JP2001233089A - 走行制御装置 - Google Patents

走行制御装置

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JP2001233089A
JP2001233089A JP2000043398A JP2000043398A JP2001233089A JP 2001233089 A JP2001233089 A JP 2001233089A JP 2000043398 A JP2000043398 A JP 2000043398A JP 2000043398 A JP2000043398 A JP 2000043398A JP 2001233089 A JP2001233089 A JP 2001233089A
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    • B60K31/00Vehicle fittings, acting on a single sub-unit only, for automatically controlling vehicle speed, i.e. preventing speed from exceeding an arbitrarily established velocity or maintaining speed at a particular velocity, as selected by the vehicle operator
    • B60K31/0008Vehicle fittings, acting on a single sub-unit only, for automatically controlling vehicle speed, i.e. preventing speed from exceeding an arbitrarily established velocity or maintaining speed at a particular velocity, as selected by the vehicle operator including means for detecting potential obstacles in vehicle path

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転者のブレーキ操作に先立ってブレーキ予
圧を発生させるブレーキ制御と、車間距離を所定車間距
離に維持する追従走行制御との双方を行う場合に、ブレ
ーキ予圧の発生状態で追従走行制御又は運転者の加速操
作による加速状態が発生することを防止する。 【解決手段】 自車速Vm、車間距離Lに基づいて目標
減速度GB を算出し、これらが設定値GBSを越えると要
ブレーキ予圧状態であると判断し、アクセルペダルが解
放された時点でブレーキ予圧PPBを設定し、これに応じ
たブレーキ圧を発生させてプレビューブレーキ制御を開
始する。この状態で、追従走行制御処理で加速制御を開
始する状態となると、その加速制御の開始を禁止して、
ブレーキ予圧が解除されてから加速制御を開始する。こ
のとき、運転者が加速操作を行ったときにはブレーキ予
圧を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、前方制動対象物
を検知したときにブレーキ予圧を必要とする要ブレーキ
予圧状態である場合にブレーキ予圧を発生させるブレー
キ制御手段と、追従走行対象車両との間の車間距離を目
標車間距離に維持するように追従走行制御する追従走行
制御手段とを備えた走行制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の走行制御装置のうちブレーキ制御
に関しては、例えば特開平7−144588号公報に記
載の技術のように、前方障害物と自車との車間距離が所
定の安全距離に満たない場合に追突を未然に防ぐ様に自
動ブレーキ制御を行う車両追突防止装置や、特開平6−
24302号公報記載の技術のように、運転者の違いに
よるアクセル情報を踵止めに載せた運転者の足の踵を検
出する踵検出手段等により検知して、ブレーキ操作前に
予備制動を行う自動予備制動システム等が知られてお
り、追従走行制御に関しては、例えば特開平10−11
4237号公報に記載の技術のように、追従走行制御時
に運転者が追い越しのためにアクセルペダルを踏込み加
速レーンチェンジをしようしたときに、追従制御を解除
して運転者の意志に従った走行を行う追従走行制御装置
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、走行制
御装置で、上記ブレーキ制御機能と追従走行制御機能と
の双方を備えた場合には、制動対象物に急接近してブレ
ーキ制御機能が作動した後に、運転者が追従走行制御機
能を作動させるために開始操作を行った場合に、基本的
にはブレーキ制御機能が作動しているくらい制動対象物
と接近しているはずであるが、後述するように追従走行
制御機能における判断で加速要求即ちエンジン出力を増
加させる加速制御を選択するケースが考えられる。この
場合、ブレーキ制御機能によるブレーキ制御に相対して
エンジン出力が増大されることになるが、ブレーキ制御
が行われており、車輪に制動力が作用している分だけエ
ンジン出力が多めに指示される結果、スロットルバルブ
