JP2001092452A - 演奏データ編集装置、方法及び記録媒体 - Google Patents

演奏データ編集装置、方法及び記録媒体

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JP2001092452A
JP2001092452A JP26958199A JP26958199A JP2001092452A JP 2001092452 A JP2001092452 A JP 2001092452A JP 26958199 A JP26958199 A JP 26958199A JP 26958199 A JP26958199 A JP 26958199A JP 2001092452 A JP2001092452 A JP 2001092452A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画面上での簡単な操作により所望の奏法対応演
奏データを得ることができるようにし、操作性を向上さ
せた高操作性演奏データ編集装置の提供。 【解決手段】この発明では、楽譜表示に貼り付けられた
奏法アイコン(図示せず)に対して、ダブルクリック等
の所定操作をすることにより、対応する奏法対応データ
をエディットするための「アイコンモディファイウイン
ドウ」を開き、奏法対応データの修正を行う。このウイ
ンドウを開いているときは、エディットしている奏法対
応データの範囲を楽譜表示中に表示し、楽譜対応箇所の
確認を容易にする。ウインドウのスコアエリアSA,P
Aは、修正中の奏法アイコンに対応する楽譜が表示がさ
れ、その音符の修正結果は、音符データ及び/又は奏法
対応データにも反映される。アイコンパレット(図示せ
ず)には、最後に選択した複数個の奏法アイコンを表示
し、よく使うアイコンを貼り付け易くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、演奏データ編集
装置、方法及び記録媒体に関する。この発明は、より詳
細には、原演奏データからアーティキュレーション(ar
ticulation)アイコンを用いた奏法対応データに変換す
る演奏データ編集装置、方法及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、グリッサンドやトレモロ等の
奏法に対応した音源装置がある。例えば、特開平10−
214083号公報には、SMF(スタンダードMID
Iファイル)等の曲データに対して手動で奏法コードを
付与する技術が示されている。具体的には、SMFのデ
ータを楽譜表示し、この楽譜表示を見ながら奏法コード
を付与する部分を指定し、奏法指定操作子の操作によっ
てその部分に奏法コードを付与するようにしている。
【0003】上述した従来技術においては、SMFデー
タ中の指定した部分に奏法コードを付与する際の操作性
向上のための提案は、一切なされていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明の主たる目的
は、画面を利用して通常の演奏データを奏法対応演奏デ
ータに変換するに際し、画面上での簡単な操作で所望の
奏法対応演奏データが効率的に得られるようにし、操作
性を向上させた演奏データ編集装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の特徴に
従うと、画面上の楽譜表示に対して、奏法対応データを
表わす奏法アイコンを貼り付ける手段と、貼り付けられ
た奏法アイコンに所定の操作を行う手段と、所定の操作
に応じて、当該奏法アイコンに対応する奏法対応データ
をエディットするための修正用詳細ウインドウを開く手
段と、修正用詳細ウインドウを用いて奏法対応データを
エディットする手段とを具備する演奏データ編集装置、
並びに、画面上の楽譜表示に対して、奏法対応データを
表わす奏法アイコンを貼り付けるステップと、貼り付け
られた奏法アイコンに所定の操作を行うステップと、所
定の操作に応じて、当該奏法アイコンに対応する奏法対
応データをエディットするための修正用詳細ウインドウ
を開くステップと、修正用詳細ウインドウを用いて奏法
対応データをエディットするステップとを備える演奏デ
ータ編集方法が提供される。
【0006】この発明の第2の特徴に従うと、画面上の
楽譜表示に対して、奏法対応データを表わす奏法アイコ
ンを貼り付ける手段と、貼り付けられた奏法アイコンに
対応する奏法対応データをエディットするための修正用
詳細ウインドウを開く手段と、修正用詳細ウインドウを
開いているときに、エディットしている奏法対応データ
の範囲を楽譜表示中に表示する手段と、修正用詳細ウイ
ンドウを用いて奏法対応データをエディットする手段と
を具備する演奏データ編集装置、並びに、画面上の楽譜
表示に対して、奏法対応データを表わす奏法アイコンを
貼り付けるステップと、貼り付けられた奏法アイコンに
対応する奏法対応データをエディットするための修正用
詳細ウインドウを開くステップと、修正用詳細ウインド
ウを開いているときに、エディットしている奏法対応デ
ータの範囲を楽譜表示中に表示するステップと、修正用
詳細ウインドウを用いて奏法対応データをエディットす
るステップとを備える演奏データ編集方法が提供され
る。
【0007】この発明の第3の特徴に従うと、画面上の
楽譜表示に対して、奏法対応データを表わす奏法アイコ
ンを貼り付ける手段と、貼り付けられた奏法アイコンに
対応する奏法対応データをエディットするために、エデ
ィットされる奏法対応データの位置に対応した部分の楽
譜表示を行なうスコアエリアが設けられた修正用詳細ウ
インドウを開く手段と、修正用詳細ウインドウを用いて
奏法対応データをエディットする手段と、修正用詳細ウ
インドウのスコアエリア内での音符修正に応じて、対応
する音符データ及び/又は奏法対応データを修正する手
段とを具備する演奏データ編集装置、並びに、画面上の
楽譜表示に対して、奏法対応データを表わす奏法アイコ
ンを貼り付けるステップと、張り付けられた奏法アイコ
ンに対応する奏法対応データをエディットするために、
エディットされる奏法対応データの位置に対応した部分
の楽譜表示を行なうスコアエリアが設けられた修正用詳
細ウインドウを開くステップと、修正用詳細ウインドウ
を用いて奏法対応データをエディットするステップと、
修正用詳細ウインドウのスコアエリア内での音符修正に
応じて、対応する音符データ及び/又は奏法対応データ
を修正するステップとを備える演奏データ編集方法が提
供される。さらに、この特徴に従い、画面上の楽譜表示
に対して、奏法対応データを表わす奏法アイコンを貼り
付けるステップと、貼り付けられた奏法アイコンに対応
する奏法対応データをエディットするために、エディッ
トされる奏法対応データの位置に対応した部分の楽譜表
示を行なうスコアエリアが設けられた修正用詳細ウイン
ドウを開くステップと、修正用詳細ウインドウを用いて
奏法対応データをエディットするステップと、修正用詳
細ウインドウのスコアエリア内での音符修正に応じて、
対応する音符データ及び/又は奏法対応データを修正す
るステップとから成るプログラムを記録した演奏データ
編集のための記録媒体が提供される。
【0008】この発明の第4の特徴に従うと、奏法対応
データを表わす複数の奏法アイコンを提示するアイコン
選択パレットを画面上に表示する手段と、画面上の楽譜
表示に対して、アイコン選択パレット内から選択された
奏法アイコンを貼り付ける手段と、アイコンパレット内
に提示される奏法アイコンを、最後に選択された複数個
の奏法アイコンに更新する手段とを具備する演奏データ
編集装置、並びに、奏法対応データを表わす複数の奏法
アイコンを提示するアイコン選択パレットを画面上に表
示するステップと、画面上の楽譜表示に対して、アイコ
ン選択パレット内から選択された奏法アイコンを貼り付
けるステップとアイコンパレット内に提示される奏法ア
イコンを、最後に選択された複数個の奏法アイコンに更
新するステップとを備える演奏データ編集方法が提供さ
れる。さらに、この特徴に従い、奏法対応データを表わ
す複数の奏法アイコンを提示するアイコン選択パレット
を画面上に表示するステップと、画面上の楽譜表示に対
して、アイコン選択パレット内から選択された奏法アイ
コンを貼り付けるステップと、アイコンパレット内に提
示される奏法アイコンを、最後に選択された複数個の奏
法アイコンに更新するステップとから成るプログラムを
記録した演奏データ編集のための記録媒体が提供され
る。
【0009】この発明の第5の特徴に従うと、奏法対応
データを表わす複数の奏法アイコンを提示するアイコン
選択パレットを画面上に表示する手段と、画面上の楽譜
表示に対して、アイコン選択パレット内から選択された
奏法アイコンを貼り付ける手段と、張り付けられた奏法
アイコンに対応する奏法対応データをエディットするた
めの修正用詳細ウインドウを開く手段と、修正用詳細ウ
インドウでエディットされた奏法対応データに対応する
奏法アイコンを、新たに選択可能な奏法アイコンとし
て、エディット前の奏法アイコンと区別して、アイコン
選択パレット内に表示する手段とを具備する演奏データ
編集装置、並びに、奏法対応データを表わす複数の奏法
アイコンを提示するアイコン選択パレットを画面上に表
示するステップと、画面上の楽譜表示に対して、アイコ
ン選択パレット内から選択された奏法アイコンを貼り付
けるステップと、張り付けられた奏法アイコンに対応す
る奏法対応データをエディットするための修正用詳細ウ
インドウを開くステップと、修正用詳細ウインドウでエ
ディットされた奏法対応データに対応する奏法アイコン
を、新たに選択可能な奏法アイコンとして、エディット
