JP3185604U - バイオハザード対策用キャビネットのアタッチメントパネル - Google Patents

バイオハザード対策用キャビネットのアタッチメントパネル Download PDF

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Abstract

【課題】抗癌剤などの汚染物質の作業空間を隔離して安全性を確保することができ、安全対策として十分であるうえ、作業において使い勝手や操作性が良く、且つ、装置としてのグローブの交換が不要で、細かな作業も容易なうえ、ワークエリアの清掃が簡単であり、薬剤の出し入れ等も容易となるバイオハザード対策用キャビネットのアタッチメントパネルを提供する。
【解決手段】キャビネットCの前面パネルC12下方に着脱されるアタッチメントパネル1に、前面パネルC12の幅に応じた横長な略矩形のパネル本体2と、このパネル本体2を貫通し、作業空間に腕を挿入するための開閉自在な左右一対の挿腕孔3,3と、パネル本体2を貫通し、開放時に作業空間内と外部を連通する開閉自在な連通扉4と、を備える。挿腕孔3,3に、腕を挿入したときに腕の周りに密着して締め付ける締付機構を設ける。
【選択図】図4

Description

この考案は、バイオハザード対策用キャビネットに関し、詳しくは、このバイオハザード対策用キャビネットに装着されるアタッチメントパネルに関するものである。
バイオハザード対策用キャビネット(安全キャビネットともいう)は、作業空間を負圧に保ち、HEPAフィルタで排気又は循環空気を濾過して毒性薬剤、生物材料、病原菌等の汚染物質が使用者側に漏洩しないように封じ込める装置であり、JIS規格(JIS K 3800)により、吸気エアカーテンや隔壁の有無等でクラスI〜IIIに分類されている。一般的には、クラスIIタイプのバイオハザード対策用キャビネットが使用されることが多く、用途や作業の目的別にA1、A2、B1、B2に細分類されている。
例えば、抗癌剤は正常な細胞に対しても毒性があり、特に、癌細胞と同じように活発に細胞分裂を行っている細胞(粘膜や毛母細胞など)に対する毒性が強いので、抗癌剤調製時に抗癌剤成分のエアロゾルを調製者等が吸引したり、抗癌剤の液滴が皮膚に付着したりすると調製者等が健康障害を起こす危険がある。
このため、病院薬剤部の抗癌剤調製の分野においては、循環気率が0%である全排気型(オールフレッシュタイプ)のB2タイプのバイオハザード対策用キャビネットが導入されている場合が多いが、調製後の試験によると抗癌剤の液滴が調製室周囲或いはガウンなどに付着しており、既存のB2タイプのバイオハザード対策用キャビネットでは、安全対策として不十分との結果もでており、作業空間と物理的に隔離可能な隔壁(即ち、グローブ)が存在するクラスIIIタイプのバイオハザード対策用キャビネット(いわゆるグローブボックス)で抗癌剤調製を行うことが望まれている。
しかし、従来のクラスIIIタイプのバイオハザード対策用キャビネットでは、備え付けのグローブで作業空間と物理的に隔離できるため安全上問題はないものの、厚手のグローブであるため操作性が悪く、短時間に大量に調製が求められている抗癌剤調製の分野においては、使い勝手が悪いという問題があった。
特に、抗癌剤調製の分野では、(1)抗癌剤等で備え付けのグローブが汚染されてしまった場合は、グローブの交換に時間が掛かり過ぎる、(2)備え付けのグローブは、肉厚が厚いグローブであり、アンプル吸引やシリンジの操作など微妙な細かい作業がしづらい、(3)完全に隔離されているため抗癌剤で汚染された作業空間(ワークエリア)の清掃が困難、(4)薬剤の出し入れがしづらいといった問題が顕著であった。
クラスIIIタイプのバイオハザード対策用キャビネット(グローブボックス)としては、例えば、特許文献1には、作業エリア3側からHEPAフィルタ4を取り付け、作業エリア3内に、取り扱う物質を不活性化できる薬品の浸漬槽12を設け、HEPAフィルタ4をグローブボックス1から取り出す前に、試験物質を不活性化できるようにしたグローブ11付きバイオハザード対策用キャビネット(グローブボックス1)が開示されている。