が必要以上に開いてしまい、その後ブレーキ制御機能の
ブレーキ制御が終了したときに、オーバートルクとなり
加減速ハンチングを生じて、運転者に違和感を与えると
いう未解決の課題がある。
【0004】ここで、ブレーキ制御機能による制動と追
従走行制御機能による駆動との相反する状態が生じる要
因としては、例えばブレーキ制御機能では、制動時の空
走距離を短縮するためにブレーキ予圧を発生することが
考えられ、この場合のブレーキ予圧の解除条件として、
車間距離センサの精度に起因する車間距離検出値の変動
によってブレーキ予圧状態が不必要に解除されることを
防止するために、減速度が設定値以下となることを解除
条件とすることなくブレーキ予圧状態となってからの経
過時間が設定時間以上となったときにブレーキ予圧を解
除することが考えられるが、このように減速度が設定値
以下となる解除条件に代えてブレーキ予圧の解除条件を
ブレーキ予圧状態となってからの経過時間が設定時間以
上となったときに設定すると、この経過時間設定時間に
達する前に先行車が加速状態となったときや先行車が隣
接レーンに車線変更するか又は自車両が車線変更して車
間距離センサで近接した先行車を捕捉しない状態となっ
たときに、追従走行制御機能では車間距離が大きくなる
ことにより加速要求が発生する。また、ブレーキ制御機
能と追従走行制御機能とで異なる外界認識センサを使用
している場合に、ブレーキ制御機能のセンサでは先行車
を捕捉してブレーキ予圧を発生するが、追従走行制御機
能のセンサでは先行車を見失った状態となって設定車速
まで加速する加速要求が発生する場合もある。さらに、
ブレーキ制御では、車両前方に低速で走行している制動
対象車両を検知して要ブレーキ予圧状態と判断している
が、運転者は隣接走行レーンが開いており、制動対象車
両を追い越すことが可能であると判断した場合には、ア
クセルペダルを踏込んで加速状態としながら車線変更を
行うことにより、車線変更の途中でブレーキ制御機能で
制動対象車両を検知しなくなるまでは、ブレーキ予圧状
態が継続されることが挙げられる。
【0005】そこで、本発明は、上記従来例の未解決の
課題に着目してなされたものであり、ブレーキ予圧発生
状態で追従走行制御手段で加速要求が発生したときにブ
レーキ予圧の発生状態で加速操作が行われることを回避
して運転者に違和感を与えることがない走行制御装置を
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る走行制御装置は、車両前方の制動対
象物に対する相対距離を検出する制動対象物検出手段を
有し、該制動対象物検出手段で検出した制動対象物に対
する相対距離に基づいてブレーキ予圧を必要とする要ブ
レーキ予圧状態であるか否かを判定し、要ブレーキ予圧
状態であるときにブレーキ予圧を発生させるブレーキ制
御手段と、制御開始操作に従って車両前方の追従走行対
象車両との間の車間距離を目標車間距離に維持するよう
に駆動力及び/又は制動力を制御して追従走行制御する
追従走行制御手段とを備えた走行制御装置において、前
記ブレーキ制御手段がブレーキ予圧を発生されているブ
レーキ予圧状態で、前記追従走行制御手段が加速制御開
始状態となったときに、当該加速制御の開始を前記ブレ
ーキ予圧状態が解除されるまで禁止する加速制御禁止手
段を備えていることを特徴としている。
【0007】この請求項1に係る発明においては、先行
車との車間距離が短くなってブレーキ制御手段でブレー
キ予圧が発生された状態で、追従走行制御手段で加速制
御開始状態となったときに、この加速制御の開始を加速
制御禁止手段でブレーキ予圧状態が解除されるまでの間
禁止するので、ブレーキが作動している状態で加速制御
状態となることを防止する。
【0008】また、請求項2に係る走行制御装置は、車
両前方の制動対象物に対する相対距離を検出する制動対
象物検出手段を有し、該制動対象物検出手段で検出した
制動対象物に対する相対距離に基づいてブレーキ予圧を
必要とする要ブレーキ予圧状態であるか否かを判定し、
要ブレーキ予圧状態であるときにブレーキ予圧を発生さ
せるブレーキ制御手段と、制御開始操作に従って車両前
方の追従走行対象車両との間の車間距離を目標車間距離
に維持するように駆動力及び/又は制動力を制御して追
従走行制御する追従走行制御手段とを備えた走行制御装
置において、前記ブレーキ制御手段でブレーキ予圧を発
生させているブレーキ予圧状態で、制御開始操作を行っ
て追従走行制御を開始し、運転者の加速操作が行われた
ときに前記ブレーキ制御手段のブレーキ予圧状態を解除
するブレーキ予圧解除手段を備えていることを特徴とし
ている。
【0009】この請求項2に係る発明においては、先行
車に接近してブレーキ制御手段でブレーキ予圧が発生さ
れている状態で、例えば先行車を追い越するために、加
速操作を行って車線変更する場合に、ブレーキ予圧解除
手段でブレーキ制御手段で発生しているブレーキ予圧を
解除してから加速状態となり、ブレーキが作動している
状態で加速制御が行われることを防止する。
【0010】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、ブレーキ
制御手段でブレーキ予圧を発生している状態で追従走行
制御手段で加速制御開始状態となったときに、加速制御
の開始をブレーキ予圧が解除されてから行うようにして
いるので、ブレーキが作用している状態で加速制御状態
