JP2001079730A - 切削チップの処理装置 - Google Patents
切削チップの処理装置Info
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- B23Q11/10—Arrangements for cooling or lubricating tools or work
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- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B23Q11/00—Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
- B23Q11/02—Devices for removing scrap from the cutting teeth of circular or non-circular cutters
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B23Q11/00—Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
- B23Q11/0042—Devices for removing chips
- B23Q11/0057—Devices for removing chips outside the working area
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 工作機械から排出される切削液を含む切削チ
ップを分離・処理する装置を提供する。 【解決手段】 切削チップの処理装置１００は、箱形の
本体１１０を有し、その上面板１１２は傾斜部１１４に
連結される。本体１１０内は仕切板１３０で上下に仕切
られ、第１の切削液槽１５０と第２の切削液槽１６０が
形成される。駆動スプロケット２１０とチェーンガイド
装置２３０の間に張設されるチェーン２４０にはスクレ
ーパユニット２５０が取り付けられ、矢印方向に移動す
る。搬入口１８０から搬入された切削チップは、仕切板
１３０上を搬送される間に切削液が分離され、第１，第
２のフィルタ装置１７０，３００により濾過される。
ップを分離・処理する装置を提供する。 【解決手段】 切削チップの処理装置１００は、箱形の
本体１１０を有し、その上面板１１２は傾斜部１１４に
連結される。本体１１０内は仕切板１３０で上下に仕切
られ、第１の切削液槽１５０と第２の切削液槽１６０が
形成される。駆動スプロケット２１０とチェーンガイド
装置２３０の間に張設されるチェーン２４０にはスクレ
ーパユニット２５０が取り付けられ、矢印方向に移動す
る。搬入口１８０から搬入された切削チップは、仕切板
１３０上を搬送される間に切削液が分離され、第１，第
２のフィルタ装置１７０，３００により濾過される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械から排出
されるチップと称される切粉を搬送すると同時に、チッ
プに含まれる切削液を濾過し、回収するチップ処理装置
に関する。
されるチップと称される切粉を搬送すると同時に、チッ
プに含まれる切削液を濾過し、回収するチップ処理装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２６は、従来のチップ処理装置の概要
を示す説明図である。全体を符号１で示すチップ処理装
置は水平方向に配置される箱形の本体１０と、本体１０
の一端部から斜め方向に立上がる傾斜部２０を有する。
を示す説明図である。全体を符号１で示すチップ処理装
置は水平方向に配置される箱形の本体１０と、本体１０
の一端部から斜め方向に立上がる傾斜部２０を有する。
【０００３】本体１０の傾斜部２０とは反対側の端部に
は、工作機械から排出されるチップを受け入れるチップ
搬入口１４が設けてある。傾斜部２０の上部には、チッ
プの排出口２２が設けてあり、水溶性または油性の切削
液を分離したチップを排出する。傾斜部２０の上端部近
傍には、傾斜部２０の両側壁に支持される駆動軸４２が
設けてあり、駆動軸４２には１対のスプロケット４０が
取り付けてある。
は、工作機械から排出されるチップを受け入れるチップ
搬入口１４が設けてある。傾斜部２０の上部には、チッ
プの排出口２２が設けてあり、水溶性または油性の切削
液を分離したチップを排出する。傾斜部２０の上端部近
傍には、傾斜部２０の両側壁に支持される駆動軸４２が
設けてあり、駆動軸４２には１対のスプロケット４０が
取り付けてある。
【０００４】一方、本体１０のチップ搬入口１４の近傍
には軸４６が設けてあり、軸４６に１対の従動スプロケ
ット４４が支持されている。本体１０と傾斜部２０の両
側壁には、板状のチェーンガイドが設けられており、１
対のチェーン３０を図示の軌跡に沿って案内する。チェ
ーン３０には、適宜間隔でスクレーパ３４が取り付けて
あり、チップを搬送する。駆動軸４２は、駆動スプロケ
ット４０を介して、チェーン３０を矢印Ａ方向に駆動す
る。
には軸４６が設けてあり、軸４６に１対の従動スプロケ
ット４４が支持されている。本体１０と傾斜部２０の両
側壁には、板状のチェーンガイドが設けられており、１
対のチェーン３０を図示の軌跡に沿って案内する。チェ
ーン３０には、適宜間隔でスクレーパ３４が取り付けて
あり、チップを搬送する。駆動軸４２は、駆動スプロケ
ット４０を介して、チェーン３０を矢印Ａ方向に駆動す