前の奏法アイコンと区別して、アイコン選択パレット内
に表示するステップとを備える演奏データ編集方法が提
供される。
【0010】この発明の第6の特徴に従うと、奏法対応
データを表わす複数の奏法アイコンを提示するアイコン
選択パレットを画面上に表示する手段と、画面上の楽譜
表示に対して、アイコン選択パレット内から選択された
奏法アイコンを貼り付ける手段と、張り付けられた奏法
アイコンに対応する奏法対応データをエディットする手
段と、エディットされた奏法対応データのパラメータに
応じて、対応する奏法アイコンの形状を微妙に変化させ
る手段とを具備する演奏データ編集装置、並びに、奏法
対応データを表わす複数の奏法アイコンを提示するアイ
コン選択パレットを画面上に表示するステップと、画面
上の楽譜表示に対して、アイコン選択パレット内から選
択された奏法アイコンを貼り付けるステップと、張り付
けられた奏法アイコンに対応する奏法対応データをエデ
ィットするステップと、エディットされた奏法対応デー
タのパラメータに応じて、対応する奏法アイコンの形状
を微妙に変化させるステップとを具備する演奏データ編
集方法え提供される。
【0011】この発明の第7の特徴に従うと、画面上の
楽譜表示に対して、奏法対応データを表わす奏法アイコ
ンを貼り付ける手段と、ゼロからクレッシェンドする奏
法対応データを表わす奏法アイコン、及び、所定音量か
らクレッシェンドする奏法対応データを表わす奏法アイ
コンを、互いに異なる形態で表示する手段とを具備する
演奏データ編集装置、並びに、画面上の楽譜表示に対し
て、奏法対応データを表わす奏法アイコンを貼り付ける
手段と、ゼロにディミニュエンドする奏法対応データを
表わす奏法アイコン、及び、所定音量にディミニュエン
ドする奏法対応データを表わす奏法アイコンを、互いに
異なる形態で表示する手段とを具備する演奏データ編集
装置が提供され、また、画面上の楽譜表示に対して、奏
法対応データを表わす奏法アイコンを貼り付けるステッ
プと、ゼロからクレッシェンドする奏法対応データを表
わす奏法アイコン、及び、所定音量からクレッシェンド
する奏法対応データを表わす奏法アイコンを、互いに異
なる形態で表示するステップとを具備する演奏データ編
集方法、並びに、画面上の楽譜表示に対して、奏法対応
データを表わす奏法アイコンを貼り付けるステップと、
ゼロにディミニュエンドする奏法対応データを表わす奏
法アイコン、及び、所定音量にディミニュエンドする奏
法対応データを表わす奏法アイコンを、互いに異なる形
態で表示するステップとを具備する演奏データ編集方法
が提供される。さらに、この特徴に従い、画面上の楽譜
表示に対して、奏法対応データを表わす奏法アイコンを
貼り付けるステップと、ゼロからクレッシェンドする奏
法対応データを表わす奏法アイコンと所定音量からクレ
ッシェンドする奏法対応データを表わす奏法アイコン、
或いは、ゼロにディミニュエンドする奏法対応データを
表わす奏法アイコンと所定音量にディミニュエンドする
奏法対応データを表わす奏法アイコンを、それぞれ、互
いに異なる形態で表示するステップとから成るプログラ
ムを記録した演奏データ編集のための記録媒体が提供さ
れる。
【0012】〔作用〕この発明の第1の特徴によると、
楽譜表示に貼り付けられた奏法アイコンに対して、ダブ
ルクリック等の所定操作をすることにより、対応する奏
法対応データをエディットするための修正用詳細ウイン
ドウを開くようにしたので、奏法対応データの修正を簡
単に行うことができる。この修正用詳細ウインドウは、
実施例においては、「アイコンモディファイウインド
ウ」と呼ばれる。
【0013】この発明の第2の特徴によると、修正用詳
細ウインドウ(アイコンモディファイウインドウ)を開
いているときは、エディットしている奏法対応データの
範囲を楽譜表示中に表示するようにしたので、修正中の
奏法対応データが楽譜中でどこに対応するのかを容易に
確認することができる。
【0014】この発明の第3の特徴によると、修正用詳
細ウインドウ(アイコンモディファイウインドウ)の中
には、修正中の奏法アイコンの位置に対応した部分の楽
譜表示を行なうスコアエリアが設けられ、このスコアエ
リアで音符を修正すると、その修正内容は、音符データ
及び/又は奏法対応データにも反映されるようにしてい
る。従って、修正用詳細ウインドウ内だけで、奏法対応
データの多彩な修正が可能となる。なお、このスコアエ
リアは、実施例で説明されるように、楽譜表示を行うノ
ーテーション表示エリアや簡易ピアノロール表示を行う
簡易ピアノロール表示エリアで構成される。
【0015】この発明の第4の特徴によると、アイコン
パレットにおいては、最後に選択された複数個の奏法ア
イコンを表示するようにしたので、アイコンパレットの
表示領域が小さくても、演奏データ編集者が頻繁に利用
する奏法アイコンを、常に、アイコンパレット内に表示
させることができ、操作性を大きく向上することができ
る。
【0016】この発明の第5の特徴によると、修正用詳
細ウインドウ(アイコンモディファイウインドウ)でエ
ディットされた奏法対応データに対応する奏法アイコン
は、新たな奏法アイコンとして元の奏法アイコンと区別
した表示がなされる。つまり、エディットされた奏法対
応データの奏法アイコンには、それがエディットされた
ものであることが判るようなカスタマイズ表示がなされ
る。従って、エディットされた奏法対応データは、演奏
データ中の別の場所や、別の演奏データにおいて利用す
ることができる。また、オリジナルの奏法対応データと
は違うことを容易に判別することができる。
【0017】この発明の第6の特徴によると、エディッ
トされた奏法パラメータに応じて、奏法アイコンの形状
を微妙に変化させるようにしたので、奏法アイコンを見
るだけで奏法対応データの概略的な内容を把握すること
ができる。
【0018】この発明の第7の特徴によると、クレッシ
ェンド、ディミニュエンド各アイコンに関して、ゼロか
らクレッシェンドするものと、所定音量からクレッシェ
ンドするものを別奏法アイコンで表示するようにしたの
で、 両者を簡単に使い分けることができ、また、ゼロ
へディミニエンドするものと、所定音量にディミニエン
ドするものを別奏法アイコンで表示するようにしたの
で、両者を簡単に使い分けることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の好適な実施例を詳述する。なお、以下の実施例は単
なる一例であって、この発明の精神を逸脱しない範囲で
種々の変更が可能である。
【0020】〔ハードウエア構成〕図1には、この発明
の一実施例による演奏データ編集システムのハードウエ
ア構成のブロック図が示されている。この例では、シス
テムは、中央処理装置(CPU)1、読出専用メモリ
(ROM)2、ランダムアクセスメモリ(RAM)3、
第1及び第2の検出回路4,5、表示回路6、音源回路
7、効果回路8、外部記憶装置9等を備え、これらの装
置1〜9は、バス10を介して互いに接続されている。
【0021】システム全体を制御するCPU1は、テン
ポクロックや割込みクロックの発生等に利用されるタイ
マ11を備え、所定のプログラムに従って種々の制御を
行い、特に、この発明による演奏データ編集処理を中枢
的に遂行する。ROM2には、この演奏データ編集シス
テムを制御するための所定の制御プログラムが記憶され
ており、これらの制御プログラムには、基本的な演奏デ
ータ編集と共に、演奏データ編集に関する各種処理プロ
グラムや、各種データ/テーブルを含ませることができ
る。RAM3は、これらの処理に際して必要なデータや
パラメータを記憶し、また、処理中の各種データを一時
記憶するためのワーク領域として用いられる。
【0022】第1の検出回路4には鍵盤操作装置12が
接続され、第2の検出回路5には、パネルスイッチやマ
ウス等のスイッチ操作装置13が接続され、表示回路6
にはディスプレイ14が接続され、ディスプレイ14に
表示される各種画面を視認しつつ操作装置12,13を
操作することができる。また、DSP等で構成される効
果回路8に接続されるサウンドシステム15は、音源回
路7及び効果回路8と共に楽音出力部を構成し、この演
奏データ編集システムにおける処理前後の演奏データを
含む各種演奏情報に基づき楽音を放音させる。
【0023】外部記憶装置9は、ハードディスクドライ
ブ(HDD)、コンパクトディスク・リード・オンリィ
・メモリ(CD−ROM)ドライブ、フロッピィディス
クドライブ(FDD)、光磁気(MO)ディスクドライ
ブ、ディジタル多目的ディスク(DVD)ドライブ等の
記憶装置から成り、各種制御プログラムや各種データを
記憶することができる。従って、演奏データ編集に必要
な処理プログラムや各種データは、ROM2を利用する
だけでなく、外部記憶装置9からRAM3内に読み込む
ことができ、必要に応じて、処理結果を外部記憶装置9
に記録しておくこともできる。
【0024】この例では、バス10にMIDIインター
フェイス(I/F)16が接続され、システムは他のM
IDI機器17と通信することができる。ここで、専用
のMIDI I/Fに限らず、RS−232C、USB
(ユニバーサル・シリアル・バス)、IEEE1394
(アイトリプルイー1394)等の汎用のインターフェ
ースを用いてMIDI I/Fを構成してもよい。この
場合、MIDIメッセージ以外のデータをも同時に送受
信するようにしてもよい。さらに、バス10には通信イ
ンターフェイス18も接続され、通信ネットワーク19
を介してサーバコンピュータ20から処理プログラムや
各種データを外部記憶装置9にストアすることもでき
る。
【0025】この発明による演奏データ編集システム
は、典型的には、図示のように、鍵盤操作装置12や各
