JP2001067425A - 表データ処理装置、及び記憶媒体 - Google Patents

表データ処理装置、及び記憶媒体

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JP2001067425A
JP2001067425A JP23869699A JP23869699A JP2001067425A JP 2001067425 A JP2001067425 A JP 2001067425A JP 23869699 A JP23869699 A JP 23869699A JP 23869699 A JP23869699 A JP 23869699A JP 2001067425 A JP2001067425 A JP 2001067425A
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cells
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Yuji Ishii
勇次 石井
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、表セルの結合、分割を行な
う際に、表セル内の既存データを結合、分割して、結
合、分割後の表セル内に配置することにより、より容易
な表セルの編集、修正を可能とする表データ処理装置、
及び記憶媒体を提供することである。 【解決手段】 CPU2は、罫線データの削除が指示さ
れ、表セルの結合を行なう際に、RAM5内の結合モー
ドフラグ5bの設定に応じて文字列データの結合を行な
い、RAM5内の文字列配置情報メモリ5gの設定に従
って結合後の表セル内に文字列データを配置する。ま
た、CPU2は、罫線データの追加が指示され、表セル
の分割を行なう際に、RAM5内の文字列編集モードフ
ラグ5aの設定に応じて、RAM5内の文字列配置情報
メモリ5gの設定に従って文字列データを分割後の表セ
ル内に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表セルの結合、分
割に応じて表セル内のデータを編集する表データ処理装
置、及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータやワード
プロセッサ等の情報機器等において、罫線データなどに
よって表を作成する際に、表の罫線データを表データと
して認識し、その表データを構成する表セルの結合、分
割等の編集、修正を行なう表データ処理装置が知られて
いる。
【0003】このような従来の表データ処理装置におい
て、結合したい表セルの間の罫線データを指定して削除
する操作を行なったり、表セル内の分割したい位置に罫
線データを追加する操作を行なうことにより表セルの結
合、分割を行なっていた。
【0004】また、表セル毎にデータを管理するような
ものもあり、その場合には、例えば、2つの表セルを結
合する際には、結合したい表セルの片方を削除し、もう
片方の表セルをその分拡大することにより表セルの結合
を行なっていた。また、表セルを分割する際には、分割
したい表セルを縮小した後に、新規表セルを追加するこ
とにより表セルの分割を行なっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の表データ処理装置において、例えば、各表
セル内に文字列等のデータが既に入力されている場合に
は、表セルを結合、分割するための操作を行なった後
に、更に、表セル内に入力されている文字列等のデータ
の編集、修正のための操作を行なわなければならなかっ
た。例えば、表セル毎にデータを管理するような表デー
タ処理装置において、表セルの結合を行なう場合には、
表セルを削除する操作を行なうため、その表セル内に入
力されていたデータも削除されていた。そのため、その
削除されたデータを再度入力し直さなければならない場
合等もあり、非常に手間がかかるといった問題があっ
た。
【0006】本発明の課題は、表セルの結合、分割を行
なう際に、表セル内の既存データを結合、分割し、結
合、分割後の表セル内に配置することにより、より容易
な表セルの編集、修正を可能とする表データ処理装置、
及び記憶媒体を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
例えば、図1に示すように、複数の表セルからなる表を
記憶する記憶手段(例えば、RAM5)と、前記記憶手
段に記憶された表の中の任意の複数の表セルを選択して
結合することを指定する結合指定手段(例えば、入力装
置3)と、前記結合指定手段により指定された複数の表
セルを結合する結合手段(例えば、CPU2)と、前記
結合手段により結合された複数の表セル内の文字を結合
し、その結合した文字を所定の書式を用いて、結合され
た表セル内に配置し直す結合文字配置手段(例えば、C
PU2)と、前記結合文字配置手段により文字を配置し
直された表を、新たな表として出力する結合表出力手段
(例えば、表示装置4)と、を備えたことを特徴として
いる。
【0008】この請求項1記載の発明によれば、記憶手
段は、複数の表セルからなる表を記憶し、結合指定手段
は、前記記憶手段に記憶された表の中の任意の複数の表
セルを選択して結合することを指定し、結合手段は、前
記結合指定手段により指定された複数の表セルを結合
し、結合文字配置手段は、前記結合手段により結合され
た複数の表セル内の文字を結合し、その結合した文字を
所定の書式を用いて、結合された表セル内に配置し直
し、結合表出力手段は、前記結合文字配置手段により文
字を配置し直された表を、新たな表として出力する。
【0009】したがって、表の中の任意の複数の表セル
を結合するとともに、表セル内の文字を所定の書式を用
いて、結合された表セル内に配置し直すことができるた
め、表セルの結合後の表内の文字のレイアウトも崩れ
ず、表セルの結合後に表セル内の文字をユーザーが編集
し直す手間が省ける。
【0010】請求項2記載の発明は、例えば、図1に示
すように、複数の表セルからなる表を記憶する記憶手段
