JP2758870B2 - ショルダアンカ構造 - Google Patents

ショルダアンカ構造

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    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/055Padded or energy-absorbing fittings, e.g. seat belt anchors

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のセンタピラ
ーの上部に配置され、乗員拘束用のウエビングの中間部
を挿通自在に支持するショルダアンカ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の運転席及び助手席等には、所謂
三点式のシートベルト装置が装備されている。簡単に説
明すると、乗員拘束用のウエビングの一端はセンタピラ
ーの下部付近に配設された巻取装置の巻取軸に係止され
ており、他端はセンタピラーの下端部付近の車体フロア
に固定されたアンカプレートに係止されている。また、
ウエビングの中間部は、センタピラーの上端部付近に配
設されたショルダアンカ(スリップジョイント)に挿通
自在に支持されている。乗員は、ウエビングの中間部に
挿通されたタングプレートを車両用シートの側方に立設
状態で配置されたバックル装置に係合させることによ
り、ウエビングにおけるショルダアンカからタングプレ
ートまでの部分をショルダウエビングとし、又ウエビン
グにおけるタングプレートからアンカプレートまでの部
分をラップウエビングとする所謂三点式のシートベルト
装置の装着状態になることができる。
【0003】ここで、従来から、車両の側面衝突(以
下、単に「側突」と称す)時における乗員の特に頭部の
二次衝突対策として、ショルダアンカにエネルギー吸収
構造を付加することが盛んに行われている。この種の構
成の一例が特開平7−172265号公報に開示されて
おり、以下に簡単に説明する。
【0004】図8に示されるように、センタピラー10
0のピラーインナパネル102の所定部位には開口10
4が形成されており、この開口104にショルダアンカ
106が配設されている。ショルダアンカ106は、ウ
エビング108の中間部が挿通されるアンカ本体110
と、このアンカ本体110の上部に挿入される取付ボル
ト112と、この取付ボルト112の軸方向中間部を覆
う円筒状のスペーサ114と、アンカ本体110の上部
を覆う被覆部116と、を含んで構成されている。
【0005】一方、ピラーインナパネル102の開口1
04の周囲には、エネルギー吸収部材118が当接状態
で配置されている。エネルギー吸収部材118は、その
上端部及び下端部がピラーインナパネル102の外側面
に溶接されることにより固定されている。さらに、エネ
ルギー吸収部材118の開口104と対応する位置に
は、貫通孔が形成されていると共にウエルドナット12
0が溶着されている。
【0006】上述したショルダアンカ106は、エネル
ギー吸収部材118に溶着されたウエルドナット120
に取付ボルト112が螺合されることにより、センタピ
ラー100に取付けられている。
【0007】図8に示されるショルダアンカ106の取
付状態において側突時になると、その反動で乗員の頭部
がショルダアンカ106の被覆部116に当接(二次衝
突)することがある。この場合、アンカ本体110から
スペーサ114を介して二次衝突荷重がエネルギー吸収
部材118に伝達される。このため、図9に示される如
く、エネルギー吸収部材118の中間部がピラーアウタ
パネル122側へ変形する。これにより、乗員の二次衝
突荷重を吸収することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成による場合、平板であるエネルギー吸収部材118を
ピラーインナパネル102の外側面に上下二箇所で溶接
する構成であるため、二次衝突時に図9に示される如く
エネルギー吸収部材118が変形するためには、ピラー
インナパネル102の開口104が上下に狭まる方向へ
変形する必要がある。ところが、ピラーインナパネル1
02は高強度部材であるので、所定のエネルギー吸収が
なされる程度に、開口104が上下に狭まる方向へピラ
ーインナパネル102が変形するとは考えにくい。従っ
て、所定のエネルギー吸収がなされる以前にエネルギー
吸収部材118の上下の溶接箇所が剥離する可能性があ
る。
【0009】さらに、上記構成による場合、エネルギー
吸収部材118に対するショルダアンカ106の取付位
置が調整できないことから、車種に応じてエネルギー吸
収特性を調整することができない。
【0010】本発明は上記事実を考慮し、所定の高荷重
作用時のエネルギー吸収を確実に行うことができ、更に
は車種に応じたエネルギー吸収特性の調整を可能とする
