JP2001270421A - シートベルト装置のベルト高さ調節器のための装置 - Google Patents

シートベルト装置のベルト高さ調節器のための装置

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JP2001270421A
JP2001270421A JP2001066833A JP2001066833A JP2001270421A JP 2001270421 A JP2001270421 A JP 2001270421A JP 2001066833 A JP2001066833 A JP 2001066833A JP 2001066833 A JP2001066833 A JP 2001066833A JP 2001270421 A JP2001270421 A JP 2001270421A
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JP
Japan
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pillar
locking rail
support plate
deformation element
belt
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JP2001066833A
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English (en)
Inventor
Guenter Dietrich
ギュンター・ディートリッヒ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dr Ing HCF Porsche AG
Original Assignee
Dr Ing HCF Porsche AG
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/055Padded or energy-absorbing fittings, e.g. seat belt anchors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/18Anchoring devices
    • B60R22/20Anchoring devices adjustable in position, e.g. in height
    • B60R22/201Anchoring devices adjustable in position, e.g. in height with the belt anchor connected to a slider movable in a vehicle-mounted track

Abstract

(57)【要約】 【課題】 頭衝突時にエネルギーを吸収するように作用
し、車両ピラーが損傷しないような、シートベルト装置
のベルト高さ調節器のための装置を提供する。 【解決手段】 ベルト高さ調節器が車両のピラー内に配
置され、ベルト装置の係止レールとピラーとの間に少な
くとも1個の変形要素が配置されている、シートベルト
装置の高さ調節器のための装置において、係止レール2
が支持板3に連結され、この支持板が互いに離して配置
された円錐状の変形要素4,5を介在して、固定板6に
よって、車体のピラー壁11の面F2に支持されて保持
され、固定板6が組み立て運転位置においてピラー壁1
1の面F2と反対側の面F1に接触するように配置さ
れ、頭衝突後の位置において、ピラーの自由空間内に移
動してこの面F1から離れるように配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベルト高さ調節器
が車両のピラー内に配置され、ベルト装置の係止レール
とピラーとの間に少なくとも1個の変形要素が配置され
ている、シートベルト装置の高さ調節器のための装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国実用新案登録第295
19483号公報により、自動車のシートベルト装置の
ベルト高さ調節器のための装置が知られている。このベ
ルト高さ調節器は係止レールを介して、かつ変形要素を
介在して、車体のピラーに固定されている。更に、ドイ
ツ連邦共和国特許出願公開第19651092号公報に
より、車両用シートベルト装置が知られている。このシ
ートベルト装置はベルト装置のためのアンカーレールを
形成している。このアンカーレールはボルトを介して車
体のピラー壁に連結され、ボルトは衝突吸収要素に固定
されている。衝突の際、この衝突吸収要素が変形し、衝
突エネルギーを塑性的に吸収する。更に、ドイツ連邦共
和国特許出願公開第4405106号公報により、シー
トベルトのための固着装置が知られている。この場合、
衝突吸収部材が使用され、この衝突吸収部材は一端がフ
レームに保持され、他端が車体に保持され、フレームに
作用する負荷によって変形可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、頭衝
突時にエネルギーを吸収するように作用し、車両ピラー
が損傷しないような、シートベルト装置のベルト高さ調
節器のための装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明に従
い、係止レールが支持板に連結され、この支持板が互い
に離して配置された円錐状の変形要素を介在して、固定
板によって、車体のピラー壁の面に支持されて保持さ
れ、固定板が組み立て運転位置においてピラー壁の面と
反対側の面に接触するように配置され、頭衝突後の位置
において、ピラーの自由空間内に移動してこの面から離
れるように配置されていることによって解決される。他
の有利な特徴は従属請求項に記載されている。
【0005】本発明によって得られる主たる効果は、円
錐状に形成された変形要素が装置の係止レールまたは装
置の支持板とピラー壁との間に配置され、それによって
頭衝突時に変形要素が塑性変形し、車両ピラーの損傷を
回避することにある。支持板における係止レールの固定
が、固定板に連結されたボルトによって行われるので、
組み立て運転位置でピラー壁に接触している固定板は、
頭衝突時に、ピラー内に摺動し、ピラー壁から離れる。
【0006】実施形において、変形要素が係止レールと
ピラー壁の間に挟まれて保持されているだけであるの
で、圧縮される変形要素は簡単に交換可能である。他の
実施形によれば、変形要素は一端が縁曲げによって係止
レールまたは支持板の穴内に保持されている。この場
合、係止レールと変形要素または支持板と変形要素の全
体のユニットが交換される。
