JP2002216455A - ディスクカートリッジ及びディスク記録再生装置 - Google Patents

ディスクカートリッジ及びディスク記録再生装置

Info

Publication number
JP2002216455A
JP2002216455A JP2001009534A JP2001009534A JP2002216455A JP 2002216455 A JP2002216455 A JP 2002216455A JP 2001009534 A JP2001009534 A JP 2001009534A JP 2001009534 A JP2001009534 A JP 2001009534A JP 2002216455 A JP2002216455 A JP 2002216455A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
diameter
cartridge
pickup
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001009534A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Miyake
知之 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2001009534A priority Critical patent/JP2002216455A/ja
Priority to US10/051,829 priority patent/US7017169B2/en
Publication of JP2002216455A publication Critical patent/JP2002216455A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/041Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs contained within cartridges
    • G11B17/043Direct insertion, i.e. without external loading means
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B19/12Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing distinguishing features of or on records, e.g. diameter end mark
    • G11B19/124Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing distinguishing features of or on records, e.g. diameter end mark involving the detection of diameter of disks
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/03Containers for flat record carriers
    • G11B23/0301Details
    • G11B23/0302Auxiliary features

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク径の異なるディスク状記録媒体を収
納した各ディスクカートリッジに対して、一台で信頼性
の高い記録再生を実現し得るディスクカートリッジ及び
ディスク記録再生装置を提供する。 【解決手段】 各大径ディスクカートリッジ20、中径
ディスクカートリッジ25、小径ディスクカートリッジ
30は、ディスク径の異なる各大径光磁気ディスク、中
径光磁気ディスク、小径光磁気ディスクを収納する。大
径ディスクカートリッジ20及び中径ディスクカートリ
ッジ25の各カートリッジには、ディスク径の異なる他
のディスクカートリッジとのディスク径の大小関係を識
別するためのセンサホール6が少なくとも1個形成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学ピックアップ
及び磁気ヘッドがディスク状記録媒体に対して挟み込む
ように構成することによって記録再生を行うディスク記
録再生装置に供せられ、ディスク径又はカートリッジサ
イズの異なる2種類以上のディスク状記録媒体に対して
記録及び/又は再生の互換性を有するように構成したデ
ィスクカートリッジと、このディスクカートリッジを装
着して記録再生を行うディスク記録再生装置に関するも
のであり、詳細には、ピックアップメカ部分のディスク
径よりも外側への暴走防止に関する。したがって、特
に、スピンドルモータ及び光学ピックアップのメカ部分
を共有することによって成立している異径ディスク互換
可能なディスク記録再生装置において有効である。
【0002】
【従来の技術】近年、記録再生装置の記録媒体として光
ディスクは、その記録方式、ディスク径等において、多
くのバリエーションを持つようになった。これは、記録
技術、特にレーザ波長が赤外、赤及び青と短くなってき
たことにより従来のディスク径以下で同容量以上の記録
再生が可能になったことによる。
【0003】しかし、ディスク径のバリエーションにつ
いて、カートリッジを持たない例えばコンパクトディス
ク(CD)では、同一ドライブ上で8cmと12cmと
の互換性が簡単に取れていたが、記録媒体としては信頼
性の点からカートリッジに収納されたものが殆どであっ
たため、同一の記録再生装置でディスク径の異なるディ
スクカートリッジを記録及び再生することは困難であっ
た。
【0004】例えば、カートリッジに収納された記録媒
体として代表的なものに、ミニディスク(MD)が挙げ
られる。このミニディスクに対しては、規格上、ディス
ク径の異なる記録媒体が想定されていないため、問題と
はなっていなかった。
【0005】ここで、上記CD装置、及び磁気ヘッドを
持つ代表的な記録再生装置であるミニディスク(MD)
装置について説明する。
【0006】先ず、カートリッジを持たないCD装置2
00は、図18に示すように、ディスク201のローデ
ィングさえできれば、カートリッジがないのでディスク
径の異なる記録メディアであっても特に互換性の観点か
ら問題になることはない。同図から分かるように、ピッ
クアップハウジング202がディスク201の外周に移
動しても、干渉する部材はない。
【0007】一方、MD装置300は、図19に示すよ
うに、光磁気ディスク301を挟んで、一方にはピック
アップハウジング302内にレーザ光を照射する図示し
ない光学ピックアップが設けられ、他方にはレーザスポ
ット位置に合わせて移動するスライダ303の内部に設
けられる磁気ヘッド304が配置されている。そして、
この磁気ヘッド304の磁界発生方向を記録信号に合わ
せて反転させることにより、光磁気ディスク301上に
信号を記録していく。
【0008】さらに、この磁気ヘッド304を備えたス
ライダ303は、光磁気ディスク301の面振れ、及び
光磁気ディスク301上のゴミや盛り上がり等に追従し
て移動可能とするために、通常、厚さ30〜100μm
の薄金属からなるサスペンション305により、光磁気
ディスク301に対して3〜10mNの予圧がかけられ
て支持されている。また、このサスペンション305の
一端は磁気ヘッドアーム306に固定支持されている。
【0009】上記磁気ヘッド304は、ディスク摺動面
に極めて近接することによって、光磁気ディスク301
への記録を可能としており、この磁気ヘッド304をカ
ートリッジ307内から飛び出るほどの距離まで遠ざけ
ると記録はできなくなる。この磁気ヘッド304は、コ
の字型の上記磁気ヘッドアーム306を介してピックア
ップハウジング302に連結されている。したがって、
ピックアップハウジング302及び磁気ヘッド304
は、ピックアップハウジング302とネジ又はギヤ等で
連結駆動されるピックアップ送り機構308によってデ
ィスク記録領域内を半径方向に移動していくように構成
されている。
【0010】このような磁気ヘッド304は、摺動型磁
気ヘッドと呼ばれ、MD装置において、現在一般的に用
いられているものである。なお、再生時には、磁気ヘッ
ド304は必要ないので、カートリッジ307内からリ
フトアップしておくMD装置も多い。
【0011】ところで、最近、レーザビームをより絞る
ため、カートリッジ307内に光学ピックアップの一部
である対物レンズ309が入り込んだ構造も多く採用さ
れている。この場合、ピックアップハウジング302の
暴走時にはカートリッジ307と対物レンズ309との
衝突にも注意しなければならない。
【0012】例えば、図20に示すように、光磁気ディ
スク301の最外周位置付近に光学ピックアップがある
場合、対物レンズ308、サスペンション304、及び
磁気ヘッド304を有するスライダ303については、
カートリッジ307の外周部にて衝突する危険性を持っ
ていることが分かる。
【0013】このように、光磁気ディスク301がカー
トリッジ307に収納され、記録のために接触摺動型の
磁気ヘッド304を用いた場合、光学ピックアップがデ
ィスク径以上に移動すれば、対物レンズ308、サスペ
ンション304及びスライダ303はカートリッジ30
7と衝突し、磁気ヘッド304及び光学ピックアップの
破損は避けられない。そのため、一般的に、MD装置3
00では、ピックアップハウジング302が必要以上外
周に移動しないようにハウジングストッパ310が設け
られている。
【0014】上述したように、MD装置300では、カ
ートリッジ307と対物レンズ309又はスライダ30
3との衝突の可能性があるため、一般的に、これを抑制
する目的でハウジングストッパ310が設けられてい
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、光デ
ィスクでは様々な直径を持つものが市場に出回っている
が、これら光ディスクに対して、同一のドライブ装置を
使用することは、カートリッジを用いないCDを再生す
るプレーヤにおいてのみ実現されていた。
【0016】そこで、これに対し、1つのスピンドル及
び1つの光学ピックアップにて記録再生可能に構成した
ドライブ装置にて、カートリッジに収納されたディスク
径の異なるディスクメディアを記録再生することを考え
る。この場合、光学ピックアップの可動距離は最大ディ
スク径によって決まる。したがって、その大径ディスク
を収納した大径ディスクカートリッジを再生するディス
ク記録再生装置にて、小径ディスクを収納した小径ディ
スクカートリッジを再生した場合に、光学ピックアップ
が暴走したときの対策をなんら施していないと、磁気ヘ
ッド用のサスペンションを破損させることになるという
問題点を有している。逆に、上記の問題を解消すべく、
例えば、磁気ヘッドを外周でリフトアップしてカートリ
ッジと衝突しないように構成した場合、今度は、大径デ
ィスクの記録メディアにおいては、外周部での記録がで
きないことになる。
【0017】一方、最近のディスク記録再生装置では、
ドライブ装置の薄型化を進めるため、光学ピックアップ
の一部がカートリッジ内まで入り込む構造をとるものが
ある。この種のディスク記録再生装置において、ディス
ク径の異なるディスクメディアを記録再生した場合に
は、磁気ヘッドではなく、光学ピックアップの一部であ
る例えば対物レンズ、又はアクチュエータの一部がカー
トリッジと衝突してドライブ装置が破損するという問題
点を有している。
【0018】すなわち、カートリッジに挿入されたディ
スク径の異なる記録メディアに対して互換性を確保した
ディスク記録再生装置では、特に小径ディスクのメディ
アが装着された状態において、光学ピックアップの暴走
時に光学ピックアップと磁気ヘッドとの両方ともが破損
する可能性を持つことが理解できる。
【0019】また、従来のCDのように、カートリッジ
を持たないように構成すれば比較的容易にディスク径の
異なるものに対応可能であるが、記録媒体側における埃
や指紋等の汚れによる信頼性低下は大きな問題である。
【0020】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、ディスク径の異なるディ
スク状記録媒体を収納した各ディスクカートリッジに対
して、ディスク径の異なることを識別して、一台で信頼
性の高い記録再生を実現し得るディスクカートリッジ及
びディスク記録再生装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明のディスクカート
リッジは、上記課題を解決するために、ディスク状記録
媒体をカートリッジに収納したディスクカートリッジに
おいて、上記カートリッジには、ディスク径の異なるデ
ィスク状記録媒体を収納した他のディスクカートリッジ
