JP2001141273A - クリーンベンチ - Google Patents

クリーンベンチ

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JP2001141273A JP32271599A JP32271599A JP2001141273A JP 2001141273 A JP2001141273 A JP 2001141273A JP 32271599 A JP32271599 A JP 32271599A JP 32271599 A JP32271599 A JP 32271599A JP 2001141273 A JP2001141273 A JP 2001141273A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置スペースを低減すると共に安全性を向上
させる。 【解決手段】 通気孔3a、3bを有する作業テーブル
1の上部の作業空間4を箱体2により覆い、箱体2の開
口にシャッタ5を開閉自在に設け、箱体2の背板の窓に
フィルタ9を設置する。作業テーブル1の下方に電動フ
ァン10を設置し、通気孔3a、3bと電動ファン10
は通気路11を介して連通し、電動ファン10とフィル
タ9は通気路12を介して連通する。通気路11に設け
た通気口11aを開閉するダンパ13を設け、ダンパ駆
動機構はスイッチ操作可能とする。陰圧通常運転モード
はシャッタ5を開きダンパ13を閉じて、作業空間4内
の空気量Q1をを作業者W側に流出させることなく、
0.3〜0.6m/秒の速度で流通させる。陽圧通常運
転モードはシャッタ5とダンパ13の双方を開いて、作
業空間4内の空気を作業者W側に流出させながら同様な
速度で流通させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業テーブルの上
方の作業空間を清浄空気空間とするクリーンベンチに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、技術を提供する多くの職業に
は、職務遂行上の危険性を意味する職業的ハザードが存
在すると云われ、特に医療関係の分野では薬物による人
体への危険性、所謂ケミカル・ハザードが注目されてい
る。例えば、薬剤師は一般輸液剤やケミカル・ハザード
の虞がある抗悪性腫瘍薬等の毒性薬剤を取り扱う場合
に、注射剤等を無菌的に混合調整することが必要となっ
ている。このため、病棟や調剤薬局においては、集塵装
置を備えた専用のスペース、清浄空気空間を備えたクリ
ーンベンチ等を用意することが望ましいとされている。
【0003】従来のクリーンベンチは、通気孔を有する
作業テーブル、この作業テーブルの上方の作業空間を覆
う箱体、この箱体の開口を開閉するシャッタ、作業空間
内に空気を流通させる電動ファン、電動ファンからの空
気を清浄化するフィルタ、作業空間内を照明する照明
灯、作業空間内の空気を殺菌する殺菌灯等から構成され
ている。
【0004】例えば、ケミカル・ハザードの虞がある抗
悪性腫瘍薬等の一般輸液剤を調合する際に使用するクリ
ーンベンチの通常運転時には、通気孔と電動ファンを連
通する通気路の外部空気取入口から外部の空気を取り入
れ、作業空間の空気を比較的高い速度で外部にも流通さ
せ、作業空間の無菌性を維持する。
【0005】一方、ケミカル・ハザードの虞がある毒性
薬剤を調合する際に使用するクリーンベンチの通常運転
においては、外部の空気を取り入れず作業空間内の空気
を外部に流出させることなく上述と同様な速度で流通さ
せ、作業空間の無菌性と作業者の安全性を維持する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、狭い病
棟や調剤薬局等では設置スペースに限度があるため、一
般輸液剤を調合するためのクリーンベンチと、ケミカル
・ハザードの虞がある毒性薬剤を調合するためのクリー
ンベンチとの双方を設置することは容易でないという問
題がある。また、シャッタを閉めておいても組立上僅か
な隙間が存在するため、無菌空間を調剤用として維持す
ることが困難になっている。これに対し、調剤作業の合
間や調剤作業前に作業空間を高い清浄度に維持しておけ
ば、次の調剤作業をその高い清浄度で開始できるので、
所謂保守運転を行うことが好ましいとされている。しか
しながら、保守運転を行うときには、電動ファンが作動
し続ける上に殺菌灯も点灯し続けるため、騒音が連続し
て発生する上に消費電力量も無視できないという問題が
ある。
【0007】更に、一般輸液剤を調合するためのクリー
ンベンチと、ケミカル・ハザードの虞がある毒性薬剤を
調合するためのクリーンベンチとを誤って使用した場合
には、作業者がケミカル・ハザードに晒されるという問
題がある。
【0008】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
設置スペースを低減し、安全性を向上させ、騒音や消費
電力を低減し得るクリーンベンチを提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すための
