JP2001085262A - セラミック電子部品 - Google Patents
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Abstract
からなる端子部材が半田付けされた構造とするとき、こ
の半田付けには高温半田が用いられるが、この高温半田
による半田付け時に付与される高温のため、部品本体に
クラックが発生することがある。 【解決手段】 端子電極24を、金属層30と導電性樹
脂層31とめっき膜32とによって構成する。金属層3
0を、部品本体22の端面上にのみ形成するとともに、
導電性樹脂層31を備えることから、半田25を介して
の端子部材23の半田付けに際して生じるストレスによ
って部品本体22にクラックが生じることを防止する。
また、めっき膜32は、半田25による半田付け性を良
好なものとする。
Description
部品に関するもので、特に、たとえば積層セラミックコ
ンデンサのようにセラミック電子部品本体を備えるセラ
ミック電子部品の端子部分の構造ないし材質の改良に関
するものである。
ムからなるベース上に絶縁塗装が施されたアルミニウム
基板上に積層セラミックコンデンサのようなセラミック
電子部品を面実装すると、アルミニウム基板とセラミッ
ク電子部品本体との間での熱膨張係数の差が大きいた
め、温度の上昇および下降を繰り返す温度サイクルにお
いて、セラミック電子部品の破壊等を生じやすい、とい
う問題がある。特に、電源用等として用いられている高
容量のPb系セラミック誘電体を用いた積層セラミック
コンデンサの場合には、その抗折強度が比較的低いた
め、この問題がより生じやすい。
端子部材をセラミック電子部品の端子電極上に半田付け
により取り付け、温度変化により基板が膨張・収縮した
場合でも、その応力を端子部材の変形または動きにより
吸収し、直接、セラミック電子部品本体へは加わらない
ようにすることが行なわれている。
ラミック電子部品1が示されている。
部品本体2と、その各端部に取り付けられる端子部材3
および4とを備えている。
2つの端面5および6ならびにこれら2つの端面5およ
び6間を連結する4つの側面7、8、9および10を有
する直方体状をなしている。また、端面5および6上に
は、それぞれ、端子電極11および12が形成されてい
る。端子電極11および12は、たとえば、導電性ペー
ストを焼き付けることによって形成され、端面5および
6の各々に隣接する側面7〜10の各一部上にまで延び
る部分を有している。
金属板をもって構成され、半田13および14によって
端子電極11および12に半田付けされることによって
取り付けられている。
たセラミック電子部品1の一方の端子部材3側の一部が
拡大されて断面図で示されている。セラミック電子部品
1における他方の端子部材4側の構成は、図7に示した
端子部材3側の構成と実質的に同様であるので、以下の
説明は、図7に示した部分についてのみ行なうことにす
る。
1に半田付けするための半田13としては、通常、Pb
系等の高温半田が用いられている。このように高温半田
が用いられるのは、セラミック電子部品1を適宜の配線
基板(図示せず。)上に実装しようとするとき、端子部
材3と配線基板上の導電ランドとを半田付けする際の熱
によって、半田13が軟化または溶融しないようにする
ためである。
半田付け時には、比較的高温が付与されなければなら
ず、比較的大きな熱衝撃が端子電極11や部品本体2に
及ぼされる。この熱衝撃は、端子電極11にストレスを
生じさせ、その結果、部品本体2には、図7に示すよう
なクラック15が入ることがある。このようなクラック
15の発生は、前述したPb系セラミック誘電体を用い
た積層セラミックコンデンサの場合において、特に顕著
である。
レスは、特に、端子電極11の側面7上で延びる部分に
おいて、部品本体2に対して強く作用するため、図7に
示すように、端子電極11の側面7上で延びる部分の端
縁の近傍において、クラック15が発生しやすい。
子部品1の耐湿性を低下させるばかりでなく、セラミッ
ク電子部品1のその後の耐熱衝撃性をも低下させ、ま