(例えば、RAM5)と、前記記憶手段に記憶された表
の中の任意の表セルを選択して分割することを指定する
分割指定手段(例えば、入力装置3)と、前記分割指定
手段により指定された表セルを分割する分割手段(例え
ば、CPU2)と、前記分割手段により分割された各表
セル内の文字を所定の書式を用いて、分割された各表セ
ル内に配置し直す分割文字配置手段(例えば、CPU
2)と、前記分割文字配置手段により文字を配置し直さ
れた表を新たな表として出力する分割表出力手段(例え
ば、表示装置4)と、を備えたことを特徴としている。
【0011】この請求項2記載の発明によれば、記憶手
段は、複数の表セルからなる表を記憶し、分割指定手段
は、前記記憶手段に記憶された表の中の任意の表セルを
選択して分割することを指定し、分割手段は、前記分割
指定手段により指定された表セルを分割し、分割文字配
置手段は、前記分割手段により分割された各表セル内の
文字を所定の書式を用いて、分割された各表セル内に配
置し直し、分割表出力手段は、前記分割文字配置手段に
より文字を配置し直された表を新たな表として出力す
る。
【0012】したがって、表の中の任意の表セルを分割
するとともに、その表セル内の文字を所定の書式を用い
て、分割された表セル内に配置し直すことができるた
め、表セルの分割後の表内の文字のレイアウトも崩れ
ず、表セルの分割後に表セル内の文字をユーザーが編集
し直す手間が省ける。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1〜図2は、本発明を適用
した実施の形態におけるコンピュータシステムを示す図
である。まず構成を説明する。
【0014】図1は本実施の形態におけるコンピュータ
システム1の要部構成を示すブロック図である。この図
1において、コンピュータシステム1は、CPU2、入
力装置3、表示装置4、RAM5、印刷装置6、記憶装
置7、記憶媒体8、及び伝送制御部9によって構成され
ており、記憶媒体8を除く各部はバス10によって接続
されている。
【0015】CPU(Central Processing Unit)2
は、記憶装置7に記憶されている当該コンピュータシス
テム1に対応する各種アプリケーションプログラムの中
から指定されたアプリケーションプログラムをRAM5
内のプログラム格納領域に格納し、入力装置3から入力
される各種指示及び各種データをRAM5内に格納し、
この入力指示及び入力データに応じてRAM5内に格納
したアプリケーションプログラムにしたがって各種処理
を実行し、その処理結果をRAM5内に格納するととも
に格納した処理結果を表示装置4に表示する。そして、
RAM5内に格納した処理結果を入力装置3からの入力
指示に従って記憶装置7内の保存先に保存する。また、
RAM5内に格納した処理結果を入力装置3からの入力
指示に従って印刷装置6によって印刷する。
【0016】また、CPU2は、表データ作成編集処理
(図6、図7)を実行する際には、入力装置3から入力
された罫線データに基づき表作成処理を行ない、作成し
た表データをRAM5内の表データメモリ5dに格納
し、この表データに対して表セルデータの編集指定が有
った場合には、編集対象表データメモリ5eにその表デ
ータを格納し、RAM5内の繰り返し処理フラグ5cを
「オフ」に設定し、表示装置4に表示された設定選択メ
ニュー画面から選択された設定に応じてRAM5内の文
字列編集モードフラグ5a及び結合モードフラグ5bを
セットする。
【0017】また、CPU2は、表セルデータ編集処理
(図6、図7)を実行する際には、既に作成され、RA
M5内の表データメモリ5dに格納された表データの一
覧を表示装置4に表示し、その表示された表データの中
から編集対象表データとして選択された表データを編集
対象表データメモリ5eに格納するとともに、その表デ
ータに基づく表示データを表示装置4に表示する。そし
て、繰り返し処理フラグ5cを「オフ」に設定し、設定
選択メニュー画面から選択された設定に応じRAM5内
の文字列編集モードフラグ5a及び結合モードフラグ5
bをセットする。
【0018】更に、CPU2は、表データ作成編集処理
及び表セルデータ編集処理(図6、図7)を実行する際
に、表セルデータ分割・結合処理を行なうために指示さ
れた表セルデータが項目表セルか否かを判別し、項目表
セルである場合には、繰り返し処理フラグ5cを「オ
ン」に設定し、表セルデータ分割・結合処理を実行し、
繰り返し処理フラグ5cが「オン」に設定されている場
合には、次の表セルについても表セルデータ分割・結合
処理を実行し、RAM5内の表構成データメモリ5f、
及び文字列配置情報メモリ5gに設定されているデータ
を更新する。
【0019】入力装置3は、カーソルキー、数字入力キ
ー及び各種機能キー等を備えたキーボード及びマウスを
備え、キーボードで押下されたキーの押下信号やマウス
の位置信号をCPU2に出力する。
【0020】表示装置4は、CRT(Cathode Ray Tub
e)等により構成され、CPU2から入力される表示デ
ータを表示する。印刷装置6は、プリンタ等により構成
されCPU2から入力される印刷データを印刷する。
【0021】RAM(Random Access Memory)5は、C
PU2が上記各種アプリケーションプログラムを実行す
る際に各種データを展開するプログラム格納領域を形成
するとともに、CPU2が上記表データ作成編集処理及
び表セルデータ編集処理(図6、図7)を実行する際
に、各種データを展開するメモリ領域を形成する。
【0022】図2は、RAM5内に形成される各種メモ
リ領域を模式的に示す図である。この図2において、R
AM5は、文字列編集モードフラグ5a、結合モードフ
ラグ5b、繰り返し処理フラグ5c、表データメモリ5
d、編集対象表データメモリ5e、表構成データメモリ
5f、文字列配置情報メモリ5g、及びワークメモリ5
h等を形成している。
【0023】文字列編集モードフラグ5aは、表セルデ
ータを分割する際に、その表セル内の既存文字列データ
を分割する「分割モード」、あるいは、分割された表セ