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】チップ搬入口１４に投
入されたチップＣ1は、チェーン３０に取り付けられた
スクレーパ３４により押されて、本体１０の底部を移動
し傾斜部２０に達する。傾斜部２０を上昇する間に、チ
ップ内に含まれていた切削液は、分離されて本体１０内
のタンク部１２に貯められる。タンク部１２内の切削液
は、適宜のフィルタ装置を介して外部へ導かれ、ポンプ
により再度工作機械側へ送り出される。
入されたチップＣ1は、チェーン３０に取り付けられた
スクレーパ３４により押されて、本体１０の底部を移動
し傾斜部２０に達する。傾斜部２０を上昇する間に、チ
ップ内に含まれていた切削液は、分離されて本体１０内
のタンク部１２に貯められる。タンク部１２内の切削液
は、適宜のフィルタ装置を介して外部へ導かれ、ポンプ
により再度工作機械側へ送り出される。
【０００６】近年、加工対象となるワークの材質が、鉄
系の材料からアルミ合金等の各種の材質が対象となり、
チップの形状等が細片から長い帯状のものまで多岐にわ
たるようになってきた。特に、アルミ系の材料にあって
は、チップが帯状となり、また複雑にからみ合った形状
で工作機械から排出されることが生ずる。
系の材料からアルミ合金等の各種の材質が対象となり、
チップの形状等が細片から長い帯状のものまで多岐にわ
たるようになってきた。特に、アルミ系の材料にあって
は、チップが帯状となり、また複雑にからみ合った形状
で工作機械から排出されることが生ずる。
【０００７】このような帯状のチップにあっては、傾斜
部頂上の排出口に引っかかって残るチップＣ3が生じた
り、又は、スクレーパ３４に引っかかって排出口から落
下せずに、搬入口１４側へ戻されてしまい、搬入口１４
から送られてくるチップとからみ合ってボール状のチッ
プＣ2となって、搬送経路を塞ぐといった不都合が生ず
る。本発明は、これらの不都合を解消するチップ処理装
置に関する。
部頂上の排出口に引っかかって残るチップＣ3が生じた
り、又は、スクレーパ３４に引っかかって排出口から落
下せずに、搬入口１４側へ戻されてしまい、搬入口１４
から送られてくるチップとからみ合ってボール状のチッ
プＣ2となって、搬送経路を塞ぐといった不都合が生ず
る。本発明は、これらの不都合を解消するチップ処理装
置に関する。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の切削チップの処
理装置は、箱形の本体と、本体の一端部に設けられる切
削チップの搬入口と、本体の他端部に設けられる切削チ
ップの排出口と、搬入口の下部に設けられる従動チェー
ンガイド装置と、排出口の上部に設けられるチェーンの
駆動スプロケットと、駆動スプロケットと従動チェーン
ガイド装置にかけ渡される１対のチェーンと、チェーン
に対して取り付けられるスクレーパユニットと、従動チ
ェーンガイド装置と駆動スプロケットの間に配設される
仕切板とを備え、スクレーパユニットは、仕切板の上面
に沿って切削チップを搬送するものである。
理装置は、箱形の本体と、本体の一端部に設けられる切
削チップの搬入口と、本体の他端部に設けられる切削チ
ップの排出口と、搬入口の下部に設けられる従動チェー
ンガイド装置と、排出口の上部に設けられるチェーンの
駆動スプロケットと、駆動スプロケットと従動チェーン
ガイド装置にかけ渡される１対のチェーンと、チェーン
に対して取り付けられるスクレーパユニットと、従動チ
ェーンガイド装置と駆動スプロケットの間に配設される
仕切板とを備え、スクレーパユニットは、仕切板の上面
に沿って切削チップを搬送するものである。
【０００９】そして、仕切板の上部に形成される第１の
切削液槽と仕切板の下部に形成される第２の切削液槽
と、第１の切削液槽内に設けられる第１のフィルタ装置
を備えるものである。
切削液槽と仕切板の下部に形成される第２の切削液槽
と、第１の切削液槽内に設けられる第１のフィルタ装置
を備えるものである。
【００１０】また、第１のフィルタ装置は、第１の切削
液槽の上部に設けられ、フィルタ要素はスクレーパユニ
ットにより清掃され、第１のフィルタ装置で濾過された
切削液を第２の切削液槽に案内する通路と、第２の切削
液槽内に設けられる第２のフィルタ装置を備える。
液槽の上部に設けられ、フィルタ要素はスクレーパユニ
ットにより清掃され、第１のフィルタ装置で濾過された
切削液を第２の切削液槽に案内する通路と、第２の切削
液槽内に設けられる第２のフィルタ装置を備える。
【００１１】さらに、スクレーパユニットは、切削チッ
プを搬送するスクレーパ部材に取り付けられて、第１の
フィルタユニットのフィルタ要素を清掃する清掃手段を
備えるものである。
プを搬送するスクレーパ部材に取り付けられて、第１の
フィルタユニットのフィルタ要素を清掃する清掃手段を
備えるものである。
【００１２】
【発明の実施の形態】図１は、本発明のチップ処理装置
の断面側面図、図２は図１のＡ−Ａ断面図、図３は図１
のＢ−Ｂ断面図、図４は図１のＣ−Ｃ断面図、図５は図
１のＤ−Ｄ断面図である。全体を符号１００で示すチッ
プ処理装置は、矩形のタンクを兼ねる本体１１０と、本
体１１０の上面板１１２が上方に傾斜して立上がる傾斜
部１１４を有する。
の断面側面図、図２は図１のＡ−Ａ断面図、図３は図１
のＢ−Ｂ断面図、図４は図１のＣ−Ｃ断面図、図５は図
１のＤ−Ｄ断面図である。全体を符号１００で示すチッ
プ処理装置は、矩形のタンクを兼ねる本体１１０と、本
体１１０の上面板１１２が上方に傾斜して立上がる傾斜
部１１４を有する。
【００１３】本体１１０は、上面板１１２、下面板１１