また、特許文献2には、前面シャッター4に、左右に移動可能でかつ引き戸状に重なりあう複数の小窓18a〜18cを設け、この複数の小窓18a〜18cのいずれかの作業空間側に、作業空間での作業に用いる一対のグローブ16を気密に取り付け可能なグローブポート17を設けたグローブ付きバイオハザード対策用キャビネット(安全キャビネット1)が開示されている。
しかし、特許文献2に記載のグローブ付きバイオハザード対策用キャビネットでは、備え付けのグローブが左右に移動可能で多少の操作性が向上してはいるものの、いずれの文献に記載のバイオハザード対策用キャビネットでも、備え付けのグローブを交換するのが容易ではなく、抗癌剤調製の分野で特に問題となっている前記(1)〜(4)の問題を解決できるものではなかった。
特開2006−315106号公報 特開2012−024657号公報
そこでこの考案は、前記従来の問題を解決し、クラスIIタイプのバイオハザード対策用キャビネットに取り付けることにより、抗癌剤などの汚染物質の作業空間を隔離してクラスIIIタイプのバイオハザード対策用キャビネットにより近い安全性を確保することができ、安全対策として十分であるうえ、作業において使い勝手や操作性が良く、且つ、装置としてのグローブの交換が不要で、細かな作業も容易なうえ、作業空間(ワークエリア)の清掃が簡単であり、薬剤の出し入れ等も容易となるバイオハザード対策用キャビネットのアタッチメントパネルを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の考案は、前面パネルを有し、この前面パネルの奥側内部に形成される作業空間を負圧状態に維持するバイオハザード対策用キャビネットの前記前面パネルの下方に着脱可能に装着されるアタッチメントパネルであって、前記前面パネルの幅に応じた横長な略矩形のパネル本体と、このパネル本体を貫通し、前記作業空間に腕を挿入するための開閉自在な左右一対の挿腕孔と、前記パネル本体を貫通し、開放時に前記作業空間内と外部を連通する開閉自在な連通扉と、が備えられ、前記挿腕孔には、腕を挿入したときに腕の周りに密着して締め付ける締付機構が設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載のバイオハザード対策用キャビネットのアタッチメントパネルにおいて、前記挿腕孔は、前記パネル本体に対して水平移動可能となっている。
請求項3に記載の考案は、請求項1又は2に記載のバイオハザード対策用キャビネットのアタッチメントパネルにおいて、前記パネル本体には、前記挿腕孔同士の間に覗き窓が設けられている。
請求項4に記載の考案は、請求項1ないし3のいずれかに記載のバイオハザード対策用キャビネットのアタッチメントパネルにおいて、前記挿腕孔及び前記連通扉は、それぞれフットスイッチと接続して開閉自在となっている。
この考案は、前記のようであって、前面パネルを有し、この前面パネルの奥側内部に形成される作業空間を負圧状態に維持するバイオハザード対策用キャビネットの前記前面パネルの下方に着脱可能に装着されるアタッチメントパネルであって、前記前面パネルの幅に応じた横長な略矩形のパネル本体と、このパネル本体を貫通し、前記作業空間に腕を挿入するための開閉自在な左右一対の挿腕孔と、前記パネル本体を貫通し、開放時に前記作業空間内と外部を連通する開閉自在な連通扉と、が備えられ、前記挿腕孔には、腕を挿入したときに腕の周りに密着して締め付ける締付機構が設けられているので、抗癌剤などの汚染物質の作業空間をアタッチメントパネルで隔離してクラスIIIタイプのバイオハザード対策用キャビネットにより近い安全性を確保することができる。また、それに加え、一般に流通する使い捨て可能な薄手の手術用手袋などを使用して作業することができ、使い勝手や操作性が良く、且つ、装置としてのグローブの交換が不要で、細かな作業も容易なうえ、作業空間(ワークエリア)の清掃が簡単であり、薬剤の出し入れ等も容易である。
