JP2001142358A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成方法

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JP2001142358A
JP2001142358A JP32600899A JP32600899A JP2001142358A JP 2001142358 A JP2001142358 A JP 2001142358A JP 32600899 A JP32600899 A JP 32600899A JP 32600899 A JP32600899 A JP 32600899A JP 2001142358 A JP2001142358 A JP 2001142358A
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JP32600899A
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Michiaki Nishimura
道明 西村
Masakazu Suzuki
雅和 鈴木
Shinichiro Hiraoka
伸一郎 平岡
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 奇数面(表面)と偶数面(裏面)とにおける
ボイドを確実に確保し、表裏面にずれのない画像形成を
可能にする。 【解決手段】 画像入力部14によって奇数番目の原稿
の画像を読み取らせて得られた画像情報を、DRAM7
6に読み取り順に格納させる。画像入力部14によって
偶数番目の原稿の画像を読み取らせて得られた画像情報
を、画像処理ASIC81で所望の倍率に変倍し、画像
形成部16によって、記録紙Hの一方の面に画像を直接
形成させる。このとき、記録搬送方向の先端となる位置
に先端ボイドを確保する。記録紙搬送部18によって該
記録紙Hの表裏を反転させて再び画像形成部16に搬送
させる。DRAM76に格納された画像情報を、前記画
像形成した画像と同じ向きの画像となるように出力さ
せ、記録紙の他方の面に、画像を形成させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録紙の両面に画
像が形成可能な画像形成装置及び画像形成方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、記録紙の両面に画像形成を可能と
する複写機(画像形成装置)としては、片面に画像が描
かれた原稿から画像を読み取って記録紙の両面にそれぞ
れ画像形成するモード(以下、S−Dモードとする)を
実施するタイプの複写機や、両面に画像が描かれたDか
ら画像を読み取って記録紙の両面に画像形成するモード
(以下、D−Dモードとする)を実施するタイプの複写
機がある。このような複写機は、原稿上の画像を読み取
る画像読取部、原稿を画像読取部へ搬送する原稿搬送
部、読み取られた画像を記録紙上に形成する画像形成
部、および記録紙を画像形成部に搬送する記録紙搬送部
を備えている。
【0003】ところが、上述したS−DモードおよびD
−Dモードの複写機では、連続的な画像形成動作を実施
した場合に、画像形成されて排紙された記録紙の画像形
成面がページ順に並ばないという不都合が生じる。具体
的には、原稿において、1,2,3,4,5,6の順で
画像読取がなされたとすると、画像形成はこの順で実施
されるものの、画像形成後に排紙された記録紙は、2,
1,4,3,6,5と、偶数ページと奇数ページとが入
れ代わるように排紙されてしまう。
【0004】そこで、出願人は、画像入力手段によって
読み取った画像情報を記憶し、制御手段によって制御さ
れる記憶手段をさらに備えている画像形成装置を提案し
ている。この画像形成装置では、次のように4ステップ
の動作が実施される。すなわち、第1ステップとして、
原稿から奇数番目の画像情報を読み取り、記憶手段に記
憶させる。次に、第2ステップとして、原稿を反転させ
たり、あるいは、次の原稿を搬送したりして、次の偶数
番目の画像情報を読み取り、記録紙の一方の面に直接画
像を形成する。第3ステップとして、記録紙の表裏を反
転させ、記憶手段に格納されている画像情報を読み出し
て記録紙の他方の面に画像を形成する。最後に、第4ス
テップとして、記録紙の他方の面側を下方として、該記
録紙を排紙する。これによって、画像形成後の記録紙の
ページ順は、1,2,3,4,…となる。
【0005】また、両面画像形成を実行する画像形成装
置の他の例としては、特開昭60−41880号公報に
開示されている画像処理装置が挙げられる。この公報の
技術では、自動原稿送り装置に対して原稿をセットした
場合に、該原稿のセット方向によっては、画像形成され
た記録紙の表裏面における画像の天地が逆となるような
問題点を回避することを目的としたものである。そのた
め、上記公報の画像処理装置には、画像読取手段によっ
て原稿を往復両方向に走査して読み取った場合に、記録
紙の表面には、原稿を往方向に走査して読み取った画像
情報を形成させる一方、裏面には、原稿を復方向に走査
して読み取った画像情報を形成させる制御手段が備えら
れている。これによって、原稿のセット方向に係わら
ず、記録紙両面に形成される画像の天地を合わせること
が可能になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、本発明者らが
提案する上記構成の画像形成装置では、記録紙の確実な
搬送のために、記録紙の搬送方向先端部にボイド、すな
わち画像形成されていない余白の領域を設ける必要があ
る。たとえば、記録紙の先端部まで画像形成がなされた
とすると、該画像のために、記録紙を搬送するためのロ
ーラが、該記録紙の先端部を確実に押圧することができ
なくなる。そのため、記録紙の確実な搬送ができなくな
って紙詰まり(ペーパージャム)の原因となる。
【0007】それゆえ、上記構成の画像形成装置では、
画像形成の段階において先端部にボイドを設けるように
なっているが、上述したように、原稿における奇数番目
の画像情報は一旦記憶手段に格納される一方、原稿にお
ける偶数番目の画像情報は、直接記録紙上に形成される
ので、ボイドを設定する条件が異なってくる。その結
果、1枚の記録紙の両面にそれぞれ形成される、原稿に
おける奇数番目の画像と偶数番目の画像との位置がずれ
てしまい、両面画像形成の品位の低下を招来することに
なる。
【0008】また、上述した、特開昭60−41880
号公報に開示されている画像処理装置は、自動原稿送り
装置にセットされる原稿の方向の不揃いによって、記録
紙の表裏両面における画像の天地が逆となる問題を回避
するためのものであって、ボイドについて考慮したもの
ではない。そのため、上記ボイドを考慮した上での、表
裏両面の画像の位置合わせに関する問題点を解消できる
ものではない。
【0009】本発明の目的は、上記問題点に鑑みてなさ
れたものであって、奇数面(表面)と偶数面(裏面)と
におけるボイドを確実に確保し、表裏面にずれのない画
像形成を可能とする画像形成装置及び画像形成方法を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、原稿の画
像を読み取り、画像情報として出力する画像入力部と、
原稿を前記画像入力手段に対し表裏反転可能に順次搬送
する原稿搬送部と、前記画像情報に基づいて記録紙の表
裏面に画像を形成する画像形成部と、前記記録紙を前記
画像形成部に対し表裏反転可能に順次搬送する記録紙搬
送部と、各部の動作を制御する制御部と、を備え、記録
紙の両面に画像形成を行う画像形成装置である。前記制
御部は、原稿から読み取った画像情報に基づいて記録紙
に画像を形成する際、搬送方向の記録紙先端に前記記録
紙搬送部が必要とする余白を表裏面で確保するように画
像形成の位置を移動することを特徴とする。
【0011】第2の発明は、原稿の画像を読み取り、画
像情報として出力する画像入力部と、原稿を前記画像入
力手段に対し表裏反転可能に順次搬送する原稿搬送部
と、前記画像情報に基づいて記録紙の表裏面に画像を形
成する画像形成部と、前記記録紙を前記画像形成部に対
し表裏反転可能に順次搬送する記録紙搬送部と、前記画
像入力部からの画像情報を格納する記憶部と、各部の動
作を制御する制御部と、を備え、記録紙の両面に画像形
成を行う画像形成装置である。前記制御部は、前記画像
入力部によって読み取られた奇数番目の画像情報を一旦
記憶部に格納させる記憶部入力手段と、前記奇数番目の
次の画像情報に基づいて、少なくとも前記記録紙搬送部
が必要とする余白を搬送方向の記録紙先端に確保し、前
記画像入力部の読み取り順に前記画像形成部により記録
紙に画像形成させる第1の画像形成手段と、前記記録紙
搬送部によって記録紙の表裏を反転させて再び前記画像
形成部に搬送させる反転搬送手段と、前記記憶部に格納
された画像情報を、前記第1の画像形成手段により形成
された画像と天地が一致する画像が形成配置されるよう
に出力順を制御する記憶部出力手段と、前記余白を搬送
方向の記録紙先端に確保して、前記記憶部から出力され
た画像情報に基づいて記録紙に画像形成する第2の画像
形成手段とを有することを特徴とする。
