JP2630287B2 - ディスクローディング装置 - Google Patents

ディスクローディング装置

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JP2630287B2 JP6338877A JP33887794A JP2630287B2 JP 2630287 B2 JP2630287 B2 JP 2630287B2 JP 6338877 A JP6338877 A JP 6338877A JP 33887794 A JP33887794 A JP 33887794A JP 2630287 B2 JP2630287 B2 JP 2630287B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CD(Compact
Disc),VD(Video Disc)などの光
ディスクの再生を行なうディスクプレーヤのディスクロ
ーディング装置に関し、特に、振動,衝撃等の状況下で
もローディングトレイにセットされたディスクを水平状
態に保持することができ、常に光ディスクを正確に位置
決めすることができる耐震性,耐衝撃性等に優れたディ
スクローディング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、音楽又は映像等の記録媒体と
して光ディスクが用いられており、近年、このような光
ディスクの記録内容を再生するディスクプレーヤが、一
般に広く普及するに至った。このようなディスクプレー
ヤの中には、ローディングトレイにセットされた光ディ
スクを、自動的にターンテーブルに装填し、又は、ター
ンテーブルから取り外すディスクローディング装置を備
えたものがある。
【0003】図5は従来のディスクローディング装置を
示す斜視図であり、以下、同図を参照しつつ、従来のデ
ィスクローディング装置について説明する。
【0004】図5において、110はローディングトレ
イであり、キャビネット120内の図示しないギア及び
駆動部等により、所定のローディング経路で移動させら
れる構成となっていた。このローディングトレイ110
の中央には、径の大きいディスクと小さいディスクの各
外径と一致する円形凹部111,112が形成してあ
り、円形凹部111は径の大きいディスクを再生する場
合に、また、円形凹部112は径の小さいディスクを再
生する場合に用いていた。
【0005】また、円形凹部111,112の鉛直方向
の中心軸は、ローディングトレイ110が、キャビネッ
ト120内の所定のディスク装填位置に配置されたと
き、キャビネット120内の図示しないターンテーブル
の中心軸と一致するようにしてあった。
【0006】次に、上記構成からなる従来のディスクロ
ーディング装置の光ディスクの動作について説明する。
まず、径の大きい光ディスク80を、ローディングトレ
イ110の円形凹部111(又は112)に載置する
と、この円形凹部111の形状によって光ディスク80
が水平状態となり、光ディスク80の鉛直方向の中心軸
が円形凹部111の中心軸と一致するするように位置決
めされる。
【0007】次いで、図示しない駆動部を動作させる
と、ローディングトレイ110が、キャビネット120
内に平行移動させられ、所定のローディング経路を通過
して前記ディスク装填位置に配置される。これにより、
円形凹部111に載置された光ディスク80と前記ター
ンテーブルの中心軸が一致し、光ディスク80が前記タ
ーンテーブルに位置決めされる。その後、光ディスク8
0が前記ターンテーブルに装填され、クランプ動作が行
なわれた後、図示しない光ピックアップ等により記憶内
容の再生が行なわれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来のディスクローディング装置では、円形凹部111,
112に光ディスク80を載置する構成としてあった
が、これら円形凹部111,112上の光ディスク80
を水平状態に保持する手段は何ら設けられていなかっ
た。このため、光ディスク80が傾いた状態で円形凹部
111,112に載置されると、前記ディスク装填位置
において、光ディスク80と前記ターンテーブルの中心
軸が一致しなくなり、光ディスク80が正確に位置決め
されず、光ディスク80を前記ターンテーブルへ装填す
ることができないという問題があった。
【0009】また、ディスクプレーヤの構成によって
は、傾いた状態で円形凹部111,112に載置された
光ディスク80が、キャビネット120の内部で他の部
材と干渉してしまい、取り出せなくなってしまうことも
あった。
【0010】さらに、上述した従来のディスクローディ
ング装置では、光ディスク80を正しく円形凹部11
1,112に載置した場合でも、円形凹部111,11
2上の光ディスク80を保持していなかったので、外部
からの衝撃、振動等によって後発的に光ディスク80が
傾いた状態となってしまうという問題もあった。