請求項2に記載の考案によれば、請求項1に記載のバイオハザード対策用キャビネットのアタッチメントパネルにおいて、前記挿腕孔は、前記パネル本体に対して水平移動可能となっているので、更に使い勝手や操作性が良く、細かな作業を容易にすることができる。
請求項3に記載の考案によれば、請求項1又は2に記載のバイオハザード対策用キャビネットのアタッチメントパネルにおいて、前記パネル本体には、前記挿腕孔同士の間に覗き窓が設けられているので、キャビネット内で行う作業の手元が見やすく、更に使い勝手や操作性が良く、細かな作業を容易にすることができる。
請求項4に記載の考案によれば、請求項1ないし3のいずれかに記載のバイオハザード対策用キャビネットのアタッチメントパネルにおいて、前記挿腕孔及び前記連通扉は、それぞれフットスイッチと接続して開閉自在となっているので、挿腕孔や連通扉の開閉スイッチの切り換えを足で行うことができ、抗癌剤などの汚染物質でスイッチが汚染されるおそれが少なく、更に安全性が向上する。
バイオハザード対策用キャビネットとして例示するバイオハザード対策用クラスIIBキャビネットの正面図である。 同上のキャビネットの概略断面を模式的に示す構成説明図である。 本考案の一実施の形態である実施例に係るアタッチメントパネルを示す正面図である。 同上のアタッチメントパネルを図1のキャビネットに装着した状態を示す正面図である。 同上のアタッチメントパネルの挿腕孔の周囲を、腕巻キャップを外した状態で示す部分拡大正面図である。 同上のアタッチメントパネルの腕巻キャップを示す図面であり、(a)が右又は左側面図、(b)が正面図である。 フットスイッチの一例を示す写真である。
以下、図面を参照しながら、本考案の実施の形態について説明する。
先ず、図1及び図2を用いて、本考案の一実施の形態である実施例に係るアタッチメントパネルが装着されるバイオハザード対策用キャビネットについて、タイプB2の全排気型(オールフレッシュタイプ)を例示して簡単に説明する。
図示するキャビネットCは、作業空間を有する装置の筺体であるキャビネット本体C1と、このキャビネット本体C1内の作業空間に清浄な空気を給気する給気手段C2と、作業空間の空気を排気する排気手段C3と、その他、図示しない殺菌灯、照明(蛍光灯)などから主に構成され、JIS規格によりクラスIIBに分類される、排気手段C3により作業空間の空気を循環せずにHEPAフィルタを介して全て排気する全排気型(オールフレッシュタイプ)のバイオハザード対策用キャビネットである。
キャビネット本体C1は、主に、焼付塗装された鋼板とステンレス鋼板からなる装置筺体であり、抗癌剤調製などの作業を行う作業台C10と、自動で上下にスライドして前面開口C11を開閉する透明の強化ガラスからなる前面パネルC12と、を備え、この前面パネルC12の奥側内部の作業台C10上が抗癌剤調製などの作業を行う作業空間となっている。
なお、作業空間周りは、殺菌消毒等の作業を考慮し、ステンレス鋼板のヘアライン仕上げである。
給気手段C2は、一般的なシロッコファンからなる給気ファンC20と、HEPAフィルタC21を有し、給気ファンC20の送風力により図示しない給気口から外気を取り入れてHEPAフィルタC21で塵埃等を捕集して清浄度を高めた後、作業空間に清浄な空気を給気する機能を有している。
排気手段C3は、一般的なシロッコファンからなる排気ファンC30と、HEPAフィルタC31を有し、排気ファンC30の送風力により作業空間の汚染された空気を吸引し、HEPAフィルタC31により清浄化した後、屋外の外気に連通する排気ダクトC32を通じて外気に排気する機能を有している。
なお、HEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Air Filter)とは、定格風量で粒径が0.3μmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルタのことを指し、キャビネットCでは、0.3μmの粒子に対して粒子捕集率99.99%以上の性能があるHEPAフィルタが採用されている。
