JP6832141B2 - 灯体構造 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば車両のテールランプに適用される灯体構造に関する。
特許文献1には、ランプボディの内部に収容された灯具ユニットに給電ソケットを設け、その給電ソケットに接続するコードをランプボディに設けた孔から外部に引き出す構成が開示されている。
特許第5894473号公報
特許文献1に記載の構造のように、ソケットを備えた灯具ユニットをランプボディ(ハウジング)で覆う場合には、灯具ユニットのソケット(コネクタ)にコードを取り付けた後に灯具ユニットとランプボディとを互いに組み立てると、組立作業時にコードを取り回せる様にコードを長くする必要がある。そのため、ランプボディの内部にコードを収容することが難しい。そこで、灯具ユニットとランプボディとを組み立てた後に、ソケットにコードを取り付けることが考えられるが、その場合、ランプボディに作業用の孔と、その孔を塞ぐためのカバーが必要となり、部品点数が増加してしまう。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、コード長を抑えるとともに、部品点数の増加を抑えつつ、ハウジング内のコードをハウジング外の部品と接続することが可能な灯体構造を提供することを課題とする。
前記した課題を解決するために、本発明の灯体構造は、第一コネクタが設けられる灯体ユニットと、前記第一コネクタに対応する位置に開口部が形成されたハウジングと、第二コネクタが設けられるとともに、前記開口部を塞ぐカバーと、前記第一コネクタと前記第二コネクタとを接続するコードと、を備え、前記第二コネクタは、前記カバーと別体に形成されており、前記カバーは、前記ハウジングに取り付けられるハウジング取付部と、前記第二コネクタに取り付けられる第二コネクタ取付部と、前記ハウジング取付部から前記灯体ユニットの反対側に延設される延出壁部と、前記延出壁部の先端と前記第二コネクタ取付部とを連結する連結壁部と、を備え、前記第一コネクタは、前記ハウジングの内方に設けられており、前記第二コネクタは、前記ハウジングの外方に延設されている接続部であり、前記ハウジング外の接続端子と接続可能に構成されており、前記第二コネクタは、当該第二コネクタの外周面から径方向外方に立設される突出部を備え、前記カバーは、前記第二コネクタ取付部の周縁部において、前記ハウジングの外方に立設される凸部を備え、前記第二コネクタ取付部は、前記突出部が前記ハウジングの内部から外部へ通過可能な第一凹部を有しており、前記突出部に形成されている第二凹部が、前記凸部と嵌合されていることを特徴とする。
また、本発明の灯体構造は、レンズセット及びハウジングの内方に灯体ユニットが収容されており、前記灯体ユニットに電力を供給するための第一コネクタ及び第二コネクタを有する灯体構造であって、前記灯体ユニットは、前記レンズセットを介して当該灯体構造の外部に光を出射する光源と、当該灯体ユニットにおいて前記光源による光の出射方向とは反対側に設けられる前記第一コネクタと、を備え、前記ハウジングは、前記第一コネクタに対応する位置にカバーによって塞がれる開口部を有し、前記カバーは、前記ハウジングに取り付けられるハウジング取付部と、前記第二コネクタに取り付けられる第二コネクタ取付部と、前記ハウジング取付部から前記灯体ユニットの反対側に延設される延出壁部と、前記延出壁部の先端と前記第二コネクタ取付部とを連結する連結壁部と、を備え、前記第二コネクタ取付部は、前記カバーが前記ハウジングに取り付けられた状態において、前記第一コネクタに対応する位置にあり、前記開口部及び前記第一コネクタは、前記カバーが前記ハウジングに取り付けられた状態において、前記開口部が設けられる面に垂直な方向から見て、互いにラップしており、前記第一コネクタと前記ハウジング外方の接続端子とは、コードによって電気的に接続されており、前記コードの一端部は、前記第一コネクタに電気的に接続されており、前記コードの他端部は、前記第二コネクタに埋設されて前記ハウジング外方の接続端子と接続可能に構成されており、前記第二コネクタは、当該第二コネクタの外周面から径方向外方に立設される突出部を備え、前記カバーは、前記第二コネクタ取付部の周縁部において、前記ハウジングの外方に立設される凸部を備え、前記第二コネクタ取付部は、前記突出部が前記ハウジングの内部から外部へ通過可能な第一凹部を有しており、前記突出部に形成されている第二凹部が、前記凸部と嵌合されていることを特徴とする。