となることを確実に防止することができ、ブレーキ作動
中に加速状態となった場合のようにブレーキ作動が解除
された時点で発生するオーバートルクによる加減速ハン
チングを確実に防止して運転者に違和感を与えることを
確実に防止することができるという効果が得られる。
【0011】また、請求項2に係る発明によれば、ブレ
ーキ制御手段でブレーキ予圧を発生している状態で、追
従走行制御手段が制御開始され、この状態で運転者の加
速操作が行われたときに、ブレーキ予圧を解除するの
で、ブレーキ予圧が発生している状態で加速状態となる
ことを確実に防止することができ、請求項1に係る発明
と同様に運転者に違和感を与えることを確実に防止する
ことができるという効果が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施形態を
示すシステム構成図であり、図中、21FL,21FR
は自動車の前輪、21RL,21RRは自動車の後輪で
あって、これら前輪21FL,21FR及び後輪21R
L,21RRには夫々例えばディスクブレーキで構成さ
れるブレーキアクチュエータ22FL,22FR及び2
2RL,22RRが装着されている。
【0013】各ブレーキアクチュエータ22FL〜22
RRの夫々は、供給される制動圧に応じた制動力を発生
するように構成され、各ブレーキアクチュエータ22F
L〜22RRがブレーキペダル23に電子式負圧ブース
タ24を介して連結されたマスタシリンダ25に連結さ
れている。ここで、電子式負圧ブースタ24は、図2に
示すように、変圧室1と負圧室2とがダイヤフラム14
によって画成され、変圧室1はブレーキ非作動時はエン
ジン負圧によって定まる負圧状態となって、負圧室2と
圧力釣り合い状態にあり、ブレーキ作動時には大気が導
入され、負圧室2との差圧が生じて、マスタシリンダ2
5に倍力された荷重が伝達される。負圧室2は、エンジ
ン始動中は常に所定の負圧に維持されている。
【0014】そして、ダイヤフラム14の中央部には軸
筒17が固定され、この軸筒17内に負圧室2と変圧室
1とを連通する連通路11が形成され、この連通路11
の右端側開口部に真空弁3が配設され、この真空弁3は
運転者によってブレーキペダル23がストロークしたと
き或いは電磁弁5が励磁されたときに閉じ、負圧室2と
変圧室1との連通を遮断する。
【0015】また、変圧室1と大気との間には大気弁4
が配設され、この大気弁4は、後述する摺動筒体5bに
形成された弁体12と協働して動作し、運転者によりブ
レーキペダル23がストロークしたとき或いは電磁弁5
が励磁されたときに開き、変圧室1に大気が導入され
る。電磁弁5は、軸筒17の内周部に配設されたソレノ
イド5aと、このソレノイド5aと対向して摺動自在に
配設された摺動筒体5bとで構成され、摺動筒体5bの
右端側に前述した真空弁3及び大気弁4を作動させる係
合部18が形成されている。
【0016】この摺動筒体5bは、負圧室2内に配設さ
れたリターンスプリング15によって右方向に付勢され
ているとともに、内部には、オペレーティングロッド6
が配設され、このオペレーティングロッド6の先端がプ
ッシュロッド8を介してマスタシリンダ25に連結され
ている。また、オペレーティングロッド6と軸筒17及
び真空弁3,大気弁4との間に夫々リターンスプリング
13a及び13bが配設されていると共に、オペレーテ
ィングロッド6と摺動筒体5bとの間にリターンスプリ
ング16が配設されている。
【0017】図1に戻って、オペレーティングロッド6
には、プレーキペダル23が取付けられていると共に、
このブレーキペダル23の踏込みを検出するブレーキス
イッチ26が配設されている。一方、アクセルペダル2
7には、そのストロークを検出するアクセルストローク
センサ28が配設されている。
【0018】さらに、マスタシリンダ25の出力側配管
にはブレーキ圧を検出するブレーキ圧センサ33が配設
されている。そして、電子式負圧ブースタ25の電磁弁
5が制御装置29によって制御される。この制御装置2
9には、ブレーキスイッチ26、アクセルストロークセ
ンサ28、ブレーキ圧センサ33の各検出信号が入力さ
れると共に、例えば変速機の出力側に設けられた車速セ
ンサ30からの自車速Vm、車両前方のフロントグリル
に配設されたレーザーレーダ、ミリ波レーダ等で構成さ
れる制動対象物検出手段としての車間距離センサ31か
らの車間距離L及びサスペンションと車体との間に介挿
された荷重センサ32からの車体重量Mが入力され、こ
れらに基づいてブレーキ予圧を必要とする要ブレーキ予
圧状態であるか否かを判断する判断距離L0を算出し、
車間距離Lが判断距離L0以下となったときにブレーキ
予圧PPS を設定し、制動圧センサ33で検出した制動圧
がブレーキ予圧PPBと一致するように電磁弁5を制御す
るブレーキ制御処理を行うと共に、車間距離センサ31
で検出した車間距離Lに基づいてこの車間距離Lを設定
距離に制御する追従走行制御処理を行う。ここで、追従
走行制御処理は、運転席近傍に設けられた作動開始スイ
ッチ34がセットされたときに処理を開始し、車間距離
Lが設定車間距離範囲L1〜L2内に一致するように制
動圧指令値PBCを演算すると共に、エンジン出力を制御
するスロットルバルブ35のスロットル開度を変更する
スロットル駆動モータ36を駆動制御するスロットル開
度指令値θを演算する。ここで、荷重センサ32として
は、ロードセンシングバルブを用いて、フロント及びリ