ルの内の一つの表セルに既存文字列データをまとめて配
置する「まとめモード」のいずれかにセットされる。
【0024】結合モードフラグ5bは、表セルデータを
結合する際に、その表セル内の既存文字列データを単純
に結合する「文字列単位モード」、あるいは表セルデー
タを結合する際に、結合する文字列にスペースを付加し
て結合する「スペースモード」のいずれかにセットされ
る。
【0025】繰り返し処理フラグ5cは、「オン」また
は「オフ」に設定され、指定した表セルが、項目表セル
である場合、すなわち、その表セル内の文字列データが
項目を表すデータである場合に「オン」に設定される。
そして、この繰り返し処理フラグ5cが「オン」に設定
されている場合には、表セルデータ分割・結合処理(図
8)を指定された項目表セルに対応する内容の文字列デ
ータが設定されている表セルに対して、同様の分割・結
合処理を繰り返し行なう。
【0026】表データメモリ5dは、罫線データ等によ
り構成される表データを格納し、編集対象表データメモ
リ5eは、表セルデータ編集処理(図6、図7)を行な
う際の編集対象となる表データを格納する。
【0027】表構成データメモリ5fは、表データを構
成する各表セルの位置、サイズ、文字列、項目等のデー
タを格納する。文字列配置情報メモリ5gは、各表セル
に対する「文字列配置情報」、及び文字列データの文字
間隔、文字のポイント数、色、文字種、文字修飾等の
「その他セル書式データ」を格納する。ワークメモリ5
hは、CPU2がデータ表示処理プログラムを実行する
際に各種プログラム、データ、入力指示、処理結果等を
展開するメモリ領域である。その他に、RAM5内に
は、CPU2が前記各種アプリケーションプログラムを
実行する際に各種データを展開するプログラム格納領域
等も含まれる。
【0028】記憶装置7は、プログラムやデータ等が予
め記憶されており、この記憶装置7は、磁気的、光学的
記憶媒体、若しくは半導体メモリなどCPU2で読み取
り可能な記憶媒体8を含んだ構成である。この記憶媒体
8は、CD−ROM等の可搬型の媒体や、ハードディス
ク等の固定的な媒体を含む。この記憶媒体8には前記シ
ステムプログラム及び当該システムに対応する各種アプ
リケーションプログラム、表データ作成編集処理プログ
ラム、表セルデータ編集処理プログラム、表セルデータ
分割・結合処理プログラム、及び各種処理プログラムで
処理されたデータ等を記憶する。
【0029】また、この記憶媒体8に格納するプログラ
ム、データ等は、その一部若しくは全部をサーバやクラ
イアントからネットワーク回線などの伝送媒体を介して
伝送制御部9から受信する構成にしてもよく、更に、前
記記憶媒体8はネットワーク上に構築されたサーバの記
憶媒体であってもよい。更に、前記プログラムをネット
ワーク回線などの伝送媒体を介してサーバやクライアン
トへ伝送してこれらの機器にインストールするように構
成してもよい。
【0030】伝送制御部9は、コンピュータシステム1
とサーバやクライアント等の外部の機器とをネットワー
ク回線などの伝送媒体を介して接続するためのターミナ
ルであり、記憶媒体8に格納されたデータ等を伝送媒体
を介してサーバやクライアントへ送信する、あるいは、
サーバやクライアントから送信されたデータ等を受信す
る。
【0031】図3は、本実施の形態で処理される表デー
タの一例を示す図である。この図3において、表データ
は、3行3列の9つの表セルから構成されており、各表
セル内には、それぞれ文字列データが設定されている。
また、x1〜x4は、x方向の位置座標データであり、
y1〜y4は、y方向の位置座標データである。そし
て、例えば、表データの左上の表セルから順に「セル
1」〜「セル9」といったセル番号がそれぞれ付けられ
る。
【0032】図3に示した表データを構成する表セルの
内、最上行の3つの表セル内の各文字列データ「姓」、
「名」、「性」は、それぞれ、その下に続く2行目、3
行目の表セル内の文字列データの項目を表している。例
えば「姓」は、その下に続く表セル内の文字列データ
「山田」、「鈴木」の項目であり、「名」は、その下に
続く表セル内の文字列データ「太郎」、「花子」の項目
であり、「性」は、その下に続く表セル内の文字列デー
タ「男」、「女」の項目である。
【0033】例えば、図3に示したような表データが編
集対象表として指定されると、表構成データメモリ5f
には、図4に示すようなデータが格納される。表データ
を構成する各表セル「セル1」〜「セル9」に対して
「位置」、「サイズ」、「文字列」、「項目」に対応す
るデータが格納される。「位置」には、各表セルの左上
の座標が設定され、「サイズ」には、各表セルのx方向
サイズ、及びy方向サイズが設定され、「文字列」に
は、各表セルに入力された文字列データが設定される。
「項目」には、その表セル内に設定された文字列データ
が項目である場合には、「○」が設定され、項目でない
場合には、「×」が設定される。
【0034】例えば、「セル1」の左上の位置座標は、
図3に示すように(x1,y1)であるため、「セル
1」に対する「位置」には、「x1,y1」が設定さ
れ、「セル1」のx方向サイズは、x2−x1であり、
y方向サイズは、y2−y1であるため、「セル1」に
対する「サイズ」には、「x2−x1,y2−y1」が
設定され、「セル1」には、「姓」という文字列データ
が入力されているため、「文字列」には「姓」が設定さ
れる。また、「セル1」〜「セル3」に設定された文字
列データ「姓」、「名」、「性」は、項目であるため、
「セル1」〜「セル3」に対する「項目」には、「○」
が設定される。
【0035】また、文字列配置情報メモリ5gには、図
5に示すようなデータが設定される。この図5に示すよ
うに、文字列配置情報メモリ5gには、図3に示した表
データを構成する各表セル「セル1」〜「セル9」に対
する「文字列配置情報」が設定される。例えば、図3に
示した表データの各表セルに入力された文字列データ
は、各表セル内で中央揃えで配置されているため、「セ
ル1」〜「セル9」に対する「文字列配置情報」には、
「中央揃え」が設定される。例えば、表セルの文字列デ
