工程図である。図32に示すように、
製品の表側における上側金型6の弾性材質6bが、透光
性板11の上面に当接して閉じられている。ここで、弾
性材質6bは透光性板11の表面に傷等を発生させない
ようにしている。また、製品の裏側における下側金型6
に設けた弾性材質6bは、基板1の貫通穴1aを介して
撮像素子2の裏面に当接している。ここで、下側金型6
に設けられた弾性材質6bは、その材質が持つ弾性によ
り上側及び下側金型6,6が閉じた状態において、透光
性板11と撮像素子2にそれらを破壊しない程度の圧力
がかかるような寸法に設計している。このようにすれ
ば、封止樹脂5を成形する金型6における硬質の金属部
分が、撮像素子2に直接当接しないため、撮像素子2の
受光面2aに対向する透光性板11の表面に傷を発生さ
せないので、被写体の撮像情報品質に影響を与えず、撮
像装置としての品質が向上する。また、図32に示すよ
うに、撮像素子2と透光性板11は、封止樹脂5を成形
する金型6の弾性材質6bにより、挟み込まれるように
して保持されながら射出成形されるので、透光性板11
と撮像素子2の密着力を向上させることができ、吸湿等
から封止機能を向上させることもできる。尚、図31、
図32において、図28と同一符号は同一又は相当部分
を示すためその説明は省略する。
【0050】発明の実施の形態15.次に、本発明の実
施の形態15について、図33を用いて説明する。図3
3は、この発明の実施の形態15に係る撮像装置を示す
構成図である。この実施の形態15における撮像装置で
は、結像レンズ3と一体的にした光学部品12を撮像素
子2の上面に当接させて配置し、硬質で加工性のある材
料の封止樹脂5により光学素子12、撮像素子2及び基
板1を一体化している。この実施の形態15では、結像
レンズ3が焦点調整機構を持たず焦点調整が行えないた
め、光学素子12の寸法を光学素子12の底面が撮像素
子2の上面に当接した状態で結像レンズ3の焦点が受光
面2aに合うように設計している。尚、図33におい
て、図1と同一符号は同一又は相当部分を示すためその
説明は省略する。図34(a)は、結像レンズ3と一体
的に構成した光学素子12の展開図である。図34
(b)は、この光学素子12を底面から見た底面図であ
る。図35は、撮像素子2が受光面2aを有する平面図
である。光学素子12は、図35に示す撮像素子2の受
光面2aに対向する部分が凹状に形成しており、光学素
子12を撮像素子2の上に配置したときに、光学素子1
2の底面12bが撮像素子2の受光面2a上に当接しな
いように空隙部12aを形成している。図34(b)に
示す斜線部分が光学素子12を撮像素子2上に配置した
ときに、撮像素子2上の受光面2a以外の部分と当接す
る光学素子12の底面部12bである。
【0051】図36は、光学素子12を撮像素子2に配
置するときの展開図である。受光素子12を正確に撮像
素子2上に配置する。また、図37は、上側金型6を基
板1に当接するように閉じた状態を示す当接時工程図で
ある。このように、上側金型6が閉じた状態で、上側金
型6が結像レンズ3と当接しないようにその中央部に凹
部6cを形成している。こうして、上側金型6は結像レ
ンズ3のレンズ表面部とは当接しないためレンズ表面に
傷等を発生させることがなく、上側金型6が閉じた状態
で、上側金型6と光学素子12の結像レンズ3以外の部
分とが当接もしくは微小間隙を設けるように構成してい
るため、硬質で加工性のある材料の封止樹脂5を射出・
成形しても結像レンズ3に封止樹脂5が付着することは
ない。このように、この発明の実施の形態15によれ
ば、省部品化・小型化の効果を有するほか、結像レンズ
3と一体的に構成した光学素子12のような焦点調整機
構を有さない固定焦点レンズでも容易に精度良く一体化
することができ、焦点調整が不要となるため生産を容易
にすることができ、生産コストを低減することもでき
る。
【0052】発明の実施の形態16.次に、この発明の
実施の形態16について、図38を用いて説明する。図
38は、この発明の実施の形態16に係る撮像装置を示
す断面構成図である。この実施の形態16に係る撮像装
置では、光学部品12は結像レンズ3と一体的に構成
し、段部12cを形成している。この光学部品12は撮
像素子2の上面に当接させて配置し、硬質で加工性のあ