種スイッチ操作装置13をもつ電子楽器の形態で実施す
ることができるが、パーソナルコンピュータ(PC)に
演奏データ編集のアプリケーションプログラムを組み込
んだ「PC+PC上で動作するソフトウエア」の形態で
実施することもできるができる。また、カラオケ装置に
用いる楽曲データの作成等の機器にも適用することがで
き、自動演奏ピアノに適用してもよい。なお、電子楽器
の形態を取った場合、その形態は鍵盤楽器に限らず、弦
楽器タイプ、管楽器タイプ、打楽器タイプ等の形態でも
よい。さらに、音源回路7については、ハードウエアで
構成する必要はなく、ソフトウエア音源で構成すること
もでき、さらに、音源機能を含む楽音出力部(7,8,
15)の機能を、MIDIや各種ネットワーク等の通信
手段を用いて接続された他のMIDI機器17に委ねる
こともできる。
【0026】〔スコアウインドウ〕さて、図2には、こ
の発明の一実施例による演奏データ編集システムにおい
てディスプレイ14上に表示されるスコアウインドウ画
面が示されている。スコアウインドウにおいては、演奏
データに対応する各種データが所定の順序に従ってレイ
ヤー表示される。図2のスコアウインドウにおいては、
上から順に、小節ルーラーレイヤーRL、テンポアイコ
ンレイヤーL1、ダイナミクスアイコンレイヤーL2、
ジョイントアイコンレイヤーL3、モデュレーションア
イコンレイヤーL4、アクセントアイコンレイヤーL
5、スタッフ(ノーテーション)アイコンレイヤーS
L、ダイナミクスグラフレイヤーDL、アタックアイコ
ンレイヤーL6、リリースアイコンレイヤーL7が表示
されている。
【0027】各レイヤーRL,L1,L2,…,L7に
は、演奏データの進行に対応して左から右の方向に所定
の表示データが配列され、スイッチ操作装置13のマウ
ス等の操作によって、スコアウインドウ最下段にある右
又は左のスクロールボタンSBtをオンするか或いはス
クロールバーSBrを右方向又は左方向に移動すること
により、演奏データの進行方向又は逆進行方向に全レイ
ヤーをスクロールすることができる。
【0028】各レイヤーRL,L1,L2,…,L7の
左端には、レイヤー名表示部LN及びレイヤー操作ボタ
ンLBが設けられ、各レイヤー名表示部LNをマウスカ
ーソルで指示することにより、対応するレイヤーを表示
位置移動対象とすることができる。例えば、或るレイヤ
ーのレイヤー名表示部LNを、別のレイヤー又はレイヤ
ー間にドラッグ&ドロップすることにより、そのレイヤ
ーの表示位置を上下に移動し、レイヤーの上下順序を入
れ替えることができる。また、或るレイヤーの操作ボタ
ンLBをマウスでオン操作すると、そのレイヤーは、
「縮小表示」モードになり、レイヤー表示幅が狭まり表
示内容が簡略化される。
【0029】小節ルーラーレイヤーRLは、演奏データ
全体の時間進行状態を小節番号で表わしたものであり、
スタッフ(ノーテーション)アイコンレイヤーSLに
は、演奏データの音符情報による楽譜(ホワイトデー
タ)が表示される。これに対して、テンポ、ダイナミク
ス、ジョイント、モデュレーション、アタック及びリリ
ースアイコンレイヤーL1〜L7は、奏法対応データに
対応する奏法アイコンレイヤーを構成する。奏法アイコ
ンレイヤーL1〜L7に表示される奏法アイコンは、例
えば、次の(1)〜(7)のようなアーティキュレーシ
ョンデータである: (1)テンポアイコンレイヤーL1=リタルダンド、ア
テンポ、…、(2)ダイナミクスアイコンレイヤーL2
=クレッシェンド・ディミニュエンド、fff〜ppp
の強弱記号、…、(3)ジョイントアイコンレイヤーL
3=ノーマルスラー(レガート)、ベンドスラー、…、
(4)モデュレーシヨンアイコンレイヤーL4=ビブラ
ート、トレモロ、…、(5)アクセント〔&デュレーシ
ョン〕アイコンレイヤーL5=アクセント、テヌート、
スタッカート、…、(6)アタックアイコンレイヤーL
6=ベンドアップ/ダウン、装飾アップ/ダウン、グリ
ッサンドアップ/ダウン、(7)リリースアイコンレイ
ヤーL7=ベンドアップ/ダウン、装飾アップ/ダウ
ン、グリッサンドアップ/ダウン、…。
【0030】また、ダイナミクスグラフレイヤーDLに
は、(2)に対応するノート毎のダイナミクスデータが
グラフ的に表示される。そして、各レイヤーRL,L
1,L2,…,L7を上下方向に横断する曲進行バーB
arは、演奏データ編集の際に、マウスカーソルにより
指示される位置に合わせて移動し、演奏データの再生モ
ード時には、演奏データ再生位置に合わせて移動する。
【0031】この発明の一実施例においては、画面上の
複数の奏法アイコンレイヤーL1〜L7毎に、奏法対応
データを表わす奏法アイコンが貼り付けられ、例えば、
図2では、アタックアイコンレイヤーL6のレイヤーウ
インドウ(スコアエリア)内に、ベンドアップアイコン
BUを含む4つの奏法アイコンが貼り付けられている。
各奏法アイコンレイヤーL1〜L7は、「表示オン」、
「縮小表示」、「表示オフ」、上下位置並べ替え等の指
示に基づいて、全表示状態、簡略化画像での縮小表示、
非表示状態、或いは、表示順の変更等が行われる。ま
た、各奏法アイコンレイヤーL1〜L7に表示されてい
る奏法アイコンが、マウスのドラッグ&ドロップ等の操
作により、所定の表示エリア外に移動したことが検出さ
れると、この奏法アイコンに対応する奏法対応データ
は、演奏データ中から削除される。
【0032】図3は、レイヤー表示の一部詳細図であ
り、スコアウインドウの奏法アイコンレイヤーL1〜L
5について表示態様の変化を示している。図3(1)
は、図2と同様に、奏法アイコンレイヤーL1〜L5が
全て「表示オン」された場合の表示状態を示し、「表示
オン」時は、対応するレイヤー名を示す各レイヤー名表
示部LN及びレイヤー操作ボタンLBが表示され、編集
可能レイヤーであることを知らせると共に、これらの右
側には、奏法アイコンを表示することができるレイヤー
ウインドウ(スコアエリア)が展開されている。ここ
で、ダイナミクスアイコンレイヤーL2の操作ボタンL
Bがクリックされると、このレイヤーL2は、図3
(2)に示すように「縮小表示」される。この「縮小表
示」においては、図3(2)のダイナミクスアイコンレ
イヤーL2に示すように、レイヤーウインドウ(スコア
エリア)の縦サイズが縮小され表示画像が簡略化され
て、このレイヤーに奏法アイコンが存在することだけが
見えるようにされ、また、「縮小表示」されているレイ
ヤーの編集は不可とされる。
【0033】このような「縮小表示」処理を採用するこ
とにより、演奏データ編集者が使用したくないレイヤー
を隠すことができる。しかも、そのレイヤーの存在自体
は見えるので、演奏データ編集者は、レイヤーが存在し
ないと勘違いをする恐れがなくなる。なお、「縮小表
示」されたレイヤーの左端部には、レイヤー名表示部L
N及びレイヤー操作ボタンLBは表示されず、これに代
って、解除ボタン(右向き三角ボタン)RBが表示され
る。この解除ボタンRBを操作することにより、例え
ば、ダイナミクスアイコンレイヤーL2は、図3(2)
の「縮小表示」状態から元の図3(1)の「表示オン」
状態に復帰する。
【0034】このような「縮小表示」との移行/復帰
は、後述する表示サブコマンドの「縮小表示」/「表示
オン」を用いても実現することができる。この表示サブ
コマンドを用いると、さらに、各レイヤーの表示を「表
示オン」及び「表示オフ」間で移行させることができ、
例えば、図3(1)のモデュレーションアイコンレイヤ
ーL4に表示サブコマンド「表示オフ」を指示すると、
図3(2)に示すように、この奏法アイコンレイヤーL
4は、消去される。
【0035】〔表示コマンド〕上述した表示サブコマン
ドを用いると、各レイヤーの表示を、「表示オン」、
「縮小表示」及び「表示オフ」間の移行だけでなく、各
レイヤー表示位置の上下順序を変更する等の処理も実行
することができる。図4は、レイヤー表示の切換えに関
するコマンドメニューの例を示す。例えば、図2のスコ
アウインドウの左上の「表示コマンド」を指示すると、
図4の左側のように、「ルーラー」、「テンポ」、…、
「アクセント」等のコマンドメニューが表示される。こ
こで、コマンドメニューの中の何れかを選択操作する
と、選択したコマンドはグレー表示になり、図4の右側
のように、「表示オン」、「表示オフ」、「縮小表
示」、…、「表示順を下に」等のサブコマンドメニュー
が追加表示される。さらに、サブコマンドメニューの中
の何れかを選択すると、選択されたサブコマンドが実行
され、サブコマンドメニュー内の当該サブコマンド名の
左側には、選択されていることを表わす“レ”印が表示
される。なお、「表示オフ」及び「縮小表示」となって
いるレイヤーについては、奏法アイコンの編集ができな
い。
【0036】例えば、コマンドメニューから「ダイナミ
クス」を選択すると、このコマンドはグレー表示され、
右側のサブコマンドメニューには、図4の右側に示すサ
ブコマンドが表示されるので、この中から「縮小表示」
を選択すると、選択された「縮小表示」コマンドが実行
される。これにより、図3(2)のように、ダイナミク
スレイヤーL2が縮小表示され、サブコマンドメニュー
「縮小表示」の左側には、図4の右側のように、“レ”
印が表示される。
【0037】同様に、サブコマンドの中から「表示オ
ン」を選択するとレイヤーが通常表示され、「表示オ
フ」を選択するとレイヤー表示が消去される。例えば、
図3(1)のような表示状態において、コマンドメニュ
ーから「モデュレーション」を選択し、そのサブコマン
ドメニューから「表示オフ」を選択すると、モデュレー
ションアイコンレイヤーL4は、「表示オフ」とされ、
図3(2)のように、レイヤー表示が消去される。この
場合、レイヤー表示を完全に消去するのではなく、レイ
