JP2001118307A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP2001118307A
JP2001118307A JP29538499A JP29538499A JP2001118307A JP 2001118307 A JP2001118307 A JP 2001118307A JP 29538499 A JP29538499 A JP 29538499A JP 29538499 A JP29538499 A JP 29538499A JP 2001118307 A JP2001118307 A JP 2001118307A
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disk
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rotating plate
tray
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JP29538499A
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English (en)
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Takeshi Kutaragi
健 久▲夛▼良木
Shigetoshi Miyasaka
重寿 宮坂
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Sony Computer Entertainment Inc
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    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/041Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs contained within cartridges
    • G11B17/043Direct insertion, i.e. without external loading means
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B17/02Details
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    • G11B17/041Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs contained within cartridges
    • G11B17/043Direct insertion, i.e. without external loading means
    • G11B17/0432Direct insertion, i.e. without external loading means adapted for discs of different sizes

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる径寸法のディスクを使用することが
でき、かつ縦置き使用も可能なディスク装置を提供する
こと。 【解決手段】光ディスク2が載置されるディスクトレー
31を備えたディスク装置1は、光ディスク2をセンタ
ーホール部分で固定支持するチャッキング部材33と、
このチャッキング部材33を回転させる駆動モータ13
とを備え、この駆動モータ13は、装置本体11の内部
で回動自在に支持されるベース部材17上に設置され、
このベース部材17は、ディスクトレー31の装置本体
11に対する進退動作に伴って、駆動モータ13をディ
スクトレー31に接近、離間させるように回動し、チャ
ッキング部材33は、光ディスク2のローディングに伴
うディスクトレー31の装置本体11に対する進退動作
とともに、装置本体11の外部に露出するように構成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録用および/ま
たは再生用のディスクが載置され、装置本体内部に該デ
ィスクをローディングするディスクトレーを備えたディ
スク装置に関し、例えば、CD(Compact Disk)、DV
D(Digital Versatile Disk)等の光ディスクプレー
ヤ、またはCD−ROM(Compact Disk-Read Only Mem
ory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk-Read
Only Memory)等の光ディスクドライブ等のディスク装
置として利用することができる。