る材料の封止樹脂5により光学素子12、撮像素子2及
び基板1を一体化ししている。また、光学素子12は、
実施の形態14の場合と同様に、光学素子12の底面1
2bが撮像素子2の上面に当接した状態で、結像レンズ
3の焦点が受光面2aに合うようにしている。尚、図3
8において、図33と同一符号は同一又は相当部分を示
すためその説明は省略する。図39は、この発明の実施
の形態16に係る撮像装置の光学素子12の構成を説明
するための構成図である。図39において、3は結像レ
ンズ、12bは底面部、12cは段部である。ここで
は、前述の実施の形態15で説明したように、光学素子
12が撮像素子2上に配置したときの撮像素子2の受光
面2aに対向する光学素子2の空隙部については図示し
ていない。
【0053】次に、図40及び図41は、この発明に実
施の形態16に係る撮像装置を製造するための方法を説
明する製造工程図である。図40は金型6が基板1に当
接する前の段階における当接前工程図、図41は金型6
が基板1に当接した段階における当接時工程図である。
金型6にはその中央部が結像レンズ3と当接しないよう
に凹部6cを形成している。金型6の当接時に金型6の
一部が、光学素子12の段部12cに当接するように構
成している。このとき、金型6の凹部6cの空間は、金
型6と光学素子12の段部12cとの当接により維持さ
れるため、凹部6cの側面部と光学素子12には空隙が
あってもよく、金型6の凹部6cの加工精度に自由度が
でき、作業性も向上する。尚、図40、図41おいて、
金型6は製品の表側だけを図示し、製品の裏側の金型は
図示していない。また、この発明の実施の形態16に係
る撮像装置においても、前述した実施の形態14の場合
と同様に、基板1に撮像素子2の裏面に到達する貫通穴
1aを設け、金型6の一部に弾性材質6bを設けてもよ
い。図42及び図43は、それぞれ金型6が基板1に当
接する前の段階における当接前工程図及び金型6が基板
1に当接した段階における当接時工程図である。図42
に示すように、製品の裏側の下側金型6については、実
施の形態14の場合と同様であるが、製品の表側の上側
金型6については、上側金型6と光学素子12の段部1
2cとが当接する部分に弾性材質6bを配置している。
【0054】図43に示すように、当接時工程において
光学素子12及び撮像素子2の側面部分と上側金型6と
の間には空隙部分を形成している一方、上側金型6の弾
性材質6bが光学素子12の段部に当接して閉じられて
いる。また、下側金型6に設けた弾性材質6bは、基板
1の貫通穴1aを介して撮像素子2の裏面に当接してい
る。ここで、金型6に設けた弾性材質6bは、その材質
が持つ弾性により金型6,6が閉じた状態で光学素子1
2と撮像素子2にそれらを破壊しない程度の圧力がかか
るような寸法に形成している。こうすることにより、こ
の発明の実施の形態16に係る撮像装置によれば、結像
レンズ3の焦点が光学素子12の部品精度により合わさ
れるように設計するため、封止樹脂5の成形時に金型
6,6の弾性材質6bにより挟み込むように保持されな
がら、射出・成形されることから、光学素子12と撮像
素子2の密着力を向上させることができ、焦点調整機構
を有さない撮像装置の生産においても、焦点精度ばらつ
きを低減できるとともに、安定した品質の撮像装置を容
易に得ることができる。
【0055】発明の実施の形態17.次に、この発明の
実施の形態17について、図44を用いて説明する。図
44(a)は、この発明の実施の形態17に係る撮像装
置の構成を示す平面部及び側面部である。図44(b)
は、この発明に係る撮像装置を別の機器(例えば、携帯
電話機)に搭載したときの構成を示す構成説明図であ
る。図44(a)において、1は撮像素子が配置された
基板、1bは撮像素子が外部との電気的信号の入出力を
行うインターフェース端子部、3は結像レンズ、5は硬
質で加工性のある材料からなる封止樹脂である。図44
(b)において、13はこの発明に係る撮像装置が搭載
される、例えば携帯電話機等の端末機器の筐体である。
13aは撮像装置の結像レンズ3が筐体13の内側から
外部を臨む開口部である。13bは筐体13の内側に一
体的に設けられたホルダである。このホルダ13bに対
応して撮像装置の封止樹脂5上に加工して取り付け部5
