JP2804391B2 - リフレクター可動型自動車用ヘッドランプ - Google Patents

リフレクター可動型自動車用ヘッドランプ

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JP2804391B2 JP3172732A JP17273291A JP2804391B2 JP 2804391 B2 JP2804391 B2 JP 2804391B2 JP 3172732 A JP3172732 A JP 3172732A JP 17273291 A JP17273291 A JP 17273291A JP 2804391 B2 JP2804391 B2 JP 2804391B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光源であるバルブを挿
着したリフレクターが灯室空間内に傾動可能に収容され
ているリフレクター可動型自動車用ヘッドランプに係
り、特に光源として放電バルブを用いたリフレクター可
動型自動車用ヘッドランプに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は先に提案されているこの種のヘッ
ドランプの一例(特願平3−54596号)を示すもの
で、略楕円体形状のリフレクター3で反射した光源光を
投射レンズ9によって前方に投射する投射式のヘッドラ
ンプである。そして容器状のランプボディ1と前面レン
ズ2とによって灯室空間が形成され、この灯室空間内に
は、放電バルブ4を挿着したリフレクター3とレンズホ
ルダー9aと投射レンズ9とが一体化された投射ユニッ
トが、2本のエイミングスクリューと1個の玉継ぎ手と
からなるエイミング機構(図示せず)によって傾動可能
に収容配置された構造となっている。符号6は放電バル
ブ4に点灯を開始させるために不可欠な点灯回路がケー
ス内に収容されている点灯回路収容ユニットで、ランプ
ボディ1の背面に形成されているバルブ挿着脱用の開口
部1aに円筒形状の延出部5を介して取着されており、
点灯回路収容ユニット6の前面から導出する出力コード
7がコネクター8を介して放電バルブ4に接続されてい
る。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】この種のヘッドランプ
では、エイミングスクリューを回動操作してランプの照
射角調整(以下、これをエイミング調整という)する場
合があり、スムーズなエイミング調整を確保するため
に、またエイミング調整の際(リフレクター3およびバ
ルブ4の傾動の際)、出力コード7に負荷が作用しない
ようにするために、放電バルブ6と点灯回路収容ユニッ
ト6間の出力コード7は弛ませてある。さらに点灯回路
収容ユニット6をランプボディ1に固定するには出力コ
ード7の先端のコネクター8を放電バルブ4に接続した
後に点灯回路収容ユニット6をランプボディ1に取着す
る構造であるため、この点灯回路収容ユニット6の着脱
作業を容易とするには出力コード7の長さをある程度長
くする必要がある。即ち、放電バルブ4の後端コネクタ
ー部に対しコネクター8の挿脱を行なうためには出力コ
ード7を長くしない限り困難で、長ければ長い程点灯回
路収容ユニット6の着脱作業が容易となる。しかし出力
コード7が長すぎるとリフレクター3と点灯回路収容ユ
ニット6間の狭いスペースに出力コード7が押し込まれ
るため、エイミング調整の際に放電バルブ4及びコネク
ター8と出力コード7とが干渉し、スムーズなエイミン
グ操作が困難となるとか、出力コード7に負荷が作用し
て断線等するおそれがある。また出力コード7の断線等
を防止するためには、延出部5を長くして点灯回路収容
ユニット6をリフレクター3から十分離間させて、両者
3,6間に大きなコード収容スペースを確保すればよい
が、ランプが大型化するという問題がある。
【0004】本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなさ
れたもので、その目的は点灯回路収容ユニットの着脱作
業が容易に行なえ、かつ点灯回路収容ユニットから導出
する出力コードにエイミング調整の際に負荷が作用しな