【0012】第3の発明は、前記第2の画像形成手段
が、表裏面で画像の形成位置がほぼ対応するように制御
することを特徴とするものであってよい。
【0013】第4の発明は、前記第1の画像形成手段
は、搬送方向の記録紙先端に前記余白を形成し、且つ記
録紙後端にも前記余白が形成されるように画像領域の搬
送方向長さを設けて画像形成し、前記第2の画像形成手
段は、記録紙搬送方向における記録紙長から、第1の画
像形成手段で形成された画像領域の搬送方向長さと余白
との和を差し引いた長さを確保し、画像形成を開始する
ように、画像形成動作を遅延させることを特徴とする。
【0014】第5の発明は、前記記憶部出力手段が、前
記画像情報に余白の形成に対応した余白情報を付加させ
て出力し、前記第2の画像形成手段は、該余白情報に基
づいて、余白を確保することを特徴とする。
【0015】第6の発明は、前記記憶部入力手段が、前
記余白の部分の画像情報は入力しないことを特徴とす
る。
【0016】第7の発明は、さらに、原稿の大きさや記
録紙の大きさを検出する検出手段を備えているととも
に、前記制御部は、該検出手段により検出された原稿又
は記録紙の大きさに基づいて画像の移動が制御されるこ
とを特徴とする。
【0017】第8の発明は、原稿の画像を読み取り、画
像情報として出力する画像入力部と、原稿を前記画像入
力手段に対し表裏反転可能に順次搬送する原稿搬送部
と、前記画像情報に基づいて記録紙の表裏面に画像を形
成する画像形成部と、前記記録紙を前記画像形成部に対
し表裏反転可能に順次搬送する記録紙搬送部と、前記画
像入力部からの画像情報を格納する記憶部と、を備え、
記録紙の両面に画像形成を行う画像形成装置の画像形成
方法である。そして、前記画像入力部によって読み取ら
れた奇数番目の画像情報を一旦記憶部に格納させる記憶
部入力ステップと、前記奇数番目の次の画像情報に基づ
いて、少なくとも前記記録紙搬送部が必要とする余白を
搬送方向の記録紙先端に確保し、前記画像入力部の読み
取り順に前記画像形成部により記録紙に画像形成させる
第1の画像形成ステップと、前記記録紙搬送部によって
記録紙の表裏を反転させて再び前記画像形成部に搬送さ
せる反転搬送ステップと、前記記憶部に格納された画像
情報を、前記第1の画像形成手段により形成された画像
と天地が一致する画像が形成配置されるように出力順を
制御する記憶部出力ステップと、前記余白を搬送方向の
記録紙先端に確保して、前記記憶部から出力された画像
情報に基づいて記録紙に画像形成する第2の画像形成ス
テップとを有することを特徴とする。
【0018】本発明においては、搬送方向の記録紙先端
に記録紙搬送部が必要とする余白を表裏面で確保するよ
うに画像形成の位置を移動する。したがって、記録紙搬
送部が記録紙の余白を確実にとらえることができ、紙詰
まりを起こしにくくなる。また、記憶部を設けて、第2
の画像形成手段により、記憶部に格納された画像情報
を、第1の画像形成手段により形成された画像と天地が
一致する画像が形成配置されるように出力順を制御す
る。そして、第2の画像形成手段により、記憶部から出
力された画像情報に基づいて記録紙に画像形成するの
で、表裏で画像の天地が一致した画像を形成でき、第1
の画像形成手段の画像位置に合わせて第2の画像形成手
段による画像形成位置も容易に移動できる。ここで、第
2の画像形成手段は、表裏面で画像の形成位置がほぼ対
応するように制御することにより、表裏面で画像がずれ
ることがない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0020】本実施形態では、S−Dモード(片面に画
像が描かれた原稿から画像を読み取って記録紙の両面に
それぞれ画像形成するモード)、D−Dモード(両面に
画像が描かれた原稿から画像を読み取って記録紙の両面
にそれぞれ画像形成するモード)のいずれでも動作可能
な画像形成装置について説明する。図1は、本発明に係
る画像形成装置を示す概略構成図である。本発明に係る
画像形成装置10は、図1に示すように、原稿搬送部1
2、画像入力部14、画像形成部16、および記録紙搬
送部18を備えている。
【0021】原稿搬送部(RSPF)12は、画像形成
装置10の上方に配置され、原稿Gを画像入力部14に
向け搬送する。この原稿搬送部12は、給紙トレイ2
1、ピックアップローラ22、給紙ローラ23、レジス
ト(PS)ローラ24、搬送ローラ25、排紙ローラ2
6、中間トレイ27、排紙トレイ28を備えている。レ
ジストローラ24、搬送ローラ25、排紙ローラ26
は、原稿Gを挟持して搬送できるように、2つのローラ
が対向してなるローラ対となっている。
【0022】給紙トレイ21は、原稿搬送部12の上方
に配置され、排紙トレイ28は下方に配置される。そし
て、給紙トレイ21および排紙トレイ28を結ぶ経路が
原稿搬送経路29となる。この原稿搬送経路29は、図
2に示すように、原稿Gを搬入する搬入路29aと、画
像入力部14と対向する入力路29bと、原稿Gを画像
入力部14から搬出する搬出路29cと、原稿Gの表裏
を反転する反転路29dとからなっている。そして、入
力路29bの下方には、原稿Gを画像入力部14に読み
取らせる原稿読み取り部31が設けられている(図1参
照)。
【0023】ピックアップローラ22は、給紙トレイ2
1側に配置され、搬入路29aの入り口には給紙ローラ
23が配置されている。入力路29bの直前にはレジス
トローラ24が配置され、入力路29bの直後には搬送
ローラ25が配置され、搬出路29cの後端部分に排紙
ローラ26が配置されている。排紙ローラ26の直後に
は、排紙反転ゲート30が配置され、排紙先として中間
トレイ27と排紙トレイ28のいずれかを選択できる。
なお、搬入路29aにおける反転路29dとの合流点に
は、オン状態の時間の長さから原稿Gのサイズを検知す
る原稿搬送センサー65が設けられている。
【0024】原稿Gの搬送動作について、図2に基づい
て詳しく説明する。原稿搬送部12上方に設けられてい
る給紙トレイ21から原稿Gがピックアップローラ22
により上から順にピックアップされ、給紙ローラ23に
より、下方の画像入力部14に向かって湾曲した経路で
ある搬入路29aを搬送される。ここで、給紙トレイ2
1上に載置されている原稿Gは、上面がA面であり、下
面がB面である。上方から下方に向かう湾曲した搬入路
29aを搬送されることによって、レジストローラ24
により画像入力部14に達した時点(入力路29b)
で、原稿GのA面が下面になっている。
【0025】一方、画像入力部14は、入力路29bの
下方に配置され、上方の原稿Gの画像を読み取ることに
なる。したがって、給紙トレイ21の上面側の面(A
面)が画像入力部14によって読み取られることにな
る。A面が読み取られた原稿Gは、搬送ローラ25によ
り搬出路29cに送られる。このとき、排紙反転ゲート
30を下側に回動しており、一旦中間トレイ27にB面
が上面(すなわちA面が下面)で排紙される。ここで、
原稿Gは完全に排紙されずに、排紙ローラ26の逆回転
により反転路29dに搬送される。反転路29dは、排
紙トレイ28前段の搬出路29cとレジストローラ24
の前段の搬入路29aとを結ぶように設けられており、
そのままレジストローラ24の前段に搬送する。
【0026】原稿Gは、湾曲した搬入路29aを通るこ
とにより、B面が上面であった原稿Gが、画像入力部1
4に対向する入力路29bにおいては、B面が下面(す
なわちA面が上面、換言すれば、最初の読み込み時と比
較して表裏面が逆)となる。したがって、画像入力部1
4によってB面が読み取られる。その後、A面が上面か
つB面が下面となっている状態の原稿Gは、再び中間ト
レイ27に排紙され、頁順を揃えるために再度反転路2
9dに送出され、搬入路29a、入力路29bを通っ
て、B面を上にして搬出路29cに搬送される。このと
き、排紙反転ゲート30は、上側に回転移動しており、
原稿GはB面を上にして、排紙トレイ28に排出され
る。こうして、給紙トレイ21では、A面を上にして載
置された原稿Gは、順次A面を下方に向けて排紙トレイ
28に排出されて積み重なるので、頁順が揃うことにな
る。
【0027】原稿Gの片面のみを画像入力部14に読み
取らせる場合は、読み取らせる面(A面)を上にして原
稿Gを給紙トレイ21に載置し、上記のように、搬入路
29a、入力路29bを通過させて、画像入力部14に
A面を読み取らせる。搬出路29cに搬送された原稿G
を、排紙反転ゲート30を上側に回転移動させて、中間
トレイ27に排出することなく、原稿Gを排紙トレイ2
8に排紙する。原稿Gは、A面を下方に向けて排紙トレ
イ28に排紙される。
【0028】また、本実施形態においては、中間トレイ
27と排紙反転ゲート30を設けたが、これらがなく、
排紙トレイ28のみでも上記と同様の動作を行うことが
できる。すなわち、原稿Gを排紙トレイ28に完全に排
紙するまえに、排紙ローラ28を反転して、原稿Gを反
転路29dに搬送する構成にすればよい。
【0029】画像入力部14は、上記のように原稿G上
に形成されている画像を読み取るためのものであり、図
1にも示すように、原稿台32、露光用光源33、第1
〜第3の反射鏡34,35,36、結像レンズ38、光
電変換部(CCD)39を備えている。原稿搬送部12