本発明によると、灯体構造において、コード長を抑えるとともに、部品点数の増加を抑えつつ、ハウジング内のコードをハウジング外の部品と接続することができる。
本発明の実施形態に係る灯体構造を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る灯体構造を示す前面図である。 本発明の実施形態に係る灯体構造を示す前面図であり、ハウジングが取り外された状態を示す部分拡大図である。 本発明の実施形態に係るカバーを示す図であり、(a)は前面図、(b)は後面図である。 本発明の実施形態に係る第二コネクタを示す図であり、(a)は前面図、(b)は後面図である。 (a)は本発明の実施形態に係る第二コネクタの上側の凸部を示す図、(b)は本発明の実施形態に係る第二コネクタの下側の凸部を示す図である。 本発明の実施形態に係る灯体構造を示す断面図である。
本発明の実施形態について、本発明の灯体構造を車両のテールランプに適用した場合を例にとり、図面を参照して詳細に説明する。説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る灯体構造1は、レンズセット10と、灯体ユニット20と、ハウジング30と、を備える。また、図2に示すように、灯体構造1は、カバー40と、第二コネクタ50と、ハーネス60(図5(b)参照)と、を備える。本実施形態では、カバー40と第二コネクタ50とは、別体に形成されて互いに組み付けられている。なお、カバー40及び第二コネクタ50は、一体に形成されている構成であってもよい。
<レンズセット>
図1に示すように、レンズセット10は、ハウジング30とともに灯体ユニット20が収容される筐体2を構成する。レンズセット10は、車体後面から車体側面にかけて設けられる略L字形状を呈する部材であり、車体後面において上下方向に延びる部位と、当該部位の下端部から車体側面において前後方向に延びる部位と、を有する。レンズセット10は、筐体2の車体外側部を構成する部材であって、後壁及び車幅方向外壁を構成する外壁部11と、外壁部11の周縁部から前方及び車幅方向内方へ延設される周壁部12と、を一体に備える透明樹脂製の部材である。
<灯体ユニット>
灯体ユニット20は、レンズセット10と略同様の形状を呈する部材である。灯体ユニット20は、運転手によるボタン、スイッチ、ブレーキペダル等の操作に基づいて実際に発光する光源(LED等)を有するユニットである。光源が発した光は、レンズセット10を介して車両の後方及び側方へ出射される。
図3に示すように、灯体ユニット20は、基板21と、基板21の前面に設けられる第一コネクタ22と、基板21の後面に設けられる光源23(図1参照)と、を備える。基板21に設けられる制御部品(図示せず)は、第一コネクタ22を介して供給される電力及び制御信号に基づいて、光源23を制御する。また、例えば、光源23は、基板21の前面に設けられるコネクタ24と、当該コネクタ24と光源23とを電気的に接続するケーブル25と、を介して、基板21に設けられる制御部品と接続されている(図7参照)。
<ハウジング>
図1に示すように、ハウジング30は、レンズセット10と略同様の形状を呈する部材である。ハウジング30は、レンズセット10とともに灯体ユニット20が収容される筐体2を構成する。ハウジング30は、筐体2の車体内側部を構成する部材であって、前壁及び車幅方向内壁を構成する内壁部31と、内壁部31の周縁部から後方及び車幅方向外方へ延設されておりレンズセット10の周壁部12と嵌合する周状の嵌合リブ32と、を一体に備える金属製又は樹脂製の部材である。ハウジング30の前壁部31には、開口部31aが形成されている。
開口部31aは、第一コネクタ22に対応する位置、本実施形態では、第一コネクタ22が筐体2外部(ハウジング30よりも前方)から見える位置に形成されている孔部である。開口部31aと第一コネクタ22とは、開口部31aが設けられる面に垂直な方向から見て、互いにラップしていることが好ましい。図3に示すように、本実施形態における開口部31aは、円部31a1と、当該円部31a1から径方向外方に延出するように形成されている複数の凹部31a2と、によって構成される孔部である。複数の凹部31a2は、組付時に後記する複数の対向フランジ41cの通過をそれぞれ許容する。
