JP2001118406A - 車両用前照灯 - Google Patents

車両用前照灯

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JP2001118406A JP29712799A JP29712799A JP2001118406A JP 2001118406 A JP2001118406 A JP 2001118406A JP 29712799 A JP29712799 A JP 29712799A JP 29712799 A JP29712799 A JP 29712799A JP 2001118406 A JP2001118406 A JP 2001118406A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランプボディの下面壁の外面に点灯回路ユニ
ットが取り付けられた車両用前照灯において、ランプボ
ディおよび前面レンズ間のシール不良発生を効果的に抑
制する。 【解決手段】 ランプボディの下面壁12eの後端部
に、ランプボディ12の後面壁12cに形成されたバル
ブ交換用開口部12dよりも後方まで延びる下面壁延長
部12fを形成する。これによりバルブ交換用開口部1
2dに近接しているために十分な剛性が得られない下面
壁12eの後端部の剛性を十分に確保し、点灯回路ユニ
ット34の重量による下面壁12eの撓み変形を生じに
くくして、ランプボディ12の前端開口部12aの変形
も生じにくくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、放電バルブを備
えた車両用前照灯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の車両用前照灯においては、光源バ
ルブとして高輝度照射が可能な放電バルブが採用される
ようになってきている。
【0003】このような放電バルブを備えた車両用前照
灯においては、放電バルブを点灯させるための点灯回路
ユニットが必要となるが、図6に示すように、この点灯
回路ユニット102はランプボディ104の下面壁10
4aの外面に取り付けられることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら点灯回路
ユニット102は比較的重量が大きいので、これをラン
プボディ104の下面壁104aの外面に取り付けるよ
うにした場合には、点灯回路ユニット102の重量によ
り下面壁104aに撓み変形が生じやすくなる。しかも
この下面壁104aには、点灯回路ユニット102と放
電バルブ106とを接続する給電コード108を挿通さ
せるためのコード挿通用開口部104bが形成されてお
り、またランプボディ4の後面壁104cには、放電バ
ルブ106を交換するためのバルブ交換用開口部104
dが形成されているので、下面壁104aの後端部には
十分な剛性が得られず、この点においても点灯回路ユニ
ット102の重量による下面壁104aの撓み変形が生
じやすくなる。
【0005】そしてランプボディ104は、その下面壁
104aの撓み変形に伴い、その前端開口部104eも
変形しやすくなるため、ランプボディ104および前面
レンズ110間のシール不良が発生しやすくなってしま
うという問題がある。
【0006】本願発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、ランプボディの下面壁の外面に点灯
回路ユニットが取り付けられた車両用前照灯において、
ランプボディおよび前面レンズ間のシール不良発生を効
果的に抑制することができる車両用前照灯を提供するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明は、ランプボデ
ィの下面壁に所定の下面壁延長部を形成することによ
り、上記目的達成を図るようにしたものである。
【0008】すなわち、本願発明に係る車両用前照灯
は、ランプボディと、このランプボディの前端開口部に
取り付けられた前面レンズとで形成される灯室内に、放
電バルブを支持するリフレクタが収容されるとともに、
上記ランプボディの下面壁の外面に、上記放電バルブを
点灯させるための点灯回路ユニットが取り付けられてな
り、上記ランプボディの後面壁に、上記放電バルブを交
換するためのバルブ交換用開口部が形成されるととも
に、上記ランプボディの下面壁に、上記点灯回路ユニッ
トと上記放電バルブとを接続する給電コードを挿通させ
るためのコード挿通用開口部が形成された車両用前照灯
において、上記ランプボディの下面壁の後端部に、上記
バルブ交換用開口部よりも後方まで延びる下面壁延長部
が形成されている、ことを特徴とするものである。
【0009】上記「点灯回路ユニット」は、直接下面壁
の外面に取り付けられるように構成されたものであって