の入力路29bにある原稿読み取り部31において、原
稿台32に対向する位置に到達した原稿Gの画像形成面
に対して、露光用光源33から光を照射し、それを反射
鏡34〜36及び結像レンズ38を介して光電変換部3
9で受光することによって、画像を読み取る。読み取ら
れた画像は、画像情報として画像形成部16におけるレ
ーザユニット(後述)に直接出力される場合と、一旦D
RAMなどの記憶部(後述)に格納される場合とがあ
る。
【0030】画像形成部16は、画像入力部14によっ
て得られた画像情報に基づいて記録紙H上に画像を形成
する。この画像形成部16は、感光体ドラム41、レー
ザユニット(LSU)42、現像装置43、転写手段4
4、クリーニング手段45、帯電器46、定着手段47
を備えている。画像形成部16においては、LSU42
からのレーザ光の照射位置を基準として、感光体ドラム
41を中心に、該感光体ドラム41の回転方向に沿っ
て、現像装置43、転写手段44、クリーニング手段4
5および帯電器46の順で配置されている。
【0031】感光体ドラム41は、所定方向に回転可能
に設けられその表面に、画像情報に基づいて形成された
静電潜像を保持する。LSU42は、感光体ドラム41
表面に対してレーザ光を照射して画像情報に基づく静電
潜像を感光体ドラム41表面に形成する。現像装置43
は、上記静電潜像に対してトナーなどの現像剤を吸着さ
せることによって、該静電潜像を現像して可視化する。
転写手段44は、感光体ドラム41と対向するように配
置され、記録紙搬送部18によって搬送されてきた記録
紙Hに、現像された感光体ドラム41上の画像を転写す
る。定着手段47は、記録紙H上に転写された画像を定
着させる。クリーニング手段45は、転写後の感光体ド
ラム41の表面に残存する現像剤を除去する。帯電器4
6は、感光体ドラム41表面を所定の電位に帯電する。
【0032】上記定着手段47は、本実施形態では定着
圧着ローラ48と定着ヒートローラ49とからなる一対
のローラ、およびこれらのローラから記録紙Hを剥離す
る剥離爪50・下剥離爪51からなっている。すなわ
ち、本実施形態では、画像の記録紙Hへの定着では、圧
力による定着と加熱による定着との両方が実施される。
【0033】記録紙Hを画像形成部16に搬送する記録
紙搬送部18は、図1及び図3に示すように、画像形成
装置10のほぼ中央に配置される画像形成部16の周囲
を取り囲むように配置される位置関係となっている。こ
の記録紙搬送部18は主搬送路55および副搬送路56
を備えており、主搬送路55には、記録紙Hの搬送方向
から見て上流側から、給紙カセット(給紙部)57、半
月ローラ58、レジスト(PS)ローラ59、反転ゲー
ト60、可逆回転ローラ61、排紙ローラ62および排
紙トレイ63を備えている。なお、定着手段47の各ロ
ーラ48,49も記録紙搬送部18の一部を構成してい
ることになる。また、副搬送路56には、副搬送ローラ
64が備えられている。
【0034】給紙カセット57は、画像形成装置10の
下方に配置される。一方、排紙トレイ63は、画像形成
された記録紙Hが使用者にとって取り易いように給紙カ
セット57よりも上方に配置されることが好ましい。上
記給紙カセット57と排紙トレイ63との間に主搬送路
55が設けられる。この主搬送路55は、大別して、記
録紙Hを画像形成部16に搬入するための搬入路55
a、画像形成を行う形成路55b、記録紙Hを画像形成
部16から搬出するための搬出路55cからなってい
る。また副搬送路56は、画像形成部16から搬出され
る記録紙Hを表裏反転して再び画像形成部16に搬入す
るための経路である。なお、記録紙搬送部18には、こ
れら以外の経路が設けられていてもよい。
【0035】レジストローラ59、可逆回転ローラ6
1、排紙ローラ62、および副搬送ローラ64のそれぞ
れは、記録紙Hを挟持して搬送する一対のローラからな
っている。各ローラの配置位置については、レジストロ
ーラ59が搬入路55aに配置され、可逆回転ローラ6
1が搬出路55cに配置され、排紙ローラ62が排紙ト
レイ63の直前段に配置され、副搬送ローラ64が副搬
送路56に配置される。
【0036】給紙カセット(給紙部)57は、記録紙H
を積載して収納するものであり、該記録紙Hは、上方か
ら半月ローラ58によって1枚ずつ順次、主搬送路55
の搬入路55aへ給紙され、レジストローラ59によっ
て所定のタイミングで画像形成部16に搬送される。
【0037】さらに上記記録紙搬送部18における主搬
送路55には、搬入路55aにおけるレジストローラ5
9の上流側に記録紙検知センサであるPPDセンサ(P
PD1)66が設けられている一方、搬出路55cにお
ける定着ローラ48,49の下流側に記録紙検知センサ
であるPPDセンサ(PPD2)を兼ねる反転ゲート6
0が設けられている。上記PPDセンサ66及び反転ゲ
ート60は、給紙カセット57に収納されている記録紙
Hのサイズがわからない場合、記録紙Hの通過によって
オンされ、記録紙Hが通過し終わってオフされることに
よって、該記録紙Hのサイズを検知するためのものであ
る。
【0038】次に、本実施形態の画像形成装置における
画像処理部分について説明する。図4は、画像形成装置
における画像処理部分を示すブロック図である。図4に
示すように、上記画像形成装置10は、制御部71、操
作部(Operation Control Panel)72、センサー部(S
ENSOR BLOCK)73、ロード部(LOAD BLOCK)74、上
述した各構成を駆動させるための各モータ部(MOTOR BL
OCK)75、画像入力部14で読み取った画像情報を一
旦格納する記憶部であるDRAM(ページメモリ)7
6、画像入力部(CCD)14、画像形成部16を備え
ている。操作部72、DRAM76、画像入力部14及
び画像形成部16は、制御部71にそれぞれ双方向に接
続されている。またセンサー部73は、制御部71に検
出データを入力し、ロード部74、モータ部75は制御
部71の制御信号により制御される。
【0039】制御部71は、画像処理ASIC81、C
PU82、モータドライバ83、EPROM85,EE
PROM86、SRAM87,88、FIFO(First-
In First-Out)メモリ89などを備えている。CPU8
2は、制御部71全体をコントロールする。EPROM
85,EEPROM86には、CPU82を動作させる
プログラム等が格納され、SRAM87にはCPU82
が処理するデータが格納される。画像処理ASIC81
は、画像形成時において、後述するメモリ入力モード、
第1の画像形成モード(ダイレクト画像形成モード)、
第2の画像形成モード(メモリ画像形成モード)、メモ
リ出力モードの何れかのモードの設定を行うとともに、
画像入力部14から読み込まれた画像に対し、変倍等の
画像処理を行う。SRAM88には、画像処理ASIC
81が処理するデータが一時格納される。モータドライ
バ83は、モータ部75の駆動制御を実施する。FIF
Oメモリ89は、画像処理ASICで画像処理されたデ
ータを一旦格納するラインバッファであり、ダイレクト
画像形成モードの場合は直接画像形成部12にデータを
送出し、メモリ画像形成モードの場合はDRAMメモリ
76に画像データを送出する。
【0040】FIFOメモリ89は、後述するように画
像処理ASIC81か入力された順に画像情報を出力す
る。ダイレクト画像形成の場合には、CPU82がFI
FOメモリ89からそのまま画像形成部16のLSU4
2へ画像情報が出力されるように制御し、感光体ドラム
41上に直接画像形成が実施される。一方、メモリ画像
形成の場合には、FIFOメモリ89からDRAM76
に画像情報が出力され、所定の順序で一旦格納される。
その後、所定のタイミング、および所定の画像情報の出
力順にLSU42へ画像情報が出力され、LSU42よ
り感光体ドラム41上に画像形成がなされる。
【0041】さて、画像の倍率を変化させて表裏面に画
像形成する場合に、単に画像をシフトする例は従来から
知られている。ここで、記録紙Hの搬送方向の先端部に
画像を形成せずボイドを確保すれば、搬送用の各ローラ
が記録紙Hを確実に挟持できるので、記録紙Hのジャム
が発生しにくい。このボイドを加味した状態で画像の形
成位置をシフトする例は、いままでに知られていない。
そこで、本実施形態では、ボイドを加味した状態での表
裏面の画像位置合わせするための制御を実施する。以下
に、そのボイドを加味した画像位置合わせの制御につい
て説明する。
【0042】本実施形態では、画像形成動作に際して、
CPU82により、以下の五段階の制御が実施される。
すなわち、第一段階として、画像入力部14によってA
面(奇数番目)の原稿Gの画像を読み取らせて得られた
画像情報を、上記DRAM(ページメモリ)76に読み
取り順に格納させる。これをメモリ(記憶部)入力動作
とする。次に、第二段階として、画像入力部14によっ
てB面(偶数番目)の原稿Gの画像を読み取らせて得ら
れた画像情報を、画像処理ASIC81で所望の倍率に
変倍し、その変倍結果に基づいて、画像画像形成部16
によって、記録紙Hの一方の面に画像を直接形成させ
る。これを第1の画像形成動作(ダイレクト画像形成動
作)とする。このとき、記録搬送方向の先端となる位置
に先端ボイドを確保する。なお、画像処理ASIC81