<カバー>
図4及び図7に示すように、カバー40は、ハウジング取付部41と、延出壁部42と、連結壁部43と、第二コネクタ取付部44と、複数のリブ45と、補強壁部46と、複数の凸部47と、突出片48と、を一体に備える。
≪ハウジング取付部≫
ハウジング取付部41は、ハウジング30の開口部31aに取り付けられる部位である。ハウジング取付部41は、フランジ41aと、筒状壁部41bと、複数(本実施形態では、3個)の対向フランジ41cと、を一体に備える。
フランジ41aは、後記する筒状壁部41bの基端部から径方向外方に延設される環状フランジである。
筒状壁部41bは、フランジ41aの周方向内端部からハウジング30内方(すなわち、後方)に延設される円筒形状を呈する壁部である。筒状壁部41bは、延出壁部42と同心同径に形成されている。
複数の対向フランジ41cは、筒状壁部41bの先端部から径方向外方に延設されており、フランジ41aと間隔を空けて対向するフランジである。対向フランジ41cの径方向寸法は、フランジ41aの径方向寸法よりも小さい。本実施形態では、複数(3個)の対向フランジ41cが、周方向に等間隔(120度ごと)に配置されている。
図7に示すように、カバー40がハウジング30に組み付けられた状態において、筒状壁部41bの外周面は、開口部31aの内周面と当接している。また、ハウジング30外のフランジ41aとハウジング30の開口部31aの周縁部との間には、Oリング71が介設されている。また、ハウジング30内の対向フランジ41cの前面は、ハウジング30の開口部31a周縁部の後面と当接している。すなわち、フランジ41a及び対向フランジ41cは、Oリング71を介してハウジング30の開口部31aの周縁部を挟持している。
≪延出壁部≫
延出壁部42は、ハウジング取付部41のフランジ41aの径方向内端部から灯体ユニット20と反対側(ハウジング30外方、すなわち、前方)に延設される円筒形状を呈する壁部である。
≪連結壁部≫
連結壁部43は、延出壁部42と第二コネクタ取付部44とを連結する壁部であり、第二コネクタ取付部44に取り付けられる第二コネクタ50を支持する部位である。連結壁部43は、延出壁部42の先端部から径方向内方に延設される円板形状を呈する壁部である。
≪第二コネクタ取付部≫
第二コネクタ取付部44は、第二コネクタ50が取り付けられる部位である。本実施形態における第二コネクタ取付部44は、円部44aと、当該円部44aから径方向外方に延出するように形成されている複数の凹部44bと、によって構成される孔部である。複数の凹部44bは、組付時に後記する複数の突出部53の通過をそれぞれ許容する。
第二コネクタ取付部44は、開口部31aよりも小径である。また、第二コネクタ取付部44は、第一コネクタ22に対応する位置、本実施形態では、第一コネクタ22が筐体2及びカバー30外部(ハウジング30及びカバー30よりも前方)から見える位置に形成されていることが好ましい。さらに、開口部31aと第一コネクタ22とは、開口部31aが設けられる面に垂直な方向から見て、互いにラップしていることがより好ましい。
≪リブ≫
リブ45は、フランジ41aからハウジング30外方(すなわち、前方)に立設されている。リブ45は、径方向に延設されており、リブ45の径方向内端部は、延出壁部42に連結されている。すなわち、リブ45は、フランジ41aと延出壁部42とに架設されている。本実施形態では、複数(8個)のリブ45が、周方向に等間隔(45度ごと)に配置されている。
≪補強壁部≫
補強壁部46は、連結壁部43からハウジング30外方(すなわち、前方)に立設されている。補強壁部46は、正面視で第二コネクタ取付部44を囲むように形成されている環状又はC字形状を呈する壁部である。
≪凸部≫
凸部47は、第二コネクタ取付部44の周縁部からハウジング30外方(すなわち、前方)に立設されている。本実施形態では、複数(2個)の凸部47が、周方向に等間隔(180度ごと)に配置されている。
≪突出片≫
突出片48は、連結壁部43の所定位置から径方向外方(本実施形態では、下方)に延設されている。突出片48は、回転対称に近い形状を有するカバー40の上下方向等を作業者に知らせるためのものである。