ヤの輪荷重を計測して車体重量mを求めるように構成さ
れている。
【0019】次に、上記第1の実施形態の動作を制御装
置29の処理手順を示す図3のフローチャートを伴って
説明する。制御装置29は、図3の制御処理を所定時間
(例えば10msec)毎のタイマ割込処理として実行
し、先ず、ステップS1で、車速センサ30で検出した
自車速Vmを読込み、次いでステップS2に移行して、
車間距離センサ31で検出した車間距離Lを読込み、次
いでステップS3に移行して、今回の車間距離L(n)1と
前回の車間距離L(n-1) とに基づいて相対速度に相当す
る車間距離の微分値(車間距離変化量)dL/dtを算
出してからステップS4に移行する。
【0020】このステップS4では、自車速Vm、車間
距離微分値dL/dt及び今回の車間距離L(n) をもと
に下記(1)式の演算を行って目標減速度GB を算出す
る。 GB ={Vm2 −(Vm−dL/dt)2 }/2L(n) …………(1) 次いで、ステップS5に移行して、後述する要ブレーキ
状態となった時点からの経過時間を計測する経過時間カ
ウンタのカウント値Tpが“0”であるか否かを判定
し、Tp=0であるときには、要ブレーキ予圧状態とな
っていないものと判断してステップS6に移行し、ステ
ップS4で算出した目標減速度GB が予め設定した設定
値GBSを越えているか否かを判定し、GB ≦GBSである
ときには、ブレーキ予圧の必要がないものと判断しステ
ップS7に移行してブレーキ予圧PSTを“0”に設定し
てから後述するステップS16以降の追従制御処理に移
行し、GB >GBSであるときには、ブレーキ予圧を必要
とする要ブレーキ予圧状態であると判断してステップS
8に移行する。
【0021】このステップS8では、アクセルストロー
クセンサ28で検出したアクセルストローク値Laを読
込んで、アクセルペダル27が踏込まれているか否かを
判定し、アクセルペダル27が踏込まれているときに
は、ブレーキ予圧の必要がないものと判断して前記ステ
ップS7に移行し、アクセルペダル27が解放されてい
るときには、ステップS9に移行する。
【0022】このステップS9では、ブレーキ予圧開始
車速V0を読込み、このブレーキ予圧開始車速V0及び
車体重量Mをもとに図4に示すブレーキ予圧算出マップ
を参照してブレーキ予圧PPBを算出し、これを所定記憶
領域に更新記憶してからステップS10に移行して、要
ブレーキ予圧状態となった時点からの経過時間を計測す
るソフトウェアカウンタでなる経過時間カウンタのカウ
ント値Tpを“1”だけインクリメントしてから後述す
るステップS16以降の追従制御処理に移行する。
【0023】ここで、ブレーキ予圧算出マップは、図5
に示すように、要ブレーキ予圧状態となったときの自車
速V0と自動制御時のブレーキ圧PPBの設定値との関係
を表し、要ブレーキ予圧状態となったときの自車速V0
が高い程、ブレーキ圧は同じでも運転者が感じる減速度
は小さく、低速時にはこの感じ方は大きいことを考慮し
て、特性曲線を低速部A1で一定の最小値Pminを持
ち、高速部A3で一定の最大値Pmaxを持ち、中速部
a2では最小値Pminと最大値Pmaxとの直線的補
間値をとるように設定されている。さらに、図4の特性
曲線に車体重量Mに対応して設定圧の補正を行い、車体
重量Mが大きい程ブレーキ圧の影響も少ないことから、
設定圧を高めに補正する。
【0024】一方、前記ステップS5の判定結果が、カ
ウンタのカウント値TpがTp>0であるときには、ス
テップS11に移行して、ブレーキスイッチ23のスイ
ッチ信号を読込み、ブレーキペダル23が踏込まれてい
るか否かを判定し、ブレーキペダル23が踏込まれてい
るときには、ステップS12に移行して経過時間カウン
タのカウント値Tpを“0”にクリアしてから前記ステ
ップS7に移行し、ブレーキペダル23が解放されてい
るときにはステップS13に移行する。
【0025】このステップS13では、アクセルストロ
ークセンサ28で検出したアクセルストローク値Laを
読込み、これに基づいてアクセルペダル27が踏込まれ
ているか否かを判定し、アクセルペダル27が踏込まれ
ているときには、ブレーキ予圧の必要性がない要ブレー
キ予圧状態ではないものと判断して前記ステップS12
に移行し、アクセルペダル27が解放されているときに
は要ブレーキ予圧状態であると判断して、ステップS1
4に移行する。
【0026】このステップS14では、経過時間カウン
タのカウント値TP が緊急ブレーキ時にアクセルペダル
27を解放してからブレーキペダル21が踏込まれるま
での最大経過時間でなる設定値TS に達したか否かを判
定し、TP <TS であるときにはステップS15に移行
して、前回設定されたブレーキ予圧PPB(n-1) をそのま
ま今回のブレーキ予圧PPBとして設定してから前記ステ
ップS10に移行し、TP ≧TS であるときには緊急ブ
レーキの必要性が低下したものと判断して前記ステップ
S12に移行する。
【0027】ステップS16では、追従制御開始スイッ
チ34がオン状態にセットされているか否かを判定し、
これがオフ状態であるときには、追従制御を行わないも
のと判断してステップS17に移行して、追従制御用ブ
レーキ圧PBCを“0”に設定し、次いでステップS18
に移行して、エンジン出力の制御を行わないスロットル
開度指令値θを“0”に設定してからステップS19に