で所望の倍率に変倍しない場合もある。
【0043】第三段階として、記録紙搬送部18によっ
て該記録紙Hの表裏を反転させて再び画像形成部16に
搬送させる。これを記録紙の反転搬送動作とする。第四
段階として、第一段階でDRAM(ページメモリ)76
に格納された上記画像情報を、ダイレクト画像形成した
画像と同じ向きの画像となるように出力させる。これ
を、メモリ(記憶部)出力動作とする。第五段階とし
て、記録紙Hの他方の面に、DRAM76から出力され
た画像情報に基づいて画像を形成させる。これを第2の
画像形成動作(メモリ画像形成動作)とする。
【0044】このとき、単に先端ボイドを付加しただけ
のシフトを実施しても、表裏面の画像の位置は全く一致
せず、大幅にずれてしまう。これは、表裏面それぞれで
画像形成される方向が異なるために、第二段階の画像形
成で先端となる記録紙Hの端部と、第五段階の画像形成
で先端となる記録紙Hの端部とが全く逆になるからであ
る。そこで、この第五段階で画像位置合わせのために画
像形成を遅延させる制御も行う。
【0045】上記五段階の制御部71の処理について説
明する前に、原稿Gの画像について説明する。例えば、
原稿Gの画像配置は、図5に示すものとする。すなわ
ち、原稿読み取りにおける画像情報の主走査方向(図面
の左から右)の画素数をp、副走査方向(図面の上から
下)の画素数をqとすると、A、B両面には、上側左端
から一行ごとに画素が、図5のように配置されている。
ここで、原稿Gの方向を定めるため、図5に示すよう
に、原稿Gの上側、すなわち画素では、 A(0,0),A(1,0), … ,A(p,0) 又は B(0,0),B(1,0), … ,B(p,0) 側を「天」とし、原稿Gの下側、すなわち画素では、 A(0,q),A(1,q), … ,A(p,q) 又は B(0,q),B(1,q), … ,B(p,q) 側を「地」とする。原稿Gは、A面を上側にして、天を
搬送側に向けて給紙トレイ21に載置されるものとす
る。当然、原稿Gの各面の天地は(片面画像、両面画像
にかかわらず)、一致した方向にして載置されている。
【0046】以下に、上記五段階の制御の具体的な例に
ついて説明する。
【0047】〔実施例1〕まず、D−Dモードの場合、
記録紙のサイズがわからない際に、表裏位置合わせをし
て画像形成を実施する処理について、図6〜図9に基づ
いて説明する。図6及び図7は、D−Dモードの場合、
実施例1における画像処理の手順を示すフローチャート
である。
【0048】第一段階:メモリ(記憶部)入力動作 S1において、プリントスイッチがオンとなっているか
を判定する。オンとなっていれば次に進み、画像形成時
における設定倍率Zをセットし(S2)、先端ボイド量
Vをチェックする(S3)。ボイド量Vは装置によって
予め決まっており、SRAM87に記憶されており、そ
の値をチェックする。そして、給紙トレイ21に載置さ
れた原稿Gの給紙を開始し(S4)、原稿搬送センサー
65のオンより原稿Gの先端を検出して(S5)、原稿
サイズの測定を開始する(S6)。
【0049】一方、S7において、給紙された原稿Gに
おける表面(第1頁目の面)となるA面の画像(例えば
「A」の文字が形成されている)のスキャンを開始す
る。スキャンの副走査方向は、図8(a)に示すよう
に、天から地の方向である。このスキャンの過程で、原
稿搬送センサー65がオフとなれば、その位置が原稿G
の後端として検出される(S8)。その結果、S9にお
いて、原稿サイズの測定が終了し、LUT(Look Up Ta
ble)と比較することによって原稿長Lが算出され、同
時に画像入力部14へのA面の画像のスキャンが終了す
る(S10)。
【0050】画像情報の読み込みは、搬送時の原稿Gの
先端部よりなされるので、画像入力部14から制御部7
1に流れるA面の画像情報の流れは、天から地の方向
に、 A(0,0),A(1,0), … ,A(p,0),A(0,1), … ,A(p,1),A(0,
q), … ,A(p,q) となる。
【0051】画像処理ASIC81は、メモリ入力モー
ドに設定されており、画像入力部14からの画像情報を
倍率Zで画像処理を行う。この場合、Z<1とする(す
なわち、縮小処理を行う)。そして、画像処理をおこな
った画像情報は、FIFOメモリ89を通って、順にD
RAM76に格納される(図8(b))。
【0052】第二段階:第1の画像形成動作(ダイレク
ト画像形成動作) 上記一連のステップでA面の原稿Gの読み取りが終了す
れば、S11において、図2に示した原稿搬送部12に
よる原稿Gの反転動作が実施される。S12において、
CPU82が記録紙送りタイマーをセットし、これによ
ってB面の記録紙Hへの画像形成のタイミングをずらし
て、記録紙Hの先端にボイド量Vを作成することにな
る。そして、S13において、形成画像長Pを倍率Zお
よび原稿長Lの積からボイド量Vを引いたもの(P=L
*Z−V)としてセットする(図9(a)参照)。
【0053】その後、S14として、原稿搬送センサー
65をオンして原稿Gの先端を検出し、スキャン開始の
タイミングをとって、S15で画像入力部14による原
稿GのB面(例えば、「B」の文字が形成されている)
の画像スキャンを開始する。このときの副走査方向は、
図8(c)に示すように地から天の方向である。したが
って、画像情報の流れは、 B(p,q),B(p-1,q), … ,B(0,q),B(p,1), … ,B(0,1),B
(p,0), … ,B(0,0) となる。このB面の画像情報は、一旦FIFOメモリ8
9に格納される。
【0054】記録紙搬送部18が搬送を開始し、記録紙
搬送(PPD)センサ66がオンして、記録紙先端を検
出し(S16)、記録紙サイズの測定を開始する(S1
7)。このとき、記録紙送りタイマーをスタートさせ
(S18)、ボイド量Vが確保されるまで、画像形成部
16の動作を遅延させる。記録紙搬送部18のレジスト
(PS)ローラ59は、記録紙Hを形成路55bへ搬送
し(S19)、記録紙Hの先端にボイド量Vが確保され
たタイミングで記録紙送りタイマーが切れ(S20)、
FIFOメモリ89から画像情報が順に画像形成部16
に送出され、S21において第1の画像形成が始まる
(B面のダイレクト画像形成)。
【0055】画像形成部16でFIFOメモリ89から
送られてくる画像情報にしたがって順に印字を行う。B
面の画像スキャンが終了し(S22)、やがて第1の画
像形成も終了する。印字された画像は、図8(d)に示
すように、上側を搬送先端とすると、画像方向は上側を
「地」、下側を「天」として形成される。そして、S2
4で記録紙搬送センサー66もオフとなり、記録紙Hの
後端が検出され、S25で記録紙サイズ測定が終了し
て、記録紙長Tが算出される。
【0056】第三段階:記録紙の反転搬送動作 その後、S26において、原稿Gおよび記録紙Hの反転
動作を実施する。原稿Gは、反転後、S29にて、その
まま排紙されるが、記録紙Hは、副搬送路56にて反転
後、A面の画像形成に備え、再び画像形成部16の前段
へ送られる。このときの記録紙Hの搬送先端部は、第1
の画像形成のときとは、反対の端部となっている。S2
7では、形成画像長P=L*Z−Vがセットされ、これ
に合わせてS28にて記録紙送りタイマーがセットされ
る。
【0057】この記録紙送りタイマーセットの段階で
は、図9(b)に示すように、B面における画像の端部
とA面における画像の端部とを合わせるために、画像位
置合わせ遅延量Dを設定する。この画像位置合わせ遅延
量Dは記録紙長Tから形成画像長Pとボイド量Vとの和
を引いたもの(D=T−P−V)として設定される。し
たがって、第2の画像形成では、記録紙Hの端部からこ
のD分だけ間隔を開けて画像形成がなされるように記録
紙送りタイマーがセットされている。
【0058】記録紙搬送部18が搬送を開始し、記録紙
搬送センサ66がオンして、記録紙先端を検出する(S
30)。このとき、記録紙送りタイマーをスタートさせ
(S31)、遅延量Dが確保されるまで、画像形成部1
6の動作を遅延させる。記録紙搬送部18のレジスト
(PS)ローラ59は、記録紙Hを形成路55bへ搬送
し(S32)、記録紙Hの先端に遅延量Dが確保された
タイミングで記録紙送りタイマーが切れる(S33)。
【0059】第四段階:メモリ(記憶部)出力動作 こうして、画像位置合わせ遅延量Dだけ記録紙Hが搬送
されると、第2の画像形成、すなわち、DRAM(ペー
ジメモリ)76に格納されているA面の画像情報が、読
み取り順とは同じ順に画像形成部16に出力される。こ
れは搬送先端がB面画像の天側となっているので(図8
(f))、原稿GのA面の読み取り方向と記録紙Hへの
画像形成方向との表裏相対方向は一致することになる。
メモリ画像形成にて出力されるデータの順番は、 A(0,0),A(1,0), … ,A(p,0),A(0,1), … ,A(p,q) となる。
【0060】第五段階:第2の画像形成動作(メモリ画
像形成動作) DRAM76から出力された画像情報に基づいて記録紙
Hに画像長Pの画像が形成される(S34)。その後、
S35で記録紙搬送センサー66がオフとなって記録紙
Hの後端が検出されると、第2画像形成が終了する(S
36)。原稿A面の画像を図8(e)に示し、原稿B面