本発明に係るクリーンベンチは、通気孔を有する作業テ
ーブルと、該作業テーブルの上方の作業空間を覆う箱体
と、該箱体の開口を開閉するシャッタと、前記作業空間
内に空気を流通させる電動ファンと、前記電動ファンか
らの空気を清浄化するフィルタとから成るクリーンベン
チにおいて、前記通気孔と前記電動ファンを連通する通
気路の外部空気取入口を開閉するダンパをスイッチ操作
可能に設けたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は実施例の断面図であり、作業者
Wが調剤等の作業を行う作業テーブル1の上部は、作業
者W側を開口とする箱体2により覆われている。作業テ
ーブル1の開口側には通気孔3aが形成され、作業テー
ブル1の奥部には通気孔3bが形成されている。箱体2
の内部は作業空間4とされており、箱体2の開口にはガ
ラス等の透明体から成るシャッタ5が例えば上下動自在
に設けられている。そして、箱体2の天板には照明灯6
と殺菌灯7が設置されている。
【0011】箱体2の天板の外側には排気路8が設けら
れており、この排気路8には排気孔8aが形成されてい
る。箱体2の背板に形成された窓にはフィルタ9が設置
され、このフィルタ9の一部は排気路8に配置されてい
る。作業テーブル1の下方には電動ファン10が設置さ
れており、作業テーブル1の通気孔3a、3bと電動フ
ァン10は通気路11を介して連通され、電動ファン1
0とフィルタ9は通気路12を介して連通されている。
【0012】ここで、殺菌灯7はシャッタ5の近傍に設
置され、殺菌灯7からの光が作業者Wの目に直接入射す
ることのないようにされていると共に、フィルタ9に悪
影響を及ぼさないようにされている。
【0013】また、フィルタ9は例えば濾紙を多数のプ
リーツ状に折り込んでリボンスペーサにより保持した構
成とされている。なお、スペーサは金属製又は合成樹脂
製とすることが可能であるが、合成樹脂製とすれば容積
の低減やコストの削減が可能となる。フィルタ9は仕切
壁によって2つの領域に分離され、電動ファン10から
の空気を空気量Q1として作業空間4に循環する領域
と、空気量Q2として排気路8に排出する領域とが与え
られ、空気量Q1と空気量Q2の比Q1/Q2は5〜6
とされている。
【0014】また、通気路11の電動ファン10の近傍
には、外部の空気を通気路11内に吸引する通気口11
aが設けられており、通気口11aは例えばヒンジ状に
支持されたダンパ13により開閉自在とされている。こ
のダンパ13はダンパ駆動機構により駆動可能とされ、
ダンパ駆動機構は切換スイッチにより操作可能となって
いる。
【0015】更には、シャッタ5の位置を検出する位置
センサ、照明灯6と殺菌灯7をシャッタ5の位置に基づ
いて制御する回路、ダンパ13の位置を検出する位置セ
ンサ、シャッタ5とダンパ13が開いているときに警告
を発する手段、シャッタ5が閉じているときにのみダン
パ13を開くことを可能とする回路、シャッタ5の位置
に基づいて作業空間4を流通する空気量Q1を0.3〜
0.6m/秒又は0.08〜0.15m/秒の速度で流
通させるように、電動ファン10を制御する回路等が備
えられている。
【0016】そして、図2のフローチャート図に示すよ
うに、実施例に係るクリーンベンチは陰圧通常運転モー
ド、陰圧保守運転モード、陽圧保守運転モード、及び陽
圧通常運転モードで運転可能とされている。なお、陰圧
とはダンパ13が閉じており、フィルタ9を通過した清
浄空気が作業空間4内を流通した後に外部空間に流出し
ないような空気の流れの状態、即ち、作業空間4内を流
通した空気が通気孔3aから電動ファン10に吸引され
るときに外部空気も巻き込まれながら吸引されるような
空気の流れの状態を称している。また、陽圧とはダンパ
13が開いており、作業空間4内に外部空気が入り込ま
ないように、作業空間4を流通した殆どの清浄空気が外
部空間に流出するような空気の流れの状態を称してい
る。
【0017】(1)ステップ1では、シャッタ5が全閉
であるか否かを判断する。全閉でないと判断した場合に
はステップ2に進み、全閉と判断したときにはステップ
3に進む。
【0018】(2)ステップ2は陰圧通常運転モードで
あり、図1に示したようにシャッタ5は開いている反面
でダンパ13は閉じており、作業空間4内の空気は作業
者W側に流出することなく0.3〜0.6m/秒の速度
で流通する。また、この陰圧通常運転モードでは照明灯
6は点灯し殺菌灯7は消灯する。従って、この陰圧通常
運転モードは空気の無菌性と作業者Wの安全性を維持
し、ケミカル・ハザードの虞がある毒性薬剤の調合を可
能とする。
【0019】(3)ステップ3は陰圧保守運転モードで
あり、図3に示すようにシャッタ5が閉じて作業空間4
内の空気は0.08〜0.15m/秒の速度で流通す
る。また、照明灯6が消灯し殺菌灯7が点灯する。この
陰圧保守運転モードは空気の無菌性を維持する。
【0020】(4)ステップ4において切換スイッチを
オンにすると、陽圧保守運転モードになる。
【0021】(5)ステップ5は陽圧保守運転モードで
あり、図4に示すようにダンパ13が開き、空気を通気