ータが均等割付されていたり、右寄せ、左寄せで配置さ
れている場合には、その表セルに対する「文字列配置情
報」には「均等割付」、「右寄せ」、「左寄せ」等が設
定される。
【0036】更に、文字列配置情報メモリ5gには、
「文字列配置情報」の他に、「その他セル書式データ」
として、文字列の文字間隔、ポイント数、色、文字種、
文字修飾等の書式データが設定される。
【0037】次に動作を説明する。本実施の形態におけ
るコンピュータシステム1のCPU2により実行される
表データ作成編集処理及び表セルデータ編集処理を図6
及び図7に示すフローチャートに基づき説明する。この
フローチャートで示す各機能を実現するプログラムは、
CPU2が読み取り可能なプログラムコードの形態で前
記記憶媒体8に格納されている。また、このプログラム
はプログラムコードの形態でネットワーク回線などの伝
送媒体を介して伝送することもできる。
【0038】まず、表データ作成編集処理について説明
する。入力装置3から、罫線データ等が入力されると、
CPU2は、設定選択メニュー画面を表示し(ステップ
S1)、入力された罫線データ等に基づき表データを作
成する表作成処理を行ない、その作成した表データを表
データメモリ5dに格納するとともに、その表データを
構成する各表セルの位置、サイズ、文字列、項目等のデ
ータを表構成データメモリ5fに格納し、各表セルに対
する文字列配置情報、及び文字列データの文字間隔、文
字のポイント数、色、文字種、文字修飾等を文字列配置
情報メモリ5g内に「その他セル書式データ」として格
納する(ステップS2)。
【0039】そして、表作成処理により作成された表デ
ータに対して表セルデータ編集の指定があったか否かを
判別し(ステップS3)、表セルデータ編集の指定があ
った場合には、ステップS4に移行し、なかった場合に
は、ステップS2に戻る。
【0040】ステップS4では、繰り返し処理フラグ5
cを「オフ」に設定し、ステップS1において表示され
た設定選択メニュー画面から表セル内の文字列を編集す
る際の設定が選択されると、その選択された設定に基づ
き、文字列編集モードフラグ5a及び結合モードフラグ
5bをセットし(ステップS5)、ステップS11に移
行する。
【0041】ステップS11では、表データ内の各表セ
ル内の文字列配置情報をサーチし、その結果を文字列配
置情報メモリ5gに格納する。次いで、CPU2は、入
力装置3からの入力指示に従って表セルデータ内に罫線
データの追加あるいは削除指示を行ない(ステップS1
2)、ステップS12において指示された表セルデータ
が項目表セルか否かを判別し(ステップS13)、項目
表セルであった場合には、繰り返し処理フラグ5cを
「オン」に設定し(ステップS14)、ステップS15
に移行し、項目表セルでなかった場合には、そのままス
テップS15に移行する。
【0042】ステップS15では、後述する表セルデー
タ分割・結合処理(図8)を実行し、ステップS16に
移行する。ステップS16では、繰り返し処理フラグ5
cの設定が「オン」であるか否かを判別し、「オン」に
設定されている場合には、ステップS17に移行し、
「オフ」に設定されている場合には、処理を終了する。
【0043】ステップS17では、表セルデータ分割・
結合処理(図8)を繰り返し行なうための次の表セルが
有るか否かを判別し、有る場合には、次の表セルに移り
(ステップS18)、ステップS15に戻り表セルデー
タ分割・結合処理をその表セルに対して実行し、次の表
セルがない場合には、処理を終了する。
【0044】次に、表セルデータ編集処理について説明
する。既に作成された表データがある場合には、CPU
2は、それらの表データの表名称の一覧を表示装置3に
表示するとともに、表セルの結合・分割を行なう際に文
字列編集モードフラグ5a及び結合モードフラグ5bの
設定に対応する設定選択メニュー画面を表示し(ステッ
プS6)、繰り返し処理フラグ5cを「オフ」に設定す
る(ステップS7)。
【0045】そして、ステップS6において表示された
表名称の一覧から編集対象表が選択され、設定選択メニ
ュー画面から、文字列編集モードフラグ5a及び結合モ
ードフラグ5bのモードの設定が選択されると、その選
択されたモードに応じて文字列編集モードフラグ5a及
び結合モードフラグ5bをセットし(ステップS8)、
選択された編集対象表の表データを指示し(ステップS
9)、その指示された編集対象表を表示装置3に表示し
(ステップS10)、編集対象表データ内の各表セル内
の文字列配置をサーチし、その結果を文字列配置情報メ
モリ5gに格納する(ステップS11)。
【0046】その後、CPU2は、ステップS12〜ス
テップS18において、表データ作成編集処理と同様の
処理を行ない、処理を終了する。
【0047】次に、表セルデータ分割・結合処理(図
7;ステップS15)について、図8に示すフローチャ
ートに基づき説明する。このフローチャートで示す各機
能を実現するプログラムは、CPU2が読み取り可能な
プログラムコードの形態で前記記憶媒体8に格納されて
いる。また、このプログラムはプログラムコードの形態
でネットワーク回線などの伝送媒体を介して伝送するこ
ともできる。
【0048】まず、罫線データに対する指示が行なわれ
ると、CPU2は、その指示が罫線データの追加か削除
かを判別し(ステップS21)、追加であった場合に
は、罫線データを追加することにより表セルデータを分
割し(ステップS22)、ステップS23に移行し、削
除であった場合には、ステップS26に移行する。
【0049】ステップS23では、文字列編集モードフ
ラグ5aが「分割モード」に設定されているか「まとめ
モード」に設定されているかを判別し、「分割モード」
に設定されている場合には、罫線データの追加により指
定された分割位置に従って表セル内の文字列データを分
割し(ステップS24)、ステップS30に移行する。
ステップS23において、「まとめモード」に設定され
ていると判別された場合には、表セル内の文字列データ
を、分割された表セルの内の1つの表セル内にまとめて