ヤーウインドウ(スコアエリア)をレイヤーが存在する
ことが分かる程度の極めて小さい縦サイズとしてもよ
い。この場合も、サブコマンドメニュー「表示オフ」の
左側には、図4と同様に、“レ”印が表示される。
【0038】このように、各レイヤーを選択的に「表示
オン」又は「表示オフ」可能としたことにより、演奏デ
ータ編集者が使用するレイヤーのみを表示させ、使用し
ないレイヤーを隠すことができる。これにより、使用し
ないレイヤーに奏法対応データを誤って付与してしまう
ことがなくなり、操作性を向上することができる。
【0039】また、サブコマンド「表示順を上に」を選
択するとそのレイヤーの表示順を1つ上に移動させ、サ
ブコマンド「表示順を下に」を選択すると1つ下に移動
させることができる。なお、レイヤー表示順序の上下入
替えは、このような表示コマンドを用いず、マウス操作
で各レイヤーの左端部分をドラッグアンドドロップする
ことにより行うこともできる。すなわち、図2のスコア
ウインドウにおいて、レイヤーL1〜L7左端の各レイ
ヤー名表示部LNを上下方向(各レイヤー配列方向)に
ドラッグ&ドロップすると、そのレイヤーの表示位置を
ドロップされた位置に移動させ、レイヤーの表示順序を
入れ替えることができる。このようなレイヤーの表示順
序の入替えにより、よく使うレイヤーは楽譜のすぐ上に
配置する等、演奏データ編集者の使いやすいレイヤ−配
置にすることができ、操作性を向上することができる。
【0040】〔奏法アイコンの操作〕奏法アイコンレイ
ヤーL1〜L7に表示されている奏法アイコンは、図2
のスコアウインドウにおいてマウス操作により修正した
り、或いは、マウスのドラッグ&ドロップ等の操作によ
り、当該レイヤーウインドウ(スコアエリア)外に移動
させることにより、この奏法アイコンに対応する奏法対
応データを演奏データ中から削除することができる。ま
た、さらに、図5のアイコンモディファイウインドウ
(修正用詳細ウインドウ)をマルチウインドウ形式でス
コアウインドウに重畳して呼び出し、このアイコンモデ
ィファイウインドウを用いて各奏法アイコンを詳細に修
正したり、図6のアイコン選択パレットを用いて、奏法
アイコンを新たに貼り付けたり変更したりすることもで
きる。
【0041】<レイヤーにあるアイコン操作>図2に示
されるスコアウインドウにおいて、奏法アイコンレイヤ
ーL1〜L7に表示されている奏法アイコンは、マウス
によりその中央あたりを掴むと横方向に移動させ、ま
た、奏法アイコンの端を掴むと横方向に引き伸ばすこと
ができる。この引き伸ばし操作を行う場合、引き伸ばし
ていない端は固定される。
【0042】さらに、この発明の一実施例においては、
奏法アイコンレイヤーL1〜L7の各レイヤーウインド
ウ(スコアエリア)内にある奏法アイコンを移動し、当
該レイヤーウインドウ(スコアエリア)外或いは全奏法
レイヤーウィンドウ外(図5のアイコンモディファイウ
インドウを除く)に、持っていった場合は、この奏法ア
イコンは削除され、これに対応する奏法対応データが演
奏データから除去される。このような奏法アイコン削除
処理により、例えば、コマンドメニューから「削除」を
選択したり、奏法対応データのアイコンを「ごみ箱アイ
コン」上に移動させたりする等、従来タイプの削除指定
手法に従う面倒な操作を行う必要はなく、簡単な操作で
奏法対応データを削除することができる。
【0043】なお、奏法アイコンの移動に際し、レイヤ
ーウインドウ(スコアエリア)端付近に持っていった場
合は、スコアウインドウの画面をゆっくりスクロールさ
せ、アイコン削除処理とならないように対応する。
【0044】<アイコンモディファイウインドウ>この
発明の一実施例では、図2に示すようなスコアウインド
ウ画面において、スタッフレイヤーSLに表示されてい
る楽譜に対応して貼り付けられている何れかの奏法アイ
コンレイヤーL1〜L7上の何れかの奏法アイコン上で
マウスをダブルクリック等の所定の操作をすると、この
奏法アイコンに対応する奏法対応データをエディットす
るためのアイコンモディファイウインドウがオープンさ
れるので、このウインドウを利用して奏法対応データの
エディットを行うことができる。例えば、図2のスコア
ウインドウにおけるアタックレイヤーL6のほぼ中央の
第14小節目に表示される「ベンドアップ」アイコンB
Uを、ダブルクリックによりエディット対象として選択
すると、図5に示すような「ベンドアップ」アイコンの
モディファイウインドウが、マルチウインドウ形式でス
コアウインドウと重畳的又は並設的にオープンされる。
このように、奏法アイコンレイヤーL1〜L7に表示さ
れている奏法アイコンに対してダブルクリック等の所定
操作をして修正用詳細ウインドウを開くようにすること
により、奏法対応データの修正を簡単に行うことができ
る。
【0045】アイコンモディファイウインドウは、図5
に示されるように、小節ルーラーエリアRA、ノーテー
ション表示エリアSA、簡易ピアノロールPRを表示す
る簡易ピアノロール表示エリアPA、及び、奏法アイコ
ンをエディットするためのエディットエリアEAを備え
ており、ノーテーション表示エリアSA及び簡易ピアノ
ロール表示エリアPAは、モディファイ内スコアエリア
を構成する。各エリアRA,SAは、図2の小節ルーラ
ーレイヤーRL及びスタッフ(ノーテーション)レイヤ
ーSLに対応しているが、これらに比べて時間間隔及び
幅が拡大されており、エリアSAの五線譜はスコアウィ
ンドウのスタッフレイヤーSLのそれをかなり拡大した
画像になっている。なお、これらのエリアRA〜EA
は、左右方向スクロールボタンBt1又は左右方向スク
ロールバーBr1により時間方向にスクロールし、上下
方向スクロールボタンBt2又は上下方向スクロールバ
ーBr2により上下方向にスクロールし、また、コーナ
ーボタンCB1により下方向及び/又は右方向に表示範
囲を拡大することができる。
【0046】ノーテーション表示エリアSAにおいて
は、音符画像を新たな貼付け位置とすることにより音符
の音高を変更することができる。簡易ピアノロール表示
エリアPAにおいては、簡易ピアノロールPRの各端を
左右方向(時間方向)に移動することより音符の開始時
刻と終了時刻の指定を変更することができる。簡易ピア
ノロールPRにより開始時刻や終了時刻を変更した場合
には、ある限度を超えると、例えば、8分音符をある程
度以上縮めたときは16分音符とする等、音符表記も変
わるようにすることができる。また、簡易ピアノロール
PRで開始時刻や終了時刻を変更した場合に、対応する
奏法アイコンにも時間方向の変更が加えられる。つま
り、モディファイ内スコアエリアSA,PAにおいて
は、修正中の奏法アイコンの位置に対応した部分の楽譜
表示を行なうと共に、音符修正を行うことができる。そ
して、モディファイ内スコアエリアで音符を修正する
と、その修正内容は、音符データ及び/又は奏法対応デ
ータにも反映され、これにより、修正用詳細ウインドウ
内だけで、奏法対応データの多彩な修正が可能となる。
【0047】エデイットエリアEAは、図2のスコアウ
インドウでダブルクリックされた奏法アイコン(図5の
場合、ベンドアップアイコンBU)を拡大表示し、これ
をエディットするためのエリアである。表示されている
奏法アイコンBUには、掴み操作可能な部分に四角
(□)形のハンドラーHDを予め付設しておき、このハ
ンドラーHDをマウスで移動させることにより、奏法ア
イコンのパラメータ値を修正し、奏法対応データをエデ
ィットすることができる。
【0048】また、図2のスコアウインドウ中及び図5
のモディファイウインドウ中の網線部ARは、現在選択
又はエディットしている奏法アイコンにおける奏法対応
データの範囲を、楽譜表示中において視覚的に表示する
ものである。すなわち、選択している又はエディットし
ている奏法対応データの範囲が、スタッフレイヤーSL
の楽譜表示中及びモディファイウインドウ内スコアエリ
アSAの楽譜表示中に表示されることになり、奏法対応
データと音符との対応関係を容易に確認することができ
る。
【0049】図5のベンドアップアイコンBUの例で
は、アイコン周囲の左右端に設けられたハンドラーHD
をマウスで掴み左右方向(時間方向)にドラッグし移動
することにより始終端時刻(なお、曲進行バーBarは
始端時刻に追随する)を修正し、下部のハンドラーHD
を上下方向(値方向)にドラッグすることよりデプス値
を修正し、内部のアイコン画像の一端縁のハンドラーH
Dにより変化の仕方を修正する。そして、この修正に基
づいて、ベンドアップ開始タイミングや終了タイミング
などのアイコンパラメータ値を修正する。このようにハ
ンドラーにより修正する場合、ハンドラーHDの近くに
マウスを持っていくと、四角(□)形の辺が拡大して掴
みやすくなるようにすると、このようなエディット操作
を容易にすることができる。また、エディットの結果、
奏法アイコンの表示形状は、エディットされた奏法パラ
メータに応じて微妙に変化させられ、これにより、奏法
アイコンを見るだけで奏法対応データの概略の内容を把
握することができる。
【0050】また、上述のように奏法アイコンをエディ
ットする場合には、各値をスナップ(スナップとは、マ
ウスの動きと値の変化が、連続的でなく、0→5→10
→15→…というように、飛び飛びのステップ値に変化
させることを指す。)させることにより、さらに、エデ
ィットし易くすることができる。スナップ処理による
と、初期設定値及びステップ値毎に登録されている値の
場所に操作点がスナップして止まり易くなる。また、パ
ラメータ値の変化値は、座標に正比例して増減させるも
のとし、例えば、図示のベンドアップアイコンBUにつ
いて、半音ベンドを深くして1音ベンドにエディットす