【0011】したがって、このような従来のディスクロ
ーディング装置は、衝撃,振動等を受ける状況下での使
用、及び、ディスクプレーヤを傾斜させての使用ができ
ず、車載用又は携帯用のディスクプレーヤに応用するこ
とができないという問題があった。
【0012】なお、特開昭60−214452号では、
挟持板及び周期板と、これら挟持板及び周期板に形成さ
れた複数のピン部材と、前記挟持板及び周期板を付勢す
るコイルスプリングとで構成される位置決め部材を有
し、光ディスクを前記複数のピン部材によって押圧しな
がら、所定のディスク装填位置まで搬送させる構成のデ
ィスクローディング装置を備えたディスクプレーヤが提
案されている。
【0013】しかし、このような特開昭60−2144
52号のディスクローディング装置では、前記光ディス
クの搬送にともなって、前記位置決め部材を移動させな
ければならず、装置の構成が複雑となってしまうという
問題がある。
【0014】本発明は上記問題点にかんがみてなされた
ものであり、簡単な構成でありながら、振動,衝撃等の
状況下でもローディングトレイにセットされたディスク
を水平状態に保持することができ、常に光ディスクを正
確に位置決めすることができる耐震性,耐衝撃性等に優
れたディスクローディング装置の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のディスクローディング装置は、ロー
ディングトレイにセットされた光ディスクを、自動的に
ターンテーブルに装填し又はターンテーブルから取り外
すディスクローディング装置において、前記光ディスク
の中心孔とほぼ同じ径の外径を有し、前記ローディング
トレイに回動自在に取り付けられた保持体と、この保持
体の前記ローディングトレイより上方に形成され、前記
光ディスクを水平状態で載置するディスク受け部と、前
記保持体のディスク受け部上方に位置し、前記ディスク
受け部上に載置された前記光ディスクを水平状態に保持
する前記保持体の周面から弾力的に出没可能な複数の保
持爪により形成されたチャッキング部と、前記保持体の
鉛直方向の中心軸上に設けられ、前記ターンテーブルを
回転させる回転軸と連結する連結部とからなるディスク
保持部を備え、前記チャッキング部を構成する各保持爪
の下端部外縁が、前記光ディスクの中心孔より外側に位
置するとともに、この保持爪の底面と前記ディスク受け
部上面との間に、前記光ディスクの肉厚とほぼ同じ大き
さの距離を設けた構成としてある。
【0016】請求項2記載のディスクローディング装置
は、前記保持爪の縦方向外側線に膨出曲面状とした突部
を形成した構成としてある。請求項3記載のディスクロ
ーディング装置は、前記保持体を、前記ディスク受け部
及びチャッキング部を有する第一保持体と、この第一保
持体と係合可能であるとともに、前記ディスク受け部と
対応するフランジ部を設けた第二保持体とで形成し、こ
れら第一及び第二保持体を前記ローディングトレイを介
して係合し、前記ローディングトレイに回動自在に取り
付けた構成としてある。
【0017】請求項4記載のディスクローディング装置
は、前記保持体又は第二保持体の前記ターンテーブルと
の接合部分を、磁性体又は磁石によって形成するととも
に、前記ターンテーブルの前記保持体又は第二保持体と
の接合部分を、磁石又は磁性体によって形成した構成と
してある。
【0018】
【作用】上記構成からなる請求項1及び2記載のディス
クローディング装置によれば、光ディスクを、その中心
孔を介して、ディスク保持部の保持体に装着すると、前
記光ディスクはディスク受け部に水平状態で載置され、
チャッキング部によりそのまま水平状態に保持される。
【0019】次いで、ローディングトレイが、ディスク
プレーヤ内の所定のディスク装填位置に配置されると、
ターンテーブルを回転させる回転軸と前記保持体の連結
部の中心軸が一致する。これにより、前記光ディスクと
前記回転軸の中心軸も一致し、前記光ディスクが、前記
回転軸に対して位置決めされる。
【0020】その後、前記連結部と前記回転軸が、前記
ディスクプレーヤ内のエレベーション部等によって連結
され、前記光ディスクの記録内容の読み取りが可能な状
態となる。
【0021】請求項3記載のディスクローディング装置
によれば、前記ローディングトレイの上方に第一保持
体、下方に第二保持体が位置するように、前記ローディ
ングトレイを介して、これら第一及び第二保持体を互い
に係合させることにより、前記保持体(ディスク保持
部)を簡単に、前記ローディングトレイに取り付けるこ
とができる。
【0022】また、このとき、前記第一保持体に設けた
ディスク受け部と、前記第二保持体に設けたフランジ部
により、前記ディスク保持部の前記ローディングトレイ
からの脱落が防止される。
【0023】請求項4記載のディスクローディング装置
によれば、前記保持体又は第二保持体と、前記ターンテ
ーブルを磁力によって吸着させることができるので、前