セットし、もう一つの表セルには文字列データがない状
態にして(ステップS25)、ステップS30に移行す
る。
【0050】ステップS21において、削除であった場
合には、表セルデータを結合し(ステップS26)、結
合モードフラグ5bの設定が「スペースモード」か「文
字列単位モード」かを判別し(ステップS27)、「ス
ペースモード」であった場合には、結合する表セル内の
文字列データにスペースを付加して文字列を結合し(ス
テップS28)、ステップS30に移行する。「文字列
単位モード」であった場合には、結合する表セル内の文
字列データを単純に結合し(ステップS29)、ステッ
プS30に移行する。
【0051】ステップS30では、表セル毎に文字列配
置情報メモリ5gに設定された「文字列配置情報」及び
「その他セル書式データ」を参照して各表セル内に文字
列データを配置して、表セルデータ分割・結合処理を終
了して、表データ作成編集処理、及び表セルデータ編集
処理における次処理(図7;ステップS15)に移行す
る。
【0052】図9は、表セルデータの結合例を示す図で
ある。図3に示した表データにおいて、例えば、図9
(a)に示すように「セル4」と「セル5」との間の罫
線データが指定され、削除指示されると、図9(b)に
示すように「セル4」と「セル5」とが結合され、これ
らの表セル内の文字列データも結合される。図9(b)
は、結合モードメモリ5bが「文字列単位モード」にセ
ットされた場合の結合結果を示しており、図9(a)に
おける結合前の「セル4」内の文字列データ「山田」
と、「セル5」内の文字列データ「太郎」とは、単純に
「山田太郎」と結合され図9(b)に示すように結合後
の表セル内に設定される。また、図5に示した文字列配
置情報メモリ5gの「セル4」及び「セル5」に対する
「文字列配置情報」がともに「中央揃え」に設定されて
るため、図9(b)に示すように結合された表セル内の
文字列データ「山田太郎」も中央揃えで配置される。
【0053】例えば、結合モードフラグ5bが「スペー
スモード」にセットされた場合には、「セル4」内の文
字列データ「山田」と「セル5」内の文字列データ「太
郎」との間にスペースが付加されて結合されるため、結
合された文字列データは、「山田 太郎」となる。そし
て、その結合された文字列データ「山田 太郎」が結合
後の表セル内に中央揃えで配置される。
【0054】図10は、図9(b)に示す表データに対
して表構成データメモリ5fに設定されるデータを示す
図である。図9に示すように2つのセルが1つに結合さ
れたため、結合後の表データを構成する表セルは「セル
1」〜「セル8」の8つの表セルとなる。結合前の表セ
ル「セル4」と「セル5」とは、結合後、一つの表セル
「セル4」として設定され、「セル4」以降の表セル
は、セル番号が1つ繰り上げられる。結合した表セル
「セル4」に対する「位置」は、「x1,y2」に、
「サイズ」は、結合後のサイズである「x3−x1,y
3−y2」に、「文字列」は、「山田太郎」に設定さ
れ、「項目」は、文字列データ「山田太郎」は項目では
ないため「×」に設定される。
【0055】図11は、本実施の形態で処理される表デ
ータの一例を示す図である。この図11に示す表データ
は、3行2列の6つの表セルから構成されている表デー
タであり、例えば、表データの左上の表セルから順にセ
ル番号「セル1」〜「セル6」が付いている。また、最
上行の表セル「セル1」及び「セル2」に設定された文
字列データ「姓名」、「性」は、その下の行に設定され
る文字列データに対する項目を表しているため、「セル
1」及び「セル2」は、項目表セルである。また、「セ
ル1」、「セル3」、「セル5」内の文字列データは、
均等割付で配置され、「セル2」、「セル4」、「セル
6」内の文字列データは、中央揃えで配置されている。
【0056】図12は、図11に示す表データに対して
表構成データメモリ5fに設定されるデータである。
「セル1」〜「セル6」に対する「位置」、「サイ
ズ」、「文字列」、「項目」のデータが設定され、「セ
ル1」、「セル2」は項目表セルであるため、「セル
1」及び「セル2」に対する「項目」には、「○」が設
定され、「セル3」〜「セル6」に対する「項目」に
は、「×」が設定される。
【0057】また、図13は、図11に示す表データに
対して文字列配置情報メモリ5fに設定されるデータで
ある。図11に示す表データにおいて、「セル1」、
「セル3」、「セル5」内の文字列データは、均等割付
により配置され、「セル2」、「セル4」、「セル6」
内の文字列データは、中央揃えで配置されているため、
「セル1」、「セル3」、「セル5」に対する「文字列
配置情報」には「均等割付」が設定され、「セル2」、
「セル4」、「セル6」に対する「文字列配置情報」に
は、「中央揃え」が設定される。
【0058】図14は、文字列編集モードフラグ5aが
「分割モード」にセットされた際の表セルの分割例を示
す図である。図11に示した表データの「セル1」内
に、図14(a)に示すように罫線データを追加する
と、図14(b)に示すように、図11に示した表デー
タにおける「セル1」は、「セル1」及び「セル2」に
分割され、「セル1」内に設定されていた文字列データ
「姓名」も「姓」と「名」とに分割されて、分割後の各
表セル「セル1」、「セル2」内にそれぞれ配置され
る。
【0059】図15は、図14(b)に示す表データに
対して表構成データメモリ5fに設定されるデータを示
す図である。図14(a)に示す表データにおいて「セ
ル1」が、2つのセルに分割され、図14(b)に示す
ように、「セル1」、「セル2」となり、以降の表セル
に対するセル番号は順次繰り下がるため、図15に示す
ように、表構成データメモリ5fには、7つの表セル
「セル1」〜「セル7」に対する「位置」、「サイ
ズ」、「文字列」、「項目」のデータが設定される。そ
して、「セル1」に対する「文字列」に「姓」が、「セ
ル2」に対する「文字列」に「名」が設定される。
【0060】図16は、図14(b)に示す表データに
対して文字列配置情報メモリ5gに設定されるデータを