る場合、エディットされたアイコンBUは、元の縦幅の
2倍の大きさになる。
【0051】<アイコン選択パレット>図2に示される
スコアウインドウにおいて、左上の「パレット」を指示
して「アイコン選択パレット」メニューを開き、このメ
ニューから、所望の楽器、例えば、「サックス」を選択
操作すると、図6の左側に示されるようなアイコン選択
パレット(サックス)が読み出され、マルチウインドウ
形式でスコアウインドウやアイコンモディファイウイン
ドウと共に、重畳的又は並設的に表示される。なお、ア
イコン選択パレット情報は、上述のように任意時に読出
しコマンドを用いる方法の外、演奏データ処理のアプリ
ケーションを起動する際に読み出しておく方法を採用し
てもよい。
【0052】アイコン選択パレットは、選択された楽器
におけるグループ毎の奏法アイコン列を順次縦方向に並
べたものであり、各グループに対して、ステート表示兼
操作ボタンST、最上位奏法アイコンMS1,MS2,
MS3(,…)及びグループ展開ボタンGBが順次横方
向に並べられる。このウインドウの右上には、「適用」
ボタン、「保存」ボタン、「読込み」ボタン(図示せ
ず)等の数種のアイコン利用ボタンPB(各ボタンは、
必要に応じて、表示又は非表示とすることができる)が
設けられる。また、下端には左右方向スクロールボタン
Bt3及び左右方向スクロールバーBr3が設けられ、
右端には上下方向スクロールボタンBt4及び上下方向
スクロールバーBr4が設けられ、右下隅には表示範囲
拡大用コーナーボタンCB2が設けられる。
【0053】ステート表示兼操作ボタンSTは、この右
側に表示される奏法アイコングループのステートが表記
され、例えば、“A”はアタックを“R”はリリースを
表わし、無表記は、ボディ又は広域に懸かるものである
ことを示している。このボタンSTは、図2のレイヤー
操作ボタンLBと同様に、マウスのドラッグ&ドロップ
操作により奏法アイコングループを上下に並べ替えるこ
とができる。
【0054】ステート表示兼操作ボタンSTの右側に
は、横方向に、アーティキュレーションのバリエーショ
ンが並べられる。例えば、第2行に示されるように、ベ
ンドアップの速さ(時間)や深さ(デプス)が異なる奏
法アイコンが横方向に配列されている。従って、アイコ
ン選択パレット上部にあるアイコン利用ボタンPB中の
「適用」ボタンを操作した上、パレット内から所望の奏
法アイコンを選択し、スコアウインドウ(図2)におけ
る奏法アイコンレイヤーの所望位置にドラッグ&ドロッ
プすることにより、選択された奏法アイコンを所望位置
に貼り付けることができる。この場合、選択済みの奏法
アイコンは、例えば、第2行第1列(MS1)ベンドア
ップアイコンのように、窪みをもった強調表示が施され
る。
【0055】アイコン選択パレットの初期画面では、過
去に選んだ最新順の数個の奏法アイコンが、左から順
に、最上位奏法アイコンとして表示される。図6の左側
に示されるパレット例では、最新の3つの奏法アイコ
ン、即ち、最上第1位奏法アイコンMS1、最上第2位
奏法アイコンMS2及び最上第3位奏法アイコンMS3
が表示されており、左端のアイコンMS1が一番新しい
ことを示す。このように、アイコン選択パレットにおい
て、最後に選択された複数個の奏法アイコンを表示する
ことにより、アイコン選択パレットの表示領域が小さく
ても、演奏データ編集者が頻繁に利用する奏法アイコン
を、常に、アイコン選択パレット内に表示させることが
でき、操作性を大きく向上することができる。
【0056】なお、RAM3乃至外部記憶装置9のアイ
コンパレットメモリ領域上には、各グループに属する選
択可能な全ての奏法アイコンが最新選択順に登録されて
いる。ここで、このメモリ領域に保存されるアイコン選
択パレットの内容には、「全体内容」として、「楽器
名」、「最大登録可能グループ数n」、「グループ順序
(縦の順番)」、「縦横のアイコン表示個数(デフォル
ト値は、例えば、縦6個×横3個)」等があり、「各グ
ループ毎の内容」として、過去の奏法アイコンID選択
順序(最大m個まで。例えば、m=9。)等がある。
【0057】アイコン選択パレットのコーナーボタンC
B2、下端縁UE或いは右端縁REをマウスで掴み右方
向及び/又は下方向にドラッグすると、パレットサイズ
(パレット表示範囲)を変更することができる。例え
ば、下端縁UEを摘んで伸ばすと表示グループ数が増
え、右端縁REを摘んで伸ばすと表示アイコン数を増す
ことができる。この場合、パレットサイズは、操作性の
点から、縦幅は最少で6グループとし、横幅について
は、最少3アイコン〜最大9アイコンとするのが好まし
い。
【0058】また、パレットサイズの伸縮については、
縦横方向に奏法アイコン1個分の縦横幅単位で拡大縮小
させるのが好ましく、例えば、縦方向には、6〜n(n
=存在可能なアイコングループ個数。ただし、nまでグ
ループが存在しない場合、存在しないグループはグレー
表示とする。)まで伸縮し、横方向には3〜m(m=各
アイコングループ内に存在可能な奏法アイコン個数、例
えば、9。ただし、mまで奏法アイコンが存在しない場
合、存在しないアイコンはグレー表示とする。)まで伸
縮することができる。
【0059】左右方向スクロールボタン及びバーBt
3,Br3は、奏法アイコングループ内には、メモリ領
域に登録された最新使用順の奏法アイコンを順次スクロ
ール表示するのに用いられ、上下方向スクロールボタン
及びバーBt4,Br4は、パレットに表示される奏法
アイコングループを変更するために、グループを順次ス
クロールするのに用いられる。スクロールバーBr3,
Br4の位置により、グループ内アイコンの存在範囲や
アイコングループの存在範囲を察知することができる。
【0060】グループ展開ボタンGBは、各グループに
属する選択可能な複数の奏法アイコンを呼び出すために
設けられたもので、例えば、第2表示グループ(A)の
操作ボタンGBを操作すると、操作されたグループに対
応して、図6の右側に示されるようなアイコングループ
小ウインドウが画面の一部に展開表示される。アイコン
グループ小ウインドウには、グループに属する奏法アイ
コンが、各グループ毎の所定条件に従って格子状に並べ
られ、選択済みの奏法アイコンは、窪んだ表示になる
〔アイコンモディファイウインドウでエディット中の奏
法アイコン(カスタムアイコン)については、派生元の
親アイコンが窪む。〕。
【0061】さて、図5のアイコンモディファイウイン
ドウを用いてエディットしている奏法対応データに対応
する奏法アイコンは、アイコン選択パレット及びアイコ
ングループ小ウインドウ内では、窪んだ表示がなされ
る。そして、エディットを終了すると、アイコンモディ
ファイウインドウ内の実行ボタン(図示せず)を操作す
ることにより、図2のスコアウインドウ内の奏法アイコ
ンは、エディットを終了したパラメータ値に変更され、
これにより、奏法アイコンの形状は、エディットされた
奏法パラメータに応じて微妙に変化させられる。
【0062】また、エディット終了時に、図6のアイコ
ン選択パレットの上部にあるアイコン利用ボタンの内
「保存」ボタンを操作すると、エディット済みの奏法ア
イコンパラメータは、RAM3乃至外部記憶装置9のア
イコンパレットメモリ領域に、対応するアイコングルー
プの最上第1位奏法アイコンとして追加的に登録され
(但し、グループ内最大登録アイコン数mを超える場合
は、最低順位奏法アイコンを削除)、アイコン選択パレ
ットのグループ第1順位アイコンMS1として表示され
る。この場合、アイコンモディファイウインドウ(図
5)で当該アイコンが新規に修正されたときは、修正内
容を反映させた形状、例えば、時間方向に延ばした場合
には、アイコン内部のアイコン画像を横方向に延ばした
形状とすると共に、カスタマイズマークMK(図6)を
付記する。なお、アイコン選択パレット情報の保存処理
は、上述のように任意時に保存コマンドを用いる方法の
外、アプリケーション終了時に強制的に行うようにして
もよい。
【0063】この発明の一実施例においては、このカス
タマイズマークMKの付記のように、アイコンモディフ
ァイウインドウでエディットされた奏法対応データに対
応する奏法アイコンは、新たな奏法アイコンとして元の
奏法アイコンと区別した表示がなされる。つまり、エデ
ィットされた奏法対応データの奏法アイコンには、それ
がエディットされたものであることが判るようなカスタ
マイズ表示がなされる。これにより、エディットされた
奏法対応データは、演奏データ中の別の場所や、別の演
奏データにおいて利用することができる。また、オリジ
ナルの奏法対応データとは違うことを容易に判別するこ
とができる。
【0064】〔範囲に貼り付けられる奏法アイコン〕あ
る範囲の複数音にまたがって貼り付けられる奏法アイコ
ンの中には、クレッシェンドやディミニュエンドアイコ
ンのように、種々の奏法態様がある。図7は、クレッシ
ェンド及びディミニュエンドアイコンの種々の態様を説
明するための図である。例えば、クレッシェンドアイコ
ンは、図7(1)に示されるように、直線的な音量変化
を呈するクレッシェンドリニアグループ(1−A)と、
曲線状の音量変化を呈するクレッシェンドノンリニアグ
ループ(1−B)に分けることができる。
【0065】クレッシェンドリニア及びノンリニアグル
ープは、何れも、(1−A)及び(1−B)の左側の零
値開始クレッシェンドアイコンのように、音量ゼロから
次第に強くなるクレッシェンドを表わす場合と、(1−
A)及び(1−B)の右側の所定値開始クレッシェンド
アイコンのように、所定の音量から次第に強くなるクレ
ッシェンドを表わす場合とに、奏法アイコンを分けてお
くと、使い勝手がよく、便利である。そこで、この発明