た、絶縁抵抗等の電気特性の低下をも招くことがあり、
そのため、セラミック電子部品1の信頼性を低下させて
しまう。
3による半田付け時の熱衝撃による場合に限らず、その
後において、セラミック電子部品1に及ぼされる温度変
化による熱衝撃によっても生じ得る。
形成される内部電極16および17が図示されている。
このような内部電極16および17を備える部品本体2
は、積層セラミックコンデンサを構成するためのもので
あり、端子電極11に接続される内部電極16と端子電
極12( 図6参照) に接続される内部電極17とが交互
に配置されている。
め、端子電極11を、金属粉末および樹脂を含む導電性
樹脂により構成したり、端子電極11上に導電性樹脂を
塗布したりしながら、これら導電性樹脂を半田13に代
わる接合材として用い、端子部材3を接合するようにす
ることが考えられている。
め、導電性樹脂を接合材として用いた場合には、導電性
樹脂による汚れ等の外観不良が発生しやすく、また、導
電性樹脂は高温においてせん断強度が低下するため、端
子部材3の取付け強度に対する信頼性がそれほど高くな
く、端子部材3が電子部品本体2から外れることもあ
る。
な問題を解決し得る、セラミック電子部品を提供しよう
とすることである。
2つの端面およびこれら2つの端面間を連結する側面を
有し、かつ少なくとも各端面上に端子電極が形成され
た、セラミック電子部品本体と、金属板をもって構成さ
れ、かつ各端子電極に半田付けされて取り付けられた、
端子部材とを備える、セラミック電子部品に向けられる
ものであって、上述した技術的課題を解決するため、端
子電極が、各端面上にのみ形成される、金属を含む金属
層と、この金属層上に形成される、金属粉末および樹脂
を含む導電性樹脂からなる導電性樹脂層と、この導電性
樹脂層上に金属をめっきすることによって形成される、
めっき膜とを備えることを特徴としている。
とえば、Ag、Ag−Pd、NiまたはCuを含む導電
性ペーストを焼き付けることによって形成されることが
できる。
導電性樹脂層上に形成され、かつ半田が導電性樹脂層中
に拡散することを防止する金属からなる第1のめっき膜
と、この第1のめっき膜上に形成され、かつ半田付け性
の良好な金属からなる第2のめっき膜とを備える。
は、複数のセラミック電子部品本体を備え、これら複数
のセラミック電子部品本体の各々の端子電極に端子部材
が共通に取り付けられている構造を有していてもよい。
体が積層セラミックコンデンサのための電子部品本体を
構成するとき、より有利に適用される。
よるセラミック電子部品21の一部を拡大して示す断面
図であり、図7に相当する図である。
図6に示したセラミック電子部品1と同様の構成を備え
るものであるが、図1には、セラミック電子部品本体2
2の一部、一方の端子部材23の一部、一方の端子電極
24の一部、および端子部材23を端子電極24に取り
付けるための半田25の一部が図示されている。
相対向する2つの端面を有している。図示した端子電極
24は、端面26上に形成されている。また、部品本体
22は、端面26を含む2つの端面間を連結する、図示
した側面27を含む4つの側面を有している。なお、以
下の説明では、4つの側面は、互いに区別する必要がな
いので、4つの側面の各々について、共通する参照符号
「27」を用いることにする。
サを構成するものであり、その内部には、複数の内部電
極28および29が互いに対向するように形成されてい
る。内部電極28は、端子電極24に電気的に接続さ
れ、内部電極29は、図示しない他方の端子電極に電気
的に接続され、これら内部電極28と内部電極29とは
交互に配置されている。
電極は、互いに実質的に同じ構造を有しており、この発
明において特徴となる構成を備えるものである。以下の
説明は、図示した端子電極24について行なう。
形成される導電性樹脂層31と、その上に形成されるめ
っき膜32とを備えている。
とえば、Ag、Ag−Pd、NiまたはCuを含む導電
性ペーストを焼き付けることによって形成されることが
できる。なお、金属層30は、このような焼き付けによ
る他、無電解めっきによって形成されても、真空成膜法