もよいし、ブラケットやユニットカバー等を介して下面
壁の外面に取り付けられるように構成されたものであっ
てもよい。
【0010】上記「下面壁延長部」は、バルブ交換用開
口部よりも後方まで延びるように形成されたものであれ
ば、その具体的形状等は特に限定されるものではない。
【0011】
【発明の作用効果】上記構成に示すように、本願発明に
係る車両用前照灯は、ランプボディの後面壁にバルブ交
換用開口部が形成されるとともにランプボディの下面壁
の外面に点灯回路ユニットが取り付けられているが、こ
の下面壁の後端部にはバルブ交換用開口部よりも後方ま
で延びる下面壁延長部が形成されているので、次のよう
な作用効果を得ることができる。
【0012】すなわち、ランプボディの下面壁の後端部
は、ランプボディの後面壁に形成されたバルブ交換用開
口部に近接しているため十分な剛性が得られないが、本
願発明のように下面壁延長部を形成することにより下面
壁の後端部の剛性を十分に確保することが可能となる。
したがって点灯回路ユニットの重量による下面壁の撓み
変形が生じにくくなり、これに伴いランプボディの前端
開口部の変形も生じにくくなるので、ランプボディおよ
び前面レンズ間のシール不良が発生しにくくなる。
【0013】また、ランプボディの下面壁に下面壁延長
部が形成されることにより、下面壁の外面はその面積が
後方側へ広がるので、点灯回路ユニットを下面壁の外面
における後方寄りの位置に取り付けることが可能とな
る。そしてこのような配置で点灯回路ユニットの取付け
を行うようにすれば、点灯回路ユニットは後面壁を前後
に跨ぐようにして下面壁に取り付けられるため、点灯回
路ユニットの重量による下面壁の撓み変形が生じにくく
なり、また撓み変形が生じたとしても、その影響が前端
開口部までは及びにくくなるので、ランプボディおよび
前面レンズ間のシール不良がより発生しにくくなる。
【0014】このように本願発明によれば、ランプボデ
ィの下面壁の外面に点灯回路ユニットが取り付けられた
車両用前照灯において、ランプボディおよび前面レンズ
間のシール不良発生を効果的に抑制することができる。
【0015】上記構成において、下面壁延長部の上面に
ランプボディの後面壁から後方へ延びる複数の補強リブ
が形成された構成とすれば、後面壁から下面壁延長部に
かけてランプボディの剛性を高めることができるので、
点灯回路ユニットの重量による下面壁の撓み変形がより
生じにくくなり、また生じたとしてもその影響が前端開
口部までは及びにくくなるので、ランプボディおよび前
面レンズ間のシール不良発生を一層効果的に抑制するこ
とができる。
【0016】また上記構成において、下面壁延長部が鉛
直断面略U字形の折返し部として形成された構成とすれ
ば、該下面壁延長部自体の剛性を高めることができるの
で、点灯回路ユニットの重量による下面壁の撓み変形が
より生じにくくなり、また生じたとしてもその影響が前
端開口部までは及びにくくなるので、ランプボディおよ
び前面レンズ間のシール不良発生を一層効果的に抑制す
ることができる。
【0017】ところで上記構成において、ランプボディ
の下面壁の外面に点灯回路ユニットを覆うユニットカバ
ーが取り付けられる場合には、下面壁のユニットカバー
取付用シール部における点灯回路ユニットの後方側に位
置する部分が下面壁延長部の下面に形成された構成とす
れば、該部分は下面壁の後端部から後方へ外れた位置に
配置されることとなるので、ユニットカバー取付用シー
ル部が変形しにくくなり、これによりユニットカバーと
ランプボディとのシール性を十分に確保することができ
る。
【0018】この場合において、ユニットカバーは、す
でに点灯回路ユニットが取り付けられている下面壁の外
面に該点灯回路ユニットとは別個に取り付けられるもの
であってもよいし、点灯回路ユニットと同時に下面壁の
外面に取り付けられるものであってもよいし、予め該ユ
ニットカバーに点灯回路ユニットを取り付けた状態で下
面壁の外面に取り付けられるものであってもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本願発明の
実施の形態について説明する。
【0020】図1は、本願発明の一実施形態に係る車両
用前照灯を示す正面図であり、図2は、そのII-II 線断
面図であり、図3は、図2のIII 方向矢視図である。
【0021】図示のように、本実施形態に係る車両用前
照灯10は、4灯式ヘッドランプであって、ランプボデ
ィ12とその前端開口部12aに取り付けられた前面レ
ンズ14とで形成される灯室内に、左右1対のリフレク
タユニット16、18が各々図示しないエイミング機構
を介して上下方向および左右方向に傾動可能に設けられ
てなり、両リフレクタユニット16、18の前方側には
エクステンションパネル44が設けられている。