移行して、ブレーキ制御処理で設定したブレーキ予圧P
PBと追従制御処理で設定したブレーキ圧PBCとの何れか
高い方を選択するセレクトハイ処理を行い、選択したブ
レーキ圧PSLに制動圧センサ33で検出したブレーキ圧
W が一致するように電磁弁5に対する通電量を制御し
てからタイマ割込み処理を終了して所定のメインプログ
ラムに復帰する。
【0028】また、ステップS16の判定結果が、追従
制御開始スイッチ34がオン状態にセットされていると
きには、ステップS20に移行して、アクセルストロー
クセンサ28で検出したアクセルストローク値Laを読
込んで、アクセルペダル27が踏込まれているか否かを
判定し、アクセルペダル27が踏込まれているときには
ステップS21に移行して、追従制御処理を終了すると
共に、追従制御開始スイッチ34をオフ状態に復帰させ
てから前記ステップS19に移行し、アクセルペダル2
7が解放されているときには、ステップS22に移行す
る。
【0029】このステップS22では、車間距離センサ
31で検出した車間距離Lが第1の設定車間距離L1未
満であるか、第1の設定車間距離L1以上でこの第1の
設定車間距離L1より長い第2の設定車間距離L2以下
であるか、第2の設定車間距離L2を越えているかを判
定し、L1≦L≦L2であるときには、適正車間距離を
維持しているものと判断して前記ステップS19に移行
し、L<L1であるときには車間距離が短すぎるものと
判断してステップS23に移行して、現在のブレーキ圧
BCに所定値ΔPBCを加算した値を新たなブレーキ圧P
BCとして設定してから前記ステップS20に移行し、L
>L2であるときには車間距離Lが適正範囲を越えて広
すぎると判断してステップS24に移行する。
【0030】このステップS24では、前記ステップS
19と同様にブレーキ圧PBCを“0”に設定し、次いで
ステップS25に移行して、前述したブレーキ制御処理
におけるブレーキ予圧PPBが“0”であるか否かを判定
し、PPB>0であるときにはブレーキ予圧発生状態であ
ると判断してそのまま前記ステップS21に移行し、P
PB=0であるときには、ブレーキ予圧が解除されている
ものと判断してステップS26に移行する。
【0031】このステップS26では、現在のスロット
ル開度指令値θに予め設定された所定値Δθを加算した
値を新たなスロットル開度指令値θとして算出し、これ
に対応する駆動指令をスロットル駆動モータ36に出力
してから前記ステップS21に移行する。この図3の制
御処理において、ステップS1〜ステップS17の処理
がブレーキ制御手段に対応し、このうちステップS1〜
S8の処理が要ブレーキ予圧状態検出手段に対応し、ス
テップS8の処理がブレーキ予圧解除手段に対応してお
り、またステップS16〜S26の処理が追従走行制御
手段に対応し、このうちステップS25の処理が加速制
御禁止手段に対応している。
【0032】この実施形態によると、追従制御開始スイ
ッチ34がオフ状態であって、追従制御処理が中止され
ている状態では、図3におけるステップS1〜S17の
ブレーキ制御処理のみが実行されることになり、このと
き経過時間カウンタのカウント値TP が“0”にクリア
されているものとすると、先行車がいない場合、先行車
がいても十分な車間距離となっている場合及び自車両と
先行車とが所定車間距離を保って等速で走行している場
合には、ステップS4で算出される目標減速度GB が略
零又はこれに近い値となることにより、ステップS6で
要ブレーキ予圧状態ではないものと判断されて、ステッ
プS7に移行してブレーキ予圧PPBが“0”に設定さ
れ、追従制御開始スイッチ34がオフ状態であるので、
ステップS19に移行して、追従制御用ブレーキ圧PBC
も“0”に設定され、スロットル開度指令値θも“0”
に設定されるので、スロットルバルブ35が運転者のア
クセルペダル27の踏込量に応じたスロットル開度とな
るように制御されて、運転者の所望する車速で走行す
る。
【0033】この運転者の所望とする車速で走行してい
る状態で、先行車に接近して、車間距離Lが短くなり、
これに応じてステップS4で算出される目標減速度GB
が増加して設定値GBSを越える状態となると、ステップ
S6からステップS8に移行する。このとき、アクセル
ペダル27を踏込んでいる場合には、運転者が現在のス
ロットル開度を維持する意志があり、要ブレーキ予圧状
態ではないものと判断してステップS7に移行すること
により、運転者の意志による走行状態を継続する。
【0034】しかしながら、目標減速度GB が設定値G
BSを越えているときに、運転者がアクセルペダル27を
離した場合には、ブレーキ操作を行う可能性が高く、要
ブレーキ予圧状態であると判断して、ステップS9に移
行し、そのときの自車速V0に応じたブレーキ予圧PPB
が算出され、これが所定記憶領域に更新記憶されると共
に、ステップS10に移行して経過時間カウンタのカウ
ント値TP が“1”だけカウントアップされる。この状
態では、まだ追従制御処理が作動されていないので、追
従制御用ブレーキ圧PBCは“0”を維持するので、ステ
ップS21でブレーキ予圧PPBが選択され、これに応じ
た通電電流が電磁弁5に供給される。このため、負圧ブ
ースタ24の真空弁3が閉じ逆に大気弁4が開くことに
より、負圧ブースタ24の変圧室1に大気圧が導入され
て、軸筒17が左方に移動してプッシュロッド8を左動