口11aから吸入しながら循環する。その他は陰圧保守
運転モードと同様となる。
【0022】(6)ステップ6においてシャッタ5を開
くと、ステップ7の陽圧通常運転モードになる。
【0023】(7)ステップ7の陽圧通常運転モードで
は、図5に示すように作業空間4内の空気は作業者W側
に流出しながら0.3〜0.6m/秒の速度で流通す
る。同時に、ステップ8において例えば抗がん剤使用禁
止等の警告を表示する。その他は陰圧通常運転モードと
同様となる。従って、この陽圧通常運転モードはケミカ
ル・ハザードの虞がある毒性薬剤の調合を禁止し、一般
輸液剤の調合は可能とする。
【0024】(8)ステップ7の陽圧通常運転を止め、
ステップ9においてシャッタ5を閉じると、ステップ3
の陰圧保守運転モードに戻る。
【0025】このように、実施例では陰圧通常運転モー
ド、陰圧保守運転モード、陽圧保守運転モード、及び陽
圧通常運転モードの4種の運転モードを実施できるの
で、1台のクリーンベンチを用いて一般薬液剤の調合と
ケミカル・ハザードの虞がある毒性薬剤の調合が可能と
なり、狭い設置スペースに対応できる。
【0026】また、運転開始時には必ず陰圧運転モード
となるように設定してあり、シャッタ5が全閉か否かに
拘わらず、作業者Wに対するケミカル・ハザードが最も
少ない状態で運転を開始できる。そして、シャッタ5が
全閉でない場合には、全閉状態とするステップを経過さ
せ、かつ切換スイッチを切換えないかぎり陽圧運転モー
ドに移行しないような操作ステップを持たせ、同時に陽
圧運転モードの際には警告表示をケミカル・ハザードの
虞がある毒性薬剤調合禁止等の表示とすることにより、
作業者Wのために最も安全な運転モードで運転できる。
また、陰圧通常運転モードから陽圧通常運転モードに切
換える場合、或いはその逆に切換える場合には、前述し
たように作業者Wに対するケミカル・ハザードが最も少
ない状態である陰圧運転モードに一旦戻した後でなけれ
ば切換えることができないので、安全性が著しく向上す
る。
【0027】更に、保守運転モード時には照明灯6が消
灯し、電動ファン10は作業空間4内の空気を通常運転
モードよりも低い速度で流通させるので、消費電力や騒
音が低減する。また、シャッタ5を全閉して外部からの
影響を遮断すると共に殺菌灯7が点灯するので、空気の
無菌性が保持される。そして、殺菌灯7がシャッタ5の
近傍に位置するので、殺菌灯7の光が作業者Wに直接入
射する虞れはない。
【0028】また、フィルタ9のリボンスペーサが合成
樹脂製である場合でも、フィルタ9が殺菌灯7から離れ
ているので、リボンスペーサが殺菌灯7の影響によって
劣化することが少ない。従って、リボンスペーサ自体が
発塵源となることはなく、殺菌灯7や位置センサに悪影
響を及ぼす心配はない。更に、縦長に配置した1台のフ
ィルタ9によって作業空間4に循環する空気と排気路8
に排出する空気とを清浄化するので、従来と同様な作業
空間4を確保した上でフィルタ9の部品点数と製造コス
トを削減できる。
【0029】なお変形例として、図6に示すように排気
孔8aにダンパ21を設けること、図7に示すようにフ
ィルタ9’を天板側に有する箱体2’の排気孔8aにフ
ィルタ22を設けること、そして図8に示すようにフィ
ルタ22の出口にダンパ23を設けることが可能である
ことは云うまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るクリー
ンベンチは、外部空気取入口を開閉するダンパをスイッ
チ操作可能に設けたので、スイッチ操作により少なくと
も2種類の運転モードを選択することが可能となる。従
来では、1台のクリーンベンチは1種類の運転モードし
か持たず、2種類の運転モードを必要とする場合には2
台のクリーンベンチを必要としたが、設置スペースを半
減することができる。
【0031】また、スイッチを操作しない限り他の運転
モードに切換わることがないので、運転モードの誤りを
防止でき、作業者がケミカル・ハザードに晒されること
を防止できる。
【0032】そして、作業空間を流通する空気を第1の
速度よりも低い第2の速度で流通させるように電動ファ
ンを制御する回路を備えれば、空気を低い速度で流通さ
せることが可能となり、騒音と消費電力を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】陰圧通常運転モードを示す断面図である。
【図2】フローチャート図である。
【図3】陰圧保守運転モードを示す断面図である。
【図4】陽圧保守運転モードを示す断面図である。
【図5】陽圧通常運転モードを示す断面図である。
【図6】変形例の断面図である。
【図7】変形例の断面図である。
【図8】変形例の断面図である。
【符号の説明】
1 作業テーブル 2、2’ 箱体 3a、3b 通気孔 4 作業空間 5 シャッタ 9、9’、22 フィルタ 10 電動ファン 11、12 通気路 11a 通気口 13、21、23 ダンパ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月24日(1999.11.