【0002】
【背景技術】従来より、CD、DVD等の光ディスクド
ライブ等のディスク装置としては、情報記録媒体である
光ディスクをほぼ水平に置かれたディスクトレー上の凹
部に挿入し、ディスクトレーを装置本体内部に収納する
ことで該光ディスクをローディングするディスク装置が
知られている。このようなディスク装置によれば、ディ
スクトレーに光ディスクを置くだけでよいので、光ディ
スクを簡単に装置本体内部にローディングすることがで
きるうえ、8cm、12cm等径寸法の異なる光ディス
クをディスクトレー上に置くことができるので、1台の
ディスク装置を径寸法の異なる種々の光ディスクに対応
させることができる。
【0003】ところで、上述したディスク装置は、ディ
スクトレーが水平となるように横置き状態で使用される
他、ディスクトレーが垂直となる縦置き状態で使用され
ることもある。ディスク装置が縦置き使用される場合、
光ディスクを凹部に挿入しただけでは、ディスクトレー
上で光ディスクを保持することができない。このため、
特開平6−251479号公報に示されるように、凹部
の外周部分に光ディスクを面外方向から遊嵌状態で保持
する保持部材が設けられたディスクトレーを備えたディ
スク装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報に示されるディスク装置では、ディスクトレー上に保
持部材が固定されているので、通常のCD等に用いられ
る12cm等の所定の径寸法の光ディスク以外のもの
は、保持部材で保持することができず、ディスク装置を
縦置き使用時に8cm等の径寸法の異なる光ディスクを
使用することが困難であるという問題がある。
【0005】本発明の目的は、異なる径寸法のディスク
を使用することができ、かつ縦置き使用も可能なディス
ク装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係るディスク装置は、記録用および/また
は再生用のディスクが載置され、該ディスクを装置本体
内部にローディングするディスクトレーを備えたディス
ク装置であって、前記ディスクをセンターホール部分で
固定支持するチャッキング部材と、このチャッキング部
材を回転させる駆動モータとを備え、この駆動モータ
は、前記装置本体内部で回動自在に支持されるベース部
材上に設置され、このベース部材は、前記ディスクトレ
ーの装置本体に対する進退動作に伴って、前記駆動モー
タを該ディスクトレーに接近、離間させるように回動
し、前記チャッキング部材は、前記ディスクのローディ
ングに伴う前記ディスクトレーの装置本体に対する進退
動作とともに、装置本体外部に露出するように構成され
ていることを特徴とする。ここで、記録用および/また
は再生用のディスクとしては、再生用であれば、CD、
DVD、CD−ROM、DVD−ROM、記録用であれ
ば、CD−R(Compact Disk-Recordable)、CD−R
W(Compact Disk-Rewritable)等の光ディスクを採用
することができる。
【0007】このような本発明によれば、ディスクトレ
ーの装置本体に対する進退動作とともに、装置本体外部
にチャッキング部材が露出するように構成されているた
め、露出したチャッキング部材にディスクのセンターホ
ールを装着することでディスクをディスクトレー上に保
持させることができる。従って、ディスク装置が横置き
で使用されているか、縦置きで使用されているかによら
ず、ディスクをディスクトレー上に確実に保持させるこ
とができる。
【0008】また、チャッキング部材のみが装置本体外
部から露出するように構成されているため、チャッキン
グ部材を含むディスクトレーの重量増加を最小限とする
ことができ、ディスクトレーの装置本体に対する進退動
作を行う駆動機構に過大な負担をかけることもない。
【0009】さらに、ディスクトレーの進退動作に伴っ
て、ベース部材が駆動モータとディスクトレーに接近、
離間させるように回動するので、駆動モータ部分がディ
スクトレーに干渉することを防止でき、ディスクトレー
の装置本体に対する進退動作を速やかに行うことができ
る。そして、駆動モータの接近、離間をベース部材の回
動によって行っているので、ディスク装置内部の構造を
簡素化して、ディスク装置の小型化、軽量化を図り易
い。
【0010】以上において、前記駆動モータがモータ本
体とこのモータ本体の回転軸と連結され、前記チャッキ
ング部材と密着する回転板とを備えている場合、ディス
クトレーが装置本体に収納されると、チャッキング部材
は、磁力により回転板と密着し、モータ本体の回転に同
期して回転するように構成されているのが好ましい。
【0011】すなわち、このようにチャッキング部材が
回転板と磁力により密着し、モータ本体の回転に同期し
て回転するように構成されているので、ディスクトレー
を装置本体内部に収納すれば、チャッキング部材は、磁