fを形成している(図44(a)に示す。)。図44
(b)に示すように、筐体13のホルダ13bに封止樹
脂5の取り付け部5fを取り付け、撮像装置を筐体13
に保持している。
【0056】図45は、撮像素子2及び光学素子12を
封止樹脂5により封止する前の段階における封止前工程
図である。図46は、撮像素子2及び光学素子12を封
止樹脂5により封止した後の段階における封止後工程図
である。図45において、撮像素子2は、D/B法等に
より基板1上の所定の位置に配置する。撮像素子2上の
入出力端子と基板1上の回路パターンは、W/B法等に
より金属線を用いて電気的に接続している。また、結像
レンズ3と一体的に構成した光学素子12を撮像素子2
の受光面2a以外の上面部に当接させて配置している。
図46に示すように、基板1上の撮像素子2が外部との
電気的信号の入出力を行うインターフェース端子部1b
以外の部分を硬質で加工性のある封止樹脂5により、封
止・一体化して構成している。
【0057】このようにすると、この発明に係る撮像装
置は、筐体13側に設けたホルダ13bと直接的に取り
付けられるため、撮像装置を取り付けるための部品を不
要として筐体13に撮像装置を搭載することから、例え
ば携帯電話機等の機器製品としての省部品化、軽量化、
小型化、薄型化が実現できる。また、予め携帯電話機等
の機器製品筐体に設けられた開口部13aと撮像素子2
の結像レンズの相対位置が合うように、筐体13のホル
ダ13bと撮像装置側に設けた取り付け部を設計してお
けば、筐体13の開口部13bと結像レンズの相対位置
合わせを調整することなく容易に組み込むことができ
る。また、撮像装置付携帯電話機のような撮像部と表示
部とが一体化された製品では、撮像装置の取り付け方向
と表示デバイスの取りつけ方向を精度良く組立てる必要
がある。しかしながら、この発明の撮像装置によれば、
撮像装置の取り付け位置についても位置出しができるの
で、表示デバイスとの相対方向ずれを生じることなく容
易に組立てることができる。
【0058】ところで、この発明の実施の形態17で
は、結像レンズが焦点調整機構を持たない撮像装置で説
明したが、例えばこの発明の実施の形態1に示すような
結像レンズが調整機構を有する撮像装置においても、同
様の効果を得ることができる。さらに、赤外光遮断機能
等の光学機能を有する透光性板等と一体化したものでも
よく、封止樹脂5が遮光機能を有していてもよい。即
ち、この発明の撮像装置の特徴が及ぶ範囲は、撮像装置
の光学部品や撮像装置を構成する部品の構成、配置方
法、実装方法を限定するものではない。また、硬質で加
工性のある封止樹脂の取り付け部は、その形状及び数に
ついても限定するものではない。
【0059】発明の実施の形態18.次に、この発明の
実施の形態18について、図47を用いて説明する。図
47(a)は、この発明の実施の形態18に係る撮像装
置の構成を説明するための平面部及び底面部である。図
47(b)はこの撮像装置を別の機器(例えば、携帯電
話機)に搭載するときの構成図である。図47(a)に
おいて、5gは硬質で加工性のある封止樹脂5の製品裏
部に一体的に形成した凸部であり、この凸部5gの内側
に撮像装置を固定するためのねじ部を加工している。図
47(b)において、14はこの発明に係る撮像装置を
搭載する携帯電話機等の端末基板であり、この端末基板
14には凸部5gと相対する位置に貫通穴14aを形成
している。15は固定用ねじで、例えば携帯電話機等の
端末基板14に取り付けるため、その取り付ける撮像装
置の部分を加工性のある封止樹脂5により形成してい
る。尚、図47(a)(b)において、図44と同一符
号は同一又は相当部分を示すためその説明は省略する。
【0060】図48は、この発明に係る撮像装置を硬質
で加工性のある封止樹脂5により封止する前の状態を説
明するための平面図及び側面図である。図49は、封止
樹脂5により封止したときの構成を示す平面図及び側面
図である。図49では、撮像素子2は、FCB(フリッ
プチップボンド)法等により基板1の所定位置に配置
し、撮像素子2の入出力端子と基板1の回路パターン
は、撮像素子2に設けたバンプとACF等により電気的
に接続する。図49において、撮像素子2に設けるバン