24)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】例えば、一般輸液剤を調合する際に使用す
るクリーンベンチの通常運転時には、通気孔と電動ファ
ンを連通する通気路の外部空気取入口から外部の空気を
取り入れ、作業空間の空気を比較的高い速度で外部にも
流通させ、作業空間の無菌性を維持する。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通気孔を有する作業テーブルと、該作業
    テーブルの上方の作業空間を覆う箱体と、該箱体の開口
    を開閉するシャッタと、前記作業空間内に空気を流通さ
    せる電動ファンと、前記電動ファンからの空気を清浄化
    するフィルタとから成るクリーンベンチにおいて、前記
    通気孔と前記電動ファンを連通する通気路の外部空気取
    入口を開閉するダンパをスイッチ操作可能に設けたこと
    を特徴とするクリーンベンチ。
  2. 【請求項2】 前記シャッタと前記ダンパが同時に開い
    ていると警告を発する手段を備えた請求項1に記載のク
    リーンベンチ。
  3. 【請求項3】 前記シャッタが閉じているときにのみ前
    記ダンパを開くことを可能とする回路を備えた請求項1
    に記載のクリーンベンチ。
  4. 【請求項4】 前記作業空間を流通する空気を第1の速
    度又は該第1の速度よりも低い第2の速度で流通させる
    ように前記電動ファンを制御する回路を備えた請求項1
    に記載のクリーンベンチ。
  5. 【請求項5】 前記シャッタが開いたときに前記作業空
    間を流通する空気を前記第1の速度で流通させるように
    前記電動ファンを制御する回路を備えた請求項4に記載
    のクリーンベンチ。
  6. 【請求項6】 前記シャッタを開くと共に前記ダンパを
    閉じた状態で空気を前記第1の速度で流通させる第1の
    運転モードと、前記シャッタを開くと共に前記ダンパを
    開いた状態で空気を前記第1の速度で流通させる第2の
    運転モードとを備えた請求項4に記載のクリーンベン
    チ。
  7. 【請求項7】 前記シャッタを閉じると共に前記ダンパ
    を閉じた状態で空気を前記第2の速度で流通させる第3
    の運転モードと、前記シャッタを閉じると共に前記ダン
    パを開いた状態で空気を前記第2の速度で流通させる第
    4の運転モードとを備えた請求項6に記載のクリーンベ
    ンチ。
  8. 【請求項8】 運転開始時に前記シャッタが全閉である
    ことを検知したときは前記第3の運転モードを選択し、
    前記運転開始時に前記シャッタが全閉でないことを検知
    した場合は前記第1の運転モードを選択し、前記第3の
    運転モードを選択したときは切換操作により前記第4の
    運転モードに移行し、その後に前記シャッタが全閉でな
    いことを検知した場合は前記第2の運転モードに移行
    し、前記第2の運転モードに移行した後に前記シャッタ
    が全閉であることを検知した場合は前記第1の運転モー
    ドと前記第3の運転モードを選択する状態に戻し、前記
    第3の運転モードを選択した後に前記切換操作により前
    記第4の運転モードに移行する前に前記シャッタが全閉
    でないことを検知した場合には、前記第1の運転モード
    と前記第3の運転モードを選択する状態に戻すような制
    御回路を備えた請求項7に記載のクリーンベンチ。
  9. 【請求項9】 前記第1の速度は0.3〜0.6m/秒
    とし、前記第2の速度は0.08〜0.15m/秒とし
    た請求項4に記載のクリーンベンチ。
  10. 【請求項10】 前記フィルタは空気を前記作業空間の
    内部に流通させる第1の領域と、空気を前記作業空間の
    外部に流通させる第2の領域とを有する請求項1に記載
    のクリーンベンチ。
  11. 【請求項11】 前記第1の領域を流通する空気量Q1
    と前記第2の領域を流通する空気量Q2との比Q1/Q
    2を5〜6とした請求項10に記載のクリーンベンチ。
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