【0022】前面レンズ14は素通しレンズで構成され
ており、ヘッドランプとしての配光制御機能は両リフレ
クタユニット16、18に付与されている。
【0023】リフレクタユニット16はメインビーム用
であって、複数の反射素子が形成された反射面20aを
有するリフレクタ20と、このリフレクタ20の光軸A
x1上に位置するようにして該リフレクタ20に取り付
けられたハロゲンバルブ22とからなり、リフレクタ2
0の拡散あるいは偏向反射機能により、メインビーム用
の配光パターンを形成するビームを前方に照射するよう
になっている。
【0024】一方、リフレクタユニット18はサブビー
ム用であって、複数の反射素子が形成された反射面24
aを有するリフレクタ24と、このリフレクタ24の光
軸Ax2上に位置するようにして該リフレクタ24に取
り付けられた放電バルブ26と、この放電バルブ26を
所定角度範囲にわたって覆うようにしてリフレクタ24
に取り付けられたシェード28とからなり、リフレクタ
20の拡散あるいは偏向反射機能により、サブビーム用
の配光パターンを形成するビームを前方に照射するよう
になっている。
【0025】ランプボディ12の前端開口部12aに
は、その全周にわたって前面レンズ14を取り付けるた
めのレンズシール溝12bが形成されている。また、ラ
ンプボディ12においてリフレクタユニット18の後方
に位置する後面壁12cには、放電バルブ26を交換す
るためのバルブ交換用開口部12dが形成されており、
該バルブ交換用開口部12dにはバックカバー46が装
着されている。
【0026】さらに、ランプボディ12においてリフレ
クタユニット18の下方に位置する下面壁12eの後端
部には、バルブ交換用開口部12dよりも後方まで延び
る下面壁延長部12fが形成されている。この下面壁延
長部12fは、下面壁12eをそのまま後方へ延長する
ようにしてプレート状に形成されている。そして、この
下面壁延長部12fの上面には、後面壁12cから後方
へ延びる7本の補強リブ12gが形成されている。これ
ら補強リブ12gは、バルブ交換用開口部12dの円形
形状に沿うようにして、その基端部の高さが設定されて
いる。すなわち、中央に位置する補強リブ12gよりも
左右両側に位置する補強リブ12gの方が基端部の高さ
が高くなっている。
【0027】放電バルブ26は、その点灯のために高電
圧を必要とするので、バルブソケット30および給電コ
ード(高圧コード)32を介して点灯回路ユニット34
に接続されている。この点灯回路ユニット34は、始動
回路および安定回路が点灯回路ケース内に収容されてな
り、ランプボディ12の下面壁12eの後端部寄りの外
面に取り付けられている。そして、この下面壁12eの
後部には、給電コード32を挿通させるためのコード挿
通用開口部12hが形成されている。
【0028】点灯回路ユニット34のランプボディ12
への取付けは、該点灯回路ユニット34の上端面をラン
プボディ12の下面壁12eに当接させるとともに、該
点灯回路ユニット34の後端面に形成されたタブ34a
を下面壁12eに形成されたボス12iに当接させてネ
ジ36で締め付けることにより行われている。
【0029】ランプボディ12の下面壁12eには、点
灯回路ユニット34を下方から覆うようにしてユニット
カバー38が取り付けられている。このユニットカバー
38のランプボディ12への取付けは、点灯回路ユニッ
ト34を囲むようにしてランプボディ12の下面壁12
eに形成されたシール溝12j(ユニットカバー取付用
シール部)に、シール材40を介してユニットカバー3
8のシール脚部38aを挿入するとともに、複数箇所に
おいてユニットカバー38をランプボディ12の下面壁
12eから下方へ突出形成されたボス12kにネジ42
で締め付けることにより行われている。そして、このよ
うにユニットカバー38をランプボディ12に取り付け
ることにより、点灯回路ユニット34が配置されたユニ
ットカバー38内の空間を灯具外部空間から密閉するよ
うになっている。なお、ユニットカバー38の外周面に
は、該ユニットカバー38をランプボディ12に取り付
ける際、シール脚部38aが必要以上にシール溝12j
内に挿入されないようにするためのフランジ部38bが
形成されている。
【0030】上記ランプボディ12の下面壁12eに形
成されたシール溝12jにおける点灯回路ユニット24
の後方側の部分は、下面壁延長部12fの下面に形成さ
れている。また、上記ランプボディ12の下面壁12e
に形成されたシール溝12jにおける点灯回路ユニット
24の前方側の部分とレンズシール溝12bとの間には
前後方向に延びる連結リブ12nが形成されている。
【0031】以上詳述したように、本実施形態に係る車
両用前照灯10は、ランプボディ12の後面壁12cに
バルブ交換用開口部12dが形成されるとともにランプ