記ディスク保持部と前記回転軸をより強固に連結させる
ことができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明のディスクローディング装置の
一実施例について、図面を参照しつつ説明する。図1は
本実施例に係るディスクローディング装置のディスク保
持部を示す斜視図である。図2は上記ディスク保持部を
示す側面断面図である。図3は本ディスクローディング
装置を備えたディスクプレーヤを示す部分断面側面図で
ある。
【0025】これら図面において、1はローディングト
レイであり、その中央に取付孔1aと、この取付孔1a
に連続する開口部1bが形成してある。取付孔1aは、
ローディングトレイ1がディスクプレーヤ3内の所定の
ディスク装填位置に配置されたとき、その鉛直方向の中
心軸Aが、後述するターンテーブル70を回転させるス
ピンドルモータ50の回転軸51の中心軸Bと一致する
位置に形成してある。また、開口部1bは、後述する光
ピックアップ60が、光ディスク80の径方向に移動し
て記録内容を読み取るためのものである。
【0026】図1及び図2において、2はディスク保持
部であり、第一保持体10と第二保持体20からなって
いる。第一保持体10は、光ディスク80の中心孔81
とほぼ同じ径の外径を有する円筒状となっている。この
第一保持体10の下端周縁には、円形板状のディスク受
け部11が一体的に形成してあり、また、周面側部に
は、チャッキング部12が一体的に形成してある。
【0027】チャッキング部12は、第一保持体10の
周面側部から弾力的に出没可能な突部12bを有する複
数の保持爪12aからなっている。本実施例では、第一
保持体10の側部に、4つの保持爪12aを90°の等
間隔で配設してある。なお、チャッキング部12は、
二,三又は五つ以上の保持爪12aによって形成しても
よい。
【0028】このチャッキング部12を構成する複数の
保持爪12aは、図1〜図3に示すように、各保持爪1
2aの下端部に突部12bが形成してあり、この各突部
12bの外縁が、光ディスク80の中心孔81より外側
に位置するようになっている。 そして、この保持爪12
aに形成された各突部12bは、光ディスク80の着脱
をスムーズに行なうため、縦方向外側線を膨出曲面とし
てあり、第一保持体10に光ディスク80を装着したと
き、光ディスク80の中心孔81より外側に突出する大
きさとしてある。また、突部12bとディスク受け部1
1の上面との間の距離は、光ディスク80の肉厚とほぼ
同じ大きさとしてある(図3参照)。
【0029】また、第一保持体10の中空内には、連結
部13が一体的に形成してある。この連結部13は、そ
の鉛直方向の中心軸が第一保持体10の中心軸(図中、
取付孔1aの中心軸Aと同じ)と一致するように形成さ
れており、図3に示すスピンドルモータ50の回転軸5
1とほぼ同径の連結孔13aが形成してある。
【0030】一方、第二保持体20は、全体又はその一
部が磁性体によって形成されており、円筒状の係合部2
1と、この係合部21の下端に一体的に形成した円形板
状のフランジ部22からなっている。係合部21の内径
は、第一保持体10の連結部13の外径とほぼ同径とし
てある。また、係合部21の外径は、ローディングトレ
イ1の取付孔1aよりやや小さくしてあり、取付孔1a
との間に一定のクリアランスを形成する構成としてあ
る。
【0031】このようなディスク保持部2は、図2に示
すように、ローディングトレイ1の上方に第一保持体1
0を配置するとともに、下方に第二保持体20を配置
し、両者を取付孔1aを介して互いに係合させることに
より、ローディングトレイ1に回動自在に取り付けられ
る。
【0032】図3において、3はディスクプレーヤであ
り、キャビネット30の前面には、ローディングトレイ
1を出入りさせるための開口窓31が形成してある。ま
た、キャビネット30の内部には、エレベーション部4
0、前記スピンドルモータ50、光ピックアップ60及
び図示しないローディングトレイ1の駆動系が内蔵され
ている。
【0033】エレベーション部40の支持軸41には、
スピンドルモータ50及び光ピックアップ60が取り付
けられており、エレベーション部40は、ローディング
トレイ1がディスクプレーヤ3内の所定のディスク装填
位置に位置決めされたとき、支持軸41を介して、これ
らスピンドルモータ50及び光ピックアップ60を上昇
させる。
【0034】スピンドルモータ50は、前記回転軸5
1、ターンテーブル70及びディスク保持部2を介し
て、光ディスク80を回転させるものである。また、回
転軸51の径は、スピンドルモータ50がエレベーショ
ン部40によって上昇又は下降されたとき、第一保持体
10の連結孔13aと結合又は分離自在な大きさとして
ある。
【0035】ここで、ターンテーブル70は、全体又は
その一部が磁石によって形成してあり、回転軸51が第
一保持体10の連結孔13aと結合したとき、磁性体に