６、両側面板１２０，１２２で囲まれてタンクを構成す
る。本体１１０の傾斜部１１４に対向する下面板１１６
は、垂直な面板１１７を介してチップの排出口１１８に
連結される。一方、傾斜部１１４とは反対側の端部近傍
には、上面板１１２に開口部が設けてあり、工作機械か
ら送られてくるチップ排出装置１８０からのチップを受
け入れるチップ搬入口が形成される。
６、両側面板１２０，１２２で囲まれてタンクを構成す
る。本体１１０の傾斜部１１４に対向する下面板１１６
は、垂直な面板１１７を介してチップの排出口１１８に
連結される。一方、傾斜部１１４とは反対側の端部近傍
には、上面板１１２に開口部が設けてあり、工作機械か
ら送られてくるチップ排出装置１８０からのチップを受
け入れるチップ搬入口が形成される。
【００１４】チップ排出口の近傍には、駆動軸２００が
回転自在に取り付けてあり、駆動軸２００には１対のス
プロケット２１０が取り付けられる。一方、チップの搬
入口の近傍には、従動軸２２０を介して１対のチェーン
ガイド装置２３０が設けられる。このチェーンガイド装
置２３０は、従動スプロケットが用いられるか、又は、
円板状の固定したチェーンガイドであってもよい。
回転自在に取り付けてあり、駆動軸２００には１対のス
プロケット２１０が取り付けられる。一方、チップの搬
入口の近傍には、従動軸２２０を介して１対のチェーン
ガイド装置２３０が設けられる。このチェーンガイド装
置２３０は、従動スプロケットが用いられるか、又は、
円板状の固定したチェーンガイドであってもよい。
【００１５】そして、この駆動スプロケット２１０とチ
ェーンガイド装置２３０の間に、この１対のチェーン
は、側面板１２０，１２２に設けられる適宜のチェーン
ガイドにより、図１の軌跡に示す軌道に沿って、矢印の
方向に駆動される。
ェーンガイド装置２３０の間に、この１対のチェーン
は、側面板１２０，１２２に設けられる適宜のチェーン
ガイドにより、図１の軌跡に示す軌道に沿って、矢印の
方向に駆動される。
【００１６】本発明のチップ処理装置にあっては、本体
１１０内に従動チェーンガイド装置２３０からチェーン
駆動スプロケット２１０の間を結ぶ仕切板１３０が配設
される。この仕切板１３０は、水平部１３２と、水平部
１３２からチェーンガイド装置２３０に向けて立上がる
第１の傾斜部１３４と、本体上面の傾斜部１１４にほぼ
平行に立上がる第２の傾斜部１３６と、第２の傾斜部１
３６が水平方向に折り曲げられて駆動軸２００の上部に
達するチップの排出端部１３８とを有する。
１１０内に従動チェーンガイド装置２３０からチェーン
駆動スプロケット２１０の間を結ぶ仕切板１３０が配設
される。この仕切板１３０は、水平部１３２と、水平部
１３２からチェーンガイド装置２３０に向けて立上がる
第１の傾斜部１３４と、本体上面の傾斜部１１４にほぼ
平行に立上がる第２の傾斜部１３６と、第２の傾斜部１
３６が水平方向に折り曲げられて駆動軸２００の上部に
達するチップの排出端部１３８とを有する。
【００１７】したがって、この仕切板１３０によって、
本体１１０内の空間は上部空間と下部空間に分割される
構造となる。そして、この仕切板１３０は、チェーンの
進行方向に向けて下方に湾曲する第１の傾斜部１３４と
第２の傾斜部１３６及び両側面板１２０，１２２によっ
て、第１の切削液槽１５０を形成し、仕切板１３０と下
面板１１６及び両側面板１２０，１２２によって、第２
の切削液槽１６０が形成される。
本体１１０内の空間は上部空間と下部空間に分割される
構造となる。そして、この仕切板１３０は、チェーンの
進行方向に向けて下方に湾曲する第１の傾斜部１３４と
第２の傾斜部１３６及び両側面板１２０，１２２によっ
て、第１の切削液槽１５０を形成し、仕切板１３０と下
面板１１６及び両側面板１２０，１２２によって、第２
の切削液槽１６０が形成される。
【００１８】この第１の切削液槽１５０の上部には、第
１のフィルタ装置１７０が設けられ第２の切削液槽１６
０の内部には、第２のフィルタ装置３００が取り付けら
れる。チェーン２４０に対しては、適宜のピッチ間隙で
スクレーパユニット２５０が取り付けられる。
１のフィルタ装置１７０が設けられ第２の切削液槽１６
０の内部には、第２のフィルタ装置３００が取り付けら
れる。チェーン２４０に対しては、適宜のピッチ間隙で
スクレーパユニット２５０が取り付けられる。
【００１９】図６は、スクレーパ装置２５０の全体構造
を示す正面図、図７は側面図、図８，図９，図１０は要
部の説明図である。図６に示すようにチェーン２４０
は、仕切板１３０や本体の構成部材内部に取り付けられ
るチェーンガイド２４５に案内されて走行する。全体を
符号２５０で示すスクレーパは、チェーン２４０を構成
するリンクプレート２４２に対してスクレーパ２６０を
直接に固着して構成される。固着手段としては、スクレ
ーパ２６０をリンクプレート２４２に対して溶接加工Ｗ
ｄにより固着する。
を示す正面図、図７は側面図、図８，図９，図１０は要
部の説明図である。図６に示すようにチェーン２４０
は、仕切板１３０や本体の構成部材内部に取り付けられ
るチェーンガイド２４５に案内されて走行する。全体を
符号２５０で示すスクレーパは、チェーン２４０を構成
するリンクプレート２４２に対してスクレーパ２６０を
直接に固着して構成される。固着手段としては、スクレ
ーパ２６０をリンクプレート２４２に対して溶接加工Ｗ
ｄにより固着する。
【００２０】この構成によって、スクレーパ２６０によ
り搬送されるカール状の切屑が引っ掛かる箇所がなくな
り、切屑の巻き付き等の不具合が生じない。また、スク