プ、FCB実装時のACF等は図示していない。こうす
れば、この発明に係る撮像装置は、端末基板に固定ねじ
等により直接的に取り付けるため、撮像装置を取り付け
るための部品を不要とし、撮像装置を搭載する例えば携
帯電話機等の機器製品としての省部品化、軽量化、小型
化、薄型化ができる。このように、この発明の実施の形
態18によれば、撮像装置を基板1にFCB実装方式で
構成した例を示したが、前述の実施の形態17同様に撮
像装置の実装方法を限定するものではなく、また、撮像
装置の光学部品や、撮像装置を構成する部品の構成、配
置方法を限定するものではない。また、硬質で加工性の
ある封止樹脂上の固定ねじは、その位置及び数を限定す
るものではなく、また、ねじによる固定に限らず、例え
ば嵌合による固定でもよい。
【0061】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、基板上
に設けられた受光部を有する撮像素子と基板の回路パタ
ーンとを電気的に接続する接続手段を封止する封止部及
び上記受光部を開口する側壁部を樹脂により形成し、上
記受光部に光を結像させる結像レンズ部を支持する鏡筒
部を上記側壁部に固着手段により固着するように構成し
たことから、部品点数を減少して小型化・低コスト化を
図った撮像装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る撮像装置の構
成を説明する構成図である。
【図2】 (a)(b)(c)は、それぞれ金型6が基
板1及び撮像素子2に当接する当接前・時・後の各状態
を示す当接前・時・後工程図である。
【図3】 この実施の形態1に係る撮像装置の製造・組
立方法について説明するための組立工程説明図である。
【図4】 この発明の実施の形態2に係る撮像装置の断
面構成を示す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態2に係る撮像装置にお
いて、鏡筒4を封止樹脂5に固着する前の状態を示す説
明図である。
【図6】 この発明の実施の形態3に係る撮像装置の一
部の構成を説明するための構成図である。
【図7】 この実施の形態3に係る撮像装置を製造する
ときに使用する上側金型6の構成を説明するための説明
図である。
【図8】 この実施の形態3に係る撮像装置を封止する
ときに金型6が基板1及び撮像素子2の上面に当接した
当接時工程図である。
【図9】 (a)(b)は、それぞれこの発明の実施の
形態3に係る撮像装置の他の製造工程図である。
【図10】 この発明の実施の形態4に係る撮像装置の
断面構成を説明するための断面構成図である。
【図11】 (a)(b)は、この発明の実施の形態4
に係る撮像装置の弾性体7を撮像素子2の受光面2a以
外の部分に構成した状態を示す平面図及びその断面構成
図である。
【図12】この発明の実施の形態4に係る撮像装置の製
造方法における金型6の中央部が、弾性体7に当接した
ときの当接時状態図である。
【図13】 この発明の実施の形態5に係る撮像装置の
断面構成図である。
【図14】 (a)(b)(c)(d)は、この発明の
実施の形態5に係る撮像装置を製造するための工程を説
明する製造工程図である。
【図15】 この発明の実施の形態6に係る撮像装置を
示す断面構成図である。
【図16】 この発明の実施の形態6に係る撮像装置の
遮光性部材8の構成を説明する正面図及び平面図であ
る。
【図17】 この発明の実施の形態6に係る撮像装置の
組立前段階における配置位置関係を示す展開図である。
【図18】 この発明の実施の形態7に係る撮像装置を
説明するための一部拡大図を付記した断面構成図であ
る。
【図19】 この発明の実施の形態8に係る撮像装置を
示す断面構成図である。
【図20】 (a)(b)は、それぞれこの発明の実施
の形態8に係る撮像装置の遮光性部材8の正面図及び平
面図及び平面図である。
【図21】 この発明の実施の形態8に係る別の一実施
例を示す構成図及び平面図である。
【図22】 この発明の実施の形態9に係る撮像装置を
示す構成図である。
【図23】 この発明の実施の形態10に係る撮像装置
を示す構成図である。
【図24】 この発明の実施の形態10に係る撮像装置
において、カバー9を封止樹脂5に取り付ける前の構成
を示す展開図である。