このキャビネットCによれば、給気手段C2の機能で14m/min程度の給気風量に対し排気手段C3の機能により、23m/min程度の排気風量があるので、作業空間に面して少々の開口があっても作業空間域を負圧に維持することができる。このため、病院薬剤部の抗癌剤調製などの作業に使用されても、作業員の安全性を確保することができる。
なお、この給気風量と排気風量は、間口サイズ1,300mmを想定しており、キャビネットのサイズで異なってくる。
次に、図3〜図7を用いて、この考案の一実施の形態である実施例に係るアタッチメントパネルについて説明する。
実施例に係るアタッチメントパネル1は、図3に示すように、正面視で横長な長方形(略直方体)のパネル本体2と、このパネル本体2の左側に貫通して設けられた左右一対の挿腕孔3,3と、パネル本体2の右側底部付近に貫通して設けられた連通扉4と、挿腕孔3,3の間に設けられた覗き窓5などから構成され、図4に示すように、前面開口C11の下部に嵌め込まれて、前面パネルC12で上端を押さえ付けて装着され、使用される。
パネル本体2は、前面開口C11及び前面パネルC12の幅に応じたパネルであり、上端面は、前面パネルC12が当接するためフラットとなっており、左右に、キャビネットCの前面開口C11に嵌め込む際に使用する鍔20,21が設けられ、下端に、作業台C10の上に被せる折り返し22が取り付けられている。
挿腕孔3,3は、図5に示すように、それぞれパネル本体2を構成する前後2枚のプレートに形成された長孔30と、この前後2枚のプレートの間に挟まれて左右の両端で突き当たる2つの嵌挿プレート31,32に跨り穿設された円形孔33などからなる作業空間に作業員の腕を挿入するための孔であり、この円形孔33の内周縁には、図6に示すように、緩衝材として、発泡ウレタンなどのスポンジを防水性の生地で被覆したドーナツを半割りした形状の左右一対の腕巻キャップ34,35が嵌め込まれている。
また、締付機構として、2つの嵌挿プレート31,32は、パネル本体2に内蔵された挿腕孔用モータ36を駆動させることにより、図示しないタイミングプーリを介して開閉(長孔30内を水平移動)可能となっており、閉動作で腕巻キャップ34,35を作業者の腕に密着させて締め付けることができ、腕を入れた状態でも負圧となっている作業空間内を気密状態にすることができる。このため、作業空間から汚染物質等が漏れ出すおそれが更に少なくなり、安全性が向上する。
なお、嵌挿プレート31,32は、閉状態でも遊びがあり、長孔30内で水平にスライド可能となっており、作業員が作業に応じて左右の腕を少しだけそれぞれ水平移動することができる。このため、更に使い勝手や操作性が良く、細かな作業を容易にすることができる。
連通扉4は、キャビネットCの外部と作業空間とを連通する扉であり、図3に示すように、パネル本体2に内蔵された連通扉用モータ40を有し、この連通扉用モータ40により、図示しないタイミングプーリを介して2枚のプレート41,42を水平にスライド移動させ、パネル本体2に貫通された矩形の開口43を開閉可能となっている。このため、この連通扉4を通じて、抗癌剤調製などの作業に用いられる薬剤等の作業に必要な物品を出し入れすることができる。
なお、挿腕孔用モータ36及び連通扉用モータ40は、それぞれ図7に例示するフットスイッチによりON/OFF可能となっており、挿腕孔3,3及び連通扉4の開閉を足で行うことができる。このため、作業により汚染された手術用手袋などでスイッチに触れることなく、これらの開閉動作を行うことができ、作業者の安全性を確保することができるうえ、使い勝手や操作性が良い。
覗き窓5は、金属製の枠50内に、強化ガラスからなる透明プレート51が嵌め込まれた嵌め殺しの窓であり、作業者が挿腕孔3,3から腕を作業空間内に挿入して作業する際に目視により手元を確認するための窓である。このため、キャビネットC内で行う作業の手元が見やすく、更に使い勝手や操作性が良く、細かな作業を容易にすることができる。特に、前述の前面パネルが透明でないキャビネットに装着される際に有効である。