<第二コネクタ及びハーネス>
図5に示すように、第二コネクタ50は、ハウジング30の内外を電気的に接続するための部材である。第二コネクタ50は、円板部51と、円柱部52と、複数の突出部53と、矩形筒部54と、を一体に備え、ハーネス60の一部がインサート成形された樹脂製部材である。
≪円板部≫
円板部51は、第二コネクタ取付部44よりも大径の部位である。本実施形態において、円板部51の中央部からハウジング30内方(すなわち、後方)には、ハーネス60の一部を覆うハーネス保護部55が延設されている。また、円板部51において、ハーネス保護部55の径方向外方には、薄肉部56が形成されている。
≪円柱部≫
円柱部52は、円板部51からハウジング30外方(すなわち、前方)に延設されている。円柱部52の外径は、第二コネクタ取付部44の径と略同一に設定されている。
≪突出部≫
突出部53は、円柱部52の外周面から径方向外方に立設されている。本実施形態では、複数(4個)の突出部53が、周方向に等間隔(90度ごと)に配置されている。また、1個の突出部53は、他の3個の突出部53よりも大きく形成されており、第二コネクタ50の上下方向等を作業者に知らせることができる構成となっている。
図7に示すように、第二コネクタ50がカバー40に組み付けられた状態において、円板部51と第二コネクタ取付部44の周縁部(すなわち連結壁部43)との間には、Oリング72が介設されている。また、突出部53の後面は、第二コネクタ取付部44の周縁部(すなわち連結壁部43)の前面と当接している。また、図6(a)(b)に示すように、上下の突出部53の円板部51と対向する面には、凹部53aが形成されている。凹部53aは、カバー40の第二コネクタ取付部44の周縁部から立設されている凸部47と互いに係合する。また、突出部53の円板部51と対向する面は、組付時の回転方向に進むにしたがって円板部51に近づくように傾斜している。これにより、カバー40と第二コネクタ50との組付/取外し作業において、カバー40に対する第二コネクタ50の相対的な正逆回転が容易となっている。
≪矩形筒部≫
図4及び図7に示すように、矩形筒部54は、円柱部52からハウジング30外方(すなわち、前方)に延設されている。矩形筒部54は、ハウジング30外部から雄型の接続端子が挿入される雌型の接続部である。これにより、基板21に設けられた制御部品は、第一コネクタ22、ハーネス60及び第二コネクタ50を介して、ハウジング20外の電源、ECU(Electrical Control Unit)等と電気的に接続される。なお、図7において、第二コネクタ50の矩形筒部54と電気的に接続される雄型の接続端子、当該接続端子とハウジング30外部の電気部品等とを電気的に接続するコード等、及び、ケーブル25と電気的に接続される光源23(図1参照)は、省略されている。
≪ハーネス≫
ハーネス60は、灯体ユニット20とハウジング30外の電気部品等とを電気的に接続するコードである。すなわち、本実施形態では、複数のコードがまとめられてハーネス化されている。ハーネス60の前部は、円板部51から前方へ露出しており、第一コネクタ22に電気的に接続されている。ハーネス60の後部は、第二コネクタ50内に埋設されており、矩形筒部54に挿入された雄型の接続端子を電気的に接続可能に構成されている。
<灯体構造の組立方法>
続いて、灯体構造1の組立方法の一例について説明する。まず、作業者は、灯体ユニット20をハウジング30に組み付けるとともに、レンズセット10をハウジング30に組み付けることによって、灯体ユニット20をレンズセット10及びハウジング30によって構成される筐体2内に収容する。続いて、作業者は、第二コネクタ50から延びるハーネス60を、開口部31aから露出する第一コネクタ22に接続する。このとき、灯体ユニット20とハウジング30とが既に互いに組み付けられているので、ハーネス60をとりまわす必要がない。そのため、ハーネス60の長さを短く設定することができる。続いて、作業者は、カバー40と第二コネクタ50とを互いに組み付けるとともに、第二コネクタ50が組み付けられたカバー40をハウジング30に組み付ける。