レーパの断面形状も角形状、丸形状、半丸形状等の適宜
の形状のものを採用することができる。
り搬送されるカール状の切屑が引っ掛かる箇所がなくな
り、切屑の巻き付き等の不具合が生じない。また、スク
レーパの断面形状も角形状、丸形状、半丸形状等の適宜
の形状のものを採用することができる。
【００２１】第１のフィルタ装置１７０は、第１の切削
液槽１５０の上部に設けられる。このフィルタ装置１７
０は、多数の小穴を有するパンチングメタルやメッシュ
板等のフィルタ要素１７２を有し、切削液を第１次濾過
する。このフィルタ要素は、チップにより目づまりが生
じやすいが、本発明のスクレーパユニットは、このフィ
ルタ要素の目づまりを防止する手段を有する。
液槽１５０の上部に設けられる。このフィルタ装置１７
０は、多数の小穴を有するパンチングメタルやメッシュ
板等のフィルタ要素１７２を有し、切削液を第１次濾過
する。このフィルタ要素は、チップにより目づまりが生
じやすいが、本発明のスクレーパユニットは、このフィ
ルタ要素の目づまりを防止する手段を有する。
【００２２】すなわち、スクレーパユニット２５０は、
スクレーパ部材２６０の前面に、固着具２８４により固
着される清掃部材２８０を有する。この清掃部材２８０
は、例えば耐摩耗性のプラスチック板でつくられる。こ
の清掃部材２８０が第１のフィルタ装置１７０のフィル
タ要素１７２の下面を通過する際に、フィルタ要素１７
２に接触して、フィルタ要素に付着する異物を取り除
き、フィルタ機能の回復を図る。この間に、スクレーパ
ユニット２５０により押されてくるチップは、その帯状
のチップがブラシとして機能しフィルタ要素１７２の表
面に接触して、異物の除去を促進する。この清掃部材２
８０を有するスクレーパユニット２５０を適宜間隔で取
り付ける。
スクレーパ部材２６０の前面に、固着具２８４により固
着される清掃部材２８０を有する。この清掃部材２８０
は、例えば耐摩耗性のプラスチック板でつくられる。こ
の清掃部材２８０が第１のフィルタ装置１７０のフィル
タ要素１７２の下面を通過する際に、フィルタ要素１７
２に接触して、フィルタ要素に付着する異物を取り除
き、フィルタ機能の回復を図る。この間に、スクレーパ
ユニット２５０により押されてくるチップは、その帯状
のチップがブラシとして機能しフィルタ要素１７２の表
面に接触して、異物の除去を促進する。この清掃部材２
８０を有するスクレーパユニット２５０を適宜間隔で取
り付ける。
【００２３】スクレーパユニット２５０により、仕切板
１３０の傾斜部１３６を押し上げられる間に、チップに
含まれていた切削液は、自重でチップから分離されて、
第１の切削液槽１５０へ戻される。スクレーパユニット
２５０の移動により、切削液が分離されたチップは、仕
切板１３０の終端部１３８から落下し、排出口１１８の
下方から排出される。
１３０の傾斜部１３６を押し上げられる間に、チップに
含まれていた切削液は、自重でチップから分離されて、
第１の切削液槽１５０へ戻される。スクレーパユニット
２５０の移動により、切削液が分離されたチップは、仕
切板１３０の終端部１３８から落下し、排出口１１８の
下方から排出される。
【００２４】チップの搬送を終了したスクレーパユニッ
トは、チェーンとともに仕切板１３０の下側の通路を進
行する。仕切板と本体により形成される第２の切削液槽
１６０に達したスクレーパユニットとチェーンは、第２
の切削液槽１６０内に配設された第２のフィルタ装置３
００を駆動する。また、第２の切削液槽１６０を通過す
るスクレーパユニットは、底面に貯まるチップ粉等を清
掃し、湾曲部１１９を介して第１の切削液槽１５０側へ
戻す機能を有する。
トは、チェーンとともに仕切板１３０の下側の通路を進
行する。仕切板と本体により形成される第２の切削液槽
１６０に達したスクレーパユニットとチェーンは、第２
の切削液槽１６０内に配設された第２のフィルタ装置３
００を駆動する。また、第２の切削液槽１６０を通過す
るスクレーパユニットは、底面に貯まるチップ粉等を清
掃し、湾曲部１１９を介して第１の切削液槽１５０側へ
戻す機能を有する。
【００２５】図４に示すように、第１の切削液槽１５０
内の切削液は、第１のフィルタ装置１７０のフィルタ要
素１７２を通る際に濾過されて、第１の濾過室１７４内
に送られる。第１の濾過室１７４内の切削液Ｗ1は、側
面部材１２０の外側に設けられた通路１２４を通って、
第２の切削液槽１６０へ流入する。
内の切削液は、第１のフィルタ装置１７０のフィルタ要
素１７２を通る際に濾過されて、第１の濾過室１７４内
に送られる。第１の濾過室１７４内の切削液Ｗ1は、側
面部材１２０の外側に設けられた通路１２４を通って、
第２の切削液槽１６０へ流入する。
【００２６】第２の切削液槽１６０内には、第２のフィ
ルタ装置３００が装備される。第２のフィルタ装置３０
０は、例えばドラム構造のフィルタ装置であって、円筒
状のフィルタ要素３１０により切削液中の異物を分離す
る。
ルタ装置３００が装備される。第２のフィルタ装置３０
０は、例えばドラム構造のフィルタ装置であって、円筒
状のフィルタ要素３１０により切削液中の異物を分離す
る。
【００２７】第２のフィルタ装置３００により濾過され
た切削液Ｗ2は、本体側部に設けられるタンク３５０に
貯溜される。タンク３５０には、図示しないポンプ等が
装備され、２段階のフィルタ装置を通過することによっ
て、固液分離が完了した切削液Ｗ2を工作機械の必要個
所に供給する。
た切削液Ｗ2は、本体側部に設けられるタンク３５０に
貯溜される。タンク３５０には、図示しないポンプ等が
装備され、２段階のフィルタ装置を通過することによっ