【図25】 この発明の実施の形態11に係る撮像装置
を示す構成図である。
【図26】 この発明の実施の形態11に係る撮像装置
のカバー9を取り付ける前の構成を示す展開図である。
【図27】 (a)(b)は、それぞれこの発明の実施
の形態12に係る撮像装置を示す構成図である。
【図28】 この発明の実施の形態13に係る撮像装置
を示す構成図である。
【図29】 この発明の実施の形態13に係る撮像装置
の構成を示す構成図である。
【図30】 この発明の実施の形態13に係る撮像装置
の製造工程を説明する製造工程図である。
【図31】 この発明の実施の形態14に係る撮像装置
の封止樹脂5を形成するための上側及び下側金型6、6
が基板1等に当接する前の段階を示す当接前工程図であ
る。
【図32】 この発明の実施の形態14に係る撮像装置
の上側及び下側金型6,6が基板1に当接した段階の当
接時工程図である。
【図33】 この発明の実施の形態15に係る撮像装置
を示す構成図である。
【図34】 (a)(b)は、結像レンズ3と一体的に
構成した光学素子12の展開図及びこの光学素子12を
底面から見た底面図である。
【図35】 この発明に係る撮像装置の撮像素子2が受
光面2aを有する平面図である。
【図36】 この発明に係る撮像装置の光学素子12を
撮像素子2に配置するときの展開図である。
【図37】 この発明に係る撮像装置の上側金型6を基
板1に当接するように閉じた状態を示す当接時工程図で
ある。
【図38】 この発明の実施の形態16に係る撮像装置
を示す断面構成図である。
【図39】 この発明の実施の形態16に係る撮像装置
の光学素子12の構成を説明するための構成図である。
【図40】 この発明に係る撮像装置の金型6が基板1
に当接する前の段階における当接前工程図である。
【図41】 この発明に係る撮像装置の金型6が基板1
に当接した段階における当接時工程図である。
【図42】 この発明に係る撮像装置の金型6が基板1
に当接する前の段階における当接前工程図である。
【図43】 この発明に係る撮像装置の金型6が基板1
に当接した段階における当接時工程図である。
【図44】 (a)(b)は、それぞれこの発明の実施
の形態17に係る撮像装置の構成を示す平面部及び側面
部及び別の機器に搭載したときの構成を示す構成説明図
である。
【図45】 この発明に係る撮像装置の撮像素子2及び
光学素子12を封止樹脂5により封止する前の段階にお
ける封止前工程図である。
【図46】 この発明に係る撮像装置の撮像素子2及び
光学素子12を封止樹脂5により封止した後の段階にお
ける封止後工程図である。
【図47】 (a)(b)は、それぞれこの発明の実施
の形態18に係る撮像装置の構成を説明するための平面
部及び底面部及びこの撮像装置を別の機器に搭載すると
きの構成図である。
【図48】 この発明に係る撮像装置を硬質で加工性の
ある封止樹脂5により封止する前の状態を説明するため
の平面図及び側面図である。
【図49】 この発明に係る撮像装置を封止樹脂5によ
り封止したときの構成を示す平面図及び側面図である。
【符号の説明】
1…基板、1a…貫通穴、1c…基板インターフェース
部、2…撮像素子、2a…受光面、3…結像レンズ、4
…鏡筒、4a…ねじ部、5…封止樹脂、5a…開口部、
5b…ねじ部、5c…側壁部、5d…凹部、5e…凹
部、5f…凹部、5g…固定部、6…金型、6a…軟質
部材、6b…弾性材質、7…弾性体、8…遮光部材、8
a…凸部、9…カバー、10…ねじ、11…透過性板、
12…光学素子、13…筐体、14…端末基板、15…
固定ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/335 H01L 27/14 D // H01L 21/56 31/02 D Fターム(参考) 4M118 AA10 AB01 BA10 FA06 GD02 HA20 HA23 HA24 HA33 5C022 AA11 AB44 AC42 AC54 AC70 AC77 CA00 5C024 AX01 BX06 CY47 CY48 DX08 EX00 EX22 EX24 GY01 5F061 AA01 BA03 CA21 DA01 FA01 5F088 HA10 JA01 JA06 JA12