ボディ12の下面壁12eの外面に点灯回路ユニット3
4が取り付けられているが、この下面壁12eの後端部
にはバルブ交換用開口部12dよりも後方まで延びる下
面壁延長部12fが形成されているので、次のような作
用効果を得ることができる。
【0032】すなわち、ランプボディ12の下面壁12
eの後端部は、ランプボディ12の後面壁12cに形成
されたバルブ交換用開口部12dに近接しているため十
分な剛性が得られないが、本実施形態のように下面壁延
長部12fを形成することにより下面壁12eの後端部
の剛性を十分に確保することが可能となる。したがって
点灯回路ユニット34の重量による下面壁12eの撓み
変形が生じにくくなり、これに伴いランプボディ12の
前端開口部12aの変形も生じにくくなるので、ランプ
ボディ12および前面レンズ14間のシール不良が発生
しにくくなる。
【0033】また、ランプボディ12の下面壁12eに
下面壁延長部12fが形成されることにより、下面壁1
2eの外面はその面積が後方側へ広がるので、本実施形
態のように点灯回路ユニット34を下面壁12eの外面
における後方寄りの位置に取り付けることが可能とな
る。そしてこれにより点灯回路ユニット34は後面壁1
2cを前後に跨ぐようにして下面壁12eに取り付けら
れるため、点灯回路ユニット34の重量による下面壁1
2eの撓み変形が生じにくくなり、また撓み変形が生じ
たとしても、その影響が前端開口部12aまでは及びに
くくなるので、ランプボディ12および前面レンズ14
間のシール不良がより発生しにくくなる。
【0034】このように本実施形態によれば、ランプボ
ディの下面壁の外面に点灯回路ユニットが取り付けられ
た車両用前照灯において、ランプボディおよび前面レン
ズ間のシール不良発生を効果的に抑制することができ
る。
【0035】特に、本実施形態に係る車両用前照灯10
のような横長の4灯式ヘッドランプにおいては、ランプ
ボディ12の下面壁12eが点灯回路ユニット34の重
量で撓み変形しやすく、このためレンズシール溝12b
も変形しやすいので、本実施形態の構成を採用すること
が特に効果的である。
【0036】しかも本実施形態においては、下面壁延長
部12fの上面にランプボディ12の後面壁12cから
後方へ延びる複数の補強リブ12gが形成されているの
で、後面壁12cから下面壁延長部12fにかけてラン
プボディ12の剛性を高めることができる。そしてこれ
により、点灯回路ユニット34の重量による下面壁12
eの撓み変形がより生じにくくなり、また生じたとして
もその影響が前端開口部12aまでは及びにくくなるの
で、ランプボディ12および前面レンズ14間のシール
不良発生を一層効果的に抑制することができる。
【0037】また本実施形態においては、ランプボディ
12の下面壁12eの外面に点灯回路ユニット34を覆
うユニットカバー38が取り付けられているが、下面壁
12eに形成されたユニットカバー取付用のシール溝1
2jにおける点灯回路ユニット24の後方側の部分が下
面壁延長部12fの下面に形成されているので、該部分
は下面壁12eの後端部から後方へ外れた位置に配置さ
れることとなり、これによりシール溝12jが変形しに
くくなるので、ユニットカバー38とランプボディ12
とのシール性を十分に確保することができる。
【0038】図4は、上記実施形態の変形例を示す側断
面図であり、図5は、図4のV方向矢視図である。
【0039】図示のように本変形例においても、ランプ
ボディ12の下面壁12eの後端部に、バルブ交換用開
口部12dよりも後方まで延びる下面壁延長部12mが
形成されているが、この下面壁延長部12mは、上記実
施形態の下面壁延長部12fのようにプレート状には形
成されておらず、鉛直断面略U字形の折返し部として形
成されている。この下面壁延長部12mの上面12m1
は、バルブ交換用開口部12dの形状に沿って円弧状に
形成されている。なお本変形例においては、上記実施形
態のような補強リブ12gは形成されていない。
【0040】本変形例のように、鉛直断面略U字形の折
返し部として形成された下面壁延長部12mを採用する
ことにより、下面壁延長部12m自体の剛性を高めるこ
とができる。このため、上記実施形態のように補強リブ
12gを形成しなくても点灯回路ユニット34の重量に
よる下面壁12eの撓み変形が生じにくくなり、また生
じたとしてもその影響が前端開口部12aまでは及びに
くくなる、したがってランプボディ12および前面レン
ズ14間のシール不良発生を効果的に抑制することがで
きる。
【0041】特に本変形例においては、下面壁延長部1
2mの上面12m1がバルブ交換用開口部12dの形状
に沿って円弧状に形成されているので、その剛性をさら
に一層高めることができる。
【0042】なお、本変形例のように下面壁延長部12