カバー40と第二コネクタ50とを互いに組み付ける際に、作業者は、カバー40の第二コネクタ取付部44に対して、第二コネクタ50の突出部53を後方から前方へ相対的に通過させる。続いて、作業者は、カバー40に対して第二コネクタ50を相対的に回転させることによって、凸部47と凹部53aとを互いに嵌合させる。
また、カバー40をハウジング30に組み付ける際に、作業者は、ハウジング30の開口部31aに対して、カバー40の対向フランジ41cを前方から後方へ相対的に通過させる。続いて、作業者は、ハウジング30に対してカバー40を相対的に回転させることによって、フランジ41a及び対向フランジ41cに開口部31aの周縁部を挟持させる。
なお、灯体構造1の組立方法の手順は、前記したものに限定されない。例えば、作業者は、カバー40と第二コネクタ50とを互いに組み付け、続いて、ハーネス60を第一コネクタ22に接続し、その後、カバー40をハウジング30に組み付けてもよい。
本発明の実施形態に係る灯体構造1では、第一コネクタ22に対応する開口部31aを塞ぐカバー40に第二コネクタ50が設けられており、第一コネクタ22と第二コネクタ50とがハーネス60によって接続されている。したがって、灯体構造1は、灯体ユニット20とハウジング30とを先に組み付けてから第一コネクタ22とハーネス60とを接続することが可能であるので、第一コネクタとコードとを先に接続してから灯体ユニットとハウジングとを互いに組み付ける従来の場合と比較して、コード長を抑えることができる。また、灯体構造1は、第一コネクタ22にハーネス60を接続するための開口部31aを利用して第二コネクタ50をハウジング30外に露出させることができるので、開口部31aと第二コネクタ50とを別に設ける場合と比較して、部品点数を削減することができる。
また、灯体構造1は、ハウジング30の形状に依存しやすいカバー40と汎用性の高い第二コネクタ50とを別部品とすることによって、第二コネクタ50として汎用品のコネクタを使用することができ、コストを削減することができる。
また、灯体構造1は、カバー40におけるハウジング30との連結部位であるハウジング取付部41と、カバー40における第二コネクタ50との連結部位である第二コネクタ取付部44とが、第二コネクタ取付部44が設けられる面(連結壁部43)に垂直な方向(すなわち、開口部31aが設けられる面に垂直な方向、さらに換言すると、第一コネクタ22及び開口部31aの配列方向)に離間する構成となっているので、それぞれの取付構造が干渉することを防止することができる。また、灯体構造1は、ハウジング30と第二コネクタ50とを離間させることができるので、第二コネクタ50がハウジング30内の部品(灯体ユニット20等)と干渉することを防ぎ、ハウジング30を小型化することができる。
また、灯体構造1は、リブ45がフランジ41aの剛性を向上するので、ハウジング30に対するカバー40の取付剛性を向上することができる。また、灯体構造1は、リブ45がフランジ41a及び対向フランジ41cによるOリング71の挟み込み性能を向上するので、ハウジング30とカバー40との間のシール性を向上することができる。また、灯体構造1は、カバー40の着脱時に作業者がリブ45に指をかけることができるので、ハウジング30に対するカバー40の取付及び取外しの作業性を向上することができる。
また、灯体構造1は、 補強壁部46が連結壁部43から第二コネクタ取付部44を囲むように立設されているので、孔部である第二コネクタ取付部44によって低下した連結壁部43の剛性を向上することができる。また、灯体構造1は、補強壁部46が連結壁部43から第二コネクタ取付部44を囲むように立設されているので、第二コネクタ50が組み付けられたカバー40をハウジング30に組み付ける際に、延出壁部42に加わる荷重が第二コネクタ取付部44に作用することを低減することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、本発明の灯体構造は、車両のテールランプに限定されず、車両のヘッドライトに適用されてもよく、車両以外のライトに適用されてもよい。
1 灯体構造
20 灯体ユニット
22 第一コネクタ
30 ハウジング
31a 開口部
40 カバー
41 ハウジング取付部
41a フランジ
42 延出壁部
43 連結壁部
44 第二コネクタ取付部
45 リブ
46 補強壁部
50 第二コネクタ
60 ハーネス(コード)