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電パターンが形成された基板と、この
    基板上に設けられた受光部を有する撮像素子と、この撮
    像素子と上記導電パターンとを電気的に接続する接続手
    段と、この接続手段を封止する封止部及び上記受光部を
    開口する側壁部を樹脂により形成した封止部材と、上記
    受光部に光を結像させる結像レンズ部と、この結像レン
    ズ部を支持する鏡筒部と、上記側壁部に上記鏡筒部を固
    着した固着手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 受光部を有する撮像素子と、この撮像素
    子の電気的な接続部分を封止し、上記受光部を開口する
    側壁部を樹脂により形成した封止部材と、上記受光部に
    光を結像させる結像レンズ部と、この結像レンズ部を支
    持する鏡筒部と、この鏡筒部を上記受光部に対して移動
    可能に上記側壁部に装着し、上記受光部と上記結像レン
    ズ部との距離を調整する調整手段とを備えたことを特徴
    とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 上記封止部材は、遮光性樹脂により構成
    したことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装
    置。
  4. 【請求項4】 上記固着手段は、上記側壁部と上記鏡筒
    部とを螺合して固定したことを特徴とする請求項1又は
    2に記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 上記調整手段は、上記側壁部と上記鏡筒
    部とを螺合することにより、上記鏡筒部を上記受光部に
    対して移動可能としたことを特徴とする請求項2に記載
    の撮像装置。
  6. 【請求項6】 上記側壁部はその内側又は外側にねじ溝
    を形成し、上記鏡筒部はその外側又は内側にねじ溝を形
    成し、上記側壁部と上記鏡筒部とを螺合したことを特徴
    とする請求項1乃至5のいずれかに記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 基板上に受光部を有する撮像素子を配設
    する配設工程と、上記基板と上記撮像素子とを電気的に
    接続する接続工程と、上記基板と上記撮像素子とを電気
    的に接続する接続手段を封止し、かつ、上記受光部を開
    口させる側壁部を形成するための形状を有する金型を上
    記基板及び上記撮像素子上に当接させる当接工程と、こ
    の当接工程において封止樹脂を射出し、この封止樹脂に
    より上記金型の形状に対応した封止形状を形成する封止
    形状形成工程と、この封止形状形成工程において形成さ
    れた上記側壁部に固着部を形成する固着部形成工程と、
    上記受光部に光を結像させる結像レンズ部を支持する鏡
    筒部を上記側壁部の固着部に固着する固着工程とを備え
    たことを特徴とする撮像装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 基板上に受光部を有する撮像素子を配設
    する配設工程と、上記基板と上記撮像素子とを電気的に
    接続する接続工程と、上記基板と上記撮像素子とを電気
    的に接続する接続手段を封止し、かつ、上記受光部を開
    口させる側壁部及びこの側壁部に固着部を形成するため
    の形状を有する金型を上記基板及び上記撮像素子上に当
    接させる当接工程と、この当接工程において封止樹脂を
    射出し、この封止樹脂により上記金型の形状に対応した
    封止形状を形成する封止形状形成工程と、この封止形状
    形成工程において形成された上記側壁部の固着部に上記
    受光部に光を結像させる結像レンズ部を支持する鏡筒部
    を固着する固着工程とを備えたことを特徴とする撮像装
    置の製造方法。
  9. 【請求項9】 上記金型は、上記撮像素子に当接する部
    分に樹脂性部材を配設したことを特徴とする請求項7又