の一実施例では、(1−A)及び(1−B)の左側の零
値開始クレッシェンドアイコン、及び、(1−A)及び
(1−B)の右側の所定値開始クレッシェンドアイコン
を、選択可能な奏法アイコンとして、アイコン選択パレ
ット内に予め用意しておく。
【0066】ディミニュエンドアイコンについても、同
様に、図7(2)に示されるように、直線的な音量変化
を呈するディミニュエンドリニアグループ(2−A)
と、曲線状の音量変化を呈するディミニュエンドノンリ
ニアグループ(2−B)に分けることができる。何れの
グループにおいても、(2−A)及び(2−B)の左側
の零値到達ディミニュエンドアイコンのように、音量ゼ
ロへと次第に弱くなるディミニュエンドを表わす場合
と、(2−A)及び(2−B)の右側の所定値到達ディ
ミニュエンドアイコンのように、所定の音量へと次第に
弱くなるディミニュエンドを表わす場合とに、奏法アイ
コンを分けておくと、使い勝手がよく、便利である。そ
こで、この発明の一実施例では、(2−A)及び(2−
B)の左側の零値到達ディミニュエンドアイコン、及
び、(2−A)及び(2−B)の右側の所定値到達ディ
ミニュエンドアイコンを、選択可能な奏法アイコンとし
て、アイコン選択パレット内に予め用意しておく。
【0067】このように、クレッシェンドアイコンに関
して、ゼロからクレッシェンドするものと、所定音量か
らクレッシェンドするものを別奏法アイコンで表示する
と、両クレッシェンドアイコンを簡単に使い分けること
ができる。また、ディミニュエンドアイコンに関して、
ゼロへディミニエンドするものと、所定音量にディミニ
エンドするものを別奏法アイコンで表示すると、両ディ
ミニュエンドアイコンを簡単に使い分けることができ
る。
【0068】〔マウス操作処理〕図8及び図9は、この
発明の一実施例によるマウス操作処理を表わすフローチ
ャートである。図示しない演奏データに関するメイン処
理において、図2に示すようなスコアウインドウ画面が
ディスプレイ14上に表示されている場合、スイッチ操
作装置13のマウスを操作したことが検出されると、こ
の処理に入る。スコアウインドウ画面においては、マウ
スの操作に応じて画面上の任意の点を指示したりドラッ
グ&ドロップすることにより、対応する処理を行うこと
ができる。例えば、この画面において、何れかのレイヤ
ーL1〜L7の左端にあるレイヤー名表示部LNをマウ
ス操作すると、これに対応するレイヤーを表示位置移動
対象とすることができる。
【0069】まず、マウス操作処理のステップS1で
は、スコアウインドウのレイヤーL1〜L7左端のレイ
ヤー名表示部LNが上下方向にドラッグ&ドロップされ
たか否かを検出する。何れかのレイヤー名表示部LNが
上又は下方向(各レイヤー配列方向)にドラッグ&ドロ
ップされた場合(YES)には、ステップS2に進ん
で、そのレイヤーの表示位置をドロップされた位置に移
動させ、レイヤーの表示順序を入れ替えて、ステップS
3に進む。一方、このような表示部LNのドラッグ&ド
ロップ操作がなかった場合(NO)には、直ちに、ステ
ップS3に進む。
【0070】ステップS3では、「表示オン」となって
いるレイヤーの左端のレイヤー名表示部LNに付設され
たレイヤー操作ボタン(▼ボタン)LBがオン操作され
たか否かを検出する。ここで、レイヤー操作ボタンLB
がマウスのクリック等によりオンされた場合(YES)
には、ステップS4に進んで、そのレイヤーを「縮小表
示」して対応アイコンが存在することだけを表示した
後、ステップS5に進む。例えば、図2或いは図3
(1)に示すダイナミクスレイヤーL2の操作ボタンL
Bがクリックされると、ダイナミクスレイヤーL2は図
3(2)に示すように「縮小表示」され、その左端部に
解除ボタン(右向き三角ボタン)RBが表示される。一
方、このような操作ボタンLBのオン操作がなかった場
合(NO)には、直ちに、ステップS5に進む。
【0071】ステップS5においては、「縮小表示」と
なっているレイヤーの左端の解除ボタンRBがオン操作
されたか否かを検出する。ここで、解除ボタンLBがマ
ウスのクリック等によりオンされた場合(YES)に
は、ステップS6に進んで、そのレイヤーの「縮小表
示」を解除して通常の「表示オン」の表示状態に戻した
上、ステップS7に進む。例えば、図3(2)に示す解
除ボタンRBがクリックされると、図2或いは図3
(1)に示すように「表示オン」の状態になる。一方、
このような解除ボタンRBのオン操作がなかった場合
(NO)には、直ちに、ステップS7に進む。
【0072】ステップS7においては、図4に示すよう
なコマンドメニューから何れかのコマンドが選択された
か否かを検出する。ここで、何れかのコマンドが選択さ
れた場合(YES)には、ステップS8に進んで、選択
されたコマンドを実行した後、ステップS9に進む。例
えば、図4に示すように「ダイナミクス」を選択する
と、そのコマンドがグレー表示され、右側に、サブコマ
ンド「表示オン」、「表示オフ」、「縮小表示」、…、
「表示順を下に」が表示されるので、サブコマンド群中
から例えば「縮小表示」をマウスクリックで選択指示す
ると、図(1)の表示状態から、図2又は図3(1)の
ように、ダイナミクスレイヤーL2を「縮小表示」する
と共に、サブコマンドの「縮小表示」の左側に“レ”点
を表示する処理が実行される。一方、このようなコマン
ド指示操作がなかった場合(NO)には、直ちに、ステ
ップS9に進む。
【0073】ステップS9では、図2に示すようなスコ
アウインドウ画面において、何れかのレイヤーL1〜L
7上の何れかの奏法アイコン上でマウスのダブルクリッ
ク操作がなされたか否かを検出する。ここで、何れかの
奏法アイコンがダブルクリックされた場合(YES)
は、ステップS10に進んで奏法アイコンのモディファ
イウインドウをオープンした上ステップS11に進み、
このような奏法アイコンのダブルクリック操作がなかっ
た場合(NO)には、直ちにステップS11に進む。例
えば、図2のスコアウインドウにおけるアタックレイヤ
ーL6のほぼ中央の第14小節目に表示される「ベンド
アップ」アイコンBUがダブルクリックされてエディッ
ト対象に選択されると、図5に示すような「ベンドアッ
プ」のモディファイウインドウが、マルチウインドウ形
式でスコアウインドウと重畳的又は並設的にオープンさ
れる。
【0074】ステップS11においては、アイコンモデ
ィファイウインドウ内でアイコンの修正操作がなされた
か否かを検出する。ここで、アイコン修正がなされた場
合(YES)はステップS12に進んで、対応する奏法
アイコンのパラメータを修正した後、更にステップS1
3に進み、そうでない場合(NO)にはステップS14
に進む。
【0075】例えば、所定の奏法アイコン(例えば、
「ベンドアップ」アイコンBU)をダブルクリックで選
択すると、選択された奏法アイコンBUは、ステップS
10の処理の結果、図5に示されるように、アイコンモ
ディファイウインドウのエディットエリアEA内に拡大
表示され、アイコン周囲枠或いは内部のアイコン画像に
は、四角形のハンドラーHDが付設される。ここで、エ
ディットエリアEAに拡大表示されているアイコンBU
は、周囲枠或いは内部画像の四角形ハンドラーHDをマ
ウスで上下方向(値方向)又は左右方向(時間方向)に
ドラッグすることにより修正操作を行うことができる。
ステップS12では、このようなアイコンBUの修正操
作に応じて、例えば、ベンドアップ開始タイミングや終
了タイミングなどのアイコンパラメータ値を修正する。
【0076】次のステップS13においては、パラメー
タ修正されたアイコンが既に修正済みのアイコンである
か或いは新規に修正されたものであるか判別する。ここ
で、当該アイコンが修正済みのアイコンである場合(Y
ES)はステップS15に進み、新規に修正されたアイ
コンである場合(NO)にはステップS16に進んで、
ステップS15,S16の処理後はステップS17に進
む。
【0077】すなわち、アイコンモディファイウインド
ウで当該アイコンが新規に修正されたのであれば、ステ
ップS16にて、図6に示すアイコンパレツト内で横方
向に並べられた当該アイコングループの最上位(最左
端)に、当該アイコンを新規に修正したことを示す修正
済アイコンを追加表示する。このとき表示される修正済
アイコンは、修正内容を反映させた形状、例えば、時間
方向に延ばした場合には、アイコン内部のアイコン画像
を横方向に延ばした形状とすると共に、カスタマイズマ
ークMKを付記する。
【0078】一方、アイコンモディファイウインドウで
既に修正済のアイコンに、更に修正操作を加えた場合
は、ステップS15にて、この修正操作に基づき元の修
正済アイコンの形状を更に修正し、更に修正されたアイ
コン(再修正アイコン)をアイコンパレツト内の当該ア
イコングループにおける最上位に移動させる。この場合
に表示される再修正アイコンについても、やはり、更な
る修正内容に応じた形状とされる。
【0079】また、ステップS11からステップS14
に進んだ場合は、ステップS14において、アイコンモ
ディファイウインドウ内の簡易ピアノロールエリアPA
での修正がなされたか否かを検出する。ここで、簡易ピ
アノロールPRの修正がなされた場合(YES)はステ
ップS18に進んで、対応する音符及びアイコンのパラ
メータを修正した後、更にステップS16に進み、そう
でない場合(NO)には直ちにステップS17に進む。
【0080】アイコンモディファイウインドウでは、エ
ディットエリアEAでの奏法アイコンのエディットだけ
でなく、簡易ピアノロールエリアPA等において、対応
する音符の発音タイミングから消音タイミングまでを表
わすピアノロール(アイコン)PRの位置或いは長さの