Claims (4)

  1. 第一コネクタが設けられる灯体ユニットと、
    前記第一コネクタに対応する位置に開口部が形成されたハウジングと、
    第二コネクタが設けられるとともに、前記開口部を塞ぐカバーと、
    前記第一コネクタと前記第二コネクタとを接続するコードと、
    を備え、
    前記第二コネクタは、前記カバーと別体に形成されており、
    前記カバーは、
    前記ハウジングに取り付けられるハウジング取付部と、
    前記第二コネクタに取り付けられる第二コネクタ取付部と、
    前記ハウジング取付部から前記灯体ユニットの反対側に延設される延出壁部と、
    前記延出壁部の先端と前記第二コネクタ取付部とを連結する連結壁部と、
    を備え、
    前記第一コネクタは、前記ハウジングの内方に設けられており、
    前記第二コネクタは、前記ハウジングの外方に延設されている接続部であり、前記ハウジング外の接続端子と接続可能に構成されており、
    前記第二コネクタは、当該第二コネクタの外周面から径方向外方に立設される突出部を備え、
    前記カバーは、前記第二コネクタ取付部の周縁部において、前記ハウジングの外方に立設される凸部を備え、
    前記第二コネクタ取付部は、前記突出部が前記ハウジングの内部から外部へ通過可能な第一凹部を有しており、
    前記突出部に形成されている第二凹部が、前記凸部と嵌合されている
    ことを特徴とする灯体構造。
  2. レンズセット及びハウジングの内方に灯体ユニットが収容されており、前記灯体ユニットに電力を供給するための第一コネクタ及び第二コネクタを有する灯体構造であって、
    前記灯体ユニットは、
    前記レンズセットを介して当該灯体構造の外部に光を出射する光源と、
    当該灯体ユニットにおいて前記光源による光の出射方向とは反対側に設けられる前記第一コネクタと、
    を備え、
    前記ハウジングは、前記第一コネクタに対応する位置にカバーによって塞がれる開口部を有し、
    前記カバーは、
    前記ハウジングに取り付けられるハウジング取付部と、
    前記第二コネクタに取り付けられる第二コネクタ取付部と、
    前記ハウジング取付部から前記灯体ユニットの反対側に延設される延出壁部と、
    前記延出壁部の先端と前記第二コネクタ取付部とを連結する連結壁部と、
    を備え、
    前記第二コネクタ取付部は、前記カバーが前記ハウジングに取り付けられた状態において、前記第一コネクタに対応する位置にあり、
    前記開口部及び前記第一コネクタは、前記カバーが前記ハウジングに取り付けられた状態において、前記開口部が設けられる面に垂直な方向から見て、互いにラップしており、
    前記第一コネクタと前記ハウジング外方の接続端子とは、コードによって電気的に接続されており、
    前記コードの一端部は、前記第一コネクタに電気的に接続されており、前記コードの他端部は、前記第二コネクタに埋設されて前記ハウジング外方の接続端子と接続可能に構成されており、
    前記第二コネクタは、当該第二コネクタの外周面から径方向外方に立設される突出部を備え、
    前記カバーは、前記第二コネクタ取付部の周縁部において、前記ハウジングの外方に立設される凸部を備え、
    前記第二コネクタ取付部は、前記突出部が前記ハウジングの内部から外部へ通過可能な第一凹部を有しており、
    前記突出部に形成されている第二凹部が、前記凸部と嵌合されている
    ことを特徴とする灯体構造。
  3. 前記ハウジング取付部は、前記延出壁部と交差する方向に延設されるフランジを有しており、
    前記フランジと前記延出壁部とに架設されるリブを備える
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の灯体構造。
  4. 前記第二コネクタ取付部は、前記連結壁部に形成されて前記第二コネクタが挿通される孔部であり、
    前記孔部を囲むように前記連結壁部から立設される補強壁部を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の灯体構造。
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