とのディスク径の大小関係を識別するための孔が少なく
とも1個形成されていることを特徴としている。
【0022】上記発明によれば、カートリッジには、デ
ィスク径の異なるディスク状記録媒体を収納した他のデ
ィスクカートリッジとのディスク径の大小関係を識別す
るための孔が形成されているので、この孔によって、デ
ィスク径の大小関係を識別することができる。この結
果、後述するように、ディクス径に応じてピックアップ
の移動範囲を規制することにより、ピックアップが必要
以上に外周側へ移動しないようにしてピックアップの破
損を未然に防ぐことができる。
【0023】また、孔は少なくとも1個形成されてい
る。すなわち、例えば、ディスク径の異なるディスク状
記録媒体を収納した2種類のディスクカートリッジを装
着する場合には、例えば1個の孔にて識別が可能であ
り、ディスク径の異なるディスク状記録媒体を収納した
3種類のディスクカートリッジを装着する場合には、例
えば2個の孔にて識別が可能である。
【0024】したがって、ディスク径の異なるディスク
状記録媒体を収納した各ディスクカートリッジに対し
て、ディスク径の異なることを識別して、一台で信頼性
の高い記録再生を実現し得るディスクカートリッジを提
供することができる。
【0025】また、本発明のディスクカートリッジは、
上記記載のディスクカートリッジにおいて、孔は、各デ
ィスク状記録媒体におけるディスク径又はピックアップ
移動時の最外周位置を示すように設けられていることを
特徴としている。
【0026】上記発明によれば、孔は、各ディスク状記
録媒体におけるディスク径又はピックアップ移動時の最
外周位置を示すように設けられているので、各ディスク
カートリッジにおけるピックアップ移動時の最外周位置
を検出することができる。
【0027】この結果、ピックアップが必要以上に外周
へ移動しないようにしてピックアップの破損を確実に未
然に防ぐことができる。
【0028】また、本発明のディスクカートリッジは、
上記記載のディスクカートリッジにおいて、各カートリ
ッジに対する孔の位置は、各ディスク状記録媒体のディ
スク径の大小に関わらず、ディスク記録再生装置内にお
けるディスクセンターから見て、同一座標位置又は同一
半径位置に設けられていることを特徴としている。
【0029】上記発明によれば、各カートリッジに対す
る孔の位置は、ディスク記録再生装置内におけるディス
クセンターから見て、同一座標位置又は同一半径位置に
設けられている。そして、この位置は、各ディスク状記
録媒体のディスク径の大小に関わらない。
【0030】このため、ディスク径が異なり、カートリ
ッジサイズが異なっても同一のセンサを用いてディスク
カートリッジ内に収納されているディスク径の検出が可
能になる。また、将来、より大きな径を持つディスクが
現れても、本関係を保ったディスクカートリッジならば
ディスク径検出機構に関して同様の技術がそのまま流用
でき、装置の破損につながるピックアップの外周への暴
走を容易に規制可能となる。
【0031】また、本発明のディスクカートリッジは、
上記記載のディスクカートリッジにおいて、孔は、各デ
ィスク状記録媒体のカートリッジに対して、最小ディス
ク径のディスク状記録媒体から当該ディスク径のディス
ク状記録媒体までのディスク径又はピックアップ移動時
の最外周位置を示すように半径方向への1個の長孔にて
それぞれ形成されていることを特徴としている。
【0032】すなわち、ディスク径又はピックアップ移
動時の最外周位置を示す孔は半径方向へ複数個形成する
代わりに、半径方向への1個の長孔とすることが可能で
ある。つまり、本発明のように、各ディスク状記録媒体
のカートリッジに対して、最小ディスク径のディスク状
記録媒体から当該ディスク径のディスク状記録媒体まで
のディスク径又はピックアップ移動時の最外周位置を示
すように半径方向への1個の長孔にてそれぞれ形成する
ことによって、例えば、ディスク記録再生装置側にこの
長孔に沿って遊嵌する規制部材を設ければ、各ディスク
カートリッジに応じてピックアップ移動時の最外周位置
を検出し、装置の破損につながるピックアップの外周へ
の暴走を規制することができる。
【0033】なお、この場合、最小ディスク径のディス
クカートリッジには小さな孔が穿設され、当該ディスク
径のディスクカートリッジにおいては、これよりも長い
長孔が穿設される。そして、例えば、最大ディスク径の
ディスクカートリッジにはさらに長い長孔が穿設され
る。また、各長穴の最外周端部は、各ディスクカートリ
ッジにおけるピックアップ移動時の最外周位置となる。
【0034】また、孔の長さとピックアップ移動時の最
外周位置とが連動しているので、暴走時のピックアップ
の破損を防ぐことができるだけでなく、比較的簡単に、
2種類以上のディスク径の異なるディスク状記録媒体に
対する装置互換性を確保することが可能になる。
【0035】また、本発明のディスク記録再生装置は、
上記課題を解決するために、上記記載のディスクカート
リッジを記録再生すべく、ピックアップの一定半径以上
の外方向への移動を規制する規制部材が設けられるとと
もに、上記規制部材は、孔にてデイスク径を検出する機
能とピックアップの一定半径以上の外方向への移動を規
制する機能とを兼ねていることを特徴としている。
【0036】上記発明によれば、ディスク記録再生装置
は、上記カートリッジに孔が穿設されたディスクカート
リッジを記録再生することができる。
【0037】ここで、本発明では、ピックアップの一定
半径以上の外方向への移動を規制する規制部材が設けら
れるとともに、上記規制部材は、孔にてデイスク径を検
出する機能とピックアップの一定半径以上の外方向への
移動を規制する機能とを兼ねている。
【0038】したがって、規制部材によって、各カート
リッジに穿設された孔を検出することができるととも
に、ディクス径に応じてピックアップの移動範囲を規制
することにより、ピックアップが必要以上に外周側へ移
動しないようにしてピックアップの破損を未然に防ぐこ
とができる。
【0039】この結果、ディスク径の異なるディスク状
記録媒体を収納した各ディスクカートリッジに対して、
ディスク径の異なることを識別して、一台で信頼性の高
い記録再生を実現し得るディスク記録再生装置を提供す
ることができる。
【0040】また、本発明のディスク記録再生装置は、
上記記載のディスク記録再生装置において、規制部材
は、シャーシにおいて、各カートリッジの孔に対応する
位置、及び最大ディスク径のディスク状記録媒体におけ
るディスク径又はピックアップ移動時の最外周位置を示
す位置に、上側又は下側へ突出可能に設けられる複数の
規制ピンからなり、各規制ピンは、ディスク径の異なる
ディスク状記録媒体を収納したディスクカートリッジが
装着されたときに、このディスクカートリッジのカート
リッジ下面に当接してシャーシから下側に押し出される
ことによってピックアップ最外周位置を規制する一方、
該下側に押し出される規制ピンよりも内側の規制ピンは
各カートリッジの孔に挿入されることによりシャーシか
ら下側への突出が回避されるようになっていることを特
徴としている。
【0041】上記発明によれば、規制部材は、シャーシ
において、各カートリッジの孔に対応する位置、及び最
大ディスク径のディスク状記録媒体におけるディスク径
又はピックアップ移動時の最外周位置を示す位置に、上
側又は下側へ突出可能に設けられる複数の規制ピンから
なっている。このため、規制部材はピンからなるので、
構成が簡単である。
【0042】また、各規制ピンは、ディスク径の異なる
ディスク状記録媒体を収納したディスクカートリッジが
装着されたときに、このディスクカートリッジのカート
リッジ下面に当接してシャーシから下側に押し出される
ことによってピックアップ最外周位置を規制する一方、
該下側に押し出される規制ピンよりも内側の規制ピンは
各カートリッジの孔に挿入されることによりシャーシか
ら下側への突出が回避されるようになっている。
【0043】この結果、この要領にて規制ピンと孔とを
設けることによって、2種類、3種類…以上のディスク
径の異なるディスク状記録媒体に対する装置互換性を容
易かつ確実に確保することが可能になる。
【0044】また、ディスクカートリッジに孔が有るか
無いかによってピックアップの最外周位置を規制する規
制ピンの出し入れを行うことができるので、暴走時のピ
ックアップの破損を防ぐことができる。
【0045】また、本発明のディスク記録再生装置は、
上記記載のディスク記録再生装置において、各規制ピン
は、弾性体によりシャーシの上側に突出するように付勢
されていることを特徴としている。
【0046】上記発明によれば、各規制ピンは、弾性体
によりシャーシの上側に突出するように付勢されてい
る。
【0047】この結果、規制ピンのシャーシから上側へ
の突出動作及びシャーシから下側への押し出し動作を容
易に行なうことができる。また、シャーシから下側へ押
し出された各規制ピンにおける、カートリッジ下面への
当接が解除されたときのシャーシから上側への突出動作
も容易に行なうことができる。
【0048】また、本発明のディスク記録再生装置は、
上記記載のディスク記録再生装置において、最大ディス
ク径のディスク状記録媒体におけるディスク径又はピッ
クアップ移動時の最外周位置を示す位置に設けられる規
制ピンは、シャーシの下側に固定状態に突出して設けら
れていることを特徴としている。
【0049】上記発明によれば、最大ディスク径のディ
スク状記録媒体におけるディスク径又はピックアップ移
動時の最外周位置を示す位置に設けられる規制ピンは、
シャーシの下側に固定状態に突出して設けられている。
【0050】これによって、最大ディスク径のディスク
状記録媒体におけるディスク径又はピックアップ移動時
の最外周位置を示す位置を固定の規制ピンとすることが
できるので、その規制ピンの取り付けを確実なものとし
て、確実に、ピックアップが必要以上に外周側へ移動し
ないようにしてピックアップの破損を未然に防ぐことが
できる。
【0051】また、本発明のディスク記録再生装置は、
上記記載のディスク記録再生装置において、孔の長さを
検出して、機械的にピックアップの移動可能な外周位置
を規定するように構成したことを特徴としている。
【0052】上記発明によれば、孔の長さを検出して、
機械的にピックアップの移動可能な外周位置を規定する
ように構成している。
【0053】このため、孔の長さとピックアップ移動時
の最外周位置とが連動しているので、暴走時のピックア
ップの破損を防ぐことができるだけでなく、比較的簡単
に、2種類以上のディスク径の異なるディスク状記録媒
体に対する装置互換性を確保することが可能になる。
【0054】また、本発明のディスク記録再生装置は、
上記記載のディスクカートリッジを記録再生すべく、シ
ャーシには1個の規制ピンが、装着時の各カートリッジ
の孔に挿入されかつピックアップに当接可能に、半径方
向に移動自在に設けられていることを特徴としている。
【0055】上記発明によれば、シャーシには1個の規
制ピンが、装着時の各カートリッジの孔に挿入されかつ
ピックアップに当接可能に、半径方向に移動自在に設け
られている。
【0056】このため、孔の長さとピックアップ移動時
の最外周位置とが連動しているので、暴走時のピックア
ップの破損を防ぐことができるだけでなく、比較的簡単
に、2種類以上のディスク径の異なるディスク状記録媒
体に対する装置互換性を確保することが可能になる。
【0057】また、本発明のディスク記録再生装置は、
上記課題を解決するために、ディスク径の異なるディス
ク状記録媒体をカートリッジに収納した各ディスクカー
トリッジを記録再生するディスク記録再生装置におい
て、シャーシには、ディスクカートリッジの装着時にカ
ートリッジの側壁を押圧し、ピックアップに当接してピ
ックアップの一定半径以上の外方向への移動を規制する
規制部材が設けられていることを特徴としている。
【0058】上記の発明によれば、シャーシには、ディ
スクカートリッジの装着時にカートリッジの側壁を押圧
し、ピックアップに当接してピックアップの一定半径以
上の外方向への移動を規制する規制部材が設けられてい
る。
【0059】このため、ディスクカートリッジに孔を穿
設することなく、規制部材によって、ピックアップに当
接してピックアップの一定半径以上の外方向への移動を
規制することができるので、暴走時のピックアップの破
損を防ぐことができる。
【0060】したがって、ディスク径の異なるディスク
状記録媒体を収納した各ディスクカートリッジに対し
て、ディスク径の異なることを識別して、一台で信頼性
の高い記録再生を実現し得るディスク記録再生装置を提
供することができる。
【0061】また、本発明のディスク記録再生装置で
は、上記課題を解決するために、ディスク径の異なるデ
ィスク状記録媒体をカートリッジに収納した各ディスク
カートリッジを記録再生するディスク記録再生装置にお
いて、装着したディスクカートリッジのサイズに応じて
ピックアップの移動量を規制する規制手段が設けられて
いることを特徴としている。
【0062】上記の発明によれば、規制手段は、装着し