い小型のリフレクター可動型自動車用ヘッドランプを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係るリフレクター可動型自動車用ヘッドラ
ンプにおいては、ランプボディと前面レンズとによって
形成される灯室空間に、放電バルブを挿着したリフレク
ターがランプボディに対し傾動可能に支持され、点灯回
路をケース内に収容した点灯回路収容ユニットが前記ラ
ンプボディの背面に形成されたバルブ挿着脱用の開口部
に取着されてランプボディの背面側に設けられ、点灯回
路収容ユニットの前記ランプボディ側開口部に臨む領域
から導出した出力コードが前記放電バルブに接続された
リフレクター可動型自動車用ヘッドランプであって、前
記点灯回路収容ユニットから導出する出力コードを、放
電バルブに接続された状態で点灯回路収容ユニットを着
脱できる十分な長さとするとともに、点灯回路収容ユニ
ットのランプボディ側開口部に臨む領域に、放電バルブ
と点灯回路収容ユニット間の弛んだ出力コードを収容す
るための凹部を設け、この凹部から前記出力コードを導
出するようにしたものである。
【0006】請求項2においては、請求項1記載のリフ
レクター可動型自動車用ヘッドランプにおいて、点灯回
路収容ユニット内には、点灯回路を構成する電子部品の
搭載されたプリント基板が収容されており、このプリン
ト基板に出力コード収容用の凹部形成壁外周に係合する
孔または切欠を形成し、この孔または切欠に出力コード
収容用の凹部を貫通させた形態にプリント基板を収容配
置するようにしたものである。
【0007】
【作用】点灯回路収容ユニットから導出する出力コード
は放電バルブとの間において十分な弛みを持っており、
点灯回路収容ユニットのランプボディへの着脱作業が容
易となる。また点灯回路収容ユニットがランプボディに
取着された状態においては、出力コードの弛みは点灯回
路収容ユニット前面に設けられているコード収容用の凹
部内に収容配置されるため、エイミング調整の際に放電
バルブと出力コードとが干渉することはなく、従ってス
ムーズなエイミング調整が可能となるとともに、出力コ
ードに負荷が生じることもない。また点灯回路収容ユニ
ット前面に凹部が形成されているため、エイミング調整
時に放電バルブが点灯回路収容ユニットと干渉しない範
囲で、点灯回路収容ユニットをリフレクターに接近させ
て配置することによりランプボディの前後巾を小さくで
きる。
【0008】また請求項2では、点灯回路を構成する電
子部品の搭載されたプリント基板に孔または切欠が形成
されて、この孔または切欠を出力コード収容用の凹部が
貫通するようにケース内にプリント基板を配置した構造
は、点灯回路収容ユニットの前後厚さの薄型化を可能と
する。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図5は本発明の一実施例である自動車用ヘ
ッドランプを示すもので、図1は本発明の一実施例であ
る自動車用ヘッドランプの正面図、図2は同ヘッドラン
プの水平断面図(図1に示す線II−IIに沿う断面図)、
図3〜図5はそれぞれ同ヘッドランプの縦断面図(図1
に示す線III−III,線IV−IV,線V−Vに沿う断面図)
である。
【0010】これらの図において、符号10は容器状の
ランプボディで、ランプボディ10の矩形状の前面開口
部に前面レンズ12が組付けられて、ランプボディ10
と前面レンズ12とによって灯室空間が形成されてい
る。そしてこの灯室空間内にはバルブ14(14A,1
4B)の挿着されたリフレクター20が収容されてい
る。符号10a,10bはランプボディ10の左右の側
壁に突出形成されているブラケットで、これらのブラケ
ット10a,10bが車体Bにボルト締結されることに
より、ヘッドランプが車体に取り付けられる。符号10
cは締結ボルトである。
【0011】リフレクター20は、1個の玉継手32
と、2本のエイミングスクリュー34,36とからなる
エイミング機構によってランプボディ10内に支持され
ており、エイミングスクリュー34,36を回動操作す
ることによってリフレクター20を水平軸Lx,垂直軸
Ly回りに傾動できる構造となっている。即ち、玉継手
32はランプボディ背面壁から前方に突出する玉部33
aがリフレクター背面に設けられた玉受部33bで支承
された構造で、スクリュー34,36はそれぞれランプ