て、固液分離が完了した切削液Ｗ2を工作機械の必要個
所に供給する。
【００２８】図１１は、本発明の他の実施の形態を示す
図１のＣ−Ｃ断面図である。この装置にあっては、第１
のフィルタ装置１７０ａは、第１の切削液槽１５０と第
２の切削液槽１６０を仕切る仕切板１３２に設けられ
る。第１のフィルタ装置１７０ａは、金網又はパンチン
グメタル等のフィルタ要素を備え、仕切板１３２の開口
部にとりつけられる。又は、仕切板１３２に直接に多数
の小穴を形成して、第１のフィルタ装置１７０ａを構成
することもできる。この構成により、第１のフィルタ装
置部分の高さ寸法を小さくすることができる。
図１のＣ−Ｃ断面図である。この装置にあっては、第１
のフィルタ装置１７０ａは、第１の切削液槽１５０と第
２の切削液槽１６０を仕切る仕切板１３２に設けられ
る。第１のフィルタ装置１７０ａは、金網又はパンチン
グメタル等のフィルタ要素を備え、仕切板１３２の開口
部にとりつけられる。又は、仕切板１３２に直接に多数
の小穴を形成して、第１のフィルタ装置１７０ａを構成
することもできる。この構成により、第１のフィルタ装
置部分の高さ寸法を小さくすることができる。
【００２９】図１２から図１８は、本発明の他の実施の
形態を示す。図１２において、チップ処理装置１００Ａ
は、第１の切削液層１５０内に装備される第１のフィル
タ装置５００が、図１に示した装置と異なり、チップの
排出口近傍にチェーン用の液戻し装置４００を取付部４
０２により設けて、液Ｗ5を第２の切削液槽１６０側へ
戻す構造以外は、同一の構成であるので、同一の符号を
付して詳細な説明は省略する。
形態を示す。図１２において、チップ処理装置１００Ａ
は、第１の切削液層１５０内に装備される第１のフィル
タ装置５００が、図１に示した装置と異なり、チップの
排出口近傍にチェーン用の液戻し装置４００を取付部４
０２により設けて、液Ｗ5を第２の切削液槽１６０側へ
戻す構造以外は、同一の構成であるので、同一の符号を
付して詳細な説明は省略する。
【００３０】図１５は、図１２のＡ−Ａ断面図、図１６
は図１５のＢ−Ｂ断面図である。全体を符号５００で示
す第１のフィルタ装置は、筐体５５０と、筐体５５０を
両側部で支持するボルト５２０を有する。ボルト５２０
はチップ処理装置の本体１１０の両側面１２０の内側に
固着されるブラケット５１０に対して、摺動自在に支持
される。そして、筐体５５０とブラケット５１０の間に
は、スプリング５２２が嵌装される。このスプリング５
２２は、筐体５５０を常時仕切板１３０に向けて押圧す
る。
は図１５のＢ−Ｂ断面図である。全体を符号５００で示
す第１のフィルタ装置は、筐体５５０と、筐体５５０を
両側部で支持するボルト５２０を有する。ボルト５２０
はチップ処理装置の本体１１０の両側面１２０の内側に
固着されるブラケット５１０に対して、摺動自在に支持
される。そして、筐体５５０とブラケット５１０の間に
は、スプリング５２２が嵌装される。このスプリング５
２２は、筐体５５０を常時仕切板１３０に向けて押圧す
る。
【００３１】筐体５５０は、底面にフィルタ要素５５２
を有し、チェーンの進行方向に対して傾斜面５５４が形
成される。そこで、第１の切削液層１５０内の切削液
は、フィルタ要素５５２を上向きで通過し、開口部５４
０を通って本体１１０の側面部に設けた通路１２４に流
出し、本体１１０の下部に設けられた第２の切削液層１
６０へ送られる。筐体５５０の開口５４０に対向する側
面部には、遮蔽板５３０を設けて、筐体５５０の上下動
に応じて開口部５４０を塞ぐように構成される。
を有し、チェーンの進行方向に対して傾斜面５５４が形
成される。そこで、第１の切削液層１５０内の切削液
は、フィルタ要素５５２を上向きで通過し、開口部５４
０を通って本体１１０の側面部に設けた通路１２４に流
出し、本体１１０の下部に設けられた第２の切削液層１
６０へ送られる。筐体５５０の開口５４０に対向する側
面部には、遮蔽板５３０を設けて、筐体５５０の上下動
に応じて開口部５４０を塞ぐように構成される。
【００３２】図１７，図１８に示すように、チェーン２
４０が進行し、スクレーパユニット２５０によりチップ
が送られると、チップに含まれていた切削液は、第１の
フィルタ層とのフィルタ要素５５２により濾過されて、
第２の切削液層１６０へ送られる。
４０が進行し、スクレーパユニット２５０によりチップ
が送られると、チップに含まれていた切削液は、第１の
フィルタ層とのフィルタ要素５５２により濾過されて、
第２の切削液層１６０へ送られる。
【００３３】スクレーパユニット２５０により、切削チ
ップのかたまりＣ1が送られると、このかたまりＣ1が筐
体５５０の傾斜面５５４に接し、筐体５５０を矢印Ｙ方
向にスプリング５５２の力に抗して押し上げる。この作
用により、チップのかたまりＣ1とともにスクレーパユ
ニット２５０は、第１のフィルタ装置５００を通過する
ことができる。この通過の際に、スクレーパユニット２
５０により送られるチップのかたまりＣ1は、フィルタ
要素５５２に対して摺動し、チップがブラシとして機能
し、フィルタ要素５５２を清掃する。この作用により、
フィルタ要素５５２の目づまりが防止される。また、チ
ェーン２４０に付着して、チップの排出口へ運ばれる切
削液Ｗ5は、樋状の液戻し装置４００上に落下し、第２
の切削液槽１６０へ戻される。
ップのかたまりＣ1が送られると、このかたまりＣ1が筐
体５５０の傾斜面５５４に接し、筐体５５０を矢印Ｙ方
向にスプリング５５２の力に抗して押し上げる。この作
用により、チップのかたまりＣ1とともにスクレーパユ
ニット２５０は、第１のフィルタ装置５００を通過する