ショルダアンカ構造を得ることが目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
係るショルダアンカ構造は、車両のセンタピラーの上部
に配置され、乗員拘束用のウエビングの中間部を挿通自
在に支持するショルダアンカ本体と、センタピラーのピ
ラーインナパネルとピラーアウタパネルとの間に介在さ
れる補強パネルの外側又はピラーインナパネルの
側に配置されるエネルギー吸収部材と、ショルダアンカ
本体に室内側から室外側へ向けて所定の高荷重が作用し
たときに、当該高荷重をエネルギー吸収部材に伝達する
荷重伝達手段と、を備え、荷重伝達手段を挟む両側にて
エネルギー吸収部材を補強パネル又はピラーインナパネ
ルに固定すると共に、エネルギー吸収部材の補強パネル
又はピラーインナパネルへの固定部位付近に、エネルギ
ー吸収部材の当該固定部位間の部分を所定ストロークだ
け室外側へ変位させる変形増幅部を設け、さらに、エネ
ルギー吸収部材の室外側に荷重伝達手段から伝達される
高荷重を支持する支持部材を設けると共に、当該エネル
ギー吸収部材に対する当該支持部材の取付位置を調整可
能とする調整手段を設けた、ことを特徴としている。
【0012】
【0013】請求項1記載の本発明によれば、ショルダ
アンカ本体に室内側から室外側へ向けて所定の高荷重が
作用すると、この高荷重は荷重伝達手段を介してエネル
ギー吸収部材に伝達される。このため、エネルギー吸収
部材における補強パネル又はピラーインナパネルへの固
定部位付近に設けられた変形増幅部が変形して、当該固
定部位間の部分が所定ストロークだけ室外側へ変位され
る。これにより、所定の高荷重が吸収される。
【0014】このように本発明では、エネルギー吸収部
材に変形増幅部を設けたので、エネルギー吸収部材が補
強パネル又はピラーインナパネルから剥離等することな
く、確実にエネルギー吸収がなされる。
【0015】さらに、本発明によれば、エネルギー吸収
部材の室外側に荷重伝達手段から伝達される高荷重を支
持する支持部材を設け、この支持部材とエネルギー吸収
部材との取付位置を調整可能とする調整手段を設けたの
で、車種に応じてエネルギー吸収部材に対する支持部材
の取付位置を変更することができる。このため、エネル
ギー吸収部材によるエネルギー吸収特性を車種に応じて
調整することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6を用いて、本発
明の一実施形態について説明する。
【0017】図1にはショルダアンカ10の取付状態が
示されており、又図2には二次衝突後のショルダアンカ
10の状態が示されている。さらに、図3には二次衝突
前後のショルダアンカ10の縦断面図が示されており、
又図4には同じく二次衝突前後の後述するエネルギー吸
収部材38の水平断面図が示されている。
【0018】これらの図に示されるように、ショルダア
ンカ10は、車両のセンタピラー12の上部室内側に配
設されている。なお、センタピラー12は、室内側に配
置されるピラーインナパネル14の前後方向両端部と、
室外側に配置されるピラーアウタパネル16の前後方向
両端部と、をスポット溶接することにより閉断面形状に
構成されている。従って、ピラーインナパネル14とピ
ラーアウタパネル16との間には、所定の空間部18が
形成されている。
【0019】上述したピラーインナパネル14の室内側
には、樹脂製のピラーガーニッシュ20が配設されてい
る。ピラーガーニッシュ20の所定部位には所定径寸法
の貫通孔22が形成されており、これに対応してピラー
インナパネル14にも貫通孔22と同軸上の貫通孔24
が形成されている。
【0020】ショルダアンカ10は、高強度部材である
金属製のアンカ本体26と、このアンカ本体26の屈曲
下部26Aを被覆する樹脂製の被覆下部28と、アンカ
本体26の上部を被覆する樹脂製の被覆上部30と、ア
ンカ本体26の上部を貫通して配置される取付ボルト3
2と、を含んで構成されている。
【0021】アンカ本体26の屈曲下部26Aには長孔
34が形成されており、この長孔34の内周面をも被覆
するように被覆下部28が形成されている。従って、被
覆下部28にも長孔が形成されており、この長孔が図示
しない乗員拘束用のウエビングの中間部を挿通自在に支
持する挿通孔36とされている。
【0022】なお、ウエビングの一端はセンタピラー1
2の下部部付近に配設された図示しない巻取装置の巻取
軸に係止されており、他端はセンタピラー12の下端部
付近の車体フロアに固定された図示しないアンカプレー
トに係止されている。このため、乗員は、ウエビングの
中間部に挿通されたタングプレートを車両用シートの側
方に立設状態で配置されたバックル装置に係合させるこ
とにより、ウエビングにおけるショルダアンカ10から
タングプレートまでの部分をショルダウエビングとし、
又ウエビングにおけるタングプレートからアンカプレー