よって形成された第二保持体20のフランジ部22を磁
気により吸着する。
【0036】なお、ターンテーブル70の全体又はその
一部を電磁石で形成し、磁力の発生を制御する構成とす
れば、フランジ部22との着脱をより容易かつ確実に行
なうことができる。また、このターンテーブル70を磁
性体によって形成し、第二保持体20を磁石によって形
成する構成としてもよい。さらに、ターンテーブル70
とフランジ部22の接合部分のみを磁石又は磁性体とす
る構成としてもよい。
【0037】光ピックアップ60は、光ディスク80の
記録内容を読み取るものであり、支持軸41上を水平方
向に移動可能な構成としてある。この光ピックアップ6
0は、エレベーション部40によって上昇されたとき、
所定の光ディスク80の読取位置に配置される。
【0038】次に、上記構成からなる本実施例のディス
クローディング装置の動作について、図3を参照しつつ
説明する。
【0039】まず、光ディスクの装填動作について説明
する。光ディスク80を第一保持体10に係入して、下
方(ローディングトレイ1側)に押し込むと、光ディス
ク80の中心孔81が、チャキング部12の各突部12
bと当接する。
【0040】その後、さらに光ディスク80を押し込む
と、中心孔81が、各突部12bを第一保持体10の側
部内に押し込んでのり越え、ディスク受け部11に水平
状態に載置される。ディスク80が各突部12bをのり
越えると、各突部12bが解放され、第一保持体10の
側部から突出して中心孔81の上部周辺部と係合し、光
ディスク80をそのまま水平状態に保持する。
【0041】これにより、光ディスク80の鉛直方向の
中心軸が、ディスク保持部2(ローディングトレイ1の
取付孔1a)の中心軸Aと一致するように位置決めされ
る。
【0042】次いで、ディスクプレーヤ3の図示しない
イジェクトボタン等の操作により、図示しないローディ
ングトレイ1の駆動部が作動し、ローディングトレイ1
が、ディスクプレーヤ3内の所定のディスク装填位置に
配置される。すると、ディスク保持部2の中心軸Aと回
転軸51の中心軸Bが一致し、すなわち、光ディスク8
0の中心軸と回転軸51の中心軸Bが一致し、光ディス
ク80が回転軸51に対して位置決めされる。
【0043】次いで、エレベーション部40が作動し、
スピンドルモータ50と光ピックアップ60を上昇させ
る。これにより、回転軸51が第一保持体10の連結孔
13aと結合するとともに、ターンテーブル70が第二
保持体20のフランジ部22を磁力によって吸着し、デ
ィスク保持部2と回転軸51が強固に連結される。一
方、エレベーション部40に上昇させられた光ピックア
ップ60は、開口部1bと対応する所定の光ディスク8
0の読取位置に配置される。
【0044】その後、スピンドルモータ50が作動して
光ディスク80を回転させ、光ピックアップ60が、光
ディスク80に記録された情報の読み取りを行なう。
【0045】次に、光ディスクの取り出し動作について
説明する。光ディスク80をディスクプレーヤ3から取
り出すときは、上記装填動作と逆の動作となる。
【0046】すなわち、ディスクプレーヤ3の図示しな
いイジェクトスイッチ等を操作すると、エレベーション
部40が作動して、スピンドルモータ50と光ピックア
ップ60を下降させる。これにより、ターンテーブル7
0とフランジ部22の吸着、及び、回転軸51と連結孔
13aの結合が解除され、ディスク保持部2と回転軸5
1が分離される。次いで、図示しないローディングトレ
イ1の駆動部が作動して、ローディングトレイ1を平行
移動させ、キャビネット30の開口窓31から外部へ突
出させる。これにより、光ディスク80がディスクプレ
ーヤ3から取り出される。
【0047】なお、ディスクプレーヤ3の操作者は、デ
ィスク保持部2に保持された光ディスク80を軽く上方
に引っ張ることにより、チャッキング部12と光ディス
ク80の係合を解除することができ、光ディスク80を
ディスク保持部2から簡単に取り外すことができる。
【0048】このような構成からなる本実施例のディス
クローディング装置によれば、ディスク保持部2によっ
て、ローディングトレイ1にセットされた光ディスク8
0を、確実に水平状態に保持することができ、振動,衝
撃又は傾斜による光ディスク80の傾き及び脱落等を確
実に防止することができる。これによって、常に光ディ
スク80を正確に位置決めすることが可能となる。した
がって、本実施例のディスクローディング装置は、携帯
用及び車載用のディスクプレーヤに応用した場合に絶大
な効果を発揮する。
【0049】また、本実施例のディスクローディング装
置では、ディスク保持部2を第一及び第二保持体10,
20によって構成したことにより、ディスク保持部2を
簡単にローディングトレイ1に取り付けることができ
る。
【0050】さらに、第二保持体20とターンテーブル
70を磁力によって吸着させる構成としたことにより、