の画像を図8(f)に示す。このように、記録紙Hの表
裏に形成された画像の天地は一致している。この記録紙
Hは、A面を下にして、排紙トレイ63に排出され、頁
順を揃える。そして、S37で次の原稿Gがあるか否か
を判定し、次の原稿GがあればS4へ、なければ処理を
終了する。
【0061】〔実施例2〕次に、S−Dモードで、給紙
カセット57に収容されている記録紙のサイズが予めわ
かっている場合に、記録紙両面への画像形成位置を調整
する処理動作について、図10〜図13に基づいて説明
する。図10及び図13は、S−Dモードの場合、実施
例1における画像処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【0062】第一段階:メモリ(記憶部)入力動作 S41において、プリントスイッチがオンとなっている
かを判定する。オンとなっていれば次に進み、画像形成
時における設定倍率Zをセットし(S42)、先端ボイ
ド量Vをチェックする(S43)。ボイド量Vは装置に
よって予め決まっており、SRAM87に記憶されてい
るので、その値をチェックする。そして、給紙トレイ2
1に載置された原稿Gの給紙を開始する(S44)。こ
こで、S−Dモードなので、原稿Gは、すべて片面のみ
に画像形成されたものである。従って、原稿Gは、順に
原稿搬送部12により搬送され、画像入力後に、反転さ
れることなく排紙されることになる。原稿搬送センサー
65のオンから原稿Gの先端を検出して(S45)、原
稿サイズの測定を開始する(S46)。
【0063】一方、S47において、給紙された原稿G
における表面(第1頁目の面)となるA面の画像のスキ
ャンを開始する。スキャンの副走査方向は、図12
(a)に示すように、天から地の方向である。このスキ
ャンの過程で、原稿搬送センサー65がオフとなれば、
S48において、原稿Gの後端が検出される。その結
果、原稿サイズの測定が終了し(S49)、LUT(Lo
ok Up Table)と比較することによって原稿長Lが算出
され、同時に画像入力部14へのA面の画像のスキャン
が終了する(S50)。
【0064】この場合のA面のスキャンの主走査方向
は、実施例1と同じく、天から地の方向である。したが
って、画像入力部14から制御部71に流れるA面の画
像情報の流れは、天から地の方向に、 A(0,0),A(1,0), … ,A(p,0),A(0,1), … ,A(p,1),A(0,
q), … ,A(p,q) となる。
【0065】画像処理ASIC81は、メモリ入力モー
ドに設定されており、画像入力部14からの画像情報を
倍率Zで画像処理を行う。この場合、Z<1とする(す
なわち、縮小処理を行う)。そして、画像処理をおこな
った画像情報は、FIFOメモリ89を通って、順にD
RAM76に格納される(図12(b))。上記一連の
ステップでA面の原稿Gの読み取りが終了すれば、S5
1において、1枚目の原稿Gは排紙トレイ28に排紙さ
れる。なお、読み取られたA面の画像情報は、その順で
DRAM(ページメモリ)76に格納される(図12
(b))。
【0066】第二段階:第1の画像形成動作(ダイレク
ト画像形成動作) S52において、CPU82が記録紙送りタイマーをセ
ットし、これによってB面の記録紙Hへの画像形成のタ
イミングをずらして、記録紙Hの先端に画像シフト量W
を確保する。このとき、シフト量Wはボイド量Vよりも
大きいものとする。そして、S53において、形成画像
長Pを倍率Zおよび原稿長Lの積(P=L*Z)として
セットする(図13(a)参照)。
【0067】その後、S54において、画像形成可能領
域P’を記録紙長Tから画像シフト量Wの差(P’=T
−W)として算出する(図13(b)参照)。ここで、
S55において、P’<Pであるか否かを判定する。
P’<Pであれば、形成される画像が記録紙Hに収まり
きらないので、S56としてP=P’となるように使用
者が画像領域を修正する。すなわち、倍率Zを変更する
か、シフト量Wをボイド量より小さくならない範囲で変
更する。一方、P’≧Pであれば(P’<Pでなけれ
ば)、形成される画像は記録紙Hに収まるのでS57に
進む。
【0068】その後、2枚目の原稿Gの搬送を行い、S
57において、原稿搬送センサー65をオンして原稿G
の先端を検出し、スキャン開始のタイミングをとって、
S58で画像入力部14による原稿GのB面(例えば、
「B」の文字が形成されている)の画像スキャンを開始
する。このときの副走査方向は、図12(c)に示すよ
うに天から地の方向である。したがって、画像情報の流
れは、 B(0,0),B(1,0), … ,B(p,0),B(0,1), … ,B(p,1),B(0,
q), … ,B(p,q) となる。このB面の画像情報は、一旦FIFOメモリ8
9に格納される。
【0069】記録紙搬送部18が搬送を開始し、記録紙
搬送センサ66がオンして、記録紙先端を検出する(S
59)。このとき、記録紙送りタイマーをスタートさせ
(S18)、シフト量Wが確保されるまで、画像形成部
16の動作を遅延させる。記録紙搬送部18のレジスト
(PS)ローラ59は、記録紙Hを搬送し(S61)、
記録紙Hの先端にシフト量Vが確保されたタイミングで
記録紙送りタイマーが切れ(S62)、FIFOメモリ
89から画像情報が順に画像形成部16に送出され、S
63において第1の画像形成が始まる(B面のダイレク
ト画像形成)。
【0070】画像形成部16でFIFOメモリ89から
送られてくる画像情報にしたがって順に印字を行う。B
面の画像スキャンが終了し(S64)、やがて第1の画
像形成も終了する。印字された画像は、図12(d)に
示すように、上側を搬送先端とすると、画像方向は上側
を「天」、下側を「地」として形成される。そして、S
66で記録紙搬送センサー66もオフとなり、記録紙H
の後端が検出される。
【0071】第三段階:記録紙の反転搬送動作 その後、S67として、2枚目の原稿Gの排紙および記
録紙Hの反転動作を実施する。原稿Gは、S70にてそ
のまま排紙トレイ28に排紙されるが、記録紙Hは副搬
送路56にて反転後、A面の画像形成に備え、再び画像
形成部16の前段へ送られる。このときの記録紙Hの搬
送先端部は、第1の画像形成のときとは、反対の端部と
なっている。S68では、形成画像長P=L*Zがセッ
トされ、これに合わせてS69にて記録紙送りタイマー
がセットされる。
【0072】この記録紙送りタイマーセットの段階で
は、図13(b)に示すように、B面における画像の端
部とA面における画像の端部とを合わせるために、画像
位置合わせ遅延量Dを設定する。この画像位置合わせ遅
延量Dは記録紙長から形成画像長Pと第1面(B面)シ
フト量Wとの和を引いたもの(D=T−P−W)として
設定される。したがって、第2の画像形成は、記録紙H
の端部からこのD分だけ間隔を開けて画像形成がなされ
るように記録紙送りタイマーがセットされている。
【0073】記録紙搬送部18が搬送を開始し、記録紙
搬送センサ66がオンして、記録紙先端を検出する(S
71)。このとき、記録紙送りタイマーをスタートさせ
(S72)、遅延量Dが確保されるまで、画像形成部1
6の動作を遅延させる。記録紙搬送部18のレジスト
(PS)ローラ59は、記録紙Hを搬送し(S73)、
記録紙Hの先端に遅延量Dが確保されたタイミングで記
録紙送りタイマーが切れる(S74)。
【0074】第四段階:メモリ(記憶部)出力動作 こうして、画像位置合わせ遅延量Dだけ記録紙Hが搬送
されると、第2の画像形成、すなわち、DRAM(ペー
ジメモリ)76に格納されているA面の画像情報が、読
み取り順とは逆の順に画像形成部16に出力される。こ
れは搬送先端がB面画像の地側となっているので(図1
2(f))、原稿GのA面の読み取り方向と記録紙Hへ
の画像形成方向との表裏相対方向は反対となる。従っ
て、メモリ画像形成にて出力されるデータの順番は、地
から天の方向であり、 A(p,q),A(p-1,q), … ,A(0,q),A(p,1), … ,A(0,1),A
(p,0), … ,A(0,0) となる。
【0075】第五段階:第2の画像形成動作(メモリ画
像形成動作) DRAM76から出力された画像情報に基づいて記録紙
Hに形成画像長Pの画像が形成される(S75)。その
後、S76で記録紙搬送センサー66がオフとなって記
録紙Hの後端が検出されると、第2の画像形成が終了す
る(S77)。原稿A面の画像を図12(e)に示し、
原稿B面の画像を図12(f)に示す。このように、記
録紙Hの表裏に形成された画像の相対位置、すなわち天
地は一致している。この記録紙Hは、A面を下にして、
排紙トレイ63に排出され、頁順を揃える。そして、S
78で次の原稿Gがあるか否かを判定し、次の原稿Gが
あればS4へ、なければ処理を終了する。
【0076】〔実施例3〕次に、S−Dモードで、給紙
カセット57に収容されている記録紙のサイズが予めわ
かっている場合であって、記録紙両面への画像形成位置
を調整する(OC Duplex Copy Mode)際の処理動作につ
いて、図14〜図19に基づいて説明する。実施例3に
おいては、ボイド量Vを確保する方法として、前記実施
例のように紙送りタイマーを用いて画像形成を遅らせる
のとは別の方法も示す。図14及び図15は、この実施