力により自動的に回転板と密着する。つまり、上述した
ような駆動モータとチャッキング部材が別体化した構成
において、このような簡素な構造でチャッキング部材に
取り付けられたディスクを駆動モータで回転させること
ができるので、ディスク装置の構造の簡素化を図り、デ
ィスク装置の小型化、軽量化を図るうえで一層有利であ
る。
【0012】さらに、上述した回転板は、モータ本体の
回転軸に応じた位置を頂点とする略球面状に構成され、
回転板と密着するチャッキング部材底面は、球面状の回
転板に応じた凹曲面状に構成され、この凹曲面の最底部
がチャッキング部材の回転中心と対応しているのが好ま
しい。
【0013】すなわち、回転板およびチャッキング部材
底面がこのように構成されているので、チャッキング部
材と回転板との密着後、モータ本体の回転に伴って、球
面状の回転板上でチャッキング部材が回転すれば、回転
運動上最も安定した位置にチャッキング部材が案内され
る。従って、チャッキング部材の回転運動中心をモータ
本体の回転軸に対応する位置に導くことができ、チャッ
キング部材に保持されるディスクの回転を適切な状態と
することができる。
【0014】そして、上述した回転板には面外方向に突
出する突起が設けられ、チャッキング部材底面には、こ
の突起が係合する凹部が形成されているのが好ましい。
ここで、前記突起は、回転板の法線方向からの力が作用
すると、回転板の面内に没入し、この力が作用しなくな
ると再びロータケースから突出するように構成するのが
好ましい。具体的には、回転板の裏面にバネ等の付勢手
段を設け、この付勢手段で突起を、回転板の面外方向に
突出させることにより構成することができる。
【0015】すなわち、回転板に突起が設けられ、チャ
ッキング部材の底面に凹部が形成されているので、回転
板とチャッキング部材底面とが密着する際、これらが機
械的に係合してモータ本体の回転方向の力に対する抵抗
となる。従って、磁力のみによる密着に比較して、モー
タ本体の回転運動を滑り等を発生させることなく、チャ
ッキング部材に伝達することができディスクの確実な回
転動作を確保することができる。
【0016】また、上述したチャッキング部材底面に
は、該チャッキング部材の回転とともに、回転板の突起
を凹部に導く案内溝が形成されているのが好ましい。こ
こで、このような案内溝は、チャッキング部材の回転方
向に沿った溝として構成し、その溝深さは、回転方向に
沿って次第に深くなるように構成するのが好ましい。す
なわち、このような案内溝が形成されているので、モー
タ本体の回転に伴いチャッキング部材が回転すると、こ
の案内溝により回転板上の突起が容易に凹部案内され、
突起および凹部を速やかに係合させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づいて説明する。図1には、本発明の実施形態に
係るディスク装置が示され、このディスク装置1は、C
D−ROMやDVD−ROM等の光ディスク2を再生す
るものであり、内部に光ピックアップ部(図1では図示
略)が収納される装置本体11と、この装置本体11に
光ディスク2をローディングするディスクトレー31と
を含んで構成される。
【0018】装置本体11は、図2の断面図に示される
ように、ディスクトレー31を出し入れするための開口
部12Aが形成された外装ケース12と、ディスクトレ
ー31に載せられた光ディスク2を回転させるための駆
動モータであるスピンドルモータ13、および光ディス
ク2に記録された情報を読み取る光ピックアップ部15
とを備えている。
【0019】スピンドルモータ13は、図1および図3
にも示されるように、モータ本体(図示略)と、モータ
本体が収納されるロータケース131と、モータ本体の
回転軸に取り付けられ、ロータケース131の上面で露
出する回転板132と、この回転板132の上面部分に
突設される突起133とを備えている。回転板132
は、磁力を有する磁性体から構成され、後述するチャッ
キング部材33と密着する回転板132の上面は、回転
軸C(図3参照)を頂点とする略球面状に構成されてい
る。突起133は、回転板133の裏面に設けられる付
勢手段としてのバネにより支持され(図示略)、回転板
132の面外方向(図3の上方)から力が作用すると、
回転板132の面内に没入するように構成され、力が開
放されると、バネにより再び回転板132の面外方向に
突出する。
【0020】スピンドルモータ13および光ピックアッ
プ部15は、装置本体11の奥側の回動支点16で回動
自在に支持されるベース部材17上に設置される。そし
て、このベース部材17の回動とともに、スピンドルモ
ータ13および光ピックアップ部15もディスクトレー
31に対して、接近・離間するように移動する。尚、図
2では図示を略したが、この装置本体11の内部には、
ディスクトレー31を開口部12Aから出し入れすると