示す図である。例えば、分割される前の表データ、すな
わち図11に示した表データに対する文字列配置情報メ
モリ5gに設定された「セル1」に対する「文字列配置
情報」が「均等割付」であったため、図16に示すよう
に、分割後、すなわち図14(b)に示す表データの
「セル1」、「セル2」に対する「文字列配置情報」
は、図16に示すように、どちらも「均等割付」に設定
される。
【0061】例えば、図14(b)に示すように、分割
された表セルが項目表セルであった場合には、すなわ
ち、分割された表セルの文字列データが項目データであ
った場合には、繰り返し処理フラグ5cが「オン」に設
定されるため、図17(a)に示すように分割された項
目表セル「セル1」、「セル2」に対応する表セル「セ
ル4」内にも同様に罫線データが追加されて表セルの分
割が行われる。そして、図17(b)に示すように分割
された項目表セルと同じ列の表セルは全て分割され、そ
れらの表セル内の文字列データも分割されて、分割後の
表セル内にそれぞれ設定される。
【0062】図18は、図17(b)に示す表データに
対して表構成データメモリ5fに設定されるデータを示
す図である。図17(b)に示す表データは、図14
(b)に示す表データにおける「セル4」が分割され、
更に、「セル6」が分割された状態であるため、9つの
表セルから構成され、各表セルには、新たに「セル1」
〜「セル9」のセル番号が付いている。そのため、図1
8には「セル1」〜「セル9」に対する「位置」、「サ
イズ」、「文字列」、「項目」がそれぞれ設定される。
そして、繰り返し分割される前、すなわち、図14
(b)に示す表データにおける「セル4」に設定されて
いた文字列データ「山田太郎」は、繰り返して分割され
た後の図17(b)に示す表データにおいては、「山
田」と「太郎」とに分割され、分割後の表セル「セル
4」及び「セル5」にそれぞれ設定されるため、図18
に示すように、表構成データメモリ5fの「セル4」に
対する「文字列」に「山田」が設定され、「セル5」に
対する「文字列」に「太郎」が設定される。
【0063】同様に、繰り返し分割前、すなわち図14
(b)に示す表データにおける「セル6」に設定された
文字列データ「鈴木花子」も「鈴木」と「花子」とに分
割され、分割後の表セル「セル7」及び「セル8」にそ
れぞれ設定されるため、図18に示すように、表構成デ
ータメモリ5fの「セル7」に対する「文字列」に「鈴
木」が設定され、「セル8」に対する「文字列」に「花
子」が設定される。
【0064】図19は、図17(b)に示す表データに
対して文字列配置情報メモリ5gに設定されるデータを
示す図である。「セル1」、「セル2」、「セル4」、
「セル5」、「セル7」、「セル8」に対する「文字列
配置情報」には、分割前に設定されていた「文字列配置
情報」が「均等割付」であったため、「均等割付」が設
定され、「セル3」、「セル6」、「セル9」に対する
「文字列配置情報」には、分割前に設定されていた「文
字列配置情報」が「中央揃え」であったため、「中央揃
え」が設定される。
【0065】図20は、「まとめモード」における表セ
ルの分割例を示す図である。例えば図11に示すような
表データに対して、文字列編集モードフラグ5aを「ま
とめモード」に設定した状態で、図20(a)に示すよ
うに「セル1」内に罫線データを追加すると、図20
(b)に示すように表セルは、「セル1」と「セル2」
とに分割されるが、表セル内の文字列データ「姓名」
は、分割されずに、分割後の表セルの内の一つの表セル
「セル1」内にまとめて配置される。分割された表セル
の内、どの表セルに配置するかは、任意に設定可能であ
り、例えば、文字列データ「姓名」を「セル2」内にま
とめて配置することも可能である。
【0066】図21は、図20(b)に示す表データに
対して表構成データメモリ5fに設定されるデータを示
す図である。この図21に示すように、「セル1」に対
する「文字列」には、「姓名」が設定され、「項目」に
は、「○」が設定されるが、「セル2」には何も文字列
データが設定されないため、「セル2」に対する「文字
列」には、「なし」が設定され、「項目」には「×」が
設定される。
【0067】図22は、図20(b)に示す表データに
対して文字列配置情報メモリ5gに設定されるデータを
示す図である。この図22に示すように、「セル1」に
対する「文字列配置情報」には、分割前に設定されてい
た「均等割付」が設定され、「セル2」には、文字列デ
ータが設定されていないため、「セル2」に対する「文
字列配置情報」には、「なし」が設定される。
【0068】例えば、図20に示すように項目表セルが
分割されると、繰り返し処理フラグ5cが「オン」に設
定され、図23に示すように、その分割された項目表セ
ルに対応する表セル、すなわち分割された項目表セルと
同じ列の表セルも同様に分割される。また、その際、文
字列編集モードフラグ5aが「まとめモード」にセット
されていると、表セル内の文字列データ「山田太郎」、
「鈴木花子」は分割されずに、分割された表セルの内の
一つの表セル内にまとめて配置される。
【0069】図24は、図23に示す表データに対して
表構成データメモリ5fに設定されるデータを示す図で
ある。図23に示す表データの「セル2」、「セル
5」、「セル8」には、文字列データが何も設定されて
いないため、図24に示す表構成データメモリ5fの
「セル2」、「セル5」、「セル8」に対する「文字
列」には、「なし」が設定される。
【0070】図25は、図23に示す表データに対し
て、文字列配置情報メモリ5gに設定されるデータを示
す図である。図23に示す表データの「セル2」、「セ
ル5」、「セル8」には、文字列データが何も設定され
ていないため、図25に示す文字列配置情報メモリ5g
の「セル2」、「セル5」、「セル8」に対する「文字
列配置情報」には、「なし」が設定される。
【0071】以上のように、CPU2は、罫線データの
削除が指示され、表セルの結合を行なう際には、結合モ
ードフラグ5bの設定に応じて、結合する表セル内の文
字列データを単純に結合したり、スペースを付加して結