    は8に記載の撮像装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 上記樹脂性部材は、上記受光部の周辺
    部のみに当接するように形成したことを特徴とする請求
    項9に記載の撮像装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 基板上に受光部を有する撮像素子を配
    設する配設工程と、上記基板と上記撮像素子とを電気的
    に接続する接続工程と、上記撮像素子の上記受光部の周
    辺に弾性体を形成する弾性体形成工程と、上記基板と上
    記撮像素子とを電気的に接続する接続手段を封止し、上
    記弾性体に接して上記受光部を開口させる側壁部を形成
    するための形状を有する金型を上記基板及び上記弾性体
    に当接させる当接工程と、この当接工程において封止樹
    脂を射出し、この封止樹脂により上記金型の形状に対応
    した封止形状を形成する封止形状形成工程と、この封止
    形状形成工程において形成された上記側壁部の固着部に
    上記受光部に光を結像させる結像レンズ部を支持する鏡
    筒部を固着する固着工程とを備えたことを特徴とする撮
    像装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 上記当接工程は、一方の金型により上
    記受光部を開口させる側壁部の内側形状を形成し、他方
    の金型により上記撮像素子の電気的な接続部分を封止し
    て上記側壁部の外側における固着部の形状を形成するこ
    とを特徴とする請求項7,8又は11のいずれかに記載
    の撮像装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 基板上に設けられた受光部を有する撮
    像素子と、この撮像素子の電気的な接続部分を封止する
    封止部及び上記受光部を開口する側壁部を有する樹脂封
    止部材と、上記側壁部の内側に配設されて上記受光部を
    開口する遮光性部材と、上記受光部に光を結像させる結
    像レンズ部と、この結像レンズ部を支持する鏡筒部と、
    上記側壁部の外側に上記鏡筒部を固着した固着手段とを
    備えたことを特徴とする撮像装置。
  14. 【請求項14】 上記遮光性部材は、その一端部が上記
    側壁部の上端に係止され、その他端部が上記撮像素子の
    表面と離隔して設けられたことを特徴とする請求項13
    に記載の撮像装置。
  15. 【請求項15】 上記遮光性部材は、上記鏡筒を上記側
    壁部に固着するときに、その回動を阻止する回動止め手
    段が設けられたことを特徴とする請求項13又は14に
    記載の撮像装置。
  16. 【請求項16】 基板上に設けられた受光部を有する撮
    像素子と、この撮像素子の電気的な接続部分を封止する
    封止部及び上記受光部を開口する側壁部を有する樹脂封
    止部材と、上記受光部に光を結像させる結像レンズ部
    と、この結像レンズ部を支持する鏡筒部と、上記側壁部
    の外側に上記鏡筒部を固着する固着手段と、上記結像レ
    ンズ部に対応した開口部が形成され、少なくとも上記側
    壁部及び上記鏡筒部を覆うカバー部材とを備えたことを
    特徴とする撮像装置。
  17. 【請求項17】 上記カバー部材は、上記樹脂封止部材
    に固定され、その開口部が上記結像レンズ部に対応する
    位置になるように位置決め手段が形成されたことを特徴
    とする請求項17に記載の撮像装置。
  18. 【請求項18】 上記カバー部材は、少なくとも上記受
    光部の位置より上部における上記樹脂封止部材を覆うよ
    うにしたことを特徴とする請求項16又は17に記載の
    撮像装置。
  19. 【請求項19】 基板上に設けられた受光部を有する撮
    像素子と、この撮像素子の少なくとも上記受光部上に配
    設された透光性板と、この透光性板上に配設された結像
    レンズ部と、上記透光性板の側面部に接触して形成され
    た側壁部を有し、上記撮像素子の上記基板との電気的な
    接続部分を封止する樹脂封止部材と、上記結像レンズ部