修正を、移動又は伸縮により修正することができる。ス
テップS18では、このようなピアノロールアイコンP
R等の修正があったとき、この修正に応じて音符のパラ
メータ、つまり、発音タイミング及び/又は消音タイミ
ングを修正するとともに、対応するアイコンのパラメー
タ、例えば、ベンドアップ開始タイミングや終了タイミ
ングなども修正する。この修正に伴いその後のステップ
S15,S16で行われるアイコン表示/移動動作は、
上述した奏法アイコンの修正処理と同様である。
【0081】ステップS17では、その他の処理とし
て、アイコン選択パレット(図6)から所望のアイコン
を選択して各奏法レイヤーへとドラッグ&ドロップする
操作、各奏法レイヤーに表示されている奏法アイコンを
表示エリア外へとドラッグ&ドロップして削除する操
作、楽譜表示上での音符の入力や修正、各ウインドウの
クローズ(右上の「×」を操作)、ウインドウの最大化
(右上の「口」を操作)、ウインドウの最小化(右上の
「−」を操作)、ウインドウの拡大、縮小(右下のコー
ナーボタンCB1,CB2等をドラッグ)、ウインドウ
のスクロール(スクロールバーSBr,Br1〜Br
4、スクロールボタンSBt,Bt1〜Bt4等を操
作)などの処理を行う。そして、これらの処理が終われ
ば、このマウス操作処理を終了する。
【0082】以上、この発明の一実施例について説明し
たが、この発明において、曲データを奏法対応データへ
と変換する変換アルゴリズムや、奏法対応データのフォ
ーマットなどについては、例示したものに限らない。
【0083】演奏データのフォーマットについては、演
奏イベントの発生時刻を1つ前のイベントからの時間で
表した「イベント+相対時間」、演奏イベントの発生時
刻を曲や小節内における絶対時間で表わした「イベント
+絶対時間」、音符の音高と特長あるいは休符と休符長
で演奏データを表わした「音高(休符)+符長」、演奏
の最小分解能毎にメモリの領域を確保し、演奏イベント
の発生する時刻に対応するメモリ領域に演奏イベントを
記憶した「ベタ方式」等、どのような形式でもよい。
【0084】複数チャンネル分の自動演奏データの記憶
方法としては、複数のチャンネルのデータが混在記憶さ
れた形式でもよいし、各チャンネルのデータがトラック
毎に分かれて記憶されている形式でもよい。
【0085】メモリ上において、時系列の演奏データが
連続する領域に記憶されていてもよいし、飛び飛びの領
域に散在して記憶されているデータを、連続するデータ
として別途管理するようにしてもよい。すなわち、時系
列的に連続するデータとして管理することができればよ
く、メモリ上で連続して記憶されているか否かは問題で
はない。
【0086】〔発明の効果〕以上説明したように、この
発明の演奏データ編集によれば、楽譜表示に対して貼り
付けられた奏法アイコンに対し、ダブルクリック等の所
定操作をすることにより、対応する奏法対応データをエ
ディットするための修正用詳細ウインドウ(「アイコン
モディファイウインドウ」)を開くようにしたので、奏
法対応データの修正を簡単に行うことができる。また、
修正用詳細ウインドウを開いているときは、エディット
している奏法対応データの範囲を楽譜表示中に表示する
ようにしたので、修正中の奏法対応データが楽譜中でど
こに対応するのかを容易に確認することができる。さら
に、修正用詳細ウインドウの中には、修正中の奏法アイ
コンの位置に対応した部分の楽譜表示を行なうスコアエ
リア(楽譜表示用ノーテーション表示エリアや簡易ピア
ノロール表示エリア)が設けられ、このスコアエリアで
音符を修正すると、音符データ及び/又は奏法対応デー
タにも修正を反映させるようにしているので、修正用詳
細ウインドウ内だけで、奏法対応データの多彩な修正が
可能となる。
【0087】また、この発明によれば、アイコンパレッ
トにおいては、最後に選択された複数個の奏法アイコン
を表示するようにしたので、アイコンパレットの表示領
域が小さくても、演奏データ編集者が頻繁に利用する奏
法アイコンを、常に、アイコンパレット内に表示させ、
操作性を大きく向上することができる。また、修正用詳
細ウインドウでエディットされた奏法対応データに対応
する奏法アイコンは、新たな奏法アイコンとして元の奏
法アイコンと区別した表示がなされる。つまり、エディ
ットされた奏法対応データの奏法アイコンには、それが
エディットされたものであることが判るようなカスタマ
イズ表示がなされる。従って、エディットされた奏法対
応データは、演奏データ中の別の場所や、別の演奏デー
タにおいて利用することができる。また、オリジナルの
奏法対応データとは違うことを容易に判別することがで
きる。さらに、エディットされた奏法パラメータに応じ
て、奏法アイコンの形状を微妙に変化させるようにした
ので、奏法アイコンを見るだけで奏法対応データの概略
の内容を把握することができる。
【0088】さらに、この発明によれば、クレッシェン
ド、ディミニュエンド各アイコンに関して、ゼロからク
レッシェンドするものと、所定音量からクレッシェンド
するものを別奏法アイコンで表示するようにしたので、
両者を簡単に使い分けることができ、また、ゼロへデ
ィミニエンドするものと、所定音量にディミニエンドす
るものを別奏法アイコンで表示するようにしたので、両
者を簡単に使い分けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施例による演奏データ
編集システムのハードウエア構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図2は、この発明の一実施例による演奏データ
編集システムにおけるスコアウインドウの表示例を示す
図である。
【図3】図3は、スコアウインドウにおけるレイヤー表
示の一部詳細図である。
【図4】図4は、この発明の一実施例による演奏データ
編集システムにおけるレイヤー表示切換えコマンドメニ
ューの一例を示す図である。
【図5】図5は、この発明の一実施例による演奏データ
編集システムにおけるアイコンモディファイウインドウ
の一例を示す図である。
【図6】図6は、この発明の一実施例による演奏データ
編集システムにおけるアイコン選択パレットの一例を示
す図である。
【図7】図7は、この発明の一実施例による演奏データ
編集システムにおける奏法アイコンの表示態様を説明す
るための図である。
【図8】図8は、この発明の一実施例によるマウス操作
処理例を表わすフローチャートフローの一部である。
【図9】図9は、この発明の一実施例によるマウス操作
処理例を表わすフローチャートフローの他部である。
【符号の説明】
RL 小節ルーラーレイヤー: L1〜L7 テンポアイコンレイヤーL1、ダイナミク
スアイコンレイヤーL2、ジョイントアイコンレイヤー
L3、モデュレーションアイコンレイヤーL4、アクセ
ントアイコンレイヤーL5、アタックアイコンレイヤー
L6及びリリースアイコンレイヤーL7からなる奏法ア
イコンレイヤー、 SL スタッフ(ノーテーション)アイコンレイヤー、 DL ダイナミクスグラフレイヤー、 LN レイヤー名表示部、 LB レイヤー操作ボタン、 BU ベンドアップアイコン、 Bar 曲進行バー、 SBt,Bt1,Bt3 左右方向(時間方向)スクロ
ールボタン、 SBr,Br1,Br3 左右方向(時間方向)スクロ
ールバー、 RB 解除ボタン、 RA 修正ルーラーエリア、 PA 簡易ピアノロールPRを表示する簡易ピアノロー
ル表示エリア、 EA 奏法アイコンエディットエリア、 AR 選択乃至エディット中の奏法対応データの範囲表
示、 CB1,CB2 ウインドウ表示範囲伸縮用コーナーボ
タン、 PB アイコン利用ボタン、 ST ステート表示兼操作ボタン、 MS1,MS2,MS3 最上第1位、第2位及び第3
位奏法アイコンの表示位置、 GB グループ展開ボタン、 Bt2,Bt4 上下方向スクロールボタン、 Br1,Br3 上下方向スクロールバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤沢 英治 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内 Fターム(参考) 5D378 CC13 CC23 KK15 MM42 MM48 TT12 TT23 XX12

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画面上の楽譜表示に対して、奏法対応デー
    タを表わす奏法アイコンを貼り付ける手段と、 貼り付けられた奏法アイコンに所定の操作を行う手段
    と、 所定の操作に応じて、当該奏法アイコンに対応する奏法
    対応データをエディットするための修正用詳細ウインド
    ウを開く手段と、 修正用詳細ウインドウを用いて奏法対応データをエディ
    ットする手段とを具備することを特徴とする演奏データ
    編集装置。
  2. 【請求項2】画面上の楽譜表示に対して、奏法対応デー
    タを表わす奏法アイコンを貼り付ける手段と、 貼り付けられた奏法アイコンに対応する奏法対応データ
    をエディットするための修正用詳細ウインドウを開く手
    段と、 修正用詳細ウインドウを開いているときに、エディット
    している奏法対応データの範囲を楽譜表示中に表示する
    手段と、 修正用詳細ウインドウを用いて奏法対応データをエディ
    ットする手段とを具備することを特徴とする演奏データ
    編集装置。
  3. 【請求項3】画面上の楽譜表示に対して、奏法対応デー
    タを表わす奏法アイコンを貼り付ける手段と、 貼り付けられた奏法アイコンに対応する奏法対応データ
    をエディットするために、エディットされる奏法対応デ