トまでの部分をラップウエビングとする所謂三点式のシ
ートベルト装置の装着状態になることができる。
【0023】上述したピラーインナパネル14の室外側
の面には、エネルギー吸収部材38が当接状態で配置さ
れている。エネルギー吸収部材38は、矩形状の平板の
幅方向両端部を室外側へ屈曲させた断面コ字形のプレー
トとされている。このエネルギー吸収部材38は、その
上端部及び下端部にてピラーインナパネル14の室外側
の面にスポット溶接されている。なお、固定方法は必ず
しもスポット溶接にする必要はなく、他の溶接方法を用
いてもよいし、ボルト及びナット等の締結具を用いても
よい。さらに、図5にも示される如く、エネルギー吸収
部材38の上端部近傍及び下端部近傍には、断面波状に
屈曲されたビード状の変形増幅部40が一体に形成され
ている。
【0024】また、エネルギー吸収部材38の室外側の
面には、断面コ字形の支持プレート42がスポット溶接
により固着されている。なお、固定方法は必ずしもスポ
ット溶接にする必要はなく、他の溶接方法を用いてもよ
いし、ボルト及びナット等の締結具を用いてもよい。こ
の支持プレート42及び前述したエネルギー吸収部材3
8の所定部位(ピラーガーニッシュ20の貫通孔22及
びピラーインナパネル14の貫通孔24と同軸上となる
位置)には、貫通孔22、24よりも小径とされた小孔
44、46がそれぞれ形成されている。さらに、支持プ
レート42の小孔44の室外側周囲には、ウエルドナッ
ト48が溶着されている。
【0025】上述したショルダアンカ10をセンタピラ
ー12の上部に取付けるための取付ボルト32は、頭部
32Aと、この頭部32Aよりも小径とされかつ周面が
平滑面とされた中間部32Bと、中間部32Bよりも小
径とされかつ周面に雄ねじが形成された先端部32C
と、から成る。中間部32Bの外径寸法はピラーガーニ
ッシュ20の貫通孔22及びピラーインナパネル14の
貫通孔24の内径寸法よりも若干小さく設定されてお
り、又先端部32Cの外径寸法は支持プレート42及び
エネルギー吸収部材38の小孔44、46よりも若干小
さく設定されている。
【0026】次に、本実施形態の作用並びに効果を説明
する。側突時、その反動で乗員の頭部がショルダアンカ
10に二次衝突することがある。この場合、ショルダア
ンカ10のアンカ本体26に室内側から室外側へ向けて
所定の高荷重が作用する。
【0027】このときの高荷重(二次衝突荷重)は、ア
ンカ本体26から取付ボルト32の中間部32Bを介し
てエネルギー吸収部材38に直接伝達される。なお、荷
重の一部は、取付ボルト32の先端部32C、ウエルド
ナット48、支持プレート42を介してエネルギー吸収
部材38に間接的に伝達される。このため、エネルギー
吸収部材38の上端部近傍及び下端部近傍に設けられた
一対の変形増幅部40が引張変形して、エネルギー吸収
部材38の中間部がピラーアウタパネル16側へ所定ス
トロークだけ変位する。そして、このときの一対の変形
増幅部40の変形によって、乗員の二次衝突荷重が吸収
される。
【0028】なお、図6(A)には、エネルギー吸収構
造を備えていないショルダアンカを用いた場合のエネル
ギー吸収特性が示されている。このグラフに示されるよ
うに、エネルギー吸収構造を備えていないショルダアン
カを用いた場合には、乗員の二次衝突時の発生荷重が高
い。これに対し、エネルギー吸収構造を備えた本実施形
態に係るショルダアンカ10を用いた場合には、図6
(B)に示される如く、乗員の二次衝突時の発生荷重が
低くなることが判る。
【0029】このように本実施形態では、エネルギー吸
収部材38の変位ストロークを確保すると共に変形する
ことで乗員の二次衝突荷重を吸収する一対の変形増幅部
40をエネルギー吸収部材38に設けたので、所定のエ
ネルギー吸収を行う以前にエネルギー吸収部材38がピ
ラーインナパネル14から剥離等することはなく、乗員
の二次衝突時の荷重を確実に吸収することができる。
【0030】なお、上述した実施形態では、エネルギー
吸収部材38に対する支持プレート42の取付位置を変
更することができない構成を採ったが、これに限らず、
エネルギー吸収部材38に対する支持プレート42の取
付位置を調整可能とする調整手段を付加してもよい。
【0031】このような調整手段としては、図7(A)
に示される如く、支持プレート42及びエネルギー吸収
部材38における小孔44、46の上下両側に、複数の
取付孔60、62を多段に形成する構成を挙げることが
できる。この構成によれば、支持プレート42のエネル
ギー吸収部材38への固定に際して、上段及び下段の各
々について上下に隣合う二段の取付孔60、62にボル
ト64を挿入してナット66で締め付けることにより支
持プレート42がエネルギー吸収部材38に固定され
る。この構成によれば、ショルダアンカ10のセンタピ
ラー12への組付時には、車種に応じて二段階に支持プ
レート42のエネルギー吸収部材38への取付位置を変