させ、マスタシリンダ25から運転者のブレーキ操作に
先立ってブレーキ予圧PPBに応じたブレーキ圧が発生さ
れて制動状態となる。
【0035】このとき、ブレーキ予圧PPBは、自車速V
が低い程小さい値となり、かつ車体重量mが大きい程大
きな値となるので、低車速域で乗員数や積載物が少なく
て車体重量mが小さい場合にはブレーキ予圧PPBも小さ
い値となるため、ブレーキ予圧PPBに応じたブレーキ圧
による制動状態となっても、運転者に違和感を与えるこ
とがなく、運転者のブレーキ操作を見越したプレビュー
ブレーキ制御を行うことができる。
【0036】一方、要ブレーキ予圧状態となってから先
行車が加速したり停止していた先行車が発進することに
より、運転者がアクセルペダル27の解放後直ちにブレ
ーキペダル23を踏込まないときには、経過時間カウン
タのカウント値TP が設定値TS に達するまでの間はス
テップS14からステップS15に移行することによ
り、最初に設定されブレーキ予圧PPBを維持するが、経
過時間カウンタのカウント値TP が設定に達すると、ス
テップS14からステップS16に移行して、前回のブ
レーキ予圧PPB(n-1) から所定値ΔPを減算した値を新
たなブレーキ予圧PPBとして設定することにより、ブレ
ーキ予圧PPBが時間の経過と共に徐々に減少され、これ
に応じてマスタシリンダ25で発生されるブレーキ圧P
W も徐々に減少し、ステップS16で算出されるブレー
キ予圧PPBが零又は負となると、ステップS12に移行
して、経過時間カウンタのカウント値TP を“0”にク
リアしてからステップS7に移行して、ブレーキ予圧P
PBが“0”に設定される。これに応じて電磁弁5が非通
電状態に制御され、このためマスタシリンダ25で発生
されるブレーキ圧PW も“0”となりプレビューブレー
キ制御が終了される。
【0037】また、カウント値TP が設定値TS を越え
てブレーキ予圧PPBの減圧状態となっている状態で、ブ
レーキペダル23が踏込まれると、これに応じてブレー
キスイッチ26がオン状態となることにより、ステップ
S11からステップS12を経てステップS7に移行し
て、ブレーキ予圧PPBが“0”に設定され、プレビュー
ブレーキ状態から通常ブレーキ状態に移行する。
【0038】一方、図5(a)に示すように、時点t1
で目標減速度GB が設定値GBSを越えて、ブレーキ予圧
PBが発生されるプレビューブレーキ制御状態となり、
その後アクセルペダル27及びブレーキペダル23を踏
込むことなく、経過時間カウンタのカウント値TP が設
定値TS に達する以前の時点t2で追従制御開始スイッ
チ34をオン状態として、図5(b)に示すように、図
3におけるステップS16移行の追従制御処理を開始す
ると、図3におけるステップS16からステップS20
に移行し、アクセルペダル27が解放されているので、
ステップS22に移行する。
【0039】このとき、隣接レーンが開いており、先行
車を追い越すために自車両を車線変更するか又は、先行
車が車線変更して、車間距離センサ31で検出する車間
距離Lが急激に第2の設定車間距離L2を越えて長くな
ると、ステップS4で算出される目標減速度GB が小さ
い値となるが、図3の処理でステップS1〜ステップS
15のブレーキ制御処理では、車間距離センサ31の車
間距離検出精度に起因する車間距離の変動によって不用
意にブレーキ予圧が解除されることを防止するために、
目標減速度GB が小さくなることをブレーキ予圧解除条
件としていないので、ブレーキ予圧PPBの発生状態が継
続される。一方、ステップS16以降の追従走行制御処
理では、車間距離Lが第2の設定車間距離L2を越えて
いるので、ステップS22からステップS24に移行
し、追従制御用ブレーキ圧PBCが“0”に設定され、次
いでステップS25に移行して、ブレーキ予圧PPB
“0”より大きいので、そのままステップS19に移行
することにより、ステップS26での加速制御が禁止さ
れ、ステップS19でブレーキ予圧PPBが選択されて、
プレビューブレーキ制御状態が継続される。
【0040】この状態で、時点t3で経過時間タイマの
カウント値TP が設定値TS に達すると、ステップS1
4からステップS12に移行して、カウント値TP
“0”にクリアされると共に、ステップS7に移行し
て、ブレーキ予圧PPBが“0”にセットされて、プレビ
ューブレーキ制御が解除される。このため、ステップS
16以降の追従制御処理では、ステップS23からステ
ップS24に移行して、スロットル開度指令値θを所定
値Δθだけ増加させ、これに応じてスロットル駆動モー
タ36を駆動制御することにより、スロットル開度が図
5(c)に示すように増大されて自車両が加速状態な
る。このとき、ブレーキ予圧PPBは既に解除されている
ので、ブレーキを引きずることなく加速状態に滑らかに
移行することができ、運転者に違和感を与えることを確
実に防止することができる。なお、自車両の加速状態は
予め運転者が設定した設定車速に一致するまで継続され
る。
【0041】因に、従来例では、ブレーキ制御と追従走
行制御との干渉を考慮していないので、図5の時点t2
で追従走行制御処理が加速制御状態に移行すると、ブレ
ーキアクチュエータ22FL〜22RRでブレーキ予圧
PBを発生している状態で加速制御が行われることにな
り、スロットル開度が図5(c)で一点鎖線図示のよう
に必要以上に大きく制御されることになる。このため、