ことができる。この通過の際に、スクレーパユニット２
５０により送られるチップのかたまりＣ1は、フィルタ
要素５５２に対して摺動し、チップがブラシとして機能
し、フィルタ要素５５２を清掃する。この作用により、
フィルタ要素５５２の目づまりが防止される。また、チ
ェーン２４０に付着して、チップの排出口へ運ばれる切
削液Ｗ5は、樋状の液戻し装置４００上に落下し、第２
の切削液槽１６０へ戻される。
【００３４】次に、図１９〜図２２は、本発明の切削チ
ップの処理装置の他の実施の形態を示す説明図である。
この装置は、第２のフィルタ装置３００の改良を図るも
のである。第２のフィルタ装置３００は、回転ドラムの
フィルタ装置であって、チェーン２４０により駆動され
る。
ップの処理装置の他の実施の形態を示す説明図である。
この装置は、第２のフィルタ装置３００の改良を図るも
のである。第２のフィルタ装置３００は、回転ドラムの
フィルタ装置であって、チェーン２４０により駆動され
る。
【００３５】フィルタ装置３００は、１対の円筒形状の
ボス部材３１１を有し、１対のボス部材３１１は、棒部
材３１２により連結される。連結手段は、例えば溶接加
工が使用される。各ボス部材３１１の外周部には、スプ
ロケットホイール３１４が形成され、チェーン２４０に
噛み合うボス部材３１１の外周部には、フィルタ要素３
１０が巻き付けられ、固定バンド３２２等により固定さ
れる。
ボス部材３１１を有し、１対のボス部材３１１は、棒部
材３１２により連結される。連結手段は、例えば溶接加
工が使用される。各ボス部材３１１の外周部には、スプ
ロケットホイール３１４が形成され、チェーン２４０に
噛み合うボス部材３１１の外周部には、フィルタ要素３
１０が巻き付けられ、固定バンド３２２等により固定さ
れる。
【００３６】処理装置の本体の側面板１２０，１２２の
内側には、環状の支持部材１２０ｂ，１２２ｂが、設け
られ、支持部材の内側に切削液の排出口１２０ａ，１２
２ａが設けられる。支持部材１２０ｂ、１２２bは、例
えば図示しないボルト等により側壁板１２０，１２２に
対して着脱可能にとりつけられている。
内側には、環状の支持部材１２０ｂ，１２２ｂが、設け
られ、支持部材の内側に切削液の排出口１２０ａ，１２
２ａが設けられる。支持部材１２０ｂ、１２２bは、例
えば図示しないボルト等により側壁板１２０，１２２に
対して着脱可能にとりつけられている。
【００３７】回転フィルタを回転自在に支持する軸受部
材として、樹脂製のライナー部材３３０が使用される。
ライナー部材３３０は、超高分子量ポリエチレンを板状
に形成したものであって、弾性に富み、摩擦係数も小さ
い。そこで、この板状のライナー部材３３０をリング状
にまるめて、両端３３０ａをつき合せ、軸受部材を形成
する。
材として、樹脂製のライナー部材３３０が使用される。
ライナー部材３３０は、超高分子量ポリエチレンを板状
に形成したものであって、弾性に富み、摩擦係数も小さ
い。そこで、この板状のライナー部材３３０をリング状
にまるめて、両端３３０ａをつき合せ、軸受部材を形成
する。
【００３８】このライナー部材３３０を回転フィルタの
ボス部材３１１の外周部と支持部材１２０ｂ，１２２ｂ
の内周部との間に介在させて、軸受とする。この際に、
ライナー部材３３０を支持部材に固定するか、又はフリ
ーに介在させることができる。超高分子量ポリエチレン
は摩擦係数が小さい上に耐摩耗性に富み、しかもシール
性を有するので、回転フィルタの軸受部材として好適で
ある。
ボス部材３１１の外周部と支持部材１２０ｂ，１２２ｂ
の内周部との間に介在させて、軸受とする。この際に、
ライナー部材３３０を支持部材に固定するか、又はフリ
ーに介在させることができる。超高分子量ポリエチレン
は摩擦係数が小さい上に耐摩耗性に富み、しかもシール
性を有するので、回転フィルタの軸受部材として好適で
ある。
【００３９】本装置は、以上のように、回転フィルタの
支持機構にラジアルベアリングを使用する必要がなくな
るので、切削チップの処理装置の構造を簡素化し、安価
な装置を提供することができる。
支持機構にラジアルベアリングを使用する必要がなくな
るので、切削チップの処理装置の構造を簡素化し、安価
な装置を提供することができる。
【００４０】図２３〜図２５は、本発明の切削チップの
処理装置の他の実施の形態を示す説明図である。全体を
符号３００で示す回転フィルタ装置は、切削チップの処
理装置の組立時や保守のために、本体に対して着脱する
必要がある。回転フィルタ装置３００は、円筒形状を有
し、両端にスプロケット３１４を有するので、把握する
のが困難である。
処理装置の他の実施の形態を示す説明図である。全体を
符号３００で示す回転フィルタ装置は、切削チップの処
理装置の組立時や保守のために、本体に対して着脱する
必要がある。回転フィルタ装置３００は、円筒形状を有
し、両端にスプロケット３１４を有するので、把握する
のが困難である。
【００４１】そこで、本装置にあっては、スプロケット
３１４に穴３１５を形成し、この穴に係合する着脱工具
３６０を用意するものである。回転フィルタ装置３００
を着脱する際には、処理装置の背面板１１７の一部を外
して開口部１１７ａを設け、回転フィルタ装置３００の
支持部材１２０ｂ，１２２ｂのボルト等を外して着脱工
具３６０を利用して回転フィルタ装置３００を着脱す
る。着脱工具３６０は、不使用時には、背面板１１７に
設けたハンガー３６２に保持される。
３１４に穴３１５を形成し、この穴に係合する着脱工具
３６０を用意するものである。回転フィルタ装置３００