ボディ背面壁に支承されるとともに、ランプボディ背面
壁を前後に貫通して延出し、リフレクター背面に設けら
れたナット35a,37aに螺合した構造となってい
る。符号33c,35b,37bはリフレクター20の
背面に突出形成されているブラケットで、これらのブラ
ケットに玉受部33b,ナット35a,37aが嵌着さ
れている。そして玉継手32とスクリュー34,36と
は、図1に示されるように、正面視して直交するように
配置されている。このためスクリュー34,36を回動
操作すると、リフレクター20が垂直軸Ly(玉継手3
2とナット37aを通る軸),水平軸Lx(玉継手32
とナット35aを通る軸)回りにそれぞれ傾動して、ヘ
ッドランプの光軸を傾動調整できる構造となっている。
【0012】リフレクター20は、サブビーム用リフレ
クター20Aとメインビーム用リフレクター20Bとが
左右に連続する一体成形体で、リフレクター20の全面
にアルミ蒸着処理の施された光反射面が形成されてい
る。リフレクター20A,20Bのそれぞれの中央部に
はバルブ挿着孔22A,22Bが形成され、ここにリフ
レクター後方よりバルブ14(14A,14B)が挿着
されている。バルブ14Aは放電電極の対設されている
密閉ガラス球内に始動用希薄ガス等が封止された放電管
15をもつ放電バルブで、符号16は放電バルブ14A
のベース14aに固定された円筒形状の紫外線遮蔽用グ
ローブで、放電部から発生する有害な紫外線をカットす
るためのものである。放電バルブ14Aの周りには、リ
フレクター20Aに突出形成されたボス部23(図3参
照)に取着されたシェード24が配置されており、リフ
レクター20Aの有効反射面以外の領域に向かう光を遮
るようになっており、リフレクター20Aによって所定
のサブビーム用の配光パターンが形成される。またバル
ブ14Bはシングルフィラメントの内蔵されたハロゲン
バルブで、バルブ14Bの光はリフレクター20Bで反
射されてメインビーム用の配光パターンが形成され、サ
ブビーム用の配光パターンと合成されてメインビームが
形成される。符号12aは前面レンズ12の裏面に形成
されているレンズステップで、リフレクター20A,2
0Bで反射された光はこのレンズステップ12aによっ
て上下左右方向に拡散配光される。
【0013】符号18はリフレクター20と前面レンズ
12間に配置されて、前面レンズ12の側壁に沿って延
びる枠体形状のエクステンションである。エクステンシ
ョン18の表面にはリフレクター20と同様のアルミ蒸
着処理が施されており、これによって非点灯時の灯室内
全体が奥行きをもった金属色に見えて、外観体裁が良好
となっている。
【0014】符号40は放電バルブ14Aに放電を開始
させるために不可欠な点灯回路をケース内に収容した点
灯回路収容ユニットで、ランプボディ10のバルブ挿着
脱用の背面側開口部11Aに取着されている。点灯回路
収容ユニット40は、フロントパネル42にリヤカバー
46が取着一体化されてユニットケース41が構成さ
れ、このユニットケース41内に点灯回路を構成する各
電子部品を搭載したプリント基板50がねじ締結等の任
意の固定手段によってフロントパネル前面壁43に接近
した位置に収容された構造となっている。フロントパネ
ル前面壁43にはランプボディ側の開口部11Aより一
回り小さい口径の円柱状の凹部(内側から見ると背面側
に突出する凸部)43aが形成されており、この凹部
(凸部)形成壁43bはプリント基板50の略中央に形
成された円孔51を貫通して後方に大きく突出してい
る。フロントパネル43には前方に大きく突出するボス
44(図3参照)が形成されており、このボス44がラ
ンプボディ10に突出形成されたブラケット10c,1
0dにねじ締結されて、点灯回路収容ユニット40がラ
ンプボディ10に取着一体化されている。符号45は締
結ねじを示す。符号46はランプボディ側開口部11A
の周縁部とフロントパネル43との間に介在された防水
性のOリングである。
【0015】フロントパネル42の前面には凹部形成壁
43bを貫通してプリント基板50から延びる出力コー
ド52が導出し、出力コード52の先端に設けられたコ
ネクター54がリフレクター20のバルブ挿着孔22A
に挿着されている放電バルブ14Aの後端雄コネクター
部14bに接続されている。ユニットケース41外に導