合し、結合後の表セル内に文字列配置情報メモリ5gの
設定に従って配置する。また、結合された表セルが項目
表セルであった場合には、その項目表セルに対応する表
セルについても、繰り返し結合を行ない、その表セル内
の文字列データの結合も行なう。
【0072】また、CPU2は、罫線データの追加が指
示され、表セルの分割を行なう際には、文字列編集モー
ドフラグ5aの設定に応じて、分割する表セル内の文字
列データを分割して、分割後の表セルにそれぞれ配置し
たり、あるいは、文字列データを分割せずに、分割後の
表セルの内の一つの表セルに文字列データをまとめて配
置する。そして、分割した表セルが項目表セルであった
場合には、その項目表セルに対応する表セルについても
分割を繰り返し行ない、それらの表セル内の文字列デー
タを文字列編集モードフラグ5aの設定に応じて配置す
る。
【0073】したがって、表セルデータの分割・結合を
行なう際に、所望の位置に罫線データを追加・削除する
だけで、表セルの分割・結合を行なうとともに、表セル
内の既存文字列データを設定選択メニュー画面から選
択、設定されたモードに応じて自動的に分割・結合し、
分割・結合前の文字列配置情報メモリ5gの設定に従っ
て分割・結合後の表セル内に配置し直すため、表内の文
字列のレイアウトも崩れず、表セルの分割・結合後に文
字列データをユーザーが編集し直す手間が省ける。ま
た、表セル内の既存文字列データを分割・結合する際
に、モードを選択、設定することができるため、より多
様な表セルの編集、修正に対応することができる。
【0074】なお、上記実施の形態においては、罫線デ
ータを指定して、その罫線データの削除指示を行なうこ
とにより表セルの結合を行なう構成としたが、本発明は
これに限定されるものではなく、例えば、図26(a)
に示すような表データにおいて、太線で示すように、結
合したい複数の表セルを指定し、結合指示を行なうこと
により、図26(b)に示すように指定した複数の表セ
ルの結合を行なうことが可能な構成としてもよい。ま
た、行方向の表セルの分割・結合も可能であり、その他
細部の構成についても本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
適宜変更可能である。
【0075】また、上記実施の形態においては、文字列
配置情報メモリ5gに設定された分割・結合前の「文字
列配置情報」及び「その他セル書式データ」の書式に応
じて、分割・結合後の表セル内に文字列データを配置す
る構成としたが、予め決められた所定の書式を用いて分
割・結合後の表セル内に文字列データを配置する構成と
してもよい。また、書式には、文字列の色、修飾、文字
種等が含まれる。
【0076】
【発明の効果】請求項1記載の発明、及び請求項4記載
の発明によれば、表の中の任意の複数の表セルを結合す
るとともに、表セル内の文字を所定の書式を用いて、結
合された表セル内に配置し直すことができるため、表セ
ルの結合後の表内の文字のレイアウトも崩れず、表セル
の結合後に表セル内の文字をユーザーが編集し直す手間
が省け、表セルの編集、修正がより容易となる。
【0077】請求項2記載の発明、及び請求項5記載の
発明によれば、表の中の任意の表セルを分割するととも
に、その表セル内の文字を所定の書式を用いて、分割さ
れた表セル内に配置し直すことができるため、表セルの
分割後の表内の文字のレイアウトも崩れず、表セルの分
割後に表セル内の文字をユーザーが編集し直す手間が省
け、表セルの編集、修正がより容易となる。
【0078】請求項3記載の発明によれば、表セルを分
割する際に、その表セル内の文字を分割された各表セル
内に分割して配置するか、分割された各表セルの内の一
つの表セル内にまとめて配置するかを選択することがで
きるため、より多様な表セルの編集、修正に対応するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施の形態におけるコンピ
ュータシステム1の要部構成を示すブロック図である。
【図2】図1のRAM5内に形成された各種データを格
納するメモリ領域を模式的に示す図である。
【図3】図2の表データメモリ5dあるいは編集対象表
データメモリ5eに格納される表データの一例を示す図
である。
【図4】図2の表構成データメモリ5fにデータが設定
される様子を模式的に示す図である。
【図5】図2の文字列配置情報メモリ5gにデータが設
定される様子を模式的に示す図である。
【図6】図1のコンピュータシステム1により実行され
る表データ作成編集処理及び表セルデータ編集処理を示
すフローチャートである。
【図7】図1のコンピュータシステム1により実行され
る表データ作成編集処理及び表セルデータ編集処理を示
すフローチャートである。
【図8】図1のコンピュータシステム1により実行され
る表セルデータ分割・結合処理を示すフローチャートで
ある。
【図9】表セルデータの結合例を示す図である。
【図10】図9(b)の表データに対して、表構成デー
タメモリ5fにデータが設定される様子を模式的に示す
図である。
【図11】本実施の形態で処理される表データの一例を
示す図である。
【図12】図11の表データに対して表構成データメモ
リ5fにデータが設定される様子を模式的に示す図であ
る。
【図13】図11の表データに対して文字列配置情報メ
モリ5gにデータが設定される様子を模式的に示す図で
ある。
【図14】図2の文字列編集モードフラグ5aが「分割
モード」にセットされた際の表セルの分割例を示す図で
ある。
【図15】図14(b)に示す表データに対して、表構
成データメモリ5fにデータが設定される様子を模式的
に示す図である。
【図16】図14(b)に示す表データに対して文字列
配置情報メモリ5gにデータが設定される様子を模式的
に示す図である。
【図17】図14に示す表セルの分割例において、繰り
返し処理フラグ5cが「オン」に設定された際の表セル
の分割例を示す図である。
【図18】図17(b)に示す表データに対して表構成
データメモリ5fにデータが設定される様子を模式的に
示す図である。
【図19】図17(b)に示す表データに対して文字列