を着脱する際には、処理装置の背面板１１７の一部を外
して開口部１１７ａを設け、回転フィルタ装置３００の
支持部材１２０ｂ，１２２ｂのボルト等を外して着脱工
具３６０を利用して回転フィルタ装置３００を着脱す
る。着脱工具３６０は、不使用時には、背面板１１７に
設けたハンガー３６２に保持される。
【００４２】本装置は以上のように、回転フィルタ装置
のスプロケットに着脱用の穴を設けておき、この穴に係
合する着脱工具を処理装置本体に装備するので、組立や
保守時の作業効率を向上することができる。
のスプロケットに着脱用の穴を設けておき、この穴に係
合する着脱工具を処理装置本体に装備するので、組立や
保守時の作業効率を向上することができる。
【００４３】
【発明の効果】本発明の切削チップの処理装置は以上の
ように構成してあるので、往路と復路のスクレーパユニ
ットは仕切板で分割されて交差することがない。したが
って、カール状やダンゴ状の切削チップもスムーズに搬
送することができる。
ように構成してあるので、往路と復路のスクレーパユニ
ットは仕切板で分割されて交差することがない。したが
って、カール状やダンゴ状の切削チップもスムーズに搬
送することができる。
【００４４】第１のフィルタ装置は、切削液を下から上
に通過させて濾過するので、水圧がほとんどかからず、
液中に浮遊している切粉だけがフィルタ要素に付着す
る。スクレーパユニットで搬送される切粉は、常に新し
いブラシとして機能し、フィルタ要素の表面に付着した
切粉をかき取り、目づまりを防止する。また、第２のフ
ィルタ装置を第２の切削液槽に設けることにより、２次
濾過を同一の装置内で達成することができる。
に通過させて濾過するので、水圧がほとんどかからず、
液中に浮遊している切粉だけがフィルタ要素に付着す
る。スクレーパユニットで搬送される切粉は、常に新し
いブラシとして機能し、フィルタ要素の表面に付着した
切粉をかき取り、目づまりを防止する。また、第２のフ
ィルタ装置を第２の切削液槽に設けることにより、２次
濾過を同一の装置内で達成することができる。
【００４５】そして、回転ドラムフィルタである第２の
フィルタ装置の軸受構造を改良することによって、回転
軸受等を省略することができ、構造の簡素化とコストダ
ウンを図ることができる。さらに、回転ドラムフィルタ
の着脱工具を備えることによって、チップの処理装置の
組立や保守作業の能率を向上することができるものであ
る。
フィルタ装置の軸受構造を改良することによって、回転
軸受等を省略することができ、構造の簡素化とコストダ
ウンを図ることができる。さらに、回転ドラムフィルタ
の着脱工具を備えることによって、チップの処理装置の
組立や保守作業の能率を向上することができるものであ
る。
【図１】本発明の切削チップ処理装置の断面側面図。
【図２】図１のＡ−Ａ断面図。
【図３】図１のＢ−Ｂ断面図。
【図４】図１のＣ−Ｃ断面図。
【図５】図１のＤ−Ｄ断面図。
【図６】図４の説明図。
【図７】スクレーパユニットの側面図。
【図８】スクレーパの取付構造を示す説明図。
【図９】スクレーパの取付構造を示す説明図。
【図１０】スクレーパの取付構造を示す説明図。
【図１１】本発明の他の実施の形態を示す図１のＣ−Ｃ
断面図。
断面図。
【図１２】本発明の他の実施の形態を示す断面側面図。
【図１３】図２の要部の断面側面図。
【図１４】図１３のＥ−Ｅ断面図。
【図１５】図１２のＡ−Ａ断面図。
【図１６】図１５のＢ−Ｂ断面図。
【図１７】本発明の作用を示す図１２のＡ−Ａ断面図。
【図１８】図１７のＢ−Ｂ断面図。
【図１９】本発明の他の実施の形態に係る回転ドラムフ
ィルタの構造を示す説明図。
ィルタの構造を示す説明図。
【図２０】本発明の他の実施の形態に係る回転ドラムフ
ィルタの構造を示す説明図。
ィルタの構造を示す説明図。
【図２１】本発明の他の実施の形態に係る回転ドラムフ
ィルタの軸受部材の説明図。
ィルタの軸受部材の説明図。
【図２２】本発明の他の実施の形態に係る回転ドラムフ
ィルタの軸受部材の説明図。
ィルタの軸受部材の説明図。
【図２３】回転ドラムフィルタの着脱工具を示す説明
図。
図。
【図２４】回転ドラムフィルタの着脱工具を示す説明
図。
図。
【図２５】回転ドラムフィルタの着脱工具を示す説明
図。
図。
【図２６】従来の切削チップ処理装置の断面側面図。
１００ 切削チップ処理装置 １１０ 本体 １１２ 上面板 １１４ 傾斜部 １２０，１２２ 側面板 １３０ 仕切板 １５０ 第１の切削液槽 １６０ 第２の切削液槽 １７０ 第１のフィルタ装置 ２００ 駆動軸 ２１０ 駆動スプロケット ２２０ 従動軸 ２３０ チェーンガイド装置 ２４０ チェーン ２５０ スクレーパユニット ３００ 第２のフィルタ装置 ３６０ フィルタ着脱工具
Claims (11)
- 【請求項１】 工作機械から排出される切削チップの処
理装置であって、 箱形の本体と、本体の一端部に設けられる切削チップの
搬入口と、本体の他端部に設けられる切削チップの排出
口と、搬入口の下部に設けられる従動チェーンガイド装
置と、排出口の上部に設けられるチェーンの駆動スプロ
ケットと、駆動スプロケットと従動チェーンガイド装置
にかけ渡される１対のチェーンと、チェーンに対して取
り付けられるスクレーパユニットと、従動チェーンガイ
ド装置と駆動スプロケットの間に配設される仕切板とを
備え、 スクレーパユニットは、仕切板の上面に沿って切削チッ
プを搬送する切削チップの処理装置。 - 【請求項２】 仕切板の上部に形成される第１の切削液
槽と仕切板の下部に形成される第２の切削液槽と、第１
の切削液槽内に設けられる第１のフィルタ装置を備える