mの上面12m1を円弧状に形成する代わりに、略同一
の鉛直断面形状等で形成するようにしても、下面壁延長
部12m自体の剛性を高めることができる。その際、下
面壁延長部12mの上面12m1に上記実施形態のよう
な複数の補強リブ12gを形成するようにすれば、後面
壁12cから下面壁延長部12mにかけてランプボディ
12の剛性をも高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係る車両用前照灯を示
す正面図
【図2】図1のII-II 線断面図
【図3】図2のIII 方向矢視図
【図4】上記実施形態の変形例を示す側断面図
【図5】図4のV方向矢視図
【図6】従来例を示す、図2と同様の図
【符号の説明】
10 車両用前照灯 12 ランプボディ 12a 前端開口部 12b レンズシール溝 12c 後面壁 12d バルブ交換用開口部 12e 下面壁 12f 下面壁延長部 12g 補強リブ 12h コード挿通用開口部 12i、12k ボス 12j シール溝(ユニットカバー取付用シール部) 12m 下面壁延長部(折返し部) 12m1 上面 12n 連結リブ 14 前面レンズ 16、18 リフレクタユニット 20、24 リフレクタ 26 放電バルブ 30 バルブソケット 32 給電コード 34 点灯回路ユニット 34a タブ 36、42 ネジ 38 ユニットカバー 38a シール脚部 38b フランジ部 40 シール材 46 バックカバー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年9月14日(2000.9.1
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】上記ランプボディ12の下面壁12eに形
成されたシール溝12jにおける点灯回路ユニット34
の後方側の部分は、下面壁延長部12fの下面に形成さ
れている。また、上記ランプボディ12の下面壁12e
に形成されたシール溝12jにおける点灯回路ユニット
34の前方側の部分とレンズシール溝12bとの間には
前後方向に延びる連結リブ12nが形成されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】また本実施形態においては、ランプボディ
12の下面壁12eの外面に点灯回路ユニット34を覆
うユニットカバー38が取り付けられているが、下面壁
12eに形成されたユニットカバー取付用のシール溝1
2jにおける点灯回路ユニット34の後方側の部分が下
面壁延長部12fの下面に形成されているので、該部分
は下面壁12eの後端部から後方へ外れた位置に配置さ
れることとなり、これによりシール溝12jが変形しに
くくなるので、ユニットカバー38とランプボディ12
とのシール性を十分に確保することができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプボディと、このランプボディの前
    端開口部に取り付けられた前面レンズとで形成される灯
    室内に、放電バルブを支持するリフレクタが収容される
    とともに、上記ランプボディの下面壁の外面に、上記放
    電バルブを点灯させるための点灯回路ユニットが取り付
    けられてなり、 上記ランプボディの後面壁に、上記放電バルブを交換す
    るためのバルブ交換用開口部が形成されるとともに、上
    記ランプボディの下面壁に、上記点灯回路ユニットと上
    記放電バルブとを接続する給電コードを挿通させるため
    のコード挿通用開口部が形成された車両用前照灯におい
    て、 上記ランプボディの下面壁の後端部に、上記バルブ交換
    用開口部よりも後方まで延びる下面壁延長部が形成され
    ている、ことを特徴とする車両用前照灯。
  2. 【請求項2】 上記下面壁延長部の上面に、上記ランプ
    ボディの後面壁から後方へ延びる複数の補強リブが形成
    されている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用前
    照灯。
  3. 【請求項3】 上記下面壁延長部が、鉛直断面略U字形
    の折返し部として形成されている、ことを特徴とする請
    求項1または2記載の車両用前照灯。
  4. 【請求項4】 上記ランプボディの下面壁の外面に、上
    記点灯回路ユニットを覆うユニットカバーが取り付けら
    れており、 上記下面壁のユニットカバー取付用シール部における上
    記点灯回路ユニットの後方側に位置する部分が、上記下
    面壁延長部の下面に形成されている、ことを特徴とする
    請求項1〜3いずれか記載の車両用前照灯。
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