ともに、ベース部材17を回動支点16を中心に回動さ
せる駆動機構が設けられている。
【0021】ディスクトレー31は、挿入される光ディ
スク2の形状に応じて形成される円形状の凹部32と、
トレー面中央に遊嵌状態で保持されるチャッキング部材
33とを備えている。尚、凹部32は、径12cmの光
ディスク2に対応した寸法となっている。また、ディス
クトレー31の略中央部分には、ディスクトレー31が
装置本体11に挿入された際、光ピックアップ部15が
挿入される開口部31Aが形成されている。
【0022】チャッキング部材33は、図3に示すよう
に、ディスクトレー31の上面側に配置されるディスク
装着部34と、ディスクトレー31の下面側に配置され
るモータ接続部35とを含んで構成される。そして、デ
ィスク装着部34およびモータ接続部35の間には、円
筒状の接続部材36が設けられ、この接続部材36がデ
ィスクトレー31に形成される孔に挿通され、ディスク
トレー31は、ディスク装着部34およびモータ接続部
35により挟まれた構成となっている。
【0023】ディスクトレー31に形成された孔と接続
部材36との間には、略1mm程度のクリアランスが設け
られている。また、ディスク装着部34およびモータ接
続部35の間隔は、ディスクトレー31の厚さ寸法より
も大きく設定されている。そして、チャッキング部材3
3がスピンドルモータ13と密着すると、チャッキング
部材33は、ディスクトレー31と非接触の状態となっ
て、スピンドルモータ13により回転するようになって
いる。
【0024】ディスク装着部34は、光ディスク2のセ
ンターホールが挿入される挿入部341と、この挿入部
341の下端部分に設けられ、光ディスク2の下面を支
持するディスクテーブル部342と、挿入部341の上
部側面に設けられ、挿入された光ディスク2をこのディ
スクテーブル部342との間で狭持する突起部343と
を備えている。突起部343は、挿入部341の側面に
対して突没可能になっていて、光ディスク2の装着時に
は、挿入部341の側面に没入して光ディスク2のセン
ターホールを通過させ、通過後は、再び挿入部341の
面外方向に突出して、上方から光ディスクを下方に付勢
する。
【0025】モータ接続部35は、金属製の板金から構
成され、スピンドルモータ13の回転板132と密着す
るチャッキング部材底面351は、回転板132の曲面
形状に応じた凹曲面状に構成されている。そして、チャ
ッキング部材底面351の凹曲面の最底部は、チャッキ
ング部材33の回転中心と対応している。
【0026】また、チャッキング部材底面351には、
回転板132上の突起133と対応する位置に凹部35
2が形成されている。この凹部352には、図4に示す
ように、チャッキング部材33の回転方向に沿って案内
溝353が形成され、凹部352の回転方向に沿った最
も遠い位置で浅く、凹部352の近傍位置で深くなって
いる。つまり、回転板132上に設けられる突起133
は、モータ接続部35と密着すると、スピンドルモータ
13の回転とともに案内溝353により案内されて凹部
352と係合する。
【0027】次に、上述したディスク装置1の動作につ
いて説明する。 (1) 装置本体11のフロントパネルに設けられたイジ
ェクトスイッチ(図示略)を押すと、装置本体11内部
のベース部材17が回動して、スピンドルモータ13お
よび光ピックアップ部15がディスクトレー31に対し
て離間するとともに、収納されたディスクトレー31が
イジェクトされる。
【0028】(2) 光ディスク2をチャッキング部材3
3に装着した後、装置本体11のイジェクトボタンを再
び操作するか、またはディスクトレー31を所定の力で
押し込むと、ディスクトレー31が装置本体11内部の
駆動機構によって自動的に引き込まれるとともに、ベー
ス部材17が回動してスピンドルモータ13および光ピ
ックアップ部15がディスクトレー31に接近する。 (3) スピンドルモータ13がディスクトレー31に接
近すると、回転板132の磁力により、チャッキング部
材33が引き寄せられ、回転板132およびチャッキン
グ部材33のチャッキング部材底面351が密着する。
【0029】(4) 回転板132およびチャッキング部
材33の密着後、スピンドルモータ13が回転を開始す
ると、これに伴い、チャッキング部材33も回転し、チ
ャッキング部材33は、略球面状の回転板132によっ
て、その回転中心がスピンドルモータ13の回転軸位置
と対応するように移動する。 (5) チャッキング部材33の移動とともに、突起13
3は、案内溝353と係合し、回転板132の回転とと
もに、この案内溝353に案内されて凹部352と係合
する。
【0030】このような本実施形態によれば、以下のよ
うな効果がある。 (1) ディスクトレー31の装置本体11に対する進退
動作とともに、装置本体11の外部にチャッキング部材
33が露出するように構成されているため、露出したチ