たディスクカートリッジのサイズに応じてピックアップ
の移動量を規制する。
【0063】このため、規制手段によって、ピックアッ
プに当接してピックアップの一定半径以上の外方向への
移動を規制することができるので、暴走時のピックアッ
プの破損を防ぐことができる。
【0064】この結果、ディスク径の異なるディスク状
記録媒体を収納した各ディスクカートリッジに対して、
ディスク径の異なることを識別して、一台で信頼性の高
い記録再生を実現し得るディスク記録再生装置を提供す
ることができる。
【0065】また、本発明のディスク記録再生装置で
は、上記記載のディスク記録再生装置において、装着さ
れたディスクカートリッジのサイズを判別する判別手段
が設けられていることを特徴としている。
【0066】上記の発明によれば、判別手段が装着され
たディスクカートリッジのサイズを判別する。
【0067】このため、前記規制手段の作用・効果に加
えて、確実に、ディスクカートリッジのサイズを判別す
ることができる。
【0068】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1〕本発明の実施の
一形態について図1ないし図8に基づいて説明すれば、
以下の通りである。なお、本実施の形態では、光学ピッ
クアップ及び磁気ヘッドがディスク状記録媒体に対して
挟み込むように構成することによって記録再生を行う例
えばMD装置に代表される光磁気ディスク記録再生装置
等のディスク記録再生装置及びディスクカートリッジに
ついて説明する。ただし、ディスク状記録媒体がカート
リッジに収納されるものを記録再生するのであれば、必
ずしもこれに限らない。また、ディスク記録再生装置
は、必ずしも記録再生の両方を行なう装置ではなく、記
録又は再生のいずれか一方のみの機能を有する装置であ
ってよい。
【0069】本実施の形態の光磁気ディスク記録再生装
置は、例えば、大径のディスクを収納した大径ディスク
カートリッジと、小径のディスクを収納した後述する小
径ディスクカートリッジとの2種類のディスク径の異な
るディスクカートリッジを装着して記録再生できるよう
になっている。
【0070】すなわち、光磁気ディスク記録再生装置4
0は、図2に示すように、シャーシとしてのメカシャー
シ41の略中心位置に、スピンドルモータ42を備えて
いる。上記スピンドルモータ42におけるディスクセン
ターとしての回転軸42aの上部には、ターンテーブル
43が設けられている。したがって、このターンテーブ
ル43とセンターハブ44とによって、ディスクカート
リッジ10におけるカートリッジ2に収納されたディス
ク状記録媒体としての光磁気ディスク1を挟持し、上記
スピンドルモータ42を回転させることにより、光磁気
ディスク1が回転するようになっている。
【0071】上記光磁気ディスク1における下面側に
は、レーザ光を照射する図示しない光学ピックアップを
備えたピックアップとしてのピックアップハウジング4
5が設けられている。一方、光磁気ディスク1における
上面側には、内部に磁気ヘッド46を有してレーザスポ
ット位置に合わせて移動するスライダ47が配置されて
いる。そして、磁気ヘッド46の磁界発生方向を記録信
号に合わせて反転させることにより、光磁気ディスク1
上に信号を記録していく。
【0072】上記磁気ヘッド46を備えたスライダ47
は、光磁気ディスク1の面振れ、及び光磁気ディスク1
上のゴミや盛り上がり等に追従して移動可能とするため
に、例えば厚さ30〜100μmの薄金属からなるサス
ペンション48により、光磁気ディスク1に対して3〜
10mNの予圧がかけられて支持されている。また、こ
のサスペンション48の一端は磁気ヘッドアーム49に
固定支持されている。
【0073】上記磁気ヘッド46は、ディスク摺動面に
極めて近接することによって、光磁気ディスク1への記
録を可能としており、この磁気ヘッド46をカートリッ
ジ2内から飛び出るほどの距離まで遠ざけると記録はで
きなくなる。上記磁気ヘッド46は、コの字型の上記磁
気ヘッドアーム49を介してピックアップハウジング4
5に連結されている。したがって、ピックアップハウジ
ング45及び磁気ヘッド46は、ピックアップハウジン
グ45とネジ又はギヤ等で連結駆動されるピックアップ
送り機構50によってディスク記録領域内を半径方向に
移動していくように構成されている。すなわち、本実施
の形態の光磁気ディスク記録再生装置40の磁気ヘッド
46は、摺動型磁気ヘッドとなっている。なお、再生時
には、磁気ヘッド46は必要ないので、カートリッジ2
内からリフトアップしておくことが可能である。
【0074】また、本実施の形態の光磁気ディスク記録
再生装置40は、レーザビームをより絞るため、カート
リッジ2内に光学ピックアップの一部である対物レンズ
51が入り込んだ構造となっている。この場合、ピック
アップハウジング45の暴走時にはカートリッジ2と対
物レンズ51との衝突に注意しなければならない。
【0075】そこで、本実施の形態の光磁気ディスク記
録再生装置40では、上記ディスクカートリッジ10の
一つの種類である大径ディスクカートリッジ20の最外
周位置付近にピックアップハウジング45が必要以上外
周に移動しないように、図3(a)(b)に示すよう
に、規制部材及び規制ピンとしての大径ディスク用ハウ
ジングストッパピン(以下、単に「大径用ストッパピ
ン」という)52が設けられているとともに、その内側
には規制部材及び規制ピンとしての小径ディスク用ハウ
ジングストッパピン(以下、単に「小径用ストッパピ
ン」という)53が設けられている。
【0076】ここで、上記大径用ストッパピン52及び
小径用ストッパピン53を備えた光磁気ディスク記録再
生装置40に装着されて記録再生される本実施の形態の
ディスクカートリッジ10について詳細に説明する。
【0077】上記ディスクカートリッジ10は、図4に
示すように、情報信号が記録される光磁気ディスク1を
収納するカートリッジ2を有している。このカートリッ
ジ2の上面及び下面には、前記磁気ヘッド46が臨む上
面開口部3と光磁気ディスク1を回転保持する前記スピ
ンドルモータ42及びピックアップユニットが臨む下面
開口部4とが穿設されているとともに、記録再生時以外
にはこれら上面開口部3及び下面開口部4を閉じるシャ
ッタ5が開閉可能に設けられている。
【0078】ここで、本実施の形態では、カートリッジ
2には、収納された光磁気ディスク1のディスク径又は
光学ピックアップ移動時の最外周位置を示すための孔と
してのセンサホール6が穿設されている。
【0079】上記のセンサホール6の位置は、ディスク
径の異なる光磁気ディスク1における互換性確保上必要
な全ての各カートリッジ2に対して、各光磁気ディスク
1のディスク径の大小及びカートリッジ2の大小に関わ
らず、光磁気ディスク記録再生装置40内のディスクセ
ンターから見て、同一座標位置又は同一半径位置に設け
られている。すなわち、これらの位置は、光磁気ディス
ク記録再生装置40内のディスクセンターから見て絶対
位置となっている。
【0080】なお、光磁気ディスク記録再生装置40内
のディスクセンターは変化せず、このディスクセンター
を中心とする同心円上に各ディスク径の異なる光磁気デ
ィスク1…が装着される。また、通常は同一座標位置に
設けるが、必ずしもこれに限らず、ピックアップハウジ
ング45の最外周位置を規制する点においては、上述し
た同一半径位置に設けてあれば検出及び規制が可能とな
る。
【0081】したがって、後述するように、このセンサ
ホール6の有無によって、ディスク径の大小を識別する
ことができる。すなわち、センサホール6が無いと検出
する場合には、カートリッジ投影面外に検出センサが存
在するようにしてよい。
【0082】また、センサホール6の形状は、本実施の
形態では円形を採用している。ただし、必ずしも円形で
ある必要はなく、三角形、四角形等の多角形、楕円その
他の形状であってよい。また、実施の形態2にて説明す
るように、長く形成することも可能である。さらに、一
般に、ディスク径が大きくなるほど、カートリッジ2の
厚さは増加することから、センサホール6の深さは、各
小径用ストッパピン53のストロークを考慮して設定さ
れている。
【0083】次に、上記センサホール6の有無によって
ディスク径を検出するように構成した光磁気ディスク記
録再生装置40の動作について説明する。
【0084】先ず、本実施の形態の大径ディスクカート
リッジ20には、図3(c)(d)に示すように、小径
光磁気ディスク31及び大径光磁気ディスク21の径を
示すセンサホール6が設けられている一方、図3(a)
(b)に示すように、小径ディスクカートリッジ30に
はセンサホール6は設けていない。
【0085】このセンサホール6は、同一のドライブ中
で検出可能なように構成するため、ターンテーブル43
又は光磁気ディスク1のディスク中心から見ると、同一
の位置に設定され、このセンサホール6の有無によって
ディスク径を検出することが可能となっている。
【0086】すなわち、図3(c)(d)に示すよう
に、大径ディスクカートリッジ20におけるカートリッ
ジ22の裏面側にセンサホール6が穿設されている一
方、光磁気ディスク記録再生装置40のメカシャーシ4
1におけるこのセンサホール6に対向する位置には小径
用ストッパピン53が形成されている。また、この状態
においては、後述するように、小径用ストッパピン53
は、上側向きに付勢されてメカシャーシ41から突出し
た状態となっており、かつメカシャーシ41の下側への
突出は小さく、ピックアップハウジング45がその小径
用ストッパピン53に影響されずに小径用ストッパピン
53の下側を大径光磁気ディスク21の半径方向に移動
自在となっている。
【0087】このため、大径ディスクカートリッジ20
を光磁気ディスク記録再生装置40に装着したときに、
この小径用ストッパピン53が上記センサホール6に入
り込む。その結果、ピックアップハウジング45は小径
用ストッパピン53よりも外側に移動することができる
とともに、大径用ストッパピン52に当接することによ
り、その外側への移動が阻止される。
【0088】すなわち、このセンサホール6に小径用ス
トッパピン53が入り込むことによって、ピックアップ
ハウジング45は、大径光磁気ディスク21のディスク
径又はピックアップハウジング45の移動時の最外周位
置まで移動することができる。この結果、センサホール
6は、大径光磁気ディスク21におけるディスク径又は
ピックアップ移動時の最外周位置を示すようになってい
るといえる。
【0089】次に、光磁気ディスク記録再生装置40
に、小径ディスクカートリッジ30を装着したときに
は、図3(a)(b)に示すように、この小径ディスク
カートリッジ30におけるカートリッジ32には前記セ
ンサホール6が穿設されていないので、小径用ストッパ
ピン53はカートリッジ32に押圧されて下側に突出す
る。これによって、ピックアップハウジング45は小径
用ストッパピン53に当接し、それよりも外側への移動
が阻止される。
【0090】すなわち、このセンサホール6の位置は、
小径ディスクカートリッジ30における小径光磁気ディ
スク31のディスク径又はピックアップ移動時の最外周
位置を示すようになっているといえる。
【0091】この結果、本実施の形態の光磁気ディスク
記録再生装置40では、センサホール6からディスク径
の違いを検出するとともに、図示しないドライブ装置は
ピックアップハウジング45が必要以上に外周に移動し
ないように、小径光磁気ディスク31又は大径用ストッ
パピン52をディスク径に応じて所定の半径位置に突出
させて、ピックアップハウジング45の暴走時における
の磁気ヘッド46及び光学部品の破損を防ぐように構成
している。
【0092】これら大径用ストッパピン52及び小径用
ストッパピン53は、ディスクカートリッジ10のセン
サホール6からの情報を基に、その装着状態から、大径
光磁気ディスク21に対する制止位置及び小径光磁気デ
ィスク31に対する制止位置を切り替えるようになって
いる。
【0093】以上のように、ディスクカートリッジ10
にディスク径を検出するためのセンサホール6を設け、
装着された大径光磁気ディスク21又は小径光磁気ディ
スク31の光磁気ディスク1の直径を検出することによ
って、ドライブ装置の破損を未然に防ぐ手段を講じるこ
とができる。
【0094】なお、本実施の形態では、ディスク径の検
出センサとストッパピンとを大径用ストッパピン52及
び小径用ストッパピン53にて兼用しているが、必ずし
もこれに限らず、例えば、センサとストッパピンとをそ
れぞれ別機構として構成することも可能である。
【0095】このような構成においては、例えば、図5
(a)(b)及び図6に示すように、ディスク径をセン
サホール6の有無にて検出するように構成することが可
能である。
【0096】すなわち、図5(b)に示すように、シャ
ーシとしてのメカシャーシ61における大径用ストッパ
ピン62及び小径用ストッパピン63に対して上側への
付勢力を付与する弾性体としてのバネ64・65を設け