    ータの位置に対応した部分の楽譜表示を行なうスコアエ
    リアが設けられた修正用詳細ウインドウを開く手段と、 修正用詳細ウインドウを用いて奏法対応データをエディ
    ットする手段と、 修正用詳細ウインドウのスコアエリア内での音符修正に
    応じて、対応する音符データ及び/又は奏法対応データ
    を修正する手段とを具備することを特徴とする演奏デー
    タ編集装置。
  4. 【請求項4】奏法対応データを表わす複数の奏法アイコ
    ンを提示するアイコン選択パレットを画面上に表示する
    手段と、 画面上の楽譜表示に対して、アイコン選択パレット内か
    ら選択された奏法アイコンを貼り付ける手段と、 アイコンパレット内に提示される奏法アイコンを、最後
    に選択された複数個の奏法アイコンに更新する手段とを
    具備することを特徴とする演奏データ編集装置。
  5. 【請求項5】奏法対応データを表わす複数の奏法アイコ
    ンを提示するアイコン選択パレットを画面上に表示する
    手段と、 画面上の楽譜表示に対して、アイコン選択パレット内か
    ら選択された奏法アイコンを貼り付ける手段と、 張り付けられた奏法アイコンに対応する奏法対応データ
    をエディットするための修正用詳細ウインドウを開く手
    段と、 修正用詳細ウインドウでエディットされた奏法対応デー
    タに対応する奏法アイコンを、新たに選択可能な奏法ア
    イコンとして、エディット前の奏法アイコンと区別し
    て、アイコン選択パレット内に表示する手段とを具備す
    ることを特徴とする演奏データ編集装置。
  6. 【請求項6】奏法対応データを表わす複数の奏法アイコ
    ンを提示するアイコン選択パレットを画面上に表示する
    手段と、 画面上の楽譜表示に対して、アイコン選択パレット内か
    ら選択された奏法アイコンを貼り付ける手段と、 張り付けられた奏法アイコンに対応する奏法対応データ
    をエディットする手段と、 エディットされた奏法対応データのパラメータに応じ
    て、対応する奏法アイコンの形状を微妙に変化させる手
    段とを具備することを特徴とする演奏データ編集装置。
  7. 【請求項7】画面上の楽譜表示に対して、奏法対応デー
    タを表わす奏法アイコンを貼り付ける手段と、 ゼロからクレッシェンドする奏法対応データを表わす奏
    法アイコン、及び、所定音量からクレッシェンドする奏
    法対応データを表わす奏法アイコンを、互いに異なる形
    態で表示する手段とを具備することを特徴とする演奏デ
    ータ編集装置。
  8. 【請求項8】画面上の楽譜表示に対して、奏法対応デー
    タを表わす奏法アイコンを貼り付ける手段と、 ゼロにディミニュエンドする奏法対応データを表わす奏
    法アイコン、及び、所定音量にディミニュエンドする奏
    法対応データを表わす奏法アイコンを、互いに異なる形
    態で表示する手段とを具備することを特徴とする演奏デ
    ータ編集装置。
  9. 【請求項9】画面上の楽譜表示に対して、奏法対応デー
    タを表わす奏法アイコンを貼り付けるステップと、 貼り付けられた奏法アイコンに所定の操作を行うステッ
    プと、 所定の操作に応じて、当該奏法アイコンに対応する奏法
    対応データをエディットするための修正用詳細ウインド
    ウを開くステップと、 修正用詳細ウインドウを用いて奏法対応データをエディ
    ットするステップとを備えることを特徴とする演奏デー
    タ編集方法。
  10. 【請求項10】画面上の楽譜表示に対して、奏法対応デ
    ータを表わす奏法アイコンを貼り付けるステップと、 貼り付けられた奏法アイコンに対応する奏法対応データ
    をエディットするための修正用詳細ウインドウを開くス
    テップと、 修正用詳細ウインドウを開いているときに、エディット
    している奏法対応データの範囲を楽譜表示中に表示する
    ステップと、 修正用詳細ウインドウを用いて奏法対応データをエディ
    ットするステップとを備えることを特徴とする演奏デー
    タ編集方法。
  11. 【請求項11】画面上の楽譜表示に対して、奏法対応デ
    ータを表わす奏法アイコンを貼り付けるステップと、 張り付けられた奏法アイコンに対応する奏法対応データ
    をエディットするために、エディットされる奏法対応デ
    ータの位置に対応した部分の楽譜表示を行なうスコアエ
    リアが設けられた修正用詳細ウインドウを開くステップ
    と、 修正用詳細ウインドウを用いて奏法対応データをエディ
    ットするステップと、 修正用詳細ウインドウのスコアエリア内での音符修正に
    応じて、対応する音符データ及び/又は奏法対応データ
    を修正するステップとを備えることを特徴とする演奏デ
    ータ編集方法。
  12. 【請求項12】奏法対応データを表わす複数の奏法アイ
    コンを提示するアイコン選択パレットを画面上に表示す
    るステップと、 画面上の楽譜表示に対して、アイコン選択パレット内か
    ら選択された奏法アイコンを貼り付けるステップとアイ
    コンパレット内に提示される奏法アイコンを、最後に選
    択された複数個の奏法アイコンに更新するステップとを
    備えることを特徴とする演奏データ編集方法。
  13. 【請求項13】奏法対応データを表わす複数の奏法アイ
    コンを提示するアイコン選択パレットを画面上に表示す
    るステップと、 画面上の楽譜表示に対して、アイコン選択パレット内か
    ら選択された奏法アイコンを貼り付けるステップと、 張り付けられた奏法アイコンに対応する奏法対応データ
    をエディットするための修正用詳細ウインドウを開くス
    テップと、 修正用詳細ウインドウでエディットされた奏法対応デー
    タに対応する奏法アイコンを、新たに選択可能な奏法ア
    イコンとして、エディット前の奏法アイコンと区別し
    て、アイコン選択パレット内に表示するステップとを備
    えることを特徴とする演奏データ編集方法。
  14. 【請求項14】奏法対応データを表わす複数の奏法アイ
    コンを提示するアイコン選択パレットを画面上に表示す
    るステップと、 画面上の楽譜表示に対して、アイコン選択パレット内か
    ら選択された奏法アイコンを貼り付けるステップと、 張り付けられた奏法アイコンに対応する奏法対応データ
    をエディットするステップと、 エディットされた奏法対応データのパラメータに応じ
    て、対応する奏法アイコンの形状を微妙に変化させるス
    テップとを具備することを特徴とする演奏データ編集方
    法。
  15. 【請求項15】画面上の楽譜表示に対して、奏法対応デ
    ータを表わす奏法アイコンを貼り付けるステップと、 ゼロからクレッシェンドする奏法対応データを表わす奏
    法アイコン、及び、所定音量からクレッシェンドする奏
    法対応データを表わす奏法アイコンを、互いに異なる形
    態で表示するステップとを具備することを特徴とする演
    奏データ編集方法。
  16. 【請求項16】画面上の楽譜表示に対して、奏法対応デ
    ータを表わす奏法アイコンを貼り付けるステップと、 ゼロにディミニュエンドする奏法対応データを表わす奏
    法アイコン、及び、所定音量にディミニュエンドする奏
    法対応データを表わす奏法アイコンを、互いに異なる形
    態で表示するステップとを具備することを特徴とする演
    奏データ編集方法。
  17. 【請求項17】画面上の楽譜表示に対して、奏法対応デ
    ータを表わす奏法アイコンを貼り付けるステップと、 貼り付けられた奏法アイコンに対応する奏法対応データ
    をエディットするために、エディットされる奏法対応デ
    ータの位置に対応した部分の楽譜表示を行なうスコアエ
    リアが設けられた修正用詳細ウインドウを開くステップ
    と、 修正用詳細ウインドウを用いて奏法対応データをエディ
    ットするステップと修正用詳細ウインドウのスコアエリ
    ア内での音符修正に応じて、対応する音符データ及び/
    又は奏法対応データを修正するステップとから成るプロ
    グラムを記録したことを特徴とする演奏データ編集のた
    めの記録媒体。
  18. 【請求項18】奏法対応データを表わす複数の奏法アイ
    コンを提示するアイコン選択パレットを画面上に表示す
    るステップと、 画面上の楽譜表示に対して、アイコン選択パレット内か
    ら選択された奏法アイコンを貼り付けるステップと、 アイコンパレット内に提示される奏法アイコンを、最後
    に選択された複数個の奏法アイコンに更新するステップ
    とから成るプログラムを記録したことを特徴とする演奏
    データ編集のための記録媒体。
  19. 【請求項19】画面上の楽譜表示に対して、奏法対応デ
    ータを表わす奏法アイコンを貼り付けるステップと、 ゼロからクレッシェンドする奏法対応データを表わす奏
    法アイコンと所定音量からクレッシェンドする奏法対応
    データを表わす奏法アイコン、或いは、ゼロにディミニ
    ュエンドする奏法対応データを表わす奏法アイコンと所
    定音量にディミニュエンドする奏法対応データを表わす
    奏法アイコンを、それぞれ、互いに異なる形態で表示す
    るステップとから成るプログラムを記録したことを特徴
    とする演奏データ編集のための記録媒体。
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