ャッキング部材33に光ディスク2のセンターホールを
装着することで光ディスク2をディスクトレー上に保持
させることができる。従って、ディスク装置1が横置き
で使用されているか、縦置きで使用されているかによら
ず、光ディスク2をディスクトレー上に確実に保持させ
ることができる。
【0031】(2) チャッキング部材33のみが装置本
体11の外部から露出するように構成されているため、
チャッキング部材33を含むディスクトレー31の重量
増加を最小限とすることができ、ディスクトレー31の
装置本体11に対する進退動作を行う駆動機構に過大な
負担をかけることもない。
【0032】(3) ディスクトレー31の進退動作に伴
って、ベース部材17がスピンドルモータ13とディス
クトレー31に接近、離間させるように回動するので、
スピンドルモータ13がディスクトレー31に干渉する
ことを防止でき、ディスクトレー31の装置本体11に
対する進退動作を速やかに行うことができる。そして、
スピンドルモータ13の接近、離間をベース部材17の
回動によって行っているので、ディスク装置1の内部の
構造を簡素化して、ディスク装置1の小型化、軽量化を
図り易い。
【0033】(4) チャッキング部材33が回転板13
2と磁力により密着し、モータ本体の回転に同期して回
転するように構成されているので、ディスクトレー31
を装置本体内部に収納すれば、チャッキング部材33
は、磁力により自動的に回転板132と密着する。つま
り、スピンドルモータ13とチャッキング部材33が別
体化した構成において、このような簡素な構造でチャッ
キング部材33に取り付けられた光ディスク2をスピン
ドルモータ13で回転させることができるので、ディス
ク装置1の構造の簡素化を図り、ディスク装置1の小型
化、軽量化を図るうえで一層有利である。
【0034】(5) 回転板132が回転中心を頂点とす
る略球面状に構成され、チャッキング部材底面351が
この球面状の回転板132に応じた凹曲面状に構成さ
れ、該チャッキング部材33の回転中心が凹曲面の最底
部と対応しているので、チャッキング部材33と回転板
132との密着後、スピンドルモータ13の回転に伴っ
て、球面状の回転板132上でチャッキング部材33が
回転すれば、回転運動上最も安定した位置にチャッキン
グ部材33が案内される。従って、チャッキング部材3
3の回転運動中心をモータ本体の回転軸に対応する位置
に導くことができ、チャッキング部材33に保持される
光ディスク2の回転を適切な状態とすることができる。
【0035】(6) 回転板132に突起が設けられ、チ
ャッキング部材底面351に凹部が形成されているの
で、回転板132とチャッキング部材底面351とが密
着する際、これらが機械的に係合してスピンドルモータ
13の回転方向の力に対する抵抗となる。従って、磁力
のみによる密着に比較して、スピンドルモータ13の回
転運動を滑り等を発生させることなく、チャッキング部
材33に伝達することができ、光ディスク2の確実な回
転動作を確保することができる。
【0036】(7) 突起133を凹部352に導く案内
溝353が形成されているので、スピンドルモータ13
の回転に伴いチャッキング部材33が回転すると、この
案内溝353により、突起133が容易に凹部352に
案内され、突起133および凹部352を速やかに係合
させることができる。
【0037】尚、本発明は、前述の実施形態に限定され
るものではなく、以下に示すような変形をも含むもので
ある。すなわち、前記実施形態では、スピンドルモータ
13およびチャッキング部材33の密着は、磁力を利用
して行っていたが、これに限らず、専ら機械的な係合に
より両者の密着を行ってもよい。
【0038】また、前記実施形態では、スピンドルモー
タ13およびチャッキング部材33の密着は、磁力の他
に、突起133および凹部352の機械的係合を利用し
て行っていたが、これに限られない。すなわち、機械的
係合を設けずに専ら磁力により両者の密着を図ってもよ
い。尚、この場合、回転板132およびチャッキング部
材底面351間の摩擦を大きくすれば、滑り等の発生を
抑えることができる。
【0039】さらに、前記実施形態では、光ディスク2
を再生するディスク装置1に本発明を利用していたが、
これに限らず、CD−R、CD−RW等の記録用ディス
ク装置に本発明を利用してもよい。その他、本発明の具
体的な構造および形状は、本発明の目的を達成できる範
囲で他の構造等としてもよい。
【0040】
【発明の効果】前述のような本発明によれば、ディスク
トレーの装置本体に対する進退動作とともに、装置本体
外部にチャッキング部材が露出するように構成されてい
るため、露出したチャッキング部材にディスクのセンタ
ーホールを装着することでディスクをディスクトレー上
に保持させることができる。従って、ディスク装置が横
置きで使用されているか、縦置きで使用されているかに