た光磁気ディスク記録再生装置60とすることができ
る。なお、この場合にも、大径ディスクカートリッジ2
0にセンサホール6を設けた位置には、小径ディスクカ
ートリッジ30にセンサホール6を設けない構成とす
る。
【0097】この光磁気ディスク記録再生装置60で
は、大径ディスクカートリッジ20を装着したときに
は、図5(a)に示すように、小径用ストッパピン63
がセンサホール6に入り込むとともに、大径用ストッパ
ピン62は、大径ディスクカートリッジ20のカートリ
ッジ22に押圧され、バネ64の付勢力に抗してメカシ
ャーシ61の下側に突出する。この結果、ピックアップ
ハウジング45は大径用ストッパピン62に当接するこ
とにより、それよりも外側への移動が阻止される。
【0098】一方、小径ディスクカートリッジ30を装
着するときには、図6に示すように、小径用ストッパピ
ン63がカートリッジ22の投影面内に存在するため、
小径用ストッパピン63が小径ディスクカートリッジ3
0のカートリッジ32に押圧されてメカシャーシ61の
下側に突出し、これによって、ピックアップハウジング
45の外側への移動がこの小径用ストッパピン63によ
って阻止される。なお、このとき、大径用ストッパピン
62は、カートリッジ32の投影面外に存在するため、
カートリッジ32によっては押圧されないので、バネ6
4にて上側に突出した状態を保持している。
【0099】すなわち、この光磁気ディスク記録再生装
置60においては、大径光磁気ディスク21及び小径光
磁気ディスク31とも大径用ストッパピン62の上面及
び小径用ストッパピン63の上面をカートリッジ22・
32の下面で押すことにより、メカシャーシ61からピ
ックアップハウジング45側に突出させ、ピックアップ
ハウジング45の外周移動距離を規制している。
【0100】なお、上記の光磁気ディスク記録再生装置
60では、上記大径用ストッパピン62及び小径用スト
ッパピン63は、個別に独立して上下動するものとなっ
ていたが、必ずしもこれに限らず、例えば、図7(a)
(b)(c)に示すように、シーソー方式の大径用スト
ッパピン62及び小径用ストッパピン63とした光磁気
ディスク記録再生装置60aを構成することが可能であ
る。
【0101】すなわち、大径用ストッパピン62と小径
用ストッパピン63との間に、連結板68をそれぞれヒ
ンジ機構にて取り付け、連結板68の中央に回転中心6
8aを設けることによって、大径用ストッパピン62及
び小径用ストッパピン63は片方を押し込めば他方がリ
フトアップするシーソー方式となる。この光磁気ディス
ク記録再生装置60aでは、カートリッジ22・23を
メカシャーシ61に装着していない場合には、図7
(a)に示すように、大径用ストッパピン62及び小径
用ストッパピン63は、メカシャーシ61の上下面から
少しずつ突出した状態となっているが、カートリッジ3
2及びカートリッジ22を装着することによって、図7
(b)(c)に示すように、大径用ストッパピン62及
び小径用ストッパピン63の各々がシーソー状に上下
し、それによって、ピックアップハウジング45の移動
を阻止し得るようになる。このように、2種類のディス
ク径の異なるディスクカートリッジであれば、このシー
ソー方式の適用が可能となる。
【0102】また、上記の光磁気ディスク記録再生装置
60及び光磁気ディスク記録再生装置60aでは、大径
用ストッパピン62は、バネ64によってメカシャーシ
61から上下移動可能となっていたが、必ずしもこれに
限らない。例えば、図8に示すように、バネ64を用い
ずに、大径用ストッパピン62aを最初からメカシャー
シ61の下側に突出した固定式の光磁気ディスク記録再
生装置60bとすることが可能である。
【0103】ここで、上記光磁気ディスク記録再生装置
40・60・60a・60bでは、2種類の異なるディ
スク径の大径ディスクカートリッジ20及び小径ディス
クカートリッジ30を記録再生可能とするものであった
が、この方式によって、大径ディスクカートリッジ2
0、中径ディスクカートリッジ25及び小径ディスクカ
ートリッジ30の3種類のディスクカートリッジ10を
記録再生する光磁気ディスク記録再生装置60cとする
ことが可能である。
【0104】この場合、図1(a)(b)(c)に示す
ように、大径ディスクカートリッジ20には、2個のセ
ンサホール6・6が形成される。また、中径ディスクカ
ートリッジ25には、1個のセンサホール6が形成され
る。なお、小径ディスクカートリッジ30には、センサ
ホール6は形成されない。上記の大径ディスクカートリ
ッジ20におけるセンサホール6・6の位置は、それぞ
れ中径ディスクカートリッジ25及び小径ディスクカー
トリッジ30の各ディスク径又はピックアップ移動時の
最外周位置を示すものとなっている。
【0105】上記構成の光磁気ディスク記録再生装置6
0cでは、大径ディスクカートリッジ20、中径ディス
クカートリッジ25及び小径ディスクカートリッジ30
のいずれをも装着しないときには、大径用ストッパピン
62、小径用ストッパピン63及び規制部材及び規制ピ
ンとしての中径用ストッパピン66は、いずれもバネ6
4・65・67によって、上側に付勢されて突出してい
る。
【0106】上記の状態から、例えば、小径ディスクカ
ートリッジ30を装着したときには、図1(a)に示す
ように、小径用ストッパピン63のみが小径ディスクカ
ートリッジ30の下面に押圧されてメカシャーシ61の
下側に押し下がり、ピックアップハウジング45の外方
向への移動をこの小径用ストッパピン53にて規制する
ことができる。
【0107】一方、例えば、中径ディスクカートリッジ
25を装着したときには、図1(b)に示すように、中
径用ストッパピン66のみが中径ディスクカートリッジ
25の下面に押圧されてメカシャーシ61の下側に押し
下がり、ピックアップハウジング45の外方向への移動
をこの中径用ストッパピン66にて規制することができ
る。
【0108】さらに、例えば、大径ディスクカートリッ
ジ20を装着したときには、図1(c)に示すように、
大径用ストッパピン62のみが大径ディスクカートリッ
ジ20の下面に押圧されてメカシャーシ61の下側に押
し下がり、ピックアップハウジング45の外方向への移
動をこの大径用ストッパピン22にて規制することがで
きる。
【0109】このように、本実施の形態のディスクカー
トリッジ10及び光磁気ディスク記録再生装置40・6
0・60a・60b・60cでは、大径ディスクカート
リッジ20のカートリッジ22には、ディスク径の異な
る小径光磁気ディスク31を収納した他の小径ディスク
カートリッジ30とのディスク径の大小関係を識別する
ためのセンサホール6が形成されている。このため、こ
のセンサホール6によって、ディスク径の大小関係を識
別することができる。この結果、ディクス径に応じてピ
ックアップハウジング45の移動範囲を規制することに
より、ピックアップハウジング45が必要以上に外周側
へ移動しないようにしてピックアップハウジング45の
破損を未然に防ぐことができる。
【0110】また、センサホール6は少なくとも1個形
成されている。すなわち、例えば、ディスク径の異なる
大径光磁気ディスク21又は小径光磁気ディスク31を
収納した2種類の大径ディスクカートリッジ20又は小
径ディスクカートリッジ30を装着する場合には、例え
ば大径ディスクカートリッジ20に形成した1個のセン
サホール6にて識別が可能であり、ディスク径の異なる
光磁気ディスク1を収納した3種類の大径ディスクカー
トリッジ20、中径ディスクカートリッジ25及び小径
ディスクカートリッジ30を装着する場合には、例えば
大径ディスクカートリッジ20に2個のセンサホール6
を設けることによって識別が可能である。
【0111】したがって、ディスク径の異なる光磁気デ
ィスク1を収納した各大径ディスクカートリッジ20、
中径ディスクカートリッジ25又は小径ディスクカート
リッジ30に対して、ディスク径の異なることを識別し
て、一台で信頼性の高い記録再生を実現し得るディスク
カートリッジ10を提供することができる。
【0112】また、本実施の形態のディスクカートリッ
ジ10では、センサホール6は光磁気ディスク1におけ
るディスク径又はピックアップ移動時の最外周位置を示
すように設けられている。このため、各大径ディスクカ
ートリッジ20、中径ディスクカートリッジ25及び小
径ディスクカートリッジ30におけるピックアップハウ
ジング45の移動時の最外周位置を検出することができ
る。
【0113】この結果、ピックアップハウジング45が
必要以上に外周へ移動しないようにしてピックアップハ
ウジング45の破損を確実に未然に防ぐことができる。
【0114】また、本実施の形態のディスクカートリッ
ジ10では、大径ディスクカートリッジ20のカートリ
ッジ22及び中径ディスクカートリッジ25のカートリ
ッジに対するセンサホール6・6の位置は、光磁気ディ
スク記録再生装置40・60・60a・60b・60c
内におけるディスクセンターから見て、同一座標位置又
は同一半径位置に設けられている。そして、この位置
は、各光磁気ディスク1のディスク径の大小に関わらな
い。
【0115】このため、ディスク径が異なり、カートリ
ッジサイズが異なっても同一の大径用ストッパピン52
・62、中径用ストッパピン66、小径用ストッパピン
53・63を用いて大径ディスクカートリッジ20、中
径ディスクカートリッジ25及び小径ディスクカートリ
ッジ30内に収納されているディスク径の検出が可能に
なる。また、将来、より大きな径を持つ光磁気ディスク
1が現れても、本関係を保ったディスクカートリッジな
らばディスク径検出機構に関して同様の技術がそのまま
流用でき、装置の破損につながるピックアップの外周へ
の暴走を容易に規制可能となる。
【0116】また、本実施の形態の光磁気ディスク記録
再生装置40・60・60a・60b・60cでは、カ
ートリッジ2にセンサホール6が穿設されたディスクカ
ートリッジ10を記録再生することができる。
【0117】ここで、本実施の形態では、ピックアップ
ハウジング45の一定半径以上の外方向への移動を規制
する大径用ストッパピン52・62・62a、小径用ス
トッパピン53・63又は中径用ストッパピン66が設
けられるとともに、上記大径用ストッパピン52・62
・62a、小径用ストッパピン53・63又は中径用ス
トッパピン66は、センサホール6にてデイスク径を検
出する機能とピックアップハウジング45の一定半径以
上の外方向への移動を規制する機能とを兼ねている。
【0118】したがって、大径用ストッパピン52・6
2・62a、小径用ストッパピン53・63又は中径用
ストッパピン66によって、各カートリッジ2に穿設さ
れたセンサホール6を検出することができるとともに、
ディクス径に応じてピックアップハウジング45の移動
範囲を規制することにより、ピックアップハウジング4
5が必要以上に外周側へ移動しないようにしてピックア
ップハウジング45の破損を未然に防ぐことができる。
【0119】この結果、ディスク径の異なる光磁気ディ
スク1を収納した各大径ディスクカートリッジ20、中
径ディスクカートリッジ25及び小径ディスクカートリ
ッジ30に対して、ディスク径の異なることを識別し
て、一台で信頼性の高い記録再生を実現し得る光磁気デ
ィスク記録再生装置40・60・60a・60b・60
cを提供することができる。
【0120】また、本実施の形態の光磁気ディスク記録
再生装置40・60・60a・60b・60cでは、大
径用ストッパピン52・62・62a、小径用ストッパ
ピン53・63又は中径用ストッパピン66は、メカシ
ャーシ41・61において、各カートリッジ2のセンサ
ホール6に対応する位置、及び最大ディスク径の大径光
磁気ディスク21におけるディスク径又はピックアップ
ハウジング45移動時の最外周位置を示す位置に、上側
又は下側へ突出可能に設けられる複数の規制ピンからな
っている。このため、規制部材の構成が簡単である。
【0121】また、例えば、各大径用ストッパピン52
・62及び小径用ストッパピン53・63は、ディスク
径の異なる大径光磁気ディスク21又は小径光磁気ディ
スク31を収納した大径ディスクカートリッジ20又は
小径ディスクカートリッジ30が装着されたときに、大
径用ストッパピン52・62は、大径ディスクカートリ
ッジ20のカートリッジ下面に当接してメカシャーシ4
1からから下側に押し出されることによってピックアッ
プハウジング45の最外周位置を規制する一方、該下側
に押し出される大径用ストッパピン52・62よりも内
側の小径用ストッパピン53・63は小径ディスクカー
トリッジ30のカートリッジ32のセンサホール6に挿
入されることによりメカシャーシ41から下側への突出
が回避されるようになっている。
【0122】この結果、この要領にて大径用ストッパピ
ン62、中径用ストッパピン66及び小径用ストッパピ
ン63とセンサホール6・6とを設けることによって、
2種類、3種類…以上のディスク径の異なる光磁気ディ
スク1に対する装置互換性を容易かつ確実に確保するこ
とが可能になる。