このような実施例に係るアタッチメントパネル1によれば、クラスIIタイプのバイオハザード対策用キャビネットに取り付けることにより、抗癌剤などの汚染物質の作業空間をアタッチメントパネル1で隔離してクラスIIIタイプのバイオハザード対策用キャビネットにより近い安全性を確保することができる。また、グローブが備え付けでないため、一般に流通する保護グローブや使い捨て可能な薄手の手術用手袋などを2重に装着して作業することができ、使い勝手や操作性が良く、且つ、装置としてのグローブの交換が不要で、細かな作業も容易となる。それに加え、クラスIIIタイプのバイオハザード対策用キャビネットと比べて前面パネルを上下動させることにより、アタッチメントパネル1を取り外すことができるので、作業空間(ワークエリア)やアタッチメントパネル1自体の清掃が簡単であり、連通扉4の開閉により、薬剤の出し入れ等も容易である。
以上のように、本実施例に係るアタッチメントパネルを説明したが、図面で示した各構成部材の形状や構造、材質等も、あくまでも好ましい一例を示すものであり、実用新案登録請求の範囲内で適宜設計変更が可能であることは云うまでもない。
特に、覗き窓があるタイプを例示して説明したが、覗き窓はオプション使用であり、本実施例に係るアタッチメントパネルが装着されるバイオハザード対策用キャビネットの前面パネルが透明な場合は無くても構わない。
C キャビネット(バイオハザード対策用キャビネット)
C1 キャビネット本体
C2 給気手段
C20 給気ファン
C21 HEPAフィルタ
C3 排気手段
C30 排気ファン
C31 HEPAフィルタ
1 アタッチメントパネル
2 パネル本体
3 挿腕孔
30 長孔(締付機構)
31,32 嵌挿プレート(締付機構)
33 円形孔(締付機構)
34,35 腕巻キャップ(緩衝材、締付機構)
36 挿腕孔用モータ(締付機構)
4 連通扉
40 連通扉用モータ
5 覗き窓

Claims (4)

  1. 前面パネルを有し、この前面パネルの奥側内部に形成される作業空間を負圧状態に維持するバイオハザード対策用キャビネットの、前記前面パネルの下方に着脱可能に装着されるアタッチメントパネルであって、
    前記前面パネルの幅に応じた横長な略矩形のパネル本体と、このパネル本体を貫通し、前記作業空間に腕を挿入するための開閉自在な左右一対の挿腕孔と、前記パネル本体を貫通し、開放時に前記作業空間内と外部を連通する開閉自在な連通扉と、が備えられ、
    前記挿腕孔には、腕を挿入したときに腕の周りに密着して締め付ける締付機構が設けられているバイオハザード対策用キャビネットのアタッチメントパネル。
  2. 前記挿腕孔は、前記パネル本体に対して水平移動可能となっている請求項1に記載のバイオハザード対策用キャビネットのアタッチメントパネル。
  3. 前記パネル本体には、前記挿腕孔同士の間に覗き窓が設けられている請求項1又は2に記載のバイオハザード対策用キャビネットのアタッチメントパネル。
  4. 前記挿腕孔及び前記連通扉は、それぞれフットスイッチと接続して開閉自在となっている請求項1ないし3のいずれかに記載のバイオハザード対策用キャビネットのアタッチメントパネル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5724000B1 (ja) * 2014-01-30 2015-05-27 株式会社日本医化器械製作所 グローブパネル
KR20170070131A (ko) * 2015-03-10 2017-06-21 가부시키가이샤 히다치 산키시스템 클린 에어 장치
JP7562744B2 (ja) 2022-04-14 2024-10-07 シンテゴンテクノロジー ゲー・エム・ベー・ハー アイソレータシステム

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