ディスク保持部2とスピンドルモータ50の回転軸51
をより強固に連結させることができる。
【0051】またさらに、外径の異なる多種の光ディス
クでも、通常、その中心孔は同径となっているので、光
ディスク80の中心孔81の周辺部を保持する構成の本
ディスクローディング装置は、このような外径の異なる
多種の光ディスクに対応することができる。
【0052】なお、本発明のディスクローディング装置
は、上記実施例に限定されるものではない。上記実施例
では、チャッキング部12を形成する保持爪12bを、
下端に突部12bを有する形状としたが、保持爪の形状
はこれに限らず、他の形状に変更することができる。例
えば、図4(a),(b)に示すような、湾曲した形状
の保持爪12cによってチャッキング部12を形成する
こともできる。
【0053】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のディス
クローディング装置によれば、簡単な構成でありなが
ら、振動,衝撃等の状況下でも、ローディングトレイに
セットされた光ディスクを水平状態に保持することがで
き、振動,衝撃又は傾斜による光ディスクの傾き及び脱
落等を確実に防止することができる。これによって、常
に、光ディスクの正確な位置決めが可能となり、ディス
クプレーヤの耐震性、耐衝撃性の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るディスクローディング
装置のディスク保持部を示す斜視図である。
【図2】上記ディスク保持部を示す側面断面図である。
【図3】本ディスクローディング装置を備えたディスク
プレーヤを示す部分断面側面図である。
【図4】上記ディスク保持部の保持爪の変更例を示すも
のであり、同図(a)は斜視図、同図(b)は側面断面
図である。
【図5】従来のディスクローディング装置を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 ローディングトレイ 1a 取付孔 1b 開口部 2 ディスク保持部 3 ディスクプレーヤ 10 第一保持体 11 ディスク受け部 12 チャッキング部 12a,12c 保持爪 12b 突部 13 連結部 13a 連結孔 20 第二保持体 21 係合部 22 フランジ部 30 キャビネット 40 エレベーション部 41 支持軸 50 スピンドルモータ 51 回転軸 60 光ピックアップ 70 ターンテーブル 80 光ディスク

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローディングトレイにセットされた光デ
    ィスクを、自動的にターンテーブルに装填し又はターン
    テーブルから取り外すディスクローディング装置におい
    て、 前記光ディスクの中心孔とほぼ同じ径の外径を有し、前
    記ローディングトレイに回動自在に取り付けられた保持
    体と、 この保持体の前記ローディングトレイより上方に形成さ
    れ、前記光ディスクを水平状態で載置するディスク受け
    部と、 前記保持体のディスク受け部上方に位置し、前記ディス
    ク受け部上に載置された前記光ディスクを水平状態に保
    持する前記保持体の周面から弾力的に出没可能な複数の
    保持爪により形成されたチャッキング部と、 前記保持体の鉛直方向の中心軸上に設けられ、前記ター
    ンテーブルを回転させる回転軸と連結する連結部と からなるディスク保持部を備え、前記チャッキング部を構成する各保持爪の下端部外縁
    が、前記光ディスクの中心孔より外側に位置するととも
    に、 この保持爪の底面と前記ディスク受け部上面との間に、
    前記光ディスクの肉厚とほぼ同じ大きさの距離を設けた
    ことを特徴とするディスクローディング装置。
  2. 【請求項2】 前記保持爪の縦方向外側線に膨出曲面状
    とした突部を形成した請求項1記載のディスクローディ
    ング装置。
  3. 【請求項3】 前記保持体を、前記ディスク受け部及び
    チャッキング部を有する第一保持体と、この第一保持体
    と係合可能であるとともに、前記ディスク受け部と対応
    するフランジ部を設けた第二保持体とで形成し、 これら第一及び第二保持体を前記ローディングトレイを
    介して係合し、前記ローディングトレイに回動自在に取
    り付けた請求項1又は2記載のディスクローディング装
    置。
  4. 【請求項4】 前記保持体又は第二保持体の前記ターン
    テーブルとの接合部分を、磁性体又は磁石によって形成
    するとともに、前記ターンテーブルの前記保持体又は第
    二保持体との接合部分を、磁石又は磁性体によって形成
    した請求項1,2又は3記載のディスクローディング装
    置。
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