配置情報メモリ5gにデータが設定される様子を模式的
に示す図である。
【図20】図2の文字列編集モードフラグ5aが「まと
めモード」にセットされた際の表セルの分割例を示す図
である。
【図21】図20(b)に示す表データに対して表構成
データメモリ5fにデータが設定される様子を模式的に
示す図である。
【図22】図20(b)に示す表データに対して文字列
配置情報メモリ5gにデータが設定される様子を模式的
に示す図である。
【図23】図20に示す表セルの分割例において、繰り
返し処理フラグ5cが「オン」に設定された際の表セル
の分割結果を示す図である。
【図24】図23に示す表データに対して表構成データ
メモリ5fにデータが設定される様子を模式的に示す図
である。
【図25】図23に示す表データに対して文字列配置情
報メモリ5gにデータが設定される様子を模式的に示す
図である。
【図26】本実施の形態の一変形例としての表セルの結
合を示す図である。
【符号の説明】
1 コンピュータシステム 2 CPU 3 入力装置 4 表示装置 5 RAM 5a 文字列編集モードフラグ 5b 結合モードフラグ 5c 繰り返し処理フラグ 5d 表データメモリ 5e 編集対象表データメモリ 5f 表構成データメモリ 5g 文字列配置情報メモリ 5h ワークメモリ 6 印刷装置 7 記憶装置 8 記憶媒体 9 伝送制御部 10 バス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の表セルからなる表を記憶する記憶手
    段と、 前記記憶手段に記憶された表の中の任意の複数の表セル
    を選択して結合することを指定する結合指定手段と、 前記結合指定手段により指定された複数の表セルを結合
    する結合手段と、 前記結合手段により結合された複数の表セル内の文字を
    結合し、その結合した文字を所定の書式を用いて、結合
    された表セル内に配置し直す結合文字配置手段と、 前記結合文字配置手段により文字を配置し直された表
    を、新たな表として出力する結合表出力手段と、 を備えたことを特徴とする表データ処理装置。
  2. 【請求項2】複数の表セルからなる表を記憶する記憶手
    段と、 前記記憶手段に記憶された表の中の任意の表セルを選択
    して分割することを指定する分割指定手段と、 前記分割指定手段により指定された表セルを分割する分
    割手段と、 前記分割手段により分割された各表セル内の文字を所定
    の書式を用いて、分割された各表セル内に配置し直す分
    割文字配置手段と、 前記分割文字配置手段により文字を配置し直された表を
    新たな表として出力する分割表出力手段と、 を備えたことを特徴とする表データ処理装置。
  3. 【請求項3】前記分割手段により分割された表セル内の
    文字を分割して各表セル内に配置するか、あるいは分割
    された表セルの内の一つの表セル内にまとめて配置する
    かを選択する選択手段を更に備え、 前記分割文字配置手段は、前記選択手段により選択され
    た配置方法に従って、分割された各表セル内に文字を配
    置し直すことを特徴とする請求項2記載の表データ処理
    装置。
  4. 【請求項4】表の中の任意の複数の表セル及びそれらの
    表セル内の文字を結合するためのコンピュータが実行可
    能なプログラムを格納した記憶媒体であって、 複数の表セルからなる表を記憶するためのコンピュータ
    が実行可能なプログラムコードと、 記憶された表の中の任意の複数の表セルを選択して結合
    することを指定するためのコンピュータが実行可能なプ
    ログラムコードと、 指定された複数の表セルを結合するためのコンピュータ
    が実行可能なプログラムコードと、 結合された複数の表セル内の文字を結合し、その結合し
    た文字を所定の書式を用いて、結合された表セル内に配
    置し直すためのコンピュータが実行可能なプログラムコ
    ードと、 文字を配置し直された表を、新たな表として出力するた
    めのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  5. 【請求項5】表の中の任意の表セル及びその表セル内の
    文字を分割するためのコンピュータが実行可能なプログ
    ラムを格納した記憶媒体であって、 複数の表セルからなる表を記憶するためのコンピュータ
    が実行可能なプログラムコードと、 記憶された表の中の任意の表セルを選択して分割するこ
    とを指定するためのコンピュータが実行可能なプログラ
    ムコードと、 指定された表セルを分割するためのコンピュータが実行
    可能なプログラムコードと、 分割された各表セル内の文字を所定の書式を用いて、分
    割された各表セル内に配置し直すためのコンピュータが
    実行可能なプログラムコードと、 文字を配置し直された表を新たな表として出力するため
    のコンピュータが実行可能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150014691A (ko) * 2013-07-30 2015-02-09 삼성전자주식회사 사용자단말기 및 그 제어방법
JP2016019099A (ja) * 2014-07-07 2016-02-01 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、プログラム
JP2016046668A (ja) * 2014-08-22 2016-04-04 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、プログラム
US10607381B2 (en) 2014-07-07 2020-03-31 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus

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