出している出力コード52には、エイミング調整の際に
コード52に負荷が作用しないようにするため、また後
述する点灯回路収容ユニット40の着脱作業がし易いよ
うに十分な弛みが設けられている。即ち、点灯回路収容
ユニット40をランプボディ10に取着するには、予め
放電バルブ14Aをバルブ挿着孔22Aに挿着してお
き、点灯回路収容ユニット40を片手で持って開口部1
1Aに接近させ、他の一方の手で出力コード52先端の
コネクター54をランプボディ側開口部内の放電バルブ
14Aの後端コネクター部14bに接続する。次いで点
灯回路収容ユニット側のボス44をランプボディ側のブ
ラケット10c,10dに位置合わせしてねじ締結す
る。また点灯回路収容ユニット40を取り外す場合に
は、先ずボス44とブラケット10c,10d間のねじ
締結を外して点灯回路収容ユニット40をランプボディ
10から分離する。次いでランプボディ10と点灯回路
収容ユニット40間の隙間から手を挿し込んで放電バル
ブ後端からコネクター54を抜き出す。
【0016】このように本実施例に係るヘッドランプに
おいては、点灯回路収容ケース40の取付けに先んじて
コネクター54を放電バルブ14Aに接続したり、コネ
クター54を放電バルブ14Aに接続した状態のまま点
灯回路収容ケース40を取り外したりする必要があるた
め、点灯回路収容ケース40から導出する出力コード5
2の長さは長い方が点灯回路収容ユニット40の着脱作
業はし易い。しかしコード52が必要以上に長すぎる
と、かさばって収容スペースをとられるとか重量が増え
る等の問題があるため、点灯回路収容ユニット40の着
脱時に支障のない適切な長さとされている。そして点灯
回路収容ユニット40をランプボディ10に取着した状
態では出力コード52は十分な弛んだ状態となるが、弛
んだ出力コード52はフロントパネル43に形成されて
いる凹部43a内に収容されるので、出力コードによっ
てエイミング操作が妨げられたり、エイミング操作によ
って出力コードに負荷が作用したりするおそれは全くな
い。
【0017】またリヤカバー46には複数本のスタッド
ボルト60が突設されており、ファスナー62を介して
このスタッドボルト60が車体Bに抜け止め固定され
る。前記したようにヘッドランプはランプボディ左右側
壁に形成されているブラケット10a,10bが車体B
にねじ締結されて取付けられているが、このヘッドラン
プはメイン用とサブ用の2つのランプ本体が左右に連続
して形成された左右巾の大きいヘッドランプであり、さ
らに点灯回路収容ユニット40の重量がかなりあるため
ヘッドランプの左右の両端支持部には大きな負荷が作用
する。しかし本実施例では重量のある点灯回路収容ユニ
ット40がスタッドボルト60によって車体Bに直接支
持されることとなって、ヘッドランプ支持部である左右
のブラケット10a,10bに作用する負荷が軽減され
ている。
【0018】また点灯回路収容ユニット40とリフレク
ター20(放電バルブ14A)の後端部とは前後方向に
接近した位置に配置されており、これによってヘッドラ
ンプの前後巾が薄く形成でき、車体におけるヘッドラン
プの収容スペースが小さくて済むという利点もある。ま
たエイミング調整によってリフレクター20及びバルブ
14Aが傾動しても、リフレクター20及びバルブ14
Aは凹部43a内において傾動して点灯回路収容ユニッ
ト40と干渉することは全くない。
【0019】なお前記した実施例では、プリント基板5
0にフロントパネル42の凹部(凸部)形成壁43bに
係合可能な円孔51が形成されているが、孔に限定され
るものではなく、凹部(凸部)形成壁43bを貫通させ
得る大きさの切欠であってもよい。また前記した実施例
では放物面形状のリフレクター20における反射光を前
面レンズ12のレンズステップ12aによって配光制御
する反射型のヘッドランプを例にとって説明したが、図
6に示されるように、略楕円体形状のリフレクターにお
ける反射光を投射レンズによって投射配光する投射型の
ヘッドランプについても同様に適用できる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るリフレクター可動型自動車用ヘッドランプによれ
ば、点灯回路収容ユニットから導出する出力コードは放