【0123】また、ディスクカートリッジ10にセンサ
ホール6が有るか無いかによってピックアップハウジン
グ45の最外周位置を規制する小径用ストッパピン53
・63の出し入れを行うことができるので、暴走時のピ
ックアップハウジング45の破損を防ぐことができる。
【0124】また、本実施の形態の光磁気ディスク記録
再生装置60・60a・60cでは、各大径用ストッパ
ピン62、小径用ストッパピン63及び中径用ストッパ
ピン66は、バネ64・65・66によりメカシャーシ
61の上側に突出するように付勢されている。
【0125】この結果、大径用ストッパピン62、小径
用ストッパピン63及び中径用ストッパピン66のメカ
シャーシ61から上側への突出動作及びメカシャーシ6
1から下側への押し出し動作を容易に行なうことができ
る。また、メカシャーシ61から下側へ押し出された各
大径用ストッパピン62、小径用ストッパピン63及び
中径用ストッパピン66における、カートリッジ下面へ
の当接が解除されたときのメカシャーシ61から上側へ
の突出動作も容易に行なうことができる。
【0126】また、本実施の形態の光磁気ディスク記録
再生装置60bでは、最大ディスク径の大径光磁気ディ
スク21におけるディスク径又はピックアップハウジン
グ45の移動時の最外周位置を示す位置に設けられる大
径用ストッパピン62aは、メカシャーシ61の下側に
固定状態に突出して設けられている。
【0127】これによって、最大ディスク径の大径光磁
気ディスク21におけるディスク径又はピックアップハ
ウジング45の移動時の最外周位置を示す位置を固定の
規制ピンとすることができるので、その大径用ストッパ
ピン62aの取り付けを確実なものとして、確実に、ピ
ックアップハウジング45が必要以上に外周側へ移動し
ないようにしてピックアップハウジング45の破損を未
然に防ぐことができる。
【0128】〔実施の形態2〕本発明の他の実施の形態
について、図9ないし図11に基づいて説明すれば、以
下の通りである。なお、説明の便宜上、前記の実施の形
態1の図面に示した部材と同一の機能を有する部材につ
いては、同一の符号を付し、その説明を省略する。ま
た、前記実施の形態1で述べた各種の特徴点について
は、本実施の形態についても組み合わせて適用し得るも
のとする。
【0129】本実施の形態では、センサホールの長さに
よってディスク径を検出するように構成したディスクカ
ートリッジ及びディスク記録再生装置について説明す
る。
【0130】本実施の形態では、図9(c)(d)に示
すように、大径ディスクカートリッジ20には、カート
リッジ22内にピックアップハウジング45の移動方向
に長い長さを持つセンサホール6aを設ける。一方、図
9(a)(b)に示すように、小径ディスクカートリッ
ジ30には、カートリッジ32内にピックアップハウジ
ング45の移動方向に上記センサホール6aよりも短い
長さを持つセンサホール6bを設ける。
【0131】すなわち、上記センサホール6bの位置及
び長さは、小径ディスクカートリッジ30の小径光磁気
ディスク31に対するピックアップハウジング45の最
外周半径に相当する一方、センサホール6aの位置及び
長さは、大径ディスクカートリッジ20の大径光磁気デ
ィスク21に対するピックアップハウジング45の最外
周半径に相当している。したがって、センサホール6b
は、小径光磁気ディスク31に対応して、センサホール
6aよりもその長さは当然短くなる。
【0132】これらセンサホール6a・6bは、シャー
シとしてのメカシャーシ71に形成された共通の規制部
材及び規制ピンとしてのストッパピン72が入る位置と
なっているとともに、その長さはストッパピン72の移
動量、ディスク径、等距離に比例するように設定してい
る。
【0133】本実施の形態では、大径ディスクカートリ
ッジ20及び小径ディスクカートリッジ30の挿入前に
おけるストッパピン72の初期位置が、小径光磁気ディ
スク31の最外周位置に相当し、その長さは、大径光磁
気ディスク21と小径光磁気ディスク31との最外周位
置の差(距離)に相当するように構成している。
【0134】上記構成のディスクカートリッジ及びディ
スク記録再生装置70では、具体的には、例えば、図1
0及び図11(a)(b)に示すように、ストッパピン
7は予め内周から外周に向かって弾性部材73によって
付勢されている。すなわち、光磁気ディスク記録再生装
置70におけるメカシャーシ71の端部には弾性部材支
持固定部74が設けられており、この弾性部材支持固定
部74とストッパピン72との間に、例えば、バネ、ス
プリング、ゴム等の弾性部材73が設けられており、弾
性部材支持固定部74側に縮むようになっている。
【0135】また、上記ストッパピン72の位置は、大
径ディスクカートリッジ20又は小径ディスクカートリ
ッジ30の装着前には、図10に示すように、小径ディ
スクカートリッジ30の最外周位置に相当している。小
径ディスクカートリッジ30では、センサホール6bで
のストッパピン72の移動量はないため、ピックアップ
ハウジング45の移動は初期設定位置で規制される。
【0136】これに対して、大径ディスクカートリッジ
20が装着された場合には、図11(a)(b)に示す
ように、センサホール6aにおいてストッパピン72は
ピックアップハウジング45の外周方向に対して、その
センサホール6aの長さ分だけ弾性部材73の付勢によ
り移動し、センサホール6aの外周側面で停止する。
【0137】この結果、ストッパピン72に対して、ピ
ックアップハウジング45が衝突しても、カートリッジ
22が受け止めるので、図示しない光学ピックアップ又
は前記磁気ヘッド46の破損の心配は少なくなる。
【0138】なお、上記の例においては、弾性部材73
は初期状態においては、メカシャーシ71の外周側に位
置している。したがって、図10に示すように、小径デ
ィスクカートリッジ30を装着するときには、図示しな
いローディング機構の一部の機構により、前回装着した
カートリッジの引き出し時に、ストッパピン72を弾性
部材73の付勢力に抗してメカシャーシ71の中心側に
移動させ、センサホール6bの直下の位置に配させるよ
うになっている。
【0139】本方式の場合、前記実施の形態1のものと
比較すると、機構的には位置決めピンが1つで済むこ
と、及び2種類以上のディスクカートリッジヘの対応が
容易である等のメリットがある。すなわち、ディスク径
の異なる3種、4種へのディスクカートリッジヘの対応
も容易となる。
【0140】このように、本実施の形態の大径ディスク
カートリッジ20及び小径ディスクカートリッジ30で
は、センサホール6aは、最小ディスク径の小径光磁気
ディスク31から当該ディスク径の大径光磁気ディスク
21までのディスク径又はピックアップハウジング45
の移動時の最外周位置を示すように半径方向への1個の
長孔のセンサホール6aにて形成されている。
【0141】すなわち、ディスク径又はピックアップハ
ウジング45の移動時の最外周位置を示すセンサホール
は半径方向へ複数個形成する代わりに、半径方向への1
個の長孔に形成したセンサホール6aとすることが可能
である。つまり、本実施の形態のように、各大径光磁気
ディスク21及び小径光磁気ディスク31のカートリッ
ジ22・32に対して、最小ディスク径の小径光磁気デ
ィスク31から当該ディスク径の大径光磁気ディスク2
1までのディスク径又はピックアップハウジング45の
移動時の最外周位置を示すように半径方向への1個の長
孔であるセンサホール6aにてそれぞれ形成することに
よって、光磁気ディスク記録再生装置70側に、このセ
ンサホール6aに沿って遊嵌するストッパピン72を設
ければ、各大径ディスクカートリッジ20又は小径ディ
スクカートリッジ30に応じてピックアップハウジング
45の移動時の最外周位置を検出し、装置の破損につな
がるピックアップハウジング45の外周への暴走を規制
することができる。
【0142】なお、この場合、最小ディスク径の小径デ
ィスクカートリッジ30には、小さなセンサホール6b
が穿設され、当該ディスク径の大径ディスクカートリッ
ジ20においては、これよりも長い長孔であるセンサホ
ール6aが穿設される。そして、例えば、最大ディスク
径のディスクカートリッジ10にはさらに長いセンサホ
ールが穿設される。また、各センサホール6a・6bの
最外周端部は、各大径ディスクカートリッジ20又は小
径ディスクカートリッジ30におけるピックアップ移動
時の最外周位置となる。
【0143】また、センサホール6a・6bの長さとピ
ックアップハウジング45の移動時の最外周位置とが連
動しているので、暴走時のピックアップハウジング45
の破損を防ぐことができるだけでなく、比較的簡単に、
2種類以上のディスク径の異なる光磁気ディスク1に対
する装置互換性を確保することが可能になる。
【0144】また、本実施の形態の光磁気ディスク記録
再生装置70は、センサホール6a・6bの長さを検出
して、機械的にピックアップハウジング45の移動可能
な外周位置を規定するように構成している。
【0145】このため、センサホール6a・6bの長さ
とピックアップハウジング45の移動時の最外周位置と
が連動しているので、暴走時のピックアップハウジング
45の破損を防ぐことができるだけでなく、比較的簡単
に、2種類以上のディスク径の異なる大径光磁気ディス
ク21及び小径光磁気ディスク31に対する装置互換性
を確保することが可能になる。
【0146】また、本実施の形態の光磁気ディスク記録
再生装置70では、メカシャーシ71には、1個のスト
ッパピン72が、装着時の各カートリッジ22・32の
センサホール6a・6bに挿入されかつピックアップハ
ウジング45に当接可能に、半径方向に移動自在に設け
られている。
【0147】このため、センサホール6a・6bの長さ
とピックアップハウジング45の移動時の最外周位置と
が連動しているので、暴走時のピックアップハウジング
45の破損を防ぐことができるだけでなく、比較的簡単
に、2種類以上のディスク径の異なる光磁気ディスク1
に対する装置互換性を確保することが可能になる。
【0148】〔実施の形態3〕本発明の他の実施の形態
について図12ないし図17に基づいて説明すれば、以
下の通りである。なお、説明の便宜上、前記の実施の形
態1及び実施の形態2の図面に示した部材と同一の機能
を有する部材については、同一の符号を付し、その説明
を省略する。また、前記実施の形態1及び実施の形態2
で述べた各種の特徴点については、本実施の形態につい
ても組み合わせて適用し得るものとする。
【0149】本実施の形態では、ディスクカートリッジ
側にセンサホールを設けないでピックアップハウジング
暴走に対応する方法について説明する。
【0150】本実施の形態の小径ディスクカートリッジ
30及び大径ディスクカートリッジ20並びに光磁気デ
ィスク記録再生装置80では、図12及び図13(a)
(b)に示すように、シャーシとしてのメカシャーシ8
1の開口81aに設けられた規制部材としてのストッパ
ピン82が、予め外周から内周に向かって弾性部材83
によって付勢されている。そして、このストッパピン8
2に押圧される状態でカートリッジ22及びカートリッ
ジ32が装着される。
【0151】すなわち、図13(b)に示すように、小
径ディスクカートリッジ30及び大径ディスクカートリ
ッジ20を装着しないときには、ストッパピン82の位
置は図示しないロック機構によって、外周側に固定され
ている。この状態から、小径ディスクカートリッジ30
及び大径ディスクカートリッジ20を装着すると、図1
2及び図13(b)に示すように、上記のロック機構が
解除され、小径ディスクカートリッジ30又は大径ディ
スクカートリッジ20の外方からカートリッジ32・2
2の側面に向かって、ストッパピン82は移動して、カ
ートリッジ32・22の側面に当接して停止する。
【0152】大径ディスクカートリッジ20の場合、ス
トッパピン82の停止位置は、小径ディスクカートリッ
ジ30の停止位置よりも当然外周になる。この停止位置
をピックアップハウジング45の停止位置と一致させて
おけば、カートリッジ32・22と図示しない光学ピッ
クアップ又は前記磁気ヘッド46との衝突を防ぐことが
可能になる。
【0153】ただし、本構成の場合、ピックアップハウ
ジング45が外周方向へ移動する時の力が弾性部材83
の付勢力よりも大きくなれば、ストッパピン82を外周
に移動させることになるので、光学ピックアップ及び磁
気ヘッド46の破損の危険性が完全に無いともいえな
い。そのため、理想的には、前記実施の形態1及び実施
の形態2にて示したカートリッジ22・32の側面又は
センサホール6・6a・6bにてストッパピン72等が
さらに外周に移動しないようにした方法の方が望ましい
ものと考えられる。電気的に小径ディスクカートリッジ
30又は大径ディスクカートリッジ20を挿入した時
に、ディスク径を検出したい場合でも、ストッパピン8
2の移動量を検出すればよいので、特に難しいことはな
い。
【0154】上述したカートリッジ22・32の側面を
用いてピックアップハウジング45の移動規制を行うこ