によって形成されても、溶射によって形成されてもよ
い。真空成膜法による場合には、たとえば、Ni−Cr
および/またはCuからなる金属層30が形成され、溶
射による場合には、たとえば、Alからなる金属層30
が形成されることができる。
面27上にまで延びないように、端面26上にのみ形成
されることを特徴としている。この実施形態では、端面
26の周縁部に、アール面取り部33が形成されてい
て、金属層30は、このアール面取り部33の少なくと
も一部を覆うが、側面27から盛り上がらないように形
成されている。アール面取り部33は、その曲率半径が
大きい方が、金属層30を側面27から盛り上がらない
ように形成することが容易であり、たとえば、平面寸法
が5.7mm×5.0mmの部品本体22の場合には、
200μm程度の曲率半径を有するようにされる。
を含む導電性樹脂から構成される。この導電性樹脂に含
まれる金属粉末としては、たとえばAg粉末が用いら
れ、樹脂としては、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂、ポ
リエステル系やポリエーテルスルホン系樹脂のような高
融点熱可塑性樹脂、あるいはこれら樹脂の混合物が用い
られる。また、導電性樹脂層31は、図1に示すよう
に、部品本体22の側面27上にまで延びるように形成
されてもよい。
ことによって形成されるものであるが、その表面におい
て良好な半田付け性を与えるようにされ、かつ半田25
が導電性樹脂層31中に拡散することを防止することに
よって導電性樹脂層31の劣化を防止する機能を果たす
ものであることが好ましい。
膜32は、図示を省略するが、導電性樹脂層31上に形
成され、かつ半田25が導電性樹脂層31中に拡散する
ことを防止する金属からなる第1のめっき膜と、この第
1のめっき膜上に形成され、かつ半田付け性の良好な金
属からなる第2のめっき膜とを備える、少なくとも2層
からなる構造とされる。上述した第1のめっき膜を構成
する金属としては、たとえば、Niが有利に用いられ、
第2のめっき膜を構成する金属としては、たとえば、C
u、SnまたはSn/Pbが有利に用いられる。また、
第1のめっき膜は、0.5μm以上の厚みとされること
が好ましい。
特定的には、めっき膜32に対して、半田25を介し
て、端子部材23が半田付けされて取り付けられる。端
子部材23は、金属板をもって構成されるもので、その
形状については、図6に示した端子部材3と同様であっ
ても、たとえば逆U字状に折り曲げられた形状を有して
いてもよい。
半田だけでなく、Sn−Sb系高温半田も有利に用いる
ことができる。Sn−Sb系高温半田は、環境問題にと
って有利なPbフリーの半田であるが、ヤング率が高い
ため、たとえば図7に示した半田13のために用いる
と、端子電極11近傍でクラックが生じやすいという問
題を含んでいる。しかしながら、図1に示した構造にお
いては、導電性樹脂層31の存在により、上述したよう
なクラックの発生を防止できるため、半田25として、
Sn−Sb系高温半田を問題なく使用することが可能に
なる。さらに、半田25としては、Au−Sn、Au−
Ge、Sn−Zn、Bi−Sb等を含むものも用いられ
る。特にAu−Sn半田は品質に優れている。
ラミック電子部品21aを示す正面図である。図2にお
いて、図1に示す要素に相当する要素には同様の参照符
号を付し、重複する説明は省略する。
は、複数の、たとえば2つのセラミック電子部品本体2
2を備えることを特徴としている。これら2つの部品本
体22は、同じ方向に向けられながら上下に積み重ねら
れ、必要により、たとえば接着剤34によって互いに接
合されている。
極24および35に対して、それぞれ、共通に端子部材
23および36が、半田25および37を介して取り付
けられている。
部品本体22が積層セラミックコンデンサを構成する場
合、より高い静電容量を得ることが可能になる。
実施した実験例について説明する。この実験例では、こ
の発明の実施例として、図1に示すような構造を有する
セラミック電子部品21を用意するとともに、比較例
1、2および3として、それぞれ、図3、図4および図