更することができる。このため、車種に応じてエネルギ
ー吸収部材38によるエネルギー吸収特性を二段階に調
整することが可能となり、エネルギー吸収特性の選択の
自由度を高めることができる。
【0032】また、図7(B)に示される如く、締結手
段としてスポット溶接を採用する場合には、スポット溶
接の打点位置を適宜変更することにより同様の作用、効
果を得ることができる。なお、締結手段はボルト64及
びナット66或いはスポット溶接に限られず、ビスやリ
ベット等を用いてもよい。
【0033】また、本実施形態では、エネルギー吸収部
材38の所定部位を断面波状に屈曲させることで変形増
幅部40を構成したが、エネルギー吸収部材の変位スト
ロークを確保することができ、変形することでエネルギ
ー吸収を行うことができる構成であればすべて適用する
ことができる。例えば、エネルギー吸収部材が平板状で
あれば、断面波状の変形増幅部40に替えてこの部位が
二枚重ねになるように折り返す構成を採ることも可能で
ある。また、エネルギー吸収部材における変形増幅部4
0に相当する部位に複数の小孔を形成することで、破断
しない程度に剛性を低下させる構成を採ることも可能で
ある。この場合、小孔が形成された低剛性部が引っ張ら
れて薄肉化しながら、エネルギー吸収部材の中間部が室
外側へ変位されることになる。
【0034】さらに、本実施形態では、ピラーインナパ
ネル14及びピラーアウタパネル16から成るセンタピ
ラー12のピラーインナパネル14にショルダアンカ1
0を固定したが、ピラーインナパネル14とピラーアウ
タパネル16との間に補強パネルが介在されるセンタピ
ラー構成を採る場合には、補強パネルにショルダアンカ
10を固定してもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るショル
ダアンカ構造は、所定の高荷重作用時のエネルギー吸収
を確実に行うことができ、更には車種に応じたエネルギ
ー吸収特性の調整を行うことができるという優れた効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るショルダアンカの取付状態を
示す斜視図である。
【図2】二次衝突後のショルダアンカの状態を示す斜視
図である。
【図3】二次衝突前後のショルダアンカの状態を示す縦
断面図である。
【図4】同じく、二次衝突前後のエネルギー吸収部材の
状態を示す水平断面図である。
【図5】エネルギー吸収部材を示す斜視図である。
【図6】(A)はエネルギー吸収構造を備えていないシ
ョルダアンカを用いた場合のエネルギー吸収特性を示す
線図であり、(B)は本実施形態に係るショルダアンカ
を用いた場合のエネルギー吸収特性を示す線図である。
【図7】別の実施形態に係るエネルギー吸収部材及び支
持プレートを示す斜視図である。
【図8】従来例に係るショルダアンカ構造を二次衝突前
の状態で示す縦断面図である。
【図9】図8に示されるショルダアンカ構造を二次衝突
後の状態で示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 ショルダアンカ 12 センタピラー 14 ピラーインナパネル 16 ピラーアウタパネル 26 アンカ本体(ショルダアンカ本体) 32 取付ボルト(荷重伝達手段) 38 エネルギー吸収部材 40 変形増幅部 42 支持プレート(荷重伝達手段、支持部材) 48 ウエルドナット(荷重伝達手段) 60 取付孔(調整手段) 62 取付孔(調整手段) 64 ボルト(調整手段) 66 ナット(調整手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のセンタピラーの上部に配置され、
    乗員拘束用のウエビングの中間部を挿通自在に支持する
    ショルダアンカ本体と、 センタピラーのピラーインナパネルとピラーアウタパネ
    ルとの間に介在される補強パネルの外側又はピラーイ
    ンナパネルの外側に配置されるエネルギー吸収部材
    と、 ショルダアンカ本体に室内側から室外側へ向けて所定の
    高荷重が作用したときに、当該高荷重をエネルギー吸収
    部材に伝達する荷重伝達手段と、 を備え、 荷重伝達手段を挟む両側にてエネルギー吸収部材を補強
    パネル又はピラーインナパネルに固定すると共に、 エネルギー吸収部材の補強パネル又はピラーインナパネ
    ルへの固定部位付近に、エネルギー吸収部材の当該固定
    部位間の部分を所定ストロークだけ室外側へ変位させる
    変形増幅部を設け さらに、エネルギー吸収部材の室外側に荷重伝達手段か
    ら伝達される高荷重を支持する支持部材を設けると共
    に、当該エネルギー吸収部材に対する当該支持部材の取
    付位置を調整可能とする調整手段を設けた、 ことを特徴とするショルダアンカ構造。
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