とによるメリットとしては、カートリッジ22・32
は、カートリッジ位置決めピン84・85を介してメカ
シャーシ81に取り付けられているので、前記実施の形
態2にて示したように、ストッパピン72が移動するよ
うな場合にも、カートリッジ22・23の側面とピック
アップハウジング45とは衝突することなく、相対的に
十分な位置精度を確保することが可能であるということ
が挙げられる。
【0155】このように、本実施の形態の大径ディスク
カートリッジ20及び小径ディスクカートリッジ30並
びに光磁気ディスク記録再生装置80では、メカシャー
シ81には、大径ディスクカートリッジ20又は小径デ
ィスクカートリッジ30の装着時にカートリッジ22・
32の側壁を押圧し、ピックアップハウジング45に当
接してピックアップハウジング45の一定半径以上の外
方向への移動を規制するストッパピン82が設けられて
いる。
【0156】このため、大径ディスクカートリッジ20
にセンサホール6を穿設することなく、ストッパピン8
2によって、ピックアップハウジング45に当接してピ
ックアップハウジング45の一定半径以上の外方向への
移動を規制することができるので、暴走時のピックアッ
プハウジング45の破損を防ぐことができる。
【0157】したがって、ディスク径の異なる大径光磁
気ディスク21又は小径光磁気ディスク31を収納した
各大径ディスクカートリッジ20又は小径ディスクカー
トリッジ30に対して、ディスク径の異なることを識別
して、一台で信頼性の高い記録再生を実現し得る光磁気
ディスク記録再生装置80を提供することができる。
【0158】なお、上記の光磁気ディスク記録再生装置
80では、規制手段であるストッパピン82によって、
ピックアップハウジング45の外方向への移動を規制し
ていたが、そのときに、ディスクカートリッジ10のサ
イズを別途に検出するようにすることも可能である。
【0159】例えば、図14に示すように、大径ディス
クカートリッジ20、中径ディスクカートリッジ25、
及び小径ディスクカートリッジ30のそれぞれにセンサ
ホール6・6・6を形成する。そして、これら各ディス
クカートリッジ20・25・30を記録再生する光磁気
ディスク記録再生装置90には、図15(a)(b)
(c)に示すように、各ディスクカートリッジ20・2
5・30のサイズ、すなわち各センサホール6・6・6
の位置に応じて大径用ストッパピン91、中径用ストッ
パピン92、及び小径用ストッパピン93を形成してお
く。
【0160】これによって、前記実施の形態で示した光
磁気ディスク記録再生装置60cとは異なり、各ディス
クカートリッジ20・25・30には、各1個のセンサ
ホール6しか形成されていないので、同図(a)(b)
(c)に示すように、各ディスクカートリッジ20・2
5・30に対応して、大径用ストッパピン91、中径用
ストッパピン92、及び小径用ストッパピン93の上下
移動が行なわれる。この結果、各大径用ストッパピン9
1、中径用ストッパピン92、及び小径用ストッパピン
93の上下移動のパターンが異なっているので、これに
よって、各ディスクカートリッジ20・25・30のサ
イズを検出することができる。
【0161】また、他の判別手段としては、例えば、図
16(a)(b)に示すように、小径ディスクカートリ
ッジ30又は大径ディスクカートリッジ20の挿入時
に、カートリッジホルダー101に形成した開口蓋10
2を用いることが可能である。
【0162】この開口蓋102は、カートリッジホルダ
ー101の小径ディスクカートリッジ30又は大径ディ
スクカートリッジ20のための挿入用開口103の側端
部103aに蓋をするように設けられているものであ
る。すなわち、同図(a)に示すように、開口蓋102
は、小径ディスクカートリッジ30がカートリッジホル
ダー101に挿入されたときに、挿入用開口103の側
端部103aに蓋をすることができる長さに設けられて
いる。そして、この開口蓋102は、ヒンジ機構を有し
て、同図(b)に示す矢印方向に回転自在に設けられる
とともに、図示しないバネによって、通常は、同図
(a)に示すように、挿入用開口103の側端部103
aを蓋できる位置に配されるようになっている。また、
この開口蓋102の回転範囲には、カートリッジホルダ
ー101の側面に対して直角方向に進退移動する検出ス
イッチ104が設けられている。
【0163】したがって、上記構成を有する光磁気ディ
スク記録再生装置100では、例えば、大径ディスクカ
ートリッジ20が挿入された場合には、同図(b)に示
すように、大径ディスクカートリッジ20の挿入先端が
開口蓋102を押圧して開口蓋102を矢印方向に回転
させる。これによって、検出スイッチ104が退出移動
するので、大径ディスクカートリッジ20が挿入された
ことが検出できる。すなわち、検出スイッチ104を押
し込むか、押し込まないかによって大径ディスクカート
リッジ20であるか又は小径ディスクカートリッジ30
であるかを判別することができる。
【0164】なお、小径ディスクカートリッジ30が挿
入されたときには、検出スイッチ104が進出移動した
状態を保持するので、規制部材又は規制手段を小径ディ
スクカートリッジ30のために最初からセットしておく
ことによって、前記ピックアップハウジング45の暴走
は回避される。
【0165】また、同図(a)(b)に示す光磁気ディ
スク記録再生装置100では、大径ディスクカートリッ
ジ20のディスク中心と小径ディスクカートリッジ30
のディスク中心とがずれてローディングされるので、こ
のままでは再生できない。そこで、このディスク中心の
ずれを解消するために、例えば、カートリッジホルダー
101に、カートリッジ保持後に、このカートリッジホ
ルダー101が移動してディスク中心を前記スピンドル
モータ42上に持っていく構成とすることができる。
【0166】なお、上記の例では、小径ディスクカート
リッジ30又は大径ディスクカートリッジ20の挿入方
向は、各ディスクカートリッジ30・20のシャッタ5
側を先端にして挿入していたが、必ずしもこれに限ら
ず、例えば、図17(a)(b)に示すように、各ディ
スクカートリッジ30・20のシャッタ5が横にした状
態にして挿入することも可能である。また、その他の判
別手段として、検出スイッチ104を用いずに、開口蓋
102の回転角度を検出することも可能である一方、ユ
ーザの入力によってディスクサイズを判別し、それに応
じてピックアップハウジング45の移動量を規制するも
のであってもよい。
【0167】また、上記の光磁気ディスク記録再生装置
90・100では、光磁気ディスク記録再生装置80に
採用したストッパピン82を規制手段として用いたが、
必ずしもこれに限らず、他の規制手段を用いることも可
能である。
【0168】これらの方法を用いると、カートリッジの
挿入時にディスクサイズが認識できるので、ディスクロ
ーディング完了までにピックアップハウジング45の移
動量規制を行なうことが可能となる。
【0169】このように、本実施の形態の光磁気ディス
ク記録再生装置90・100では、装着した大径ディス
クカートリッジ20、中径ディスクカートリッジ25、
小径ディスクカートリッジ30のサイズに応じてピック
アップハウジング45の移動量を規制するストッパピン
82等の規制手段が設けられている。
【0170】このため、規制手段によって、ピックアッ
プハウジング45に当接してピックアップハウジング4
5の一定半径以上の外方向への移動を規制することがで
きるので、暴走時のピックアップの破損を防ぐことがで
きる。
【0171】この結果、ディスク径の異なる大径ディス
クカートリッジ20、中径ディスクカートリッジ25、
小径ディスクカートリッジ30を収納した各ディスクカ
ートリッジに対して、ディスク径の異なることを識別し
て、一台で信頼性の高い記録再生を実現し得るディスク
記録再生装置90・100を提供することができる。
【0172】また、本実施の形態のディスク記録再生装
置90・100では、装着された大径ディスクカートリ
ッジ20、中径ディスクカートリッジ25、小径ディス
クカートリッジ30のサイズを判別する判別手段として
大径用ストッパピン91、中径用ストッパピン92、及
び小径用ストッパピン93、又は開口蓋102及び検出
スイッチ104が設けられている。
【0173】このため、大径用ストッパピン91、中径
用ストッパピン92、及び小径用ストッパピン93、又
は開口蓋102及び検出スイッチ104が、大径ディス
クカートリッジ20、中径ディスクカートリッジ25、
小径ディスクカートリッジ30のサイズを判別する。
【0174】したがって、確実に、大径ディスクカート
リッジ20、中径ディスクカートリッジ25、小径ディ
スクカートリッジ30のサイズを判別することができ
る。
【0175】
【発明の効果】本発明のディスクカートリッジは、以上
のように、カートリッジには、ディスク径の異なるディ
スク状記録媒体を収納した他のディスクカートリッジと
のディスク径の大小関係を識別するための孔が少なくと
も1個形成されているものである。
【0176】それゆえ、孔によって、ディスク径の大小
関係を識別することができる。この結果、後述するよう
に、ディクス径に応じてピックアップの移動範囲を規制
することにより、ピックアップが必要以上に外周側へ移
動しないようにしてピックアップの破損を未然に防ぐこ
とができる。
【0177】また、孔は少なくとも1個形成されてい
る。すなわち、ディスク径の異なる2種類のディスクカ
ートリッジを装着する場合には1個の孔にて識別が可能
であり、ディスク径の異なる3種類のディスクカートリ
ッジを装着する場合には2個の孔にて識別が可能であ
る。
【0178】したがって、ディスク径の異なるディスク
状記録媒体を収納した各ディスクカートリッジに対し
て、ディスク径の異なることを識別して、一台で信頼性
の高い記録再生を実現し得るディスクカートリッジを提
供することができるという効果を奏する。
【0179】また、本発明のディスクカートリッジは、
上記記載のディスクカートリッジにおいて、孔は、各デ
ィスク状記録媒体におけるディスク径又はピックアップ
移動時の最外周位置を示すように設けられているもので
ある。
【0180】それゆえ、各ディスクカートリッジにおけ
るピックアップ移動時の最外周位置を検出することがで
きる。この結果、ピックアップが必要以上に外周へ移動
しないようにしてピックアップの破損を確実に未然に防
ぐことができるという効果を奏する。
【0181】また、本発明のディスクカートリッジは、
上記記載のディスクカートリッジにおいて、各カートリ
ッジに対する孔の位置は、各ディスク状記録媒体のディ
スク径の大小に関わらず、ディスク記録再生装置内にお
けるディスクセンターから見て、同一座標位置又は同一
半径位置に設けられているものである。
【0182】それゆえ、ディスク径が異なり、カートリ
ッジサイズが異なっても同一のセンサを用いてディスク
カートリッジ内に収納されているディスク径の検出が可
能になる。また、将来、より大きな径を持つディスクが
現れても、本関係を保ったディスクカートリッジならば
ディスク径検出機構に関して同様の技術がそのまま流用
でき、装置の破損につながるピックアップの外周への暴
走を容易に規制可能となるという効果を奏する。
【0183】また、本発明のディスクカートリッジは、
上記記載のディスクカートリッジにおいて、孔は、各デ
ィスク状記録媒体のカートリッジに対して、最小ディス
ク径のディスク状記録媒体から当該ディスク径のディス
ク状記録媒体までのディスク径又はピックアップ移動時
の最外周位置を示すように半径方向への1個の長孔にて
それぞれ形成されているものである。
【0184】それゆえ、ディスク記録再生装置側にこの
長孔に沿って遊嵌する規制部材を設ければ、各ディスク
カートリッジに応じてピックアップ移動時の最外周位置
を検出し、装置の破損につながるピックアップの外周へ
の暴走を規制することができる。
【0185】また、孔の長さとピックアップ移動時の最
外周位置とが連動しているので、暴走時のピックアップ
の破損を防ぐことができるだけでなく、比較的簡単に、
2種類以上のディスク径の異なるディスク状記録媒体に
対する装置互換性を確保することが可能になるという効
果を奏する。
【0186】また、本発明のディスク記録再生装置は、
以上のように、上記記載のディスクカートリッジを記録
再生すべく、ピックアップの一定半径以上の外方向への
移動を規制する規制部材が設けられるとともに、上記規
制部材は、孔にてデイスク径を検出する機能とピックア
ップの一定半径以上の外方向への移動を規制する機能と
を兼ねているものである。
【0187】それゆえ、規制部材は、孔にてデイスク径
を検出する機能とピックアップの一定半径以上の外方向
への移動を規制する機能とを兼ねているので、規制部材
によって、各カートリッジに穿設された孔を検出するこ
とができるとともに、ディクス径に応じてピックアップ
の移動範囲を規制することにより、ピックアップが必要
以上に外周側へ移動しないようにしてピックアップの破
損を未然に防ぐことができる。