よらず、ディスクをディスクトレー上に確実に保持させ
ることができる、という効果がある。
【0041】また、チャッキング部材のみが装置本体外
部から露出するように構成されているため、チャッキン
グ部材を含むディスクトレーの重量増加を最小限とする
ことができ、ディスクトレーの装置本体に対する進退動
作を行う駆動機構に過大な負担をかけることもない。
【0042】さらに、ディスクトレーの進退動作に伴っ
て、ベース部材が駆動モータとディスクトレーに接近、
離間させるように回動するので、駆動モータ部分がディ
スクトレーに干渉することを防止でき、ディスクトレー
の装置本体に対する進退動作を速やかに行うことができ
る。そして、駆動モータの接近、離間をベース部材の回
動によって行っているので、ディスク装置内部の構造を
簡素化して、ディスク装置の小型化、軽量化を図り易
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るディスク装置の構造を
表す概要斜視図である。
【図2】前記実施形態におけるディスク装置の内部構造
を表す断面図である。
【図3】前記実施形態におけるディスク装置を構成する
チャッキング部材および駆動モータの密着構造を表す側
面図である。
【図4】前記実施形態におけるディスク装置を構成する
チャッキング部材の底面部分の構造を表す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 ディスク装置 2 ディスク 13 スピンドルモータ(駆動モータ) 17 ベース部材 31 ディスクトレー 33 チャッキング部材 132 回転板 133 突起 351 チャッキング部材底面 352 凹部 353 案内溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮坂 重寿 東京都港区赤坂7丁目1番1号 株式会社 ソニー・コンピュータエンタテインメント 内 Fターム(参考) 5D038 AA03 BA04 CA34 EA11 5D046 AA02 AA12 CB11 FA01 FA04 FA07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録用および/または再生用のディスクが
    載置され、該ディスクを装置本体内部にローディングす
    るディスクトレーを備えたディスク装置であって、 前記ディスクをセンターホール部分で固定支持するチャ
    ッキング部材と、このチャッキング部材を回転させる駆
    動モータとを備え、 この駆動モータは、前記装置本体内部で回動自在に支持
    されるベース部材上に設置され、このベース部材は、前
    記ディスクトレーの装置本体に対する進退動作に伴っ
    て、前記駆動モータを該ディスクトレーに接近、離間さ
    せるように回動し、 前記チャッキング部材は、前記ディスクのローディング
    に伴う前記ディスクトレーの装置本体に対する進退動作
    とともに、装置本体外部に露出するように構成されてい
    ることを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のディスク装置において、 前記駆動モータは、モータ本体と、このモータ本体の回
    転軸と連結され、前記チャッキング部材と密着する回転
    板とを備え、 前記ディスクトレーが前記装置本体に収納されると、前
    記チャッキング部材は、磁力によりこの回転板と密着
    し、前記モータ本体の回転に同期して回転するように構
    成されていることを特徴とするディスク装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のディスク装置において、 前記回転板は、前記モータ本体の回転軸に応じた位置を
    頂点とする略球面状に構成され、 該回転板と密着するチャッキング部材底面は、球面状の
    回転板に応じた凹曲面状に構成され、この凹曲面の最底
    部が該チャッキング部材の回転中心と対応していること
    を特徴とするディスク装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のディスク装置において、 前記回転板には、面外方向に突出する突起が設けられ、 前記チャッキング部材底面には、この突起が係合する凹
    部が形成されていることを特徴とするディスク装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のディスク装置において、 前記チャッキング部材底面には、前記チャッキング部材
    の回転とともに、前記突起を前記凹部に導く案内溝が形
    成されていることを特徴とするディスク装置。
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