例3における画像処理の手順を示すフローチャートであ
る。ここで、実施例3においては、原稿と記録紙が同じ
サイズであることを前提に説明する。
【0077】図16に示すように、略長方形型の紙上
に、長手方向を上下方向として、前述の実施例と同様
に、“A”の文字が形成されている原稿Gを1枚目(表
面)の原稿とし、“B”の文字が形成されている原稿G
を2枚目(裏面)の原稿とする。したがって、画像形成
される記録紙Hにおいては、表面に1枚目の“A”の文
字が形成され、裏面に2枚目の“B”の文字が形成され
る。図16に示すように、画像方向は、前述の実施例と
同じく天、地と定める。また、紙の長手方向の幅全体を
読み取り領域とし、この幅をシミュレーション値Sとす
る。このシミュレーション値Sは、サイズ(例えば、A
4、B5等)ごとにあらかじめSRAM87に記憶され
ている。
【0078】第一段階:メモリ(記憶部)入力動作 まず、プリントスイッチがオンしているか確認し(S8
1)、オンしていれば次に進む。使用者が読み込む原稿
サイズを指定すると、S82において、CPU82が、
原稿G上の読み取り領域を指定するシミュレーション値
SをSRAM87からロードする。搬送に必要なボイド
量Vは、SRAM87に記憶されており、S83におい
て、図17に示すように、CPU82は、ボイド量Vを
考慮した実際の読み取りラインL1(a1〜a2)を算
出する。詳しくは後述するが、原稿Gにおいては、後端
ボイドであるが、記録紙HのA面の画像形成における搬
送時には、記録紙Hの先端ボイドとなる。そして、S8
4として、読み取り開始位置を原稿Gの先端にセットさ
せる。さらにS85として、画像処理ASIC81をメ
モリ(記憶部)入力モードに設定する。その後、S86
として、画像読み取りのためのスキャン(走査)を開始
する。この読み取り走査においては、1枚目の原稿Gの
上端(天)側から原稿表面を長手方向に地まで走査す
る。すなわち、1枚目の原稿Gは、“A”の天側(図中
a1)から走査されて読み込まれていく。そのため、D
RAM(ページメモリ)76には、“A”の天側から順
に、地側に向かって画像情報が格納されることになる。
【0079】図17に示すように、上記読み取り走査で
は、S83で設定されたL1に対応して原稿Gが読み取
られていく。つまり、読み取りの最後の部分では、後端
ボイド量Vは読み取らないので、S87において、原稿
Gの読み取りを終了させるか否かの判定を行いながらス
キャンを継続する。そして、原稿後端のボイド量Vにま
で到達した時点(図17中a2)で原稿Gの読み取りを
終了する。読み取られた画像情報は、その順でDRAM
76に格納される。
【0080】そのため、DRAM76に格納される画像
情報は、原稿Gの縦方向の長さSから、下端からのボイ
ド量Vを除いた、L1=S−Vだけである。このL1分
の画像情報が、画像“A”の上側から順に記憶部である
DRAM76に格納される。読み取られなかったボイド
量が画像形成された場合における搬送方向の先端ボイド
となる(後述)が、この状態では、DRAM(ページメ
モリ)76に格納されている画像情報には、先端ボイド
量のボイド情報は付与されていない。なお、この奇数番
目の画像“A”における後端ボイド部分をXAとする。
【0081】第二段階:第1の画像形成動作(ダイレク
ト画像形成動作) 第二段階においては、次の2枚目の原稿Gにおける
“B”の文字の天側から順に読み込み、記録紙Hにこの
順で直接画像形成することになる。従って、記録紙Hの
搬送先端部分にボイドを設ける必要がある。そこで、図
18に示すように、画像の読み取り開始位置は、ボイド
量Vを考慮して、天側先端のV幅分よりも下方となるa
1の位置となる。すなわち、“B”の画像形成に際して
の先端ボイドを確保するために、上端の幅分を読み取ら
ないようにする。
【0082】CPU82は、先端ボイド量Vに応じて、
S90として、原稿Gからの読み取り開始位置を後ろに
ずらして、図18におけるa1の位置からとする。そし
て、S91として、画像処理ASIC81をダイレクト
画像形成モードに設定する。その後、S92として、a
1の位置から原稿G上の画像のスキャンを開始し、画像
情報ASIC81を通ってFIFOメモリ89に格納さ
せる。
【0083】S93として、レジストローラ59をオン
させ、給紙カセット57から給紙された記録紙Hを画像
形成部16に搬入する。なお、このとき、PPDセンサ
66により、記録紙Hの後端が検知され、記録紙Hのサ
イズが確認される。記録紙Hが画像形成部16に搬入さ
れ、CPU82は先端部よりも内側となるb1の位置か
らボイド量Vを確保した画像形成が開始されるように、
FIFOメモリ89から画像情報を出力させる。これに
よって、記録紙Hにおける偶数番目の面に先端ボイドX
Bが確保される。
【0084】また、b1の位置から画像形成が開始され
た時点で、S94としてS89で設定されたシミュレー
ション値Sに基づいて後端ボイドタイマーをセットし、
タイマー計測を開始する。この後端ボイドタイマーによ
るタイマー計測で、記録紙Hの後端ボイド量Vが設定さ
れる。つまり、b1の位置で画像形成が開始されてか
ら、b2の位置、すなわちL1−Vの長さを画像形成し
た時点でタイムアウトするように設定される。S95で
後端ボイドタイマーがタイムアウトしたか否かを判定
し、タイムアウトした時点で、S96として、感光体ド
ラム41に対するレーザユニット42によるレーザの書
き込みを停止(レーザオフ)する。このように本来な
ら、後端一杯まで形成されるはずの画像を、後端ボイド
量Vを設けるためにb2の位置でレーザをオフして、レ
ーザユニット42による書き込みを後端に達するまでは
実施しない。これによって、後端ボイド量V、すなわち
偶数番目の後端ボイドYBが確保される。
【0085】後端ボイドYBを設けるのは、A面が形成
されるとき、記録紙Hが反転されて、再び搬送先端部に
ボイド量を設定する必要があるからである。すなわち、
A面形成に必要なボイド部分は、B面では後端ボイドY
Bに該当し、記録紙Hの両面の画像位置を対応させる関
係上、この部分に画像を形成しないからである。
【0086】第三段階:記録紙の反転搬送動作 ダイレクト画像形成が終了すれば、記録紙Hは定着ロー
ラ49によって押圧されることで、形成された画像が定
着されて搬出路55から可逆回転ローラ61ヘと搬出さ
れるが、このとき、S97として、反転ゲート60にお
けるPPDセンサが記録紙Hによってオフされるか否か
を判定する。記録紙HによってPPDセンサ60がオフ
されるということは、記録紙Hの後端がPPDセンサ6
0に達したということになるので、そのまま記録紙Hを
搬出し続けると、片面画像形成された記録紙Hはそのま
ま排紙トレイ63に排出されてしまうことになる。そこ
で、S98として、記録紙Hを排紙トレイ63側に排紙
する方向に回転していた、可逆回転ローラ61のモータ
(Duplex Motor)を逆回転させ、記録紙Hを搬出方向と
は逆の方向に搬送する。搬送された記録紙Hは、反転ゲ
ート60により、画像形成部16に逆方向に搬送される
ことはなく、副搬送路56に入り、再びレジストローラ
59の前段に搬送される。この状態では、記録紙Hは、
最初の画像形成時と比べて、表裏が反転しており、それ
ゆえ、画像形成部16に対しては、画像が形成されてい
ない他方の面が直面することになる。なお、反転終了後
のレジストが完了している否かをS99で判定する。完
了していれば次のステップヘ進む。
【0087】第四段階:メモリ(記憶部)出力動作 その後、S100として、画像処理ASIC81をメモ
リ出力モードに設定する。そして、S101として、レ
ジストローラ59をオンし、副搬送路56から画像形成
部14へ記録紙Hを所定のタイミングで搬入する。ここ
で、第四段階として、第一段階でDRAM76に格納さ
れた上記画像情報を、読み取り順とは逆の順で出力させ
るとともに、該画像データの先端にボイドの形成に対応
したボイドデータを付加させる。
【0088】具体的には、第一段階では、“A”の上端
(天)から下端(地)に向けて画像を読み取り、この順
で記憶部であるDRAM76に格納したが、第四段階で
は、記憶された画像情報を下端(地)側から上端(天)
側に向けて出力する。このとき、DRAM76から最初
に出力される最下端側の情報のさらに前に、先端ボイド
に相当するボイド情報が付与される。これによって、D
RAM76から出力される画像情報は記録紙Hの長手方
向の幅Sに対応する大きさのデータ量となるとともに、
記録紙Hにおける奇数番目の面の搬送方向の先端ボイド
XAが確保される。
【0089】第五段階:第2の画像形成動作(メモリ画
像形成動作) 第五段階では、先に先端ボイドXAとなる空白部分
(幅)が形成された後に、“A”の画像が下側から順に
形成されていく。すなわち、S102として、S88で
設定したシミュレーション値Sに基づいて後端ボイドタ
イマーをセットし、タイマー計測を開始する。ここで
も、S95の様に、S105として、後端ボイドタイマ
ーがタイムアウトしたか否かを判定する。このときの画
像情報は、格納時とは逆方向で出力されているので、文
字“A”の下側(地)から書き込まれることになる。
【0090】そして、後端ボイドYAに相当する空白領
域は、上記第二段階と同様に、S105として、レーザ