請求項１記載の切削チップの処理装置。 - 【請求項３】 仕切板は、チェーンの進行方向に対して
下方に湾曲して第１の切削液層を形成する請求項１記載
の切削チップの処理装置。 - 【請求項４】 第１のフィルタ装置は、第１の切削液槽
の上部に設けられ、フィルタ要素はスクレーパユニット
により清掃される請求項１記載の切削チップの処理装
置。 - 【請求項５】 第１のフィルタ装置は、仕切板に対して
垂直方向に摺動自在に支持され、第１のフィルタ装置を
仕切板に向けて押圧するスプリングを備える請求項４記
載の切削チップの処理装置。 - 【請求項６】 スクレーパユニットは、チェーンのリン
クプレートに直接固着される請求項１に記載の切削チッ
プの処理装置。 - 【請求項７】 第１のフィルタ装置で濾過された切削液
を第２の切削液槽に案内する通路と、第２の切削液槽内
に設けられる第２のフィルタ装置を備える請求項２記載
の切削チップの処理装置。 - 【請求項８】 駆動スプロケットと従動チェーンガイド
装置にかけ渡される１対のチェーンと、チェーンに対し
て取り付けられるスクレーパユニットと、従動チェーン
ガイド装置と駆動スプロケットの間に配設される仕切板
と、仕切板の上部に形成される第１の切削液槽と仕切板
の下部に形成される第２の切削液槽と、第２の切削液槽
内に設けられる第２のフィルタ装置を備え、 第２のフィルタ装置は回転ドラムフィルタであって、超
高分子量ポリエチレン製のライナー部材によって第２の
切削液槽内に回転自在に支持される切削チップの処理装
置。 - 【請求項９】 第２のフィルタ装置は、スプロケットホ
イールを有し、チェーンにより駆動される請求項８記載
の切削チップの処理装置。 - 【請求項１０】 第２のフィルタ装置を着脱する際に使
用する着脱工具を備える請求項８記載の切削チップの処
理装置。 - 【請求項１１】 チェーンから落下する切削液を受けて
切削液槽に戻す樋状の液戻し装置を備える請求項８記載
の切削チップの処理装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30046999A JP3472733B2 (ja) | 1999-05-10 | 1999-10-22 | 切削チップの処理装置 |
| KR1020000021707A KR20010039585A (ko) | 1999-05-10 | 2000-04-24 | 절삭칩 처리장치 |
| CA002306608A CA2306608A1 (en) | 1999-05-10 | 2000-04-25 | Chip treatment device |
| EP00109211A EP1053825A2 (en) | 1999-05-10 | 2000-04-28 | Chip treatment device |
| CN00107093A CN1273158A (zh) | 1999-05-10 | 2000-04-29 | 切屑处理设备 |
| US09/565,488 US6332983B1 (en) | 1999-05-10 | 2000-05-05 | Chip treatment device |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12909899 | 1999-05-10 | ||
| JP11-129098 | 1999-05-10 | ||
| JP19748399 | 1999-07-12 | ||
| JP11-197483 | 1999-07-12 | ||
| JP30046999A JP3472733B2 (ja) | 1999-05-10 | 1999-10-22 | 切削チップの処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001079730A true JP2001079730A (ja) | 2001-03-27 |
| JP3472733B2 JP3472733B2 (ja) | 2003-12-02 |
Family
ID=27315877
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30046999A Expired - Lifetime JP3472733B2 (ja) | 1999-05-10 | 1999-10-22 | 切削チップの処理装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
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| EP (1) | EP1053825A2 (ja) |
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| KR (1) | KR20010039585A (ja) |
| CN (1) | CN1273158A (ja) |
| CA (1) | CA2306608A1 (ja) |
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| CN113829117A (zh) * | 2021-08-26 | 2021-12-24 | 宁夏共享机床辅机有限公司 | 刮板排屑器 |
| CN114800020A (zh) * | 2022-05-27 | 2022-07-29 | 宁夏共享机床辅机有限公司 | 一种排屑装置 |
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