時点t3でブレーキ予圧PPBが解除されるオーバートル
ク状態となって加減速ハンチングを生じて、運転者に違
和感を与えるという問題点がある。
【0042】また、ブレーキ制御処理でブレーキ予圧を
発生している状態で、追従制御開始スイッチ34をオン
状態として追従制御処理を開始させ、この状態で、先行
車を追い越すために、アクセルペダル27を踏込んで加
速状態としながら、追い越し車線に車線変更した場合に
は、ステップS1〜S15のブレーキ制御処理における
ステップS13からステップS12に移行することによ
り、経過時間カウンタのカウント値TP が“0”にクリ
アされると共に、ステップS7に移行してブレーキ予圧
PBが“0”に設定されて、直ちにブレーキ予圧状態が
解除されることになり、この場合もブレーキを作動させ
ている状態で加速状態となることを確実に防止すること
ができる。このとき、追従走行制御処理では、ステップ
S20からステップS21に移行することにより、追従
制御処理を解除すると共に、追従制御開始スイッチ34
をオフ状態に復帰させる。
【0043】このように、上記実施形態よれば、目標減
速度GB が設定値GBSを越える要ブレーキ予圧状態とな
ってから緊急ブレーキ操作に相当する経過時間が経過す
るまでの間は車体重量M及びブレーキ予圧開始車速V0
に基づいて設定されたブレーキ予圧PPBを維持すること
により、運転者がブレーキペダル23を踏込んだとき
に、高応答性をもって確実に制動状態に移行して空走距
離を短くすることができるが、アクセルペダル27を解
放してからブレーキペダル23を踏込むまでの時間が長
い場合には、緊急度合いが小さいものと判断してブレー
キ予圧PPBが解除されるので、不必要にプレビューブレ
ーキ制御を継続することがなく、運転者に違和感を与え
ることを確実に防止することができる。
【0044】そして、ブレーキ予圧を発生させている状
態で、追従走行制御処理で加速制御が必要であると判断
されたときに、ブレーキ予圧が解除されるまでの間加速
制御の開始を禁止して、ブレーキ予圧が解除されてから
加速制御を開始するので、エンジン出力が不必要に増大
することを防止して、円滑な加速制御を行って運転者に
違和感を与えることを確実に防止することができる。
【0045】また、ブレーキ予圧を発生させている状態
で、運転者による加速操作が行われたときには、ブレー
キ予圧を直ちに解除すると共に追従走行制御処理も解除
して運転者の意志による走行状態を維持することができ
る。なお、上記実施形態においては、経過時間カウンタ
のカウント値TP が設定値TS に達するまでの間最初に
設定したブレーキ予圧PPBを維持する場合について説明
したが、これに限定されるものではなく、図7に示すよ
うに、ブレーキ予圧PPBが設定されてから時間の経過と
共にブレーキ予圧を徐々に減圧するようにしてもよく、
また図7で一点鎖線図示のように経過時間が所定時間に
達するまので間は比較的緩い勾配でブレーキ予圧PPB
減少させ、所定時間を越えると比較的急な勾配でブレー
キ予圧PPBを減少させるようにしてもよく、さらには、
直線的に減少させる場合に代えて曲線的に減少させるよ
うにしてもよい。
【0046】また、上記実施形態においては、要ブレー
キ予圧状態となったときの自車速に基づいてブレーキ予
圧PPBを設定する場合について説明したが、これに限ら
ず、アクセル戻し速度に基づいてブレーキ予圧PPBを設
定するようにしてもよく、さらには、路面状態を検出し
て路面摩擦係数が小さくなるに応じてブレーキ予圧PPB
を小さくするようにしてもよい。さらに、ブレーキ予圧
PBを変速機のシフト位置が1速位置であるときに最大
値Pmaxに設定し、これよりシフト位置が高速側とな
るに従ってブレーキ予圧PPBを徐々に低下させるように
してもよく、この場合には、シフト位置が低速側に行く
に従いエンジンブレーキ力が大きくなることから、大き
なブレーキ予圧を与えても、運転者が違和感を抱くこと
がなく、より高い応答性をもってプレビューブレーキ制
御を行うことができる。
【0047】さらに、上記実施形態においては、加速操
作の終了をアクセルペダル27のストロークから検出す
る場合について説明したが、これに限定されるものでは
なく、スロットル開度が“0”であることを検出するよ
うにしてもよく、さらにはアクセルペダル27にその踏
込みを検出するアクセルスイッチを設けるようにしても
よい。
【0048】同様に、ブレーキ操作についてもブレーキ
スイッチ26に限らず、ブレーキペダル23のストロー
クから検出したり、ブレーキ圧センサ33で検出したブ
レーキ圧がブレーキ予圧以上となったときにブレーキ操
作を開始したものとして検出するようにしてもよい。さ
らにまた、上記実施形態においては、車体重量Mをパラ
メータとしてブレーキ予圧を設定する場合について説明
したが、これに限定されるものではなく、車体重量Mを
所定値に固定してブレーキ予圧を算出するようにしても
よい。
【0049】なおさらに、上記実施形態においては、車
間距離センサ31で先行車を検出している場合について
説明したが、これに限定されるものではなく、道路上の
落下物等のブレーキ操作を必要とする障害物を検出した
場合も上記と同様にプレビューブレーキ制御が行われ
る。また、上記実施形態においては、演算によって相対
速度を算出する場合について説明したが、これに限定さ
れるものではなく、相対速度を検出することができる車