【0188】この結果、ディスク径の異なるディスク状
記録媒体を収納した各ディスクカートリッジに対して、
ディスク径の異なることを識別して、一台で信頼性の高
い記録再生を実現し得るディスク記録再生装置を提供す
ることができるという効果を奏する。
【0189】また、本発明のディスク記録再生装置は、
上記記載のディスク記録再生装置において、規制部材
は、シャーシにおいて、各カートリッジの孔に対応する
位置、及び最大ディスク径のディスク状記録媒体におけ
るディスク径又はピックアップ移動時の最外周位置を示
す位置に、上側又は下側へ突出可能に設けられる複数の
規制ピンからなり、各規制ピンは、ディスク径の異なる
ディスク状記録媒体を収納したディスクカートリッジが
装着されたときに、このディスクカートリッジのカート
リッジ下面に当接してシャーシから下側に押し出される
ことによってピックアップ最外周位置を規制する一方、
該下側に押し出される規制ピンよりも内側の規制ピンは
各カートリッジの孔に挿入されることによりシャーシか
ら下側への突出が回避されるようになっているものであ
る。
【0190】それゆえ、規制部材はピンからなるので、
構成が簡単である。また、各規制ピンは、ディスク径の
異なるディスク状記録媒体を収納したディスクカートリ
ッジが装着されたときに、このディスクカートリッジの
カートリッジ下面に当接してシャーシから下側に押し出
されることによってピックアップ最外周位置を規制する
一方、該下側に押し出される規制ピンよりも内側の規制
ピンは各カートリッジの孔に挿入されることによりシャ
ーシから下側への突出が回避されるようになっている。
【0191】この結果、この要領にて規制ピンと孔とを
設けることによって、2種類、3種類…以上のディスク
径の異なるディスク状記録媒体に対する装置互換性を容
易かつ確実に確保することが可能になる。
【0192】また、ディスクカートリッジに孔が有るか
無いかによってピックアップの最外周位置を規制する規
制ピンの出し入れを行うことができるので、暴走時のピ
ックアップの破損を防ぐことができるという効果を奏す
る。
【0193】また、本発明のディスク記録再生装置は、
上記記載のディスク記録再生装置において、各規制ピン
は、弾性体によりシャーシの上側に突出するように付勢
されているものである。
【0194】それゆえ、規制ピンのシャーシから上側へ
の突出動作及びシャーシから下側への押し出し動作を容
易に行なうことができる。また、シャーシから下側へ押
し出された各規制ピンが、カートリッジ下面への当接が
解除されたときの規制ピンのシャーシから上側への突出
動作も容易に行なうことができるという効果を奏する。
【0195】また、本発明のディスク記録再生装置は、
上記記載のディスク記録再生装置において、最大ディス
ク径のディスク状記録媒体におけるディスク径又はピッ
クアップ移動時の最外周位置を示す位置に設けられる規
制ピンは、シャーシの下側に固定状態に突出して設けら
れているものである。
【0196】それゆえ、最大ディスク径のディスク状記
録媒体におけるディスク径又はピックアップ移動時の最
外周位置を示す位置を固定の規制ピンとすることができ
るので、その規制ピンの取り付けを確実なものとして、
確実に、ピックアップが必要以上に外周側へ移動しない
ようにしてピックアップの破損を未然に防ぐことができ
るという効果を奏する。
【0197】また、本発明のディスク記録再生装置は、
上記記載のディスク記録再生装置において、孔の長さを
検出して、機械的にピックアップの移動可能な外周位置
を規定するように構成したものである。
【0198】それゆえ、孔の長さとピックアップ移動時
の最外周位置とが連動しているので、暴走時のピックア
ップの破損を防ぐことができるだけでなく、比較的簡単
に、2種類以上のディスク径の異なるディスク状記録媒
体に対する装置互換性を確保することが可能になるとい
う効果を奏する。
【0199】また、本発明のディスク記録再生装置は、
上記記載のディスクカートリッジを記録再生すべく、シ
ャーシには1個の規制ピンが、装着時の各カートリッジ
の孔に挿入されかつピックアップに当接可能に、半径方
向に移動自在に設けられているものである。
【0200】それゆえ、孔の長さとピックアップ移動時
の最外周位置とが連動しているので、暴走時のピックア
ップの破損を防ぐことができるだけでなく、比較的簡単
に、2種類以上のディスク径の異なるディスク状記録媒
体に対する装置互換性を確保することが可能になるとい
う効果を奏する。
【0201】また、本発明のディスク記録再生装置は、
以上のように、シャーシには、ディスクカートリッジの
装着時にカートリッジの側壁を押圧し、ピックアップに
当接してピックアップの一定半径以上の外方向への移動
を規制する規制部材が設けられているものである。
【0202】それゆえ、ディスクカートリッジに孔を穿
設することなく、規制部材によって、ピックアップに当
接してピックアップの一定半径以上の外方向への移動を
規制することができるので、暴走時のピックアップの破
損を防ぐことができる。
【0203】したがって、ディスク径の異なるディスク
状記録媒体を収納した各ディスクカートリッジに対し
て、ディスク径の異なることを識別して、一台で信頼性
の高い記録再生を実現し得るディスク記録再生装置を提
供することができるという効果を奏する。
【0204】また、本発明のディスク記録再生装置で
は、以上のように、装着したディスクカートリッジのサ
イズに応じてピックアップの移動量を規制する規制手段
が設けられている。
【0205】それゆえ、規制手段によって、ピックアッ
プに当接してピックアップの一定半径以上の外方向への
移動を規制することができるので、暴走時のピックアッ
プの破損を防ぐことができる。
【0206】この結果、ディスク径の異なるディスク状
記録媒体を収納した各ディスクカートリッジに対して、
ディスク径の異なることを識別して、一台で信頼性の高
い記録再生を実現し得るディスク記録再生装置を提供す
ることができるという効果を奏する。
【0207】また、本発明のディスク記録再生装置は、
上記記載のディスク記録再生装置において、装着された
ディスクカートリッジのサイズを判別する判別手段が設
けられているものである。
【0208】それゆえ、前記規制手段の作用・効果に加
えて、確実に、ディスクカートリッジのサイズを判別す
ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるディスクカートリッジ及び光磁
気ディスク記録再生装置の実施の一形態を示すものであ
り、(a)は小径ディスクカートリッジを装着した状態
の断面図、(b)は中径ディスクカートリッジを装着し
た状態の断面図、(c)は大径ディスクカートリッジを
装着した状態の断面図である。
【図2】上記ディスクカートリッジ及び光磁気ディスク
記録再生装置の詳細構成を示す断面図である。
【図3】(a)は小径ディスクカートリッジを装着した
状態の平面図、(b)は(a)のX−X線断面図、
(c)は大径ディスクカートリッジを装着した状態の平
面図、(d)は(c)のX−X線断面図である。
【図4】上記ディスクカートリッジを示す平面図であ
る。
【図5】(a)は大径ディスクカートリッジを装着する
前の状態を示す断面図、(b)は大径ディスクカートリ
ッジを装着した後の状態を示す断面図である。
【図6】小径ディスクカートリッジを装着した後の状態
を示す断面図である。
【図7】(a)(b)(c)は小径用ストッパピン及び
大径用ストッパピンをシーソー方式に形成した光磁気デ
ィスク記録再生装置の各状態を示す断面図である。
【図8】上記小径用ストッパピンをバネにて付勢する一
方、大径用ストッパピンを固定状態とした光磁気ディス
ク記録再生装置を示す断面図である。
【図9】本発明におけるディスクカートリッジ及び光磁
気ディスク記録再生装置の他の実施の形態を示すもので
あり、(a)は小径ディスクカートリッジを装着した状
態の平面図、(b)は(a)のY−Y線断面図、(c)
は大径ディスクカートリッジを装着した状態の平面図、
(d)は(c)のY−Y線断面図である。
【図10】小径ディスクカートリッジを装着した後の状
態を示す断面図である。
【図11】(a)は大径ディスクカートリッジを装着す
る前の状態を示す断面図、(b)は大径ディスクカート
リッジを装着した後の状態を示す断面図である。
【図12】本発明におけるディスクカートリッジ及び光
磁気ディスク記録再生装置のさらに他の実施の形態を示
すものであり、小径ディスクカートリッジを装着した後
の状態を示す断面図である。
【図13】(a)は大径ディスクカートリッジを装着す
る前の状態を示す断面図、(b)は大径ディスクカート
リッジを装着した後の状態を示す断面図である。
【図14】本発明におけるディスクカートリッジのさら
に他の実施の形態を示すものであり、各大径ディスクカ
ートリッジ・中径ディスクカートリッジ、及び小径ディ
スクカートリッジに形成されたセンサホールの位置関係
を示す平面図である。
【図15】上記ディスクカートリッジを記録再生する光
磁気ディスク記録再生装置の各ディスクカートリッジの
検出動作を示す断面図であり、(a)は小径ディスクカ
ートリッジの場合、(b)は中径ディスクカートリッジ
の場合、(c)は大径ディスクカートリッジの場合を示
すものである。
【図16】本発明におけるディスクカートリッジのさら
に他の実施の形態を示すものであり、(a)は小径ディ
スクカートリッジを挿入する状態を示す平面図、(b)
は大径ディスクカートリッジを挿入する状態を示す平面
図である。
【図17】上記ディスクカートリッジの向きを変えて挿
入した場合を示すものであり、(a)は小径ディスクカ
ートリッジを挿入する状態を示す平面図、(b)は大径
ディスクカートリッジを挿入する状態を示す平面図であ
る。
【図18】従来の一般的なCD装置の構成を示す断面図
である。
【図19】従来のMD装置の構成を示す断面図である。
【図20】上記のMD装置において、ピックアップハウ
ジングがハウジングストッパによって外周方向への移動
が規制される状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 光磁気ディスク(ディスク状記録媒体) 2 カートリッジ 6 センサホール(孔、判別手段) 6a センサホール(孔、長孔、判別手段) 6b センサホール(孔、判別手段) 10 ディスクカートリッジ 20 大径ディスクカートリッジ(ディスクカートリ
ッジ) 21 大径光磁気ディスク(ディスク状記録媒体) 22 カートリッジ 30 小径ディスクカートリッジ(ディスクカートリ
ッジ) 31 小径光磁気ディスク(ディスク状記録媒体) 32 カートリッジ 40 光磁気ディスク記録再生装置 41 メカシャーシ(シャーシ) 42a 回転軸(ディスクセンター) 45 ピックアップハウジング(ピックアップ) 46 磁気ヘッド 52 大径用ストッパピン(規制部材、規制ピン、規
制手段、判別手段) 53 小径用ストッパピン(規制部材、規制ピン、規
制手段、判別手段) 60 光磁気ディスク記録再生装置(ディスク記録再
生装置) 60a 光磁気ディスク記録再生装置(ディスク記録再
生装置) 60b 光磁気ディスク記録再生装置(ディスク記録再
生装置) 61 メカシャーシ(シャーシ) 62 大径用ストッパピン(規制部材、規制ピン、規
制手段、判別手段) 62a 大径用ストッパピン(規制部材、規制ピン、規
制手段、判別手段) 63 小径用ストッパピン(規制部材、規制ピン、規
制手段、判別手段) 64 バネ(弾性体) 65 バネ(弾性体) 66 中径用ストッパピン(規制部材、規制ピン、規
制手段、判別手段) 67 バネ(弾性体) 70 光磁気ディスク記録再生装置(ディスク記録再
生装置) 71 メカシャーシ(シャーシ) 72 ストッパピン(規制部材、規制ピン、規制手
段、判別手段) 73 弾性部材 80 光磁気ディスク記録再生装置(ディスク記録再
生装置) 81 メカシャーシ(シャーシ) 82 ストッパピン(規制部材、規制手段) 83 弾性部材 84 カートリッジ位置決めピン 85 カートリッジ位置決めピン 91 大径用ストッパピン(判別手段) 92 大径用ストッパピン(判別手段) 93 小径用ストッパピン(判別手段) 102 開口蓋(判別手段) 104 検出スイッチ(判別手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 17/04 411 G11B 17/04 411B 21/02 610 21/02 610J 23/03 604 23/03 604A

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク状記録媒体をカートリッジに収納
    したディスクカートリッジにおいて、 上記カートリッジには、ディスク径の異なるディスク状
    記録媒体を収納した他のディスクカートリッジとのディ
    スク径の大小関係を識別するための孔が少なくとも1個
    形成されていることを特徴とするディスクカートリッ
    ジ。