電バルブとの間において十分な弛みを持っているため、
分離したランプボディと点灯回路収容ユニット間に手の
入る大きな隙間を形成でき、点灯回路収容ユニットのラ
ンプボディへの着脱作業が容易となる。
【0021】また十分な弛みを持った長さの出力コード
は、点灯回路収容ユニットがランプボディに取着された
状態においては、点灯回路収容ユニット前面に設けられ
ているコード収容用の凹部内に収容配置されるため、エ
イミング調整の際に出力コードに負荷が生じることがな
くスムーズなエイミング調整が可能となる。また放電バ
ルブを点灯回路収容ユニット前面の出力コード収容用の
凹部に接近する配置構造としたとしても、放電バルブの
周りには出力コード収容用の凹部相当のスペースが形成
されているので、エイミング調整の際に放電バルブと点
灯回路収容ユニットとが干渉するおそれがなく、それだ
け点灯回路収容ユニットをリフレクターに接近させて配
置することが可能で、これによってヘッドランプの前後
巾を小さく、即ちヘッドランプの薄型化が達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である自動車用ヘッドランプ
の正面図
【図2】同ヘッドランプの水平断面図(図1に示す線II
−IIに沿う断面図)
【図3】同ヘッドランプの縦断面図(図1に示す線III
−IIIに沿う断面図)
【図4】同ヘッドランプの縦断面図(図1に示す線IV−
IVに沿う断面図)
【図5】同ヘッドランプの縦断面図(図1に示す線V−
Vに沿う断面図)
【図6】先行技術のヘッドランプの縦断面図
【符号の説明】
10 ランプボディ 12 前面レンズ 14(14A) 放電バルブ 20 リフレクター 32 玉継手 34,36 エイミングスクリュー 40 点灯回路収容ユニット 41 ユニットケース 43a 出力コード収容用の凹部 50 点灯回路を構成するプリント基板 51 プリント基板に形成された円孔 52 出力コード 54 コネクター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 孝則 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小 糸製作所 静岡工場内 (56)参考文献 実開 平4−105401(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F21M 3/20 B60Q 1/06 F21M 3/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプボディと前面レンズとによって形
    成される灯室空間に、放電バルブを挿着したリフレクタ
    ーがランプボディに対し傾動可能に支持され、点灯回路
    をケース内に収容した点灯回路収容ユニットが前記ラン
    プボディの背面に形成されたバルブ挿着脱用の開口部に
    取着されてランプボディの背面側に設けられ、点灯回路
    収容ユニットの前記ランプボディ側開口部に臨む領域か
    ら導出した出力コードが前記放電バルブに接続されたリ
    フレクター可動型自動車用ヘッドランプであって、前記
    点灯回路収容ユニットから導出する出力コードは、放電
    バルブに接続された状態で点灯回路収容ユニットを着脱
    できる十分な長さとされるとともに、点灯回路収容ユニ
    ットのランプボディ側開口部に臨む領域には、放電バル
    ブと点灯回路収容ユニット間の弛んだ出力コードを収容
    するための凹部が設けられ、この凹部から前記出力コー
    ドが導出されたことを特徴とするリフレクター可動型自
    動車用ヘッドランプ。
  2. 【請求項2】 前記点灯回路収容ユニット内には、点灯
    回路を構成する電子部品の搭載されたプリント基板が収
    容されており、このプリント基板には出力コード収容用
    の凹部形成壁外周に係合する孔または切欠が形成され、
    この孔または切欠に前記出力コード収容用の凹部を貫通
    させた形態にプリント基板が収容配置されたことを特徴
    とする請求項1記載のリフレクター可動型自動車用ヘッ
    ドランプ。
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