間距離センサを適用した場合は、検出した相対速度をそ
のまま使用することができる。
【0050】さらに、上記実施形態においては、負圧ブ
ースタ24に電磁弁5を組込むことにより、ブレーキ予
圧PPBに応じたブレーキ圧PW を発生させるようにした
場合について説明したが、これに限定されるものではな
く、別途油圧ポンプ等の流体圧源を設け、この流体圧源
の流体圧を圧力制御弁等で圧力制御してブレーキ予圧P
PBを発生させ、これをブレーキアクチュエータに供給す
るようにしてもよい。
【0051】さらにまた、上記実施形態においては、マ
スタシリンダ25を使用してブレーキ圧を発生させる場
合について説明したが、これに限定されるものではな
く、ブレーキアクチュエータとして電動モータを使用し
て制動力を発生させる場合には、ブレーキ予圧PPBに基
づいて電動モータの駆動電流を制御するようにしてもよ
い。
【0052】なおさらに、上記実施形態においては、車
間距離Lを第1の車間距離L1及び第2の車間距離L2
間に維持するように追従走行制御する場合について説明
したが、これに限定されるものではなく、自車速に車間
時間を乗算して目標車間距離L* を算出し、この目標車
間距離L* に車間距離Lが一致するように駆動力及び制
動力を制御するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すシステム構成図
である。
【図2】第1の実施形態に適用し得る電子式負圧ブース
タの断面図である。
【図3】第1の実施形態における制御装置の制御処理手
順の一例を示すフローチャートである。
【図4】車体重量をパラメータとした自車速とブレーキ
予圧との関係を表すブレーキ予圧算出マップを示す特性
線図である。
【図5】上記実施形態の動作の説明に供するタイムチャ
ートである。
【図6】ブレーキ予圧の変化を示すタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
21FL〜21RR 車輪 22FL〜22RR ブレーキアクチュエータ 23 ブレーキペダル 24 電子式負圧ブースタ 25 マスタシリンダ 26 ブレーキスイッチ 27 アクセルペダル 28 アクセルストロークセンサ 29 制御装置 30 車速センサ 31 車間距離センサ 32 荷重センサ 33 ブレーキ圧センサ 35 スロットルバルブ 36 スロットル駆動モータ
フロントページの続き (72)発明者 丸古 直樹 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 3D041 AA41 AA67 AB01 AC01 AC27 AD10 AD41 AD46 AD50 AD51 AE04 AE41 AF01 3D044 AA25 AA47 AB01 AC15 AC24 AC26 AC59 AD04 AD21 AE21 AE27 3D046 BB00 BB18 EE01 GG02 HH05 HH20 HH22 HH26 3G093 BA02 BA14 BA23 CB06 CB10 DA06 DB05 DB15 DB16 EA09 EB04 EC01 FA06 FB05 5H180 AA01 CC03 CC14 LL01 LL04 LL09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両前方の制動対象物に対する相対距離
    を検出する制動対象物検出手段を有し、該制動対象物検
    出手段で検出した制動対象物に対する相対距離に基づい
    てブレーキ予圧を必要とする要ブレーキ予圧状態である
    か否かを判定し、要ブレーキ予圧状態であるときにブレ
    ーキ予圧を発生させるブレーキ制御手段と、制御開始操
    作に従って車両前方の追従走行対象車両との間の車間距
    離を目標車間距離に維持するように駆動力及び/又は制
    動力を制御して追従走行制御する追従走行制御手段とを
    備えた走行制御装置において、前記ブレーキ制御手段が
    ブレーキ予圧を発生されているブレーキ予圧状態で、前
    記追従走行制御手段が加速制御開始状態となったとき
    に、当該加速制御の開始を前記ブレーキ予圧状態が解除
    されるまで禁止する加速制御禁止手段を備えていること
    を特徴とする走行制御装置。
  2. 【請求項2】 車両前方の制動対象物に対する相対距離
    を検出する制動対象物検出手段を有し、該制動対象物検
    出手段で検出した制動対象物に対する相対距離に基づい
    てブレーキ予圧を必要とする要ブレーキ予圧状態である
    か否かを判定し、要ブレーキ予圧状態であるときにブレ
    ーキ予圧を発生させるブレーキ制御手段と、制御開始操
    作に従って車両前方の追従走行対象車両との間の車間距
    離を目標車間距離に維持するように駆動力及び/又は制
    動力を制御して追従走行制御する追従走行制御手段とを
    備えた走行制御装置において、前記ブレーキ制御手段で
    ブレーキ予圧を発生させているブレーキ予圧状態で、制
    御開始操作を行って追従走行制御を開始し、運転者の加
    速操作が行われたときに前記ブレーキ制御手段のブレー
    キ予圧状態を解除するブレーキ予圧解除手段を備えてい
    ることを特徴とする走行制御装置。
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