  2. 【請求項2】孔は、各ディスク状記録媒体におけるディ
    スク径又はピックアップ移動時の最外周位置を示すよう
    に設けられていることを特徴とする請求項1記載のディ
    スクカートリッジ。
  3. 【請求項3】各カートリッジに対する孔の位置は、各デ
    ィスク状記録媒体のディスク径の大小に関わらず、ディ
    スク記録再生装置内におけるディスクセンターから見
    て、同一座標位置又は同一半径位置に設けられているこ
    とを特徴とする請求項2記載のディスクカートリッジ。
  4. 【請求項4】孔は、各ディスク状記録媒体のカートリッ
    ジに対して、最小ディスク径のディスク状記録媒体から
    当該ディスク径のディスク状記録媒体までのディスク径
    又はピックアップ移動時の最外周位置を示すように半径
    方向への1個の長孔にてそれぞれ形成されていることを
    特徴とする請求項2記載のディスクカートリッジ。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4のいずれか1項に記載の
    ディスクカートリッジを記録再生すべく、ピックアップ
    の一定半径以上の外方向への移動を規制する規制部材が
    設けられるとともに、上記規制部材は、孔にてデイスク
    径を検出する機能とピックアップの一定半径以上の外方
    向への移動を規制する機能とを兼ねていることを特徴と
    するディスク記録再生装置。
  6. 【請求項6】規制部材は、シャーシにおいて、各カート
    リッジの孔に対応する位置、及び最大ディスク径のディ
    スク状記録媒体におけるディスク径又はピックアップ移
    動時の最外周位置を示す位置に、上側又は下側へ突出可
    能に設けられる複数の規制ピンからなり、 各規制ピンは、ディスク径の異なるディスク状記録媒体
    を収納したディスクカートリッジが装着されたときに、
    このディスクカートリッジのカートリッジ下面に当接し
    てシャーシから下側に押し出されることによってピック
    アップ最外周位置を規制する一方、該下側に押し出され
    る規制ピンよりも内側の規制ピンは各カートリッジの孔
    に挿入されることによりシャーシから下側への突出が回
    避されるようになっていることを特徴とする請求項5記
    載のディスク記録再生装置。
  7. 【請求項7】各規制ピンは、弾性体によりシャーシの上
    側に突出するように付勢されていることを特徴とする請
    求項6記載のディスク記録再生装置。
  8. 【請求項8】最大ディスク径のディスク状記録媒体にお
    けるディスク径又はピックアップ移動時の最外周位置を
    示す位置に設けられる規制ピンは、シャーシの下側に固
    定状態に突出して設けられていることを特徴とする請求
    項6又は7記載のディスク記録再生装置。
  9. 【請求項9】請求項4に記載のディスクカートリッジを
    記録再生すべく、孔の長さを検出して、機械的にピック
    アップの移動可能な外周位置を規定するように構成した
    ことを特徴とするディスク記録再生装置。
  10. 【請求項10】請求項4に記載のディスクカートリッジ
    を記録再生すべく、シャーシには1個の規制ピンが、装
    着時の各カートリッジの孔に挿入されかつピックアップ
    に当接可能に、半径方向に移動自在に設けられているこ
    とを特徴とするディスク記録再生装置。
  11. 【請求項11】ディスク径の異なるディスク状記録媒体
    をカートリッジに収納した各ディスクカートリッジを記
    録再生するディスク記録再生装置において、 シャーシには、ディスクカートリッジの装着時にカート
    リッジの側壁を押圧し、ピックアップに当接してピック
    アップの一定半径以上の外方向への移動を規制する規制
    部材が設けられていることを特徴とするディスク記録再
    生装置。
  12. 【請求項12】ディスク径の異なるディスク状記録媒体
    をカートリッジに収納した各ディスクカートリッジを記
    録再生するディスク記録再生装置において、 装着したディスクカートリッジのサイズに応じてピック
    アップの移動量を規制する規制手段が設けられているこ
    とを特徴とするディスク記録再生装置。
  13. 【請求項13】装着されたディスクカートリッジのサイ
    ズを判別する判別手段が設けられていることを特徴とす
    る請求項12記載のディスク記録再生装置。
JP2001009534A 2001-01-17 2001-01-17 ディスクカートリッジ及びディスク記録再生装置 Pending JP2002216455A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001009534A JP2002216455A (ja) 2001-01-17 2001-01-17 ディスクカートリッジ及びディスク記録再生装置
US10/051,829 US7017169B2 (en) 2001-01-17 2002-01-17 Disk cartridge and disk recording and reproducing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001009534A JP2002216455A (ja) 2001-01-17 2001-01-17 ディスクカートリッジ及びディスク記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002216455A true JP2002216455A (ja) 2002-08-02

Family

ID=18877006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001009534A Pending JP2002216455A (ja) 2001-01-17 2001-01-17 ディスクカートリッジ及びディスク記録再生装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7017169B2 (ja)
JP (1) JP2002216455A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005069297A1 (ja) * 2004-01-19 2005-07-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 記録媒体の種類を判定する情報処理装置および情報処理装置において実行される記録媒体への領域形成方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010143399A1 (ja) * 2009-06-10 2010-12-16 パナソニック株式会社 光ディスク記録再生装置及び光ディスク記録再生装置のピックアップ保護方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0547155A (ja) * 1991-08-16 1993-02-26 Sony Corp デイスクカートリツジ
EP1146518B1 (en) * 1993-03-23 2002-12-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Combination of a cartridge adaptor and a cartridge to be accommodated in the adaptor
JP3106874B2 (ja) * 1993-09-29 2000-11-06 松下電器産業株式会社 円盤記録再生装置
KR960009844B1 (en) * 1994-01-19 1996-07-24 Daewoo Electronics Co Ltd Mini and cd player
US5991260A (en) * 1995-02-20 1999-11-23 Hitachi, Ltd. Disk cartridge and disk device using the same
JPH10199203A (ja) * 1996-12-26 1998-07-31 Sony Corp ディスクカートリッジ及び記録及び/又は再生装置
JPH1196718A (ja) * 1997-09-22 1999-04-09 Teac Corp ディスクカートリッジ及びディスク装置
JPH11110868A (ja) * 1997-09-30 1999-04-23 Sony Corp ディスク駆動装置
US5995345A (en) * 1997-11-18 1999-11-30 Overbo; David M. Data storage cartridge and adapter
US6538971B2 (en) * 1997-12-23 2003-03-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Optical information recording/reproducing apparatus and method for using both disc cartridges holding 8cm and 12cm disc
KR100261474B1 (ko) * 1997-12-31 2000-07-01 윤종용 크기가 다른 광 자기 디스크 수납용 카트리지
DE69933355T2 (de) * 1998-12-23 2007-08-23 Samsung Electronics Co., Ltd., Suwon Vorrichtung und Verfahren zur Wiedergabe und Aufzeichnung von Aufzeichnungsmedien unterschiedlicher Grössen

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005069297A1 (ja) * 2004-01-19 2005-07-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 記録媒体の種類を判定する情報処理装置および情報処理装置において実行される記録媒体への領域形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
US7017169B2 (en) 2006-03-21
US20020093900A1 (en) 2002-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2056647C1 (ru) Устройство для записи и/или воспроизведения с оптического диска
US5914929A (en) Optical disk recording/playback device with means to recognize, read from and record to multiple types of optical disk types
EP0697694B1 (en) Optical disk recording and reproducing apparatus
JP2002216455A (ja) ディスクカートリッジ及びディスク記録再生装置
US6973660B2 (en) Disk driver
JP3369773B2 (ja) 光学式情報記録ディスクおよび光学式情報記録ディスクカートリッジ
JP3154663B2 (ja) 光データ記憶カートリッジシステム
JP3642165B2 (ja) ディスクローディング装置
JP2004103194A (ja) 磁気ヘッド昇降制御装置
JP3769931B2 (ja) ディスクローディング装置
JP2000011580A (ja) ディスクカートリッジ
EP1543515B1 (en) Disc drive apparatus
JPH08147841A (ja) ディスクローディング装置
JP4513477B2 (ja) ディスク装置
JP3573716B2 (ja) ディスクカートリッジの光ディスク記録再生機構
JPH1166797A (ja) ディスクカートリッジ
JP3694417B2 (ja) 記録媒体駆動装置
JP3297991B2 (ja) 記録装置
JP4784615B2 (ja) ディスクカートリッジ
JPH10106096A (ja) ディスク記録再生装置
JP2005267806A (ja) ディスクドライブ装置
JP2002074657A (ja) 板状記録媒体の記録および/または再生装置
JP2002100132A (ja) ディスク装置
JPH08203227A (ja) 光磁気ディスク装置及びその記録ヘッド昇降装置
JPH10208354A (ja) ディスク装置