オフにより形成される。すなわち、後端ボイドタイマー
がタイムアウトした時点で、S96と同様に、S106
として、感光体ドラムに対するレーザユニット42によ
るレーザの書き込みを停止(レーザオフ)する。これに
よって、記録紙Hにおける奇数番目の後端ボイドYAも
確保される。
【0091】このように、記録紙Hの一方の面には、先
端ボイドXBおよび後端ボイドYBを確保しながら偶数
番目の画像を直接形成するとともに、記録紙Hの他方の
面に対しては、一旦DRAM76に格納した奇数番目の
画像にさらに先端ボイドXAのボイド情報を付与した
後、DRAM76から逆に情報を出力することによっ
て、先端ボイドXA、後端ボイドYAを確保する。その
結果、両面の両端にでは、ボイドXBとボイドYA、ボ
イドYBとボイドXAが、ボイド量Vだけ設けられ、画
像の位置にズレのない両面画像形成が可能になる。
【0092】メモリ反転出力モードによる画像形成が終
了すれば、記録紙Hは定着手段により、形成された画像
が定着されて搬出路55bから排紙ローラ62ヘと搬出
されるが、このとき、S107として、反転ゲート60
におけるPPDセンサが記録紙Hによってオフされるか
否かを判定する。反転ゲート60のPPDセンサのオフ
が確認されれば、両面への画像形成が完了しているの
で、そのまま記録紙Hの排出が可能であり、それゆえ、
S108として排紙センサPODをオフし、上記他方の
面(A面)を下方に向けて撤送させ、記録紙Hを排紙す
る。次の原稿Gがあるかを確認し(S109)、あれば
S82へ、なければ処理を終了する。
【0093】その結果、位置ズレのない両面画像形成さ
れた記録紙Hが、所定の順に排紙され、排紙トレイ63
上に積載されることになる。
【0094】〔実施例4〕本実施例では、前記実施例3
と同一構成の画像形成装置において、S−Dモードで、
記録紙サイズ未検知時に、原稿G側の読み取り後端部を
カットすることにより後端ボイドを作成する場合(SPF
Duplex Copy Mode)について説明する。図20〜図22
は、この実施例4における画像処理の手順を示すフロー
チャートである。
【0095】第一段階:メモリ(記憶部)入力動作 まず、プリントスイッチがオンしているか確認し(S1
11)、オンしていれば次に進む。本実施形態では、記
録紙Hのサイズがわからないので、まず、S112とし
て、読み取りラインを最大値(MAX)にセットする。
次に、S113として、画像処理ASIC81をメモリ
入力モードに設定する。そして、S114として、SP
Fにより原稿Gの給紙を開始する。この原稿Gの給紙に
伴って、画像を読み取りつつ、さらに、S115とし
て、該原稿Gの後端の検知を開始する。S116では、
後端が換知されたか否かの判定を実施し、検知された時
点で、S117として、読み取り画像情報において、先
端ボイド分のイメージをカットする。読み取られた画像
情報は、読み取られた順に、DRAM76に格納され
る。
【0096】第二段階:第1の画像形成動作(ダイレク
ト画像形成動作) 上記の原稿読み取り動作は両面画像形成された場合にお
ける表面(すなわち奇数番目)の原稿Gに相当するが、
次に、S118として、裏面(すなわち偶数番目)とな
る原稿GがSPFにより給紙可能か否か判定する。給紙
可能であればS119として、裏面となる次の原稿Gを
給紙し、S120で、画像形成ASIC81をダイレク
ト画像形成モードに設定する。この場合も、S121
で、読み取りライン数を最大値MAXに設定する。
【0097】その後、S122として原稿Gの読み取り
を開始するとともに、S123として、記録紙Hの給紙
を開始し、S124でレジストローラ44をオンにし
て、所定のタイミングで画像形成部16に記録紙Hを搬
送する。
【0098】この画像形成動作時に、図18に示すよう
に、偶数番目の先端ボイドXBが確保される。また、こ
のとき、S125でPPDセンサ66により記録紙Hの
サイズが未検知であるか否かを判定し、未検知であれば
S126で検知を開始し、検知されていれば、S127
で後端ボイドタイマーをセットする。
【0099】S126およびS127の何れの後であっ
ても、S128として、読み取られる原稿Gの後端の検
知を開始し、後端が検知されたか否かを判定する。後端
が検知されれば、さらにS129において、記録紙Hの
サイズが、検知されていた場合、S130に、記録紙H
のサイズから逆算して画像情報における後端ボイドYB
分のイメージをカットする。一方、記録紙Hのサイズが
未検知だった場合、後端ボイドタイマーがタイムアウト
したか否かについて、S131で判定する。タイムアウ
トしていれば、S132として、画像情報に基づいたレ
ーザユニットによるレーザの書き込みを停止(レーザオ
フ)し、後端ボイドYBを確保する。
【0100】S130およびS132の何れの後であっ
ても、S133として、記録紙Hのサイズを検知するP
PDセンサ66がオフされているか否かを判定する。オ
フされていれば、S134において、さらに再び記録紙
Hのサイズが、検知されていた場合、S135におい
て、記録紙Hのサイズ検知が完了し、S136でレーザ
ユニット42によるレーザの書き込みを停止(レーザオ
フ)する。これによって一方の面(表面)に対する画像
形成動作が終了し、記録紙Hは搬出路55bへ搬送され
る。
【0101】第三段階:記録紙の反転搬送動作 S137において、搬出路55bにおいて、PPDセン
サを兼ねる反転ゲート60がオフされたか否かを判定す
る。記録紙Hによって反転ゲート60がオフされるとい
うことは、記録紙Hの後端がPPDに達したということ
になるので、記録紙Hを排紙トレイ63側に排紙する方
向に回転していた可逆回転ローラ61のモータ(Duplex
Motor)を逆回転させ(S138)、記録紙Hを搬出方
向とは逆の方向に搬送する。搬送された記録紙Hは、画
像形成部16に逆方向に搬送されることはなく、副搬送
路56に入り、再びレジストローラ59の前段に搬送さ
れる。そして反転終了後のレジストが完了している否か
をS139で判定する。
【0102】第四段階:メモリ(記憶部)出力動作 次に、S140として、画像処理ASIC81をメモリ
出力モードに設定する。そして、S141として、レジ
ストローラ59をオンし、副搬送路56から画像形成部
16へ記録紙Hを搬入し、画像形成動作を開始する。こ
のとき、DRAM76から出力される画像情報の先端に
は、前記実施例3と同様に、先端ボイドXA分のボイド
情報が付与されているので、形成される奇数番目の画像
には、先端ボイドXAが確保されている。
【0103】第五段階:第2の画像形成動作(メモリ画
像形成動作) そして、S142として、検知された記録紙Hのサイズ
に基づいて後端ボイドタイマーをセットし、タイマー計
測を開始する。その後、記録紙Hの他方の面に対して画
像形成が実施され、定着が実施されて、記録紙Hが搬出
路へ搬送される。その後、S143として、記録紙Hが
PPDセンサである反転ゲート60をオンしているか否
かを判定する。オンしていれば、S144として、可逆
回転ローラ61のモータ(Duplex Motor)を再度逆回転
させ、すなわち、記録紙Hを排紙する方向に回転させ
る。ここで、S145として、後端ボイドタイマーがタ
イムアウトしているか否かを判定する。タイムアウトし
ていれば、S146として、レーザユニット42による
レーザの書き込みを停止(レーザオフ)し、奇数番目の
画像における後端ボイドYAを確保する。
【0104】さらにその後、S147として、記録紙H
がPPDセンサ50をオフしているか否かを判定する。
PPDセンサ50のオフが確認されれば、この場合は、
両面への画像形成が完了しているので、そのまま記録紙
Hの排出が可能であり、それゆえ、S148として排紙
センサPODをオフする。そして、上記他方の面(A
面)を下方に向けて搬送させ、排紙ローラ62が排紙ト
レイ28に記録紙Hを排紙する。その結果、位置ズレの
ない両面画像形成された記録紙Hが、所定の順に排紙さ
れ、排紙トレイ63上に積載されることになる。
【0105】
【発明の効果】本発明によれば、搬送方向の記録紙先端
に記録紙搬送部が必要とする余白を表裏面で確保するよ
うに画像形成の位置を移動することにより、記録紙搬送
部が記録紙の余白を確実にとらえることができ、紙詰ま
りのない確実な搬送ができる。
【0106】特に、第2及び第8の発明によれば、記憶
部を設けて、第2の画像形成手段により、記憶部に格納
された画像情報を、第1の画像形成手段により形成され
た画像と天地が一致する画像が形成配置されるように出
力順を制御し、第2の画像形成手段により、記憶部から
出力された画像情報に基づいて記録紙に画像形成するの
で、表裏で画像の天地が一致した画像を形成でき、第1
の画像形成手段の画像位置に合わせて第2の画像形成手
段による画像形成位置も容易に移動できる。
【0107】第3及び第4の発明によれば、第2の画像
形成手段は、表裏面で画像の形成位置がほぼ対応するよ
うに制御するので、表裏面で画像がずれることがなく、
画像形成の品位を向上できる。
【0108】第5の発明によれば、記憶部出力手段は、
前記画像情報に余白の形成に対応した余白情報を付加さ
せて出力するので、第2の画像形成手段は、余白情報を
含む画像情報に基づいて画像形成を行うだけで、簡単に
余白を確保した画像を形成できる。