【0007】本発明では、支持板が省略されている場合
に、変形要素は係止レールに直接固定または支持可能で
ある。いかなる場合でも、連結ボルトは変形要素を貫通
している。
【0008】頭衝突時に変形要素のすえ込みまたは塑性
変形が行われるようにするために、円錐状に形成された
変形要素はその小径部が係止レールまたは支持板の方に
向き、大径部がピラー壁に支持されている。
【0009】円錐状の変形要素の代わりに、ばね装置か
らなる変形要素を使用することができる。この場合特に
皿ばねまたは圧縮ばねが使用される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態が図に示して
ある。次に、この実施の形態について詳しく説明する。
【0011】ベルト高さ調節器のための装置1は係止レ
ール2、支持板3、変形要素4,5および固定板6を備
えている。この構造ユニットは連結ボルト9,10を介
して車体のAピラーおよびまたはBピラーのピラー壁1
1に固定される。
【0012】ボルト9,10は固定板6に固定連結され
た溶接ナット9a,10aに固定される。この場合、組
み立て運転位置Iにおいて、固定板6は壁面F1上にあ
り、頭衝突後の位置IIにおいて、固定板6はピラーS
の自由空間12内に移動し、面F1から離れる。
【0013】図1〜4の実施の形態において、係止レー
ル2は支持板3に固定されている。図5,6の他の実施
の形態では、支持板3が省略され、変形要素5,6は係
止レール2とピラー壁11に直接支持されている。
【0014】円錐状に形成された変形要素4,5はその
小径部が係止レール2に向いているかあるいは他の実施
の形態では支持板3に向いている。この場合、変形要素
4,5の大径部はピラー壁11またはピラー壁11の面
F2に接触している。
【0015】例えば皿ばねまたは圧縮ばねのようなばね
装置の形をした変形要素が考えられる。これは図示して
いない。この変形要素は係止レール2または支持板3の
端側に配置可能であるだけでなく、全長にわたって延び
ている。この場合、変形要素を2個以上設けることがで
きる。
【0016】図1,3,4に詳しく示すように、円錐状
の変形要素4,5は外側縁曲げまたは内側縁曲げによっ
て係止レール2または支持板3の穴に保持可能である。
従って、交換可能なユニットを製作可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】係止レール、支持板、円錐状の変形要素および
固定板を備えた、ベルト高さ調節器のための装置の第1
の実施の形態の、図2のI−I線に沿った垂直断面図で
ある。
【図2】変形要素を備えた支持板の側面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿った拡大断面図で
ある。
【図4】装置を挿入した車両ピラーの、運転位置と頭衝
突後の位置を示す水平断面図である。
【図5】支持板を省略した、係止レール、変形要素およ
び固定板を有する装置の他の実施の形態の斜視図であ
る。
【図6】係止レール、変形要素および固定板を有する図
4,5の装置の垂直断面図である。
【符号の説明】
1 装置 2 係止レール 3 支持板 4,5 変形要素 6 固定板 9,10 固定ボルト 11 ピラー壁 12 自由空間 F1 面 F2 面 1 運転位置 S ピラー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルト高さ調節器が車両のピラー内に配
    置され、ベルト装置の係止レールとピラーとの間に少な
    くとも1個の変形要素が配置されている、シートベルト
    装置の高さ調節器のための装置において、係止レール
    (2)が支持板(3)に連結され、この支持板が互いに
    離して配置された円錐状の変形要素(4,5)を介在し
    て、固定板(6)によって、車体のピラー壁(11)の
    面(F2)に支持されて保持され、固定板(6)が組み
    立て運転位置(I)においてピラー壁(11)の面(F
    2)と反対側の面(F1)に接触するように配置され、
    頭衝突後の位置(II)において、ピラー(S)の自由
    空間(12)内に移動してこの面(F1)から離れるよ
    うに配置されていることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 固定ボルト(9,10)が支持板(3)
    とピラー壁(11)の間に配置された変形要素(4,
    5)を貫通し、変形要素が固定板(6)の溶接ナット
    (9a,10a)に保持されていることを特徴とする請
    求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 支持板(3)が省略されている場合に、
    係止レール(2)とピラー壁(11)の間に、変形要素
    (4,5)が配置されていることを特徴とする請求項1
    記載の装置。
  4. 【請求項4】 変形要素(4,5)の小径部が支持板
    (3)または係止レール(2)の方に向き、大径部がピ
    ラー壁(11)または面(F2)に向いていることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の装置。
  5. 【請求項5】 変形要素(4,5)が支持板(3)また
    は係止レール(2)と共に、変形要素の底に設けた縁曲
    げ部によって、支持板(3)または係止レール(2)に
    保持されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か一つに記載の装置。
  6. 【請求項6】 ベルト高さ調節器が車両のピラー内に配
    置され、ベルト装置の係止レールとピラーとの間に少な
    くとも1個の変形要素が配置されている、シートベルト
    装置の高さ調節器のための装置において、係止レール
    (2)または支持体(3)とピラー壁(11)の間の変
    形要素が圧縮ばねおよびまたは皿ばねからなっているこ
    とを特徴とする装置。
JP2001066833A 2000-03-11 2001-03-09 シートベルト装置のベルト高さ調節器のための装置 Pending JP2001270421A (ja)

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DE10011902C1 (de) 2001-08-09
EP1132264A2 (de) 2001-09-12
EP1132264A3 (de) 2002-05-15
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