    を上記側壁部に支持する支持手段とを備えたことを特徴
    とする撮像装置。
  20. 【請求項20】 上記樹脂封止部材の側壁部は、上記透
    光性板の上面よりも高く形成したことを特徴とする請求
    項19に記載の撮像装置。
  21. 【請求項21】 貫通穴を設けた基板上に受光部を有す
    る撮像素子を配置する配置工程と、上記撮像素子上に結
    像レンズ部を有する凸型形状の光学素子を載置する載置
    工程と、上記基板と上記撮像素子とを電気的に接続する
    接続部分に空隙を形成する形状であって、上記光学素子
    の上記結像レンズ部の周辺部に当接する当接部分に弾性
    部材を設けた上側金型を上記光学素子に当接させる当接
    工程と、この当接工程において封止樹脂を上記空隙に射
    出し、この封止樹脂により上記金型の形状に対応した封
    止形状を形成する封止形状形成工程とを備えたことを特
    徴とする撮像装置の製造方法。
  22. 【請求項22】 貫通穴を設けた基板上に受光部を有す
    る撮像素子を配置する配置工程と、上記撮像素子上に結
    像レンズ部を有する光学素子を載置する載置工程と、上
    記基板と上記撮像素子とを電気的に接続する接続部分に
    空隙を形成する形状であって、上記光学素子に当接する
    当接部分に弾性部材を設けた上側金型を上記光学素子に
    当接させる第1の当接工程と、上記基板の貫通穴に貫通
    して上記撮像素子の底面に当接する突部を設けた下側金
    型を上記基板の底面に当接する第2の当接工程と、これ
    らの第1及び第2の当接工程において封止樹脂を上記空
    隙に射出し、この封止樹脂により上記金型の形状に対応
    した封止形状を形成する封止形状形成工程とを備えたこ
    とを特徴とする撮像装置の製造方法。
  23. 【請求項23】 基板上に受光部を有する撮像素子を配
    置する配置工程と、上記撮像素子上に結像レンズ部を有
    する光学素子を載置する載置工程と、上記基板と上記撮
    像素子とを電気的に接続する接続部分に空隙を形成する
    形状であって、上記結像レンズ部都の間に空隙を形成
    し、上記光学素子の上面及び側面の一部に当接する当接
    部分を形成した上側金型を上記光学素子に当接させる当
    接工程と、この当接工程において封止樹脂を上記空隙に
    射出し、この封止樹脂により上記金型の形状に対応した
    封止形状を形成する封止形状形成工程とを備えたことを
    特徴とする撮像装置の製造方法。
  24. 【請求項24】 基板と、この基板上に設けられた撮像
    素子と、この撮像素子上に設けられた結像レンズ部を有
    する光学素子と、上記結像レンズ部を露出して上記撮像
    素子及び上記光学素子の表面を封止する封止樹脂と、開
    口部を有する筐体と、この筐体に設けられたホルダと、
    上記結像レンズ部が上記開口部に対応するときに、上記
    ホルダが取り付けられる上記封止樹脂に設けられたホル
    ダ取り付け部と、上記基板上に設けられて上記撮像素子
    と電気的信号の入出力を行うインターフェース端子部と
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  25. 【請求項25】 基板と、この基板の一方の面側に設け
    られた結像レンズ部を有する光学素子と、上記基板の他
    方の面側に設けられ、上記結像レンズ部による光を受光
    する受光部を上記基板の近傍に配置された撮像素子と、
    上記基板上に設けられて上記撮像素子と電気的信号の入
    出力を行うインターフェース端子部と、上記結像レンズ
    部を露出させて上記光学素子及び上記撮像素子を封止す
    るように設けられた封止樹脂とを備えたことを特徴とす
    る撮像装置。
  26. 【請求項26】 上記撮像素子の上記基板と反対側に係
    止部を設け、この係止部により収納される機器の基板に
    取り付けられたことを特徴とする請求項25に記載の撮
    像装置。
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