【0109】第6の発明によれば、記憶部入力手段は、
前記余白の部分の画像情報は入力しないので、記憶部が
形成することのない余白部分まで記憶することがなく、
少ない容量のものが使用できる。
【0110】第7の発明によれば、制御部は、該検出手
段により検出された原稿や記録紙の大きさに基づいて画
像の移動が制御されるので、原稿や記録紙の大きさが不
明の時にも、自動的に最適な位置に画像が形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置を示す全体概略構成
図である。
【図2】画像形成装置の原稿搬送部を示す概略構成図で
ある。
【図3】画像形成装置の記録紙搬送部を示す概略構成図
である。
【図4】画像形成装置における画像処理部分を示すブロ
ック図である。
【図5】原稿に形成された画像配置を示す説明図であ
る。
【図6】D−Dモードにおける実施例1の画像処理の手
順を示すフローチャートである。
【図7】図6に続くフローチャートである。
【図8】実施例1における原稿スキャン方向と記録紙の
形成画像配置を示す説明図である。
【図9】実施例1における記録紙の画像形成位置を示す
説明図である。
【図10】S−Dモードにおける実施例2の画像処理の
手順を示すフローチャートである。
【図11】図11に続くフローチャートである。
【図12】実施例2における原稿スキャン方向と記録紙
の形成画像配置を示す説明図である。
【図13】実施例2における記録紙の画像形成位置を示
す説明図である。
【図14】S−Dモードにおける実施例3の画像処理の
手順を示すフローチャートである。
【図15】図14に続くフローチャートである。
【図16】実施例3における原稿の画像を示す説明図で
ある。
【図17】実施例3における原稿の画像とメモリ入力の
画像を示す説明図である。
【図18】実施例3におけるダイレクト画像形成の原稿
画像と記録紙形成画像を示す説明図である。
【図19】実施例3にメモリ画像形成のメモリ格納情報
と記録紙形成画像を示す説明図である。
【図20】S−Dモードにおける実施例4の画像処理の
手順を示すフローチャートである。
【図21】図20に続くフローチャートである。
【図22】図21に続くフローチャートである。
【符号の説明】
12 原稿搬送部 14 画像入力部 16 画像形成部 18 記録紙搬送部 71 制御部 76 DRAM(ページメモリ) 81 画像処理ASIC 82 CPU 89 FIFOメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/387 H04N 1/387 5C076 9A001 (72)発明者 平岡 伸一郎 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP04 AQ06 AR03 HJ06 HL03 HL04 2H027 FA12 FA13 FD04 FD08 2H028 BA03 BB06 5C062 AA05 AB17 AB22 AB32 AB42 AC09 AC10 AC15 AC18 AC67 AF10 BA00 5C072 AA01 AA03 BA20 NA07 NA08 RA01 UA11 WA02 XA01 5C076 AA37 BA01 BA02 BA04 9A001 BB04 BZ03 HH24 HH34 JJ35 KK42

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を読み取り、画像情報として
    出力する画像入力部と、 原稿を前記画像入力手段に対し表裏反転可能に順次搬送
    する原稿搬送部と、 前記画像情報に基づいて記録紙の表裏面に画像を形成す
    る画像形成部と、 前記記録紙を前記画像形成部に対し表裏反転可能に順次
    搬送する記録紙搬送部と、 各部の動作を制御する制御部と、を備え、記録紙の両面
    に画像形成を行う画像形成装置において、 前記制御部は、原稿から読み取った画像情報に基づいて
    記録紙に画像を形成する際、搬送方向の記録紙先端に前
    記記録紙搬送部が必要とする余白を表裏面で確保するよ
    うに画像形成の位置を移動することを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 原稿の画像を読み取り、画像情報として
    出力する画像入力部と、 原稿を前記画像入力手段に対し表裏反転可能に順次搬送
    する原稿搬送部と、 前記画像情報に基づいて記録紙の表裏面に画像を形成す
    る画像形成部と、 前記記録紙を前記画像形成部に対し表裏反転可能に順次
    搬送する記録紙搬送部と、 前記画像入力部からの画像情報を格納する記憶部と、 各部の動作を制御する制御部と、を備え、記録紙の両面
    に画像形成を行う画像形成装置において、 前記制御部は、 前記画像入力部によって読み取られた奇数番目の画像情
    報を一旦記憶部に格納させる記憶部入力手段と、 前記奇数番目の次の画像情報に基づいて、少なくとも前
    記記録紙搬送部が必要とする余白を搬送方向の記録紙先
    端に確保し、前記画像入力部の読み取り順に前記画像形
    成部により記録紙に画像形成させる第1の画像形成手段
    と、 前記記録紙搬送部によって記録紙の表裏を反転させて再
    び前記画像形成部に搬送させる反転搬送手段と、 前記記憶部に格納された画像情報を、前記第1の画像形
    成手段により形成された画像と天地が一致する画像が形
    成配置されるように出力順を制御する記憶部出力手段
    と、 前記余白を搬送方向の記録紙先端に確保して、前記記憶
    部から出力された画像情報に基づいて記録紙に画像形成
    する第2の画像形成手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の画像形成手段は、表裏面で画
    像の形成位置がほぼ対応するように制御することを特徴
    とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の画像形成手段は、搬送方向の
    記録紙先端に前記余白を形成し、且つ記録紙後端にも前
    記余白が形成されるように画像領域の搬送方向長さを設
    けて画像形成し、 前記第2の画像形成手段は、記録紙搬送方向における記
    録紙長から、第1の画像形成手段で形成された画像領域
    の搬送方向長さと余白との和を差し引いた長さを確保
    し、画像形成を開始するように、画像形成動作を遅延さ
    せることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶部出力手段は、前記画像情報に
    余白の形成に対応した余白情報を付加させて出力し、 前記第2の画像形成手段は、該余白情報に基づいて、余
    白を確保することを特徴とする請求項2記載の画像形成
    装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶部入力手段は、前記余白の部分
    の画像情報は入力しないことを特徴とする請求項2記載
    の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 さらに、原稿の大きさや記録紙の大きさ
    を検出する検出手段を備えているとともに、前記制御部
    は、該検出手段により検出された原稿又は記録紙の大き
    さに基づいて画像の移動が制御されることを特徴とする
    請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 原稿の画像を読み取り、画像情報として
    出力する画像入力部と、 原稿を前記画像入力手段に対し表裏反転可能に順次搬送
    する原稿搬送部と、 前記画像情報に基づいて記録紙の表裏面に画像を形成す
    る画像形成部と、 前記記録紙を前記画像形成部に対し表裏反転可能に順次
    搬送する記録紙搬送部と、 前記画像入力部からの画像情報を格納する記憶部と、を
    備え、記録紙の両面に画像形成を行う画像形成装置の画
    像形成方法において、 前記画像入力部によって読み取られた奇数番目の画像情
    報を一旦記憶部に格納させる記憶部入力ステップと、 前記奇数番目の次の画像情報に基づいて、少なくとも前
    記記録紙搬送部が必要とする余白を搬送方向の記録紙先
    端に確保し、前記画像入力部の読み取り順に前記画像形
    成部により記録紙に画像形成させる第1の画像形成ステ
    ップと、 前記記録紙搬送部によって記録紙の表裏を反転させて再
    び前記画像形成部に搬送させる反転搬送ステップと、 前記記憶部に格納された画像情報を、前記第1の画像形
    成手段により形成された画像と天地が一致する画像が形
    成配置されるように出力順を制御する記憶部出力ステッ
    プと、 前記余白を搬送方向の記録紙先端に確保して、前記記憶
    部から出力された画像情報に基づいて記録紙に画像形成
    する第2の画像形成ステップと、 を有することを特徴とする画像形成方法。
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