5に示すような構造を有するセラミック電子部品41、
42および43を用意した。なお、図3ないし図5にお
いて、図1に示した要素に相当する要素には同様の参照
符号を付した。
は、次のとおりである。
5.7mm×5.0mmのPb系セラミック誘電体を用
いた静電容量47μFの積層セラミックコンデンサとな
るべき部品本体22を用意した。
g−Pdペーストを100μmの厚みで塗布し、これ
を、150℃で10分間乾燥させた後、720℃で5分
間保持して焼き付け、金属層30を形成した。
よびエポキシ樹脂を含む導電性樹脂を塗布し、260℃
で30分間加熱硬化することにより、厚み70μmの導
電性樹脂層31を形成した。
きによって、厚み1μmのNiめっき膜およびその上に
厚み5μmのSnめっき膜を形成することによって、め
っき膜32を形成した。
n10%の高温半田を用い、黄銅からなる端子部材23
を、320℃で端子電極24に半田付けした。
電子部品21を作製した。
様の部品本体22を用意し、また、実施例と同様の方法
によりかつ同様の態様で、金属層30を形成した。
と同様の導電性樹脂を塗布し、これに実施例と同様の端
子部材23を圧着させながら、260℃で30分間の加
熱硬化処理を行なうことによって、導電性樹脂層31を
形成するとともに、端子部材23を導電性樹脂層31に
接合した。
部品41を作製した。
様の部品本体22を用意し、また、実施例と同様の方法
によりかつ同様の態様で、金属層30を形成した。
方法によって、めっき膜32を形成し、その後、実施例
と同様の高温半田を用いかつ同様の方法により、半田2
5を介して端子部材23を取り付けた。
部品42を作製した。
様の部品本体22を用意し、実施例で用いたものと同様
のAg−Pdペーストを、部品本体22の端面26上だ
けでなく、側面27の各一部にまで延びるように100
μmの厚みをもって塗布し、実施例と同様の方法で、こ
れを乾燥し、かつ焼き付けた。
性樹脂層31およびめっき膜32を形成し、次いで、半
田25を介して、端子部材23を取り付けた。
部品43を作製した。
に比較例1、比較例2および比較例3に係る各試料につ
いて、外観不良発生率、初期電気特性不良発生率および
熱衝撃サイクル不良発生率を評価した。これらの結果が
表1に示されている。
樹脂による汚れの発生率を評価するものである。
生じた試料を除く残りの各試料の絶縁抵抗を測定し、こ
の絶縁抵抗が所定の範囲から外れる不良が発生した試料
の比率を求めたものである。
電気特性不良が発生した試料をさらに除く残りの試料に
ついて評価したもので、アルミニウム基板上に実装した
状態としながら、−55℃と+125℃との間での温度
変化を500サイクル繰り返した後での絶縁抵抗を測定
し、この絶縁抵抗が所定の範囲から外れる不良が発生し
た試料の比率を求めたものである。
気特性および熱衝撃サイクルのいずれにおいても、不良
の発生がないことがわかる。これは、図1に示すよう
に、金属層30が部品本体22の端面26上にのみ形成
されることによって、金属層30から部品本体22に及
ぼされるストレスを低減できるとともに、導電性樹脂層
31の形成によって、半田付け時およびその後の熱衝撃
によるストレスが緩和されるためであると考えられる。
て、熱衝撃サイクル試験後に、温度85℃および相対湿
度85%の条件で耐湿負荷試験を500時間行なった
が、それによっても、不良の発生が認められなかった。
これは、熱衝撃サイクル試験を終えた段階において、ク
ラックが発生しなかったことを意味している。
層31を構成する導電性樹脂を、端子部材23を取り付
けるための接合材として用いたので、この導電性樹脂に
よる汚れが発生しやすく、36個中、3個の試料におい
て外観不良を発生している。また、熱衝撃サイクルにお
いても、33個中、4個の試料について不良が発生して
いる。
ていないので、36個中、2個の試料について、初期電
気特性不良が発生している。また、熱衝撃サイクルにお
いても、34個中、3個の試料について不良が発生して
いる。
体22の側面27を含む4つの側面の各一部上にまで延
びるように形成されたため、36個中、2個の試料につ
いて、初期電気特性不良が発生している。また、熱衝撃
サイクルにおいても、34個中、8個の試料について不
良が発生している。
ミック電子部品本体の少なくとも各端面上に形成される
端子電極が、各端面上にのみ形成される金属層と、この
金属層上に形成される導電性樹脂層と、この導電性樹脂
層上に形成されるめっき膜とを備えている。
は、端子電極と端子部材との半田付けを可能にするよう
に作用している。また、金属層は、セラミック電子部品
本体の端面上にのみ形成されるので、半田付け時または
その後の熱衝撃において、セラミック電子部品本体にク
ラックを生じさせるようなストレスを低減できるととも
に、導電性樹脂層は、このようなストレスがセラミック
電子部品本体へ及ぼされることを緩和する。その結果、
セラミック電子部品本体にクラックが生じることを防止
でき、セラミック電子部品の電気特性に関する信頼性を
高めることができる。
ストを焼き付けることによって形成されたものである場
合、金属層が厚膜となるので、上述したような半田付け
時等において生じるストレスがより大きくなる。したが
って、端子電極が、このように導電性ペーストを焼き付
けることによって形成された金属層を備えるとき、この
発明による効果がより顕著なものとなる。
くとも2層からなる構造を有し、半田が導電性樹脂層中
に拡散することを防止する金属からなる第1のめっき膜
と、半田付け性の良好な金属からなる第2のめっき膜と
を備えるとき、導電性樹脂層が半田の拡散により劣化す
ることを防止しながら、端子部材を端子電極に取り付け
るにあたって、良好な半田付け状態を確実に得ることが
できる。
電極に半田付けするための半田として、Pb系高温半田
だけでなく、端子電極が導電性樹脂層を備えているの
で、ヤング率の高いSn−Sb系高温半田をも問題なく
使用することができる。したがって、このようにSn−
Sb系高温半田を用いることにより、Pbフリーで半田
付けを行なうことが可能となり、Pbによる環境問題を
も有利に解決することができる。
品21の一部を拡大して示す断面図である。
部品21aを示す正面図である。
た実験例において作製された比較例1としてのセラミッ
ク電子部品41の一部を拡大して示す断面図である。
のセラミック電子部品42の一部を拡大して示す断面図
である。
のセラミック電子部品43の一部を拡大して示す断面図
である。
1を示す正面図である。
大して示す断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 相対向する2つの端面および前記2つの
端面間を連結する側面を有し、かつ少なくとも各前記端
面上に端子電極が形成された、セラミック電子部品本体
と、金属板をもって構成され、かつ各前記端子電極に半
田付けされて取り付けられた、端子部材とを備え、 前記端子電極は、各前記端面上にのみ形成される、金属
を含む金属層と、前記金属層上に形成される、金属粉末
および樹脂を含む導電性樹脂からなる導電性樹脂層と、
前記導電性樹脂層上に金属をめっきすることによって形
成される、めっき膜とを備える、セラミック電子部品。 - 【請求項2】 前記金属層は、導電性ペーストを焼き付
けることによって形成されたものである、請求項1に記
載のセラミック電子部品。 - 【請求項3】 前記めっき膜は、前記導電性樹脂層上に
形成され、かつ半田が前記導電性樹脂層中に拡散するこ
とを防止する金属からなる第1のめっき膜と、前記第1
のめっき膜上に形成され、かつ半田付け性の良好な金属
からなる第2のめっき膜とを備える、請求項1または2
に記載のセラミック電子部品。 - 【請求項4】 複数の前記セラミック電子部品本体を備
え、複数の前記セラミック電子部品本体の各々の前記端
子電極に前記端子部材が共通に取り付けられている、請
求項1ないし3のいずれかに記載のセラミック電子部
品。 - 【請求項5】 前記セラミック電子部品本体は、積層セ
ラミックコンデンサのための電子部品本体を構成する、
請求項1ないし4のいずれかに記載のセラミック電子部
品。
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